JP2011254553A - 小型キーパッド用日本語入力メカニズム - Google Patents

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Abstract

【課題】相対的に少ないキーを用い、かつ、アルファベットに不慣れな操作者が簡単に用いることができる、日本語テキスト入力システムを提供する。
【解決手段】ユーザが意図する仮名―漢字文章は、相対的に少ない回数キーを押圧することから予測される。1回のキー押圧は、それぞれ、50音図におけるあるグループの仮名音節を指定することになる。テキスト入力ロジックは、指定された順序で指定されたグループの任意音節を備える既知単語をすべて集め、これらの単語を相対的頻度により分類して、ユーザが入力しようとする単語を予測する。同一の子音パターンと一致するすべての既知単語が集められ、最も頻繁に用いられる単語が、ユーザが意図した単語を選択することができるリストの上部に位置付けられる。選択対象となる予測単語は、漢字―仮名形式でユーザに与えられるので、仮名―漢字変換が不要となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子装置へのデータ入力に関し、より詳細には、電子装置への日本語入力に関する。
日本語は、4セットの記号、すなわち、日本語独自のセットである漢字と、ひとまとめにして「仮名」と呼ばれる、平仮名と片仮名の2つの音声上文字と、西洋のアルファベット(ローマ字)とを用いて、書かれる。ローマ字は、通常、西洋の会社名または頭文字に関連してのみ稀に見かけるものである。仮名だけを用いて日本語を書くことは可能であるが、このようなことは慣習的に受け入れられていない。その代わり、文章における間投詞(particles)、名詞の前に付される語(pre-nouns)、助詞(relationals)、副詞、連辞(copula)および文章における不変化詞は、通常仮名で書かれるが、名詞、動詞の語幹および形容詞の語幹は、通常、漢字で記される。仮名のうち平仮名は、一般的に漢字に語尾変化を与えるために用いられ、いくつかの単語について漢字に代えて用いられる。片仮名は、主に外国系(通常西洋系)の言葉に対して用いられ、一般的な新聞紙面に見られる言語的記号のうちのわずか5%にしか過ぎない。漢字表現は、仮名の組み合わせにより等価的に表現することができる。
日本語の仮名構造は、音声および音声の変化に基づいている。平仮名文字は丸い形を備え、かつ片仮名は角張った形を備える。平仮名の音声と片仮名の音声は本質的に同一であるが、どちらの仮名を用いるかによって、日本または外国の文化的傾向がわかる。外国の言葉は、上記角張った(荒削りで角のある)形で記されているので、これを簡単に見つけることができる。平仮名および片仮名のそれぞれの文字セットは、46個の基本的文字を含んでいる。これらの基本的文字は、組み合わせて使用され、かつ、音価(sound value)に変化または変更を与える特別な異形(variants)とともに使用される。これらの異形とは、発音区別用記号および小型化のことである。この発音区別用記号は、特定の単語における音節の1つを発音する際に仮名の子音の発音を変えることを示すために用いられる。小型化された仮名は、前にある仮名の発音をつまらせかつ3つの小型の仮名(ゃ、ゅ、ょ)の内の1つの音声と一体となるべきであることを示す。
キーボード内に仮名音声のそれぞれを含めるためには、少なくとも50個の異なる文字キーを有するキーボードが必要になる。装置、特に、電話、携帯情報端末(PDA)およびラップトップコンピュータのような小型装置においては、これを実行することができない。現在のシステムは、「50音図」を形成する基本的な仮名文字の46音声を用いた、日本語テキスト入力専用にデザインされたキーボードを用いている。このような従来のシステムでは、各音声ごとに別々のキーが必要となっている。加えて、現在利用可能なシステムには、英語のアルファベットを用いて(本質的にはローマ字を用いて日本語をタイプすることにより)46音声を発音通りに入力する英語キーボードを利用し、このローマ字テキストを仮名または仮名と漢字に変換するようなシステムもある。ローマ字は日本ではごくまれにしか用いられないので、英語のアルファベットに不慣れな日本人ユーザがこのシステムを用いることは難しいかもしれない。したがって、相対的に少ないキーを用い、かつ、英語のアルファベットに慣れていない操作者が簡単に用いることができる、日本語テキスト入力システムを提供することが望まれている。
本発明によれば、ユーザが入力しようとする単語は、相対的に少ない回数のキー押圧から予測される。1回のキー押圧は、それぞれ、あるグループの音節を指定することになる。50音図における音節は、子音に対応する行と、母音に対応する列とに編成される。音節の1つの行は、何の子音も含まない母音に対応しており、したがって、このグループは、本明細書ではヌル子音に関連している。日本語を流暢に話す人は、50音図の編成をよく知っている。したがって、各子音グループ(ヌル子音グループを含む)の音節を小型キーパッドにおける各キーに関連させることは、日本語を流暢に話す人にとって都合のよい音節編成に相当する。加えて、音節には10グループが存在するので、音節グループを数値キーパッドにマッピングすることは特に都合がよい。
したがって、あるキーを押圧することは、グループ内の個々の音節ではなく、音節のグループを認識する。テキスト入力ロジックは、指定された順序で指定されたグループの任意音節を含む既知単語をすべて集め、かつこれらの単語を相対的頻度により分類して、ユーザが入力しようとしている単語を予測する。ユーザは、意図した単語における各音節の子音を入力していて、かつ統計的予測分析を用いることにより、最も確からしい単語が、ユーザの選択のために提示される、と考察することができる。ユーザが「ありがとう」を入力しようとする以下に示す例を考察する。ユーザは、数値キーパッドの1−9−2−4(ヌル子音、「r」、英語の「g」子音と同等な子音「k」、および、「t」)を押圧して、各音節の子音を単純につづる。子音パターンが一致するすべての既知単語が集められ、かつ最も頻繁に用いられる単語が、リストの上部に提示され、このリストからユーザが意図した単語を選択することができる。このようにして、日本語用テキスト入力は、1音節につき1回のキー押圧という驚異的な押圧率を実現する。
