JP2013003558A - 光通信部品及びその製造方法 - Google Patents

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    • G02B6/423Passive alignment, i.e. without a detection of the degree of coupling or the position of the elements using guiding surfaces for the alignment

Abstract

【課題】光学素子とレンズ部間の調芯作業が簡単で、しかも、光学素子とレンズ部が本固定後に位置ずれしない光通信部品等を提供する。
【解決手段】光学素子4が搭載された素子パッケージ2と、レンズ部13を有するレンズブロック体10とを備え、光学素子4とレンズ部13間が調芯された位置でレンズブロック体10が素子パッケージ2に組み付けされる光通信部品1Aであって、素子パッケージ2とレンズブロック体10には、組み付け状態で互いに嵌り込む調芯用溝部3と調芯用突部12がそれぞれ設けられ、調芯用溝部3は、その底面3aに向かって幅狭となる方向に傾斜する傾斜面3bを有し、調芯用突部12は、その頂面12aに向かって幅狭となる方向に傾斜する傾斜面12bを有し、調芯用溝部3と調芯用突部12の互いの傾斜面3b,12bが面接触で密着する位置で光学素子4とレンズ部13が調芯位置に設定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、光信号と電気信号間の送受信を行う光通信部品及びその製造方法に関する。
この種の従来の光通信部品としては、特許文献1に開示されたものが提案されている。この光通信部品50は、図6に示すように、素子パッケージ51とこの素子パッケージ51に組み付けされるレンズブロック体60とを備えている。素子パッケージ51には光学素子52が搭載されている。素子パッケージ51には、光学素子52を囲むように周壁51aが一体に設けられている。この周壁51aの上面は、フラットな突き合わせ面53として形成されている。
レンズブロック体60は、スリーブ61とこのスリーブ61の下部の中心位置に配置されたレンズ部62とを有する。スリーブ61内に光ファイバ(図示せず)が接続される。スリーブ61の下面は、フラットな突き合わせ面63として形成されている。
素子パッケージ51とレンズブロック体60の互いの突き合わせ面53,63は、光学素子52とレンズ部62間が調芯された位置で位置決めされ、且つ、例えば熱硬化接着剤71によって固定されている。
次に、この従来例の光通信部品50の製造手順を説明する。素子パッケージ51には光学素子52が搭載されているものとする。先ず、図7に示すように、素子パッケージ51の突き合わせ面53に例えば紫外線硬化接着剤70を塗布する。次に、図8にて矢印で示すように、素子パッケージ51とレンズブロック体60の互いの突き合わせ面53,63を突き合わせた状態とする。そして、例えばレンズブロック体60を素子パッケージ51に対して位置を微調整しつつ、光学素子52と光ファイバ(図示せず)間の光信号レベルをチェックし、光学素子52とレンズ部62が調芯する位置を検出する(アクティブアライメント工程)。光学素子52とレンズ部62が調芯すつ位置で紫外線硬化接着剤70を硬化して素子パッケージ51とレンズブロック体60間を仮固定する。次に、図9に示すように、素子パッケージ51とレンズブロック体60間を例えば熱硬化接着剤71で本固定する。これで、製造が完了する。
特開2007−155973号公報
しかしながら、前記従来の光通信部品50では、光学素子52とレンズ体62間の調芯作業としてアクティブアライメント工程が必要であるため、製造作業が面倒である。
