JP2013004211A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電気配線の劣化を抑制することを目的とする。
【解決手段】本発明は、複数枚の単セル11を重ね合わせた燃料電池スタック1を有する燃料電池システムであって、単セル11又は単セル11を複数含む単セル群の起電力を検出する電圧検出装置2と、単セル11又は単セル群のそれぞれと電圧検出装置2とを電気的に接続する電気配線31と、電気配線31に設けられ、電気配線間で短絡が生じたときに、その電気配線間に流れる電流を制限する制限抵抗32と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は燃料電池システムに関する。
従来の燃料電池システムとして、各燃料電池の起電力を検出する電圧検出手段と、各燃料電池及び電圧検出手段を連結して各燃料電池の起電力を電圧検出手段へと導く電気配線と、を備えるものがある(特許文献1参照)。
特開2009−230954号公報
しかしながら、従来の燃料電池システムのように電気配線が剥き出しになっているものは、車両衝突時などに特に電気配線間で短絡が生じやすく、短絡が生じた電気配線に大電流が流れて電気配線等を劣化させるという問題点があった。
本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたものであり、電気配線間で短絡が生じた場合の電気配線等の劣化を抑制することを目的とする。
本発明は、複数枚の単セルを重ね合わせた燃料電池スタックを有する燃料電池システムである。そして、その燃料電池システムが、単セル又は単セルを複数含む単セル群の起電力を検出する電圧検出装置と、単セル又は単セル群のそれぞれと電圧検出装置とを電気的に接続する電気配線と、電気配線に設けられ、電気配線間で短絡が生じたときにその電気配線間に流れる電流を制限する制限抵抗と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、電気配線間で短絡が生じたときに、その電気配線間に流れる電流を制限する制限抵抗を各電気配線に設けた。そのため、電気配線間で短絡が生じた場合であっても、その電気配線に大電流が流れるのを抑制できる。よって、電気配線等の劣化を抑制することができる。
第1実施形態によるセル電圧監視装置を備える燃料電池スタックの斜視図である。 第1実施形態によるセル電圧監視装置の詳細を示す図である。 第2実施形態によるセル電圧監視装置の詳細を示す図である。 第3実施形態によるセル電圧監視装置の詳細を示す図である。 第5実施形態によるセル電圧監視装置の詳細を示す図である。 第5実施形態によるセル端子と接続線との接続部分の概略拡大図である。 第6実施形態によるセル端子と接続線との接続部分の概略拡大図である。 フレキシブル基板を内部に納めるハウジングについて説明する図である。 フレキシブル基板上の接続線の途中にチップ抵抗を実装しなかった場合の問題点について説明する図である。
以下、図面等を参照して本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
燃料電池は電解質膜をアノード電極(燃料極)とカソード電極(酸化剤極)とによって挟み、アノード電極に水素を含有するアノードガス(燃料ガス)、カソード電極に酸素を含有するカソードガス(酸化剤ガス)を供給することによって発電する。アノード電極及びカソード電極の両電極において進行する電極反応は以下の通りである。
アノード電極 : 2H2 →4H+ +4e- …(1)
カソード電極 : 4H+ +4e- +O2 →2H2O …(2)
この(1)(2)の電極反応によって燃料電池は1ボルト程度の起電力を生じる。
燃料電池を自動車用動力源として使用する場合には、要求される電力が大きいため、数百枚の燃料電池を積層した燃料電池スタックとして使用する。そして、燃料電池スタックにアノードガス及びカソードガスを供給する燃料電池システムを構成して、車両駆動用の電力を取り出す。
このとき、燃料電池スタックを構成する各燃料電池(以下「単セル」という。)の1つにでも異常が発生し、通常の起電力が発生できない状態になると、他の正常な単セルにも影響を及ぼして燃料電池スタックを劣化させるおそれがある。そのため、各単セルの起電力(以下「セル電圧」という。)を個別に検出し、各単セルのセル電圧を監視しておく必要がある。