さらに、本発明によれば、選択対象となる予測単語は、漢字―仮名形式でユーザに提示される。日本語の何れの単語を書くにも、50音図の文字を用いることができる。しかしながら、このようなことは通常行われていない。上述したように、代わりに、文章を書く際にはたいてい漢字が用いられる。したがって、日本語を流暢に話す人にとって、仮名のみを用いた予測単語は読みづらいものとなるであろう。ユーザに心地よい経験をしてもらうために、ユーザが、ごく普通に見える単語のリストから選択できるよう、予測単語をユーザに表示する前に、この予測単語は、漢字と仮名とを適当に組み合わせたものに変換される。
この結果、特に、キーの数がかなり制限されたキーパッドと機能する、日本語に対し非常に強力でかつ便利なテキスト入力ユーザインターフェイスが提供される。
本発明に基づいて用いられる50音図を示す図 本発明にかかるテキスト入力に用いる数値キーに対する子音グループの音節のマッピングを表すキーマップを示す図 本発明にかかるテキスト入力を実行する装置を示すブロック図 本発明にかかるテキスト入力を示すロジックフロー図 図4におけるロジックフロー図の処理の説明例としてのインタラクティブテキスト入力セッションを示すディスプレイスクリーンの図 図4におけるロジックフロー図の処理の説明例としてのインタラクティブテキスト入力セッションを示すディスプレイスクリーンの図 図4におけるロジックフロー図の処理の説明例としてのインタラクティブテキスト入力セッションを示すディスプレイスクリーンの図 図4におけるロジックフロー図の処理の説明例としてのインタラクティブテキスト入力セッションを示すディスプレイスクリーンの図 図4におけるロジックフロー図の処理の説明例としてのインタラクティブテキスト入力セッションを示すディスプレイスクリーンの図 図4におけるロジックフロー図の処理の説明例としてのインタラクティブテキスト入力セッションを示すディスプレイスクリーンの図 図4におけるロジックフロー図の処理の説明例としてのインタラクティブテキスト入力セッションを示すディスプレイスクリーンの図 図4におけるロジックフロー図の処理の説明例としてのインタラクティブテキスト入力セッションを示すディスプレイスクリーンの図 図4におけるロジックフロー図の処理の説明例としてのインタラクティブテキスト入力セッションを示すディスプレイスクリーンの図 図4におけるロジックフロー図の処理の説明例としてのインタラクティブテキスト入力セッションを示すディスプレイスクリーンの図 図4におけるロジックフロー図の処理の説明例としてのインタラクティブテキスト入力セッションを示すディスプレイスクリーンの図 図4におけるロジックフロー図の処理の説明例としてのインタラクティブテキスト入力セッションを示すディスプレイスクリーンの図 図3における予測データベースをさらに詳細に示すブロック図 図17における第1語幹テーブルおよび第2語幹テーブルをさらに詳細に示すブロック図 図17における語尾テーブルをさらに詳細に示すブロック図 本発明の好ましい実施形態以外において図5〜図16が示すものと同一の説明例を示す図 本発明の好ましい実施形態以外において図5〜図16が示すものと同一の説明例を示す図 本発明の好ましい実施形態以外において図5〜図16が示すものと同一の説明例を示す図 本発明の好ましい実施形態以外において図5〜図16が示すものと同一の説明例を示す図 本発明の好ましい実施形態以外において図5〜図16が示すものと同一の説明例を示す図 本発明の好ましい実施形態以外において図5〜図16が示すものと同一の説明例を示す図 本発明の好ましい実施形態以外において図5〜図16が示すものと同一の説明例を示す図 本発明の好ましい実施形態以外において図5〜図16が示すものと同一の説明例を示す図 本発明の好ましい実施形態以外において図5〜図16が示すものと同一の説明例を示す図 本発明の好ましい実施形態以外において図5〜図16が示すものと同一の説明例を示す図 本発明の好ましい実施形態以外において図5〜図16が示すものと同一の説明例を示す図 本発明の好ましい実施形態以外において図5〜図16が示すものと同一の説明例を示す図 本発明の好ましい実施形態以外において図5〜図16が示すものと同一の説明例を示す図 本発明の好ましい実施形態以外において図5〜図16が示すものと同一の説明例を示す図 本発明の好ましい実施形態以外において図5〜図16が示すものと同一の説明例を示す図
本発明によれば、ユーザが各キーを押圧することにより、50音図100(図1)における文字グループが認識され、このグループの特定文字は、ユーザにより押圧されるキーについての統計学的予測分析(statistical predictive analysis)に基づいて認識される。加えて、各キーが押圧された後、ユーザにより入力されつつあるテキストの予測を改善するために、仮名―漢字変換が用いられる。
日本語を話さない人が本発明を容易に理解かつ認識することができるように、日本語の仮名アルファベットの基本的事項について簡単に説明する。50音図100には、日本語の基本的音節(ここでは、平仮名)が示されている。片仮名も、周知でありかつ図示していない、同等な50音図を有している。英語のアルファベットが書かれる英語の基礎となっていることと同様に、50音図100は書かれる日本語の基礎となっている。図1に示される順序および構成は、日本の小学生に記憶されかつ周知なものである。
50音図100における各行は、子音グループの音節を表す。50音図100における第1行は母音のみの音節を表すので、説明を平易かつ簡単なものとするために、この第1行は、対象となる子音がヌル子音となっている子音グループであることを理解されたい。50音図における各列は、母音グループの音節を表す。最後の行は、ヌル母音を表し、1つの子音のみの音節、すなわち「ん」しか含んでいない。50音図100は、キーマップ200(図2)を生成するために、わずかに再編成されている。キーマップ200は、また、音節を(各行により表された)子音グループおよび(各列により表された)母音グループに分類している。キーマップ200の音節は、位置および編成の点において、50音図100における音節に類似している。
装置300が図3において図式形式で示されている。この実施形態では、装置300は、テキストメッセージング機能を有するワイヤレス電話である。装置300は、メモリ304からデータおよびまたは命令を検索し、かつ、検索した命令を従来の方式により実行するマイクロプロセッサ302を含む。
