JP2012514875A - 符号化および復号方法およびその装置 - Google Patents

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Abstract

ダウンリンク制御情報(DCI)を持つ物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通してビットシーケンスを符号化する方法であって、複数のDCIビットを決定し、DCIビットシーケンスを提供すること、DCIビットシーケンスにCRC計算を行い、CRCパリティビットシーケンスを提供すること、CRCパリティビットシーケンスをスクランブルし、スクランブルされたCRCビットシーケンスを提供すること、DCIフォーマットがLTE−Aの場合、DCIを添付のスクランブルされたCRCビットシーケンスと共にさらにスクランブルし、LTE−Aスクランブルされたビットシーケンスを提供すること、DCI添付のスクランブルされたCRCビットシーケンスまたはLTE−Aスクランブルされたビットシーケンスのいずれかを符号化し、チャネル符号化ビットシーケンスを提供すること、チャネル符号化ビットシーケンスを変調し、変調されたシンボルシーケンスを提供すること、変調されたシンボルシーケンスを送信機に関連した1つまたは2つ以上のアンテナにレイヤマップし、シンボルシーケンスを持った1つまたは2つ以上のレイヤを提供すること、レイヤ状のシンボルシーケンスを事前符号化すること、を含む方法。
【選択図】図1

Description

本発明は無線通信システムに関し、より詳細には無線通信システムのダウンリンク制御情報を符号化および復号する方法に関する。
ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)標準は、移動体通信技術の進化に対処することを目指した移動体通信標準である。ロングタームエボリューションアドバンスト(LTE−A:Long Term Evolution Advanced)は、集約した方法でより広い伝送帯域幅を利用するLTEの拡張である、新しい移動体通信標準である。
LTEの下では、高速制御シグナリングは、送信データを適切に受信し、復号するために、ユーザ装置(UE)が必要とするダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)を運ぶ物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)を用いることによって達成される。
LTE−Aの下でのDCIフォーマットは、マルチポイント伝送のような拡張機能、および高度な空間多重化方式を提供するが、LTEの制御シグナリング方式を考えると、LTE−Aシステムは、該LTE−Aで見つけられた拡張機能を用いる可能性を排除するLTEに戻らざるを得ない。
これらの「旧製品との互換性」の問題は、利用可能なスペクトルのサブバンドがLTE−AのUEおよびLTEのUEの両方に共有されている場合に特に問題となる。
したがって、LTE−Aを活用するDCIフォーマットを含んだ方法および装置を提供することが望ましい。LTE−AのDCIフォーマットを既存のLTEのDCIフォーマットから識別できるようにしておくこと、LTE−AのDCIフォーマットを用いることによる計算要求のいかなる増加も最小限にすること、および新たなDCIフォーマットの導入(今後の標準化手順のための)を柔軟に行えるようにすることはさらに望ましい。
なお、先行技術として与えられるあらゆる事項に対するここでの言及は、本明細書の一部を構成する特許請求の範囲の優先日の時点で、その事はオーストラリアまたは他の国々で既に知られていたまたはそれが含んでいる情報は共通の一般知識の一部であったということの承認として解釈されるべきでないことが理解されよう。
この点を考慮して、本発明の1つの態様は、ダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)を持つ物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel )を通してビットシーケンスを符号化する方法であって、
(a)複数のDCIビットを決定し、DCIビットシーケンスを提供するステップと、
(b)DCIビットシーケンスにCRC計算を行い、CRCパリティビットシーケンスを提供するステップと、
(c)CRCパリティビットシーケンスをスクランブルし、スクランブルされたCRCビットシーケンスを提供するステップと、
(d)DCIフォーマットがLTE−Aの場合、DCIを添付のスクランブルされたCRCビットシーケンスと共にさらにスクランブルし、LTE−Aスクランブルされたビットシーケンスを提供するステップと、
(e)DCI添付のスクランブルされたCRCビットシーケンスまたはLTE−Aスクランブルされたビットシーケンスのいずれかを符号化し、チャネル符号化ビットシーケンスを提供するステップと、
(f)チャネル符号化ビットシーケンスを変調し、変調されたシンボルシーケンスを提供するステップと、
(g)変調されたビットシーケンスを送信機に関連した1つまたは2つ以上のアンテナにレイヤマップし、シンボルシーケンスを持った1つまたは2つ以上のレイヤを提供するステップと、
(h)レイヤ状のビットシーケンスを事前符号化するステップと、
を含む方法を提供する。
DCIビットシーケンスは長さDのaiで表されるのが好ましく、ここで添え字iは0からD−1まで変動する。
CRCパリティビットシーケンスは、Lビットの長さを持ち添え字lが0からL−1まで変動する、plで表されるのが好ましい。
CRCパリティビットシーケンスをスクランブルすることは、
(a)CRCパリティビットシーケンスに第1の所定のシーケンスとのビット単位のモジュロ2加算を行うステップと、
(b)CRCパリティビットシーケンスをDCIビットシーケンスと連結し、スクランブルされたCRCビットシーケンスを提供するステップと、
を含むのが好ましい。
好ましくは、モジュロ2加算は、次式で与えられるCRCパリティビットシーケンスのビット単位のXOR演算であり、
l=(pl+xl)mod2 l=0,1,...,L−1
ここでxは第1の所定のシーケンスである。
第1の所定のシーケンスは、16ビットの無線ネットワーク仮識別子(RNTI:Radio Network Temporary Identifier )シーケンスであるのが好ましい。
第1の所定のシーケンスは、CRCパリティビットシーケンスと同一ビット長を持った任意のシーケンスであるのが好ましい。
スクランブルされたCRCビットシーケンスは、次式で与えられるckで表されるのが好ましく、
k=0,1,2,...,D−1に対して、ck=ak
k=D,D+1,...,D+Lに対して、ck=bk
ここでcの長さはK=D+Lで表される。
さらなるスクランブリングは、スクランブルされたCRCビットシーケンスを第2の所定のシーケンスでスクランブルすることによって行われ、LTE−Aスクランブルされたビットシーケンスを提供するのが好ましい。好都合に、これは、LTEとLTE−Aシステムとをさらに識別するのに役立つ。
