JP2012518345A - ネットワークファクシミリ伝送用システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
VoIPシステムにおけるファクシミリ伝送の送信及び受信システム及び方法が開示される。所定の実施例では、ファクシミリ装置はネットワークインタフェース及び呼設定プロトコルサーバとインタフェースするように構成された呼設定プロトコルクライアントを含む。呼設定プロトコルクライアントは公衆交換電話網との通信チャネルを設定するためにネットワークインタフェースを用いて呼設定プロトコルサーバと通信する。呼設定プロトコルクライアントはセッション開始プロトコルに従って動作する。ファクシミリ装置は、ファクシミリ伝送をT.30プロトコルに従って送信及び受信するように構成される。代替実施例では、前記ファクシミリ装置はファクシミリ伝送をT.38プロトコルに従って送信及び受信するように構成される。
Description
本発明は、データネットワークと関連して文書をファクシミリ伝送するシステム及び方法に関する。
ファクシミリ伝送又は「ファックス」は、利用者が文書のコピー(又はファクシミリ)を電話網で伝送することができる通信方法である。一般に、文書はスキャンされ、データに変換された後、電話網で別のファクシミリエンドポイントに伝送され、そこで印刷される。伝統的には、ファクシミリはアナログ公衆交換電話網(PSTN)で伝送される。しかし、多くの企業環境がディジタルボイスオーバIP(VoIP)ベースの電話システムに移行している。その結果ファクシミリオーバIP(FoIP)が発展しているが、相互運用性を含むくつかの問題のために、FoIPは採用が遅れている。その結果、多くの企業環境はファクシミリ伝送をPSTNに頼っている。
一つの解決策は、ファクシミリエンドポイントをローカルIPベース電話網に接続することであるが、これは追加の高価なハードウェアを必要とする。別の解決策は単にファクシミリ伝送のための専用アナログ電話線を用いるものある。この解決策は費用がかからないが、2つのタイプの電話システムの管理を必要とする。従って、電話システムに高価なハードウェアを付加する必要なしに、IPベース電話網で動作でき且つPSTNに接続できるファクシミリシステムが当業界で必要とされている。
上記の欠陥は、プロセッサと、ローカルエリアネットワーク(LAN)に接続されたネットワークインタフェースと、前記プロセッサで実行可能な呼設定プロトコルクライアントを含むコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とを備えるファクシミリエンドポイントによって解決され、前記呼設定プロトコルクライアントは、前記プロセッサによって、前記ネットワークインタフェース用いて呼設定プロトコルサーバと通信させて当該ファクシミリエンドポイントと公衆交換電話網との間でデータパケットを前記ローカルエリアネットワーク経由で伝送するように構成された通信チャネルを設定させるように構成されている。前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は前記プロセッサで実行可能なT.30モジュールも備え、前記T.30モジュールは、前記プロセッサによって、データをT.30プロトコルに従って符号化及び復号化させるように構成されている。前記T.30プロトコルで符号化及び復号化されたデータは前記ネットワークインタフェースを用いて選択的に前記公衆交換電話網へ及びから転送及び受信される。
別の実施形態においては、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、更に、G.711プロトコルに従って前記ネットワークインタフェースを介して通信を行うG.711モジュール、リアルタイムトランスポートプロトコルに従って前記ネットワークインタフェースを介して通信をリアルタイムトランスポートモジュール及び/又はT.38プロトコルに従って前記ネットワークインタフェースを介して通信を行うT.38モジュールを備える。別の実施形態においては、前記ファクシミリエンドポイントはT.30プロトコルに従って通信を行うPSTNインタフェースを備える。
上記のファクシミリエンドポイントは、LAN、呼設定プロトコルサーバ、前記LANをPSTN及び上記のファクシミリエンドポイントと接続するトランクを備える企業通信システムに組み込むことができる。
以下の図面及び詳細な説明を検討すれば本発明の他のシステム、方法、特徴及び利点が当業者に明らかになる。このようなシステム、方法、特徴及び利点はすべて本開示に包含され、本発明の範囲内にあり、添付の特許請求の範囲で保護されることを意図する。
種々の特徴及び利点がいくつかの実施例及び添付図面の以下の記載において一例として説明される。添付図面は典型的な実施形態のみを示し、特許請求の範囲を限定するものではないと理解されたい。これらの実施例は添付図面を参照して具体的に詳細に説明される。
ネットワークファクシミリ伝送のためのシステム及び方法の実施例がここに記載される。以下の記載において、実施例の十分な理解を与えるために多くの詳細が与えられる。しかしながら、これらの実施例は、これらの具体的な詳細の一つ以上がなくても実施でき、また他の方法、コンポーネント、材料などで実施することもできることは当業者に認識されよう。更に、本発明の特徴が不明確になるのを避けるために、周知の構造、材料又は処理は図示も詳細な説明も省略されている。
