JP2012514630A5 - - Google Patents

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JP2012514630A5
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本明細書における別の目的は、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患(クローン病および潰瘍性大腸炎を含めた)、他の炎症状態(Trends in Pharmacological Sciences,2009,30,600〜607)、神経変性疾患 認知障害、抗不安、鎮痛(米国特許出願公開第2009/0017015号公報、US7132104)、免疫モジュレーター(69th scientific session ADA Abstract No:1948−P,2009)、創傷治癒(69th scientific session ADA,Abstract No:596−P,2009)の治療にまた有用な新規なDPP IV阻害剤および薬学的に許容されるこれらの塩を提供することである。
Figure 2012514630
#1 脱保護
#2 アジ化
#3 還元
#4 シアノ化
#5 ヒドロキシルアミン
スキームIIIで概説した方法における反応を、下記のステップに記載する。
ステップIVa:ステップIIIbで調製したアミンを、不活性溶媒(DCM、THF、CHCl3など)中、約0〜10℃にて、有機塩基(トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、N−メチルモルホリン、N−メチルピロリジンなど)の存在下で、X1 CH 2 (CH2n CH 2 11(X1は、F、Cl、BrおよびIから選択されるハロゲンであり、Y1は、SO2またはCOである)と反応させ、それに続く溶媒(メタノール、エタノールなど)中、塩基(NaOH、KOH、LiOH、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシドなど)の存在下での環化によって、式(II−2)の化合物(PGは、保護基を表す)が得られる。
ステップIVb:アミン脱保護を、ステップIIbと同様に行い、式(II−2)の化合物をその塩または遊離塩基形態で得る。
ステップV:式(Ie)の化合物を、非プロトン性溶媒(DMFなど)の存在下で80〜100℃にてシアノ化剤(NaCN、KCN、CuCNなど)で処理し、式(Ig)の化合物が得られる。
ステップVI:式(Ig)の化合物をヒドロキシルアミン(50%水溶液)で処理することによって、アミドキシムが生じ、それを適当な酸とカップリングし、それに続く酸性条件下での環化によって、式(II−3)の化合物が得られる(PGは、保護基を表す)。アミン脱保護はステップIIbと同様に行われ、式(II−3)の化合物がその塩または遊離塩基形態で得られる。
Figure 2012514630
上記の中間体を、下記のような手順に従って調製した。
Figure 2012514630
ステップ4の中間体(2.5g)を、各々1:1:0.5の比の酢酸エチル、アセトニトリルおよび水の溶媒混合物(20mL)に溶解した。これに、PIFA(6.3g、14.6mmol)を加え、45℃の温度で5時間撹拌した。反応物を室温で8時間さらに撹拌した。70℃で10分間加熱することによって過剰なPIFAは分解した。反応混合物を減圧下で濃縮し、希HClで酸性化し、ジエチルエーテルで洗浄した。水層を分離し、NaHCO3で塩基性化し、ジクロロメタンで抽出し、水、ブラインで洗浄し、乾燥させ、濃縮した。粗材料をカラムクロマトグラフィーによって精製し、1.5gの固体を得た。1H NMR (400MHz, CDCl3) δ ppm: 0.76(s, 3H), 0.98(s, 3H), 1.23(s, 3H), 1.77-1.97(m, 4H), 3.11(s, 3H). m/z(M+H): 211.
中間体16:(1R,5R)−3,5,8,8−テトラメチル−3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−1−アミン
Figure 2012514630
飽和HClの酢酸エチル(2mL)溶液を、ステップ1の中間体(0.26g、0.0008mol)の酢酸エチル溶液に0℃で加え、反応混合物を室温で2時間撹拌した。揮発性物質を減圧下で除去し、ジエチルエーテルで粉砕し、所望の生成物を得た。0.180g、オフホワイトの粘着性の塊、1H NMR (400MHz, DMSO) δ ppm: 0.85(s, 3H), 0.95(s, 3H), 1.12(s, 3H),.1.65-1.74(m, 2H), 1.90-1.95(m, 1H), 2.16-2.16(m, 2H), 2.57-2.63(m, 1H),2.64(s,3H),2.80-2.85(m, 1H), 7.42(BS, 3H). m/z(M+1): 224.2.
