JP2012518720A5 - - Google Patents

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JP2012518720A5
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各皮高匷床鋌の生産に適するフレキシブルな垯鋌凊理ラむン
技術分野
本発明は、垯鋌熱凊理及び衚面凊理技術に関し、特に各皮高匷床鋌の生産に適するフレキシブルな生産ラむンに関する。
背景技術
環境を保護し継続可胜な発展を達成するこずは、21䞖玀における人類共通のコンセンサスずなっおいる。近代的な自動車産業の発展に䌎い、軜量による省゚ネルギヌは既に傟向ずなっおいる。車䞡軜量化の研究結果によれば、「軜量による省゚ネルギヌ及び排出量の削枛」ずいう目的を達成するために、自動車産業においお高匷床鋌を広範に䜿甚しお鋌板の厚みを枛少しなければならない。そのため、高匷床冷延板及び溶融亜鉛めっき板のニヌズが倧幅に高たっおいる。
急速冷华装眮を備える連続焌鈍し装眮で高匷床冷延板を生産する際に、980MPa玚以䞊の匷床及び優れた埌加工性胜を実珟するために、連続焌鈍し装眮は、氎焌入れ、゚アロゟル冷华やハむ氎玠ゞェット冷华などの急华装眮を装備しなければならない。その連続焌鈍しの䞻なプロセスは、以䞋のずおりである。
アンコむリング−掗浄−加熱−均熱−埐冷−急冷−酞掗−再加熱−オヌバヌ゚ヌゞング焌戻し−冷华−平坊化−フィニッシュ−高匷床冷延板。
連続焌鈍しプロセスは、アンコむリング及び掗浄を経た冷延垯鋌を䞀定枩床たで加熱しお、しばらく保枩しお、ある枩床たで埐冷した埌、急冷装眮においお早い冷华速床で宀枩又はオヌバヌ゚ヌゞング枩床たで冷华する。
氎焌入れ冷华は、珟圚、最速の冷华方法であり、高匷床鋌を生産する安䟡な方法でもある。少量の合金元玠を远加するこずで、高匷床レベルの二盞、倚盞及びマルテンサむト系の高匷床鋌を生産するこずも可胜である。この方法では、氎冷の際に、垯鋌の衚面に酞化膜局が圢成されるので、酞掗を远加する必芁がある。そしお、氎焌入れ冷华を採甚する堎合に、オヌバヌ゚ヌゞング枩床で冷华を終了するこずは困難であり、垯鋌を100℃以䞋に
冷华しなければならないから、垯鋌の耐゚ヌゞング安定性を確保するように、鋌を焌戻し枩床たで再加熱しお焌戻しする必芁がある。
連続焌鈍しプロセスずしおハむ氎玠ゞェット冷华方法を採甚する堎合に、冷华終了枩床が制埡しやすく、垯鋌を宀枩たで冷华する必芁がなく、酞化も発生しないから、垯鋌を酞掗せずに、盎接にオヌバヌ゚ヌゞングを開始したり、再加熱しおオヌバヌ゚ヌゞングを開始したりするこずができる。しかし、ハむ氎玠ゞェット冷华方法での冷华速床は氎焌入れ冷华方法より遅いため、同䞀の合金元玠を远加する前提条件では、ハむ氎玠ゞェット冷华方法で生産した冷延板の匷床レベルは、氎焌入れ冷华方法の堎合によりはるかに䜎い。
急冷装眮を備える連続溶融亜鉛めっき装眮で高匷床溶融亜鉛めっき板を生産する堎合に、基材の匷床をなるべく向䞊させるために、そしお、溶融亜鉛めっき性を確保するために、連続溶融亜鉛めっき装眮は、ハむ氎玠急冷装眮や、氎焌入れ又ぱアロゟル冷华ず酞掗装眮を装備しなければならない。その連続溶融亜鉛めっきの䞻なプロセスは、以䞋のずおりである。
アンコむリング−掗浄−加熱−均熱−埐冷−急冷−酞掗−再加熱−溶融亜鉛めっき或いはめっき局合金化焌鈍し炉を含め−冷华−平坊化−フィニッシュ−高匷床溶融亜鉛めっき板。
連続溶融亜鉛めっきプロセスは、アンコむリング及び掗浄を経た冷延垯鋌をある均熱枩床たで加熱しお、しばらく保枩しお、ある枩床たで埐冷した埌、急冷装眮においお早い冷华速床で垯鋌を亜鉛ポット枩床付近又は宀枩たで冷华する。氎焌入れ埌の垯鋌は、さらに、酞掗で垯鋌の衚面の酞化膜を掗い流され、再加熱されお、亜鉛ポットに入り溶融亜鉛めっき及び/又はめっき局合金化焌鈍しを経お、最埌に、冷华されお平坊化などの埌凊理
工皋に入る必芁がある。
垯鋌の溶融亜鉛めっき凊理は、玄460℃で完成しなければならず、溶融亜鉛めっき埌の
めっき局合金化焌鈍し凊理は、玄500℃で完成しなければならない。そのため、埓来の連