明細書全体と通じて、「一つの実施例」又は「一実施例」は、実施例と関連して記載される特定の特徴、構造又は特性が少なくとも一つの実施例に含まれることを意味する。従って、本明細書中の種々の箇所での「一つの実施例」又は「一実施例」の語句の出現は必ずしもすべて同じ実施例に関連するとは限らない。特に、「実施例」はシステム、製品(例えば、コンピュータ読取り可能な記憶媒体)、方法及び生成物であり得る。
語句「〜に接続する」及び「〜と通信する」は、2つ以上の主体間の機械的、電気的及び電磁的相互作用などの相互作用を意味する。2つのコンポーネントは、それらが互いに直接接触しなくても、2つのコンポーネント間に媒介装置が存在しても、互いに接続することができる。
ここに記載する実施例とともに使用できるインフラストラクチャの大部分、例えば汎用コンピュータ;コンピュータプログラミングツール及び技術;コンピュータネットワーク及びネットワーク技術;無線通信;及びディジタル記憶媒体が既に利用可能である。
ここに記載される構成及び/又は用途のために適切なネットワークは、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク及び/又は「インターネット」又はIPネット、例えばワールド・ワイド・ウェブ、プライベートインターネット、セキュアインターネット、高度情報ネットワーク、仮想プライベートネットワーク、エクストラネット、イントラネット又は物理的トランスポート媒体で他のマシンと通信するスタンドアロンマシンも含む。特に、適切なネットワークは2つ以上の他のネットワークの一部分又は全部、例えば異種のハードウェア及びネットワーク通信技術を用いるネットワークで構成することができる。ネットワークは固定電話線、無線通信及びそれらの組み合わせを組み込むことができる。
ネットワークは通信又はネットワーキングソフトウェア、例えばノベル、マイクロソフト、アーティソフト及び他のベンダから入手可能なソフトウェアを含むことができ、TCP/IP、SPX,IPX及び他のプロトコルを用いてツイストペア、同軸又は光ファイバケーブル、電話線、衛星、マイクロ波中継局、変調AC電力線、物理的媒体転送及び/又は当業者に知られている他のデータ伝送「ワイヤ」で動作し得る。ネットワークはもっと小さいネットワークを含むことができ、且つ又ゲートウェイ又は類似のメカニズムを介して他のネットワークに接続可能とすることができる。
ネットワークの各コンピュータは、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、トンリセット回路などのようなプロセッサを含むことができる。プロセッサは、ASIC、PAL、PLA、PLD、フィールドプログラマブルゲートアレイなどの処理装置又は他のカスタマイズされた又はプログラム可能な装置を含むことができる。コンピュータは、不揮発性メモリ、スタティックRAM、ダイナミックRAM、ROM,CD−ROM、ディスク、テープ、磁気、光フラッシュメモリなどのコンピュータ読取り可能な記憶媒体又は他のコンピュータ読取り可能な記憶媒体を含むことができる。コンピュータは種々の入力装置及び/又は出力装置も含むことができる。入力装置は、キーボード、マウス、タッチスクリーン、ライトペン、タブレット、マイクロフォン、センサ又はファームウェア及び/又はソフトウェアを伴う他のハードウェアを含むことができる。出力装置は、モニタ又は他のディスプレイ、プリンタ、スイッチ、信号線又はファームウェア及び/又はソフトウェアを伴う他のハードウェアウェアを含むことができる。
ここに記載する所定の実施例の特徴はソフトウェアモジュール又はコンポーネントとして示されている。ここで使用されるように、ソフトウェアモジュール又はコンポーネントは、コンピュータ読取り可能な記憶媒体内に置かれた任意のタイプのコンピュータ命令又はコンピュータ実行可能なコードを含むことができる。ソフトウェアモジュールは、例えば一つ以上のコンピュータ命令の物理的又は論理的ブロックを含むことができ、これらのブロックは一つ以上のタスクを実行する又は特定の抽象データ型を実施するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などとして編成することができる。
所定の実施例では、特定のソフトウェアモジュールは、コンピュータ読取り可能な記憶媒体の異なる位置に記憶された本質的に異なる命令を備え、これらの命令が相まってジュール記述の機能を実施することができる。実は、モジュールは単一の命令又は多数の命令を備えることができ、いくつかのコンピュータ読取り可能な記憶媒体に亘って、異なるプログラムの間で、いくつかの異なるコードセグメントに分散させることができる。いくつかの実施例は、通信ネットワークを介してリンクされるリモート処理装置でタスクが実効される分散コンピューティング環境に実施することができる。分散コンピューティング環境においては、ソフトウェアモジュールはローカル及び/又はリモートコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に置くことができる。加えて、データベースレコード内にまとめて結合又は表現されたデータを、同じコンピュータ読取り可能な記憶媒体内に又はいくつかのコンピュータ読取り可能な記憶媒体に亘って常駐させることができ、ネットワーク全体に亘ってデータベース内のレコードのフィールド内で結合することができる。
