JP2013004019A - 情報処理装置及び文字入力制御プログラム - Google Patents

情報処理装置及び文字入力制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】同じキーに割り当てられた文字の連続入力を容易にし、操作性を向上させた情報処理装置及び文字入力制御プログラムを提供する。
【解決手段】文字入力制御部21は、1つの文字入力キーを押下する回数に応じて、文字入力キーを押下する回数に応じた文字列の中の予め決められた基本文字列を取得し、取得した基本文字列を表示部に表示させる。文字候補取得部3は、1つの文字入力キーを押下する回数に応じた文字列を取得する。候補表示制御部52は、文字候補取得部3により取得された文字列を選択可能に表示部に表示させる。文字表示制御部51は、候補表示制御部52が表示させた文字列の中からの1つの文字列の選択に基づき、基本文字列に代えて選択された文字列を表示部に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び文字入力制御プログラムに関する。
近年、携帯電話などの文字入力において、0から9までの数字を割り振られた10キーを用いて文字入力を行うことが行われている。例えば、ひらがなには50音あるように、ある言語を表す場合に10種類程度の文字では足りないことが普通である。そこで、1つのキーで一つの文字を表す入力方式では、10キーでは、表現できる文字が不足してしまう。そこで、10キーを用いた文字入力では、同一キーを複数回押下することで、押下した回数に合わせた文字が入力される。10キーに2、3のキーを加えて文字入力を行う場合もあるが、この場合も表現できる文字が足りないことは同様である。そこで、以下では、10キーに*や#を表示するキーを加えたキーによる入力の場合も、10キーによる入力として説明する。
このような10キーを用いた文字入力方法として、入力された文字列に似た文字列を候補として表示する従来技術が提案されている。また、入力された文字列の変換候補において既に入力されている文字列の次に続く文字の入力時の押下回数が多い順に変換候補を表示する従来技術が提案されている。また、ソフトウェアキーボードにおいて、入力された文字列の変換候補において既に入力されている文字列に続く文字として使われる確率が高い文字を大きく表示する従来技術が提案されている。
特開2003−29913号公報 特開2011−39893号公報 特開2010−165226号公報
しかし、10キーを用いた文字入力では、同じキーに割り当てられた文字を連続して入力する場合、同じキーを繰返し押下することになるため、単にキーを二文字分押下した場合、二文字分の回数を押下した場合の一文字が入力されてしまう。そこで、同じキーに割り当てられた文字を連続して入力するには、最初の文字を入力した後、文字入力位置を次の位置に動かしてから次の文字を入力するという手順で文字入力が行われる。このように、同じキーに割り当てられた文字を連続して入力する場合には、文字入力の操作が煩雑になるため、操作性が悪くなってしまう。特に、お年寄りや10キーを用いた文字入力に不慣れな操作者にとっては、文字入力の操作が非常に難しいものになってしまっていた。
また、入力された文字列に似た文字列を候補として表示する従来技術では、入力ミスなどを補うことはできるが、同じキーに割り当てられた文字の連続入力の操作性は向上しない。また。既に入力されている文字列の次に続く文字の入力時の押下回数が多い順に変換候補を表示する従来技術では、文字入力におけるキーの押下回数を減らすことはできるが、同じキーに割り当てられた文字の連続入力の操作性は向上しない。さらに、既に入力されている文字列に続く文字として使われる確率が高い文字を大きく表示する従来技術では、次に入力する文字を見つけやすくなるが、同じキーに割り当てられた文字の連続入力の操作性は向上しないことは同様である。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、同じキーに割り当てられた文字の連続入力を容易にし、操作性を向上させた情報処理装置及び文字入力制御プログラムを提供することを目的とする。
本願の開示する情報処理装置及び文字入力制御プログラムは、一つの態様において、文字入力制御部は、1つの文字入力キーを押下する回数に応じて、前記文字入力キーを押下する回数に応じた文字列の中の予め決められた基本文字列を取得し、取得した前記基本文字列を表示部に表示させる。文字候補取得部は、前記1つの文字入力キーを押下する回数に応じた文字列を取得する。候補表示制御部は、前記文字候補取得部により取得された文字列を選択可能に前記表示部に表示させる。文字表示制御部は、前記候補表示制御部が表示させた前記文字列の中からの1つの文字列の選択に基づき、前記基本文字列に代えて選択された文字列を前記表示部に表示させる。
本願の開示する情報処理装置及び文字入力制御プログラムの一つの態様によれば、同じキーに割り当てられた文字の連続入力を容易にし、操作性を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る携帯電話のブロック図である。 図2は、候補テーブルの一例を示す図である。 図3−1は、入力文字列、候補文字列及び予測変換候補の表示部への表示の一例の図である。 図3−2は、入力文字列、候補文字列及び予測変換候補の表示部への表示の他の例の図である。 図3−3は、入力文字列、候補文字列及び予測変換候補の表示部への表示の他の例の図である。 図4は、実施例1に係る携帯電話における文字入力時の表示画面の遷移の一例を表す図である。 図5は、実施例1に係る携帯電話における文字列入力時の処理のフローチャートである。 図6は、実施例1に係る携帯電話における文字列入力後の文字列確定までのフローチャートである。 図7は、実施例2に係る携帯電話のブロック図である。 図8は、携帯電話のハードウェア構成図である。
