JP2012522085A5 - - Google Patents
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Description
本発明の有効な遊離基の重合は、式
[式中、
Qは、直接結合又は二価の基−(CR8R9)−であり、
Z1は、−O−、−NR10−、−CH2−、−(CR11R12)−又は−C(=O)−、有利には−(CR11R12)−であり、
R1及びR2は、それぞれ他から独立して、C1〜C6ALKイルであり、又はR1及びR2は、共にC4〜C7ALKイレンであり、従って、R 1 及びR 2 が結合されているC原子と共に有利には5−、6−、7−又は8−員環の環状基を形成し、
R3及びR4は、それぞれ他から独立して、C1〜C6ALKイルであり、又はR3及びR4は、共にC4〜C7ALKイレンであり、従って、R 3 及びR 4 が結合されているC原子と共に有利には5−、6−、7−又は8−員環の環状基を形成し、
R5及びR6は、それぞれ他から独立して、H、C1〜C6ALKイル、C6〜C10アリール又はC7〜C12アルALKイルであり、又はR5及びR6は、共に酸素であり、従ってR 5 及びR 6 が結合されているC原子と共にカルボニル基を形成し、
R7は、C6〜C24アリール、C7〜C24アルALKイル、C1〜C24ヘテロアリール又はC2〜C24ヘテロアルALKイルであり、
R8及びR9は、それぞれ他から独立して、H又はC1〜C6ALKイルであり、
R10は、水素、C1〜C6ALKイル、C6〜C10アリール又は−O−C(=O)−R13であり、
R11は、水素又はC1〜C6ALKイルであり、
R12は、R14、C(=O)−R14、CN、OH、OR14、NH2、NHR14、NR14R15、O−C(=O)−R16、NH−C(=O)−R16又はNR14−C(=O)−R16、有利にはOH、OR14、NH2、NHR14、NR14R15、O−C(=O)−R16、NH−C(=O)−R16又はNR14−C(=O)−R16であり、
又は、R11及びR12は、共に、中断されていないか、又は−O−及び/又は−NR17−によって1回もしくは2回中断されているC2〜C20ALKイレンであり、従って、R 11 及びR 12 が結合されているC原子と共に有利には5−又は6−員環を形成し、そのC2〜C20ALKイレンは場合によりベンゾ又はナフトと縮合されていてよく、かつそのC2〜C20ALKイレンは、さらに、非置換、又は1もしくは2の、同一もしくは異なる基−OH又は−O−C(=O)−R13で置換されており、
R13は、H、R18、OR18、NR18R19、COOR20、R21−COOR20又はR22(−COOR20)−COOR23であり、
R14及びR15は、それぞれ他から独立して、C1〜C6ALKイル、C7〜C12アルALKイル又はC6〜C10アリールであり、
又は、R14及びR15は、共に、中断されていないか、又は−O−及び/又は−NR17−によって1回もしくは2回中断されているC2〜C6ALKイレンであり、従って、R 14 及びR 15 が結合しているN原子と共に有利には5−又は6−員環を形成し、
R16は、H、R18、OR18、NR18R19、COOR20、R21−COOR20又はR22(−COOR20)−COOR23であり、
R17はH又はC1〜C6ALKイルであり、
R18及びR19は、それぞれ他から独立して、C1〜C36ALKイル、C2〜C54ALKエニル、C2〜C24ALKイニル、C6〜C10アリール、C7〜C46アルALKイル又はC2〜C36ALKエニレン−C6〜C10アリールであり、
又は、R18及びR19は、共に、中断されていないか、又は−O−及び/又は−NR17−によって1回もしくは2回中断されているC2〜C36ALKイレン又はC2〜C54ALKエニレンであり、従って、R 18 及びR 19 が結合しているN原子と共に有利には5−又は6−員環を形成し、
R21は、C1〜C12ALKイレン、C2〜C12ALKエニレン、C2〜C12ALKイニレン、C6〜C10アリーレン、C7〜C18 アルALKイレン又はC2〜C18ALKエニレン−C6〜C10アリーレンであり、
R22は、C1〜C12ALKアントリイル、C2〜C12ALKエントリイル、C3〜C12ALKイントリイル、ベンゾトリイル、ナフトトリイル、C7〜C18ベンゾALKアントリイル、C11〜C22ナフトALKアントリイル、C2〜C12ALKアントリイル−C6〜C10アリーレン、C2〜C12ALKエニレン−ベンゾトリイル、C2〜C12ALKエニレン−ナフトトリイル又はC2〜C12ALKエントリイル−C6〜C10アリーレンであり、