また、素子パッケージ51とレンズブロック体60の突き合わせ面53,63は、アクティブアライメント工程時に相対的位置調整を行うことができるようにフラットに形成されている。そのため、素子パッケージ51とレンズブロック体60間の本固定後に、素子パッケージ51とレンズブロック体60の相対的位置が位置ずれを引き起こす恐れがある。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、光学素子とレンズ部間の調芯作業が簡単で、しかも、光学素子とレンズ部が本固定後に位置ずれしない光通信部品及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、光学素子が搭載された素子パッケージと、レンズ部を有するレンズブロック体とを備え、前記光学素子と前記レンズ部間が調芯された位置で前記レンズブロック体が前記素子パッケージに組み付けされる光通信部品であって、前記素子パッケージと前記レンズブロック体には、組み付け状態で互いに嵌り込む調芯用溝部と調芯用突部がそれぞれ設けられ、前記調芯用溝部は、その底面に向かって幅狭となる方向に傾斜する傾斜面を有し、前記調芯用突部は、その頂面に向かって幅狭となる方向に傾斜する傾斜面を有し、前記調芯用溝部と前記調芯用突部の互いの前記傾斜面が面接触で密着する位置で前記光学素子と前記レンズ部間が調芯された位置に設定されていることを特徴する光通信部品である。
前記素子パッケージには前記調芯用溝部が設けられ、前記調芯用溝部の前記底面に前記光学素子が搭載され、前記レンズブロック体には前記調芯用突部が設けられ、前記調芯用突部の頂面に前記レンズ部が設けられているものを含む。
前記素子パッケージには、共に光学素子である発光素子と受光素子が間隔を置いて配置され、前記素子パッケージと前記レンズブロック体には、前記発光素子と前記受光素子の間の位置に前記調芯用溝部と前記調芯用突部がそれぞれ設けられいるものを含む。
他の本発明は、光学素子が搭載された素子パッケージと、レンズ部を有するレンズブロック体とを備え、前記素子パッケージと前記レンズブロック体には、組み付け状態で互いに嵌り込む調芯用溝部と調芯用突部がそれぞれ設けられ、前記調芯用溝部は、その底面に向かって幅狭となる方向に傾斜する傾斜面を有し、前記調芯用突部は、その頂面に向かって幅狭となる方向に傾斜する傾斜面を有し、前記素子パッケージと前記レンズブロック体間を、互いの前記調芯用溝部と前記調芯用突部が嵌り込むように合体させる合体工程と、前記調芯用溝部と前記調芯用突部の双方の前記傾斜面同士が面接触で密着するよう圧縮力を加える圧縮工程とを備えたことを特徴する光通信部品の製造方法である。
前記素子パッケージと前記レンズブロック体には、互いの組み付け状態をロックするロック手段が設けられ、前記圧縮工程によって、前記調芯用溝部と前記調芯用突部の双方の前記傾斜面同士が面接触で密着させた状態を前記ロック手段が保持することが好ましい。
本発明によれば、素子パッケージとレンズブロック体は、その調芯用突部が調芯用溝部に入り込むよう合体し、合体後に調芯用突部と調芯用溝部の双方の傾斜面が互いに面接触するよう圧縮力を加えれば光学素子とレンズ部が調芯位置に位置される。従って、従来例のようにアクティブアライメント工程を行う必要がなく、素子パッケージとレンズブロック体間に圧縮力を加えるという簡単な機械的工程を行えば良い。又、素子パッケージとレンズブロック体は調芯用溝部と調芯用突部が嵌り込んだ状態で固定されるため、本固定後に位置ずれしない。以上より、光学素子とレンズ部間の調芯作業が簡単で、しかも、光学素子とレンズ部が本固定後に位置ずれしない。
本発明の第1実施形態を示し、(a)は素子パッケージとレンズブロック体をロック手段で組み付けした状態を示す断面図、(b)は素子パッケージとレンズブロック体間を押圧した後の状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態を示し、(a)は光通信部品の平面図、(b)は光通信部品の正面図、(c)は光通信部品の背面図、(e)は光通信部品の右側面図である。 本発明の第2実施形態を示し、図2(a)のA−A線断面図である。 本発明の第2実施形態を示し、図2(b)のB−B線断面図である。 本発明の第2実施形態を示し、図2(c)のC−C線断面図である。 従来例を示し、光通信部品の断面図である。 従来例を示し、光通信部品の一製造工程を示す断面図である。 従来例を示し、光通信部品の一製造工程を示す断面図である。 従来例を示し、光通信部品の一製造工程を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1(a)、(b)は本発明の第1実施形態を示す。図1(a)、(b)に示すように、光通信部品1Aは、光通信モジュールであり、素子パッケージ2とレンズブロック体10とを備えている。