マイクロプロセッサ302およびメモリ304は、この実施形態ではバスである内部接続306により、互いに接続されている。内部接続306は、また、1つ以上の入力装置308と、1つ以上の出力装置310と、ネットワークアクセス回路312とに接続されている。入力装置308は、本実施形態における一般的なワイヤレス電話キーパッドと、マイクロフォンとを含む。出力装置310は、装置300が受信したオーディオを再生するためのスピーカ、および、呼び出し信号を再生するための第2スピーカに加えて、本実施形態では、液晶ディスプレイ(LCD)を含む。入力装置308および出力装置310は、また、従来のヘッドセットを介する音声通信をサポートするための従来のヘッドセットジャックを、ひとまとめにして含んでいる。ネットワークアクセス回路312は、ネットワークを介してデータおよびまたは音声の通信を行うためのトランシーバおよびアンテナを含んでいる。
呼ロジック320は、ネットワークアクセス回路312を介した従来方式の通信を行う際における装置300の動作を定める、命令とデータの集合である。ダイアルロジック322は、ネットワークアクセス回路312を介した従来方式の通信を確立する際における装置300の動作を定める、命令とデータの集合である。テキスト通信ロジック324は、ネットワークアクセス回路312を介した従来方式のテキストメッセージの送受信を行う際における装置300の動作を定める、命令とデータの集合である。
テキスト入力ロジック326は、ユーザからのテキストデータを受け取る際における装置300の動作を定める、命令とデータの集合である。ユーザにより入力されたこのようなテキストは、テキスト通信ロジック324を介して別のユーザに送信され、かつ、装置300の所有者名で、または、格納された電話番号に関連したテキスト名で、格納されうる。上述したように、テキスト入力ロジック326は、ワイヤレス装置間におけるテキストメッセージング以外の無数のアプリケーションのために用いられうる。予測データベース328は、後に詳述する方法により、押圧された入力装置308のキーに基づいてユーザにより意図されたテキストを予測するために用いられるデータを格納する。
ロジックフロー図400(図4)は、本実施の形態におけるテキスト入力ロジック326に基づく装置300(図3)の動作を示している。ループステップ402(図4)および次のステップ424は、メッセージが完結したことをユーザが示すまで、単語または句がステップ404〜ステップ422に従ってユーザにより入力されるようなループを定めている。各単語または各句について、処理はループステップ404に移行する。
ループステップ404および次のステップ418は、1つの単語または句がステップ406〜ステップ417に従ってユーザにより入力されるようなループを定める。ロジックフロー図400における残りの部分については、ユーザが"thank you very much for yesterday"に相当する日本語を入力したいと思うような説明例に関連して説明する。本発明にかかる方法によりこの文章を入力することを考える前に、現在利用可能な「マルチタップ(multi-tap)」システムを用いてこの文章を入力することを考えてみるとよい。
マルチタップシステムは、1つのキーに対して多数の文字を関連させ、ユーザは、そのキーを所定回数だけ押圧して、どの文字を意図しているのかを示す。一例としてキーマップ200を考える。ワイヤレス電話の「5」キーは、「n」の子音グループと関連している。マルチタップシステムでは、「5」キーは、「な」については1回押圧され、「に」については2回押圧され、「ぬ」については3回押圧され、「ね」については4回押圧され、「の」については5回押圧される。"Thank you very much for yesterday"は、日本語では「昨日はありがとうございました」となる。キーマップ200およびマルチタップシステムを用いてこの文章を入力するためには、次に示すような順序、すなわち、2−2−<休止>−5−5−5−5−5−<休止>−1−1−1−<休止>−6−<休止>−1−<休止>−9−9−<休止>−2−#―<休止>−4−4−4−4−4−<休止>−1−1−1−<休止>−2−2−2−2−2−#−<休止>−3−#−<休止>−1−1−<休止>−7−<休止>−3−3−<休止>−4−<休止>の順序で、キーを押圧する必要がある。典型的なマルチタップシステムでは、休止することによって、特定のキーが適当な回数だけ押圧されたことが確認される。加えて、「#」キーは、発音区別記号(diacritical)を音節に付与する、ということを示している。
この結果、「昨日はありがとうございました」を入力するためには、38回キーを押圧することが必要となる。この時点において、この句はまだ平仮名形式のままである。周知となっている従来の方法により、日本人の読み手が好む仮名と漢字とを結合させた形式に平仮名を変換する、仮名―漢字変換を実行するためには、ユーザは別のキーを押圧する。40番目のキーを押圧することにより、そのメッセージが完結していることを示す。
本発明によれば、上記と同じ句は、入力しかつ12回のみキーを押圧すれば、すなわち、マルチタップシステムにおいて必要となる回数の1/3以下の回数押圧すれば、仮名と漢字とを結合させた形式で表現される。
ステップ406(図4)では、テキスト入力ロジック326(図3)は、ユーザにより入力された入力装置308のキーを表すデータを検索する。この説明例では、押圧されたキーというのは「2」キーである。
ステップ410では、テキスト入力ロジック326(図3)は、これまでに押圧されたキーに従って、ユーザが意図するテキストを予測する。テキスト入力ロジック326は、後に詳述する方法により、予測データベース328を用いて、そのような予測を行う。この説明例で押圧されたキーは、子音グループ「k」を表す「2」キーである。この説明例では、テキスト入力ロジック326は、文章を始める単語でありかつ「k」音節から始まる単語として、ランクまたは位置を意味する「くらい」が最も確からしいということを予測する。
ステップ412(図4)では、テキスト入力ロジック326(図3)は、仮名―漢字変換を実行して、これまでの単語または句を漢字およびまたは平仮名で適切に表現する。
ステップ413(図4)では、テキスト入力ロジック326(図3)は、ステップ412における結果を、出力装置310、この実施形態では一般的にはLCDスクリーンに表示する。このようなディスプレイスクリーン502は、図5に示されており、このディスプレイスクリーン502は、現在構築されたテキストが表示されるテキストボックス504と、現在構築されたメッセージが表示されるメッセージボックスとを含む。「2」キーが1回押圧されたことに基づいてテキスト入力ロジック326(図3)が予測したテキストとして、「くらい」に対する漢字表現を含むテキストボックス504が、図5に示されている。この結果、このような1つのキーにより、意図された単語を表現することができる。しかしながら、この説明例では、「くらい」は意図された単語ではない。