ソフトウェアモジュールは、ここに記載するタスクを実行するためにコンピュータで実効可能なプログラム、機能及び/又は命令を具現するものであること明らかである。規定通りの適切なソフトウェアは、当業者によって、ここに提示する技術とプログラミング言語及びツール、例えばXML、ジャバ、パスカル、C++、C、データベース言語、API、SDK、アセンブリ、ファームウェア、マイクロコード及び/又は例えば言語及びツールを用いることによって容易に提供することができる。特定のフォーマットの誤り検出及び/又は補正ビット、パケットヘッダ、ネットワークアドレス及び/又は等業者により容易に提供される他の支援データを持っていようがいまいが、適切な信号フォーマットをアナログ又はディジタル形式に具体化できる。
オフィス環境では、通常の電話線は少なくなってきているが、通常の電話線はファクシミリ伝送送信のための信頼できる通信媒体であり続けている。通常の電話線という用語はRJ11、RJ14及びRJ25の物理的コネクタ及びワイヤを指すものとし得る。多くの企業が、電力を活用し、IPネットワーク上でのデータ伝送のコストを下げ、強化された機能性を提供するためにVoIPシステムの使用を選択している。
VoIPプライベート構内交換装置(PBX)(IP−PBX又はIPBXとしても知られている)は、システム内の通信エンドポイント間を接続することができ、内部通信エンドポイントを中継線経由で公衆交換電話網(PSTN)に選択的に接続することもできる。VoIP PBX、IP−PBX又はIPBXはここではすべてIPBXとして参照する。IPBXは伝統的なPBXに類似の機能を提供することができ、更に通信費用を低減するためにデータネットワークの使用を可能にするとともに、増大したフレキシビリティ及び機能性を提供することができる。VoIPシステムは音声トラヒックをデータネットワークで伝送することによって通信費用の低減を可能にし得る。IPBXはワイドエリアネットワーク(WAN)経由で他のIPBXに接続してPSTNによらずにVoIPデータを伝送することができる。
FoIPの送信及び受信も同様に通信コストの低減及び機能性の増大を可能にする。ここで使用するFoIPはファクシミリ伝送の送信をデータネットワークで行うために設計されたプロトコル、例えばT.37及びT.38を指す。FoIPを可能にするために種々のシステム及びプロトコルが提案されているが、通常の電話線が使用され続けている。FoIPシステム及びプロトコルの採用の遅れはFoIPシステム間の相互運用問題に起因する。FoIP相互運用性は使用する装置のタイプ、VoIP及びFoIPゲートウェイの特徴、ファクシミリ回線交換及びファクシミリコールトーンの偏差により影響され得る。更にIPネットワーク障害、例えば遅延及びタイミング問題、パケットフォーマット、冗長性、誤り訂正モード(ECM)、エンドツーエンド伝送特性、クロックドリフト、音声及びファクシミリモジュールの種々の設定及び相互作用も相互運用性に影響する。ネットワーク障害は一般的にLANに対してWANにおいて大きくなる。LANは一般に管理良好であり、多くの場合ToIPシステムに信頼できる接続を提供し得る。これに対し、インターネットを含むもっと大きなネットワーク上のネットワークトラヒックはしばしば遅延及び/又はデータパケットの損失を生じる。これらの問題にもかかわらず、ある特定の状況では、WANでデータを送信するFoIPシステムを実施することができる。
これらの及びその他の難点を考慮して、多くの企業がファクシミリ伝送の送信及び受信のために公衆PSTNに頼っている。通常のファクシミリ装置がしばしば一般的な電話線に接続され、ファクシミリの送信及び受信に使用されている。ファクシミリの送信及び受信に対するPSTNの使用は、一般に、FoIPシステムにおいて問題になり得る相互運用性及びネットワーク障害の問題を緩和する。しかし、通常のファクシミリ装置をIPBXと関連して使用し続けるためには、追加のハードウェア及び費用が必要とされる。アナログファクシミリ装置をIPBXに接続するには加入者線インタフェース回路(SLIC)として知られる特定の接続が必要である。SLICは通常のファクシミリ装置とIPBXとの間のインタフェースを提供する。SLICは、ファクシミリを送信及び受信するためにファクシミリ装置に必要とされるアナログ−ディジタル変換及びディジタル−アナログ変換などの複数のタスクを実行し得る。SLICを用いてファクシミリ装置をIPBXに接続する必要性はコストを増大し、オフィス内におけるファクシミリ装置の設置を制限する。更に、IPBXへのSLIC接続の数は制限され得る。VoIPシステムを利用する多くのオフィスでは、通常の電話線は存在しないかもしれず、特別に設置する必要があるかもしれない。場合によっては、通常の電話線をIPBXからファクシミリ装置が使用される位置まで設置しなければならない。
ファクシミリ装置はIPBXと関連して動作可能であるが、依然としてファクシミリ伝送の送信及び受信にPSTN及びT.30プロトコルを使用することができる、ネットワークファクシミリ伝送のためのシステム及び方法のいくつかの実施例がここに開示される。所定の実施例では、ファクシミリ装置は、T.38及びT.37などのVoIPプロトコルを用いてファクシミリデータを伝送するためにファクシミリ装置にWANを利用可能にする追加の機能も備えることができる。他の実施例では、標準PSTNインタフェースも含め、企業に通常のPSTN接続の使用を続けることを可能にするとともに、将来VoIP/FoIPシステムへのアップグレードを可能にすることができる。