ステップ:(2S,4S)−4−フルオロ−1−(2−((1R,3R)−1,2,2−トリメチル−3−((5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン−2−カルボニトリル
Figure 2012514630
撹拌したステップの中間体(0.07g、0.269mmol)、K2CO3(0.148g、1.07mmol)およびKI(0.020g、0.12mmol)のDMSO(1mL)懸濁液に、中間体20(0.051g、0.269mmol)のDMSO溶液を加え、反応混合物を窒素雰囲気下にて12時間撹拌した。反応が完了した後、それを酢酸エチルおよび水で希釈した。層を分離し、水層を酢酸エチルで2度洗浄した。合わせた有機層を無水Na2SO4上で乾燥させ、濃縮し、クロマトグラフィーによって精製し、生成物を0.03gのオフホワイトの固体として得た。融点:121〜123℃。1H NMR (400MHz, CDCl3) δ ppm: 0.98(s, 6H), 1.04(s, 3H), 1.3-1.42(m, 1H), 1.84-1.9(m, 3H), 2.17-2.4(m, 2H), 2.58(s, 3H), 2.62-2.88(m, 2H), 3.41-4.02(m, 4H), 4.96 (d, J=9.2, 0.8H), 5.25(d, J=9.2, 0.2H), 5.37(d, J=52, 0.2H), 5.45(d, J=51, 0.8H); m/z(M+H): 378.2.
Figure 2012514630
飽和HClの酢酸エチル(2mL)溶液をステップ1の中間体(0.26g、0.83mol)の酢酸エチル溶液に加え、反応混合物を室温で2時間撹拌した。揮発性物質を減圧下で除去し、ヘキサンで粉砕し、所望の生成物を得た。1H NMR (400MHz, d6-DMSO) δ ppm: 0.89(s, 3H), 0.98(s, 3H), 1.21(s, 3H), 1.33-1.49(s, 1H), 1.65-1.83(m, 2H), 1.9-1.96(m, 1H), 1.21-2.22(m, 1H), 2.68-2.74(dd, 1H), 2.92-2.97(dd, 1H), 8.0(bs, 3H). m/z(M+H): 278.1.
ステップ3:(2S,4S)−4−フルオロ−1−(2−((1S,3S)−1,2,2−トリメチル−3−((5−トリフルオロメチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン−2−カルボニトリル
Figure 2012514630
ステップ1:チル3−(((1S,3S)−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−2,2,3−トリメチルシクロペンチル)メチル)−1,2,4−オキサジアゾール−5−カルボキシレート
Figure 2012514630
tert−ブチル{(1S,3S)−3−[(2Z)−2−アミノ−2−(ヒドロキシイミノ)エチル]−1,2,2−トリメチルシクロペンチル}カルバメート(例56のステップ1において調製)(0.40g、1.3mmol)のトルエン(10mL)溶液に、ピリジン(0.317mL、4.0mol)およびエチルオキサリルクロリド(0.233g、2.0mmol)を0〜5℃で加え、2時間撹拌した。2時間後、反応混合物を油バス中で120〜125℃に12時間加熱した。反応の完了後、トルエンを減圧下で除去し、水および酢酸エチルで希釈した。有機層をNa2SO4上で乾燥させ、rotavapor上で濃縮した。それによって茶色の粘着性の塊を得て、それをカラムクロマトグラフィーによって精製した。0.25g、オフホワイトの粘着性の塊、1H NMR (400MHz, CDCl3) δ ppm: 0.85(s, 3H), 0.97(s, 3H), 1.32(s, 3H), 1.43(s, 9H), 1.46 (s, 3H), 1.72-1.78(m, 1H), 1.88-1.89(m, 2H), 1.97-2.00(m, 2H), 2.40-2.42(m, 1H), 2.64-2.68(m, 1H), 2.84-2.88(m, 1H). 4.50(s, 1H), 4.52-4.56(m, 2H), m/z (M-56)+ H: 326.1.
ステップ2:tert−ブチル(1S,3S)−3−((5−(ヒドロキシメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)メチル)−1,2,2−トリメチルシクロペンチルカルバメート
Figure 2012514630
水素化ナトリウム(0.242g、10.08mmol)の乾燥テトラヒドロフラン(10mL)懸濁液に、t−ブチルジエチルホスホノアセテート(1.23g;5.24mmol)を0℃にてN2雰囲気下にて加え、40分間撹拌した。これに、ステップの中間体(0.3g;4.3mmol)を加え、1.5時間撹拌した。完了後、反応混合物をKHSO4溶液で酸性化し、酢酸エチルで抽出した。抽出した有機層をNa2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、高真空下にて乾燥させた。化合物をシリカカラムクロマトグラフィーによって精製し、所望の生成物(0.95g)を無色の液体として得た。1H NMR (CDCl3) δ ppm: 0.72(s, 3H), 1.02(s, 3H), 1.07(s, 3H), 1.46(s, 9H), 1.52-1.54(m, 1H) 1.58-1.93(m, 1H), 1.94-2.04(m, 1H), 2.09-2.29(m, 1H), 2.83-2.87(m, 1H), 3.66(s, 3H), 5.68(d, J=4, 1H), 6.93(d, J=8, 1H).
