JP2005018335A - 文字入力装置および文字入力方法および文字入力プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

文字入力装置および文字入力方法および文字入力プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】モード切替なしに2つの入力方式を同時に提供でき、学習効果,入力効率および操作性を向上できる文字入力装置および文字入力方式および文字入力プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【解決手段】テンキー部203の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列のマルチタップ候補をマルチタップ候補生成部206により生成する。上記テンキー部203の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の縮退候補を縮退候補生成部207により生成する。上記マルチタップ候補生成部206により生成されたマルチタップ候補と上記縮退候補生成部207により生成された縮退候補を表示部202に同時に表示する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、文字入力装置および文字入力方法および文字入力プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特にキーの数に制限のある小型機器に好適な文字入力装置および文字入力方法および文字入力プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば携帯電話等のテンキーと数個のキーを利用した様々な文字入力装置が実現されている。
【0003】
図14は、文字入力装置が用いられた一般的な携帯電話を模式的に示した図である。図14において、1401は携帯電話全体、1402は各種の文字情報が表示される表示部、1403は第1機能キー、1409は第2機能キー、1404は上選択キー、1405は下選択キー、1406は左選択キー、1407は右選択キー、1408は選択の決定などを行う決定キー、1410はテンキー、1412は音声通話に使用されるスピーカー、1413は音声通話に使用されるマイクである。
【0004】
上記第1,第2機能キー1403,1409は各種操作に利用される。上選択キー1404、下選択キー1405、左選択キー1406および右選択キー1407により使用者は何かを選択する。より具体的には、選択候補表示中に、注目する選択候補を変更する。また、上記テンキー1410により文字入力などが行われるが、この種の機器においては、テンキー1410の押下がそのまま単純に入力文字に対応するわけではないことに注意が必要である。
【0005】
なお、1411はかな漢字変換中の文字列表示の例を表す。ここでは、変換中の文字列は文節単位にアンダーライン付きで示し、その中でも選択状態にある文節を反転状態で表示している。
【0006】
この種の文字入力装置が用いられた携帯電話では、日常携帯して持ち運ぶという目的から小型軽量であることが求められるため、必然的にキーの数は制限される。電話番号の入力のため必要となるテンキーと、各種操作のためのテンキー以外の複数のキー(図14では第1,第2機能キー1403,1409)もしくは図14では示していないが、他のスイッチ類などで構成される操作部を持つのが一般的である。
【0007】
小型機器に限らず一般的に広く使われている文字入力方法は、まず何らかの方法でかな文字などによる読み文字列を入力し、入力した読み文字列をかな漢字変換により漢字かな交じり文字列に変換し、所望の日本語文字列を入力する方法が採用されている。
【0008】
ここでは説明を平易なものにするため、かな文字と漢字に限定した説明とするが、実際にはカタカナ、英字、数字、記号等も同様に扱われる。
【0009】
ここで、小型機器においては、かな文字による読み文字列入力をするにあたり、使用できるキーの数に制限があるため、様々な工夫を必要としており、様々な方式が提案されている。
【0010】
以下、この種の装置で代表的な読み文字列の入力方式を3つ説明する。
【0011】
方式1.「2タッチ方式」
古くからよく知られた方法として、2タッチ方式が挙げられる。2キー方式、2ストローク方式、マトリックス方式、ポケベル方式などと呼ばれることもあるが、どれも本質的には同種の入力方式である。一般に「ポケベル方式」と呼ばれることが多いが、呼称が技術を表さずまぎらわしいのため、以下では代表して2タッチ方式と呼ぶ。
【0012】
図15は2タッチ方式で使用するマトリックス表の例である。この2タッチ方式では、連続する2回のテンキー入力を一組として文字を入力する。最初のキー入力を1桁目、次のキー入力を2桁目として、表中の対応する文字が入力される仕組みである。
【0013】
例えば、「416204」とキー入力した場合、最初の2回のキー入力「41」に対応するのは、図15の表の「1桁目」が「4」で「2桁目」が「1」の「た」であるので、「た」が入力される。
【0014】
続く2回のキー入力「62」では同様に「ひ」が入力され、最後の2回のキー入力「04」では「゛(濁点)」が入力される。結果として「416204」とキー入力した場合、「たび」が入力される。
【0015】
文字入力方法としてはシンプルでわかりやすく、過去の一時期においては標準的な文字入力方法であった。
【0016】
方式2.「マルチタップ方式」
現在主流となっているのが、マルチタップ方式である。一般には「かな入力方式」と呼ばれることの方が多いが、呼称が技術内容と一致せずまぎらわしいため、以下では「マルチタップ方式」と呼ぶこととする。
【0017】
図16はマルチタップ方式で使用する対応表の例である。このマルチタップ方式では、連続して同一のキーを押下した場合に、その押下回数に応じた文字が入力される。例えば「1」キーを3回押下する(「111」とキーを入力する)と「う」が、「7」キーを4回押下すると「め」が入力される。
【0018】
また、同一のキーに割り当てられた文字を連続して入れることを可能にするため、一度入力文字を確定させ、再度押下回数を数え始めることができるようになっている。例えば「あう」と入れたい場合、「1」キーを1回押下し、続いて「1」キーを3回押下するのであるが、そのままでは「1」キーを4回押下したことになり、「え」が入力されてしまう。このため、通常はカーソル移動キーの押下などで回数のカウントを一旦終了し、入力文字を確定するようになっている。上の例では、「1」キーを1回押下し、カーソルの右移動キーを押下、続いて「1」を3回押下することにより「あう」が入力される。
【0019】
なお、対応表のうち、かな部分を使用するか英字部分を使用するかは、別途モード切替手段を持ち、ユーザーの操作によりモードを切り替えるようになっているものが多いが、モードを設けることをせず、かなの後ろに英字が来るような対応表を使うことなども可能である。
【0020】
上記2タッチ方式、マルチタップ方式ともに、キーの押下に対し、即座に、一意に入力文字が決まるという特徴があり、入力方法としてはわかりやすい。
【0021】
また、マルチタップ方式は、2タッチ方式と違い、機器やキー表面の印刷から対応表を容易に再現可能なため、使用者は対応表を覚える必要性が無く、操作方法さえ理解してしまえば、誰でも即座に使うことができる。
【0022】
方式3.「縮退入力方式」
次に、欧米圏においては既に主流の方式であり、日本においても近年採用が始まっている縮退入力方式がある(例えば、特許文献1と特許文献2参照)。この方式には、まだ一般的な呼称が存在しないようであるので、本明細書では仮に「縮退入力方式」と命名し、記載することとする。
【0023】
縮退入力方式では、マルチタップ方式と同様、図16の対応表を使用する。各々のキーの押下は、キーに対応した文字グループの選択を意味し、一連のキーの押下の後に、各々の押下に対してグループから1文字を選択した組み合わせによる読み文字列の候補を作り、その中から使用者が所望の読み文字列を選択することにより入力が行われる。
【0024】
例えば「いか」と入力しようとする場合、この2文字はそれぞれ「1」キーに対応する文字と「2」キーに対応する文字であるので、「12」とキーを押下する。
【0025】
「12」とキーを押下した場合、それぞれのグループから1文字ずつ選択して組み合わせると「あか」「あき」「あく」のように、10×7通りの読み文字列が候補になり得る。この中から辞書等を使用し、言葉として有効な読み文字列だけを候補として使用者に提示する。使用者は方向キーと決定キー(図14の104)を使用して候補の中から希望する読み文字列を選択する。
【0026】
候補を提示する順番は、あらかじめ定めた提示順序を辞書等に記憶しておき、また、それまでに入力した読み文字列の履歴を記憶しておき、それらの情報から最終的な提示順序を計算する。
【0027】
縮退入力方式においても、マルチタップ方式同様、対応表を覚える必要がないのが特徴である。
【0028】
また、縮退入力方式は、1キーが1文字に対応するため、キーの押下数が少なくて済む。
【0029】
上記縮退入力方式が記載された特開平8−314920号公報(特許文献1)と特開平11−312046号公報(特許文献2)では、縮退入力のみの実現方法の例である点で関係はするが、マルチタップ方式との併用については一切考慮されていない。
【0030】
また、複数あるモードの切り替えを不要にする技術には、特開平5−173691号公報等、様々なものが提案されているが、これらの技術は、誤った入力モードにおいては意味のない文字列が入力されることなどを利用し、文字列が意味を成すかどうかを等を判定することによりモードの自動切換えを実現している。しかし、縮退入力方式においては、常に意味のある文字列が出力されるため、この種の判定は不可能であり、マルチタップ方式と縮退方式のモード切替を不要にする目的には適用不可能である。また、ひとつの入力モードに付きひとつの文字列が生成されることが前提となっており、縮退入力方式のようにひとつのモードで複数の候補が生成される場合や、さらにその複数の候補の中での学習などによる優先順位制御などは一切考慮されていない。