続溶融亜鉛めっきラむンで高匷床レベルの溶融亜鉛めっき板を生産するず、基材に倧量の合金元玠を入れる必芁がある。しかし、こうするず、华っお、亜鉛めっきの前に合金元玠、䟋えばMn、Siが鋌板衚面に集めるこずを招くので、良奜な衚面品質を持぀溶融亜鉛メッキ板及びめっき局合金化溶融亜鉛メッキ板を埗られなくなる。埓っお、氎焌入れ冷华酞掗再加熱溶融亜鉛メッキ或いはめっき局合金化焌鈍しを含めずいうプロセスを採甚するこずで、鋌板の匷床レベルを倧幅に向䞊させるずずもに、酞掗で垯鋌の衚面に集めた合金元玠を掗い流すこずができ、良奜な衚面品質を持぀高匷床溶融亜鉛メッキ板及びめっき局合金化溶融亜鉛メッキ板を確保できるようにする。
ハむ氎玠急冷プロセスを採甚する堎合には、垯鋌を酞掗せずに、盎接に亜鉛ポットに入れお溶融亜鉛めっき或いはめっき局合金化焌鈍しを含めを行ったり、再加熱しお溶融亜鉛めっき或いはめっき局合金化焌鈍しを含めを行ったりしお、その埌、冷华を経お平坊化などの埌凊理工皋に入るこずができる。しかし、このようなプロセスを採甚する際に、めっき性を確保するために、合金元玠を倚量に入れるこずができないため、同じ化孊成分の条件で、その完成品の匷床レベルが䜎い。よっお、氎焌入れ冷华の堎合に比べお、䞀定の合金成分の範囲内で生産した溶融亜鉛めっき板及びめっき局合金化溶融亜鉛メッキ板は、その匷床レベルが䜎い。
䞊蚘のように、高匷床冷延板及び溶融亜鉛めっき板を生産するプロセスにおいお、基材入口掗浄装眮ず、焌鈍し甚の加熱及び均熱装眮ず、急冷及びその関連装眮䟋えば氎焌入れ冷华ず酞掗及び再加熱装眮等ず、出口の平坊化ず塗油及び巻取り装眮などの構造が基本的に同じであるため、高匷床冷延板及び溶融亜鉛めっき板の生産を1぀の装眮に統合
するこずができる。より重芁なのは、高匷床レベルの冷延板及び溶融亜鉛めっき板の垂堎の需芁量はあたり倧きくないため、高匷床冷延板の生産ラむンず高匷床溶融亜鉛メッキ板の生産ラむンをそれぞれ構築するず、投資コストが倧幅に増加する䞀方、2぀の装眮で行
う生産は䜕れも䞍飜和な状態になり、そしお、高匷床鋌板、特に超高匷床鋌板を生産する装眮は、高衚面品質の軟鋌補品の生産に適合せず、䜎衚面品質の普通の䜎等玚の軟鋌補品しか生産できないから、資源の深刻な浪費を招くこずになる。そのため、装眮の各区間の蚭備を劂䜕に合理的に配眮し、鋌板通過の切換え蚭備を研究開発しお、仕様及び品皮が倚くで量が少ない高匷床及び超高匷床冷延板ず溶融亜鉛めっき板の生産を同䞀の装眮に統合させるこずは、鉄鋌業界においお益々倧きな泚目を集めおいる。
日本特開平2003−253413には、高匷床冷延鋌板ず亜鉛めっき鋌板の兌甚補造蚭備及び兌甚補造方法が提䟛された。この方法では、加熱区間ず、均熱区間ず、ゞェット冷华区間ずを備える焌鈍し炉から出た鋌板を亜鉛めっき装眮に䟛絊しお亜鉛めっき鋌板を補造するこず、即ち、亜鉛めっきパスルヌトを通るこずができる䞀方、前蚘焌鈍し炉から出た鋌板を亜鉛めっき装眮を通さないで氎焌入れ槜に䟛絊しお高匷床冷延鋌板を補造するこず、即ち
、冷延裞板パスルヌトを通るこずもできる。
この特蚱は、2぀のプロセスルヌトを切換える切換え装眮を備えるこずを特城ずする亜
鉛めっき板及び高匷床冷延板の兌甚補造方法である。亜鉛めっき板及び高匷床冷延板の兌甚補造を達成するために、該方法においお、以䞋の䞉぀の実珟手段を採甚しおいる。1、
ゞェット冷华区間の埌に、盎接に、亜鉛ポットず氎焌入れ槜ずの間に䜍眮する切換え装眮を蚭ける。、亜鉛ポット内ず氎焌入れ槜内のシンクロヌルの昇降により、切換えを実珟する。、亜鉛めっき・氎焌入れ共甚槜に溶融亜鉛或いは氎を泚入するこずにより、切換えを実珟する。
しかし、この特蚱は、䞻に、以䞋のような欠点がある。
たず、この特蚱の兌甚補造方法には、急冷性胜を持぀ハむ氎玠ゞェット冷华ず氎焌入れ及び酞掗プロセスを採甚しなかったため、高匷床レベルの冷延板、溶融亜鉛めっき板及び合金化溶融亜鉛めっき板を生産できないばかりか、良い衚面品質の䜎匷床レベルの、盞倉化により匷化する冷延板、溶融亜鉛めっき板及び合金化溶融亜鉛めっき板の生産さえもできない。
そしお、氎焌入れ埌の酞掗プロセス及び再加熱による焌戻しプロセスを採甚しなかったため、この特蚱の兌甚補造方法で生産した高匷床冷延板は、衚面品質が悪いだけではなく、塑性ず耐゚ヌゞング安定性も悪い。
最埌に、この特蚱の兌甚補造方法の実珟手段である2ず3は、実際の生産では操䜜し難しく、亜鉛メッキ板ず冷延板ずの間に切換える際に、ロヌル衚面の残留亜鉛で、冷延板の衚面品質及び装眮の通垞運転に圱響を䞎え、そしお、亜鉛ポットず氎焌入れ槜を共甚させるず、亜鉛ポットの砎裂などの解決できない技術的問題を起こすずずもに、切換えのコストがアップする。
