JP2012528235A - メタンスルホン酸を含む塩素化アルカリのパイプライン清浄剤 - Google Patents

メタンスルホン酸を含む塩素化アルカリのパイプライン清浄剤 Download PDF

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Abstract

本発明は、発泡を増加することなく、食品汚物を除去するための、塩素化アルカリ清浄剤および方法を提供する。特に有利な点は、食品汚物の除去の際に、メタンスルホン酸を加え、その結果発泡が増加することが無いという点である。
【選択図】なし

Description

(関連出願)
本願は、2009年5月26日提出の、米国特許出願第61/181,174号の優先権を主張するものであり、当該出願を引用として本明細書に含める。
(発明の分野)
食品汚物は、食品と、例えばステンレス鋼、ガラス、プラスチック、およびアルミニウムなどの表面基材との間の接着結合の結果である。食品源由来の炭水化物、脂肪、タンパク質、および鉱物塩は、表面の上に食品汚物が堆積する原因となる。例えば牛乳は一般的に、炭酸塩、硫酸塩、およびシュウ酸塩などのアニオンと共に、カルシウムや、マグネシウム、および鉄のような様々な鉱物の無機カチオンの塩を含有する。硬水中に存在する重炭酸塩、硫酸塩、およびカルシウムやマグネシウムの塩化物は洗剤を中和し、すすぎ洗い性能を低下させ、装置の上に膜を生成することがある。鉱物沈殿物は、例えば食品加工装置(搾乳装置、蒸発装置、発酵装置)および食器清浄機、ならびに家庭用器具のような様々なタイプのシステムの上に食品汚物を堆積させるという不都合な影響をもたらす。
食品加工用途において形成される最も一般的な堆積物は、デンプンと糖、油と脂質、タンパク性物質類のいくつかの組合せから成ることが一般的である。これらの堆積物は、高温になると、熱が脂質やタンパク質の化学構造を部分的に劣化させ、水中での溶解度を低下させるために、除去するのが難しくなる。一般に乳加工分野において発生する乳汚物は、主にバター脂肪、乳清タンパク質、および乳糖から成る。これらの汚物は除去するのが特に困難である。それは、それらの成分、主として脂肪とタンパク質、を装置の表面から除去するためには、それぞれ実質的に異なる化学的アプローチを必要とするためである。
パイプライン中に食品汚物や沈殿物が存在すると、例えば流量を低下させたり、腐食を早めたり、バクテリアや藻類の成長を助長したり、熱伝導を低下させる絶縁層として機能したりすることにより、システムのオペレーションコストを増大させうる。これらの要因はすべて有害であるが、特に熱伝導が非効率になるという問題は、カチオンとアニオンの濃度が過飽和状態になる加熱表面の近隣に汚物が急速に堆積することによって、更に悪化する。
例えば、食品加工装置の清浄などに用いられる、塩素化アルカリ洗剤は、通常、次亜塩素酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、および、硬水中の清浄効果を改善するための水質調節剤の混合物から構成される。調製物は、現場清浄(CIP(クリーンインプレイス))清浄の場合に最も頻繁に循環され、低発泡あるいは無発泡であることが要求される。非イオン系およびアニオン系洗剤などの界面活性剤は、液体の表面張力を低下させて、清浄プロセスの効果を実質的に改善する。しかし従来の界面活性剤を、標準の塩素化アルカリ洗剤と関連して用いると、泡を発生して物理的不適合を起こす結果となる。また濃縮塩素化アルカリ洗剤への配合に関しては、多くの界面活性剤は、強アルカリ性、塩基性条件、または高電解質含有量と不適合であるか、次亜塩素酸塩と反応を起こす。泡の生成は、例えば現場清浄用の調製物などのある種の用途には有害となりうる。発泡は、例えばパイプラインの詰まりや圧力変動の発生、システム内に長期に滞留することなどにより、装置機能を低下させる。
本明細書中に用いられる、乳膜等の「食品汚物」は、「重合食品汚物」または「汚物」とも記載されるが、調理による汚物、焼成による汚物、または燃焼による汚物の結果でありうる。また「汚物」は、生鮮の、あるいは加工していない有機材料に起因するものでもありうる。
本明細書中に用いられる、「即使用可」は、その組成物を希釈せずに、あるいは付加的な成分を加えて、直接使用できうることを意味する。
ここで開示される手段は、食品汚物および乳汚物を除去し、沈殿物を軽減または防止し、その結果、泡の発生を増加することのない組成物および方法を提供することによって、上述の問題を克服し当技術を改善する。
1つの実施態様において、100mlの使用希釈液当り、約0ml〜5mlの間の泡が発生する。好ましくは、100mlの使用希釈液当り、泡が発生しない。