図1は、本実施形態によるセル電圧監視装置2を備える燃料電池スタック1の斜視図である。
燃料電池スタック1は、積層された数百枚の燃料電池(以下「単セル」という)11(図2参照)を含み、車両の駆動に必要な電力を発電する。単セル11は、膜電極接合体(Membrane Electrode Assembly;以下「MEA」という)の表裏両面に、セパレータが配置されて構成される。
単セル11のセパレータには、燃料電池スタック1の一方の側面(図中右側)から突出するセル端子12が設けられる。
セル電圧監視装置2は、複数のフレキシブル基板3を介して各セル端子12と電気的に接続される。セル電圧監視装置2は、隣接する2つのセル端子12の電位差を検出することで、各単セル11のセル電圧を個別に検出する。
図2は、本実施形態によるセル電圧監視装置2の詳細を示す図である。
セル電圧監視装置2は、単セル11と同数のオペアンプ21と、同じ抵抗値(100[kΩ])を持つ複数の内部抵抗体22と、複数のアナログデジタル変換器(以下「A/D変換器」という。)23と、1つのマイクロコンピュータ24と、を回路基板上に配置して構成される。
図2に示すように、フレキシブル基板3上には、燃料電池スタック1の各セル端子12に接続される接続線31が複数実装される。これらの接続線31のうち、各単セル11の高電位側のセル端子12と接続される接続線31は、内部抵抗体(入力抵抗)22を介してオペアンプ21の非反転入力端子211に接続される。一方で、各単セル11の低電位側のセル端子12と接続される接続線31は、内部抵抗体22を介してオペアンプ21の反転入力端子212に接続される。
これにより、各オペアンプ21の出力端子213からは、非反転入力端子211に入力された電圧と反転入力端子212に入力された電圧との電位差、すなわち各単セル11のセル電圧が出力される。各オペアンプ21の出力端子213から出力された各単セル11のセル電圧は、A/D変換器23に入力される。
A/D変換器23は、オペアンプ21の出力端子213から出力された各単セル11のセル電圧をデジタルデータに変換し、変換したデジタルデータをアイソレータ25を介してマイクロコンピュータ24に入力する。
マイクロコンピュータ24は、デジタルデータに変換した各単セル11のセル電圧を、燃料電池システムを制御する燃料電池コントローラ4に送信する。
ここで本実施形態では、図2に示すように、フレキシブル基板3上の接続線31の途中に、それぞれ同じ抵抗値(1[kΩ])を持つチップ抵抗32を実装している。チップ抵抗32は、各セル端子12からの距離が同じ距離となるように、セル端子12の近傍のフレキシブル基板3上に実装される。以下、このようにチップ抵抗32を実装した理由について説明する。
図9は、フレキシブル基板3上の接続線31の途中にチップ抵抗32を実装しなかった場合の問題点について説明する図である。
図9に示すように、フレキシブル基板3上の接続線31の途中にチップ抵抗32を実装しなかった場合は、例えば車両衝突時などに金属部材5がフレキシブル基板3上に接触したときに、隣接する接続線31間で短絡が生じるおそれがある。そうすると、フレキシブル基板3上の接続線31に設計値を超える大電流が流れ、接続線31、ひいてはフレキシブル基板3を劣化させるおそれがある。
そこで本実施形態では、図2に示すように、フレキシブル基板3上の接続線31の途中にチップ抵抗32を実装したのである。これにより、隣接する接続線31間で短絡が生じた場合であっても、チップ抵抗32によってフレキシブル基板3上の接続線31に流れる電流を制限することができる。
このとき、チップ抵抗32の抵抗値を大きくするほど、隣接する接続線31間で短絡が生じた場合にフレキシブル基板3上の接続線31に流れる電流を制限することができる。
しかしながら、チップ抵抗32の抵抗値を大きくするほど、チップ抵抗32での電圧降下が大きくなる。オペアンプ21の非反転入力端子211及び反転入力端子212には、チップ抵抗32及び内部抵抗体22で電圧降下した電圧が入力されるので、チップ抵抗32の抵抗値が大きくなるほど、以下の(3)式に示すように、オペアンプ21から出力される各単セル11のセル電圧と、実際のセル電圧との間に剥離が生じる。その結果、セル電圧監視装置2で検出するセル電圧の制度が低下する。
(3)式は、オペアンプ21の出力端子213から出力される電圧Voutを、単セル11のセル電圧V、内部抵抗体22の抵抗値R、チップ抵抗32の抵抗値rで表した式である。
〔数1〕
