JP2012533553A - ピロロピリジン系キナーゼ阻害薬 - Google Patents

ピロロピリジン系キナーゼ阻害薬 Download PDF

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Abstract

本発明は、式(I)
の化合物または製薬上許容される塩(R1a、R1b、R1c、XおよびYは明細書の説明にお
いて定義されている。)に関するものである。本発明は、Cdc7などのキナーゼ類を阻
Figure 2012533553

害する上で有用な前記化合物を含む組成物、ならびに癌などの疾患の治療方法に関するものでもある。

Description

真核細胞は、細胞周期と称される定方向性で段階的なプロセスによって分裂する。細胞は最初にS期でそれらのDNAを複製してから、有糸分裂でそれの姉妹染色分体を分離し(核分裂)、2個の娘細胞に分かれる(細胞質分裂)ものでなければならない。哺乳動物細胞では、DNA複製がゲノム全体で複数の部位(複製開始点)で開始することで、確実に全ての遺伝物が複製されてから有糸分裂が起こるようにするものでなければならない。ゲノムの完全性を維持するためには、DNAは1細胞周期当たり1回のみ複製されるべきであることから、このプロセスはチェックポイントによって高度に制御および支配されている。複製が開始する前に、初期G1での前複製複合体(pre−RC)の形成によって起点がライセンス化されなければならない。pre−RCの形成には、起点認識複合体(ORC)の起点への段階的結合とそれに続く負荷因子Cdc6およびCdt1の結合が関与する。次に、これらのタンパク質は推定DNA複製ヘリカーゼ複合体MCM2−7を動員する。このpre−RCが形成されると、複製開始には、S期促進セリン/トレオニンキナーゼ類、サイクリン/Cdk類およびCdc7/Dbf4の活性化が必要である。これらのキナーゼ類は酵素サブユニット(CDK類およびCdc7)および調節サブユニット(CDK用のサイクリン類;Cdc7用のDbf4またはDrf1)からなる。それらはpre−RCにおける複数のMCMを順次リン酸化することで、ヘリカーゼを活性化し、DNA合成のために他のDNA複製因子を動員する(Cdc45、GINS複合体など)(総覧については、Kimら、2003;Kimら、2004;Lauら、2006;Lauら、2007;Stillman、2005を参照する)。MCM2セリン−40およびセリン−53は、十分に特性決定されたCdc7/Dbf4についてのリン酸化部位である(Choら、2006;Montagnoliら、2006;Tsujiら、2006)。
Cdc6、Cdc7/Dbf4またはCdc7/Drf1などの複製開始の制御因子を阻害することは癌性細胞においては致死的結果を有するが、正常細胞は分裂を停止し、開始活性が回復すると正常な分裂を再開することができる(Fengら、2003;Montagnoliら、2004;総覧については、LauおよびJiang、2006を参照)。従って、小分子のタンパク質キナーゼCdc7阻害薬は、癌、炎症および他の細胞増殖障害における治療的介入の魅力的な候補である。
関連出願の相互参照
本願は、2009年7月15日出願の米国仮出願第61/225742号(これは、参照によって全体が本明細書に組み込まれる。)に対する優先権を主張するものである。
本発明は多くの実施形態を有する。従って、本発明の1実施形態は、下記式(I)を有する化合物に関するものである。
Figure 2012533553
式中、R1a、R1b、R1c、XおよびYは下記およびそこでの下位集合で定義の通りである。
製薬上適切な担体と組み合わせて治療上有効量の式(I)の化合物、製薬上許容される塩を含む製薬上許容される組成物も提供される。
1実施形態は、治療上許容される量の式(I)の化合物または製薬上許容される塩を哺乳動物に投与する段階を有する哺乳動物での癌の治療方法に関するものである。さらに別の実施形態は、治療上許容される量の式(I)の化合物または製薬上許容される塩を哺乳動物に投与する段階を有する腫瘍容積の低減方法に関するものである。
この詳細な説明は、当業者に本願人らの発明、それの原理およびそれの実際の用途を理解させることで、当業界の他者が、特定の用途の要件に最も適していると考えられるように、多くの形態で本発明を適合化および応用できるようにすることのみを目的としている。本説明およびそれの具体的な例は、例示のみを目的としたものである。従って本発明は、本特許出願に記載の実施形態に限定されるものではなく、多様に改変可能なものである。
略称および定義
本明細書において別段の定義がない限り、本発明との関連で使用される科学用語および技術用語は、当業者が共通に理解する意味を有するものとする。用語の意味および範囲は明瞭であるべきであるが、潜在的な曖昧さがある場合、本明細書で提供される定義が辞書的定義および外部の定義に優先する。本願において、別段の断りがない限り、「または」の使用は、「および/または」を意味する。さらに、「含んでいる」という用語や、「含む」および「含まれる」などの他の形態の使用は非限定的なものである。本特許出願(特許請求の範囲を含む)における「含む」または「包含する」または「含んでいる」と言葉の使用に関して、本願人が留意点として挙げるのは、文脈上別の形態が必要でない限り、それらの言葉は排他的ではなく包括的に解釈されるべきであるという基本点および明瞭な理解に基づいて使用されるものであり、出願人がそれらの各言葉を下記の特許請求の範囲を含む本特許出願を解釈する上でそのように理解するという点である。いずれかの置換基または本発明の化合物または本明細書中のいずれかの他の式で複数個存在する可変要素に関して、各場合についてのその定義は、他の全ての場合でのその定義から独立している。置換基の組み合わせは、そのような組み合わせによって安定な化合物となる場合にのみ許容され得るものである。安定な化合物とは、反応混合物から有用な程度の純度で単離可能な化合物である。
理解すべき点として、本発明における全ての組み合わせについて適切な価数が維持され、複数の原子を有する一価部分がそれらの左端を介して結合しており、二価の部分は左から右に描かれている。
本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される場合、逆の内容で記載されていない限りにおいて、下記の用語はここに示した意味を有する。
「アルキル」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、典型的には1から約10個の炭素原子;または別の実施形態では1から約8個の炭素原子;別の実施形態では1から約6個の炭素原子;および別の実施形態では1から約4個の炭素原子を含む直鎖もしくは分岐の飽和ヒドロカルビル置換基を意味する。
そのような置換基の例には、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソ−アミルおよびヘキシルなどがある。
「アルケニル」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、1以上の二重結合および典型的には2から約10個の炭素原子;または別の実施形態では2から約8個の炭素原子;別の実施形態では2から約6個の炭素原子;および別の実施形態では2から約4個の炭素原子を含む直鎖もしくは分岐のヒドロカルビル置換基を意味する。そのような置換基の例には、エテニル(ビニル)、2−プロペニル、3−プロペニル、1,4−ペンタジエニル、1,4−ブタジエニル、1−ブテニル、2−ブテニルおよび3−ブテニルなどがある。
「アルキニル」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、1以上の三重結合および典型的には2から約10個の炭素原子;または別の実施形態では2から約8個の炭素原子;別の実施形態では2から約6個の炭素原子;および別の実施形態では2から約4個の炭素原子を含む直鎖もしくは分岐のヒドロカルビル置換基を意味する。そのような置換基の例には、エチニル、2−プロピニル、3−プロピニル、2−ブチニルおよび3−ブチニルなどがある。
「炭素環」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、3から14個の炭素環原子(「環原子」は、一体に結合して環状置換基の環もしくは複数環を形成する原子である。)を含む飽和環状(すなわち「シクロアルキル」)、部分飽和環状(すなわち「シクロアルケニル」)または完全不飽和(すなわち「アリール」)ヒドロカルビル置換基を意味する。炭素環は、単一環(単環)または多環構造であることができる。
炭素環は、典型的には3から8個の環原子、より典型的には3から6個の環原子、さらにより典型的には5から6個の環原子を含む単環構造であることができる。そのような単環式炭素環の例には、シクロプロピル(シクロプロパニル)、シクロブチル(シクロブタニル)、シクロペンチル(シクロペンタニル)、シクロペンテニル、シクロペンタジエニル、シクロヘキシル(シクロヘキサニル)、シクロヘキセニル、シクロヘキサジエニルおよびフェニルなどがある。炭素環は別形態として、多環であることができる(すなわち複数の環を含むことができる)。多環式炭素環の例には、架橋、縮合およびスピロ環系の炭素環などがある。スピロ環系炭素環では、1個の原子が2個の異なる環に共通している。スピロ環状炭素環の1例にスピロペンタニルがある。架橋炭素環では、複数の環が少なくとも2個の共通の隣接しない原子を共有する。架橋炭素環の例には、ビシクロ[2.2.1]ヘプタニル、ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エンイルおよびアダマンタニルなどがある。縮合環炭素環系では、2以上の環が縮合していることで、2個の環が1個の共通の結合を共有するようになっていることができる。2または3縮合環系炭素環の例には、ナフタレニル、テトラヒドロナフタレニル(テトラリニル)、インデニル、インダニル(ジヒドロインデニル)、アントラセニル、フェナントレニルおよびデカリニルなどがある。
「シクロアルキル」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、3から14個の炭素環原子を含む飽和環状ヒドロカルビル置換基を意味する。シクロアルキルは、典型的には3から8個の炭素環原子、より典型的には3から6個の環原子を含む単一炭素環であることができる。単環式シクロアルキルの例には、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルなどがある。シクロアルキルは別形態として、多環式であるか、複数の環を含むことができる。多環式シクロアルキルの例には、架橋、縮合およびスピロ環状炭素環などがある。
「アリール」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、6から14個の炭素環原子を含む芳香族炭素環を意味する。アリールは単環式または多環式(すなわち、複数の環を含むことができる)であることができる。多環式芳香環の場合、その多環系のうちの1個の環のみが不飽和である必要があり、残りの環は飽和、部分飽和または不飽和であることができる。アリールの例には、フェニル、ナフタレニル、インデニル、インダニルおよびテトラヒドロナフチルなどがある。
場合により、ヒドロカルビル置換基(例:アルキル、アルケニル、アルキニルまたはシクロアルキル)における炭素原子の数は、接頭辞「C−C−」(xは置換基の炭素原子の最小数であり、yは最大数である。)によって示される。従って、例えば「C−C−アルキル」とは、1から6個の炭素原子を含むアルキル置換基を指す。さらに例を挙げると、C−C−シクロアルキルは、3から8個の炭素環原子を含む飽和ヒドロカルビル環を意味する。
「水素」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、水素基を意味し、−Hと示すことができる。
「ヒドロキシ」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、−OHを意味する。
「カルボキシ」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は−C(O)−OHを意味する。
「アミノ」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は−NHを意味する。
「ハロゲン」または「ハロ」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、フッ素基(−Fとも示すことができる。)、塩素基(−Clとも示すことができる。)、臭素基(−Brとも示すことができる。)またはヨウ素基(−Iとも示すことができる。)を意味する。
ある置換基が「置換された」と記載されている場合、非水素基が、置換基の炭素上もしくは窒素上の水素基に代わっている。従って、例えば、置換されたアルキル置換基は、少なくとも1個の非水素基がアルキル置換基上の水素基に代わっているアルキル置換基である。例を挙げると、モノフルオロアルキルはフルオロ基で置換されたアルキルであり、ジフルオロアルキルは2個のフルオロ基で置換されたアルキルである。確認しておくべき点として、置換基上に複数の置換がある場合、各非水素基は同一でも異なっていても良い(別段の断りがない限り)。
置換基が「置換されていても良い」と記載されている場合、その置換基は(1)置換されているか、(2)置換されていなくとも良い。置換基が特定数までの非水素基で置換されていても良いと記載されている場合、その置換基は、(1)置換されていないか、(2)その特定数までの非水素基または置換基上の最大数以下の置換可能な位置のいずれか少ない方で置換されていても良い。従って、例えば、置換基が3個以下の非水素基で置換されていても良いヘテロアリールと記載されている場合、3個未満の置換可能な位置を有するヘテロアリールは、そのヘテロアリールが置換可能な位置を有するのと同じ数の非水素基までしか置換可能ではないと考えられる。例を挙げると、テトラゾリル(置換可能な位置を一つのみ有する)は、1個以下の非水素基で置換されていても良いものと考えられる。さらに例を挙げると、アミノ窒素が2個以下の非水素基で置換されていても良いと記載されている場合、1級アミノ窒素は2個以下の非水素基で置換されていても良いが2級アミノ窒素は、1個のみ以下の非水素基で置換されていても良い。
本特許出願は、「置換基」および「基」という用語を互換的に使用する。
接頭辞「ハロ」は、その接頭辞が付されている置換基が1以上の独立に選択されるハロゲン基で置換されていることを示す。例えば、ハロアルキルは、少なくとも1個の水素基がハロゲン基で置き換わっているアルキル置換基を意味する。ハロアルキルの例には、クロロメチル、1−ブロモエチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチルおよび1,1,1−トリフルオロエチルなどがある。確認しておくべき点として、置換基が複数のハロゲン基で置換されている場合、それらのハロゲン基は同一でも異なっていても良い(別段の断りがない限り)。
接頭辞「パーハロ」は、その接頭辞が付いた置換基上の全ての水素基が独立に選択されるハロゲン基で置き換わっていること、すなわちその置換基上の各水素基がハロゲン基で置き換わっていることを示している。全てのハロゲン基が同一である場合、その接頭辞は典型的にはハロゲン基を特定するものである。従って、例えば、「パーフルオロ」という用語は、その接頭辞が付いた置換基上の全ての水素基がフッ素基で置換されていることを意味している。例を挙げると、「パーフルオロアルキル」という用語は、各水素基に代わってフッ素基が存在するアルキル置換基を意味する。
「カルボニル」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、−C(O)−を意味する。
「アミノカルボニル」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、−C(O)−NHを意味する。
「オキソ」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は(=O)を意味する。
「オキシ」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、エーテル置換基を意味し、−O−と示すことができる。
「アルキルヒドロキシ」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、−アルキル−OHを意味する。
「アルキルアミノ」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、−アルキル−NHを意味する。
「アルキルオキシ」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、アルキルエーテル置換基、すなわち−O−アルキルを意味する。そのような置換基の例には、メトキシ(−O−CH)、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソ−ブトキシ、sec−ブトキシおよびtert−ブトキシなどがある。
「アルキルカルボニル」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、−C(O)−アルキルを意味する。
「アミノアルキルカルボニル」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、−C(O)−アルキル−NHを意味する。
「アルキルオキシカルボニル」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、−C(O)−O−アルキルを意味する。
「炭素環カルボニル」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、−C(O)−炭素環を意味する。
同様に、「複素環カルボニル」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、−C(O)−複素環を意味する。
「炭素環アルキルカルボニル」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、−C(O)−アルキル−炭素環を意味する。
同様に、「複素環アルキルカルボニル」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、−C(O)−アルキル−複素環を意味する。
「炭素環オキシカルボニル」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、−C(O)−O−炭素環を意味する。
「炭素環アルキルオキシカルボニル」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、−C(O)−O−アルキル−炭素環を意味する。
「チオ」または「チア」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、チアエーテル置換基、すなわちエーテル酸素原子に変えて2価の硫黄原子が存在しているエーテル置換基を意味する。そのような置換基は−S−と示すことができる。この例えば「アルキル−チオ−アルキル」はアルキル−S−アルキル(アルキル−スルファニル−アルキル)を意味する。
「チオール」または「スルフヒドリル」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、スルフヒドリル置換基を意味し、−SHと示すことができる。
「(チオカルボニル)」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、酸素原子が硫黄で置き換わっているカルボニルを意味する。そのような置換基は−C(S)−と示すことができる。
「スルホニル」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、−S(O)−を意味する。
「アミノスルホニル」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、−S(O)−NHを意味する。
「スルフィニル」または「スルホキシド」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、−S(O)−を意味する。
「複素環」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、合計で3から14個の環原子を含む飽和(すなわち「複素環アルキル」)、部分飽和(すなわち「複素環アルケニル」)または完全不飽和(すなわち「ヘテロアリール」)環構造を意味する。環原子のうちの少なくとも1個がヘテロ原子(すなわち、酸素、窒素または硫黄)であり、残りの環原子は炭素、酸素、窒素および硫黄からなる群から独立に選択される。複素環は単一環(単環式)または多環構造であることができる。複素環は、典型的には3から7個の環原子、より典型的には3から6個の環原子、さらにより典型的には5から6個の環原子を含む単一環であることができる。単一環式複素環の例には、フラニル、ジヒドロフラニル、テトラヒドロフラニル、チオフェニル(チオフラニル)、ジヒドロチオフェニル、テトラヒドロチオフェニル、ピロリル、ピロリニル、ピロリジニル、イミダゾリル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、ピラゾリル、ピラゾリニル、ピラゾリジニル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサゾリル、オキサゾリジニル、イソオキサゾリジニル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、チアゾリニル、イソチアゾリニル、チアゾリジニル、イソチアゾリジニル、チオジアゾリル、オキサジアゾリル(1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル(フラザニル)または1,3,4−オキサジアゾリルなど)、オキサトリアゾリル(1,2,3,4−オキサトリアゾリルまたは1,2,3,5−オキサトリアゾリルなど)、ジオキサゾリル(1,2,3−ジオキサゾリル、1,2,4−ジオキサゾリル、1,3,2−ジオキサゾリルまたは1,3,4−ジオキサゾリルなど)、オキサチアゾリル、オキサチオリル、オキサチオラニル、ピラニル、ジヒドロピラニル、チオピラニル、テトラヒドロチオピラニル、ピリジニル(アジニル)、ピペリジニル、ジアジニル(ピリダジニル(1,2−ジアジニル)、ピリミジニル(1,3−ジアジニル)またはピラジニル(1,4−ジアジニル)など)、ピペラジニル、トリアジニル(1,3,5−トリアジニル、1,2,4−トリアジニルおよび1,2,3−トリアジニル)など)、オキサジニル(1,2−オキサジニル、1,3−オキサジニルまたは1,4−オキサジニルなど)、オキサチアジニル(1,2,3−オキサチアジニル、1,2,4−オキサチアジニル、1,2,5−オキサチアジニルまたは1,2,6−オキサチアジニルなど)、オキサジアジニル(1,2,3−オキサジアジニル、1,2,4−オキサジアジニル、1,4,2−オキサジアジニルまたは1,3,5−オキサジアジニルなど)、モルホリニル、アゼピニル、オキセピニル、チエピニルおよびジアゼピニルなどがある。
複素環は別形態として、多環式であることができる(すなわち、複数の環を含むことができる)。多環式複素環の例には、架橋、縮合またはスピロ環状複素環などがある。スピロ環状複素環では、1個の原子が二つの異なる環に共通している。架橋複素環では、複数の環が少なくとも2個の共通する隣接しない原子を共有する。縮合環系複素環では、2個以上の環が一体となって縮合して、2個の環が1個の共通の結合を共有することができる。2個もしくは3個の環を含む縮合環系複素環の例には、インドリジニル、ピラノピロリル、4H−キノリジニル、プリニル、ナフチリジニル、ピリドピリジニル(ピリド[3,4−b]−ピリジニル、ピリド[3,2−b]−ピリジニルまたはピリド[4,3−b]−ピリジニルなど)およびプテリジニルなどがある。縮合環系複素環の他の例には、インドリル、イソインドリル(イソベンゾアゾリル、シュードイソインドリル)、インドレニニル(シュードインドリル)、イソインダゾリル(ベンゾピラゾリル)、ベンゾアジニル(キノリニル(1−ベンゾアジニル)またはイソキノリニル(2−ベンゾアジニル)など)、フタラジニル、キノキザリニル、キナゾリニル、ベンゾジアジニル(シンノリニル(1,2−ベンゾジアジニル)またはキナゾリニル(1,3−ベンゾジアジニル)など)、ベンゾピラニル(クロマニルまたはイソクロマニルなど)、ベンゾオキサジニル(1,3,2−ベンゾオキサジニル、1,4,2−ベンゾオキサジニル、2,3,1−ベンゾオキサジニルまたは3,1,4−ベンゾオキサジニルなど)およびベンゾイソオキサジニル(1,2−ベンゾイソオキサジニルまたは1,4−ベンゾイソオキサジニルなど)のようなベンゾ縮合複素環類などがある。
「ヘテロアリール」(単独または別の用語と組み合わせて)という用語は、5から14個の環原子を含む芳香族複素環を意味する。ヘテロアリールは、単一環または2個もしくは3個の縮合環であることができる。ヘテロアリール置換基の例には、ピリジル、ピラジル、ピリミジニル、ピリダジニルおよび1,3,5−、1,2,4−または1,2,3−トリアジニルなどの6員環置換基;イミダジル、フラニル、チオフェニル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、1,2,3−、1,2,4−、1,2,5−もしくは1,3,4−オキサジアゾリルおよびイソチアゾリルなどの5員環置換基;ベンゾチオフラニル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、プリニルおよびアントラニニルなどの6/5員縮合環置換基;およびベンゾピラニル、キノリニル、イソキノリニル、シンノリニル、キナゾリニルおよびベンゾオキサジニルなどの6/6員縮合環などがある。
複数構成要素の置換基に付与された接頭辞は、最初に構成要素のみにかかる。例を挙げると、「アルキルシクロアルキル」という用語は2個の構成要素アルキルおよびシクロアルキルを含む。従って、C−C−アルキルシクロアルキルの頭のC−C−という接頭辞は、アルキルシクロアルキルのアルキル構成要素が1から6個の炭素原子を含むことを意味し、C−C−の接頭辞はシクロアルキル構成要素を説明するものではない。さらに例を挙げると、ハロアルキルオキシアルキルの頭の接頭辞「ハロ」は、アルキルオキシアルキル置換基のアルキルオキシ構成要素のみが1以上のハロゲン基で置換されていることを示す。それに代わりまたはそれに加えて、ハロゲン置換がアルキル構成要素上にある場合、その置換基は「ハロアルキルオキシアルキル」ではなく、むしろ「ハロゲン置換されたアルキルオキシアルキル」と記載されることになると考えられる。そして最後に、ハロゲン置換がアルキル構成要素上のみにあり得る場合、その置換基はむしろ「アルキルオキシハロアルキル」と記載されることになると考えられる。
「治療する」、「処置」および「治療」という用語は、疾患および/またはそれに付随する症状を緩和または抑制する方法を指す。
「予防する」、「防止」および「予防」という用語は、疾患および/またはそれに付随する症状の発症を予防する方法または対象者が疾患を獲得するのを妨害する方法を指す。本明細書で使用される場合、「予防する」、「防止」および「予防」には、疾患および/またはそれに付随する症状の発症を遅らせること、ならびに対象者が疾患を獲得するリスクを低減することも含まれる。「治療上有効量」という用語は、治療対象の状態または障害の1以上の症状の発症を防止するか、それをある程度緩和する上で十分な投与化合物の量を指す。
「調節する」という用語は、化合物がキナーゼの機能または活性を上昇または低下させる能力を指す。各種形態で本明細書において使用される「調節」とは、キナーゼ関連の活性の拮抗作用、作働作用、部分拮抗作用および/または部分作働作用を包含するものである。キナーゼ阻害薬は、例えば、結合し、刺激を部分的もしくは完全に遮断し、低下させ、防止し、活性を遅延させ、失活させ、脱感作しまたはシグナル伝達を低下させる化合物である。キナーゼ活性化剤は、例えば結合し、刺激し、増加させ、開放し、活性化し、促進し、活性を強化し、感作し、シグナル伝達を上昇させる化合物である。
本明細書で使用される「組成物」という用語は、指定の成分を指定の量で含む製造物、ならびに指定の成分の指定の量での組み合わせによって直接もしくは間接に得られる製造物を包含するものである。「製薬上許容される」とは、担体、希釈剤または賦形剤が製剤の他の成分と適合性であって、その製剤の投与を受ける者に対して有害性がないものであるべきであることを意味している。
「対象者」は、本明細書において、霊長類(例:ヒト)、ウシ、ヒツジ、ヤギ、ウマ、イヌ、ネコ、ウサギ、ラット、マウスなど(これらに限定されるものではない)の哺乳動物のような動物を含むものと定義される。好ましい実施形態において、対象者はヒトである。
化合物
1態様において、本発明は下記式(I)の化合物またはその化合物の製薬上許容される塩を提供する。
Figure 2012533553
式中、
1aおよびR1cは独立に、水素、ニトロ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、C1−6−アルコキシ、C1−6−ハロアルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)または−N(C1−6−アルキル)であり;
1bは、水素、ニトロ、ハロゲン、シアノ、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、−OR、−NR、−C(O)OR、−C(O)NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−NHSO、−SONR、フェニルまたはヘテロアリールであり、前記フェニルおよびヘテロアリールはRで置換されていても良く;
Xは、NまたはCRであり;
は、水素またはC1−6−アルキルであり;
Yは、NR、NRC(O)R、NRSOまたはフェニルであり、前記フェニルは1以上のC1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、C1−6−ハロアルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)または−N(C1−6−アルキル)で置換されていても良く;
は、水素、C1−8−アルキル、C2−8−アルケニル、C1−8−アルキル−O−C1−8−アルキル−、C3−8−シクロアルキル、C3−8−シクロアルキル−(C1−8−アルキル)−、複素環アルキル、複素環アルキル−(C1−8−アルキル)−、アリール、アリール−(C1−8−アルキル)−、ヘテロアリールまたはヘテロアリール−(C1−8−アルキル)−であり、(a)前記のRのC1−8−アルキルおよびC2−8−アルケニル置換基は単独でまたは別の部分の一部として、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NHSO、−SONRNRおよびベンジルからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;(b)前記RのC3−8−シクロアルキル、複素環アルキル、アリールおよびヘテロアリールは、単独でまたは別の部分の一部として、1以上のRで置換されていても良く;
は、水素、C1−6−アルキル、−C(O)C1−6−アルキル、−C(O)C3−8−シクロアルキル、−S(O)1−6−アルキルまたは−S(O)3−8−シクロアルキルであり、前記RのC1−6−アルキルはハロゲン、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)および−N(C1−6−アルキル)からなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
またはRおよびRが一体となって、4から7員複素環アルキル環を形成することができ;前記複素環アルキル環は1以上のRで置換されていても良く;
は水素またはC1−8−アルキルであり;
はC1−8−アルキル、C2−8−アルケニル、C3−8−シクロアルキル、C3−8−シクロアルキル−(C1−8−アルキル)−、複素環アルキル、複素環アルキル−(C1−8−アルキル)−、アリール、アリール−(C1−8−アルキル)−、ヘテロアリールまたはヘテロアリール−(C1−8−アルキル)−であり、(a)前記RのC1−8−アルキルおよびC2−8−アルケニル置換基は、単独でまたは別の部分の一部として、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、C1−6−ハロアルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)および−N(C1−6−アルキル)からなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く、(b)前記RのC3−8−シクロアルキル、複素環アルキル、アリールおよびヘテロアリールは、単独でまたは別の部分の一部として、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、C1−6−ハロアルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)および−N(C1−6−アルキル)からなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
は、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、C2−6−アルケニル、C3−8−シクロアルキル、C3−8−シクロアルキル−(C1−4−アルキル)−、複素環アルキル、複素環アルキル−(C1−4−アルキル)−、アリール、アリール−(C1−4−アルキル)−、ヘテロアリール、ヘテロアリール−(C1−4−アルキル)−、ハロゲン、オキソ、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−SR、−S(O)R、−SO、−NR10、−NHC(O)R11、−NHC(O)NHR11、−NHC(O)OR11、−NHSO11、−C(O)NHR11または−SONHNR11であり、前記Rのシクロアルキル、複素環アルキル、アリールおよびヘテロアリールは、単独でまたは別の部分の一部として、1以上のR12で置換されていても良く;
は、水素、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、C2−6−アルケニル、C3−8−シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたは複素環アルキルであり;
は、水素、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、C2−6−アルケニル、C3−8−シクロアルキル、C3−8−シクロアルキル−(C1−4−アルキル)−、複素環アルキル、複素環アルキル−(C1−4−アルキル)−、アリール、アリール−(C1−4−アルキル)−、ヘテロアリール、ヘテロアリール−(C1−4−アルキル)−であり、前記Rのシクロアルキル、複素環アルキル、アリールおよびヘテロアリールは、単独でまたは別の部分の一部として、C1−6−アルキル、C3−8−シクロアルキル、複素環アルキル、複素環アルキル−(C1−4−アルキル)−、−C(O)R、−C(O)OR、−NRおよび−NHC(O)Rからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
10は、水素またはC1−6−アルキルであり;
11は、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、C2−6−アルケニル、C3−8−シクロアルキル、C3−8−シクロアルキル−(C1−4−アルキル)−、複素環アルキル、複素環アルキル−(C1−4−アルキル)−、アリール、アリール−(C1−4−アルキル)−、ヘテロアリール、ヘテロアリール−(C1−4−アルキル)−、−(C1−4−アルキル)−NR、−(C1−4−アルキル)−NHC(O)R、−(C1−4−アルキル)−NHSO、−(C1−4−アルキル)−NHC(O)NHR、−(C1−4−アルキル)−ORまたは−(C1−4−アルキル)−C(O)ORであり、前記R11のC3−8−シクロアルキル、複素環アルキル、アリールおよびヘテロアリールは、単独でまたは別の部分の一部として、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、C1−6−ヒドロキシアルキル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、C1−6−アルコキシ、C1−6−ハロアルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)、−NH(C3−8−シクロアルキル)、N(C1−6−アルキル)、−N(C1−6−アルキル)(C1−6−ヒドロキシルアルキル)、−C(O)OC1−6−アルキル、−S(O)1−6−アルキル、ヘテロアリール、フェニル、ベンジル、シクロアルキルおよび複素環アルキルからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く、前記ヘテロアリール、フェニル、ベンジル、シクロアルキルおよび複素環アルキルは1以上のC1−6−アルキルまたはハロゲンで置換されていても良く;
12は、C1−6−アルキル、C3−8−シクロアルキル、−C(O)R、−C(O)OR、−NR、−NHC(O)R、−SO、オキソ、フェニル、ベンジルおよび複素環アルキルからなる群から選択され、前記フェニル、ベンジルおよび複素環アルキルは、1以上のハロゲンまたはC1−6アルキルで置換されていても良く;
は各場合で、水素、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、C2−6−アルケニル、C2−6−アルキニル、アリール、複素環アルキル、ヘテロアリールおよびC3−8−シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、アリール、複素環アルキル、ヘテロアリールおよびC3−8−シクロアルキルは独立にC1−6−アルキル、アリール、複素環アルキル、ヘテロアリール、C3−8−シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)および−N(C1−6−アルキル)からなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く、前記ヘテロアリールはC1−6−アルキルで置換されていても良く;
およびRは各場合で、独立に水素、C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、C2−6−アルキニル、アリール、複素環アルキル、ヘテロアリールおよびC3−8−シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、C2−6−アルキニル、アリール、複素環、C3−8−シクロアルキルは独立にC1−6−アルキル、アリール、複素環、C3−8−シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)および−N(C1−6−アルキル)からなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
は各場合で、C1−6−アルキル、−NH、−NH(C1−6−アルキル)、−N(C1−6−アルキル);SONH、複素環アルキル−(C1−4)−および−C1−4−ヒドロキシアルキルからなる群から選択され、前記複素環アルキルはC1−6−アルキルで置換されていても良く;
は各場合で、水素、C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、アリール、ヘテロアリール、複素環アルキルおよびC3−8−シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、アリール、ヘテロアリール、複素環アルキルおよびC3−8−シクロアルキルは独立にC1−6−アルキル、アリール、複素環、C3−8−シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)および−N(C1−6−アルキル)からなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
およびRは各場合で、独立に水素、C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、アリール、ヘテロアリール、複素環アルキルおよびC3−8−シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、アリール、ヘテロアリール、複素環アルキル、C3−8−シクロアルキルは独立にC1−6−アルキル、アリール、複素環、C3−8−シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)および−N(C1−6−アルキル)からなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
は各場合で、独立にC1−6−アルキル、フェニル、ベンジル、複素環アルキルおよびC3−8−シクロアルキルからなる群から選択され;
およびRは各場合で、独立に水素、C1−6−アルキル、フェニル、ベンジルおよびC3−8−シクロアルキルからなる群から選択され;
は各場合で、水素、C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、アリール、複素環アルキル、ヘテロアリールおよびC3−8−シクロアルキルからなる群から選択され、前記アリールおよびヘテロアリールは独立にC1−6−アルキルおよび−C(O)C1−6−アルキルからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
は各場合で、水素およびC1−6−アルキルからなる群から選択され;
は各場合で、水素、C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、アリール、複素環アルキル、ヘテロアリールおよびC3−8−シクロアルキルからなる群から選択され、前記アリールおよびヘテロアリールは、独立にC1−6−アルキルおよび−C(O)C1−6−アルキルからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
は各場合で、水素、C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、アリール、複素環アルキル、ヘテロアリールおよびC3−8−シクロアルキルからなる群から選択され、前記アリールおよびヘテロアリールは独立にC1−6−アルキルおよび−C(O)C1−6−アルキルからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
は各場合で、水素、C1−6−アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環アルキルおよびC3−8−シクロアルキルからなる群から選択され、前記アリールおよびヘテロアリールは独立にC1−6−アルキルおよび−C(O)C1−6−アルキルからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
は各場合で、水素およびC1−6−アルキルからなる群から選択される。
式(I)の1実施形態において、R1a、R1bおよびR1cはそれぞれ水素である。別の実施形態では、R1aおよびR1cはそれぞれ水素であり、R1bはニトロ、ハロゲン、シアノ、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、−OR、−NR;−C(O)OR、−C(O)NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−NHSO、−SONR、フェニルまたはヘテロアリールであり、前記フェニルおよびヘテロアリールはRで置換されていても良い。別の実施形態では、R1aおよびR1cはそれぞれ水素であり、R1bはハロゲン、シアノ、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、−OR、フェニルまたはヘテロアリールである。
式(I)の1実施形態において、XはNである。
式(I)の別の実施形態において、XはCRであり、Rは水素またはメチルである。さらに別の実施形態において、Rは水素である。
式(I)の1実施形態において、Yはフェニル基である。式(I)の1実施形態において、Yは置換されていないフェニル基である。式(I)の別の実施形態において、Yは独立にフルオロ、クロロ、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、−CF、−CFCF、−OCF、−OCFCFおよびシアノからなる群から選択される1、2もしくは3個の置換基で置換されている置換されたフェニルである。
式(I)の好ましい1実施形態において、YはNRである。
式(I)の1実施形態において、Rは置換されていても良いC1−8−アルキルまたは置換されていても良いC2−8−アルケニルである。1実施形態において、前記RのC1−8−アルキルまたはC2−8−アルケニルは置換されていない。別の実施形態では、前記RのC1−8−アルキルまたはC2−8−アルケニルは、1個もしくは2個の上記で定義の置換基で置換されている。好ましくは、前記1個もしくは2個の置換基は、独立に−OR、−NR、−NRC(O)R、−NHSO、−SONRNRおよびベンジルからなる群から選択され、R、RおよびRは独立にH、C1−6−アルキル、C3−8−シクロアルキル、ヘテロアリールおよびフェニルからなる群から選択される。より好ましくは、前記RのC1−8−アルキルまたはC2−8−アルケニルはヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、アミノ、−NHCH、−NHCOCH、−NHSOCHおよび−SONHCHからなる群から選択される1個もしくは2個の置換基で置換されていても良い。
がC1−8−アルキルである場合、好ましくはRはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、t−ブチル、3−メチルブタン−1−イル、ペンチル、ネオペンチルまたは4,4−ジメチルペンタン−1−イルである。
が置換されたC1−8−アルキルである場合、好ましくはRは−CH−、−CHCH−、−CHCHCH−、−CH(CH)CH−、−CHCHCHCH−または−CHC(CHCH−である。
がC2−8−アルケニルである場合、好ましくはRはビニル、プロパ2−エンイルまたはブタ3−エンイルである。
式(I)の別の実施形態において、Rはアリールまたはヘテロアリールである。式(I)の1実施形態において、Rは1以上のRで置換されていても良いフェニル、インダニル、テトラヒドロナフチルまたはナフチルである。1実施形態において、Rは1、2もしくは3個のRで置換されており、RはC1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、−OR、−SR、ヘテロアリールまたは複素環アルキルであり、前記ヘテロアリールおよび複素環アルキルはC1−6−アルキルで置換されていても良い。
式(I)の別の実施形態においてRは、例えばフラニル、チオフェニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、チオジアゾリル、オキサジアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニルまたはピラジニル、より好ましくはピリジニルなどの5から7員ヘテロアリールである。さらに別の実施形態においてRは、例えばキノリニル、インドリル、ベンズイミダゾリルまたは2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルなどの二環式ヘテロアリールである。
式(I)の1実施形態においてRは、置換されていても良いC3−8−シクロアルキルである。1実施形態において前記RのC3−8−シクロアルキルは、1個もしくは2個のRで置換されている。好ましくは前記1個もしくは2個の置換基は、独立に複素環アルキル、C3−8−シクロアルキル−(C1−4−アルキル)−、OR、−NR10、−NHC(O)R11、−NHC(O)NHR11および−NHSO11からなる群から選択される。Rが置換されていても良いC3−8−シクロアルキルである場合、好ましくはRは、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。より好ましくは、Rはシクロヘキシルである。
式(I)の1実施形態において、Rは置換されていても良い複素環アルキルである。式(I)の1実施形態において前記Rの複素環アルキルは、1個もしくは2個のRで置換されており、Rは−S(O)、−C(O)R、C3−8−シクロアルキル、C1−6−アルキル、複素環アルキルまたはアリール−(C1−4−アルキル)−である。
が置換されていても良い複素環アルキルである場合、好ましくはRは、置換されていても良い5から7員複素環アルキルである。別の実施形態では、前記Rの複素環アルキルは、ピロリジニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロチエニル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、ピペリジニル、テトラヒドロピラニル、ピペラジニル、ジオキサニル、モルホリニル、2−オキソピロリジニル、2,5−ジオキソピロリジニル、2−オキソピペリジニル、4−オキソピペリジニルおよび2,6−ジオキソピペリジニルである。好ましくは、Rはピロリジニル、テトラヒドロフリル、ピペリジニルまたはテトラヒドロピラニルである。
式(I)の別の実施形態においてRは、C3−8−シクロアルキル−(C1−8−アルキル)−、複素環アルキル−(C1−8−アルキル)−、アリール−(C1−8−アルキル)−またはヘテロアリール−(C1−8−アルキル)−であり、前記RのC3−8−シクロアルキル、複素環アルキル、アリールおよびヘテロアリールは1以上のRで置換されていても良い。
1実施形態において、RがC3−8−シクロアルキル−(C1−8−アルキル)−、複素環アルキル−(C1−8−アルキル)−、アリール−(C1−8−アルキル)−またはヘテロアリール−(C1−8−アルキル)−である場合、前記Rの−(C1−8−アルキル)−は置換されていない。
1実施形態において、RがC3−8−シクロアルキル−(C1−8−アルキル)−、複素環アルキル−(C1−8−アルキル)−、アリール−(C1−8−アルキル)−またはヘテロアリール−(C1−8−アルキル)−である場合、前記Rのシクロアルキル、複素環アルキル、アリールまたはヘテロアリールは置換されていない。
好ましくは、RがC3−8−シクロアルキル−(C1−8−アルキル)−、複素環アルキル−(C1−8−アルキル)−、アリール−(C1−8−アルキル)−またはヘテロアリール−(C1−8−アルキル)−である場合、前記−(C1−8−アルキル)−は−(C−アルキル)−、−(C−アルキル)−または−(C−アルキル)−であり、より好ましくは−(C−アルキル)−である。
1実施形態において、RがC3−8−シクロアルキル−(C1−8−アルキル)−である場合、前記C3−8−シクロアルキルは置換されていても良いシクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。別の実施形態では、前記RのC3−8−シクロアルキルは、1個もしくは2個のRで置換されている。好ましくは、前記1個もしくは2個の置換基は、独立に複素環アルキル、C3−8−シクロアルキル−(C1−4−アルキル)−、OR、−NR10、−NHC(O)R11、−NHC(O)NHR11および−NHSO11からなる群から選択される。
1実施形態において、Rが複素環アルキル−(C1−8−アルキル)−である場合、前記複素環アルキルは置換されていても良い5から7員複素環アルキルである。別の実施形態では、前記Rの複素環アルキルはピロリジニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロチエニル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、ピペリジニル、テトラヒドロピラニル、ピペラジニル、ジオキサニル、モルホリニル、2−オキソピロリジニル、2,5−ジオキソピロリジニル、2−オキソピペリジニル、4−オキソピペリジニルまたは2,6−ジオキソピペリジニルおよび好ましくはピロリジニル、テトラヒドロフリル、ピペリジニルまたはテトラヒドロピラニルである。別の実施形態では、前記置換されていても良いRの複素環アルキルは、1個もしくは2個のRで置換されおり、Rは−S(O)、−C(O)R、C3−8−シクロアルキル、C1−6−アルキル、複素環アルキルまたはアリール−(C1−4−アルキル)−である。
1実施形態において、Rがアリール−(C1−8−アルキル)−である場合、前記アリールは、置換されていても良いフェニル、インダニル、テトラヒドロナフチルまたはナフチルである。別の実施形態において、前記Rのアリールは、1、2もしくは3個のRで置換されていても良く、RはC1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、−OR、−SR、ヘテロアリールまたは複素環アルキルであり、前記ヘテロアリールおよび複素環アルキルはC1−6−アルキルで置換されていても良い。
1実施形態において、Rがヘテロアリールアリール−(C1−8−アルキル)−である場合、前記ヘテロアリールは置換されていても良い5から7員ヘテロアリールである。さらに別の実施形態において、前記Rのヘテロアリールは、フラニル、チオフェニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、チオジアゾリル、オキサジアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニルまたはピラジニル、キノリニル、インドリル、ベンズイミダゾリルまたは2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシニルである。
式(I)の1実施形態において、Rは水素である。式(I)の別の実施形態において、Rは置換されていない分岐もしくは直鎖のC1−6アルキルである。式(I)のさらに別の実施形態において、Rはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチルまたはt−ブチルである。Rが置換されていない分岐もしくは直鎖のC1−6アルキルである場合、好ましくはRはメチルである。
式(I)の1実施形態において、RおよびRが一体となって複素環アルキル環、を形成することができ、前記複素環アルキル環は1以上のRで置換されていても良い。別の実施形態では、RとRが一体となって4から7員複素環アルキルを形成しており、前記複素環アルキルは置換されていないか1個もしくは2個のRで置換されている。
好ましくは、前記1個もしくは2個の置換基は、独立にC1−8−アルキル、ハロゲン、−OR、−NR10、−NHC(O)R11、−NHSO11および−SONHNR11からなる群から選択される。より好ましくは、前記複素環アルキルは、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、アミノ、−NHCH、−NHCOCH、−NHSOCHおよび−SONHCHからなる群から選択される1個もしくは2個の置換基で置換されていても良い。
とRが一体となって4から7員複素環アルキルを形成している1実施形態において、前記複素環アルキルは、アゼチジニル、ピロリジニル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、2−オキソピロリジニル、2,5−ジオキソピロリジニル、2−オキソピペリジニル、4−オキソピペリジニルまたは2,6−ジオキソピペリジニルおよび好ましくはピロリジニル、テトラヒドロフリル、ピペリジニルまたはテトラヒドロピラニルである。
式(I)の1実施形態において、NRは、下記のものからなる群から選択される。
Figure 2012533553
Figure 2012533553
Figure 2012533553
式(I)の別の実施形態において、NRは、
Figure 2012533553
Figure 2012533553
である。
式(I)の別の実施形態において、YはNRC(O)RまたはNRSOである。
式(I)の1実施形態において、Rは水素である。式(I)の別の実施形態において、Rは、置換されていない分岐もしくは直鎖のC1−8−アルキルである。
式(I)の1実施形態において、Rは置換されていても良いC1−8−アルキルである。1実施形態において、前記RのC1−8−アルキルは置換されていない。別の実施形態では、前記RのC1−8−アルキルは、1個もしくは2個の上記で定義の置換基で置換されている。好ましくは、前記1個もしくは2個の置換基は、独立にハロゲン、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、C1−6−ハロアルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)または−N(C1−6−アルキル)からなる群から選択される。
式(I)の別の実施形態においてRは、アリールまたはヘテロアリールである。式(I)の1実施形態において、Rはフェニルである。式(I)の別の実施形態において、Rは5から7員ヘテロアリールである。さらに別の実施形態において、Rはフラニル、チオフェニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、チオジアゾリル、オキサジアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニルまたはピラジニルであり、より好ましくはピリジニルである。
式(I)の1実施形態においてRは、置換されていても良いC3−8−シクロアルキルまたは置換されていても良い複素環アルキルである。1実施形態において、前記RのC3−8−シクロアルキルまたは複素環アルキルは置換されていない。
が置換されていても良いC3−8−シクロアルキルである場合、好ましくはRはシクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。より好ましくは、Rはシクロヘキシルである。
が置換されていても良い複素環アルキルである場合、好ましくはRは置換されていても良い5から7員複素環アルキルである。別の実施形態では、前記Rの複素環アルキルは、ピロリジニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロチエニル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、ピペリジニル、テトラヒドロピラニル、ピペラジニル、ジオキサニル、モルホリニル、2−オキソピロリジニル、2,5−ジオキソピロリジニル、2−オキソピペリジニル、4−オキソピペリジニルおよび2,6−ジオキソピペリジニルである。好ましくは、Rはピロリジニル、テトラヒドロフリル、ピペリジニルまたはテトラヒドロピラニルである。
式(I)の別の実施形態において、RはC3−8−シクロアルキル−(C1−8−アルキル)−、複素環アルキル−(C1−8−アルキル)−、アリール−(C1−8−アルキル)−またはヘテロアリール−(C1−8−アルキル)−である。
1実施形態において、RがC3−8−シクロアルキル−(C1−8−アルキル)−、複素環アルキル−(C1−8−アルキル)−、アリール−(C1−8−アルキル)−またはヘテロアリール−(C1−8−アルキル)−である場合、前記Rの−(C1−8−アルキル)−は置換されていない。
1実施形態において、RがC3−8−シクロアルキル−(C1−8−アルキル)−、複素環アルキル−(C1−8−アルキル)−、アリール−(C1−8−アルキル)−またはヘテロアリール−(C1−8−アルキル)−である場合、前記Rのシクロアルキル、複素環アルキル、アリールまたはヘテロアリールは置換されていない。別の実施形態では、前記Rのシクロアルキル、複素環アルキル、アリールまたはヘテロアリールは、独立にC1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、C1−6−ハロアルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)または−N(C1−6−アルキル)からなる群から選択される1個もしくは2個の置換基で置換されていても良い。
好ましくは、RがC3−8−シクロアルキル−(C1−8−アルキル)−、複素環アルキル−(C1−8−アルキル)−、アリール−(C1−8−アルキル)−またはヘテロアリール−(C1−8−アルキル)−である場合、前記−(C1−8−アルキル)−は、−(C−アルキル)−、−(C−アルキル)−または−(C−アルキル)−であり、より好ましくは−(C−アルキル)−である。
1実施形態において、RがC3−8−シクロアルキル−(C1−8−アルキル)−である場合、前記C3−8−シクロアルキルは置換されていても良いシクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。
1実施形態において、Rが複素環アルキル−(C1−8−アルキル)−である場合、前記複素環アルキルは置換されていても良い5から7員複素環アルキルである。別の実施形態では、前記Rの複素環アルキルは、ピロリジニル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロチエニル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、ピペリジニル、テトラヒドロピラニル、ピペラジニル、ジオキサニル、モルホリニル、2−オキソピロリジニル、2,5−ジオキソピロリジニル、2−オキソピペリジニル、4−オキソピペリジニルまたは2,6−ジオキソピペリジニルであり、好ましくはピロリジニル、テトラヒドロフリル、ピペリジニルまたはテトラヒドロピラニルである。
1実施形態において、Rがアリール−(C1−8−アルキル)−である場合、前記アリールは置換されていても良いフェニルである。
1実施形態において、Rがヘテロアリールアリール−(C1−8−アルキル)−である場合、前記ヘテロアリールは置換されていても良い5から7員ヘテロアリールである。さらに別の実施形態において、前記Rのヘテロアリールはフラニル、チオフェニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、チオジアゾリル、オキサジアゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニルまたはピラジニルであり、より好ましくはピリジニルである。
別の実施形態では、本発明は、R1a、R1bおよびR1cが水素であり、XがCRであり、Rが水素であり、Yがフェニルであり、前記フェニルが1以上のC1−6−アルキル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、C1−6−ハロアルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)または−N(C1−6−アルキル)で置換されていても良い式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態では、本発明は、R1a、R1bおよびR1cが水素であり、XがNであり、Yがフェニルであり、前記フェニルが1以上のC1−6−アルキル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、C1−6−ハロアルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)または−N(C1−6−アルキル)で置換されていても良い式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態では、本発明は、R1a、R1bおよびR1cが水素であり、XがCRであり、Rが水素であり、YがNRであり、RがC1−8−アルキルであり、前記C1−8−アルキルが独立に−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NHSO、−SONRNRおよびベンジルからなる群から選択される1個もしくは2個の置換基で置換されていても良く;Rが水素である式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態では、本発明は、R1a、R1bおよびR1cが水素であり、XがNであり、YがNRであり、RがC1−8−アルキルであり、前記C1−8−アルキルが独立に−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NHSO、−SONRNRおよびベンジルからなる群から選択される1個もしくは2個の置換基で置換されていても良く;Rが水素である式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態では、本発明は、R1a、R1bおよびR1cが水素であり、XがCRであり、Rが水素であり、YがNRであり、RがC3−8−シクロアルキルであり、前記C3−8−シクロアルキルが1個もしくは2個のRで置換されていても良く、Rが水素であり、RがC3−8−シクロアルキル−(C1−4−アルキル)−、複素環アルキル、複素環アルキル−(C1−4−アルキル)−、−NR10、−NHC(O)R11、−NHC(O)NHR11、−NHC(O)OR11または−NHSO11であり、前記Rのシクロアルキル、複素環アルキル、アリールおよびヘテロアリールが単独でまたは別の部分の一部として、1以上のR12で置換されていても良い式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態では、本発明は、R1a、R1bおよびR1cが水素であり、XがNであり、YがNRであり、RがC3−8−シクロアルキルであり、前記C3−8−シクロアルキルが1個もしくは2個のRで置換されていても良く、Rが水素であり、RがC3−8−シクロアルキル−(C1−4−アルキル)−、複素環アルキル、複素環アルキル−(C1−4−アルキル)−、−NR10、−NHC(O)R11、−NHC(O)NHR11、−NHC(O)OR11または−NHSO11であり、前記Rのシクロアルキル、複素環アルキル、アリールおよびヘテロアリールが単独でまたは別の部分の一部として、1以上のR12で置換されていても良い式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態では、本発明は、R1a、R1bおよびR1cが水素であり、XがCRであり、Rが水素であり、YがNRであり、Rが複素環アルキルであり、前記複素環アルキルが1個もしくは2個のRで置換されていても良く、Rが水素であり、RがC1−6−アルキル、C3−8−シクロアルキル、C3−8−シクロアルキル−(C1−4−アルキル)−、複素環アルキル、複素環アルキル−(C1−4−アルキル)−、ヘテロアリール、−C(O)R、−SO、−NHC(O)R11または−C(O)NHR11であり、前記Rのシクロアルキル、複素環アルキルおよびヘテロアリールが単独でまたは別の部分の一部として、1以上のR12で置換されていても良い式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態では、本発明は、R1a、R1bおよびR1cが水素であり、XがNであり、YがNRであり、Rが複素環アルキルであり、前記複素環アルキルが1個もしくは2個のRで置換されていても良く、Rが水素であり、RがC1−6−アルキル、C3−8−シクロアルキル、C3−8−シクロアルキル−(C1−4−アルキル)−、複素環アルキル、複素環アルキル−(C1−4−アルキル)−、ヘテロアリール、−C(O)R、−SO、−NHC(O)R11または−C(O)NHR11であり、前記Rのシクロアルキル、複素環アルキルおよびヘテロアリールが単独でまたは別の部分の一部として、1以上のR12で置換されていても良い式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態では、本発明は、R1a、R1bおよびR1cが水素であり、XがCRであり、Rが水素であり、YがNRであり、RがC3−8−シクロアルキル−(C1−8−アルキル)−であり、前記Rの−(C1−8−アルキル)−が置換されておらず、前記RのいC3−8−シクロアルキルが1個もしくは2個のRで置換されていても良く、Rが水素である式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態では、本発明は、R1a、R1bおよびR1cが水素であり、XがNであり、YがNRであり、RがC3−8−シクロアルキル−(C1−8−アルキル)−であり、前記Rの−(C1−8−アルキル)−が置換されておらず、前記RのC3−8−シクロアルキルが1個もしくは2個のRで置換されていても良く、Rが水素である式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態では、本発明は、R1a、R1bおよびR1cが水素であり、XがCRであり、Rが水素であり、YがNRであり、Rが複素環アルキル−(C1−8−アルキル)−であり、前記Rの−(C1−8−アルキル)−が置換されておらず、前記Rの複素環アルキルが1個もしくは2個のRで置換されていても良く、Rが水素である式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態では、本発明は、R1a、R1bおよびR1cが水素であり、XがNであり、YがNRであり、Rが複素環アルキル−(C1−8−アルキル)−であり、前記Rの−(C1−8−アルキル)−が置換されておらず、前記Rの複素環アルキルが1個もしくは2個のRで置換されていても良く、Rが水素である式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態では、本発明は、R1a、R1bおよびR1cが水素であり、XがCRであり、Rが水素であり、YがNRであり、Rがアリール−(C1−8−アルキル)−であり、前記Rの−(C1−8−アルキル)−が置換されておらず、前記Rのアリールが1個もしくは2個のRで置換されていても良く、Rが水素である式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態では、本発明は、R1a、R1bおよびR1cが水素であり、XがNであり、YがNRであり、Rがアリール−(C1−8−アルキル)−であり、前記Rの−(C1−8−アルキル)−が置換されておらず、前記Rのアリールが1個もしくは2個のRで置換されていても良く、Rが水素である式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態では、本発明は、R1a、R1bおよびR1cが水素であり、XがCRであり、Rが水素であり、YがNRであり、Rがヘテロアリール−(C1−8−アルキル)−であり、前記Rの−(C1−8−アルキル)−が置換されておらず、前記Rのヘテロアリールが1個もしくは2個のRで置換されていても良く、Rが水素である式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態では、本発明は、R1a、R1bおよびR1cが水素であり、XがNであり、YがNRであり、Rがヘテロアリール−(C1−8−アルキル)−であり、前記R−(C1−8−アルキル)−が置換されておらず、前記Rヘテロアリールが1個もしくは2個のRで置換されていても良く、Rが水素である式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態では、本発明は、R1a、R1bおよびR1cが水素であり、XがCRであり、Rが水素であり、YがNRであり、RとRが一体となって4から7員複素環アルキルを形成しており、前記複素環アルキルが1個もしくは2個のRで置換されていても良い式(I)の化合物を提供する。
別の実施形態では、本発明は、R1a、R1bおよびR1cが水素であり、XがNであり、YがNRであり、RとRが一体となって4から7員複素環アルキルを形成しており、前記複素環アルキルが1個もしくは2個のRで置換されていても良い式(I)の化合物を提供する。
本発明の別の態様は、R1a、R1b、R1c、RおよびRが、一般にそして上記の下位群で定義の通りである下記式(II)の化合物を提供する。
Figure 2012533553
本発明の一部と想到される具体的な実施形態には、例えば
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−ベンジル−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−アリル−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
3−(2−クロロ−6−ピペリジン−1−イルピリジン−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン;
N−ベンジル−6−クロロ−N−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
3−[2−クロロ−6−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン;
3−[2−クロロ−6−(2,3−ジメチルフェニル)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン;
6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルピリジン−2−アミン;
2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサノール;
6−クロロ−N−(2−メトキシエチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エタノール;
6−クロロ−N,N−ビス(2−メトキシエチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(テトラヒドロフラン−2−イルメチル)ピリジン−2−アミン;
トランス4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサノール;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
6−クロロ−N−(2−メトキシシクロヘキシル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,2−ジアミン;
1−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2−メチルプロパン−2−オール;
4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}ブタン−1−オール;
5−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルペンタン−1−オール;
N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メタンスルホンアミド;
N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,3−ジアミン;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メタンスルホンアミド;
6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピリジン−2−アミン;
3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサノール;
6−クロロ−N−(ピリジン−3−イルメチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルメチル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−(ピロリジン−3−イルメチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−(2,3−ジメチルベンジル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−(ピリジン−4−イルメチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルメチル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−ピペリジン−4−イル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−(4−メトキシシクロヘキシル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
6−クロロ−N−(4−クロロ−2−フルオロベンジル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−{[2−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル]メチル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−(ピペリジン−3−イルメチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
1−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}プロパン−2−オール;
2−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エトキシ)エタノール;
3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロパン−1−オール;
トランス−N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]シクロヘキサン−1,3−ジアミン;
トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサノール;
4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルピリミジン−2−アミン;
N−ベンジル−4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
2−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}−3−フェニルプロパン−1−オール;
(S)−4−クロロ−N−(1−メトキシ−3−フェニルプロパン−2−イル)−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
4−クロロ−N−シクロヘキシル−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンゼンスルホンアミド;
N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−フェニルメタンスルホンアミド;
N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピリジン−3−スルホンアミド;
N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)プロパン−1−スルホンアミド;
6−クロロ−N−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
3−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エチル)フェノール;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(2−メチルプロピル)シクロヘキサン−1,3−ジアミン;
N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジメチルシクロヘキサン−1,3−ジアミン;
1−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−シクロペンチル尿素;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンスルホンアミド;
1−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−プロピル尿素;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミド;
N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
1−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フェニル尿素;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(ピリジン−3−イルメチル)シクロヘキサン−1,3−ジアミン;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−シクロブチルシクロヘキサン−1,3−ジアミン;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−プロピルピペリジン−4−カルボキサミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(ピペリジン−3−イルメチル)シクロヘキサン−1,3−ジアミン;
N−{2−[(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]−2−オキソエチル}ベンズアミド;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)メタンスルホンアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンスルホンアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)プロパン−1−スルホンアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メチルベンゼンスルホンアミド;
1−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エチル尿素;
1−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−シクロペンチル尿素;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)ピリジン−3−スルホンアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)シクロプロパンスルホンアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−2−スルホンアミド;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]ペンタンアミド;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサンカルボキサミド;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]ベンズアミド;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]エタン−1,2−ジアミン;
N−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エチル)メタンスルホンアミド;
N−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エチル)シクロプロパンスルホンアミド;
N−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エチル)ピリジン−3−スルホンアミド;
6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−シクロブチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
トランス−N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジメチルシクロヘキサン−1,4−ジアミン;
6−クロロ−N−[(1−エチルピペリジン−3−イル)メチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[(1−シクロブチルピペリジン−3−イル)メチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−{[1−(ピリジン−3−イルメチル)ピペリジン−3−イル]メチル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−{[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−3−イル]メチル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
3−({[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}メチル)−N−エチルピペリジン−1−カルボキサミド;
1−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチル尿素;
1−[3−({[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}メチル)ピペリジン−1−イル]エタノン;
6−クロロ−N−{[1−(シクロプロピルスルホニル)ピペリジン−3−イル]メチル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)(シクロプロピル)メタノン;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(シクロプロピルメチル)シクロヘキサン−1,3−ジアミン;
6−クロロ−N−(1−シクロブチルピペリジン−3−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−シクロブチルシクロヘキサン−1,4−ジアミン;
(2S)−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アゼチジン−2−カルボキサミド;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]ピリジン−3−カルボキサミド;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]ブタンアミド;
トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(シクロプロピルメチル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
N−[(トランス)−2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル]メタンスルホンアミド;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−2,6−ジフルオロベンズアミド;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]ピペリジン−4−カルボキサミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)アセトアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルグリシンアミド;
(2S)−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−オキソアゼチジン−2−カルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチル−L−アラニンアミド;
アゼチジン−2−イル(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)メタノン;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルグリシンアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチル−L−プロリンアミド;
N−[(トランス)−2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル]アゼチジン−2−カルボキサミド;
N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N,N,2,2−テトラメチルプロパン−1,3−ジアミン;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]メタンスルホンアミド;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]ベンゼンスルホンアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)シクロプロパンカルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチルピロリジン−3−カルボキサミド;
(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)(シクロプロピル)メタノン;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−L−アラニンアミド;
6−クロロ−N−(1−シクロブチルピペリジン−4−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピペリジン−2−カルボキサミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(ピロリジン−1−イル)アセトアミド;
(シス)−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,2−ジアミン;
N−[(シス)−2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル]メタンスルホンアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロブタンカルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−エチルアゼチジン−2−カルボキサミド;
1−アミノ−N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロブタンカルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−シクロペンチルアゼチジン−2−カルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−シクロペンチルグリシンアミド;
6−クロロ−N−[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−3−イル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−オキソプロリンアミド;
(シス)−N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(モルホリン−4−イル)アセトアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル]アセトアミド;
N−{4−[(4−アミノシクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,6−ジオキソピペリジン−4−カルボキサミド;
2−アミノ−N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)エタンスルホンアミド;
6−クロロ−N−[(1−メチルピペリジン−3−イル)メチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
1−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エタノン;
トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(1−メチルピペリジン−4−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサノール;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−2−(モルホリン−4−イル)アセトアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピロリジン−3−スルホンアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)グリシンアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]グリシンアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(ジメチルアミノ)エタンスルホンアミド;