1つの実施態様において、泡発生の約0分〜5分の間に、泡崩壊が発生する。好ましくは泡発生の約0分〜約1分の間に泡崩壊が発生する。
ここで開示される手段は、泡が許容される、あるいは望まれる用途における清浄を改善させるためにも用いることができる。
1つの実施態様において、塩素化アルカリ清浄剤に、アルキルスルホン酸、特にメタンスルホン酸を加えることは、清浄に改善をもたらし、その結果泡発生または鉱物沈殿物を増加することはない。Cl〜8のスルホン酸から、アルキルスルホン酸を選択することができる。In situにおいて形成されるメタンスルホン酸ナトリウムまたはカリウム塩は、次亜塩素酸ナトリウムまたはカリウムによる影響を受けないだけでなく、塩素濃度にも悪影響がないことを立証する。メタンスルホン酸(MSA)単独で、あるいは、MSAと、アルキルジフェニルオキシドジスルホン酸塩のようなアルカリ可溶、塩素安定な界面活性剤との組合せのいずれかのような、アルキルスルホン酸塩を用いて、全体の清浄効果の改善、ならびに低い温度における清浄に対しても改善を得ることができる。
1つの実施態様において、食品汚物、特に乳汚物の除去および/またはそれらの形成を抑制するための組成物は、アルカリ化剤、スケールおよび腐食抑制剤、アクリルナトリウム塩ポリマー、メチルスルホン酸、界面活性剤、ポリリン酸ナトリウム、および強塩基を含む。
1つの実施態様において、多機能清浄組成物は、メタケイ酸ナトリウム、炭酸ナトリウムまたはカリウム、重炭酸ナトリウムまたはカリウム、およびそれらの組合せを含む、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ケイ酸塩、から成る群から選択されうる、アルカリ化剤を含有する。アルカリ化剤は、約4.0重量%〜約95.0重量%の範囲の濃度で、存在しうる。
1つの実施態様において、多機能清浄組成物は、約0.1重量%〜約8.0重量%の濃度で存在する1種またはそれ以上の次亜塩素酸剤を含有しうる。次亜塩素酸塩は、例えば、次亜塩素酸ナトリウム、または次亜塩素酸カリウムでありうる。塩素源は、ジクロロ−イソシアヌル酸、トリクロロ−イソシアヌル酸および次亜塩素酸カルシウムのような固形物から誘導しうる。
好ましい実施態様において、多機能清浄組成物は、約0.5重量%〜約5.0重量%の濃度で存在する1種またはそれ以上の次亜塩素酸剤を含有しうる。
1つの実施態様において、多機能清浄組成物は、アルキルスルホン酸またはそのアルカリ土類金属塩、およびそれらの組合せを含有し、それらは約0.1重量%〜約10.0重量%の濃度範囲で存在しうる。
好ましい実施態様において、多機能清浄組成物は、アルキルスルホン酸、またはそのアルカリ土類金属塩およびそれらの組合せを含有し、それらは約0.2〜約5.0重量%の濃度範囲で存在しうる。
最も好ましい実施態様において、多機能清浄組成物は、アルキルスルホン酸またはそのアルカリ土類金属塩、およびそれらの組合せを含有し、それらは約0.5〜約5.0重量%の濃度範囲で存在しうる。
1つの実施態様において、多機能清浄組成物は、約1.0重量%〜約60重量%の濃度で存在しうる、1種またはそれ以上の追加のアルカリ化剤を含有する。
1つの実施態様において、多機能清浄組成物は、界面活性剤を含有し、それらは約0.05重量%〜約5.0重量%の濃度で存在しうる。界面活性剤は、例えば、アルキルジフェニルオキシドジスルホン酸でありうる。
1つの実施態様において、多機能清浄組成物は、2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸四ナトリウム塩のようなスケールおよび/または腐食抑制剤を含有し、それらは約0.10重量%〜約10重量%の濃度範囲で存在しうる。
1つの実施態様において、多機能清浄組成物は、アクリル酸塩ポリマーのような閾値抑制剤を含有しうる。アクリル酸塩ポリマーは、ポリアクリル酸ナトリウムでありうるが、それに限定されず、そして、約0.1重量%〜約10重量%の濃度範囲で存在しうる。
1つの実施態様において、多機能清浄組成物は、増粘剤、またはデンプンおよび植物性ゴムを含む多糖類のような薬剤の、ポリマーまたは共重合体を含有する。増粘剤は、ポリエチレングリコールのようなエチレンポリマーを更に含みうる。その他の増粘剤としては、ポリアクリルアミドが含まれる。増粘剤は、約0.1重量%〜約10重量%の濃度範囲で存在しうる。
更に別の実施態様において、多機能清浄組成物は、トリポリリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸塩ナトリウム、またはピロリン酸四カリウムのような、ポリリン酸塩を含有し、それらは約0.1重量%〜約7.0重量%の濃度で存在しうる。
1つの実施態様において、装置から食品汚物を除去する方法が開示される。方法は、pH範囲が8〜14、好ましくは,10〜13の間の安定した濃縮物から誘導された、多機能清浄組成物の使用希釈液に装置を接触する工程を含む。