第2の所定のシーケンスは総ビット数Kと等しいのが好ましい。
第2の所定のシーケンスは、RNTIまたはセルIDビットシーケンスの反復バージョンであるのが好ましい。
好ましくは、RNTIシーケンスが用いられる場合、ビットのシーケンスは第1段階のスクランブリングを元へ戻さないように処理されるべきである。このための可能な方法は、シーケンスを逆にするかまたはその順序を並べ替えることを含む。好都合に、RNTIの使用は複数のUE間である程度の干渉抑制を提供し、それによってシステム性能を潜在的に改善する。さらに、RNTIは、付加のシグナリングを必要としない、容易に利用可能なシーケンスである。
代替の方法において、セルIDの使用は、異なるセル中の複数のUEの間のある程度の干渉抑制、および付加のシグナリングを必要としない容易に利用可能なシーケンスの提供のようないくつかの利点を提供する。
ステップ(h)で、利用可能な場合、事前符号化はLTE−A仕様書に準拠するのが好ましい。
本発明の別の態様は、PDCCHを通してビットシーケンスを復号する方法であって、
(a)受信されたシンボルシーケンスを復調およびデマッピングし、復調されたビットシーケンスを提供すること、
(b)デマップされたビットシーケンスをチャネル復号し、チャネル復号されたビットシーケンスを提供すること、
(c)ビットシーケンがLTE−Aの場合、チャネル復号されたビットシーケンスをデスクランブルし、LTE−Aデスクランブルされたビットシーケンスを提供すること、
(d)LTE−Aデスクランブルされたビットシーケンスまたはチャネル復号されたビットシーケンスのいずれかをCRCデスクランブルし、DCIフォーマットが検出されるように、DCIビットシーケンスを提供すること、
を含む方法を提供する。
ステップ(d)で、CRCデスクランブリングは、
(a)チャネル復号されたビットシーケンスに第1の所定のシーケンスとのビット単位のモジュロ2加算を行うステップ、
を含むのが好ましい。
第1の所定のシーケンスは、16ビットのRNTIシーケンスであるのが好ましい。
好ましくは、ステップ(c)で、デスクランブリングすることは、チャネル復号されたビットシーケンスを第2の所定のシーケンスでデスクランブルすることによって行われ、LTE−Aデスクランブルされたビットシーケンスを提供するのが好ましい。好都合に、これは、LTEとLTE−Aシステムとをさらに識別するのに役立つ。
第2の所定のシーケンスは、RNTIまたはセルIDビットシーケンスの反復バージョンであるのが好ましい。
好ましくは、RNTIシーケンスが用いられる場合、ビットのシーケンスは第1段階のスクランブリングを元へ戻さないように処理されるべきである。このための可能な方法は、シーケンスを逆にするかまたはその順序を並べ替えることを含む。
本発明のさらなる態様は、ダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information )を持つ物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)を通してビットシーケンスを符号化するエンコーダであって、
DCIビットシーケンスを提供するDCIビットモジュールと、
DCIビットシーケンスのCRC計算を行い、CRCパリティビットシーケンスを提供するCRC計算モジュールと、
CRCパリティビットシーケンスをスクランブルし、スクランブルされたCRCシーケンスを提供するCRCスクランブルモジュールと、
DCIビットモジュールが、DCIフォーマットはLTE−Aであると判定した場合、スクランブルされたCRCビットシーケンスをさらにスクランブルし、LTE−Aスクランブルされたビットシーケンスを提供するLTE−Aビットスクランブラーモジュールと、
スクランブルされたCRCビットシーケンスまたはLTE−Aスクランブルされたビットシーケンスをチャネル符号化し、チャネル符号化ビットシーケンスを提供するチャネル符号化モジュールと、
チャネル符号化ビットシーケンスを変調し、変調されたビットシーケンスを提供する変調モジュールと、
ビットシーケンスを送信機に関連した1つまたは2つ以上のアンテナに変調し、ビットシーケンスを持った1つまたは2つ以上のレイヤを提供するレイヤマッピングモジュールと、
レイヤ状のビットシーケンスを事前符号化する事前符号化モジュールと、
を含むエンコーダを提供する。
さらに、本発明の他の態様は、符号化ビットシーケンスを復号するデコーダであって、
シンボルシーケンスを復調およびデマップし、復調されたビットシーケンスを提供する復調/デマッピングモジュールと、
デマップされたビットシーケンスをチャネル復号し、チャネル復号されたビットシーケンスを提供するチャンネル復号モジュールと、
ビットシーケンスがLTE−Aの場合、チャネル復号されたビットシーケンスをデスクランブルし、LTE−Aデスクランブルされたビットシーケンスを提供するLTE−Aデスクランブラモジュールと、
LTE−Aデスクランブルされたビットシーケンスまたはチャネル復号されたビットシーケンスのいずれかをCRCデスクランブルし、DCIフォーマットが検出されるように、DCIビットシーケンスを提供するCRCデスクランブラモジュールと、
を含むデコーダを提供する。
以下の説明は、本発明の種々の特徴およびステップについてより詳細に言及している。本発明についての理解を容易にするために、本発明が好ましい実施形態で例証される添付の図面ついて本明細書で説明する。しかしながら、本発明が図面に例証しているような好ましい実施形態に限定されないことは当然理解されるであろう。
本発明の実施形態によるエンコーダの構成要素のブロックダイアグラム 本発明の実施形態によるデコーダの構成要素のブロックダイアグラム 本発明の符号化法のステップを示すフローチャート 本発明の復号法のステップを示すフローチャート
ここで図1を参照して、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)エンコーダ100が示されている。PDCCHエンコーダ100は、LTE−A伝送用のLTE−Aエンコーダ105とLTE伝送用のLTEエンコーダ150とを含んでいる。いったん符号化されると、LTE−Aエンコーダ105およびLTEエンコーダ150の両方の出力は、OFDM信号195を生成する前に資源要素マッピングコンポーネント190に送られる。
LTE−Aエンコーダ105およびLTEエンコーダ150は両方とも、ビットシーケンスを符号化するために多くの同じ要素を含んでいる。しかしながら、LTE−Aエンコーダ105は、固有のLTE−AシーケンスによってビットシーケンスをスクランブルするLTE−Aビットスクランブラーモジュールをさらに含んでいる。好都合に、この追加のステップは、LTEシステムがいかなるLTE−A情報も解読できないということを確保している。
