JP2012523492A - 車体用キャリアの電気的絶縁構造 - Google Patents

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Abstract

電着コーティングプロセス中に車体用キャリアを車体から電気的に絶縁するための技術、および、そのように電気的に絶縁された車体用キャリアである。車体用キャリアへの想定し得る電荷移動点は絶縁されるのが好ましい。電流は、好ましくは少なくとも1つの車両キャリア支持部材の中空内部を通じて導電車体支持要素へと延びる導体ケーブルによってキャリア上の車体へ流れて、車体は帯電する。保持要素、および、車体と車体用キャリアとの間の他の導電接点は、電荷移動を防止するために絶縁される。このようにすると、車体用キャリアは、電着プロセス中にe−コートを引き付けず、したがって、e−コート材料の蓄積を受けない。

Description

本発明は、帯電した車体から車体用キャリアを絶縁するための技術、および、そのような電気的絶縁技術を使用する車体用キャリアに関し、詳しくは、電着コーティング材料が車体用キャリアに引き付けられ付着されることがないように、車体用キャリアを帯電した車体から絶縁するための技術に関する。
電着コーティングは、自動車産業および他の車両製造産業において良く知られており、したがって、本明細書では詳しく説明する必要がない。しかしながら、基本的には、帯電材料(e−コート材料)に与えられるDC電荷と反対のDC電荷を車体に与えることにより、e−コート材料が車体にコーティングされる。その結果、車両およびe−コート材料が接触状態(あるいは、場合によってはほぼ接触状態)におかれると、e−コート材料は、反対の電荷に帯電した車体に引き付けられて該車体上に電着する。そのようなe−コート材料は、一般に、改善された耐食性を車体に与えるために、(使用される場合には)プライマおよび塗料(しばしば、「ホワイトボディ」ステージと称される)の前に車体に塗布される。
本発明で考慮されるように、電着コーティングは、一般に、e−コート材料を含む槽(タンク)内に未完成の車体を浸漬することによりなされる。e−コート材料のタンク内に車体が浸漬された状態で、前述したように電流が車体およびe−コート材料の両方に通される。車両と接触するe−コート材料は、車両表面に付着し、車体の全領域にわたって電気絶縁e−コート材料層を蓄積する。車体の電着コーティングの後、一般に、車体は例えば濯ぎ工程および炉に通される。
車両製造環境において、電着コーティングプロセスは、一般に、車体が組み立てラインコンベアキャリアに取り付けられた状態で行なわれる。したがって、電着コーティングプロセス中に車体およびキャリアの両方がe−コートタンク内に浸漬される。
しかしながら、キャリアをe−コート槽に晒すことは一般に問題がある。すなわち、前述したように、車体に対してe−コート材料をうまくコーティングするには、車体が帯電されることが必要である。電着コーティングプロセス中に車体を支持するキャリアは通常はオーバーヘッドコンベアシステム上で移動しているため、一般に、必要とされる電荷は、オーバーヘッドコンベアシステムと関連付けられるバス等から車体に対して与えられる。車体およびキャリアは一般に導電接触しているため、キャリアも帯電されて車体と同じ極性を有する。このことは、勿論、キャリアがe−コート槽中に浸漬される間において車体と同じ仕方でe−コート材料を引き付けることを意味する。
これは、電着コーティングプロセスの望ましくない副作用である。なぜなら、キャリア上での長期にわたるe−コート材料の蓄積が様々な問題を引き起こす場合があるからである。例えば、そのようなキャリアは、通常、車体と相互に作用し且つ車体をキャリアに固定する様々な構造および構成要素を備えている。これらの構造および構成要素上でのe−コート材料の過剰な蓄積は、キャリアと車体との間の適切な係合を妨げる可能性がある。キャリア上での長期にわたるe−コート材料の蓄積は、キャリアにかなりの重量が付加される可能性もあり、それにより、関連するキャリア支持構造、駆動システム等に対して大きなストレスが加わる。また、明らかに、キャリア上でのe−コート材料の蓄積は不経済である。なぜなら、そのような材料が関連する車体のみに電着するように意図されているからであり、また、ひとたび電着されるとたとえ除去したとしても、e−コート材料は再使用できないからである。
したがって、以上の議論に基づき、電着コーティングプロセス中にキャリアに対するe−コート材料の付着を防止しあるいはキャリアに付着するe−コート材料の量を少なくとも大きく減少させることが望ましい。本発明の技術および結果として生じる車体用キャリアはそのような要望を可能にする。