発明内容
本発明の目的は、各皮高匷床鋌の生産に適するフレキシブルな垯鋌凊理ラむンを提䟛するこずである。この凊理ラむンは、冷延硬化した圧延硬化材及び熱延酞掗板を䜿甚しお、高匷床の冷延板ず玔粋な溶融亜鉛めっき板ずめっき局合金化溶融亜鉛めっき板ず電気亜鉛、ニッケルめっき板を補造するができるので、資源を有効に利甚し、投資を節玄するこずができる。そしお、冷延板ず溶融亜鉛めっき板及び合金化溶融亜鉛めっき板の生産を䞀぀の装眮に統合するずずもに、接続通路を採甚するこずで、電気Zn、Niめっき板を生産でき、超高匷床レベルの冷延板ず溶融亜鉛めっき板及び合金化溶融亜鉛めっき板も生産できる。そしお、溶融亜鉛めっきの前に酞掗プロセス或いは電気Fe、Niめっきプロセスを採甚するこずで、該生産プロセス及び蚭備は、高匷床鋌、特に超高匷床鋌の溶融亜鉛なめっき性が悪いずいう欠点を完党に解消するこずができ、高匷床溶融亜鉛めっき補品及びめっき局合金化溶融亜鉛めっき補品の良奜な衚面品質を保蚌できる。
この目的を達成するために、本発明の技術案は、次のずおりである。
順次に蚭けられたアンコむリング及び掗浄ステヌション、加熱ステヌション、均熱ステヌション、埐冷ステヌションの埌に、ハむ氎玠ゞェット冷华ステヌションず氎焌入れ冷华ステヌションが䞊行に蚭けられ、ハむ氎玠ゞェット冷华ステヌションの埌に、再加熱ステヌション、オヌバヌ゚ヌゞングステヌション、最終冷华ステヌション、平坊化ステヌション、フィニッシュ衚面仕䞊げステヌション、塗油ステヌション及び巻取りステヌションが順次に蚭けられ、氎焌入れ冷华ステヌションの埌に、酞掗ステヌション及び電気めっきステヌションが順次に蚭けられ、さらに、再加熱ステヌションの埌に接続される溶融亜鉛めっきステヌションず、溶融亜鉛めっきステヌションの埌に接続され、接続通路を介しお前蚘の最終冷华ステヌションに接続されるめっき局合金化焌鈍しステヌションずを備え、前蚘の酞掗ステヌション及び電気めっきステヌションは、それぞれの接続通路を介しお再加熱ステヌションに連通され、前蚘の電気めっきステヌションは、接続通路を介しおアンコむリング及び掗浄ステヌションに盎接に連通され、前蚘の氎焌入れ冷华ステヌションは、固定されたバむパスを介しお埐冷ステヌションに連通され、前蚘の再加熱ステヌションの埌には、移動可胜なバむパスを介しおオヌバヌ゚ヌゞングステヌションが連通されおおり、連続焌鈍し補品を生産する際に、この移動可胜なバむパスを投入させる䞀方、溶融亜鉛めっき補品及びめっき局合金化溶融亜鉛めっき補品を生産する際に、この移動可胜なバむパスを退避させ、退避による露出した2぀の継ぎ口を密封する、こずを特城ずする
各皮高匷床鋌の生産に適するフレキシブルな垯鋌凊理ラむン。
そしお、接続通路を介しお電気めっきステヌション、平坊化ステヌションの埌䞔぀フィニッシュステヌションの前に接続されるパッシベヌション及び他の埌凊理のステヌション、をさらに備える。
たた、前蚘のバむパスは、接続通路ず異なり、密封通路である。その通路内の雰囲気ず焌鈍し炉内の雰囲気ずは、基本的に同じで、2〜7の氎玠を含む窒玠ず氎玠の混合保護ガスである。
そしお、ハむ氎玠ゞェット冷华区間の埌に、ハむパワヌな誘導加熱噚が配眮され、奜たしくのは、該誘導加熱噚の呚波数は、1000Hz以䞊である。他の特蚱に比べ、本発明の凊理ラむンでは、急冷埌の加熱速床を制埡できるずずもに、酞掗を必芁ずせず、高匷床板の補造プロセスにおける蚭備の芁求に十分に満たすこずができる。
さらに、本発明の前蚘ハむ氎玠ゞェット冷华のガスは、䜓積パヌセンテヌゞが20以䞊を占める氎玠を含む窒玠ず氎玠の混合ガスである。
本発明の各皮高匷床鋌の生産に適するフレキシブルな垯鋌凊理ラむンにおいお、アンコむリング、掗浄、加熱、均熱、埐冷及びハむ氎玠ゞェット冷华を経お冷华された垯鋌は、その䞀郚がオヌバヌ゚ヌゞングを経お冷华及び平坊化などの埌凊理に入り、冷延高匷床鋌になる䞀方、その他の郚分が再加熱を経お亜鉛ポット及びめっき局合金化焌鈍し炉などの埌工皋蚭備に入り、高匷床溶融亜鉛メッキ板或いはめっき局合金化溶融亜鉛めっき板になる。
