JP2010212024A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイオードを効率的に配置し、スペース効率の悪化を防止することができると共に、電圧監視ユニットの測定精度を向上させることができる燃料電池を提供する。
【解決手段】固体高分子電解質膜の両側面に、アノード、およびカソードを設けた電解質電極構造体と金属製セパレータとを積層してセルを形成し、セルを複数積層して燃料電池スタック3を形成し、金属製セパレータに、電気的に電圧監視ユニット23とダイオードユニット24とを接続した燃料電池であって、燃料電池スタック3の他側面3bに、セル電圧測定用コネクタ21(電圧監視ユニット23)を配置する一方、燃料電池スタック3の一側面3aに、ダイオードユニット24を配置した。
【選択図】図2

Description

この発明は、燃料電池に関するものである。
燃料電池には、固体高分子電解質膜をアノード電極とカソード電極とで両側から挟んで膜電極構造体を形成し、この膜電極構造体の両側に一対のセパレータを配置して平板状の単位燃料電池(以下「単位セル」という。)を構成し、この単位セルを複数枚積層して燃料電池スタックとするものが知られている。
この燃料電池では、アノード電極とアノード側セパレータとの間に形成された燃料ガス流路に燃料ガスとして水素ガス(アノードガス)を供給すると共に、カソード電極とカソード側セパレータとの間に形成された酸化ガス流路に酸化ガスとして空気(カソードガス)を供給する。これにより、アノード電極で触媒反応により発生した水素イオンが固体高分子電解質膜を透過してカソード電極まで移動し、カソード電極で空気中の酸素と電気化学反応を起こして発電が行われる。
ここで、各セルが正常に動作するか否か、または起電力に異常はないか等をセルの電圧を測定することにより検出する場合がある。このような場合、各セパレータにそれぞれ電圧測定端子を設け、この電圧測定端子と電圧監視ユニット(電圧測定装置)とをリード線を介して接続することで各セパレータに挟まれたセルの発電電圧を測定することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−151613号公報
ところで、燃料電池の起動時など、水素ガスの欠乏時に、セルの電池反転が生じ、このセルによって燃料電池全体の出力性能が低下してしまう場合がある。このため、各セパレータにダイオードを接続してバイパス経路を設けることが検討されている。
バイパス用ダイオードは発熱するので、これを冷却する必要があり、例えばヒートシンク等を設ける分占有スペースが大きくなると共に、重量が増大してしまう。また、バイパス用ダイオードを配置すると、電圧測定端子と共に配置スペースに制約が生じ、かつ電圧監視ユニットが電気的ノイズを受け、電圧監視ユニットの測定精度が低下する虞がある。
しかしながら、上述の従来技術にあっては、バイパス用ダイオードの配置について何ら開示されておらず、バイパス用ダイオードを配置すると燃料電池のスペース効率が悪くなり、かつ電圧監視ユニットの測定精度が低下する虞があるという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、ダイオードを効率的に配置し、スペース効率の悪化を防止することができると共に、電圧監視ユニットの測定精度を向上させることができる燃料電池を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、電解質(例えば、実施形態における固体高分子電解質膜5)の両側面に、電極(例えば、実施形態におけるアノード6、カソード7)を設けた電解質電極構造体(例えば、実施形態における電解質電極構造体8)とセパレータ(例えば、実施形態におけるセパレータ9a,9b)とを積層してセル(例えば、実施形態におけるセル4)を形成し、該セルを複数積層して燃料電池スタック(例えば、実施形態における燃料電池スタック3)を形成し、前記セパレータに、電気的に電圧監視ユニット(例えば、実施形態における電圧監視ユニット23)とダイオードユニット(例えば、実施形態におけるダイオードユニット24)とを接続した燃料電池(例えば、実施形態における燃料電池1)であって、前記燃料電池スタックの一側面に、前記電圧監視ユニットを配置する一方、前記燃料電池スタックの前記一側面とは異なる他側面に、前記ダイオードユニットを配置したことを特徴とする。
