JP2012516568A - 光発電アレイにおける光発電パネルの編成可変接続の方法 - Google Patents

光発電アレイにおける光発電パネルの編成可変接続の方法 Download PDF

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Abstract

光発電アレイからの出力を制御する方法は、選択された電力伝送要件に関係付けられるパラメータの変化に応答するアレイ内の光発電パネル間の電気接続の変更を含む。電力伝送要件の例には、電気負荷インピーダンスの変化へのアレイインピーダンスの整合、最大電力点値における電力の出力及び、温度、光量または光発電パネル出力に影響するその他のパラメータが変化している間のインバータの入力電圧範囲内へのアレイ出力電圧の維持がある。インテリジェントノードと称される、他の光発電パネルとの編成可変電気接続に適合された光発電パネルは選択された電力伝送要件に関係付けられるパラメータの測定値及び計算値にしたがって選ばれた直列/並列回路の組合せで開示される方法により電気的に相互接続される。開示される方法にしたがって稼働している光発電アレイは、測定されたパラメータの変化あるいは1つの電力伝送要件から別の要件への変更に適合するように迅速に再編成することができる。

Description

関連出願の説明
本出願は、2009年1月30日に出願された、米国仮特許出願第61/148878号の恩典を主張する。
本発明は、全般的には光発電アレイにおける光発電パネル間の編成可変電気接続の方法に関し、さらに詳しくは光発電アレイにおいて電力伝送要件にしたがって選択される直列/並列電気回路の組合せで光発電パネルを編成可変な態様で接続する方法に関する。
入射光量及び温度について指定された条件の下で稼働している光発電(PV)セルに対しては、PVセルで発生する電力量が最大になるPVセルの出力電圧及び出力電流に対する特定の組合せがある。最大電力点(MPP)またはP最大と称される、PVセルからの最大電力出力は、入射光量の変化、PVセル動作温度の変化及びPVセルから電力を受け取る電気負荷のインピーダンスの変化に応じて変化する。MPPの値は、1つ以上のPVモジュールを有するPVパネルに対して決定することができ、それぞれのPVモジュールには電気回路に接続された多くのPVセルがある。MPPの値は、多くのPVパネルでつくられたPVアレイ、1つ以上のPVアレイを備えるPVエリア及び1つ以上のPVエリアを備えるPVシステムにも、見ることができる。
現在使用されている多くのPVアレイにおいては、負荷インピーダンス、温度及び光量についてあらかじめ定められた基準条件の下でPVアレイを動作させたときにPVアレイがMPPにおいて電力を出力するように、PVアレイ内でPVパネルが機械的及び電気的に配置される。例えば、太陽光を電気に変換するための太陽PVアレイからの出力電圧及び出力電流は一年の間の選択された季節及び一日の間の選択された時刻における直射太陽露光に対するMPPに対応する電力を送り出すように選ばれる。しかし、入射光量は太陽のPVアレイに対する位置の季節変化及び日周変化の結果として変化するから、PVアレイの電流出力も変化し、関連してMPP値も変化する。PVアレイのPVパネルで受け取られる光量は太陽光の地球大気透過率によっても、例えばPVアレイに入射する太陽光量を減少させる天候変化によっても、影響を受ける。温度変化、例えば周囲温度の変化及びPVアレイコンポーネントの直接太陽加熱の日周変化または季節変化も、PVアレイからの電力出力にMPPからの偏差を生じさせる。技術上既知のPVアレイは通常、アレイが編成された基準条件とは異なる、光量、温度または負荷インピーダンスの条件の結果として、MPPより小さい電力量を出力する。MPPで動作していないPVアレイは、電力を無駄にしていることがあり、あるいはアレイの電気コンポーネントまたは光発電コンポーネントに損傷が生じる危険があり得る。
交流(AC)電力を供給するための太陽光発電システムは、PVパネルからの直流(DC)を電気負荷に供給されるAC電力に変換するために、電力変換装置、例えばDC-ACインバータを備える。大電気負荷に合わせてつくられたインバータは一般に比較的狭いDC入力電圧範囲及び単PVパネルの出力電圧よりも実質的に高い最低DC入力電圧を有する。したがって、インバータに対するDC入力範囲内の合成PVアレイ出力電圧を形成するために、選ばれた数のPVパネルが直列に電気的に接続される。目標出力電流値を供給するために選ばれた数の直列接続PVパネルチェーンがさらに並列に接続されてPVアレイが形成される。技術上既知のPVアレイでは、それぞれが直列接続PVパネルチェーンにされたパネルの数及び並列接続されたPVパネルチェーンの数は固定されている。すなわち、正常稼働中にPVパネル間の電気ケーブルが外されて新しい回路編成に再接続されることはない。技術上既知のPVアレイにおけるPCパネル間の直列/並列電気接続の変更には一般に、労力及び時間がかかるプロセスである、多くの電気ケーブルの取外し及び再接続が必要である。電気負荷の短期変化、短時間の高周囲温度、雲がかかった状態、等のような過渡的現象への応答手段としての技術上既知のPVアレイに対する編成変更は一般に実行不能である。さらに、従来技術で既知のPVアレイからの出力電圧がインバータの仕様最低入力電圧より低い場合には、アレイからの出力電力はもはやインバータへの入力に適せず、電気負荷への電力供給に用いられることはない。
目標MPP値を、入射光量、温度及び負荷インピーダンスに対する選択された基準条件に関係付けるように出力電圧及び出力電流が選ばれるPVアレイがある。他に、動作条件の変化に応答してMPPが変化してもPVアレイからの電力出力はMPP近くにとどまるように出力電圧または出力電流を調節するための手段を備えるPVアレイもある。PVアレイ出力電圧はインバータの比較的狭いDC入力範囲内にとどまることが好ましいから、MPP値の変化に追随するための出力調節を備えるPVアレイは一般にアレイ出力電流を調節することでそのようにする。最高電力点トラッカー(MPPT)はMPP値の変化に応答してPVアレイ出力電流を調節するための電気装置の一例である。MPPTはPVアレイに接続された電気負荷のインピーダンスを調節し、よってPVアレイ出力電流を新しいMPP値に関する値に設定する。
負荷インピーダンスが不変の場合の動作に対するPVアレイ、MPPT及びインバータの組合せの設定は普通の仕事である。しかし、実際上負荷インピーダンスは一般に不変ではない。さらに、MPPTのコスト及び複雑さは、大規模PVアレイからの出力に存在する高電圧及び大電流にさらされるように設計された半導体デバイスでつくられたMPPTについては特に、高い。MPPTのコスト及び複雑さはPVアレイの規模が大きくなるにしたがって急速に増大し、したがって非常に規模の大きいPVアレイ、例えば発電所規模PVアレイに合わせてMPPTまたは同様の調整装置の規模を変更することは簡単なことではない。さらに、高電圧及び大電流で動作する半導体デバイスを用いる複雑な電気装置はその装置が稼働しているシステムの総合信頼性を低めることが知られている。電気的な欠陥をかかえるMPPTは全PVアレイからの出力を中断させ得るであろう。
電力伝送の1つ以上の要件、例えばMPPの変化に追随するという要件、すなわちPVアレイのインピーダンスを負荷インピーダンスに整合させるという要件にしたがって、電力を電気負荷に供給するためにPVアレイにおけるPVパネル間の直列/並列接続の編成を迅速に調整する方法が必要とされている。さらに、非常に大規模なPVアレイ、例えば発電所規模PVアレイに合わせて経済的に規模が変わり得る方法が必要とされている。一点装置の故障がPVアレイからの電力出力を中断するような確率を低めるPVアレイの出力を調整する方法も必要とされている。