以下に、本願の開示する情報処理装置及び文字入力制御プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示する情報処理装置及び文字入力制御プログラムが限定されるものではない。特に、以下の説明では、情報処理装置として携帯電話を例に説明するが、情報処理装置はこれに限らず、同じキーを押下することで異なる文字の入力を行う装置であればよい。また、以下では、1文字又は複数の文字の並びを「文字列」と言う。
本実施例においては、情報処理装置として携帯電話を例に説明する。また、以下の説明では、文字入力を行う文字入力キーとして携帯電話の10キーを例に説明する。そして、携帯電話の10キーの各キーにはそれぞれひらがなが割り当てられているものとする。例えば、「1」を表すキーに対して「あ」「い」「う」「え」「お」「ぁ(小文字の「あ」)」「ぃ(小文字の「い」)」「ぅ(小文字の「う」)」「ぇ(小文字の「え」)」「ぉ(小文字の「お」)」の10個の文字列が割り当てられている。
図1は、実施例1に係る携帯電話のブロック図である。本実施例に係る携帯電話は、図1に示すように、記憶部1、入力制御部2、文字候補取得部3、予測変換候補取得部4及び表示制御部5を有している。また、図示しないが、本実施例に係る携帯電話は、10キー、確定ボタン、選択キーを有している。さらに、図示しないが、本実施例に係る携帯電話は、液晶画面などの表示部を有している。さらに、本実施例にかかる携帯電話は、後述する、表示部に表示された文字入力領域、予測変換候補表示領域及び候補文字列表示領域という3つの領域に対応する選択用のボタンを有している。
記憶部1は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置である。記憶部1は、候補テーブル記憶部11及び予測変換候補記憶部12を有している。
候補テーブル記憶部11は、図2に示す候補テーブルを記憶している。図2は、候補テーブルの一例を示す図である。候補テーブルは、図2に示すように、キー押下回数欄101、通常表示欄102及び候補表示欄103を有している。キー押下回数欄101は、配置されているキーのうちいずれのキーを何回押したかを示している。通常表示欄102は、キー押下回数欄101に記載されたキー押下回数に対応する、予め決められた一つの文字列である基本文字列を示している。候補表示欄103は、キー押下回数欄101に記載されたキー押下回数に対応する、基本文字列を含む候補文字列を示している。
例えば、キー押下回数欄101の欄111には、10キーの中の「1」のキーの4回押下が記載されている。そして、10キーの中の「1」のキーを4回押下した場合に対応する、基本文字列は、通常表示欄102の欄112に記載されている「え」である。また、10キーの中の「1」のキーを4回押下した場合に対応する、候補文字列は、候補表示欄103の欄113に記載されている、「ああああ、ああい、あいあ、いああ、いい、あう、うあ、え」の8個の文字列である。
図2に示すように、「1」のキーを1回押下した場合、基本文字列は「あ」が割り当てられている。また、「1」のキーを2回押下した場合、基本文字列は「い」が割り当てられている。「1」のキーを3回押下した場合、基本文字列は「う」が割り当てられている。「1」のキーを4回押下した場合、基本文字列は「え」が割り当てられている。「1」のキーを5回押下した場合、基本文字列は「お」が割り当てられている。その後、押下回数が増える順に、基本文字列はそれぞれ「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」が割り当てられている。さらに、「1」のキーを11回以上押下した場合、基本文字列は「あ」に戻り、押下回数が増える順に「あ」〜「ぉ」の10文字を繰り返す。
また、図2に示すように、「1」のキーを1回押下した場合、「あ」のみが候補文字列である。これは、1回しか押下していないため、他の文字列になる場合が無いからである。これに対して、「1」のキーを2回押下した場合、「ああ」と「い」が候補文字列となる。これは、操作者が入力しようとした文字列の可能性として、「ああ」及び「い」が考えられるからである。たとえば、2回連続して押下した場合には、操作者は「ああ」と入力しようとしたが、1つ目の「あ」を入力した後に入力位置を次に移動させるのを忘れて、再度「あ」を入力しようとした場合が考えられる。同様に、「1」のキーを3回押下した場合、「あああ」「あい」「いあ」「う」が候補文字列となる。このように、候補表示欄103には、連続して同じキーを押下した場合に、操作者が入力しようとした可能性のある文字列が記載されている。
予測変換候補記憶部12は、各文字列に対応する予測変換候補を記憶している。予測変換候補とは、あるひらがなの文字列がある場合に、その文字列から始まる言葉である。予測変換候補は、先頭の読みが文字列に一致していればよく、読んだ場合に文字列と同じ数のひらがなを持つものでもよいし、文字列より多い数のひらがなを持つものでもよい。例えば、予測変換候補記憶部12は、「あい」で始まる予測変換候補として、「愛」「相変わらず」「アイテム」「アイドル」「愛称」などを記憶している。予測変換候補記憶部12は、最初に統計的によく使用される変換候補を文字列毎に記憶しておく。そして、予測変換候補記憶部12は、操作者の使用した変換を学習し、予測変換候補として追加して記憶していく。
入力制御部2は、文字入力制御部21を有している。入力制御部2は、10キー、確定ボタン、選択キー及び各画面領域に対応した選択ボタンからの入力を受ける。
入力制御部2は、文字列入力領域に対応する選択ボタンが押下された場合、文字入力領域に対する操作を受け付ける。文字入力領域に対する操作とは、例えば、10キーからの文字列の入力や、確定ボタンからの入力文字列確定の指示などである。
また、入力制御部2は、候補文字列表示領域に対応する選択ボタンが押下されると、候補文字列表示領域に対する操作を受け付ける。候補文字列表示領域に対する操作とは、例えば、候補文字列表示領域に表示された候補文字列の中からの候補文字列の選択などである。