それぞれR20又はR23は、あらゆる他のR1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R11、R18、R19、R20又はR23から独立して、H、R18、OR18、NR18R19、COOR20、R21−COOR20、R22(−COOR20)−COOR23又は
であり、
ALKは、直鎖の炭化水素基又は1回もしくは複数回枝分かれした炭化水素基、及び/又は単環式炭化水素基もしくはスピロ基を含む多環式炭化水素基であり、その炭化水素基において、1つ以上の−CH2−基は、−S−又は−NH−によって置き換えられてよく、1つ以上の
基は、
によって置き換えられてよく、かつ/又は1つ以上の隣接していない−CH2−基は−O−によって置き換えられてよく、
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R14、R15、R17、R18、R19、R21及びR22におけるそれぞれの炭化水素基ALKは、全て他から独立して、非置換又はBr、Cl、F、I、NO2、OR24、SR24、SCN、CN、N(R24)R25、N(R24)−C(=O)−R25、N(R24)−COOR25、N(COR24)COR25、COOR24、
COR24、O−C(=O)R24、C(=O)NR24R25、O−C(=O)NR24R25、SO3H、
SO2NR24R25、S(=O)R24、SO2R24及びP(=O)(OR24)OR25からなる群から選択される1つ以上の同一又は異なる置換基によって置換されており、
R24及びR25は、それぞれあらゆる他から独立して、H、C1〜C18アルキル、C7〜C18アラルキル、C6〜C24アリール又はC1〜C24ヘテロアリールであり、
又は、R24及びR25は、それぞれあらゆる他から独立して、H、C1〜C18アルキル、C7〜C18アラルキル、C6〜C24アリール又はC1〜C24ヘテロアリールであり、かつR24及びR25は、さらに、直接結合によって共に結合され、又はO、S、NH、N−C1〜C18アルキル、N−C7〜C18アラルキル、N−C6〜C24アリール又はN−C1〜C24ヘテロアリール架橋を介して架橋され、
Mm+は、有機又は無機カチオンであり、
mは、1、2、3又は4であり、かつnは1、2、3又は4、有利には1又は2である]である。
Qは、直接結合又は二価の基−(CR8R9)−であり、
Z1は、−O−、−NR10−、−CH2−、−(CR11R12)−又は−C(=O)−、有利には−(CR11R12)−であり、
R1及びR2は、それぞれ他から独立して、C1〜C6ALKイルであり、又はR1及びR2は、共にC4〜C7ALKイレンであり、従って、R 1 及びR 2 が結合されているC原子と共に有利には5−、6−、7−又は8−員環の環状基を形成し、
R3及びR4は、それぞれ他から独立して、C1〜C6ALKイルであり、又はR3及びR4は、共にC4〜C7ALKイレンであり、従って、R 3 及びR 4 が結合されているC原子と共に有利には5−、6−、7−又は8−員環の環状基を形成し、
R5及びR6は、それぞれ他から独立して、H、C1〜C6ALKイル、C6〜C10アリール又はC7〜C12アルALKイルであり、又はR5及びR6は、共に酸素であり、従ってR 5 及びR 6 が結合されているC原子と共にカルボニル基を形成し、
R7は、C6〜C24アリール、C7〜C24アルALKイル、C1〜C24ヘテロアリール又はC2〜C24ヘテロアルALKイルであり、
R8及びR9は、それぞれ他から独立して、H又はC1〜C6ALKイルであり、
R10は、水素、C1〜C6ALKイル、C6〜C10アリール又は−O−C(=O)−R13であり、
R11は、水素又はC1〜C6ALKイルであり、
R12は、R14、C(=O)−R14、CN、OH、OR14、NH2、NHR14、NR14R15、O−C(=O)−R16、NH−C(=O)−R16又はNR14−C(=O)−R16、有利にはOH、OR14、NH2、NHR14、NR14R15、O−C(=O)−R16、NH−C(=O)−R16又はNR14−C(=O)−R16であり、
又は、R11及びR12は、共に、中断されていないか、又は−O−及び/又は−NR17−によって1回もしくは2回中断されているC2〜C20ALKイレンであり、従って、R 11 及びR 12 が結合されているC原子と共に有利には5−又は6−員環を形成し、そのC2〜C20ALKイレンは場合によりベンゾ又はナフトと縮合されていてよく、かつそのC2〜C20ALKイレンは、さらに、非置換、又は1もしくは2の、同一もしくは異なる基−OH又は−O−C(=O)−R13で置換されており、