更に別の実施態様において、処理時間は、約0.1〜20分の間、約2〜10分の間、約4〜8分の間でありうる。好ましい実施態様において、表面は約8分間処理される。
(発明の詳細な説明)
アルキルスルホン酸を含有する多機能清浄組成物が記載される。1種またはそれ以上のスケールおよび腐食抑制剤、アルカリ化剤、アクリル酸塩ポリマー、界面活性剤、アルキルスルホン酸、ポリリン酸塩、および次亜塩素酸塩を含みうる。なお後述する、異なる成分の相対パーセントは、指標として機能するものである。僅かな変動は、本発明の精神から逸脱することなく許容されうる。
「界面活性剤」という用語は、同じ分子が疎水性と親水性の基を両方含むことを意味する両親媒性の有機化合物を意味する。親水性基は、慣習上、界面活性剤の「ヘッド」と呼ばれ、一方、疎水性基は「テール」と呼ばれる。機能上の定義では、界面活性剤は、一般に、2つの相の間の表面張力を低下させる。界面活性剤は、ヘッド中に荷電群が存在するかしないかに従って分類しうる。非イオン界面活性剤は、そのヘッドに、荷電群を持たない。一方、イオン界面活性剤のヘッドは、一般に、正味電荷を有する。正と負の荷電群の両方を持つヘッドを有する界面活性剤は、両性イオン性または両性の界面活性剤と称される。
開示された組成物に適切な界面活性剤は、陰イオン性、非イオン性、陽イオン性、または両性の、界面活性剤でありうる。界面活性剤は、用途表面を濡らし、用途表面の表面張力を低下させ、それによって、製品が表面の上に容易に浸透することができ、不要な汚物を除去する。調製物中の界面活性剤は、調製物の総合清浄力を増加させ、それがなければ可溶化または乳化しなかったであろう有機成分のいくつかを可溶化または乳化させ、活性成分が対象用途の表面上に深く浸透するのを促進させる。
様々な態様において、適切に有効な界面活性剤としては、陰イオン性、陽イオン性、非イオン性、両性イオン性、および両性、の界面活性剤が含まれる。適切な陰イオン性の界面活性剤は、アルキルスルホン酸、アルキルスルホン酸塩、線状アルキルベンゼンスルホン酸、線状アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルα−スルホメチルエステル、α−オレフィンスルホン酸塩、アルコールエーテル硫酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、およびそれらのアルカリ金属、アルカリ土類金属、アミン、それらのアンモニウム塩、から選択することができる。その他の界面活性剤としては、NDGTM−77のような非イオン性の生物分解性界面活性剤、およびBurcotergeTM HCS−50NFのような両性の低発泡性界面活性剤が含まれうる。更なる界面活性剤としては、アルカン酸ナトリウム、改質ポリエトキシル化アルコール、オクチルアミン酸化物、キシレンスルホン酸ナトリウム、パラトルエンスルホン酸、も含まれうる。
水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムなどの(これに限定されない)、アルカリ土類金属成分と組み合わさると、アルキルスルホン酸は中和され、アルキルスルホン酸のナトリウムまたはカリウム塩を形成する。例えばメタンスルホン酸は、水酸化ナトリウムの存在下で、そのアルカリ土類金属塩、メタンスルホン酸ナトリウムを形成し、一方メタンスルホン酸は、水酸化カリウムの存在下で、メタンスルホン酸カリウムを形成する。
メタンスルホン酸ナトリウムまたはカリウムのような、アルキルスルホン酸ナトリウムまたはカリウムは、水溶液中で疎水性成分を可溶化するための、ヒドロトロープとして機能しうる。これが開示された手段において観察されるメカニズムであり、アルキルスルホン酸をアルカリ溶液に加えると、その中和されたナトリウム塩、アルキルスルホン酸ナトリウムまたはカリウムを形成するメカニズムである。これによって乳脂肪のような疎水性汚物の可溶化を助長し装置の清浄を促進する。
ジスルホン酸塩を基材としたイオン性界面活性剤または非イオン性界面活性剤が好ましい。ジスルホン酸塩を基材とした界面活性剤の1つの例としては、アルキルジフェニルオキシドジスルホン酸塩が含まれるが、それに限定されない。
沈殿物またはスケールの形成を防止するために、キレート剤を用いて、ある種の金属イオンを不活性化させることができる。後述の調製物と共に用いるのに適切なキレート剤は、例えば、グルコン酸ナトリウムおよびグルコヘプトン酸ナトリウムでありうる。