6−クロロ−N−(4−{[4−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル]メチル}シクロヘキシル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−(4−{[4−(シクロヘキシルアミノ)シクロヘキシル]メチル}シクロヘキシル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(1−シクロヘキシルピペリジン−4−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
トランス−N−(4−アミノシクロヘキシル)−N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
6−クロロ−N−[4−(ピペリジン−4−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
N−{4−[(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]シクロヘキシル}アセトアミド;
N−{4−[(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]シクロヘキシル}シクロプロパンカルボキサミド;
1−[4−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピペリジン−1−イル]エタノン;
N−{2−[(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)スルファモイル]エチル}アセトアミド;
N−{2−[(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)スルファモイル]エチル}シクロプロパンカルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(4−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(メチルスルホニル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
6−クロロ−4−(4−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−シクロヘキシルピリジン−2−アミン;
N−{2−[(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)スルファモイル]エチル}ベンズアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(シクロブチルアミノ)エタンスルホンアミド;
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−[5−(1H−ピラゾール−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−アミン;
N−{2−[(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)スルファモイル]エチル}ピラジン−2−カルボキサミド;
4−(5−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−6−クロロ−N−シクロヘキシルピリジン−2−アミン;
N−{4−[(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}アセトアミド;
{4−[(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]ピペリジン−1−イル}(シクロプロピル)メタノン;
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−[5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−アミン;
{4−[(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]ピペリジン−1−イル}(フェニル)メタノン;
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
2−アミノ−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)エタンスルホンアミド;
3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−オール;
6−クロロ−N−[4−(ピペリジン−3−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[4−(1−シクロブチルピペリジン−4−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−{4−[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イル]シクロヘキシル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[4−(1−メチルピペリジン−4−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−メチル−N−[4−(1−メチルピペリジン−4−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2、3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−{4−[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−3−イル]シクロヘキシル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−{1−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
[3−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピペリジン−1−イル](シクロプロピル)メタノン;
6−クロロ−N−[4−(1−シクロブチルピペリジン−3−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[4−(ピロリジン−3−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−1′−メチル−1,4′−ビピペリジン−4−アミン;
4−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピペラジン−2−オン;
N−{2−[(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)スルファモイル]エチル}ベンズアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[(メチルスルホニル)アミノ]エタンスルホンアミド;
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−{5−[2−(モルホリン−4−イル)エトキシ]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル}ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−{5−[(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メトキシ]−1H−ピロロ[2、3−b]ピリジン−3−イル}ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[4−(1−メチルピロリジン−3−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−{4−[1−(4−フルオロベンジル)ピロリジン−3−イル]シクロヘキシル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−{4−[1−(メチルスルホニル)ピロリジン−3−イル]シクロヘキシル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−{1−[4−(シクロブチルアミノ)シクロヘキシル]ピペリジン−4−イル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボニトリル;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,4−ジフルオロベンズアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−フェニル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−{2−メトキシ−4−[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]フェニル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
1−(4−クロロベンジル)−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[(プロパ2−エン−1−イルカルバモイル)アミノ]エタンスルホンアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(ピリジン−3−イルメチル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(2,4−ジフルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−[(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メチル]アゼチジン−3−カルボキサミド;
2−(4−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール;
トランス−N−[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−[5−(ピリジン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−[5−(チオフェン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−アミン;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
1−ベンジル−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンスルホンアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−エチルピロリジン−3−カルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メタンスルホンアミド;
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−{3−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
3−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}ベンゼンスルホンアミド;
4−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}ベンゼンスルホンアミド;
トランス−N−[6−クロロ−4−(5−エトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン;
N−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}アセトアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル]アセトアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(ピリジン−4−イル)ピペラジン−1−イル]アセトアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−シクロヘキシルピペラジン−1−イル)アセトアミド;
2−(4−ブチルピペラジン−1−イル)−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(フラン−2−イルカルボニル)ピペラジン−1−イル]アセトアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(2−シアノフェニル)ピペラジン−1−イル]アセトアミド;
3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボン酸;
6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−[4−(ピペリジン−4−イル)シクロヘキシル]ピリジン−2−アミン;
N−{4−[(4−アミノシクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}−6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−(4−{[4−(シクロヘキシルアミノ)シクロヘキシル]メチル}シクロヘキシル)−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−N−フェニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン;
N−{4−[(4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}シクロプロパンカルボキサミド;
トランス−N−{6−クロロ−4−[5−(プロパ2−イン−1−イルオキシ)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−イル}シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−N−(ピリジン−2−イルメチル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボキサミド;
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−[5−(ピリミジン−5−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−アミン;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ブタン−1−スルホンアミド;
4−[5−(6−アミノピリジン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]−6−クロロ−N−シクロヘキシルピリジン−2−アミン;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)グリシンアミド;
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(4−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
1−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−3−エチル尿素;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(ピリジン−4−イルメチル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(ピペリジン−4−イル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−シクロヘキシルグリシンアミド;
6−クロロ−N−[4−(1−シクロブチルピペリジン−4−イル)シクロヘキシル]−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロヘキサンスルホンアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(モルホリン−4−イル)アセトアミド;
N−(3−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}フェニル)アセトアミド;
N−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}メタンスルホンアミド;
N−{4−[(4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}ピリジン−3−カルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(2,2−ジメチルプロピル)グリシンアミド;
6−クロロ−N−(4−{[4−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル]メチル}シクロヘキシル)−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−(3−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンスルホンアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−2−スルホンアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(ピロリジン−1−イル)アセトアミド;
N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]シクロヘキサン−1,2−ジアミン;
4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(テトラヒドロフラン−2−イルメチル)ピリミジン−2−アミン;
4−クロロ−N−(ピリジン−4−イルメチル)−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
4−クロロ−N−(ピリジン−3−イルメチル)−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
4−クロロ−N−(ピリジン−2−イルメチル)−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
4−クロロ−N,N−ジメチル−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
N−(3−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
N−(3−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
N−(3−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メタンスルホンアミド;
N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]−N′−シクロブチルシクロヘキサン−1,3−ジアミン;
トランス−N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]−N′−シクロブチルシクロヘキサン−1,4−ジアミン;
N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メタンスルホンアミド;
N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]−2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン;
4−クロロ−N−(2−メトキシエチル)−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
1−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチル尿素;
1−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フェニル尿素;
N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンスルホンアミド;
N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメチル−1,2−オキサゾール−4−スルホンアミド;
6−クロロ−N−[(2S)−1−メトキシ−3−フェニルプロパン−2−イル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−シクロペンチルシクロヘキサン−1,3−ジアミン;
N−[(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)カルバモイル]グリシン酸エチル;
1−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−プロパン−2−イル尿素;
1−tert−ブチル−3−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)尿素;
N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メトキシアセトアミド;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(1,3−チアゾール−2−イルメチル)シクロヘキサン−1,3−ジアミン;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−[3−(ピペリジン−1−イルメチル)ベンジル]シクロヘキサン−1,3−ジアミン;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−エトキシアセトアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシアセトアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピラジン−2−カルボキサミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アゼチジン−2−カルボキサミド;
2−[(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)カルバモイル]アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル;
1−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−プロパ2−エン−1−イル尿素;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)−1−メチル−1H−イミダゾール−4−スルホンアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)フラン−2−スルホンアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピリジン−3−スルホンアミド;
1−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−プロパン−2−イル尿素;
N−[(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)カルバモイル]グリシン酸エチル;
1−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(シクロヘキシルメチル)尿素;
4−アセチル−N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)ベンゼンスルホンアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)−3,5−ジメチル−1,2−オキサゾール−4−スルホンアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)チオフェン−2−スルホンアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメチル−1,2−オキサゾール−4−スルホンアミド;
1−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−プロピル尿素;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)プロパン−1−スルホンアミド;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アセトアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)プロパン−2−スルホンアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)エタンスルホンアミド;
N−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エチル)ブタン−1−スルホンアミド;
N−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エチル)チオフェン−2−スルホンアミド;
6−クロロ−N−(1−メチルピペリジン−3−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
[3−({[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}メチル)ピペリジン−1−イル](シクロプロピル)メタノン;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N−{[1−(シクロプロピルカルボニル)ピペリジン−3−イル]メチル}シクロプロパンカルボキサミド;
6−クロロ−N−{[1−(シクロプロピルメチル)ピペリジン−3−イル]メチル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[1−(シクロプロピルメチル)ピペリジン−3−イル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−2−(1H−インドール−2−イル)アセトアミド;
トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−シクロペンチルシクロヘキサン−1,4−ジアミン;
トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(2−メチルプロピル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
6−クロロ−N−[3−(ピロリジン−1−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[3−(ピペリジン−1−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−エチルピロリジン−3−カルボキサミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルアラニンアミド;
(2R)−N−[(1S,3S)−3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル]−2−(メチルアミノ)−2−フェニルエタンアミド;
(2R)−N−[(1R,3R)−3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル]−2−(メチルアミノ)−2−フェニルエタンアミド;
N−[(1R,2R)−2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル]シクロプロパンスルホンアミド;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−4−フルオロベンゼンスルホンアミド;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロプロパンスルホンアミド;
N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジエチル−2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン;
トランス−N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジエチルシクロヘキサン−1,4−ジアミン;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−オキソ−D−プロリンアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチルプロリンアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチルピペリジン−2−カルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−オキソ−L−プロリンアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチルピペリジン−2−カルボキサミド;
2−(アゼパン−1−イル)−N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロペンタンカルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチル−5−オキソプロリンアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピロリジン−3−カルボキサミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピペリジン−4−カルボキサミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピペリジン−3−カルボキサミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチルピロリジン−3−カルボキサミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチルピペリジン−4−カルボキサミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチルピペリジン−3−カルボキサミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(ジメチルアミノ)シクロブタンカルボキサミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−L−アラニンアミド;
−1−アザビシクロ[2.2.2]オクト−3−イル−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)グリシンアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(2−ヒドロキシエチル)グリシンアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−2H−イソインドール−2−イル)エタンスルホンアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(4−メチルシクロヘキシル)グリシンアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(2,2−ジメチルプロピル)グリシンアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチル−N−(2−ヒドロキシエチル)グリシンアミド;
トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(ピペリジン−4−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−2H−イソインドール−2−イル)エタンスルホンアミド;
6−クロロ−N−(4−{[4−(シクロブチルアミノ)シクロヘキシル]メチル}シクロヘキシル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(1−シクロブチルピペリジン−4−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
4−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル;
ベンジル{4−[(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]シクロヘキシル}カルバマート;
3−[(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)カルバモイル]アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル;
N−[4−(アセチルアミノ)シクロヘキシル]−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
[4−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピペリジン−1−イル](シクロプロピル)メタノン;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(2−ヒドロキシエチル)ピペリジン−4−カルボキサミド;
N−{4−[(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}シクロプロパンカルボキサミド;
1−{4−[(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]ピペリジン−1−イル}エタノン;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N−{4−[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イル]シクロヘキシル}メタンスルホンアミド;
6−クロロ−N−[4−(1−メチルピペリジン−3−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−メチル−N−[4−(1−メチルピペリジン−3−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−{2−[(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)スルファモイル]エチル}シクロプロパンカルボキサミド;
3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}プロパン−1−オール;
6−クロロ−N−[3−(モルホリン−4−イル)プロピル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[3−(1H−イミダゾール−1−イル)プロピル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
5−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}ペンタン−1−オール;
6−クロロ−N−[2−(ピリジン−3−イル)エチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−[1−(4−アミノシクロヘキシル)ピペリジン−4−イル]−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−メチル−N−[4−(1−メチルピロリジン−3−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
1−ベンジル−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
4−クロロ−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メトキシベンズアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
3−クロロ−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
6−クロロ−N−[2−(3,4−ジメトキシフェニル)エチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[2−(ピリジン−2−イル)エチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−(2−フェニルエチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−(2−フェノキシエチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン;
N−(1−ベンジルピロリジン−3−イル)−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−{2−[(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)スルファモイル]エチル}−2,4−ジフルオロベンズアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]アゼチジン−3−カルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(2,4−ジクロロベンジル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(1−フェニルエチル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
6−クロロ−N−(4−メトキシベンジル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
4−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エチル)フェノール;
N−[2−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)エチル]−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イルメチル)−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[2−(4−メトキシフェニル)エチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−(1−ベンジルピペリジン−4−イル)−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[2−(ピリジン−4−イル)エチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(2,3−ジメチルベンジル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(1H−インドール−6−イルメチル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
N−[4−(ベンジルオキシ)フェニル]−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−(1H−インドール−5−イルメチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−(4−メトキシフェニル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[4−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−(3,4−ジメトキシベンジル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1−フェニルエタノール;
6−クロロ−N−(3−フェニルプロピル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[4−(メチルスルホニル)ベンジル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[4−(メチルスルファニル)フェニル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−(4−フェノキシフェニル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[4−(ピペリジン−1−イル)フェニル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボン酸メチル;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル]アセトアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(2,6−ジメチルフェニル)ピペラジン−1−イル]アセトアミド;
6−クロロ−N−(4−{[4−(シクロブチルアミノ)シクロヘキシル]メチル}シクロヘキシル)−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(4−{[4−(ペンタン−3−イルアミノ)シクロヘキシル]メチル}シクロヘキシル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[4−({4−[(シクロペンチルメチル)アミノ]シクロヘキシル}メチル)シクロヘキシル]−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
トランス−N−(6−クロロ−4−{5−[2−(ピリジン−2−イル)エトキシ]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル}ピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
トランス−N−{6−クロロ−4−[5−(2−メチルプロポキシ)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−イル}シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(ピリジン−2−イルメチル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド;
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−[5−(6−メトキシピリジン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−アミン;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチル−N−(2−ヒドロキシエチル)グリシンアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(2−ヒドロキシエチル)グリシンアミド;
N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジメチルベンゼン−1,4−ジアミン;
6−クロロ−N−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−{4−[1−(2,4−ジフルオロベンジル)ピペリジン−4−イル]シクロヘキシル}−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ピリジン−2−アミン;
N−(4−tert−ブチルフェニル)−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]キノリン−6−アミン;
6−クロロ−N−[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−[4−(1,1−ジオキシドチオモルホリン−4−イル)フェニル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)グリシンアミド;
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−プロパン−2−イルグリシンアミド;
N−{4−[(4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}−3,5−ジメチル−1,2−オキサゾール−4−スルホンアミド;
N−(3−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルグリシンアミド;
6−クロロ−N−{4−[4−(ピリジン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]フェニル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−{4−[4−(シクロヘキシルメチル)ピペラジン−1−イル]フェニル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
6−クロロ−N−{4−[4−(2−メチルプロピル)ピペラジン−1−イル]フェニル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
N−[トランス−4−({4−[5−(6−アミノピリジン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]−6−クロロピリジン−2−イル}アミノ)シクロヘキシル]シクロプロパンスルホンアミド;
N−[トランス−4−({6−クロロ−4−[5−(ピリジン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−イル}アミノ)シクロヘキシル]シクロプロパンスルホンアミド;
3−{3−[2−クロロ−6−({トランス−4−[(シクロプロピルスルホニル)アミノ]シクロヘキシル}アミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}ベンゼンスルホンアミド;
N−[トランス−4−({6−クロロ−4−[5−(ピリミジン−5−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−イル}アミノ)シクロヘキシル]シクロプロパンスルホンアミド;
4−クロロ−N−[(1R)−1−フェニルエチル]−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
3−({[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)フェノール;
4−({[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)フェノール;
N′−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]−N,N−ジメチルシクロヘキサン−1,4−ジアミン;
N′−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]−N,N−ジメチルシクロヘキサン−1,3−ジアミン;
N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルグリシンアミド;
N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−エチルピロリジン−3−カルボキサミド;
N−(3−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルグリシンアミド;
4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
N−{4−[(4−アミノシクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}−4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]エタン−1,2−ジアミン;
2−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}エタノール;
N−{2−[2−(2−アミノエトキシ)エトキシ]エチル}−4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
1−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エチル尿素;
1−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−シクロペンチル尿素;
1−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]尿素;
N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−2H−イソインドール−2−イル)アセトアミド;
N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−オキソイミダゾリジン−1−カルボキサミド;
2−(2−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}エトキシ)エタノール;
N−[2−(2−アミノエトキシ)エチル]−4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
トランス−N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]−N′−(2−メチルプロピル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
トランス−N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]−N′−シクロペンチルシクロヘキサン−1,4−ジアミン;
N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−シクロペンチルグリシンアミド;
N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)プロパン−1−スルホンアミド;
N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]オキシ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−3−スルホンアミド;
N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−2−スルホンアミド;および
3−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロパン−1−オール
などの式(I)の化合物があるが、これらに限定されるものではない。
本発明の化合物は、RまたはS配置で不斉置換炭素原子を含む場合があり、「R」および「S」という用語は、文献(Pure Appl.Chem.(1976)45,13−10)で定義の通りである。RおよびS配置を等量で含む不斉置換炭素原子を有する化合物は、それらの原子でラセミ体である。他方に対して一方の配置が過剰である原子は、過剰にその配置に割り当てられ、好ましくは約85%から90%の過剰、より好ましくは約95%から99%の過剰、さらに好ましくは約99%超の過剰である。従って本発明は、その化合物のラセミ混合物、相対および絶対ジアステレオマーを包含するものである。
本発明の化合物は、EまたはZ配置で炭素−炭素二重結合または炭素−窒素二重結合を含むこともでき、「E」という用語は炭素−炭素または炭素−窒素二重結合の反対側に、カーン−インゴルド−プレログ順位則による決定で相対的に順位の高い2個の置換基があることを表し、「Z」という用語は炭素−炭素または炭素−窒素二重結合の同じ側に相対的に順位の高い2個の置換基があることを表す。本発明の化合物は、「E」および「Z」異性体の混合物として存在することもできる。
本発明の化合物には、別の幾何異性体が存在し得る。例えば本発明は、シクロアルキル基または複素環基周囲の置換基の配置によって生じる各種の幾何異性体およびそれらの混合物を想到するものである。シクロアルキルまたは複素環周囲の置換基は、シス配置またはトランス配置と称される。
本発明の化合物は、化合物のプロトンが一つの原子から別の原子に移動する互変異体またはそれの平衡混合物としても存在し得る。互変異体の例には、ケト−エノール、フェノール−ケト、オキシム−ニトロソ、ニトロ−aci、イミン−エナミンなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本発明はまた、一部において、式(I)の化合物の全ての塩に関するものでもある。化合物の塩は、例えば多様な温度および湿度での医薬的安定性増進または水その他の溶媒中での望ましい溶解度などの塩の特性のうちの1以上のゆえに有利である場合がある。塩を患者に投与しようとする場合(例えばイン・ビトロの文脈での使用の場合とは対照的に)、その塩は好ましくは、製薬上許容されるか、ないしは生理的に適合性である。「製薬上許容される」という用語は、本特許出願においては、修飾される名詞が医薬製品としてまたは医薬製品の一部としての使用に適していることを意味するのに形容詞的に使用される。製薬上許容される塩には、アルカリ金属塩を形成したり、遊離酸もしくは遊離塩基の付加塩を形成するのに一般に用いられる塩などがある。概して、これらの塩は典型的には、例えば適切な酸もしくは塩基を本発明の化合物を反応させることで従来の手段によって製造することができる。
式(I)の化合物の製薬上許容される酸付加塩は、無機酸もしくは有機酸から製造することができる。多くの場合で適切な無機酸の例には、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、炭酸、硫酸およびリン酸などがある。適切な有機酸には通常、例えば脂肪族、脂環式、芳香族、アラリファティック、複素環式、カルボン酸およびスルホン酸類の有機酸などがある。多くの場合で適切な有機酸の具体例には、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、ギ酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、グリコール酸塩、グルコン酸塩、ジグルコン酸塩、乳酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸、クエン酸塩、アスコルビン酸塩、グルクロン酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、ピバリン酸塩、アスパラギン酸塩、グルタミン酸塩、安息香酸塩、アントラニル酸塩、メシル酸塩、ステアリン酸塩、サリチル酸塩、p−ヒドロキシ安息香酸塩、フェニル酢酸塩、マンデル酸塩、エンボン酸塩(パモ酸塩)、エタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、パントテン酸塩、2−ヒドロキシエタンスルホン酸塩、スルファニル酸塩、シクロヘキシルアミノスルホン酸塩、アルゲン酸(algenic acid)、β−ヒドロキシ酪酸、ガラクタル酸塩、ガラクツロン酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、重硫酸塩、酪酸塩、樟脳酸塩、カンファースルホン酸塩、シクロペンタンプロピオン酸塩、ドデシル硫酸塩、グリコヘプタン酸塩、グリセロリン酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、ニコチン酸塩、シュウ酸塩、パモ酸塩(palmoate)、ペクチン酸塩、2−ナフタレスルホン酸塩、3−フェニルプロピオン酸塩、ピクリン酸塩、ピバリン酸塩、チオシアン酸塩、トシル酸塩およびウンデカン酸塩などがある。
式(I)の化合物の製薬上許容される塩基付加塩には、例えば金属塩および有機塩などがある。好ましい金属塩には、アルカリ金属(Ia族)塩、アルカリ土類金属(IIa族)塩および他の生理的に許容される金属塩などがある。そのような塩は、アルミニウム、カルシウム、リチウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムおよび亜鉛から製造することができる。好ましい有機塩は、トロメタミン、ジエチルアミン、N,N′−ジベンジルエチレンジアミン、クロロプロカイン、コリン、ジエタノールアミン、エチレンジアミン、メグルミン(N−メチルグルカミン)およびプロカインなどのアミン類から製造することができる。塩基性窒素含有基は、低級アルキル(C−C)ハライド(例:塩化、臭化およびヨウ化メチル、エチル、プロピルおよびブチル)、硫酸ジアルキル(例:硫酸ジメチル、ジエチル、ジブチルおよびジアミル)、長鎖ハライド(例:塩化、臭化およびヨウ化デシル、ラウリル、ミリスチルおよびステアリル)、アリールアルキルハライド(例:臭化ベンジルおよびフェネチル)およびその他などの薬剤で4級化することができる。
あらゆるレベルの純度(純粋品および実質的に純粋品を含む)を有する式(I)の化合物(およびその塩)が、本願人の発明の範囲に含まれる。化合物/塩/異性体に関連しての「実質的に純粋」という用語は、その化合物/塩/異性体を含む製造物/組成物が約85重量%を超える化合物/塩/異性体、好ましくは約90重量%を超える化合物/塩/異性体、好ましくは約95重量%を超える化合物/塩/異性体、好ましくは約97重量%を超える化合物/塩/異性体、好ましくは約99重量%を超える化合物/塩/異性体を含むことを意味する。
化合物の製造
本発明の化合物は、合成化学プロセスによって製造することができ、それの例を以下に示す。それらプロセス中の段階の順序は変えることができ、試薬、溶媒および反応条件を具体的に言及されているものから代えることが可能であり、攻撃されやすい部分を必要に応じて保護および脱保護することが可能であることは理解すべきである。
C(O)OH部分の保護基には、アセトキシメチル、アリル、ベンゾイルメチル、ベンジル、ベンジルオキシメチル、tert−ブチル、tert−ブチルジフェニルシリル、ジフェニルメチル、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロプロピル、ジフェニルメチルシリル、エチル、パラ−メトキシベンジル、メトキシメチル、メトキシエトキシメチル、メチル、メチルチオメチル、ナフチル、パラ−ニトロベンジル、フェニル、n−プロピル、2,2,2−トリクロロエチル、トリエチルシリル、2−(トリメチルシリル)エチル、2−(トリメチルシリル)エトキシメチル、トリフェニルメチルなどがあるが、これらに限定されるものではない。C(O)およびC(O)H部分の保護基には、1,3−ジオキシルケタール、ジエチルケタール、ジメチルケタール、1,3−ジチアニルケタール、O−メチルオキシム、O−フェニルオキシムなどがあるが、これらに限定されるものではない。NH部分の保護基には、アセチル、アラニル、ベンゾイル、ベンジル(フェニルメチル)、ベンジリデン、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)、tert−ブタキシカルボニル(Boc)、3,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、ジフェニルメチル、ジフェニルホスホリル、ホルミル、メタンスルホニル、パラ−メトキシベンジルオキシカルボニル、フェニルアセチル、フタロイル、スクシニル、トリクロロエトキシカルボニル、トリエチルシリル、トリフルオロアセチル、トリメチルシリル、トリフェニルメチル、トリフェニルシリル、パラ−トルエンスルホニルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
OHおよびSH部分の保護基には、アセチル、アリル、アリルオキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)、ベンゾイル、ベンジル、tert−ブチル、tert−ブチルジメチルシリル、tert−ブチルジフェニルシリル、3,4−ジメトキシベンジル、3,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、1,1−ジメチル−2−プロペニル、ジフェニルメチル、ホルミル、メタンスルホニル、メトキシアセチル、4−メトキシベンジルオキシカルボニル、パラ−メトキシベンジル、メトキシカルボニル、メチル、パラ−トルエンスルホニル、2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル、2,2,2−トリクロロエチル、トリエチルシリル、トリフルオロアセチル、2−(トリメチルシリル)エトキシカルボニル、2−トリメチルシリルエチル、トリフェニルメチル、2−(トリフェニルホスホニオ)エトキシカルボニルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
本発明の化合物は、この種類の化合物の製造について公知の各種方法によって製造することができる。例えば、別段の断りがない限り、基X、Y、R、R、R、Rおよびnが「発明の概要」で記載の意味を有する式(I)の化合物は、当業者には通常利用可能な方法により、適切な原料を用いて図式1から4に記載の一般法に従って合成することができる。
下記の図式および実施例の説明で用いた略称は、DMF:N,N−ジメチルホルムアミド、DMSO:ジメチルスルホキシド、DMSO−d:重水素化ジメチルスルホキシド、DME:ジメトキシエタン、dppf:1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン、EtO:ジエチルエーテル、EtOAc:酢酸エチル、EtN:トリエチルアミン、Ts:トルエンスルホニル、THF:テトラヒドロフランである。
Figure 2012533553
図式1に示したように、式(1)のアザインドール類(X101はTsまたはベンゼンスルホニルである)を、式(2)のピリジン類(X102はヨードまたはブロモである)で処理して、XがCRであり、YがNRである一般式(I)の化合物を得ることができる。この反応は、パラジウム触媒および塩基の存在下に、高温(例えば、約70℃から約150℃)で、DMF、ジオキサン、エタノール、水、DMEもしくはこれらの混合物などの適切な溶媒中、適宜にマイクロ波照射下にて行うことができる。適切なパラジウム触媒の非限定的な例には、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)、PdCl(dppf)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムなどがある。適切な塩基には、炭酸ナトリウム、酢酸カリウム、炭酸セシウムなどがあるが、これらに限定されるものではない。ある場合には、得られるアザインドールの保護基X101は、その反応中に自然に外れ得る。他の場合には、メタノールまたは水およびメタノールの混合物などのアルコール系溶媒中、ほぼ室温からほぼ使用溶媒の還流温度で、粗取得物を水酸化カリウムまたは水酸化ナトリウムによって処理することが有用である可能性がある。
式(2)のピリジン類は、X102がヨード、ブロモもしくはクロロである(2a)を式N(H)Rのアミンまたはそれの塩で処理することで製造することができる。その反応は、適切な溶媒(例えば、ジオキサン)中、または過剰量の使用アミン中、約60℃から約150℃の温度で、適宜に塩基(例えば、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン)の存在下に、適宜にマイクロ波照射下にて行うことができる。
式(1)のアザインドール類は、(a)適切な溶媒(例えば、THF)中、相当するアザインドールをN−ブロモコハク酸イミドなどの(これに限定されるものではない)臭素化剤で臭素化し;(2)塩基(例えば、水素化ナトリウム、n−ブチルリチウム、水酸化ナトリウムまたはカリウム)の存在下に、適切な溶媒(例えば、DMF、THF)中で、段階(a)の生成物をベンゼンスルホニルクロライドまたはトシルクロライドで保護して式(Ia)の化合物を得て;(3)パラジウム触媒(例えば、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)、PdCl(dppf))および塩基(例えば、酢酸カリウム)の存在下に、約70℃から約150℃の温度で、THFなどの適切な溶媒中、適宜にマイクロ波照射下に、(Ia)をビス(ピナコラト)ジボロンで処理することで、相当するアザインドールから製造することができる。
別法として、XがCRであり、YがNRである一般式(I)の化合物は、図式2に示した方法に従って合成することができる。
Figure 2012533553
式(4)の化合物は、図式1に記載の(1)から(3)への変換について説明した反応条件を用い、式(1)のアザインドールを式(2a)のピリジン(X102はブロモまたはヨードである)で処理することで製造することができる。
(4)の式(3)のアミンへの変換は、(1)から(3)への変換について記載の反応条件を再度用いるか、または(2a)の(2)への変換について記載の条件などの反応条件を用いて式N(H)Rのアミンでクロロを直接置き換えることで行うことができる。
図式(3)は、XがNであり、YがNRである一般式(I)の化合物の合成についての一般手順を描くものである。
Figure 2012533553
適切な溶媒(例えばDME、DMFまたはそれらの混合物)中、約80℃から約150℃の範囲の温度でパラジウム触媒(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム)および塩基(例えば、CsCO、NaCO)の存在下に、4,6−ジクロロ−2−(メチルチオ)ピリミジンを式(1)の化合物で処理することで、式(6)の化合物が得られる。
メタノール/HOまたは酢酸エチル/HOなどの適切な溶媒中、OXONE(登録商標)などの(これらに限定されるものではない)酸化剤でメチルチオ官能基を酸化することで、式(7)の化合物が得られる。
(a)図式1における(2a)から(2)への変換について記載の反応条件を用い、(b)段階(a)の生成物をメタノールなどのアルコール系溶媒中にて水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムで処理することで、メチルスルホニル基をの式N(H)Rのアミンによる置き換えを行うことができる。
図式(4)には、XがNであり、YがNRである一般式(I)の化合物の合成についての別の手順を描いてある。
Figure 2012533553
式(8)の化合物は、図式3に記載の(1)から(3)への変換について記載された反応条件を用いて式(1)のアザインドール類を式(9)のピリジンで処理することで製造することができる。適切な溶媒中にてメトキシ官能基を加水分解することで、式(13)の化合物が得られる。
三塩化リンなどのハロゲン化剤(これらに限定されるものではない)による置換反応によって、式(8)の化合物を、式(13)の化合物から製造することができる。
Figure 2012533553
Yがアリールまたはヘテロアリールである(それぞれが、本明細書に記載のように置換されていても良い)一般式(I)の化合物は、図式5に示した方法に従って、X101がTsまたはベンゼンスルホニルである式(4)の化合物を適切なアリールまたはヘテロアリールのボロン酸またはエステルとカップリングさせることで得ることができる。その反応は通常、高温で(例えば、約70℃から約150℃で)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)またはテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムなどの(これらに限定されるものではない)パラジウム触媒および炭酸ナトリウム、酢酸カリウム、炭酸セシウムまたはフッ化セシウムなどの(これらに限定されるものではない)塩基の存在下に、DMF、ジオキサン、エタノール、水、DMEまたはそれらの混合物などの(これらに限定されるものではない)適切な溶媒中、適宜にマイクロ波照射下に行う。
別段の断りがない限り、本明細書に記載のマイクロ波反応は、Biotage Initiator 8またはCEM Explorerにおいて200Wで行った。
組成物
別の態様において本発明は、典型的には式(I)の化合物および製薬上許容される担体を含むヒトおよび動物でのキナーゼ活性を調節するための医薬組成物を提供する。
式(I)を有する化合物は、例えば口腔投与、眼球投与、経口投与、浸透圧投与、非経口投与(筋肉投与、腹腔内投与、胸骨内投与、静脈投与、皮下投与)、直腸投与、局所投与、経皮投与、膣投与および動脈投与、ならびに動脈注射、注入および例えば血管などの身体への設置で投与することができる。
式(I)を有する化合物は、賦形剤とともにまたはそれを用いずに投与することができる。
賦形剤には、カプセル化剤および吸収促進剤、酸化防止剤、結合剤、緩衝剤、コーティング剤、着色剤、希釈剤、崩壊剤、乳化剤、増量剤、充填剤、香味剤、保湿剤、潤滑剤、芳香剤、保存剤、推進剤、離型剤、滅菌剤、甘味剤、可溶化剤、湿展剤、これらの混合物などの添加剤などがあるが、これらに限定されるものではない。
固体で経口的に投与される式(I)を有する化合物を含む組成物の製造用の賦形剤には、寒天、アルギン酸、水酸化アルミニウム、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、1,3−ブチレングリコール、カルボマー類、ヒマシ油、セルロース、酢酸セルロース、カカオバター、コーンスターチ、トウモロコシ油、綿実油、クロス−ポビドン、ジグリセリド類、エタノール、エチルセルロース、ラウリン酸エチル、オレイン酸エチル、脂肪酸エステル、ゼラチン、胚芽油、グルコース、グリセリン、落花生油、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、イソプロパノール、等帳性生理食塩水、乳糖、水酸化マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、麦芽、マニトール、モノグリセリド類、オリーブ油、ピーナッツ油、リン酸カリウム塩類、ジャガイモデンプン、ポビドン、プロピレングリコール、リンゲル液、紅花油、ゴマ油、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、リン酸ナトリウム塩類、ラウリル硫酸ナトリウム、ナトリウムソルビトール、大豆油、ステアリン酸類、フマル酸ステアリル、ショ糖、界面活性剤、タルク、トラガカント、テトラヒドロフルフリルアルコール、トリグリセリド類、水、これらの混合物などがあるが、これらに限定されるものではない。眼球投与または経口投与される式(I)を有する化合物を含む組成物の製造における賦形剤には、1,3−ブチレングリコール、ヒマシ油、トウモロコシ油、綿実油、エタノール、ソルビタンの脂肪酸エステル、胚芽油、落花生油、グリセリン、イソプロパノール、オリーブ油、ポリエチレングリコール類、プロピレングリコール、ゴマ油、水、それらの混合物などがあるが、これらに限定されるものではない。浸透圧的に投与される式(I)を有する本発明の化合物を含む組成物を製造する上での賦形剤には、クロロフルオロカーボン類、エタノール、水、それらの混合物などがあるが、これらに限定されるものではない。非経口的に投与される式(I)を有する化合物を含む組成物の製造における賦形剤には、1,3−ブタンジオール、ヒマシ油、トウモロコシ油、綿実油、ブドウ糖、胚芽油、落花生油、リポソーム類、オレイン酸、オリーブ油、ピーナツ油、リンゲル液、紅花油、ゴマ油、大豆油、U.S.P.または等張性塩化ナトリウム溶液、水、それらの混合物などがあるが、これらに限定されるものではない。直腸投与または膣投与される式(I)を有する化合物を含む組成物の製造における賦形剤には、カカオバター、ポリエチレングリコール、ロウ、それらの混合物などがあるが、これらに限定されるものではない。
本発明の医薬組成物および方法は、上記の病的状態の治療に通常用いられる本明細書に示した他の治療活性化合物をさらに含むことができる。
使用方法
別の態様において本発明は、本発明の化合物または組成物を用いて哺乳動物でのキナーゼ類の媒介、過剰発現または異常調節が関与する疾患または状態を治療または予防する方法を提供する。特に、本発明の化合物は、いずれかまたは全てのCDC−7ファミリー構成員などのタンパク質キナーゼが発現されている疾患または状態の治療において有用であると期待される。
1群の実施形態において、キナーゼ阻害薬で治療可能なヒトその他の動物の疾患および状態には、聴神経腫、急性白血病、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病(単球性、骨髄芽球性、腺癌、血管肉腫、星細胞腫、骨髄単球性および前骨髄球性)、急性T細胞白血病、基底細胞癌、胆管癌、膀胱癌、脳癌、乳癌、気管支癌、子宮頸癌、軟骨肉腫、脊索腫、絨毛癌、慢性白血病、慢性リンパ球性白血病、慢性骨髄性(顆粒球性)白血病、慢性骨髄性白血病、大腸癌、結腸直腸癌、頭蓋咽頭腫、嚢胞腺癌、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、増殖機能異常変化(異形成症および化生)、胚性癌腫、子宮体癌、上皮肉腫、上衣細胞腫、上皮癌、赤白血病、食道癌、エストロゲン受容体陽性乳癌、本態性血小板血症、ユーイング腫瘍、線維肉腫、濾胞性リンパ腫、胚細胞精巣癌、神経膠腫、重鎖病、血管芽細胞腫、肝臓癌、肝細胞癌、ホルモン非感受性前立腺癌、平滑筋肉腫、脂肪肉腫、肺癌、リンパ管内皮肉腫、リンパ管肉腫、リンパ芽球性白血病、リンパ腫(ホジキンおよび非ホジキン)、悪性腫瘍および膀胱、乳房、結腸、肺、卵巣、膵臓、前立腺、皮膚および子宮の過剰増殖性障害、T細胞またはB細胞起源のリンパ性悪性疾患、白血病、リンパ腫、髄様癌、髄芽腫、メラノーマ、髄膜腫、中皮腫、多発性骨髄腫、骨髄性白血病、骨髄腫、粘液肉腫、神経芽細胞腫、非小細胞肺癌、乏突起細胞腫、口腔癌、骨原性肉腫、卵巣癌、膵臓癌、乳頭腺癌、乳頭癌、松果体腫、真性赤血球増加症、前立腺癌、直腸癌、腎細胞癌、網膜芽細胞腫、横紋筋肉腫、肉腫、脂腺癌、精上皮腫、皮膚癌、小細胞肺癌、固形腫瘍(癌および肉腫)、小細胞肺癌、胃癌、扁平上皮癌、滑液腫瘍、汗腺癌、甲状腺癌、ヴァルデンストレームマクログロブリン血症、精巣腫瘍、子宮癌およびウィルムス腫瘍などがあるが、これらに限定されるものではない。
本発明の方法では典型的には、治療的処置を必要とする対象者に対して有効量の式(I)の化合物の投与を行う。式(I)を有する化合物の治療上有効量は、治療を受ける対象者、処置する疾患およびそれの重度、それを含む組成物、投与時刻、投与経路、処置期間、効力、クリアランス速度および別の薬剤の併用投与の有無によって決まる。患者に対して単回投与または分割投与で1日に投与される組成物を製造するのに用いられる式(I)の化合物の量は、約0.03から約200mg/kgである。単回投与組成物は、これらの量またはそれの分割量の組み合わせを含む。
併用療法
本発明はさらに、1以上の別の活性薬剤と組み合わせて本発明の化合物または組成物を使用する方法も提供する。
式(I)を有する化合物は、アルキル化剤、血管新生阻害薬、抗生物質、代謝拮抗剤、有糸分裂阻害剤、抗増殖剤、他のアポトーシス促進剤(例:Bcl−xL、Bcl−w、Bfl−1)阻害薬、Bcr−Ab1キナーゼ阻害薬、BiTE(二重特異性T細胞誘引体)、オーロラキナーゼ阻害薬、生物反応修飾物質、サイクリン依存型キナーゼ阻害薬、細胞周期阻害薬、シクロオキシゲナーゼ−2阻害薬、DVD類、白血病ウィルス発癌遺伝子相同体(ErbB2)受容体阻害薬、増殖因子阻害薬、熱ショックタンパク質(HSP)−90阻害薬、ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害薬、ホルモン療法薬、免疫剤、アポトーシスタンパク質の阻害薬(IAP類)、挿入(intercalating)抗生物質、キナーゼ阻害薬、ラパマイシン阻害薬の哺乳動物標的、ミクロRNAのマイトジェン活性化細胞外シグナル調節キナーゼ阻害薬、多価結合タンパク質、非ステロイド系抗炎症薬(NSAID類)、ポリADP(アデノシン二リン酸塩)−リボースポリメラーゼ(PARP)阻害薬、白金系化学療法薬、ポロ様キナーゼ(Plk)阻害薬、プロテアソーム阻害薬、プリン類縁体、ピリミジン類縁体、受容体チロシンキナーゼ阻害薬、レチノイド類/デルトイド類、植物アルカロイド、低分子阻害性リボ核酸類(siRNA類)、トポイソメラーゼ阻害薬、これらの組み合わせなどと併用すると有用であることが期待される。
BiTE抗体は、二つの細胞に同時に結合することで、T細胞を癌細胞に付着させる二重特異性抗体である。次に、T細胞は標的癌細胞を攻撃する。BiTE抗体の例には、アデカツムマブ(Micromet MT201)、ブリナツモマブ(Micromet MT103)などがある。
SiRNA類は、内因性RNA塩基または化学修飾ヌクレオチドを有する分子である。その修飾は、細胞活性を消滅させるものではなく、むしろ安定性強化および/または細胞効力強化をもたらすものである。化学修飾の例には、ホスホロチオエート基、2′−デオキシヌクレオチド、2′−OCH含有リボヌクレオチド類、2′−F−リボヌクレオチド類、2′−メトキシエチルリボヌクレオチド類またはこれらの組み合わせなどがある。siRNAは多様な長さ(10から200bps)および構造(ヘアピン、一本鎖/二本鎖、隆起、ニック/ギャップ、ミスマッチ)を有し、細胞中で処理されて、活性遺伝子サイレンシングを提供することができる。ある種の実施形態において、二本鎖siRNA(dsRNA)は、各鎖(平滑末端)または非対称末端(オーバーハング)上に同じ数のヌクレオチドを有することができる。1から2個ヌクレオチドのオーバーハングが、センス鎖および/またはアンチセンス鎖上に存在し、さらには所定の鎖の5′末端および/または3′末端に存在し得る。
多価結合タンパク質は、2以上の抗原結合部位を有する結合タンパク質である。多価結合タンパク質は好ましくは、3以上の抗原結合部位を有するように操作され、一般には天然抗体ではない。「多特異性結合タンパク質」という用語は、2以上の関連するまたは関連しない標的に結合することができる結合タンパク質を意味する。二重可変ドメイン(DVD)結合タンパク質は、2以上の抗原結合部位を有する4価または多価の結合タンパク質である。そのようなDVDは、単一特異的、すなわち1個の抗原に結合することができるか、多特異的、すなわち2個以上の抗原に結合することができる。2個の重鎖DVDポリペプチドおよび2個の軽鎖DVDポリペプチドを含むDVD結合タンパク質は、DVD Igと称されるDVD Igの各半分は、1個の重鎖DVDポリペプチド、1個の軽鎖DVDポリペプチドおよび2個の抗原結合部位を有する。各結合部位は、1個の重鎖可変ドメインおよび1個の軽鎖可変ドメインを含み、合計6個のCDRが抗原結合部位当たりの抗原結合に関与する。
アルキル化剤には、アルトレタミン、AMD−473、AP−5280、アパジコオン(apaziquone)、ベンダムスチン、ブロスタリシン(brostallicin)、ブスルファン、カルボコン、カルムスチン(BCNU)、クロラムブシル、CLORETAZINE(登録商標)(ラロムスチン、VNP40101M)、シクロホスファミド、デカルバジン、エストラムスチン、フォテムスチン、グルフォスファミド、イホスファミド、KW−2170、ロムスチン(CCNU)、マフォスファミド、メルファラン、ミトブロニトール、ミトラクトール、ニムスチン、ナイトロジェンマスタードN−オキサイド、ラニムスチン、テモゾロマイド、チオテパ、TREANDA(登録商標)(ベンダムスチン)、トレオスルファン、ロフォスファミドなどがある。
血管新生阻害薬には、内皮特異的受容体チロシンキナーゼ(Tie−2)阻害薬、上皮増殖因子受容体(EGFR)阻害薬、インシュリン増殖因子−2受容体(IGFR−2)阻害薬、マトリクスメタロプロテアーゼ−2(MMP−2)阻害薬、マトリクスメタロプロテアーゼ−9(MMP−9)阻害薬、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)阻害薬、トロンボスポンジン類縁体、血管上皮増殖因子受容体チロシンキナーゼ(VEGFR)阻害薬などがある。
代謝拮抗剤には、ALIMTA(登録商標)(メトレキセド(metrexed)・2ナトリウム、LY231514、MTA)、5−アザシチジン、XELODA(登録商標)(カペシタビン)、カルモフール、LEUSTAT(登録商標)(クラドリビン(cladribine))、クロファラビン、シタラビン、シタラビンオクホスファート、シトシンアラビノシド、デシタビン、デフェロキサミン、ドキシフルリジン、エフロルニチン、EICAR(5−エチニル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボキサミド)、エノシタビン、エトニルシチジン(ethnylcytidine)、フルダラビン、5−フルオロウラシル単独もしくはロイコボリンとの併用、GEMZAR(登録商標)(ゲムシタビン)、ヒドロキシ尿素、ALKERAN(登録商標)(メルファラン)、メルカプトプリン、6−メルカプトプリンリボシド、メトトレキセート、ミコフェノール酸、ネララビン(nelarabine)、ノラトレキセド、オクフォセート(ocfosate)、ペリトレキソール(pelitrexol)、ペントスタチン、ラルチトレキセド(raltitrexed)、リバビリン、トリアピン(triapine)、トリメトレキセート、S−1、チアゾフリン、テガフール、TS−1、ビダラビン、UFTなどがある。
オーロラキナーゼ阻害薬には、AZD−1152、MLN−8054、VX−680、ABT−348などがある。
Bel−2タンパク質阻害薬には、AT−101((−)ゴシポール)、GENASENSE(登録商標)(G3139またはオブリメルセン(Bcl−2標的アンチセンスオリゴヌクレオチド))、IPI−194、IPI−565、N−(4−(4−((4′−クロロ(1,1′−ビフェニル)−2−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾイル)−4−(((1R)−3−(ジメチルアミノ)−1−((フェニルスルファニル)メチル)プロピル)アミノ)−3−ニトロベンゼンスルホンアミド)(ABT−737)、N−(4−(4−((2−(4−クロロフェニル)−5,5−ジメチル−1−シクロヘキサ−1−エン−1−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾイル)−4−(((1R)−3−(モルホリン−4−イル)−1−((フェニルスルファニル)メチル)プロピル)アミノ)−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼンスルホンアミド(ABT−263)、GX−070(オバトクラクス(obatoclax))などがある。
Bcr−Ab1キナーゼ阻害薬には、DASATINTB(登録商標)(BMS−354825)、GLEEVEC(登録商標)(イマチニブ)などがある。
CDK阻害薬には、AZD−5438、BMI−1040、BMS−032、BMS−387、CVT−2584、フラボピリドール、GPC−286199、MCS−5A、PD0332991、PHA−690509、セリシクリブ(CYC−202、R−ロスコビチン)、ZK−304709などがある。
COX−2阻害薬には、ABT−963、ARCOXIA(登録商標)(エトリコキシブ)、BEXTRA(登録商標)(バルデコキシブ)、BMS347070、CELEBREX(登録商標)(セレコキシブ)、COX−189(ルミラコキシブ)、CT−3、DERAMAXX(登録商標)(デラコキシブ)、JTE−522、4−メチル−2−(3,4−ジメチルフェニル)−1−(4−スルファモイルフェニル−1H−ピロール)、MK−663(エトリコキシブ)、NS−398、パレコキシブ、RS−57067、SC−58125、SD−8381、SVT−2016、S−2474、T−614、VIOXX(登録商標)(ロフェコキシブ)などがある。
EGFR阻害薬には、ABX−EGF、抗−EGFr免疫リポゾーム類、EGF−ワクチン、EMD−7200、ERB1TUX(登録商標)(セテュキマブ)、HR3、IgA抗体、IRESSA(登録商標)(ゲフィチニブ)、TARCEVA(登録商標)(エルロチニブまたはOSI−774)、TP−38、EGFR融合タンパク質、TYKERB(登録商標)(ラパチニブ)などがある。
ErbB2受容体阻害薬には、CP−724−714、CI−1033(カネルチニブ(canertinib))、HERCEPTIN(登録商標)(トラスツズマブ)、TYKERB(登録商標)(ラパチニブ)、OMNITARG(登録商標)(2C4、ペツズマブ(petuzumab))、TAK−165、GW−572016(イオナファミブ(ionafamib))、GW−282974、EKB−569、PI−166、dHER2(HER2ワクチン)、APC−8024(HER−2ワクチン)、抗HER/2neu二重特異性抗体、B7.her2IgG3、ASHER2三官能性二重特異性抗体、mABAR−209、mAB2B−1などがある。
ヒストンデアセチラーゼ阻害薬には、デプシペプチド、LAQ−824、MS−275、トラポキシン(trapoxin)、スベロイラニリド・ヒドロキサム酸(SAHA)、TSA、バルプロ酸などがある。
HSP−90阻害薬には、17−AAG−nab、17−AAG、CNF−101、CNF−1010、CNF−2024、17−DMAG、ゲルダナマイシン、IPI−504、KOS−953、MYCOGRAB(登録商標)(HSP−90に対するヒト組換え抗体)、NCS−683664、PU24FC1、PU−3、ラジシコール(radicicol)、SNX−2112、STA−9090VER49009などがある。
アポトーシスタンパク質の阻害薬には、アポマブ(完全ヒト親和性成熟IgG1モノクローナル抗体)、TRAILまたは死受容体を標的とする抗体(例えば、プロアポトーシス受容体作動薬DR4およびDR5)、コナツムマブ、ETR2−ST01、GDC0145、(レクサツムマブ)、HGS−1029、LBY−135、PRO−1762およびトラツズマブなどがある。
MEK阻害薬には、ARRY−142886、ARRY−438162PD−325901、PD−98059などがある。
mTOR阻害薬には、AP−23573、CCI−779、エベロリムス、RAD−001、ラパマイシン、テムシロリムスなどがある。
非ステロイド系抗炎症薬には、AMIGESIC(登録商標)(サルサラート)、DOLOBID(登録商標)(ジフルニサル)、MOTRIN(登録商標)(イブプロフェン)、ORUDIS(登録商標)(ケトプロフェン)、RELAFEN(登録商標)(ナブメトン)、FELDENE(登録商標)(ピロキシカム)、イブプロフェンクリーム、ALEVE(登録商標)(ナプロキセン)およびNAPROSYN(登録商標)(ナプロキセン)、VOLTAREN(登録商標)(ジクロフェナク)、INDOCIN(登録商標)(インドメタシン)、CLINORIL(登録商標)(スリンダク)、TOLECTIN(登録商標)(トルメチン)、LODINE(登録商標)(エトドラク)、TORADOL(登録商標)(ケトロラク)、DAYPRO(登録商標)(オキサプロジン)などがある。
PDGFR阻害薬には、C−451、CP−673、CP−868596などがある。
白金系化学療法薬には、シスプラチン、ELOXATIN(登録商標)(オキサリプラチン)、エプタプラチン(eptaplatin)、ロバプラチン、ネダプラチン、PARAPLATIN(登録商標)(カルボプラチン)、サトラプラチンなどがある。
ポロ様キナーゼ阻害薬には、BI−2536などがある。
トロンボスポンジン類縁体には、ABT−510、ABT−567、TSP−1などがある。
VEGFR阻害薬には、AVASTIN(登録商標)(ベバシズマブ)、ABT−869、AEE−788、ANGIOZYME(商標名)(血管新生を阻害するリボザイム(Ribozyme Pharmaceuticals(Boulder, CO.)およびChiron(Emeryville, CA))、アキシチニブ(AG−13736)、AZD−2171、CP−547,632、IM−862、マクゲン(ペガプタミブ(pegaptamib))、NEXAVAR(登録商標)(ソラフェニブ(sorafenib)、BAY43−9006)、パゾパニブ(GW−786034)、バタラニブ(PTK−787、ZK−222584)、SUTENT(登録商標)(スニチニブ(sunitinib)、SU−11248)、VEGFトラップ、ZACTIMA(商標名)(バンデタニブ、ZD−6474)などがある。
抗生物質には、挿入抗生物質であるアクラルビシン、アクチノマイシンD、アムルビシン、アンナマイシン(annamycin)、アドリアマイシン、BLENOXANE(登録商標)(ブレオマイシン)、ダウノルビシン、CAELYX(登録商標)またはMYOCET(登録商標)(リオソームドキソルビシン)、エルサミツルシン(elsamitrucin)、エピルビシン(epirbucin)、グラルブイシン(glarbuicin)、ZAVEDOS(登録商標)(イダルビシン)、マイトマイシンC、ネモルビシン(nemorubicin)、ネオカルチノスタチン、ペプロマイシン、ピラルビシン、レベッカマイシン、スチマラマー、ストレプトゾシン、VALSTAR(登録商標)(バルルビシン)、ジノスタチンなどがある。
トポイソメラーゼ阻害薬には、アクラルビシン、9−アミノカンプトセシン、アモナフィド(amonafide)、アムサクリン、ベカテカリン(becatecarin)、ベロテカン(belotecan)、BN−80915、CAMPTOSAR(登録商標)(イリノテカン塩酸塩)、カンプトセシン、CARDIOXANE(登録商標)(デクスラゾキシン(dexrazoxine))、ジフロモテカン(diflomotecan)、エドテカリン(edotecarin)、ELLENCE(登録商標)またはPHARMORUBICIN(登録商標)(エピルビシン)、エトポシド、エキサテカン(exatecan)、10−ヒドロキシカンプトセシン、ジマテカン、ルルトテカン(lurtotecan)、ミトキサントロン、オラテシン(orathecin)、ピラルビシン(pirarbucin)、ピキサントロン(pixantrone)、ルビテカン、ソブゾキサン、SN−38、タフルポシド(tafluposide)、トポテカンなどがある。
抗体には、AVASTIN(登録商標)(ベバシズマブ)、CD40特異抗体、chTNT−1/B、デノスマブ、ERBITUX(登録商標)(セテュキマブ)、HUMAX−CD4(登録商標)(ザノリムマブ(zanolimumab))、IGF1R特異抗体、リンツズマブ(lintuzumab)、PANOREX(登録商標)(エドレコロマブ(edrecolomab))、RENCAREX(登録商標)(WXG250)、RITUXAN(登録商標)(リツキシマブ)、チシリムマブ(ticilimumab)、トラスツジマブ(trastuzimab)などがある。
ホルモン療法薬には、ARIMIDEX(登録商標)(アナストロゾール)、AROMASIN(登録商標)(エクセメスタン(exemestane))、アルゾキシフェン(arzoxifene)、CASODEX(登録商標)(ビカルタミド)、CETROTIDE(登録商標)(セトロレリクス)、デガレリクス、デスロレリン(deslorelin)、DESOPAN(登録商標)(トリロスタン)、デキサメタゾン、DROGENIL(登録商標)、(フルタミド)、EVISTA(登録商標)(ラロキシフェン)、AFEMA(商標名)(ファドロゾール)、FARESTON(登録商標)(トレミフェン)、FASLODEX(登録商標)(フルベストラント)、FEMARA(登録商標)、(レトロゾール)、フォルメスタン、糖質コルチコイド類、HECTOROL(登録商標)(ドキセルカルシフェロール)、RENAGEL(登録商標)(セベラマー炭酸塩)、ラソフォキシフェン、酢酸ロイプロリド、MEGACE(登録商標)(メゲステロール(megesterol))、MIFEPREX(登録商標)(ミフェプリストーン)、NILANDRONZ(商標名)(ニルタミド)、NOLVADEX(登録商標)(クエン酸タモキシフェン)、PLENAXIS(商標名)(アバレリクス)、プレジゾン(predisone)、PROPECIA(登録商標)(フィナステリド)、リロスタン(rilostane)、SUPREFACT(登録商標)(ブセレリン)、TRELSTAR(登録商標)(黄体形成ホルモン放出ホルモン(LHRH))、VANTAS(登録商標)(ヒストレリンインプラント)、VETORYL(登録商標)、(トリロスタンまたはモドラスタン(modrastane))、ZOLADEX(登録商標)(フォスレリン(fosrelin)、ゴセレリン(goserelin))などがある。
デルトイド類およびレチノイド類には、セオカルシトール(seocalcitol)(EB1089、CB1093)、レクサカルシトロール(lexacalcitrol)(KH1060)、フェンレチニド(fenretinide)、PANRETIN(登録商標)(アリレチノイン(aliretinoin))、ATRAGEN(登録商標)(リポソームトレチノイン)、TARGRETIN(登録商標)(ベキサロテン)、LGD−1550などがある。
PARP阻害薬には、ABT−888、オラパリブ、KU−59436、AZD−2281、AG−014699、BSI−201、BGP−15、INO−1001、ONO−2231などがある。