R13は、H、R18、OR18、NR18R19、COOR20、R21−COOR20又はR22(−COOR20)−COOR23であり、
R14及びR15は、それぞれ他から独立して、C1〜C6ALKイル、C7〜C12アルALKイル又はC6〜C10アリールであり、
又は、R14及びR15は、共に、中断されていないか、又は−O−及び/又は−NR17−によって1回もしくは2回中断されているC2〜C6ALKイレンであり、従って、R 14 及びR 15 が結合しているN原子と共に有利には5−又は6−員環を形成し、
R16は、H、R18、OR18、NR18R19、COOR20、R21−COOR20又はR22(−COOR20)−COOR23であり、
R17はH又はC1〜C6ALKイルであり、
R18及びR19は、それぞれ他から独立して、C1〜C36ALKイル、C2〜C54ALKエニル、C2〜C24ALKイニル、C6〜C10アリール、C7〜C46アルALKイル又はC2〜C36ALKエニレン−C6〜C10アリールであり、
又は、R18及びR19は、共に、中断されていないか、又は−O−及び/又は−NR17−によって1回もしくは2回中断されているC2〜C36ALKイレン又はC2〜C54ALKエニレンであり、従って、R 18 及びR 19 が結合しているN原子と共に有利には5−又は6−員環を形成し、
R21は、C1〜C12ALKイレン、C2〜C12ALKエニレン、C2〜C12ALKイニレン、C6〜C10アリーレン、C7〜C18 アルALKイレン又はC2〜C18ALKエニレン−C6〜C10アリーレンであり、
R22は、C1〜C12ALKアントリイル、C2〜C12ALKエントリイル、C3〜C12ALKイントリイル、ベンゾトリイル、ナフトトリイル、C7〜C18ベンゾALKアントリイル、C11〜C22ナフトALKアントリイル、C2〜C12ALKアントリイル−C6〜C10アリーレン、C2〜C12ALKエニレン−ベンゾトリイル、C2〜C12ALKエニレン−ナフトトリイル又はC2〜C12ALKエントリイル−C6〜C10アリーレンであり、
それぞれR20又はR23は、あらゆる他のR1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R11、R18、R19、R20又はR23から独立して、H、R18、OR18、NR18R19、COOR20、R21−COOR20、R22(−COOR20)−COOR23又は
ALKは、直鎖の炭化水素基又は1回もしくは複数回枝分かれした炭化水素基、及び/又は単環式炭化水素基もしくはスピロ基を含む多環式炭化水素基であり、その炭化水素基において、1つ以上の−CH2−基は、−S−又は−NH−によって置き換えられてよく、1つ以上の
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R14、R15、R17、R18、R19、R21及びR22におけるそれぞれの炭化水素基ALKは、全て他から独立して、非置換又はBr、Cl、F、I、NO2、OR24、SR24、SCN、CN、N(R24)R25、N(R24)−C(=O)−R25、N(R24)−COOR25、N(COR24)COR25、COOR24、
R24及びR25は、それぞれあらゆる他から独立して、H、C1〜C18アルキル、C7〜C18アラルキル、C6〜C24アリール又はC1〜C24ヘテロアリールであり、
又は、R24及びR25は、それぞれあらゆる他から独立して、H、C1〜C18アルキル、C7〜C18アラルキル、C6〜C24アリール又はC1〜C24ヘテロアリールであり、かつR24及びR25は、さらに、直接結合によって共に結合され、又はO、S、NH、N−C1〜C18アルキル、N−C7〜C18アラルキル、N−C6〜C24アリール又はN−C1〜C24ヘテロアリール架橋を介して架橋され、
Mm+は、有機又は無機カチオンであり、
mは、1、2、3又は4であり、かつnは1、2、3又は4、有利には1又は2である]である。
Claims (4)
- (a)エチレン性不飽和の、重合可能なモノマー又はオリゴマー及び
(b)式
Qは、直接結合又は二価の基−(CR8R9)−であり、
Z1は、−O−、−NR10−、−CH2−、−(CR11R12)−又は−C(=O)−、有利には−(CR11R12)−であり、