また、入力制御部2は、予測変換候補表示領域に対応する選択ボタンが押下されると、予測変換候補表示領域に対する操作を受け付ける。予測変換候補表示領域に対する操作とは、例えば、予測変換候補表示領域に表示された予測変換候補の中からの予測変換候補の選択などである。
このように、ある表示領域に対応する選択ボタンが押下された場合に、その領域に対する操作を受け付けることを、「その領域をアクティブにする」と称する場合がある。
文字入力制御部21は、操作者による10キーの操作の情報を入力制御部2から取得する。具体的には、文字入力制御部21は、操作者が押下したキーの種類及び連続して同じキーを押下した回数を取得する。以下では、連続した同じキーの押下回数を単に「連続押下回数」という。そして、文字入力制御部21は、操作者が押下したキーの種類及び連続押下回数を文字候補取得部3に出力する。また、文字入力制御部21は、操作者が押下したキーの種類及び連続押下回数を用いて、候補テーブル記憶部11に記憶されている候補テーブルを検索する。そして、文字入力制御部21は、操作者が押下したキーの種類及び連続押下回数に対応する基本文字列を候補テーブルから取得する。そして、文字入力制御部21は、取得した基本文字列の情報とともに文字列の表示命令を後述する文字表示制御部51へ出力する。例えば、操作者が「1」のキーを3回連続して押下した場合、文字入力制御部21は、「1」のキーの情報と連続押下回数が3回である旨の情報を文字候補取得部3へ出力する。さらに、文字入力制御部21は、キーが「1」で連続押下回数が3回の場合の基本文字列である「う」を候補テーブルから取得する。そして、文字入力制御部21は、取得した文字列である「う」の表示命令を文字表示制御部51へ出力する。
また、文字入力制御部21は、文字表示制御部51に表示させている文字列に確定していない文字列がある場合には、確定していない文字列を予測変換候補取得部4へ出力する。これに対して、文字入力制御部21に表示させている文字列が全て確定している場合には、文字入力制御部21に表示させている文字列の末尾の部分の所定の文字数の文字列を予測変換候補取得部4へ出力する。
操作者は、選択キーを用いて候補表示制御部52に表示されている候補文字列の中から1つの候補文字列を選択する。以下では、操作者により選択された候補文字列を「選択候補文字列」と言う場合がある。この場合、文字入力制御部21は、入力制御部2が受信した操作者による選択キーを利用した選択候補文字列を取得する。そして、文字入力制御部21は、受信した選択候補文字列の表示命令を文字表示制御部51へ出力する。また、文字入力制御部21は、受信した選択候補文字列を予測変換候補取得部4へ出力する。さらに、文字入力制御部21は、受信した選択候補文字列を文字候補取得部3へ出力する。
また、操作者は、選択キーを用いて予測変換候補表示制御部53に表示されている予測変換候補の中から1つの予測変換候補を選択する。以下では、操作者により選択された予測変換候補を「選択予測変換候補」と言う場合がある。この場合、文字入力制御部21は、入力制御部2が受信した選択予測変換候補を取得する。そして、文字入力制御部21は、選択予測変換候補の表示命令を文字表示制御部51へ出力する。そして、文字入力制御部21は、選択予測変換候補を入力文字列として確定し、文字の入力位置を次の場所へ移動する。また、文字入力制御部21は、予測変換候補が選択された旨の通知を文字候補取得部3へ出力する。さらに、文字入力制御部21は、予測変換候補が選択された旨の通知とともに文字列の末尾の所定の文字数の文字列を予測変換候補取得部4へ出力する。
また、操作者は、確定ボタンを用いて文字表示制御部51に表示されている文字列を入力文字列として確定する指示を入力する。この場合、文字入力制御部21は、入力制御部2が受信した操作者による確定ボタンを利用した入力文字列の確定指示を取得する。そして、文字入力制御部21は、文字表示制御部51が表示している文字列を入力文字列として確定し、文字の入力位置を次の場所へ移動する。また、文字入力制御部21は、選択候補文字列を入力文字列として確定する指示を文字候補取得部3へ出力する。
文字候補取得部3は、操作者が押下したキーの種類及び連続押下回数の入力を文字入力制御部21から受ける。また、文字候補取得部3は、文字表示制御部51によって現在表示部に表示されている候補文字列の入力を文字入力制御部21から受ける。ここで、文字表示制御部51によって現在表示部に表示されている候補文字列とは、操作者が10キーを押下して文字を入力した状態であれば基本文字列で有り、操作者が候補文字列の中から1つを選んだ状態であれば選択文字列である。そして、文字候補取得部3は、操作者が押下したキーの種類及び連続押下回数の入力を用いて、候補テーブル記憶部11に記憶されている候補テーブルを検索する。そして、文字候補取得部3は、操作者が押下したキーの種類及び連続押下回数に対応する全ての候補文字列を候補テーブルから取得する。ここで、文字候補取得部3が取得する候補文字列には基本文字列が含まれている。そして、文字候補取得部3は、取得した候補文字列から現在表示部に表示されている候補文字列を除いた候補文字列の情報とともに文字列の表示命令を後述する候補表示制御部52へ出力する。
また、文字候補取得部3は、選択されている選択候補文字列を入力文字列として確定する指示の入力を入力制御部2から受ける。そして、確定の指示を受けた場合、文字候補取得部3は、候補文字列の表示の消去の指示を候補表示制御部52へ出力する。
予測変換候補取得部4は、文字表示制御部51によって表示部に表示されている文字列の末尾の確定していない文字列が有る場合、確定していない文字列の入力を文字入力制御部21から受ける。また、予測変換候補取得部4は、又は予測変換候補の中から1つが選択された場合などといった文字表示制御部51によって表示部に表示されている文字列が全て確定している場合、末尾の所定の文字数の文字列の入力を文字入力制御部21から受ける。そして、予測変換候補取得部4は、受信した文字列に対応する予測変換候補群を予測変換候補記憶部12から取得する。そして、予測変換候補取得部4は、取得した予測変換候補群を表示命令とともに予測変換候補表示制御部53へ出力する。