PVアレイからの電気負荷への電力出力のための選ばれた電力伝送要件にしたがって、PVパネル間の直列/並列電気接続の組合せを選択する方法が提供される。開示される方法とともに使用するに適するPVパネルは本明細書においてインテリジェントノードと称される。電気的に接続された2つ以上のインテリジェントノードは本明細書において編成可変PVアレイと称される。本方法のいくつかの実施例において、インテリジェントノード間の直列/並列接続の組合せは、電気負荷及び編成可変PVアレイに対するインピーダンス等化に関する電力伝送要件にしたがって選択される。本発明の別の実施例において、インテリジェントノード間の直列/並列接続の組合せは、最大電力点における編成可変PVアレイからの電力出力に関する電力伝送要件にしたがって選択される。別の実施例において、編成可変PVアレイにおける直列/並列接続の組合せは、別の電力伝送要件にしたがって決定される。
開示される方法にしたがえば、編成可変PVアレイにおけるインテリジェントノード間の直列/並列電気接続の組合せは、必要に応じて、電力伝送要件に関係付けられる1つ以上のパラメータの値の変化に応答して様々な直列/並列接続の組合せに変更することができる。あるPVアレイ編成から別のPVアレイ編成への変更は、それぞれのインテリジェントノードに備えられる電気制御スイッチに対しスイッチング状態を設定することで達成される。あるPVアレイ編成から別のPVアレイ編成への変更は、中央モニタリング/制御コンピュータにシステムによって制御することができ、あるいはその目的のために指定されたインテリジェントノードによって制御することができる。1つ以上の通信インターフェースを通じて、シーケンシャルにまたは同時に、インテリジェントノードにコマンドを送ることができる。
本発明のいくつかの特徴を本節で要約した。本発明の上記及びその他の特徴、態様及び利点は以下の説明に関し、添付図面を参照すると、より良く理解されるであろう。
図1は本発明にしたがう方法の一実施例におけるステップを示すブロック図である。 図2は本明細書でインテリジェントノードと称される光発電パネルの一実施例の略図である。図2のインテリジェントノードの実施例は他のインテリジェントノードとの選択可能な直列電気接続または並列電気接続に適合され、バイパス回路を備え、さらに、他のインテリジェントノード及び中央モニタリング/制御コンピュータシステムとのデータ及びコマンドの交換に適合される。 図3はケーブルアセンブリによって直列電気回路に接続された‘整数n’基の図2のインテリジェントノードの単純化した略図である。 図4はケーブルアセンブリによって並列電気回路に接続された‘整数n’基の図2のインテリジェントノードの単純化した略図である。 図5は、3基の図2のインテリジェントノードが直列/並列電気接続で相互接続されている、簡単なPVアレイの一実施例の単純化した略図である。 図6はインバータ及び電気負荷を含む電気回路に図2のインテリジェントノードを12基有するPVアレイの一実施例の略図である。図6の実施例における電気負荷は、そのインピーダンスZ負荷がPVアレイの稼働中に変化する電気負荷を表す。図6のPVアレイの実施例は、直列/並列セレクタX1〜X12に対して選ばれる設定にしたがい、図7〜12の実施例のいずれにも選択的に編成することができる。 図7は図6のPVアレイの実施例に対して成立し得る多くの選択可能な電気編成の1つの実施例についての略図である。図7の実施例においては、PVアレイのインテリジェントノードの全てが並列に電気接続されている。 図8は、2つのインテリジェントノードグループが直列に電気接続され、それぞれのグループでは6基のインテリジェントノードが並列に電気接続されるように、編成された図6のPVアレイの実施例を示す略図である。 図9は、3つのインテリジェントノードグループが直列に電気接続され、それぞれのグループでは4基のインテリジェントノードが並列に電気接続されるように編成された図6のPVアレイの実施例を示す略図である。 図10は、4つのインテリジェントノードグループが直列に電気接続され、それぞれのグループでは3基のインテリジェントノードが並列に電気接続されるように編成された図6のPVアレイの実施例を示す略図である。 図11は、6つのインテリジェントノードグループが直列に電気接続され、それぞれのグループでは2基のインテリジェントノードが並列に電気接続されるように編成された図6のPVアレイの実施例を示す略図である。 図12は全てのインテリジェントノードが直列に電気接続されている図6のPVアレイの実施例を示す略図である。 図13は図1の方法の変型の一実施例である。図13の実施例においては編成可変PVアレイの出力電圧をDC-ACインバータのDC入力電圧範囲内に維持するという電力伝送要件に対するステップが示される。 図14は図1の方法の他の変型の一実施例である。図14の実施例においては、編成可変PVアレイのインピーダンスと電気負荷のインピーダンスを等しくするという電力伝送要件に対するステップが示される。 図15は図1の方法の他の変型の一実施例の第1の部分である。図15の実施例においては、最大電力点(MPP)において編成可変PVアレイを稼働させるという電力伝送要件に対するステップが示される。 図16は図15の実施例の続きである。
光発電(PV)アレイにおいてPVパネル間の接続を直列/並列電気回路の選択可能な組合せで編成することによって、PVアレイに接続された電気負荷にPVアレイから電力を効率的に伝送する方法が提供される。開示される方法に関連する変型においては、選ばれた電力伝送要件にしたがって電力が伝送される。電力伝送要件は、PVアレイの好ましい電気的編成を決定するための目標、ガイドラインまたは原理である。いくつかの場合、電力伝送要件は完全には達成できないが、PVアレイパラメータの最適選択によって近づくことはできる。例えば、一変型において、電力伝送要件は編成可変PVアレイからの出力電圧値をDC-ACインバータについてのDC入力範囲仕様の限定範囲内に維持することである。他の変型において、電力伝送要件は最大電力点(MPP)においてPVアレイから電気負荷に電力を伝送することである。他の変型において、電力伝送要件はPVアレイのインピーダンスと電気負荷のインピーダンスとの差を仕様最大誤差より小さくすることである。さらに他の変型において、電力伝送要件は、入射光量、温度またはその他の仕様パラメータの変化にPVアレイを迅速に適合させることである。本方法の他の変型は電力伝送要件の組合せに基づく最適化を希求する。
本明細書に開示される実施例とともに用いるに適するPVパネルの例はインテリジェントノードと称される。インテリジェントノードの例は、2008年10月1日に出願された、名称を「ソーラーパネルアレイのモニタリング及び制御のためのネットワークトポロジー(Network Topology for Monitoring and Controlling a Solar Panel Array)」とする米国特許出願第12/243890号の明細書及び、2009年1月12日に出願された。名称を「光発電パネル間の接続の選択的編成による光発電アレイからの電力を制御するためのシステム(System For Controlling Power From A Photovoltaic Array By Selectively Configuring Between Photovoltaic Panels)」とする米国特許出願第12/352510号の明細書に説明されている。これらの明細書は本明細書に参照として含まれる。
開示される方法の利点には、100基より少ないPVパネルを備えるPVアレイから数10万基のPVパネルを備える発電所規模のPVアレイまでの、PVアレイからの電力伝送の経済的で効率的な制御がある。別の利点は、稼働条件の変化にPVアレイを適合させるための直列/並列電気接続の迅速な再編成である。例えば、比較的低速な無線リンクで中央モニタリング/制御コンピュータと通信している10万基のインテリジェントノードを有するPVアレイにおいて、アレイ内の全てのパネルへの電気接続を5分未満で新しい編成に電気的に切り換えることができるであろう。多くの場合、編成の変更に全てのパネルへの接続の変更は必要ではなく、よってPVアレイ内のPVパネルへの通信リンクが比較的低速であっても、編成変更は一般に、PVアレイが稼働中に遭遇する多くの過渡現象に追随するに十分に高速であろう。したがって、移動する雲の影、空で太陽が位置を変えるにしたがって位置を変える建造物からの影、電気負荷の変化、天候変化、PVパネル故障、PVパネル保守、等に応答して、開示される方法によりPVアレイを再編成することが実際的である。さらに、大規模PVアレイにおいては、個々のPVパネルに送られるデータのかなりは比較的高速のデータ経路を伝わり、アレイの再編成に必要な時間を数分から数秒に短縮するであろう。