R1及びR2は、それぞれ他から独立して、C1〜C6ALKイルであり、又はR1及びR2は、共にC4〜C7ALKイレンであり、従って、R 1 及びR 2 が結合されているC原子と共に有利には5−、6−、7−又は8−員環の環状基を形成し、
R3及びR4は、それぞれ他から独立して、C1〜C6ALKイルであり、又はR3及びR4は、共にC4〜C7ALKイレンであり、従って、R 3 及びR 4 が結合されているC原子と共に有利には5−、6−、7−又は8−員環の環状基を形成し、
R5及びR6は、それぞれ他から独立して、H、C1〜C6ALKイル、C6〜C10アリール又はC7〜C12アルALKイルであり、又はR5及びR6は、共に酸素であり、従って、R 5 及びR 6 が結合されているC原子と共にカルボニル基を形成し、
R7は、C6〜C24アリール、C7〜C24アルALKイル、C1〜C24ヘテロアリール又はC2〜C24ヘテロアルALKイルであり、
R8及びR9は、それぞれ他から独立して、H又はC1〜C6ALKイルであり、
R10は、水素、C1〜C6ALKイル、C6〜C10アリール又は−O−C(=O)−R13であり、
R11は、水素又はC1〜C6ALKイルであり、
R12は、R14、C(=O)−R14、CN、OH、OR14、NH2、NHR14、NR14R15、O−C(=O)−R16、NH−C(=O)−R16又はNR14−C(=O)−R16、有利にはOH、OR14、NH2、NHR14、NR14R15、O−C(=O)−R16、NH−C(=O)−R16又はNR14−C(=O)−R16であり、
又は、R11及びR12は、共に、中断されていないか、又は−O−及び/又は−NR17−によって1回もしくは2回中断されているC2〜C20ALKイレンであり、従って、R 11 及びR 12 が結合されているC原子と共に有利には5−又は6−員環を形成し、そのC2〜C20ALKイレンは場合によりベンゾ又はナフトと縮合されていてよく、かつそのC2〜C20ALKイレンは、さらに、非置換、又は1もしくは2の、同一もしくは異なる基−OH又は−O−C(=O)−R13で置換されており、
R13は、H、R18、OR18、NR18R19、COOR20、R21−COOR20又はR22(−COOR20)−COOR23であり、
R14及びR15は、それぞれ他から独立して、C1〜C6ALKイル、C7〜C12アルALKイル又はC6〜C10アリールであり、
又は、R14及びR15は、共に、中断されていないか、又は−O−及び/又は−NR17−によって1回もしくは2回中断されているC2〜C6ALKイレンであり、従って、R 14 及びR 15 が結合しているN原子と共に有利には5−又は6−員環を形成し、
R16は、H、R18、OR18、NR18R19、COOR20、R21−COOR20又はR22(−COOR20)−COOR23であり、
R17はH又はC1〜C6ALKイルであり、
R18及びR19は、それぞれ他から独立して、C1〜C36ALKイル、C2〜C54ALKエニル、C2〜C24ALKイニル、C6〜C10アリール、C7〜C46アルALKイル又はC2〜C36ALKエニレン−C6〜C10アリールであり、
又は、R18及びR19は、共に、中断されていないか、又は−O−及び/又は−NR17−によって1回もしくは2回中断しているC2〜C36ALKイレン又はC2〜C54ALKエニレンであり、従って、R 18 及びR 19 が結合しているN原子と共に有利には5−又は6−員環を形成し、
R21は、C1〜C12ALKイレン、C2〜C12ALKエニレン、C2〜C12ALKイニレン、C6〜C10アリーレン、C7〜C18 アルALKイレン又はC2〜C18ALKエニレン−C6〜C10アリーレンであり、
R22は、C1〜C12ALKアントリイル、C2〜C12ALKエントリイル、C3〜C12ALKイントリイル、ベンゾトリイル、ナフトトリイル、C7〜C18ベンゾALKアントリイル、C11〜C22ナフトALKアントリイル、C2〜C12ALKアントリイル−C6〜C10アリーレン、C2〜C12ALKエニレン−ベンゾトリイル、C2〜C12ALKエニレン−ナフトトリイル又はC2〜C12ALKエントリイル−C6〜C10アリーレンであり、
それぞれR20又はR23は、あらゆる他のR1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R11、R18、R19、R20又はR23から独立して、H、R18、OR18、NR18R19、COOR20、R21−COOR20、R22(−COOR20)−COOR23又は