たた、本発明の各皮高匷床鋌の生産に適するフレキシブルな垯鋌凊理ラむンにおいお、アンコむリング、掗浄、加熱、均熱、埐冷及び氎焌入れ冷华を経お冷华され、酞掗された垯鋌は、再加熱を経お亜鉛ポットに入っお高匷床溶融亜鉛メッキ鋌になっおもよいし、盎接にオヌバヌ゚ヌゞング区間に入っお超高匷床冷延板になっおもよい。そしお、電気Zn、Niめっきを経おから盎ぐにパッシベヌションなどの埌凊理に入っお超高匷床電気亜鉛めっき板になっおもよいし、電気めっきで極薄なNi、Fe局を付けおめっき性を改善した埌、再加熱しお、亜鉛ポット及びめっき局合金化焌鈍し炉などの埌工皋蚭備に入っお、超高匷床の玔粋な溶融亜鉛めっき板及びめっき局合金化溶融亜鉛めっき板になっおもよい。
珟圚の冷間圧延連続熱凊理装眮においお、普通、高匷床板及び高衚面品質板材䟋えば自動車の倖板の生産を同時に行っおいるが、高匷床鋌、特に超高匷床鋌ず高衚面品質板材は、衚面品質に察する芁求が党く異なる。䞀般的には、高匷床鋌は自動車構造郚品に適甚されおいるから、衚面品質に察する芁求が厳しくない。䞀方、自動車の倖板は非垞に高い衚面品質を芁求しおいる。倧型の連続熱凊理装眮で高匷床鋌、特に超高匷床鋌を少量生
産する時に、鋌板匷床が高い䞔぀板圢状が良くないこずに起因しお、ロヌラヌにおける塊や局郚的擊り傷や摩耗などが生じやすくなり、高匷床鋌を補造した埌に高衚面品質板を補造するこずができなくなり、装眮を停止しお、損傷されたロヌラヌを亀換しなければならなかった。そしお、倧芏暡な連続熱凊理炉の停止及びロヌラヌの亀換による損倱が非垞に倧きいため、同䞀装眮で高匷床鋌板、特に超高匷床鋌板ず高衚面品質板の䞡方を補造するこずは非垞に困難である。
仕様の面においお、䞀般的には、自動車倖板を代衚ずする高衚面品質板は、幅が広く、厚みが薄いが、高匷床鋌板、特に超高匷床鋌板は、厚みが厚く、幅が狭い。連続熱凊理装眮の蚭蚈時においお、これら二぀の補品に配慮する必芁があり、技術的難易床が高く、装眮が耇雑で倧芏暡になり、投資が非垞に倧きくなる。
炉の冷华技術の面においおも芁求が異なる。高衚面品質板を生産する装眮では、炉の冷华速床に察する芁求が高くないが、高枩における軟鋌の座屈ず砎壊を防止するために、高速で安定ずいう高い通過技術の芁求があり、各炉区間においおも、䜎匵力及び安定性が必芁である。䞀方、高匷床鋌板を生産する装眮では、炉の速冷区間における冷华速床に察する芁求が高く、そしお、厚くお狭い高匷床鋌板自䜓は正しい搬送経路から離脱しやすく、このような垯鋌は急冷しお盞転移した埌に、その板圢状が悪くなり、離脱がより深刻になる。したがっお、装眮の各炉区間における匵力に察する芁求が高く、是正胜力に察する芁求が高い。
平坊化ミルの面においおも、その芁求が異なる。衚面品質の芁求の高い補品に察しお、平坊化は材料特性の制埡ず板圢状の改善ずいう目的に加え、衚面品質の改善ず向䞊においおも極めお重芁である。このため、倧きい平坊化ロヌラヌ盎埄及び圧延力を芁求されおいる。しかし、高匷床鋌補品はその材料の降䌏匷床が高いので、平坊化ロヌラヌの盎埄が倧き過ぎるず、平坊化ミルの圧延力が倧幅に向䞊し、平坊化ミルの゚ネルギヌ消費ず投資が増やすこずになる。埓っお、䞀般的には、小埄な平坊化ロヌラヌず、倧きい平坊化圧延力及び匵力ずで、高匷床鋌板の圢状を改善する。
仕様及び品皮の切換えの面においお、高匷床鋌、特に超高匷床鋌は、品皮及び仕様ごずの甚量が少ないが、総合な品皮及び仕様が倚いため、連続熱凊理装眮で生産する際に切換えが増え、遷移時間が長くなる。倧型連続熱凊理装眮の安定性及び生産性は倧きく圱響される。
本発明における各皮高匷床鋌の生産に適するフレキシブルな垯鋌凊理ラむンは、独特な優䜍性があり、埓来の熱凊理装眮に比べお、以䞋のような顕著で突出した特城及び利点が有る。
.補品の皮類が豊富である。
最も䞀般的な連続焌鈍し装眮は、普通の冷延補品しか生産できない䞀方、最も䞀般的な連続溶融亜鉛めっき装眮は、玔粋な溶融亜鉛めっき補品ずめっき局合金化溶融亜鉛めっき補品しか生産できない。最近開発された連続焌鈍し・溶融亜鉛めっき䞡甚の装眮でも、普通の冷延補品ず溶融亜鉛めっき補品ずの二皮類の補品しか生産できない。そしお、このような連続焌鈍し・溶融亜鉛めっき䞡甚装眮は、高匷床鋌板、特に超高匷床鋌板をタヌゲット補品ずするものではないので、倚品皮ずいう優䜍性は顕著ではない。
本発明におけるフレキシブルな高匷床薄い垯鋌の凊理ラむンでは、ハむ氎玠高速ゞェット冷华装眮ず氎焌入れ装眮の䞡方が装備されおいるので、特に、仕様及び品皮が倚く、量が少ない高匷床及び超高匷床鋌板の生産に適する。各匷床レベルの冷延高匷床鋌ず超高匷床鋌最倧で1470MPaに達するを生産できるだけではなく、最高匷床レベルが980MPaに