ステップ406(図4)では、テキストロジック326(図3)は、単語または句が完結してテキスト入力ロジック326により正確に認識されていることをユーザが確認するかどうかを決定する。この実施形態では、ソフトキーは、後に詳述する確認キーとして、指定されている。ユーザがこのような確認を行うと、処理は、後述するステップ414(図4)に移行する。
逆に、ユーザがこのような確認を行っていない場合には、処理は、次のステップ418(図4)から、ループステップ404に移行し、次に押圧されたキーがステップ406〜ステップ417に従って処理される。この説明例では次にユーザに押圧されたキーは、キーマップ200(図2)に示された子音グループ「n」を表す「5」キーである。ステップ410(図4)では、テキスト入力ロジック326(図3)は、予測データベース328を用いて、予測されたテキストが"country"を意味する「くに」であると予測する。ステップ412(図4)では、テキスト入力ロジック326(図3)は、「くに」に対する漢字表現を決定し、ステップ413(図4)では、図6に示すようなテキストボックス504にこの漢字表現を表示する。
ユーザが次に押圧したキーは、ヌル子音グループ「‘」を表す「1」キーである。したがって、テキスト入力ロジック326は、ステップ410(図4)において、予測データベース328を用いて、意図されたテキストが"yesterday"を意味する「きのう」(強調された母音すなわち長い「お」を意味する子音)であることを予測する。「きのう」に対する漢字表現は、ステップ412において決定され、図7におけるテキストボックス504に示すように、ステップ413において表示される。
ユーザは、次に、子音グループ「h」を表す「6」キーを押圧する。したがって、予測されたテキストは、ステップ410〜ステップ413(図4)において上述した方法により処理される"for yesterday"を意味する「昨日は」であり、図8におけるテキストボックス504に表示される。この結果、キーを4回のみ押圧した後、テキスト入力ロジック326(図3)は、意図されたテキストを正確に解釈する。
意図されたテキストが表示されていることを示すために、ユーザは、確認キーを押圧する。したがって、処理は、テストステップ408(図4)から、テキスト入力ロジック326がテキストボックス504(図8)に現在表現されているテキストを現在のメッセージに追加するステップ414に移行する。現在のメッセージは、メッセージボックス506(図5−図8)に示すように、最初はヌルである。
ステップ416(図4)では、テキスト入力ロジック326は、テキストボックス504をクリアし、ステップ417において、図9に示すようなメッセージボックス506におけるメッセージを更新する。ステップ417(図4)の後、処理は、ステップ418〜ループステップ404に移行し、ステップ404−ステップ418のループに従って処理が終了する。ユーザが再度確認キーを押圧してメッセージボックス506(図9)におけるメッセージを送信するかどうかを、テキスト入力ロジック326(図3)が決定するテストステップ420に、処理は移行する。ユーザが確認キーを押圧していれば、テキスト入力ロジック326(図3)は、ステップ422(図4)で従来の方法により、意図された受取人に対して送信を行うテキスト通信ロジック324に対して上記メッセージを与える。しかしながら、この説明例では、上記メッセージはまだ完結していない。したがって、テスト入力ロジック326(図3)は、ステップ422(図4)をスキップする。どちらの場合でも、ロジックフロー図400に従う処理が完了するステップ422において上記メッセージが送信されるまで、処理は、次のステップ424から、テキスト単語または句がステップ404〜ステップ418のループに従って処理されるループステップ402に移行する。
この説明例を続けると、ユーザは、次のようなキー、すなわち、1−9−2−4−1−2−<休止>を順次押圧する。図10は、「1」キーを押圧した後のテキストボックス504における予測された単語を示す。図11は、「9」キーを押圧した後のテキストボックス504における予測された単語を示す。図12は、「2」キーを押圧した後のテキストボックス504における予測された単語を示す。図13は、「4」キーを押圧した後のテキストボックス504における予測された単語を示す。図14は、再度「1」キーを押圧した後のテキストボックス504における予測された単語を示す。
図15は、再度「2」キーを押圧した後のテキストボックス504における予測された単語を示す。この時点において、ユーザは、子音グループの音節列、すなわち、ヌル、「r」、「k」、「t」、ヌルおよび「k」を認識している。テキスト入力ロジック326は、ユーザが"thank you very much"を意味する「ありがとうございました」を入力しようとしていることを予測する。日本語を話さない人は、日本語の「g」音節は発音区別記号を用いて「k」音節により表現されるのを理解するとよい。この結果、上述したキーを押圧することにより指示された子音グループと「ありがとうございました」の先頭音節とが一致していることが明らかである。
この時点において、ユーザは、確認キーを押圧して、意図した単語または句がテキストボックス504(図15)に正確に表現されていることを示す。上述した方法により、テキスト入力ロジック326(図3)は、図16に示すように、テキストボックス504におけるテキストをメッセージボックス506に追加し、かつ、テキストボックス504をクリアする。
この結果、この説明例では、マルチタップシステムを用いて入力するには40回キーを押圧することが必要となる同一の文を入力するために、12回しかキーを押圧する必要がない。メッセージボックス506(図16)に示すメッセージを送信するために、ユーザは確認キーを押圧する。上述した方法により、メッセージが意図された受取人に対して送信される。
<予測データベース328>
予測データベース328の詳細が図17に示され、この予測データベース328は、第1語幹テーブル1702と、第2語幹テーブル1704と、語尾テーブル1706とを含む。第2語幹テーブル1704の詳細は図18に示されている。第1語幹テーブル1702は、ここで説明する点を除いて第2語幹テーブル1704に類似している。語尾テーブル1706の詳細は図19に示されている。