本発明は、電着コーティングプロセス中に車体用キャリアを車体から電気的に絶縁するための技術、および、そのように電気的に絶縁された車体用キャリアに関する。本発明にしたがって電気的に絶縁された車体用キャリアには、既知の絶縁されていないキャリアが一般に被るe−コート材料の蓄積がない。
本発明の車体用キャリアは、一般に、オーバーヘッドコンベアシステムから移動可能に吊り下げられるものとして考えられているが、勿論、他の搬送技術も可能である。また、本発明の車体用キャリアは、一般に、何らかの形状を伴ってコンベアシステムに対する接続部の近傍の地点からコンベアシステムによって運ばれるべき車両の真下の支持点へと延びる少なくとも1つの略中空の支持部材(しかしながら、そのような支持部材は決定的に重要ではない)を含むものとして考えられている。一般に、必ずしもそうではないが、そのような車体用キャリアは1つよりも多いそのような支持部材を含む。
電流を電源(バスバーなど)から移動する車体用キャリアへと伝導する方法は、当業者であれば理解できる。したがって、電流移動機構の詳しい説明を本明細書では行なわない。
しかしながら、電源移動点から車体用キャリア上にある車体への電流の絶縁性伝導は、本発明の懸案事項である。この件に関して、導電ケーブルが、車体用キャリア上に適切にあるバスストラップまたは同様の電源導体から、1つ以上の前述した中空支持部材の中を通って、車両と接触してこれを支持するために車体用キャリアの車両支持部から延びる1つ以上の支持要素へと経路付けられる。導電ケーブルが略中空の支持部材と接触するあるいは接触する可能性があるそれぞれのポイントで、ケーブルが、それらのポイントへ電流を伝導することがないように防止される。
導電ケーブルは、略中空の支持部材の中を通って、車体と導電接触する終端点へと経路付けられる。例えば、ケーブルは、電流を車体へ伝導するために使用される1つ以上の車両支持要素に接続されてもよい。この場合、導電ケーブルを車体用キャリアの全ての車両支持要素または他の支持構造に対して接続することは一般に必要ではなくあるいは望ましいが、そのようにしてもよい。電流を車体へ伝導するために使用される車両支持要素に加えて、存在する場合には車体と接触する車体用キャリアの全ての他の導電車両支持要素および/または他の構造も、車体用キャリアの残りの部分に対する取り付け点で電気的に絶縁される。この電気的な絶縁は、電流が車体から車両支持要素または導電材料で構成される他の車両接触構造を介して元の車体用キャリアへと伝えられることを防止する。
そのような電気的絶縁は、車両支持要素および他の車両接触構造が絶縁されることを必要とするだけでなく、電荷を車体から元のキャリアへと別の仕方で移動させる全ての締結具および他の導電要素が絶縁されることも必要とする。そのような電気的絶縁は、様々な方法で様々な材料により達成されてもよく、以下、そのそれぞれについて更に詳しく説明する。
前述した特徴に加えて、本発明の他の態様は、図面および典型的な実施形態の以下の説明から容易に明らかとなる。幾つかの図にわたる同様の参照符号は、同一または同等な特徴を示す。
e−コート槽内に浸漬される車両を支持するとともにオーバーヘッドコンベアから吊り下げられた本発明の1つの典型的な車体用キャリアの側面図。 図1の車体用キャリアの正面図。 図1の車体用キャリアの車両支持部の前方斜視図。 図2に示される車体用キャリアの上部の拡大詳細図。 図2に示される車体用キャリアの下側支持部の拡大詳細図。 図5に示される拡大詳細部の側面図。
典型的な車体搬送システム5の一部が図1に示されている。図示のように、搬送システム5は、多数の車体用キャリア20(そのうちの1つだけが図1に示されている)が結合されているオーバーヘッドコンベア10を含む。車体15が車体用キャリア20によって運ばれる。搬送システム5は、所定の経路に沿って車体15を輸送するように動作する。本発明に関して、搬送システム5は、少なくとも1つの電着コーティング槽(図示せず)を経由して車体を移動させるように動作する。
図1乃至図3に見られるように、典型的な車体用キャリア20は、相互に接続されたフレーム部材で構成されるフレームを備える。図示されたフレーム部材は、オーバーヘッドコンベアシステム10との接続点から車体15の真下の支持点まで実質的に延びる一対の中空で略C形状の主支持部材25を含むように示されている。図3で最も良く見られるように、略長方形状の車両支持フレーム30が、運ばれる車両15の下側にある車体用キャリア20の領域に沿って主支持部材25に装着されて主支持部材25同士を接続する。