表示制御部5は、文字表示制御部51、候補表示制御部52及び予測変換候補表示制御部53を有している。
文字表示制御部51は、操作者から入力された基本文字列の表示命令を文字入力制御部21から受ける。そして、文字表示制御部51は、既に表示部に表示させている文字列の後に続けて、受信した基本文字列を表示部に表示させる。そして、既に表示部に表示させている文字列が全て確定している場合、新たに受信した基本文字列にのみ確定していないことを示すマークを付加するように表示部に表示させる。これに対して、既に表示部に表示させている文字列の末尾に未だ確定していない文字列がある場合、文字表示制御部51は、未だ確定していない文字列に受信した基本文字列を加えて、それらに確定していないことを示すマークを付加するように表示部に表示させる。
文字表示制御部51は、又は操作者に選択された選択候補文字列の表示命令を文字入力制御部21から受ける。そして、文字表示制御部51は、選択候補文字列に対応する部分の文字列、すなわち、選択候補文字列に対応する基本文字列又は他の候補文字列に変えて、受信した選択候補文字列を表示部に表示させる。そして、既に表示部に表示させている他の文字列が全て確定している場合、選択候補文字列に確定していないことを示すマークを付加するように表示部に表示させる。これに対して、既に表示部に表示させている他の文字列の末尾に未だ確定していない文字列がある場合、文字表示制御部51は、未だ確定していない文字列に選択候補文字列を加えた部分に確定していないことを示すマークを付加するように表示部に表示させる。
また、文字表示制御部51は、操作者により選択された選択予測変換候補の表示命令の入力を文字表示制御部51から受ける。そして、文字表示制御部51は、現在表示部に表示させている文字列の末尾に確定していない文字列がある場合、その確定していない文字列に代えて受信した選択予測変換候補を表示部に表示させる。また、現在表示部に表示させている文字列が全て確定している場合、文字表示制御部51は、現在表示させている文字列の後ろに続けて受信した選択予測変換候補を表示部に表示させる。
候補表示制御部52は、候補文字列の表示命令を文字候補取得部3から受ける。そして、候補表示制御部52は、受信した候補文字列を表示部に表示させる。ここで、候補表示制御部52は、操作者が選択キーを用いて表示されている候補文字列の中から一つの候補文字列を選択できるように表示部に表示させる。具体的には、候補表示制御部52は、操作者が選択キーを操作した場合に、表示されている候補文字列を選択するマークを操作者が選択した候補文字列に付加するように表示部に表示させる。
予測変換候補表示制御部53は、予測変換候補の表示命令を予測変換候補取得部4から受ける。そして、予測変換候補表示制御部53は、受信した予測変換候補を表示部に表示させる。ここで、予測変換候補表示制御部53は、操作者が選択キーを用いて表示されている候補文字列の中から一つの候補文字列を選択できるように表示部に表示させる。具体的には、予測変換候補表示制御部53は、操作者が選択キーを操作した場合に、表示されている予測変換候補を選択するマークを操作者が選択した予測変換候補に付加するように表示部に表示させる。
図3−1は、入力文字列、候補文字列及び予測変換候補の表示部への表示の一例の図である。本実施例に係る表示部は、例えば、携帯電話の液晶画面である。ここで、図3−1を例に、入力文字列、候補文字列及び予測変換候補の表示領域を説明する。
領域201が、入力文字列の表示領域である。文字表示制御部51は、表示部に対して領域201に文字列を表示させる。
また、領域202が、候補文字列の表示領域である。候補表示制御部52は、表示部に対して領域202に候補文字列を表示させる。
また、領域203が、予測変換候補の表示領域である。予測変換候補表示制御部53は、表示部に対して領域203に予測変換候補を表示させる。
従来、携帯電話などでは、入力文字列の表示領域と予測変換候補の表示領域は表示部の長手方向、すなわち図3−1における紙面に向かって縦方向に並べられていた。そのため、図3−1のように入力文字列の表示領域、候補文字列の表示領域及び予測変換候補の表示領域を、表示部の長手方向に配置することで、従来の操作感覚を維持することができる。したがって、本実施例のように新たに候補文字列の表示領域が加わったとしても、操作者の違和感を軽減することができる。
ここで、本実施例では、一例として、図3−1に示すように、入力文字列の表示領域、候補文字列の表示領域及び予測変換候補の表示領域を、表示部の長手方向、すなわち紙面に向かって縦方向に並べた配置を説明したが、各表示領域の配置方法はこれに限られない。
図3−2及び図3−3は、入力文字列、候補文字列及び予測変換候補の表示部への表示の他の例の図である。
例えば、図3−2のように入力文字列の表示領域である領域201の中に候補文字列の表示領域である領域202を設け、さらに領域201の紙面に向かって下方に、予測変換候補の表示領域である領域203を設けるように各領域を配置してもよい。図3−2では、領域202は、候補文字列に対応している領域201の確定前の入力文字列から吹き出しとして表されるように表示されている。これにより、操作者は、表示されている候補文字列がどの入力文字列に対応しているかを容易に把握できる。
また、例えば、図3−3のように、入力文字列の表示領域である領域201の紙面に向かって下側の部分を紙面に向かって左右方向に分割し、候補文字列の表示領域である領域202及び予測変換候補の表示領域である領域203を配置してもよい。
次に、図4を参照して、本実施例に係る携帯電話を用いて文字入力を行う時の全体的な動作を説明する。図4は、実施例1に係る携帯電話における文字入力時の表示画面の遷移の一例を表す図である。