達する各皮溶融亜鉛めっき高匷床鋌も生産できる。さらに、各匷床レベルの電気亜鉛めっき補品、電気ニッケルめっき補品及び電気亜鉛-ニッケル合金補品も生産できる。芁する
に、他の冷延垯鋌の凊理ラむンに比べ、該倚機胜凊理ラむンは、機胜が倚く品皮が倚いずいう特城を有し、溶融めっき補品、普通の冷延補品及び電気めっき補品などを含む倚皮高匷床鋌補品を、最小限の投資で埗るこずができ、珟圚の自動車産業における各皮高匷床鋌に察する様々なニヌズに察応できる。
.生産コストが䜎い。
たず、原料ずしお、圧延硬化材だけではなく、熱延酞掗板も䜿甚できる。本発明は、新型のハむ氎玠高速ゞェット冷华装眮ず新型の氎焌入れ装眮を装備したので、同䞀匷床レベルの高匷床鋌を生産する際に、より少ない合金成分で生産でき、合金元玠を節玄し、生産コストを削枛するこずができる。そしお、補鋌、熱延、酞掗及び冷延ずいう各工皋に察する芁求が䜎くなり、生産がより安定䞔぀順調に進められ、その分、コストも枛少する。なお、該フレキシブルな凊理ラむンは、各皮の高匷床鋌の生産に専甚できるので、各皮の高匷床鋌を生産する時の連続及び移行がより䟿利になる。䞀方、他の装眮に察しおは、少量な超高匷床鋌を生産するために投資を倧量に増加する必芁がなくなるから、他の装眮が解攟され、䌚瀟党䜓の生産コストは倧幅に䜎枛する。
.補品の品質が高い。
本発明の凊理ラむンが各皮高匷床鋌補品の凊理に専甚するから、高匷床鋌の生産プロセスのニヌズに応じおより有効な察策を採るこずで、補品の品質を向䞊させるこずができる。䟋えば、普通の連続熱凊理装眮は冷华速床が遅いずいう問題に察しお、この装眮は、新型のハむ氎玠高速ゞェット冷华ず新型の氎焌入れ技術を採甚しお、冷华速床を倧幅に高めるこずによっお、同䞀匷床レベルの高匷床鋌の化孊成分における合金成分の含有量を倧幅に䜎枛し、生産コストを削枛できるずずもに、高匷床鋌補品の溶接性胜及びめっき性を著しく向䞊させるこずができた。たた、本発明によれば、氎焌入れ及び酞掗、ひいおは電気めっきの埌に再び溶融めっきを行うずいう新技術を採甚したので、高匷床鋌のめっき性をさらに根本的に改善し、溶融亜鉛めっき高匷床鋌の衚面品質及び耐食性を著しく向䞊させた。
図面の簡単な説明
図は本発明の実斜䟋のプロセスのブロック図である。 図2は本発明の実斜䟋2のプロセスのブロック図である。 図3は本発明の実斜䟋3のプロセスのブロック図である。 図4は本発明の実斜䟋4のプロセスのブロック図である。 図5は本発明の実斜䟋5のプロセスのブロック図である。 図6は本発明の実斜䟋6のプロセスのブロック図である。 図7は本発明の実斜䟋7のプロセスのブロック図である。 図8は本発明の実斜䟋8のプロセスのブロック図である。 図9は本発明の実斜䟋9のプロセスのブロック図である。
発明を実斜するための圢態
以䞋に実斜䟋及び図面に基づいお、本発明の各皮高匷床鋌の生産に適するフレキシブルな垯鋌凊理ラむンを説明する図面では、実線矢印は該実斜䟋に採甚するプロセスを瀺し、砎線矢印は他の実斜䟋に遞択可胜なプロセスを瀺す。
実斜䟋1
図1に瀺したように、本実斜䟋のプロセスは以䞋のようである。原料1−アンコむリング
及び掗浄2−加熱3−均熱4−埐冷5−ハむ氎玠ゞェット冷华6−オヌバヌ゚ヌゞング10−最
終冷华11−平坊化12−フィニッシュ13−塗油及び埌凊理14−巻取り15−完成品16。
本発明における実斜䟋のプロセスは、䞀般的な冷延板ず盞転移により匷化された高匷床鋌冷延板を生産するこずができ、特に、冷延TRIP鋌ず80キロ玚以䞋のDP鋌の生産に適合する。80キロ玚の冷延TRIP鋌ず80キロ玚のDP鋌を生産するプロセスのパラメヌタは衚1に瀺
しおいる。衚1に瀺したように、80キロ玚のTRIP鋌では、連続焌鈍しの均熱枩床ず、゚ヌ
ゞングの枩床及びその時間ずを制埡するこずは重芁であるが、急冷の速床に察する芁求は高くない。䞀方、80キロ玚のDP鋌では、連続焌鈍しの肝心なプロセス制埡パラメヌタは、均熱枩床ず急冷の速床であり、特に、急冷の速床に察する芁求は高い。なお、その゚ヌゞングは、マルテンサむトの分解が回避されるように、䜎枩床䞔぀短時間であるこずが芁求されおいる。
該実斜䟋のプロセスでは、酞掗工皋及び再加熱工皋が必芁ないため、熱凊理工皋の生産コストが䜎く、補品の衚面品質が高い。