更に図3を参照すると分かるように、車両支持フレーム30は幾つかの車体支持/保持要素を含む。例えば、一対の車体保持クランプ35が車両支持フレーム30の後部近傍に取り付けられる。同様に、上方へ延びる一対の車両支持・保持ピン40が車両支持フレーム30の前部近傍に固定される。これらの車体支持・保持要素35、40は、車体用キャリア20がオーバーヘッドコンベア10に沿って移動して電着コーティング槽を通過するときに、キャリア20上の車体15を支持して保持する役目を果たす。
図4を参照すると、車体用キャリア20の上部の拡大図を見ることができる。オーバーヘッドコンベア10に対する車体用キャリア20の接続部が参照番号45で示されている。前述したように、車体15を帯電させるための電流は、車体用キャリア20およびバスバー55と関連付けられるバスストラップ50によってあるいはオーバーヘッドコンベア10と関連付けられる同様の給電機構によって供給される。
図4から分かるように、バスストラップ50は、一般にバスストラップ50を車体用キャリア20に電気的に接続するバスストラップブラケット60と関連付けられる。バスストラップブラケット60は、幾つかのネジ締結具65と関連するナット70とによって車体用キャリア20に取り付けられているように示されている。その結果、車体用キャリア20は、一般に、該車体用キャリアが帯電されるようにバスバー55と電気的に導通する状態で配置される。
しかしながら、本発明では、図示のように、バスストラップブラケット60は、アイソレータブロック75によって車体用キャリア20から電気的に絶縁される。各ネジ締結具65の本体を取り囲む絶縁スリーブ80と、各ナット70および各ネジ締結具の頭部の下側に位置する絶縁ワッシャ85とによって、更なる電気的絶縁も行なわれる。このようにして、バスストラップブラケット60ならびに締結具65およびそれらの関連するナット70は、車体用キャリア20およびそれに取り付けられるバスストラップブラケット取付プレート90から電気的に絶縁される。したがって、車体用キャリア20は、バスバー55からバスストラップブラケット60を通じて流れる電流によって帯電されない。
前述したように、車体用キャリア20によって運ばれる車体15は、電着コーティング槽内に浸漬されるときにe−コート材料を引き付けるために帯電されなければならない。そのため、電流は、バスバー55から車体15に流れなければならない。
図4に示されるように、バスストラップブラケット60には、バスバー55から車体15に電流を送るための導体ケーブル100を接続できるバス接続突起95が設けられる。導体ケーブル100は、任意の適当なコネクタによってバス接続突起95に接続される。導体ケーブル100は、バス接続突起95から主支持部材25のうちの1つの入口開口105を貫通するように延びている。導体ケーブルをキャリア支持部材の内側へ経路付けることができない他の実施形態では、必要に応じて後述するような適切な電気絶縁技術を使用して、導体ケーブルをキャリアフレームの外側に沿って延ばしてもよい。
バス接続突起95と主支持部材25との間にある導体ケーブル100の露出部は、絶縁シース110または同様の非導電カバー内に収容されるのが好ましい。また、主支持部材25の開口105には、導体ケーブルが開口を通過するときに導体ケーブル100を主支持部材25の壁から絶縁するとともにケーブル遮蔽(ケーシング)材料の摩耗を防ぐために絶縁圧縮取付具115または同様の要素が設けられるのが好ましい。このようにすると、電流を車体用キャリア20に伝導することなく、導体ケーブル100がバスコネクタラグ95から主支持部材25の中空の内部に確実に延びるようにすることができる。
ここで、図2および図4乃至図6を参照すると分かるように、導体ケーブル100は、主支持部材25の中空内部を通り、そこから車両支持フレームワーク30の真下の出口開口を介して抜け出る。導体ケーブル100が主支持部材25内に入る入口開口105と同様に、出口開口120には、導体ケーブルが出口開口を通過するときに導体ケーブル100を主支持部材25の壁から絶縁して保護するために絶縁圧縮取付具125または他の要素が設けられるのが好ましい。車体コンベア20の下部はe−コートプロセス中に電着コーティング槽中に沈められるため、そのような圧縮取付具125は、主支持部材25の内部へのe−コート材料の侵入を防止するように機能してもよい。
導体ケーブル100は、主支持部材25から抜け出る際、この特定の実施形態では車両支持・保持ピン40のうちの1つと関連付けられる突起状の端子130へ向けて延びてここで終端する。本発明の車体用キャリアの他の実施形態において、導体ケーブルは、1つ以上の他の車両接触支持/保持要素に接続されてもよく、あるいは、別の仕様で(例えば、クランプまたは締結具を介して)車両に接続されてもよい。いずれにしても、出口開口120と端子ラグとの間に位置される導体ケーブル100の露出部も先と同様に絶縁シース135または同様の非導電カバー内に収容されていてもよい。
