JP2012532300A - 導管の結合装置及び関連する結合プロセス - Google Patents

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Abstract

本発明は、導管回路の電気抵抗を制御するようにして、少なくとも第1及び第2の導管を結合するためのプロセスにおいて、アダプタ(220)の円筒セクションを第1の導管(500)の端部に配置する工程と、円筒セクションの少なくとも一部を第1の導管にクリンプする工程であって、予め選択された導電率を有するポリマ材料でできたスペーシングブロック(100)が、第1の導管の端部の延長部に配置されて、円筒セクションにクリップされ、アダプタに対してスペーシングブロックをロックするように機能する、円筒セクションの少なくとも一部を第1の導管にクリンプする工程と、スペーシングブロックを第2の導管の端部に結合する工程とを具備することを特徴とするプロセスに関する。

Description

本発明は、航空機で伝達される気体又は液体用導管用の結合装置及び関連する結合プロセスに関する。
本発明は、例えば、通常の圧力が約15バール(200psi)以上である航空機の燃料タンクの窒素回路に適用する。
これら窒素回路は、最近の航空機に見られ、燃料タンクの不活性を与える目的のために機能する。パイプは、燃料タンクの外側部品を通過し、それ故、燃料に晒される。
その位置のため、及び複合材料でできた最近の航空機の特定の電気及び静電特性のため、このパイプは、電気的に非導電性でなければならない。これは、同様に、アルミニウムのような軽い材料でできていなければならない。代わって、複合材料でできたパイプは、同様に想到可能であるが、より高価である。全てのパイプがいったん設置されて使用されると、これらパイプは、同様に、さまざまな化学物質に、特に、灯油に、また、高圧に耐えなければならない。
本発明はまた、約15バールの圧力で動作する(特に「補助冷却」タイプの)冷却液体の回路に適用される。
本発明は、同様に、酸素回路に適用される。これもまた、重要なことに、飛行制御又は着陸装置制御のための加圧液体の液圧回路に適用され、ここでは、圧力が、かなり高い、例えば、約350バール(5000psi)であることができる。
これら回路の全てで、設置されたパイプの回路の導電性を制御する必要性に直面する。
金属のパイプに関して、導管の2つの片の間の相互接続が、電気抵抗を制御するために、又は非導電性のセクションによって電気的絶縁を与えるために利用されることができる。これに関して、文献WO2006/049956は、航空機で、できるだけ高圧で、流体を搬送する導管に静電荷の蓄積に関する電気エネルギを散逸するための5つの誘電チューブパイプの相互接続を説明している。これらの相互接続の少なくともいくつかは、2つのほぼ管状の軽金属の共軸のハウジングと、PEEK(ポリエーテルケトン)の円筒形のスペーサと、第1及び第2のハウジングの間の抵抗を制御するためのクレファイン(登録商標)のディスク形状のスペーサと、テフロン(登録商標)を含む材料でできた囲いとを有する。この文献に説明される解決策は、特に、数多くの部品により、製造するのも利用するのも複雑になっている。
パイプを相互接続するための付属品、及びこれらアプリケーションのためのプロセスもまた、文献US3572779及びWO82/02755から知られている。特に、展性のクリンプスリーブを径方向に圧縮することが教示されている。
径方向の変形を生じることによって軸方向の圧縮により付属品を結合するための導管が、文献WO96/05556から知られている。
最後に、導管チューブの端部にクリンプすることによって取着されることになっており、少なくとも直接的でなく、他の導管要素と係合する、スリーブを有する導管のためのクリンプ可能な相互接続付属品、即ちアダプタが、文献WO2007/110501から知られている。チューブの端部と接触してクリンプするようになっているスリーブ面は、少なくとも2つの構成要素を有する接着剤が塗られたセクションを有し、これら構成要素の1つは、封じ込められている。この接着剤が塗られたセクションは、効果的には、好ましくは突出フランジによって窪ませられる。
この内容では、上で述べられた問題を解決する目的のために、導管回路の電気抵抗を制御するようにして、少なくとも第1及び第2の導管を結合するためのプロセスにおいて、
接続部の円筒セクションを前記第1の導管の端部に配置する工程と、
前記円筒セクションの少なくとも一部を第1の導管にクリンプする工程であって、予め選択された導電率を有するポリマ材料でできたスペーシングブロックが、前記第1の導管の前記端部の延長部に配置されて、前記円筒セクションにクリップされ、前記アダプタに前記スペーシングブロックをロックする、前記円筒セクションの少なくとも一部を前記大1の導管にクリンプする工程と、
前記スペーシングブロックを前記第2の同館の端部に結合する工程とを具備することを特徴とする。
このプロセスは、ポリマ材料の選択によって制御された抵抗を有する導管のネットワークを容易に形成することを可能にし、また、導管が相互ロックされるクリンプを可能にする。
ここに考慮される導管の端部は、広い意味での管状又は少なくとも円筒状であり、即ち、長手軸によって規定され、円形又は非円形であることができる口によって規定される。ジョイントの円筒セクションは、好ましくは、第1の導管の端部で外側(あるいは可能であれば内側)スリーブとして機能するように構成されている。特に、第1の導管の端部が回転対称性を示すならば、円筒セクションは、好ましくは、同様に、ほぼ回転対称性を示す。
第1及び第2の導管の軸線が、互いに関連してアライメントされる又は角度をオフセットされることができ、スペーシングブロックの場合、相互接続は、角度のオフセットを与える配置(geometry)を有することがさらに言及される。
スペーシングブロックとの用語は、2つの異なる部品を接続し、一定の間隔でこれらを維持する硬質な部品を示すものとして使用されること、また、クリンプとの用語は、例えば、圧縮によって、溶接なしでの機械的な固定動作を示していることもまた言及される。
特に重要なことは、結果として生じる導管のネットワークの電気抵抗が、スペーシングブロックの材料及びサイズを選択することにより制御されることができ、一方、例えば、所定の配置のアルミニウム、チタン又はステンレス鋼の導管のアプリケーションに必要とされる導管を保持するという事実である。
相互接続する装置は、導管の位置に設置され、いったん設置されると永久的である。クリンプによる取着の方法のため、装着が、可能であれば配置上の制限(塞ぎ、制限されたアクセス可能性)がある中で、導管のネットワークの位置で行われることができる。
提案された解決策は、牽引力及び回転力に耐える接続を構築することが可能である。また、結果として生じる接続は、水密性である。
効果的な特徴部分によれば、クリンプ工程は、スペーシングブロックのクリップ片及びアダプタの相補的なクリップ片を互いに対して軸方向に固定するように、スペーシングブロックのクリップ片及びアダプタの相補的なクリップ片からなるアセンブリの変形を含む。