図1は、オフィス100内の電気通信設備の本発明による一つの可能な構成例のブロック図である。複数のエンドポイント122はLAN106に接続することができる。LANへの接続はイーサネット(登録商標)又は他の有線又は無線ネットワーキング技術を用いて具体化できる。複数のエンドポイント122は、複数のVoIP電話エンドポイント102,103及びファクシミリエンドポイント104を含むことができる。2つ以上のファクシミリエンドポイントを利用できること勿論である。呼設定プロトコルサーバ及びIPBX110(ここではまとめて呼設定プロトコルサーバという)及びルータ112もLAN106に接続される。ルータ112、呼設定プロトコルサーバ110及びPSTNトランク108はIPゲートウェイ132を構成することができる。IPゲートウェイ132は、LANをPSTN120及びWAN又はIPネットワーク116に接続するインタフェースを構成することができる。IPゲートウェイ132はLAN106とPSTN120との間及びLAN106とWAN/IPネットワーク116との間のトラヒックを中継することができる。
呼設定プロトコルサーバ110は、番号のダイヤリング、電話のリンギング、呼び出し音又は話し中音のヒアリングなどの良く知られた電話処理を可能にする。呼設定プロトコルサーバ110は、更に、エンドポイントの登録、要求の認証、アドレス解決の提供、エンドポイントに対するメッセージ交換の許可、ルーティング及びセキュリティポリシーの提供、エンドポイントの認証、リダイレクトサービスの提供などができる。標準呼設定プロトコルの例には、セッション開始プロトコル(SIP)、H.323及びメディアゲートウェイ制御プロトコル(MGCP)がある。種々の実施例では、呼設定プロトコルサーバ110はSIP、H323及びMGCPに従って動作し得る。プロプリエタリ呼設定プロトコルの例にはシスコ・スキニー・クライアント制御プロトコル及びノーテルのUniStimがある。他の呼設定プロトコルも本発明の範囲内に含まれる。
複数のエンドポイント122の各々は呼設定プロトコルクライアント102a,103a,104aを含む。各呼設定プロトコルクライアント102アドレス,103a,104aは、呼設定プロトコルサーバ110とのインタフェーシングに責任を持つ。エンドポイント122が最初に接続されるとき、内線の呼設定プロトコルクライアントは呼設定プロトコルサーバ110に登録を行う。登録中、複数のエンドポイント122の各々に電話内線番号が指定される。
複数のエンドポイント122の一つを指定された電話内線番号のダイヤリングに応答して複数のエンドポイント122の任意の他の一つに接続することができる。電話内線番号はオフィス100の外部からPSTN120を介して到達し得る電話番号に対応させることもできる。複数のエンドポイント122の一つを用いて呼が設定されるとき、それぞれの呼設定プロトコルクライアントは呼設定プロトコルサーバ110に要求を送る。呼がオフィス100の内部への場合、呼設定プロトコルサーバ/IPBX110はアドレス解決を提供し得る。例えば、電話呼が電話エンドポイント102から発生し、電話エンドポイント103への接続を要求することができる。呼設定プロトコルサーバ110は電話エンドポイント103のアドレスを解決し、電話エンドポイント103を鳴らし、呼を設定し、呼の終了時に接続を切ることができる。別の例では、電話エンドポイント102からの音声呼が電話128に向け出される場合(オフィス100の外部への場合)、電話エンドポイント102はPSTNトランク108に接続することができる。PSTNトランク108はPSTN120に接続されている。電話エンドポイント102はPSTN120を経て電話128に接続される。
IPBXエンドポイント動作モードでは、オフィス100内に位置するファクシミリエンドポイント(例えば、ファクシミリエンドポイント104)からファクシミリをリモートファクシミリ装置130に伝送することができる。このモードでは、この伝送の一部分はLAN106を用いて達成され、この伝送の他の一部分はPSTN120を用いて達成される。LAN106はファクシミリエンドポイント104からのデータをPSTNトランク108に搬送する。ファクシミリ伝送は次にPSTN120を用いて送信され、その結果PSTN120により提供される信頼性及び相互運用性の利点を実現することができる。このようなシナリオでは、ファクシミリエンドポイント104は、それがあたかもPSTN120に接続された通常のファクシミリ装置であるかのように通信することができる。
レガシー動作モードでは、オフィス100内に位置するファクシミリエンドポイント104はファクシミリ伝送のために通常のPSTN接続に依存し、ファクシミリをLAN106経由で送信することはない。PSTN電話線134をPSTNトランク108に直接接続することができ、この電話線をファクシミリ伝送の送信及び受信のためにレガシーモードで使用することができる。レガシー動作モードの組み込みによって、企業はファクシミリ伝送の送信及び受信にPSTN電話線を使用し続けることができるとともに、将来VoIP/FoIPシステムに容易にアップグレードすることが可能になる。