植物アルカロイドには、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシン、ビノレルビンなどがあるが、これらに限定されるものではない。
プロテアソーム阻害薬には、VELCADE(登録商標)(ボルテゾミブ)、MG132、NPI−0052、PR−171などがある。
免疫剤の例には、インターフェロン類および他の免疫強化剤などがある。インターフェロン類には、インターフェロンα、インターフェロンα−2a、インターフェロンα−2b、インターフェロンβ、インターフェロンγ−1a、ACTIMMUNE(登録商標)(インターフェロンγ−1b)またはインターフェロンγ−n1、それらの組み合わせなどがある。他の薬剤には、ALFAFERONE(登録商標)、(IFN−α)、BAM−002(酸化グルタチオン)、BEROMUN(登録商標)(タソネルミン(tasonermin))、BEXXAR(登録商標)(トシツモマブ)、CAMPATH(登録商標)(アレムツズマブ)、CTLA4(細胞傷害性リンパ球抗原4)、ダカルバジン(decarbazine)、デニロイキン、エプラツズマブ、GRANOCYTE(登録商標)(レノグラスチム)、レンチナン、白血球αインターフェロン、イミキモド、MDX−010(抗CTLA−4)、メラノーマワクチン、ミツモマブ(mitumomab)、モルグラモスチム(molgramostim)、MYLOTARG(商標名)(ゲムツズマブ・オゾガマイシン)、NEUPOGEN(登録商標)(フィルグラスチム)、OncoVAC−CL、OVAREX(登録商標)(オレゴポマブ)、ペムツモマブ(pemtumomab)(Y−muHMFG1)、PROVENGE(登録商標)(シプリューセル−T)、サルガラモスチム(sargaramostim)、シゾフィラン(sizofilan)、テセロイキン、THERACYS(登録商標)(カルメット-ゲラン桿菌)、ウベニメクス、VIRULIZIN(登録商標)(免疫療法薬、Lorus Pharmaceuticals)、Z−100(丸山ワクチン(SSM))、WF−10(テトラクロロデカオキシド(TCDO))、PROLEUKIN(登録商標)(アルデスロイキン)、ZADAXIN(登録商標)(サイマルファシン)、ZENAPAX(登録商標)(ダクリズマブ)、ZEVALIN(登録商標)(90Y−イブリツモマブ・チウキセタン)などがある。
生物反応修飾物質は、生きている生物の防衛機構または組織細胞の生存、増殖もしくは分化などの生体応答を変えて、それらが抗腫瘍活性を有するようにする薬剤であり、クレスチン(krestin)、レンチナン、シゾフィラン、ピシバニールPF−3512676(CpG−8954)、ウベニメクスなどがある。
ピリミジン類縁体には、シタラビン(araCまたはアラビノシドC)、シトシンアラビノシド、ドキシフルリジン、FLUDARA(登録商標)(フルダラビン)、5−FU(5−フルオロウラシル)、フロクスウリジン、GEMZAR(登録商標)(ゲムシタビン)、TOMUDEX(登録商標)(ラチトレキセド(ratitrexed))、TROXATYL(商標名)(トリアセチルウリジン・トロキサシタビン(troxacitabine))などがある。
プリン類縁体には、LANVIS(登録商標)(チオグアニン)およびPURI−NETHOL(登録商標)(メルカプトプリン)などがある。
有糸分裂阻害剤には、バタブリン(batabulin)、エポチロン(epothilone)D(KOS−862)、N−(2−((4−ヒドロキシフェニル)アミノ)ピリジン−3−イル)−4−メトキシベンゼンスルホンアミド、イクサベピロン(BMS247550)、パクリタキセル、TAXOTERE(登録商標)(ドセタキセル)、PNU100940(109881)、パツピロン(patupilone)、XRP−9881(ラロタキセル)、ビンフルニン(vinflunine)、ZK−EPO(合成エポチロン)などがある。
本発明の化合物は、放射線療法の効力を高める放射線増感剤としても用いることができる。放射線療法の例には、外照射放射線療法、遠隔療法、近接照射療法ならびに密封、非密封線源放射線療法などがある。
さらに、式(I)を有する化合物は、ABRAXANE(商標名)(ABI−007)、ABT−100(ファルネシルトランスフェラーゼ阻害薬)、ADVEXIN(登録商標)(Ad5CMV−p53ワクチン)、ALTOCOR(登録商標)またはMEVACOR(登録商標)(ロバスタチン)、AMPLIGEN(登録商標)(ポリI:ポリC12U、合成RNA)、APTOSYN(登録商標)(エキシスリンド(exisulind))、AREDIA(登録商標)(パミドロン酸)、アルグラビン(arglabin)、L−アスパラギナーゼ、アタメスタン(atamestane)(1−メチル−3,17−ジオン−アンドロスタ−1,4−ジエン)、AVAGE(登録商標)(タザロトン(tazarotne))、AVE−8062(コンブレアスタチン(combreastatin)誘導体)、BEC2(ミツモマブ)、カケクチンまたはカケキシン(cachexin)(腫瘍壊死因子)、カンバキシン(canvaxin)(ワクチン)、CEAVAC(登録商標)(癌ワクチン)、CELEUK(登録商標)(セルモロイキン)、CEPLENE(登録商標)(ヒスタミン・2塩酸塩)、CERVARIX(登録商標)(ヒトパピローマウイルスワクチン)、CHOP(登録商標)(C:CYTOXAN(登録商標)(シクロホスファミド);H:ADRIAMYCIN(登録商標)(ヒドロキシドキソルビシン);O:ビンクリスチン(ONCOVIN(登録商標));P:プレドニゾン)、CYPAT(商標名)(シプロテロン酢酸)、コンブレスタチン(combrestatin)A4P、DAB(389)EGF(ヒト上皮増殖因子に対するHis−Alaリンカーを介して融合したジフテリア毒素の触媒ドメインおよび転座ドメイン)またはTransMID−107R(商標名)(ジフテリア毒素)、ダカルバジン、ダクチノマイシン、5,6−ジメチルキサンテノン−4−酢酸(DMXAA)、エニルウラシル、EVIZON(商標名)(乳酸スクワラミン)、DIMERICINE(登録商標)(T4N5リポソームローション)、ディスコデルモライド、DX−8951f(エキサテカン(exatecan)メシレート)、エンザスタウリン、EPO906(エピチロン(epithilone)B)、GARDASIL(登録商標)(四価ヒトパピローマウイルス(6、11、16、18型)組換えワクチン)、ガストリミューン(GASTRIMMUNE;登録商標)、ゲナセンス(GENASENSE;登録商標)、GMK(ガングリオシド接合体ワクチン)、GVAX(登録商標)(前立腺癌ワクチン)、ハロフジノン、ヒステレリン(histerelin)、ヒドロキシカルバミド、イバンドロン酸、IGN−101、IL−13−PE38、IL−13−PE38QQR(シントレデキン・ベスドトックス(cintredekin besudotox))、IL−13−シュードモナス・エキソトキシン、インターフェロン−α、インターフェロン−γ、JUNOVAN(商標名)またはMEPACT(商標名)(ミファムルチド(mifamurtide))、ロナファルニブ(lonafarnib)、5,10−メチレンテトラヒドロ葉酸塩、ミルテフォシン(miltefosine)(ヘキサデシルホスホコリン)、NEOVASTAT(登録商標)(AE−941)、NEUTREXIN(登録商標)(グルクロン酸トリメトレキセート)、NIPENT(登録商標)(ペントスタチン)、ONCONASE(登録商標)(リボヌクレアーゼ酵素)、ONCOPHAGE(登録商標)(メラノーマワクチン治療薬)、ONCOVAX(IL−2ワクチン)、ORATHECIN(商標名)(ルビテカン)、OSIDEM(登録商標)(抗体系細胞薬)、OVAREX(登録商標)MAb(マウスモノクローナル抗体)、パジタキセル(paditaxel)、PANDIMEX(商標名)(20(S)プロトパナキサジオール(aPPD)および20(S)プロトパナキサトリオール(aPPT)を含む朝鮮人参からのアグリコンサポニン類)、パニツムマブ、PANVAC(登録商標)−VF(治験癌ワクチン)、ペグアスパラガーゼ、PEGインターフェロンA、フェノキソディオル、プロカルバジン、レビマスタット(rebimastat)、REMOVAB(登録商標)(カツマキソマブ(catumaxomab))、REVLIMID(登録商標)(レナリドマイド)、RSR13(エファプロキシラル(efaproxiral))、SOMATULENE(登録商標)LA(ランレオチド(lanreotide))、SORIATANE(登録商標)(アシトレチン)、スタウロスポリン(ストレプトミセス・スタウロスポレス(Streptomyces staurospores))、タラブロスタット(talabostat)(PT100)、TARGRETIN(登録商標)(ベキサロテン)、TAXOPREXIN(登録商標)(DHA−パクリタキセル)、TELCYTA(登録商標)(カンホスファミド、TLK286)、テミリフェン(temilifene)、TEMODAR(登録商標)(テモゾロマイド)、テスミリフェン(tesmilifene)、サリドマイド、THERATOPE(登録商標)(STn−KLH)、チミタック(thymitaq)(2−アミノ−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−5−(4−ピリジルチオ)キナゾリン・2塩酸塩)、TNFERADE(商標名)(アデノベクター:腫瘍壊死因子−αの遺伝子を含むDNAキャリア)、TRACLEER(登録商標)またはZAVESCA(登録商標)(ボセンタン)、トレチノイン(Retin−A)、テトランドリン(tetrandrine)、TRISENOX(登録商標)(三酸化ヒ素)、VIRULIZIN(登録商標)、ウクライン(クサノオウ植物からのアルカロイドの誘導体)、バイタクシン(抗αβ3抗体(anti−alphavbeta3 antibody))、XCYTRIN(登録商標)(モテクサフィン・ガドリニウム)、XINLAY(商標名)(アトラセンタン(atrasentan))、XYOTAX(商標名)(ポリグルタミン酸のパクリタキセル結合物)、YONDELIS(商標名)(トラベクテジン)、ZD−6126、ZINECARD(登録商標)(デクスラゾキサン)、ZOMETA(登録商標)(ゾレドロン酸)、ゾルビシンなどの他の化学療法薬と併用することができる。
実施例1
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例1a
3−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(15.6g、132mmol)のテトラヒドロフラン(400mL)中溶液に−40℃で、N−ブロモコハク酸イミドのテトラヒドロフラン(120mL)中懸濁液を加えた。反応混合物を昇温させて室温とし、4時間撹拌した。固体を濾去した。反応混合物をメタ亜硫酸ナトリウム溶液で反応停止し、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機をブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物を1:1ヘキサン/酢酸エチルで磨砕し、濾過した。濾液を濃縮し、磨砕段階をさらに3回繰り返して、合計25gの標題化合物を得て、それをそれ以上精製せずに用いた。MS(DCI)m/z196.9(M+H)
実施例1b
3−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
実施例1a(25g、127mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(200mL)中溶液に0℃で、水素化ナトリウム(3.37g、133mmol)を数分かけてゆっくり加えた。冷水浴で30分間撹拌後、ベンゼンスルホニルクロライド(17.18mL、133mmol)を注射器によって加えた。溶液を終夜で昇温させて室温とし、水500mLでゆっくり反応停止し、30分間撹拌し、濾過した。得られた固体を水と次にヘキサン300mLで洗浄し、16時間高真空乾燥して、標題化合物34gを得て、それをそれ以上精製せずに用いた。MS(ESI)m/z338.7(M+H)
実施例1c
1−(フェニルスルホニル)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
実施例1b(2.5g、7mmol)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(0.24g、0.29mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(2.07g、8.15mmol)および酢酸カリウム(2.18g、22mmol)の脱気テトラヒドロフラン(5mL)中混合物を密閉し、マイクロ波装置(200WのBiotage Initiator8またはCEM Explorer)にて140℃で20分間加熱した。反応混合物を冷却して室温とし、酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した。水層を分離し、ジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物をフラッシュクロマトグラフィー(20%酢酸エチル/ヘキサン)を用いるシリカゲルで精製して、標題化合物1.9gを固体として得た。MS(ESI)m/z385.0(M+H)
実施例1d
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−ヨードピリジン−2−アミン
2,6−ジクロロ−4−ヨードピリジン(0.1g、0.36mmol)の溶液に過剰(1mL)のシクロヘキシルアミンを加えた。反応混合物を150℃でマイクロ波装置にて20分間加熱した。反応混合物を冷却して室温とし、酢酸エチルで希釈したところ、その際に白色固体が溶液から沈澱した。固体を濾去し、有機層を重炭酸ナトリウム、水、ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物をフラッシュクロマトグラフィーによってシリカゲルで精製して(勾配溶離:0%から50%酢酸エチル/ヘキサン)、標題化合物を油状物として得た。m/z337.0(DCI、M+H)
実施例1e
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例1c(0.103g、0.27mmol)、実施例1d(0.09g、0.27mmol)、触媒量のジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)および1M炭酸ナトリウム溶液(267μL、0.267mmol)のジメトキシエタン/エタノール/水(7:2:3)(3mL)中溶液を150℃でマイクロ波装置にて15分間加熱した。取得物を冷却して室温とし、酢酸エチルで希釈し、ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。粗取得物をメタノール/水(5:1)(3mL)中の水酸化カリウム(0.045g、0.8mmol)で室温にて2時間処理し、酢酸エチルで希釈し、水、ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物をフラッシュクロマトグラフィーを用いてシリカゲルで精製して(勾配溶離:10%から100%酢酸エチル/ヘキサン)、標題化合物39mgを得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.11−1.45(m、5H)1.49−1.63(m、1H)1.63−1.81(m、2H)1.81−2.04(m、2H)3.51−3.83(m、1H)6.75(d、J=7.80Hz、1H)6.81−6.92(m、2H)7.21(dd、J=8.14、4.75Hz、1H)8.11(d、J=2.37Hz、1H)8.26−8.35(m、2H)12.13(s、1H)。MS(DCI)m/z327.1(M+H)
実施例2
N−ベンジル−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例2a
N−ベンジル−6−クロロ−4−ヨードピリジン−2−アミン
シクロヘキシルアミンに代えてベンジルアミンを用い、実施例1dに記載の方法に従って、実施例2a(1.8g)を製造した。MS(ESI)m/z345.1(M+H)
実施例2b
N−ベンジル−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例1c(0.11g、0.284mmol)、実施例2a(0.093g、0.27mmol)、触媒量のジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)および1M炭酸ナトリウム水溶液(405μL、0.405mmol)のジメトキシエタン/エタノール/水(7:2:3)(2mL)中溶液を、150℃でマイクロ波装置にて15分間加熱した。取得物を冷却して室温とし、酢酸エチルで希釈し、ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物をフラッシュクロマトグラフィーを用いてシリカゲルで精製して(勾配溶離:10%から65%酢酸エチル/ヘキサン)、標題生成物30mgを得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm4.49(d、J=6.10Hz、2H)6.87(s、1H)6.93(d、J=1.36Hz、1H)7.17(dd、J=7.97、4.58Hz、1H)7.21−7.30(m、1H)7.31−7.44(m、5H)8.12(s、1H)8.16(d、J=7.12Hz、1H)8.29(dd、J=4.75、1.36Hz、1H)12.14(s、1H)。MS(ESI)m/z334.9(M+H)
実施例3
N−アリル−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例3a
N−アリル−6−クロロ−4−ヨードピリジン−2−アミン
シクロヘキシルアミンに代えてアリルアミンを用い、実施例1dに記載の方法に従って、実施例3a(0.114g)を製造した。MS(DCI)m/z249.9(M+H)
実施例3b
N−アリル−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例1dに代えて実施例3aを用い、実施例1eに記載の方法に従って、実施例3b(0.02g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm3.80−4.04(m、2H)5.03−5.18(m、1H)5.18−5.33(m、1H)5.77−6.08(m、1H)6.82−6.97(m、2H)7.02(t、J=5.76Hz、1H)7.21(dd、J=7.80、5.09Hz、1H)8.13(s、1H)8.25−8.36(m、2H)12.15(s、1H)。MS(ESI)m/z284.9(M+H)
実施例4
3−(2−クロロ−6−ピペリジン−1−イルピリジン−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
実施例4a
2−クロロ−4−ヨード−6−(ピペリジン−1−イル)ピリジン
シクロヘキシルアミンに代えてピペリジンを用い、実施例1dに記載の方法に従って、実施例4a(0.12g)を製造した。MS(DCI)m/z323.0(M+H)
実施例4b
3−(2−クロロ−6−ピペリジン−1−イルピリジン−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
実施例2aに代えて実施例4aを用い、実施例2bに記載の方法に従って、実施例4b(0.06g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.44−1.76(m、6H)3.50−3.68(m、4H)6.98(d、J=2.71Hz、2H)7.20(dd、J=7.80、4.75Hz、1H)8.21(s、1H)8.28−8.32(m、1H)8.32−8.34(m、1H)12.18(s、1H)。MS(ESI)m/z312.9(M+H)
実施例5
N−ベンジル−6−クロロ−N−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例5a
N−ベンジル−6−クロロ−4−ヨード−N−メチルピリジン−2−アミン
シクロヘキシルアミンに代えてN−メチル−1−フェニルメタンアミンを用い、実施例1dに記載の方法に従って、実施例5a(0.12g)を製造した。MS(DCI)m/z359.0(M+H)
実施例5b
N−ベンジル−6−クロロ−N−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例2aに代えて実施例5aを用い、実施例2bに記載の方法に従って、実施例5b(0.013g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm3.15(s、3H)4.82(s、2H)6.78(s、1H)6.98(s、1H)7.14(dd、J=8.14、4.75Hz、1H)7.22−7.32(m、3H)7.31−7.43(m、2H)8.07(d、J=6.78Hz、1H)8.16(d、J=3.05Hz、1H)8.28(dd、J=4.58、1.53Hz、1H)12.18(s、1H)。MS(ESI)m/z348.9(M+H)
実施例6
3−[2−クロロ−6−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
実施例6a
2−クロロ−6−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)−4−ヨードピリジン
2,6−ジクロロ−4−ヨードピリジン(1g、3.65mmol)および3,3−ジフルオロアゼチジン塩酸塩(0.497g、3.83mmol)のテトラヒドロフラン(25mL)中懸濁液にジイソプロピルエチルアミン(0.797mL、4.56mmol)を加えた。反応混合物を90℃で16時間加熱した。追加の当量のアミンおよび塩基をさらに加え、得られた懸濁液を100℃で数時間加熱し、冷却し、酢酸エチルで希釈し、水、ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物をフラッシュクロマトグラフィーを用いてシリカゲルで精製して(5%から20%酢酸エチル/ヘキサン)、標題化合物0.6gを得た。MS(DCI)m/z331.0(M+H)
実施例6b
3−[2−クロロ−6−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
実施例2aに代えて実施例6aを用い、粗取得物をジクロロメタンで磨砕して、実施例2bに記載の方法に従って実施例6bを製造して、標題化合物0.03gを得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm4.49(t、J=12.38Hz、4H)6.81(d、J=1.36Hz、1H)7.11−7.31(m、2H)8.24(s、1H)8.31(dd、J=4.58、1.53Hz、1H)8.40(dd、J=7.97、1.53Hz、1H)12.25(s、1H)。MS(ESI)m/z320.9(M+H)
実施例7
3−[2−クロロ−6−(2,3−ジメチルフェニル)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
実施例7a
3−(2,6−ジクロロピリジン−4−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
2,6−ジクロロ−4−ヨードピリジン(5g、18.26mmol)および実施例1c(7.7g、20.1mmol)のジメトキシエタン/水(8:2)(50mL)中溶液にジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(0.64g、0.91mmol)および1M炭酸ナトリウム水溶液14.6mLを加えた。得られた溶液を80℃で16時間加熱し、冷却し、酢酸エチルで希釈した。有機層を水で洗浄し、両層を濾過して、標題化合物6.1gを得た。MS(ESI)m/z403.9(M+H)
実施例7b
3−[2−クロロ−6−(2,3−ジメチルフェニル)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
実施例7a(0.08g、0.2mmol)のジメトキシエタン/エタノール/水(7:2:3)(2mL)中溶液に2,3−ジメチルフェニルボロン酸(0.036g、0.27mmol)、触媒量のジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)および1M炭酸ナトリウム水溶液0.297mLを加えた。内容物を150℃で30分間マイクロ波装置にて加熱した。反応を酢酸エチルで希釈し、ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物をフラッシュクロマトグラフィーを用いてシリカゲルで精製した(勾配溶離、酢酸エチル/ヘキサン0%から50%)。分画濃縮後に得られた取得物(35mg)を、流量50mL/分(0から0.5分10%A、0.5から7.0分の直線勾配10%から95%A、7.0から10.0分95%A、10.0から12.0分の直線勾配95%から10%A)でアセトニトリル(A)および0.1%トリフルオロ酢酸/水(B)の勾配で溶離を行うPhenomenex Luna C8(2) 5μm 100Å AXIAカラム(30mm×75mm)での分取HPLCによって精製して、標題化合物9mgを得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm2.19−2.27(m、3H)2.33(s、3H)6.94−7.53(m、4H)7.80(d、J=9.52Hz、2H)8.19−8.55(m、3H)12.36(s、1H)。MS(ESI)m/z333.9(M+H)
実施例8
6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルピリジン−2−アミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミン(0.075g、0.742mmol)の存在下に、実施例7a(0.1g、0.25mmol)を150℃で30分間マイクロ波装置にて加熱した。得られた取得物を冷却し、酢酸エチルで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム、水およびブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物をフラッシュクロマトグラフィーを用いてシリカゲルで精製して(勾配溶離:10%から60%酢酸エチル/ヘキサン)、標題化合物6.8mgを得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.32−1.60(m、2H)1.76−2.05(m、2H)3.34−3.56(m、2H)3.71−4.00(m、3H)6.84−6.96(m、3H)7.21(dd、J=7.93、4.76Hz、1H)8.13(d、J=2.78Hz、1H)8.26−8.37(m、2H)12.15(s、1H)。MS(ESI)m/z328.9(M+H)
実施例9
2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサノール
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて2−アミノシクロヘキサノールを用い、粗取得物をジクロロメタンで磨砕して、実施例8に記載の方法に従って、実施例9を製造して、標題化合物0.03gを得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.20−1.43(m、3H)1.45−1.70(m、5H)1.72(s、1H)3.85(s、1H)4.61(d、J=3.97Hz、1H)6.57(d、J=7.93Hz、1H)6.87(s、1H)7.05(s、1H)7.20(dd、J=8.13、4.56Hz、1H)8.13(d、J=2.78Hz、1H)8.30(d、J=4.36Hz、1H)8.41(d、J=6.74Hz、1H)12.13(s、1H)。MS(ESI)m/z343.0(M+H)
実施例10
6−クロロ−N−(2−メトキシエチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて2−メトキシエタンアミンを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例10(0.008g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm3.30(s、3H)3.37−3.59(m、4H)6.83−7.02(m、3H)7.21(dd、J=7.93、4.76Hz、1H)8.14(s、1H)8.22−8.41(m、2H)12.15(s、1H)。MS(ESI)m/z302.9(M+H)
実施例11
2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エタノール
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて2−アミノエタノールを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例11(0.03g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm3.32−3.41(m、2H)3.56(q、J=5.76Hz、2H)4.73(t、J=5.43Hz、1H)6.90(t、J=10.17Hz、3H)7.20(dd、J=7.80、4.75Hz、1H)8.13(s、1H)8.24−8.41(m、2H)12.14(s、1H)。MS(ESI)m/z288.9(M+H)
実施例12
6−クロロ−N,N−ビス(2−メトキシエチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えてビス−(2−メトキシエチル)アミンを用い、粗取得物をエタノール/水(5mL、5:1)中の水酸化カリウム(10当量)で40℃にて1時間処理して、実施例8に記載の方法に従って、実施例12を製造し、その後精製して、標題化合物0.035gを得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm3.29(s、6H)3.55(t、J=5.75Hz、4H)3.72(t、J=5.55Hz、4H)6.93(d、J=9.12Hz、2H)7.20(dd、J=7.54、5.16Hz、1H)8.17(d、J=2.78Hz、1H)8.25−8.37(m、2H)12.18(s、1H)。MS(ESI)m/z288.9(M+H)
実施例13
6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(テトラヒドロフラン−2−イルメチル)ピリジン−2−アミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて(テトラヒドロフラン−2−イル)メタンアミンを用いて、粗取得物をエタノール/水(5mL、5:1)中の水酸化カリウム(10当量)で40℃にて1時間処理し、実施例8に記載の方法に従って、実施例13を製造して、その後に精製して、標題化合物0.055gを得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.47−1.68(m、1H)1.74−1.99(m、3H)3.33−3.49(m、2H)3.56−3.75(m、1H)3.75−3.91(m、1H)3.91−4.12(m、1H)6.88−6.96(m、2H)7.00(s、1H)7.21(dd、J=7.93、4.76Hz、1H)8.14(d、J=2.78Hz、1H)8.22−8.46(m、2H)12.14(s、1H)。m/z328.9(ESI、M+H)
実施例14
トランス4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサノール
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えてトランス−4−アミノシクロヘキサノールを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例14(0.03g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.99−1.48(m、4H)1.74−2.05(m、4H)3.44(dd、J=9.32、4.92Hz、1H)3.52−3.77(m、1H)4.53(d、J=4.07Hz、1H)6.71(d、J=7.80Hz、1H)6.85(d、J=3.39Hz、2H)7.20(dd、J=7.46、5.09Hz、1H)8.12(d、J=2.03Hz、1H)8.21−8.51(m、2H)12.13(s、1H)。MS(ESI)m/z343.0(M+H)
実施例15
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,4−ジアミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えてシクロヘキサン−1,4−ジアミンを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例15(0.025g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.01−1.33(m、4H)1.70−1.87(m、2H)1.88−2.02(m、2H)2.50−2.62(m、1H)3.58(d、1H)6.70(d、J=7.80Hz、1H)6.77−6.90(m、2H)7.19(dd、J=7.46、5.09Hz、1H)8.07−8.13(m、1H)8.21−8.37(m、2H)。MS(ESI)m/z342.0(M+H)
実施例16
6−クロロ−N−(2−メトキシシクロヘキシル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて2−メトキシシクロヘキサンアミンを用い、粗取得物をエタノール/水(5mL、5:1)中の水酸化カリウム(10当量)で40℃にて1時間処理し、実施例8に記載の方法に従って、実施例16を製造し、その後に精製を行って、標題化合物0.033gを得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.26−1.75(m、6H)1.94(d、J=6.44Hz、1H)3.25−3.29(m、3H)3.39−3.55(m、1H)3.91−4.08(m、1H)6.66(d、J=8.48Hz、1H)6.88(d、J=1.36Hz、1H)7.10(s、1H)7.20(dd、J=7.97、4.58Hz、1H)7.86−7.97(m、1H)8.13(d、J=2.71Hz、1H)8.30(dd、J=4.58、1.53Hz、1H)8.36−8.48(m、1H)12.12(s、1H)。MS(ESI)m/z357.0(M+H)
実施例17
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,2−ジアミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えてシクロヘキサン−1,2−ジアミンを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例17(0.015g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.20−1.42(m、3H)1.41−1.72(m、4H)1.73−1.96(m、2H)2.66−2.85(m、1H)3.02(d、J=3.39Hz、1H)3.79−3.96(m、1H)6.56−6.81(m、1H)6.83−7.06(m、2H)7.21(dd、J=7.80、4.75Hz、1H)8.07−8.17(m、1H)8.24−8.44(m、2H)11.53−12.57(m、1H)。MS(ESI)m/z342.0(M+H)
実施例18
1−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2−メチルプロパン−2−オール
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オールを用い、粗取得物をエタノール/水(5mL、5:1)中の水酸化カリウム(10当量)で40℃にて1時間処理し、実施例8に記載の方法に従って、実施例18を製造し、その後に精製を行って、標題化合物0.025gを得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.95−1.33(m、6H)3.13−3.32(m、2H)4.55(s、1H)6.74(t、J=5.55Hz、1H)6.89(s、1H)7.08(s、1H)7.20(dd、J=8.13、4.56Hz、1H)8.14(s、1H)8.30(d、J=4.76Hz、1H)8.40(d、J=6.74Hz、1H)12.14(s、1H)。MS(ESI)m/z317.0(M+H)
実施例19
4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}ブタン−1−オール
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて4−アミノブタン−1−オールを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例19(0.03g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.43−1.68(m、4H)3.16−3.28(m、2H)3.38−3.51(m、2H)4.31−4.51(m、1H)6.78−6.94(m、3H)7.12−7.29(m、1H)8.06−8.17(m、1H)8.22−8.39(m、2H)11.97−12.29(m、1H)。MS(ESI)m/z316.9(M+H)
実施例20
5−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルペンタン−1−オール
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて5−アミノ−2,2−ジメチルペンタン−1−オールを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例20(0.04g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.81(s、6H)1.15−1.34(m、2H)1.40−1.64(m、2H)3.10(t、J=5.59Hz、2H)3.13−3.28(m、2H)4.31−4.53(m、1H)6.74−7.00(m、3H)7.05−7.35(m、1H)8.01−8.21(m、1H)8.19−8.39(m、2H)11.92−12.33(m、1H)。MS(ESI)m/z359.0(M+H)
実施例21
N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メタンスルホンアミド
実施例15(0.125g、0.366mmol)のN,N−ジメチルアセトアミド(2mL)中溶液にジイソプロピルエチルアミン(0.095g、0.731mmol)と次にメタンスルホニルクロライド(0.052g、0.457mmol)を加えた。反応液を50℃で2時間加熱し、冷却し、酢酸エチルで希釈した。有機層を飽和NaHCO、ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物をフラッシュクロマトグラフィーを用いてシリカゲルで精製して(勾配溶離、0%から10%メタノール/ジクロロメタン)、標題化合物0.02gを得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.07−1.54(m、4H)1.73−2.12(m、4H)2.81(s、3H)3.47−3.68(m、1H)6.77(d、J=7.54Hz、1H)6.86(d、J=3.57Hz、2H)7.01(dd、J=15.07、7.14Hz、2H)7.21(dd、J=7.73、4.96Hz、1H)8.12(s、1H)8.24−8.37(m、2H)12.14(s、1H)。MS(ESI)m/z420.0(M+H)
実施例22
N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド
メタンスルホニルクロライドに代えて無水酢酸を用い、実施例21に記載の方法に従って、実施例22(0.014g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.14−1.38(m、4H)1.68−1.91(m、5H)2.01(s、3H)3.59(d、J=36.88Hz、1H)6.73−6.79(m、1H)6.83−6.90(m、2H)7.11−7.32(m、1H)7.63−7.86(m、1H)8.03−8.19(m、1H)8.23−8.40(m、2H)12.02−12.29(m、1H)。MS(ESI)m/z384.0(M+H)
実施例23
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,3−ジアミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えてシクロヘキサン−1,3−ジアミンを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例23(0.11g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.63−1.53(m、4H)1.54−1.90(m、2H)1.82−2.29(m、2H)2.55−2.81(m、1H)3.52−3.81(m、1H)6.61−7.01(m、3H)7.05−7.32(m、1H)8.1(s、1H)8.21−8.42(m、2H)11.74−11.75(brs、1H)。MS(ESI)m/z342.0(M+H)
実施例24
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メタンスルホンアミド
実施例15に代えて実施例23を用い、実施例21に記載の方法に従って、実施例24(0.03g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.86−1.50(m、4H)1.61−2.01(m、4H)2.13−2.35(m、1H)2.93(s、3H)3.73(d、J=7.54Hz、1H)6.69−7.00(m、3H)7.09(d、J=7.14Hz、1H)7.21(dd、J=7.54、5.16Hz、1H)8.13(d、J=2.78Hz、1H)8.21−8.42(m、2H)12.14(s、1H)。MS(ESI)m/z419.9(M+H)
実施例25
6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピリジン−2−アミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メタンアミンを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例25(0.04g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.09−1.46(m、4H)1.57−1.74(m、2H)1.70−1.92(m、1H)3.05−3.24(m、2H)3.68−4.02(m、2H)6.73−7.04(m、3H)7.08−7.33(m、1H)8.00−8.22(m、1H)8.19−8.41(m、2H)11.90−12.40(m、1H)。MS(ESI)m/z342.9(M+H)
実施例26
3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサノール
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて3−アミノシクロヘキサノールを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例26(0.02g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.96−1.59(m、4H)1.60−1.97(m、4H)2.04−2.28(m、1H)3.40−3.76(m、1H)4.54−4.73(m、1H)6.68−6.97(m、3H)7.12−7.31(m、1H)8.05−8.20(m、1H)8.22−8.39(m、2H)11.90−12.42(m、1H)。m/z341.0(ESI、M−H)
実施例27
6−クロロ−N−(ピリジン−3−イルメチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えてピリジン−3−イルメタンアミンを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例27(0.1g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm4.52(d、J=5.95Hz、2H)6.82−7.03(m、2H)7.19(dd、J=8.13、4.56Hz、1H)7.31−7.52(m、2H)7.69−7.90(m、1H)8.14(s、1H)8.19−8.34(m、2H)8.47(dd、J=4.76、1.59Hz、1H)8.62(d、J=1.98Hz、1H)12.16(s、1H)。MS(ESI)m/z335.9(M+H)
実施例28
6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルメチル)ピリジン−2−アミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)メタンアミンを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例28(0.05g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.15−1.39(m、1H)1.41−1.69(m、2H)1.72−1.98(m、2H)3.06−3.20(m、4H)3.63−3.92(m、2H)6.78−7.01(m、3H)7.06−7.30(m、1H)8.01−8.21(m、1H)8.21−8.40(m、2H)11.95−12.33(m、1H)。MS(ESI)m/z343.0(M+H)
実施例29
6−クロロ−N−(ピロリジン−3−イルメチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて3−(アミノメチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例29を製造した。クロマトグラフィー後に得られた中間体をトリフルオロ酢酸(1mL)で25℃にて1時間処理し、濃縮して、標題化合物0.03gをトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.42−1.72(m、2H)1.98−2.21(m、2H)2.92−3.20(m、2H)3.19−3.45(m、2H)3.85−4.15(m、1H)6.83−7.02(m、2H)6.95−7.14(m、1H)7.14−7.39(m、1H)8.04−8.23(m、1H)8.21−8.43(m、2H)8.39−8.62(m、1H)12.02−12.34(m、1H)。MS(ESI)m/z327.9(M+H)
実施例30
6−クロロ−N−(2,3−ジメチルベンジル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて(2,3−ジメチルフェニル)メタンアミンを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例30(0.08g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm2.20−2.31(m、6H)4.45(d、J=5.55Hz、2H)6.93(s、2H)6.98−7.12(m、2H)7.12−7.23(m、3H)8.13(s、1H)8.22(d、J=7.54Hz、1H)8.29(d、J=3.17Hz、1H)12.14(s、1H)。MS(ESI)m/z361.0(M−H)
実施例31
6−クロロ−N−(ピリジン−4−イルメチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えてピリジン−4−イルメタンアミンを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例31(0.02g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm4.45−4.62(m、2H)6.91(s、1H)6.96(s、1H)7.19(dd、J=8.14、4.75Hz、1H)7.37(d、J=5.76Hz、2H)7.51(t、J=6.10Hz、1H)8.14(s、1H)8.21(d、J=7.80Hz、1H)8.30(dd、J=4.75、1.36Hz、1H)8.47−8.56(m、2H)12.16(s、1H)。m/z335.9(ESI、M+H)
実施例32
6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルメチル)ピリジン−2−アミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)メタンアミンを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例32(0.052g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.10−1.40(m、4H)1.59−1.74(m、2H)1.69−1.86(m、1H)3.09−3.23(m、2H)3.76−3.98(m、2H)6.78−7.01(m、3H)7.11−7.31(m、1H)8.06−8.21(m、1H)8.22−8.40(m、2H)12.04−12.25(brs、1H)。MS(ESI)m/z342.0(M+H)
実施例33
6−クロロ−N−ピペリジン−4−イル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて4−アミノピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例33を製造した。精製後に得られた残留物をトリフルオロ酢酸(1mL)25℃にて1時間で処理した。溶媒を除去して、標題化合物0.05gをトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.45−1.76(m、2H)2.01−2.18(m、2H)3.10(s、2H)3.32(d、J=12.29Hz、2H)6.85−6.97(m、2H)6.97−7.09(m、1H)7.10−7.35(m、1H)8.05−8.22(m、1H)8.22−8.42(m、2H)8.38−8.62(m、1H)12.04−12.34(m、1H)。MS(ESI)m/z327.9(M+H)
実施例34
6−クロロ−N−(4−メトキシシクロヘキシル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて4−メトキシシクロヘキサンアミンを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例34(0.03g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.45−1.86(m、8H)1.89−2.09(m、1H)3.20−3.28(m、3H)3.79(d、J=3.17Hz、1H)6.70−6.97(m、2H)7.14−7.32(m、1H)7.89(d、1H)8.23(d、2H)8.47(d、1H)12.28(d、1H)。MS(ESI)m/z357.0(M+H)
実施例35
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド
実施例15に代えて実施例23を用い、メタンスルホニルクロライドに代えて無水酢酸を用いて、実施例21に記載の方法に従って、実施例35(0.015g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.95−1.50(m、4H)1.47−1.75(m、4H)1.74−1.86(m、3H)3.50−3.81(m、1H)3.86−4.22(m、1H)6.70−7.04(m、3H)7.21(dd、J=7.93、4.76Hz、1H)7.77(dd、J=7.34、2.97Hz、1H)8.13(d、J=2.78Hz、1H)8.25−8.44(m、2H)12.14(s、1H)。MS(ESI)m/z384.0(M+H)
実施例36
6−クロロ−N−(4−クロロ−2−フルオロベンジル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて(4−クロロ−2−フルオロフェニル)メタンアミンを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例36(0.07g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm4.51(d、J=5.76Hz、2H)6.95(d、J=7.12Hz、2H)7.20(dd、J=8.14、4.75Hz、1H)7.28(dd、J=8.31、1.86Hz、1H)7.33−7.52(m、3H)8.14(s、1H)8.20−8.35(m、2H)12.16(s、1H)、MS(ESI)m/z386.9(M+H)
実施例37
6−クロロ−N−{[2−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル]メチル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて(2−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル)メタンアミンを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例37(0.04g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm4.64(d、J=5.55Hz、2H)6.98(d、J=9.91Hz、2H)7.10−7.27(m、2H)7.47(dd、J=7.93、4.76Hz、2H)7.66(dd、J=8.33、1.59Hz、1H)7.85(d、J=5.95Hz、1H)7.95−8.07(m、1H)8.15(s、1H)8.21−8.34(m、2H)8.43(d、J=4.36Hz、1H)8.49(d、J=2.78Hz、1H)12.17(s、1H)。m/z429.9(ESI、M+H)
実施例38
6−クロロ−N−(ピペリジン−3−イルメチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて3−(アミノメチル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例38を製造した。精製後に得られた取得物をトリフルオロ酢酸(1mL)で25℃にて1時間処理した。反応混合物を酢酸エチルに取り、飽和NaHCO溶液で洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮して、標題化合物0.03gを遊離塩基として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.01−1.28(m、2H)1.42(s、1H)1.55−1.89(m、3H)2.18−2.41(m、2H)2.90(s、1H)3.04−3.20(m、3H)6.79−7.02(m、3H)7.05−7.32(m、1H)8.04−8.22(m、1H)8.22−8.39(m、2H)11.97−12.30(m、1H)。MS(ESI)m/z342.0(M+H)
実施例39
1−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}プロパン−2−オール
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて1−アミノプロパン−2−オールを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例39(0.011g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.06−1.19(m、3H)3.12−3.27(m、2H)3.72−3.86(m、1H)4.74(d、J=4.75Hz、1H)6.77−6.87(m、1H)6.86−6.92(m、1H)6.95−6.99(m、1H)7.08−7.32(m、1H)8.02−8.21(m、1H)8.22−8.44(m、2H)12.01−12.27(m、1H)。MS(ESI)m/z302.9(M+H)
実施例40
3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロパン−1−オール
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて3−アミノ−2,2−ジメチルプロパン−1−オールを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例40(0.04g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.79−0.97(m、6H)3.16(dd、J=5.76、4.07Hz、4H)4.57−4.75(m、1H)6.76−6.84(m、1H)6.86−6.92(m、1H)6.97−7.05(m、1H)7.16−7.27(m、1H)8.07−8.20(m、1H)8.25−8.40(m、2H)12.08−12.20(m、1H)。MS(ESI)m/z330.9(M+H)
実施例41
2−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エトキシ)エタノール
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて2−(2−アミノエトキシ)エタノールを用い、実施例8に記載の方法に従って、実施例41(0.04g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm3.37−3.68(m、8H)4.59(t、J=5.43Hz、1H)6.78−7.01(m、3H)7.15−7.28(m、1H)8.07−8.19(m、1H)8.24−8.40(m、2H)11.78−12.39(m、1H)。MS(ESI)m/z332.9(M+H)
実施例42
トランス−N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]シクロヘキサン−1,4−ジアミン
実施例42a
3−[6−クロロ−2−(メチルチオ)ピリミジン−4−イル]−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
4,6−ジクロロ−2−(メチルチオ)ピリミジン(0.558g、2.86mmol)、実施例1c(1g、2.60mmol)、2M CsCO水溶液(1.30mL、2.60mmol)、1,2−ジメトキシエタン/ジメチルホルムアミド(9/1、12mL)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0.120g、0.104mmol)の混合物を排気し、窒素でパージした。混合物を80℃で窒素下に30分間加熱し、冷却して室温とした。固体を濾取し、ヘキサンで洗浄し、真空乾燥して、標題化合物を得た(606mg、収率56%)。
実施例42b
3−(6−クロロ−2−(メチルスルホニル)ピリミジン−4−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
実施例42a(3.0g、7.20mmol)およびオキソン(登録商標)(45g、48.8mmol)の酢酸エチル(400mL)およびHO(1mL)中混合物を80℃で16時間撹拌した。反応混合物を濾過し、固体を酢酸エチル(約600mL)で洗浄した。濾液を減圧下に濃縮して、標題化合物を得た(2.8g、収率87%)。
実施例42c
トランス−N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]シクロヘキサン−1,4−ジアミン
実施例42b(160mg、0.356mmol)、トランス−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(81mg、0.713mmol)、トリエチルアミン(0.10mL、0.713mmol)およびジオキサン(4mL)の混合物を60℃で2時間加熱した。反応混合物を冷却し、減圧下に濃縮した。残留物をメタノール(3mL)に取り、NaOH溶液(1.0mL、1.0mmol)を滴下し、室温で1時間撹拌し、希塩酸で中和し、逆相HPLC(実施例7bに記載のものと同じ条件)によって精製して、標題生成物を得た(28mg、収率23%)。MS(ESI)m/z343(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.33−1.63(m、4H)1.98−2.20(m、4H)2.99−3.15(m、1H)3.73−3.87(m、1H)7.11(s、1H)7.17(dd、J=7.93、4.58Hz、1H)7.73(s、2H)8.30(dd、J=4.58、1.53Hz、1H)8.36(s、1H)8.78(d、J=7.93Hz、1H)12.05(s、1H)。
実施例43
N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]シクロヘキサン−1,3−ジアミン
トランス−シクロヘキサン−1,4−ジアミンに代えてシクロヘキサン−1,3−ジアミンを用い、実施例42cに記載の方法に従って、実施例43を製造した。MS(ESI)m/z343(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.19−1.54(m、4H)1.81−2.08(m、3H)2.28−2.37(m、1H)3.12−3.25(m、1H)3.85−3.97(m、1H)7.12(s、1H)7.19(dd、J=7.93、4.58Hz、1H)7.76(s、2H)8.29(dd、J=4.73、1.68Hz、1H)8.37(s、1H)8.77(d、J=7.93Hz、1H)12.05(s、1H)。
実施例44
トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサノール
トランス−シクロヘキサン−1,4−ジアミンに代えてトランス−4−アミノシクロヘキサノールを用い、実施例42cに記載の方法に従って、実施例44を製造した。MS(ESI)m/z344(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.24−1.47(m、4H)1.84−2.08(m、4H)3.42−3.54(m、1H)3.73−3.84(m、1H)7.08(s、1H)7.15−7.21(m、1H)8.29(dd、J=4.58、1.53Hz、1H)8.35(s、1H)8.80(d、J=7.02Hz、1H)12.04(s、1H)。
実施例45
4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルピリミジン−2−アミン
トランス−シクロヘキサン−1,4−ジアミンに代えてテトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンを用い、実施例42cに記載の方法に従って、実施例45を製造した。MS(ESI)m/z330(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.51−1.70(m、2H)1.85−2.01(m、2H)3.40−3.54(m、2H)3.86−3.97(m、2H)3.98−4.14(m、1H)7.10(s、1H)7.13−7.25(m、2H)8.28(dd、J=4.73、1.68Hz、1H)8.35(s、1H)8.77(d、J=7.63Hz、1H)12.02(s、1H)。
実施例46
N−ベンジル−4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン
トランス−シクロヘキサン−1,4−ジアミンに代えてフェニルメタンアミンを用い、実施例42cに記載の方法に従って、実施例46を製造した。MS(ESI)m/z336(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm4.62(d、J=6.41Hz、2H)7.06−7.14(m、2H)7.21(t、J=7.32Hz、1H)7.31(t、J=7.63Hz、2H)7.36−7.42(m、2H)7.71(s、1H)8.25(dd、J=4.73、1.68Hz、1H)8.33(s、1H)8.62(s、1H)12.00(s、1H)。
実施例47
2−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}−3−フェニルプロパン−1−オール
トランス−シクロヘキサン−1,4−ジアミンに代えて2−アミノ−3−フェニルプロパン−1−オールを用い、実施例42cに記載の方法に従って、実施例47を製造した。MS(ESI)m/z380(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm2.83−2.91(m、1H)3.49−3.61(m、2H)4.25−4.34(m、1H)4.50(t、J=5.49Hz、1H)6.87(d、J=8.24Hz、1H)7.06(s、1H)7.09−7.19(m、2H)7.22(t、J=7.48Hz、2H)7.27−7.32(m、2H)8.28(dd、J=4.73、1.68Hz、1H)8.32(s、1H)8.75(d、J=7.93Hz、1H)11.97(s、1H)。
実施例48
(S)−4−クロロ−N−(1−メトキシ−3−フェニルプロパン−2−イル)−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン
トランス−シクロヘキサン−1,4−ジアミンに代えて(2S)−1−メトキシ−3−フェニルプロパン−2−アミンを用い、実施例42cに記載の方法に従って、実施例48を製造した。MS(ESI)m/z394(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm2.84−2.95(m、2H)3.30(s、3H)3.37−3.55(m、2H)4.39−4.50(m、1H)6.98−7.05(m、1H)7.07(s、1H)7.09−7.32(m、6H)8.28(dd、J=4.58、1.53Hz、1H)8.32(s、1H)8.74(d、J=7.93Hz、1H)12.01(s、1H)。
実施例49
4−クロロ−N−シクロヘキシル−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン
実施例49a
3−(6−メトキシ−2−(メチルチオ)ピリミジン−4−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
4−クロロ−6−メトキシ−2−(メチルチオ)ピリミジン(10.2g、53.7mmol)、1−(フェニルスルホニル)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(18.8g、48.8mmol)、2M KCO水溶液(48.8mL、98.0mmol)、1,2−ジメトキシエタン/ジメチルホルムアミド(9/1、200mL)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(2.26g、1.95mmol)の混合物を排気し、Nでパージし、85℃で20分間加熱した。冷却した反応混合物を濾過して、標題化合物を得た(13.0g、31.5mmol、収率64.6%)。
実施例49b
3−(6−メトキシ−2−(メチルスルホニル)ピリミジン−4−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
実施例49a(6.2g、15.0mmol)およびOXONE(登録商標)(92g、150mmol)の酢酸エチル(350mL)中混合物を77℃で2日間撹拌した。反応混合物を濾過し、固体をジクロロメタンで洗浄した。有機相を減圧下に濃縮して、標題化合物を得た(6.3g、14.2mmol、収率94%)。
実施例49c
N−シクロヘキシル−4−メトキシ−6−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン
実施例49b(6.7g、15.1mmol)およびシクロヘキサンアミン(6.90mL、60.3mmol)のジオキサン(165mL)中溶液を100℃で終夜加熱した。反応混合物を減圧下に濃縮して所望の生成物を得て(粗生成物、6.99g、約15.1mmol)、それを直接次の段階に用いた。
実施例49d
2−(シクロヘキシルアミノ)−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−4(3H)−オン
実施例49d(粗、6.99g、約15.1mmol)に、ジオキサン(150mL)および1M NaOH水溶液(75mL、75mmol)を加えた。反応混合物を100℃で1.5時間加熱した。濃縮後、残留物を水とジクロロメタンとの間で分配した。有機層をNaSOで脱水し、シリカゲルで濾過し、酢酸エチルで溶離を行い、濃縮した。残留物をHCl(12%HO溶液、55mL)に溶かし、80℃で2日間加熱した。冷却した反応混合物を濾過し、標題化合物を白色固体(3.8g)として回収した。
実施例49e
4−クロロ−N−シクロヘキシル−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン
実施例49d(100mg、0.323mmol)、三塩化リン(1mL、10.92mmol)およびピリジン(0.05mL、0.618mmol)の混合物を室温で4時間撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮し、流量50m/分(0から0.5分10%A、0.5から7.0分の直線勾配10%から95%A、7.0から10.0分95%A、10.0から12.0分の直線勾配95%から10%A)でアセトニトリル(A)および0.1%トリフルオロ酢酸/水(B)の勾配で溶離を行うPhenomenex Luna C8(2) 5μm 100Å AXIAカラム(30mm×75mm)でのHPLCによって精製して標題生成物を得た(27mg、収率25.5%)。MS(ESI)m/e328(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.15−1.48(m、5H)1.58−1.69(m、1H)1.73−1.83(m、J=9.31、3.51Hz、2H)1.94−2.03(m、2H)3.76−3.90(m、1H)6.93−7.04(m、1H)7.07(s、1H)7.17(dd、J=7.93、4.58Hz、1H)8.28(d、J=3.36Hz、1H)8.34(s、1H)8.79(d、J=7.63Hz、1H)12.01(s、1H)。
比較例1
N−シクロヘキシル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
比較例1a
4−ブロモ−N−シクロヘキシルピリジン−2−アミン
4−ブロモ−2−クロロピリジン(0.5g、2.6mmol)およびシクロヘキシルアミン(0.26g、2.6mmol)の混合物を、CEM Microwave装置中、150℃にて15分間にわたり300Wで加熱した。得られた粗取得物をフラッシュクロマトグラフィー(0%から30%酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、標題化合物85mgを得た。MSm/z256.8(ESI:M+H)
比較例1b
N−シクロヘキシル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
比較例1a(0.086g、0.337mmol)の1,2−ジメトキシエタン/エタノール/水(7:3:2)(2mL)中溶液に、1−(フェニルスルホニル)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.13g、0.337mmol)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(12mg、0.017mmol)および1M炭酸ナトリウム溶液0.5mLを加えた。混合物をCEM Microwave装置中、135℃で15分間にわたり300Wで加熱した。反応混合物を冷却して室温とし、酢酸エチルで希釈し、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。粗取得物を5:1エタノール/水溶液5mLに溶かし、2当量のKOHで室温にて1時間処理した。溶媒を留去し、粗取得物をフラッシュクロマトグラフィー(10%酢酸エチル/ヘキサンから100%酢酸エチル)によって精製して、標題化合物0.03gを得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.06−1.46(m、5H)、1.49−1.66(m、1H)、1.66−1.80(m、2H)、1.83−2.05(m、2H)、3.75(dd、J=7.34、3.77Hz、1H)、6.27(d、J=7.54Hz、1H)、6.80(dd、J=5.55、1.59Hz、1H)、6.88(s、1H)、7.18(dd、J=7.93、4.76Hz、1H)、7.84−8.05(m、2H)、8.20−8.41(m、2H),12.02(s、1H)。m/z293.0(ESI、M+H)
比較例2
N−シクロヘキシル−6−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−1−アミン
比較例2a
3−(2,6−ジクロロピリジン−4−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
1−(フェニルスルホニル)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(4.63g、12.1mmol)、2,6−ジクロロ−4−ヨードピリジン(3.00g、11.0mmol)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(0.308g、0.438mmol)および炭酸ナトリウム(1M、8.76mL、8.76mmol)の1,2−ジメトキシエタン/エタノール/水(7:2:3)(30mL)中懸濁液を脱気し、80℃で終夜加熱した。冷却後、懸濁液を酢酸エチルで希釈し、濾過し、酢酸エチルおよび水で洗浄し、乾燥機乾燥して、標題化合物3.98g(90%)を得た。
比較例2b
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
Biotageマイクロ波リアクター中、比較例2a(0.550g、1.36mmol)およびシクロヘキサンアミン(2mL、17.5mmol)のアセトニトリル(3mL)中混合物を170℃で60分間加熱した。反応混合物を冷却し、濃縮した。残留物を水で処理し、酢酸エチルで抽出した(2回)。合わせた有機層をMgSOで脱水し、濾過し、濃縮し、(50%CHCl/ヘキサン)/酢酸エチル=97:3から95:5で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる40gカラムで精製して、標題生成物0.301g(47%)を得た。
比較例2c
N−シクロヘキシル−6−メチル−4−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
比較例2b(90.0mg、0.193mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(22.27mg、0.019mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド(2.5mL)懸濁液を脱気し、それにトリメチルアルミニウム/トルエン(2M、0.241mL、0.482mmol)を加えた。キャップを施したバイアル中、混合物を80℃で2.5時間加熱した。冷却後、5%ブラインを反応混合物にゆっくり加え、得られた懸濁液をで抽出し酢酸エチル(2回)。合わせた有機層を5%ブラインで洗浄し(2回)、脱水し、濃縮し、残留物をヘキサン/酢酸エチル=3:2から1:1で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いて12gカラムで精製して、標題化合物43.2mg(50%)を得た。
比較例2d
N−シクロヘキシル−6−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
比較例2c(42.0mg、0.094mmol)および20%水酸化ナトリウム(0.10mL、0.094mmol)のジオキサン(1mL)中溶液を100℃で30分間加熱した。反応混合物がなお温かい状態で、一部の暗懸濁液をシリンジフィルターで濾過した。その濾液を濃縮し、得られた固体を水3mLで処理し、超音波処理し、水中で15分間撹拌し、濾過し、水およびエーテルで洗浄し、乾燥機乾燥して、標題化合物14.2mg(49%)を得た。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.13−1.26(m、3H)、1.27−1.42(m、2H)、1.52−1.64(m、1H)、1.67−1.79(m、2H)、1.86−1.99(m、2H)、2.29、(s、3H)、3.65−3.81(m、1H)、6.13(d、J=7.93Hz、1H)、6.68(d、J=13.43Hz、2H)、7.18(dd、J=8.09、4.73Hz、1H)、7.94(d、J=2.75Hz、1H)、8.19−8.40(m、2H)、11.98(s、1H)。MS(DCI/NH)m/z307.2(M+H)
比較例3
N−ベンジル−6−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
比較例3a
N−ベンジル−6−クロロ−4−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
シクロヘキシルアミンに代えてフェニルメタンアミンを用い、比較例2bに記載のものと同様の手順を用いて、標題化合物を製造した。
比較例3b
N−ベンジル−6−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
比較例2bに代えて実施例3aを用い、比較例2cおよび2dに記載のものと同様の手順に従うことで、標題化合物を製造した。最終生成物を、流量15mL/分で40分間かけて10%から100%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるZorbax RX−C18カラム(250×21.2mm、粒径7μm)で実施した逆相HPLCによって精製して、標題化合物をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm2.49(s、3H)、4.70(d、J=5.19Hz、2H)、7.10(s、1H)、7.18−7.28(m、2H)、7.34(t、J=7.02Hz、1H)、7.39−7.51(m、4H)、8.14(d、J=7.63Hz、1H)、8.31−8.38(m、1H)、8.41(d、J=3.05Hz、1H)、8.54(s、1H)、12.58(s、1H)、12.91−13.29(m、brd、1H)。MSm/z315.0(ESI:M+H)
比較例4
トランス−4−{[6−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサノール
比較例4a
トランス−4−(6−クロロ−4−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキサノール
シクロヘキシルアミンに代えてトランス−4−アミノシクロヘキサノールを用い、比較例2bに記載のものと同様の手順に従うことで、標題化合物を製造した。
比較例4b
トランス−4−{[6−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサノール
比較例2bに代えて比較例4aを用い、比較例2cおよび2dに記載のものと同様の手順に従うことで、標題化合物を製造した。最終生成物を、流量15mL/分で40分間かけて10%から100%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるZorbax RX−C18カラム(250×21.2mm、粒径7μm)で実施した逆相HPLCによって精製して、標題化合物をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.27−1.41(m、4H)、1.84−1.93(m、2H)、1.94−2.02(m、2H)、2.48(s、3H)、3.42−3.53(m、1H)、3.75−3.84(m、1H)、7.18(s、1H)、7.21(s、1H)、7.30(dd、J=7.93、4.58Hz、1H)、8.25(d、J=5.80Hz、1H)、8.38(d、J=4.88Hz、1H)、8.40−8.49(m、2H)、12.60(s、1H)。MSm/z323.0(ESI:M+H)
比較例5
6−(シクロヘキシルアミノ)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−カルボニトリル
比較例5a
6−(シクロヘキシルアミノ)−4−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピコリノニトリル
比較例2b(80.0mg、0.171mmol)、1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(7.60mg、0.014mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(6.27mg、6.85μmol)、亜鉛(1.344mg、0.021mmol)およびシアン化亜鉛(20.1mg、0.171mmol)のN,N−ジメチルアセトアミド(3mL)中懸濁液を脱気し、120℃で1.5時間加熱した。冷却後、混合物をセライトで濾過し、酢酸エチルで洗浄した。濾液を20%ブラインおよび水で洗浄した。有機層をMgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物をISCO Companionフラッシュシステムを用い、CHCl/酢酸エチル=95:5から97:3で溶離を行う12gカラムで精製して、標題化合物39.5mgを得た。
比較例5b
6−(シクロヘキシルアミノ)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−カルボニトリル
比較例5a(37.0mg、0.081mmol)のジオキサン(1mL)中溶液を、20%NaOH0.1mLで処理した。反応混合物を100℃で40分間加熱した。溶媒を留去した。残留物を水2mLで処理し、超音波処理し、15分間撹拌し、濾過し、水で洗浄して、粗取得物16mgを得た。粗取得物を、流量15mL/分で40分間かけて10%から100%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるZorbax RX−C18カラム(250×21.2mm、粒径7μm)で実施した逆相HPLCによって精製して、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩10.5mgを得た。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.16−1.29(m、3H)、1.30−1.44(m、2H)、1.54−1.65(m、1H)、1.68−1.79(m、2H)、1.86−2.00(m、2H)、3.71−3.78(m、1H)、6.97(s、1H)、7.19−7.27(m、2H)、7.48(s、1H)、8.23(d、J=2.75Hz、1H)、8.32(d、J=4.58Hz、1H)、8.39(d、J=7.32Hz、1H)、12.24(s、1H)。MS(DCI/NH)m/z318.2(M+H)
比較例6
6−(ベンジルアミノ)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−カルボニトリル
比較例6a
6−(ベンジルアミノ)−4−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピコリノニトリル
比較例2bに代えて比較例3aを用い、比較例5aに記載のものと同様の手順に従うことで、標題化合物を製造した。
比較例6b
6−(ベンジルアミノ)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−カルボニトリル
比較例6a(68.0mg、0.146mmol)のジオキサン(2mL)中溶液を20%NaOH 0.1mLで処理した。反応混合物を100℃で40分間加熱した。溶媒を留去した。粗取得物を流量15mL/分で40分間かけて10%から100%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるZorbax RX−C18カラム(250×21.2mm、粒径7μm)で実施した逆相HPLCによって精製して、比較例6b(1.1mg)および比較例7(21.2mg)の両方をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm4.53(d、J=4.58Hz、2H)、7.21(dd、J=8.09、4.73Hz、1H)、7.24−7.30(m、2H)、7.33−7.42(m、4H)、7.53−7.57(m、2H)、8.24(d、J=3.05Hz、1H)、8.26−8.30(m、1H)、8.31(dd、J=4.73、1.37Hz、1H)、12.25(s、1H)。MS(DCI/NH)m/z326.1(M+H)
比較例7
6−(ベンジルアミノ)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド
手順については比較例6bを参照する。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm4.71(s、2H)、7.17−7.33(m、4H)、7.36−7.49(m、5H)、7.70−7.80(m、2H)、8.21(d、J=7.63Hz、1H)、8.26(s、1H)、8.34(d、J=4.58Hz、1H)、12.41(s、1H)。MS(DCI/NH)m/z344.2(M+H)
比較例8
6−ピペリジン−1−イル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−カルボニトリル
比較例8a
3−(2−クロロ−6−(ピペリジン−1−イル)ピリジン−4−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
Biotageマイクロ波リアクター中、比較例2a(0.250g、0.618mmol)およびピペリジン(2mL)の混合物を160℃で30分間加熱した。反応混合物を5%クエン酸で処理し、酢酸エチルで抽出した(2回)。合わせた有機層をMgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物を、CHCl/酢酸エチル=97:3から80:20で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる12gカラムで精製して、標題化合物0.168g(60%)を得た。
比較例8b
4−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−6−(ピペリジン−1−イル)ピコリノニトリル
比較例2bに代えて比較例8aを用い、比較例5aに記載のものと同様の手順に従うことで、比較例8bを製造した。
比較例8c
6−ピペリジン−1−イル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−カルボニトリル
比較例8b(60.0mg、0.135mmol)のジオキサン(2mL)中溶液を20%NaOH0.1mLで処理した。反応混合物を100℃で40分間加熱した。溶媒を留去した。粗取得物を流量15mL/分で40分間かけて10%から100%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるZorbax RX−C18カラム(250×21.2mm、粒径7μm)で実施した逆相HPLCによって精製して、比較例8c(16.2mg)および比較例9(16.8mg)の両方をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.50−1.68(m、6H)、3.55−3.68(m、4H)、7.23(dd、J=8.09、4.73Hz、1H)、7.33(s、1H)、7.56(s、1H)、8.31(d、J=2.44Hz、1H)、8.33(dd、J=4.58、1.22Hz、1H)、8.43(d、J=7.93Hz、1H)、12.31(s、1H)。MS(DCI/NH)m/z304.1(M+H)
比較例9
6−ピペリジン−1−イル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド
手順については比較例8cを参照する。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.49−1.74(m、6H)、3.55−3.72(m、4H)、7.24(s、1H)、7.26(dd、J=7.93、4.58Hz、1H)、7.55(s、1H)、7.65(s、1H)、7.98(s、1H)、8.24(d、J=2.75Hz、1H)、8.31−8.38(m、2H)、12.27(s、1H)。MS(DCI/NH)m/z322.1(M+H)
比較例10
6−[(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アミノ]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−カルボニトリル
比較例10a
6−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシルアミノ)−4−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピコリノニトリル
比較例2bに代えて比較例4aを用い、比較例5aに記載のものと同様の手順に従うことで、比較例10aを製造した。
比較例10b
6−[(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アミノ]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−カルボニトリル
比較例10a(78.0mg、0.165mmol)のジオキサン(2mL)中溶液を20%NaOH 0.1mLで処理した。反応混合物を90℃で40分間加熱した。溶媒を留去した。粗取得物を流量15mL/分で40分間かけて10%から100%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるZorbax RX−C18カラム(250×21.2mm、粒径7μm)で実施した逆相HPLCによって精製して、比較例10b(12.2mg)および比較例11(7.0mg)の両方をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.15−1.35(m、4H)、1.80−1.90(m、2H)、1.94−2.03(m、2H)、3.37−3.50(m、1H)、3.62−3.73(m、1H)、6.94(s、brd、1H)、7.21(s、1H)、7.25(dd、J=7.93、4.58Hz、1H)、7.49(d、J=1.22Hz、1H)、8.23(d、J=2.75Hz、1H)、8.33(d、J=5.80Hz、1H)、8.39(d、J=7.93Hz、1H)、12.27(s、1H)。MS(DCI/NH)m/z334.1(M+H)
比較例11
6−[(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)アミノ]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−カルボキサミド
比較例10を参照する。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.21−1.47(m、4H)、1.80−1.93(m、2H)、1.94−2.07(m、2H)、3.00−3.17(m、1H)、3.80−4.00(m、1H)、7.13−7.39(m、2H)、7.73(s、brd、1H)、8.24−8.51(m、3H)、12.55(s、brd、1H)。MS(DCI/NH)m/z352.2(M+H)
比較例12
N−シクロヘキシル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン
比較例12a
3−(2−クロロピリミジン−4−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