Figure 2012518720
実斜䟋2
図2に瀺したように、本実斜䟋のプロセスは以䞋のようである。原料1−アンコむリング及び掗浄2−加熱3−均熱4−埐冷5−ハむ氎玠ゞェット冷华6−再加熱9−オヌバヌ゚ヌゞング10−最終冷华11−平坊化12−フィニッシュ13−塗油及び埌凊理14−巻取り15−完成品16。
実斜䟋1ず比范するず、本発明における実斜䟋のプロセスは、䜎枩で行っおから高枩で
行うオヌバヌ゚ヌゞング工皋を図るこずができる。このようなプロセスによれば、䜎炭玠アルミニりムキルド鋌で優れた耐゚ヌゞング特性を持぀軟鋌補品を生産できる。優れた耐゚ヌゞング特性を持぀䜎炭玠アルミニりムキルド鋌の軟鋌補品を生産するプロセスのパラメヌタは衚2に瀺しおいる。衚2に瀺したように、耐゚ヌゞング特性の優れた䜎炭玠アルミニりムキルド鋌を生産するにあたっお、連続焌鈍しの均熱枩床ず゚ヌゞング工皋を制埡するこずは重芁である。そしお、鋌䞭の固䜓炭玠を完党に析出させるために、䜎枩で行っおから高枩で行うオヌバヌ゚ヌゞング工皋を実珟しなければならない。本発明の凊理ラむンは急冷埌の再加熱により、プロセスの芁求に良奜に満たした。
他の特蚱に比べ、本発明の凊理ラむンにおいお、ハむ氎玠ゞェット冷华区間の埌にハむパワヌな誘導加熱噚を配眮するこずで、急冷埌の加熱速床を制埡できるずずもに、酞掗を必芁ずせず、高匷床板の補造プロセスにおける蚭備の芁求に十分に満たすこずができる。
Figure 2012518720
より重芁なのは、本発明の実斜䟋のプロセスは、䞀旊垯鋌をマルテンサむト倉態点以䞋に冷华させ、マルテンサむトに倉態させた埌に再び焌戻しするこずで、焌入れ及び焌戻しを実珟し、焌戻しマルテンサむト組織を生成しお鋌板の総合性胜を調敎できる。これにより、実斜䟋1に比べ、二盞鋌補品の匷床ず塑性ずのバランスがより良奜になるような高匷
床鋌板を生産でき、匷床が䜎く䞔぀塑性が高いマルテンサむト鋌も生産できる。マルテンサむト鋌補品を生産するプロセスのパラメヌタも衚2に瀺しおいる。衚2から分かるように、高匷床のマルテンサむト鋌を生産するにあたっお肝心なのは、連続焌鈍しの均熱枩床ず急冷速床を制埡するこずである。そのうち、十分なマルテンサむトを生成しお匷床を確保するにあたっお、急冷速床ず急冷終了枩床は䞻な芁因である。
通垞の急冷埌の再加熱に比べ、本発明の凊理ラむンにおいお、ハむ氎玠ゞェット冷华区間の埌にハむパワヌな誘導加熱噚を配眮するこずで、急冷埌の加熱速床や枩床を制埡できるずずもに、酞掗を必芁ずせず、高匷床鋌板の補造プロセスにおける蚭備の芁求に十分に満たすこずができる。このプロセスの実珟も本発明の特城の䞀぀である。
実斜䟋3
図3に瀺したように、本実斜䟋のプロセスは以䞋のようである。原料1−アンコむリング及び掗浄2−電気めっき17Fe又はNiの電気めっき−再加熱9−溶融亜鉛めっき18又はめっき局合金化焌鈍し19を含め−最終冷华11−平坊化12−パッシベヌション20−フィニッシュ13又は塗油を含め−巻取り15−完成品16。
本発明の実斜䟋のプロセスでは、高匷床又は超高匷床熱間圧延酞掗板䟋えば熱間圧延マルテンサむト鋌を原料ずしお、その衚面に極薄なNi、Feなどをめっきするこずで、高匷床鋌の溶融亜鉛めっき性を改善する。その埌、450℃〜550℃に加熱し、亜鉛ポットに入れお溶融亜鉛めっきさせおから(及び/又はめっき局合金化焌鈍し凊理、冷华させ平坊化などの埌工皋に入る。再加熱しお溶融亜鉛めっきの時間が短いため䞀分間以内、マルテンサむトの分解を倧幅に枛少ないし回避するこずができるから、優れた衚面品質を持぀超高匷床熱間圧延溶融亜鉛めっき板を埗るこずができ、コストを倧幅に削枛するこずができる。超高匷床熱間圧延溶融亜鉛めっきマルテンサむト鋌補品を生産するプロセスのパラメヌタは衚3に瀺しおいる。本発明の凊理ラむンは、超高匷床熱間圧延溶融亜鉛めっき
板を生産できる。これも本発明の特城の䞀぀である。
Figure 2012518720
実斜䟋4
図4に瀺したように、本実斜䟋のプロセスは以䞋のようである。原料1−アンコむリング及び掗浄2−加熱3−均熱4−埐冷5−氎焌入れ冷华7−酞掗8−再加熱9−オヌバヌ゚ヌゞン
グ10−最終冷华11−平坊化12−フィニッシュ13−塗油14及び埌凊理−巻取り15−完成品16。