PDCCHエンコーダ100に関連した送信機は、PDCCHエンコーダ100による符号化シーケンスより前に、該送信機が対応している受信機(図2のPDCCHデコーダ200に関連した)がLTE−AイネーブルされたかまたはLTEイネーブルされたかを知っている。これは、通常、UEが送信機/基地局の対応を求めたとき(例えばUEが電源を入れたとき、またはUEが基地局によって対応される地理的領域に移動したとき)行われる。1つの実施形態では、送信機がLTE−Aイネーブルされた受信機/UEのシーケンスを符号化する必要がある場合、該送信機は、以下に説明するように、付加のLTE−A特有のスクランブリングによる符号化チェーンに従う、スイッチングモジュール(不図示)があってもよい。そうでない場合には、送信機は単純にLTE符号化シーケンスに従う。
LTE−Aエンコーダ
LTE−Aエンコーダ105は、適切な復調のために受信機(図2)が必要とする情報を運ぶビット列を組み立てる、DCIビットモジュール110を含んでいる。DCIは、資源ブロック割り当て、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)情報、変調および符号化方式、電力制御情報、アップリンク資源配分、前符号化情報、ランダムアクセス情報、およびページング情報のような情報を運んでもよい。加えて、LTE−A用のDCIは、マルチポイント伝送モード、中継情報、およびLTE−Aが進化するにつれて該LTE−Aに含まれる他の新たな機能のような情報も含んでいてもよい。DCIビットモジュール110は、CRC計算モジュール115によって受け取られるDCIビットシーケンスを出力する。CRC計算モジュール115は、巡回冗長検査(CRC:Cyclic Redundancy Check)パリティビットを計算する(該ビットは、すべてのビットが正確に検出されたかどうかを判定するために受信機によって用いられる)。CRC計算モジュール115は、CRCスクランブルモジュール120にCRCパリティビットシーケンスを出力する。CRCスクランブルモジュール120は、CRCスクランブルモジュール120から出力されたCRCパリティビットシーケンスを得て、第1の所定のシーケンスとのビット単位のモジュロ2加算を行う。第1の所定のシーケンスは、16ビットの無線ネットワーク仮識別子(RNTI:Radio Network Temporary Identifier)シーケンスが用いられるLTEデコーダ150で用いられるであろうシーケンスと同じでありえる。あるいは、他のシーケンスがCRCパリティビットシーケンスと同一ビット長を持っている場合、第1の所定のシーケンスとして他のシーケンスを用いることができる。次に、CRCスクランブルモジュール120は、さらなるスクランブルのために、全体のCRCパリティビットシーケンスを、LTE−Aビットスクランブラーモジュール125に出力されるスクランブルされたCRCシーケンスに帰着するビットのDCIブロックと連結する。
LTE−Aビットスクランブラーモジュール125は、CRCスクランブルモジュール120から出力されたスクランブルされたCRCシーケンスを、再度ではあるが第2の所定のシーケンスでスクランブルすることによって、さらにスクランブルする。好都合に、全体の制御ビット(DCI)シーケンス(CRCアタッチメントを持つ)が固有のLTE−Aシーケンスによってさらにスクランブルされた場合、これはLTEシステムとLTE−Aシステムとをさらに識別する。いくつかの可能なシーケンスとしてRNTIおよびセルIDが挙げられる。第2の所定のシーケンスの長さがCRCスクランブルされたビットシーケンスの長さと等しければ、いかなる所定のシーケンスも用いることができる。可能な第2の所定のシーケンスは、RNTIまたはセルIDビットシーケンスの反復バージョンであってもよい。RNTIシーケンスが用いられる場合、ビットのシーケンスは第1段階のスクランブリングを元へ戻さないように処理されるべきである。このための可能な方法としてシーケンスを逆にするかまたはその順序を並べ替えることが挙げられる。次に、LTE−Aビットスクランブラーモジュール125は、チャネル符号化モジュール130への出力のためにLTE−Aスクランブルされたビットシーケンスを出力する。次に、チャネル符号化モジュール130は、LTE−Aビットスクランブラーモジュール125によって提供された、LTE−Aスクランブルされたビットシーケンスを符号化する。畳み込み、ブロック、リードソロモン、ターボ等のような多くの符号化方式を用いることができる。さらに、LTEエンコーダ150で用いられるチャネル符号化方式を用いることができるであろう。好都合に、LTEエンコーダはLTEシステムで既に必要とされているので、該LTEエンコーダ150を再使用することは、より簡単なハードウェア開発(チップサイズおよびハードウェアの複雑性を低減する)を可能にする。いったんLTE−Aスクランブルされたビットシーケンスが符号化されると、チャネル符号化モジュール130はチャネル符号化ビットシーケンスを変調モジュール135に出力する。変調モジュール135は、チャネル符号化モジュール130から出力されたチャネル符号化ビットシーケンスを得て、該シーケンスを複素値に変換し、変調されたビットシーケンスを提供する。BPSK、QPSK、16QAM、または64QAMのような変調方式を用いることができる。現在使用されているQPSKのLTE変調方式が使用されるのが好ましい。この理由は、QPSKは、2つのビットがすべての複素値にマッピングされるので、あるスループットゲインを提供しながら、不利なチャネル条件に対するロバスト性の間のトレードオフを提供するからである。その一方、BPSKはよりロボストであるが、一方該BPSKは1つの複素値当たり1つのビットのみをマップする。他方、1つの複素値当たり、16QAMは4ビットをマップし、64QAMは6ビットをマップするが、適切に動作するためには、両者はより良性のチャネル条件を必要とする。最も重要なことは、QPSKがLTEシステムで使用され、本発明においての再使用は実施をより容易にすることである。変調されたビットシーケンスは、レイヤマッピングモジュール140に出力される。レイヤマッピングモジュール140は変調されたビットシーケンスを得て、該シーケンスを送信機に関連した多くのアンテナにマップし、それによってビットシーケンスを持った1つまたは2つ以上のレイヤを提供する。次に、事前符号化モジュール145は、資源要素マッピングモジュール190への出力のためにレイヤ状のビットシーケンスを事前符号化する。事前符号化モジュールは、指定された方法でシンボルの各レイヤを修正する。事前符号化はLTE−A仕様書に準拠するべきである。空間周波数ブロック符号化または他の形態の事前符号化のような方法が使用されてもよい。
資源要素マッピングモジュール190は事前符号化モジュール145の出力から複素値シンボルを受け取り、該シンボルをLTE−A標準に従って資源要素グリッドにマップする。