2つのクリップ片の相互の固定は、アダプタに対してスペーシングブロックをロックするのに加わり、特に、閉じたキャビティの雄型部品の閉じ込め(confinement)により、及び、2つの表面の間の摩擦を高めることにより得られる。2つの部品が、摩擦によって互いに対して回転可能に固定される。これらは、効果的には、スクリューねじがスペーシングブロックとアダプタとの間に設けられたならば、同様に、クリップによって互いに対して回転可能に固定される。最終的に、これらは、摩擦によって、及び閉じたキャビティの雄型部品の閉じ込めにより(及び、可能であればスペーシングブロックとアダプタとの間に設けられるスクリューねじによって)、軸方向に(即ち、アダプタの軸線に平行に、あるいは、アダプタの少なくとも円筒セクション、又はスペーシングブロックの軸線に平行に)、移動に対して互いに関連して同時に固定される。
効果的な特徴部分によれば、第1の導管は、クリンプ工程の間、スペーシングブロックのクリップしている形状を維持する。
この特徴部分は、このアセンブリが、導管とクリンプツールとの間で圧縮されるので、スペーシングブロックのクリップ片及び相補的なクリップ片の結果として生じるアセンブリの変形を強化することを可能にする。
効果的な特徴部分によれば、第1の導管は、クリンプする工程の前に、クリップされた位置で、スペーシングブロックのクリップ片とアダプタの相補的なクリップ片とからなるアセンブリを固定するように配置される。従って、クリンプがいったん行われると、導管は、クリップされたジョイントをロックし、それ故、アダプタに対してスペーシングブロックをロックする。
効果的な特徴部分によれば、アダプタのクリップ片と、クリンプが適用されるアダプタのセクションとの間の長手方向の(その絶対値である)距離は、第1の導管の参照横幅の2倍未満であり、あるいは、この参照横幅に等しいか、この参照幅の50%又は25%である。
円形の導管の場合には、この参照幅は、直径であるか、内径であることができる。クリンプ動作が外部から行われるならば、アダプタの内径は、その外側で測定されたような第1の導管の直径に等しいように選択される。
クリップ片に関するクリンプ領域の位置決めのこの選択は、一方では、アダプタに対するスペーシングブロックのロック動作を行うことを確実にし、また、特に、2つの相補的なクリップ位置からなるアセンブリの変形により、導管へのアダプタのクリンプが効率的となる。0.5倍、あるいは0.2倍の直径の距離の下では、変形が比較的大きく、確実であり(fortiori)(全ての確実性)、より緊密な相互ロックを確実にする。
この特徴部分の代わりの定義によれば、クリンプは、クリンプが行われる長さと、アダプタと導管チューブとの間の有益な接触長さとの比率が0.5〜1.33であるように行われる。
以下の記載に関して、IDは、アダプタの軸方向に平行に、アダプタと導管チューブとの間の有益な接触長さであることが言及されるべきである。アダプタの材料の全てがクリンプのために使用されるならば、これは、第1の導管が位置される側のアダプタの口及びアダプタの相補的なクリップ片との間の長手方向の距離に関連する。
以下の記載に関して、IFは、クリンプ作用が果される、アダプタの軸線に平行な長さであることが言及されるべきである。アダプタの材料の全てがクリンプのために使用されたならば、これは、第1の導管が位置される側のアダプタの口から測定される。
このIF/IDの比率の選択は、アダプタに対してスペーシングブロックをロックする動作を行ったとき、特に、2つの相補的なクリップ片からなるアセンブリの変形によって、導管にアダプタをクリンプすることを確実にすることを可能にする。IF/IDの比率が0.66よりも大きいところでは、変形は、比較的大きく、確実であり、より緊密な相互ロックを確実にする。
効果的な特徴部分によれば、クリンプは、可変直径ジョーによる径方向の圧縮による、外部のクリンプからなる。
代わって、膨張(又は内部のクリンプ)を含むことができる。
代わって、クリンプは、増加している直径を有するアダプタの外面に沿ってスリーブの長手方向の移動によって達成され、その径方向の圧縮を生じる。
ある重要なアプリケーションでは、少なくとも第1の導管は、チタンでできている。
他のアプリケーションでは、少なくとも第1の導管は、ステンレス鋼又はアルミニウムでできている。
3つの場合全てにおいて、第2の導管は、第1の導管と同じ材料でできているが、アプリケーションにとって必要であるか可能であれば、異なる材料もまた想到される。アダプタ自体は、導管と同じ材料、又は異なる材料でできていることができる(例えば、チタンの導管に対してステンレス鋼のアダプタ、又はステンレス鋼の導管に対してチタンのアダプタである)。
第2の特徴部分によれば、本発明は、同様に、導管回路の電気抵抗を制御する目的のための導管の結合装置において、この装置は、
第1の導管の端部に置かれ、前記第1の導管の端部にクリンプされることができる円筒セクションを有するアダプタと、
ポリマ材料ででき、前記円筒セクションにクリップされ、かつ、同様に、他の導管の端部に結合されることが可能なスペーシングブロックとを具備し、
この装置は、前記円筒セクションの少なくとも一部が第1の導管にクリンプされることを可能にし、一方、前記スペーシングブロックは、前記第1の導管の前記端部の延長部で前記アダプタにクリップされて、前記アダプタに対して前記スペーシングブロックのロッキングをもたらすことを特徴とする。
この装置は、スペーシングブロックを導入することによって、制御された電気抵抗を備えた導管のネットワークを容易に形成することが可能であり、このポリマ材料は、所望の電気抵抗を得るように選択される。
効果的な特徴部分によれば、結合装置は、
アダプタは、クリンプツールによって加えらえる力が加えられることができるクリンプ領域と呼ばれる領域を有し、
前記スペーシングブロックは、前記アダプタの相補的なクリップ片と係合することができるクリップ片とを有する。
前記アダプタの前記クリンプ領域は、クリンプ領域に加えられるクリンプ作用が、互いに対してこれを長手方向に固定するために、2つのクリップ領域からなるアセンブリを変形させるように設計されている。
この特徴部分の結果として、クリンプにより生じたロックは、変形のため、特に効果的である。
さらに、クリンプは、2つのクリップ片の間の軸方向の遊びを減少させ、2つのクリップ片の間の摩擦を生じる。
効果的な特徴部分によれば、アダプタの相補的なクリップ片と係合するように設計されたクリップ片を有するスペーシングブロックに対して、クリンプ位置での導管は、クリップ位置でクリップ片を固定するように、クリンプ位置で導管の位置決めを可能にするように設計することがよい。
この特徴部分のおかげで、導管を長手方向に固定するロックは、クリンプによって容易に達成される。
他の効果的な特徴部分によれば、スペーシングブロックは、第1の導管が、さらに、少なくとも2%、又は効果的には、スペーシングブロックの表示横幅の3%、8%、15%又は25%に等しいスペーシングブロックに関する第1の導管の位置決めの際に長手方向の自由度で配置されることを可能にするように設計される。
この特徴部分は、スペーシングブロックのクリップ片がほぼ回転対称性を与えたとき、重要であり、この場合には、スペーシングブロックの横幅は、導管と接触するクリップ片の表面の直径に等しいと想定されることができ、これは、クリンプが外部的に行われるならば、内径であることができる。