T.38動作モードでは、ファクシミリはオフィス100内のファクシミリエンドポイント104からリモートファクシミリ装置126に送信される。T.38モードでは、ファクシミリエンドポイント104からのファクシミリデータはLAN106経由でルータ112に送られる。ルータ112はWAN又はIPネットワーク116に接続することができる。次にリモートVoIP/IPゲートウェイ118は所望のリモートファクシミリ装置126に接続することができる。一実施例では、T.38プロトコルをファクシミリエンドポイント104とファクシミリ装置126との間のファクシミリ伝送に使用することができる。T.38プロトコルはファクシミリをIPネットワークでリアルタイムに送信及び受信するFoIPプロトコルである。T.38プロトコルによれば、ファクシミリ伝送は符号化されたUDP又はTCP/IPパケットとして送信することができる。
上記の3つの各モードで動作し得る能力は本発明によるファクシミリエンドポイントの可能な用途を増大する。上記の3つの各モードで動作し得るファクシミリエンドポイントは、伝送システムとしてPSTNを使用するモードからIPBXシステムを使用するモード及びVoIP/FoIPシステムを使用するモードへの移行を可能にする。VoIP/FoIPを実現可能に保存しながら、既存のインフラストラクチャを使用することができる。更に、このようなシステムは通常の電話線を設置するために必要とされるSLIC接続及びその費用及び労力を不要にできる。
図2は、本発明によるファクシミリエンドポイント200の一実施例の機能ブロック図である。ファクシミリエンドポイント200は、PSTNインタフェース202、スキャナ入力204、プリンタ出力206及びネットワークインタフェース208を含む複数の入力及び出力を含む。PSTNインタフェース202及びネットワークインタフェース208は双方向通信用に構成され、ファクシミリ伝送を送信及び受信するために使用することができる。ファクシミリデータポンプ228はPSTNインタフェース202とデータバス212との間に配置することができる。ファクシミリデータポンプ228はT.38符号化データを変調してPSTNで伝送できるアナログ信号にすることができる。ファクシミリデータポンプ228はG.711及びRTP符号化前にT.30符号化データを変調することもできる。ファクシミリデータポンプはシリアルプロトコルインタフェース(SPI)を用いてデータバス212に接続することができる。更にファクシミリデータポンプはDIB226を用いてPSTNインタフェース202に接続することができる。DIB226はPSTNで発生し得る電気的ショックに耐える専用の回路を含むことができる。所定の実施例では、ファクシミリデータポンプ228を省略することができる。ファクシミリデータポンプ228を省略することができる。ファクシミリデータポンプ228を含まない実施例では、T.30符号化データのアナログ信号への変調はプロセッサ210及び適切なソフトウェアモジュールによって達成することができる。
データバス212はIDB226、スキャナ入力204、プリンタ出力206、ネットワークインタフェース208、プロセッサ210及びコンピュータ読取り可能な記憶媒体214を接続することができる。データバス212は接続されたコンポーネント間でデータを搬送することができる。ファクシミリエンドポイント200は、その動作を制御するプロセッサ210を含むことができる。このプロセッサは、汎用プロセッサ、特定用途向けプロセッサ、マイクロプロセッサ、ディジタル信号プロセッサ又はその他の従来知られているデバイスとして具体化することができる。プロセッサ210はコンピュータ読取り可能な記憶媒体214に格納されたプログラムコードに基づいて論理演算処理を実行する。
コンピュータ読取り可能な記憶媒体214は、ファクシミリ伝送を送信及び受信するための及び種々の通信プロトコルを用いて通信を確立するための種々のモジュール含むことができる。図示の実施例では、コンピュータ読取り可能な記憶媒体214はG.711モジュール218、T.30モジュール220、リアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)モジュール222及びT.38モジュール224を含む。T.30モジュール220は、他のT.30ファクシミリ装置との接続をネゴシエートするとともに、T.30プロトコルを用いる他のファクシミリ装置へ及びから送信及び受信されるメッセージを符号化及び復号化することができる。T.38モジュール224は、他のファクシミリ装置との接続をネゴシエートするとともに、T.38プロトコルを用いる他のファクシミリ装置へ及びから送信及び受信されるメッセージを符号化及び復号化することができる。
RTPモジュール222及びG.711モジュール218は、ファクシミリエンドポイントがデータをVoIPトラヒックとしてLANで送信できるようにする。RTPモジュール222は、RTPプロトコルに従って、パケットネットワークで送信できるパケットを生成することができる。RTPデータパケットは種々の情報、例えばパケットシーケンス番号、タイムスタンプ、ソース識別子及びペイロードデータを含む。パケットシーケンスは、受信機がパケット損失を検出し、パケットシーケンスを回復することができるようにする。タイムスタンプは同期及びジッタ計算を可能にする。G.711プロトコルはA則又はμ則仕様を用いてデータを符号化することができる。