図4では、文字入力を行った場合の表示画面の遷移を表している。具体的には、表示画面301、表示画面302、表示画面303、表示画面304の順番で表示画面が移り変わっていく。また、図4における表示領域311が文字入力表示領域である。また、表示領域312が候補文字列表示領域である。また、表示領域313が予測変換候補表示領域である。図4では、便宜上、表示画面301の各表示領域のみに符号を付けているが、以下の説明では、他の表示画面302〜304における各表示領域も表示領域311〜313として説明する。
さらに、図4におけるボタン401が、文字入力表示領域に対応する選択ボタンである。すなわち、ボタン401を操作者が押下すると、表示領域311の文字入力表示領域がアクティブになる。また、ボタン402が、候補文字列表示領域に対応する選択ボタンである。すなわち、ボタン402を操作者が押下すると、表示領域312の候補文字列表示領域がアクティブになる。また、ボタン403が、予測変換候補表示領域に対応する選択ボタンである。すなわち、ボタン403を操作者が押下すると、表示領域313の予測変換候補表示領域がアクティブになる。
ここでは、操作者により「1」のキーが3回連続で押下された場合で説明する。操作者が「1」のキーを3回連続で押下すると、表示画面301で示される表示が表示部になされる。すなわち、文字表示制御部51は、文字入力制御部21からの入力を受けて、「1」のキーが3回連続で押下された場合の基本文字列である「う」を表示領域311に表示させる。また、予測変換候補表示制御部53は、予測変換候補取得部4から受信した「う」に対応する予測変換候補を表示領域312に表示させる。さらに、候補表示制御部52は、文字候補取得部3から受信した「1」のキーが3回連続で押下された場合の候補文字列を表示領域313に表示させる。
表示画面301の状態で、操作者がボタン403を押下すると、入力制御部2は、表示領域313をアクティブにする。そして、操作者は選択ボタンを用いて、表示領域313に表示されている候補文字列の中から候補文字列を選択する。選択を受けて、入力制御部2は、選択された候補文字列に選択を示すマークを移動するように候補表示制御部52に指示する。候補表示制御部52は、操作者が「あい」という候補文字列を選択した場合、表示画面302のように「あい」に選択を示すマークを付加して表示領域313に表示させる。本実施例では、表示画面302における表示領域313のグレーアウトしている部分が選択を示すマークである。
表示画面302の状態で、操作者により確定ボタンが押下されると、文字入力制御部21は、「う」に代えて「あい」を表示領域311に表示させるよう文字表示制御部51へ指示する。文字表示制御部51は、文字入力制御部21からの指示を受けて、表示画面303のように表示領域311の表示を「う」から「あい」に変更させる。また、この時、予測変換候補取得部4は、「あい」に対応する予測変換候補を予測変換候補記憶部12から取得する。そして、予測変換候補表示制御部53は、表示画面303のように予測変換候補取得部4から受信した「あい」に対応する予測変換候補を表示領域312に表示させる。また、この時、候補表示制御部52は、「う」の候補文字列の中から「あい」を除いた候補文字列を文字候補取得部3から受信する。そして、候補表示制御部52は、表示画面303のように「う」の候補文字列の中から「あい」を除いた候補文字列を表示領域313に表示させる。さらに、操作者がボタン402を押下すると、入力制御部2は、表示領域312をアクティブにする。そして、操作者は選択ボタンを用いて、表示領域312に表示されている予測変換候補の中から1つの予測変換候補を選択する。選択を受けて、入力制御部2は、選択された候補文字列に選択を示すマークを移動するように予測変換候補表示制御部53に指示する。予測変換候補表示制御部53は、操作者が「相手」という予測変換候補を選択した場合、表示画面303のように「相手」に選択を示すマークを付加して表示領域312に表示させる。本実施例では、表示画面303における表示領域312のグレーアウトしている部分が選択を示すマークである。
表示画面303の状態で、操作者により確定ボタンが押下されると、文字入力制御部21は、「あい」に代えて「相手」を表示領域311に表示させるよう文字表示制御部51へ指示する。文字表示制御部51は、文字入力制御部21からの指示を受けて、表示画面304のように表示領域311の表示を「あい」から「相手」に変更させる。また、この時、予測変換候補取得部4は、確定済みの「相手」に対応する予測変換候補を予測変換候補記憶部12から取得する。そして、予測変換候補表示制御部53は、表示画面304のように予測変換候補取得部4から受信した「相手」に対応する予測変換候補を表示領域312に表示させる。また、この時、候補表示制御部52は、入力文字列確定の情報を入力制御部2から受信する。そして、候補表示制御部52は、表示画面304のように表示領域313から候補文字列を全て削除する。
ここで、図4では、各表示領域を選択するボタンとして画面以外の場所に機械的なボタンを配置した場合で説明したが、これは他の方法でもよい。例えば、表示部をタッチパネルにして、表示部に表示されている各表示領域に触れることでその触れた表示領域をアクティブにするようにしてもよい。また、図4では、例えば表示320のように、各表示領域と各ボタンとの対応が分かりやすいように、各表示領域にボタンに対応するようにマークを表示している。そこで、タッチパネルの場合にも、図4と同様に各領域にボタンを現すマークを表示させ、そのマークに触れることでその領域をアクティブにしてもよい。
次に、図5を参照して、本実施例に係る携帯電話における文字列入力時の処理の流れについて説明する。図5は、実施例1に係る携帯電話における文字列入力時の処理のフローチャートである。
操作者は、10キーを用いて文字列を入力する(ステップS101)。
文字入力制御部21は、自己のカウンタで同じキーの連続した押下回数であるキー押下回数をカウントする(ステップS102)。