本方法のいくつかの変型において、PVアレイが大規模になるほど選ばれた電力伝送要件に関する条件にPVからの出力をより一層近づけることができる。例えば、本方法のいくつかの変型において、PVアレイが大規模になるほど、PVアレイのインピーダンスをそのアレイから電力を受け取っている電気負荷のインピーダンスにさらに一層近づけることができる。他の変型において、PVアレイが大規模になるほど、動作温度または入射光量の変化に関係して変化したMPP値にPVアレイをさらに一層近づけることができる。他の利点には、半導体コンポーネントを高電圧または大電流にさらさないPVアレイ内のPVパネル間の直列/並列電気接続の形成、及び一点故障の生じる可能性のあるいずれかの電気装置の排除がある。技術上既知のPV発電システムに比較して向上した信頼性が別の利点である。さらに、開示される方法はPVアレイの通常の動作にしたがうことができる。すなわち、アレイは、電気ケーブルの取外し及び再接続を行わずに、直列/並列接続のある組合せから別の組合せに再編成することができる。他の利点は、PVアレイから電力を受け取っている電気負荷へのPVアレイからの電力伝送の効率の向上である。
本発明にしたがう方法の一実施例が図1に示される。図1において方法実施例300はステップ302で開始される。ステップ304において、編成可変PVアレイによる電気負荷への電力出力に対する電力伝送要件が選択される。この方法の以降のステップは、選択された電力伝送要件に関係付けられるパラメータ及び条件に依存する。
図1の方法実施例300は続いてステップ306に進み、電力伝送要件に関係付けられるパラメータに対して値が指定される。値は、必要に応じて、例えば、編成可変PVアレイ出力電圧、編成可変PVアレイ出力電流、PVアレイインピーダンス、電気負荷インピーダンス、編成可変アレイのインテリジェントノードに入射する光量の平均値またはその他の選ばれたパラメータの、ただしこれらには限定されない、パラメータ測定値で指定される。あるいは、パラメータ値は、光量、温度、負荷インピーダンスまたは電力伝送要件に関わるその他の選ばれたパラメータ対する基準条件に関する目標値を用いる計算の結果として指定することができる。または、いくつかのパラメータは計算によって値を指定することができ、その他のパラメータは測定によって値を計算することができる。
次にステップ308において、ステップ304で選択された電力伝送要件及びステップ306で指定されたパラメータ値にしたがって、インテリジェントノード間の直列/並列接続の第1の組合せが選ばれる。直列/並列接続の第1の組合せは本明細書において編成可変PVアレイのベースライン編成と称される。電力伝送要件に関係付けられるパラメータ値の変動の結果、必要に応じて、PVアレイがベースライン編成から新しい編成に変えられることになる。ステップ308において、インテリジェントノード間の直列/並列接続の組合せの選択後、選択された組合せに基づいてインテリジェントノードが電気的に相互接続される。
ステップ310において、電力伝送要件に関係付けられる1つ以上のパラメータについて変化の大きさが測定される。例えば、本方法のいくつかの変型において、負荷インピーダンスが様々な時刻に測定され、負荷インピーダンスの変化量が決定される。次いで、ステップ312において、PVアレイの編成を変更すべきか否かを判定するために測定された変化量が評価される。あるパラメータの変化量が現行のPVアレイ編成よりも新しいPVアレイ編成に一層密に相関していれば、ステップ314において、ステップ312で変更されたパラメータ値に関係付けられる新しいPVアレイ編成にしたがって、インテリジェントノード間の接続が再編成される。1つ以上のパラメータの変化量が新しいPVアレイ編成に相関していなければ、方法はステップ310に戻って1つ以上のパラメータについて新しい値を測定する。図1に示される方法実施例300について明示的な終止ステップは示されていないが、必要に応じて、本方法が選ばれたいずれかのステップにおいて中断され得ることは理解されるであろう。
本発明にしたがう方法は2基以上のインテリジェントノードを備える編成可変PVアレイに向けられる。インテリジェントノードの一実施例についての回路図が、インテリジェントノードが編成可変PVパネルと称されている、米国特許出願第12/352510号の明細書に開示されているインテリジェントノード、及び米国特許出願第12/243890号の明細書においてインテリジェントノードについて開示されている制御構造を表している、図2に示される。図2のインテリジェントノード100は、太陽光から電力を発生するためのPVモジュール108,インテリジェントノード100のモニタリング及び制御のためのノードコントローラ114,及びPVモジュール108からの電流/電圧出力を第1の電力コネクタP1 102上の電流/電圧から選択的に切り離すための電気制御バイパスセレクタ120を備える。図2のインテリジェントノード100はさらに、第2の電力コネクタP2 156及び別のインテリジェントノード100に直列電気接続、並列電気接続または直列/並列電気接続の組合せによって選択的に接続するための電気制御直列/並列セレクタXn 138を備える。
図2のインテリジェントノードは、他のノード、ゲートウエイまたは中央モニタリング/制御コンピュータとの通信に適合されたノードコントローラ114を備える。ノードコントローラ、例えば、複数の個別回路コンポーネント、プログラマブルロジックアレイ、ゲートアレイ、特定用途集積回路、あるいはマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを関連支援回路とともに有する電気回路を、ただしこれには限定されずに、備えることができる。ゲートウエイは、必要に応じて備えられる、インテリジェントノードのグループからデータを、中央モニタリング/制御コンピュータにそのデータを転送する前に収集する、ネットワーク通信デバイスである。また、中央モニタリング/制御コンピュータから受け取られるコマンドは必要に応じてゲートウエイによりインテリジェントノードのグループへの送達が阻止される。
図2のノードコントローラ114はいくつかの冗長通信手段の内のいずれかによってデータを送受する。必要に応じて、1つより多くの通信手段を他の装置とデータ及びコマンドを交換するために用いることができる。例えば、必要に応じて、他の装置との有線通信のために複数本の電気配線164によってノードコントローラ114に電気接続された、制御/モニタリングインターフェースコネクタP3 162をインテリジェントノードに装備することができる。インテリジェントノードは、必要に応じて、ノードコントローラ114の双方向通信ポートに電気接続された電力線通信インターフェース(PLC I/F)182を備えることができ、PLCインターフェース182にはコネクタP2 156に電気的に結合された回路が備えられる。必要に応じて、データ及びコマンドの交換のために無線トランシーバ(XCVR)180も備えられる。無線XCVR 180はノードコントローラ114上の双方向通信ポートに電気接続されて、データ及びコマンドを表す信号を他の無線トランシーバ、例えば、他のインテリジェントノードまたはゲートウエイの無線トランシーバと交換する。ある状況の下で、例えばゲートウエイが稼働していない場合に、インテリジェントノードは、必要に応じて、中央モニタリング/制御コンピュータと無線通信によってデータ及びコマンドを交換することができる。短距離通信に適合された無線トランシーバ180,例えばブルートゥーストランシーバをインテリジェントノード100に備えることができる。あるいは、長距離通信用トランシーバ、例えばワイファイ(Wifi)トランシーバまたは他の無線通信技術を用いるトランシーバを備えることができる。
