JP2013007214A - さく岩機 - Google Patents

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Abstract

【課題】並設した複数の穿孔ロッドによって岩盤に複数の孔が連なったスロットを形成するにあたり、穿孔ロッド間で掘削抵抗に差ができること、空打ちを生ずることを防止する。
【解決手段】穿孔ロッドのビット頭部44を、軸方向視において最大半径部55と最小半径部56とが周方向に交互に並ぶように形成するとともに、相隣るビット頭部44の最大半径部55の先端の回転軌跡48が互いに交わるようにする。複数の穿孔ロッドを相隣るビット頭部44同士が干渉しないように同期させて回転させる。
【選択図】図7

Description

本発明は、トンネル掘削等に用いるさく岩機に関する。
トンネル施工法として、予定するトンネル断面内の中央部等にスロットを穿ち、無発破掘削或いは低振動発破により、トンネル全断面に孔を拡大していく工法が知られている。これは、スロットによって岩盤に形成される掘削自由面を利用して、低振動・低騒音で効率よく岩盤を掘削するというものである。そのスロットの形成には、複数の穿孔ロッドを並設してなるさく岩機が用いられている。すなわち、並設された複数の穿孔ロッドに同時に回転と打撃を与えて岩盤を掘削していくと、各穿孔ロッドによって形成された孔が横に連なったスロットが形成される。
しかし、実際の岩盤等の穿孔においては、複数の穿孔ロッド全てが平行になって直進せず、一部の穿孔ロッドが若干撓み気味になってその穿孔方向が直進から僅かに逸れることがある。これは、各穿孔ロッドが岩盤から受ける掘削抵抗が必ずしも同じではなく、穿孔位置によって異なるためである。穿孔ロッドは、一旦直進方向から逸れると、そのまま逸れた方向に進み易い。この点に関し、穿孔ロッドが短いのであれば、一部の穿孔ロッドの穿孔方向が直進方向から多少ずれても問題はないが、ロッド長が1mを越え、さらには数mになると、隣り合う穿孔ロッドのビット同士の間隔が広くなる。このため、一部の穿孔ロッドによる孔が途中から逸れ、深部では予定するスロットが形成されていない場合がある。
これに対して、特許文献1には、短い穿孔ロッドと長い穿孔ロッドとを交互に並べたさく岩機が記載されている。すなわち、隣り合う穿孔ロッドのビットを互いに干渉しないよう軸方向にずらし、各々のビットの外周部分が軸方向視で一部重なるようにしたものである。また、特許文献2には、先端の小径ビットとその後方の大径ビットの2つのビットを有する複数の穿孔ロッドを用いることが記載されている。すなわち、各々の小径ビット位置は軸方向にずらさずに横並びにする一方、大径ビット同士を軸方向にずらして配置し、隣り合う大径ビットの外周部分が軸方向視で一部重なるようにするというものである。
特公昭64−11775号公報 特開平10−317871号公報
しかし、特許文献1のさく岩機の場合、長い穿孔ロッドが先行して岩盤を掘削していくため、そのビットには隣の短い穿孔ロッドに比べて大きな掘削抵抗が加わり、摩耗ないし損傷し易くなる。加えて、長い穿孔ロッドが先行することにより、短い穿孔ロッドは空打ち状態になることがある。そのため、長い穿孔ロッドと短い穿孔ロッドとを連動させて回転させるようにした場合、その回転機構に均等に負荷がかからず、回転機構の損傷を招き易くなる。
特許文献2に記載されたさく岩機の場合も、隣り合う穿孔ロッドの大径ビット同士は軸方向にずれているから、特許文献1のさく岩機と同様の問題を有する。すなわち、軸方向前方にある大径ビットは、大きな掘削抵抗が加わるため、摩耗ないし損傷し易くなる。また、軸方向後方の大径ビットは空打ちに近い状態になり易いため、穿孔ロッドの回転機構が損傷し易くなる。
そこで、本発明は、上述の掘削抵抗不均衡の問題及び空打ちの問題を解決したスロット形成用さく岩機を提供する。
本発明は、上記問題を解決するために、並設した複数の穿孔ロッド各々のビット頭部を軸方向視で最大半径部と最小半径部とが周方向に交互に並ぶように形成するとともに、相隣るビット頭部の最大半径部の先端の回転軌跡が互いに交わるようにした。
すなわち、ここに開示するさく岩機は、並設された複数の穿孔ロッドと、これら穿孔ロッドを打撃する打撃機構と、これら穿孔ロッドを回転させる回転機構とを備えている。複数の穿孔ロッド各々は、ロッド本体と、該ロッド本体の先端に結合されたビットとを備え、各々のビットは、先端面にチップを有するビット頭部と、上記ロッド本体に結合される軸部とを備えている。