2,4−ジクロロピリミジン(0.192g、1.29mmol)、1−(フェニルスルホニル)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.45g、1.17mmol)、KCO(1.17mL、2.34mmol)、1,2−ジメトキシエタン(5mL)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0.054g、0.047mmol)を25mLのフラスコに入れた。フラスコを排気し、窒素でパージした。混合物を85℃で20分間加熱し、冷却して室温とした。反応混合物を濾過して、標題化合物(320mg、収率73.7%)を白色固体として得た。
比較例12b
N−シクロヘキシル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン
比較例12a(40mg、0.108mmol)、シクロヘキサンアミン(64.2mg、0.647mmol)の2−メトキシエタノール(0.5mL)中混合物を125℃で1時間加熱した。反応混合物を減圧下に濃縮し、流量50m/分(0から0.5分10%A、0.5から7.0分の直線勾配10%から95%A、7.0から10.0分95%A、10.0から12.0分の直線勾配95%から10%A)でアセトニトリル(A)および0.1%トリフルオロ酢酸/水(B)の勾配で溶離を行うPhenomenex Luna C8(2) 5μm 100Å AXIAカラム(30mm×75mm)でのHPLCによって精製して、標題生成物を得た(10mg、収率31.6%)。H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.10−1.56(m、5H)、1.60−1.73(m、1H)、1.73−1.87(m、2H)、1.90−2.13(m、2H)、3.92−4.13(m、1H)、7.24−7.46(m、2H)、8.20(d、J=5.22Hz、1H)、8.38(dd、J=4.60、1.53Hz、1H)、8.45−8.63(m、1H)、8.81(s、1H)、12.82(s、1H)。MS(ESI)m/e294(M+H)
比較例13
トランス−N−[4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]シクロヘキサン−1,4−ジアミン
シクロヘキサンアミンに代えてトランスシクロヘキサン−1,4−ジアミンを用い、比較例12に記載の方法に従って、標題化合物を製造して、標題生成物を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.20−1.43(m、4H)1.84−1.94(m、2H)1.95−2.10(m、2H)2.64−2.78(m、1H)3.70−3.81(m、1H)6.82(d、J=7.67Hz、1H)7.02(d、J=5.22Hz、1H)7.18(dd、J=7.98、4.60Hz、1H)8.15(d、J=5.22Hz、1H)8.29(dd、J=4.60、1.53Hz、1H)8.34(s、1H)8.86(s、1H)。MS(ESI)m/e309(M+H)
[実施例50]
酵素阻害データ
本実施例は、キナーゼ活性を有する化合物を確認するのに用いることができるアッセイについて説明するものである。
Cdc7(BEV共発現huCDC7/DBF4)を施設内で準備する。列記した最終濃度で、下記の要領でCdc7アッセイを行う。384ウェルのv字底ポリプロピレンプレートで、6μLの化合物(2%DMSO)をCdc7(2μg/mL)6μLおよびJeriniペプチド基質A−A11(ビオチン−Cリンカー−TPSDSLIYDDGLS)(2μm)を混合し、それから直ちに25mM HEPES、pH7.5、1mM DTT、10mM MgCl、100μm NaVO、0.075mg/mL Triton X−100を含む反応緩衝液を用いて、λ−[33P]−ATP(1μm、20mCi/μmol)6μLで反応開始する。1時間後に、停止緩衝液(50mM EDTA、2M NaCl)90μLを加えることで反応停止する。停止した反応液85μLを384ウェルのストレプトアビジンコーティングしたプレート(FlashPlate Plus、Perkin Elmer)に移し、室温で30分間インキュベートし、ELX−405自動プレート洗浄機(BioTek)を用いて0.05%Tween−20/PBSで3回洗浄し、TopCountシンチレーションプレート読取装置(Packard)でカウンティングする。酵素阻害データの非線形回帰適合化によってIC50値を求め、ATP競合的(平衡)阻害を仮定し、実験的に求めた見かけのATP Km0.7μm(ATPを変動させる以外は上記アッセイ条件を用いて測定)を用いて、相当するK値を得る。表1には、例示化合物についての酵素阻害データ(K)を示してある。表1において、「A」は10nM未満のKを表し、「B」は10nMから100nMの間のKを表す。
Figure 2012533553
上記のアッセイによってアッセイした本発明の化合物は、Cdc7キナーゼ阻害活性を有することが認められた。
さらに、本発明の化合物は予想外に、式(I)におけるピリジン環またはピリミジン環上にクロロ置換基を持たない化合物と比較して、上記アッセイによるCdc7阻害において高い効力を示した。
表2には、本発明の化合物で認められた効力上昇を示す比較データを提供してある。欄Aには実施例番号が示してあり、欄B、CおよびDには実施例に相当する置換基X、Y、Zを示してある。欄Eには比較例番号が示してあり、欄F、GおよびHには比較例に相当する置換基X、Y、Zが示してある。欄IにはK比(K比較例/K実施例)を示してある。
Figure 2012533553
Figure 2012533553
比によって示された本発明におけるクロロ置換されたピリジン類またはピリミジン類のCdc7酵素阻害における効力は、例えば水素、シアノ、メチルまたは−C(O)NH置換基を含む比較例などのクロロ置換基を持たない比較例と比較して驚くほど高い。
実施例51
6−クロロ−N−[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例33(0.04g、0.095mmol)の脱水THF(2mL)中溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(0.07mL、0.38mmol)と次にメタンスルホニルクロライド(0.009mL、0.114mmol)を加えた。得られた溶液を室温で2.5時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、水、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮して、標題化合物をオフホワイト固体として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.16−1.35(m、1H)1.38−1.61(m、3H)1.93−2.10(m、3H)2.90−3.04(m、2H)3.52(d、J=12.21Hz、2H)3.84(s、1H)6.82−7.00(m、3H)7.21(dd、J=7.80、5.09Hz、1H)8.14(d、J=3.05Hz、1H)8.24−8.37(m、2H)12.16(s、1H)。MS(ESI)m/z406.0(M+H)
実施例52
N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンゼンスルホンアミド
メタンスルホニルクロライドに代えてフェニルスルホニルクロライドを用い、実施例21に記載の方法に従って、実施例52(0.04g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.99−1.46(m、4H)1.67(d、J=10.31Hz、2H)1.89(d、J=11.50Hz、2H)2.84−3.11(m、1H)3.38−3.65(m、1H)6.69(d、J=7.54Hz、1H)6.83(d、J=11.10Hz、2H)7.19(dd、J=7.34、5.35Hz、1H)7.51−7.68(m、3H)7.73(d、J=7.14Hz、1H)7.78−7.91(m、2H)8.10(s、1H)8.20−8.39(m、2H)12.13(s、1H)。MS(ESI)m/z482.0(M+H)
実施例53
N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−フェニルメタンスルホンアミド
メタンスルホニルクロライドに代えてフェニルメタンスルホニルクロライドを用い、実施例21に記載の方法に従って、実施例53(0.025g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.97−1.54(m、5H)1.78−2.06(m、3H)2.86−3.15(m、1H)3.43−3.68(m、1H)4.33(s、2H)6.76(d、J=7.93Hz、1H)6.86(d、J=5.95Hz、2H)7.10(d、J=7.54Hz、1H)7.21(dd、J=7.34、5.35Hz、1H)7.28−7.50(m、5H)8.12(d、J=2.78Hz、1H)8.24−8.38(m、2H)12.14(s、1H)。MS(ESI)m/z496.1(M+H)
実施例54
N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピリジン−3−スルホンアミド
メタンスルホニルクロライドに代えてピリジン−3−スルホニルクロライドを用い、実施例21に記載の方法に従って、実施例54(0.035g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.99−1.47(m、5H)1.68(d、J=9.91Hz、1H)1.92(s、2H)3.06(d、J=11.10Hz、1H)3.54(dd、J=10.51、3.37Hz、1H)6.71(d、J=7.54Hz、1H)6.85(t、J=8.53Hz、2H)7.05−7.31(m、1H)7.65(dd、J=8.53、4.56Hz、1H)7.99(s、1H)8.08−8.13(m、1H)8.17−8.25(m、1H)8.26−8.32(m、2H)8.78−8.85(m、1H)8.99(d、J=1.59Hz、1H)12.13(s、1H)。MS(ESI)m/z483.0(M+H)
実施例55
N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)プロパン−1−スルホンアミド
メタンスルホニルクロライドに代えてプロパン−1−スルホニルクロライドを用い、実施例21に記載の方法に従って、実施例55(0.02g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.93−1.03(m、3H)1.17−1.51(m、5H)1.57−1.79(m、2H)1.84−2.07(m、4H)2.88−3.04(m、1H)3.05−3.18(m、1H)3.60(s、1H)6.76(d、J=7.46Hz、1H)6.81−6.91(m、2H)7.05(d、J=7.46Hz、1H)7.20(dd、J=7.80、4.75Hz、1H)8.12(d、J=2.71Hz、1H)8.23−8.37(m、2H)12.13(s、1H)。MS(ESI)m/z448.0(M+H)
実施例56
6−クロロ−N−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例7a(75.0mg、0.186mmol)および2−モルホリノエタンアミンおよび(0.8mL)の混合物をBiotageマイクロ波リアクター中にて160℃で20分間加熱した。反応混合物を20%ブラインで処理し、EtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機層を20%ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮し、流量15mL/分で40分間かけての10%から100%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるZorbax RX−C18カラム(250×21.2mm、粒径7μm)で行う逆相HPLCによって精製して、標題化合物(39.0mg)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(500MHz、CDOD)δppm3.14−3.29(m、2H)、3.37−3.47(m、2H)、3.71−3.82(m、4H)、3.86−3.99(m、2H)、4.02−4.17(m、2H)、6.91(s、1H)7.04(s、1H)、7.38(dd、J=8.09、5.03Hz、1H)、7.99(s、1H)、8.37(d、J=5.19Hz、1H)、8.53(d、J=7.93Hz、1H)。MS(DCI)m/z358.0(M+H)
実施例57
3−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エチル)フェノール
実施例7a(75.0mg、0.186mmol)、3−(2−アミノエチル)フェノールHCl(0.250g、1.44mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.52mL、2.97mmol)のアセトニトリル(0.6mL)中混合物を、Biotageマイクロ波リアクター中にて160℃で30分間加熱した。反応混合物を20%ブラインで処理し、EtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機層を20%ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。粗取得物をジオキサン(1.3mL)に溶かし、20%NaOH(0.12mL)で処理した。混合物を60℃で1時間加熱し、濃縮した。残留物を水で処理し、超音波処理し、濾過し、水で洗浄し、乾燥した。粗取得物をCHCl/Me0H(97:3から90:10)で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる4gカラムで精製して、標題化合物5.5mgを得た。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm2.77(t、J=7.32Hz、2H)、3.46(t、J=6.87Hz、2H)、6.61(d、J=7.93Hz、1H)、6.65−6.74(m、2H)、6.87(s、1H)、6.89−6.98(m、2H)、7.09(t、J=7.78Hz、1H)、7.21(dd、J=7.93、4.88Hz、1H)、8.14(d、J=2.75Hz、1H,)8.25−8.35(m、2H)、9.27(s、1H)、12.16(s、1H)。MS(DCI)m/z365.0(M+H)
実施例58
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(2−メチルプロピル)シクロヘキサン−1,3−ジアミン
実施例23(50mg、0.15mmol)のメタノール(5mL)中混合物に、イソブチルアルデヒド(22mg、0.29mmol)を加えた。溶液を室温で10分間撹拌してから、NaBHCN(18mg、0.29mmol)およびZnCl(触媒量)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。溶媒を除去し、残留物を流量15mL/分で60分かけての0%から100%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるZorbax RX−C18カラム(250×21.2mm、粒径7m)で行う逆相HPLCによって精製して、標題化合物をトリフルオロ酢酸塩として得た。収量:30mg(51%)。MS(DCI/NH)m/z398(M+H)H NMR(300MHz、CDOD):1.05(d、J=6.78Hz、6H)、1.15−1.69(m、4H)、1.87−2.28(m、4H)、2.61(d、J=14.92Hz、1H)、2.91(d、J=7.80Hz、2H)、3.11−3.39(m、1H)、3.80−4.04(m、1H)、6.77(d、J=1.36Hz、1H)、6.89(d、J=1.36Hz、1H)、7.36(dd、J=8.14、5.09Hz、1H)、7.92(s、1H)、8.35(dd、J=5.09、1.36Hz、1H)、8.50(dd、J=8.14、1.36Hz、1H)。
実施例59
N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジメチルシクロヘキサン−1,3−ジアミン
イソブチルアルデヒドに代えてホルムアルデヒドを用い、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:30mg(55%)。MS(DCI/NH)m/z370(M+H)H NMR(300MHz、CDOD):1.15−1.66(m、4H)、1.90−2.20(m、3H)、2.55(d、J=11.50Hz、1H)、2.87(s、6H)、3.23−3.50(m、1H)、3.80−4.10(m、1H)、6.78(s、1H)、6.90(s、1H)、7.35(dd、J=7.93、5.16Hz、1H)、7.92(s、1H)、8.34(d、J=5.16Hz、1H)、8.49(d、J=7.93Hz、1H)。
実施例60
1−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−シクロペンチル尿素
メタンスルホニルクロライドに代えてイソシアナトシクロペンタンを用い、実施例21に記載の方法に従って、実施例60(0.015g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.09−1.38(m、6H)1.37−1.66(m、4H)1.67−1.90(m、4H)1.89−2.14(m、2H)3.50−3.74(m、1H)3.72−3.94(m、1H)5.53(t、J=7.34Hz、1H)5.71(d、J=7.14Hz、1H)6.76(d、J=7.93Hz、1H)6.81−6.94(m、2H)7.11−7.28(m、1H)8.05−8.16(m、1H)8.23−8.37(m、2H)12.14(s、1H)。MS(ESI)m/z453.1(M+H)
実施例61
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンスルホンアミド
実施例61a
3−(2,6−ジクロロピリジン−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
実施例7a(5.72g、15mmol)のエタノール/水(5/1)60mL中溶液に粉末KOH(2g、35mmol)を加えた。得られた溶液を40℃で2時間加熱した。ほとんどの溶媒を減圧下に除去し、残留物を酢酸エチルで希釈した。取得物から固体を濾過し、廃棄した。有機層を水、ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。粗取得物をジクロロメタンで磨砕し、濾過して、標題化合物3.5gを白色固体として得た。MS(ESI)m/z263.6(M+H)
実施例61b
トランス−N′−(6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン
実施例61a(1.44g、5.45mmol)およびトランス−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(3g、27.3mmol)を20mLBiotageマイクロ波容器中で合わせ、材料を容器壁から連続的に掻き落としながら150℃の砂浴を用いて5から6時間にわたって一緒に溶融させた。混合物は最終的にペースト状固体となった。冷却して室温とし、超音波処理して懸濁液を得た。固体を濾過し、水で洗浄し、高真空乾燥して、標題化合物を白色固体として得た。MS(ESI)m/z342.4(M+H)
実施例61c
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンスルホンアミド
メタンスルホニルクロライドに代えてシクロプロパンスルホニルクロライドを用い、実施例15に代えて実施例61bを用い、実施例21に記載の方法に従って、実施例61c(0.015g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.79−1.03(m、4H)1.08−1.57(m、4H)1.76−2.14(m、4H)2.53−2.65(m、1H)3.09−3.26(m、1H)3.60(d、J=7.14Hz、1H)6.69−6.82(m、1H)6.81−6.94(m、2H)6.96−7.13(m、1H)7.20(dd、J=7.73、4.96Hz、1H)8.12(d、J=2.78Hz、1H)8.25−8.37(m、2H)12.14(s、1H)。MS(ESI)m/z446.0(M+H)
実施例62
1−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−プロピル尿素
メタンスルホニルクロライドに代えて1−イソシアナトプロパンを用い、実施例21に記載の方法に従って、実施例62(0.08g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.70−0.94(m、4H)1.04−1.48(m、4H)1.71−2.11(m、6H)2.81−3.04(m、1H)3.64(s、1H)5.53−5.83(m、3H)6.69−6.82(m、1H)6.80−6.93(m、2H)7.11−7.32(m、1H)8.05−8.19(m、1H)8.22−8.37(m、2H)11.81−12.37(m、1H)。MS(ESI)m/z427.1(M+H)
実施例63
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド
メタンスルホニルクロライドに代えてシクロプロパンカルボニルクロライドを用い、実施例15に代えて実施例61bを用いて、実施例21に記載の方法に従って、実施例63(0.030g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.46−0.76(m、4H)1.11−1.42(m、5H)1.41−1.63(m、1H)1.82(t、J=9.52Hz、2H)2.00(d、J=9.12Hz、2H)3.43−3.77(m、2H)6.70−6.80(m、1H)6.81−6.92(m、1H)7.11−7.31(m、1H)7.84−8.00(m、1H)8.04−8.20(m、1H)8.20−8.41(m、2H)11.95−12.35(m、1H)。MS(ESI)m/z410.1(M+H)
実施例64
N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミド
メタンスルホニルクロライドに代えてイソブチリルクロライドを用い、実施例21に記載の方法に従って、実施例64(0.03g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.87−1.05(m、6H)1.09−1.40(m、4H)1.66−1.88(m、2H)1.91−2.08(m、2H)2.22−2.40(m、1H)3.52(m、2H)6.71−6.81(m、1H)6.80−6.91(m、2H)7.14−7.27(m、1H)7.55−7.64(m、1H)8.08−8.16(m、1H)8.25−8.36(m、2H)11.94−12.30(m、1H)。MS(ESI)m/z412.2(M+H)
実施例65
N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド
メタンスルホニルクロライドに代えてベンゾイルクロライドを用い、実施例21に記載の方法に従って、実施例65(0.085g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.20−1.43(m、2H)1.40−1.63(m、2H)1.82−2.00(m、2H)1.99(s、2H)3.51−3.92(m、2H)6.76−6.84(m、1H)6.85−6.90(m、2H)7.13−7.31(m、1H)7.37−7.55(m、3H)7.75−7.90(m、2H)8.06−8.18(m、1H)8.19−8.28(m、1H)8.27−8.35(m、2H)12.07−12.21(m、1H)。MS(ESI)m/z446.7(M+H)
実施例66
1−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フェニル尿素
メタンスルホニルクロライドに代えてイソシアナトベンゼンを用い、実施例21に記載の方法に従って、実施例66(0.015g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.13−1.51(m、5H)1.81−2.12(m、4H)3.37−3.77(m、2H)5.93−6.14(m、1H)6.72−6.83(m、1H)6.82−6.94(m、2H)7.12−7.28(m、3H)7.30−7.46(m、2H)8.03−8.17(m、1H)8.25−8.37(m、3H)11.95−12.30(m、1H)。MS(ESI)m/z460.3(M+H)
実施例67
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(ピリジン−3−イルメチル)シクロヘキサン−1,3−ジアミン
イソブチルアルデヒドに代えてニコチンアルデヒドを用い、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:50mg(70%)。MS(DCI/NH)m/z433(M+H)H NMR(300MHz、CDOD):1.25−1.69(m、3H)、1.77−1.96(m、1H)、1.98−2.15(m、2H)、2.27(d、J=12.21Hz、1H)、2.73(d、J=11.53Hz、1H)、3.33−3.49(m、1H)、3.89−4.03(m、1H)、4.41(d、J=2.71Hz、2H)、6.78(d、J=1.36Hz、1H)、6.90(d、J=1.02Hz、1H)、7.39(dd、J=7.97、5.26Hz、1H)、7.65−7.72(m、1H)、7.94(s、1H)、8.15−8.22(m、1H)、8.36(dd、J=5.09、1.36Hz、1H)、8.54(dd、J=8.14、1.36Hz、1H)、8.71(dd、J=5.09、1.70Hz、1H)、8.78(d、J=1.70Hz、1H)。
実施例68
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−シクロブチルシクロヘキサン−1,3−ジアミン
イソブチルアルデヒドに代えてシクロブタノンを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:25mg(40%)。MS(DCI/NH)m/z396(M+H)H NMR(300MHz、CDOD):1.10−1.39(m、3H)、1.44−1.65(m、1H)、1.84−2.01(m、3H)、2.01−2.15(m、2H)、2.14−2.30(m、2H)、2.27−2.44(m、2H)、2.57(d、J=13.09Hz、1H)、3.10−3.30(m、1H)、3.76−4.01(m、2H)、6.76(d、J=1.19Hz、1H)、6.89(d、J=0.79Hz、1H)、7.33(dd、J=7.93、5.16Hz、1H)、7.91(s、1H)、8.33(d、J=5.16Hz、1H)、8.47(dd、J=7.93、1.19Hz、1H)。
実施例69
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド
実施例23(50mg、0.15mmol)の脱水DMF(2mL)中溶液に、シクロプロパンカルボン酸(16mg、0.19mmol)、EDC(36mg、0.19mmol)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(29mg、0.19mmol)およびトリエチルアミン(20mg、0.19mmol)を加えた。混合物が透明になるまで混合物を加熱し、DMF 2mLを加えた。反応液を室温で終夜撹拌した。反応混合物をジクロロメタンとブラインとの間で分配した。有機相を濃縮し、残留物を実施例58に記載の方法に従ってHPLCによって精製して、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を得た。収量:18mg(30%)。MS(DCI/NH)m/z410(M+H)H NMR(300MHz、CDOD):0.53−0.72(m、4H)、0.98−1.19(m、2H)、1.23−1.42(m、1H)、1.42−1.55(m、2H)、1.68−1.86(m、2H)、1.94(d、J=11.53Hz、1H)、2.11(d、J=11.87Hz、1H)、3.56−3.80(m、2H)、6.83(d、J=1.02Hz、1H)、6.88(d、J=1.02Hz、1H)、7.22(dd、J=7.80、4.75Hz、1H)、7.98(s、1H)、8.13(d、J=2.71Hz、1H)、8.30(s、1H)、8.31(s、1H)、12.16(s、1H)。
実施例70
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−プロピルピペリジン−4−カルボキサミド
シクロプロパンカルボン酸に代えて1−プロピルピペリジン−4−カルボン酸を用い、実施例69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:30mg(41%)。MS(DCI/NH)m/z495(M+H)H NMR(300MHz、CDOD):0.90(t、J=7.46Hz、3H)、0.99−1.19(m、3H)、1.25−1.48(m、1H)、1.56−1.71(m、3H)、1.76(d、J=11.87Hz、3H)、1.81−1.97(m、3H)、2.10(d、J=11.53Hz、1H)、2.22−2.41(m、1H)、2.86(q、J=10.74Hz、2H)、2.91−3.07(m、2H)、3.50(d、J=11.53Hz、2H)、3.56−3.79(m、2H)、6.84(s、1H)、6.88(s、1H)、7.22(dd、J=7.46、5.09Hz、1H)、8.13(d、J=3.05Hz、1H)、8.30(s、1H)、8.31−8.34(m、1H)、8.95(s、1H)、12.16(s、1H)。
実施例71
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド
シクロプロパンカルボン酸に代えて1H−ピラゾール−3−カルボン酸を用い、実施例69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:40mg(70%)。MS(DCI/NH)m/z436(M+H)H NMR(300MHz、CDOD):1.03−1.20(m、1H)、1.20−1.55(m、3H)、1.79(dd、J=12.72、5.26Hz、2H)、1.96(d、J=12.21Hz、1H)、2.14(d、J=11.53Hz、1H)、3.49−3.84(m、1H)、3.84−3.99(m、1H)、6.67(d、J=2.37Hz、1H)、6.87(d、J=5.76Hz、2H)、7.23(dd、J=8.14、4.75Hz、1H)、7.73(d、J=2.03Hz、1H)、7.98(d、J=8.48Hz、1H)、8.14(d、J=2.71Hz、1H)、8.27−8.36(m、2H)、12.17(s、1H)。
実施例72
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(ピペリジン−3−イルメチル)シクロヘキサン−1,3−ジアミン
実施例23(100mg、0.3mmol)のメタノール(10mL)中混合物に、3−ホルミルピペリジン−1−カルボン酸ベンジル(111mg、0.45mmol)を加えた。溶液を室温で10分間撹拌し、次にNaBHCN(27mg、0.45mmol)およびZnCl(触媒量)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。溶媒を除去し、残留物をEtOAc(50mL)と水(100mL)との間で分配した。有機相を濃縮し、CHCl(10mL)に溶かし、次にトリフルオロ酢酸(1mL)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌し、濃縮した。残留物を、実施例58に記載の方法に従ってHPLCによって精製して、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を得た。収量:30mg(51%)。MS(DCI/NH)m/z439(M+H)H NMR(300MHz、CDOD):1.19−1.43(m、3H)、1.40−1.63(m、1H)、1.68−1.90(m、1H)、1.90−2.11(m、4H)、2.12−2.31(m、2H)、2.62(d、J=11.87Hz、1H)、2.80(t、J=11.87Hz、2H)、2.85−3.01(m、2H)、3.00−3.13(m、2H)、3.21−3.38(m、1H)、3.48(dd、J=12.88、3.05Hz、1H)、3.84−4.02(m、1H)、6.77(d、J=1.02Hz、1H)、6.89(d、J=1.36Hz、1H)、7.34(dd、J=8.14、5.09Hz、1H)、7.91(s、1H)、8.33(dd、J=4.92、1.19Hz、1H)、8.47(dd、J=8.14、1.36Hz、1H)。
実施例73
N−{2−[(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]−2−オキソエチル}ベンズアミド
シクロプロパンカルボン酸に代えて2−ベンズアミド酢酸を用い、実施例69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:23mg(39%)。MS(DCI/NH)m/z503(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.00−1.22(m、3H)、1.27−1.51(m、1H)、1.66−1.86(m、2H)、1.94(d、J=11.19Hz、1H)、2.12(d、J=10.85Hz、1H)、3.58−3.79(m、2H)、3.84(d、J=6.10Hz、2H)、6.84(s、1H)、6.88(s、1H)、7.22(dd、J=7.97、4.92Hz、1H)、7.36−7.58(m、3H)、7.87(dd、J=6.95、1.53Hz、2H)、8.14(d、J=2.71Hz、1H)、8.25−8.36(m、2H)、8.64(t、J=5.93Hz、1H)、12.18(s、1H)。
実施例74
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン
実施例61a(1.70g、6.44mmol)および2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン(10mL)の混合物を、Biotageマイクロ波リアクター中、160℃で25分間加熱した。溶液を20%ブラインで希釈し、EtOAcで洗浄した(2回)。合わせた有機層を20%ブラインで洗浄し、脱水し(MgSO)、濾過し、濃縮した。残留物をEtOAcおよびジエチルエーテルで磨砕した。固体を濾過し、エーテルで洗浄し、乾燥させて、標題化合物1.19gを得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.87(s、6H)、2.36(s、2H)、3.16(d、J=6.10Hz、2H)、6.78−6.89(m、2H)、6.97(d、J=1.02Hz、1H)、7.21(dd、J=7.97、4.58Hz、1H)、8.13(s、1H)、8.27−8.38(m、2H)。MS(ESI)m/z329.9(M+H)
実施例75
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)メタンスルホンアミド
実施例74(70.0mg、0.212mmol)のDMF(1mL)中溶液に、トリエチルアミン(0.089mL、0.64mmol)およびメタンスルホニルクロライド(0.018mL、0.23mmol)を加えた。5時間後、追加のメタンスルホニルクロライド(0.010mL)を加えた。反応混合物を終夜撹拌し、水でゆっくり処理した。沈澱を濾過し、水で洗浄し、乾燥機乾燥して標題化合物を得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.92(s、6H)、2.81(d、J=7.14Hz、2H)、2.87(s、3H)、3.15(d、J=6.35Hz、2H)、6.79−7.02(m、4H)、7.22(dd、J=7.93、4.76Hz、1H)、8.15(d、J=2.38Hz、1H)、8.28−8.37(m、2H)、12.16(s、1H)。MS(ESI)m/z408.0(M+H)
実施例76
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンスルホンアミド
実施例23(40mg、0.12mmol)のTHF(5mL)中溶液に、シクロプロパンスルホニルクロライド(20mg、0.14mmol)およびトリエチルアミン(1滴)を加えた。混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を濃縮し、残留物を実施例58に記載の方法に従ってHPLCによって精製して、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を得た。収量:44mg(84%)。MS(DCI/NH)m/z446(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.80−0.97(m、3H)、0.99−1.26(m、3H)、1.39(q、J=13.22Hz、1H)、1.59−1.82(m、2H)、1.91(d、J=10.85Hz、2H)、2.30(d、J=12.21Hz、1H)、2.49−2.61(m、1H)、3.14−3.34(m、1H)、3.63−3.79(m、1H)、6.85(d、J=1.02Hz、1H)、6.89(d、J=1.02Hz、1H)、7.14(d、J=8.14Hz、1H)、7.22(dd、J=8.14、4.75Hz、1H)、8.14(d、J=2.71Hz、1H)、8.27−8.38(m、2H)、12.19(s、1H)。
実施例77
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)プロパン−1−スルホンアミド
シクロプロパンスルホニルクロライドに代えてプロパン−1−スルホニルクロライドを用い、実施例76についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:15mg(29%)。MS(DCI/NH)m/z448(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):1.00−1.22(m、3H)、1.27−1.51(m、1H)、1.66−1.86(m、2H)、1.94(d、J=11.19Hz、1H)、2.12(d、J=10.85Hz、1H)、3.58−3.79(m、2H)、3.84(d、J=6.10Hz、2H)、6.84(s、1H)、6.88(s、1H)、7.22(dd、J=7.97、4.92Hz、1H)、7.36−7.58(m、3H)、7.87(dd、J=6.95、1.53Hz、2H)、8.14(d、J=2.71Hz、1H)、8.25−8.36(m、2H)、8.64(t、J=5.93Hz、1H)、12.18(s、1H)。
実施例78
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メチルベンゼンスルホンアミド
シクロプロパンスルホニルクロライドに代えて4−メチルベンゼン−1−スルホニルクロライドを用い、実施例76についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:45mg(78%)。MS(DCI/NH)m/z448(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.89−1.15(m、3H)、1.16−1.35(m、1H)、1.64(d、J=11.10Hz、2H)、1.88(dd、J=25.78、11.90Hz、2H)、2.31(s、3H)、2.97−3.17(m、1H)、3.47−3.64(m、1H)、6.77(s、1H)、6.88(s、1H)、7.11−7.26(m、1H)、7.31(d、J=7.93Hz、2H)、7.63(d、J=7.54Hz、1H)、7.70(d、J=8.33Hz、2H)、8.14(d、J=2.78Hz、1H)、8.30(s、1H)、8.32(s、1H)、12.19(s、1H)。
実施例79
1−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エチル尿素
実施例23(40mg.0.12mmol)のTHF(5mL)中溶液に、トリエチルアミン(2滴)およびイソシアナトエタン(8.5mg、0.12mmol)を加えた。混合物を室温で終夜撹拌した。反応液を酢酸エチル(100mL)と水(50mL)との間で分配した。有機相を濃縮し、残留物を実施例58に記載の方法に従ってHPLCによって精製して、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を得た。収量:32mg(66%)。MS(DCI/NH)m/z413(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.97(t、J=7.12Hz、3H)、1.00−1.09(m、2H)、1.21−1.45(m、1H)、1.57−1.87(m、3H)、1.93(d、J=11.87Hz、1H)、2.13(d、J=11.53Hz、1H)、2.99(q、J=7.12Hz、2H)、3.36−3.54(m、1H)、3.60−3.77(m、1H)、6.83(d、J=1.02Hz、1H)、6.87(d、J=1.02Hz、1H)、7.22(dd、J=8.14、4.75Hz、1H)、8.13(d、J=3.05Hz、1H)、8.26−8.36(m、2H)、12.16(s、1H)。
実施例80
1−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−シクロペンチル尿素
イソシアナトエタンに代えてイソシアナトシクロペンタンを用い、実施例79についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:15mg(28%)。MS(DCI/NH)m/z453(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.77−1.14(m、1H)、1.08−1.39(m、5H)、1.35−1.67(m、5H)、1.67−1.85(m、2H)、3.70−3.89(m、2H)、4.03(dd、J=14.41、6.95Hz、3H)、5.56−5.88(m、1H)、6.70−7.01(m、2H)、7.22(dd、J=7.97、4.58Hz、1H)、8.12(d、J=2.71Hz、1H)、8.20−8.43(m、2H)、12.15(s、1H)。
実施例81
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)ピリジン−3−スルホンアミド
実施例74(55.0mg、0.167mmol)のDMF(1mL)中溶液に、トリエチルアミン(0.070mL、0.50mmol)およびピリジン−3−スルホニルクロライド(35.5mg、0.200mmol)を加えた。4時間後、反応液を20%ブラインで反応停止し、EtOAcで抽出した(2回)。有機層を合わせ、濃縮し、実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、標題化合物をトリフルオロ酢酸塩として得た(28.5mg)。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm0.89(s、6H)、2.68(d、J=7.02Hz、2H)、3.13(s、2H)、6.80(s、brd、1H)、6.89(d、J=1.22Hz、1H,)6.94(s、1H)、7.22(dd、J=8.09、4.73Hz、1H)、7.60(dd、J=7.63、4.58Hz、1H)、7.77(t、J=6.87Hz、1H)、8.12−8.18(m、2H)、8.28−8.35(m、2H)、8.77(d、J=6.41Hz、1H)、8.94(d、J=2.14Hz、1H)、12.19(s、1H)。MS(APCI)m/z471.2(M+H)
実施例82
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)シクロプロパンスルホンアミド
ピリジン−3−スルホニルクロライドに代えてシクロプロパンスルホニルクロライドを用い、実施例81に記載の方法に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm0.84−0.96(m、10H)、2.52(m、1H)、2.86(d、J=6.71Hz、2H)、3.17(s、2H)、6.87(s、brd、1H)、6.92(s、1H)、6.95−7.04(m、2H)、7.25(dd、J=8.09、4.73Hz、1H)、8.17(d、J=2.75Hz、1H)、8.33(dd、J=4.58、1.22Hz、1H)、8.38(d、J=9.15Hz、1H)、12.24(s、1H)。)。MS(ESI)m/z432.0(M−H)
実施例83
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−2−スルホンアミド
シクロプロパンスルホニルクロライドに代えてチオフェン−2−スルホニルクロライドを用い、実施例76についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:25mg(44%)。MS(DCI/NH)m/z489(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.94−1.19(m、3H)、1.19−1.42(m、2H)、1.52−1.75(m、2H)、1.86(d、J=13.09Hz、1H)、1.99(d、J=12.69Hz、1H)、3.12−3.29(m、1H)、6.79(s、1H)、6.88(s、1H)、7.11(dd、J=4.96、3.77Hz、1H)、7.16−7.25(m、1H)、7.60(dd、J=3.77、1.39Hz、1H)、7.83(d、J=5.95Hz、1H)、7.93(d、J=7.54Hz、1H)、8.13(d、J=2.78Hz、1H)、8.30(d、J=5.95Hz、2H)、12.16(s、1H)。
実施例84
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]ペンタンアミド
実施例7a(82.5mg、0.204mmol)、ペンタンアミド(28.9mg、0.286mmol)、炭酸セシウム(100mg、0.306mmol)、酢酸パラジウム(II)(2.29mg、10.2μmol)およびキサントホス(8.86mg、0.015mmol)の混合物を脱気し、密閉バイアル中、85℃で6時間加熱した。反応混合物を冷却し、濃縮した。残留物を20%ブラインで処理し、EtOAcで抽出した(2回)。有機層を脱水し、濃縮した。粗中間体をジオキサン(1.5mL)に溶かし、20%水酸化ナトリウム(0.15mL、0.20mmol)で処理した。混合物を50℃で2時間加熱した。溶媒を留去した。残留物を水で処理し、超音波処理し、濾過し、水で洗浄し、実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、標題化合物(8.0mg)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm0.90(t、J=7.48Hz、3H)、1.27−1.38(m、2H)、1.54−1.64(m、2H)、2.43(t、J=7.32Hz、2H)、7.29(m、1H)、7.57(s、1H)、8.28−8.37(m、3H)、8.60(s、1H)、10.74(s、1H)、12.36(s、1H)。MS(ESI)m/z328.9(M+H)
実施例85
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサンカルボキサミド
実施例84に記載の方法にペンタンアミドに代えてシクロヘキサンカルボキサミドを用い、従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.98−1.52(m、5H)、1.57−1.91(m、5H)、2.47(m、1H)、7.28(m、1H)、7.56(d、J=1.19Hz、1H)、8.22−8.41(m、J=5.75、5.75Hz、3H)、8.59(s、1H)、10.67(s、1H)、12.35(s、1H)。MS(APCI)m/z355.3(M+H)
実施例86
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]ベンズアミド
ペンタンアミドに代えてベンズアミドを用い、実施例84に記載の方法に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm7.31(dd、J=1.93、4.58Hz、1H)、7.53(t、J=7.63Hz、2H)、7.59−7.67(m、2H)、8.08(d、J=8.54Hz、2H)、8.34−8.38(m、2H)、8.43(d、J=7.93Hz、1H)、8.70(s、1H)、11.08(s、1H)、12.40(s、1H)。MS(APCI)m/z349.0(M+H)
実施例87
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]エタン−1,2−ジアミン
2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジアミンに代えてエタン−1,2−ジアミンを用い、実施例74に記載の方法に従って、標題化合物を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.09(t、J=6.95Hz、1H)、2.72(t、J=6.27Hz、2H)、3.19−3.28(m、2H)、3.38(q、J=6.89Hz、1H)、6.85−6.90(m、2H)、7.20(dd、J=7.80、4.75Hz、1H)、8.12(s、1H)、8.28−8.35(m、2H)。MS(ESI)m/z287.9(M+H)
実施例88
N−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エチル)メタンスルホンアミド
実施例74に代えて実施例87を用い、実施例75に記載の方法に従って、標題化合物を製造した。反応は4時間以内に完結した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm2.93(s、3H)、3.14(q、J=6.35Hz、2H)、3.40(q、J=6.35Hz、2H)、6.90(s、1H)、6.94(s、1H)、6.98(t、J=5.95Hz、1H),7.12(t、J=5.35Hz、1H)、7.21(dd、J=7.93、4.76Hz、1H)、8.14(s、1H)、8.28−8.35(m、2H)。MS(ESI)m/z365.9(M+H)
実施例89
N−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エチル)シクロプロパンスルホンアミド
実施例74に代えて実施例87を用い、メタンスルホニルクロライドに代えてシクロプロパンスルホニルクロライドを用いて、実施例75に記載の方法に従って、標題化合物を製造した。反応は3.5時間以内に完結した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.88−0.98(m、J=10.17Hz、4H)、2.59(m、1H)、3.17(q、J=6.44Hz、2H)、3.41(q、J=6.22Hz、2H)、6.88(s、1H)、6.92−7.00(m、2H)、7.15−7.24(m、2H)、8.14(d、J=2.71Hz、1H)、8.28−8.35(m、2H)、12.16(s、1H)。MS(ESI)m/z392.0(M+H)
実施例90
N−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エチル)ピリジン−3−スルホンアミド
実施例74に代えて実施例87を用い、メタンスルホニルクロライドに代えてピリジン−3−スルホニルクロライドを用いて、実施例75に記載の方法に従って、標題化合物を製造した。反応は3.5時間以内に完結した。最終生成物を、実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm3.01(q、J=6.35Hz、2H)、3.33(t、J=6.35Hz、2H)、6.83(s、1H)、6.92(s、1H)、7.23(dd、J=7.93、4.76Hz、1H)、7.61(dd、J=7.93、4.76Hz、1H)、8.01(t、J=5.75Hz、1H)、8.10−8.24(m、2H)、8.26−8.39(m、2H)、8.78(dd、J=4.76、1.59Hz、1H)、8.96(d、J=2.38Hz、1H)、12.20(s、1H)。MS(ESI)m/z428.9(M+H)
実施例91
6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例91a
N−(6−クロロ−4−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド
実施例7a(1.44g、3.57mmol)、アセトアミド(0.295g、4.99mmol)、炭酸セシウム(1.743g、5.35mmol)、酢酸パラジウム(II)(0.024g、0.107mmol)およびキサントホス(0.093g、0.161mmol)の混合物を脱気し、密閉バイアル中にて85℃で6時間加熱した。反応混合物を冷却し、濃縮した。残留物を20%ブラインで処理し、EtOAcで抽出した(2回)。有機層を脱水し、濃縮し、CHCl/EtOAc(90:10)で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる40gカラムで精製して、標題化合物0.384gを得た。
実施例91b
6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例91a(186.0mg、0.436mmol)およびHCl(0.20mL、6.6mmol)のエタノール(6mL)中混合物を95℃で3時間加熱し、冷却した。溶媒の半量を留去し、得られた懸濁液を濾過し、EtOHで洗浄した。固体を飽和NaHCO中で30分間撹拌し、濾過し、水で洗浄し、乾燥機乾燥して、標題化合物72.2mgを得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm6.30(s、2H)、6.85(s、1H)、6.91(s、1H)、7.15(m、1H)、8.12(s、1H)、8.21−8.36(m、2H)、12.15(s、brd、1H)。MS(ESI)m/z244.8(M+H)
実施例92
6−クロロ−N−シクロブチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
トランス−シクロヘキサン−1,4−ジアミンに代えてシクロブタンアミンを用い、実施例61bに記載の方法に従って、実施例92(0.015g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.54−1.80(m、2H)1.79−2.03(m、2H)2.17−2.41(m、2H)4.09−4.42(m、1H)6.72−6.80(m、1H)6.82−6.98(m、1H)7.04−7.37(m、2H)7.97−8.25(m、1H)8.20−8.39(m、2H)11.94−12.30(m、1H)。MS(ESI)m/z298.9(M+H)
実施例93
トランス−N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジメチルシクロヘキサン−1,4−ジアミン
実施例61b(0.15g、0.44mmol)のメタノール(5mL)中溶液に、ホルムアルデヒド(0.16mL、2.2mmol、37%水溶液)を加えた。溶液を室温で10分間撹拌し、その際に水素化ホウ素シアノナトリウム(0.055g、0.88mmol)および触媒のZnClを加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌した。溶媒を除去し、粗取得物を、流量50mL/分で12分かけての10%から95%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるPhenomenex Luna C8 AXIAカラム(30×75mm、100Å)で行う逆相HPLCによって精製して、標題生成物0.135gをトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.17−1.40(m、3H)1.47−1.74(m、3H)1.99(s、2H)2.11(s、2H)2.65−2.86(m、6H)3.12−3.30(m、1H)6.78−6.97(m、2H)7.13−7.29(m、1H)8.05−8.19(m、1H)8.21−8.41(m、2H)9.13−9.56(m、1H)11.89−12.37(m、1H)。MS(ESI)m/z370.0(M+H)
実施例94
6−クロロ−N−[(1−エチルピペリジン−3−イル)メチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例94a
3−((6−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イルアミノ)メチル)ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル
2,6−ジクロロ−4−ヨードピリジン(1.5g、5.5mmol)および3−(アミノメチル)ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル(2.7g、11mmol)のジオキサン(10mL)中混合物にマイクロ波管にて、ジイソプロピルエチルアミン10滴を加え、密閉した。管を150℃で72時間加熱した。反応混合物を冷却して室温とし、濃縮し、残留物をEtOAc/ヘキサン=1:3から1:2で溶離を行うフラッシュクロマトグラフィーによって精製して標題化合物を得た。収量:1.0g(38%)。MS(DCI/NH)m/z486(M+H)
実施例94b
3−((6−クロロ−4−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)メチル)ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル
実施例94a(1g、2.0mmol)、1−(フェニルスルホニル)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.8g、2.2mmol)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(72mg、0.1mmol)および炭酸ナトリウム溶液(2M、1mL、2.0mmol)のDME/EtOH/HO混合溶媒(7:2:3)(10mL)中懸濁液を脱気し、80℃で終夜加熱した。反応混合物を冷却して室温とし、水で反応停止し、水と酢酸エチルとの間で分配した。有機相を脱水し、濃縮し、残留物をEtOAc/ヘキサン=1:3から1:2で溶離を行うフラッシュクロマトグラフィーで精製して標題化合物を得た。収量:1.0g(79%)。MS(DCI/NH)m/z617(M+H)
実施例94c
6−クロロ−N−(ピペリジン−3−イルメチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例94b(900mg、1.5mmol)のトリフルオロ酢酸(2mL)中溶液を室温で3時間、50℃で終夜撹拌した。反応混合物を濃縮し、残留物をエタノール(5mL)に溶かした。KOH(1N)の水(0.5mL)中溶液を混合物に加えた。混合物を50℃で3時間撹拌した。残留物を実施例58に記載の方法に従ってHPLCによって精製して、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を得た。収量:380mg(76%)。MS(DCI/NH)m/z342(M+H)
実施例94d
6−クロロ−N−[(1−エチルピペリジン−3−イル)メチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例94cで標題化合物も得た。収量:80mg(16%)。MS(DCI/NH)m/z370(M+H)H NMR(300MHz、CDOD):1.35(t、J=1.29Hz、3H)、1.66−1.85(m、1H)、1.94−2.10(m、2H)、2.13−2.33(m、1H)、2.70(t、J=12.21Hz、1H)、2.76−2.93(m、1H)、3.18(q、J=7.35Hz、2H)、3.30(dd、1H)、3.38(dd、J=6.44、2.71Hz、2H)、3.47−3.59(m、1H)、3.58−3.69(m、1H)、6.79(d、J=1.02Hz、1H)、6.90(d、J=1.36Hz、1H)、7.33(dd、J=8.14、5.09Hz、1H)、7.91(s、1H)、8.33(d、J=4.75Hz、1H)、8.46(dd、J=8.14、1.36Hz、1H)。
実施例95
6−クロロ−N−[(1−シクロブチルピペリジン−3−イル)メチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例23に代えて実施例94cを用い、イソブチルアルデヒドに代えてシクロブタノンを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:20mg(34%)。MS(DCI/NH)m/z396(M+H)H NMR(300MHz、メタノール−d)δppm1.19−1.41(m、1H)、1.64−1.78(m、1H)、1.81−1.96(m、2H)、1.95−2.10(m、2H)、2.10−2.29(m、3H)、2.25−2.45(m、2H)、2.52(t、J=12.10Hz、1H)、2.60−2.76(m、1H)、3.37(t、J=5.75Hz、2H)、3.40−3.49(m、1H)、3.56(d、J=13.48Hz、1H)、3.60−3.70(m、1H)、6.79(d、J=1.19Hz、1H)、6.91(d、J=0.79Hz、1H)、7.31(dd、J=7.93、5.16Hz、1H)、7.90(s、1H)、8.32(dd、J=5.16、1.19Hz、1H)、8.43(dd、J=7.93、1.19Hz、1H)。
実施例96
6−クロロ−N−{[1−(ピリジン−3−イルメチル)ピペリジン−3−イル]メチル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例23に代えて実施例94cを用い、イソブチルアルデヒドに代えてニコチンアルデヒドを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:36mg(71%)。MS(DCI/NH)m/z433(M+H)H NMR(300MHz、CDOD):1.19−1.48(m、1H)、1.65−1.87(m、1H)、1.92−2.11(m、2H)、2.11−2.31(m、1H)、2.70−2.89(m、1H)、2.89−3.09(m、1H)、3.17−3.33(m、1H)、3.39(d、J=6.44Hz、2H)、3.41−3.59(m、2H)、4.27−4.50(m、2H)、6.74(s、1H)、6.91(s、1H)、7.31(dd、J=7.97、4.92Hz、1H)、7.56(dd、J=7.80、5.09Hz、1H)、7.90(s、1H)、7.93−8.08(m、1H)、8.33(dd、J=4.92、1.19Hz、1H)、8.42(dd、J=7.97、1.53Hz、1H)、8.65(dd、J=4.92、1.53Hz、1H)、8.70(d、J=1.70Hz、1H)。
実施例97
6−クロロ−N−{[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−3−イル]メチル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例23に代えて実施例94cを用い、シクロプロパン−1−スルホニルクロライドに代えてメタンスルホニルクロライドを用いて、実施例76についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:10mg(20%)。MS(DCI/NH)m/z420(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.98−1.29(m、2H)、1.35−1.62(m、1H)、1.67−1.95(m、3H)、2.65−2.78(m、1H)、2.84(s、3H)、3.13−3.28(m、2H)、3.46(d、J=11.10Hz、1H)、3.61(dd、J=11.50、3.17Hz、1H)、6.90(s、1H)、6.91(s、1H)、7.23(dd、J=7.93、4.76Hz、1H)、8.15(d、J=2.78Hz、1H)、8.28−8.36(m、2H)、12.18(s、1H)。
実施例98
3−({[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}メチル)−N−エチルピペリジン−1−カルボキサミド
実施例23に代えて実施例94cを用い、イソシアナトエタンに代えてイソシアナトシクロペンタンを用いて、実施例79についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:20mg(41%)。MS(DCI/NH)m/z413(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.99(t、J=7.14Hz、3H)、1.09−1.25(m、1H)、1.19−1.42(m、1H)、1.54−1.74(m、2H)、1.82(d、J=12.29Hz、1H)、2.45(s、1H)、2.70(t、J=10.71Hz、1H)、3.03(q、J=7.14Hz、2H)、3.10−3.19(m、2H)、3.77(d、J=13.09Hz、1H)、3.96(d、J=13.09Hz、1H)、6.88(s、1H)、6.89(s、1H)、7.23(dd、J=8.33、4.76Hz、1H)、8.14(d、J=2.78Hz、1H)、8.20−8.45(m、2H)、12.19(s、1H)。
実施例99
1−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチル尿素
メタンスルホニルクロライドに代えてイソシアナトメタンを用い、実施例15に代えて実施例61bを用いて、実施例21に記載の方法に従って、実施例99(0.11g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.13−1.36(m、5H)1.85(s、2H)1.99(s、2H)3.28(s、3H)3.63(s、1H)5.51−5.64(m、1H)5.67−5.79(m、1H)6.70−6.80(m、1H)6.83−6.90(m、2H)7.14−7.28(m、1H)8.07−8.16(m、1H)8.24−8.36(m、2H)11.92−12.42(m、1H)。MS(ESI)m/z398.9(M+H)
実施例100
1−[3−({[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}メチル)ピペリジン−1−イル]エタノン
実施例23に代えて実施例94cを用い、シクロプロパンカルボン酸に代えて酢酸を用いて、実施例69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:28mg(62%)。MS(DCI/NH)m/z384(M+H)H NMR(300MHz、CDOD):1.20−1.56(m、1H)、1.67−1.88(m、1H)、1.86−2.01(m、1H)、2.08(s、3H)、2.68(dd、J=12.88、10.17Hz、1H)、2.79−2.94(m、1H)、2.99−3.09(m、1H)、3.12−3.27(m、1H)、3.79(d、J=13.56Hz、1H)、3.90(dd、J=13.39、3.56Hz、1H)、4.21(d、J=12.88Hz、1H)、4.38(dd、J=12.88、3.73Hz、1H)、6.80(s、1H)、6.91(s、1H)、7.34−7.55(m、1H)、8.00(d、J=6.78Hz、1H)、8.26−8.44(m、1H)、8.47−8.76(m、1H)。
実施例101
6−クロロ−N−{[1−(シクロプロピルスルホニル)ピペリジン−3−イル]メチル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例23に代えて実施例94cを用い、実施例76についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:28mg(54%)。MS(DCI/NH)m/z446(M+H)H NMR(300MHz、CDOD):0.92−1.06(m、4H)、1.16−1.36(m、1H)、1.49−1.74(m、1H)、1.79(s、1H)、1.84−1.93(m、1H)、1.93−2.07(m、1H)、2.37−2.51(m、1H)、2.76(dd、J=11.53、9.83Hz、1H)、2.84−3.01(m、1H)、3.03−3.11(m、1H)、3.24(d、J=4.75Hz、1H)、3.61(d、J=11.87Hz、1H)、3.74(dd、J=13.22、2.37Hz、1H)、6.80(d、J=1.02Hz、1H)、6.91(d、J=1.02Hz、1H)、7.45(dd、J=7.97、5.26Hz、1H)、8.01(s、1H)、8.38(d、J=4.07Hz、1H)、8.63(dd、J=7.97、1.19Hz、1H)。
実施例102
(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)(シクロプロピル)メタノン
実施例102a
3−(6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて3−アミノピペリジン−1−カルボン酸ベンジルを用い、実施例8についての手順に従って、標題化合物を製造した。収量:430mg(50%)。MS(DCI/NH)m/z462(M+H)
実施例102b
6−クロロ−N−(ピペリジン−3−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例102a(430mg、0.93mmol)のトリフルオロ酢酸(5mL)中溶液を室温で終夜撹拌した。混合物を濃縮し、残留物を実施例58に記載の方法に従ってHPLCによって精製して、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を得た。収量:180mg(59%)。MS(DCI/NH)m/z328(M+H)
実施例102c
(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)(シクロプロピル)メタノン
実施例23に代えて実施例102bを用い、実施例69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:26mg(53%)。MS(DCI/NH)m/z396(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−66):0.60−0.87(m、4H)、1.34−1.69(m、2H)、1.76(dd、J=11.70、5.93Hz、1H)、1.91−2.05(m、2H)、3.00−3.15(m、1H)、3.16−3.29(m、1H)、3.87−4.14(m、2H)、4.08−4.42(m、1H)、6.94(s、1H)、6.99(s、1H)、7.22(dd、J=7.80、4.75Hz、1H)、8.14(d、J=2.71Hz、1H)、8.17−8.46(m、2H)、12.17(s、1H)。
実施例103
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(シクロプロピルメチル)シクロヘキサン−1,3−ジアミン
イソブチルアルデヒドに代えてシクロプロパンカルボアルデヒドを用い、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:23mg(50%)。MS(DCI/NH)m/z396(M+H)H NMR(300MHz、CDOD):0.41(q、J=4.75Hz、2H)、0.67−0.78(m、2H)、0.99−1.16(m、1H)、1.17−1.43(m、3H)、1.43−1.66(m、1H)、1.72−1.90(m、1H)、1.91−2.23(m、3H)、2.61(dd、J=9.83、2.03Hz、1H)、2.96(d、J=7.12Hz、2H)、3.78−4.01(m、1H)、6.77(d、J=1.36Hz、1H)、6.89(d、J=1.36Hz、1H)、7.33(dd、J=7.97、4.92Hz、1H)、7.90(dd、1H)、8.33(dd、J=5.09、1.36Hz、1H)、8.46(dd、J=7.97、1.53Hz、1H)。
実施例104
6−クロロ−N−(1−シクロブチルピペリジン−3−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例23に代えて実施例102bを用い、イソブチルアルデヒドに代えてシクロブタノンを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:44mg(76%)。MS(DCI/NH)m/z382(M+H)H NMR(300MHz、CDOD):1.47−1.70(m、1H)、1.76−2.02(m、3H)、2.06−2.23(m、3H)、2.22−2.40(m、2H)、2.45(t、J=11.30Hz、2H)、2.66−2.84(m、1H)、3.48(d、J=13.88Hz、1H)、3.60−3.76(m、1H)、3.74−3.92(m、1H)、4.05−4.34(m、1H)、6.82(s、1H)、6.96(s、1H)、7.31(dd、J=8.13、4.96Hz、1H)、7.90(s、1H)、8.32(d、J=5.16Hz、1H)、8.42(d、J=7.93Hz、1H)。
実施例105
トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−シクロブチルシクロヘキサン−1,4−ジアミン
ホルムアルデヒドに代えてシクロブタノンを用い、実施例93に記載の方法に従って、実施例105(0.08g)を製造した。溶媒を減圧下に除去し、粗取得物をジクロロメタンに溶かした。有機層を飽和NaHCOで洗浄し、水層をジクロロメタンで抽出した(3回)。有機層を濾過し、濾液をMgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物を濾過固体と合わせて、遊離塩基としての標題化合物を得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.95−1.29(m、4H)1.37(s、1H)1.44−1.74(m、4H)1.84(s、2H)1.94(s、2H)2.01−2.20(m、2H)2.37(s、1H)3.60(s、2H)6.60−6.77(m、1H)6.76−6.96(m、2H)7.08−7.28(m、1H)8.00−8.19(m、1H)8.20−8.38(m、2H)11.76−12.41(m、1H)。MS(ESI)m/z396.0(M+H)
実施例106
(2S)−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アゼチジン−2−カルボキサミド
実施例106a
(S)−2−((1r,4S)−4−(6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルカルバモイル)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル
実施例61b(0.125、0.37mmol)のDMF(4mL)中溶液に、EDC(0.14g、0.73mmol)、HOBT(0.11g、0.73mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(0.142g、1.09mmol)および(S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−2−カルボン酸(0.088g、0.44mmol)を加えた。反応液を室温で16時間撹拌した。溶液を酢酸エチルで希釈し、水(2回)、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、濃縮した。SF12−24カラム(30分かけての0%から6%酢酸エチル/ヘキサン勾配)を用いるAnalogix 280でフラッシュクロマトグラフィーを行って、標題化合物80mgを固体として得た。MS(ESI)m/z525.1(M+H)
実施例106b
(2S)−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アゼチジン−2−カルボキサミド
実施例106aのジクロロメタン(2mL)中溶液にトリフルオロ酢酸1mLを加えた。反応液を室温で2時間撹拌し、溶媒を減圧下に除去した。粗取得物をジクロロメタンと共沸させ(3回)、10時間高真空乾燥して、ビス−トリフルオロ酢酸塩としての標題化合物0.08gを得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.16−1.45(m、5H)1.74−1.96(m、4H)1.94−2.14(m、2H)2.17−2.44(m、1H)2.54−2.76(m、1H)3.70(m、2H)4.64−5.04(m、1H)6.71−6.84(m、1H)6.83−6.91(m、2H)7.08−7.30(m、1H)7.98−8.24(m、1H)8.17−8.41(m、2H)8.56−8.86(m、1H)8.80−9.19(m、1H)11.93−12.40(m、1H)。MS(ESI)m/z425.1(M+H)
実施例107
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]ピリジン−3−カルボキサミド
実施例7a(0.250g、0.618mmol)、ニコチンアミド(0.098g、0.804mmol)、炭酸セシウム(0.222g、0.680mmol)、酢酸パラジウム(II)(6.9mg、0.031mmol)およびキサントホス(0.027g、0.046mmol)のジオキサン(6mL)およびDMF(0.6mL)中混合物をBiotageマイクロ波リアクター中において、150℃で30分間加熱した。冷却後、反応混合物を濾過し、固体をCHClで洗浄した。濾液を濃縮した。残留物をEtOAc/エーテルで磨砕した。固体を濾過し、EtOAc/ジエチルエーテルで洗浄し、脱水して、中間体0.240gを得た。その中間体をジオキサン(6mL)に懸濁させ、20%水酸化ナトリウム(0.60mL、0.62mmol)で処理した。混合物を50℃で3時間加熱した。濃縮後、残留物を水中で15分間撹拌し、濾過し、実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、標題化合物(29.8mg)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm7.31(dd、J=8.09、4.73Hz、1H)、7.62(dd、J=7.93、4.88Hz、1H)、7.69(d、J=1.22Hz、1H)、8.33−8.40(m、2H)、8.40−8.50(m、2H)、8.70(s、1H)、8.80(d、J=6.41Hz、1H)、9.21(d、J=1.83Hz、1H)、11.40(s、1H)、12.41(s、1H)。MS(ESI)m/z349.9(M+H)
実施例108
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]ブタンアミド
実施例7a(0.600g、1.484mmol)、ブチルアミド(0.194g、2.23mmol)、炭酸セシウム(0.629g、1.93mmol)、酢酸パラジウム(II)(0.017g、0.074mmol)およびキサントホス(0.064g、0.111mmol)のジオキサン(12mL)中混合物を脱気し、82℃で4.5時間加熱した。溶媒を留去し、残留物を20%ブラインで処理し、EtOAcで抽出した。有機層をMgSOで脱水し、濾過し、濃縮し、ヘキサン/EtOAc(6:4から1:1)で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる40gカラムで精製して、中間体(0.330g)を得た。その中間体(0.150g)をジオキサン(5mL)に懸濁させ、20%水酸化ナトリウム(0.50mL、1.5mmol)で処理した。混合物を55℃で6時間加熱した。濃縮後、残留物を水中で15分間撹拌し、濾過し、実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、標題化合物(40.0mg)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm0.92(t、J=7.48Hz、3H)、1.58−1.69(m、2H)、2.36(t、2H)、7.30(dd、J=7.63、4.88Hz、1H)、7.57(s、1H)、8.21−8.45(m、3H)、8.60(s、1H)、10.74(s、1H)、12.39(s、1H)。MS(ESI)m/z314.9(M+H)
実施例109
トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(シクロプロピルメチル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン
ホルムアルデヒドに代えてシクロプロパンカルボアルデヒドを用い、実施例93に記載の方法に従って、実施例109のトリフルオロ酢酸塩(0.04g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.27−0.46(m、2H)0.53−0.69(m、2H)0.94−1.12(m、1H)1.14−1.35(m、3H)1.35−1.64(m、2H)1.97−2.21(m、4H)2.79−2.95(m、2H)2.97−3.20(m、1H)3.52−3.75(m、1H)6.74−6.95(m、3H)7.13−7.27(m、1H)8.07−8.18(m、1H)8.24−8.36(m、2H)8.34−8.49(m、2H)11.80−12.47(m、1H)。MS(ESI)m/z396.0(M+H)
実施例110
N−[(トランス)−2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル]メタンスルホンアミド
実施例110a
(トランス)−N −(6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1,2−ジアミン
アセトニトリル(30mL)中の実施例61a(3.4g)およびトランス−シクロヘキサン−1,2−ジアミンの混合物を、Biotageマイクロ波リアクター中にて、170℃で40分間加熱した。反応混合物を酢酸エチルで抽出し(2回)、ブラインおよび重炭酸ナトリウムで洗浄した。合わせた有機層を1M HClで処理した。水層をNaOH(1M)で処理し、取得物が溶液から析出して、標題化合物0.797mgを得た。
実施例110b
N−[(トランス)−2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル]メタンスルホンアミド
DMF(1.5mL)中の実施例110aに、トリエチルアミン(0.098mL、0.704mmol)およびメタンスルホニルクロライド(0.034mL、0.439mmol)を室温で終夜加えた。さらに、それに1当量のメタンスルホニルクロライドを加えた。反応液に、撹拌しながら水を滴下した。粗取得物をEtOAcで抽出した(2回)。濃縮した有機層を合わせ、流量15mL/分で40分かけての10%から100%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるZorbaxRX−C18カラム(250×21.2mm、粒径7μm)で行う逆相HPLCによって精製して、標題化合物21.0mg(11%)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.30−1.31(m、2H)、1.39−1.46(m、1H)、1.66−1.68(m、2H)、1.94−2.0(m、2H)、2.9(s、3H)、3.12−3.18(m、1H)、6.77−6.78(m、1H)、6.91−6.92(m、2H)、7.11(d、1H)、7.21−7.24(m、1H)、8.15−8.16(m、1H)、8.31−8.33(m、2H)、12.2(s、1H)。MS(DCI)m/z420.1(M+H)
実施例111
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−2,6−ジフルオロベンズアミド
実施例7a(0.100g、0.247mmol)、2,6−ジフルオロベンズアミド(0.066g、0.421mmol)、炭酸セシウム(0.105g、0.322mmol)、酢酸パラジウム(II)(2.78mg、0.012mmol)およびキサントホス(10.73mg、0.019mmol)のジオキサン(3mL)およびDMF(0.1mL)中混合物を、Biotageマイクロ波リアクター中にて150℃で30分間加熱した。混合物を濃縮した。固体をジオキサン(3mL)に懸濁させ、NaOH(20%、0.10mL)で処理し、50℃で3時間加熱した。反応混合物を濃縮した。残留物を水中で15分間撹拌し、濾過し、実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、標題化合物(8.5mg)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm7.24(t、J=8.24Hz、2H)、7.30(dd、J=8.09、4.73Hz、1H)、7.52−7.65(m、2H)、7.70(s、1H)、8.34−8.41(m、3H)、8.65(s、1H)、11.66(s、1H)、12.41(s、1H)。MS(ESI)m/z384.9(M+H)
実施例112
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]ピペリジン−4−カルボキサミド
実施例7a(0.100g、0.247mmol)、4−カルバモイルピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(0.0960g、0.421mmol)、炭酸セシウム(0.105g、0.322mmol)、酢酸パラジウム(II)(2.8mg、0.012mmol)およびキサントホス(10.7mg、0.019mmol)のジオキサン(3mL)およびDMF(0.1mL)中混合物を脱気し、Biotageマイクロ波リアクター中にて150℃で30分間加熱した。溶媒を留去した。残留物を20%ブラインで処理し、EtOAcで抽出した。有機層を濃縮し、ジオキサン(2.5mL)に溶かし、20%水酸化ナトリウム(0.50mL、0.247mmol)で処理した。混合物を50℃で2時間加熱した。濃縮後、残留物を水で磨砕し、濾過した。固体を実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、標題化合物(12.7mg)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(500MHz、メタノール−d)δppm1.81−2.07(m、2H)、2.10−2.23(m、2H)、2.84(m、1H)、3.01−3.15(m、2H)、3.45−3.57(m、2H)、7.30(dd、J=7.93、4.88Hz、1H)、7.48(d、J=1.22Hz、1H)、8.04(s、1H)、8.32(dd、J=4.73、1.37Hz、1H)、8.48(dd、J=8.09、1.37Hz、1H)、8.54(s、1H)。MS(ESI)m/z356.0(M+H)
実施例113
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)アセトアミド
実施例74(100.0mg、0.303mmol)、トリエチルアミン(0.055mL、0.394mmol)およびセチルクロライド(0.024mL、0.334mmol)のDMF(2.2mL)中混合物を0℃で60分間撹拌した。反応混合物に水をゆっくり加えたところ、白色懸濁液が生成した。その懸濁液を濾過し、水およびジエチルエーテルで洗浄し、乾燥機乾燥して、標題化合物45.0mgを得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.87(s、6H)、1.89(s、3H)、2.96(d、J=6.44Hz、2H)、3.13(d、J=6.10Hz、2H)、6.86(t、J=6.27Hz、1H)、6.90(d、J=1.36Hz、1H)、6.98(s、1H)、7.22(dd、J=7.80、4.75Hz、1H)、7.79(t、J=6.27Hz、1H)、8.15(d、J=2.37Hz、1H)、8.27−8.40(m、2H)、12.16(s、1H)。MS(ESI)m/z372.0(M+H)
実施例114
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N ,N −ジメチルグリシンアミド
(S)−1−(tert−ブタキシカルボニル)アゼチジン−2−カルボン酸に代えて2−(ジメチルアミノ)酢酸を用い、実施例106aに記載の方法に従って、実施例114(0.055g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.07−1.56(m、4H)1.79(t、J=4.96Hz、2H)2.00(d、J=10.71Hz、2H)2.10−2.24(m、6H)2.77−2.95(m、2H)3.46−3.79(m、2H)6.71−6.81(m、1H)6.81−6.93(m、2H)7.12−7.29(m、1H)7.46−7.61(m、1H)8.05−8.19(m、1H)8.23−8.39(m、2H)11.59−12.59(m、1H)。MS(ESI)m/z427.1(M+H)
実施例115
(2S)−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−オキソアゼチジン−2−カルボキサミド
(S)−1−(tert−ブタキシカルボニル)アゼチジン−2−カルボン酸に代えて(S)−4−オキソアゼチジン−2−カルボン酸を用い、実施例106aに記載の方法に従って、実施例115(0.055g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.15−1.44(m、4H)1.74−1.92(m、2H)1.94−2.07(m、2H)2.62−2.76(m、1H)3.01−3.15(m、1H)3.62(d、J=6.78Hz、2H)3.93(dd、J=5.42、2.37Hz、1H)6.75−6.83(m、1H)6.83−6.91(m、2H)7.12−7.26(m、1H)8.01−8.10(m、1H)8.09−8.15(m、2H)8.25−8.36(m、2H)11.78−12.49(m、1H)。MS(ESI)m/z439.0(M+H)
実施例116
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N −メチル−L−アラニンアミド
(S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−2−カルボン酸に代えて(S)−2−(tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)プロパン酸を用い、実施例106aに記載の方法に従って、実施例116(0.055g)を製造した。中間体をトリフルオロ酢酸/ジクロロメタンで処理した。溶媒を除去して、標題化合物をビス−トリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.20−1.47(m、5H)1.67−1.95(m、5H)1.93−2.13(m、3H)2.67−2.82(m、2H)2.93−3.21(m、1H)3.45−3.79(m、2H)6.82−6.94(m、2H)7.13−7.29(m、1H)8.13(d、J=2.71Hz、1H)8.26−8.36(m、2H)8.34−8.44(m、2H)8.76(s、2H)11.85−12.41(m、1H)。MS(ESI)m/z427.1(M+H)
実施例117
アゼチジン−2−イル(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)メタノン
実施例117a
2−(4−(6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)ピペリジン−1−カルボニル)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル
実施例61bに代えて実施例33を用い、(S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−2−カルボン酸に代えて1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−2−カルボン酸を用いて、実施例106aに記載の方法に従って、実施例117a(0.045g)を製造した。MS(ESI)m/z511.2(M+H)