図2のノードコントローラ114はPVモジュール108及びインテリジェントノード100の性能に関わるパラメータをモニタし、バイパスセレクタ120の切換状態及び直列/並列セレクタXn 138の切換状態を別々に設定する。ノードコントローラによってモニタされるパラメータの例には、電流測定回路174によって測定されるPVモジュール108の出力電流、電圧測定回路176で測定されるPVモジュール108の出力電圧、1つ以上の温度測定回路178で測定される1つ以上のPVモジュール温度、PVモジュール108の方位角及び仰角、第2の電力コネクタP2 156上の電流及び電圧、及び第1の電力コネクタP1 102上の電流及び電圧があるが、これらには限定されない。ノードコントローラ114は、必要に応じて、PVモジュール108内またはインテリジェントノード100内の電気的障害状態、PVモジュール108の一部遮光、PVモジュール108の表面上の降水、塵埃または屑による電力減少、及び空気中の塵埃、降水または雲量による入射光量減少を検出するように構成することができる。ノードコントローラ114は、必要に応じて、PVモジュール表面反射率、入射光強度、PVモジュールの方位角及び仰角をモニタするためのセンサのような、他のセンサをモニタするように構成することもでき、太陽の位置を追随するための方位角モーター及び仰角モーターのようなアクチュエータを制御するように適合させることができる。
電気制御バイパスセレクタ120及び電気制御直列/並列セレクタXn 138の切換状態により、第1の電力コネクタP1 102及び第2の電力コネクタP2 156を通過して流れている電力にPVモジュール108からの電流及び電圧をどれだけ結合できるかが決定される。図2に示されるように、バイパスセレクタ120及び直列/並列セレクタXn 138は双極双投型(DPDT)電気機械リレーであることが好ましい。あるいは、セレクタ(120,138)のいずれかは、またはいずれも、個別電子コンポーネントでつくられた固体リレーまたは固体スイッチングデバイスで置き換えることができる。いずれのセレクタ(120,138)も、必要に応じて、単一のDPDT電気制御スイッチングデバイスから、ノードコントローラ114に電気接続された共通制御線を共有する、一対の単極単投型スイッチングデバイスに変更することができる。
図2を参照すれば、編成可変PVアレイの他のインテリジェントノードからの電力は、第1の端子158及び第2の端子160を有する第2の電力コネクタP2 156で、必要に応じて、インテリジェントノード100に接続することができる。P2の第1の端子158及びP2の第2の端子160上の電圧及び電流は、後に説明されるように、PVモジュール108から出力される電圧及び電流と、バイパスセレクタ120及び直列/並列セレクタXn 138の選ばれた切換状態にしたがって選択的に結合される。P2の第1の端子158は直列/並列セレクタXn 138の第1のS-Pスイッチ140の並列端子144に電気接続される。P2の第1の端子158はさらに、直列/並列セレクタXn 138の第2のS-Pスイッチ148の直列端子154に電気接続される。P2の第2の端子160は第2のS-Pスイッチ148の並列端子152に電気接続される。
第1のS-Pスイッチ140の直列端子146はバイパスセレクタ120の第1のバイパススイッチ122の共通端子128に電気接続される。第1のS-Pスイッチ140の共通端子142は、バイパスセレクタ120の第2のバイパススイッチ130の共通端子132に電気接続される。第1のS-Pスイッチ140の共通端子142はさらに、コネクタP1の第1の端子104に電気接続される。第2のS-Pスイッチ148の共通端子150は、PVモジュール108上の負端子112,コネクタP1の第2の端子106及びバイパスセレクタ120の第1のバイパススイッチ122のバイパス端子126に電気接続される。
図2を続けて参照すれば、PVモジュール108の正端子110は電流測定回路174の入力に電気接続される。電流測定回路174の出力は、バイパスセレクタ120の第2のバイパススイッチ130の正規端子134に電気接続される。バイパスセレクタ制御線118がノードコントローラ114からバイパスセレクタ120の制御入力に制御信号を伝える。バイパスセレクタ制御線118上のノードコントローラ114からの第1の制御信号はバイパスセレクタ120を、PVモジュール108からの出力が第1の電力コネクタP1 102の端子上の電圧及び電流から切り離される、「バイパス」切換状態に設定する。「バイパス」切換状態は本明細書において「B」切換状態とも称される。バイパスセレクタ制御線118上のノードコントローラ114からの第2の制御信号はバイパスセレクタ120を、PVモジュール108からの出力が直列/並列セレクタXn 138の2つの交互する切換状態の1つにしたがってコネクタP1 102の端子上の電流及び電圧と選択的に結合される、「正規」切換状態に設定する。「正規」切換状態は本明細書において「N」切換状態とも称される。図2の実施例において、バイパスセレクタ120の第1のバイパススイッチ124及び第2のバイパススイッチ130は「正規」切換状態で示される。図2はさらに第1のバイパススイッチ122の正規端子124及び第2のバイパススイッチ130のバイパス端子136をフローティング状態で示す。回路に取り込まれる雑音を低減するために、必要に応じて、フローティング端子に受動コンポーネントを電気接続できることが当業者には当然であろう。
直列/並列セレクタ制御線116がノードコントローラ114から直列/並列セレクタXn 138の制御入力に制御信号を伝える。直列/並列セレクタ制御線116上のノードコントローラ114からの第3の信号は直列/並列セレクタXn 138を、本明細書において「S」切換状態とも称される、「直列」切換状態に設定する。直列/並列セレクタ制御線116上のノードコントローラ114からの第4の信号は直列/並列セレクタXn 138を、本明細書において「P」切換状態とも称される、「並列」切換状態に設定する。図2の実施例において、直列/並列セレクタXn 138の第1のS-Pスイッチ140及び第2のS-Pスイッチ148は「直列」切換状態で示される。
図3は、ケーブルアセンブリ166で直列に電気接続された、‘整数n’基のインテリジェントノードを有する編成可変PVアレイの一実施例を示す。図3に示されるように、直列/並列セレクタ(138 X1,138 X2,…,138 Xn)は「S」切換状態で示される。図3の実施例において‘n’基のパネルのバイパスセレクタ120の全ては「N」切換状態に設定されている。PVアレイ負出力端子170とPVアレイ正出力端子168の間で測定したPVアレイからの出力電圧V出力は、‘n’基のインテリジェントノードの出力電圧の総和である。図3に示される編成において、編成可変PVアレイの出力電圧はさらに、インテリジェントノード‘n’のコネクタP2端子1 158とインテリジェントノード1のコネクタP1端子1 104の間で測定したPVアレイの出力電圧V出力に相当する。あるインテリジェントノードの直列/並列セレクタが「S」状態に設定され、バイパスセレクタ120が「B」状態に設定されている場合、そのインテリジェントノードからの出力電圧は、第1の電力コネクタP1と第2の電力コネクタP2の間のPVモジュールを迂回するインテリジェントノード内回路によって、出力電圧V出力から切り離される。
図4は、‘n’基のインテリジェントノードが電気的に接続されて図2の実施例における編成可変PVアレイを形成する、多くの別の電気的編成の内の1つを示す。図4においては、直列/並列セレクタ(138 X1,138 X2,…,138 Xn)が「P」切換状態にある、‘整数n’基のインテリジェントノード100が、ケーブルアセンブリ166で並列編成に電気的に相互接続される。バイパスセレクタ120は「N」切換状態で示される。PVアレイ負出力端子170とPVアレイ正出力端子168の間で測定した編成可変PVアレイからの出力電圧V出力は、この実施例の目的に対し、全てが等しい出力電圧を有するインテリジェントノード100のいずれか1つからの出力電圧に等しい。出力電圧が相異なるインテリジェントノードの場合、PVアレイ出力電圧は並列電気回路を解析するための通常の方法で計算することができる。図4の実施例の編成可変PVアレイからの出力電流は‘n’基のインテリジェントノードのそれぞれからの電流出力、インテリジェントノード100-1のコネクタP1への状況による電流入力及びインテリジェントノード100-nのコネクタP2への状況による電流入力の算術和に等しい。PVアレイ負出力端子170は、図4に破線の接続線で示されるように、インテリジェントノード100-nのコネクタP2端子2 160にあるいはインテリジェントノード100-1のコネクタP1端子2 106に交互に電気接続することができる。PVアレイ正出力端子168は、図4に破線の接続線で示されるように、インテリジェントノード100-1のコネクタP1端子1 104にあるいはインテリジェントノード100-nのコネクタP2端子1 158に交互に電気接続することができる。