コンピュータ読取り可能な記憶媒体214は呼設定プロトコルクライアント216を含むことができ、或いは、図1につき述べたように、ファクシミリエンドポイント200はコンピュータ読取り可能な記憶媒体214に常駐する呼設定プロトコルクライアント216を含むことができる。呼設定プロトコルクライアント216は呼設定プロトコルサーバとインタフェースするように構成できる。呼設定プロトコルクライアント216はシンクライアントとし、プロセッサ210の計算要件を最小にすることができる。種々の実施例では、呼設定クライアント216はSIP、H.323、MGCP又はその他の呼設定プロトコルに従って動作するものとし得る。
所定の実施例では、ファクシミリエンドポイント200はスタンドアロンシステムとして具体化できるが、他の実施例では、ファクシミリエンドポイント200は個別のコンポーネントからなるデバイスとすることができる。スタンドアロンシステムは多機能周辺装置を備えることができる。追加の機能をMFP内のファクシミリエンドポイント200の機能と組み合わせることもできる。このような機能は、印刷、スキャニング、写真複写、電話、留守番電話などを含むことができる。所定の実施例では、ディスプレイシステムをプリンタの代りに又はそれに加えて使用することができる。プリンタ出力206は受信ファクシミリ伝送の印刷、送信されたファクシミリ伝送の確認及び/又はファクシミリ伝送が成功しなかったことを示す通知を自動的に行うことができる。
図3は、ファクシミリ伝送をレガシーモード、IPBXエンドポイントモード及びT.38モードで送信する方法300の一実施例を示すフローチャートである。ファクシミリエンドポイントを呼設定プロトコルサーバに登録するステップ301、サーバからのエンドポイント登録の肯定応答を受信するステップ及び文書をスキャンするステップ313はファクシミリ伝送を送信する各方法に共通である。ステップ302におけるエンドポイント登録の肯定応答はファクシミリエンドポイントへの内線の指定を含むことができる。内線が一旦指定されると、その内線は呼設定プロトコルサーバに接続された他のエンドポイントによりダイヤルされ得る。所定の実施例では、内線はPSTN経由で到達し得る電話番号に対応させることもできる。ファクシミリ送信のモードがステップ304で決定される。上述したように、FoIP接続が使用可能で、十分に信頼できる場合には、PSTNの使用について評価することなくFoIP接続を利用することができる。FoIP接続が使用可能でなく、通常の電話線が使用可能である場合には、レガシーモードを使用することができる。最後に、ファクシミリエンドポイントがIPBXシステムに接続されている場合には、IPBXエンドポイントモードを使用することができる。
レガシーファクシミリモードでは、ステップ303でスキャンされた文書はステップ305でT.30プロトコルに従って符号化される。所定の実施例では、ファクシミリデータポンプがT.30符号化データを変調してPSTNで送信できるアナログ信号にすることができる。スキャンされた文書はステップ308においてPSTN経由で目的の受信者に送信される。ステップ308における送信はT.30プロトコルに従うものとし得る。図1に示され且つ上述されているように、レガシーモードはPSTNへの接続のために電話線を使用する。従って、ステップ301及び302はレガシーモードでのファクシミリ送信に対して不要にすることができる。
IPBXエンドポイントモードでは、ステップ309においてPSTNトランクへの接続が呼設定プロトコルサーバ経由で設定される。ステップ309は、呼設定プロトコルクライアントを含むエンドポイントからのPSTNトランクへの接続要求を含むことができる。コンピュータ設定プロトコルサーバはPSTNトランクのアドレスを供給することでクライアントの要求に応答することができる。エンドポイントは次にPSTNトランクのアドレスに接続することができる。ステップ303でスキャンされた文書はステップ310でT.30,G.711及びRTPプロトコルに従って符号化される。所定の実施例では、レガシーモードで使用される同じファクシミリデータポンプでG.711及びRTP符号化前にT.30符号化データを変調することができる。符号化された信号はステップ312でLANに送られる。ステップ310で実行される符号化はファクシミリ送信を構成するデータパケットを生成し、これらのデータパケットはステップ314において選択的にLAN経由でPSTNトランクに送ることができる。スキャンされた文書はステップ316においてT.30プロトコルを用いてPSTN経由で目的の受信者に送信することができる。
T.38モードでは、ルータへの接続がステップ317において呼設定プロトコルサーバ経由で設定される。ステップ317は呼設定プロトコルクライアントを含むファクシミリエンドポイントからのルータ経由のリモートファクシミリへの接続要求を含むことができる。呼設定プロトコルサーバはルータのアドレスを供給することによって応答することができる。このときファクシミリエンドポイントはルータアドレスに接続することができる。ステップ303でスキャンされた文書はステップ318でT.38プロトコルに従って符号化される。符号化された信号はステップ320でLANへ送られる。ステップ318で実行される符号化は、ステップ322でLANによりルータに送信できるデータパケットを生成する。スキャンされた文書はT.38プロトコルを用いるWAN経由で目的の受信者に送信することができる。