溶液の硬水イオン(例えば、カルシウム含有塩)の結晶化を抑制するために、閾値剤(閾値抑制剤)またはスケール抑制剤を用いうる。各種の態様では、後述の調製物と共に用いるための閾値剤および/またはスケール抑制剤としては、ポリアクリル酸ナトリウム(Goodrite K7058N、Sokalan PA 25 CL PN、Acusol 445)、2−ホスホノブタン−l,2,4−トリカルボキシル酸(Bayhibit AM、Bayhibit N、Dequest 7000)、ホスホン酸塩(Dequest FS)または、1−メチルグリシン−N、N−アセト酢酸、ナトリウム塩(Trilon M)が含まれうるが、それに限定されない。
アルカリ化剤は、パイプライン清浄剤溶液と混合すると、混合物のpHを、約8〜14の範囲に上昇させるために有効な成分である。アルカリ化剤は、水酸化カリウムまたは水酸化ナトリウムまたは両方のような、金属水素化物を含む。
組成物のpH値は、酸性、塩基性、または緩衝用の物質を加えることによって、調整することができる。一般にアルカリ性のパイプライン清浄剤のためには、塩基性のpHが好ましい。pH調整剤として用いるのに適切な塩基には、水酸化ナトリウム、水酸化アンモニウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、または重炭酸ナトリウム、またはそれらの組合せが含まれうる。
ケイ酸塩も、組成物のpH値の調整に用いることができる。ケイ酸ナトリウムのアルカリ度は、例えば、酸性汚物の中和、脂肪や油分の乳化、タンパク質の拡散または分解を可能にする。ケイ酸塩の緩衝機能は、多くのアルカリ塩よりも強力であり、それによって、酸性化合物の存在下で、または希釈液中で、所望のpHを維持することが可能になっている。
多機能清浄組成物調製物中に用いるためには、組成物のpH範囲は、8よりも大きく、約8〜14の間、好ましくは約10〜13の間、最も好ましくは、約11〜13の間である。
食品汚物を除去するための組成物は、「即使用可」調製物あるいは希釈用の濃縮物、として製造および/または供給されうる。食品汚物を除去するための組成物は、また、液体、スラリー、ゲル、粉末またはその他の物理的形態として供給または製造されうる。濃縮液または粉末形態の、すなわち濃縮物は、溶剤中に分解または分散させて再構成溶液を形成することができる。これは一般に「使用希釈液」と呼ばれる。有効使用のための使用希釈液の一般的な範囲は、約0.25%wt/wt〜約0.75%wt/wtの間である。また、これより広い範囲、例えば、約0.1%wt/wt〜約2.0%wt/wtの間、および約2.0%wt/wt〜約99%wt/wtの間を採用することもできる。
本明細書中に用いられる、「安定な濃縮物」とは、最大有効性の少なくとも90%以上を、30日以上、好ましくは60日以上、より好ましくは90日以上の間維持する、均質な溶液または分散液である。安定な濃縮物の成分は、安定な濃縮物の使用希釈液が食品汚物を清浄、沈殿物の形成を防止または除去、あるいはそれらの形成を抑制するためのの能力に実質的な低下を起こすような、劣化、分解、変性、分離、あるいは、その他、再配置を起こさない。一般的には、安定な溶液は、約15℃〜30℃の間の温度で、30日以上保管することができる。保管は、好ましくは、日光の当たらないところで行う。一般に、安定な液体濃縮物は、水などの溶剤および/または他の溶剤を含有する。
本発明の組成物は、5℃〜90℃の間の温度範囲において用いられうる。一般的な使用温度は、およそ25℃〜80℃、およそ40℃〜80℃、およそ40℃〜60℃である。
本発明の組成物は、ステンレス鋼や、その他、例えばガラス、ゴム、およびプラスチックなどの表面を処理するために用いられるが、それに限定されることはない。組成物は、例えば、搾乳機上で、あるいは食品を低温加工する場所などで、用いることができる。組成物は、例えばタンパク質、脂肪、炭水化物、鉱物(例えば、リン酸カルシウム、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム)および/または有機金属化合物(例えば、クエン酸カルシウム、乳酸カルシウム、シュウ酸カルシウム)が、加熱によって加工装置の表面上に溶け出してまうような場所で用いられうる。そのような物質の存在下で、熱を使用するプロセスとしては、例えば、牛乳、乳清、チーズ、アイスクリーム、サワークリーム、ヨーグルト、バターミルク、スターターカルチャー、ラクトース、乳タンパク質濃縮物、乳清タンパク質濃縮物、乳清透過物、などの乳製品や、果物および野菜ジュース、トマトペースト、コーヒークリーマー、チーズおよび他の粉末物、砂糖およびシロップなどを加工するための、蒸発器、乾燥機、高温/短時間殺菌装置(HTST)、一括低温殺菌器、高温装置(UHT装置)、およびチーズバットなどの使用が含まれる。
表1は、本発明の組成物および方法の利益を得る可能性のある、いくつかの例示的な食品産業システムを開示している。いくつかの装置は複数の製品を製造するために用いられる。なお、表1に示す例は説明目的のためだけのものであり、食品汚物を生成する表面であれば、いかなる表面も本発明の組成物および方法から利益を得る可能性があることを理解されたい。