図5は、直列/並列接続の組合せで接続された3基のインテリジェントノードを備える、編成可変PVアレイの一実施例を示す。図5の実施例において、インテリジェントノード100-1の直列/並列セレクタ138 X1は「P」切換状態に設定されている。インテリジェントノード100-2の直列/並列セレクタ138 X2は「S」切換状態に設定されており、インテリジェントノード100-3の直列/並列セレクタ138 X3は「S」切換状態に設定されている。図5においてPVアレイ正出力端子168とPVアレイ負出力端子170の間で測定したPVアレイ出力電圧V出力は、図4の実施例に示されるように、並列に接続されたインテリジェントノードに対するPVアレイ出力電圧のほぼ2倍である。したがって、図5のように編成されたPVアレイは、図4のPVアレイの実施例よりも低レベルの光量の下で、インバータに対する最小入力電圧以上の出力電圧を発生することができる。図5の実施例におけるような、インテリジェントノード間で選択可能な直列/並列接続を有する編成可変PVアレイは、並列にしか接続されていないインテリジェントノードではインバータ入力への接続には電圧が低すぎる電力しか出力しないような条件下において電力グリッドに出力するための電力を取り込む。
図6の実施例は、12基のインテリジェントノードを備える編成可変PVアレイでつくられる、直列/並列電気接続の組合せ及び対応する編成可変PVアレイ出力電圧の実施例を説明するために用いることができる。図6はさらに編成可変PVアレイに接続された電気負荷の実施例及び電気負荷に関する信号を受け取るように適合されたモニタリング/制御コンピュータシステムを示し、電気負荷は時間とともに変化し得るインピーダンスを有する。モニタリング/制御コンピュータシステムは、必要に応じて、編成可変PVアレイの直列/並列接続の組合せを選択するために負荷インピーダンスの値を用いることができ、あるいは組合せはその目的のために指定されたインテリジェントノードによって選択され得る。
編成可変PVアレイのいずれか2つの編成の間の出力電圧の差は、先に説明したように、PVアレイインピーダンスの差に対応する。編成可変PVアレイからの出力電圧V出力は、PVアレイ正出力端子168とPVアレイ負出力端子170の間で測定される。インテリジェントノード100-1のコネクタP1端子1 104はPVアレイ正出力端子168に電気接続され、PVアレイ正出力端子168はさらにインバータ172の第1のDC入力に電気接続される。インテリジェントノード100-12のコネクタP2端子1 158はPVアレイ負出力端子140に電気接続され、PVアレイ負出力端子140はさらにインバータ172の第2のDC入力に電気接続される。図6に単純化された形態で表されるインテリジェントノード100のそれぞれは、PVモジュール108及び直列/並列セレクタ(X1,X2,X3,…,X12)を備える。
図7の単純化された等価電気回路に示される第1の選択の編成において、図7ではPVモジュール108で表されている、図6の実施例の12基のインテリジェントノードが、並列電気回路で接続される。正端子110と負端子112に間で測定されるPVモジュールからの出力電圧は電圧‘E’で表される。12の直列/並列セレクタ(X1〜X12)の全てで「P」切換状態が選択されていることに対応する、図7の並列電気編成に対して、第1の出力端子168と第2の出力端子170の間で測定される、編成可変PVアレイの出力電圧V出力は‘E’に等しい。
図6〜12の実施例における12の直列/並列セレクタについての切換状態を表1にまとめて示す。
Figure 2012516568
図8〜12は図6の実施例に対して選択される多くの電気編成を示す。図8は、それぞれのグループ内で6基のインテリジェントノードが並列に接続されている、直列に接続された2つのグループについての等価電気回路を示す。図8のPVアレイ編成は第1のPVアレイ出力端子168と第2のPVアレイ出力端子170の間に2×Eの出力電圧を有し、‘E’は図7と同様に定められる。PVアレイの12の直列/並列選択に対する切換状態が表1に示される。
図9は、グループ毎に4基のインテリジェントノードが並列に接続されている、直列に接続された3つのグループについての電気等価回路を示し、PVアレイ出力電圧V出力は3×Eに等しい。図10は、グループ毎に3基のインテリジェントノードを有する、直列に接続された4つのグループを示し、PVアレイは4×Eの電圧を出力する。各グループが並列の2基のインテリジェントノードを有する、直列に接続された6つのグループを示す、図11に示される編成により、6×Eに等しいPVアレイ出力電圧V出力が達成される。最後に、図12は最高PVアレイ出力電圧値を有する編成を示す。図12においては、12基のインテリジェントノードの全てが直列に接続されている。
図6〜12の実施例は、数100基,さらには数1000基ものインテリジェントノードを備える極めて規模の大きい編成可変PVアレイに拡張することができる。いくつかの極めて規模の大きい編成可変PVアレイにおいては、最小DC入力電圧値が高いインバータが好ましい。例えば、技術上既知のグリッド接続インバータの一実施例において、最小DC入力電圧は単インテリジェントノードから出力される電圧のほぼ15倍である。すなわち、そのようなインバータへの入力に十分に大きな出力電圧を発生するために、少なくとも15基のインテリジェントノードが直列に電気接続される。そのような場合、編成可変PVアレイは多数の直列接続インテリジェントノードチェーンを有し、インテリジェントノードチェーンはさらに相互に並列に接続されて、インバータの入力に接続される。
本発明の実施形態は、複数の直列接続編成可変PVパネルチェーンの並列電気回路を備える、極めて規模の大きなPVアレイでの使用に適する。一実施例において単パネルを直列接続編成可変PVパネルチェーンに置き換えることにより、大規模アレイにおける実施形態の動作を本明細書で先に説明した実施例の動作と比較することができる。例えば、最小入力電圧が高いインバータに電力を供給しているPVアレイの極めて多数のインテリジェントノードの挙動をモデル化するため、PVモジュール108で表される、図6〜12の実施例のインテリジェントノードのそれぞれを、必要に応じて、直列接続インテリジェントノードチェーンで置き換えることができるであろう。
先の実施例で説明したような、他のインテリジェントノードへの接続に適合されたインテリジェントノード間の接続は、様々な電力伝送要件にしたがって選択的に編成することができる。図1の方法の変型の実施例が図13〜16に示される。図13は、電力伝送要件がDC-ACインバータに対するDC入力電圧範囲内に編成可変PVアレイ出力電圧値を維持することである、変型を示す。図14は、電力伝送要件が電源インピーダンスと負荷インピーダンスを等化することである、変型を示し、電源インピーダンスはPVアレイインピーダンスに対応する。図15〜16は、電力伝送要件が編成可変PVアレイをMPPで稼働させることである、方法の変型のステップを示す。
図13は、電力伝送要件が、DC-ACインバータに対する最小DC入力電圧以上であってインバータに対する最大DC入力電圧以下である大きさのPV出力電圧を発生することである、図1の方法の変型の一実施例を示す。図13のステップに指定された参照数字は図1に示される対応するステップを示す。図13の実施例はステップ302で開始され、電力伝送方法が選択されるステップ304に進む。そのような選択は、例えば、中央モニタリング/制御コンピュータシステムの一部であるディスプレイデバイス上に電力伝送要件に対する様々な選択肢を光発電システムの管理責任者に提示することによって実施することができる。