そして、このスペーシングブロックは、少なくとも2%、又は効果的には、スペーシングブロックの表示横幅の3%、8%、15%又は25%に等しいスペーシングブロックに関する第1の導管の位置決めの際に長手方向の自由度で配置されることを可能にするように設計される。
導管と接触するスペーシングブロックのクリップ片の内径は、効果的には、このアプリケーションの導管の外径に等しいように想定される。
既に説明されたように、導管は、クリップ位置にクリップ片を固定することができる。従って、この位置決めの自由度の結果として、スペーシングブロックは、少なくとも第1及び第2の外部位置で導管の位置決めを可能にし、効果的には中間位置であるように設計される。
スペーシングブロックは、導管のこれらの有益な全ての位置でクリップ位置でクリップ片を径方向に固定する。
さらに、第2のクリップ位置は、クリップ片の内径の少なくとも2%以上の長手方向の移動によって、第1のクリンプ位置から分離されている。
従って、この装置は、長すぎたならば、導管のセクションを切断する必要なく、汎用性があることができる。
この特徴部分の代わりの説明によれば、長手方向の位置決めの自由度は、クリップ片の長手方向の参照寸法に等しい、又は好ましくは寸法の2倍に等しい。この説明の内容では、クリップ片の長手方向の寸法が、導管と相互作用することにより、参照として受けられる。この長手方向の寸法は、例えば、突出の半径であることができる。
それが起こるのに従って、他の効果的な特徴部分によれば、スペーシングブロックのクリップ片は、突出部と、キャビティを有するアダプタの相補的なクリップ片を備え、少なくとも円形である径方向の横断面の輪郭形状と、前記突出部に相補的である径方向の横断面の輪郭形状とを有する。
効果的な1つの特徴部分によれば、スペーシングブロックのクリップ片とアダプタの相補的なクリップ片とは、回転対称性を有する。
効果的な1つの特徴部分によれば、スペーシングブロックは、ポリウレタンケトン(PEEK)、例えば15〜45%のガラス繊維を含む(loaded)PEEKでできている。炭素繊維を含むPEEKもまた使用されることができ、これら2つのタイプの繊維は、機械的な補強として機能する。機械的な補強を構成する他の材料が、単独で、又は組み合わせて使用されることができる。スペーシングブロックは、この場合には、補強された機械的特性を有する。電気絶縁性は、同様に、同様のシステムでよりも大きく、スペーシングブロックは、カーボンナノチューブを含むPEEKでできている。問題の現在の状態では、ガラス繊維を含むPEEKは、完全な非導電性材料とみなされる。
代わって、スペーシングブロックは、10%までの、好ましくは0.5%〜3%の、あるいは0.1〜3%のカーボンナノチューブを含むPEEKでできている。これは、同様に、カーボンナノチューブ及び機械的な補強を構成する材料を同時に含むPEEKでできていることができる。
代わって、スペーシングブロックは、ポリウレタン硫化物でできていることができる。
材料の導電率は、さまざまな値を有することができ、非導電性のスペーシングブロック又は10〜10Ωの導電率の材料でできたスペーシングブロックは、例えば、特に、本出願に従って使用されることができる。
一般的に、結合装置は、航空機に設置される2つのアルミニウム、チタン又はステンレス鋼の導管を接続するのに適している。
さらに、スペーシングブロックは、5〜50mmの長手方向の寸法を有する非導電性のセクションを有する。
このようにして、アダプタは、高い破壊電圧を保持することができ、一方、その小さなサイズを保持する。
本発明が、添付の図面により詳しく説明される。
図1は、本発明で使用されるスペーシングブロックの断面図である。 図2は、本発明の一実施の形態で使用されるアダプタの断面図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態で互いにこれらの接続の初期位相で図1のスペーシングブロック及び図2のアダプタの断面図である。 図4は、スペーシングブロック及びアダプタの相互接続の後の位相での、図3と同様の図であり、導管チューブは、アダプタに挿入されている。 図5は、図2の同様の図であり、アダプタが、本発明のプロセスの工程に従うアダプタに関して配置されたクランピングツールの存在で示されている。 図6は、図4の同様の図であり、クランピングツールが、本発明の第1の実施の形態でのスペーシングブロックの存在での導管チューブに配置されたアダプタに動作するクランピングを行う。 図7は、クリンプの前のスペーシングブロック及び導管チューブの存在でのアダプタのクリップ領域の図である。 図8は、図7の拡大部分である。 図9は、クランピング後の図7の同様の図である。 図10は、クランピング後の図8の同様の図である。 図11は、開位置での、本発明の第1の実施の形態で使用されるクランピングジョーの図である。 図12は、閉位置での、本発明の第1の実施の形態で使用されるクランピングジョーの図である。 図13は、図1のスペーシングブロックの図であり、互いにこれら接続の初期状態での、本発明の第2の実施の形態で使用されるアダプタである。 図14は、相互接続の後の位相の図13と同様の図である。 図15は、相互接続の後の位相の図13と同様の図であり、導管チューブがアダプタに挿入されている。 図16は、図13と同様の図であり、本発明の第2の実施の形態での、スペーシングブロックの存在での導管チューブに配置されたアダプタへの作用のクランピングを行うクランピングツールである。
図1を参照すると、ポリマ材料でできたスペーシングブロック100は、水平方向に示される対称な回転軸線X−Xを有する中空部品であり、このスペーシングブロックは、図示される実施の形態では、X−X軸線に垂直な平面に対して対称である。図1は、他の添付図面と同様に、件のさまざまな部品の軸方向の断面図であることが明らかである。
スペーシングブロック100の外面輪郭形状(external profile)は、その全長の約3分の1にわたって延びている中心セクション110を有し、この中心セクションは、スペーシングブロックの端部の各々から距離PAのところで終わっている。この中心セクション110は、スペーシングブロックの端部の各々から距離PAのところで終わっている。この中心セクション110は、後に見られるように、O−リングを受けるように設計されたグルーブ120へと低くなっている小さなステップ115で終わっている。
突出している雄ねじ125が、グルーブ120の他の側に位置されている。そして、スペーシングブロック100の外面輪郭形状は、窪み135及び最後の突出部140に続くスロートに続いている平坦セクション130を示している。
スペーシングブロック100の内面輪郭形状は、その全長の5分の4を示す円筒中心セクション150を有する。この中心セクション150は、内径PFを有する。スペーシングブロックの内面輪郭形状は、PFよりもわずかに(約10%)大きい直径PCを有する、軸線X−Xに平行な長さPEの、スペーシングブロックの端部の各々にある幅広セクション160で終わっている。
中心セクションと幅広セクションとの間の接続部は、図の平面に垂直なディスク形状部分であり、これは、部品の外面輪郭形状の平坦セクション130の右側に位置されている(即ち、同じ半径である)。他の実施の形態では、このディスク形状部分は、ねじ125の右側に、あるいは中心セクション110の右側に位置されている。