Figure 2013004211
そこで本実施形態では、チップ抵抗32の抵抗値を、オペアンプ21から出力される各単セル11のセル電圧の精度が確保できる程度に設定している。具体的には、チップ抵抗32の抵抗値を内部抵抗体22の抵抗値の約100分の1に設定し、内部抵抗体22での電圧降下に対してチップ抵抗32での電圧降下が無視できる程度、すなわち、チップ抵抗32の抵抗値が内部抵抗体22の抵抗値に対して十分小さいと言える程度に設定する。
このように、チップ抵抗32の抵抗値の上限は、オペアンプ21から出力される各単セル11のセル電圧の精度を考慮して決定される。
なお、チップ抵抗32の抵抗値の下限については、隣接する接続線31間で短絡が生じたときに、接続線31及びフレキシブル基板3が劣化しない程度、具体的には100[Ω]程度に設定すれば良い。
以上説明した本実施形態によれば、各単セル11のセル端子12と、セル電圧監視装置2と、を電気的に接続するフレキシブル基板3上の接続線31の途中にチップ抵抗32を実装した。
これにより、隣接する接続線31間で短絡が生じた場合であっても、チップ抵抗32によってフレキシブル基板3上の接続線31に流れる電流を制限することができる。したがって、フレキシブル基板3上の接続線31に大電流が流れるのを抑制でき、発熱等によって接続線31やフレキシブル基板3が劣化するのを抑制できる。
また、本実施形態では、チップ抵抗32をセル端子12の近傍のフレキシブル基板3上に実装した。これにより、チップ抵抗32よりもセル電圧監視装置2側で短絡が生じたときに、確実にチップ抵抗32によって接続線31に流れる電流を制限することができる。
また、本実施形態では、内部抵抗体22での電圧降下に対してチップ抵抗32での電圧降下が無視できるように、チップ抵抗32の抵抗値を内部抵抗体22の抵抗値に対して十分小さい値に設定した。これにより、オペアンプ21から出力される各単セル11のセル電圧の精度を確保することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態は、フレキシブル基板3上の接続線31の途中に実装するチップ抵抗32の配置が第1実施形態と相異する。以下、その相違点について説明する。なお、以下に示す各実施形態では前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を用いて重複する説明を適宜省略する。
図3は、本発明の第2実施形態によるセル電圧監視装置2の詳細を示す図である。
フレキシブル基板3上の接続線31の途中にチップ抵抗32を実装する場合、隣接する接続線31間の間隔が狭くなると、各セル端子12からの距離が同じ距離となるようにチップ抵抗32を実装できないことがある。
そこで、本実施形態では、図3に示すように、各セル端子12からチップ抵抗32までの距離を、隣接するチップ抵抗32の間で交互に異ならせた。
これにより、第1実施形態と同様の効果が得られるほか、チップ抵抗32を実装するために隣接する接続線31の間隔を拡げる必要がなくなるので、セル電圧監視装置2の小型化を図ることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本発明の第3実施形態は、フレキシブル基板3上の接続線31の途中に実装するチップ抵抗32の配置が第1実施形態と相異する。以下、その相違点について説明する。
図4は、本発明の第3実施形態によるセル電圧監視装置2の詳細を示す図である。
図4に示すように、本実施形態では、隣接するチップ抵抗32をフレキシブル基板3の表面と裏面に交互に実装した。
これにより、第1実施形態と同様の効果が得られるほか、チップ抵抗32を実装するために隣接する接続線31の間隔を拡げる必要がなくなるので、セル電圧監視装置2の小型化を図ることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。本発明の第4実施形態は、セル電圧監視装置2のマイクロコンピュータ24で、入力された各単セル11のセル電圧を補正する点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点について説明する。
前述した(3)式に示すように、オペアンプ21の出力端子213から出力される電圧Voutは、実際の単セル11のセル電圧に対して誤差を持っている。そこで本実施形態では、この誤差をセル電圧監視装置2のマイクロコンピュータ24で補正する。