DCIビットモジュール110はDCIビットを決定し、DCIビットシーケンスを提供する。CRC計算モジュール115はDCIビットシーケンスのCRC計算を行い、CRCパリティビットシーケンスを提供する。CRCスクランブルモジュール120はCRCパリティビットシーケンスをスクランブルし、スクランブルされたCRCシーケンスを提供する。DCIビットモジュールが、DCIフォーマットはLTE−Aであると判定した場合、LTE−Aビットスクランブラーモジュール125は、スクランブルされたCRCビットシーケンスをスクランブルし、LTE−Aスクランブルされたビットシーケンスを提供する。チャネル符号化モジュール130チャネルは、スクランブルされたCRCビットシーケンスまたはLTE−Aスクランブルされたビットシーケンスを符号化し、チャネル符号化ビットシーケンスを提供する。変調モジュール135はチャネル符号化シンボルシーケンスを変調し、変調されたシンボルシーケンスを提供する。レイヤマッピングモジュール140は、シンボルシーケンスを送信機に関連した1つまたは2つ以上のアンテナに変調し、シンボルシーケンスを持った1つまたは2つ以上のレイヤを提供する。事前符号化モジュール145はレイヤ状のシンボルシーケンスを事前符号化する。
DCIビットシーケンスは長さDのaiで表されてもよく、ここで添え字iは0からD−1まで変動する。CRCパリティビットシーケンスは、Lビットの長さを持ち添え字lが0からL−1まで変動する、plで表されてもよい。CRCスクランブルモジュール120は、CRCパリティビットシーケンスに第1の所定のシーケンスとのビット単位のモジュロ2加算を行ってもよい。CRCスクランブルモジュール120はCRCパリティビットシーケンスをDCIビットシーケンスと連結し、スクランブルされたCRCビットシーケンスを提供してもよい。モジュロ2加算は、次式で与えられるCRCパリティビットシーケンスのビット単位のXOR演算であってもよい。
l=(pl+xl)mod2 l=0,1,...,L−1
ここでxは第1の所定のシーケンスである。
第1の所定のシーケンスは、16ビットの無線ネットワーク仮識別子(RNTI:Radio Network Temporary Identifier)シーケンスであってもよい。第1の所定のシーケンスは、CRCパリティビットシーケンスと同一ビット長を持った任意のシーケンスであってもよい。スクランブルされたCRCビットシーケンスは、次式で与えられるckで表されてもよい。
k=0,1,2,...,D−1に対して、ck=ak
k=D,D+1,...,D+Lに対して、ck=bk
ここでcの長さはK=D+Lで表される。
LTE−Aビットスクランブラーモジュール125は、スクランブルされたCRCビットシーケンスを第2の所定のシーケンスでスクランブルし、LTE−Aスクランブルされたビットシーケンスを提供してもよい。第2の所定のシーケンスは総ビット数Kと等しくてもよい。第2の所定のシーケンスは、RNTIまたはセルIDビットシーケンスの反復バージョンであってもよい。RNTIビットのシーケンスは、CRCパリティビットシーケンスのスクランブリングを元へ戻さないように処理されてもよい。該処理はシーケンスを逆にするかまたはその順序を並べ替えることを含んでもよい。利用可能な場合、事前符号化モジュール145はLTE−A仕様書に準拠してもよい。
LTEエンコーダ
LTEエンコーダ150は、該LTEエンコーダがLTE−Aビットスクランブラーモジュール125を省略している以外は、LTE−Aエンコーダ105と同じ方法で動作する。LTEエンコーダ150は、適切な復調のために受信機が必要とする情報を運ぶビット列を組み立てる、DCIビットモジュール155を含んでいる。DCIは、資源ブロック割り当て、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat Request)情報、変調および符号化方式、電力制御情報、アップリンク資源配分、前符号化情報、ランダムアクセス情報、およびページング情報のようなLTE情報のみを運んでもよい。DCIビットモジュール155は、CRC計算モジュール160によって受け取られるDCIビットシーケンスを出力する。CRC計算モジュール160は、巡回冗長検査(CRC:Cyclic Redundancy Check)パリティビットを計算する(該ビットは、すべてのビットが正確に検出されたかどうかを判定するために受信機によって用いられる)。CRC計算モジュール160は、CRCスクランブルモジュール165にCRCパリティビットシーケンスを出力する。CRCスクランブルモジュール165は、CRCスクランブルモジュール165から出力されたCRCパリティビットシーケンスを得て、第1の所定のシーケンスとのビット単位のモジュロ2加算を行う。第1の所定のシーケンスは、16ビットのRNTIシーケンスでありえる。次に、CRCスクランブルモジュール165は、全体のCRCパリティビットシーケンスを、チャネル符号化モジュール170に出力されるスクランブルされたCRCビットシーケンスに帰着するビットのDCIブロックと連結する。次に、チャネル符号化モジュール170は、CRCスクランブルモジュール165によって提供されたスクランブルされたCRCビットシーケンスを符号化する。いったんスクランブルされたCRCビットシーケンスが符号化されると、チャネル符号化モジュール170はチャネル符号化ビットシーケンスを変調モジュール175に出力する。変調モジュール175は、チャネル符号化モジュール170から出力されたチャネル符号化ビットシーケンスを得て、該シーケンスを複素値に変換し、変調されたシンボルシーケンスを提供する。現在使用されているQPSKのLTE変調方式が使用されるのが好ましい。変調されたビットシーケンスは、レイヤマッピングモジュール180に出力される。レイヤマッピングモジュール180は変調されたビットシーケンスを得て、該シーケンスを送信機に関連した多くのアンテナにマップし、それによってビットシーケンスを持った1つまたは2つ以上のレイヤを提供する。次に、事前符号化モジュール185は、資源要素マッピングモジュール190への出力のためにレイヤ状のビットシーケンスを事前符号化する。事前符号化モジュールは、指定された方法でシンボルの各レイヤを修正する。好ましくは、事前符号化はLTE仕様書のみに準拠するべきである。空間周波数ブロック符号化または他の形態の事前符号化のような方法が使用されてもよい。
資源要素マッピングモジュール190は事前符号化モジュール185から複素値を受け取り、該シンボルをLTE標準に従って資源要素グリッドにマップする。
ここで図2を参照して、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)デコーダ200が示されている。PDCCHデコーダ200は、LTE−A伝送用のLTE−Aデコーダ220とLTE伝送用のLTEデコーダ250とを含んでいる。復号化の前に、チャネル推定がチャネル推定モジュール205によって提供され、受信シンボルは、OFDM信号復調モジュール210によって資源要素デマッピングモジュール215を介してLTE−Aデコーダ220またはLTEデコーダ250に提供される。