第2語幹テーブル1704(図18)は、多くのレコード、例えば、それぞれが語幹1804、語尾タイプ1806および漢字表現1808を有するレコード1802を含む。語幹1804は、単語または句の主要部分を表現する。語尾タイプ1806は、語幹1804を含む単語または句に使用できる語尾タイプを表現する。各語尾タイプは、レコード1902において語尾タイプ1904を予想語尾1906に関連させる語尾テーブル1706(図19)に表現されている。漢字表現1808は、レコード1802により表現された単語または句についての正しい漢字表現を指定する。
第1語幹テーブル1702(図17)は、通常、上述した第2語幹テーブル1704と同一の構成を有する。第1語幹テーブル1702は、最も一般的に用いられる日本語単語における語幹を表現するレコードを含む。第2語幹テーブル1704は、上記日本語単語の残りにおける語幹を表現するレコードを含む。第1語幹テーブル1702は、より頻繁に用いられる単語の語幹があまり頻繁に用いられない単語の語幹の前に位置するように、分類されている。第2語幹テーブル1704は、各単語の語幹を表現するユニコードデータに基づいて数字上で分類されている。
第1語幹テーブル1702に表現された語幹を分類するために、様々な日本語の単語および句についての相対的頻度が決定される。日本語の単語および句についての相対的頻度は、様々な方法により決定されうる。日本政府の文部科学省(MEXT)は、様々なタイプの刊行物に用いられる際の、日本語の様々な文字についての相対的頻度を発表している。MEXTは、約1千万の文字についてのレコードを発表している。しかしながら、最も頻繁に用いられる1,000の文字は、全使用文字の約90%に相当し、ほんの2,000の文字しか日本の高校で教えられていない。日本工業規格(JIS)は、ほぼ7,100の文字の一覧表を作成している。
ワイヤレス電話のような小型ハンドヘルド(hand-held)装置は、かなり特化した用途で用いられる。したがって、比較的少ない語彙(例えば、2,000の文字)は、通常、このような装置でどのように利用してもほぼ充分なものである。しかしながら、本実施形態では、装置300(図3)は、JISによるほぼ7,100の文字を含む。具体的には、日本語を書く際に用いられる文字の90%を占める、最も頻繁に用いられる単語の語幹のうちの1000個が、第1語幹テーブル1702に含まれ、残りの(ほぼ)6100個のあまり頻繁に用いられない単語の語幹が、第2語幹テーブル1704に含まれている。よって、たいていのサーチは、相対的に小さく保たれている第1語幹テーブル1702内で行われ、ごくまれに、非常に大きな第2語幹テーブル1704のサーチが実行される。加えて、第2語幹テーブル1704は、様々な単語の語幹についてのユニコード表現に従って分類されているので、第2語幹テーブル1704を最も効果的にサーチすることができる。この結果、語幹テーブルを効率的にサーチすることができる。
このような小型ハンドヘルド装置は、一般的には、MEXTが分析したようなタイプのライティングの1つを目的としたものではない。したがって、別の実施形態では、MEXTにより決定された使用頻度の代わりに、または、この頻度を用いて、文字使用頻度を設定するためにインターネット通信を分析する。できるだけ多くのワールドワイドウェブ(WWW)の内容をサーチし、この内容を分析することにより、インターネット通信における使用頻度を分析することができる。加えて、ワイヤレス電話による電子メールおよびテキストメッセージのような通信について表を作成することができる。しかしながら、プライバシーの理由により、メッセージのコピーを継続して保持しないように注意すべきである。代わりに、様々な文字の相対的頻度を決定するために、メッセージは意図された受取人に対して送信される途中で通過していくので、様々な文字全体を継続して調べることができる。この後半部分の分析的メカニズムによれば、テキスト入力メカニズムが対象としているまさにそのユーザのタイプにより一般的に用いられる、新規な言葉、技術的な言葉、および、俗語を探し出せるという利点が得られる。
上述したように、キーを押圧することによって、日本語の音節列を指定することができる。各キーは、キーマップ200(図2)に示して上述したように、子音グループの音節を表現している。キーマップ200に示した平仮名文字のそれぞれは、ユニコード番号により表現される。ユニコード番号は、規格に合ったものであり、かつ、コンピュータにおいてたいていの西洋アルファベットを表現しているASCIIキャラクタに類似したものである。本質的には、数値が、平仮名50音図における固有の文字それぞれに対応している。例えば、キーマップ200に示した「か」に対する文字は、ユニコード値として304Bを有する。ここで挙げたユニコード値は、すべて16進法で表現されている。ユニコードは、発音区別記号が付与された異形および小型を含めた、キーマップ200におけるすべての音節を包含している。よって、各キーは子音グループを表現しているが、各キーは、ユニコードの便利な編成のおかげで、ユニコード値の範囲をも表現している。様々なキーについてのユニコード範囲が、次の表に具体的に表現されている。

よって、上記例においてユーザが「2」キーを押圧した際には、テキスト入力ロジック326(図3)は、ユニコード値が16進法で304B−3054の範囲にあるユニコード文字で始まる句を表すすべてのレコードを、第1語幹テーブル1702からサーチし、かつ、入力事項を相対的頻度に基づいて順序付けるようにこれらの入力事項を順次保存する。本発明にかかる一実施形態では、第2語幹テーブル174におけるすべての入力事項は、最も頻繁に用いられない入力事項としてのリストに追加される。別の実施形態では、第1語幹テーブル1702において所定数より多い例えば3つより多い単語の語幹が、ユーザがキーを押圧しても見つけられない場合にのみ、第2語幹テーブル1704がサーチされる。
勿論、このリストは非常に大きなものとなろう。図20は、本発明の一実施形態としての、テキストメッセージングを実行することが可能なワイヤレス電話を示す。図21は、テキストメッセージの入力を開始するために「2」キーが押圧されている上記と同一のワイヤレス電話を示す。ワイヤレス電話における表示部の上部において、テキスト「1/999」は、999以上の候補単語および候補句がリストに挙げられていることを指示している。したがって、ユーザは、例えば上記例において「5」キーを押圧して第2音節を指定するために、別のキーを押圧したいと思う。これに応えて、テキスト入力ロジック326は、その第1ユニコード文字が304B−3054の範囲の値を有し、かつ、その第2ユニコード文字が306A−306Eの範囲の値を有するすべての句を、第1語幹テーブル1702(および多分第2語幹テーブル1704)からサーチする。このリストは、第1のリストよりも非常に短いものとなり、このリストは相対的頻度スコアによって分類されているので、意図された単語または句がこのリストの上位付近に位置する確率が劇的に向上する。