文字入力制御部21は、押下されたキー及びキー押下回数に対応する基本文字列を候補テーブル記憶部11に記憶されている候補テーブルから取得する。そして、文字入力制御部21は、取得した基本文字列の表示命令を文字表示制御部51へ出力する。文字表示制御部51は、文字入力制御部21から受信した基本文字列を表示部に表示させる(ステップS103)。
文字候補取得部3は、文字入力制御部21から受信した押下されたキー及びキー押下回数に対応する候補文字列及び基本文字列を候補テーブル記憶部11に記憶されている候補テーブルから取得する(ステップS104)。
候補表示制御部52は、押下されたキー及びキー押下回数に対応する候補文字列から基本文字列をのぞいた候補文字列を文字候補取得部3から受信する。そして、候補表示制御部52は、受信した候補文字列を表示部に表示させる(ステップS105)。
予測変換候補取得部4は、文字入力制御部21から受信した押下されたキー及びキー押下回数に対応する予測変換候補を予測変換候補記憶部12から取得する(ステップS106)。
予測変換候補表示制御部53は、押下されたキー及びキー押下回数に対応する予測変換候補を文字候補取得部3から受信する。そして、候補表示制御部52は、受信した予測変換候補を表示部に表示させる(ステップS107)。
次に、図6を参照して、本実施例に係る携帯電話における文字列入力後の文字列確定までの流れについて説明する。図6は、実施例に係る携帯電話における文字列入力後の文字列確定までのフローチャートである。ここで、文字列入力後にさらに文字列が入力された場合、図5のフローを繰り返すので、図6では、文字列入力後に文字列以外の入力が在る場合について説明する。
入力制御部2は、表示部に表示されている候補文字列の中から候補文字の選択が行われたか否かを判定する(ステップS201)。入力制御部2が、候補文字の選択が行われていないと判定した場合(ステップS201否定)、ステップS205へ進む。
これに対して、候補文字の選択が行われた場合(ステップS201肯定)、文字入力制御部21は、入力制御部2から選択候補文字列を取得する。そして、文字入力制御部21は、選択候補文字列の表示命令を文字表示制御部51へ出力する。文字表示制御部51は、選択候補文字列を表示部に表示させる(ステップS202)。
また、予測変換候補取得部4は、選択候補文字列を入力制御部2から取得する。そして、予測変換候補取得部4は、選択候補文字列に対応する予測変換候補を予測変換候補記憶部12から取得し、選択候補文字列に対応する予測変換候補の表示命令を予測変換候補表示制御部53へ出力する。予測変換候補表示制御部53は、選択候補文字列に対応する予測変換候補を表示部に表示させる(ステップS203)。
また、文字候補取得部3は、選択候補文字列を入力制御部2から取得する。そして、文字候補取得部3は、候補テーブルから選択候補文字列以外の候補文字列を取得し、候補文字列の表示命令を候補表示制御部52へ出力する。候補表示制御部52は、文字候補取得部3から取得した候補文字列を表示部に表示させる(ステップS204)。
次に、入力制御部2は、表示部に表示されている予測変換候補の中から予測変換候補が選択されたか否かを判定する(ステップS205)。予測変換候補が選択された場合(ステップS205肯定)、文字入力制御部21は、選択予測変換候補を入力制御部2から取得し、文字表示制御部51に選択予測変換候補の表示命令を出力する。文字表示制御部51は、選択予測変換候補を表示部に表示させる(ステップS206)。この場合、入力制御部2は、入力文字列が確定されたと決定する。
これに対して、予測変換候補が選択されていない場合(ステップS205否定)、入力制御部2は、入力文字列の確定指示が入力されたか否かを判定する(ステップS207)。入力制御部2が、入力文字列の確定指示が入力されていないと判定した場合(ステップS207否定)、ステップS201へ戻る。
これに対して、入力制御部2が、入力文字列の確定指示が入力されたと判定した場合(ステップS207肯定)、ステップS208へ進む。
入力制御部2は、表示部に表示されている文字列の末尾の所定の文字数の文字列を取得し、取得した文字列を予測変換候補取得部4へ出力する。予測変換候補取得部4は、入力制御部2から取得した文字列に対応する予測変換候補を予測変換候補記憶部12から取得し、取得した予測変換候補の表示命令を予測変換候補表示制御部53へ出力する。予測変換候補表示制御部53は、表示部に表示されている文字列の末尾の所定の文字数の文字列に対応する予測変換候補を表示部に表示させる(ステップS208)。
また、文字入力制御部21は、文字列の確定の入力を受けて、文字列の消去命令を候補表示制御部52へ出力する。候補表示制御部52は、表示部に表示している候補文字列を表示部から消去する(ステップS209)。
以上に説明したように、本実施例に係る情報処理装置は、一つのキーが連続して押下される入力が行われた場合に、基本文字列を表示すると共に、その基本文字列に対応する他の候補文字列を選択可能に表示する。これにより、操作者は、同じキーを用いて連続する文字を入力するような場合に、同じキーを連続して押下したしまったとしても、候補文字列の中から入力する文字列を選択して文字入力を行うことができる。すなわち、本実施例に係る情報処理装置によれば、同じキーを用いて連続する文字を入力する操作を容易にすることができる。また、操作者は、本来であれば同じキーを用いて連続する文字を入力するような場合に、間違って同じキーを連続して押下したとしても、他の候補文字列から本来入力するはずの文字列を選択することで、間違った入力に変えて本来の文字列を入力できる。すなわち、本実施例に係る情報処理装置によれば、同じキーを用いて連続する文字を入力する場合に間違って入力した場合にも、容易な操作で迅速に訂正することができる。したがって、本実施例に係る情報処理装置では、同じキーを連続して押下することで異なる文字の入力を行う場合における操作性を向上させることができる。