幅広セクション160は、その全長の最も外側の3分の1に、隅切りサブセクション(splayed subsection)165を有し、この隅切りサブセクションの直径は、寸法PCから徐々に逸れている。隅切りは、窪み135の右側で始まる。
スペーシングブロックの端部の各々は、クリップ機構180を構成している。この機構は、スペーシングブロックの端部から(軸線X−Xに平行に測定された)距離PGで始まる。これは、厚さPDを有するスペーシングブロックの薄いセクションからなり、外側の突出部140及び窪み135を有し、内側には、特に、隅切りサブセクション165を有する1対の幅広セクション160を有する。軸方向のセクションに見られるように、クリップ機構は、本質的に、見かけの半径PR2のボール(突出部140)と、窪んだ領域135とを有する。半径PR2は、スペーシングブロックのサイズに応じて0.8〜1mmの間で選択される。クリップ機構の機能は、以下に説明される。
スペーシングブロックは、(図4の内容で以下に説明されるように)導管の端部を収容するように構成されることが言及されるべきである。それぞれ幅が狭い及び幅が広い2つの内径PF及びPCの存在は、スペーシングブロックに補強された力を同時に与えることを可能にする。このスペーシングブロックは、その全長の一部にわたって、十分な材料の厚さ(幅狭の内径PF)を有し、クリップ機構の領域への、外径PCを有する導管の導入を可能にする。
図2を参照すると、アダプタ200は、軸線Y−Yの周りに回転対称性を有する中空部品であり、2つの開口、即ち、一方の幅広開口210と他方の幅狭開口220とを有する。
幅広開口から、アダプタの内面輪郭形状は、スペーシングブロック100のねじ125と係合するための突出タッピング220、そして、O−リングを受けるように設計されたグルーブ225が続いている第1の平坦領域215を有する。そして、この内面輪郭形状は、大きな突起部230を有し、この突起部の表面は、本質的に、幅広開口に向き、回転軸線に向けられている。この大きな突起部に対応するセクションに沿って、アダプタの内面輪郭形状の直径は、突起部に対応するセクションの端部で値ICに減少する。
そして、アダプタの内面輪郭形状は、直径IRを有する球形のキャビティ235を有し、(回転軸線から見られる)このキャビティの底部は、ICよりもわずかに(約4%)大きい、アダプタの直径IBを形成している。
アダプタの幅広開口210から幅狭開口220に向かって進む際に、内面輪郭形状は、ICよりもわずかに(約9%)小さい直径Dを有する比較的小さな開口まで長い円筒セクションを有し、この円筒セクションは、スペーシングブロックの直径PCに等しいように選択されている。このセクション240は、互いに隣接している2つの短い幅広サブセクション245、247を有する。幅広サブセクション245は、アダプタがいったん置かれて導管にクリンプされるとアダプタを捕まえるように設計された鋭角を有し、これは、長手方向の牽引力に関するアダプタの特性、即ち輸送される流体の圧力の増加を改良する。幅広サブセクション247自体は、アダプタがいったん導管に置かれると、シリコーン層で充填されてシールを形成する。代わって、2つの拡大されたサブセクション(又はグルーブ)の両方が、シリコーンで充填されてシールを形成することができる。
幅狭開口220からのアダプタの外面輪郭形状は、増加している直径を有するわずかに傾斜した傾斜領域250と、突出している平坦領域255と、わずかに傾斜した傾斜領域250の延長部の後退している平坦領域260と、中間プラトー270を構成している新たな平坦領域に続いているショルダ265と、第2のショルダ275と、アダプタの幅広端部220で終わっている高い平面領域280とを有する。
突出している領域255は、アダプタ200の残りの止り(rest)の回転対称性を有さない。図2に示されるセクションでは、その上部が平らであり、長軸線Y−Yに平行である。長軸線の周りの所定の角度の下で、その上部が逆に丸くされている。(後の図の内容で以下に説明される)クリンプ動作の間、この突出している領域255は、クリンプされたアダプタの回転対称性を壊し、従って、ねじり応力に対する耐性を改良する。
窪み225は、高い平坦領域280の一部の右側にあり(即ち、同じ半径である)、大きな突起部及びキャビティ235は、第2のショルダ275の右側にある。一方、2つの幅広サブセクション245、247は、中間プラトー270の右側にある。
大きな突起部230とキャビティ235とからなるアンサンブルは、雌型クリップ機構を構成している。軸線Y−Yに平行な、この機構により規定されたセクションは、2つの平面の間に位置され、これら2つの平面のうち、幅広開口210から最も離れた一方は、ここから距離IAのところにあり、他方は、幅狭開口220から距離IDのところにある。大きな突起部230とキャビティ235との間の境界線を構成している、最小内径ICによって規定される平面は、幅狭端部220から距離IEのところにある。
雌型クリップ機構は、後に説明されるように、スペーシングブロックの雄型クリップ機構と係合するように設計されている。
さまざまな材料が、説明されるいくつかの実施の形態で使用される。これは、スペーシングブロックの第1の実施の形態では30%までのガラス繊維を含むポリウレタンケトン(PEEK)を、第2の実施の形態ではポリフェニレンスルフィド(PPS)を含む。PEEKは、アルミニウムの導管に使用される、アルミニウム6061−T6でできたアダプタの熱膨張係数に非常に近い熱膨張係数を有するという効果を奏する。
この材料の選択は、スペーシングブロックのサイズ及び大きさ(mass)を減少させることを可能にする。
PEEKは、アルミニウムの熱膨張係数に非常に近い熱膨張係数を有するというさらなる効果を有し、導管の使用中に温度が変化した場合に起こりうる応力を減少させることを可能にする。
この材料の選択は、例えば、エラストマのスペーシングブロックを利用する結合装置とは異なり、よりよい機械的特性を備えた結合装置を得ることを可能にする。
さらに、結果として生じる結合装置は、等方性の電気的特性を有し、これは、例えば、配向性の繊維を含む異方性材料を使用する結合装置に関して効果的である。
代わって、カーボンナノチューブを含むPEEKが、スペーシングブロックに使用され、ステンレス鋼又はチタンの導管に、又はチタンの導管のチタンのアダプタに対して使用するために、ステンレス鋼のアダプタで特に利用される。カーボンナノチューブ及びガラス繊維を同時に含むPEEKも同様に使用されることができる。
PEEKは、破損及び劣化(灯油又は機械に晒されることによる化学的な劣化)に対する耐性があることが指摘されるべきである。
実際には、アダプタ及びスペーシングブロックは、ユーザに、互いに既にクリップされて備え付けられることができ、第1の導管の端部にアダプタを置く工程が行われ、スペーシングブロックはアダプタに結合される。
代わって、これは好ましい解決策ではないが、アダプタ及びスペーシングブロックは、別々に備え付けられることができるか、少なくとも前もって結合されることがなく備え付けられることができ、ユーザは、アダプタを導管に配置する前に一方を他方にクリップするか、スペーシングブロックをアダプタにクリップする前に、アダプタを導管に設定することによって始めるかの選択肢を有する。従って、ある実施の形態では、プロセスは、アダプタを設置する前に、ある場合には、クリンプの前に、スペーシングブロックのクリップ片のクリップステージをアダプタの相補的なクリップ片で取り囲む。