この時点において、図20〜図34におけるワイヤレス電話の特徴を説明するのがよい。図5におけるテキストボックス504の予測テキストが、2番目に確からしいテキスト候補としてリストに挙げられ、正確な句「昨日は」が最も確からしい候補としてリストに挙げられている。テキスト入力ロジック326(図3)は、装置300において以前に入力された句を、第1語幹テーブル1702における語幹より高い優先度が与えられた別のテーブルに格納する。よって、以前に入力された語幹は、テキスト入力セッションの間、最も高いランキングが与えられる。したがって、テキスト入力ロジック326(図3)の動作は、特定ユーザのライティングスタイルに適合する。これにより、ユーザは、1つのキーを押圧した後、すぐに「昨日は」という句を選択することができる。しかしながら、説明のために、図5〜図16における上述した例の全体は、図20〜図34に示されている。
また、上述したように、上述した方法で予測ロジックによりランクが付けられた、ユーザに与えられる候補は、漢字または仮名と正しく結合した漢字として与えられる。しかしながら、ユーザは、仮名文字のみを指定することにより、上述した方法でテキストを入力する。漢字―仮名表現を実現するために、テキスト入力ロジック326は、語幹テーブル1702―1704および語尾テーブル1706を用いる。
仮名の単語または句に対する漢字―仮名表現は、語幹テーブル1702−1704のいずれかにおいて、この仮名の単語または句に適合し、かつ、語尾テーブル1706に関連した語尾タイプ1806により表現される語尾を与える語幹1804、を有するレコード1802(図18)のようなレコードを見つけることにより、決定される。適合するものが見つけられると、この仮名の単語または句は、漢字1808により表現される。これにより、アイテム1、2、3、4、5および6としてリストに挙げられた図21における予測テキストアイテムは、正しい仮名―漢字の形式で表現される。
別の実施形態では、ユーザにより入力されたテキストの仮名形式が保存され、予測単語および句のリストは、仮名、例えば平仮名のみを用いて表現される。ユーザは、受け入れられた仮名テキストを漢字―仮名に変換することができる。このような変換については、上述した方法により、または、従来の仮名―漢字変換により、実行することができる。
テキストの入力を続けるために、ユーザは、図20〜図34における説明例では、数値キーパッドにおけるキーを押圧する。リストは、キーを押圧するたびに短くなっていく。図22では、ユーザが「25」を押圧した後、候補句のリストは701句長となる。図23では、ユーザが「251」を押圧した後、候補句のリストは339句長となる。図24では、ユーザが「2516」を押圧した後、候補句のリストは48句長となる。図25が示すように、ユーザは、「選択」というラベルが付けられたソフトキーを押圧することにより、「昨日は」という句を選択し、この句は現在のメッセージとして表示される。
メッセージを完結させるために、図26〜図33において「ありがとうございました」を入力するべく、上述したような方法により、各音節について1つのキーを押圧して、残りの音節が指定され、この句は、上述しかつ図34に示したようなメッセージに追加される。メッセージは、ここで入力され、このテキストを別のユーザに送信することにより、処理対象としての準備が整う。
図20〜図34に示す実施形態における別の特徴について説明する。あるソフトキーには「同音」というラベルが付けられる。日本語には、多くの同音意義語が存在する。したがって、50音図における音声音節を用いて、ある単語を完全につづる際には、変換を多く行うことになる。この単語に対する正確な漢字表現のみを、確実に表示させることができる。ユーザは、予測単語または句のリストからその単語を強調表示させ、かつ、「同音」ソフトキーを押圧することにより、意図したテキストに焦点を当てることができる。
これに応えて、テキスト入力ロジック326(図3)は、予測単語または句のリストから、選択された単語または句の同音異義語でないものをすべて除去する。したがって、予測単語または句のリストはかなり短くなり、ユーザは意図した句を容易に選択することができる。
これまでの記載は、説明のためのものであり、かつ、限定するものではない。例えば、ワイヤレス電話を用いたテキストメッセージングは、一実施形態として記載されたものである一方、上述した方法によるテキスト入力を、他の多くのテキスト入力にも同様に適用できることが認識される。ワイヤレス電話は、このワイヤレス電話の所有者の名前を格納したり、テキストの名前またはテキストの記載を、格納済の電話番号に関連させるというような、メッセージング以外の用途に対しても、テキスト入力を用いる。加えて、ワイヤレス電話以外の装置をも、2方向ページャおよびパーソナルワイヤレス電子メール装置のようなテキストメッセージングに、用いることができる。携帯情報端末(PDA)および小型のパーソナル情報マネージャ(PIM)は、連絡情報および任意タイプのデータを入力するために、本明細書で説明したような方法によるテキスト入力を利用することができる。DVDプレーヤやビデオ(VCR)等のような娯楽装置は、スクリーン上でのプログラミングを行うために、または、ビデオゲームで高得点プレーヤの名前を入力するために、上述した方法によるテキスト入力を用いることができる。録画したビデオにおけるテキストオーバーレイのためのテキストを入力するために、数値キーパッドを有するリモートコントロール以上のものを備えたビデオカメラを用いることができる。上述した方法による日本語テキスト入力を、ワードプロセッサ、または、フルサイズ、フル機能のコンピュータシステムにおけるデータ入力にも、用いることができる。
したがって、この記載は単なる説明のためのものであり、本発明は、別記請求項およびこの請求項の均等物が有するすべての範囲のみにより特定される。

Claims (32)

  1. 日本語テキストを生成する方法であって、
    入力モジュール及びディスプレイモジュールを備え、前記入力モジュールが複数の入力キーを備え、各入力キーが、各々が仮名音節のグループを備えるグループに対応し、前記複数の入力キーのうちの1つの入力キーが、複数の様々な母音を有するが子音を有さない複数の仮名音節に関連し、前記複数の入力キーのうちの他の入力キーの各々が、関連する1つの子音に対する1つ以上の仮名音節に関連し、かつ