図4は、ファクシミリ伝送をレガシーモード,IPBXエンドポイントモード及びT.38モードで受信する方法400の一実施例を示すフローチャートである。ファクシミリエンドポイントを呼設定プロトコルサーバに登録するステップ401及びサーバからのエンドポイント登録の肯定応答を受信するステップ402はファクシミリ伝送を受信する各方法に共通である。上述したように、ファクシミリエンドポイントには他のエンドポイントポイントにより到達しうる又はPSTN経由で到達し得る特定の電話内線を指定することができる。受信ファクシミリは電話内線をダイヤルすることによりエンドポイントに送ることができる。受信ファクシミリはステップ403で受信される。方法400はどのモードがファクシミリの受信に適切かを決定する。受信ファクシミリ伝送がPSTN電話線を用いて受信される場合には、レガシーモードが使用される。図1に示され且つ上述されているように、レガシーモードはPSTNへの接続のために標準の電話線を使用する。従って、ステップ401及び402はレガシーモードでのファクシミリ伝送の受信に対して不要にすることができる。むしろ、方法400は通常のファクシミリ装置と同様に単に受信ファクシミリ伝送に応答するものとし得る。受信ファクシミリはステップ406でPSTNから受信される。受信ファクシミリはT.30プロトコルに従って複合化される。受信ファクシミリはステップ410で印刷又は格納される。
IPBXファクシミリエンドポイントモードでは、ファクシミリはPSTNから受信され、IPBXファクシミリエンドポイントに送られる。ステップ412においてPSTNトランクからIPBXファクシミリエンドポイントへの接続が呼設定プロトコルサーバ経由で設定されえる。呼設定プロトコルサーバは適切な信号をファクシミリエンドポイント・クライアントに送ることで通信を開始できる。PSTNから受信される受信ファクシミリデータパケットはステップ414においてLAN経由でIPBXファクシミリエンドポイントに送ることができる。受信データパケットはステップ416においてT.30,G.711及びRTPプロトコルに従って復号化することができる。受信ファクシミリ伝送はステップ418で印刷又は格納することができる。
T.38モードでは、ファクシミリはWANから受信し、IPBXファクシミリエンドポイントに送ることができる。呼設定プロトコルサーバはステップ420においてルータとIPBXファクシミリエンドポイントとの間の接続を設定することができる。WANからの受信ファクシミリデータパケットはステップ422においてLAN経由でIPBXファクシミリエンドポイントに送られる。受信ファクシミリデータパケットはステップ424においてT.38プロトコルに従って復号化される。受信ファクシミリ伝送はステップ426で印刷又は格納される。
当業者であれば、本開示の基本原理から逸脱することなく上述した実施例の細部に多くの変更を加えることができること明らかである。従って、本開示の範囲及びここに記載した実施例の範囲は下記の特許請求の範囲によってのみ決定されるべきである。
Claims (24)
- ローカルエリアネットワークに接続するように構成されたネットワークインタフェースと、
プロセッサと、
前記プロセッサ及び前記ネットワークインタフェースと通信するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とを備えるファクシミリエンドポイントであって、
前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は前記プロセッサで実行可能な呼設定プロトコルクライアントを備え、前記コンピュータ設定プロトコルクライアントは、前記ローカルエリアネットワークを用いて当該ファクシミリエンドポイントと公衆交換電話網との間でデータパケットを送信するように構成された通信チャネルを設定するために前記ネットワークインタフェース用いて呼設定プロトコルサーバと通信するように構成され、
前記コンピュータ読取り可能な記憶媒体は更に前記プロセッサで実行可能なT.30モジュールを備え、前記T.30モジュールはデータをT.30プロトコルに従って符号化及び復号化するように構成され、前記T.30プロトコルで符号化及び復号化されたデータを前記ネットワークインタフェースを用いて選択的に前記公衆交換電話網へ及びから転送及び受信することができる、
ファクシミリエンドポイント。 - 前記コンピュータ読取り可能な記憶媒体は更に前記プロセッサで実行可能なG.711モジュールを備え、前記G.711モジュールはデータをG.711プロトコルに従って符号化及び復号化するように構成され、前記G.711プロトコルで符号化及び復号化されたデータを前記ネットワークインタフェースへ及びから選択的に転送及び受信することができる、請求項1記載のファクシミリエンドポイント。
- 前記コンピュータ読取り可能な記憶媒体は更に前記プロセッサで実行可能なリアルタイムトランスポートモジュールを備え、前記リアルタイムトランスポートモジュールはデータをリアルタイムトランスポートプロトコルに従って符号化及び復号化するように構成され、前記リアルタイムトランスポートプロトコルで符号化されたデータを前記ネットワークインタフェースへ選択的に転送することができる、請求項1記載のファクシミリエンドポイント。
- 前記コンピュータ読取り可能な記憶媒体は更に前記プロセッサで実行可能なT.38モジュールを備え、前記T.38モジュールはデータをT.38プロトコルに従って符号化及び復号化するように構成され、前記T.38プロトコルで符号化されたデータを前記ネットワークインタフェースへ選択的に転送することができる、請求項1記載のファクシミリエンドポイント。