図3を参照すると、アダプタ200がスペーシングブロック100に固定される工程では、O−リング300、310が、まず、それぞれ、スペーシングブロックの外面のグルーブ120及びアダプタの内面のグルーブ225に配置される(図1並びに図2のグルーブ参照)。そして、2つの部品の2つの軸線X−X及びY−Yがアライメント(一直線状に整列)される。接着剤が、アダプタ200のねじ220に予め塗布されている。これは、電気導電性の金属を含む接着剤である。
そして、スペーシングブロックのねじ125が、2つの部品100、200が長手方向の当接位置に達するまで(図3に示される)、アダプタのタッピング220にねじ留めされる。アダプタの内面輪郭形状の第1の平坦領域215が、スペーシングブロックのグルーブのO−リング300に対して径方向に配置され、スペーシングブロックの平坦領域130が、アダプタのグルーブのO−リング310に対して径方向に配置されている。ねじ留め動作は、低いトルクで行われ、これは、回転軸線に対する細い矢印により示される。
雄型クリップ機構180は、突出部140を介して、雌型クリップ機構の大きな突起部230と接触して入り、長手方向の当接の効果を生じる。
そして、これら部品100、200のねじ留めが、(図3の回転軸線に対して細い矢印によって示される)その点まで加えられるよりも大きなねじ留めトルクを加えることによって、クリップ機構と係合しながら継続されることができる。
スペーシングブロックのクリップ機構180は、スペーシングブロックの内側に向かって変形され(図示されない)、突出部140は、カム又はスロープの効果を有する大きな突起部230によって長手軸に向かって径方向に押圧される。
突出部140は、長手方向の当接位置を過ぎ、キャビティ235で、その初期形状を想定して置かれるようになり、これは、大きな突起部230の後の径方向の分離の影響を及ぼす。図4の形態が得られる。
このクリップ(又はスナップ係合(snapping-together))工程の間、初めはPBに等しかったが(図1参照)、キャビティ235のリップがICに等しい直径を示す(図2)、突出部140の外面にわたって測定されたクリップ機構180の外径は、(1又はいくつかの)実施の形態に応じて、0.5〜5%だけ一時的に減少された(PB−IC)/PBである。
この変形は、可逆であり、このステージでは、ねじ留めしない動きがアダプタに対してスペーシングブロックに加えられたならば、クリップ留めしないことが可能であり、突出部140がキャビティ235から出るようにし、スペーシングブロックの長軸の周りにクリップ機構180を一時的に変形させ、図3の位置に戻る。
クリップ留めがいったん行われると、アダプタの平坦領域215の端部は、スペーシングブロックのステップ115の対向側にあり、かくして、シール300にあてられたスペースを閉じる。同様に、平面セクション130の端部は、大きな突起部230の縁部に対向して置かれ、かくして、シール310にあてられたスペースを閉じる。これは、導管が動作するときのジョイントの水密性を確実にすることが可能である。
従って、本発明の結合プロセスは、200N.m.未満の、好ましくは著しく少ない、例えば、所定のアプリケーションでは約3N.m.のトルクで行われるクリップ工程を含むことができる。クリップ工程は、手で、又は、ストラップレンチによって、特定のエネルギ源の必要性なく効果的に行われることができる。本発明のジョイントは、同様に、シールの位置決めのための工程を含むことができる。
かくして接続されたスペーシングブロック及びアダプタによって形成された装置は、収容され、移動され、第3者に渡されることができる。ねじ220上の接着剤により、2つの部品が所定の位置で緊密に保持され、これら部品が所定の位置で保持されることを本質的に確実にするクリップ機構を与える。
導管へのジョイントの設置の間、導管チューブ500は、クリップ機構によって規定されるセクションまで、アダプタに挿入される(図4参照)。これは、幅広セクション160の壁、特に、隅切りサブセクション165の壁(図4には示されない、図1参照)によって案内される。サブセクション165の隅切りされた性質は、クリップ機構180が例えばキャビティ235への不完全な挿入により内向きに変形されたとしても、長手方向に進む導管チューブ500を与えることを可能にする。
使用される導管チューブ500は、値PCとPFとの間の所定の外径を有し(図1参照)、かくして、幅広セクション160の内径と係合することができ、PEに等しい長さに導入されたならば、中心セクション150の側面に対応する分離(ディスク部分)に対して当接位置に達する。
導管チューブ500の外径が拡大されたセクション160の内径に近い(即ち、PCに近い)が、2つの部品の間の直径の差に対して必要な許容範囲による遊びがある。
図4に示される位置では、導管チューブはアダプタに完全に押圧されていないが、中心セクション150の側面に対応する分離に対して当接していない。ここでは、幅広セクション160の長さPEの約3分の2で、即ち、突出部140の直径、又は長手方向の寸法よりも大きく押圧される。
導管チューブ500が十分な長さ(即ち、突出部140の長手方向の寸法よりも大きい、又は上で規定された半径PR2よりも大きい)にわたって幅広セクション160に押圧されたとき、クリップ機構180は、導管チューブ500の外壁によってクリップ位置に保持される。
クリップ機構は、実際には、軸線X−Xに向かって変形されるのに十分なスペースを有し、突出部140は、キャビティ235にとどまるように強いられる。これに関して、本発明はこの特徴に基づいていないが、導管チューブの材料は、全ての想定されるアプリケーションのスペーシングブロックの材料よりも高い耐性であることが言及される。
この実施の形態では、導管500は、さまざまなクリンプ位置に配置されることができ、長手方向の移動によって互いに異なる位置に配置されることが指摘される。導管の最小の挿入は、開口の平面を超えて長さPEの導管の0.3倍を導入することによって達成される。最小の挿入は、幅広セクション160の端部まで、従ってPEに等しい長さにわたって導管を導入することにより達成される。
クリンプに適したスペーシングブロック(及びアダプタ)に対する導管500の2つの最終的な位置は、PEの約0.7倍に等しい、又は導管500の外径の約9%に等しい移動距離だけ互いに異なる。これはまた、スペーシングブロックの幅広セクション160の内径PCであり、アセンブリ手順にかなりの汎用性を与え、また、スペーシングブロックのよい機械的耐性を確実にするように、中心セクション150の長さにわたって十分な材料の厚さを保存する。
図5を参照すると、(図11並びに図12に示されるのと同様の)円筒形のクリンプツール400が、アダプタの回転軸線Y−Yとアライメントされているその回転軸線に対して、アダプタ200の周りに位置決めされている。クリンプツール400は、アダプタ200の周囲に(特に、図5の右側に示されるセクションに、即ち、アダプタの幅狭端部に)作用する。ツールは、Y−Y軸線に対して対称であるが、図を簡略化するために、ジョーの半分のみが図5に示される。