    前記ディスプレイモジュールが、第一領域と第二領域とを備える、
    ように構成された装置を準備するステップと、
    ユーザによりアクティブにされる1つ以上の前記入力キーの入力に対応するキーシーケンスを受信するステップと、
    前記入力キーの各々が前記ユーザにより入力されるときに、前記入力されたキーシーケンスにより特定される順序で前記入力されたキーシーケンスにより特定される前記グループの何れかの仮名音節を含む既知の単語又は語句を予測して決定するステップと、
    前記予測して決定された単語又は語句の少なくとも1つを、漢字音節、仮名音節又はこれらの任意の組合せを備える音節の適切な組合せに変換するステップと、
    前記予測して決定されて変換された単語又は語句のうちの1つ以上を、前記ディスプレイモジュールの前記第一領域内で選択するために前記ユーザに提示するステップと、
    前記予測して決定されて変換された単語又は語句の前記ユーザによる選択を受信するステップと、
    前記予測して決定されて変換されて選択された単語又は語句を、前記ディスプレイモジュールの前記第二領域に付加するステップと、
    前記ディスプレイモジュールの前記第一領域をクリアにするステップと
    を備える方法。
  2. 前記1つ以上の予測された単語又は語句の内の少なくとも1つが、前記ユーザによりアクティブにされる前記キーにより特定される前記音声音節カテゴリの前記1つ以上の仮名音節以上に少なくとも1つの仮名音節を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 関連する子音に対し仮名音節に関連する前記複数のキーのうちの1つが、1つの子音のみの仮名音節を備える、請求項1に記載の方法。
  4. 複数の様々な母音を有するが子音を有さない複数の仮名音節に関連する前記入力キーが、ヌル子音キーである、請求項1に記載の方法。
  5. 前記音節のグループの各々が50音表における1行に対応する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記入力モジュールが、前記予測して決定されて変換されて提示された単語又は語句を前記ユーザが選択するためのキーを、さらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記予測して決定されて変換されて提示された単語又は語句を、前記ユーザの選択に基づいて前記ディスプレイモジュールの前記第二領域に付加するステップが、前記予測して決定されて変換されて提示された単語又は語句を現在のメッセージストリングに付加するステップを備え、前記現在のメッセージストリングが、以前に選択された1つ以上の、予測して決定されて変換されて提示された単語又は語句を備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第二ディスプレイ領域内の前記メッセージを前記ユーザが確認することに応じて、前記第二ディスプレイ領域から前記現在のメッセージストリングを意図する受取人に転送する、請求項7に記載の方法。
  9. 漢字音節、仮名音節又はこれらの任意の組合せを備える音節の前記適切な組合せが、1つ以上の語幹テーブルと語尾テーブルとを使用して決定される、請求項1に記載の方法。
  10. 前記1つ以上の予測して決定されて変換された単語又は語句が、相対的利用頻度の順に提示される、請求項1に記載の方法。
  11. プロセッサと、メモリと、複数の入力キーを備える入力モジュールと、ディスプレイモジュールとを含むコンピュータに関連して利用可能なコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記複数のキーの各々を、各グループが仮名音節のグループを備える複数のグループに関連付けるステップであって、前記複数の入力キーのうちの1つが、複数の様々な母音を有するが子音を有さない複数の仮名音節に関連し、かつ前記複数の入力キーのうちの他の入力キーの各々が、関連する1つの子音に対し1つ以上の仮名音節に関連する、ステップと、
    ユーザによりアクティブにされた前記複数の入力キーのうちの1つ以上のキーの入力に対応するキーシーケンスを受信するステップと、
    前記ユーザが前記入力キーの各々を入力するときに、前記入力されたキーシーケンスにより特定される順序で、前記入力されたキーシーケンスにより特定される前記グループの如何なる仮名音節も含む単語又は語句を予測して決定するステップと、
    前記予測して決定された単語又は語句の少なくとも1つを、漢字音節、仮名音節又はこれらの任意の組合せを備える音節の適切な組合せに変換するステップと、
    前記予測して決定されて変換された単語又は語句のうちの1つ以上を、選択するために、前記ディスプレイモジュールの第一領域内で前記ユーザに提示するステップであって、前記1つ以上の予測された単語又は語句の内の少なくとも1つが、前記ユーザによりアクティブにされる前記キーにより特定される前記音声音節カテゴリの1つ以上の音節以上に少なくとも1つの仮名音節を備える、ステップと、
    前記予測して決定されて変換された単語又は語句のうちの1つ以上を前記ユーザが、選択すると、前記予測して決定されて変換されて提示された単語又は語句を、前記ディスプレイモジュールの前記第二領域に付加し、かつ前記ディスプレイモジュールの前記第一領域をクリアにするステップと
    によって、前記コンピュータに日本語テキストを生成させるように構成されたコンピュータ命令を備えるコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 前記1つ以上の予測された単語又は語句の内の少なくとも1つが、前記ユーザによりアクティブにされる前記キーにより特定される前記音声音節カテゴリの1つ以上の仮名音節以上に少なくとも1つの仮名音節を備える、請求項11に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 関連する子音に対し仮名音節に関連する前記複数のキーのうちの1つが、1つの子音のみの仮名音節を備える、請求項11に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 複数の様々な母音を有するが子音を有さない複数の仮名音節に関連する前記入力キーが、ヌル子音キーである、請求項11に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  15. 