【0031】
【特許文献1】
特開平8−314920号公報
【特許文献2】
特開平11−312046号公報
【0032】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記「2タッチ方式」「マルチタップ方式」および「縮退入力方式」を用いた文字入力装置では、次のような問題がある。
【0033】
2タッチ方式は、操作方法こそシンプルであるが、入力に際してマトリックス対応表が必要であり、小型機器においてはマトリックス対応表を機器のどこかに表記しておくことも難しいため、マトリックス対応表を使用者が暗記しなければならないという欠点がある。
【0034】
また、マルチタップ方式は、キーの押下回数が多いという欠点がある。このマルチタップ方式おいてキーの押下回数の平均は単純計算で3回程度となり、これは他の方式よりも多い。さらに、文字により非常に多い回数の押下を必要とするという問題がある。例えば図16の対応表を使う場合、「お」を入れるには「1」キーを5回押下しなければならない。また「ぉ(小文字)」を入れるには「1」キーを10回押下する必要がある。キーの押下回数が多いため、単純に入力の手間が大きい上に、また、連続して同一のキーを何回も押下するため、押し損ないや回数の数え間違いによる入力ミスが起きやすいという問題がある。
【0035】
また、縮退入力方式は、入力キー配列から予想される文字列の全てに対して予め準備されている辞書にて候補を絞り込み、かつ学習履歴から候補に優先順位を付けて提示して選択させる入力方式である。
【0036】
具体的には、キーに対応する文字を1文字ずつ選択して読み文字列の候補を作るため、組み合わせによる全候補数は莫大な数になり得る。開示された方法では、辞書等を使用して、言葉として有効な読み文字列だけが候補として使用者に提示されることでこの問題を軽減してはいるが、それでも数十個もの候補が提示されることは少なくなく、時には百以上の候補が提示されることもあり、これらの候補の中から希望する読み文字列を選択することは使用者に多大な苦労を強いる。
【0037】
さらに、縮退入力方式では、キー入力に対して生成される候補を使用者が事前に推測することが極めて難しく、また、学習により候補の提示順序が毎回変わる可能性があるため、毎回必ず表示を確認しながら選択操作を行わなければならず、いわゆるタッチタイピングのような、目視確認無しの入力が事実上不可能であり、入力効率が制限されるという問題がある。
【0038】
さらに、縮退入力方式では、辞書等を使用して提示する候補を削減しているため、辞書にない言葉を入力しようとした場合、候補に希望する読み文字列が無く、別途特別な操作をする必要があるという問題もある。
【0039】
また、これら2タッチ方式、マルチタップ方式、縮退入力方式はそれぞれが独立しており、ある方式で入力しているときに別の方式で入力したい場合、モードを切り替える必要があった。また、小型機器の場合、この種のモード切替のためだけにキーを配置することは困難であるため、モード切替は複雑で面倒な操作を必要としている。
【0040】
同時に、ある方式で入力した履歴が別の方式に反映される仕様は今のところ確認されていない。縮退入力方式では、読み文字列の候補の提示、選択にあたり、過去の入力の履歴を利用し、使用者が過去に入力した読み文字列を優先的に提示することが行われるが、このとき、過去の入力の履歴は縮退入力方式で入力した履歴であるため、2タッチ方式やマルチタップ方式で入力した結果は、縮退入力方式の候補の提示順には何ら反映されないという問題がある。
【0041】
そこで、この発明の目的は、モード切替なしに2つの入力方式を同時に提供でき、学習効果,入力効率および操作性を向上できる文字入力装置および文字入力方法および文字入力プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0042】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明の文字入力装置は、
複数の入力キーを用いて文字を入力する文字入力手段と、
上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補とを生成する候補生成手段と、
上記候補生成手段により生成された上記第1候補と上記第2候補を同時に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0043】
上記構成の文字入力装置によれば、上記候補生成手段により生成された上記第1候補と上記第2候補を同時に出力手段により出力するので、上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補を用いた入力方式と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補を用いた入力方式とをモード切替なしに同時に提供でき、学習効果,入力効率および操作性を向上できる。
【0044】
また、一実施形態の文字入力装置は、上記出力手段により同時に出力された上記第1候補または上記第2候補から文字または文字列を選択する文字列選択手段を備え、上記出力手段は、上記文字列選択手段により常に一定の操作で上記第1候補が選択されるように上記第1候補と上記第2候補を出力することを特徴とする。
【0045】
上記実施形態の文字入力装置によれば、上記文字列選択手段により常に一定の操作で上記第1候補が選択されるように上記第1候補と上記第2候補を上記出力手段により出力するので、モード切替を不要としつつ、常に一定の操作で表示等の出力手段の確認なしに一定の文字列が入力でき、入力効率および操作性をさらに向上できる。
【0046】
また、一実施形態の文字入力装置は、上記出力手段が、上記第2候補より上記第1候補を上位候補として出力することを特徴とする。
【0047】
上記実施形態の文字入力装置によれば、上記第2候補より上記第1候補を上位候補として上記出力手段が出力するので、使用者が画面等の出力を確認すること無しに、所望の文字列が入力されるという上記第1候補の長所が損なわれない。
【0048】
また、一実施形態の文字入力装置は、上記出力手段により同時に出力された上記第1候補または上記第2候補から文字または文字列を選択する文字列選択手段と、上記文字列選択手段により上記第1候補と上記第2候補のどちらを選択したかを選択情報として記憶する選択記憶手段とを備え、上記出力手段は、上記選択記憶手段に記憶された選択情報に基づいて上記第1候補または上記第2候補を上位候補として出力することを特徴とする。
【0049】
上記実施形態の文字入力装置によれば、上記選択記憶手段に記憶された選択情報に基づいて上記第1候補または上記第2候補を上位候補として上記出力手段が出力するので、常に利用者が高い頻度で利用する入力方式の候補が先頭に位置させ、入力効率および操作性をさらに向上できる。
【0050】
また、一実施形態の文字入力装置は、上記文字入力手段により入力された文字列を学習情報として記憶する学習記憶手段と、上記学習記憶手段に記憶された学習情報に基づいて上記第2候補を整列させる候補整列手段とを備え、上記出力手段は、上記候補整列手段により整列された上記第2候補を出力することを特徴とする。
【0051】
上記実施形態の文字入力装置によれば、上記学習記憶手段に記憶された学習情報に基づいて上記第2候補を整列させて上記出力手段により出力するので、過去に入力した文字列が優先されて表示され、入力効率および操作性をさらに向上できる。
【0052】
また、この発明の文字入力方法は、
複数の入力キーを用いた文字入力手段により文字を入力するステップと、
上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補とを候補生成手段により生成するステップと、
上記第1候補または上記第2候補から文字または文字列を文字列選択手段により選択するときに常に一定の操作で上記第1候補が選択されるように、上記第1候補と上記第2候補を候補整列手段により整列させるステップと、
上記候補整列手段により整列させた上記第1候補と上記第2候補を同時に出力手段により出力するステップとを有することを特徴とする。
【0053】
上記文字入力方法によれば、上記候補生成手段により生成された上記第1候補と上記第2候補を同時に出力手段により出力するので、上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補を用いた入力方式と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補を用いた入力方式とをモード切替なしに同時に提供でき、学習効果,入力効率および操作性を向上できる。また、上記文字列選択手段により常に一定の操作で上記第1候補が選択されるように上記候補整列手段により整列された上記第1候補および上記第2候補を上記出力手段により出力するので、モード切替を不要としつつ、常に一定の操作で表示等の出力手段の確認なしに一定の文字列が入力でき、入力効率および操作性をさらに向上できる。
【0054】
また、この発明の文字入力方法は、
複数の入力キーを用いた文字入力手段により文字を入力するステップと、
上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補とを候補生成手段により生成するステップと、
上記第1候補または上記第2候補から文字または文字列を文字列選択手段により選択するときに、上記第1候補と上記第2候補のどちらを選択したかを選択情報として選択記憶手段に記憶するステップと、
上記選択記憶手段に記憶された選択情報に基づいて上記第1候補と上記第2候補のどちらを上位候補とするか決定して候補整列手段により整列させるステップと、