LTE−Aデコーダ220およびLTEデコーダ250は両方とも、ビットシーケンスを復号するために多くの同じ要素を含んでいる。しかしながら、LTE−Aデコーダ220は、固有のLTE−AシーケンスによってビットシーケンスをデスクランブルするLTE−Aビットデスクランブラモジュール235を含んでいる。好都合に、この追加のステップは、LTEシステムがいかなるLTE−A情報も解読できないということを確保している。
PDCCHデコーダ200に関連した送信機は、PDCCHデコーダ200による復号シーケンスより前に、該送信機が対応している送信機(図1のPDCCHエンコーダ100に関連した)が、LTE−AイネーブルされたかまたはLTEイネーブルされたかを知っている。これは、UEが送信機/基地局の対応を求めたとき(例えばUEが電源を入れたとき、またはUEが基地局によって対応される地理的領域に移動したとき)通常行われる。1つの実施形態では、送信機がLTE−Aイネーブルされた受信機/UEのシーケンスを復号する必要がある場合、該送信機は、以下に説明するように、付加のLTE−A特有のデスクランブリングによる復号チェーンに従う、スイッチングモジュール(不図示)があってもよい。そうでない場合には、それは単純にLTE復号シーケンスに従う。
LTE−Aデコーダ
LTE−Aデコーダ220は、資源要素デマッピングモジュール215から出力された受信ビットシーケンスを得て、該ビットを復調されたシンボルシーケンスに変換する、復調/レイヤデマッピングモジュール225を含んでいる。シンボルシーケンスは、ゼロフォーシング、最小平均二乗誤差(MMSE:Minimum Mean Squared Error)、および最大尤度検出(MLD:Maximum Likelihood Detection)のような種々の方法を用いて復調することができるが、エンコーダ100(図1に示される)で使用される、レイヤマッピングモジュール140および事前符号化モジュール145で用いられる方式に依存する。復調/レイヤデマッピングモジュール225の出力は、次にチャンネル復号モジュール230に渡される復調されたビットシーケンスである。
次に、チャンネル復号モジュール230は、復調/レイヤデマッピングモジュール225によって提供された、復調されたビットシーケンスを復号する。デコーダの実行は、LTE−Aエンコーダ105(図1に示される)のチャネル符号化モジュール130で使用される符号化方式に依存する。LTEエンコーダ150が使用される場合、同一デコーダをLTE−A復号に使用することができる。チャンネル復号モジュール230は、LTE−Aデスクランブリングモジュール235用にチャネル復号されたビットシーケンスを出力する。
LTE−Aデスクランブリングモジュール235は、LTE−Aエンコーダ105(図1に示される)のLTE−Aスクランブリングモジュール125(図1)によるデスクランブルによってチャンネル復号モジュール230から出力された、チャネル復号されたビットシーケンスをデスクランブルする。好ましくは、送信機(図1)で使用されるシーケンスと同一シーケンスが、受信機(図2)で使用されるべきである。LTE−Aデスクランブリングモジュール235は、LTE−AデスクランブルされたビットシーケンスをCRCデスクランブリングモジュール240に出力する。
CRCデスクランブリングモジュール240は、LTE−Aデスクランブリングモジュール235から出力された、LTE−AデスクランブルされたビットシーケンスからCRCビットを得て、第1の所定のシーケンスとのビット単位のモジュロ2加算を行う(デスクランブリングのこの段階は、CRCビットのみ演算する)。好ましくは、送信機(図1)で使用されるシーケンスと同一シーケンスが、受信機(図2)で使用されるべきである。次に、CRCデスクランブリングモジュール240は、DCIフォーマットがDCIフォーマット検出モジュール245で検出されるように、DCIビットシーケンスを出力する。
復調/レイヤデマッピングモジュール225は受信されたシンボルシーケンスを復調およびデマップし、復調されたビットシーケンスを提供する。チャンネル復号モジュール230チャネルはデマップされたビットシーケンスを復号し、チャネル復号されたビットシーケンスを提供する。LTE−Aビットデスクランブラモジュール235は、ビットシーケンスがLTE−Aシーケンスの場合、チャネル復号されたビットシーケンスをデスクランブルし、LTE−Aデスクランブルされたビットシーケンスを提供する。CRCデスクランブリングモジュール240は、LTE−Aデスクランブルされたビットシーケンスまたはチャネル復号されたビットシーケンスのいずれかをCRCデスクランブルし、DCIフォーマットが検出されるように、DCIビットシーケンスを提供する。
CRCデスクランブリングモジュール240は、チャネル復号されたビットシーケンスに第1の所定のシーケンスとのビット単位のモジュロ2加算を行ってもよい。第1の所定のシーケンスは、16ビットの無線ネットワーク仮識別子(RNTI)シーケンスであってもよい。LTE−Aビットデスクランブラモジュール235は、チャネル復号されたビットシーケンスを第2の所定のシーケンスでデスクランブルし、LTE−Aデスクランブルされたビットシーケンスを提供してもよい。第2の所定のシーケンスは、RNTIまたはセルIDビットシーケンスの反復バージョンであってもよい。RNTIビットのシーケンスは、CRCデスクランブリングを元へ戻さないように処理されてもよい。該処理はシーケンスを逆にするかまたはその順序を並べ替えることを含んでもよい。
LTEデコーダ
LTEデコーダ250は、資源要素デマッピングモジュール215から出力された受信ビットシーケンスを得て、該ビットを復調されたシンボルシーケンスに変換する、復調/レイヤデマッピングモジュール255を含んでいる。シンボルシーケンスは、ゼロフォーシング、最小平均二乗誤差(MMSE:Minimum Mean Squared Error)、および最大尤度検出(MLD:Maximum Likelihood Detection)のような種々の方法を用いて復調することができるが、エンコーダ100(図1に示される)で使用される、レイヤマッピングモジュール180および事前符号化モジュール185で用いられる方式に依存する。復調/レイヤデマッピングモジュール255の出力は、次にチャンネル復号モジュール260に渡される復調されたビットシーケンスである。
次に、チャンネル復号モジュール260は、復調/レイヤデマッピングモジュール255によって提供された、復調されたビットシーケンスを復号する。デコーダの実行は、LTEエンコーダ150(図1に示される)のチャネル符号化モジュール170で使用される符号化方式に依存する。チャンネル復号モジュール260は、CRCデスクランブリングモジュール265用にチャネル復号されたビットシーケンスを出力する。
CRCデスクランブリングモジュール265は、チャンネル復号モジュール260から出力されたチャネル復号されたビットシーケンスのCRCビットを得て、第1の所定のシーケンスとのビット単位のモジュロ2加算を行う。好ましくは、送信機(図1)で使用されるシーケンスと同一シーケンスが、受信機(図2)で使用されるべきである。次に、CRCデスクランブリングモジュール265は、DCIフォーマットがDCIフォーマット検出モジュール270で検出されるように、DCIビットシーケンスを出力する。