Figure 2012528235
更に、本発明の組成物は、製缶業、製パン業、食肉加工業、レンダリング産業、野菜包装業、ペットフード、およびエタノール業界や、食品汚物の堆積が発生する可能性のある低温加熱分野においても、用いられうる。更に、本発明の組成物は、発酵、天日乾燥、瓶詰め、およびフリーズドライのような、食品汚物が堆積する可能性のある用途に用いられうるが、それに限定されない。
本発明の組成物は、更に、例えば、浴室、病院、シンクやカウンタートップ、食品提供エリア、などにおける、硬質表面用の清浄剤として用いられうる。
表2a〜2cは、使用溶液において用いるための各成分の実施態様の有効範囲をまとめたものである。調製物の合計のパーセントが、100%になっていない箇所は、調製物を100%にするために水が用いられうる。
Figure 2012528235
Figure 2012528235
Figure 2012528235
表3は、乾燥粉末調製物として用いるための成分の実施態様の例を示す。A〜Fの欄は、乾燥粉末調製物の各反復を表す。なお、後述の調製物は例として示されているものであり、置換および/または追加は、本発明の範囲を逸脱することなく許容されることを理解されたい。例えばアルカリ化剤および/または次亜塩素酸剤は、後述の調製物に含むことができるし、あるいは1種またはそれ以上の成分の代わりに用いられることもできる。また界面活性剤、消泡剤、固化防止剤、染料、または香料も含むことができる。
Figure 2012528235
濃度、大きさ、量、およびその他の数値データが本明細書中に範囲形式で表示される場合がある。そのような範囲形式は、単に便宜上および簡潔にするために用いられているもので、範囲の限度として明示的に示された数値だけでなく、その範囲の中に包含されたすべての個々の数値や副範囲を、それらが明示的に表示されているのと同等に、含むように柔軟に解釈すべきものであることを理解されたい。例えば、約1wt%〜約20wt%の重量比率範囲は、明示的に表示された1wt%〜約20wt%のみならず、2wt%、11wt%、14wt%のような個々の重量、および10wt%〜20wt%、5wt%〜15wt%、などの副範囲も含むものとして解釈すべきである。
一般的な傾向として、生成された調製物は、従来のものよりも、より低い温度において、改善された清浄力を有する。水酸化ナトリウムの濃度が低い場合も、清浄が達成できる。
本明細書中に用いられる場合、コントロール#1は、以下の成分から構成された組成物である:
Figure 2012528235
本明細書中に用いられる場合、コントロール#2は、以下の成分から構成された組成物である:
Figure 2012528235
本明細書中に用いられる場合、コントロール#3は以下の成分から構成された組成物である:
Figure 2012528235
本明細書中に用いられる場合、Bayhibit AMTM は、100%、非−希釈の2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸である。
本明細書中に用いられる場合、Bayhibit NTM は、中和されたBayhibit AMTMのナトリウム塩、または100%、非−希釈の2−ホスホノブタン−l,2,4−トリカルボン酸四ナトリウム塩である。
本明細書中に用いられる場合、Goodrite K7058NTMは100%、非−希釈のポリアクル酸ナトリウムである。
本明細書中に用いられる場合、Dowfax 2A1TMは、アルキルジフェニルオキシドジスルホン酸塩の45%使用希釈液である。
(実施例)
組成物および方法を、以下の非限定的な実施例によって更に説明するが、別段の指定が無い場合、成分の量は組成物の総重量パーセントに基づいて記載される。ここに示す実施例は、本発明を説明するためでのものであり、限定するためのものではない。薬品および他の成分は、一般的な成分または反応物質として提示されており、上述の開示の観点から、本発明の範囲内で様々な変形が導き出されうる。
(実施例1)
<食品汚物を除去する組成物の作製>
重量/重量%に基づいて以下の成分を組み合わせることによって、メタンスルホン酸を含む塩素化アルカリ清浄剤を作製した:約4.0w/w%〜約10.0w/w%の水酸化ナトリウム、約3.0w/w%〜約8.0w/w%の次亜塩素酸ナトリウム、約0.5w/w%〜約1.5w/w%のBayhibit AM、約0.3w/w%〜約1.2w/w%のポリアクリル酸ナトリウム、約0.5w/w%〜約3.5w/w%のメタンスルホン酸、約9.0w/w%〜約12.0w/w%の水酸化カリウム、約3.0w/w%〜約7.0w/w%のトリポリリン酸ナトリウム、約0.25w/w%〜約1.0w/w%のDowfax 2Al。残りの重量パーセントは、一般に、水でありうる。