上記候補整列手段により整列させた上記第1候補と上記第2候補を同時に出力手段により出力するステップとを有することを特徴とする。
【0055】
上記文字入力方法によれば、上記候補生成手段により生成された上記第1候補と上記第2候補を同時に出力手段により出力するので、上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補を用いた入力方式と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補を用いた入力方式とをモード切替なしに同時に提供でき、学習効果,入力効率および操作性を向上できる。また、上記選択記憶手段に記憶された選択情報に基づいて上記第1候補または上記第2候補を上位候補として上記出力手段が出力するので、常に利用者が高い頻度で利用する入力方式の候補が先頭に位置させ、入力効率および操作性をより向上できる。
【0056】
この発明の文字入力プログラムは、
複数の入力キーを用いて文字を入力する文字入力手段と、
上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補とを生成する候補生成手段と、
上記第1候補または上記第2候補から文字または文字列を選択する文字列選択手段と、
上記第1候補または上記第2候補より文字または文字列を文字列選択手段により選択するときに常に一定の操作で上記第1候補が選択されるように、上記第1候補と上記第2候補を整列させる候補整列手段と、
上記候補整列手段により整列させた上記第1候補と上記第2候補を同時に出力する出力手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
【0057】
上記文字入力プログラムによれば、上記候補生成手段により生成された上記第1候補と上記第2候補を同時に出力手段により出力するので、上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補を用いた入力方式と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補を用いた入力方式とをモード切替なしに同時に提供でき、学習効果,入力効率および操作性を向上できる。また、上記文字列選択手段により常に一定の操作で上記第1候補が選択されるように上記候補整列手段により整列された上記第1候補および上記第2候補を上記出力手段により出力するので、モード切替を不要としつつ、常に一定の操作で表示等の出力手段の確認なしに一定の文字列が入力でき、入力効率および操作性をさらに向上できる。
【0058】
また、一実施形態の文字入力プログラムは、上記候補整列手段は、上記第2候補より上記第1候補を上位候補とするようにコンピュータを機能させることを特徴とする文字入力プログラム。
【0059】
上記実施形態の文字入力プログラムによれば、上記第2候補より上記第1候補を上位候補として上記出力手段が出力するので、使用者が画面等の出力を確認すること無しに、所望の文字列が入力されるという上記第1候補の長所が損なわれない。
【0060】
この発明の文字入力プログラムは、
複数の入力キーを用いて文字を入力する文字入力手段と、
上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補とを生成する候補生成手段と、
上記第1候補または上記第2候補から文字または文字列を選択する文字列選択手段と、
上記第1候補または上記第2候補より文字または文字列を文字列選択手段により選択するときに、上記第1候補と上記第2候補のどちらを選択したかを選択情報として記憶する選択記憶手段と、
上記選択記憶手段に記憶された選択情報に基づいて上記第1候補と上記第2候補のどちらを上位候補とするか決定して整列させる候補整列手段と、
上記候補整列手段により整列させた上記第1候補と上記第2候補を同時に出力する出力手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
【0061】
上記文字入力プログラムによれば、上記候補生成手段により生成された上記第1候補と上記第2候補を同時に出力手段により出力するので、上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補を用いた入力方式と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補を用いた入力方式とをモード切替なしに同時に提供でき、学習効果,入力効率および操作性を向上できる。また、上記選択記憶手段に記憶された選択情報に基づいて上記第1候補または上記第2候補を上位候補として上記出力手段が出力するので、常に利用者が高い頻度で利用する入力方式の候補が先頭に位置させ、入力効率および操作性をより向上できる。
【0062】
また、一実施形態の文字入力プログラムは、上記文字入力手段により入力された文字列を学習情報として記憶する学習記憶手段としてコンピュータを機能させ、上記出力手段は、上記学習記憶手段に記憶された学習情報に基づいて上記第2候補を整列させて出力するようにコンピュータを機能させることを特徴とする。
【0063】
上記実施形態の文字入力プログラムによれば、上記学習記憶手段に記憶された学習情報に基づいて上記第2候補を整列させて上記出力手段により出力するので、過去に入力した文字列が優先されて表示され、入力効率および操作性をさらに向上できる。
【0064】
この発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
複数の入力キーを用いて文字を入力する文字入力手段と、
上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補とを生成する候補生成手段と、
上記第1候補または上記第2候補から文字または文字列を選択する文字列選択手段と、
上記第1候補または上記第2候補より文字または文字列を文字列選択手段により選択するときに常に一定の操作で上記第1候補が選択されるように、上記第1候補と上記第2候補を整列させる候補整列手段と、
上記候補整列手段により整列させた上記第1候補と上記第2候補を同時に出力する出力手段としてコンピュータを機能させるための文字入力プログラムを記録したことを特徴とする。
【0065】
上記コンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、上記候補生成手段により生成された上記第1候補と上記第2候補を同時に出力手段により出力するので、上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補を用いた入力方式と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補を用いた入力方式とをモード切替なしに同時に提供でき、学習効果,入力効率および操作性を向上できる。また、上記文字列選択手段により常に一定の操作で上記第1候補が選択されるように上記候補整列手段により整列された上記第1候補および上記第2候補を上記出力手段により出力するので、モード切替を不要としつつ、常に一定の操作で表示等の出力手段の確認なしに一定の文字列が入力でき、入力効率および操作性をさらに向上できる。
【0066】
一実施形態のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記候補整列手段は、上記第2候補より上記第1候補を上位候補とするようにコンピュータを機能させる文字入力プログラムを記録したことを特徴とする。
【0067】
上記実施形態のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、上記第2候補より上記第1候補を上位候補として上記出力手段が出力するので、使用者が画面等の出力を確認すること無しに、所望の文字列が入力されるという上記第1候補の長所が損なわれない。
【0068】
この発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
複数の入力キーを用いて文字を入力する文字入力手段と、
上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補とを生成する候補生成手段と、
上記第1候補または上記第2候補から文字または文字列を選択する文字列選択手段と、
上記第1候補または上記第2候補より文字または文字列を文字列選択手段により選択するときに、上記第1候補と上記第2候補のどちらを選択したかを選択情報として記憶する選択記憶手段と、
上記選択記憶手段に記憶された選択情報に基づいて上記第1候補と上記第2候補のどちらを上位候補とするか決定して整列させる候補整列手段と、
上記候補整列手段により整列させた上記第1候補と上記第2候補を同時に出力する出力手段としてコンピュータを機能させるための文字入力プログラムを記録したことを特徴とする。
【0069】
上記コンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、上記候補生成手段により生成された上記第1候補と上記第2候補を同時に出力手段により出力するので、上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補を用いた入力方式と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補を用いた入力方式とをモード切替なしに同時に提供でき、学習効果,入力効率および操作性を向上できる。また、上記選択記憶手段に記憶された選択情報に基づいて上記第1候補または上記第2候補を上位候補として上記出力手段が出力するので、常に利用者が高い頻度で利用する入力方式の候補が先頭に位置させ、入力効率および操作性をより向上できる。
【0070】
一実施形態のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記複数の入力キーより入力された文字列を学習情報として記憶する学習記憶手段としてコンピュータを機能させ、上記出力手段は、上記学習記憶手段に記憶された学習情報に基づいて上記第2候補を整列させて出力するようにコンピュータを機能させるための文字入力プログラムを記録したことを特徴とする。