氎焌入れに加え焌戻し凊理を甚いた本発明の実斜䟋のプロセスは、良奜な衚面品質を持぀超高匷床冷延板を生産するこずができる。ハむ氎玠ゞェット冷华よりスピヌドが速い氎焌入れを採甚するこずで、同じ化孊組成の前提で、冷延板の匷床レベルを倧幅に高めるこずができ、或いは、同じ匷床レベルの高匷床鋌を生産する堎合、その合金成分を著しく䜎枛するこずができ、補品の溶接性胜を遥かに向䞊するこずができる。たた、氎焌入れ埌に酞掗工皋を採甚するこずで、垯鋌の衚面における酞化膜を掗い流しお、鋌板の良奜な衚面品質を確保するこずができる。
実斜䟋5
図5に瀺したように、本実斜䟋のプロセスは以䞋のようである。原料1−アンコむリング及び掗浄2−加熱3−均熱4−埐冷5−ハむ氎玠ゞェット冷华6−溶融亜鉛めっき18又はめ
っき局合金化焌鈍し19を含め−最終冷华11−平坊化12−パッシベヌション20又はフィニッシュ13及び塗油14を含めなどの埌凊理−巻取り15−完成品16。
本発明の実斜䟋のプロセスは、比范的高匷床レベルの高匷床溶融亜鉛めっき鋌板ず合金化溶融亜鉛めっき鋌板の生産に適甚でき、特に溶融亜鉛めっきTRIP鋌や䜎匷床レベルのDP鋌の生産に適合する。生産プロセスが簡単であるため、装眮の運転コストが䜎い。
実斜䟋6
図6に瀺したように、本実斜䟋のプロセスは以䞋のようである。原料1−アンコむリング及び掗浄2−加熱3−均熱4−埐冷5−ハむ氎玠ゞェット冷华6−再加熱9−溶融亜鉛めっき18又はめっき局合金化焌鈍し19を含め−最終冷华11−平坊化12−埌凊理予備リン酞凊理、パッシベヌション20、フィニッシュ13、塗油14など−巻取り15−完成品16。
本発明の実斜䟋のプロセスは、比范的高匷床レベル䞔぀良奜な衚面品質を持぀溶融亜鉛メッキ高匷床鋌板を生産するこずができる。本発明のプロセスにおいお、ハむ氎玠ゞェット冷华で垯鋌を盞倉化点以䞋に急冷させ、マルテンサむト倉態を完成させおから、460℃
皋床たで加熱しお溶融亜鉛めっきを完了するこずで、鋌板の焌入れ性に察する芁求を軜枛し、埓来のプロセスの欠点の䞀郚を排陀するこずができる。即ち、鋌に合金元玠を倧量に入れるこず溶融亜鉛めっきの埌にマルテンサむト倉態を完成するように、鋌板の焌入れ性を向䞊させるためにより、合金元玠、䟋えばMn、Siが鋌板衚面に集め、溶融亜鉛めっき性に圱響する。本発明のプロセスでは、鋌板の匷床を向䞊させるず同時に、基材における合金元玠の含有量を䜎䞋させるこずができる。そしお、鋌の䞭の合金元玠は少ないから、めっき性ず溶接性を確保でき、最終的に、良奜な衚面品質ず䜿甚性胜を持぀溶融亜鉛め
っき高匷床鋌板を埗られる。なお、指摘したいのは、本実斜䟋の効果を高めるために、めっき埌の冷华胜力をアップさせる必芁がある。奜たしくのは、本実斜䟋におけるめっき埌の冷华胜力は、匷化盞の分解が䜎枛されるように、䌝統的な溶融亜鉛めっき装眮の1.5倍
以䞊である。
実斜䟋7
図7に瀺したように、本実斜䟋のプロセスは以䞋のようである。原料1−アンコむリング及び掗浄2−加熱3−均熱4−埐冷5−氎焌入れ冷华7−酞掗8−再加熱9−溶融亜鉛めっき18
又はめっき局合金化焌鈍し19を含め−最終冷华11−平坊化12−埌凊理予備リン酞凊理、パッシベヌション20、フィニッシュ13、塗油14など−巻取り15−完成品16。
本発明の実斜䟋のプロセスは、実斜䟋6よりも高い匷床䞔぀良奜な衚面品質を持぀溶融
亜鉛メッキ高匷床鋌板を生産するこずができる。本発明のプロセスにおいお、ハむ氎玠ゞェット冷华の代わりに、冷华速床がより速い氎焌入れを採甚するこずで、基材の化孊成分が同じである前提で鋌板の匷床を倧幅に向䞊させられる。酞掗工皋を採甚するこずで、氎焌入れによる垯鋌衚面の酞化膜を掗い流すこずができるずずもに、衚面に集めたMn、Siなどの合金元玠を掗い流すこずができる。埌続の溶融亜鉛メッキ性を確保でき、衚面品質良奜な溶融亜鉛メッキ高匷床鋌板を埗られる。
実斜䟋8
図8に瀺したように、本実斜䟋のプロセスは以䞋のようである。原料1−アンコむリング及び掗浄2−加熱3−均熱4−埐冷5−氎焌入れ冷华7−酞掗8−電気めっき17Fe又はNiのめっき−再加熱9−溶融亜鉛めっき18又はめっき局合金化焌鈍し19を含め−最終冷华11−平坊化12−埌凊理予備リン酞凊理、パッシベヌション20、フィニッシュ13、塗油14など−巻取り15−完成品16。
本発明の実斜䟋のプロセスは、実斜䟋7のプロセスに類䌌し、異なるのは、酞掗の埌にFe又はNiの電気メッキ凊理を远加しお、鋌板の衚面にFe又はNiのメッキ局を生成する点だ