車両支持・保持ピン40は導体ケーブル100に接続されることによって帯電される。したがって、車両支持・保持ピン40から車体用キャリア20への電荷の移動を防止するため、車両支持・保持ピンをバスバーブラケット60と同様の仕方で車体用キャリアから絶縁しなければならない。そのために、車両支持・保持ピン40は、アイソレータブロック145(図6参照)によって、車体用キャリア20と関連付けられる保持ピン装着プレート140から分離される。バスバーブラケット60に関して前述したように、車両支持・保持ピン40をその装着プレート140に対して固定するために使用されるネジ締結具150の本体および関連するナット155は、各ネジ締結具150の本体を取り囲む絶縁スリーブ160と、各ナット155および各締結具の頭部の下側に位置する絶縁ワッシャ165とによって電気的に絶縁される。その結果、車体用キャリア20は、電流が車両支持・保持ピン40を通じて流れても、依然として帯電されないままである。
当業者であれば分かるように、車両支持・保持ピン40は、車体が車体用キャリア20上にあるときに車体15の対応する開口内に導電するように係合される。したがって、車両支持・保持ピン40を通じて流れる電流が車体15へ伝えられることにより、車体は、電着コーティングタンク中に浸漬されるときにe−コート材料を引き付けるために必要とされる電荷を帯びるようになる。
想定し得る電荷移動点から車体用キャリア20を絶縁するという先の説明に基づき、また、車体用キャリアを帯電されていない状態で維持したいという一般的な要求に基づき、車体15と車体用キャリアとの間の任意の他の導電接点を一般に同様の仕方で電気的に絶縁しなければならないことも当業者であれば分かる。例えば、車体保持クランプ35は、必要に応じて、アイソレータブロック、スリーブ、および、他の電気絶縁要素を使用して、車体用キャリア20から電気的に絶縁されてもよい。同じことが、車体15を車体用キャリア20に接続する任意の他の導電支持構造にも当てはまる。そのような更なる構造を電気的に絶縁するための技術は前述した技術と本質的に同じあるいは非常に類似する場合があるため、その電気的絶縁について本明細書では更に説明しない。
本発明と共に使用されるアイソレータブロック、アイソレータスリーブ、アイソレータワッシャ、および/または、他のアイソレータ要素を構成するために様々な非導電材料が使用されてもよい。使用され得るアイソレータ要素材料を限定するものではないが、超高分子量(UHMW)プラスチックがこの目的のために特にうまく機能することが分かっている。
本明細書中に示されて説明される典型的な車体用キャリアは単なる例示的な目的で与えられており、本明細書中のいかなる内容も、本発明のこの特定の車体用キャリアまたは構造、構成、あるいは、外観と共に使用することへと本発明を限定するものとして解釈されるべきではない、ということが理解されるべきである。それどころか、当業者には明らかなように、本発明の技術は、異なる構造、構成、あるいは、外観の様々な既存のあるいは未だ設計されていない車体用キャリアに組み込まれてもよい。したがって、本発明の1つの典型的な実施形態が先に詳しく説明されるが、本発明の範囲は、そのような開示によって限定されると見なされるべきではなく、以下の特許請求の範囲により明示される本発明の精神から逸脱することなく変更が可能である。

Claims (24)

  1. 車体が電流源によって帯電される際に帯電されないように前記車体を運搬する車体用キャリアであって、
    前記車体を支持するとともにコンベアに接続されるキャリアフレームと、
    前記キャリアフレームと関連付けられており、前記コンベアの一部と関連付けられる前記電流源と電気的に導通する導体部材と、
    前記車体が前記キャリアフレーム上で支持されるときに前記車体との導電接点に前記導体部材を接続する導体ケーブルと、
    前記キャリアフレームを前記車体との電気的な接触から隔離しているアイソレータ要素と、
    を備えることを特徴とする車体用キャリア。
  2. 前記コンベアはオーバーヘッドコンベアである請求項1に記載の車体用キャリア。
  3. 前記キャリアフレームは、前記オーバーヘッドコンベアとの接続点から前記車体の下の支持点まで実質的に延びる実質的に中空の主支持部材を備える請求項2に記載の車体用キャリア。
  4. 前記導体ケーブルは、前記実質的に中空の主支持部材の中を通っている請求項3に記載の車体用キャリア。