本発明の、メタンスルホン酸を含む塩素化アルカリ清浄剤は、各種の既存の洗剤調製物、コントロール#2、コントロール#1およびコントロール#3との組合せにおいて評価した。表面を、8分間処理する。
汚損させるパネルをキシレンを用い、次いでイソ‐プロパノールを用いて拭いてきれいにする。次に、100℃〜110℃の間の温度のオーブン中で、10〜15分間、パネルを乾燥させ、確実に溶剤を蒸発させる。硬質のワイヤハンガーを、パネルの一端に存在する穴に取り付けて、パネルをオーブン内に吊り下げる。パネルはオーブンの表面に接触しないように、あるいはオーブン中のいかなるものにも接触しないように吊り下げる。乾燥したパネルをオーブンから取り出し、秤量の前に最低20分以上冷却させる。
パネルの初期重量を、化学天秤を用いて0.1ミリグラム単位で、記録する。
エバミルクを、同量の分析水と共に1リットルのビーカーに注ぎ、汚損用の組成物を作製する。混合物を、確実に均質になるように、よく攪拌する。
一端をビーカーの側面に立てかけるように設定して、最大3個のパネルを、乳溶液中に配置する。パネルのおよそ3/4を乳溶液中に浸漬させ、乳溶液中で15分間維持する。15分後、パネルを乳溶液から取り出し、空気中で5分間水分を切る。次に、パネルの各側面を、90°F〜100°Fの間に加熱した50mlの、25グレインの硬水ですすぐ。パネルの汚れた表面は、すべて、すすぎ水ですすぐ。次にパネルからすすぎ水を切る。次にパネルを40℃のオーブン内に掛けて15分間乾燥させる。
オーブンに15分後入れた後、パネルを取り出し、秤量の前に15分間以上冷却させる。各パネルの重量を0.1mg単位まで、記録する。
汚物の堆積、すすぎ、乾燥、および秤量のサイクルを5回実施、あるいは汚物重量が10〜15mgの範囲内になるまで実施する。
以下の試薬と装置を用いて、乳汚物の清浄試験を実施する:
(a) 1リットルのビーカー
(b) 20mlまたは100mlのメスシリンダー
(c) ホットプレート/攪拌器
(d) 0.1mgの単位まで秤量する分析はかり
(e) 100℃〜110℃に温度調節された実験用オーブン
(f) 40℃に温度調節された実験用オーブン
(g) 寸法が3"x6"x0.037"の304SSまたはガラスパネルで、1端に1/4"の穴が設けられたもの(Q−panel社、Cleveland、OH州から入手可能)
(h) キシレン
(i) イソ−プロパノール
(j) 12oz(354ml)のエバミルク、1缶
(k) 25グレイン/ガロンの硬度のAOAC合成硬水
(1) 分析水
表4は、既存の洗剤調製物中に含まれるメタンスルホン酸の清浄効果をまとめたものである。ステンレス鋼のパネルを用い、秤量した牛乳の被覆で「汚損」し、3〜400ppmの硬水中で、公知の製品希釈において、8分間、攪拌して浸漬することにより清浄し、上述と同様に清浄評価を行った。汚物の重量損によって、清浄効果を測定する。
Figure 2012528235
一般に、0.75%〜5.0%の間のMSA(調製物に依存する)を加えることにより、MSAを加えないコントロール調製物と比較すると、製品濃度および動作温度の双方とも低下した状態で、清浄が改善する結果になった。安定性試験において、塩素またはアルカリの値に対する、中和したMSAの明らかな影響はなかった。
(実施例2)
<メタンスルホン酸を含有する調製物の清浄効果>
メタンスルホン酸の清浄効果を試験した。ステンレス鋼のパネルを用い、秤量した牛乳の被覆で「汚損」し、300〜400ppmの硬水中で、公知の製品希釈において、8分間、攪拌して浸漬して清浄することにより、上述と同様に清浄評価を行った。汚物の重量損によって、清浄効果を測定する。
表5aおよび5bは、試験用混合物、A〜Nに関し、それぞれの成分濃度の変化をまとめたものである。清浄効果の評価は、製品濃度0.5%wt/wtの硬水中で、40℃で行った。表5cは、表5aおよび5bに記載された組成物A〜Nを用いて観察された結果をまとめたものである。
Figure 2012528235
Figure 2012528235
Figure 2012528235
表6は、変動温度条件下で、コントロール#3、MSA、および界面活性剤Dowfax 2Alを含有する調製物の濃度を変化させて得られた試験結果をまとめたものである。
Figure 2012528235
(実施例3)
<食品汚物を除去する組成物の作製:静的発泡に対する効果>