上記ビット頭部は、軸方向視において最大半径部と最小半径部とが周方向に交互に並んで形成されるとともに該最大半径部の先端が上記軸部の径方向外側に突出するように構成され、上記複数の穿孔ロッドは、相隣るビット頭部の最大半径部の先端の回転軌跡が互いに交わるように配置され、上記回転機構は、上記複数の穿孔ロッドを相隣るビット頭部同士が干渉しないように同期させて回転させるように構成されている。
このさく岩機が従前のさく岩機と異なる点は、スロットの形成のために、隣り合うビット同士を軸方向にずらすのではなく、ビット頭部を軸方向視で最大半径部と最小半径部とが周方向に交互に並ぶように形成して、相隣るビット頭部の最大半径部の先端の回転軌跡が互いに交わるようにしたことにある。従って、複数の穿孔ロッド各々のビットに加わる掘削抵抗に大きな差を生ずることが避けられるとともに、一部の穿孔ロッドが空打ち状態なることも避けられる。
本発明の好ましい実施形態では、上記ビット頭部の外周面は、軸方向視において径方向外側に突出して上記最大半径部を形成する凸部と、該凸部を形成することで相対的に径方向内側に凹んで上記最小半径部を形成する凹部とが周方向に交互に並んで形成され、上記複数の穿孔ロッドは、軸方向から見て、相隣るビット頭部間において一方のビット頭部の外周面に形成された凹部が他方のビット頭部の外周面に形成された凸部を受け入れるように配置されている。
これによれば、相隣るビット頭部間において一方のビット頭部の外周面に形成された凹部が他方のビット頭部の外周面に形成された凸部を受け入れながら、回転機構によって各ビット頭部が回転される。この結果、相隣るビット頭部の凸部の先端の回転軌跡が互いに交わるため、隣り合うビット同士を軸方向にずらすことなく、スロットを確実に形成することができる。
以上のように本発明によれば、穿孔ロッドのビット頭部を軸方向視において最大半径部と最小半径部とが周方向に交互に並ぶように形成するとともに、相隣るビット頭部の最大半径部の先端の回転軌跡が互いに交わるようにし、相隣るビットの頭部同士が干渉しないように複数の穿孔ロッドを同期させて回転させるようにしたから、複数の孔が連なったスロットを形成することができ、しかも、さく岩機の耐久性が高くなるという効果が得られる。
クローラドリルの側面図である。 さく岩機を一部省略して示す平面図である。 さく岩機の打撃機構及び回転機構の部分を示す断面図である。 回転機構のギヤ構成を示す正面図である。 ビットを一部断面にして示す側面図である。 ビットの正面図である。 3本の穿孔ロッドのビット頭部の配置を示す正面図である。 スロットの一例を示す断面図である。 スロットの変形例を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は本発明に係るさく岩機1を搭載したクローラドリルを示す。クローラ式走行車両2のブーム3にガイドセル4が取り付けられ、このガイドセル4にさく岩機1が進退可能に支持されている。ガイドセル4には、フィードチェーン5と該フィードチェーン5を正逆に走行させる油圧モータ6とが設けられている。さく岩機1は、フィードチェーン5に取り付けたキャリッジ7に固定されていて、油圧モータ6の作動によってガイドセル4を前後に進退する。
図2に示すように、さく岩機1は、横一列に並設された3本の穿孔ロッド11と、これら穿孔ロッド11を打撃する打撃機構12と、これら穿孔ロッド11を連動させて回転させる回転機構13とを備えている。
打撃機構12は、油圧式であり、図3に示すように、シリンダ15と、該シリンダ15に内装されたシリンダライナ16と、該シリンダライナ16を貫通するように設けられた打撃用のピストン17とを備えている。ピストン17の打撃力は、伝達部材18及びシャンクロッド19を介して各穿孔ロッド11に伝達されるようになっている。すなわち、伝達部材18は、図3に示すように、後面にピストン17の当接部を有し、前面に3本の穿孔ロッド11各々に対応する3本のシャンクロッド19に対する当接部を有する。
図2に示すように、シリンダ15の後端には作動油の高圧ライン及び低圧ラインとの接続部21,22が設けられ、シリンダ15の中間部には油圧を蓄えるアキュムレータ23が設けられている。ピストン17は、公知のさく岩機と同じくバルブによる油圧経路の切換によって前後動する。すなわち、具体的な図示は省略するが、シリンダ内のピストン17の外周部には切換バルブが設けられていて、この切換バルブによって図3に示すピストン17の前進用受圧室24及び後退用受圧室25に対する油圧ラインの接続が切り換えられ、ピストン17に前進及び後退の駆動力が与えられるようになっている。図3はピストン17が伝達部材18及びシャンクロッド19を介して各穿孔ロッド11を打撃した前進端にある状態を示している。