仮名音節の前記グループの各々が50音表の1行に対応する、請求項11に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 前記予測して決定されて変換されて提示された単語又は語句に対応する、前記ユーザによるキーの選択を受信するように、前記コンピュータ命令が、さらに、構成されている、請求項11に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  17. 前記予測して決定されて変換されて提示されて選択された単語又は語句が、前記第二領域内の現在のメッセージに付加され、前記現在のメッセージストリングが、以前に選択された1つ以上の、予測して決定されて変換されて提示された単語又は語句を備える、請求項11に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  18. 前記第二ディスプレイ領域内の前記メッセージを前記ユーザが確認すると、前記第二ディスプレイ領域から前記現在のメッセージストリングを意図する受取人に転送するように、前記コンピュータ命令が、さらに、構成されている、請求項17に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  19. 前記予測して決定された単語又は語句を、漢字音節、仮名音節又はこれらの任意の組合せを備える音節の適切な組合せに変換する際に、1つ以上の語幹テーブルと語尾テーブルとを使用するように、前記コンピュータ命令が、構成されている、請求項11に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  20. 前記1つ以上の予測して決定されて変換された単語又は語句が、相対的利用頻度の順に提示される、請求項11に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  21. 複数の入力キーを備える少なくとも1つの入力モジュールと、
    第一領域と第二領域とを備える少なくとも1つのディスプレイモジュールと、
    (i)前記入力モジュールと前記ディスプレイモジュールとの間に機能的に接続されていて、かつ(ii)以下のステップ、
    前記複数のキーの各々を、各々が仮名音節のグループを備えるグループに対応させるステップであって、前記複数の入力キーのうちの1つの入力キーが、複数の様々な母音を有するが子音を有さない複数の仮名音節に関連し、かつ前記複数の入力キーのうちの他の入力キーの各々が、関連する1つの子音に対する1つ以上の仮名音節に関連している、ステップ、
    ユーザによりアクティブにされる1つ以上の前記キーの入力に対応するキーシーケンスを受信するステップ、
    前記入力キーの各々が前記ユーザにより入力されるときに、前記入力されたキーシーケンスにより特定される順序で前記入力されたキーシーケンスにより特定される前記グループにおける何れかの仮名音節を含む既知の単語又は語句を予測して決定するステップであって、前記1つ以上の予測された単語又は語句の内の少なくとも1つが、前記ユーザによりアクティブにされる前記キーにより特定される前記音声音節カテゴリの前記1つ以上の音節以上に少なくとも1つの音節を備える、ステップ、
    前記予測して決定された単語又は語句の少なくとも1つを、漢字音節、仮名音節又はこれらの任意の組合せを備える音節の適切な組合せに変換するステップ、
    前記予測して決定されて変換された単語又は語句のうちの1つ以上を、前記ディスプレイモジュールの前記第一領域内で選択するために前記ユーザに提示するステップ、
    前記予測して決定されて変換された単語又は語句の前記ユーザによる選択を受信するステップ、
    前記予測して決定されて変換されて提示されて選択された単語又は語句を、前記ディスプレイモジュールの前記第二領域に付加するステップ、及び
    前記ディスプレイモジュールの前記第一領域をクリアにするステップ
    によって日本語テキストを生成する、ユーザ入力ロジックと、
    を備える装置。
  22. 前記1つ以上の予測された単語又は語句の内の少なくとも1つが、前記ユーザによりアクティブにされる前記キーにより特定される前記音声音節カテゴリの前記1つ以上の仮名音節以上に少なくとも1つの仮名音節を備える、請求項21に記載の装置。
  23. 関連する子音に対し仮名音節に関連する前記複数のキーのうちの1つが、1つの子音のみの仮名音節を備える、請求項21に記載の装置。
  24. 複数の様々な母音を有するが子音を有さない複数の仮名音節に関連する前記入力キーが、ヌル子音キーである、請求項21に記載の装置。
  25. 仮名音節の前記グループの各々が、50音図の1行に対応している、請求項21に記載の装置。
  26. 前記入力モジュールが、さらに、前記予測して決定されて変換されて提示された単語又は語句を前記ユーザが選択するためのキーを備える、請求項21に記載の装置。
  27. 前記予測して決定されて変換されて提示された単語又は語句を現在のメッセージストリングに付加するように、前記ユーザ入力モジュールが構成されていて、前記現在のメッセージストリングが、以前に選択された1つ以上の、予測して決定されて変換されて提示された単語又は語句を備える、請求項21に記載の装置。
  28. 前記第二ディスプレイ領域内の前記メッセージを前記ユーザが確認すると、前記第二ディスプレイ領域から前記現在のメッセージストリングを意図する受取人に転送するように、前記ユーザ入力ロジックが、さらに、構成されている、請求項27に記載の装置。
  29. 前記予測して決定された単語又は語句を、漢字音節、仮名音節又はこれらの任意の組合せを備える音節の適切な組合せに変換する際に、1つ以上の語幹テーブルと語尾テーブルとを使用するように、前記ユーザ入力モジュールが、構成されている、請求項21に記載の装置。
  30. 前記1つ以上の予測して決定されて変換された単語又は語句が、相対的利用頻度の順序に提示される、請求項21に記載の装置。
  31. 前記装置が、ワイヤレス電話、テキストメッセージング装置、コンピュータ又はこれらの任意の組合せの何れかを備える、請求項21に記載の装置。
  32. 前記入力モジュールが数値キーパッドを備える、請求項21に記載の装置。
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