素子パッケージ2には、レンズブロック体10との突き合わせ面側に調芯用溝部3が設けられている。この調芯用溝部3は、その軸芯C1を中心として底面3aに向かって幅狭となる方向に傾斜する傾斜面3bを有する。調芯用溝部3は、例えば四角錐形状、円錐形状である。底面3aには、光学素子4が搭載されている。光学素子4は、発光素子若しくは受光素子である。光学素子4は、軸芯C1を中心として高精度の位置に配置される。換言すれば、光学素子4の光学中心軸を中心として傾斜面3bが配置されている。
レンズブロック体10は、スリーブ11と、スリーブ11の下部側に配置された調芯用突部12と、この調芯用突部12の中心に配置されたレンズ部13と、スリーブ11の下部に固定されたキャップ部14とを有する。スリーブ11とレンズ部13は、光透過材より一体に形成されている。
スリーブ11の内部には、光ファイバ(図示せず)の先端がフェルール(図示せず)を介して配置される。調芯用突部12は、その軸芯C2を中心として頂面12aに向かって幅狭となる方向に傾斜する傾斜面12bを有する。調芯用突部12は、調芯用溝部3とほぼ同一寸法で、且つ、同一形状に形成されている。この実施形態では、例えば四角錐形状、円錐形状である。レンズ部13は、調芯用突部12の軸芯C2が光学的軸芯とされ、両面に凸球面13aを有する。換言すれば、レンズ部13の光学中心軸を中心として傾斜面12bが配置されている。レンズ部13は、光ファイバ(図示せず)からの光を光学素子4に集光させ、光学素子4からの発光を光ファイバ(図示せず)に平行光として射出する。
また、素子パッケージ2とレンズブロック体10には、合体された状態でロックするロック手段(図示せず)が設けられている。このロック手段(図示せず)は、一般的な位置公差の範囲内であればロックできる。従って、素子パッケージ2とレンズブロック体10間は、ロック状態であってもロック手段(図示せず)の位置公差の範囲内であれば相対的変移が可能である。
素子パッケージ2とレンズブロック体10は、図1(b)に示すように、調芯用溝部3と調芯用突部12の互いの傾斜面3b,12bが面接触で密着する位置でロック手段(図示せず)によって組み付けされている。これにより、レンズ部13と光学素子4間が調芯された位置に設定されている。
次に、この光通信部品1Aの製造手順を説明する。素子パッケージ2には、調芯用溝部3の底面3aで、且つ、傾斜面3bの軸芯C1上に光学素子4が搭載されているものとする。又、レンズブロック体10は、調芯用突部12の傾斜面12bの中心位置にレンズ部13が配置されている。
先ず、図1(a)に示すように、素子パッケージ2とレンズブロック体10間を、調芯用溝部3と調芯用突部12が嵌り込むように合体させる(合体工程)。これにより、素子パッケージ2とレンズブロック体10間は、ロック手段(図示せず)によって仮固定される。この合体状態では、調芯用溝部3と調芯用突部12の双方の傾斜面3b,12bが通常では面接触によって密着していない。
次に、素子パッケージ2とレンズブロック体10間に、調芯用溝部3と調芯用突部12の双方の傾斜面3b,12b同士が面接触で密着するよう圧縮力を加える(圧縮工程)。この圧着力によって、調芯用溝部3と調芯用突部12の双方の傾斜面3b,12bは、図1(b)に示すように、面接触で密着する。つまり、この圧縮過程で、双方の傾斜面3b,12bによって双方の軸芯C1,C2が一致する方向に自動調整され、密着位置では、双方の軸芯C1,C2が完全に一致する位置に調整される。つまり、素子パッケージ2の光学素子4とレンズブロック体の10レンズ部13が調芯された位置に位置される。そして、ロック手段(図示せず)は、自らの位置公差の範囲内であれば相対的変移を許容するため、光学素子4とレンズ部13が調芯された位置でロックを保持する。これで、製造が完了する。
以上説明したように、素子パッケージ2とレンズブロック体10には、組み付け状態で互いに嵌り込む調芯用溝部3と調芯用突部12がそれぞれ設けられ、調芯用溝部3は、その軸芯C1を中心として底面3aに向かって幅狭となる方向に傾斜する傾斜面3bを有し、調芯用突部12は、その軸芯C2を中心として頂面12aに向かって幅狭となる方向に傾斜する傾斜面12bを有し、調芯用溝部3と調芯用突部12の互いの傾斜面3b,12bが面接触で密着する位置で光学素子4とレンズ部13が調芯された位置に設定される。従って、従来例のようにアクティブアライメント工程を行う必要がなく、素子パッケージ2とレンズブロック体10間に圧縮力を加えるという簡単な機械的工程を行えば良い。又、素子パッケージ2とレンズブロック体10は調芯用溝部3と調芯用突部12が嵌り込んで固定されるため、本固定後に位置ずれしない。以上より、光学素子4とレンズ部13間の調芯作業が簡単で、しかも、光学素子4とレンズ部13が本固定後に位置ずれしない。アクティブアライメント工程が必要ないことから、製造時間の短縮、使用電力の削減を図ることができ、製造コストの大幅な削減になる。