- 前記プロセッサ及び前記コンピュータ読取り可能な記憶媒体と通信するPSTNインタフェースを更に備え、前記T.30モジュールで符号化されたデータを前記PSTNインタフェースに転送することができる、請求項1記載のファクシミリエンドポイント。
- 前記プロセッサ及び前記コンピュータ読取り可能な記憶媒体と通信するスキャナ入力を更に備える、請求項1記載のファクシミリエンドポイント。
- 前記プロセッサ及び前記コンピュータ読取り可能な記憶媒体と通信するプリンタ出力を更に備える、請求項1記載のファクシミリエンドポイント。
- 前記呼設定プロトコルクライアントはセッション開始プロトコルに従って動作するように構成されている、請求項1記載のファクシミリエンドポイント。
- ローカルエリアネットワーク(LAN)と、
前記LANと通信する呼設定プロトコルサーバと、
前記LAN及び公衆交換電話網(PSTN)と通信するトランクと、
前記LANと通信する少なくとも一つのファクシミリエンドポイントとを備えるファクシミリ伝送の送信のためのシステムであって、
前記ファクシミリエンドポイントは、前記LANを用いて前記呼設定プロトコルサーバと通信し、前記ファクシミリエンドポイントと前記トランクとの間に通信チャネルを設定するように構成され、前記ファクシミリエンドポイントは前記通信チャネルを用いて前記ファクシミリ伝送を構成するデータを前記LAN経由で前記公衆交換電話網へ選択的に転送することにより前記ファクシミリ伝送の送信を行うように構成され、前記ファクシミリ伝送を構成するデータはT.30プロトコルに従って符号化されている、
ファクシミリ伝送の送信のためのシステム。 - 前記ファクシミリ伝送を構成するデータはG.711プロトコルに従って符号化されている、請求項9記載のシステム。
- 前記ファクシミリ伝送を構成するデータはリアルタイムトランスポートプロトコルに従って符号化されている、請求項9記載のシステム。
- 前記LAN及びワイドエリアネットワーク(WAN)と通信するルータを更に備え、前記ファクシミリエンドポイントは、前記LANを用いて前記呼設定プロトコルサーバと通信し、前記ファクシミリエンドポイントと前記WANとの間に通信チャネルを設定するように構成され、前記ファクシミリエンドポイントは前記通信チャネルを用いて前記ファクシミリ伝送を構成するデータを前記LAN経由で前記WANへ転送することにより前記ファクシミリ伝送の送信を行うように構成されている、請求項9記載のシステム。
- 前記ファクシミリ伝送を構成するデータはT.38プロトコルに従って符号化されている、請求項12記載のシステム。
- 前記ファクシミリエンドポイントは更に前記PSTNと通信するPSTNインタフェースを備え、前記ファクシミリエンドポイントは、前記ファクシミリ伝送を構成するデータを前記PSTNインタフェース経由で前記PSTNに選択的に転送することにより前記ファクシミリ伝送の送信を行うように構成されている、請求項9記載のシステム。
- 前記ファクシミリエンドポイントはスキャナ入力を更に備える、請求項9記載のシステム。
- 前記ファクシミリエンドポイントはプリンタ出力を更に備える、請求項9記載のシステム。
- 前記呼設定プロトコルサーバはセッション開始プロトコルに従って動作するように構成されている、請求項9記載のシステム。
- ファクシミリエンドポイントをローカルエリアネットワークと通信させるステップ、
呼設定プロトコルサーバをLANと通信させるステップと、
公衆交換電話網(PSTN)とランクを前記LANと通信させるステップと、
前記ファクシミリエンドポイントを前記コンピュータ設定プロトコルサーバに登録するステップと、
前記LANを用いて前記ファクシミリエンドポイントと前記PSTNトランクとの間に接続を設定するステップと、
前記ファクシミリをT.30プロトコルに従って符号化するステップと、
前記接続を用いて前記ファクシミリを前記LAN経由で前記PSTNトランクへ送信するステップと、
を備えるファクシミリの送信方法。 - 前記ファクシミリをG.711プロトコルに従って符号化するステップを更に備える、請求項18記載の方法。
- 前記ファクシミリをリアルタイムトランスポートプロトコルに従って符号化するステップを更に備える、請求項18記載の方法。
- 前記LAN及びワイドエリアネットワーク(WAN)にルータを接続するステップと、
前記LANを用いて前記ファクシミリエンドポイントと前記WANとの間に接続を設定するステップと、
前記ファクシミリをT.38プロトコルに従って符号化するステップと、
前記接続を用いて前記ファクシミリを前記LAN経由で前記WANに送信するステップと、
を更に備える、請求項18記載の方法。 - 前記PSTNにPSTNインタフェースを接続するステップと、
前記ファクシミリを構成するデータを前記PSTNインタフェース経由で前記PSTNに転送することにより前記ファクシミリを送信するステップと、
を更に備える、請求項18記載の方法。 - スキャナ入力を用いて前記ファクシミリをスキャンするステップをさらに備える、請求項18記載の方法。
- 前記呼設定プロトコルサーバはセッション開始プロトコルに従って動作する、請求項18記載の方法。
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