【0071】
上記実施形態のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、上記学習記憶手段に記憶された学習情報に基づいて上記第2候補を整列させて上記出力手段により出力するので、過去に入力した文字列が優先されて表示され、入力効率および操作性をさらに向上できる。
【0072】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の文字入力装置および文字入力方法および文字入力プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0073】
(第1実施形態)
この発明の第1実施形態の文字入力装置を用いた一般的な携帯電話について説明する。なお、この第1実施形態の携帯電話は、文字入力方法を除いて図14に示す携帯電話と同一の構成をしており、図14を援用して説明を省略する。
【0074】
この発明の文字入力装置は、このような一般的な携帯電話に対して、外観等を変更することなく実施することも可能であるという特長を持つ。
【0075】
また、図1は、この第1実施形態の携帯電話の文字入力装置の回路的な内部構成の概略を示したものである。図1において、101は各種の演算処理を行うCPU(中央処理装置)、102は演算中の一時記憶や辞書を記憶する記憶装置、103は必要な情報(文字情報など)をユーザーに提示する表示部、104は各種キーからの入力が行われるユーザー入力部である。
【0076】
また、図2は、この第1実施形態の文字入力装置の構成を示す機能ブロック図である。なお、図2の各ブロックは図1においては複数の部品で構成され、図1の部品が図2の複数のブロックを構成する場合があるため、図1と図2の構成部品は単純な対応関係にはない。
【0077】
図2において、201は文字入力装置、202は必要な情報(文字情報など)をユーザーに提示する出力手段の一例としての表示部、203は使用者によるテンキーの操作を検出する文字入力手段の一例としてのテンキー部、204は使用者による選択キーの操作を検出する選択キー部、205は使用者による決定キーの操作を検出する決定キー部、206はテンキー部203や選択キー部204からの情報から第1候補の一例としてのマルチタップ候補を生成するマルチタップ候補生成部、207はテンキー部203や選択キー部204からの情報から第2候補の一例としての縮退候補を生成する縮退候補生成部、208は縮退候補の生成やかな漢字変換に必要な辞書を記憶する辞書記憶部、209はかな漢字変換を行うかな漢字変換部、210は複数ある文字列候補から、使用者の操作すなわち選択キー部204や決定キー部205からの情報により文字列の選択を行う文字列選択部、211は文字列選択部210が選択した文字列に関する情報を学習情報として記憶する学習記憶手段の一例としての学習記憶部、212はマルチタップ候補生成部206および縮退候補生成部207により生成された文字列候補を、既定のルールおよび学習記憶部211に記憶された学習情報に基づいて整列させる候補整列手段の一例としての候補整列部である。
【0078】
上記マルチタップ候補生成部206と縮退候補生成部207で候補生成手段を構成している。上記選択キー部204と決定キー部205と文字列選択部210で文字列選択手段を構成している。
【0079】
以下、この第1実施形態の文字入力装置の動作について例を用いて説明する。使用者は、テンキー部(203/104/1410)の任意のキーを押下する。ここでは、まずテンキーで「112」と押下した場合を例として説明する。
【0080】
図3は、テンキーで「112」と押下した場合のマルチタップ方式、縮退方式および提案手法における候補の例である。マルチタップ方式並びに縮退方式の候補の例は、従来方式の例であると同時に、マルチタップ候補生成部206および縮退候補生成部207の生成する候補例でもある。なお、言うまでもないことであるが、この図3において候補間の対応関係を容易に判別可能にするため空白部分が存在するが、この図においては候補の順序のみに意味があるのであって、空白は図を見やすくする以上の意味は持たない。
【0081】
上記テンキー部203においてテンキーのどのキーがどの順番で押下されたかが、図2に示すマルチタップ候補生成部206並びに縮退候補生成部207に伝えられる。
【0082】
上記マルチタップ候補生成部206では、マルチタップ方式に従った入力読み文字列候補を生成する。「112」に対応する入力読み文字列候補は、図16に示している、「1」に対応する「あいうえおぁぃぅぇぉ」の中から「1」の数すなわち「11」の場合は2個であるので2番目の「い」、および同様に「2」に対応する「かきくけこヵヶ」の1番目の「か」を繋げた文字列、「いか」(403)を生成する。図3のマルチタップ欄がこの生成文字列の例である。
【0083】
また、上記縮退候補生成部207では、縮退方式に従った入力読み文字列候補を生成する。ここで「112」に対応する入力読み文字列候補は、図16に示している、「112」の最初の「1」に対応する「あいうえおぁぃぅぇぉ」から1文字、同じく「112」の2番目の「1」に対応する「あいうえおぁぃぅぇぉ」から1文字、同じく「112」の3番目の「2」に対応する「かきくけこヵヶ」から1文字を続けた3文字の読み文字列のうち、言葉として有効な読み文字列である。
【0084】
なお、図2に示す縮退候補生成部207では、辞書記憶部208の記憶する辞書情報を使用し、言葉として有効な読み文字列だけが候補となるよう動作する。この動作の詳細に関しては当該技術に関係する技術者においては容易に実現できるものであるため、詳細な説明はしない。
【0085】
また、辞書記憶部208の辞書情報の記憶形態には様々なものが考えられ、それらをこの発明に適用することは容易であるが、この第1実施形態においては、かな漢字変換用の辞書と共通の辞書情報を使用するものとする。
【0086】
こうして上記縮退候補生成部207は、候補として「あいこ」「あおき」「あおく」「いいき」「えいき」「えいこ」「おいけ」などの読み文字列(404〜408)を生成する。図3の縮退欄がこの生成文字列の例である。
【0087】
また、このとき、図2に示す縮退候補生成部207では、辞書記憶部208の記憶する辞書情報を使用し、各生成読み文字列に対して優先度情報を付与する。具体的には、辞書は単語毎にあらかじめ定めた優先度情報を保持しており、読み文字列の生成に際して当該単語の優先度情報を付与する。この優先度情報を付与する動作の詳細に関しては、当該技術に関係する技術者においては容易に実現できるものであるため、詳細な説明はしない。
【0088】
また、図2に示すマルチタップ候補生成部206により生成された読み文字列候補と縮退候補生成部207により生成された読み文字列候補を合わせたものが読み文字列候補となる。
【0089】
生成された読み文字列候補は、図2に示す候補整列部212にて並べられ、並べられた順番に従って表示部(202/103/1402)にて表示されて、使用者に提示される。図3の実施例1欄が、並べられた順番の例である。なお、実施例2A欄、実施例2B欄については第2実施形態の説明にて後述する。
【0090】
なお、この第1実施形態においては、生成された読み文字列候補は、表示部202にて表示されることによって出力されて使用者に提示されるが、例えばこれを音声合成による音声出力などによって出力して使用者に提示するなど、他の出力手段をこの発明に適用することも可能であることは言うまでも無い。
【0091】
このとき、候補の並び順の決定には様々な方法が考えられるが、この第1実施形態においては、マルチタップ候補が先頭に位置し、縮退候補がそれに続く形とする。この他に、常に上から2番目、常に一番最後など様々な方式が考えられるが、この発明にそれらを適用することは容易であることは言うまでも無い。
【0092】
また、縮退候補同士での提示順序については、まず学習記憶部511に記憶されている学習情報に基づいて優先されるべき候補を判定、上位に位置させ、残りの候補は縮退候補生成部207にて付与された優先度情報の高いものから並べていくものとする。
【0093】
使用者は、選択キー部(204/1404〜1407)と決定キー部(205/1408)を操作して、表示・提示された読み文字列候補から所望の読み文字列を選択する。
【0094】
図4は、候補を表示し、使用者が選択操作をするときの画面表示の例である。
【0095】
図4において、401は入力されている文字列、402は入力文字列が入力される位置を示すカーソル、403はマルチタップ方式の読み文字列候補、404は反転表示された縮退方式の読み文字列候補、405〜408は他の縮退方式の読み文字列候補である。
【0096】
ここでは既に文字列「今日はいい天気」は入力済の状態であり、読み文字列入力中でもないし、かな漢字変換中でもない。
【0097】
なお、この図4においては、カーソル位置に選択中の文字の表示を行っていない、すなわちいわゆるインライン変換のような表示を行っていないが、この発明にそのような表示様態を適用することが容易であることは言うまでも無い。
【0098】
また、マルチタップ方式の読み文字列候補は先頭にひとつだけ存在する。
【0099】
反転表示されている縮退方式の読み文字列候補は、選択操作において現在注目状態にある読み文字列候補であるためである。この状態で決定キーが操作されると、この読み文字列候補が選択される。
【0100】
使用者は、選択キーの押下により読み文字列候補のうち、どの読み文字列候補に注目しているかを切り替える。注目している読み文字列候補は反転表示される。なお、どの読み文字列候補に注目しているか使用者に判別可能であれば、反転表示以外の表示様態を使用しても良いことは言うまでも無い。
【0101】
使用者は所望の読み文字列が反転表示されたら、決定キーを押下して選択する。
【0102】