Y−Y軸線に平行に、クリンプツールが、主セクション410に対応するジョーを有し、これは、図5に従って長手方向の横断面に示されるように、平坦な内面輪郭形状を有し、この平坦な内面輪郭形状の表面が、長軸線と平行である。
クリンプツールは、小さな斜面セクション420を有し、この斜面セクションの斜面hは、アダプタ200の幅狭開口から幅広開口まで漸次行くのに従って、軸線Y−Yから離れるように配置されている。
主セクション410は、突出している平坦領域255のわずかに傾斜した傾斜領域250、後退している領域260、ショルダ265及び平坦領域270の第1の半分に対向して径方向に配置されている。斜面セクション420は、平坦領域270の第2の半分に対向して径方向に配置されている。これら面の組合せは、アダプタ200のためのクリンプ面(200S)を構成している。
効率性のために、アダプタ200の円筒セクションは、十分なサイズの最適化された長手方向の寸法を有し、これにより、いったんその幅狭開口220まで導管チューブにクリンプされると、アダプタは、材料の節約を与えるために最小にされた満足のいく機械的耐性で導管チューブに固定される。
従って、クリンプが、好ましくは開口220まで適用され、長さIDは、導管チューブにアダプタの最大の可能なクリンプ長さを構成している。開口220でアダプタのセクションをクリンプしないことが決定され、それ故、クリンプを行うためのアダプタの利用可能な材料の全てからの利益を受けられなければ、長さIDは、クリンプのために使用されるアダプタのセクションから開口220の側を分離している平面から測定される。
以下では、距離IFは、幅狭開口220の平面から(あるいはクリンプのために使用されるアダプタのセクションから開口200の側を分離している平面から)幅広開口210の側でクリンプツールの平坦セクション410の端部までの距離を示している。IFは、アダプタ200に対するクリンプがクリンプツール400によって実際に行われる長手方向(即ち軸方向)の距離である。図5に示される形態では、IF/IDの比率は0.8である。
なおも図5を参照すると、IZは、幅広開口210の側のクリンプツールの平坦セクション410の端部と、幅狭開口220の側に雌型クリップ機構によって規定されたセクションの境界を形成している平面との間の長手方向の距離を示し、これは、球体のキャビティ235に接している。
この距離は、クリンプツールが(図5の場合でのように)この平面の一方の側のみに配置されたならば、ポジティブと称され、クリンプツールが幅広の口(図示されない)に向かってこの平面を超えて延びているならば、ネガティブと称される。ここでは、ID=IZ+IFである。
図示される形態では、距離IZは、アダプタ200の内径Dのおよそ20%に等しく、これはまた、導管500の外径である。
図6を参照すると、クリンプツール400は、図4に示されるような導管チューブ500に配置されているアセンブリで、クリップすることによってスペーシングブロック100と組み合わせられたアダプタ200を有するアセンブリに適用される。
図示される形態では、導管チューブ500は、ほぼ長さPE全体にわたってスペーシングブロック100の幅広セクション160に押圧されるが、中心セクション150の側面に対して完全には当接しない(約90%に押圧される)。
ツール400の作用により生じるクリンプは、アダプタ200のプラスチックの変形を生じる。
大きな突起部230の幅狭端部の平面で測定されるようなアダプタの内径の、初めにIC(図2参照)に等しい値は、値ICに減少される。そして、大きな突起部230は、内向きに変形されるクリップ機構180に対して平らにピン留めされ、かくして、その直径PC(図1参照)を減少させる。これは、互いに関連しているスペーシングブロック100とアダプタ200とを固定した結果であり、かくして、これらのそれぞれの表面の間にかなりの摩擦が生じる。
クリップ機構180は、同様に、導管チューブ500に対して平らにピン留めされ、導管チューブ500とスペーシングブロックの幅広セクション160との間の遊びをなくす。
これは、これらのそれぞれの表面の間に高い摩擦を生じることによって、及びクリップ機構180を長手方向で固定することによって、スペーシングブロックと導管チューブとを互いに固定させる。
導管へのアダプタのクリンプは、スペーシングブロックのクリップ片へのアダプタのクリップ片のクリンプ、及び導管チューブ500へのスペーシングブロックのクリップ片のクリンプを引き起こす。これは、特に、これらクリップ片に関するクリンプツールの長手方向の位置による。
クリンプツール400の平坦セクション410は、スペーシングブロックのクリップ機構180のID−IFに等しい距離で、軸線Y−Yに平行に位置されたそのセクションにわたってアダプタ200に力を加える。この距離の値は、図示される実施の形態ではポジティブである。図示される実施の形態では、IF/IDの比率は0.8であり、アダプタの留めを最適化する効果を奏する。
クリンプ前の装置を示す図7並びに図8を参照すると、大きな突起部230は、最小直径ICに対応する突出角231を有する。この角は、中空領域135と突出部140との間の境界でクリップ機構180とほぼ単一の点で接触して入る。
スペースE1は、大きな突起部230とクリップ機構180との間にある。キャビティ235の非占有の部分であるスペースE2は、突出部140とアダプタ200の本体との間にある。最後に、スペースE3は、チューブ500とアダプタ200との間にある。
アダプタ235の本体は、円筒セクション240とキャビティ235との境界に対応している、突出角231に対向しているキャビティ235の境界で、突出角236を形成している。
クリンプ後の装置を示す図9並びに図10を参照すると、スペースE1は、本質的に不変にとどまっている。しかし、スペースE2、E3の体積は、かなり減少されている。接触面C1は、突出角236にほぼ達するまで、チューブ500とアダプタ200の本体との間に形成される。接触面C2は、同様に、突出部140とアダプタ200の本体との間に形成される。このアダプタ200の本体は、突出角236に隣接しているが、突出角231に隣接していない。残りのスペースE2’は維持される。
突出角231は、移動する前の図8に示される矢印に沿って、中空領域135の底部に向かって、突出部140の壁に沿って移動する。突出部140の移動は、直径ICの既に説明された減少に対応している。
この移動の結果は、クリンプの後に得られる形態では、大きな突起部が、突出部140の、それ故、アダプタに対するスペーシングブロックの長手方向(即ち軸方向)の移動に対する障害物を構成し、クリンプ前に存在している形態に対して補強されるようになっている。2つの部品のこの補強された固定は、クリンプによって生じるロックを構成する。
アダプタとスペーシングブロックとが本発明のプロセスに従って導管にいったんクリンプされると、スクリューねじ220に予め塗布された接着剤が、所定の位置にこれら部品を保持することに関して特定の役割をもはや果さないことが指摘されるべきである。続いて、非導電性の材料がスペーシングブロックのために選択されるアプリケーションを除いて、電気を導電する。
クリンプは、図11並びに図12の開位置及び閉位置に示されるクランプジョー400によって行われる。平坦セクション410及び斜面セクション420が見られる。