けである。このようにしお、溶融亜鉛めっき凊理前の鋌板の衚面状況が倉わり、超高匷床鋌では溶融亜鉛めっき性がよくないずいう問題を完党に解決した。本発明の実斜䟋のプロセスは、より高い耐食性ず優れた衚面品質を持぀ダブルめっき局の超高匷床溶融亜鉛めっき鋌板を生産できる。これも本発明の特城の䞀぀である。
実斜䟋9
図9に瀺したように、本実斜䟋のプロセスは以䞋のようである。原料1−アンコむリング及び掗浄2−加熱3−均熱4−埐冷5−氎焌入れ冷华7−酞掗8−電気めっき17Ni又はZnの電気めっき−埌凊理予備リン酞凊理、パッシベヌション20、フィニッシュ13、塗油14など−巻取り15−完成品16。
本発明の実斜䟋のプロセスにおいお、冷延Zn、Ni電気メッキ鋌板を生産する連続焌鈍し工皋ず電気めっき工皋の䞡者を䞀぀にしお、䞀぀の装眮で連続焌鈍しを経たZn、Ni電気メッキ鋌板を生産できる。このようにしお、投資コストの削枛及び生産性の向䞊を達成するだけではなく、銖尟切陀量の枛らすにより、歩留たりの向䞊にも寄䞎した。䞀方、埐冷に加え、氎焌入れを利甚するこずにより、合金元玠成分が䜎い鋌皮を䜿甚しお高匷床冷延Zn、Ni電気メッキ鋌板を生産するこずができる。

Claims (6)

  1. 順次に蚭けられたアンコむリング及び掗浄ステヌション、加熱ステヌション、均熱ステヌション、埐冷ステヌションの埌に、ハむ氎玠ゞェット冷华ステヌションず氎焌入れ冷华ステヌションが䞊行に蚭けられ、ハむ氎玠ゞェット冷华ステヌションの埌に、再加熱ステヌション、オヌバヌ゚ヌゞングステヌション、最終冷华ステヌション、平坊化ステヌション、衚面仕䞊げステヌション、塗油ステヌション及び巻取りステヌションが順次に蚭けられ、氎焌入れ冷华ステヌションの埌に、酞掗ステヌション及び電気めっきステヌションが順次に蚭けられ、さらに、再加熱ステヌションの埌に接続される溶融亜鉛めっきステヌションgalvanizingず、溶融亜鉛めっきステヌションの埌に接続されお、接続通路を
    介しお前蚘の最終冷华ステヌションに接続されるめっき局合金化焌鈍しステヌションgalvannealingずを備え、前蚘の酞掗ステヌション及び電気めっきステヌションは、それ
    ぞれの接続通路を介しお再加熱ステヌションに連通され、前蚘の電気めっきステヌションは、接続通路を介しおアンコむリング及び掗浄ステヌションに盎接に連通され、前蚘の氎焌入れ冷华ステヌションは、固定されたバむパスを介しお埐冷ステヌションに連通され、前蚘の再加熱ステヌションの埌には、移動可胜なバむパスを介しおオヌバヌ゚ヌゞングステヌションが連通されおおり、連続焌鈍し補品を生産する際に、この移動可胜なバむパスを投入させる䞀方、溶融亜鉛めっき補品又はめっき局合金化溶融亜鉛めっき補品を生産する際に、この移動可胜なバむパスを退避させ、退避により露出した継ぎ口を密封する、こずを特城ずする各皮高匷床鋌の生産に適するフレキシブルな垯鋌凊理ラむン。
  2. 接続通路を介しお電気めっきステヌション、平坊化ステヌションの埌䞔぀衚面仕䞊げステヌションの前に接続されるパッシベヌションのステヌションをさらに備える、こずを特城ずする請求項1に蚘茉の各皮高匷床鋌の生産に適するフレキシブルな垯鋌凊理ラむン
    。
  3. ハむ氎玠ゞェット冷华ステヌション埌の再加熱ステヌションには、誘導加熱噚が配眮されおいる、こずを特城ずする請求項1に蚘茉の各皮高匷床鋌の生産に適するフレキシブル
    な垯鋌凊理ラむン。
  4. 前蚘の誘導加熱噚の呚波数は1000Hz以䞊である、こずを特城ずする請求項3に蚘茉の各
    皮高匷床鋌の生産に適するフレキシブルな垯鋌凊理ラむン。
  5. 前蚘固定されたバむパスず前蚘移動可胜なバむパスは、密封通路であり、この通路内の雰囲気は、䜓積パヌセンテヌゞが2〜7を占める氎玠を含む窒玠ず氎玠の混合ガスである、こずを特城ずする請求項1に蚘茉の各皮高匷床鋌の生産に適するフレキシブルな垯鋌凊
    理ラむン。
  6. 前蚘のハむ氎玠ゞェット冷华のガスは、䜓積パヌセンテヌゞが20以䞊を占める氎玠を含む窒玠ず氎玠の混合ガスである、こずを特城ずする請求項1に蚘茉の各皮高匷床鋌の生
    産に適するフレキシブルな垯鋌凊理ラむン。
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