回転機構13は、図3に示すように、油圧モータ31と、該モータ31の出力軸の回転をシャンクロッド19に伝達するギヤ伝動手段によって構成されている。すなわち、モータ31の出力軸に駆動ギヤ32が結合され、この駆動ギヤ32と伝動ギヤ33とが噛み合い、この伝動ギヤ33と中央の従動ギヤ34とが噛み合っている。中央の従動ギヤ34は、中央のシャンクロッド19にスプライン結合していて、さらに、図4に示すように、左右のシャンクロッド19にスプライン結合した従動ギヤ34と噛み合っている。従って、3本の穿孔ロッド11は同期連動して回転することになる。
穿孔ロッド11は、ロッド本体41と、該ロッド本体41の先端に結合されたビット42とを備えてなる。ロッド本体41の基端部にシャンクロッド19に対する嵌合部が形成されている。図5に示すように、ビット42は、先端面にチップ43a及びチップ43bを有するビット頭部44と、該ビット頭部44に続く軸部45とを備えてなり、軸部45にロッド本体41の先端部が嵌合する嵌合孔(ねじ孔)46が形成されている。チップ43aは円錐状頭部を有するボタンチップであり、チップ43bは先端に向かうほど刃幅が狭くなるチゼルチップである。
図6に示すように、各ビット頭部44は、軸方向視において最大半径部55と最小半径部56とが周方向に交互に並んで形成されている。ビット頭部44の外周面には、径方向外側に突出して最大半径部55を形成する凸部57が周方向に所定のピッチで等間隔に形成されており、各凸部57の間には相対的に径方向内側に凹んで上記最小半径部56を形成する凹部58が形成されている。ビット頭部44の軸心部から凸部57の径方向外側端(先端)に至る範囲が最大半径部55を構成し、ビット頭部44の軸心部から凹部58の最底部に至る範囲が最小半径部56を構成している。最大半径部55の先端(凸部57の径方向外側端)は、軸方向視において軸部45よりも径方向外側に突出して形成されている。本実施形態の場合、ビット頭部44は、平坦状をなす略円形状の頂面の周囲の、凸部57を形成する部分に傾斜ショルダーを有している。円形頂面では、6個のチゼルチップ43bが最小半径部56に沿って放射状に配置されている。傾斜ショルダーでは、各凸部57のそれぞれに対応する部分にボタンチップ43aが1個ずつ、計6個が配置されている。ショルダーが傾斜していることから、該ショルダーのチップ43aの先端はビット頭部44のショルダーよりも側方に突出している。また、ビット頭部44の頂面にはエア吐出口47が開口している。
3本の穿孔ロッド11は、図7に示すように、相隣るビット頭部44の最大半径部55の先端の回転軌跡48が交わるように配設されている。すなわち、各穿孔ロッド11は、相隣るビット頭部44間において一方のビット頭部44の外周面に形成された凹部58が他方のビット頭部44の外周面に形成された凸部57を受け入れるように配置されている。そうして配置される3つの穿孔ロッド11の軸間距離Lは、ビット頭部44の最大半径部55の半径をRmaxとして、最小半径部56の半径をRminとしたときに、Rmin+Rmax<L<2Rmaxの関係を満たしている。上記各穿孔ロッド11は、各ビット頭部44の頂面が同一平面内に位置するように、換言すると、各ビット頭部44の頂面の軸方向位置が同じ位置になるように配設されている。そして、上記回転機構13のギヤ伝動手段は、複数の穿孔ロッド11を相隣るビット頭部44同士が干渉し合わないように同期させて回転させるように構成されている。
上述のさく岩機1によれば、相隣る穿孔ロッド11によって穿たれる孔が互いに一部オーバーラップした状態になる。従って、図8に示すように、3個の孔51が連なったスロット52を岩盤53に形成することができる。また、本実施形態の場合、図7に示すように、相隣るビット頭部44の一方のチップ43aがオーバーラップ領域を掘削しているとき、その隣りの他方のビット頭部44のチゼルチップ43bがオーバーラップ領域近傍を掘削する状態になる。つまり、一方のビット頭部44によるオーバーラップ領域の掘削に、他方のビット頭部44が協働する関係になる。このため、オーバーラップ領域の掘削が円滑に進み易くなり(掘削抵抗が大きくならず)、相隣るビット頭部44が互いに離反していくことが避けられる。