このように構成することで、電圧監視ユニットとダイオードユニットとが互いに干渉することなく、かつ電圧監視ユニットが電気的ノイズの影響を受け難くなる。
請求項2に記載した発明は、前記一側面と前記他側面とが互いに対向した位置に存在していることを特徴とする。
このように構成することで、電圧監視ユニットとダイオードユニットとの離間距離を大きく確保することができる。
請求項1に記載した発明によれば、電圧監視ユニットとダイオードユニットとが互いに干渉することなく、かつ電圧監視ユニットが電気的ノイズの影響を受け難くなる。このため、燃料電池のスペース効率の悪化を防止することができると共に、電圧監視ユニットの測定精度を向上させることが可能になる。
請求項2に記載した発明によれば、電圧監視ユニットとダイオードユニットとの離間距離を大きく確保することができるので、より確実に電圧監視ユニットの測定精度を向上させることが可能になる。
本発明の実施形態における燃料電池の斜視図である。 本発明の実施形態における燃料電池の正面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明の実施形態における燃料電池のセルの縦断面図である。 本発明の実施形態における燃料電池スタックの概略構成図である。 本発明の実施形態におけるダイオードユニットの斜視図である。 本発明の実施形態におけるダイオードユニットの概略構成図である。
(燃料電池)
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、燃料電池1は、例えば、燃料電池車両(不図示)のセンターコンソール2内に収納されており、燃料電池スタック3を有している。
センターコンソール2は、車両の左右に配置されているフロントシート(不図示)間に車両の前後方向に沿って延出し、さらに上方に向かって膨出形成されたものである。すなわち、センターコンソール2は、上壁2aと、この上壁2aの左右幅方向から下方に向かって延出する一対の側壁2b,2bとを有している。一対の側壁2b,2bは、下方に向かうに従って徐々に末広がりとなるように傾斜している。
燃料電池スタック3は、板状に形成された単位燃料電池(以下、「セル」という)4を多数積層して電気的に直列接続されたものである。燃料電池スタック3の両側には、不図示のインシュレータを介して一対のエンドプレート61a,61bが配置されている。つまり、多数のセル4は、その積層方向の両端部においてインシュレータ(不図示)を間に挟んでエンドプレート61a,61bにより挟持されている。
図3、図4に示すように、セル4は、固体高分子電解質膜5をアノード6とカソード7とで両側から挟み込んでなる電解質電極構造体8と、この電解質電極構造体8の厚さ方向両面に配置され電解質電極構造体8を挟持する一対の波板状の金属製セパレータ9a,9bとで構成されている。固体高分子電解質膜5は、例えば、ペルフルオロスルホン酸ポリマー(登録商標「ナフィオン」)等の固体ポリマーイオン交換膜等で構成されている。
このようなセル4を、隣り合う金属セパレータ9a,9b同士における凸部61a,61b同士を突き合わせ、凹部62a,62b同士を対向させるようにして複数積層し、燃料電池スタック3が構成される。
金属セパレータ9a,9bに対向する凹部62a,62b間の空間は、冷却液が供給される冷却液通路12として構成される。また、金属セパレータ9aの凸部61aの裏側の凹部63とアノード6との間の空間は、燃料ガスとしての水素ガス(アノードガス)が流通するアノードガス通路10として構成される。さらに、金属セパレータ9bの凸部61bの裏側の凹部64とカソード7との間の空間は、酸化ガスとして酸素を含む空気(カソードガス)が流通するカソードガス通路11として構成される。
アノードガス通路10は、燃料電池スタック3に形成されたアノードガスマニホールド13に連通している。アノードガスマニホールド13は、アノードガス通路10にアノードガスを導入するためのものである。
また、カソードガス通路11は、燃料電池スタック3に形成されたカソードガスマニホールド14に連通している。カソードガスマニホールド14は、カソードガス通路11にカソードガスを導入するためのものである。さらに、冷却液通路12は、燃料電池スタック3に形成された冷却液導入マニホールド15に連通している。冷却液導入マニホールド15は、冷却液通路12に冷却液を導入するためのものである。
