JP2013005869A5 - - Google Patents

Description

上記問題点を解決するために、請求項１に記載の発明は、当りか否かの当り抽選に当選した場合、図柄変動ゲームの終了後に当り遊技を付与するとともに、前記当り遊技の終了後には、前記当り抽選の抽選確率を高確率とする確率変動状態を付与する一方で、所定条件の成立によって前記図柄変動ゲームの始動条件を付与し得る始動口への遊技球の入球率を向上させる入球率向上状態を付与する遊技機において、前記当り遊技の累積付与回数が予め定めた上限回数に到達した場合、その到達した当り遊技の終了後に、予め定めた確率で前記入球率向上状態を付与する付与手段と、前記確率変動状態中に、前記抽選確率を低確率に転落させるか否かの転落抽選を行う転落抽選手段と、を備え、前記付与手段は、前記転落抽選に当選した場合、その当選を契機に前記累積付与回数を初期値にリセットする処理を行うことを要旨とする。

請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の遊技機において、前記当り抽選に当選した場合に当りの種類を決定する当り種決定手段を備え、前記当りの種類には、前記当り遊技の終了後に前記確率変動状態及び前記入球率向上状態を付与する第１種当りと、前記当り遊技の終了後に前記確率変動状態を付与するが、前記入球率向上状態を付与状態及び非付与状態の何れかとする第２種当りと、を含むことを要旨とする。

請求項３に記載の発明は、請求項２に記載の遊技機において、前記付与手段は、前記第２種当りの場合、前記上限回数に到達したときと、前記上限回数よりも少ない特定回数において予め定めた確率で前記入球率向上状態を付与することを要旨とする。

請求項４に記載の発明は、請求項２又は請求項３に記載の遊技機において、前記当り種決定手段は、乱数抽選によって前記当りの種類を決定し、前記乱数抽選に用いる乱数の値には、前記当りの種類を報知するために前記図柄変動ゲームで導出する図柄が対応付けられているとともに、前記乱数の値には、前記第２種当りに対応する図柄として複数種類の図柄が対応付けられており、前記付与手段は、前記当り種決定手段が前記第２種当りを決定したときの図柄の種類によって前記入球率向上状態を付与するか否かを決定することを要旨とする。

請求項５に記載の発明は、請求項１〜請求項４のうち何れか一項に記載の遊技機において、前記転落抽選において転落させることに当選する確率は、前記当り抽選の抽選確率が前記高確率の時の確率よりも低確率に設定されているとともに、前記当り抽選の抽選確率が低確率の時の確率は、前記入球率向上状態の最大付与回数と前記図柄変動ゲームの実行を待機状態とすることが可能な始動保留球の記憶数の上限数を加算した数値の逆数からなる確率よりも高確率に設定されていることを要旨とする。

Claims (5)

1. 当りか否かの当り抽選に当選した場合、図柄変動ゲームの終了後に当り遊技を付与するとともに、前記当り遊技の終了後には、前記当り抽選の抽選確率を高確率とする確率変動状態を付与する一方で、所定条件の成立によって前記図柄変動ゲームの始動条件を付与し得る始動口への遊技球の入球率を向上させる入球率向上状態を付与する遊技機において、
   前記当り遊技の累積付与回数が予め定めた上限回数に到達した場合、その到達した当り遊技の終了後に、予め定めた確率で前記入球率向上状態を付与する付与手段と、
   前記確率変動状態中に、前記抽選確率を低確率に転落させるか否かの転落抽選を行う転落抽選手段と、を備え、
   前記付与手段は、前記転落抽選に当選した場合、その当選を契機に前記累積付与回数を初期値にリセットする処理を行うことを特徴とする遊技機。
2. 前記当り抽選に当選した場合に当りの種類を決定する当り種決定手段を備え、
   前記当りの種類には、前記当り遊技の終了後に前記確率変動状態及び前記入球率向上状態を付与する第１種当りと、前記当り遊技の終了後に前記確率変動状態を付与するが、前記入球率向上状態を付与状態及び非付与状態の何れかとする第２種当りと、を含むことを特徴とする請求項１に記載の遊技機。
3. 前記付与手段は、前記第２種当りの場合、前記上限回数に到達したときと、前記上限回数よりも少ない特定回数において予め定めた確率で前記入球率向上状態を付与することを特徴とする請求項２に記載の遊技機。
4. 前記当り種決定手段は、乱数抽選によって前記当りの種類を決定し、
   前記乱数抽選に用いる乱数の値には、前記当りの種類を報知するために前記図柄変動ゲームで導出する図柄が対応付けられているとともに、前記乱数の値には、前記第２種当りに対応する図柄として複数種類の図柄が対応付けられており、
   前記付与手段は、前記当り種決定手段が前記第２種当りを決定したときの図柄の種類によって前記入球率向上状態を付与するか否かを決定することを特徴とする請求項２又は請求項３に記載の遊技機。
5. 前記転落抽選において転落させることに当選する確率は、前記当り抽選の抽選確率が前記高確率の時の確率よりも低確率に設定されているとともに、
   前記当り抽選の抽選確率が低確率の時の確率は、前記入球率向上状態の最大付与回数と前記図柄変動ゲームの実行を待機状態とすることが可能な始動保留球の記憶数の上限数を加算した数値の逆数からなる確率よりも高確率に設定されていることを特徴とする請求項１〜請求項４のうち何れか一項に記載の遊技機。