従来例では、アライメントによる光学素子とレンズ部間の調芯位置が製品ごとに一定ではないため、素子パッケージとレンズブロック体間の本固定手段は制約を受ける。これに対し、本発明では、素子パッケージ2とレンズブロック体10の合体位置が調芯用溝部3と調芯用突部12によって一義的に決まるため、素子パッケージ2とレンズブロック体10間の本固定手段は制約を受けない。実施形態では、仮固定と本固定を兼用するロック手段(図示せず)を使用したため、仮固定作業を行えば本固定作業を行う必要がなく、製造作業が簡単である。尚、ロック手段以外で本固定しても良い。
素子パッケージ2には調芯用溝部3が設けられ、調芯用溝部3の底面3aに光学素子4が搭載され、レンズブロック体10には調芯用突部12が設けられ、調芯用突部12の頂面12aにレンズ部13が設けられている。従って、調芯用溝部3と調芯用突部12の中心位置に調芯対象である光学素子4とレンズ部13が配置されるため、高精度の調芯調整ができる。
(第2実施形態)
図2〜図5は本発明の第2実施形態を示す。図2〜図5に示すように、光通信部品1Bは、光通信モジュールであり、素子パッケージ2とレンズブロック体10とを備えている。
素子パッケージ2には、共に光学素子である発光素子4Aと受光素子4Bが一対搭載されている。素子パッケージ2には、発光素子4Aと受光素子4Bの間の位置に調芯用溝部3が設けられている。この調芯用溝部3は、その底面3aに向かって幅狭となる方向に傾斜する傾斜面3bを有する。調芯用溝部3は、四角錐形状である。発光素子4Aと受光素子4Bは、調芯用溝部3に対して所定の位置にそれぞれ配置されている。
レンズブロック体10は、一対のスリーブ11を有するスリーブ結合体15と、スリーブ結合体15に装着され、各スリーブ11の下部側に配置された一対のレンズ部13とを有する。各スリーブ11の内部には、光ファイバ(図示せず)の先端がフェルール(図示せず)を介して配置される。スリーブ結合体15には、一対のレンズ部13の間の位置に調芯用突部12が一体に設けられている。調芯用突部12は、その頂面12aに向かって幅狭となる方向に傾斜する傾斜面12bを有する。調芯用突部12は、調芯用溝部3とほぼ同一寸法で、且つ、同じ形状に形成されている。この実施形態では、四角錐形状である。各レンズ部13は、調芯用突部12に対して所定の位置にそれぞれ配置されている。一方のレンズ部13は、発光素子4Aの発光を光ファイバ(図示せず)に平行光として射出する。他方のレンズ部13は、光ファイバ(図示せず)からの光を受光素子4Bに集光させる。
また、素子パッケージ2とレンズブロック体10には、合体させた状態でロックするロック手段20が設けられている。このロック手段20は、素子パッケージ2に設けられたロック壁21と、このロック壁21に係止され、スリーブ結合体15に設けられたロックアーム爪22とから構成されている。ロック手段20は、一般的な位置公差の範囲内であればロックできる。従って、素子パッケージ2とレンズブロック体10間は、ロック状態であってもロック手段20の位置公差の範囲内であれば相対的変移が可能である。
素子パッケージ2とレンズブロック体10は、図2(a)〜(d)に示すように、調芯用溝部3と調芯用突部12の互いの傾斜面3b,12bが面接触で密着する位置でロック手段20によって組み付けされている。これにより、各レンズ部13と発光素子4A及び受光素子4Bとが調芯された位置にそれぞれ設定されている。
光通信部品1Bの製造手順は、前記第1実施形態と略同様であるため、重複説明を回避するべく省略する。
この第2実施形態でも、前記第1実施形態と同様に、発光素子4A及び受光素子4Bと各レンズ部13間の調芯作業が簡単で、しかも、発光素子4A及び受光素子4Bと各レンズ部13が本固定後に位置ずれしない。
素子パッケージ2には、共に光学素子である発光素子4Aと受光素子4Bが間隔を置いて配置され、素子パッケージ2とレンズブロック体10には、発光素子4Aと受光素子4Bの間の位置に調芯用溝部3と調芯用突部12がそれぞれ設けられている。従って、調芯用溝部3と調芯用突部12で双方の光信号間のクロストークを防止できる。発光素子4Aと受光素子4Bの2つの光通信系を調芯用溝部3と調芯用突部12の単一の組み合わせで調芯できるため、構成の簡略化を図ることができる。