図3は、ダウンリンク制御情報(DCI)を持った物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じてビットシーケンスを符号化する、図1のPDCCHエンコーダ100のモジュールの各々によって実行される方法300を示している。送信機(基地局)と受信機(UE)との間の事前シグナリングは、DCIフォーマットがLTEかまたはLTE−Aかを判定する。
LTE−A符号化法
DCIフォーマットがLTE−Aの場合、制御は、DCIビットが決定され、DCIビットシーケンスを提供する、ステップ310に移る。このステップは、適切な復調のために受信機が必要とする情報を運ぶビット列を組み立てる。LTE−A用のDCIフォーマットは、資源ブロック割り当て、HARQ情報、変調および符号化方式、電力制御情報、アップリンク資源配分、事前符号化情報、ランダムアクセス情報、ページング情報、マルチポイント伝送モード、中継情報、今後のLTE−Aシステムに含まれる可能性のある他の新たな機能に関する情報を含んでいる。このステップは、長さDのaiで表されるDCIビットシーケンスを出力し、ここで添え字iは0からD−1まで変動する。
次に、制御は、CRC計算がステップ310からのDCIビットシーケンスに行われ、CRCパリティビットシーケンスを提供する、ステップ315に移る。このステップは、受信機(図2および図4)によって使用される巡回冗長検査(CRC:Cyclic Redundancy Check)パリティビットを計算し、ビットがすべて正確に検出されたかどうかを判定する。LTEシステムで使用される現行のCRC法を用いることができる。あるいは、他のCRC多項式を用いることができる。このステップは、Lビットの長さを持ち添え字lが0からL−1まで変動する、plで表されるCRCパリティビットシーケンスを出力する。
制御は、CRCパリティビットシーケンス(ステップ315からの)がスクランブルされ、スクランブルされたCRCシーケンスを提供する、ステップ320に移る。このステップは、ステップ315で生成されたCRCパリティビットシーケンスを得て、第1の所定のシーケンスとのビット単位のモジュロ2加算を行う(すなわち、該ステップはシーケンスにビット単位のXOR演算を行う)。これは次式で表すことができる。
l=(pl+xl)mod2 l=0,1,...,L−1
ここでxは第1の所定のシーケンスである。
第1の所定のシーケンスは、16ビットのRNTIシーケンスが用いられるLTEシステムで用いられるシーケンスと同じであってもよい。あるいは、他のシーケンスがステップ315のCRCパリティビットシーケンスと同一ビット長を持っている場合には、他のシーケンスが用いられてもよい。
ステップ320で、CRCパリティビットシーケンスは、結果的にckで表されてもよいスクランブルされたCRCビットシーケンスとなる、ステップ310からのDCIビットシーケンスとも連結され、該ckは次式で与えられる。
k=0,1,2,...,D−1に対して、ck=ak
k=D,D+1,...,D+Lに対して、ck=bk
ここでcの長さはK=D+Lで表される。
ステップ325で、ステップ320で生成されたCRCビットシーケンスはさらにスクランブルされ、LTE−Aスクランブルされたビットシーケンスを提供する。特に、CRCビットシーケンスcは、第2の所定のシーケンスyで再度スクランブルされる。第2の所定のシーケンスの長さyがK(ビットの総数)と等しい場合には、いかなる所定のシーケンスも用いることができる。1つの可能なシーケンスは、RNTIまたはセルIDビットシーケンスの反復バージョンであってもよい。例えばD=32、L=16で、RNTIシーケンスが16ビットの場合、y=[x,x,x]であり、ここで、表記[a,b,c]は、アレイa、b、およびcの連結を表している。RNTIシーケンスが用いられる場合、ビットのシーケンスは第1段階のスクランブリングを元へ戻さないように処理されるべきである。このための可能な方法としてシーケンスを逆にするかまたはその順序を並べ替えることが挙げられる。
いったんLTE−Aスクランブルされたビットシーケンスが計算されると、制御は、LTE−Aスクランブルされたビットシーケンスのチャネル符号化が発生し、チャネル符号化ビットシーケンスを提供する、ステップ330に移る。たとえこれがLTE−Aシステムであっても、LTEチャネル符号化を使用することができる。好都合に、LTEチャネル符号化要素の再使用は、ハードウェアの複雑性をより低減する結果となる。あるいは、ターボ、畳込符号(異なる多項式を持つ)、リードソロモン、ブロック符号等を含む(しかしこれらに限定されるものではない)他の符号化方式も使用することができる。
ステップ335で、チャネル符号化ビットシーケンスは、ステップ340の出力として変調されたシンボルシーケンスを提供するために、チャネル符号化ビットシーケンスを複素値に変換することによって変調される。BPSK、QPSK、16QAM、または64QAMのような変調方式を用いることができる。QPSKのLTE変調方式が使用されるのが好ましい。
ステップ340で、変調されたビットシーケンスは、ビットシーケンスを持った1つまたは2つ以上のレイヤを提供する送信機に関連した、1つまたは2つ以上のアンテナにマップされたレイヤである。
最後に、ステップ345で、レイヤ状のビットシーケンスは、ビットシーケンスの各レイヤが指定された方法で修正されるように事前符号化される。好ましくは、事前符号化は、可能であればLTE−A仕様書に準拠するべきである。空間周波数ブロック符号化または任意の形態の事前符号化のような方法を用いることができる。次に、LTE−Aシステム用のビットシーケンスは符号化されPDCCHデコーダ(図2)および方法(図4)によってユーザ装置で復号する準備ができる。
LTE符号化法
あるいは、ステップ305で、DCIフォーマットがLTEの場合、制御は、同じステップがLTE−Aスクランブリングのステップが実行されないことを除いてLTE−Aの場合ように行われる、ステップ350に移る。特に、ステップ350、355、360、365、370、375、および380は、ステップ310、315、320、325、335、340、および345に対応する。ステップ350で、DCIビットが決定され、DCIビットシーケンスを提供する。このステップは、適切な復調のために受信機が必要とする情報を運ぶビット列を組み立てる。LTE用のDCIフォーマットは、資源ブロック割り当て、HARQ情報、変調および符号化方式、電力制御情報、アップリンク資源配分、事前符号化情報、ランダムアクセス情報、およびページング情報のみに関する情報を含んでいる。このステップは、長さDのaiで表されるDCIビットシーケンスを出力し、ここで添え字iは0からD−1まで変動する。
次に、制御は、CRC計算がステップ350からのDCIビットシーケンスに行われ、CRCパリティビットシーケンスを提供する、ステップ355に移る。制御は、CRCパリティビットシーケンス(ステップ355からの)がスクランブルされ、スクランブルされたCRCシーケンスを提供する、ステップ360に移る。