なお、一見して明らかなように、この表示例は表示領域が不足しているため全ての候補を一度に表示することができない場合の例である。言うまでも無いことだが、選択キーの押下の結果、必要であれば、表示のスクロールなどにより他の候補の表示・提示がされる。
【0103】
このようにして選択された読み文字列が入力される。
【0104】
このように、マルチタップ候補と縮退候補をまとめて読み文字列候補とし、選択操作を行えるようにしたことで、使用者は複雑な操作手順によるモード切替等を行うこと無く、マルチタップ方式による入力と縮退方式による入力の両方を常に使うことが可能であるという効果があり、また、両者の特性の違いを鑑み、場面により使い分けることが容易であるため、入力の効率が向上するという効果もある。
【0105】
また、候補を並べるにあたりマルチタップ候補を先頭に位置させるように並べることにより、すなわち入力がテンキー操作で一意に決まるマルチタップ候補が常に先頭にあることにより、選択操作においても先頭を選択する操作は一意な操作となるため、テンキー入力から読み文字列選択まで通して一意な操作で読み文字列入力を行うことが可能であり、従って都度画面を確認する等が不要であり、効率的な入力が可能であるという効果がある。
【0106】
入力された読み文字列は、続いてかな漢字変換される。なお、かな漢字変換に関しては、当該技術に関わる技術者においては容易に実現できるものであるので、詳細な説明はしない。
【0107】
ここでは、読み文字列候補から「いか」が選択・入力され、かな漢字変換により「以下」に変換されたものとする。
【0108】
このとき、このように選択・入力および変換結果を、図2に示す学習記憶部511に記憶する。
【0109】
上記学習記憶部511に記憶する方法については、様々なものが知られており、それらをこの発明に適用することは容易であるが、この第1実施形態においては、読みの文字列そのものを記憶するのではなく、辞書記憶部208に記憶された辞書情報における単語番号を読みの文字列に替わるものとして記憶するものとする。この第1実施形態においては、辞書情報は縮退候補生成とかな漢字変換で共通のものを使用しているため、単語「以下」の単語番号を記憶する。
【0110】
なお、ここで学習する内容については使用者が入力したものだけではなく、あらかじめ用意した内容を記憶することや、状況に即した類似文書・関連文書などを解析して情報を生成し記憶すること、等も可能であることは言うまでもない。
【0111】
続いて、この後、今度は「12」と入力した場合について説明する。
【0112】
言うまでも無いことだが、以下は、単語「以下」が学習された後である必要はあるが、単語「以下」が学習された直後である必要はない。
【0113】
図5は、単語「以下」が学習されている状態で、テンキーで「12」と押下した場合のマルチタップ方式、縮退方式および提案手法における候補の例である。なお、言うまでもないことであるが、図3同様、この図5においても候補間の対応関係を容易に判別可能にするため空白部分が存在するが、この図においては候補の順序のみに意味があるのであって、空白は図を見やすくする以上の意味は持たない。
【0114】
上記と同様、入力に対してマルチタップ候補生成部206と縮退候補生成部207が候補読み文字列を生成する。マルチタップ候補は「あか」である。縮退候補は「あか」「あく」「いか」「いけ」「うき」「えき」「おか」などである。図5のマルチタップ欄や縮退欄がこれらの生成文字列の例である。
【0115】
これらの読み文字列候補は、候補整列部212にて並べられる。このとき、候補整列部212は学習記憶部211に記憶された情報を検索し、候補の中に学習されているものがないか調べる。
【0116】
先ほどの入力により「以下」の単語番号が学習記憶部211に記憶されおり、単語「以下」に対応する読み文字列は「いか」であるため、「いか」が学習されていることが検出される。
【0117】
候補整列部212は、まずマルチタップ候補を、続いて縮退候補のうち学習されているものを、次いで残りを並べる。なお、この第1実施形態においては、マルチタップ候補と縮退候補で重複する候補がある場合は、ひとつを除き破棄し、最終的な候補列中に同じものが2つ表れないようにしている。これは、一般的に、選択操作の対象となる候補列中に同一の候補が複数あるのは利用者から見て不自然に見えがちだからであるが、技術的には必ずしも重複を破棄しなければならない理由があるわけではないことに注意されたい。
【0118】
この例では、マルチタップ候補「あか」、学習された候補「いか」、残りの候補の「あく」「いけ」「うき」「えき」「おか」という順番になる。図5の実施例1欄が整列された文字列の順序の例である。なお、図5の実施例2A欄、実施例2B欄については第2実施形態の説明にて後述する。
【0119】
ここで、まず使用者がマルチタップ方式の候補である「あか」を入力しようとしていた場合を考える。「112」で「いか」を入力した場合と同様に、マルチタップ方式の候補は最上位にあるため、そのまま確定すれば「あか」が入力される。
【0120】
次に、使用者が「いか」を入力しようとしていた場合を考える。この場合、「いか」は縮退方式の候補の先頭で、全体では第2番目の候補であり、選択キーを1回押下して確定すれば「いか」が入力される。
【0121】
上記より明らかなように、従来は複雑な手順に従いモード切替を行う必要のあったマルチタップ方式による入力と縮退方式による入力が、モード切替操作無しに同時に使用可能となっている。
【0122】
また、マルチタップ方式はキー入力から候補文字列が一意に決定され、また、常に最上位の候補であり、常にそのまま確定すればマルチタップ方式による入力となるため、従来のマルチタップ方式の持つ、使用者が画面等の出力を確認すること無しに、所望の文字列が入力されるという長所が損なわれていない。
【0123】
また、縮退方式による入力は常に選択操作を伴うものであり、この点に関してはこの発明も同様であり、すなわち入力の手間の増加はほとんど無く、むしろ従来の各方式毎に独立に構成され、使用者がモードを切り替えることにより別々に動作させる方式では困難であった、両方式の長所を活かして使い分けることが極めて容易に行えるようになるため、入力効率の向上が可能となる。
【0124】
さらに、「いか」が学習記憶部511に記憶されたときは、「いか」はマルチタップ方式で入力されたものであったが、学習記憶部511に記憶された情報を検索した結果、縮退候補中の上位に並べられたときは縮退方式の候補のひとつであることに注意されたい。
【0125】
従来の各方式毎に独立に構成され使用者がモードを切り替えることにより別々に動作させる方式では、このようなマルチタップ方式で入力された語が学習により縮退候補の上位に位置するよう並べることは不可能であったが、提案手法では、マルチタップ方式で入力された読み文字列であっても、縮退入力方式での入力に際し、学習が有効に働き、効率良く入力できるという効果がある。
【0126】
なお、学習に関しては、他にもかな漢字変換におけるユーザー登録単語などの様々な学習手法が知られているが、入力に対して候補一覧を生成し選択するという点において提案手法とかな漢字変換は極めて類似した技術であり、従って、これらの各種学習手法をこの発明に適用することは容易である。
【0127】
これ以降の動作に関しては同様であるので、繰り返し説明することはしない。
【0128】
なお、上記第1実施形態においては、日本語文字列の入力に関してのみ例示し説明したが、英文字列の入力に関しても、かな漢字変換を行わない以外はほぼ同様に実施でき、その他の言語に関しても同様に実施可能であることは言うまでも無い。
【0129】
(第2実施形態)
第2実施形態は、ほとんどの部分において第1実施形態と同様であるので、図14および図1を援用して、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
【0130】
図6は、この第2実施形態の文字入力装置の構成を機能的なブロック図である。なお、図6の各ブロックは図1においては複数の部品で構成され、図1の部品が図6の複数のブロックを構成する場合があるため、図1と図6の構成部品は単純な対応関係にはない。
【0131】
図6において、601は文字入力装置、602は必要な情報(文字情報など)をユーザーに提示する表示部、603は使用者によるテンキー1410(図14に示す)の操作を検出する文字入力手段の一例としてのテンキー部、604は使用者による選択キー1404〜1407(図14に示す)の操作を検出する選択キー部、605は使用者による決定キー1408(図14に示す)の操作を検出する決定キー部、606はテンキー部603や選択キー部604からの情報から第1候補の一例としてのマルチタップ候補を生成するマルチタップ候補生成部、607はテンキー部603や選択キー部604からの情報から第2候補の一例としての縮退候補を生成する縮退候補生成部、608は縮退候補の生成やかな漢字変換に必要な辞書を記憶する辞書記憶部、609はかな漢字変換を行うかな漢字変換部、610は複数ある文字列候補から、使用者の操作すなわち選択キー部604や決定キー部605からの情報により文字列の選択を行う文字列選択部、611は文字列選択部610が選択した文字列に関する情報を学習情報として記憶する学習記憶手段の一例としての学習記憶部、612はマルチタップ候補生成部606および縮退候補生成部607が生成した文字列候補を整列させる候補整列手段の一例としての候補整列部、613は文字列選択部610において選択された文字列がマルチタップ候補であったか縮退候補であったかを選択情報として記憶する選択記憶手段の一例としての選択記憶部である。上記候補整列部612の文字列候補の整列は、既定のルールおよび学習記憶部611に記憶された学習情報および選択記憶部613に記憶された選択情報に基づいて行われる。
【0132】
上記マルチタップ候補生成部606と縮退候補生成部607で候補生成手段を構成している。上記選択キー部604と決定キー部605と文字列選択部610で文字列選択手段を構成している。
【0133】