この第2実施形態では、調芯用溝部3と調芯用突部12は、四角錐形状であるが、円錐形状等であっても良い。
(その他)
前記第1及び第2実施形態では、素子パッケージ2には調芯用溝部3が設けられ、レンズブロック体10には調芯用突部12が設けられたが、素子パッケージ2に調芯用突部12を設け、レンズブロック体10に調芯用溝部3を設けても良い。
前記第1及び第2実施形態では、素子パッケージ2とレンズブロック体10間は、自らの位置公差の範囲内であれば相対的変移を許容するロック手段(図示せず),20によってロックされている。従って、圧縮工程によって、調芯用溝部3と調芯用突部12の双方の傾斜面3b,12bが面接触で密着する状態とすれば、ロック手段(図示せず),20が自動的にその密着状態でロックするため、本固定作業を行う必要がない。又、ロック手段(図示せず),20を本固定に用いることによって、素子パッケージ2とレンズブロック体10の組み付け強度は、設計保証可能となる。
素子パッケージ2とレンズブロック体10の組み付け固定は、ロック手段以外で行うことができる。ロック手段を有しない場合には、素子パッケージ2とレンズブロック体10への圧着工程を治具などにより行い、治具などでその圧縮力を作用させた状態で素子パッケージ2とレンズブロック体10間を接着剤や接合手段によって本固定することになる。
1A,1B 光通信部品
2 素子パッケージ
3 調芯用溝部
3a 底面
3b 傾斜面
4 光学素子
4A 発光素子(光学素子)
4B 受光素子(光学素子)
10 レンズブロック体
12 調芯用突部
12a 頂面
12b 傾斜面
13 レンズ部
20 ロック手段

Claims (5)

  1. 光学素子が搭載された素子パッケージと、レンズ部を有するレンズブロック体とを備え、前記光学素子と前記レンズ部間が調芯された位置で前記レンズブロック体が前記素子パッケージに組み付けされる光通信部品であって、
    前記素子パッケージと前記レンズブロック体には、組み付け状態で互いに嵌り込む調芯用溝部と調芯用突部がそれぞれ設けられ、
    前記調芯用溝部は、その底面に向かって幅狭となる方向に傾斜する傾斜面を有し、前記調芯用突部は、その頂面に向かって幅狭となる方向に傾斜する傾斜面を有し、
    前記調芯用溝部と前記調芯用突部の互いの前記傾斜面が面接触で密着する位置で前記光学素子と前記レンズ部が調芯された位置に設定されていることを特徴する光通信部品。
  2. 請求項1記載の光通信部品であって、
    前記素子パッケージには前記調芯用溝部が設けられ、前記調芯用溝部の前記底面に前記光学素子が搭載され、
    前記レンズブロック体には前記調芯用突部が設けられ、前記調芯用突部の頂面に前記レンズ部が設けられていることを特徴とする光通信部品。
  3. 請求項1記載の光通信部品であって、
    前記素子パッケージには、共に光学素子である発光素子と受光素子が間隔を置いて配置され、前記素子パッケージと前記レンズブロック体には、前記発光素子と前記受光素子の間の位置に前記調芯用溝部と前記調芯用突部がそれぞれ設けられたことを特徴とする光通信部品。
  4. 光学素子が搭載された素子パッケージと、レンズ部を有するレンズブロック体とを備え、前記素子パッケージと前記レンズブロック体には、組み付け状態で互いに嵌り込む調芯用溝部と調芯用突部がそれぞれ設けられ、前記調芯用溝部は、その底面に向かって幅狭となる方向に傾斜する傾斜面を有し、前記調芯用突部は、その頂面に向かって幅狭となる方向に傾斜する傾斜面を有し、
    前記素子パッケージと前記レンズブロック体間を、互いの前記調芯用溝部と前記調芯用突部が嵌り込むように合体させる合体工程と、
    前記調芯用溝部と前記調芯用突部の双方の前記傾斜面同士が面接触で密着するよう圧縮力を加える圧縮工程とを備えたことを特徴する光通信部品の製造方法。
  5. 請求項4記載の光通信部品の製造方法であって、
    前記素子パッケージと前記レンズブロック体には、互いの組み付け状態をロックするロック手段が設けられ、
    前記圧縮工程によって、前記調芯用溝部と前記調芯用突部の双方の前記傾斜面同士が面接触で密着させた状態を前記ロック手段が保持することを特徴とする光通信部品の製造方法。
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