具体的には、オペアンプ21の出力端子213から出力される電圧Voutに、(R+2r)/Rを掛けて、チップ抵抗32及び内部抵抗体22の影響を排除する。
これにより、セル電圧監視装置2のマイクロコンピュータ24から燃料電池コントローラ4に送信される各単セル11のセル電圧のデータが、実際の単セル11のセル電圧となるので、第1実施形態と同様の効果が得られるほか、セル電圧監視装置2のセル電圧の検出精度を向上させることができる。
また、チップ抵抗32の影響を排除できるので、チップ抵抗32の抵抗値の上限を上げることができる。したがって、隣接する接続線31間で短絡が生じた場合にフレキシブル基板3上の接続線31に流れる電流を第1実施形態よりも制限することができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について説明する。本発明の第5実施形態は、単セル11のセル端子12とセル電圧監視装置2とを、フレキシブル基板3を用いずに、単純に接続線31だけで電気的に接続した点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点について説明する。
図5は、本発明の第5実施形態によるセル電圧監視装置2の詳細を示す図である。
図5に示すように、本実施形態では、単セル11のセル端子12とセル電圧監視装置2とを、フレキシブル基板を用いずに、単純に接続線31だけで電気的に接続している。
そのため、本実施形態では、隣接する接続線31間で短絡が生じた場合に接続線31に流れる電流を制限するための抵抗体としてチップ抵抗を用いることができない。
そこで本実施形態では、セル端子12と接続線31とを接続するコネクタ端子33を抵抗体として使用する。
図6は、本実施形態によるセル端子12と接続線31との接続部分の概略拡大図である。
図6に示すように、セル端子12と接続線31とは、コネクタ端子33をそれぞれにかしめて圧着させることで接続される。本実施形態では、このコネクタ端子33として、所望の抵抗値を持つものを使用する。
これにより、セル端子12と接続線31とを接続するためにもともと必要なコネクタ端子33を、短絡時に接続線31を流れる電流を制限するための抵抗体として使用することができるので、部品点数の増加を抑制することができる。よって、第1実施形態と同様の効果が得られるほか、コスト及び製造工数の増加を抑制することができる。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態について説明する。本発明の第6実施形態は、単セル11のセル端子12とセル電圧監視装置2とを、フレキシブル基板3を用いずに、単純に接続線31だけで電気的に接続した点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点について説明する。
図7は、本発明の第6実施形態によるセル端子12と接続線31との接続部分の概略拡大図である。
本実施形態でも第5実施形態と同様に、単セル11のセル端子12とセル電圧監視装置2とを、フレキシブル基板を用いずに、単純に接続線31だけで電気的に接続している。そのため、本実施形態でも、隣接する接続線31間で短絡が生じた場合に接続線31に流れる電流を制限するための抵抗体としてチップ抵抗を用いることができない。
そこで本実施形態では、図7に示すように、セル端子12とコネクタ端子33との間に、所望の抵抗値を持つ金属などの抵抗体34を挟んだ状態で、セル端子12とコネクタ端子33とをかしめて圧着させる。なお、本実施形態のコネクタ端子33は、抵抗体としては機能していない。
これにより、接続線31の途中に抵抗体を挿入する必要がないので、第1実施形態と同様の効果が得られるほか、本数が多量となる接続線31の取り回しの自由度を向上させることができる。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態について説明する。本発明の第7実施形態は、フレキシブル基板3をハウジング6の内部に配置する点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点について説明する。
図8は、フレキシブル基板3を内部に納めるハウジング6について説明する図である。
図8に示すように、本実施形態では、セル端子12と、セル端子12に接続されるとともにセル電圧監視装置2に接続されるフレキシブル基板3とを、それぞれ内部に納めるハウジング6を設ける。