図13の実施例においては、図1におけるステップ306がステップ306-1〜306-4を含むように示される。ステップ306-1において、PVアレイ出力電圧値のテーブルが計算される。テーブルにおけるそれぞれの入力は、編成可変PVアレイにおけるインテリジェントノード間の選ばれた直列/並列電気接続の組合せからの出力電圧に関係付けられる。ステップ306-2において、DC-ACインバータ入力電圧に対する最小値及び最大値に対する値が得られる。最小入力電圧値及び最大入力電圧値は合わせてインバータに対するDC入力電圧範囲を定める。
インバータに入力される電力に対する電圧値がインバータの仕様DC入力電圧範囲内にあるときにインバータ出力AC電圧が仕様電圧範囲内にあることが、当業者には当然であろう。入力電圧が仕様入力範囲を外れていれば、インバータ出力から電力を受けている電気負荷を切り離すことが必要であろう。例えば、太陽の日周運動の結果としてPVアレイへの入射光量が減少した場合、PVアレイからの出力電圧は最終的にインバータに対する最小入力電圧以下まで降下するであろう。アレイからのその後の電力出力は、インバータに供給するに十分な大きさの電圧を有する電力を発生するに十分に光量が大きくなるまでは無駄にされる。したがって、編成可変PVアレイは、インテリジェントノード間の直列/並列電気接続を再編成してアレイからの出力電圧を大きくすることによって、無駄にされたであろう電力を取り込むことができる。
図13を続けて参照すれば、ステップ306-3において、編成可変PVアレイに対するベースライン編成が選択される。図13の実施例におけるベースライン編成は、インバータに対するDC入力電圧範囲内である、ステップ306-1で決定された出力電圧を有する編成に相当する。ステップ306-4において、ステップ306-1で計算された値のテーブルが、必要に応じて、ベースライン編成からの出力値に対して規格化される。規格化は、PVアレイ出力電圧の変化の大きさに相関する新しいPVアレイ編成を迅速に選択するに有用である。本明細書に説明される方法の変型における規格化及びその他の計算は中央モニタリング/制御コンピュータシステムによるか、またはこの目的のために指定されたインテリジェントノードによって別個に実施することができる。
ステップ308において、インテリジェントノードのアレイは選ばれた直列/並列接続に切り換えられる。ステップ310において、編成可変PVアレイの出力電圧が再び測定され、先に測定された値からの変化の大きさが計算される。ステップ312において、出力電圧の変化の大きさがインバータ入力範囲の最小値及び最大値と比較される。新しい出力電圧値がインバータ入力範囲から外れていれば、インバータ入力範囲内の値に出力電圧を復帰させるために新しいPVアレイ編成が選ばれる。ステップ314において、編成可変PVアレイのインテリジェントノードが新しく選ばれた編成に切り換えられる。他方で、ステップ310からの電圧が未だにインバータ入力範囲内にあれば、PVアレイ編成を変更せずにステップ312からステップ310に戻る。図13に示される方法は編成可変PVアレイのインテリジェントノードの全てが直列に電気接続されるまで有効である。
図14において、電力伝送要件の別の実施例は電源(すなわち編成可変PVアレイ)インピーダンスと電気負荷インピーダンスを等化することである。図4に示される方法の変型における電力伝送要件は、電気負荷のインピーダンスと電源のインピーダンスが等しいときに、電源、例えば光発電アレイから電気負荷、例えばAC負荷とAC負荷に電力を供給しているDC-ACインバータの組合せに最大電力量が伝送され得るという工学原理に関する。
一般に、インピーダンスZは周知の関係式(1):
Z=R+iX (1)
によって抵抗R及び周波数項Xに関連付けられる。インテリジェントノードの光発電セルに対しては、式(1)の実数項(R)が支配的であり、虚数項(iX)は無視することができる。したがって、インテリジェントノードのPVモジュールのインピーダンスZは、オームの法則及び、インテリジェントノードからのDC電力出力に対する、電圧出力及び電流出力の測定値を用いて決定される、インテリジェントノードのPVセルの合成抵抗によって近似することができる。多くのインテリジェントノードが相互接続されているPVアレイに対するインピーダンスZは同様に、アレイからの出力電圧E及びアレイからの出力電流Iを用いて、オームの法則により、式(2):
Z≒R=E/I (2)
として見いだすことができる。選ばれた電流Iの値に対し、PVアレイインピーダンスを負荷インピーダンスに整合するためになされるPVアレイのインピーダンスの変化はPVアレイの出力電圧Eの変化に関係付けられる。一実施例として、図7〜12は、図7のPVアレイ(並列接続された12基のPVパネル)のインピーダンスに対する、図示される直列/並列編成のそれぞれについて式(2)により決定されるインピーダンスの相対値‘Zr’でそれぞれを識別することができる。Zrの値は図7のZr=1から図12のZr=12の範囲にある。したがって、PVアレイインピーダンスを調節する方法は、PVアレイから電力を受ける電気負荷のインピーダンスの変化の大きさの予測可能な最大誤差範囲内にあるPVアレイ出力電圧の離散的な大きさの変化を結果として生じる、インテリジェントノード間の直列/並列接続の組合せの選択に基づく。
図14は図1に示される方法の変型を表す。図14のステップに指定された参照数字は図1の対応するステップを示す。図14において、本発明にしたがう方法の実施例はステップ302で開始される。次に、ステップ304において、電力伝送要件が選択される。図14の実施例に示される電力伝送要件は電源インピーダンス、すなわちPVアレイインピーダンスと負荷インピーダンスの等化である。
次に、ステップ306-1〜306-4において、電力伝送要件に関係付けられるパラメータの値が指定される。ステップ306-1において、出力電圧の離散的変化の値が計算される。出力電圧の離散的変化は、編成可変PVアレイに対して選択され得る、PVアレイインピーダンスの離散的変化に対応する。
表2は、96基のインテリジェントノードを有する変性可変PVアレイの実施例によって発生させることができる、先に説明したようなPVアレイ出力電圧の段階的離散値に関係付けられる、PVアレイインピーダンスの段階的離散値のいくつかを挙げる。表2は、それぞれの組が‘K’基の並列接続されたインテリジェントノードを有する、‘J’組のインテリジェントノードに配置され、‘J’組のインテリジェントノードは直列に電気接続されている、96基のインテリジェントノードからつくることができる直列/並列回路の順列を示す。表2の量Vは1基のインテリジェントノードからの出力電圧を指す。この実施例の目的のため、編成可変PVアレイのインテリジェントノードの全てに対してVは同じである。表2の第1のデータ行は96基のインテリジェントノードが全て並列に電気接続された1組のアレイを表し、第2のデータ行は並列接続された48基のインテリジェントノードが2組直列に接続されたアレイを表し、以下同様である。表2の最終行は96基のインテリジェントノードの全てが直列に電気接続されたアレイを表す。表2の「PVアレイのインピーダンス,Z」と題された第3列は、前記並列接続のインテリジェントノードからなるアレイのインピーダンスに対するアレイインピーダンスの相対値を表す。表2の第3列のデータは、電圧源の直列/並列組合せに対する従来方法を用いて計算され、インテリジェントノードのPVモジュールが電圧源に対応する。第3列の2つの値の間の差は対応するPVアレイ編成のインピーダンスの差に関係付けられる。
Figure 2012516568