物理的安定性の他に、パイプライン清浄剤について測定すべき重要な性能基準は、清浄と発泡である。発泡を静的および動的の両方で試験した。試験した調製物に関し、Dowfax 2A1/MSA 調製物が、含有可能なDowfax 2Alの量についてある程度の限度を示したが、それでも許容可能な低発泡レベルを維持した。MSA−だけの調製物のいずれも、発泡を示さず、そして、したがって、コントロール#3の現在の調製物と同等であった(これは、コントロール#1およびコントロール#2調製物において、MSAを用いた場合とも同じであった)。
静的発泡試験は、試験する製品に関して推奨される使用希釈液を作製することによって行う。100mlの使用希釈液を250mlのガラス栓付きのメスシリンダーに注ぐ。メスシリンダーに栓をして、シリンダーを反転させ、並進運動を行わずに、中間点の周りを回転させることによって、1分間、攪拌する。およそ、30回反転させる。次に、シリンダーを、分析のために、テーブルの上に直立に配置する。次に、泡の正味体積(総体積から液体の体積を引いたもの)を、初期、1分後、5分後、および30分後に、算出する。
以下の装置を用いて静的発泡試験を実施する:
(a) 250mlのガラス栓付きメスシリンダー
(b) 三棹天秤
(c) 蒸留水
表7は、清浄中の静的発泡についての薬品組成物の変化の結果をまとめたものである。
Figure 2012528235
(実施例4)
<食品汚物を除去する組成物の作製:動的発泡に対する効果>
動的発泡試験は、管材料をエアポンプの出口から、フローレータ管の底部を通して、接続することによって実施する。管材料は、更に、フローレータ管の上部を通して、直径1インチのセラミックボール型のエアストーンの入り口に配置される。詳細には、エアストーンは、Saint Gobain Performance Plastics社で製造された、2.5cmの球形のアルミニウム酸化物のガス拡散ストーンである。エアポンプを起動し、流量を毎分1.5リットルに設定する。ポンプで空気を送り出した後、ポンプを停止させる。試験を行う製品に関して推奨される使用希釈液を作製する。100mlの使用希釈液を、メスシリンダーに注ぎ、栓をする。エアポンプを正確に15秒間起動し、その後停止させる。泡の正味体積(総体積から液体の体積を引いたもの)と、装置の停止から、完全な泡崩壊までの時間の両方を記録する。泡崩壊までの時間がゼロの値である場合は、崩壊が即時であることを意味する。
動的発泡試験を、以下の装置を用いて実施する:
(a) エアポンプ GE モデル 5KH32EG115X (または同等のもの)
(b) Gilmont モデル GF−1260 フローレータ管
(c) 1リットルのメスシリンダー
(d) ゴムの管材料
(e) ストップウオッチ
(f) 蒸留水
表8a〜8cは、清浄中の動的発泡に関する薬品組成物の変化の結果をまとめたものである。
Figure 2012528235
Figure 2012528235
Figure 2012528235
(実施例5)
<食品汚物を除去する組成物の作製:塩素安定性>
塩素安定性試験は、80mlの調製物を、120mlのガラスボトルに入れることによって実施する。ボトルを密封し、室温20℃〜25℃の間で、日光のあたらないところで、最大で1ヶ月保存する。製造時、製造後2週間、および製造後1ヶ月、の調製物の塩素のパーセントを測定する。
表9は、MSAおよび各種の調製物の存在下で、塩素の安定性の結果をまとめたものである。塩素安定性は、経時的に、調製物中に残った塩素のパーセントによって、評価する。
Figure 2012528235
なお、上述の説明が例として示すものであり限定するものではないことは当業者には理解されるであろう。上述の特定の実施態様に、本発明の範囲および精神を逸脱することなく、実体の無い変更が行われうる。

Claims (20)

  1. 食品汚物を除去するための改善された多機能清浄組成物において、前記改善された多機能清浄組成物には以下を含む、多機能清浄組成物:
    (i) 前記組成物の約0.1重量%〜約10.0重量%の、アルキルスルホン酸またはそのアルカリ土類金属塩;
    (ii) 前記組成物の約0.1重量%〜約8.0重量%の、次亜塩素酸塩;および
    (iii) 溶液のpHを約8より大きくなるように調整するための、有効量のアルカリ化剤。
  2. 1種またはそれ以上のアルキルスルホン酸またはそのアルカリ土類金属塩は、それぞれ、メタンスルホン酸またはメタンスルホン酸ナトリウムである、請求項1に記載の多機能清浄組成物。
  3. 1種またはそれ以上の次亜塩素酸塩は、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カリウム、およびそれらの組合せ、から成る群から選択される、請求項1に記載の多機能清浄組成物。
  4. アルカリ化剤は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、およびそれらの組合せ、から成る群から選択される、請求項1に記載の多機能清浄組成物。