いったんスクランブルされたCRCシーケンスが計算されると、制御は、スクランブルされたCRCシーケンスのチャネル符号化が発生し、チャネル符号化ビットシーケンスを提供する、ステップ365に移る。
ステップ370で、チャネル符号化ビットシーケンスは、ステップ375の出力として変調されたシンボルシーケンスを提供するために、チャネル符号化ビットシーケンスを複素値に変換することによって変調される。
ステップ375で、変調されたシンボルシーケンスは、ビットシーケンスを持った1つまたは2つ以上のレイヤを提供する送信機に関連した、1つまたは2つ以上のアンテナにマップされたレイヤである。
最後に、ステップ380で、レイヤ状のビットシーケンスは、ビットシーケンスの各レイヤが指定された方法で修正されるように事前符号化される。好ましくは、事前符号化はLTE仕様書に準拠するべきである。次に、LTEシステム用のビットシーケンスは符号化され、PDCCHデコーダ(図2)および方法(図4)によってユーザ装置で復号する準備ができる。
図4は、ダウンリンク制御情報(DCI)を持った物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通じてビットシーケンスを復号する、図2のPDCCHデコーダ200のモジュールの各々によって実行される方法400を示しいている。ステップ405で、ビットシーケンスがLTEかまたはLTE−Aかが判定される。送信機(基地局)と受信機(UE)との間の事前シグナリングは、ビットシーケンスがLTEかまたはLTE−Aかを判定する。
LTE−A復号法
ビットシーケンスがLTE−Aの場合、制御は、受信されたシンボルシーケンスが復調およびデマップされ、復調されたビットシーケンスを提供する、ステップ410に移る。受信されたシンボルシーケンスは、ゼロフォーシング、MMSE、および最大尤度検出のような種々の方法を用いて復調されてもよいが、レイヤマッピングおよび使用される事前符号化方式に依存する(例えば図3)。ステップ410は、ステップ420で使用される復調されたビットシーケンスを出力する。ステップ420は復調されたビットシーケンスにチャンネル復号を行い、チャネル復号されたビットシーケンスを提供する。チャンネル復号の形態は、送信機で使用される符号化方式に依存する(例えば図3)。好都合に、LTEエンコーダが使用された場合、同一デコーダをLTE−Aに使用することができる。
次に、制御は、ステップ420からのチャネル復号されたビットシーケンスがデスクランブルされ、LTE−Aデスクランブルされたビットシーケンスを提供する、ステップ425に移る。符号化法のスクランブリング関数で使用されたのと同じモジュロ2加算(図3)が、同じシーケンスと共に使用される。最後に、ステップ430で、LTE−AデスクランブルされたビットシーケンスのCRCビットは、CRCデスクランブリングによってさらにデスクランブルされ、DCIフォーマットが検出されるように、DCIビットシーケンスを提供する。CRCデスクランブリングも、エンコーダ(図3)で使用されたシーケンスと同じシーケンスを使用して行われる。
LTE復号法
あるいは、ステップ405で、ビットシーケンスがLTEの場合、制御は、同じステップが、LTE−Aデスクランブリングのステップが実行されないことを除いてLTE−Aの場合のように行われるステップ435に移る。特に、ステップ410、415、420、および430は、ステップ435、440、445、および450に対応する。
ステップ435で、受信されたシンボルシーケンスは復調およびデマップされ、復調されたビットシーケンスを提供する。ビットシーケンスは種々の方法を用いて復調されてもよいが、レイヤマッピングおよびエンコーダで使用される事前符号化方式(例えば図3)に依存する。ステップ435は、ステップ445で用いられる、復調されたシンボルシーケンスを出力する。ステップ445は復調されたビットシーケンスにチャンネル復号を行い、チャネル復号されたビットシーケンスを提供する。チャンネル復号の形態は、送信機で使用される符号化方式に依存する(例えば図3)。次に、制御は、ステップ445からのチャネル復号されたビットシーケンスのCRCビットが、CRCデスクランブリングによってデスクランブルされ、DCIフォーマットが検出されるように、DCIビットシーケンスを提供する、ステップ450に移る。CRCデスクランブリングも、エンコーダ(図3)で使用されたシーケンスと同じシーケンスを使用して行われる。
本出願は2009年1月9日に出願されたオーストラリアの仮特許出願番号第2009900063号に基づいており、該特許からその優先権の利益を主張し、その開示内容は全体として参照によりここに組み込まれている。

Claims (23)

  1. ダウンリンク制御情報(DCI)を持つ物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通してビットシーケンスを符号化する方法であって、
    (a)複数のDCIビットを決定し、DCIビットシーケンスを提供すること、
    (b)前記DCIビットシーケンスにCRC計算を行い、CRCパリティビットシーケンスを提供すること、
    (c)前記CRCパリティビットシーケンスをスクランブルし、スクランブルされたCRCビットシーケンスを提供すること、
    (d)DCIフォーマットがLTE−Aの場合、前記DCIを前記添付のスクランブルされたCRCビットシーケンスと共にさらにスクランブルし、LTE−Aスクランブルされたビットシーケンスを提供すること、
    (e)前記DCI添付のスクランブルされたCRCビットシーケンスまたはLTE−Aスクランブルされたビットシーケンスのいずれかを符号化し、チャネル符号化ビットシーケンスを提供すること、
    (f)前記チャネル符号化ビットシーケンスを変調し、変調されたシンボルシーケンスを提供すること、
    (g)前記変調されたシンボルシーケンスを送信機に関連した1つまたは2つ以上のアンテナにレイヤマップし、シンボルシーケンスを持った1つまたは2つ以上のレイヤを提供すること、
    (h)前記レイヤ状のシンボルシーケンスを事前符号化すること、
    を含む方法。
  2. 前記DCIビットシーケンスは長さDのaiで表され、ここで添え字iは0からD−1まで変動する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記CRCパリティビットシーケンスは、Lビットの長さを持ち添え字lが0からL−1まで変動する、plで表される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記CRCパリティビットシーケンスをスクランブルすることは、
    (a)前記CRCパリティビットシーケンスに第1の所定のシーケンスとのビット単位のモジュロ2加算を行うこと、