表2には、96基のインテリジェントノードを有する編成可変PVアレイに見ることができるであろう直列/並列接続の全ての組合せは含まれていない。例えば、編成可変PVアレイの異なる組のインテリジェントノードでは、必要に応じて、それぞれの組で並列に接続されるインテリジェントノードの数が異なり、よって直列に接続できる総組数が変わり、対応して編成可変PVアレイ出力電圧間の段階的離散値差も変わり得る。あるいは、2基以上のインテリジェントノードを直列接続グループに配することができ、次いで直列接続グループを並列に相互接続することができる。表2は、直列/並列組合回路に対する通常の計算方法によって、全てのそのような編成に容易に拡張することができる。表2は、数10万基のインテリジェントノードを有する編成可変PVアレイを含む、様々な数のインテリジェントノードを有する編成可変PVアレイ用に容易に拡張することもできる。一般に、編成可変PVアレイのインテリジェントノード数が多くなるほど、直列/並列接続の再編成によって達成され得る、出力電圧あるいはPVアレイインピーダンスの段階的調節量は小さくなり、電力制御要件に近づく上で行われ得る制御の度合いは一層微細になる。出力電圧の段階的調節の大きさは電力伝送要件の達成における最大誤差量に関係する。
表2の第4列は8基1組の並列接続されたインテリジェントノードが12組直列接続された編成に規格化されたPVアレイインピーダンスの値を示す。第4列は、必要に応じて、表2の他のデータ行のいずれに対しても規格化することができるであろう。例えば、入射光量、温度及び負荷インピーダンスに対する基準条件の下で、編成可変PVアレイから電気負荷への最大電力は、8基1組の並列接続されたインテリジェントノードが12組直列接続されてアレイが編成されているときに生じ得る。負荷インピーダンスが高くなると、例えば負荷インピーダンスが倍になると、編成可能PVアレイは、表2に示されるように4基1組の並列接続されたインテリジェントノードが24組直列接続された編成に対応する、インピーダンスが以前の編成の2倍になる編成に切り換えられるであろう。
インテリジェントノード間の直列/並列接続の選ばれた組合せに対するインピーダンスの変化に関する値の表の計算(図14のステップ306-1)後、ステップ306-2において負荷インピーダンスに対する値が得られる。多くの光発電システム、特に大規模システムは、負荷インピーダンスを決定する手段及び中央モニタリング/制御コンピュータに負荷インピーダンスに対する値を通信するための手段を有する。ステップ306-3においてPVアレイに対するベースライン編成が、例えば負荷インピーダンスの現在地に最も近いインピーダンス値に対してアレイを編成することによって、選ばれる。次に、ステップ306-4において、ステップ306-1で計算されたPVアレイインピーダンスの離散的変化に関する値の表が、必要に応じて、現在のPVアレイ編成に規格化され、よって負荷インピーダンスの増減に応じるベースライン編成に対するインピーダンスの離散的な増減の大きさの選択を容易にする。
ステップ308において、編成可変PVアレイはステップ306-1〜306-4で決定されたインテリジェントノード間の直列/並列接続の組合せに切り換えられる。次に、ステップ310において、新しい負荷インピーダンス違えられ、負荷インピーダンスの変化の大きさが計算される。ステップ312において、負荷インピーダンスの変化の大きさが新しい負荷インピーダンスを現在のPVアレイインピーダンスに近い方においているか、または別のアレイ編成に対応するPVアレイインピーダンスに近い方においているかについて判定がなされる。インピーダンスの変化が十分に大きければ、ステップ314においてPVアレイ編成が新しい編成に変更され、そうでなければ、PVアレイ編成は変更されず、そのままである。すなわち、判定は、変化の大きさが先のアレイ編成と新しい編成のいずれと一層密に相関するかについてなされる。ステップ310において、別の測定/比較サイクルが改めて開始される。
一般に、編成可変PVアレイの直列/並列接続の変化の結果生じる離散的インピーダンス変化量は、負荷インピーダンスの変化量と正確には等しくないであろう。したがって、図14の実施例における別のステップでは、電気負荷の特定のタイプまたはその他の動作要件に好ましいように、出力電圧の、次の最高段値または次の最低段値を選ぶことができる。あるいは、中央モニタリング/制御コンピュータシステムまたは指定されたインテリジェントノードからインテリジェントノード間の接続を変えるためのコマンドを発することができるであろう。切換コマンドを、必要に応じて、全インテリジェントノードに同時に送るか、またはピアツーピア態様で、すなわちインテリジェントノードからインテリジェントノードに次々に、伝えることができるであろう。
図15及び図16は図1に示される方法の別の変型を表す。図16は実施例の図15からの続きである。図15〜16の実施例は最大電力点(MPP)における編成可変PVアレイの稼働に関する電力伝送要件の一例を実施するためのステップを示す。そのような電力伝送要件は、例えば、比較的大きな入力電圧範囲を有する電気負荷に電力を供給している編成可変PVアレイに有用である。図15〜16の方法において、入射光量の変化、温度の変化またはPVアレイの電流出力または電圧出力に影響し、したがってMPPに変化を生じさせるその他の変化に応答して、PVアレイの編成が変化する。
図15において、実施例はステップ302で開始される。ステップ304において、MPPの変化に追随するPVアレイ編成の適合に関する電力伝送要件が選択される。ステップ306-1において、選択されたPVアレイ編成に対応するPVアレイ出力電圧値のテーブルが計算される。ステップ306-2において、編成可変PVアレイの出力電流の目標値、例えば、光量、温度及び電気負荷インピーダンスの仕様条件の下でのアレイ動作に関する目標値が指定される。ステップ306-3において、MPPに対する値及び出力電流の目標値においてMPPに関係付けられる電圧値が決定される。例えば、MPPの値は必要に応じて、基準ステップ306-2からのPVアレイ出力電流と、ステップ306-1のテーブルから得られる、光量、温度の基準条件の下でのPVアレイ出力電圧の値との算術積を最大化することによって決定することができる。ステップ306-4において、ステップ306-3からのMPP値に最も近い出力電力計算値を与える出力電圧を有する、直列/並列接続の組合せが選ばれる。ステップ306-5において、ステップ306-1で計算されたPVアレイ出力電圧のテーブルが、必要に応じて、ステップ306-4で選ばれたアレイ編成に対して規格化される。
ステップ306-5の後、図15の実施例は図16のステップ308に続き、ステップ308において、編成可変PVアレイはステップ306-4で選ばれた直列/並列接続の組合せに切り換えられる。次いで、図16のステップ310において、PVアレイ出力電流の値が測定される。ステップ312において、新しい電流値に関係付けられる新しいMPPの値が計算されて先に決定されたMPP値と比較される。ステップ312においては、MPPインピーダンスの変化の大きさが新しいMPP値を現在のPVアレイ編成に近い方におくかまたは別のPVアレイ編成の出力電圧に対して計算されたMPPに近い方におくかについての判定がなされる。インピーダンスの変化が十分に大きければ、ステップ314においてPVアレイ編成は新しい編成に変更され、そうでなければ、アレイ編成は変更されず、そのままである。別の測定/比較サイクルがステップ310において改めて開始される。
図1の方法が多くの様々な電力伝送要件に適用可能であることが当業者には当然であろう。例えば、入射光量と負荷インピーダンスの同時変化に対してインテリジェントノード間の直列/並列接続の最適編成を見いだすという電力伝送要件は、MPPの新しい値に最も密に追随し、同時に電源インピーダンスと負荷インピーダンスの間の差を最小にする、編成を見いだすことで達成できるであろう。あるいは、様々な電力伝送要件を、その後の(図1のステップ310〜314に対応する)測定/再編成サイクルにおいて順次に達成できるであろう。例えば、編成可変PVアレイを、初めにMPPに追随するように、次に、電源インピーダンスと負荷インピーダンスの整合のために、サイクルを反復して、編成できるであろう。
本明細書において別途に明白に説明されていない限り、通常の用語はそれぞれが提示される文脈内で対応する通常の意味を有し、通常の術語はそれぞれの正規の意味を有する。
100 インテリジェントノード
108 光発電(PV)モジュール

Claims (20)