実施例117b
アゼチジン−2−イル(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)メタノン
実施例106aに代えて実施例117aを用い、実施例106bに記載の方法に従って、実施例117bのトリフルオロ酢酸塩(0.03g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.21−1.60(m、3H)1.84−2.12(m、2H)3.18(d、J=10.17Hz、2H)3.44(s、1H)3.76(s、1H)3.87−4.07(m、2H)4.19(s、1H)5.35(s、1H)6.78−7.01(m、3H)7.14−7.29(m、1H)8.05−8.23(m、1H)8.26−8.36(m、2H)8.58−8.80(m、1H)9.04−9.29(m、1H)11.76−12.49(m、1H)。MS(ESI)m/z411.0(M+H)
実施例118
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N ,N −ジメチルグリシンアミド
シクロプロパンカルボン酸に代えて2−(ジメチルアミノ)酢酸を用い、実施例69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。トリフルオロ酢酸塩のジクロロメタン(10mL)中溶液に、HCl/エーテル(7N、1mL)を加えた。混合物を濃縮して、標題化合物をHCl塩として得た(収量:80mg、90%)。MS(DCI/NH)m/z427(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):0.92−1.23(m、3H)、1.22−1.51(m、1H)、1.55−2.05(m、3H)、2.18(d、J=14.24Hz、1H)、2.80(s、6H)、3.63−3.81(m、2H)、3.77−3.96(m、2H)、6.88(d、J=9.49Hz、2H)、7.24(dd、J=7.80、4.75Hz、1H)、8.16(s、1H)、8.25−8.41(m、1H)、8.58(d、J=7.46Hz、1H)、9.73(s、1H)、12.25(s、1H)。
実施例119
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチル−L−プロリンアミド
シクロプロパンカルボン酸に代えて(S)−1−メチルピロリジン−2−カルボン酸を用い、実施例69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:50mg(47%)。MS(DCI/NH)m/z453(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):0.95−1.26(m、3H)、1.43(d、J=10.17Hz、1H)、1.58−2.01(m、4H)、2.00−2.12(m、1H)、2.10−2.30(m、1H)、2.71−2.75(m、1H)、2.80(s、3H)、3.15(dd、J=10.17、2.37Hz、1H)、3.55(s、1H)、3.77(s、2H)、3.84−4.02(m、2H)、6.72−7.01(m、2H)、7.22(dd、J=7.12、4.41Hz、1H)、8.13(d、J=1.70Hz、1H)、8.20−8.39(m、2H)、8.55(d、J=7.80Hz、1H)、9.59(s、1H)、12.17(s、1H)。
実施例120
N−[(トランス)−2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル]アゼチジン−2−カルボキサミド
脱水DMF(3.0mL)中の実施例110a(0.12g、0.361mmol)に、1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−2−カルボン酸(0.092g、0.456mmol)、EDC(0.087g、0.456mmol)、HOBT(0.070g、0.456mmol)およびトリエチルアミン(0.064mL、0.456mmol)を加え、反応混合物を室温で終夜撹拌した。さらに、、0.7当量の1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−2−カルボン酸、EDC、HOBTおよびトリエチルアミンを加え、反応混合物をさらに1晩撹拌した。水を加えて、かなり透明な取得物114.0mgを沈澱させた。取得物をジクロロメタン(2.0mL)およびトリフルオロ酢酸(0.6mL)に溶かした。反応混合物を室温で40分間撹拌した。粗混合物を濃縮し、流量15mL/分で40分かけての10%から100%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるZorbax RX−C18カラム(250×21.2mm、粒径7μm)で行う逆相HPLCによって精製して、標題化合物74.2mg(44%)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.31−1.33(m、4H)、1.70−1.72(m、2H)、1.8−2.09(m、2H)、2.29−2.39(m、1H)、3.53−3.56(m、1H)、3.66−3.73(m、2H)、4.70−4.78(m、1H)、6.70−6.75(m、1H)、6.87−6.91(m、2H)、7.20−7.23(m、1H)、8.13(dd、J=9.76、2.75Hz、1H)、8.24(d、J=8.54Hz、1H)、8.30−8.31(m、2H)、8.38(d、J=7.63Hz、1H)、8.59−8.88(m、3H)。MS(DCI)m/z425.2(M+H)
実施例121
N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N,N,2,2−テトラメチルプロパン−1,3−ジアミン
実施例74(0.100g、0.303mmol)およびホルムアルデヒド(37%水溶液、0.042mL、1.516mmol)の混合物を室温で10分間撹拌し、次に水素化ホウ素シアノナトリウム(0.038g、0.606mmol)および塩化亜鉛(0.413mg、3.03μmol)を加えた。5時間後、ほとんどの溶媒を留去した。残ったスラリーをEtOAcで希釈し、飽和NaHCOおよび50%ブラインの混合物で洗浄した。有機層をMgSOで脱水し、濾過し、濃縮し、MeOH/EtOAc(3:97から5:95)で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる12gカラムで精製した。不完全な反応からの取得物をMeOHに溶かし、NaCNBH(10mg)で5時間処理した。粗取得物を実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、標題化合物(53.8mg)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.09(s、6H)、2.88(d、J=4.88Hz、6H)、3.08(d、J=4.27Hz、2H)、3.29(d、J=5.19Hz、2H)、6.98(s、1H)、6.99−7.06(m、2H)、7.23(dd、J=7.93、4.88Hz、1H),8.17(d、J=2.75Hz、1H)、8.29−8.36(m、2H)、9.09(s、brd、1H)、12.22(s、1H)。MS(ESI)m/z358.0(M+H)
実施例122
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]メタンスルホンアミド
実施例61a(0.130g、0.322mmol)、メタンスルホンアミド(0.046g、0.482mmol)、炭酸セシウム(0.136g、0.418mmol)、酢酸パラジウム(3.61mg、0.016mmol)およびキサントホス(0.014g、0.024mmol)のジオキサン(3mL)およびDMF(0.1mL)中混合物を、Biotageマイクロ波リアクター中にて160℃で30分間加熱した。混合物を濃縮した。残留物をEtOAcで処理し、20%ブラインで洗浄した。有機層の乳濁液を濃縮した。固体をジオキサン(4mL)に懸濁させ、20%水酸化ナトリウム(0.15mL、0.322mmol)で処理し、50℃で3時間加熱した。反応混合物を濃縮した。残留物をDMSO/MeOHで処理し、実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、標題化合物(6.0mg)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm3.36(s、3H)、7.26(dd、J=7.93、4.76Hz、1H)、7.41(d、J=0.79Hz、1H)、7.55(d、J=1.19Hz、1H)、8.27−8.40(m、3H)、10.76(s、1H)、12.36(s、1H)。MS(ESI)m/z322.8(M+H)
実施例123
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]ベンゼンスルホンアミド
メタンスルホンアミドに代えてベンゼンスルホンアミドを用い、実施例122に記載の方法に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm7.26(dd、J=7.93、4.58Hz、1H)、7.39(s、1H)7.47(s、1H)、7.57−7.68(m、3H)、7.98(d、J=7.32Hz、2H)、8.17(d、J=8.24Hz、1H)、8.26(d、J=3.05Hz、1H)、8.32(d、J=4.58Hz、1H)、11.35(s、1H)、12.34(s、1H)。MS(ESI)m/z384.9(M+H)
実施例124
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)シクロプロパンカルボキサミド
塩化アセチルに代えてシクロプロパンカルボニルクロライドを用い、実施例113に記載の方法に従って、標題化合物を製造した。粗取得物を実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、標題化合物をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.54−0.74(m、4H)、0.88(s、6H)、1.64(m、1H)、3.00(d、J=6.44Hz、2H)、3.14(s、2H)、6.85(s、brd、1H)、6.90(d、J=1.02Hz、1H)、6.97(s、1H)、7.23(dd、J=7.80、4.75Hz、1H)、8.01(t、J=6.44Hz、1H)、8.15(d、J=2.71Hz、1H)、8.31(dd、J=4.75、1.36Hz、1H)、8.36(dd、J=8.14、1.36Hz、1H)、12.18(s、1H)。MS(ESI)m/z398.0(M+H)
実施例125
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチルピロリジン−3−カルボキサミド
(S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−2−カルボン酸に代えて1−メチルピロリジン−3−カルボン酸を用い、実施例106aに記載の方法に従って、実施例125(0.05g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.10−1.43(m、4H)1.73−2.10(m、6H)2.24−2.35(m、3H)2.38−2.48(m、2H)2.59−2.70(m、1H)2.76−2.87(m、2H)3.60(s、2H)6.70−6.82(m、1H)6.82−6.90(m、2H)7.12−7.27(m、1H)7.68−7.78(m、1H)8.08−8.16(m、1H)8.24−8.36(m、2H)11.96−12.30(m、1H)。MS(ESI)m/z453.3(M+H)
実施例126
(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)(シクロプロピル)メタノン
メタンスルホニルクロライドに代えてシクロプロパンカルボニルクロライドを用い、実施例51に記載の方法に従って、実施例126(0.02g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.60−0.84(m、5H)1.22(d、J=10.85Hz、3H)1.81−2.14(m、2H)2.90(s、1H)4.03(d、J=7.12Hz、1H)4.17(s、2H)6.83−6.95(m、3H)7.15−7.27(m、1H)8.10−8.17(m、1H)8.26−8.36(m、2H)12.09−12.20(m、1H)。MS(ESI)m/z396.0(M+H)
実施例127
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N ,N −ジメチル−L−アラニンアミド
(S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−2−カルボン酸に代えて(S)−2−(ジメチルアミノ)プロパン酸を用い、実施例106aに記載の方法に従って、実施例127(0.05g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.98−1.15(m、3H)1.13−1.55(m、5H)1.77(s、2H)1.99(s、1H)2.10−2.26(m、6H)2.79−2.98(m、1H)3.44−3.75(m、J=8.48Hz、2H)6.76(d、J=7.80Hz、1H)6.81−6.93(m、2H)7.20(dd、J=7.80、4.75Hz、1H)7.55(d、J=8.48Hz、1H)8.12(t、J=3.39Hz、1H)8.24−8.38(m、2H)12.13(s、1H)。MS(ESI)m/z441.1(M+H)
実施例128
6−クロロ−N−(1−シクロブチルピペリジン−4−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例61bに代えて実施例33を用い、ホルムアルデヒドに代えてシクロブタノンを用いて、実施例93に記載の方法に従って、実施例128(0.045g)を製造した。溶媒を反応液から除去し、残留物を酢酸エチルで希釈した。有機層を飽和重炭酸ナトリウム溶液、ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。粗取得物を、ジクロロメタンで磨砕し、固体を濾過して、標題化合物を遊離塩基として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.40(d、J=9.83Hz、3H)1.53−1.69(m、1H)1.67−2.04(m、6H)2.04−2.41(m、2H)2.61−2.83(m、3H)3.55−3.79(m、1H)6.79(d、J=7.80Hz、1H)6.83−6.95(m、2H)7.21(dd、J=7.97、4.92Hz、1H)8.05−8.19(m、1H)8.25−8.37(m、2H)12.14(s、1H)。MS(ESI)m/z382.0(M+H)
実施例129
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピペリジン−2−カルボキサミド
実施例23(50mg、0.15mmol)の脱水DMF(2mL)中溶液に、1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−2−カルボン酸(50mg、0.22mmol)、EDC(42mg、0.22mmol)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(34mg、0.22mmol)およびトリエチルアミン(22mg、0.22mmol)を加えた。反応液を室温で終夜撹拌した。反応混合物をメチレンクロライド(100mL)とブライン(20mL)との間で分配した。有機相を濃縮した。残留物を、ジクロロメタン(10mL)に溶かした。その溶液に、トリフルオロ酢酸(1mL)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、残留物を流量15mL/分で60分かけての0%から100%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるZorbax RX−C18カラム(250×21.2mm、粒径7m)で行う逆相HPLCによって精製して、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を得た。収量:33mg(50%)。MS(DCI/NH)m/z453(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):0.99−1.26(m、3H)、1.28−1.63(m、4H)、1.59−1.89(m、5H)、1.88−2.34(m、3H)、2.69−3.04(m、1H)、3.08−3.31(m、1H)、3.49−3.83(m、2H)、6.71−6.97(m、1H)、6.85(s、1H)、7.22(dd、J=7.80、5.09Hz、1H)、8.13(d、J=2.71Hz、1H)、8.25−8.43(m、2H)、12.17(s、1H)。
実施例130
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(ピロリジン−1−イル)アセトアミド
シクロプロパンカルボン酸に代えて2−(ピロリジン−1−イル)酢酸を用い、実施例69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:45mg(67%)。MS(DCI/NH)m/z453(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):ppm0.79−1.23(m、3H)、1.27−1.53(m、1H)、1.53−2.06(m、7H)、2.09−2.21(m、1H)、3.02(s、2H)、3.55(d、J=5.09Hz、2H)、3.64−3.83(m、2H)、3.87−4.01(m、2H)、6.85(s、1H)、6.89(s、1H)、7.22(dd、J=7.63、4.92Hz、1H)、8.13(d、J=2.71Hz、1H)、8.23−8.35(m、2H)、8.43(d、J=7.80Hz、1H)、9.88(s、1H)、12.17(d、J=1.36Hz、1H)。
実施例131
(シス)−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,2−ジアミン
シス−1,2−ジアミノシクロヘキサン(3.5mL)の存在下にBiotageマイクロ波リアクター中にて、エタノール(1.5mL)中の実施例7a(1.5g、3.71mmol)を175℃で30分間加熱した。反応混合物を冷却して室温とし、酢酸エチルで希釈し、飽和重炭酸ナトリウムおよび水で洗浄した。有機層を1M HClで処理した。水層をNaOH(1M)で処理したところ、標題化合物が728mg(57%)の量で遊離塩基として沈澱した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.31−1.33(m、2H)、1.52−1.6(m、4H)、3.03−3.05(m、1H)、3.9−3.93(m、1H)、6.61(d、J=8.14Hz、1H)、6.88(s、1H)、7.02(s、1H)、7.19−7.23(m、1H)、8.13(s、1H)、8.30(dd、J=4.58、1.53Hz、1H)、8.38(dd、1H)。MS(DCI)m/z342.2(M+H)
実施例132
N−[(シス)−2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル]メタンスルホンアミド
実施例110aに代えて実施例131を用い、実施例110bに記載の方法に従って、実施例132のトリフルオロ酢酸塩を製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.33−1.40(m、2H)、1.57−1.74(m、6H)、2.81(s、3H)、3.60−3.66(m、1H)、6.92(s、1H)、7.02(s、1H)、7.22(dd、J=8.09、4.73Hz、1H)、8.15−8.16(m、1H)、8.30(dd、J=4.73、1.37Hz、1H)、8.37(dd、J=8.24、1.53Hz、1H)、12.17(s、1H)。MS(DCI)m/z420.2(M+H)
実施例133
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロブタンカルボキサミド
(S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−2−カルボン酸に代えてシクロブタンカルボン酸を用い、実施例106aに記載の方法に従って、実施例133(0.08g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.10−1.40(m、5H)1.64−2.22(m、9H)2.95(q、J=8.70Hz、1H)3.54(s、2H)6.76(d、J=7.46Hz、1H)6.82−6.89(m、2H)7.20(dd、J=7.80、4.75Hz、1H)7.50(d、J=7.80Hz、1H)8.12(d、J=2.71Hz、1H)8.23−8.36(m、2H)12.07−12.19(m、1H)。MS(ESI)m/z424.1(M+H)
実施例134
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−エチルアゼチジン−2−カルボキサミド
実施例61bに代えて実施例106bを用い、ホルムアルデヒドに代えてアセトアルデヒドを用いて、実施例93に記載の方法に従って、実施例134(0.09g)を製造した。溶媒を反応液から除去し、残留物を酢酸エチルで希釈した。有機層を飽和重炭酸ナトリウム溶液、ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮して、標題化合物を遊離塩基として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.89(q、J=7.35Hz、3H)1.11−1.36(m、4H)1.36−1.60(m、2H)1.65−2.09(m、4H)2.11−2.33(m、2H)2.37−2.47(m、2H)2.69−2.89(m、1H)3.47−3.75(m、J=31.87Hz、2H)6.77(d、J=7.80Hz、1H)6.82−6.91(m、2H)7.21(dd、J=7.80、4.75Hz、1H)7.45(d、J=8.48Hz、1H)8.12(d、J=2.37Hz、1H)8.25−8.35(m、2H)12.13(s、1H)。MS(ESI)m/z453.1(M+H)
実施例135
1−アミノ−N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロブタンカルボキサミド
1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−2−カルボン酸に代えて1−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロブタンカルボン酸を用いて、実施例129についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:78mg(76%)。MS(DCI/NH)m/z439(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):0.99−1.53(m、4H)、1.69−1.87(m、2H)、1.87−2.04(m、2H)、2.04−2.26(m、4H)、2.53−2.65(m、1H)、3.62−4.04(m、3H)、6.86(s、1H)、6.89(s、1H)、7.22(dd、J=7.46、5.09Hz、1H)、8.13(d、J=2.71Hz、1H)、8.23(d、J=8.14Hz、1H)、8.30(s、1H)、8.32(d、J=3.05Hz、2H)、8.36(s、2H)、12.16(d、J=2.03Hz、1H)。
実施例136
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−シクロペンチルアゼチジン−2−カルボキサミド
(S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−2−カルボン酸に代えて1−シクロペンチルアゼチジン−2−カルボン酸を用い、実施例106aに記載の方法に従って、実施例136(0.07g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.16−1.55(m、11H)1.54−1.72(m、2H)1.71−1.95(m、3H)1.93−2.10(m、2H)2.08−2.30(m、2H)2.66−2.89(m、2H)3.47−3.78(m、2H)6.78(d、J=7.80Hz、1H)6.83−6.93(m、2H)7.20(dd、J=7.80、4.75Hz、1H)7.37(d、J=8.82Hz、1H)8.12(t、J=3.05Hz、1H)8.24−8.37(m、2H)12.13(s、1H)。MS(ESI)m/z493.1(M+H)
実施例137
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N −シクロペンチルグリシンアミド
実施例137a
tert−ブチル2−((1r,4r)−4−(6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルアミノ)−2−オキソエチル(シクロペンチル)カルバマート
(S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−2−カルボン酸に代えて2−(tert−ブトキシカルボニル(シクロペンチル)アミノ)酢酸を用い、実施例106aに記載の方法に従って、実施例137a(0.2g)を製造した。MS(ESI)m/z567.1(M+H)
実施例137b
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N −シクロペンチルグリシンアミド
実施例106aに代えて実施例137aを用い、実施例106bに記載の方法に従って、実施例137b(0.07g)を製造した。溶媒を除去し、残留物を酢酸エチルに溶かした。有機層を飽和NaHCO、水、ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。粗取得物をメチレンクロライドで磨砕し、固体を濾過して、標題化合物を遊離塩基として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.17−1.36(m、6H)1.38−1.53(m、3H)1.53−1.75(m、5H)1.75−1.91(m、2H)1.91−2.08(m、2H)2.86−3.03(m、1H)3.01−3.10(m、2H)3.49−3.72(m、1H)6.77(d、J=7.46Hz、1H)6.81−6.93(m、2H)7.14−7.27(m、1H)7.55−7.71(m、1H)8.12(d、J=2.37Hz、1H)8.23−8.38(m、2H)12.13(s、1H)。MS(ESI)m/z467.3(M+H)
実施例138
6−クロロ−N−[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−3−イル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例23に代えて実施例102bを用い、シクロプロパンスルホニルクロライドに代えてメチルスルホニルクロライドを用いて、実施例76についての手順に従って、標題化合物を製造した。粗取得物をEtOAcで溶離を行うフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物を得た。収量:25mg(32%)。MS(DCI/NH)m/z406(M+H)H NMR(300MHz、CDOD):1.32−1.57(m、1H)、1.64(d、J=9.52Hz、1H)、1.70−1.99(m、2H)、2.61−2.76(m、1H)、2.88(s、3H)、2.89−3.01(m、1H)、3.13−3.32(m、1H)、3.63(dd、J=11.30、3.37Hz、1H)、3.94(d、J=7.93Hz、1H)、6.93−6.96(m、2H)、6.97(s、1H)、7.21(dd、J=7.93、4.76Hz、1H)、8.15(s、1H)、8.26−8.39(m、2H)、12.17(s、1H)。
実施例139
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−オキソプロリンアミド
シクロプロパンカルボン酸に代えて5−オキソピロリジン−2−カルボン酸を用い、実施例69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:32mg(41%)。MS(DCI/NH)m/z453(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):0.98−1.25(m、3H)、1.39(d、J=13.88Hz、2H)、1.55−2.00(m、5H)、2.01−2.33(m、3H)、3.56−3.98(m、2H)、6.84(s、1H)、6.88(s、1H)、7.22(dd、J=7.93、4.76Hz、1H)、7.69−7.78(m、1H)、7.83−7.93(m、1H)、8.13(d、J=2.78Hz、1H)、8.22−8.40(m、3H)、12.16(s、1H)。
実施例140
(シス)−N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン
実施例131(0.170g、0.497mmol)をメタノール(3.5mL)に溶かした。ホルムアルデヒド(0.074mL、0.995mmol)を加え、溶液を室温で15から30分間撹拌してから、水素化ホウ素シアノナトリウム(0.063g、0.995mmol)および触媒量のZnClを加えた。反応混合物を終夜撹拌した。さらに2当量のホルムアルデヒドを加えた。溶媒を除去し、残留物を1:1DMSOおよびMeOHに溶かした。粗混合物を濃縮し、残留物を流量15mL/分で40分かけての10%から100%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるZorbaxRX−C18カラム(250×21.2mm、粒径7μm)で行う逆相HPLCによって精製して、標題化合物15.3mgをトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.31−1.35(m、1H)、1.48−1.77(m、5H)、1.86−1.89(m、1H)、2.06−2.10(m、1H)、2.78−2.85(m、6H)、3.01(s、1H)、3.23−3.29(m、1H)、4.85(s、1H)、6.92(d、J=10.38Hz、1H)、7.07(s、1H)、7.22−7.26(m、2H)、8.97(s、1H)、12.23(s、1H)。MS(DCI)m/z370.2(M+H)
実施例141
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(モルホリン−4−イル)アセトアミド
実施例141a
(トランス)−N −(6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン
実施例61b(1.6g、4.68mmol)、トリエチルアミン(0.326mL、2.340mmol)および2−クロロアセチルクロライド(0.633mL、7.96mmol)のDMF(32mL)中混合物を0℃で18時間撹拌した。追加の1.1当量の2−クロロアセチルクロライドおよび1.3当量のトリエチルアミンを加え、反応混合物を1時間撹拌した。水を加え、沈澱を濾過し、エチルエーテルで洗浄して、標題化合物1.2g(61%)を得た。
実施例141b
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(モルホリン−4−イル)アセトアミド
実施例141a(0.050g、0.12mmol)およびモルホリン(0.031mL、0.359mmol)のDMF(1.5mL)中混合物を室温で4時間撹拌した。残留物を水で処理し、酢酸エチルで抽出し(2回)、ブラインで洗浄した。有機層をMgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物を流量15mL/分で40分かけての10%から100%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるZorbax RX−C18カラム(250×21.2mm、粒径7μm)で行う逆相HPLCによって精製して、生成物24.0mg(29%)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.26−1.40(m、4H)、1.87−2.04(m、4H)、3.20−3.79(m、10H)、6.80(brs、1H)、6.87−6.89(m、2H)、7.21(dd、J=7.93、4.88Hz、1H)、7.13(d、J=2.75Hz、1H)、8.30−8.31(m、2H)、8.52(d、J=7.32Hz、1H)、10.0−10.3(s、1H)、12.17(s、1H)。MS(DCI)m/z469.3(M+H)
実施例142
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル]アセトアミド
モルホリンに代えて1−(ピリジン−2−イル)ピペラジンを用い、実施例141bに記載の方法に従って、実施例142のトリフルオロ酢酸塩(0.1g、0.239mmol)を製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.27−1.41(m、4H)、1.89−2.05(m、4H)、3.24−4.32(m、10H)、6.77(dd、J=7.02、5.19Hz、1H)、6.88−6.89(m、2H)、6.96(dd、J=dd、8.85Hz、1H)、7.22(dd、J=7.93、4.88Hz、1H)、7.63−7.66(m、1H)、8.14(d、J=2.75Hz、1H)、8.16−8.17(m、1H)、7.3−8.33(m、2H)、8.53(d、J=7.63Hz、1H)、10.19(s、1H)、12.18(s、1H)。MS(DCI)m/z545.3(M+H)
実施例143
N−{4−[(4−アミノシクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えて4,4′−メチレンジシクロヘキサンアミンを用い、実施例58に記載の方法に従ってHPLCによる精製を行った以外は、実施例8についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:80mg(48%)。MS(DCI/NH)m/z439(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):0.78−1.48(m、10H)、1.40−1.82(m、6H)、1.67−2.13(m、4H)、3.43−3.85(m、2H)、6.78−6.91(m、2H)、7.16−7.24(m、1H)、7.42−7.85(m、3H)、8.12(t、J=3.22Hz、1H)、8.20−8.38(m、2H)、12.14(s、1H)。
実施例144
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,6−ジオキソピペリジン−4−カルボキサミド
(S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−2−カルボン酸に代えて2,6−ジオキソピペリジン−4−カルボン酸を用い、実施例106aに記載の方法に従って、実施例144(0.05g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.10−1.44(m、5H)1.80(s、2H)1.91−2.09(m、2H)2.51−2.63(m、2H)2.84−2.98(m、1H)3.41−3.70(m、2H)6.77(t、J=7.46Hz、1H)6.87(t、J=4.07Hz、2H)7.14−7.28(m、1H)7.94(d、J=7.80Hz、1H)8.12(s、1H)8.26−8.36(m、2H)10.63(s、1H)12.13(s、1H)。MS(ESI)m/z482.0(M+H)
実施例145
2−アミノ−N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)エタンスルホンアミド
[実施例145a
−(6−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1,3−ジアミン
3−(2,6−ジクロロピリジン−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンに代えて2,6−ジクロロ−4−ヨードピリジンを用い、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンに代えてシクロヘキサン−1,3−ジアミンを用いて、実施例8についての手順に従って、標題化合物を製造した。収量:800mg(62%)。MS(DCI/NH)m/z352(M+H)
実施例145b
N−(3−(6−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル)−2−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)エタンスルホンアミド
実施例145a(280mg、0.8mmol)のCHCl(10mL)中溶液に、トリエチルアミン(110mg、1mmol)および次に2−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)エタンスルホニルクロライド(262mg、0.95mmol)を加えた。混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を濃縮し、残留物をフラッシュクロマトグラフィー(EtOAc/ヘキサン=1:4)によって精製して標題化合物を得た。収量:180mg(32%)。MS(DCI/NH)m/z589(M+H)
実施例145c
N−(3−(6−クロロ−4−(1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル)−2−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)エタンスルホンアミド
実施例94aに代えて実施例145bを用い、実施例94bについての手順に従って、標題化合物を製造した。収量:190mg(57%)。MS(DCI/NH)m/z719(M+H)
実施例145d
2−アミノ−N−(3−(6−クロロ−4−(1H−インドール−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル)エタンスルホンアミド
実施例145c(50mg、0.07mmol)およびヒドラジン(0.1mL)のエタノール(5mL)中混合物を80℃で終夜撹拌した。LC/MSでは、100%変換が示された。混合物を実施例129に記載の方法に従ってHPLCによって精製して、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を得た。収量:30mg(95%)。MS(DCI/NH)m/z449(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):0.93−1.31(m、2H)、1.43(s、1H)、1.73(d、J=3.39Hz、2H)、1.84−2.02(m、1H)、2.07−2.33(m、1H)、3.04−3.27(m、2H)、3.21−3.42(m、2H)、3.53−3.86(m、1H)、3.88−4.39(m、2H)、6.85(s、1H)、6.89(s、1H)、6.90−6.98(m、1H)、7.15−7.30(m、1H)、7.47−7.62(m、1H)、7.83(s、2H)、8.13(d、J=2.71Hz、1H)、8.30(s、1H)、8.32(s、1H)、12.17(d、J=1.70Hz、1H)。
実施例146
6−クロロ−N−[(1−メチルピペリジン−3−イル)メチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例23に代えて実施例94cを用い、イソブチルアルデヒドに代えてホルムアルデヒドを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:25mg(28%)。MS(DCI/NH)m/z356(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):1.00−1.31(m、1H)、1.45−1.74(m、1H)、1.73−1.96(m、1H)、1.96−2.18(m、1H)、2.61−2.73(m、2H)、2.78(d、J=4.75Hz、3H)、3.13−3.31(m、3H)、3.40(d、J=14.58Hz、2H)、6.89(s、1H)、6.94(s、1H)、7.04−7.34(m、1H)、8.14(d、J=2.71Hz、1H)、8.18−8.48(m、2H)、9.22(s、1H)、12.18(s、1H)。
実施例147
1−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エタノン
実施例23に代えて実施例102bを用い、シクロプロパンカルボン酸に代えて酢酸を用いて、実施例69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:26mg(38%)。MS(DCI/NH)m/z370(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):1.37−1.66(m、2H)1.76(d、J=2.71Hz、1H)、1.89−1.99(m、1H)、2.00(s、3H)、2.61−2.78(m、1H)、2.87−3.21(m、2H)、3.58−3.99(m、2H)、6.77−6.95(m、1H)、6.96(s、1H)、6.99(s、1H)、7.13−7.27(m、1H)、8.15(s、1H)、8.24−8.39(m、2H)、12.16(s、1H)。
実施例148
トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(1−メチルピペリジン−4−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン
実施例23に代えて実施例61bを用い、イソブチルアルデヒドに代えて1−メチルピペリジン−4−オンを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:80mg(96%)。MS(DCI/NH)m/z440(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):1.15−1.36(m、2H)、1.36−1.59(m、2H)、1.66−1.84(m、1H)、1.91−2.18(m、5H)、2.19−2.32(m、1H)、2.78(d、J=1.98Hz、3H)、2.91−3.12(m、2H)、3.20(d、J=17.45Hz、1H)、3.35−3.48(m、1H)、3.46−3.73(m、4H)、6.69−6.95(m、2H)、7.21(dd、J=7.34、5.35Hz、1H)、7.80(d、J=3.97Hz、1H)、8.14(d、J=2.38Hz、1H)、8.25−8.37(m、2H)、8.73(s、1H)、12.18(s、1H)。
実施例149
トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサノール
実施例149a
3−ブロモ−5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.439g、2.96mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)中溶液に、N−ブロモコハク酸イミド(0.527g、2.96mmol)を0℃で加えた。0℃で90分後に、反応液を30%Naで反応停止し、EtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機層を水で洗浄し、脱水し、濃縮した。残留物をEtOAc/ジエチルエーテル(1:1)で磨砕して、標題化合物0.375gを得た。
実施例149b
実施例149a(0.358g、1.577mmol)のDMF(7mL)中溶液に、水素化ナトリウム(60%、0.069g、1.73mmol)を加えた。20分後、ベンゼンスルホニルクロライド(0.224mL、1.73mmol)を加えた。反応液を2.5時間撹拌し、水でゆっくり反応停止した。固体を濾過し、水で洗浄し、乾燥機乾燥して、標題化合物0.505gを得た。
実施例149c
5−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
実施例149b(350.0mg、0.953mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(266mg、1.048mmol)、酢酸カリウム(281mg、2.86mmol)およびPdCl(dppf)−CHCl(31.1mg、0.038mmol)のTHF(8mL)中混合物を脱気し、キャップを施したバイアル中にて78℃で終夜加熱した。反応液を20%ブラインで処理し、EtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機層をMgSOで脱水し、濾過し、濃縮し、ヘキサン/EtOAc(8:2から75:25)で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる80gカラムで精製して、標題化合物0.150gを得た。
実施例149d
3−(2,6−ジクロロピリジン−4−イル)−5−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
実施例149c(0.150g、0.362mmol)、2,6−ジクロロ−4−ヨードピリジン(0.099g、0.362mmol)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(10.17mg、0.014mmol)および1M炭酸ナトリウム(0.290mL、0.290mmol)のジメトキシエタン/EtOH/水(7:2:3、2.5mL)中懸濁液を脱気し、80℃で終夜加熱した。冷却後、懸濁液を水で希釈し、EtOAcで抽出した(2回)。水層中の懸濁物を濾過し、水で洗浄し、乾燥して、標題化合物88.0mgを得た。
実施例149e
3−(2,6−ジクロロピリジン−4−イル)−5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
実施例149d(88.0mg、0.203mmol)のエタノール(2mL)中懸濁液を水酸化カリウム(45.5mg、0.811mmol)の水(0.5mL)中溶液で処理した。反応混合物を50℃で1.5時間加熱した。濃縮後、残留物に水を加え、混合物を超音波処理した。固体を濾過し、水で洗浄し、乾燥機乾燥して、標題化合物51.3mgを得た。
実施例149f
トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサノール
実施例149e(43.9mg、0.146mmol)およびトランス−4−アミノシクロヘキサノール(0.337g、2.92mmol)のアセトニトリル(1.5mL)およびEtOH(1.5mL)中混合物を、Biotageマイクロ波リアクター中にて190℃で3時間加熱した。溶媒を留去した。残留物を5%クエン酸およびブラインで処理し、EtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機層をMgSOで脱水し、濾過し、濃縮し、CHCl/EtOAc(5:95)から100%EtOAcで溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる12gカラムで精製して、標題化合物22.0mgを得た。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.15−1.33(m、3H)、1.84(d、J=10.98Hz、2H)、1.96(d、J=11.29Hz、2H)、2.07(m、1H)、3.40(m、1H)、3.59(m、1H)、3.89(s、3H)、6.76−6.90(m、2H)、7.78(d、J=2.75Hz、1H)、8.07(dd、J=6.71、2.75Hz、2H)、12.03(s、1H)。MS(APCI)m/z373.4(M+H)
実施例150
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−2−(モルホリン−4−イル)アセトアミド
実施例150a
6−クロロ−N−(4−メトキシベンジル)−4−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例7a(0.500g、1.24mmol)および(4−メトキシフェニル)メタンアミン(1.018g、7.42mmol)のアセトニトリル(7mL)中混合物を180℃で110分間加熱した。溶媒を留去した。残留物をEtOAcで処理し、20%ブラインおよび5%クエン酸で洗浄した。有機層を濃縮し、CHCl/EtOAc(98:2から95:5)で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる100gカラムで精製して、標題化合物0.250gを得た。
実施例150b
6−クロロ−4−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例150a(0.500g、0.990mmol)のCHCl(9mL)中溶液に、トリフルオロ酢酸(4mL、51.9mmol)を加えた。混合物を35℃で6時間加熱し、濃縮した。残留物を飽和NaHCOで処理し、EtOAcで抽出した。有機層を濃縮した。粗取得物をEtOAc/ジエチルエーテルで磨砕して、標題化合物222mgを得た。濾液を濃縮し、CHCl/EtOAc(95:5から90:10)で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる12gカラムで精製して、追加の標題化合物(84mg)を得た。
実施例150c
2−クロロ−N−(6−クロロ−4−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド
実施例150b(0.262g、0.681mmol)のDMF(6mL)中溶液に、ピリジン(0.11mL、1.36mmol)および2−クロロアセチルクロライド(0.060mL、0.749mmol)を加えた。2時間後、懸濁液を濾過した。濾液を水でゆっくり処理した。生成した沈澱を濾過し、水で洗浄し、乾燥機乾燥して、標題化合物0.289gを得た。
実施例150d
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−2−(モルホリン−4−イル)アセトアミド
実施例150c(0.060g、0.13mmol)のDMF(1.5mL)中溶液に、モルホリン(0.028mL、0.33mmol)およびトリエチルアミン(0.091mL、0.65mmol)を加えた。反応混合物を60℃で2時間加熱した。冷却後、反応溶液に水をゆっくり加えた。得られた沈澱を濾過し、水で洗浄し、乾燥した。この中間体(55mg)をジオキサン(1.5mL)に懸濁させ、20%水酸化ナトリウム(0.1mL、0.13mmol)で処理した。混合物を50℃で2時間加熱し、濃縮した。残留物をDMSO/MeOH(1:1)で処理した。固体を濾過し、濾液を実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、標題化合物をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(300MHz、メタノール−d)δppm3.38−3.58(m、4H)、3.89−4.08(m、4H)、4.18−4.30(m、2H)、7.27(dd、J=8.14、4.75Hz、1H)、7.54(d、J=1.36Hz、1H)、8.05(s、1H)、8.33(dd、J=4.75、1.36Hz、1H)、8.45(dd、J=8.14、1.36Hz、1H)、8.55(s、brd、1H)。MS(ESI)m/z372.1(M+H)
実施例151
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピロリジン−3−スルホンアミド
メタンスルホニルクロライドに代えて3−(クロロスルホニル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを用い、実施例15に代えて実施例61bを用いて、実施例21に記載の方法に従って、実施例151(0.06g)を製造した。BOC中間体を2N HCl/エーテルで処理し、固体を濾過して、標題化合物をHCl塩として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.34(m、5H)1.76−2.13(m、4H)2.15−2.36(m、2H)3.10−3.33(m、3H)3.31−3.46(m、2H)3.45−3.69(m、3H)6.88(d、J=3.05Hz、2H)7.14−7.35(m、1H)7.52−7.70(m、1H)8.15(t、J=3.22Hz、1H)8.24−8.45(m、2H)9.11−9.56(m、1H)12.25(s、1H)。MS(ESI)m/z475.4(M+H)
実施例152
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N −(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)グリシンアミド
モルホリンに代えて(トランス)−4−アミノシクロヘキサノールを用い、実施例141bに記載の方法に従って、実施例152のトリフルオロ酢酸塩(0.1g、0.239mmol)を製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.11−1.19(m、2H)、1.26−1.4(M、4H)、1.87−2.04(m、6H)、3.31−3.37(m、2H)、3.66−3.69(m、2H)、6.87−6.88(m、2H)、7.20−7.23(m、1H)、8.13(d、J=2.75Hz、1H)、8.30−8.33(m、2H)、8.39(d、J=7.65Hz、1H)、8.75(d、J=4.88Hz、2H)、12.18(s、1H)。MS(DCI)m/z497.3(M+H)
実施例153
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N −[2−(モルホリン−4−イル)エチル]グリシンアミド
モルホリンに代えて2−モルホリノエタンアミンを用い、実施例141bに記載の方法に従って、実施例153のトリフルオロ酢酸塩(0.1g、0.239mmol)を製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.26−1.41(m、4H)、1.87−1.90(m、2H)、2.02−2.05(m、2H)、3.15−3.9(m、14H)、6.88−6.89(m、2H)、7.22(dd、J=7.93、4.88Hz、1H)、8.13(d、J=3.75Hz、1H)、8.30−8.33(m、2H)、8.46(d、J=7.63Hz、1H)。MS(DCI)m/z512.3(M+H)
実施例154
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(ジメチルアミノ)エタンスルホンアミド
実施例23に代えて実施例145dを用い、イソブチルアルデヒドに代えてホルムアルデヒドを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:21mg(66%)。MS(DCI/NH)m/z448(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):0.97−1.32(m、2H)、1.33−1.59(m、1H)、1.75(t、J=6.35Hz、2H)、1.93(d、J=11.10Hz、2H)、2.09−2.30(m、1H)、2.84(s、6H)、3.19−3.36(m、1H)、3.42(d、J=6.74Hz、2H)、3.47−3.60(m、2H)、3.62−3.85(m、1H)、6.50−7.02(m、3H)、7.04−7.30(m、1H)、7.48−7.62(m、1H)、8.14(d、J=2.78Hz、1H)、8.25−8.45(m、2H)、12.18(s、1H)。
実施例155
6−クロロ−N−(4−{[4−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル]メチル}シクロヘキシル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例23に代えて実施例143を用い、イソブチルアルデヒドに代えてホルムアルデヒドを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:21mg(66%)。MS(DCI/NH)m/z467(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):0.85−1.08(m、4H)、1.04−1.24(m、3H)、1.19−1.45(m、4H)、1.46−1.65(m、3H)、1.65−1.89(m、4H)、1.89−2.06(m、2H)、2.73(s、6H)、2.98−3.18(m、1H)、3.50−3.68(m、1H)、6.55−6.92(m、3H)、7.09−7.33(m、1H)、8.12(t、J=3.17Hz、1H)、8.26−8.44(m、2H)、12.15(s、1H)。
実施例156
6−クロロ−N−(4−{[4−(シクロヘキシルアミノ)シクロヘキシル]メチル}シクロヘキシル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例23に代えて実施例143を用い、イソブチルアルデヒドに代えてシクロヘキサノンを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:23mg(58%)。MS(DCI/NH)m/z521(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):0.82−1.19(m、5H)、1.20−1.45(m、5H)、1.42−1.67(m、6H)、1.64−1.85(m、7H)、1.89−2.17(m、4H)、2.39−2.46(m、1H)、2.52−2.66(m、2H)、2.92−3.25(m、2H)、3.49−3.74(m、1H)、3.87−4.05(m、1H)、6.63−6.93(m、2H)、7.17−7.42(m、1H)、8.13(s、1H)、8.24−8.56(m、4H)、12.22(s、1H)。
実施例157
トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(1−シクロヘキシルピペリジン−4−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン
実施例157a
4−((1r,4r)−4−(6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルアミノ)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
実施例23に代えて実施例61bを用い、イソブチルアルデヒドに代えて4−オキソピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:103mg(83%)。MS(DCI/NH)m/z552(M+H)
実施例157b
トランス−N′−(6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)−N4−(ピペリジン−4−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン
実施例102aに代えて実施例157aを用い、実施例102bについての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:140mg(65%)。MS(DCI/NH)m/z425(M+H)
実施例157c
トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(1−シクロヘキシルピペリジン−4−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン
実施例23に代えて実施例157bを用い、イソブチルアルデヒドに代えてシクロヘキサノンを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:30mg(84%)。MS(DCI/NH)m/z508(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):1.08−1.58(m、6H)、1.58−1.74(m、4H)、1.74−2.03(m、6H)、2.10(d、J=9.91Hz、4H)、2.19−2.35(m、2H)、2.43−2.65(m、2H)、3.08(d、J=11.90Hz、2H)、3.23(d、J=4.36Hz、4H)、6.89(d、J=7.14Hz、2H)、7.09−7.31(m、1H)、8.14(d、J=2.78Hz、1H)、8.31(d、J=5.95Hz、2H)、8.52−8.83(m、2H)、12.18(d、J=1.98Hz、1H)。
実施例158
トランス−N−(4−アミノシクロヘキシル)−N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,4−ジアミン
実施例158a
ベンジル4−((1r,4r)−4−(6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルアミノ)シクロヘキシルカルバマート
実施例23に代えて実施例1bを用い、イソブチルアルデヒドに代えてベンジル4−オキソシクロヘキシルカルバマートを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:110mg(44%)。MS(DCI/NH)m/z574(M+H)
実施例158b
トランス−N−(4−アミノシクロヘキシル)−N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,4−ジアミン
実施例102aに代えて実施例158aを用い、実施例102bについての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:80mg(95%)。MS(DCI/NH)m/z440(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):1.11−1.61(m、6H)、1.67−1.92(m、3H)、1.93−2.22(m、4H)、2.94−3.08(m、1H)、3.09−3.28(m、2H)、3.49(s、4H)、6.89(d、J=6.78Hz、2H)、7.06−7.26(m、1H)、7.86(s、2H)、8.13(d、J=3.05Hz、1H)、8.31(d、J=6.10Hz、3H)、8.34−8.45(m、1H)、12.16(s、1H)。
実施例159
6−クロロ−N−[4−(ピペリジン−4−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例159a
4−(4−(6−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
3−(アミノメチル)ピペリジン−1−カルボン酸ベンジルに代えて4−(4−アミノシクロヘキシル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを用い、実施例94aについての手順に従って、標題化合物を製造した。収量:670mg(57%)。MS(DCI/NH)m/z520(M+H)
実施例159b
4−(4−(6−クロロ−4−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
実施例94aに代えて実施例159aを用い、実施例94bについての手順に従って、標題化合物を製造した。収量:190mg(97%)。MS(DCI/NH)m/z650(M+H)
[実施例159c
6−クロロ−N−(4−(ピペリジン−4−イル)シクロヘキシル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例94bに代えて実施例159bを用い、実施例94cについての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:70mg(79%)。MS(DCI/NH)m/z410(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):1.04−1.28(m、2H)、1.25−1.43(m、3H)、1.42−1.65(m、2H)、1.67−1.93(m、3H)、1.94−2.13(m、1H)、2.34−2.49(m、1H)、2.74−2.95(m、2H)、3.30(d、J=11.90Hz、2H)、3.42−3.69(m、1H)、3.91−4.04(m、2H)、6.74−6.92(m、2H)、6.98(s、1H)、7.11−7.38(m、1H)、8.10−8.14(m、2H)、8.22−8.58(m、2H)、12.16(s、1H)。
実施例160
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アゼチジン−3−カルボキサミド
実施例160a
(S)−2−((トランス)−4−(6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルカルバモイル)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル
(S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−2−カルボン酸に代えて1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−3−カルボン酸を用い、実施例106aに記載の方法に従って、実施例160a(2.0g)を製造した。MS(ESI)m/z425.6(M+H)
実施例160b
(2S)−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アゼチジン−3−カルボキサミド
実施例106aに代えて実施例160aを用い、実施例106bに記載の方法に従って、実施例160bのTFA塩(1.7g)を製造した。そのTFA塩のメタノール中溶液を2N HCl/エーテル溶液6mLで処理した。混合物を20分間撹拌し、エーテル150mLで希釈し、濾過して、標題化合物をHCl塩として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.13−1.50(m、5H)1.70−1.94(m、3H)1.91−2.16(m、2H)3.44−3.76(m、4H)3.88−4.08(m、4H)6.76−7.00(m、1H)7.16−7.36(m、1H)7.97−8.23(m、2H)8.23−8.47(m、2H)8.70−8.94(m、J=10.51Hz、1H)9.18(s、1H)12.33(s、1H)。MS(ESI)m/z425.2(M+H)
実施例161
N−{4−[(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]シクロヘキシル}アセトアミド
実施例23に代えて実施例158bを用い、シクロプロパンカルボン酸に代えて酢酸を用いて、実施例69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:18mg(54%)。MS(DCI/NH)m/z482(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−66):1.16−1.67(m、6H)、1.78(s、3H)、1.80−1.95(m、4H)、2.08(d、J=9.52Hz、4H)、3.05−3.30(m、3H)、3.39−3.56(m、1H)、3.56−3.78(m、2H)、6.76−6.96(m、2H)、7.21(dd、J=7.93、5.16Hz、1H)、7.80(d、J=7.54Hz、1H)、8.14(d、J=2.78Hz、1H)、8.18−8.44(m、4H)、12.18(s、1H)。
実施例162
N−{4−[(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]シクロヘキシル}シクロプロパンカルボキサミド
実施例23に代えて実施例158bを用い、実施例69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:16mg(46%)。MS(DCI/NH)m/z508(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):0.57−0.74(m、4H)、1.08−1.56(m、7H)、1.54−1.72(m、2H)、1.76−1.97(m、3H)、2.09(d、J=8.73Hz、4H)、3.04−3.32(m、2H)、3.50(dd、J=7.34、3.37Hz、1H)、3.58−3.77(m、2H)、6.77−6.97(m、3H)、7.21(dd、J=7.73、4.96Hz、1H)、8.01(d、J=7.93Hz、1H)、8.14(d、J=2.78Hz、1H)、8.21−8.49(m、4H)。
実施例163
1−[4−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピペリジン−1−イル]エタノン
実施例23に代えて実施例159cを用い、シクロプロパンカルボン酸に代えて酢酸を用いて、実施例69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:15mg(45%)。MS(DCI/NH)m/z452(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):0.87−1.24(m、4H)、1.29−1.62(m、4H)、1.62−1.84(m、4H)、1.97(s、3H)、2.34−2.48(m、1H)、2.95(t、J=12.89Hz、1H)、3.83(d、J=11.90Hz、1H)、3.90−4.07(m、1H)、4.36−4.64(m、3H)、6.83−6.88(m、2H)、7.23(dd、J=7.93、4.76Hz、1H)、8.13(t、J=2.97Hz、1H)、8.27−8.34(m、2H)、8.37(d、J=7.93Hz、1H)、12.18(s、1H)。
実施例164
N−{2−[(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)スルファモイル]エチル}アセトアミド
実施例23に代えて実施例145dを用い、シクロプロパンカルボン酸に代えて酢酸を用いて、実施例69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:20mg(46%)。MS(DCI/NH)m/z492(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):0.88−1.27(m、3H)1.37(d、J=13.88Hz、1H)、1.79(s、3H)、1.85−2.00(m、2H)、2.11−2.34(m、1H)、3.05−3.17(m、2H)、3.17−3.31(m、1H)、3.29−3.50(m、2H)、3.73(d、J=4.36Hz、2H)、6.49−6.97(m、3H)、7.13−7.31(m、2H)、7.97(t、J=5.75Hz、1H)、8.13(d、J=2.78Hz、1H)、8.21−8.42(m、2H)、12.17(d、J=1.98Hz、1H)。
実施例165
N−{2−[(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)スルファモイル]エチル}シクロプロパンカルボキサミド
実施例23に代えて実施例145dを用い、実施例69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:28mg(61%)。MS(DCI/NH)m/z518(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):0.54−0.71(m、4H)、0.94−1.09(m、1H)、1.07−1.29(m、2H)、1.29−1.56(m、3H)、1.66−1.81(m、1H)、1.83−2.02(m、1H)、2.11−2.34(m、1H)、3.09−3.22(m、2H)、3.18−3.31(m、1H)、3.33−3.51(m、2H)、3.56−3.98(m、1H)、6.72−6.96(m、3H)、7.13−7.34(m、2H)、8.13(d、J=2.78Hz、1H)、8.19(t、J=5.55Hz、1H)、8.23−8.41(m、2H)、12.16(s、1H)。
実施例166
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(4−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボキサミド
(S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−2−カルボン酸に代えて1−(4−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸を用い、実施例106aに記載の方法に従って、実施例166(0.1g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.23(d、4H)1.76(d、4H)1.99(d、2H)3.07(d、3H)3.48(d、2H)6.77(d、J=7.80Hz、1H)6.86(t、J=4.41Hz、2H)7.02−7.17(m、3H)7.16−7.25(m、1H)7.23−7.36(m、3H)7.70(dd、J=15.60、7.80Hz、2H)8.12(t、J=3.39Hz、1H)8.23−8.37(m、2H)12.14(s、1H)。MS(ESI)m/z533.4(M+H)
実施例167
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(メチルスルホニル)アゼチジン−3−カルボキサミド
実施例15に代えて実施例160bを用い、実施例21に記載の方法に従って、実施例167(0.04g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.18−1.43(m、5H)1.74−1.92(m、2H)1.93−2.08(m、2H)2.87−3.09(m、3H)3.43−3.80(m、2H)3.90(d、3H)6.77(d、J=7.80Hz、1H)6.87(t、J=3.39Hz、2H)7.20(dd、J=7.80、5.09Hz、1H)7.96(d、J=7.80Hz、1H)8.12(t、J=3.22Hz、1H)8.22−8.37(m、2H)12.13(s、1H)。MS(ESI)m/z503.9(M+H)
実施例168
6−クロロ−4−(4−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−シクロヘキシルピリジン−2−アミン
実施例168a
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−アミン
マイクロ波管にて2,6−ジクロロ−4−ヨード−ピリジン(954mg、3.48mmol)にシクロヘキサンアミン(4.0mL、34.9mmol)を加え、Biotageマイクロ波リアクター中、300ワットにて150℃で30分間処理した。粗生成物を水、ジクロロメタンで分配し、有機層を合わせ、濃縮して乾固させた。残留物を、2%酢酸エチル、98%ヘキサンで溶離を行うシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーを用いて精製して、6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−ヨードピリジン−2−アミン916mgを紫色ガム状物として得た。この取得物をDMF 15mLに溶かし、4,4,4′,4′,5,5,5′,5′−オクタメチル−2,2′−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(666mg、1.98mmol)を加え、次に酢酸カリウム(400mg、4.07mmol)を加えた。混合物を窒素で脱気し、1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン)ジクロロパラジウム(II)のジクロロメタンとの錯体(222mg、0.272mmol)を加え、反応混合物を75℃で4時間加熱し、冷却して室温とし、水、酢酸エチルの間で分配した。有機層を合わせ、濃縮して乾固させ、3%酢酸エチル、97%ヘキサンから6%酢酸エチル、94%ヘキサンの勾配で溶離を行うシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、透明ガム状物としての標題化合物を収率73%で得た。MS(DCI)m/z337.2(M+H)
実施例168b
4−クロロ−3−ヨード−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
95%水素化ナトリウム(28mg、1.1mmol)および4−クロロ−3−ヨード−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(278mg、1.0mmol)のDMF(10mL)中混合物に、ベンゼンスルホニルクロライド(194mg、1.1mmol)を加え、反応混合物を2.5時間撹拌し、水で希釈し、得られた沈澱を濾取して、標題化合物を収率83%で得た。MS(ESI)m/z418.9(M+H)
実施例168c
6−クロロ−4−(4−クロロ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−シクロヘキシルピリジン−2−アミン
実施例168a(126mg、0.373mmol)のDMF(3mL)中混合物に、実施例168b(142mg、0.339mmol)を加えた。脱気後、重炭酸ナトリウム(285mg、3.39mmol)の水(0.75mL)中懸濁液を加え、次に1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセンジクロロパラジウム(II)のジクロロメタンとの錯体(28mg、0.034mmol)を加えた。反応混合物を65℃で30分間加熱し、水と酢酸エチルとの間で分配した。有機層を濃縮して乾固させ、8%酢酸エチル、92%ヘキサンで溶離を行うシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、褐色粉末としての標題化合物を収率50%で得た。MS(ESI)m/z501.6(M+H)
実施例168d
6−クロロ−4−(4−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−シクロヘキシルピリジン−2−アミン
実施例168c(82mg、0.164mmol)のTHF 5mL、メタノール 5mL混合液中の溶液に、水酸化リチウム27mg(0.654mmol)の水(0.5mL)溶液を加えた。16時間撹拌後、反応混合物を濃縮して乾固させ、残留物を水に懸濁させ、黄色固体を濾取した。シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによる精製(10%酢酸エチル、90%ジクロロメタンで溶離)を行って、オフホワイト粉末としての標題化合物を収率51%で得た。MS(ESI)m/z361.3(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.01−1.39(m、5H)1.53−1.65(m、1H)1.66−1.75(m、2H)1.85−1.95(m、2H)3.54−3.69(m、1H)6.51(s、1H)6.60(s、1H)6.79(d、1H、J=7.54Hz)7.24(d、1H、J=5.16Hz)7.81(s、1H)8.23(d、1H、J=4.76Hz)12.41(bs、1H)。
実施例169
N−{2−[(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)スルファモイル]エチル}ベンズアミド
実施例23に代えて実施例145dを用い、シクロプロパンカルボン酸に代えて安息香酸を用いて、実施例69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:28mg(61%)。MS(DCI/NH)m/z518(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−66):1.01(m、1H)、1.10−1.28(m、2H)、1.35(s、1H)、1.58−1.69(m、1H)、1.67−1.84(m、3H)、1.84−2.01(m、1H)、2.17−2.34(m、1H)、3.18−3.38(m、4H)、6.61−7.05(m、3H)、7.21(dd、J=7.93、4.76Hz、1H)、7.26(d、J=17.85Hz、1H)、7.35−7.61(m、3H)、7.72−7.87(m、2H)、8.13(d、J=2.78Hz、1H)、8.24−8.42(m、2H)、8.59(t、J=5.55Hz、1H)、12.16(s、1H)。
実施例170
N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(シクロブチルアミノ)エタンスルホンアミド
実施例23に代えて実施例145dを用い、イソブチルアルデヒドに代えてシクロブタノンを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:28mg(62%)。MS(DCI/NH)m/z504(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):0.93−1.54(m、3H)、1.57−1.84(m、3H)、1.84−1.98(m、1H)、2.00−2.26(m、4H)、3.00−3.20(m、2H)、3.21−3.31(m、1H)、3.29−3.44(m、3H)、3.54−3.69(m、1H)、3.67−3.84(m、3H)、6.65−7.06(m、3H)、7.10−7.32(m、1H)、7.58(d、J=7.93Hz、1H)、8.13(d、J=2.78Hz、1H)、8.22−8.37(m、2H)、8.78(s、1H)、12.18(s、1H)。
実施例171
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−[5−(1H−ピラゾール−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−アミン
実施例171a
4−(5−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−6−クロロ−N−シクロヘキシルピリジン−2−アミン
5−ブロモ−3−ヨード−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(1.155g、2.49mmol)、実施例168a(0.924g、2.74mmol)、触媒量の[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)(ジクロロメタン(1:1)との錯体)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(6mL)のジメチルホルムアミド(24mL)中溶液を65℃で30分間加熱した。取得物を冷却して室温とし、酢酸エチルで希釈し、ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物をフラッシュクロマトグラフィーを用いてシリカゲルで精製して(6%酢酸エチル/ヘキサン)、標題化合物0.68gを得た。m/z547.4(APCI、M+H)
実施例171b
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(1−(フェニルスルホニル)−5−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例171a(0.158g、0.29mmol)、1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(0.100g、0.29mmol)、触媒量の[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)(ジクロロメタン(1:1)との錯体)および飽和重炭酸ナトリウム溶液(2mL)のジメチルホルムアミド(8mL)中溶液を65℃で2時間加熱した。取得物を冷却して室温とし、酢酸エチルで希釈し、ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物をフラッシュクロマトグラフィーを用いてシリカゲルで精製して(20%酢酸エチル/ヘキサン)、標題化合物0.11gを得た。m/z673.6(ESI、M+H)
実施例171c
4−(5−(1H−ピラゾール−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−6−クロロ−N−シクロヘキシルピリジン−2−アミン
実施例171b(0.110g、0.16mmol)のテトラヒドロフラン/メタノール(2:1)(18mL)中溶液を、室温で4時間にわたり、1N水酸化リチウム(0.048g、2.00mmol)の水溶液(水2mL)で処理した。取得物を酢酸エチルで希釈し、ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物をジエチルエーテル/酢酸エチルによる磨砕および濾過によって精製して、標題化合物15mgを得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.17−1.44(m、5H)1.56−1.66(m、1H)1.69−1.80(m、2H)1.92−2.01(m、2H)3.66−3.78(m、1H)6.39(d、J=7.63Hz、1H)6.83(d、J=6.71Hz、2H)7.95(s、1H)7.95−8.16(m、2H)8.33(s、1H)8.52(s、1H)11.79(s、1H)12.73(s、1H)。MS(ESI)m/z393.7(M+H)
実施例172
N−{2−[(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)スルファモイル]エチル}ピラジン−2−カルボキサミド
実施例23に代えて実施例145dを用い、シクロプロパンカルボン酸に代えてピラジン−2−カルボン酸を用いて、実施例69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:30mg(61%)。MS(DCI/NH)m/z556(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):0.95−1.13(m、1H)、1.08−1.29(m、2H)、1.34(s、1H)、1.55−1.73(m、1H)、1.66−1.83(m、1H)、1.86−2.01(m、1H)、2.17−2.31(m、1H)、2.41−2.65(m、2H)、3.23−3.40(m、2H)、3.64−3.80(m、2H)、6.67−6.99(m、3H)、7.21(dd、J=7.93、4.76Hz、1H)、7.36(d、J=7.54Hz、1H)、8.12(t、J=3.17Hz、1H)、8.23−8.43(m、2H)、8.70(d、J=2.78Hz、1H)、8.85(d、J=2.38Hz、1H)、9.06(t、J=5.75Hz、1H)、9.17(d、J=1.59Hz、1H)、12.16(d、J=1.59Hz、1H)。
実施例173
4−(5−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−6−クロロ−N−シクロヘキシルピリジン−2−アミン
実施例171a(0.100g、0.16mmol)のテトラヒドロフラン/メタノール(2:1)(9mL)中溶液を、室温で16時間にわたり、1N水酸化リチウム(0.024g、1.00mmol)の水溶液(水1mL)で処理した。取得物を水で希釈し、得られた沈澱を濾取した。ジメチルスルホキシド/メタノールによる磨砕および濾過によって、標題化合物54mgを得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.11−1.44(m、5H)1.54−1.66(m、1H)1.67−1.80(m、2H)1.87−1.99(m、2H)3.62−3.77(m、1H)6.78(d、J=7.93Hz、1H)6.86(d、J=4.36Hz、2H)8.23(s、1H)8.37(s、1H)8.49(s、1H)12.41(s、1H)。MS(ESI)m/z405.1(M−H)
実施例174
N−{4−[(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}アセトアミド
実施例23に代えて実施例143を用い、シクロプロパンカルボン酸に代えて酢酸を用いて、実施例69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:7mg(13%)。MS(DCI/NH)m/z481(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):0.83−1.20(m、6H)、1.20−1.39(m、2H)、1.39−1.62(m、4H)、1.61−1.85(m、6H)、1.90−2.06(m、1H)、2.38−2.70(m、2H)、3.33−3.60(m、2H)、3.86−4.05(m、2H)、6.69−6.90(m、2H)、7.21(dd、J=7.97、4.58Hz、2H)、7.64(s、1H)、8.12(t、J=3.05Hz、1H)、8.25−8.43(m、2H)、12.14(s、1H)。
実施例175
{4−[(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]ピペリジン−1−イル}(シクロプロピル)メタノン
実施例23に代えて実施例157bを用い、69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:41mg(59%)。MS(DCI/NH)m/z494(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):0.72(d、J=5.95Hz、4H)、1.15−1.61(m、6H)、1.88−2.24(m、6H)、2.54−2.79(m、1H)、2.99−3.37(m、1H)、3.41−3.59(m、1H)、3.59−3.75(m、1H)、3.96(s、2H)、4.39(d、2H)、6.89(d、J=5.16Hz、2H)、7.21(dd、J=7.54、5.16Hz、1H)、8.14(d、J=2.78Hz、1H)、8.25−8.36(m、2H)、8.40(s、2H)。12.18(d、J=1.59Hz、1H)。
実施例176
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−[5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−アミン
実施例176a
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールに代えて1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(0.053g、0.242mmol)を用い、実施例171bに記載の方法に従って、実施例176a(0.085g)を製造した。MS(ESI)m/z547.5(M+H)
実施例176b
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例171bに代えて実施例176aを用い、実施例171cに記載の方法に従って、実施例176b(0.045g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.12−1.44(m、5H)1.55−1.67(m、1H)1.67−1.81(m、2H)1.90−2.02(m、2H)3.62−3.78(m、1H)6.72(d、J=7.93Hz、1H)6.88(s、2H)7.96(s、1H)8.10(s、1H)8.20(s、1H)8.35(s、1H)8.53(s、1H)12.13(s、1H)。MS(ESI)m/z407.6(M+H)
実施例177
{4−[(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]ピペリジン−1−イル}(フェニル)メタノン