仮に、3本の穿孔ロッド11全てが平行になって直進せず、一部の穿孔ロッド11が若干撓み気味になってその穿孔方向が直進から逸れることがあっても、図7に示すように相隣るビット頭部44の最大半径部55の先端の回転軌跡48が互いに交わるように配置されているため、スロット52の形成に大きな支障はない。特に、本実施形態の場合は、ビット頭部44のショルダーのチップ43aはその先端がビット頭部44のショルダーより側方に突出しているから、相隣るビット頭部44の掘削領域のオーバーラップ領域が大きくなり、スロット52の形成に有利である。
そうして、上記さく岩機1では、3本の穿孔ロッド11のビット頭部44は横一列に並び、軸方向へのずれがないため、個々の穿孔ロッド11のビットに加わる掘削抵抗に差を生ずること、すなわち、一部のビット42の摩耗ないし損傷が甚だしくなることが避けられる。また、一部の穿孔ロッド11が空打ちになることも避けられ、回転機構13の耐久性の点でも有利になる。
ここで、ビット頭部44の先端面より複数のチップ43a,43bが突出しているビット42に代えてクロスビットを採用し、複数のクロスビットを互いの掘削刃同士が噛み合うように配置することも考えられる。しかし、クロスビットの場合は十字に配置した掘削刃の付け根に応力が集中して破損し易い。この点、本発明の場合は、ビット頭部44を最大半径部55と最小半径部56とで構成し、相隣るビット頭部44の最大半径部55の先端の回転軌跡が互いに交わるように且つ相隣るビット頭部44同士が干渉しないように同期回転させるようにしたから、局部的な応力集中の問題はなく、耐久性に有利になる。
上記実施形態では、ビット頭部44の外周面に凸部57と凹部58とを周方向に交互に形成するようにしているが、これに限ったものではなく、例えば、図9に示すように、ビット頭部44を軸方向視で略三角形状に形成するようにしてもよい。この場合、ビット頭部44における軸心部から該三角形の頂部に至る範囲が最大半径部55を構成し、ビット頭部44における軸心部から該三角形の各辺の中央部に至る範囲が最小半径部56を構成することとなる。そして、各穿孔ロッド11を、同図に示すように、軸方方向視において、相隣るビット頭部44における三角形の頂部側の先端の回転軌跡48が互いに交わるように配設することで、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、上記各実施形態のさく岩機1は3本の穿孔ロッド11を並設したものであるが、穿孔ロッド11の並設本数は2本とすることもでき、或いは4本以上とすることもできる。
1 さく岩機
11 穿孔ロッド
12 打撃機構
13 回転機構
41 ロッド本体
42 ビット
43 チップ
44 ビット頭部
45 軸部
48 回転軌跡
55 最大半径部
56 最小半径部
57 凸部
58 凹部

Claims (2)

  1. 並設された複数の穿孔ロッドと、これら穿孔ロッドを打撃する打撃機構と、これら穿孔ロッドを回転させる回転機構とを備えているさく岩機であって、
    上記複数の穿孔ロッド各々は、ロッド本体と、該ロッド本体の先端に結合されたビットとを備え、
    上記ビットは、先端面にチップを有するビット頭部と、上記ロッド本体に結合される軸部とを備え、
    上記ビット頭部は、軸方向視において最大半径部と最小半径部とが周方向に交互に並んで形成されるとともに該最大半径部の先端が上記軸部の径方向外側に突出するように形成され、
    上記複数の穿孔ロッドは、相隣るビット頭部の最大半径部の先端の回転軌跡が互いに交わるように配置され、
    上記回転機構は、上記複数の穿孔ロッドを相隣るビット頭部同士が干渉しないように同期させて回転させるように構成されていることを特徴とするさく岩機。
  2. 請求項1記載のさく岩機において、
    上記ビット頭部の外周面は、軸方向視において径方向外側に突出して上記最大半径部を形成する凸部と、該凸部を形成することで相対的に径方向内側に凹んで上記最小半径部を形成する凹部とが周方向に交互に並んで形成され、
    上記複数の穿孔ロッドは、軸方向から見て、相隣るビット頭部間において一方のビット頭部の外周面に形成された凹部が他方のビット頭部の外周面に形成された凸部を受け入れるように配置されていることを特徴とするさく岩機。
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