上記マルチタップ候補生成部606並びに縮退候補生成部607で生成された読み文字列候補は、候補整列部612にて並べられ、並べられた順番に従って表示部(602/103/1402)にて表示されて、使用者に提示される。
【0134】
このとき、候補の並び順の決定には様々な方法が考えられるが、この第2実施形態においては、第1実施形態とは異なり、選択記憶部613に記憶された過去の一定期間内に行われた選択において、マルチタップ候補を選択した回数が縮退候補を選択した回数よりも多ければ、マルチタップ候補を先頭に位置させ、そうでなければ、縮退候補を先頭に位置させる。
【0135】
図3および図5の実施例2Aの欄が、マルチタップ候補を選択した回数が多かった場合の入力例における候補の順序の例であり、実施例2Bの欄が、マルチタップ候補を選択した回数が多くなかった場合の入力例における候補の順序の例である。このように並べることにより、常に利用者がより多く利用する方式の候補が先頭に位置するため、効率的な入力が可能であるという効果がある。
【0136】
図7は、マルチタップ候補を選択した回数が多かった場合の候補を表示し、使用者が選択操作をするときの画面表示の例である。図3の実施例2A欄に示される順序で候補が表示されている。
【0137】
図7において、701は入力されている文字列、702は入力文字列が入力される位置を示すカーソル、703はマルチタップ方式の先頭にひとつだけ存在する読み文字列候補、704は反転表示された縮退方式の読み文字列候補、705〜708は他の縮退方式の読み文字列候補、709は、現在、マルチタップ方式の候補が先頭に位置していることを表す記号(「マ」)の表示である。
【0138】
ここでは、既に文字列「今日はいい天気」は入力済の状態であり、読み文字列入力中でもないし、かな漢字変換中でもない。
【0139】
なお、この図7においては、カーソル位置に選択中の文字の表示を行っていない、すなわちいわゆるインライン変換のような表示を行っていないが、この発明にそのような表示様態を適用することが容易であることは言うまでも無い。
【0140】
また、反転表示されている縮退方式の読み文字列候補704は、選択操作において現在注目状態にある読み文字列候補である。この状態で決定キーが操作されると、この読み文字列候補が選択される。
【0141】
図8は、縮退候補を選択した回数が多かった場合の候補を表示し、使用者が選択操作をするときの画面表示の例である。図3の実施例2B欄に示される順序で候補が表示されている。
【0142】
図8において、801は入力されている文字列、802は入力文字列が入力される位置を示すカーソル、803は反転表示された縮退方式の読み文字列候補、804はマルチタップ方式の2番目にひとつだけ存在する読み文字列候補、805〜808は他の縮退方式の読み文字列候補、809は、現在、縮退方式の候補が先頭に位置していることを表す記号(「縮」)の表示である。
【0143】
ここでは、既に文字列「今日はいい天気」は入力済の状態であり、読み文字列入力中でもないし、かな漢字変換中でもない。
【0144】
なお、この図8においては、カーソル位置に選択中の文字の表示を行っていない、すなわちいわゆるインライン変換のような表示を行っていないが、この発明にそのような表示様態を適用することが容易であることは言うまでも無い。
【0145】
また、反転表示されている縮退方式の読み文字列候補は、選択操作において現在注目状態にある読み文字列候補であるためである。この状態で決定キーが操作されると、この読み文字列候補が選択される。
【0146】
なお、この第2実施形態においては、縮退方式を選択した回数が多かった場合に、マルチタップ方式の候補を候補全体の2番目に位置させているが、マルチタップ方式の候補の位置は様々なものが考えられ、それらをこの発明に適用することは容易である。
【0147】
それ以外の部分に関しては第1実施形態と同様であるため、重複した説明は行わない。
【0148】
(第3実施形態)
図9はこの第3実施形態の文字入力装置の回路的な内部構成の概略を示したものである。
【0149】
図9において、901は各種の演算処理を行うCPU、902は演算中の一時記憶や辞書を記憶する記憶装置、903は必要な情報(文字情報など)をユーザーに提示する表示部、904は各種キーからの入力が行われるユーザー入力部、905は通信装置である。
【0150】
この第3実施形態の文字入力装置においては、この発明にかかるプログラムを通信装置905経由で取り込んで実行する。
【0151】
図10は、この第3実施形態の文字入力装置の文字入力処理を説明するためのフローチャートを表す図である。
【0152】
図10において、S101は機器のユーザー入力部104(図9に示す)から文字を入力する文字入力ステップ、S102は入力された文字から第1候補の一例としてのマルチタップ候補を生成するマルチタップ候補生成ステップ、S103は入力された文字から第2候補の一例としての縮退候補を生成する縮退候補生成ステップ、S104〜S107は候補整列を行うステップ、S108は候補選択ステップを表す。
【0153】
まず、文字入力処理がスタートすると、ステップS101でユーザー入力部104から文字を入力する。
【0154】
次に、ステップS102に進み、ステップS101で入力された文字からマルチタップ候補を生成する。
【0155】
次に、ステップS103に進み、ステップS101で入力された文字から縮退候補を生成する。
【0156】
次に、ステップS104に進み、縮退候補中に学習された文字列があると判定すると、ステップS106に進む一方、縮退候補中に学習された文字列がないと判定すると、ステップS105に進む。
【0157】
そして、ステップS106で学習された文字列を2番目に配置し、ステップS107に進み、残りの縮退候補を3番目以降に配置して、ステップS108に進む。
【0158】
一方ステップS105で縮退候補を2番目以降に配置し、ステップS108に進む。
【0159】
そして、ステップS108で候補の選択を行う。
【0160】
図10において、マルチタップ候補生成ステップS102および縮退候補生成ステップS103の動作の詳細は、第1実施形態のマルチタップ候補生成部206および縮退候補生成部207と同様である。また、候補整列ステップS104〜S107の動作の詳細は、第1実施形態の候補整列部212と同様である。さらに、候補選択ステップS108の動作の詳細は、第1実施形態の文字列選択部210と同様である。
【0161】
その他の詳細についても、第1実施形態と同様であるため、重複して説明しない。
【0162】
(第4実施形態)
図11,図12は、この第4実施形態の文字入力装置の文字入力処理を説明するためのフローチャートを示している。
【0163】
図11において、S201は機器のユーザー入力部から文字を入力する文字入力ステップ、S202は入力された文字から第1候補の一例としてのマルチタップ候補を生成するマルチタップ候補生成ステップ、S203は入力された文字から第2候補の一例としての縮退候補を生成する縮退候補生成ステップ、S204〜S214は候補整列を行うステップ、S215は候補選択ステップを表す。
【0164】
まず、文字入力処理がスタートすると、ステップS201でユーザー入力部から文字を入力する。
【0165】
次に、ステップS202に進み、ステップS201で入力された文字からマルチタップ候補を生成する。
【0166】
次に、ステップS203に進み、ステップS201で入力された文字から縮退候補を生成する。
【0167】
次に、ステップS204に進み、マルチタップ候補を選択した回数の方が多いと判定すると、ステップS206に進む一方、マルチタップ候補を選択した回数の方が多くないと判定すると、図12に示すステップS205に進む。
【0168】
そして、ステップS206でマルチタップ候補を先頭に配置する。
【0169】
次に、ステップS208で縮退候補中に学習された文字列があると判定すると、ステップS212に進む一方、縮退候補中に学習された文字列がないと判定すると、ステップS214に進む。
【0170】
そして、ステップS212で学習された文字列を2番目に配置し、ステップS213に進み、残りの縮退候補を3番目以降に配置して、ステップS215に進む。
【0171】
一方、ステップS214で縮退候補を2番目以降に配置し、ステップS215に進む。
【0172】
そして、ステップS215で候補の選択を行う。
【0173】
また、図12に示すステップS205では、マルチタップ候補を2番目に配置する。
【0174】
次に、ステップS207に進み、縮退候補中に学習された文字列があると判定すると、ステップS209に進む一方、縮退候補中に学習された文字列がないと判定すると、ステップS211に進む。
【0175】
そして、ステップS209で学習された文字列を1番目に配置して、捨て210に進み、残りの縮退候補を3番目以降に配置して、図11のステップS215に進む。
【0176】
一方、ステップS211では、縮退候補を1番目および3番目以降に配置して、図11のステップS215に進む。
【0177】
図11,図12において、マルチタップ候補生成ステップS202および縮退候補生成ステップS203の動作の詳細は、第1実施形態のマルチタップ候補生成部206および縮退候補生成部207と同様である。また、候補整列ステップS204〜S214の動作の詳細は、第2実施形態の候補整列部612と同様である。さらに、候補選択ステップS215の動作の詳細は、第1実施形態の文字列選択部210と同様である。
【0178】
その他の詳細についても、第1〜第3実施形態と同様であるため、重複して説明しない。
【0179】
(第5実施形態)
図13は、この第5実施形態の文字入力装置の回路的な内部構成の概略を示したものである。
【0180】
図13において、1301は各種の演算処理を行うCPU、1302は演算中の一時記憶や辞書を記憶する記憶装置、1303は必要な情報(文字情報など)をユーザーに提示する表示部、1304は各種キーからの入力が行われるユーザー入力部、1305は記録媒体である。