実施例23に代えて実施例157bを用い、シクロプロパンカルボン酸に代えて安息香酸を用いて、69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:41mg(59%)。MS(DCI/NH)m/z494(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):1.17−1.37(m、3H)、1.45(m、3H)、1.90−2.19(m、5H)、2.66−3.08(m、1H)、3.17(m、2H)、3.42−3.65(m、1H)、3.60−3.81(m、2H)、3.90−4.28(m、2H)、6.89(d、J=6.10Hz、3H)、7.09−7.25(m、1H)、7.30−7.39(m、2H)、7.42−7.62(m、3H)、8.13(d、J=2.71Hz、1H)、8.23−8.39(m、2H)、8.43(s、1H)、12.16(s、1H)。
実施例178
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例178a
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例149b(1.940g、5.28mmol)、実施例168a(1.779g、5.28mmol)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(0.148g、0.211mmol)および1M炭酸ナトリウム(4.23mL、4.23mmol)のジメトキシエタン/EtOH/水(7:2:3、70mL)中懸濁液を脱気し、80℃で6時間加熱した。反応混合物を水およびブラインで処理し、EtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機層をMgSOで脱水し、濾過し、濃縮し、CHCl/ヘキサン(7:3から9:1)で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる120gカラムで精製して、純度の低い生成物を得た。この取得物をジエチルエーテル/EtOAc(9:1)で磨砕して、標題化合物1.227gを得た。
実施例178b
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例178a(90.0mg、0.181mmol)のジオキサン(2.5mL)中溶液を20%NaOH(0.12mL)で処理した。反応液を50℃で4時間加熱した。溶媒を留去し、残留物を水で磨砕した。固体を濾過し、実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して標題化合物(46.2mg)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(400MHz、CDOD)δppm1.23−1.39(m、3H)、1.40−1.55(m、2H)、1.69(m、1H)、1.76−1.88(m、2H)、2.00−2.12(m、2H)、3.75(m、1H)、3.96(s、3H)、6.90(d、J=1.22Hz、1H)、7.00(d、J=1.53Hz、1H)、7.91(d、J=2.44Hz、1H)、7.99(s、1H)、8.09(d、J=2.75Hz、1H)。MS(ESI)m/z357.5(M+H)
実施例179
2−アミノ−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)エタンスルホンアミド
実施例179a
N−((トランス)−4−(6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル)−2−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)エタンスルホンアミド
メタンスルホニルクロライドに代えて2−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)エタンスルホニルクロライドを用い、実施例15に代えて実施例61bを用いて、実施例21に記載の方法に従って、実施例179a(1g)を製造した。MS(ESI)m/z579.8(M+H)
実施例179b
2−アミノ−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)エタンスルホンアミド
実施例179a(0.73g、1.26mmol)のエタノール(15mL)中溶液にヒドラジン(0.4g、12.6mmol)を加えた。反応液を加熱して80℃として16時間経過させ、冷却して室温とした。ほとんどの溶媒を減圧下に除去し、残留物を酢酸エチルで希釈し、飽和NaHCO、水およびブラインで洗浄し、濾過した。回収した固体を高真空乾燥して、標題化合物0.5gを白色固体として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.09−1.52(m、5H)1.76−2.17(m、4H)2.78−2.98(m、2H)2.99−3.17(m、3H)3.46−3.70(m、1H)6.73−6.84(m、1H)6.83−6.92(m、2H)7.13−7.27(m、1H)8.07−8.18(m、1H)8.26−8.35(m、2H)12.16(s、1H)。MS(ESI)m/z450.0(M+H)
実施例180
3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−オール
実施例180a
3−(2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−オール
実施例178a(250.0mg、0.503mmol)のCHCl(20mL)中溶液に1M BBr/ジクロロメタン(3.0mL、3.02mmol)を−78℃で加えた。反応液を終夜でゆっくり昇温させて室温とした。得られた透明溶液を傾斜法で分離した。フラスコに残った固体を、全ての固体が溶解するまで飽和NaHCOおよびEtOAc中で撹拌した。有機層をMgSOで脱水し、濾過し、濃縮し、CHCl/EtOAc(90:10から85:15)で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる80gカラムで精製して、標題化合物0.166gを得た。
実施例180b
3−(2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−オール
実施例180a(80.0mg、0.166mmol)のジオキサン(2mL)中溶液を20%NaOH(0.20mL)で処理した。反応液を90℃で2時間加熱した。溶媒を留去した。残留物を水に溶かし、トリフルオロ酢酸で中和し、DMSO/MeOHで処理し、実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、標題化合物(40.2mg)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(500MHz、CDOD)δppm1.30(q、J=12.51Hz、3H)、1.39−1.56(m、2H)、1.69(m、1H)、1.75−1.86(m、2H)、2.04(dd、J=12.51、3.36Hz、2H)、3.72(m、1H)、6.76(d、J=1.22Hz、1H)、6.90(d、J=1.22Hz、1H)、7.84(d、J=2.44Hz、1H)、7.91(s、1H)、7.97(s、1H)。MS(DCI)m/z343.2(M+H)
実施例181
6−クロロ−N−[4−(ピペリジン−3−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例181a
3−(4−(6−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
3−(アミノメチル)ピペリジン−1−カルボン酸ベンジルに代えて3−(4−アミノシクロヘキシル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを用い、実施例94aについての手順に従って、標題化合物を製造した。収量:600mg(33%)。MS(DCI/NH)m/z520(M+H)
実施例181b
3−(4−(6−クロロ−4−(1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
実施例94aに代えて実施例181aを用い、実施例94bについての手順に従って、標題化合物を製造した。収量:440mg(86%)。MS(DCI/NH)m/z651(M+H)
実施例181c
6−クロロ−N−(4−(ピペリジン−3−イル)シクロヘキシル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例94bに代えて実施例181bを用い、実施例94cについての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:260mg(55%)。MS(DCI/NH)m/z410(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):1.05−1.35(m、5H)、1.40−1.67(m、3H)、1.76(d、./=13.88Hz、3H)、1.96−2.10(m、1H)、2.44(d、J=1.98Hz、1H)、2.54−2.68(m、1H)、2.66−2.89(m、1H)、3.03−3.38(m、2H)、3.52−3.73(m、1H)、3.76−4.11(m、1H)、6.63−6.89(m、3H)、7.21(dd、J=7.34、5.35Hz、1H)、8.12(d、J=2.78Hz、1H)、8.25−8.41(m、2H)、8.46−8.69(m、1H)、12.16(d、J=1.59Hz、1H)。
実施例182
6−クロロ−N−[4−(1−シクロブチルピペリジン−4−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例23に代えて実施例159cを用い、イソブチルアルデヒドに代えてシクロブタノンを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:20mg(32%)。MS(DCI/NH)m/z465(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):1.02−1.62(m、4H)、1.59−2.02(m、5H)、1.95−2.31(m、6H)、2.33−2.51(m、1H)、2.58−2.83(m、2H)、3.23−3.47(m、2H)、3.60(s、1H)、3.83−4.14(m、2H)、4.26−4.92(m、2H)、6.75−6.93(m、2H)、6.98(s、1H)、7.08−7.30(m、1H)、8.12(t、J=3.56Hz、1H)、8.20−8.51(m、2H)、9.11(s、1H)、12.16(s、1H)。
実施例183
6−クロロ−N−{4−[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イル]シクロヘキシル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例23に代えて実施例159cを用い、シクロプロパンスルホニルクロライドに代えてメチルスルホニルクロライドを用いて、実施例76についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:15mg(31%)。MS(DCI/NH)m/z489(M+H)H NMR(300MHz、メタノール−d):0.91−1.31(m、6H)、1.36−1.62(m、J=39.67Hz、3H)、1.66−1.87(m、3H)、1.90−2.11(m、1H)、2.18−2.32(m、1H)、2.43(d、J=1.70Hz、2H)、2.56−2.77(m、2H)、3.41−3.50(m、2H)、3.98(d、J=1O.17Hz、2H)、6.73−6.94(m、2H)、6.99(s、1H)、7.12−7.38(m、1H)、8.12(t、J=3.05Hz、1H)、8.19−8.50(m、2H)、12.14(s、1H)。
実施例184
6−クロロ−N−[4−(1−メチルピペリジン−4−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例23に代えて実施例159cを用い、イソブチルアルデヒドに代えてホルムアルデヒドを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:12mg(12%)。MS(DCI/NH)m/z424(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):0.90−1.29(m、2H)、1.26−1.46(m、3H)、1.45−1.66(m、2H)、1.69−1.84(m、2H)、1.83−2.00(m、2H)、2.75(d、J=4.41Hz、3H)、2.79−3.01(m、2H)、3.37−3.52(m、2H)、3.96(s、2H)、4.21−4.58(m、2H)、6.66−6.93(m、2H)、6.98(s、1H)、7.15−7.35(m、1H)、8.12(t、J=3.39Hz、1H)、8.24−8.52(m、2H)、12.16(s、1H)。
実施例185
6−クロロ−N−メチル−N−[4−(1−メチルピペリジン−4−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2、3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例23に代えて実施例159cを用い、イソブチルアルデヒドに代えてホルムアルデヒドを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:9mg(8%)。MS(DCI/NH)m/z439(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):1.33(d、J=56.29Hz、3H)、1.47−1.75(m、J=3.05Hz、3H)、1.79(d、J=24.41Hz、5H)、1.97−2.09(m、1H)、2.69−2.79(m、2H)、2.91(s、3H)、2.94(s、3H)、3.44(s、1H)、3.86−4.02(m、2H)、4.37(s、2H)、6.78(d、J=3.05Hz、1H)、6.93(s、1H)、7.14−7.34(m、1H)、8.18(t、J=2.54Hz、1H)、8.27−8.41(m、2H)、12.19(s、1H)。
実施例186
6−クロロ−N−{4−[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−3−イル]シクロヘキシル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例23に代えて実施例181cを用い、シクロプロパンスルホニルクロライドに代えてメチルスルホニルクロライドを用いて、実施例76についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:18mg(39%)。MS(DCI/NH)m/z489(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):1.01−1.32(m、4H)、1.36−1.65(m、6H)、1.64−1.89(m、4H)、1.90−2.12(m、1H)、2.39−2.49(m、1H)、2.56−2.74(m、1H)、2.84(s、3H)、3.37−3.65(m、2H)、6.76−6.90(m、2H)、6.98(s、1H)、7.23(dd、J=7.97、4.58Hz、1H)、8.12(t、J=2.71Hz、1H)、8.28−8.34(m、1H)、8.36(d、J=8.14Hz、1H)、12.16(s、1H)。
実施例187
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−{1−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例187a
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−(1−(2−モルホリノエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールに代えて4−(2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)モルホリンを用い、実施例171bに記載の方法に従って、実施例187a(0.055g)を製造した。MS(APCI)m/z646.6(M+H)
実施例187b
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−(1−(2−モルホリノエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例171bに代えて実施例187aを用い、実施例171cに記載の方法に従って、実施例187b(0.020g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.13−1.44(m、5H)1.54−1.66(m、1H)1.67−1.80(m、2H)1.89−2.01(m、2H)2.40−2.47(m、4H)2.76(t、J=6.74Hz、2H)3.51−3.60(m、4H)3.62−3.76(m、1H)4.27(t、J=6.74Hz、2H)6.72(d、J=7.93Hz、1H)6.85−6.91(m、2H)7.97(s、1H)8.10(s、1H)8.25(s、1H)8.35(s、1H)8.53(s、1H)12.13(s、1H)。MS(ESI)m/z506.7(M+H)
実施例188
[3−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピペリジン−1−イル](シクロプロピル)メタノン
実施例23に代えて実施例181cを用い、実施例69についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:28mg(60%)。MS(DCI/NH)m/z479(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):0.55−0.80(m、4H)、1.00−1.39(m、6H)、1.38−1.67(m、6H)、1.66−2.11(m、3H)、2.19−2.47(m、1H)、2.52−2.75(m、1H)、2.81−3.10(m、2H)、4.10−4.50(m、1H)、6.81−6.89(m、2H)、6.98(s、1H)、7.14−7.27(m、1H)、8.13(t、J=2.38Hz、1H)、8.28−8.33(m、1H)、8.37(d、J=8.33Hz、1H)、12.18(s、1H)。
実施例189
6−クロロ−N−[4−(1−シクロブチルピペリジン−3−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例23に代えて実施例181cを用い、イソブチルアルデヒドに代えてシクロブタノンを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:32mg(71%)。MS(DCI/NH)m/z465(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):1.05−1.35(m、4H)、1.37−1.66(m、6H)、1.64−1.93(m、6H)、1.94−2.09(m、1H)、2.09−2.36(m、5H)、2.52−2.81(m、1H)、3.19−3.40(m、1H)、3.55−3.70(m、1H)、3.91−4.09(m、1H)、6.74−6.93(m、2H)、6.97(s、1H)、7.11−7.26(m、1H)、8.07−8.15(m、1H)、8.27−8.38(m、2H)、12.16(s、1H)。
実施例190
6−クロロ−N−[4−(ピロリジン−3−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例190a
3−(4−(6−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
3−(アミノメチル)ピペリジン−1−カルボン酸ベンジルに代えて3−(4−アミノシクロヘキシル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを用いて、実施例94aについての手順に従って、標題化合物を製造した。収量:430mg(31%)。MS(DCI/NH)m/z506(M+H)
実施例190b
3−(4−(6−クロロ−4−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
実施例94aに代えて実施例190aを用い、実施例94bについての手順に従って、標題化合物を製造した。収量:330mg(58%)。MS(DCI/NH)m/z636(M+H)
実施例190c
6−クロロ−N−(4−(ピロリジン−3−イル)シクロヘキシル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例94bに代えて実施例190bを用い、実施例94cについての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:180mg(77%)。MS(DCI/NH)m/z396(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):1.07−1.68(m、6H)、1.66−1.87(m、1H)、1.90−2.18(m、2H)、2.60−2.84(m、1H)、3.00−3.19(m、1H)、3.17−3.46(m、2H)、3.84−4.11(m、4H)、6.71−6.91(m、2H)、6.97(s、1H)、7.22(dd、J=7.97、4.58Hz、1H)、8.13(d、J=2.71Hz、1H)、8.22−8.42(m、2H)、8.61(s、1H)、12.16(s、1H)。
実施例191
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−1′−メチル−1,4′−ビピペリジン−4−アミン
実施例191a
4−(6−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イルアミノ)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
3−(アミノメチル)ピペリジン−1−カルボン酸ベンジルに代えて4−アミノピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを用い、実施例94aについての手順に従って、標題化合物を製造した。収量:230mg(72%)。MS(DCI/NH)m/z438(M+H)
実施例191b
4−(6−クロロ−4−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
実施例94aに代えて実施例190aを用い、実施例94bについての手順に従って、標題化合物を製造した。収量:280mg(100%)。MS(DCI/NH)m/z569(M+H)
実施例191c
6−クロロ−N−(ピペリジン−4−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例94bに代えて実施例191bを用い、実施例94cについての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:200mg(61%)。MS(DCI/NH)m/z328(M+H)
実施例191d
N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−1′−メチル−1,4′−ビピペリジン−4−アミン
実施例23に代えて実施例191cを用い、イソブチルアルデヒドに代えて1−メチルピペリジン−4−オンを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:34mg(75%)。MS(DCI/NH)m/z420(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):1.49−1.78(m、2H)、1.79−1.99(m、J=15.26Hz、2H)、1.99−2.15(m、1H)、2.15−2.41(m、3H)、2.79(s、3H)、3.01−3.12(m、J=7.12Hz、2H)、3.04−3.37(m、2H)、3.29−3.47(m、2H)、3.35−3.70(m、3H)、3.83−4.22(m、1H)、6.93(d、J=16.28Hz、2H)、7.05(d、1H)、7.17−7.34(m、1H)、8.15(d、J=2.71Hz、1H)、8.32(d、J=6.10Hz、2H)、12.20(s、1H)。
実施例192
4−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピペラジン−2−オン
実施例192a
4−(6−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イルアミノ)−1,3′−ビピペリジン−6′−オン
3−(アミノメチル)ピペリジン−1−カルボン酸ベンジルに代えて4−(4−アミノシクロヘキシル)ピペラジン−2−オンを用い、実施例94aについての手順に従って、標題化合物を製造した。収量:100mg(64%)。MS(DCI/NH)m/z435(M+H)
実施例192b
4−(6−クロロ−4−(1−(フェニルスルホニル)−1H−インドール−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)−1,3′−ビピペリジン−6′−オン
実施例94aに代えて実施例192aを用い、実施例94bについての手順に従って、標題化合物を製造した。収量:80mg(70%)。MS(DCI/NH)m/z569(M+H)
実施例192c
4−(6−クロロ−4−(1H−インドール−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)−1,3′−ビピペリジン−6′−オン
実施例94aに代えて実施例192bを用い、実施例94bについての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:50mg(50%)。MS(DCI/NH)m/z435(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):1.50−1.72(m、2H)、1.73−1.95(m、4H)、1.94−2.13(m、2H)、3.29−3.54(m、4H)、3.54−3.77(m、2H)、3.88−4.16(m、2H)、6.70−7.02(m、3H)、7.23(dd、J=7.93、4.76Hz、1H)、8.15(d、J=2.78Hz、1H)、8.25−8.39(m、2H)、8.47(s、1H)、12.19(s、1H)。
実施例193
N−{2−[(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)スルファモイル]エチル}ベンズアミド
実施例15に代えて実施例179bを用い、メタンスルホニルクロライドに代えてベンゾイルクロライドを用いて、実施例21に記載の方法に従って、実施例193(0.045g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.33(d、5H)1.97(d、4H)3.02−3.26(m、2H)3.61(d、3H)6.77(d、J=7.54Hz、1H)6.82−6.91(m、2H)7.12−7.33(m、2H)7.37−7.60(m、3H)7.77−7.89(m、2H)8.12(d、J=1.98Hz、1H)8.24−8.37(m、2H)8.60(t、J=5.75Hz、1H)12.14(s、1H)。MS(ESI)m/z553.5(M+H)
実施例194
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[(メチルスルホニル)アミノ]エタンスルホンアミド
実施例15に代えて実施例179bを用い、実施例21に記載の方法に従って、実施例194(0.025g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.11−1.52(m、5H)1.81−2.14(m、5H)2.89−3.02(m、3H)3.10−3.29(m、3H)3.51−3.67(m、1H)6.77(d、J=7.80Hz、1H)6.81−6.91(m、2H)7.20(dd、J=7.80、4.75Hz、3H)8.12(s、1H)8.25−8.36(m、2H)12.13(s、1H)。MS(ESI)m/z527.7(M+H)
実施例195
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−{5−[2−(モルホリン−4−イル)エトキシ]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル}ピリジン−2−アミン
実施例180a(95.0mg、0.197mmol)、トリフェニルホスフィン(PPh)/固体担体(3mmol/g、98.3mg、0.375mmol)、アゾジカルボン酸ジ−tert−ブチル(DBAD、67.9mg、0.295mmol)および2−モルホリノエタノール(0.036mL、0.295mmol)のTHF(2.5mL)中混合物を室温で終夜撹拌した。追加の各1.5当量のDBAD、PhP/固体担体および2−モルホリノエタノールを加えた。4時間後、反応混合物をセライトで濾過した。濾液を濃縮し、CHCl/EtOAc(8:2から6:4)で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる12gカラムで精製して、中間体75.1mgを得た。この中間体のジオキサン(2mL)中溶液を20%NaOH(0.2mL)で処理した。混合物を70℃で2時間加熱した。反応混合物を濃縮し、水で磨砕し、濾過し、水で洗浄し、乾燥機乾燥して、標題化合物38.9mgを得た。H NMR(400MHz、CDOD)δppm1.17−1.35(m、3H)、1.38−1.56(m、2H)、1.68(m、1H)、1.75−1.87(m、2H)、1.98−2.11(m、2H)、2.63(s、brd、4H)、2.86(t、J=5.34Hz、2H)、3.63−3.80(m、5H)、4.27(t、J=5.49Hz、2H)、6.70(s、1H)、6.78(s、1H)、7.80(s、1H)、7.85(d、J=2.44Hz、1H)、8.05(d、J=2.14Hz、1H)。MS(DCI)m/z456.3(M+H)
実施例196
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−{5−[(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メトキシ]−1H−ピロロ[2、3−b]ピリジン−3−イル}ピリジン−2−アミン
2−モルホリノエタノールに代えて(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メタノールを用い、実施例195に記載の方法に従って、標題化合物を製造した。標題化合物を、実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、トリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.13−1.28(m、3H)、1.29−1.43(m、2H)、1.60(m、1H)、1.68−1.80(m、2H)、1.88−2.02(m、2H)、3.68(m、1H)、3.94(s、3H)、5.40(s、2H)、6.81(s、1H)、6.86(s、1H)、7.84(s、1H)、7.98(d、J=2.75Hz、1H)、8.15(dd、J=19.23、2.75Hz、2H)、9.14(s、1H)、12.12(s、1H)。MS(DCI)m/z437.2(M+H)
実施例197
6−クロロ−N−[4−(1−メチルピロリジン−3−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
23に代えて190cを用い、イソブチルアルデヒドに代えてホルムアルデヒドを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:10mg(20%)。MS(DCI/NH)m/z410(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):1.04−1.27(m、1H)、1.25−1.50(m、2H)、1.48−1.64(m、3H)、1.65−1.88(m、3H)、1.90−2.33(m、3H)、2.85(s、3H)、2.93−3.12(m、1H)、3.11−3.37(m、1H)、3.44−3.74(m、2H)、3.84−4.08(m、1H)、6.81−6.87(m、1H)、6.89(s、1H)、6.98(s、1H)、7.22(dd、J=7.97、4.58Hz、1H)、8.13(t、J=3.39Hz、1H)、8.20−8.50(m、2H)、12.17(s、1H)。
実施例198
6−クロロ−N−{4−[1−(4−フルオロベンジル)ピロリジン−3−イル]シクロヘキシル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例23に代えて実施例190cを用い、イソブチルアルデヒドに代えて4−フルオロベンズアルデヒドを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:20mg(25%)。MS(DCI/NH)m/z505(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):1.02−1.32(m、1H)、1.27−1.49(m、2H)、1.42−1.65(m、4H)、1.64−1.90(m、3H)、1.86−2.42(m、1H)、2.61−2.98(m、1H)、3.00−3.26(m、1H)、3.24−3.56(m、2H)、3.78−4.15(m、2H)、4.33−4.54(m、2H)、6.81−6.90(m、2H)、6.97(d、J=2.37Hz、1H)、7.18−7.25(m、1H)、7.32(t、J=8.82Hz、2H)、7.58(dd、J=8.14、6.10Hz、2H)、8.13(s、1H)、8.22−8.46(m、2H)、12.16(s、1H)。
実施例199
6−クロロ−N−{4−[1−(メチルスルホニル)ピロリジン−3−イル]シクロヘキシル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例23に代えて実施例190cを用い、シクロプロパンスルホニルクロライドに代えてメチルスルホニルクロライドを用いて、実施例76についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:22mg(39%)。MS(DCI/NH)m/z475(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):1.05−1.35(m、1H)、1.27−1.51(m、2H)、1.50−1.65(m、J=9.12Hz、3H)、1.65−1.84(m、2H)、1.94−2.14(m、2H)、2.17−2.37(m、1H)、2.37−2.47(m、J=1.98Hz、1H)、2.88(s、3H)、3.05−3.29(m、1H)、3.28−3.50(m、4H)、6.77−6.89(m、2H)、6.99(s、1H)、7.22(dd、J=8.13、4.56Hz、1H)、8.13(d、J=2.78Hz、1H)、8.25−8.35(m、1H)、8.36(d、J=7.93Hz、1H)、12.15(s、1H)。
実施例200
6−クロロ−N−{1−[4−(シクロブチルアミノ)シクロヘキシル]ピペリジン−4−イル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例200a
tert−ブチル4−(4−(6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)ピペリジン−1−イル)シクロヘキシルカルバマート
実施例23に代えて実施例191cを用い、イソブチルアルデヒドに代えてtert−ブチル4−オキソシクロヘキシルカルバマートを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:370mg(87%)。MS(DCI/NH)m/z525(M+H)
実施例200b
N−(1−(4−アミノシクロヘキシル)ピペリジン−4−イル)−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例102aに代えて実施例200aを用い、実施例102bについての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:190mg(87%)。MS(DCI/NH)m/z425(M+H)
実施例200c
6−クロロ−N−(1−(4−(シクロブチルアミノ)シクロヘキシル)ピペリジン−4−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例23に代えて実施例200bを用い、イソブチルアルデヒドに代えてシクロブタノンを用いて、実施例58についての手順に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。収量:20mg(44%)。MS(DCI/NH)m/z479(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):1.46−1.96(m、4H)、1.92−2.15(m、2H)、2.16−2.35(m、6H)、2.35−2.49(m、2H)、3.17(s、6H)、3.32−3.43(m、4H)、3.73−3.92(m、2H)、3.92−4.12(m、1H)、6.73−7.08(m、2H)、7.22(dd、J=7.46、5.43Hz、1H)、8.15(d、J=2.71Hz、1H)、8.30(d、J=2.37Hz、2H)、8.64(s、2H)、12.19(s、1H)。
実施例201
3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボニトリル
実施例201a
3−ヨード−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボニトリル
4−クロロ−3−ヨード−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンに代えて3−ヨード1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボニトリルを用い、実施例168bに記載の方法に従って、実施例201aを製造して、黄色粉末としての標題化合物を収率85%で得た。MS(ESI)m/z409.79(M+H)
実施例201b
3−(2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボニトリル
実施例168bに代えて実施例201aを用い、実施例168cについて記載の方法に従って、実施例201bを製造して、褐色粉末としての標題化合物を収率43%で得た。MS(ESI)m/z492.5(M+H)
実施例201c
3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボニトリル
実施例168cに代えて実施例201bを用い、実施例168dについて記載の方法に従って、実施例201cを製造して、黄色粉末としての標題化合物を収率39%で得た。MS(ESI)m/z352.7(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.13−1.44(m、5H)1.54−1.65(m、1H)1.68−1.78(m、2H)1.88−1.98(m、2H)3.64−3.77(m、1H)6.70(d、1H、J=7.80Hz)6.89(s、1H)6.91(s、1H)8.35(s、1H)8.68(s、1H)8.78(s、1H)12.68(bs、1H)。
実施例202
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,4−ジフルオロベンズアミド
メタンスルホニルクロライドに代えて2,4−ジフルオロベンゾイルクロライドを用い、実施例15に代えて実施例61bを用いて、実施例21に記載の方法に従って、実施例202(0.045g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.16−1.70(m、4H)1.83−2.15(m、4H)3.49−3.89(m、2H)6.80(d、J=7.54Hz、1H)6.88(s、2H)7.07−7.26(m、2H)7.26−7.41(m、1H)7.56−7.71(m、1H)8.13(d、J=2.78Hz、1H)8.23(d、J=7.54Hz、1H)8.27−8.37(m、2H)12.14(s、1H)。MS(ESI)m/z482.8(M+H)
実施例203
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド
メタンスルホニルクロライドに代えて4−(トリフルオロメトキシ)ベンゾイルクロライドを用い、実施例15に代えて実施例61bを用いて、実施例21に記載の方法に従って、実施例203(0.065g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.16−1.65(m、4H)1.82−2.01(m、2H)2.00−2.14(m、2H)3.55−3.90(m、2H)6.81(d、J=7.54Hz、1H)6.88(s、2H)7.21(dd、J=7.93、4.76Hz、1H)7.46(d、J=7.93Hz、2H)7.97(d、J=8.73Hz、2H)8.13(d、J=2.78Hz、1H)8.26−8.44(m、3H)12.03−12.26(m、J=1.59Hz、1H)。MS(ESI)m/z531.0(M+H)
実施例204
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例204a
3−ヨード−5−メチル−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
4−クロロ−3−ヨード−1H−ピロロ−[2,3−b]ピリジンに代えて3−ヨード−5−メチル−1H−ピロロ−[2,3−b]ピリジンを用いて、実施例168bについて記載の方法に従って、実施例204aを製造して、オフホワイト粉末としての標題化合物を収率93%で得た。MS(ESI)m/z399.4(M+H)
実施例204b
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−メチル−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−ピリジン−2−アミン
実施例168bに代えて実施例204aを用い、実施例168cについて記載の方法に従って、実施例204bを製造して、暗黄色粉末としての標題化合物を収率35%で得た。MS(ESI)m/z481.4(M+H)
実施例204c
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例168cに代えて実施例204bを用い、実施例168dについて記載の方法に従って、実施例204cを製造して、オフホワイト粉末としての標題化合物を収率57%で得た。MS(ESI)m/z341.5(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.13−1.40(m、5H)1.55−1.65(m、1H)1.68−1.78(m、2H)1.88−1.98(m、2H)2.44(s、3H)3.63−3.74(m、1H)6.74(d、1H、J=7.80Hz)6.84(s、2H)8.06(s、1H)8.11(s、1H)8.14(d、1H、J=1.70Hz)11.98(bs、1H)。
実施例205
6−クロロ−N−フェニル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
50mL丸底フラスコにアニリン(28mg、0.297mmol)、実施例7a(100mg、0.247mmol)、Pd(dba)(12mg、0.012mmol)および1,3−ビス(2,6−ジイソプロピルフェニル)イミダゾリウム・クロライド(11mg、0.025mmol)を入れ、窒素でパージした。脱水ジオキサン(7mL)およびカリウムtert−ブトキシド(1M THF中溶液、0.618mL、0.618mmol)を加えた。この溶液を窒素で再度パージし、95℃で終夜加熱した。冷却後、反応混合物を濃縮し、残留物をHPLC(Zorbax、C−18、250×2.54カラム、移動相A:0.1%TFA/HO;B:0.1%TFA/CHCN;0%から100%勾配)によって分離して、標題化合物をトリフルオロ酢酸塩として得た。収量:39mg(49%)。MS(ESI)m/z321(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d):δ6.95(t、J=7.32Hz、1H)、7.22(s、1H)、7.25−7.36(m、4H)、7.67(d、J=7.63Hz、2H)、8.26(d、J=2.75Hz、1H)、8.35(dd、J=4.73、1.37Hz、1H)、8.41(d、J=8.24Hz、1H)、9.36(s、1H)、12.31(s、1H)。
実施例206
6−クロロ−N−{2−メトキシ−4−[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]フェニル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例206a
1−(1−(3−メトキシ−4−ニトロフェニル)ピペリジン−4−イル)−4−メチルピペラジン
1−メチル−4−(ピペリジン−4−イル)ピペラジン(4.2g、22.91mmol)の脱水DMF(40mL)中溶液に、4−フルオロ−2−メトキシ−1−ニトロベンゼン(3.92g、22.91mmol)および炭酸カリウム(3.80g、27.5mmol)を加えた。この懸濁液を70℃で終夜加熱した。冷却後、反応混合物を濃縮し、残留物を酢酸エチルとブラインとの間で分配した。水相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を濃縮した。残留物をフラッシュクロマトグラフィー(0%から15%の2%水酸化アンモニウムMeOH溶液/ジクロロメタン)によって分離して、標題化合物6.88gを得た。収量:90%.MS(DCI)m/z335(M+H)H NMR(300MHz、CDCl):δ1.58−1.68(m、2H)、1.93−1.99(m、J=11.53Hz、2H)、2.29(s、3H)、2.44−2.51(m、4H)、2.62(s、4H)、2.92−3.02(m、2H)、3.90−3.98(m、7H)、6.31(d、J=2.37Hz、1H)、6.42(dd、J=9.32、2.54Hz、1H)、7.99(d、J=9.49Hz、1H)。
実施例206b
2−メトキシ−4−(4−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)アニリン
実施例206a(6.88g、20.57mmol)のメタノール(180mL)およびジクロロメタン(20mL)混合液中溶液に、ラネーニッケル(50%含水品、3g)を加えた。この懸濁液を水素でパージし、約0.28MPa(40psi)の水素下に50℃で6時間撹拌した。固体材料を除去し、濾液を濃縮して、標題生成物を得た。収量:100%.MS(DCI)m/z305(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d):δ1.47−1.59(m、2H)、1.84(d、J=11.87Hz、2H)、2.33(s、3H)、2.44−2.71(m、12H)、3.28−3.48(m、J=12.21Hz、4H)、3.73(s、2H)、6.29(dd、J=8.31、2.54Hz、1H)、6.46−6.54(m、2H)。
実施例206c
6−クロロ−N−{2−メトキシ−4−[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]フェニル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
アニリンに代えて実施例206bを用い、実施例205についてのプロトコールに従って、標題化合物を製造した。収量:18%.MS(DCI)m/z532(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d):δ1.76−1.85(m、2H)、2.09−2.16(m、2H)、2.86(s、3H)、2.94−3.04(m、2H)、3.20−3.26(m、2H)、3.47−3.56(m、4H)、3.78−3.86(m、4H)、3.88−4.02(m、4H)、6.78(d、J=8.85Hz、1H)、6.91(s、1H)、7.16(s、1H)、7.25(dd、J=8.09、4.73Hz、1H)、7.38(s、1H)、8.02(d、J=8.54Hz、1H)、8.22(d、J=2.44Hz、1H)、8.33(dd、J=4.73、1.37Hz、1H)、8.48(d、J=7.02Hz、1H)、8.52−8.56(m、1H)、12.26(s、1H)。
実施例207
1−(4−クロロベンジル)−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アゼチジン−3−カルボキサミド
(S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)アゼチジン−2−カルボン酸に代えて1−(4−クロロベンジル)アゼチジン−3−カルボン酸を用い、実施例106aに記載の方法に従って、実施例207(0.12g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.15−1.46(m、5H)1.70−1.90(m、2H)1.91−2.09(m、2H)3.01−3.26(m、3H)3.43−3.69(m、5H)6.71−6.81(m、1H)6.81−6.92(m、2H)7.14−7.26(m、1H)7.24−7.44(m、4H)7.74(d、J=7.54Hz、1H)8.13(t、J=3.37Hz、1H)8.25−8.36(m、2H)12.14(s、1H)。MS(ESI)m/z549.6(M+H)
実施例208
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[(プロパ2−エン−1−イルカルバモイル)アミノ]エタンスルホンアミド
メタンスルホニルクロライドに代えてアリルイソシアネートを用い、実施例15に代えて実施例179bを用いて、実施例21に記載の方法に従って、実施例208(0.02g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.07−1.50(m、4H)1.84−2.09(m、4H)3.04−3.20(m、3H)3.33−3.45(m、2H)3.52−3.68(m、3H)4.91−5.20(m、2H)5.68−5.92(m、1H)5.96−6.09(m、1H)6.17−6.32(m、1H)6.70−6.82(m、1H)6.86(d、J=3.73Hz、2H)7.07−7.26(m、2H)8.12(d、J=2.71Hz、1H)8.24−8.37(m、2H)12.13(s、1H)。MS(ESI)m/z532.2(M+H)
実施例209
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(ピリジン−3−イルメチル)アゼチジン−3−カルボキサミド
実施例61bに代えて実施例160bを用い、ホルムアルデヒドに代えてニコチンアルデヒドを用いて、実施例93に記載の方法に従って、実施例209(0.07g)を製造した。溶媒を反応液から除去し、残留物を酢酸エチルで希釈した。有機層を飽和重炭酸ナトリウム溶液、ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。粗取得物を酢酸エチルで磨砕し、固体を濾過して、標題化合物を遊離塩基として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.10−1.47(m、4H)1.71−1.89(m、2H)1.88−2.10(m、2H)3.05−3.21(m、2H)3.46−3.71(m、4H)6.77(t、J=7.93Hz、1H)6.86(t、J=4.36Hz、2H)7.12−7.26(m、1H)7.33(dd、J=8.33、4.76Hz、1H)7.59−7.81(m、3H)8.05−8.19(m、2H)8.24−8.36(m、3H)8.39−8.50(m、2H)12.15(s、1H)。MS(ESI)m/z516.4(M+H)
実施例210
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(2,4−ジフルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボキサミド
ホルムアルデヒドに代えて2,4−ジフルオロベンズアルデヒドを用い、実施例61bに代えて実施例160bを用いて、実施例93に記載の方法に従って、実施例210(0.055g)を製造した。溶媒を反応液から除去し、残留物を酢酸エチルで希釈した。有機層を飽和重炭酸ナトリウム溶液、ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。粗取得物を酢酸エチルで磨砕し、固体を濾過して、標題化合物を遊離塩基として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.26(d、4H)1.78(d、3H)2.00(d、2H)3.12(d、4H)3.42−3.66(m、4H)6.76(d、J=7.46Hz、1H)6.82−6.90(m、2H)6.95−7.09(m、1H)7.10−7.25(m、2H)7.32−7.48(m、1H)7.71(d、J=8.14Hz、1H)8.11(d、J=2.71Hz、1H)8.24−8.35(m、2H)12.13(s、1H)。MS(ESI)m/z551.2(M+H)
実施例211
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−[(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メチル]アゼチジン−3−カルボキサミド
ホルムアルデヒドに代えて1−メチル−1H−ピラゾール−3−カルボアルデヒドを用い、実施例61bに代えて実施例160bを用いて、実施例93に記載の方法に従って、実施例211(0.025g)を製造した。溶媒を反応液から除去し、残留物を酢酸エチルで希釈した。有機層を飽和重炭酸ナトリウム溶液、ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。粗取得物を酢酸エチルで磨砕し、固体を濾過して、標題化合物を遊離塩基として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.16−1.40(m、4H)1.73−1.91(m、2H)1.92−2.09(m、2H)3.15−3.26(m、2H)3.37−3.49(m、2H)3.46−3.70(m、4H)3.67−3.76(m、1H)3.73−3.87(m、3H)6.05−6.26(m、1H)6.77(d、J=7.54Hz、1H)6.86(d、J=3.97Hz、2H)7.20(dd、J=7.73、4.96Hz、1H)7.62(d、J=1.98Hz、1H)7.82(d、J=7.54Hz、1H)8.12(d、J=2.78Hz、1H)8.25−8.38(m、2H)12.15(s、1H)。.MS(ESI)m/z519.3(M+H)
実施例212
2−(4−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール
実施例212a
2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール
4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(9.66g、49.8mmol)、1,3−ジオキソラン−2−オン(21g、238mmol)および炭酸セシウム(16g、49.1mmol)を100mL丸底フラスコ中で合わせた。反応混合物を、油浴で室温から昇温させて100℃とし、それまでに炭酸塩は融解しており、反応に溶媒として働き、反応液はスラリーのままであった。3.5時間加熱後、反応混合物を冷却して室温とし、酢酸エチルで希釈し、セライトで濾過し、酢酸エチルで繰り返し洗浄した。濾液を濃縮し、20%酢酸エチル/ヘキサンで5分、次に35分かけての40%から90%酢酸エチル/ヘキサンの勾配、次に100%酢酸エチルでさらに20分で溶離を行う流量80mL/分でのSF60−200gカラムを用いるAnalogix(登録商標) Intelliflash(商標名)精製システムでのクロマトグラフィーによって精製して、標題化合物を得た。MS(ESI)m/z239.0(M+H)
実施例212b
2−(4−(3−(2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール
1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールに代えて実施例212aを用い、実施例171bに記載の方法に従って、実施例212b(0.16g)を製造した。MS(ESI)m/z577.2(M+H)
実施例212c
2−(4−(3−(2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール
実施例171bに代えて実施例212bを用い、実施例171cに記載の方法に従って、実施例212c(0.061g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.11−1.45(m、5H)1.56−1.66(m、1H)1.68−1.80(m、2H)1.89−2.02(m、2H)3.64−3.75(m、1H)3.79(dd、J=11.10、5.55Hz、2H)4.19(t、J=5.55Hz、2H)4.94(t、J=5.55Hz、1H)6.73(d、J=7.93Hz、1H)6.86−6.91(m、2H)7.98(s、1H)8.10(s、1H)8.21(s、1H)8.35(s、1H)8.54(s、1H)12.12(s、1H)。MS(ESI)m/z437.3(M+H)
実施例213
トランス−N−[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,4−ジアミン
実施例213a
(トランス)−N −(6−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン
トランス−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(2.085g、18.26mmol)および2,6−ジクロロ−4−ヨードピリジン(1.000g、3.65mmol)の混合物を、キャップを施したバイアル中120℃で加熱した。5時間後、反応混合物を冷却した。固体をEtOAc中30分間撹拌し、懸濁液を濾過した。濾液をEtOAcで希釈し、20%ブラインおよびNaHCOで洗浄した。有機層を脱水し、濃縮して、標題化合物1.20gを得た。粗生成物を、それ以上精製せずに次の段階で用いた。
実施例213b
tert−ブチル(トランス)−4−(6−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルカルバマート
実施例213a(7.00g、19.91mmol)およびトリエチルアミン(3.61mL、25.9mmol)のテトラヒドロフラン(150mL)中混合物に、BOCO(5.08mL、21.90mmol)を0℃で加えた。氷浴を外し、反応混合物を室温で90分間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、ブラインおよび飽和重炭酸ナトリウムで洗浄した。有機層をMgSOで脱水し、濾過し、濃縮し、ヘキサン/EtOAc(8:2から6:4)で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる150gカラムで精製して、標題化合物5.42gを得た。
実施例213c
tert−ブチル(トランス)−4−(6−クロロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルカルバマート
実施例213b(1.06g、2.347mmol))、ビス(ピナコラト)ジボロン(0.894g、3.52mmol)、酢酸カリウム(0.345g、3.52mmol)およびPdCl(dppf)−CHCl付加物(0.077g、0.094mmol)のDMF(25.mL)中混合物を脱気し、80℃で4.5時間加熱した。反応混合物を水で反応停止し、EtOAcで抽出し、ブラインで洗浄した。有機層を濃縮した。残留物を20%EtOAc/ヘキサンで溶離を行うAnalogixシステムを用いる80gカラムで精製して、標題化合物0.59g(56%)を得た。
実施例213d
tert−ブチル(トランス)−4−(6−クロロ−4−(5−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルカルバマート
実施例213c(2.6g、5.75mmol)、実施例149b(2.219g、6.04mmol)、飽和重炭酸ナトリウム(19mL、466mmol)およびPdCl(dppf)−CHCl(0.329g、0.403mmol)のDMF(76mL)/水(19.00mL)中混合物を脱気し、65℃で3時間加熱した。冷却後、反応液を20%ブラインで反応停止し、EtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機層を20%ブラインで洗浄し、濃縮し、ヘキサン/EtOAc=65:35から50:50で溶離を行うAnalogixシステムを用いる220gカラムで精製して、標題化合物2.29g(65%)を得た。
実施例213e
tert−ブチル(トランス)−4−(6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルカルバマート
実施例213d(0.500g、0.817mmol)のジオキサン(3.0mL)中溶液を20%NaOHで処理した。反応混合物を100℃で1時間加熱した。溶媒を留去し、残留物を水で処理し、超音波処理し、濾過し、水で再度洗浄し、乾燥機乾燥して、標題化合物0.289g(75%)を得た。
実施例213f
トランス−N−[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,4−ジアミン
実施例213e(0.280g、0.593mmol)をジクロロメタン(4.0mL)に溶かし、トリフルオロ酢酸(1.3mL、16.87mmol)を加えた。反応混合物を室温で30分間放置した。反応混合物を濃縮し、残留物を1:1 DMSOおよびMeOHに溶かした。粗取得物を、流量15mL/分で40分かけての10%から100%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるZorbax RX−C18カラム(250×21.2mm、粒径7μm)で行う逆相HPLCによって精製して、標題化合物45.6mgをトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.21−1.50(m、4H)、1.96−2.09(m、4H)、3.90(s、3H)、6.82(s、1H)、6.88−6.89(m、1H)、7.76−7.79(m、4H)、8.08−8.10(m、2H)、12.05(d、J=2.38Hz、1H)。MS(DCI)m/z372.2(M+H)
実施例214
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−[5−(ピリジン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−アミン
実施例214a
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(1−(フェニルスルホニル)−5−(ピリジン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールに代えてピリジン−3−イルボロン酸を用い、実施例171bに記載の方法に従って、実施例214a(0.050g)を製造した。MS(APCI)m/z544.5(M+H)
実施例214b
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−(ピリジン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例171bに代えて実施例214aを用い、実施例171cに記載の方法に従って、実施例214b(0.023g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.10−1.43(m、5H)1.55−1.66(m、1H)1.67−1.79(m、2H)1.88−2.01(m、2H)3.63−3.77(m、1H)6.75(d、J=7.93Hz、1H)6.93(d、J=5.16Hz、2H)7.51−7.58(m、1H)8.16−8.23(m、2H)8.52(s、1H)8.59−8.65(m、2H)9.01(s、1H)12.31(s、1H)。MS(ESI)m/z404.2(M+H)
実施例215
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−[5−(チオフェン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−アミン
実施例215a
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(1−(フェニルスルホニル)−5−(チオフェン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールに代えてチオフェン−3−イルボロン酸を用い、実施例171bに記載の方法に従って、実施例215a(0.070g)を製造した。MS(APCI)m/z544.5(M+H)
実施例215b
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−[5−(チオフェン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−アミン
実施例171bに代えて実施例215aを用い、実施例171cに記載の方法に従って、実施例215b(0.049g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.12−1.44(m、5H)1.55−1.66(m、1H)1.67−1.80(m、2H)1.90−2.01(m、2H)3.63−3.78(m、1H)6.75(d、J=7.93Hz、1H)6.91(d、J=7.14Hz、2H)7.66−7.69(m、1H)7.70−7.75(m、1H)7.94(s、1H)8.15(s、1H)8.49(s、1H)8.67(s、1H)12.21(s、1H)。MS(ESI)m/z409.2(M+H)
実施例216
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド
実施例213f(0.90g、0.150mmol)、トリエチルアミン(0.105mL、0.750mmol)、HOBT(0.046g、0.300mmol)、EDC(0.058g、0.300mmol)およびシクロプロパンカルボン酸(0.014mL、0.180mmol)の混合物を室温で5時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、1:1DMSOおよびMeOHに溶かした。粗取得物を、流量15mL/分で40分かけての10%から100%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるZorbax RX−C18カラム(250×21.2mm、粒径7μm)で行う逆相HPLCによって精製して、トリフルオロ酢酸塩としての標題化合物9.4mg(11%)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm0.61−0.66(m、4H)、1.27−1.30(m、4H)、1.83−1.86(m、2H)、2.0−2.3(m、2H)、3.90(s、3H)、6.81(s、1H)、6.86−6.87(m、1H)、7.79(d、J=2.75Hz、1H)、7.96−7.98(m、1H)、8.08(dd、J=6.1、2.75Hz、2H)、12.03(d、J=2.14Hz、1H)。MS(DCI)m/z440.2(M+H)
実施例217
1−ベンジル−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アゼチジン−3−カルボキサミド
シクロプロパンカルボン酸に代えて1−ベンジルアゼチジン−3−カルボン酸を用い、実施例216に記載の方法に従って、実施例217のトリフルオロ酢酸塩(0.90g、0.150mmol)を製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.28−1.32(m、4H)、1.84−1.86(m、2H)、2.03−2.05(m、2H)、3.9(s、3H)、4.04−4.18(m、4H)、4.36−4.39(m、2H)、6.82(s、1H)、6.87(s、1H)、7.46(d、J=1.83Hz、4H)、7.79(s、1H)、8.08−8.12(m、2H)、10.25(s、1H)、12.04(s、1H)。MS(DCI)m/z545.4(M+H)
実施例218
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンスルホンアミド
実施例213f(0.2g、0.460mmol)、シクロプロパンスルホニルクロライド(0.068mL、0.667mmol)およびトリエチルアミン(0.279mL、2.000mmol)のDMF(4.0mL)中混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を20%ブラインで希釈し、EtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機層を20%ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物を1:1DMSOおよびMeOHに溶かした。粗混合物を流量15mL/分で40分かけての10%から100%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるZorbax RX−C18カラム(250×21.2mm、粒径7μm)で行う逆相HPLCによって精製して、標題化合物56.0mg(29%)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm0.91−0.95(m、4H)、1.26−1.42(m、4H)、1.96−2.02(m、4H)、6.81(s、1H)、6.86(s、1H)、7.08(d、J=2.44Hz、1H)、7.79(d、J=2.44、1H)、8.08(dd、J=6.41、2.75Hz、2H)。MS(DCI)m/z476.3(M+H)
実施例219
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−エチルピロリジン−3−カルボキサミド
シクロプロパンカルボン酸に代えて1−エチルピロリジン−3−カルボン酸を用い、実施例216に記載の方法に従って、実施例219のトリフルオロ酢酸塩(0.90g、0.150mmol)を製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.22(t、J=7.32Hz、3H)、1.26−1.31(m、2H)、1.84−1.87(m、2H)、2.02−2.04(m、2H)、3.04−3.24(m、6H)、3.62−3.72(m、4H)、3.90(s、3H)、6.82(s、1H)、6.87(s、1H)、7.79(d、J=2.75Hz、1H)、8.09(dd、J=5.49、2.75Hz、3H)、9.6−9.69(m、1H)、12.04(s、1H)。MS(DCI)m/z497.4(M+H)
実施例220
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メタンスルホンアミド
シクロプロパンスルホニルクロライドに代えてメタンスルホニルクロライドを用い、実施例218に記載の方法に従って、実施例220のトリフルオロ酢酸塩(0.90g、0.150mmol)を製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.23−1.42(m、4H)、1.94−2.01(m、4H)、2.93(s、3H)、3.07−3.16(m、2H)、3.90(s、3H)、6.81(s、1H)、3.86(s、1H)、7.05(d、J=7.32Hz、1H)、7.79(d、J=2.44Hz、1H)、8.08(dd、J=6.71、2.75Hz、2H)、12.04(s、1H)。MS(DCI)m/z450.2(M+H)
実施例221
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−{3−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例221a
4−(5−ブロモ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−6−クロロ−N−シクロヘキシルピリジン−2−アミン
実施例168bに代えて5−ブロモ−3−ヨード−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンを用いて、実施例168cについて記載の方法に従って、実施例221aを製造して、褐色粉末としての標題化合物を収率68%で得た。MS(ESI)m/z547.4(M+H)
実施例221b
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−(3−((4−メチルピペラジン−1−イル)メチルフェニル−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例221a(200mg、0.366mmol)のDMF(10mL)中溶液に、1−メチル−4−(3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンジル)ピペラジン(127mg、0.403mmol)を加えた。溶液を脱気し、重炭酸ナトリウム(208mg、3.66mmol)の水(2.5mL)中懸濁液を加え、次に1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン)ジクロロパラジウム(II)のジクロロメタンとの錯体(30mg、0.037mmol)を加えた。反応混合物を65℃で3時間加熱し、冷却して室温とし、水、酢酸エチルで分配した。有機層を濃縮して乾固させ、5%メタノール、95%ジクロロメタンで溶離を行うシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、灰色粉末としての標題化合物を収率68%を得た。MS(ESI)m/z655.3(M+H)
実施例221c
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−(3−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例168cに代えて実施例221bを用い、実施例168dについて記載の方法に従って、実施例221cを製造して、黄褐色粉末としての標題化合物を収率15%で得た。MS(ESI)m/z515.3(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.13−1.39(m、5H)1.55−1.64(m、1H)1.67−1.77(m、2H)1.89−1.98(m、2H)2.14(s、3H)2.29−2.47(m、8H)3.56(s、2H)3.63−3.72(m、1H)6.76(d、1H、J=7.46Hz)6.89(s、1H)6.91(s、1H)7.33(d、1H、J=8.14Hz)7.47(t、1H、J=8.14Hz)7.58−7.64(m、2H)8.16(s、1H)8.42(d、1H、J=2.03Hz)8.54(d、1H、J=2.03Hz)12.23(bs、1H)。
実施例222
3−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}ベンゼンスルホンアミド
実施例222a
3−(3−(2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)ベンゼンスルホンアミド
1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールに代えて3−スルファモイルフェニルボロン酸を用い、実施例171bに記載の方法に従って、実施例222a(0.10g)を製造した。MS(APCI)m/z624.2(M+H)
実施例222b
3−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}ベンゼンスルホンアミド
実施例171bに代えて実施例222aを用い、実施例171cに記載の方法に従って、実施例222b(0.055g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.09−1.43(m、5H)1.54−1.65(m、1H)1.66−1.79(m、2H)1.88−1.99(m、2H)3.61−3.77(m、1H)6.75(d、J=7.80Hz、1H)6.89(s、2H)7.42(s、2H)7.72(t、J=7.80Hz、1H)7.84(d、J=8.14Hz、1H)7.99(d、J=8.48Hz、1H)8.18(d、J=6.10Hz、2H)8.48(s、1H)8.59(s、1H)12.31(s、1H)。MS(ESI)m/z482.2(M+H)
実施例223
4−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}ベンゼンスルホンアミド
実施例223a
4−(3−(2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)ベンゼンスルホンアミド
1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールに代えて4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ベンゼンスルホンアミドを用い、実施例171bに記載の方法に従って、実施例223a(0.11g)を製造した。MS(APCI)m/z622.9(M+H)
実施例223b
4−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}ベンゼンスルホンアミド
実施例171bに代えて実施例223aを用い、実施例171cに記載の方法に従って、実施例223b(0.067g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.09−1.45(m、5H)1.54−1.65(m、1H)1.66−1.80(m、2H)1.89−2.01(m、2H)3.62−3.76(m、1H)6.75(d、J=7.54Hz、1H)6.90−6.94(m、2H)7.41(s、2H)7.87−8.03(m、4H)8.21(s、1H)8.51(s、1H)8.63(s、1H)12.32(s、1H)。MS(ESI)m/z482.2(M+H)
実施例224
トランス−N−[6−クロロ−4−(5−エトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,4−ジアミン
実施例224a
tert−ブチル(トランス)−4−(6−クロロ−4−(5−ヒドロキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルカルバマート
実施例213d(0.927g、1.514mmol)のCHCl(50mL)中溶液に−78℃で1M BBr/CHCl(10.6mL、10.6mmol)を加えた。反応液をゆっくり昇温させて室温とし、終夜撹拌した。溶媒を留去した。残留物のTHF(60.0mL)中懸濁液に、トリエチルアミン(1.48mL、10.6mmol)およびBocO(0.380g、1.74mmol)を加えた。反応液を8時間撹拌し、50%ブラインで希釈し、EtOAcで抽出した。有機層をMgSOで脱水し、濾過し、濃縮し、CHCl/EtOAcで溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる40gカラムで精製して標題化合物を得た。
実施例224b
tert−ブチル(トランス)−4−(6−クロロ−4−(5−エトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルカルバマート
実施例224a(80.0mg、0.134mmol)、アゾジカルボン酸ジ−tert−ブチル(77mg、0.334mmol)、トリフェニルホスフィン/固体担体(3mmol/g、112.0mg、0.427mmol)およびエタノール(0.039mL、0.669mmol)のTHF(3mL)中混合物を室温で終夜撹拌した。混合物をEtOAcで希釈し、セライトで濾過し、濃縮し、ヘキサン/EtOAc(8:2から6:4)で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる12gカラムで精製して、標題化合物76.1mgを得た。
実施例224c
トランス−N−[6−クロロ−4−(5−エトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,4−ジアミン
実施例224b(76.1mg、0.122mmol)のジオキサン(1.5mL)中溶液を20%水酸化ナトリウム(0.10mL、0.122mmol)で処理した。混合物を90℃で1時間加熱した。溶媒を留去した。残留物を20%ブラインで処理し、EtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機層を脱水した。粗中間体をCHCl(1.0mL)に溶かし、TFA(0.19mL、2.4mmol)で処理した。1時間後、反応混合物を濃縮し、実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、標題化合物(6.5mg)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(400MHz、CDOD)δppm1.29−1.43(m、2H)、1.43−1.49(m、3H)、1.52−1.72(m、2H)、2.02−2.17(m、2H)、2.17−2.32(m、2H)、3.13(m、1H)、3.80(m、1H)、4.18(q、J=7.02Hz、2H)、6.75(d、J=1.22Hz、1H)、6.86(d、J=1.22Hz、1H)、7.86(s、1H)、7.90(d、J=2.44Hz、1H)、8.06(d、J=2.44Hz、1H)。MS(DCI)m/z386.2(M+H)
実施例225
3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン
実施例225a
tert−ブチル3−ヨード−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル−カルバマート
4−クロロ−3−ヨード−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンに代えてtert−ブチル3−ヨード−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イルカルバマートを用い、実施例168bに記載の方法に従って、実施例225aを製造して、褐色粉末としての標題化合物を収率75%で得た。MS(ESI)m/z497.8(M+H)
実施例225b
tert−ブチル3−(2−クロロ−6−シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イルカルバマート
実施例168bに代えてtert−ブチル3−ヨード−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル−カルバマートを用い、実施例168cに記載の方法に従って、実施例225bを製造して、暗褐色粉末としての標題化合物を収率63%で得た。MS(ESI)m/z582.2(M+H)
実施例225c
tert−ブチル3−(2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イルカルバマート
実施例168cに代えて実施例225bを用い、実施例168dに記載の方法に従って、実施例225cを製造して、オフホワイト粉末としての標題化合物を収率23%で得た。MS(ESI)m/z442.1(M+H)
実施例225d
3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン
氷浴で冷却した実施例225c(22mg、0.05mmol)のジクロロメタン(5mL)中溶液に、トリフルオロ酢酸(5mL、65mmol)を加え、溶液を室温で1.5時間撹拌してから、濃縮して乾固させた。残留物を50%エーテル、50%ペンタンに懸濁させ、懸濁液を濾過した。回収した固体を50%メタノール、50%ジクロロメタンと混合し、懸濁液を濾過した。濾液を濃縮して乾固させて、ビストリフルオロ酢酸塩としての標題化合物を収率48%で得た。MS(ESI)m/z342.1(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.13−1.43(m、5H)1.54−1.65(m、1H)1.67−1.79(m、2H)1.86−1.97(m、2H)3.30−3.76(m、4H)6.70(s、1H)6.78(bs、1H)7.96(bs、1H)8.08(d、1H、J=2.38Hz)8.11(d、1H、J=1.59Hz)12.16(bs、1H)。
実施例226
N−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}アセトアミド
実施例226a
3−ヨード−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン・トリフルオロ酢酸塩
実施例225aを4mLジクロロメタンに溶かし、トリフルオロ酢酸(1.174mL、15.24mmol)を加え、溶液を室温で16時間撹拌した。反応溶液を濃縮して乾固させ、残留物を10%酢酸エチル、90%ジクロロメタンで溶離を行うシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、黄褐色粉末としての標題化合物を収率46%で得た。MS(ESI)m/z400.0(M+H)
実施例226b
N−3−ヨード−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)アセトアミド
実施例226a(120mg、0.191mmol)を4mLジクロロメタンに溶かし、トリエチルアミン(0.267mL1.913mmol)を加えた。反応液を氷浴で冷却し、アセチルクロライド(0.041mL0.574mmol)を加え、反応混合物を室温で16時間撹拌した。反応溶液を濃縮して乾固させ、残留物を酢酸エチルと飽和重炭酸ナトリウム溶液との間で分配した。有機層を脱水し(MgSO)、濾過し、濃縮して、標題化合物を褐色粉末として得て、それを精製せずに次に用いた。
実施例226c
N−(3−(2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)アセトアミド
実施例168bに代えて実施例226bを用い、実施例168cについて記載の方法に従って、実施例226cを製造し、褐色粉末としての標題化合物を収率89%で得た。MS(ESI)m/z524.2(M+H)
実施例226d
N−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}アセトアミド
実施例168cに代えて実施例226cを用い、実施例168dについて記載の方法に従って、実施例226dを製造して、褐色粉末としての標題化合物を収率48%で得た。MS(ESI)m/z384.1(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.14−1.43(m、5H)1.55−1.65(m、1H)1.67−1.78(m、2H)1.86−1.97(m、2H)2.08(s、3H)2.71−2.75(m、1H)6.70(s、1H)6.78(s、1H)6.82(d、1H、J=7.93Hz)8.03(s、1H)8.38(d、1H、J=1.98Hz)8.48(d、1H、J=1.98Hz)10.04(s、1H)12.07(bs、1H)。
実施例227
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N −メチルグリシンアミド
シクロプロパンカルボン酸に代えて2−(tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)酢酸を用い、実施例216に記載の方法に従って、実施例227のトリフルオロ酢酸塩(0.90g、0.150mmol)を製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.27−1.39(m、4H)、1.87−1.89(m、2H)、2.03−2.05(m、2H)、3.59−3.64(m、2H)、3.67(t、J=5.95Hz、3H)、3.90(s、3H)、6.82(s、1H)、6.87(s、1H)、7.79(d、J=2.44Hz、1H)、8.09(dd、J=4.73、2.9、2H)、8.37(d、J=7.63Hz、1H)、8.66(d、J=5.49Hz、2H)、12.04(s、1H)。MS(DCI)m/z443.3(M+H)
実施例228
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミド
シクロプロパンカルボン酸に代えてイソ酪酸を用い、実施例216に記載の方法に従って、実施例228のトリフルオロ酢酸塩(0.90g、0.150mmL)を製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm0.99(d、J=7.02Hz、6H)、1.25−1.31(m、4H)、1.80−1.82(m、2H)、2.0−2.02(m、2H)、2.30−2.36(m、1H)、3.9(s、1H)、6.81(s、1H)、6.86(d、J=0.92Hz、1H)、7.61(d、J=7.93Hz、1H)、7.79(d、J=2.44Hz、1H)、8.08(dd、J=6.71、2.75Hz、2H)、12.03(s、1H)。MS(DCI)m/z442.3(M+H)
実施例229
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル]アセトアミド
モルホリンに代えて1−(4−フルオロフェニル)ピペラジンを用い、実施例141bに記載の方法に従って、実施例229のトリフルオロ酢酸塩(0.085g、0.203mmol)を製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.26−1.399m、4H)、1.88−1.91(m、2H)、2.02−2.05(m、2H)、3.07−3.78(m、8H)、3.99(s、2H)、6.80(s、1H)、6.87−6.89(m、2H)、7.0−7.03(m、2H)、7.09−7.13(m、2H)、7.21(dd、J=7.78、4.73Hz、1H)、8.13(d、J=2.75Hz、1H)、8.30−8.33(m、2H)、8.53(d、J=7.32Hz、1H)、10.07(s、1H)、12.17(d、J=1.83Hz、1H)。MS(DCI)m/z562.4(M+H)
実施例230
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(ピリジン−4−イル)ピペラジン−1−イル]アセトアミド
モルホリンに代えて1−(ピリジン−4−イル)ピペラジンを用い、実施例141bに記載の方法に従って、実施例230のトリフルオロ酢酸塩(0.085g、0.203mmol)を製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.26−1.43(m、4H)、1.88−1.91(m、2H)、2.02−2.05(m、2H)、3.29−3.43(m、4H)、3.64−3.68(m、2H)、3.89−3.97(m、4H)、6.88−6.89(m、2H)、7.22(dd、J=7.93、4.58Hz、1H)、7.27(d、J=7.93Hz、2H)、8.14(d、J=2.75Hz、1H)、8.32(d、J=4.88Hz、2H)、8.39(d、J=7.63、2H)、8.58(d、J=7.32Hz、1H)、12.20(s、1H)、13.9(s、1H)。MS(APCI)m/z545.7(M+H)
実施例231
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−シクロヘキシルピペラジン−1−イル)アセトアミド