燃料電池スタック1の側面と対向するハウジング6の側面には、セル端子12を挿入するためのスリットが設けられており、セル端子12を含めてフレキシブル基板3をハウジング6内に収めることができるようになっている。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られるほか、セル端子12及びフレキシブル基板3をハウジング6で覆うことができるので、車両衝突時などにおいてフレキシブル基板3を保護することができる。したがって、金属部材などがフレキシブル基板3上に接触する確率を小さくできるので、隣接する接続線31間で短絡が生じるのを抑制できる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
例えば、上記各実施形態では、各単セル11のセル電圧をセル電圧監視装置2によって検出していたが、単セル11を複数含む単セル群の電圧をセル電圧監視装置2によって検出しても良い。
また、上記第2実施形態では、セル端子12からチップ抵抗32までの距離を交互に変更していたが、必ずしも交互である必要はない。
1 燃料電池スタック
2 電圧監視装置
3 フレキシブル基板
6 ハウジング
11 単セル
22 内部抵抗(入力抵抗)
31 接続線(電気配線)
32 チップ抵抗体(制限抵抗)
33 コネクタ端子(制限抵抗)
34 抵抗体(制限抵抗)(金属体)

Claims (10)

  1. 複数枚の単セルを重ね合わせた燃料電池スタックを有する燃料電池システムであって、
    前記単セル又は前記単セルを複数含む単セル群の起電力を検出する電圧検出装置と、
    前記単セル又は前記単セル群のそれぞれと前記電圧検出装置とを電気的に接続する電気配線と、
    前記電気配線に設けられ、前記電気配線間で短絡が生じたときに、その電気配線間に流れる電流を制限する制限抵抗と、
    を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記制限抵抗は、前記電圧検出装置よりも前記単セル側の前記電気配線に設けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記制限抵抗の抵抗値は、前記電圧検出装置の入力抵抗に比べて十分小さい、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記電圧検出装置は、
    その電圧検出装置の入力抵抗と前記制限抵抗の抵抗値との比に基づいて、検出した前記単セル又は前記単セル群の起電力が、実際の前記単セル又は前記単セル群の起電力に合致するように補正する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃料電池システム。
  5. 前記電気配線は、フレキシブル基板上に実装された配線であり、
    前記制限抵抗は、前記フレキシブル基板上に実装されたチップ抵抗である、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の燃料電池システム。
  6. 前記チップ抵抗は、隣接するチップ抵抗の前記単セルからの距離が互いに異なるように、前記フレキシブル基板上に実装される、
    ことを特徴とする請求項5に記載の燃料電池システム。
  7. 前記チップ抵抗は、隣接するチップ抵抗が交互に前記フレキシブル基板の表面及び裏面に配置される、
    ことを特徴とする請求項5に記載の燃料電池システム。
  8. 前記制限抵抗は、前記単セルと前記電気配線とを接続するコネクタ端子である、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の燃料電池システム。
  9. 前記単セルと前記電気配線とを接続するコネクタ端子をさらに備え、
    前記制限抵抗は、前記単セルと前記コネクタ端子との間に挿入される金属体である、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の燃料電池システム。
  10. 前記電気配線を内部に納めるハウジングをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか1つに記載の燃料電池システム。
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