図13ないし図16に示される代わりの実施の形態によれば、第1の工程は、アダプタ1200をスペーシングブロック100に留めることからなる。O−リングは、まず、スペーシングブロックの外面のグルーブに、アダプタの内面のグルーブ1225に、それぞれ配置され、そして、2つの部品のX−X軸線及びY−Y軸線がアライメントされる。
図13を参照すると、スペーシングブロックのスクリューねじは、2つの部品100、1200が長手方向の当接位置に達するまで、アダプタのタッピング1220にねじ留めされる。アダプタの内面輪郭形状の第1の平坦領域1215は、スペーシングブロックのグルーブでO−リングに径方向に対向しており、また、スペーシングブロックの平坦領域130は、アダプタ1200のグルーブでO−リングに径方向に対向している。
雄型クリップ機構は、突出部140を介して、雌型クリップ機構の大きな突出部1230と接触して入り、長手方向の当接(図14に示される位置)の効果を生じる。
図14を参照すると、(図14に示される細い矢印によって示される)その点まで加えられるよりも大きなねじ留めトルクを加えることによって、2つの部品100、1200をねじ留めすることが可能である。
スペーシングブロックのクリップ機構は、スペーシングブロックの内側に向かって変形され(図示されない)、突出部140は、カム又はスロープの降下を有する大きな突出部1230によって径方向内側に押圧される。
突出部140は、長手方向の当接位置を超えて延び、キャビティ1235で、その初期形状を再び取って置かれるようになり、これは、大きな突出部1230の後の径方向の突出部として機能する。
クリップ(又はラチェット)ステージの間、初めはPBに等しかったが(図1参照)、キャビティ1235のリップがICに等しい直径を有する(同様に図2参照)、突出部140の外面で測定されたクリップ機構の外径は、いくつかの実施の形態に応じて、0.5〜5%だけ一時的に減少された(PB−IC)/PBである。
この変形は、可逆であり、このステージでは、ねじ留めしない動きがアダプタに対してスペーシングブロックに加えられたならば、クリップ留めしないことが可能であり、突出部140がキャビティ235から出るようにし、スペーシングブロックの内側に向かってクリップ機構の一時的な変形を与え、図14の位置に戻る。
クリップ留めがいったん行われると、アダプタの平坦領域1215の端部は、シールを構築するために使用されるスペースを閉じる。平坦セクション130の端部は、同様に、大きな突起部230の縁部に対向して置かれ、かくして、シールを構築するために使用されるスペースを閉じる。これは、導管が動作するときのジョイントの水密性を確実にすることを可能にする。
従って、本発明の結合プロセスは、200N.m未満のトルク、例えば、所定のアプリケーションでは約3N.mのトルクで行われるクリップ工程を含むことができる。
図15を参照すると、アセンブリが導管に置かれたとき、導管チューブ500は、クリップ機構によって範囲を定められたセクションまで、アダプタに挿入される。これは、スペーシングブロックの幅広セクションの壁、特に、隅切りサブセクションの壁によって案内される(図1参照)。
使用される導管チューブ500は、値PCとPFとの間の外径を有し、かくして、スペーシングブロックの幅広セクションの内径と係合することが可能であり、PEに等しい長さに導入されると、中心セクション150の側面に対応する突出部に対して当接する位置に達する。
アダプタ1200は、導管チューブを受けることが可能な主円筒内側セクション1270を有する。
これは、同様に、その外面輪郭形状に、主円筒内側セクションの部品に径方向に対向している、円筒形のスナップリング1220を有する。
図15を参照すると、クリンプリング1400は、アダプタに対してスリーブを構成するように、アダプタ1200に位置されている。
そして、リング1400は、リングがスナップリング1220に対して長手方向に当接するように配置されている。後者は、リングの位置決めセクション1410に相補的な通路(landing)1225を有し、スナップリングに対するリングの位置決めを容易にする(図16参照)。
圧縮ツール(図示されない)に沿ったスナップリングは、リング1400のための圧縮トングを有する。
長手方向の(L方向の)圧縮がリングに加えられ、その材料が径方向に(R方向に)損なわれ、かくして、導管チューブへのアダプタ1200のクリンプをもたらす。
この形態では、アダプタ1200の動き及び変形が、第1の実施の形態でアダプタ200に対して得られる動き及び変形に匹敵する。クリップ領域とクリンプ領域との間の距離は、比較的大きいことができる。
図16を参照すると、IF及びIDがクリンプが適用されるのを超えた平面から測定された長手方向の距離として再び規定されるならば、IF及びIZは、クリンプが適用される(アダプタの端部の平面であることができる)まで平面から長手方向の距離であり、ID及びIZは、(大きな突起部1230及びキャビティ1235によって形成された)アダプタのクリップ片の境界で停止する長手方向の距離である。再び、方程式ID=IZ+IFであり、比率IF/IDは、例えば、(図13ないし図16に示されるように、IZがポジティブで)約0.5であることができるか、逆に、当接部1220がクリップ機構(図示されない)を超えて位置されているならば、(IZがネガティブで)1よりも大きいことができる。
クリップ機構の径方向のクランプは、全ての場合で、クリンプによって固定されるチューブ500の挿入によって特に確実にされる。
2つの実施の形態では、クリンプがいったん達成されると、スペーシングブロック100が、その他端で、(図示されない)第2の導管に接続されることが言及されるべきである。図1に関して見られるように、図示される実施の形態では、スペーシングブロックは平面に対して対称である。それ故、図2のアダプタと同様の(図示されない)第2のアダプタに同一のクリンプ動作を適用することは容易であり、このクリンプ工程は、スペーシングブロック、第2のアダプタ及び第2の導管を固定することを可能にする。
それにもかかわらず、他の実施の形態は、図1に示されるのとは異なる形態を有するスペーシングブロックで想到可能であることが明らかである。特に、第2及び第3の導管につながる、Y又はT形状のスペーシングブロックを使用することが可能である。例えば、2つの導管の軸線の間で90°の角度を形成している、角度が付けられたスペーシングブロックが使用されることができる。スペーシングブロックは、アダプタ200に関して説明される以外の手段によって第2の導管に結合されることができる。この他の結合方法は、クリンプを含んだり含まなかったりすることができるが、本発明の範囲内にある。特に、当業者は、設置されたパイプのための標準的な接続を使用することができる。
詳細な例では、スペーシングブロックは、使用される材料のおかげで、10Ωcmよりも大きな抵抗率を有する。
他の適用形態では、スペーシングブロックは、10〜10Ωcmの抵抗率を有し、これにより予期される抵抗は、0.1Ω〜1GΩである。
これらのサイズによって決まる0.1〜15kΩの測定された抵抗を備えたスペーシングブロックが、本発明の例示的な実施の形態を構成している。特に、カーボンナノチューブを含むPEEKでできた、使用可能な長さ7.5cm、外径54mm、内径11mm及び抵抗5kΩのスペーシングブロックが、本発明の好ましい一実施の形態を構成し、これは、ステンレス鋼の導管に良い結果を与える。