モルホリンに代えて1−シクロヘキシルピペラジンを用い、実施例141bに記載の方法に従って、実施例231のトリフルオロ酢酸塩(0.085g、0.203mmol)を製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.07−1.14(m、1H)、1.23−1.43(m、8H)、1.61−1.63(m、1H)、1.83−1.85(m、1H)、2.02−2.04(m、4H)、3.15−3.23(m、4H)、3.41(s、2H)、3.75−3.87(m、2H)、6.87−6.88(m、2H)、7.22(dd、J=8.09、4.73Hz、1H)、8.00(d、J=7.63Hz、1H)、8.13(d、J=2.75Hz、1H)、8.30−8.33(m、2H)、12.19(s、1H)。MS(DCI)m/z550.4(M+H)
実施例232
2−(4−ブチルピペラジン−1−イル)−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド
モルホリンに代えて1−ブチルピペラジンを用い、実施例141bに記載の方法に従って、実施例232のトリフルオロ酢酸塩(0.085g、0.203mmol)を製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm0.92(t、J=7.32Hz、3H)、1.24−1.42(m、6H)、1.57−1.63(m、2H)、1.83−1.85(m、2H)、2.01−2.03(m、2H)、3.03−3.07(m、4H)、3.29(s、2H)、3.59−3.66(m、4H)、6.86−6.88(m、2H)、7.21(dd、J=7.93、4.88Hz、1H)、7.9(d、J=6.1Hz、8.13(d、3.05Hz、1H)、8.30−8.32(m、2H)、12.17(s、1H)。MS(DCI)m/z524.4(M+H)
実施例233
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(フラン−2−イルカルボニル)ピペラジン−1−イル]アセトアミド
モルホリンに代えてフラン−2−イル(ピペラジン−1−イル)メタノンを用い、実施例141bに記載の方法に従って、実施例233のトリフルオロ酢酸塩(0.085g、0.203mmol)を製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.23−1.41(m、4H)、1.88−1.90(m、2H)、2.02−2.05(m、2H)、3.26−3.42(m、3H)、4.26−4.59(m、3H)、3.95(s、2H)、6.67(dd、J=3.66、1.83Hz、1H)、6.87−6.88(m、2H)、7.11(d、J=3.36Hz、1H)、7.22(dd、J=7.93、4.58Hz、1H)、7.89(d、J=1.22Hz、1H)、8.13(d、J=2.75Hz、1H)、8.31−8.33(m、2H)、8.55(d、J=7.63Hz、1H)、12.18(s、1H)。MS(APCI)m/z562.6(M+H)
実施例234
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(2−シアノフェニル)ピペラジン−1−イル]アセトアミド
モルホリンに代えて2−(ピペラジン−1−イル)ベンゾニトリルを用い、実施例141bに記載の方法に従って、実施例234のトリフルオロ酢酸塩(0.085g、0.203mmol)を製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.29−1.40(m、4H)、1.89−1.91(m、2H)、2.03−2.05(m、2H)、2.53−2.56(m、2H)、3.64−3.67(m、6H)、4.04(s、2H)、6.87−6.89(m、2H)、7.18−7.23(m、2H)、7.27(d、J=8.24Hz、1H)、7.64−7.68(m、1H)、7.77(dd、J=7.78、1.68Hz、1H)、8.13(d、J=2.75Hz、1H)、8.31−8.33(m、2H)、8.55(d、J=7.63、1H)、12.17(s、1H)。MS(APCI)m/z569.7(M+H)
実施例235
3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボン酸
実施例235a
1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボン酸メチル
5−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(1.3g、6.6mmol)の(25mL)メタノール中溶液を1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセンジクロロパラジウム(II)のジクロロメタンとの錯体(97mg、0.132mmol)で処理し、トリエチルアミン(1.84mL、13.2mmol)を加えた。50mL圧力瓶を一酸化炭素で約0.41Pa(60psi)に加圧し、90℃で16時間加熱した。冷却して室温とした後に、圧力を開放し、反応混合物を濾過した。濾液を濃縮して乾固させ、残留物を水に懸濁させ、濾過し、回収した固体を乾燥させて、褐色粉末としての標題化合物を定量的収率で得た。MS(DCI)m/z177.0(M+H)
実施例235b
3−ヨード−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボン酸メチル
実施例235a(1.04g、5.9mmol)の脱水DMF(12mL)中溶液にN−ヨードコハク酸イミド(1.46g、6.49mmol)を加え、溶液を室温で16時間撹拌した。溶媒を留去し、残留物を水に懸濁させ、濾過した。回収した固体をジクロロメタンで磨砕し、混合物を濾過した。ジクロロメタン濾液を濃縮して褐色粉末を得て、それを精製せずに次に用いた。
実施例235c
3−ヨード−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボン酸メチル
4−クロロ−3−ヨード−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンに代えて実施例235bを用い、実施例168bについて記載の方法に従って、実施例235cを製造して、黄褐色粉末としての標題化合物を収率71%で得た。MS(ESI)m/z443.0(M+H)
実施例235d
3−(2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボン酸メチル
実施例168bに代えて実施例235cを用い、実施例168cについて記載の方法に従って、実施例235dを製造して、標題化合物を赤色様褐色粉末として得て、それを精製せずに次で用いた。
実施例235e
3−(2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボン酸メチル
実施例168cに代えて実施例235を用い、実施例168dについて記載の方法に従って、実施例235eを製造して、標題化合物を黄褐色粉末として得て、それを精製せずに次で用いた。
実施例235f
3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボン酸
実施例235e(53mg、0.138mmol)のTHF(1mL)、メタノール(0.5mL)中溶液に、水酸化リチウム(23mg、0.551mmol)の水溶液(水0.6mL)を加えた。反応溶液を90分間加熱還流し、冷却して室温とし、溶液を濃縮して乾固させた。残留物を1N HCl溶液に懸濁させ、濾過し、回収した固体を10%メタノール、90%ジクロロメタンで溶離を行うシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、黄褐色粉末としての標題化合物を収率47%で得た。MS(ESI)m/z371.1(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.11−1.44(m、5H)1.54−1.66(m、1H)1.68−1.79(m、2H)1.88−1.99(m、2H)3.62−3.75(m、1H)6.85(s、1H)6.86(s、1H)7.01(d、1H、J=7.54Hz)8.25(d、1H、J=2.38Hz)8.80(d、1H、J=1.98Hz)8.86(d、1H、J=1.98Hz)12.52(bs、1H)13.07(bs、1H)。
実施例236
6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−[4−(ピペリジン−4−イル)シクロヘキシル]ピリジン−2−アミン
実施例236a
4−(4−(6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
実施例61aに代えて実施例149eを用い、トランス−シクロヘキサン−1,4−ジアミンに代えて4−(4−アミノシクロヘキシル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを用いて、実施例61bに記載の方法に従って、実施例236a(0.058g)を製造した。MS(ESI)m/z540.6(M+H)
実施例236b
6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−[4−(ピペリジン−4−イル)シクロヘキシル]ピリジン−2−アミン
実施例106aに代えて実施例236aを用い、実施例106bに記載の方法に従って、実施例236b(0.047g)を製造した。粗取得物を2M HCl/ジエチルエーテルで30分間処理した。得られた懸濁液を追加のジエチルエーテルで希釈し、固体を濾過して、標題化合物をHCl塩として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.04−1.29(m、4H)1.27−1.64(m、8H)1.67−1.91(m、4H)2.65−2.95(m、2H)3.19−3.32(m、2H)3.85−3.96(m、3H)3.95−4.05(m、1H)6.81−6.92(m、2H)6.95−7.04(m、1H)7.77−7.94(m、1H)8.04−8.16(m、2H)8.49−8.73(m、1H)8.78−8.92(m、1H)12.09(s、1H)。MS(ESI)m/z440.2(M+H)
実施例237
N−{4−[(4−アミノシクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}−6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例149e(0.634g、2.16mmol)および4,4′−メチレンジシクロヘキサンアミン(2.267g、10.78mmol)の混合物を155℃で90分間加熱し、冷却した。まだ温かい間に、スラリーを水で処理し、EtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機層をMgSOで脱水し、濾過し、濃縮し、MeOH/EtOAc(3:97から5:95)で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる28gBiotageKP−NHカラムで精製して、標題化合物593mgを得た。この取得物55mgを、実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによってさらに精製して、トリフルオロ酢酸塩としての標題化合物17mgを得た。H NMR(400MHz、CDOD)δppm1.02−1.45(m、9H)、1.57−1.92(m、9H)、1.99−2.18(m、2H)、3.02(m、1H)、3.70(m、1H)、3.95(s、3H)、6.72−6.92(m、2H)、7.80−7.91(m、2H)、8.06(s、1H)。MS(DCI)m/z468.3(M+H)
実施例238
6−クロロ−N−(4−{[4−(シクロヘキシルアミノ)シクロヘキシル]メチル}シクロヘキシル)−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例237(80.0mg、0.171mmol)のMeOH(3mL)中懸濁液をシクロヘキサノン(0.035mL、0.342mmol)で処理した。30分後、水素化ホウ素シアノナトリウム(21.5mg、0.342mmol)および塩化亜鉛(0.699mg、5.13μmol)を加えた。反応液を室温で終夜撹拌した。混合物を濃縮した。残留物を飽和NaHCOで処理し、EtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機層を脱水し、実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、標題化合物(32.4mg)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(400MHz、CDOD)δppm0.96−1.48(m、15H)、1.59−1.96(m、10H)、2.01−2.17(m、5H)、3.12−3.23(m、2H)、3.70(m、1H)、3.96(s、3H)、6.84−7.01(m、2H)、7.93(m、1H)、7.99(s、1H)、8.10(s、1H)。MS(DCI)m/z550.4(M+H)
実施例239
3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−N−フェニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン
実施例239a
3−(2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル)−N−フェニル−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン
実施例171a(0.200g、0.366mmol)、アニリン(0.044g、0.476mmol)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2′,4′,6′−トリ−i−プロピル−1,1′−ビフェニル(X−PHOS)(0.009g、0.018mmol)、触媒のトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)および炭酸カリウム(0.127g、0.916mmol)のtert−ブタノール(4mL)中溶液を110℃で16時間加熱した。取得物を冷却して室温とし、酢酸エチルで希釈し、ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物を、フラッシュクロマトグラフィーを用いてシリカゲルで精製して(20%酢酸エチル/ヘキサン)、標題化合物0.025gを得た。m/z558.0(APCI、M+H)
実施例239b
3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−N−フェニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン
実施例171bに代えて実施例239aを用い、実施例171cに記載の方法に従って、実施例239b(0.007g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.07−1.38(m、5H)1.49−1.61(m、1H)1.61−1.76(m、2H)1.82−1.96(m、2H)3.54−3.71(m、1H)6.67−6.83(m、4H)6.85−6.97(m、2H)7.17(t、J=7.80Hz、2H)7.96−8.10(m、3H)8.14(s、1H)12.03(s、1H)。MS(ESI)m/z418.2(M+H)
実施例240
N−{4−[(4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}シクロプロパンカルボキサミド
実施例237(68.5mg、0.146mmol)、シクロプロパンカルボン酸(0.013mL、0.161mmol)、HOBT(26.9mg、0.176mmol)、EDC(33.7mg、0.176mmol)およびトリエチルアミン(0.027mL、0.190mmol)のDMF(2.5mL)中混合物を室温で終夜撹拌した。追加のEDC(0.6当量)、HOBT(0.6当量)、酸(0.6当量)およびトリエチルアミン(0.7当量)を加えた。6時間後、反応混合物に水を加えた。沈澱を濾過し、実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、標題化合物(29.0mg)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(400MHz、CDOD)δppm0.67−0.76(m、2H)、0.77−0.87(m、2H)、0.93−1.45(m、12H)、1.47−1.96(m、10H)、3.57(m、1H)、3.71(m、1H)、87(m、0.6H)、3.96(s、3H)、4.02(m、0.4H)、6.88−7.07(m、2H)、7.94(m、1H)、8.04(s、1H)、8.11(s、1H)。MS(DCI)m/z536.4(M+H)
実施例241
tert−ブチル(1r,4r)−4−(6−クロロ−4−(1−(フェニルスルホニル)−5−(プロパ2−インイルオキシ)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルカルバマート
実施例241a
tert−ブチル(トランス)−4−(6−クロロ−4−(1−(フェニルスルホニル)−5−(プロパ2−インイルオキシ)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルカルバマート
実施例224a(0.075g、0.125mmol)、プロパルギルアルコール(0.018mL、0.313mmol)、アゾジカルボン酸ジ−tert−ブチル(0.072g、0.313mmol)およびトリフェニルホスフィン(3mmol/1g)−ポリマー担持品(0.105g、0.4mmol)のTHF(3.0mL)中混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物をEtOAcおよびジクロロメタンで希釈し、セライトで濾過し、濃縮し、0%から30%EtOAc/ヘキサンで溶離を行うAnalogixシステムを用いる12gカラムで精製して、標題化合物56.0mg(70%)を得た。
実施例241b
tert−ブチル(トランス)−4−(6−クロロ−4−(5−(プロパ2−インイルオキシ)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルカルバマート
実施例241a(0.056g、0.088mmol)のジオキサン(1.5mL)中溶液を20%水酸化ナトリウム(0.10mL、0.088mmol)で処理した。混合物を90℃で1時間加熱した。溶媒を留去した。残留物を20%ブラインで処理し、ジクロロメタンで2回抽出した。層を合わせ、MgSOで脱水し、濃縮して、標題化合物0.037gを得た。その粗生成物を、それ以上精製せずに次の段階で用いた。
実施例241c
(トランス)−N′−(6−クロロ−4−(5−(プロパ2−インイルオキシ)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン
実施例241b(0.037mg)をジクロロメタン(0.7mL)に溶かし、トリフルオロ酢酸(0.1mL)で処理した。1時間後、反応混合物を濃縮した。残留物を1:1DMSOおよびMeOHに溶かした。粗取得物を、40分かけての流量15mL/分で10%から100%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるZorbax RX−C18カラム(250×21.2mm、粒径7μm)で行う逆相HPLCによって精製して、トリフルオロ酢酸塩としての標題化合物9.7mg(18%)を得た。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.22−1.32(m、2H)、1.39−1.49(m、2H)、1.95−2.07(m、4H)、4.93(d、J=2.44Hz、2H)、6.75(s、1H)、6.81(s、1H)、6.88(s、1H)、7.79−7.80(m、3H)、7.90(d、J=2.75Hz、1H)、8.13(t、J=3.05Hz、2H)、12.11(s、1H)。MS(DCI)m/z396.3(M+H)
実施例242
3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−N−(ピリジン−2−イルメチル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボキサミド
実施例235f(33mg、0.074mmol)の脱水DMF(3mL)中溶液に、1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−オール(14.5mg、0.108mmol)を加え、次に2−(アミノメチル)ピリジン(0.015mL、0.149mmol)、N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.065mL、0.372mmol)を加え、最後にN−(エチルアミノ)メチレン)−N,N−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン塩酸塩(24mg、0.126mmol)を加えた。室温で16時間撹拌後、DMFを除去し、残留物を飽和炭酸ナトリウム水溶液、酢酸エチルの間で分配した。有機層を脱水し(MgSO)、濾過し、濃縮し、残留物を5%メタノール、95%ジクロロメタンで溶離を行うシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、暗褐色粉末としての標題化合物を収率28%で得た。MS(ESI)m/z461.2(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.12−1.38(m、5H)1.53−1.64(m、1H)1.66−1.76(m、2H)1.87−1.97(m、2H)3.61−3.74(m、1H)4.36(dd、1H、J=19.06、5.76Hz)4.63(d、1H、J=5.76Hz)6.84(d、1H、J=10.51Hz)6.88(s、1H)7.22−7.30(m、2H)7.38(d、1H、J=8.14Hz)7.71−7.80(m、1H)8.19(s、1H)8.37−8.44(m、1H)8.47−8.54(m、1H)8.79(d、1H、J=2.03Hz)8.85(d、1H、J=1.7Hz)9.29(t、1H、J=5.76Hz)
実施例243
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−[5−(ピリミジン−5−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−アミン
実施例243a
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(1−(フェニルスルホニル)−5−(ピリミジン−5−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールに代えてピリミジン−5−イルボロン酸を用い、実施例171bに記載の方法に従って、実施例243a(0.13g)を製造した。MS(APCI)m/z545.4(M+H)
実施例243b
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−[5−(ピリミジン−5−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−アミン
実施例171bに代えて実施例243aを用い、実施例171cに記載の方法に従って、実施例243b(0.046g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.14−1.44(m、5H)1.55−1.66(m、1H)1.67−1.78(m、2H)1.90−2.01(m、2H)3.63−3.77(m、1H)6.69(d、J=8.14Hz、1H)6.93(s、2H)8.23(s、1H)8.60−8.62(m、1H)8.70−8.72(m、1H)9.22(s、1H)9.27(s、2H)12.38(s、1H)。MS(ESI)m/z405.2(M+H)
実施例244
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ブタン−1−スルホンアミド
シクロプロパンスルホニルクロライドに代えてブタン−1−スルホニルクロライドを用い、実施例218に記載の方法に従って、実施例244のトリフルオロ酢酸塩(0.90g、0.150mmol)を製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm0.90(t、J=7.32Hz、3H)、1.23−1.43(m、6H)、1.60−1.68(m、2H)、1.90−2.01(m、2H)、2.97−3.01(m、2H)、3.90(s、3H)、6.81(s、1H)、6.86(s、1H)、7.07(d、J=7.63Hz、1H)、7.79(d、J=2.75Hz、1H)、8.08(dd、J=6.41、2.75Hz、2H)、12.04(s、1H)。MS(DCI)m/z492.2(M+H)
実施例245
4−[5−(6−アミノピリジン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]−6−クロロ−N−シクロヘキシルピリジン−2−アミン
実施例245a
4−(5−(6−アミノピリジン−3−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−6−クロロ−N−シクロヘキシルピリジン−2−アミン
1−(フェニルスルホニル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールに代えて5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−アミンを用い、実施例171bに記載の方法に従って、実施例245a(0.14g)を製造した。MS(APCI)m/z559.4(M+H)
実施例245b
4−[5−(6−アミノピリジン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]−6−クロロ−N−シクロヘキシルピリジン−2−アミン
実施例171bに代えて実施例245aを用い、実施例171cに記載の方法に従って、実施例245b(0.053g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.11−1.43(m、5H)1.55−1.66(m、1H)1.67−1.79(m、2H)1.90−2.00(m、2H)3.62−3.76(m、1H)6.03(s、2H)6.58(d、J=7.80Hz、1H)6.76(d、J=7.80Hz、1H)6.90(d、J=7.12Hz、2H)7.74−7.80(m、1H)8.14(s、1H)8.29−8.37(m、2H)8.47(s、1H)12.14(s、1H)。MS(ESI)m/z419.2(M+H)
実施例246
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)グリシンアミド
実施例246a
tert−ブチル2−((トランス)−4−(6−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルアミノ)−2−オキソエチルカルバマート
実施例213a(3.950g、11.23mmol)、2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)酢酸(2.165g、12.36mmol)、HOBT(1.892g、12.36mmol)、EDC(2.369g、12.36mmol)およびトリエチルアミン(2.04mL、14.6mmol)のテトラヒドロフラン(100mL)中混合物を室温で3時間撹拌した。反応液を50%ブラインで希釈し、EtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機層をMgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。残留物をEtOAc/ヘキサン(8:2)で磨砕して、標題化合物2.756gを得た。濾液を、EtOAc/ヘキサン(7:3から8:2)で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる80gカラムで精製して、追加の標題化合物1.091gを得た。
実施例246b
tert−ブチル2−((トランス)−4−(6−クロロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルアミノ)−2−オキソエチルカルバマート
実施例246a(1.400g、2.75mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(1.048g、4.13mmol)、酢酸カリウム(0.405g、4.13mmol)およびPdCl(dppf)−CHCl(0.090g、0.110mmol)のDMF(50mL)中混合物を脱気し、80℃で2時間加熱した。冷却後、反応混合物を水およびブラインで処理し、EtOAcによって抽出した(2回)。合わせた有機層を20%ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮し、ヘキサン/EtOAc(1:9)から100%EtOAcで溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる80gカラムで精製して、標題化合物0.831gを得た。
実施例246c
tert−ブチル2−((トランス)−4−(6−クロロ−4−(5−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルアミノ)−2−オキソエチルカルバマート
実施例246b(0.420g、0.825mmol)、実施例149b(0.318g、0.867mmol)、飽和NaHCO(6mL)およびPdCl(dppf)−CHCl(0.034g、0.041mmol)のDMF(24mL)中混合物を脱気し、65℃で2時間加熱した。冷却後、反応液を20%ブラインで反応停止し、EtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機層を20%ブラインで洗浄し、濃縮し、ヘキサン/EtOAc(2:8から1:9)で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる40gカラムで精製して、標題化合物0.277gを得た。
実施例246d
tert−ブチル2−((1r,4r)−4−(6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−ル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルアミノ)−2−オキソエチルカルバマート
実施例246c(1.616g、2.415mmol)のジオキサン(12mL)中溶液を20%NaOH(1.5mL、2.415mmol)で処理した。混合物を80℃で1時間加熱した。ほとんどの溶媒を留去した。得られたスラリーに水をゆっくり加えた。生成した沈澱を濾過し、水で洗浄し、乾燥機乾燥して、標題化合物0.953gを得た。
実施例246e
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)グリシンアミド
実施例246d(0.953g、1.801mmol)のCHCl(15mL)中懸濁液をトリフルオロ酢酸(3.0mL、38.9mmol)で処理した。混合物を室温で60分間撹拌し、濃縮した。残留物をMeOHで処理し、濃縮して、標題化合物1.487gをトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(400MHz、CDOD)δppm1.31−1.56(m、4H)、2.02(d、J=11.60Hz、2H)、2.16(d、J=11.29Hz、2H)、3.64(s、2H)、3.69−3.84(m、2H)、3.96(s、3H)、6.80(s、1H)、6.90(d、J=1.22Hz、1H)、7.89−7.94(m、2H)、8.08(d、J=2.44Hz、1H)。MS(DCI)m/z429.3(M+H)
実施例247
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(4−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例247a
3−ヨード−4−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン
3−ヨード−4−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.30g、1.08mmol)のジメチルホルムアミド(10mL)中溶液を0℃で、水酸化ナトリウム(0.056g、1.41mmol)で15分間処理した。その取得物に、ベンゼンスルホニルクロライド(0.25g、1.41mmol)を滴下し、室温で3時間撹拌した。取得物を水(40mL)で希釈し、濾過し、50℃で真空乾燥して、標題化合物0.35gを得た。MS(ESI)m/z414.9(M+H)
実施例247b
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(4−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
5−ブロモ−3−ヨード−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンに代えて実施例247aを用い、実施例171aに記載の方法に従って、実施例247b(0.10g)を製造した。MS(APCI)m/z497.4(M+H)
実施例247c
6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(4−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例171bに代えて実施例247bを用い、実施例171cに記載の方法に従って、実施例247c(0.042g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.08−1.43(m、5H)1.54−1.66(m、1H)1.67−1.79(m、2H)1.86−1.98(m、2H)3.49−3.66(m、1H)3.93(s、3H)6.66(d、J=7.93Hz、1H)6.69−6.78(m、3H)7.67−7.71(m、1H)8.16(d、J=5.55Hz、1H)12.00(s、1H)。MS(ESI)m/z357.2(M+H)
実施例248
1−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−3−エチル尿素
実施例248a
1−エチル−3−(3−ヨード−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)尿素
実施例226a(120mg、0.234mmol)のジクロロメタン(5mL)中懸濁液に、トリエチルアミン(0.326mL、2.34mmol)を加え、次にエチルイソシアネート(0.074mL、0.935mmol)を加えた。反応混合物を室温で16時間撹拌し、濃縮して乾固させた。残留物を重炭酸ナトリウム溶液と酢酸エチルとの間で分配した。有機層を濃縮して乾固させ、残留物を15%酢酸エチル、85%ジクロロメタンで溶離を行うシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、ピンク−褐色粉末としての標題化合物を定量的収率で得た。MS(ESI)m/z471.0(M+H)
実施例248b
1−(3−(2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−3−エチル尿素
実施例168bに代えて実施例248aを用い、実施例168cに記載の方法に従って、実施例248bを製造して、暗褐色粉末としての標題化合物を収率68%で得た。MS(ESI)m/z553.2(M+H)
実施例248c
1−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−3−エチル尿素
実施例168cに代えて実施例248bを用い、実施例168dに記載の方法に従って、実施例248cを製造して、褐色粉末としての標題化合物を収率73%で得た。MS(ESI)m/z413.2(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.06(t、3H、J=7.02Hz)1.15−1.26(m、3H)1.31−1.42(m、2H)1.56−1.63(m、1H)1.69−1.76(m、2H)1.86−1.96(m、2H)3.13(dt、2H、J=12.82、7.02Hz)3.60−3.69(m、1H)6.19(t、1H、J=5.80Hz)6.71(s、1H)6.78(s、1H)6.82(d、1H、J=7.93Hz)7.99(s、1H)8.20(d、1H、J=2.14Hz)8.37(d、1H、J=2.14Hz)8.47(s、1H)11.95(bs、1H)。
実施例249
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(ピリジン−4−イルメチル)アゼチジン−3−カルボキサミド
ホルムアルデヒドに代えてイソニコチンアルデヒドを用い、実施例61bに代えて実施例160bを用いて、実施例93に記載の方法に従って、実施例249(0.01g)を製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.14−1.38(m、4H)1.75−1.89(m、2H)1.93−2.10(m、2H)3.10−3.27(m、3H)3.36−3.53(m、2H)3.50−3.78(m、4H)6.76(d、J=7.80Hz、1H)6.86(d、J=3.05Hz、2H)7.11−7.29(m、2H)7.33(d、J=7.80Hz、1H)7.66−7.86(m、2H)8.12(d、J=2.71Hz、1H)8.24−8.37(m、2H)8.41−8.54(m、1H)12.02−12.27(m、1H)。MS(ESI)m/z516.3(M+H)
実施例250
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(ピペリジン−4−イル)アゼチジン−3−カルボキサミド
ホルムアルデヒドに代えて4−オキソピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを用い、実施例61bに代えて実施例160bを用いて、実施例93に記載の方法に従って、実施例250(0.05g)を製造した。中間体取得物をメタノールに取り、2N HCl/エーテルで処理した。固体を濾過して、標題化合物をHCl塩として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.13−1.41(m、5H)1.63−1.80(m、3H)1.79−1.95(m、3H)1.93−2.17(m、3H)2.75−2.94(m、2H)2.94−3.07(m、2H)3.29−3.66(m、3H)3.91−4.27(m、2H)6.84−6.92(m、2H)7.22−7.30(m、1H)8.15(d、J=2.71Hz、1H)8.23(d、J=7.46Hz、1H)8.33(dd、J=4.75、1.36Hz、1H)8.39(d、J=8.14Hz、1H)8.66−9.09(m、H)9.27(s、1H)11.95(s、1H)12.31(s、1H)。MS(ESI)m/z508.3(M+H)
実施例251
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N −シクロヘキシルグリシンアミド
実施例251a
2−クロロ−N−((トランス)−4−(6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル)アセトアミド
実施例213f(650.0mg、1.748mmol)、2−クロロ酢酸(248mg、2.62mmol)、HOBT(535mg、3.50mmol)、EDC(670mg、3.50mmol)およびトリエチルアミン(0.487mL、3.50mmol)のDMF(30mL)中混合物を室温で3時間撹拌した。混合物に水を加えた。生成した固体を濾過し、水で洗浄し、乾燥機乾燥して、標題化合物0.760gを得た。
実施例251b
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N −シクロヘキシルグリシンアミド
実施例251a(50.0mg、0.112mmol)、シクロヘキサンアミン(0.038mL、0.335mmol)およびトリエチルアミン(0.054mL、0.39mmol)のDMF(1.0mL)中混合物を60℃で2.5時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、標題化合物(44.6mg)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(400MHz、CDOD)δppm1.20−1.53(m、9H)、1.72(m、1H)、1.83−1.95(m、2H)、1.98−2.25(m、6H)、3.07(m、1H)、3.67−3.84(m、4H)、3.96(s、3H)、6.80(d、J=1.53Hz、1H)、6.89(d、J=1.22Hz、1H)、7.87−7.94(m、2H)、8.08(d、J=2.44Hz、1H)。MS(DCI)m/z511.3(M+H)
実施例252
6−クロロ−N−[4−(1−シクロブチルピペリジン−4−イル)シクロヘキシル]−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例61bに代えて実施例236bを用い、ホルムアルデヒドに代えてシクロブタノンを用いて、実施例93に記載の方法に従って、実施例252(0.021g)を製造した。溶媒を反応液から除去し、残留物を酢酸エチルで希釈した。有機層を水、ブラインで洗浄し、MgSOで脱水し、濾過し、濃縮した。粗取得物を酢酸エチルで磨砕し、固体を濾過して、標題化合物を遊離塩基として得た。H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm0.87−1.30(m、7H)1.35−1.86(m、16H)1.87−2.14(m、3H)2.74−2.97(m、2H)3.92−4.04(m、1H)6.67−6.77(m、1H)6.81−6.94(m、2H)7.82(d、J=2.71Hz、1H)8.08(q、J=2.83Hz、2H)12.02(s、1H)。MS(ESI)m/z494.4(M+H)
実施例253
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロヘキサンスルホンアミド
実施例213f(80.0mg、0.215mmol)のDMF(2mL)中溶液に、トリエチルアミン(0.090mL、0.645mmol)およびシクロヘキサンスルホニルクロライド(0.062mL、0.430mmol)を加えた。原料消費後、反応混合物に水を加えた。生成した固体を濾過し、水で洗浄し、実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、標題化合物(11.5mg)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(400MHz、CDOD)δppm1.14−1.77(m、10H)、1.82−1.96(m、2H)、2.00−2.22(m、6H)、2.88(m、1H)、3.22(m、1H)、3.74(m、1H)、3.96(s、3H)、6.84(s、1H)、6.95(d、J=1.22Hz、1H)、7.92−7.98(m、2H)、8.09(d、J=2.44Hz、1H)。MS(APCI)m/z518.4(M+H)
実施例254
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(モルホリン−4−イル)アセトアミド
シクロヘキサンアミンに代えてモルホリンを用い、実施例251bに記載の方法に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。H NMR(400MHz、CDOD)δppm1.28−1.56(m、4H)、2.03(d、J=12.21Hz、2H)、2.16(d、J=11.60Hz、2H)、3.77(m、1H)、3.94(s、2H)、3.96(s、3H)、6.81(s、1H)、6.91(d、J=1.22Hz、1H),7.86−7.96(m、2H)、8.09(d、J=2.44Hz、1H)。MS(DCI)m/z499.3(M+H)
実施例255
N−(3−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}フェニル)アセトアミド
実施例255a
N−(3−(3−(2−クロロ−6−シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)フェニル)アセトアミド
実施例221a(140mg、0.256mmol)の脱水DMF(8mL)中溶液に、3−アセトアミドフェニルボロン酸(50mg、0.28mmol)を加えた。溶液を窒素で脱気し、水2mL中の懸濁液として重炭酸ナトリウム(215mg、2.56mmol)を加え、次に1,1′ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン)ジクロロパラジウム(II)のジクロロメタンとの錯体(21mg、0.026mmol)を加えた。反応混合物を65℃で3時間加熱し、冷却して室温とし、水、酢酸エチルの間で分配した。有機層を合わせ、濃縮して乾固させ、残留物を2%メタノール、98%ジクロロメタンで溶離を行うシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、褐色粉末としての標題化合物を収率72%で得た。MS(ESI)m/z600.2(M+H)
実施例255b
N−(3−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}フェニル)アセトアミド
実施例168cに代えて実施例255aを用い、実施例168dについて記載の方法に従って、実施例255bを製造して、オフホワイト粉末としての標題化合物を収率47%で得た。MS(ESI)m/z460.3(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.12−1.43(m、5H)1.54−1.64(m、1H)1.67−1.77(m、2H)1.89−1.99(m、2H)2.07(s、3H)3.62−3.75(m、1H)6.79(d、1H、J=7.8Hz)6.89(s、1H)6.90(s、1H)7.39(d、1H、J=7.8Hz)7.44(t、1H、J=7.46Hz)7.68(bd、1H、J=7.46Hz)7.83(s、1H)8.18(s、1H)8.40(d、1H、J=2.03Hz)8.49(d、1H、J=2.03Hz)10.05(bs、1H)12.25(bs、1H)。
実施例256
N−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}メタンスルホンアミド
実施例256a
N−(3−ヨード−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)メタンスルホンアミド含有N−(3−ヨード−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−N−(メチルスルホニル)メタンスルホンアミド化合物
実施例226a(118mg、0.23mmol)のジクロロメタン(4mL)中懸濁液に、トリエチルアミン(0.64mL、4.6mmol)を加えた。反応フラスコを氷浴で冷却し、メタンスルホニルクロライド(0.054mL、0.69mmol)を加えた。10分間撹拌後、氷浴を外し、反応混合物を2日間室温で撹拌した。溶媒留去して乾固させて粗生成物を得て、それはN−(3−ヨード−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)メタンスルホンアミドおよびN−(3−ヨード−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)−N−(メチルスルホニル)メタンスルホンアミドの混合物であり、それは精製せずに次の段階で用いた。
実施例256b
N−(3−(2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル)−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル)メタンスルホンアミド
実施例168bに代えて実施例256aを用い、実施例168cについて記載の方法に従って、実施例256bを製造して、褐色粉末としての標題化合物を収率74%を得た。MS(ESI)m/z560.2(M+H)
実施例256c
N−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}メタンスルホンアミド
実施例168cに代えて実施例256bを用い、実施例168dについて記載の方法に従って、実施例256cを製造して、褐色粉末としての標題化合物を収率26%を得た。MS(ESI)m/z420.41(M+H)H NMR(300MHz、DMSO−d)δppm1.12−1.44(m、5H)1.54−1.65(m、1H)1.67−1.78(m、2H)1.86−1.98(m、2H)2.95(s、3H)3.57−3.69(m、1H)6.71(s、1H)6.80(s、1H)6.84(d、1H、J=7.8Hz)8.11(s、1H)8.12(s、1H)8.21(d、1H、J=2.37Hz)9.56(bs、1H)12.23(bs、1H)。
実施例257
N−{4−[(4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}ピリジン−3−カルボキサミド
実施例237(0.075g、0.160mmol)、ニコチン酸(0.049g、0.401mmol)、EDC(0.080g、0.417mmol)、HOBT(0.064g、0.417mmol)およびトリエチルアミン(0.060mL、0.433mmol)の混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を水で処理し、沈澱が生成し、濾過した。沈澱を、流量15mL/分で40分かけての10%から100%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるZorbax RX−C18カラム(250×21.2mm、粒径7μm)で行う逆相HPLCによって精製して、標題化合物16.7mg(13%)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.06−1.88(m、12H)、2.01−2.14(m、4H)、3.96(s、3H)、6.80−6.81(m、1H)、6.88−6.92(m、2H)、7.71−7.76(m、1H)、7.87(d、J=2.75Hz、1H)、7.90−7.91(m、2H)、8.06(d、J=2.14Hz、1H)、8.46(d、J=7.93、1H)、8.76(d、J=4.88Hz、1H)、9.04(s、1H)。MS(DCI)m/z573.4(M+H)
実施例258
N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N −(2,2−ジメチルプロピル)グリシンアミド
シクロヘキサンアミンに代えて2,2−ジメチルプロパン−1−アミンを用い、実施例251bに記載の方法に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。H NMR(400MHz、CDOD)δppm1.09(s、9H)、1.29−1.55(m、4H)、1.96−2.08(m、2H)、2.09−2.22(m、2H)、2.88(s、2H)、3.67−3.87(m、4H)、3.95(s、3H)、6.76(s、1H)、6.85(d、J=1.22Hz、1H)、7.81−7.89(m、2H)、8.06(d、J=2.75Hz、1H)。MS(DCI)m/z499.3(M+H)
実施例259
6−クロロ−N−(4−{[4−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル]メチル}シクロヘキシル)−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン
実施例237(0.075g、0.160mmol)およびホルムアルデヒド(8.83μL、0.320mmol)のMeOH(2.5mL)中混合物を室温で30分間撹拌し、次に水素化ホウ素シアノナトリウム(0.020g、0.320mmol)および塩化亜鉛(0.655mg、4.81μmol)を加えた。反応混合物を6時間放置した。さらに、ホルムアルデヒド(7.2μL)を加え、反応混合物を終夜放置した。粗取得物を濃縮した。残留物を飽和重炭酸ナトリウムで処理し、EtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機層をMgSOで脱水し、濾過し、濃縮し、流量15mL/分で40分かけての10%から100%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるZorbax RX−C18カラム(250×21.2mm、粒径7μm)で行う逆相HPLCによって精製して、標題化合物10mg(10%)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm0.90−2.03(m、16H)、2.71−2.75(m、6H)、3.90−3.91(m、6H)、6.74(s、1H)、6.80(s、1H)、6.80(s、1H)、6.85−6.86(m、1H)、7.78−7.83(m、1H)、8.07−8.10(m、2H)、12.03(s、1H)。MS(APCI)m/z496.5(M+H)
実施例260
N−(3−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンスルホンアミド
実施例260a
N1−(6−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1,3−ジアミン
キャップを施したバイアル中2時間にわたり、2,6−ジクロロ−4−ヨードピリジン(2.500g、9.13mmol)およびシクロヘキサン−1,3−ジアミン(4.44mL、36.5mmol)の混合物を120℃で加熱した。温かい間に、反応混合物をEtOAcで処理し、水で洗浄した(3回)。有機層を脱水し、濃縮して、粗標題化合物2.62gを得た。この取得物を、それ以上精製せずに次の段階で用いた。
実施例260b
N−(3−(6−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル)シクロプロパンスルホンアミド
実施例260a(0.320g、0.910mmol)のDMF(6mL)中溶液にトリエチルアミン(0.165mL、1.183mmol)およびシクロプロパンスルホニルクロライド(0.102mL、1.001mmol)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌し、ブラインおよびNaHCOで反応停止し、EtOAcで抽出した。有機層をMgSOで脱水し、濾過し、濃縮し、ヘキサン/EtOAc(7:3から1:1)で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる40gカラムで精製して、標題化合物0.092gを得た。
実施例260c
N−(3−(6−クロロ−4−(5−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル)シクロプロパンスルホンアミド
実施例149c(86.0mg、0.207mmol)、実施例260b(90.0mg、0.197mmol)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(5.54mg、7.90μmol)および炭酸ナトリウム(1M、0.158mL、0.158mmol)のジメトキシエタン/EtOH/水(7:2:3、4.5mL)中懸濁液を脱気し、80℃で1.5時間加熱した。反応混合物を冷却し、ブラインおよびNaHCOで処理し、EtOAcで抽出した(2回)。合わせた有機層をMgSOで脱水し、濾過し、濃縮し、ヘキサン/EtOAc(4:6から3:7)で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる12gカラムで精製して、標題化合物86.0mgを得た。
実施例260d
N−(3−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンスルホンアミド
実施例260c(0.083g、0.135mmol)のジオキサン(2mL)中溶液を20%NaOH(0.08mL、0.135mmol)で処理した。混合物を70℃で90分間加熱した。溶媒を留去した。残留物を水で処理し、超音波処理した。固体を濾過し、水で洗浄し、実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、標題化合物(43.2mg)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm0.83−0.98(m、4H)、0.98−1.26(m、3H)、1.38(m、1H)、1.74(m、1H)、1.86−1.98(m、2H)、2.31(d、J=13.43Hz、1H)、2.56(m、1H)、3.24(m、1H、3.73(m、1H)、3.90(s、3H)、6.81(s、1H)、6.88(d、J=1.22Hz、1H)、7.14(d、J=8.24Hz、1H)、7.79(d、J=2.75Hz、1H)、8.09(dd、J=7.93、2.75Hz、2H)、12.04(s、1H)。MS(ESI)m/z476.2(M+H)
実施例261
N−(3−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド
実施例261a
tert−ブチル3−(6−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルカルバマート
実施例260a(2.60g、7.39mmol)およびトリエチルアミン(1.340mL、9.61mmol)のテトラヒドロフラン(50mL)中混合物に、0℃でBOCO(1.78g、8.13mmol)を加えた。氷浴を外し、反応液を室温で90分間撹拌した。反応液をEtOAcで希釈し、ブラインおよび飽和NaHCOで洗浄した。有機層をMgSOで脱水し、濾過し、濃縮し、ヘキサン/EtOAc(8:2から6:4)で溶離を行うISCO Companionフラッシュシステムを用いる80gカラムで精製して、標題化合物1.78gを得た。
実施例261b
tert−ブチル3−(6−クロロ−4−(5−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルカルバマート
実施例260bに代えて実施例261aを用い、実施例260cに記載の方法に従って、標題化合物を製造した。
実施例261c
N1−(6−クロロ−4−(5−メトキシ−1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1,3−ジアミン
実施例261b(1.76g、2.88mmol)のCHCl(30mL)中溶液をトリフルオロ酢酸(3.32mL、43.1mmol)で処理した。混合物を室温で3時間撹拌し、濃縮して、トリフルオロ酢酸塩としての標題化合物2.34を得た。
実施例261d
N−(3−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド
実施例261c(0.160g、0.216mmol)、酢酸(0.019mL、0.324mmol)、HOBT(0.050g、0.324mmol)、EDC(0.062g、0.324mmol)およびトリエチルアミン(0.151mL、1.081mmol)のDMF(2.5mL)中混合物を室温で4時間撹拌した。混合物に水を加えた。生成した固体を濾過し、水で洗浄し、乾燥機乾燥して粗中間体を得た。この中間体をジオキサン(2mL)に溶かし、20%NaOH(0.070mL)で処理した。混合物を60℃で2.5時間加熱し、濃縮した。残留物を水で処理し、濾過し、水で洗浄し、実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、標題化合物(28.4mg)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm0.98−1.15(m、3H)、1.37(m、1H)、1.67−1.85(m、5H)、1.95(d、J=11.29Hz、1H)、2.10(d、J=11.60Hz、1H)、3.60−3.68(m、2H)、3.90(s、3H)、6.80(s、1H)、6.87(s、1H)、7.72−7.81(m、2H)、8.09(dd、J=10.83、2.90Hz、2H)、12.04(s、1H)。MS(DCI)m/z414.2(M+H)
実施例262
N−(3−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−2−スルホンアミド
実施例261c(0.200g、0.270mmol)、チオフェン−2−スルホニルクロライド(0.059g、0.324mmol)およびトリエチルアミン(188μL、1.351mmol)のDMF(2.5mL)中混合物を室温で3時間撹拌した。混合物に水を加えた。生成した固体を濾過し、水で洗浄し、乾燥機乾燥して、所望の中間体を得た。その中間体のジオキサン(2mL)および20%NaOH(0.080mL)中混合物を60℃で2.5時間加熱した。混合物を濃縮し、残留物を水で処理し、濾過し、水で洗浄し、実施例56に記載の方法に従って逆相HPLCによって精製して、標題化合物(40.4mg)をトリフルオロ酢酸塩として得た。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm0.94−1.18(m、3H)、1.30(m、1H)、1.68(d、J=10.98Hz、2H)、1.89(d、J=11.90Hz、1H)、2.00(d、J=12.21Hz、1H)、3.18(m、1H)、3.64(m、1H)、3.90(s、3H)、6.76(s、1H)、6.87(s、1H)、7.11(m、1H)、7.60(m、1H)、7.78(d、J=2.44Hz、1H)、7.85(d、J=4.27Hz、1H)、7.95(d、J=7.63Hz、1H)、8.09(dd、J=7.02、2.75Hz、2H)、12.06(s、1H)。MS(ESI)m/z518.1(M+H)
実施例263
N−(3−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(ピロリジン−1−イル)アセトアミド
酢酸に代えて2−(ピロリジン−1−イル)酢酸を用い、実施例261dに記載の方法に従って、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δppm1.13(q、J=11.70Hz、3H)、1.42(q、J=13.43Hz、1H),1.71−2.04(m、7H)、2.18(d、J=11.60Hz、1H)、2.93−3.08(m、2H)、3.47−3.61(m、2H)、3.69−3.82(m、2H)、3.91(s、3H)、3.96(d、J=4.88Hz、2H)、6.82(s、1H)、6.88(s、1H)、7.79(d、J=2.75Hz、1H)、8.09(dd、J=10.07、2.75Hz、2H)、8.46(d、J=7.93Hz、1H)、9.92(s、1H)、12.06(s、1H)。MS(ESI)m/z483.3(M+H)
実施例264
N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]シクロヘキサン−1,2−ジアミン
実施例42b(160mg、0.356mmol)、シクロヘキサン−1,2−ジアミン(81mg、0.713mmol)、トリエチルアミン(0.10mL、0.713mmol)およびジオキサン(4mL)中混合物を60℃で2時間加熱した。反応混合物を減圧下に濃縮した。残留物のメタノール(10mL)中混合物に、NaOH溶液(1.43mL、1.43mmol)を滴下した。混合物を室温で40分間撹拌した。反応混合物を希塩酸で中和し、流量50mL/分で12分かけての10%から95%アセトニトリル:10mm酢酸アンモニウム/水の勾配を用いるPhenomenex Luna C8 AXIAカラム(30×75mm、100Å)で行う逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得た。MS(ESI)m/e343(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.13−1.43(m、4H)1.55−1.77(m、4H)2.03−2.14(m、1H)2.62−2.71(m、1H)6.98−7.06(m、1H)7.06−7.11(m、1H)7.15−7.21(m、1H)8.28(dd、J=4.73、1.68Hz、1H)8.32−8.37(m、1H)8.74−8.85(m、1H)。
実施例265
4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(テトラヒドロフラン−2−イルメチル)ピリミジン−2−アミン
トランス−シクロヘキサン−1,4−ジアミンに代えて(テトラヒドロフラン−2−イル)メタンアミンを用いて、実施例42cに記載の方法に従って、実施例265のトリフルオロ酢酸塩を製造した。MS(ESI)m/e330(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.61−2.01(m、4H)3.39−3.55(m、2H)3.60−3.70(m、1H)3.76−3.85(m、1H)4.03−4.12(m、1H)7.11(s、1H)7.18(dd、J=7.93、4.58Hz、1H)8.28(dd、J=4.58、1.53Hz、1H)8.35(s、1H)8.80(dd、J=7.93、1.22Hz、1H)12.02(s、1H)。
実施例266
4−クロロ−N−(ピリジン−4−イルメチル)−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン
シクロヘキサン−1,2−ジアミンに代えてピリジン−4−イルメタンアミンを用い、実施例264に記載の方法に従って、実施例266を製造した。MS(ESI)m/e337(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm4.63(d、J=6.10Hz、2H)7.09(dd、J=7.78、4.73Hz、1H)7.16(s、1H)7.37(d、J=5.80Hz、2H)7.82(t、J=5.80Hz、1H)8.25(dd、J=4.58、1.53Hz、1H)8.33(s、1H)8.46−8.50(m、2H)8.53(s、1H)12.01(s、1H)。
実施例267
4−クロロ−N−(ピリジン−3−イルメチル)−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン
シクロヘキサン−1,2−ジアミンに代えてピリジン−3−イルメタンアミンを用い、実施例264に記載の方法に従って、実施例267を製造した。MS(ESI)m/e337(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm4.63(d、J=6.10Hz、2H)7.11(dd、J=7.93、4.88Hz、1H)7.15(s、1H)7.31(dd、J=7.48、4.43Hz、1H)7.72−7.83(m、2H)8.26(dd、J=4.58、1.53Hz、1H)8.34(s、1H)8.42(dd、J=4.58、1.53Hz、1H)8.58−8.67(m、J=1.53Hz、2H)12.02(s、1H)。
実施例268
4−クロロ−N−(ピリジン−2−イルメチル)−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン
シクロヘキサン−1,2−ジアミンに代えてピリジン−2−イルメタンアミンを用い、実施例264に記載の方法に従って、実施例268を製造した。MS(ESI)m/e337(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm4.71(d、J=6.10Hz、2H)7.09(dd、J=7.93、4.58Hz、1H)7.14(s、1H)7.21(dd、J=7.32、4.88Hz、1H)7.39(d、J=7.63Hz、1H)7.64−7.76(m、2H)8.25(dd、J=4.58、1.53Hz、1H)8.33(s、1H)8.49−8.64(m、2H)11.97(s、1H)。
実施例269
4−クロロ−N,N−ジメチル−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン
圧力管中、1−(フェニルスルホニル)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(120mg、0.31mmol)、4,6−ジクロロ−N,N−ジメチルピリミジン−2−アミン(66mg、0.34mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(14mg、0.012mmol)、CsCO(0.16mL、0.31mmol)およびDME/DMF(9/1、1mL)の混合物を減圧下に排気し、窒素を再充填した。混合物を80℃で30分間加熱し、冷却して室温とし、濾過して、固体を回収し、ヘキサンで洗浄した。固体(130mg)のジオキソン(dioxone)(1.5mL)中混合物に、NaOH溶液(20%、0.3mL)を滴下し、100℃で2時間撹拌した。反応混合物を希塩酸で中和し、流量50mL/分で12分かけての10%から95%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるPhenomenex Luna C8 AXIAカラム(30×75mm、100Å)で行う逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得て、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を得た(20mg、収率23%)。MS(ESI)m/e274(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm3.22(s、6H)7.11(s、1H)7.20(dd、J=7.93、4.58Hz、1H)8.29(dd、J=4.58、1.53Hz、1H)8.37(s、1H)8.71(dd、J=7.93、1.53Hz、1H)12.04(s、1H)。
実施例270
N−(3−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド
実施例270a
N1−(4−クロロ−6−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル)シクロヘキサン−1,3−ジアミン
実施例42b(1g、2.23mmol)、シクロヘキサン−1,3−ジアミン(0.509g、4.46mmol)およびトリエチルアミン(0.62mL、4.46mmol)のジオキサン(25mL)中混合物を60℃で2時間加熱した。反応混合物を濃縮し、次の段階に直接用いた。
実施例270b
N−(3−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド
実施例270a(875mg、粗取得物、約1.035mmol)およびアセチルクロライド(98mg、1.242mmol)のTHF(5mL)中混合物に、をヒューニッヒ塩基(0.362mL、2,070mmol)滴下し、室温で1日間撹拌し、減圧下に濃縮した。残留物に、ジオキサン(10mL)およびNaOH(20%、1mL)を加え、80℃で2時間加熱した。反応混合物を濃縮し、流量50mL/分で12分かけての10%から95%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるPhenomenex Luna C8 AXIAカラム(30×75mm、100Å)で行う逆相HPLCによって精製して、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を得た(18mg、0.047mmol、収率5%)。MS(DCI)m/e385(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.06−1.48(m、4H)1.78(s、3H)1.79−1.88(m、2H)1.94−2.02(m、1H)2.15−2.24(m、J=11.60Hz、1H)3.65−3.76(m、1H)3.80−3.91(m、1H)7.08(s、1H)7.21(dd、J=7.93、4.58Hz、1H)7.44(d、J=7.32Hz、1H)8.28(dd、J=4.73、1.68Hz、1H)8.35(s、1H)8.73−8.81(m、1H)12.02(s、1H)。
実施例271
N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド
実施例42c(120mg、0.35mmol)、シクロプロパンカルボニルクロライド(36.6mg、0.35mmol)およびヒューニッヒ塩基(0.18mL、1.05mmol)のTHF(2.5mL)中混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、流量50mL/分で12分かけての10%から95%アセトニトリル:10mm酢酸アンモニウム/水の勾配を用いるPhenomenex Luna C8 AXIAカラム(30×75mm、100Å)で行う逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得た(20mg、0.049mmol、収率14%)。MS(ESI)m/e411(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm0.56−0.64(m、2H)0.65−0.72(m、2H)1.30−1.47(m、4H)1.49−1.59(m、1H)1.84−1.95(m、J=6.41Hz、2H)2.00−2.10(m、2H)3.51−3.66(m、1H)3.73−3.86(m、J=7.63Hz、1H)7.03(d、J=7.63Hz、1H)7.08(s、1H)7.18(dd、J=7.93、4.58Hz、1H)7.54−7.64(m、1H)8.27−8.31(m、1H)8.34(s、1H)8.79(d、J=7.63Hz、1H)12.00(s、1H)。
実施例272
N−(3−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド
実施例270a(350mg、粗取得物、約0.414mmol)およびシクロプロパンカルボニルクロライド(43.3mg、0.414mmol)、ヒューニッヒ塩基(0.217mL、1.242mmol)のTHF(4mL)中混合物に、室温で2時間を撹拌し、減圧下に濃縮した。残留物に、ジオキサン(5mL)およびNaOH(20%、0.8mL)を加え、90℃で3時間加熱した。反応混合物を濃縮し、流量50mL/分で12分かけての10%から95%アセトニトリル:10mM酢酸アンモニウム/水の勾配を用いるPhenomenex Luna C8 AXIAカラム(30×75mm、100Å)で行う逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得た(13mg、収率7.6%)。MS(ESI)m/e411(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm0.54−0.63(m、2H)0.63−0.72(m、2H)1.09−1.58(m、5H)1.73−1.88(m、2H)1.97(s、1H)2.18(s、1H)3.68−3.78(m、1H)3.79−3.92(m、J=7.93Hz、1H)7.04−7.13(m、2H)7.19(dd、J=7.93、4.58Hz、1H)7.57−7.69(m、1H)8.27(dd、J=4.73、1.37Hz、1H)8.34(s、1H)8.75(d、J=7.93Hz、1H)12.00(s、1H)。
実施例273
N−(3−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メタンスルホンアミド
シクロプロパンカルボニルクロライドに代えてメタンスルホニルクロライドを用い、実施例272に記載の方法に従って、実施例273を製造して、標題化合物を得た。MS(ESI)m/e421(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.13−2.02(m、8H)2.26−2.34(m、1H)2.87−2.91(m、3H)3.24−3.37(m、1H)7.04−7.15(m、2H)7.16−7.24(m、1H)8.25−8.30(m、1H)8.34(s、1H)8.73−8.84(m、J=10.99Hz、1H)12.01(s、1H)12.01(s、1H)。
実施例274
N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]−N′−シクロブチルシクロヘキサン−1,3−ジアミン
実施例270a(350mg、粗取得物、約0.414mmol)のMeOH(5mL)中溶液に、シクロブタノン(29.0mg、0.414mmol)を加え、溶液を室温で10分間撹拌してから、NaCNBH(52.0mg、0.828mmol)および塩化亜鉛(0.6mg、0.004mmol)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌し、減圧下に濃縮した。残留物に、ジオキソン(5mL)およびNaOH(20%、1mL)を加え、90℃で1時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、流量50mL/分で12分かけての10%から95%アセトニトリル:10mm酢酸アンモニウム/水の勾配を用いるPhenomenex Luna C8 AXIAカラム(30×75mm、100Å)で行う逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得た(26mg、0.066mmol、収率16%)。MS(ESI)m/e397(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm0.95−2.21(m、16H)2.55−2.65(m、1H)3.26−3.36(m、1H)3.79−3.92(m、1H)7.07(s、1H)7.11(d、J=7.63Hz、1H)7.17(dd、J=7.93、4.58Hz、1H)8.29(dd、J=4.73、1.68Hz、1H)8.34(s、1H)8.77(d、J=7.63Hz、1H)。
実施例275
トランス−N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]−N′−シクロブチルシクロヘキサン−1,4−ジアミン
実施例275a
トランス−N1−(4−クロロ−6−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン
250mLフラスコ中の実施例42b(5g、11.14mmol)、トランス−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(2.54g、22.28mmol)、トリエチルアミン(3.10mL、22.28mmol)およびジオキサン(120mL)の混合物を60℃で90分間加熱した。反応混合物を濃縮し、直接次の段階で用いた。
実施例275b
トランス−N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]−N′−シクロブチルシクロヘキサン−1,4−ジアミン
実施例270aに代えて実施例275aを用い、実施例274に記載の方法に従って、実施例275bを製造した。MS(ESI)m/e397(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.10−1.24(m、2H)1.28−1.42(m、2H)1.50−1.73(m、4H)1.83−1.92(m、2H)1.97−2.06(m、2H)2.08−2.18(m、2H)2.39−2.45(m、1H)3.25−3.39(m、1H)3.68−3.83(m、1H)6.97(d、J=7.63Hz、1H)7.06(s、1H)7.17(dd、J=7.93、4.88Hz、1H)8.28(dd、J=4.73、1.68Hz、1H)8.33(s、1H)8.77(d、J=7.02Hz、1H)。
実施例276
N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メタンスルホンアミド
実施例275a(350mg、粗取得物、約0.414mmol)、メタンスルホニルクロライド(95mg、0.828mmol)およびヒューニッヒ塩基(0.217mL、1.242mmol)のTHF(4mL)中混合物を室温で1日間撹拌し、減圧下に濃縮した。残留物に、ジオキサン(5mL)およびNaOH(20%、1mL)を加え、90℃で3時間加熱した。反応混合物を濃縮し、流量50mL/分で12分かけての10%から95%アセトニトリル:10mm酢酸アンモニウム/水の勾配を用いるPhenomenex Luna C8 AXIAカラム(30×75mm、100Å)で行う逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得た(15mg、0.036mmol、収率9%)。MS(ESI)m/e421(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.35−1.51(m、4H)1.98−2.09(m、4H)2.91(s、3H)3.14−3.23(m、J=8.24Hz、1H)3.71−3.83(m、J=10.07Hz、1H)6.66−6.76(m、1H)7.04(d、J=7.63Hz、1H)7.08(s、1H)7.18(dd、J=7.93、4.88Hz、1H)8.29(dd、J=4.58、1.83Hz、1H)8.34(s、1H)8.78(d、J=7.94Hz、1H)。
実施例277
N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N −メチルグリシンアミド
実施例277a
tert−ブチル2−(トランス−4−(4−クロロ−6−(1−(フェニルスルホニル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イルアミノ)シクロヘキシルアミノ)−2−オキソエチル(メチル)カルバマート
2−(tert−ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)酢酸(188mg、0.994mmol)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDC)(191mg、0.994mmol)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT)(152mg、0.994mmol)およびヒューニッヒ塩基(0.289mL、1.656mmol)のDMF(4mL)中混合物を室温で10分間撹拌した。実施例275a(700mg、粗取得物、約0.828mmol)を加えた。混合物を室温で終夜撹拌し、減圧下に濃縮した。残留物に、ジオキサン(5mL)およびNaOH(20%、0.6mL)を加え、室温で1日撹拌した。反応混合物を濃縮し、流量50mL/分で12分かけての10%から95%アセトニトリル:10mM酢酸アンモニウム/水の勾配を用いるPhenomenex Luna C8 AXIAカラム(30×75mm、100Å)で行う逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得た(23mg、0.045mmol、収率5.4%)。
実施例277b
N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N −メチルグリシンアミド
実施例277aに、HCl(0.3mL、4Nジオキサン中溶液)を加え、混合物を室温で90分間撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮して、標題化合物をHCl塩として得た(23mg、0.045mmol、収率100%)。MS(ESI)m/e414(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.36−1.52(m、4H)1.88−2.13(m、4H)2.58(s、3H)3.60−3.71(m、3H)3.76−3.87(m、1H)7.10(s、1H)7.19(dd、J=7.93、4.88Hz、1H)8.21−8.27(m、1H)8.30(dd、J=4.73、1.68Hz、1H)8.37(s、1H)8.72−8.94(m、J=7.02Hz、3H)12.11(s、1H)。
実施例278
N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]−2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン
トランス−シクロヘキサン−1,4−ジアミンに代えて2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジアミンを用い、実施例42cに記載の方法に従って、実施例278を製造して、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を得た。MS(ESI)m/e331(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm0.91(s、6H)3.19(s、2H)3.32−3.39(m、J=5.19Hz、3H)7.07(s、1H)7.18(dd、J=7.93、4.58Hz、2H)8.28(dd、J=4.58、1.83Hz、1H)8.34(s、1H)8.82(dd、J=7.93、1.53Hz、1H)。
実施例279
4−クロロ−N−(2−メトキシエチル)−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン
トランス−シクロヘキサン−1,4−ジアミンに代えて2−メトキシエタンアミンを用いて、実施例42cに記載の方法に従って、実施例279を製造して、標題化合物のトリフルオロ酢酸塩を得た。MS(ESI)m/e304(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm3.31(s、3H)3.56(s、4H)7.11(s、1H)7.18(dd、J=7.93、4.58Hz、1H)8.28(dd、J=4.73、1.68Hz、1H)8.35(s、1H)8.78(dd、J=7.93、1.53Hz、1H)12.02(s、1H)。
実施例280
1−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチル尿素
実施例275a(150mg、0.311mmol)、イソシアナトメタン(21.26mg、0.373mmol)およびヒューニッヒ塩基(0.108mL、0.621mmol)のTHF(4mL)中混合物を室温で16時間撹拌した。得られた混合物を減圧下に濃縮した。残留物に、ジオキサン(5mL)およびNaOH(20%、0.6mL)を加え、80℃で1時間加熱した。反応混合物を濃縮し、流量50mL/分で12分かけての10%から95%アセトニトリル:10mm酢酸アンモニウム/水の勾配を用いるPhenomenex Luna C8 AXIAカラム(30×75mm、100Å)で行う逆相HPLCによって精製して、標題化合物を得た(10mg、0.025mmol、収率8%)。MS(ESI)m/e400(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.21−1.49(m、4H)1.89−1.96(m、2H)1.99−2.08(m、J=10.68Hz、2H)2.57(d、J=4.58Hz、3H)3.34−3.45(m、1H)3.74−3.84(m、1H)5.41−5.47(m、J=4.27Hz、1H)5.52(d、J=7.63Hz、1H)7.02(d、J=7.63Hz、1H)7.07(s、1H)7.17(dd、J=7.93、4.58Hz、1H)8.29(dd、J=4.58、1.53Hz、1H)8.34(s、1H)8.79(d、J=7.32Hz、1H)。
実施例281
1−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フェニル尿素
イソシアナトメタンに代えてイソシアナトベンゼンを用いて、実施例280に記載の方法に従って、実施例281を製造して、標題化合物を得た。MS(ESI)m/e462(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm1.27−1.54(m、4H)1.96−2.12(m、J=3.97Hz、4H)3.44−3.57(m、J=7.63、3.97Hz、1H)3.76−3.89(m、J=4.27Hz、1H)5.92(d、J=7.63Hz、1H)6.88(t、J=7.32Hz、1H)7.05(d、J=7.32Hz、1H)7.09(s、1H)7.16−7.23(m、3H)7.37(d、J=8.24Hz、2H)8.09(s、1H)8.29(dd、J=4.58、1.53Hz、1H)8.35(s、1H)8.80(d、J=7.63Hz、1H)。
実施例282
N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンスルホンアミド
実施例275a(350mg、粗取得物、約0.414mmol)、シクロプロパンスルホニルクロライド(116mg、0.828mmol)およびトリエチルアミン(0.058mL、0.414mmol)のTHF(5mL)中混合物を室温で1日間撹拌し、減圧下に濃縮した。残留物に、ジオキサン(5mL)およびNaOH(20%、1mL)を加え、混合物を85℃で1時間加熱した。反応混合物を濃縮し、流量50mL/分で12分かけての10%から95%アセトニトリル:0.1%トリフルオロ酢酸水溶液の勾配を用いるPhenomenex Luna C8 AXIAカラム(30×75mm、100Å)で行う逆相HPLCによって精製して、標題化合物(17mg、収率9.2%)をトリフルオロ酢酸塩として得た。MS(ESI)m/e447(M+H)H NMR(400MHz、DMSO−d)δppm0.94(d、J=6.41Hz、4H)1.35−1.53(m、4H)1.99−2.11(m、4H)2.50−2.57(m、1H)3.15−3.25(m、1H)3.71−3.82(m、1H)6.66−6.79(m、1H)7.08(s、1H)7.18(dd、J=7.93、4.58Hz、1H)8.29(dd、J=4.73、1.68Hz、1H)8.35(s、1H)8.79(d、J=7.02Hz、1H)12.03(s、1H)。
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本明細書で引用される全ての刊行物および特許出願は、あたかも各個々の刊行物および特許出願が参照により具体的かつ個別に組み込まれることが示されているかのように、参照によって本明細書に組み込まれるものとする。上記の発明については、明瞭に理解することを目的として図示および例示によってある程度詳細に説明したが、本発明の内容を考慮すれば、添付の特許請求の範囲の精神または範囲を逸脱しないで、ある種の変更および修正を加えることが可能であることは、当業者であれば容易に理解するものである。

Claims (19)

  1. 下記式(I)の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
    Figure 2012533553
    [式中、
    1aおよびR1cは独立に、水素、ニトロ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、C1−6−アルコキシ、C1−6−ハロアルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)または−N(C1−6−アルキル)であり;
    1bは、水素、ニトロ、ハロゲン、シアノ、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、−OR、−NR、−C(O)OR、−C(O)NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−NHSO、−SONR、フェニルまたはヘテロアリールであり、前記フェニルおよびヘテロアリールはRで置換されていても良く;
    Xは、NまたはCRであり;
    は、水素またはC1−6−アルキルであり;
    Yは、NR、NRC(O)R、NRSOまたはフェニルであり、前記フェニルは1以上のC1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、C1−6−ハロアルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)または−N(C1−6−アルキル)で置換されていても良く;