ALKは、直鎖の炭化水素基又は1回もしくは複数回枝分かれした炭化水素基、及び/又は単環式炭化水素基もしくはスピロ基を含む多環式炭化水素基であり、その炭化水素基において、1つ以上の−CH2−基は、−S−又は−NH−によって置き換えられてよく、1つ以上の
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R14、R15、R17、R18、R19、R21及びR22におけるそれぞれの炭化水素基ALKは、全て他から独立して、非置換又はBr、Cl、F、I、NO2、OR24、SR24、SCN、CN、N(R24)R25、N(R24)−C(=O)−R25、N(R24)−COOR25、N(COR24)COR25、COOR24、
R24及びR25は、それぞれあらゆる他から独立して、H、C1〜C18アルキル、C7〜C18アラルキル、C6〜C24アリール又はC1〜C24ヘテロアリールであり、
又は、R24及びR25は、それぞれあらゆる他から独立して、H、C1〜C18アルキル、C7〜C18アラルキル、C6〜C24アリール又はC1〜C24ヘテロアリールであり、かつR24及びR25は、さらに、直接結合によって共に結合され、又はO、S、NH、N−C1〜C18アルキル、N−C7〜C18アラルキル、N−C6〜C24アリール又はN−C1〜C24ヘテロアリール架橋を介して架橋され、
Mm+は、有機又は無機カチオンであり、
mは、1、2、3又は4であり、かつnは1、2、3又は4、有利には1又は2である]である化合物の、有効な、熱又は化学線による遊離基を生じる量
を有する組成物。 - 前記有効な、熱又は化学線による遊離基を生じる量が、0.01〜30個、有利には0.05〜10個、特に有利には0.1〜1.0個のトリアゼン官能基N−N=N−R7が、重合可能なモノマー又はオリゴマー(a)のエチレン性不飽和官能基C=C100個毎に、前記式(I)の化合物中に存在するような量である、請求項1に記載の組成物。
- 式
R1、R2、R3及びR4は、それぞれ他から独立して、C1〜C4ALKイルであり、
R6及びR11は、それぞれ他から独立して、H又はC1〜C4ALKイルであり、
R7は、C6〜C14アリール又はC1〜C12ヘテロアリールであり、
R16は、H、R18、OR18、NR18R19、R21−COOR20、R21−CON(R20)R27、R22(−COOR20)−COOR23又はR22(−CON(R20)R27)−CON(R23)R28であり、
R18及びR19は、それぞれ他から独立して、C1〜C36ALKイル、C2〜C54ALKエニル、C6〜C14アリール、C7〜C46アルALKイル又はC2〜C36ALKエニレン−C6〜C10アリールであり、もしくはR18及びR19は、共に、中断されていないか、又は−O−、−NH−及び/もしくは−N(C1〜C4ALKイル)−によって1回又は2回中断されているC2〜C36ALKイレン又はC2〜C54ALKエニレンであり、従ってR 18 及びR 19 が結合されているN原子と共に有利には5員環又は6員環を形成し、
それぞれR20又はR23は、H、R18、OR18、NR18R19、COOR20、R21−COOR20、R22(−COOR20)−COOR23又は
R21は、C1〜C12ALKイレン、C2〜C12ALKエニレン、C6〜C10アリーレン又はC2〜C12ALKエニレン−C6〜C10アリーレンであり、
R22は、C1〜C12ALKアントリイル、C2〜C12ALKエントリイル、ベンゾトリイル、C7〜C18ベンゾALKアントリイル、C2〜C12ALKアントリイル−C6〜C10アリーレン、C2〜C12ALKエニレン−ベンゾトリイル又はC2〜C12ALKエントリイル−C6〜C10アリーレンであり、
R26は、O、NH又はN(C1〜C4ALKイル)であり、
R27及びR28は、それぞれ他から独立して、H、C1〜C24アルキル、C7〜C24アラルキル、C6〜C24アリール又はC1〜C24ヘテロアリールであり、
nは1又は2であり、並びに
ALKは、請求項3に記載の非置換の又は置換された炭化水素基である]の、請求項3に記載の化合物。 - ポリオレフィン、有利にはポリプロピレン、プロピレンコポリマー又はポリプロピレンブレンドの制御された分解の方法であって、請求項3、4、5、6又は7に記載の化合物を、該ポリオレフィンの分子量を低くするために使用し、かつ該化合物を該ポリオレフィン中に0.001〜5.0質量%の濃度で適切に取り込む、方法。
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