【0181】
この第5実施形態においては、この発明にかかるプログラムを記憶した記録媒体からプログラムを読み出して実行する。
【0182】
その他の詳細については、第1〜第4実施形態と同様であるため、重複して説明することはしない。
【0183】
ところで、上記第1〜第4実施形態における文字入力手段,候補生成手段,文字列選択手段,候補整列手段,選択記憶手段,学習記憶手段および出力手段としての機能は、プログラム記録媒体に記録された文字入力プログラムによって実現される。上記プログラム記録媒体は、ROM(リード・オンリ・メモリ)等のプログラムメディアである。または、外部補助記憶装置に装着されて読み出されるプログラムメディアであってもよい。尚、何れの場合においても、上記プログラムメディアから文字入力プログラムを読み出すプログラム読み出し手段は、上記プログラムメディアに直接アクセスして読み出す構成を有していてもよいし、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)(図示せず)に設けられたプログラム記憶エリアにダウンロードし、上記プログラム記憶エリアにアクセスして読み出す構成を有していてもよい。尚、上記プログラムメディアから上記RAMのプログラム記憶エリアにダウンロードするためのダウンロードプログラムは、予め装置本体に格納されているものとする。
【0184】
ここで、上記プログラムメディアとは、本体側と分離可能に構成され、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピーディスク,ハードディスク等の磁気ディスクやCD(コンパクトディスク)−ROM,MO(光磁気)ディスク,MD(ミニディスク),DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)等の光ディスクのディスク系、IC(集積回路)カードや光カード等のカード系、マスクROM,EPROM(紫外線消去型ROM),EEPROM(電気的消去型ROM),フラッシュROM等の半導体メモリ系を含めた、固定的にプログラムを坦持する媒体である。
【0185】
また、上記第5実施形態における文字入力装置は、モデムを備えてインターネットを含む通信ネットワークと接続可能な構成を有していてもよい。その場合には、上記プログラムメディアは、通信ネットワークからのダウンロード等によって流動的にプログラムを坦持する媒体であっても差し支えない。尚、その場合における上記通信ネットワークからダウンロードするためのダウンロードプログラムは、予め本体装置に格納されているものとする。あるいは、別の記録媒体からインストールされるものとする。
【0186】
尚、上記記録媒体に記録されるものはプログラムのみに限定されるものではなく、データも記録することが可能である。
【0187】
また、上記第1〜第5実施形態では、文字列選択手段としての文字列選択部は、文字列を選択したが、1つの文字を選択してもよい。また、候補生成手段としてマルチタップ候補生成部206,606と縮退候補生成部207,607は、文字列だけでなく1つの文字を候補としてそれぞれ生成してもよい。
【0188】
【発明の効果】
以上より明らかなように、この発明の文字入力装置によれば、複数の入力キーを用いて文字を入力する文字入力手段を備え、各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補と、各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補とを候補生成手段により生成し、第1候補と第2候補を出力手段に同時に出力することにより、モード切替なしに2つの入力方式を同時に提供でき、学習効果,入力効率および操作性を向上できる。
【0189】
また、この発明の文字入力方法および文字入力プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、上記第1候補と上記第2候補の候補生成手段と、第1候補または第2候補から文字または文字列を選択する文字列選択手段とを備え、文字列選択手段が常に一定の操作で第1候補が選択されるように、出力手段により第1候補と第2候補を同時に出力することにより、上記候補生成手段により生成された上記第1候補と上記第2候補を同時に出力手段により出力するので、モード切替なしに2つの入力方式を同時に提供でき、学習効果,入力効率および操作性を向上できる。また、上記文字列選択手段により常に一定の操作で上記第1候補が選択されるように上記候補整列手段により整列された上記第1候補および上記第2候補を上記出力手段により出力するので、モード切替を不要としつつ、常に一定の操作で表示等の出力手段の確認なしに一定の文字列が入力でき、入力効率および操作性をより向上できる。
【0190】
また、この発明の文字入力方法および文字入力プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、上記第1候補と上記第2候補の候補生成手段と、第1候補または第2候補から文字または文字列を選択する文字列選択手段と、文字列選択手段が第1候補と第2候補のどちらを選択したかを記憶する選択記憶手段とを備え、上記文字列選択手段は、選択記憶手段の記憶に基づいて第1候補または第2候補を上位候補として出力手段により同時に出力することにより、上記候補生成手段により生成された上記第1候補と上記第2候補を同時に出力手段により出力するので、モード切替なしに2つの入力方式を同時に提供でき、学習効果,入力効率および操作性を向上できる。また、上記選択記憶手段に記憶された選択情報に基づいて上記第1候補または上記第2候補を上位候補として出力手段が出力するので、常に利用者が高い頻度で利用する入力方式の候補が先頭に位置させ、入力効率および操作性をより向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態の文字入力装置の回路的な内部構成の概略図である。
【図2】図2は上記文字入力装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図3】図3はマルチタップ方式、縮退方式および提案手法における候補の例を示す図である。
【図4】図4は図3に示される候補を画面に表示した図である。
【図5】図5はマルチタップ方式、縮退方式および提案手法における候補の例を示す図である。
【図6】図6はこの発明の第2実施形態の文字入力装置の構成を機能的なブロック図である。
【図7】図7は候補表示、選択操作中の画面表示の例を示す図である。
【図8】図8は候補表示、選択操作中の画面表示の例を示す図である
【図9】図9はこの発明の第3実施形態の文字入力装置の回路的な内部構成の概略図である。
【図10】図10は上記文字入力装置の文字入力処理を説明するためのフローチャートである。
【図11】図11はこの発明の第4実施形態の文字入力装置の文字入力処理を説明するためのフローチャートである。
【図12】図12は図11に続く文字入力装置のフローチャートである。
【図13】図13はこの発明の第5実施形態の文字入力装置の回路的な内部構成を示す概略図である。
【図14】図14は文字入力装置を用いた一般的な携帯電話の模式図である。
【図15】図15は2タッチ方式のマトリックス表を示す図である。
【図16】図16はマルチタップ方式で使用する対応表を示す図である。
【符号の説明】
101…CPU
102…記憶装置
103…表示部
104…ユーザー入力部
201…文字入力装置
202…表示部
203…テンキー部
204…選択キー部
205…決定キー部
206…マルチタップ候補生成部
207…縮退候補生成部
208…辞書記憶部
209…かな漢字変換部
210…文字列選択部
211…学習記憶部
212…候補整列部
401…入力されている文字列
402…カーソル
403…マルチタップ方式の読み文字列候補
404…反転表示された縮退方式の読み文字列候補
405…縮退方式の読み文字列候補2
406…縮退方式の読み文字列候補3
407…縮退方式の読み文字列候補4
408…縮退方式の読み文字列候補5
601…文字入力装置
602…表示部
603…テンキー部
604…選択キー部
605…決定キー部
606…マルチタップ候補生成部
607…縮退候補生成部
608…辞書記憶部
609…かな漢字変換部
610…文字列選択部
611…学習記憶部
612…候補整列部
613…選択記憶部
701…入力されている文字列
702…カーソル
703…マルチタップ方式の読み文字列候補
704…反転表示された縮退方式の読み文字列候補
705…縮退方式の読み文字列候補2
706…縮退方式の読み文字列候補3
707…縮退方式の読み文字列候補4
708…縮退方式の読み文字列候補5
709…マルチタップ方式の候補が先頭に位置していることを表すマーク
801…入力されている文字列
802…カーソル
803…反転表示された縮退方式の読み文字列候補
804…マルチタップ方式の読み文字列候補
805…縮退方式の読み文字列候補2
806…縮退方式の読み文字列候補3
807…縮退方式の読み文字列候補4
808…縮退方式の読み文字列候補5
809…縮退方式の候補が先頭に位置していることを表すマーク
901…CPU
902…記憶装置
903…表示部
904…ユーザー入力部
905…通信装置
1301…CPU
1302…記憶装置
1303…表示部
1304…ユーザー入力部
1305…記録媒体
1401…携帯電話/文字入力装置
1402…表示部
1403…第1機能キー
1404…上選択キー
1405…下選択キー
1406…左選択キー
1407…右選択キー
1408…決定キー
1409…第2機能キー
1410…テンキー
1411…かな漢字変換中の文字列表示の例
1412…スピーカー
1413…マイク
S101…文字入力ステップ
S102…マルチタップ候補生成ステップ
S103…縮退候補生成ステップ
S104…縮退候補中に学習された文字列があるか判定するステップ
S105…縮退候補を2番目以降に配置するステップ