  5. 前記車体用キャリアは、更に、前記キャリアフレームに関連付けられている複数の車両支持/保持要素を備えており、前記複数の車両支持/保持要素は、前記キャリアフレーム上の前記車体を前記車体の下から支持して保持する請求項1に記載の車体用キャリア。
  6. 前記導体ケーブルは、前記車体と導電接触する支持/保持要素に接続されている請求項5に記載の車体用キャリア。
  7. 前記導体ケーブルが接続されている前記支持/保持要素は、前記車体の開口に入るピンである請求項6の車体用キャリア。
  8. 前記支持/保持要素は、ネジ切りされた締結具によって前記キャリアフレームに取り付けられている請求項5に記載の車体用キャリア。
  9. 前記ネジ切りされた締結具は、前記キャリアフレームから電気的に絶縁されている請求項8に記載の車体用キャリア。
  10. 前記導体ケーブルの露出部は、電気絶縁カバー内に収容されている請求項1に記載の車体用キャリア。
  11. 前記アイソレータ要素は、超高分子量プラスチックで構成されている請求項1に記載の車体用キャリア。
  12. 車体が電流源によって帯電される際に帯電されないように前記車体を電着コーティング槽に通して運搬する車体用キャリアであって、
    前記車体を支持するとともにコンベアに接続されるキャリアフレームと、
    前記キャリアフレームと関連付けられており、前記コンベアの一部と関連付けられている前記電流源と電気的に導通する導体部材と、
    前記キャリアフレームに沿って延びており、前記車体が前記キャリアフレーム上に支持されるときに前記車体との導電接点に前記導体部材を接続する導体ケーブルと、
    前記キャリアフレームを前記車体との電気的な接触から隔離しているアイソレータ要素と、
    を備えることを特徴とする車体用キャリア。
  13. 前記コンベアは、オーバーヘッドコンベアである請求項12に記載の車体用キャリア。
  14. 前記キャリアフレームは、前記オーバーヘッドコンベアとの接続点から前記車体の下の支持点まで実質的に延びている実質的に中空の主支持部材を備える請求項13に記載の車体用キャリア。
  15. 前記導体ケーブルは、前記実質的に中空の主支持部材の中を通っている請求項13に記載の車体用キャリア。
  16. 前記車体用キャリアは、更に、前記キャリアフレームと関連付けられている複数の車両支持/保持要素を備えており、前記複数の車両支持/保持要素は、前記キャリアフレーム上の前記車体を前記車体の下から支持して保持する請求項12に記載の車体用キャリア。
  17. 前記導体ケーブルは、前記車体と導電接触する支持/保持要素に接続されている請求項16に記載の車体用キャリア。
  18. 前記導体ケーブルが接続されている前記支持/保持要素は、前記車体の開口に入るピンである請求項17に記載の車体用キャリア。
  19. 前記導体ケーブルの露出部は、電気絶縁カバー内に収容されている請求項12に記載の車体用キャリア。
  20. 前記アイソレータ要素は、超高分子量プラスチックで構成されている請求項12に記載の車体用キャリア。
  21. 車体が電流源によって帯電される際に帯電されないように前記車体を電着コーティング槽を通して運搬する車体用キャリアであって、
    前記車体を支持するとともに、コンベアに接続されるキャリアフレームと、
    前記キャリアフレームと関連付けられており、前記キャリアフレーム上の前記車体を前記車体の下から支持及び保持する複数の車両支持/保持要素と、
    前記キャリアフレームの上部と関連付けられており、前記オーバーヘッドコンベアの一部と関連付けられる前記電流源と一時的に電気導通する導体部材と、
    導体ケーブルと、
    アイソレータ要素と、
    を備えており、
    前記キャリアフレームは、前記オーバーヘッドコンベアとの接続点から前記車体の下の支持点まで実質的に延びる実質的に中空の主支持部材を有しており、
    前記導体ケーブルは、前記実質的に中空の主支持部材の中を通っているとともに、前記車体が前記キャリアフレーム上で支持されるときに、前記車体と導電接触する支持/保持要素に前記導体部材を接続し、
    前記アイソレータ要素は、前記キャリアフレームを前記車体との電気的な接触から完全に隔離していることを特徴とする車体用キャリア。
  22. 前記導体ケーブルが接続されている前記支持/保持要素は、前記車体の開口に入るピンである請求項21に記載の車体用キャリア。
  23. 前記導体ケーブルの露出部は、電気絶縁カバー内に収容されている請求項21に記載の車体用キャリア。
  24. 前記アイソレータ要素は、超高分子量プラスチックで構成されている請求項21に記載の車体用キャリア。
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