    は、水素、C1−8−アルキル、C2−8−アルケニル、C1−8−アルキル−O−C1−8−アルキル−、C3−8−シクロアルキル、C3−8−シクロアルキル−(C1−8−アルキル)−、複素環アルキル、複素環アルキル−(C1−8−アルキル)−、アリール、アリール−(C1−8−アルキル)−、ヘテロアリールまたはヘテロアリール−(C1−8−アルキル)−であり、(a)前記のRのC1−8−アルキルおよびC2−8−アルケニル置換基は単独でまたは別の部分の一部として、ハロゲン、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−NR、−NRC(O)R、−NHC(O)NHR、−C(O)NR、−NHSO、−SONRNRおよびベンジルからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;(b)前記RのC3−8−シクロアルキル、複素環アルキル、アリールおよびヘテロアリールは、単独でまたは別の部分の一部として、1以上のRで置換されていても良く;
    は、水素、C1−6−アルキル、−C(O)C1−6−アルキル、−C(O)C3−8−シクロアルキル、−S(O)1−6−アルキルまたは−S(O)3−8−シクロアルキルであり、前記RのC1−6−アルキルはハロゲン、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)および−N(C1−6−アルキル)からなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
    またはRおよびRが一体となって、4から7員複素環アルキル環を形成することができ;前記複素環アルキル環は1以上のRで置換されていても良く;
    は水素またはC1−8−アルキルであり;
    はC1−8−アルキル、C2−8−アルケニル、C3−8−シクロアルキル、C3−8−シクロアルキル−(C1−8−アルキル)−、複素環アルキル、複素環アルキル−(C1−8−アルキル)−、アリール、アリール−(C1−8−アルキル)−、ヘテロアリールまたはヘテロアリール−(C1−8−アルキル)−であり、(a)前記RのC1−8−アルキルおよびC2−8−アルケニル置換基は、単独でまたは別の部分の一部として、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、C1−6−ハロアルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)および−N(C1−6−アルキル)からなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く、(b)前記RのC3−8−シクロアルキル、複素環アルキル、アリールおよびヘテロアリールは、単独でまたは別の部分の一部として、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、C1−6−ハロアルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)および−N(C1−6−アルキル)からなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
    は、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、C2−6−アルケニル、C3−8−シクロアルキル、C3−8−シクロアルキル−(C1−4−アルキル)−、複素環アルキル、複素環アルキル−(C1−4−アルキル)−、アリール、アリール−(C1−4−アルキル)−、ヘテロアリール、ヘテロアリール−(C1−4−アルキル)−、ハロゲン、オキソ、シアノ、ニトロ、−OR、−C(O)R、−C(O)OR、−OC(O)R、−SR、−S(O)R、−SO、−NR10、−NHC(O)R11、−NHC(O)NHR11、−NHC(O)OR11、−NHSO11、−C(O)NHR11または−SONHNR11であり、前記Rのシクロアルキル、複素環アルキル、アリールおよびヘテロアリールは、単独でまたは別の部分の一部として、1以上のR12で置換されていても良く;
    は、水素、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、C2−6−アルケニル、C3−8−シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたは複素環アルキルであり;
    は、水素、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、C2−6−アルケニル、C3−8−シクロアルキル、C3−8−シクロアルキル−(C1−4−アルキル)−、複素環アルキル、複素環アルキル−(C1−4−アルキル)−、アリール、アリール−(C1−4−アルキル)−、ヘテロアリール、ヘテロアリール−(C1−4−アルキル)−であり、前記Rのシクロアルキル、複素環アルキル、アリールおよびヘテロアリールは、単独でまたは別の部分の一部として、C1−6−アルキル、C3−8−シクロアルキル、複素環アルキル、複素環アルキル−(C1−4−アルキル)−、−C(O)R、−C(O)OR、−NRおよび−NHC(O)Rからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
    10は、水素またはC1−6−アルキルであり;
    11は、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、C2−6−アルケニル、C3−8−シクロアルキル、C3−8−シクロアルキル−(C1−4−アルキル)−、複素環アルキル、複素環アルキル−(C1−4−アルキル)−、アリール、アリール−(C1−4−アルキル)−、ヘテロアリール、ヘテロアリール−(C1−4−アルキル)−、−(C1−4−アルキル)−NR、−(C1−4−アルキル)−NHC(O)R、−(C1−4−アルキル)−NHSO、−(C1−4−アルキル)−NHC(O)NHR、−(C1−4−アルキル)−ORまたは−(C1−4−アルキル)−C(O)ORであり、前記R11のC3−8−シクロアルキル、複素環アルキル、アリールおよびヘテロアリールは、単独でまたは別の部分の一部として、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、C1−6−ヒドロキシアルキル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、オキソ、C1−6−アルコキシ、C1−6−ハロアルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)、−NH(C3−8−シクロアルキル)、N(C1−6−アルキル)、−N(C1−6−アルキル)(C1−6−ヒドロキシルアルキル)、−C(O)OC1−6−アルキル、−S(O)1−6−アルキル、ヘテロアリール、フェニル、ベンジル、シクロアルキルおよび複素環アルキルからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く、前記ヘテロアリール、フェニル、ベンジル、シクロアルキルおよび複素環アルキルは1以上のC1−6−アルキルまたはハロゲンで置換されていても良く;
    12は、C1−6−アルキル、C3−8−シクロアルキル、−C(O)R、−C(O)OR、−NR、−NHC(O)R、−SO、オキソ、フェニル、ベンジルおよび複素環アルキルからなる群から選択され、前記フェニル、ベンジルおよび複素環アルキルは、1以上のハロゲンまたはC1−6アルキルで置換されていても良く;
    は各場合で、水素、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、C2−6−アルケニル、C2−6−アルキニル、アリール、複素環アルキル、ヘテロアリールおよびC3−8−シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、アリール、複素環アルキル、ヘテロアリールおよびC3−8−シクロアルキルは独立にC1−6−アルキル、アリール、複素環アルキル、ヘテロアリール、C3−8−シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)および−N(C1−6−アルキル)からなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く、前記ヘテロアリールはC1−6−アルキルで置換されていても良く;
    およびRは各場合で、独立に水素、C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、C2−6−アルキニル、アリール、複素環アルキル、ヘテロアリールおよびC3−8−シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、C2−6−アルキニル、アリール、複素環、C3−8−シクロアルキルは独立にC1−6−アルキル、アリール、複素環、C3−8−シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)および−N(C1−6−アルキル)からなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
    は各場合で、C1−6−アルキル、−NH、−NH(C1−6−アルキル)、−N(C1−6−アルキル);SONH、複素環アルキル−(C1−4)−および−C1−4−ヒドロキシアルキルからなる群から選択され、前記複素環アルキルはC1−6−アルキルで置換されていても良く;
    は各場合で、水素、C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、アリール、ヘテロアリール、複素環アルキルおよびC3−8−シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、アリール、ヘテロアリール、複素環アルキルおよびC3−8−シクロアルキルは独立にC1−6−アルキル、アリール、複素環、C3−8−シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)および−N(C1−6−アルキル)からなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
    およびRは各場合で、独立に水素、C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、アリール、ヘテロアリール、複素環アルキルおよびC3−8−シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、アリール、ヘテロアリール、複素環アルキル、C3−8−シクロアルキルは独立にC1−6−アルキル、アリール、複素環、C3−8−シクロアルキル、ハロゲン、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、C1−6−アルコキシ、−NH、−NH(C1−6−アルキル)および−N(C1−6−アルキル)からなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
    は各場合で、独立にC1−6−アルキル、フェニル、ベンジル、複素環アルキルおよびC3−8−シクロアルキルからなる群から選択され;
    およびRは各場合で、独立に水素、C1−6−アルキル、フェニル、ベンジルおよびC3−8−シクロアルキルからなる群から選択され;
    は各場合で、水素、C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、アリール、複素環アルキル、ヘテロアリールおよびC3−8−シクロアルキルからなる群から選択され、前記アリールおよびヘテロアリールは独立にC1−6−アルキルおよび−C(O)C1−6−アルキルからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
    は各場合で、水素およびC1−6−アルキルからなる群から選択され;
    は各場合で、水素、C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、アリール、複素環アルキル、ヘテロアリールおよびC3−8−シクロアルキルからなる群から選択され、前記アリールおよびヘテロアリールは、独立にC1−6−アルキルおよび−C(O)C1−6−アルキルからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
    は各場合で、水素、C1−6−アルキル、C2−6−アルケニル、アリール、複素環アルキル、ヘテロアリールおよびC3−8−シクロアルキルからなる群から選択され、前記アリールおよびヘテロアリールは独立にC1−6−アルキルおよび−C(O)C1−6−アルキルからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
    は各場合で、水素、C1−6−アルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環アルキルおよびC3−8−シクロアルキルからなる群から選択され、前記アリールおよびヘテロアリールは独立にC1−6−アルキルおよび−C(O)C1−6−アルキルからなる群から選択される1以上の置換基で置換されていても良く;
    は各場合で、水素およびC1−6−アルキルからなる群から選択される。]
  2. 1a、R1bおよびR1cがそれぞれ水素である請求項1の化合物。
  3. 1aおよびR1cが水素であり、R1bがハロゲン、シアノ、C1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、−OR、フェニルまたはヘテロアリールである請求項1の化合物。
  4. XがNである請求項1の化合物。
  5. XがCRであり、Rが水素である請求項1の化合物。
  6. YがNRである請求項1の化合物。
  7. がC1−8−アルキルまたはC2−8−アルケニルであり、前記C1−8−アルキルまたはC2−8−アルケニルが−OR、−NR、−NRC(O)R、−NHSO、−SONRNRおよびベンジルからなる群から選択される1個もしくは2個の置換基で置換されていても良く、R、RおよびRが独立にH、C1−6−アルキル、C3−8−シクロアルキル、ヘテロアリールおよびフェニルからなる群から選択される請求項6の化合物。
  8. がアリールまたはヘテロアリールであり、前記アリールおよびヘテロアリールが1以上のRで置換されていても良く、RがC1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、−OR、−SR、ヘテロアリールまたは複素環アルキルであり、前記ヘテロアリールおよび複素環アルキルがC1−6−アルキルで置換されていても良い請求項6の化合物。
  9. が1個もしくは2個のRで置換されていても良いC3−8−シクロアルキルであり、Rが複素環アルキル、C3−8−シクロアルキル−(C1−4−アルキル)−、OR、−NR10、−NHC(O)R11、−NHC(O)NHR11または−NHSO11である請求項6の化合物。
  10. が1個もしくは2個のRで置換されていても良い複素環アルキルであり、Rが−S(O)、−C(O)R、C3−8−シクロアルキル、C1−6−アルキル、複素環アルキルまたはアリール−(C1−4−アルキル)−である請求項6の化合物。
  11. がC3−8−シクロアルキル−(C1−8−アルキル)−であり、前記RのC3−8−シクロアルキルが1個もしくは2個のRで置換されていても良く、Rが複素環アルキル、C3−8−シクロアルキル−(C1−4−アルキル)−、OR、−NR10、−NHC(O)R11、−NHC(O)NHR11または−NHSO11である請求項6の化合物。
  12. が複素環アルキル−(C1−8−アルキル)−であり、前記Rの複素環アルキルが1個もしくは2個のRで置換されていても良く、Rが−S(O)、−C(O)R、C3−8−シクロアルキル、C1−6−アルキル、複素環アルキルまたはアリール−(C1−4−アルキル)−である請求項6の化合物。
  13. がアリール−(C1−8−アルキル)−またはヘテロアリール−(C1−8−アルキル)−であり、前記Rのアリールおよびヘテロアリールが1個もしくは2個のRで置換されていても良く、RがC1−6−アルキル、C1−6−ハロアルキル、−OR、−SR、ヘテロアリールまたは複素環アルキルであり、前記ヘテロアリールおよび複素環アルキルがC1−6−アルキルで置換されていても良い請求項6の化合物。
  14. が水素である請求項6の化合物。
  15. YがNRC(O)RまたはNRSOであり、Rが水素であり、RがC1−8−アルキル、C3−8−シクロアルキル、複素環アルキル、アリールまたはヘテロアリールである請求項1の化合物。
  16. 6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−ベンジル−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−アリル−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    3−(2−クロロ−6−ピペリジン−1−イルピリジン−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン;
    N−ベンジル−6−クロロ−N−メチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    3−[2−クロロ−6−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン;
    3−[2−クロロ−6−(2,3−ジメチルフェニル)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン;
    6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルピリジン−2−アミン;
    2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサノール;
    6−クロロ−N−(2−メトキシエチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エタノール;
    6−クロロ−N,N−ビス(2−メトキシエチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(テトラヒドロフラン−2−イルメチル)ピリジン−2−アミン;
    トランス4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサノール;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    6−クロロ−N−(2−メトキシシクロヘキシル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,2−ジアミン;
    1−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2−メチルプロパン−2−オール;
    4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}ブタン−1−オール;
    5−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルペンタン−1−オール;
    N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メタンスルホンアミド;
    N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,3−ジアミン;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メタンスルホンアミド;
    6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)ピリジン−2−アミン;
    3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサノール;
    6−クロロ−N−(ピリジン−3−イルメチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルメチル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−(ピロリジン−3−イルメチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−(2,3−ジメチルベンジル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−(ピリジン−4−イルメチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルメチル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−ピペリジン−4−イル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−(4−メトキシシクロヘキシル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    6−クロロ−N−(4−クロロ−2−フルオロベンジル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−{[2−(ピリジン−3−イルオキシ)ピリジン−3−イル]メチル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−(ピペリジン−3−イルメチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    1−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}プロパン−2−オール;
    2−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エトキシ)エタノール;
    3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロパン−1−オール;
    トランス−N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]シクロヘキサン−1,3−ジアミン;
    トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサノール;
    4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルピリミジン−2−アミン;
    N−ベンジル−4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
    2−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}−3−フェニルプロパン−1−オール;
    (S)−4−クロロ−N−(1−メトキシ−3−フェニルプロパン−2−イル)−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
    4−クロロ−N−シクロヘキシル−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンゼンスルホンアミド;
    N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−フェニルメタンスルホンアミド;
    N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピリジン−3−スルホンアミド;
    N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)プロパン−1−スルホンアミド;
    6−クロロ−N−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    3−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エチル)フェノール;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(2−メチルプロピル)シクロヘキサン−1,3−ジアミン;
    N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジメチルシクロヘキサン−1,3−ジアミン;
    1−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−シクロペンチル尿素;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンスルホンアミド;
    1−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−プロピル尿素;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミド;
    N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    1−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フェニル尿素;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(ピリジン−3−イルメチル)シクロヘキサン−1,3−ジアミン;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−シクロブチルシクロヘキサン−1,3−ジアミン;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−プロピルピペリジン−4−カルボキサミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(ピペリジン−3−イルメチル)シクロヘキサン−1,3−ジアミン;
    N−{2−[(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]−2−オキソエチル}ベンズアミド;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)メタンスルホンアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンスルホンアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)プロパン−1−スルホンアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メチルベンゼンスルホンアミド;
    1−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エチル尿素;
    1−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−シクロペンチル尿素;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)ピリジン−3−スルホンアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)シクロプロパンスルホンアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−2−スルホンアミド;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]ペンタンアミド;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]ベンズアミド;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]エタン−1,2−ジアミン;
    N−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エチル)メタンスルホンアミド;
    N−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エチル)シクロプロパンスルホンアミド;
    N−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エチル)ピリジン−3−スルホンアミド;
    6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−シクロブチル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    トランス−N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジメチルシクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    6−クロロ−N−[(1−エチルピペリジン−3−イル)メチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[(1−シクロブチルピペリジン−3−イル)メチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−{[1−(ピリジン−3−イルメチル)ピペリジン−3−イル]メチル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−{[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−3−イル]メチル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    3−({[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}メチル)−N−エチルピペリジン−1−カルボキサミド;
    1−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチル尿素;
    1−[3−({[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}メチル)ピペリジン−1−イル]エタノン;
    6−クロロ−N−{[1−(シクロプロピルスルホニル)ピペリジン−3−イル]メチル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    (3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)(シクロプロピル)メタノン;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(シクロプロピルメチル)シクロヘキサン−1,3−ジアミン;
    6−クロロ−N−(1−シクロブチルピペリジン−3−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−シクロブチルシクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    (2S)−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アゼチジン−2−カルボキサミド;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]ピリジン−3−カルボキサミド;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]ブタンアミド;
    トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(シクロプロピルメチル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    N−[(トランス)−2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル]メタンスルホンアミド;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−2,6−ジフルオロベンズアミド;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]ピペリジン−4−カルボキサミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)アセトアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルグリシンアミド;
    (2S)−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−オキソアゼチジン−2−カルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチル−L−アラニンアミド;
    アゼチジン−2−イル(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)メタノン;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルグリシンアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチル−L−プロリンアミド;
    N−[(トランス)−2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル]アゼチジン−2−カルボキサミド;
    N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N,N,2,2−テトラメチルプロパン−1,3−ジアミン;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]メタンスルホンアミド;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]ベンゼンスルホンアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)シクロプロパンカルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチルピロリジン−3−カルボキサミド;
    (4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)(シクロプロピル)メタノン;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−L−アラニンアミド;
    6−クロロ−N−(1−シクロブチルピペリジン−4−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピペリジン−2−カルボキサミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(ピロリジン−1−イル)アセトアミド;
    (シス)−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,2−ジアミン;
    N−[(シス)−2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル]メタンスルホンアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロブタンカルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−エチルアゼチジン−2−カルボキサミド;
    1−アミノ−N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロブタンカルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−シクロペンチルアゼチジン−2−カルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−シクロペンチルグリシンアミド;
    6−クロロ−N−[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−3−イル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−オキソプロリンアミド;
    (シス)−N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(モルホリン−4−イル)アセトアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(ピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル]アセトアミド;
    N−{4−[(4−アミノシクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,6−ジオキソピペリジン−4−カルボキサミド;
    2−アミノ−N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)エタンスルホンアミド;
    6−クロロ−N−[(1−メチルピペリジン−3−イル)メチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    1−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}ピペリジン−1−イル)エタノン;
    トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(1−メチルピペリジン−4−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサノール;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−2−(モルホリン−4−イル)アセトアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピロリジン−3−スルホンアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)グリシンアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]グリシンアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(ジメチルアミノ)エタンスルホンアミド;
    6−クロロ−N−(4−{[4−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル]メチル}シクロヘキシル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−(4−{[4−(シクロヘキシルアミノ)シクロヘキシル]メチル}シクロヘキシル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(1−シクロヘキシルピペリジン−4−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    トランス−N−(4−アミノシクロヘキシル)−N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    6−クロロ−N−[4−(ピペリジン−4−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
    N−{4−[(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]シクロヘキシル}アセトアミド;
    N−{4−[(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]シクロヘキシル}シクロプロパンカルボキサミド;
    1−[4−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピペリジン−1−イル]エタノン;
    N−{2−[(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)スルファモイル]エチル}アセトアミド;
    N−{2−[(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)スルファモイル]エチル}シクロプロパンカルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(4−フルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(メチルスルホニル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
    6−クロロ−4−(4−クロロ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−シクロヘキシルピリジン−2−アミン;
    N−{2−[(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)スルファモイル]エチル}ベンズアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(シクロブチルアミノ)エタンスルホンアミド;
    6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−[5−(1H−ピラゾール−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−アミン;
    N−{2−[(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)スルファモイル]エチル}ピラジン−2−カルボキサミド;
    4−(5−ブロモ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−6−クロロ−N−シクロヘキシルピリジン−2−アミン;
    N−{4−[(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}アセトアミド;
    {4−[(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]ピペリジン−1−イル}(シクロプロピル)メタノン;
    6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−[5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−アミン;
    {4−[(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]ピペリジン−1−イル}(フェニル)メタノン;
    6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    2−アミノ−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)エタンスルホンアミド;
    3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−オール;
    6−クロロ−N−[4−(ピペリジン−3−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[4−(1−シクロブチルピペリジン−4−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−{4−[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イル]シクロヘキシル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[4−(1−メチルピペリジン−4−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−メチル−N−[4−(1−メチルピペリジン−4−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2、3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−{4−[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−3−イル]シクロヘキシル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−{1−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−1H−ピラゾール−4−イル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    [3−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピペリジン−1−イル](シクロプロピル)メタノン;
    6−クロロ−N−[4−(1−シクロブチルピペリジン−3−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[4−(ピロリジン−3−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−1′−メチル−1,4′−ビピペリジン−4−アミン;
    4−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピペラジン−2−オン;
    N−{2−[(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)スルファモイル]エチル}ベンズアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[(メチルスルホニル)アミノ]エタンスルホンアミド;
    6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−{5−[2−(モルホリン−4−イル)エトキシ]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル}ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−{5−[(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メトキシ]−1H−ピロロ[2、3−b]ピリジン−3−イル}ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[4−(1−メチルピロリジン−3−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−{4−[1−(4−フルオロベンジル)ピロリジン−3−イル]シクロヘキシル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−{4−[1−(メチルスルホニル)ピロリジン−3−イル]シクロヘキシル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−{1−[4−(シクロブチルアミノ)シクロヘキシル]ピペリジン−4−イル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボニトリル;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
    6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−フェニル−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−{2−メトキシ−4−[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)ピペリジン−1−イル]フェニル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    1−(4−クロロベンジル)−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[(プロパ2−エン−1−イルカルバモイル)アミノ]エタンスルホンアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(ピリジン−3−イルメチル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(2,4−ジフルオロベンジル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−[(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)メチル]アゼチジン−3−カルボキサミド;
    2−(4−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール;
    トランス−N−[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−[5−(ピリジン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−[5−(チオフェン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−アミン;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    1−ベンジル−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンスルホンアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−エチルピロリジン−3−カルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メタンスルホンアミド;
    6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(5−{3−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    3−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}ベンゼンスルホンアミド;
    4−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}ベンゼンスルホンアミド;
    トランス−N−[6−クロロ−4−(5−エトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン;
    N−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}アセトアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル]アセトアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(ピリジン−4−イル)ピペラジン−1−イル]アセトアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−シクロヘキシルピペラジン−1−イル)アセトアミド;
    2−(4−ブチルピペラジン−1−イル)−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(フラン−2−イルカルボニル)ピペラジン−1−イル]アセトアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(2−シアノフェニル)ピペラジン−1−イル]アセトアミド;
    3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボン酸;
    6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−[4−(ピペリジン−4−イル)シクロヘキシル]ピリジン−2−アミン;
    N−{4−[(4−アミノシクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}−6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−(4−{[4−(シクロヘキシルアミノ)シクロヘキシル]メチル}シクロヘキシル)−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−N−フェニル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−アミン;
    N−{4−[(4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}シクロプロパンカルボキサミド;
    トランス−N−{6−クロロ−4−[5−(プロパ2−イン−1−イルオキシ)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−イル}シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−N−(ピリジン−2−イルメチル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボキサミド;
    6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−[5−(ピリミジン−5−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−アミン;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ブタン−1−スルホンアミド;
    4−[5−(6−アミノピリジン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]−6−クロロ−N−シクロヘキシルピリジン−2−アミン;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)グリシンアミド;
    6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−(4−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    1−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}−3−エチル尿素;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(ピリジン−4−イルメチル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(ピペリジン−4−イル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−シクロヘキシルグリシンアミド;
    6−クロロ−N−[4−(1−シクロブチルピペリジン−4−イル)シクロヘキシル]−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロヘキサンスルホンアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(モルホリン−4−イル)アセトアミド;
    N−(3−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}フェニル)アセトアミド;
    N−{3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}メタンスルホンアミド;
    N−{4−[(4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}ピリジン−3−カルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(2,2−ジメチルプロピル)グリシンアミド;
    6−クロロ−N−(4−{[4−(ジメチルアミノ)シクロヘキシル]メチル}シクロヘキシル)−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンスルホンアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−2−スルホンアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(ピロリジン−1−イル)アセトアミド;
    N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]シクロヘキサン−1,2−ジアミン;
    4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(テトラヒドロフラン−2−イルメチル)ピリミジン−2−アミン;
    4−クロロ−N−(ピリジン−4−イルメチル)−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
    4−クロロ−N−(ピリジン−3−イルメチル)−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
    4−クロロ−N−(ピリジン−2−イルメチル)−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
    4−クロロ−N,N−ジメチル−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
    N−(3−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    N−(3−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    N−(3−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メタンスルホンアミド;
    N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]−N′−シクロブチルシクロヘキサン−1,3−ジアミン;
    トランス−N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]−N′−シクロブチルシクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メタンスルホンアミド;
    N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
    N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]−2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン;
    4−クロロ−N−(2−メトキシエチル)−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
    1−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチル尿素;
    1−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フェニル尿素;
    N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンスルホンアミド;
    N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメチル−1,2−オキサゾール−4−スルホンアミド;
    6−クロロ−N−[(2S)−1−メトキシ−3−フェニルプロパン−2−イル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−シクロペンチルシクロヘキサン−1,3−ジアミン;
    N−[(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)カルバモイル]グリシン酸エチル;
    1−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−プロパン−2−イル尿素;
    1−tert−ブチル−3−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)尿素;
    N−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メトキシアセトアミド;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(1,3−チアゾール−2−イルメチル)シクロヘキサン−1,3−ジアミン;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−[3−(ピペリジン−1−イルメチル)ベンジル]シクロヘキサン−1,3−ジアミン;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−エトキシアセトアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシアセトアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピラジン−2−カルボキサミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アゼチジン−2−カルボキサミド;
    2−[(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)カルバモイル]アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル;
    1−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−プロパ2−エン−1−イル尿素;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)−1−メチル−1H−イミダゾール−4−スルホンアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)フラン−2−スルホンアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピリジン−3−スルホンアミド;
    1−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−プロパン−2−イル尿素;
    N−[(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)カルバモイル]グリシン酸エチル;
    1−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(シクロヘキシルメチル)尿素;
    4−アセチル−N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)ベンゼンスルホンアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)−3,5−ジメチル−1,2−オキサゾール−4−スルホンアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)チオフェン−2−スルホンアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメチル−1,2−オキサゾール−4−スルホンアミド;
    1−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−プロピル尿素;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロピル)プロパン−1−スルホンアミド;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アセトアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)プロパン−2−スルホンアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)エタンスルホンアミド;
    N−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エチル)ブタン−1−スルホンアミド;
    N−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エチル)チオフェン−2−スルホンアミド;
    6−クロロ−N−(1−メチルピペリジン−3−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    [3−({[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}メチル)ピペリジン−1−イル](シクロプロピル)メタノン;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N−{[1−(シクロプロピルカルボニル)ピペリジン−3−イル]メチル}シクロプロパンカルボキサミド;
    6−クロロ−N−{[1−(シクロプロピルメチル)ピペリジン−3−イル]メチル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[1−(シクロプロピルメチル)ピペリジン−3−イル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−2−(1H−インドール−2−イル)アセトアミド;
    トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−シクロペンチルシクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(2−メチルプロピル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    6−クロロ−N−[3−(ピロリジン−1−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[3−(ピペリジン−1−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−エチルピロリジン−3−カルボキサミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルアラニンアミド;
    (2R)−N−[(1S,3S)−3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル]−2−(メチルアミノ)−2−フェニルエタンアミド;
    (2R)−N−[(1R,3R)−3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル]−2−(メチルアミノ)−2−フェニルエタンアミド;
    N−[(1R,2R)−2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル]シクロプロパンスルホンアミド;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−4−フルオロベンゼンスルホンアミド;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]シクロプロパンスルホンアミド;
    N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジエチル−2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン;
    トランス−N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジエチルシクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−オキソ−D−プロリンアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチルプロリンアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチルピペリジン−2−カルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−オキソ−L−プロリンアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチルピペリジン−2−カルボキサミド;
    2−(アゼパン−1−イル)−N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロペンタンカルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチル−5−オキソプロリンアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピロリジン−3−カルボキサミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピペリジン−4−カルボキサミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピペリジン−3−カルボキサミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチルピロリジン−3−カルボキサミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチルピペリジン−4−カルボキサミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチルピペリジン−3−カルボキサミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(ジメチルアミノ)シクロブタンカルボキサミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−L−アラニンアミド;
    −1−アザビシクロ[2.2.2]オクト−3−イル−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)グリシンアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(2−ヒドロキシエチル)グリシンアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−2H−イソインドール−2−イル)エタンスルホンアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(4−メチルシクロヘキシル)グリシンアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(2,2−ジメチルプロピル)グリシンアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチル−N−(2−ヒドロキシエチル)グリシンアミド;
    トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(ピペリジン−4−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−2H−イソインドール−2−イル)エタンスルホンアミド;
    6−クロロ−N−(4−{[4−(シクロブチルアミノ)シクロヘキシル]メチル}シクロヘキシル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    トランス−N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N′−(1−シクロブチルピペリジン−4−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    4−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル;
    ベンジル{4−[(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]シクロヘキシル}カルバマート;
    3−[(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)カルバモイル]アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル;
    N−[4−(アセチルアミノ)シクロヘキシル]−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    [4−(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ピペリジン−1−イル](シクロプロピル)メタノン;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(2−ヒドロキシエチル)ピペリジン−4−カルボキサミド;
    N−{4−[(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}シクロプロパンカルボキサミド;
    1−{4−[(4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]ピペリジン−1−イル}エタノン;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N−{4−[1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イル]シクロヘキシル}メタンスルホンアミド;
    6−クロロ−N−[4−(1−メチルピペリジン−3−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−メチル−N−[4−(1−メチルピペリジン−3−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−{2−[(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)スルファモイル]エチル}シクロプロパンカルボキサミド;
    3−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}プロパン−1−オール;
    6−クロロ−N−[3−(モルホリン−4−イル)プロピル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[3−(1H−イミダゾール−1−イル)プロピル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    5−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}ペンタン−1−オール;
    6−クロロ−N−[2−(ピリジン−3−イル)エチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−[1−(4−アミノシクロヘキシル)ピペリジン−4−イル]−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−メチル−N−[4−(1−メチルピロリジン−3−イル)シクロヘキシル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    1−ベンジル−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
    4−クロロ−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メトキシベンズアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    3−クロロ−N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    6−クロロ−N−[2−(3,4−ジメトキシフェニル)エチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[2−(ピリジン−2−イル)エチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−(2−フェニルエチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[3−(4−メチルピペラジン−1−イル)プロピル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−(2−フェノキシエチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン;
    N−(1−ベンジルピロリジン−3−イル)−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−{2−[(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)スルファモイル]エチル}−2,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]アゼチジン−3−カルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(2,4−ジクロロベンジル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(1−フェニルエチル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
    6−クロロ−N−(4−メトキシベンジル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    4−(2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}エチル)フェノール;
    N−[2−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)エチル]−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イルメチル)−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[2−(4−メトキシフェニル)エチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−(1−ベンジルピペリジン−4−イル)−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[2−(ピリジン−4−イル)エチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(2,3−ジメチルベンジル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(1H−インドール−6−イルメチル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
    N−[4−(ベンジルオキシ)フェニル]−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−(1H−ベンズイミダゾール−2−イルメチル)−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−(1H−インドール−5−イルメチル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−(4−メトキシフェニル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[4−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−(3,4−ジメトキシベンジル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    2−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−1−フェニルエタノール;
    6−クロロ−N−(3−フェニルプロピル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[4−(メチルスルホニル)ベンジル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[4−(メチルスルファニル)フェニル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−(4−フェノキシフェニル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[4−(ピペリジン−1−イル)フェニル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    3−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−カルボン酸メチル;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル]アセトアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(2,6−ジメチルフェニル)ピペラジン−1−イル]アセトアミド;
    6−クロロ−N−(4−{[4−(シクロブチルアミノ)シクロヘキシル]メチル}シクロヘキシル)−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(4−{[4−(ペンタン−3−イルアミノ)シクロヘキシル]メチル}シクロヘキシル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[4−({4−[(シクロペンチルメチル)アミノ]シクロヘキシル}メチル)シクロヘキシル]−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    トランス−N−(6−クロロ−4−{5−[2−(ピリジン−2−イル)エトキシ]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル}ピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    トランス−N−{6−クロロ−4−[5−(2−メチルプロポキシ)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−イル}シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(ピリジン−2−イルメチル)アゼチジン−3−カルボキサミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド;
    6−クロロ−N−シクロヘキシル−4−[5−(6−メトキシピリジン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−アミン;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチル−N−(2−ヒドロキシエチル)グリシンアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(2−ヒドロキシエチル)グリシンアミド;
    N′−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]−N,N−ジメチルベンゼン−1,4−ジアミン;
    6−クロロ−N−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−{4−[1−(2,4−ジフルオロベンジル)ピペリジン−4−イル]シクロヘキシル}−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−(4−tert−ブチルフェニル)−6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−[6−クロロ−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]キノリン−6−アミン;
    6−クロロ−N−[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−[4−(1,1−ジオキシドチオモルホリン−4−イル)フェニル]−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(トランス−4−ヒドロキシシクロヘキシル)グリシンアミド;
    N−(トランス−4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−プロパン−2−イルグリシンアミド;
    N−{4−[(4−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}−3,5−ジメチル−1,2−オキサゾール−4−スルホンアミド;
    N−(3−{[6−クロロ−4−(5−メトキシ−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルグリシンアミド;
    6−クロロ−N−{4−[4−(ピリジン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]フェニル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−{4−[4−(シクロヘキシルメチル)ピペラジン−1−イル]フェニル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    6−クロロ−N−{4−[4−(2−メチルプロピル)ピペラジン−1−イル]フェニル}−4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン;
    N−[トランス−4−({4−[5−(6−アミノピリジン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]−6−クロロピリジン−2−イル}アミノ)シクロヘキシル]シクロプロパンスルホンアミド;
    N−[トランス−4−({6−クロロ−4−[5−(ピリジン−3−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−イル}アミノ)シクロヘキシル]シクロプロパンスルホンアミド;
    3−{3−[2−クロロ−6−({トランス−4−[(シクロプロピルスルホニル)アミノ]シクロヘキシル}アミノ)ピリジン−4−イル]−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−5−イル}ベンゼンスルホンアミド;
    N−[トランス−4−({6−クロロ−4−[5−(ピリミジン−5−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]ピリジン−2−イル}アミノ)シクロヘキシル]シクロプロパンスルホンアミド;
    4−クロロ−N−[(1R)−1−フェニルエチル]−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
    3−({[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)フェノール;
    4−({[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)フェノール;
    N′−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]−N,N−ジメチルシクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    N′−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]−N,N−ジメチルシクロヘキサン−1,3−ジアミン;
    N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルグリシンアミド;
    N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−エチルピロリジン−3−カルボキサミド;
    N−(3−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルグリシンアミド;
    4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
    N−{4−[(4−アミノシクロヘキシル)メチル]シクロヘキシル}−4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
    N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]エタン−1,2−ジアミン;
    2−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}エタノール;
    N−{2−[2−(2−アミノエトキシ)エトキシ]エチル}−4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
    1−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エチル尿素;
    1−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−シクロペンチル尿素;
    1−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]尿素;
    N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1,3−ジオキソ−1,3−ジヒドロ−2H−イソインドール−2−イル)アセトアミド;
    N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−オキソイミダゾリジン−1−カルボキサミド;
    2−(2−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}エトキシ)エタノール;
    N−[2−(2−アミノエトキシ)エチル]−4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−アミン;
    トランス−N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]−N′−(2−メチルプロピル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    トランス−N−[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]−N′−シクロペンチルシクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−シクロペンチルグリシンアミド;
    N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)プロパン−1−スルホンアミド;
    N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−3−スルホンアミド;
    N−(トランス−4−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−2−スルホンアミド;および
    3−{[4−クロロ−6−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピリミジン−2−イル]アミノ}−2,2−ジメチルプロパン−1−オール
    である請求項1の化合物。
  17. 請求項1の化合物または製薬上許容される塩および製薬上許容される賦形剤を含む医薬組成物。
  18. 哺乳動物に、請求項1の化合物または製薬上許容される塩の治療上許容される量を投与する段階を有する、哺乳動物における癌の治療方法。
  19. 哺乳動物に、請求項1の化合物または製薬上許容される塩の治療上許容される量を投与する段階を有する、哺乳動物における腫瘍容積の低減方法。
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