S106…学習された文字列を2番目に配置するステップ
S107…残りの縮退候補を3番目以降に配置するステップ
S108…候補選択ステップ
S201…文字入力ステップ
S202…マルチタップ候補生成ステップ
S203…縮退候補生成ステップ
S204…マルチタップ候補を選択した回数の方が多いかどうか判定するステップ
S205…マルチタップ候補を2番目に配置するステップ
S206…マルチタップ候補を先頭に配置するステップ
S207…縮退候補中に学習された文字列があるか判定するステップ
S208…縮退候補中に学習された文字列があるか判定するステップ
S209…学習された文字列を1番目に配置するステップ
S210…残りの縮退候補を3番目以降に配置するステップ
S211…縮退候補を1番目および3番目以降に配置するステップ
S212…学習された文字列を2番目に配置するステップ
S213…残りの縮退候補を3番目以降に配置するステップ
S214…縮退候補を2番目以降に配置するステップ
S215…候補選択ステップ

Claims (15)

  1. 複数の入力キーを用いて文字を入力する文字入力手段と、
    上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補とを生成する候補生成手段と、
    上記候補生成手段により生成された上記第1候補と上記第2候補を同時に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする文字入力装置。
  2. 請求項1に記載の文字入力装置において、
    上記出力手段により同時に出力された上記第1候補または上記第2候補から文字または文字列を選択する文字列選択手段を備え、
    上記出力手段は、上記文字列選択手段により常に一定の操作で上記第1候補が選択されるように上記第1候補と上記第2候補を出力することを特徴とする文字入力装置。
  3. 請求項1または2に記載の文字入力装置において、
    上記出力手段は、上記第2候補より上記第1候補を上位候補として出力することを特徴とする文字入力装置。
  4. 請求項1に記載の文字入力装置において、
    上記出力手段により同時に出力された上記第1候補または上記第2候補から文字または文字列を選択する文字列選択手段と、
    上記文字列選択手段により上記第1候補と上記第2候補のどちらを選択したかを選択情報として記憶する選択記憶手段とを備え、
    上記出力手段は、上記選択記憶手段に記憶された選択情報に基づいて上記第1候補または上記第2候補を上位候補として出力することを特徴とする文字入力装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の文字入力装置において、
    上記文字入力手段により入力された文字列を学習情報として記憶する学習記憶手段と、
    上記学習記憶手段に記憶された学習情報に基づいて上記第2候補を整列させる候補整列手段とを備え、
    上記出力手段は、上記候補整列手段により整列された上記第2候補を出力することを特徴とする文字入力装置。
  6. 複数の入力キーを用いた文字入力手段により文字を入力するステップと、
    上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補とを候補生成手段により生成するステップと、
    上記第1候補または上記第2候補から文字または文字列を文字列選択手段により選択するときに常に一定の操作で上記第1候補が選択されるように、上記第1候補と上記第2候補を候補整列手段により整列させるステップと、
    上記候補整列手段により整列させた上記第1候補と上記第2候補を同時に出力手段により出力するステップとを有することを特徴とする文字入力方法。
  7. 複数の入力キーを用いた文字入力手段により文字を入力するステップと、
    上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補とを候補生成手段により生成するステップと、
    上記第1候補または上記第2候補から文字または文字列を文字列選択手段により選択するときに、上記第1候補と上記第2候補のどちらを選択したかを選択情報として選択記憶手段に記憶するステップと、
    上記選択記憶手段に記憶された選択情報に基づいて上記第1候補と上記第2候補のどちらを上位候補とするか決定して候補整列手段により整列させるステップと、
    上記候補整列手段により整列させた上記第1候補と上記第2候補を同時に出力手段により出力するステップとを有することを特徴とする文字入力方法。
  8. 複数の入力キーを用いて文字を入力する文字入力手段と、
    上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補とを生成する候補生成手段と、
    上記第1候補または上記第2候補から文字または文字列を選択する文字列選択手段と、
    上記第1候補または上記第2候補より文字または文字列を文字列選択手段により選択するときに常に一定の操作で上記第1候補が選択されるように、上記第1候補と上記第2候補を整列させる候補整列手段と、
    上記候補整列手段により整列させた上記第1候補と上記第2候補を同時に出力する出力手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする文字入力プログラム。
  9. 請求項8に記載の文字入力プログラムにおいて、
    上記候補整列手段は、上記第2候補より上記第1候補を上位候補とするようにコンピュータを機能させることを特徴とする文字入力プログラム。
  10. 複数の入力キーを用いて文字を入力する文字入力手段と、
    上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補とを生成する候補生成手段と、
    上記第1候補または上記第2候補から文字または文字列を選択する文字列選択手段と、
    上記第1候補または上記第2候補より文字または文字列を文字列選択手段により選択するときに、上記第1候補と上記第2候補のどちらを選択したかを選択情報として記憶する選択記憶手段と、
    上記選択記憶手段に記憶された選択情報に基づいて上記第1候補と上記第2候補のどちらを上位候補とするか決定して整列させる候補整列手段と、
    上記候補整列手段により整列させた上記第1候補と上記第2候補を同時に出力する出力手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする文字入力プログラム。
  11. 請求項8乃至10のいずれか1つに記載の文字入力プログラムにおいて、
    上記文字入力手段により入力された文字列を学習情報として記憶する学習記憶手段としてコンピュータを機能させ、
    上記出力手段は、上記学習記憶手段に記憶された学習情報に基づいて上記第2候補を整列させて出力するようにコンピュータを機能させることを特徴とする文字入力プログラム。
  12. 複数の入力キーを用いて文字を入力する文字入力手段と、
    上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補とを生成する候補生成手段と、
    上記第1候補または上記第2候補から文字または文字列を選択する文字列選択手段と、
    上記第1候補または上記第2候補より文字または文字列を文字列選択手段により選択するときに常に一定の操作で上記第1候補が選択されるように、上記第1候補と上記第2候補を整列させる候補整列手段と、
    上記候補整列手段により整列させた上記第1候補と上記第2候補を同時に出力する出力手段としてコンピュータを機能させるための文字入力プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 請求項12に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    上記候補整列手段は、上記第2候補より上記第1候補を上位候補とするようにコンピュータを機能させる文字入力プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 複数の入力キーを用いて文字を入力する文字入力手段と、
    上記文字入力手段の各入力キーを押す回数により決定される文字およびその文字で構成される文字列の第1候補と、上記文字入力手段の各入力キーを押す順番により予測される文字または文字列の第2候補とを生成する候補生成手段と、
    上記第1候補または上記第2候補から文字または文字列を選択する文字列選択手段と、
    上記第1候補または上記第2候補より文字または文字列を文字列選択手段により選択するときに、上記第1候補と上記第2候補のどちらを選択したかを選択情報として記憶する選択記憶手段と、
    上記選択記憶手段に記憶された選択情報に基づいて上記第1候補と上記第2候補のどちらを上位候補とするか決定して整列させる候補整列手段と、
    上記候補整列手段により整列させた上記第1候補と上記第2候補を同時に出力する出力手段としてコンピュータを機能させるための文字入力プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  15. 請求項12乃至14のいずれか1つに記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    上記複数の入力キーより入力された文字列を学習情報として記憶する学習記憶手段としてコンピュータを機能させ、
    上記出力手段は、上記学習記憶手段に記憶された学習情報に基づいて上記第2候補を整列させて出力するようにコンピュータを機能させるための文字入力プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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