そして、アノード6で触媒反応により発生した水素イオンが、固体高分子電解質膜5を透過してカソード7まで移動し、カソード7で酸素と電気化学反応を起こして発電する。
この発電に伴う発熱により燃料電池1が所定温度を越えないように、冷却液通路12を流れる冷却液で熱を奪い冷却するようになっている。
この他に、燃料電池スタック3には、アノード6から発電に使用されなかったアノードオフガスを排出するためのアノードオフガスマニホールド16、カソード7から発電に使用されなかったカソードオフガスを排出するためのカソードオフガスマニホールド17、および冷却液を排出する冷却液排出マニホールド18がそれぞれ形成されている。
ここで、図3、図5に示すように、各セル4の一対の金属製セパレータ9a,9bには、ダイオードユニット用端子19とセル電圧測定用端子20とが設けられている。そして、ダイオードユニット用端子19は、燃料電池スタック3の左右幅方向の一側面3aであって、かつ上下方向略中央に配置され、セル電圧測定用端子20は、燃料電池スタック3の左右幅方向の他側面3bであって、かつ上下方向略中央に配置されている。すなわち、ダイオードユニット用端子19とセル電圧測定用端子20は、互いに対向配置した状態になっている。
(電圧監視ユニット)
図2、図5に示すように、所定間隔を開けて存在するセル電圧測定用端子20には、それぞれセル電圧測定用コネクタ(セルVコネクタ)21が接続されている。このセル電圧測定用コネクタ21には、ケーブル22を介して電圧監視ユニット23が接続されている。電圧監視ユニット23は、各セル4が正常に動作するか否か、または起電力に異常はないか等をセル4の電圧を測定することにより検出するためのものである。電圧監視ユニット23は、セル電圧測定用コネクタ21が配置されている燃料電池スタック3の他側面3bであって、セル電圧測定用コネクタ21よりもやや下方(図2における下側)に配置されている。すなわち、所定間隔をあけて接続されたセル電圧測定用端子20間を複数のセル4で構成された1つのセル群41とし、このセル群41が正常に動作するか否か、または起電力に異常はないか等を電圧監視ユニット23によって検出している。
(ダイオードユニット)
図1、図2、図6、図7に示すように、ダイオードユニット用端子19には、複数のダイオードユニット24が接続されている。なお、本実施形態では3つのダイオードユニット24を図示する。
ダイオードユニット24は、セル4のダイオードユニット用端子19に接続される複数の接続コネクタ25と、ユニット本体26と、各接続コネクタ25とに跨るように配線され両者25,26を接続するケーブル27とで構成されている。
各ダイオードユニット24は、燃料電池スタック3の長手方向に沿って並設されており、隣接するユニット本体26同士がハーネス37を介して接続されている。
ここで、以下の説明において、各ダイオードユニット24は同じ構造を有しているので、1つのダイオードユニット24についてのみ詳細に説明する。
接続コネクタ25は、ダイオードユニット用端子19に着脱可能な筐体28と、筐体28内に配置されている基板29とを有している。基板29には、ダイオードユニット用端子19とケーブル27の一端が接続されており、これらダイオードユニット用端子19とケーブル27とを電気的に接続するパターン(不図示)が形成されている。
また、基板29には、ダイオードユニット用端子19とケーブル27との間であってパターン上に過電流を防止するためのヒューズ36(図7参照)が実装されている。すなわち、ダイオードユニット用端子19とケーブル27は、互いにヒューズ36を介して接続された状態になっている。
このように構成された各接続コネクタ25は、それぞれ所定間隔をあけて存在するダイオードユニット用端子19に接続されている。
各ユニット本体26には、それぞれ隣接する複数(本実施形態では3つ)の接続コネクタ25が接続されている。ユニット本体26は、燃料電池スタック3の長手方向に沿って長くなるように形成された略長方形状の筐体30と、筐体30内に配置されている基板31とを有している。
筐体30は、燃料電池スタック3の一側面3aであってダイオードユニット用端子19よりもやや下方(図1、図2における下側)に配置されている。燃料電池スタック3の筐体30に対応する箇所には、ブラケット38がボルト39によって締結固定されており、このブラケット38に筐体30が固定されている。