    (b)前記CRCパリティビットシーケンスを前記DCIビットシーケンスと連結し、前記スクランブルされたCRCビットシーケンスを提供すること、
    を含む。
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記モジュロ2加算は、次式で与えられる前記CRCパリティビットシーケンスのビット単位のXOR演算であり、
    l=(pl+xl)mod2 l=0,1,...,L−1
    ここでxは前記第1の所定のシーケンスである、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1の所定のシーケンスは、16ビットの無線ネットワーク仮識別子(RNTI)シーケンスである、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1の所定のシーケンスは、前記CRCパリティビットシーケンスと同一ビット長を持った任意のシーケンスである、請求項5に記載の方法。
  8. ステップ(b)で前記スクランブルされたCRCビットシーケンスは、次式で与えられるckで表され、
    k=0,1,2,...,D−1に対して、ck=ak
    k=D,D+1,...,D+Lに対して、ck=bk
    ここでcの長さはK=D+Lで表される、請求項4に記載の方法。
  9. ステップ(d)で、さらなるスクランブリングは、前記スクランブルされたCRCビットシーケンスを第2の所定のシーケンスでスクランブルすることによって行われ、前記LTE−Aスクランブルされたビットシーケンスを提供する、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第2の所定のシーケンスは総ビット数Kと等しい、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第2の所定のシーケンスは、RNTIまたはセルIDビットシーケンスの反復バージョンである、請求項10に記載の方法。
  12. 前記RNTIビットのシーケンスは、前記CRCパリティビットシーケンスのスクランブリングを元へ戻さないように処理される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記処理はシーケンスを逆にするかまたはその順序を並べ替えることを含む、請求項12に記載の方法。
  14. ステップ(h)で、利用可能な場合、事前符号化はLTE−A仕様書に準拠する、請求項1に記載の方法。
  15. PDCCHを通してビットシーケンスを復号する方法であって、
    (a)受信されたシンボルシーケンスを復調およびデマッピングし、復調されたビットシーケンスを提供すること、
    (b)前記デマップされたビットシーケンスをチャネル復号し、チャネル復号されたビットシーケンスを提供すること、
    (c)前記ビットシーケンがLTE−Aの場合、前記チャネル復号されたビットシーケンスをデスクランブルし、LTE−Aデスクランブルされたビットシーケンスを提供すること、
    (d)前記LTE−Aデスクランブルされたビットシーケンスまたはチャネル復号されたビットシーケンスのいずれかをCRCデスクランブルし、DCIフォーマットが検出されるように、DCIビットシーケンスを提供すること、
    を含む方法。
  16. ステップ(d)で、CRCデスクランブリングすることは、
    (a)前記チャネル復号されたビットシーケンスに第1の所定のシーケンスとのビット単位のモジュロ2加算を行うこと、
    を含む請求項15に記載の方法。
  17. 前記第1の所定のシーケンスは、16ビットの無線ネットワーク仮識別子(RNTI)シーケンスである、請求項16に記載の方法。
  18. ステップ(c)で、前記デスクランブリングすることは、前記チャネル復号されたビットシーケンスを第2の所定のシーケンスでデスクランブルすることによって行われ、LTE−Aデスクランブルされたビットシーケンスを提供する、請求項15に記載の方法。
  19. 前記第2の所定のシーケンスは、RNTIまたはセルIDビットシーケンスの反復バージョンである、請求項18に記載の方法。
  20. 前記RNTIビットのシーケンスは、前記CRCデスクランブリングを元へ戻さないように処理される、請求項19に記載の方法。
  21. 前記処理はシーケンスを逆にするかまたはその順序を並べ替えることを含む、請求項20に記載の方法。
  22. ダウンリンク制御情報(DCI)を持つ物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を通してビットシーケンスを符号化するエンコーダであって、
    DCIビットシーケンスを提供するDCIビットモジュールと、
    前記DCIビットシーケンスのCRC計算を行い、CRCパリティビットシーケンスを提供するCRC計算モジュールと、
    前記CRCパリティビットシーケンスをスクランブルし、スクランブルされたCRCシーケンスを提供するCRCスクランブルモジュールと、
    前記DCIビットモジュールが、DCIフォーマットはLTE−Aであると判定した場合、前記スクランブルされたCRCビットシーケンスをさらにスクランブルし、LTE−Aスクランブルされたビットシーケンスを提供するLTE−Aビットスクランブラーモジュールと、
    前記スクランブルされたCRCビットシーケンスまたはLTE−Aスクランブルされたビットシーケンスをさらにチャネル符号化し、チャネル符号化ビットシーケンスを提供するチャネル符号化モジュールと、
    前記チャネル符号化シンボルシーケンスを変調し、変調されたシンボルシーケンスを提供する変調モジュールと、
    前記シンボルシーケンスを送信機に関連した1つまたは2つ以上のアンテナに変調し、シンボルシーケンスを持った1つまたは2つ以上のレイヤを提供するレイヤマッピングモジュールと、
    前記レイヤ状のシンボルシーケンスを事前符号化する事前符号化モジュールと、
    を有するエンコーダ。
  23. 符号化されたビットシーケンスを復号するデコーダであって、
    前記受信されたシンボルシーケンスを復調およびデマップし、復調されたビットシーケンスを提供する復調/デマッピングモジュールと、
    前記デマップされたビットシーケンスをチャネル復号し、チャネル復号されたビットシーケンスを提供するチャンネル復号モジュールと、
    前記ビットシーケンスがLTE−Aシーケンスの場合、前記チャネル復号されたビットシーケンスをデスクランブルし、LTE−Aデスクランブルされたビットシーケンスを提供するLTE−Aデスクランブラモジュールと、
    前記LTE−Aデスクランブルされたビットシーケンスまたはチャネル復号されたビットシーケンスのいずれかをCRCデスクランブルし、DCIフォーマットが検出されるように、DCIビットシーケンスを提供するCRCデスクランブラモジュールと、
    を有するデコーダ。
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