  1. 光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法において、
    電力伝送要件を選択するステップ、
    前記電力伝送要件に関係付けられる1つ以上のパラメータに対して値を指定するステップ、
    前記電力伝送要件及び前記パラメータの前記値にしたがって選ばれる直列/並列電気回路の第1の組合せで前記インテリジェントノードを接続するステップ、及び
    前記電力伝送要件に関係付けられる前記パラメータの内の1つ以上のパラメータの変化量を測定するステップ、
    を含むことを特徴とする光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法。
  2. 前記電力伝送要件に関係付けられるパラメータの測定された変化量が光発電アレイ編成の変更に相関しているか否かを判定するステップ、及び
    前記電力伝送要件及び前記パラメータの前記測定された変化量にしたがって選ばれる新しい直列/並列電気回路の組合せで前記インテリジェントノードを接続するステップ、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法。
  3. 電力伝送要件を選択する前記ステップが、インバータの入力電圧範囲内にある電圧を前記光発電アレイから出力するという要件を選択するステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法。
  4. 前記電力伝送要件に関係付けられる1つ以上のパラメータに対して値を指定する前記ステップが、編成可変光発電アレイのインテリジェントノード間の選ばれた直列/並列接続の組合せに関係付けられる光発電アレイ出力電圧値のテーブルを計算するステップをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法。
  5. 前記電力伝送要件に関係付けられる1つ以上のパラメータに対して値を指定する前記ステップが、
    インバータの入力電圧範囲に対する値を得るステップ、及び
    前記インバータの入力電圧範囲内の出力電圧を有する直列/並列電気回路の組合せに対応するベースライン編成を光発電アレイに対して選ぶステップ、
    をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法。
  6. 前記光発電アレイ出力電圧値のテーブルを前記選ばれたベースライン編成に対する出力電圧値に対して規格化するステップをさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法。
  7. 電力伝送要件を選択する前記ステップが、光発電アレイインピーダンスと負荷インピーダンスを等化するという要件を選択するステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法。
  8. 前記電力伝送要件に関係付けられる1つ以上のパラメータに対して値を指定する前記ステップが、編成可変光発電アレイのインテリジェントノード間の選ばれた直列/並列接続の組合せに対するインピーダンスの値を計算するステップをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法。
  9. 前記電力伝送要件に関係付けられる1つ以上のパラメータに対して値を指定する前記ステップが、
    負荷インピーダンスに対する値を得るステップ、及び
    他の編成に対して計算されたインピーダンス値よりも前記負荷インピーダンス値に近い計算されたインピーダンス値を有する直列/並列電気回路の組合せに対応する光発電アレイに対するベースライン編成を選ぶステップ、
    をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法。
  10. 前記計算されたインピーダンス値を前記選ばれたベースライン編成に対するインピーダンス値に対して規格化するステップをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法。
  11. 電力伝送要件を選択する前記ステップが、最大電力点において光発電アレイから電力を出力するという要件を選択するステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法。
  12. 前記電力伝送要件に関係付けられる1つ以上のパラメータに対して値を指定する前記ステップが、編成可変光発電アレイのインテリジェントノード間の選ばれた直列/並列電気接続の組合せに対する光発電アレイ出力電圧の値を計算するステップをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法。
  13. 前記電力伝送要件に関係付けられる1つ以上のパラメータに対して値を指定する前記ステップが、光発電アレイ出力電流に対する目標値を指定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法。
  14. 前記電力伝送要件に関係付けられる1つ以上のパラメータに対して値を指定する前記ステップが、入射光量及び温度に対する基準条件を指定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法。
  15. 光発電アレイ出力電流に対する前記目標値が入射光量及び温度に対する前記指定された基準条件に関係付けられることを特徴とする請求項14に記載の光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法。
  16. 前記電力伝送要件に関係付けられる1つ以上のパラメータに対して値を指定する前記ステップが、
    光発電アレイ出力電流に対する前記目標値に関係付けられる最大電力点に対する値を決定するステップ、及び
    前記最大電力点における光発電アレイ出力電圧に対する値を決定するステップ、
    をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法。
  17. 他の編成に対して計算された光発電アレイ出力電圧の値よりも前記最大電力点における前記光発電アレイ出力電圧に近い光発電アレイ出力電圧の値を有する直列/並列電気回路の組合せに対応する前記光発電アレイに対するベースライン編成を選ぶステップをさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法。
  18. 前記電力伝送要件に関係付けられる1つ以上のパラメータに対して値を指定する前記ステップが、光発電アレイ出力電圧の前記計算された値を前記選ばれたベースライン編成に対する光発電アレイ出力電圧の値に対して規格化するステップをさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法。
  19. 前記電力伝送要件に関係付けられる前記パラメータの内の1つ以上のパラメータの変化量を測定する前記ステップが、
    光発電アレイ出力電流の新しい値を測定するステップ、
    光発電アレイ出力電流の前記新しい値に関係付けられる新しい最大電力点に対する値を決定するステップ、及び
    前記新しい最大電力点の前記値における光発電アレイ出力電圧の新しい値を決定するステップ、
    をさらに含むことを特徴とする請求項18に記載の光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法。
  20. 前記電力伝送要件に関係付けられるパラメータの測定された変化量が光発電アレイ編成の変更に相関しているか否かを判定する前記ステップが、
    前記最大電力点における前記値の変化の大きさを決定するステップ、及び
    前記最大電力点における前記値の前記変化の大きさが別の光発電アレイ編成と相関しているか否かを判定するステップ、
    をさらに含むことを特徴とする請求項19に記載の光発電アレイにおけるインテリジェントノード間の電気接続を編成する方法。
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