  5. 以下から成る群から選択される、少なくとも1種の物質を、更に含む、請求項1に記載の多機能清浄組成物:
    (i) 約0.25重量%〜約1.0重量%の、1種またはそれ以上の界面活性剤;
    (ii) 約0.05重量%〜約10.0重量%の、1種またはそれ以上の閾値抑制剤;
    (iii) 約0.05重量%〜約10.0重量%の、1種またはそれ以上のスケール抑制剤;および
    (iv) 約0.10重量%〜約7.0重量%の、1種またはそれ以上のトリポリリン酸塩。
  6. 粉末、液体、ゲル、またはスラリーの形態にある、請求項1に記載の多機能清浄組成物。
  7. 食品汚物を除去するための、改善された方法であって、改善には、以下を含有する組成物を用いて表面を処理することを含む、方法:
    (i) 約0.1重量%〜約10.0重量%の、1種またはそれ以上の、アルキルスルホン酸またはそのアルカリ土類金属塩;
    (ii) 約0.5重量%〜約8.0重量%の、1種またはそれ以上の、次亜塩素酸塩;および
    (iii) 溶液のpHを約8より大きくなるように調整するための、有効量のアルカリ化剤。
  8. 前記処理は、約5℃〜約90℃の温度範囲の中で発生する、請求項7に記載の方法。
  9. 約100mlの溶液につき、約5ml未満の泡が発生する、請求項7に記載の方法。
  10. 泡の発生後、約1分未満以内に、泡が崩壊する、請求項7に記載の方法。
  11. 次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カリウム、およびそれらの組合せから成る群から、1種またはそれ以上の次亜塩素酸塩を選択する工程を更に含む、請求項7に記載の方法。
  12. 水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、およびそれらの組合せから成る群から、アルカリ化剤を選択する工程を更に含む、請求項7に記載の方法。
  13. 以下から成る群から選択される、少なくとも1種の物質を、1種またはそれ以上、前記組成物中に含有する工程を、更に含む請求項7に記載の方法:
    (i) 約0.25重量%〜約1.0重量%の、1種またはそれ以上の界面活性剤;
    (ii) 約0.05重量%〜約10.0重量%の、1種またはそれ以上の閾値抑制剤;
    (iii) 約0.05重量%〜約10.0重量%の、1種またはそれ以上のスケール抑制剤;および
    (iv) 約0.10重量%〜約7.0重量%の、1種またはそれ以上のトリポリリン酸塩。
  14. 沈殿物の形成を除去または抑制するための多機能清浄組成物を製造する方法であって、以下を組み合せる工程を含む方法:
    (i) 組成物の約0.1重量%〜約10.0重量%の、アルキルスルホン酸物質またはそのアルカリ土類金属塩;
    (ii) 組成物の約0.1重量%〜約8.0重量%の、次亜塩素酸物質;および
    (iii) 溶液pHを約8より上に調整する、有効量のアルカリ化剤。
  15. アルキルスルホン酸またはそのアルカリ土類金属塩として、それぞれ、メタンスルホン酸またはアルカリ土類金属メタンスルホン酸塩を含有する工程を更に含む、請求項14に記載の方法。
  16. 次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カリウム、およびそれらの組合わせ、から成る群から選択される、次亜塩素酸塩を含有する工程を更に含む、請求項14に記載の方法。
  17. 水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、およびそれらの組合せ、から成る群から選択されるアルカリ化剤を含有する工程を更に含む、請求項14に記載の方法。
  18. 以下から成る群から選択される少なくとも1種の物質を含有する工程を更に含む請求項14に記載の方法:
    (i)約0.25重量%〜約1.0重量%の、1種またはそれ以上の界面活性剤;
    (ii) 約0.05重量%〜約10.0重量%の、1種またはそれ以上の閾値抑制剤;
    (iii) 約0.05重量%〜約10.0重量%の、1種またはそれ以上のスケール抑制剤;および
    (iv) 約0.10重量%〜約7.0重量%の、1種またはそれ以上のトリポリリン酸塩。
  19. 前記組成物を、粉末、液体、ゲル、またはスラリーとして調製する工程を更に含む、請求項14に記載の方法。
  20. アルカリ化剤を用いて、溶液のpHを、約pH8〜約pH13の間に調整する工程を更に含む、請求項14に記載の方法。
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