また、本実施例に係る情報処理装置では、文字入力領域、候補文字列表示領域及び予測変換候補表示領域のそれぞれに専用の選択ボタンが割り当てられている。これにより、簡単に操作を行ないたい領域を選択することができ、文字列の入力、予測変換候補の選択及び候補文字列の選択を容易に行うことができ、より操作性が向上する。
図7は、実施例2に係る携帯電話のブロック図である。本実施例に係る情報処理装置は、候補文字列を表示するにあたり、対応する予測変換候補が多い順に表示することが実施例1と異なるものである。そこで、以下の説明では、候補文字列の表示について主に説明する。ここで、図7において図1と同様の符号を有する各部は、特に説明の無い限り同じ機能を有するものとする。
本実施例に係る携帯電話は、図7に示すように実施例1の携帯電話が有する各部に加えて並替部6をさらに有している。
文字候補取得部3は、入力制御部2から受信した操作者が押下したキーの種類及び連続押下回数の入力を用いて、候補テーブル記憶部11に記憶されている候補テーブルを検索する。そして、文字候補取得部3は、操作者が押下したキーの種類及び連続押下回数に対応する全ての候補文字列を候補テーブルから取得する。そして、文字候補取得部3は、取得した候補文字列から現在表示部に表示されている候補文字列を除いた候補文字列の情報を並替部6へ出力する。さらに、文字候補取得部3は、取得した候補文字列の情報及び現在表示部に表示されている候補文字列の情報を予測変換候補取得部4へ出力する。
予測変換候補取得部4は、操作者が押下したキーの種類及び連続押下回数に対応する全ての候補文字列及び現在表示部に表示されている候補文字列の情報の入力を文字候補取得部3から受ける。そして、予測変換候補取得部4は、各候補文字列に対応する予測変換候補を予測変換候補記憶部12から取得する。そして、予測変換候補取得部4は、取得した各候補文字列に対応する予測変換候補を並替部6へ予測変換候補毎に出力する。さらに、予測変換候補取得部4は、取得した予測変換候補のうち、現在表示画面に表示されている候補文字列に対応する予測変換候補の表示命令を予測変換候補表示制御部53へ出力する。
並替部6は、操作者が押下したキーの種類及び連続押下回数の文字候補取得部3が取得した候補文字列から現在表示部に表示されている候補文字列を除いた候補文字列を文字候補取得部3から取得する。さらに、並替部6は、文字候補取得部3から受信した各候補文字列に対応する予測変換候補取得部4から取得する。そして、並替部6は、候補文字列毎に対応する予測変換候補の数をカウントする。そして、並替部6は、対応する予測変換候補の数が多い順に文字候補取得部3から受信した候補文字列を並び替える。そして、並替部6は、候補文字列とともに並び替えた順番で候補文字列を表示する命令を候補表示制御部52へ出力する。
候補表示制御部52は、候補文字列とともに並び替えた順番で候補文字列を表示する命令の入力を並替部6から受ける。そして、候補表示制御部52は、受信した候補文字列を対応する予測変換候補が多い順に並べて表示部に表示させる。
以上に説明したように、本実施例に係る情報処理装置は、操作者が押下したキーの種類及び連続押下回数に対応する候補文字列を、対応する予測変換候補が多い順に並べて表示する。予測変換候補が多い候補文字列は、文章に使用される確率が高いと考えることができる。そのため、予測変換候補が多い順に候補文字列を並べることで、操作者が使用する文字列を容易に見つるけることができるようになる。したがって、本実施例に係る情報処理装置は、より操作性を向上させることができる。
また、以上の各実施例においては、日本語入力におけるひらがなを入力する場合について説明したが、これは一つのキーを連続して押下することにより異なる文字を入力する入力方式であれば他の言語や文字などでもよい。例えば、アルファベットや数字を入力する場合でもよい。また、同じキーを連続して押下することで、入力できる文字が複数の言語に亘る場合や、言語だけでなく文字も入力できたりする場合でもよい。このように、複数の言語や数字が混在する場合には、候補文字列として複数の言語や文字と数字が混在した文字列が表示されることになる。
〔ハードウェア構成〕
次に、図8を参照して、以上の各実施例に係る携帯電話のハードウェア構成について説明する。図8は、携帯電話のハードウェア構成図である。
本実施例に係る携帯電話は、アンテナ1010、無線部1020、音声入出力部1030、スピーカ1031、マイク1032、プロセッサ1040、記憶装置1050、表示部1060及びキー入力部1070を有している。
無線部1020、音声入出力部1030、記憶装置1050、表示部1060及びキー入力部1070は、それぞれプロセッサ1040と接続されている。また、アンテナ1010は、無線部1020と接続されている。さらに、音声入出力部1030は、スピーカ1031及びマイク1032が接続されている。
無線部1020は、アンテナ1010を介して移動体通信網を用いて他の無線通信機器と通信を行う。
音声入出力部1030は、例えば、通話を行う際に、スピーカ1031から通話の相手から送られてきた音声を出力する。また、音声入出力部1030は、例えば、マイク1032から操作者の音声の入力を受ける。
表示部1060は、LCD(Liquid Cristal Display)などの画像表示画面である。また、キー入力部1070は、キーパッドや他の操作ボタンなどである。操作者は表示部1060に表示された情報を参照しながら、キー入力部1070を操作して文字の入力や実行命令などの入力を行う。
記憶装置1050は、ROM(Read Only Memory)1051及びRAM(Random Access Memory)1052を有する。RAM1052は、例えば、図1に示す記憶部1の機能を実現する。具体的には、RAM1052は、候補テーブルや予測変換候補を記憶している。
プロセッサ1040及び記憶装置1050は、例えば、図1に示した、入力制御部2、文字候補取得部3、予測変換候補取得部4及び表示制御部5などの機能を実現する。例えば、ROM1051は、図1に例示した入力制御部2、文字候補取得部3、予測変換候補取得部4及び表示制御部5などによる処理を実現する各種プログラムを記憶している。そして、プロセッサ1040及びRAM1052は、これら各種プログラムを読み出して実行することで、上述した機能を実現するプロセスを生成する。