筐体30には、燃料電池スタック3との合わせ面とは反対側の面に、ヒートシンク33が設けられている。ヒートシンク33の長手方向に複数並設されているフィン34は、この長手方向が上下方向に沿うように形成されている。
筐体30内に配置されている基板31には、接続コネクタ25の個数に対応する複数(本実施形態では3つ)のダイオード35が筐体の長手方向に沿って実装されている。基板31には、各ダイオード35を直列に接続するパターン44が形成されている。隣接する3つの接続コネクタ25から延びているケーブル27の他端は、それぞれ対応するダイオード35近傍に形成されているパターン44に接続されている。
また、パターン44の長手方向両端には、それぞれ隣接するユニット本体26同士を接続するハーネス37の一端が接続されている。ユニット本体26の長手方向両端側には、ハーネス37を挿通するための挿通孔47が形成されている。この挿通孔47を介してハーネス37が隣接するユニット本体26の基板31,31同士を電気的に接続している。
このような構成のもと、接続コネクタ25が接続されているダイオードユニット用端子19間を複数のセル4で構成された1つのセル群42とし、各々セル群42は、ヒューズ36とダイオード35とが直列接続された閉回路を形成した状態になっている(図7参照)。
(作用)
ここで、図2に示すように、燃料電池車両(不図示)のセンターコンソール2の側壁2b,2bは、下方に向かうに従って徐々に末広がりとなるように傾斜している。このため、センターコンソール2内に収納された燃料電池スタック3と側壁2b,2bとの間の空隙Kは、下方に向かうに従って大きくなる。とりわけ、空隙Kの上下方向略中央は(図2における2点鎖線部分)、センターコンソール2を大型化することなく効率的にセル電圧測定用コネクタ21やダイオードユニット24を配置可能な大きさに設定される。
燃料電池スタック3には、一側面3aの上下方向略中央にダイオードユニット24が設けられ、他側面3bの上下方向略中央に接続コネクタ25が設けられているので、それぞれダイオードユニット24、および接続コネクタ25は、空隙K(図2における2点鎖線部分)を有効活用して配置された状態になっている。
なお、ダイオードユニット24、および接続コネクタ25が配置されている箇所よりも下方の空間には、センターコンソール2を大型化することなく、例えば、燃料電池スタック3に冷却液を導入するための冷却液配管やアノードガス、およびカソードガスを導入するためのガス配管を配索することも可能である。
このような構成のもと、燃料電池1の起動時など、アノードガスの欠乏時に、電池反転が生じるセル4がある。ここで、ダイオードユニット24が接続されている各セル群42は、ヒューズ36とダイオード35とが直列接続された閉回路を形成している。このため、電池反転が生じたセル4が存在するセル群42は、ダイオードユニット24によってバイパスされる。すなわち、ダイオードユニット24のヒューズ36とダイオード35の直列回路は、各セル群42での電池反転を防止する反転抑制回路51として機能している。よって、燃料電池1は、電池反転が生じたセル群42を省いただけの出力を確保することができる。
なお、電池反転が生じたセル4をバイパスしない場合にあっては、この電池反転が生じたセル4の影響が燃料電池1全体に及び、燃料電池1の出力性能が著しく低下してしまう虞がある。
また、ダイオード35が実装されている基板31で発生する熱は、ダイオードユニット24の筐体30、およびヒートシンク33を介して放熱される。ここで、ヒートシンク33の複数のフィン34は、上下方向に沿うように形成されているので、筐体30が温められることにより生じる上昇気流が各フィン34間をスムーズに通過することができる。このため、より効率的に基板31を放熱させることが可能になり、ダイオードユニット24の所望の性能を確実に確保することができる。
一方、セル電圧測定用コネクタ21が接続されているセル群41は、電圧監視ユニット23によって正常に動作するか否か、または起電力に異常はないか等が検出される。このとき、セル電圧測定用コネクタ21とダイオードユニット24とが互いに燃料電池スタック3を挟んで両側で対向配置された状態になっているので、電圧監視ユニット23がダイオードユニット24から発生する電気的ノイズの影響を受け難い。
したがって、上述の実施形態によれば、電圧監視ユニット23による検出精度を向上させることができる。