本発明は、説明された実施の形態に限定されない。

Claims (21)

  1. 導管回路の電気抵抗を制御するようにして、少なくとも第1及び第2の導管を結合するためのプロセスにおいて、
    アダプタ(200;1200)の円筒セクションを第1の導管(500)の端部に配置する工程と、
    前記円筒セクションの少なくとも一部を第1の導管にクリンプする工程であって、予め選択された導電率を有するポリマ材料でできたスペーシングブロック(100)が、前記第1の導管の前記端部の延長部に配置されて、前記円筒セクションにクリップされ、前記アダプタに対して前記スペーシングブロックをロックするように機能する、前記円筒セクションの少なくとも一部を前記第1の導管にクリンプする工程と、
    前記スペーシングブロックを前記第2の導管の端部に結合する工程とを具備することを特徴とするプロセス。
  2. 前記クリンプする工程は、前記アダプタの前記円筒セクションの軸線に平行に、前記スペーシングブロックのクリップ片(180)及び前記アダプタの相補的なクリップ片(230,235,236)を互いに対して固定するように、前記スペーシングブロックのクリップ片(180)及び前記アダプタの相補的なクリップ片(230,235,236)からなるアセンブリの変形を含むことを特徴とする請求項1のプロセス。
  3. 前記クリンプする工程の前に、前記第1の導管(500)が、クリップされた位置で、前記スペーシングブロック(180)のクリップ片と前記アダプタの相補的なクリップ片(230,235,236)とを有するアセンブリを固定するように配置されることを特徴とする請求項1又は2のプロセス。
  4. 前記アダプタ(230,235,236)のクリップ片と、クリンプが適用される前記アダプタのセクションとの間の長手方向の距離は、前記第1の導管(500)の参照横幅の2倍未満であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1のプロセス。
  5. 前記クリンプは、可変直径(400)を有するジョーによる外部クリンプ動作であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1のプロセス。
  6. 前記クリンプは、移動方向に増加している直径を有する外面に対して、前記アダプタの前記円筒セクションの軸線に平行な前記アダプタの外面に沿ってスリーブ(1400)の移動によって行われることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1のプロセス。
  7. 少なくとも前記第1の導管は、チタンでできていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1のプロセス。
  8. 少なくとも前記第1の導管は、ステンレス鋼でできていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1のプロセス。
  9. 少なくとも前記第1の導管は、アルミニウムでできていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1のプロセス。
  10. 導管回路の電気抵抗を制御する目的のための導管の結合装置において、この装置は、
    第1の導管(500)の端部に置かれ、前記第1の導管の端部にクリンプされることができる円筒セクションを有するアダプタ(200;1200)と、
    ポリマ材料ででき、前記円筒セクションにクリップされ、かつ、同様に、他の導管の端部に結合されることが可能なスペーシングブロック(100)とを具備し、
    この装置は、前記円筒セクションの少なくとも一部が第1の導管(500)にクリンプされることを可能にし、一方、前記スペーシングブロックは、前記第1の導管(500)の前記端部の延長部で前記アダプタにクリップされて、前記アダプタに対して前記スペーシングブロックのロックをもたらすことを特徴とする結合装置。
  11. 前記アダプタは、クリンプツールによって加えられる力が加えられることができるクリンプ領域(200S)と呼ばれる領域を有し、
    前記スペーシングブロックは、前記アダプタの相補的なクリップ片(230,235,236)と係合することができるクリップ片(180)を有し、
    前記アダプタの前記クリンプ領域(200S)は、前記クリンプ領域(200S)に加えられるクリンプ作用に晒されることができ、これにより、前記アダプタの前記円筒セクションの軸線に沿って一方のクリップ領域が他方のクリップ領域に対して固定されるように、これら2つのクリップ領域によって形成された前記アセンブリの変形をもたらすことを特徴とする請求項10の結合装置。
  12. 前記スペーシングブロックは、前記アダプタの相補的なクリップ片(230,235,236)と係合可能であり、さらに、クリンプに適した位置への導管の位置決めを可能にするクリップ片(180)を有し、
    前記クリンプに適した位置は、前記クリンプ位置の導管が、クリップされた位置で前記クリップ片(180)を固定する位置であることを特徴とする請求項10又は11の装置。
  13. 前記スペーシングブロック(100)は、さらに、前記スペーシングブロックの横方向参照幅の少なくとも2%に等しい前記スペーシングブロックに対して前記第1の導管の長手方向の位置の自由度で第1の導管(500)の位置決めを可能にすることを特徴とする請求項10ないし12のいずれか1の装置。
  14. 前記スペーシングブロックの前記クリップ片(180)と前記アダプタの前記相補的なクリップ片(230,235,236)とは、回転対称性を有することを特徴とする請求項10ないし13のいずれか1の装置。
  15. 前記スペーシングブロック(100)は、ポリウレタンケトン(PEEK)でできていることを特徴とする請求項10ないし14のいずれか1の導管のための結合装置。
  16. 前記PEEKは、例えば、ガラス繊維又は炭素繊維である機械的な補強のために与えられる5ないし45%の材料を含むことを特徴とする請求項15の結合装置。
  17. 前記PEEKは、10%までの、好ましくは0.1ないし3%のカーボンナノチューブを含むことを特徴とする請求項15又は16の結合装置。
  18. 前記PEEKは、カーボンナノチューブ及び機械的な補強のために与えられる材料を含むことを特徴とする請求項15ないし17のいずれか1の結合装置。
  19. 前記スペーシングブロックは、ポリフェニレンスルフィドでできていることを特徴とする請求項10ないし14のいずれか1の結合装置。
  20. 航空機に位置されたアルミニウム、チタン又はステンレス鋼でできた2つの導管を接続するために適用可能であることを特徴とする請求項10ないし19のいずれか1の結合装置。
  21. 前記スペーシングブロックは、5ないし50mmの長手方向の寸法を備えた非導電性セクションを有することを特徴とする請求項10ないし20のいずれか1の装置。
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