1 記憶部
2 入力制御部
3 文字候補取得部
4 予測変換候補取得部
5 表示制御部
6 並替部
11 候補テーブル記憶部
12 予測変換候補記憶部
21 文字入力制御部
51 文字表示制御部
52 候補表示制御部
53 予測変換候補表示制御部

Claims (9)

  1. 1つの文字入力キーを押下する回数に応じて、前記文字入力キーを押下する回数に応じた文字列の中の予め決められた基本文字列を取得し、取得した前記基本文字列を表示部に表示させる文字入力制御部と、
    前記1つの文字入力キーを押下する回数に応じた文字列を取得する文字候補取得部と、
    前記文字候補取得部により取得された文字列を選択可能に前記表示部に表示させる候補表示制御部と、
    前記候補表示制御部が表示させた前記文字列の中からの1つの文字列の選択に基づき、前記基本文字列に代えて選択された文字列を前記表示部に表示させる文字表示制御部と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 各前記文字列に対応する予測変換候補を記憶している予測変換候補記憶部と、
    前記基本文字列に対応する予測変換候補を前記予測変換候補記憶部から取得する予測変換候補取得部と、
    前記予測変換候補取得部により取得された前記予測変換候補を選択可能に前記表示部に表示させ、前記候補表示制御部が表示させた前記文字列の中からの1つの文字列の選択された場合、前記基本文字列の予測変換候補に代えて選択された文字列の予測変換候補を前記表示部に表示させる予測変換候補表示制御部とをさらに備え、
    前記文字表示制御部は、前記予測変換候補表示制御部が表示させた前記予測変換候補の中から1つの予測変換候補の選択を受けて、前記表示部に表示されている文字列に代えて選択された予測変換候補を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記文字候補取得部により取得された文字列を、前記予測変換候補記憶部に記憶されている対応する予測変換候補が多い順に並べ替える並替部とをさらに備え、
    前記候補表示制御部は、前記文字候補取得部により取得された文字列を前記並替部より並べ替えられた順に前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 選択した候補文字列の確定の指示を入力する確定入力部をさらに備え、
    前記文字表示制御部は、前記表示部に表示されている文字列に対する選択の確定の入力を前記確定入力部から受けて、前記表示部に表示されている文字列から前記候補表示制御部が表示させた前記文字列のうちの選択された文字列への変更の受付を終了し、前記文字の入力位置を移動させる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  5. 第1選択ボタン、第2選択ボタン及び第3選択ボタンをさらに備え、
    前記文字入力制御部は、前記第1選択ボタンが押下されると、基本文字列の入力を受け付け、入力された基本文字列を前記表示部に表示させ、
    前記文字表示制御部は、前記第2選択ボタンが押下されると、前記予測変換候補表示制御部が前記表示部に表示させている予測変換候補の中から1つの文字列の選択を受け付け、前記表示部に表示されている文字列に代えて選択された文字列を前記表示部に表示させ、前記第3選択ボタンが押下されると、前記候補表示制御部が前記表示部に表示させた文字列の中から1つの文字列の選択を受け付け、前記表示部に表示されている文字列に代えて選択された予測変換候補を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  6. 前記表示部はタッチパネルであり、前記第1選択ボタン、前記第2選択ボタン及び前記第3選択ボタンは、前記表示部に選択可能に表示されていることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記文字入力制御部及び前記文字表示制御部による前記表示部への表示領域、前記予測変換候補表示制御部による前記表示部への表示領域並びに前記候補表示制御部による前記表示部への表示領域は、前記表示部の長手方向に並んで配置されていることを特徴とする請求項2〜6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  8. 前記文字入力制御部及び前記文字表示制御部による前記表示部への表示領域並びに前記予測変換候補表示制御部による前記表示部への表示領域は、前記表示部の長手方向に並んで配置されており、前記候補表示制御部による前記表示部への表示領域は、前記文字表示制御部により前記表示部に表示された基本文字列に隣接する場所に配置されることを特徴とする請求項2〜6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  9. 1つの文字入力キーを押下する回数に応じて、前記文字入力キーを押下する回数に応じた文字列の中の予め決められた基本文字列を取得し、
    取得した前記基本文字列を表示部に表示させ、
    前記文字入力キーを押下する回数に応じた文字列を取得し、
    取得した前記文字入力キーを押下する回数に応じた文字列を選択可能に前記表示部に表示させ、
    前記表示部に表示させた前記文字入力キーを押下する回数に応じた文字列の中からの1つの文字列の選択を受けて、前記基本文字列に代えて選択された文字列を前記表示部に表示させる
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする文字入力制御プログラム。
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