また、燃料電池スタック3の一側面3aにダイオードユニット24を設け、他側面3bに接続コネクタ25、および電圧監視ユニット23を設けているので、電圧監視ユニット23(接続コネクタ25)とダイオードユニット24とが互いに干渉することがなく、かつ、燃料電池スタック3とセンターコンソール2との間に形成された空間(空隙K)を有効活用することができる。このため、電圧監視ユニット23によって精度よく各セル群41の状態を監視することができると共に、燃料電池1のスペース効率の悪化を防止することができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
また、上述の実施形態では、燃料電池スタック3の一側面3aにダイオードユニット24を設け、他側面3bに接続コネクタ25、および電圧監視ユニット23を設けている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、ダイオードユニット24と、接続コネクタ25、および電圧監視ユニット23とがそれぞれ燃料電池スタック3の異なる面に配置されていればよい。
例えば、ダイオードユニット24を燃料電池スタック3の上面3cに配置してもよい。この場合、ダイオードユニット用端子19を燃料電池スタック3の上面3c側に設け、ダイオードユニット24の接続コネクタ25、およびユニット本体26の両者25,26とも燃料電池スタック3の上面3cに配置してもよい(図2における2点鎖線参照)。また、接続コネクタ25のみ燃料電池スタック3の一側面3aに配置する一方、ユニット本体26のみ燃料電池スタック3の上面3cに配置し、両者25,26をハーネス27で接続するようにしてもよい(図2における破線参照)。
さらに、接続コネクタ25と電圧監視ユニット23も同一面上に配置しなくてもよく、例えば、燃料電池スタック3の一側面3aにダイオードユニット24を配置した場合にあっては、電圧監視ユニット23を燃料電池スタック3の上面3cに配置してもよい。
そして、上述の実施形態では、ダイオードユニット24、および接続コネクタ25をそれぞれ燃料電池スタック3の各側面3a,3bであって上下方向略中央に配置した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、他の部品のレイアウトに応じて、燃料電池スタック3とセンターコンソール2との間に形成された空間を有効活用して配置すればよい。例えば、ダイオードユニット24、および接続コネクタ25をそれぞれ燃料電池スタック3の各側面3a,3bの下方に配置してもよい。
また、上述の実施形態では、燃料電池スタック3の一側面3aにブラケット38を設け、ここにダイオードユニット24のユニット本体26をボルト32によって締結固定した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、燃料電池スタック3の一側面3aに直接ユニット本体26をボルト32によって締結固定してもよい。また、例えば、燃料電池スタック3に複数のセル4の積層状態を保持するための締結バー等が設けられている場合にあっては、この締結バーにユニット本体26を取り付けてもよい。
1…燃料電池 3…燃料電池スタック 3a…一側面 3b…他側面 3c…上面(他側面) 4…セル 5…固体高分子電解質膜(電解質) 6…アノード(電極) 7…カソード(電極) 8…電解質電極構造体 9a,9b…金属製セパレータ(セパレータ) 19…ダイオードユニット用端子 20…セル電圧測定用端子 21…セル電圧測定用コネクタ 23…電圧監視ユニット 24…ダイオードユニット 25…接続コネクタ 26…ユニット本体

Claims (2)

  1. 電解質の両側面に、電極を設けた電解質電極構造体とセパレータとを積層してセルを形成し、
    該セルを複数積層して燃料電池スタックを形成し、
    前記セパレータに、電気的に電圧監視ユニットとダイオードユニットとを接続した燃料電池であって、
    前記燃料電池スタックの一側面に、前記電圧監視ユニットを配置する一方、
    前記燃料電池スタックの前記一側面とは異なる他側面に、前記ダイオードユニットを配置したことを特徴とする燃料電池。
  2. 前記一側面と前記他側面とが互いに対向した位置に存在していることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
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