Figure 2012514630
ステップの中間体(0.95g;3.2mmol)のメタノール(30mL)溶液に、ギ酸アンモニウム(1.21g;19.26mmol)および乾燥10%Pd/C(0.225g)を加え、60〜65℃で20分間撹拌した。完了後、セライト床を通して反応混合物を濾過し、得られた濾液をrotavapor上で濃縮し、高真空下にて乾燥させ、所望の化合物(0.865g)を無色の粘着性の塊として得た。1H NMR (CDCl3) δ ppm: 0.71(s, 3H), 0.82(s, 3H), 1.01(s, 3H), 1.41(s, 9H), 1.45-1.80(m, 5H), 2.09-2.15(m, 2H), 2.22-2.29(m, 1H), 2.80-2.85(m, 1H), 3.68(s, 3H).
ステップ5:3−[(1S,3S)−3−(メトキシカルボニル)−1,2,2−トリメチルシクロペンチル]プロパン酸
Figure 2012514630
撹拌したステップの中間体(0.86g、2.88mmol)のジクロロメタン(15mL)溶液に室温で、トリフルオロ酢酸(6.14mL)を加えた。1.5時間後、反応混合物を濃縮し、減圧下で乾燥させた。化合物をシリカカラムクロマトグラフィーによって精製し、所望の生成物(0.664g)を無色の粘着性の塊として得た。1H NMR (CDCl3) δ ppm: 0.71(s, 3H), 0.83(s, 3H), 1.02(s, 3H), 1.22-1.28(m, 1H), 1.41-1.48(m, 1H), 1.52-1.76(m, 3H), 1.79-1.88(m, 1H), 2.15-2.23(m, 1H), 2.25-2.41(m, 1H), 2.39-2.52(m, 1H), 2.81-2.86(m, 1H), 3.68(s, 3H). m/z (M-H): 241.
ステップ6:メチル(1S,3S)−3−(3−ヒドロキシプロピル)−2,2,3−トリメチルシクロペンタンカルボキシレート
Figure 2012514630
ステップの中間体(0.645g、2.66mmol)の乾燥THF(10mL)溶液にN2雰囲気下にて、ボランジメチルスルフィド(0.328mL、3.46mmol)をセプタムによって30分間ゆっくりと加え、一晩撹拌した。反応混合物を水、オキソンでクエンチし、次いで30分間撹拌した。次いで、反応混合物を酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、所望の生成物(0.565g)を無色の液体として得た。m/z(M+18):246。
ステップ7:メチル(1S,3S)−2,2,3−トリメチル−3−{3−[(メチルスルホニル)オキシ]プロピル}シクロペンタンカルボキシレートの合成
Figure 2012514630
ステップの中間体(0.565g、2.47mmol)およびトリエチルアミン(1.036mL、7.43mmol)のジクロロメタン(15mL)溶液に、メタンスルホニルクロリド(0.886mL、4.95mmol)を0℃にて加えた。1時間後、反応混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層をNa2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣をシリカカラムクロマトグラフィーによって精製し、所望の生成物(0.695g)を無色の粘着性の塊として得た。1H NMR (CDCl3) δ ppm: 0.73(s, 3H), 0.88(s, 3H), 1.02(s, 3H), 1.28-1.43(m, 2H), 1.44-1.48(m, 1H), 1.62-1.69(m, 2H), 1.73-1.86(m, 2H), 2.17-2.22(m, 1H), 2.81-2.86(m, 1H), 2.94 (s, 3H), 3.68(s, 3H), 4.22-4.23(t, 2H).
ステップ8:メチル(1S,3S)−2,2,3−トリメチル−3−[3−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]シクロペンタンカルボキシレート
Figure 2012514630
1,2,4−トリアゾール(0.108g、1.56mmol)およびK2CO3(0.325g、2.3mmol)のDMF(1mL)懸濁液に60〜65℃で、DMF(0.5mL)に溶解したステップの中間体(0.48g、1.56mmol)を加えた。反応混合物を80℃で2.5時間撹拌した。次いで、反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。抽出した有機層をNa2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、高真空下にて乾燥させ、所望の生成物を得た。(0.34g)薄茶色の粘着性の塊。1H NMR (CDCl3)
δ ppm: 0.71(s, 3H), 0.85(s, 3H), 1.03(s, 3H), 1.27-1.32(m, 2H), 1.39-1.51(m, 1H), 1.52-1.66(m, 2H), 1.82 -1.88 (m, 2H), 2.79-2.84(m, 1H), 2.84-2.88 (m, 1H), 3.67 (s, 3H), 4.12-4.17(t, 2H), 7.94(s, 1H), 8.05(s, 1H), m/z (M+1) 279.
ステップ9:(1S,3S)−2,2,3−トリメチル−3−[3−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]シクロペンタンカルボン酸
Figure 2012514630
ステップの中間体(0.51g、1.82mmol)のテトラヒドロフラン(tetrahydrfuran)(9mL)およびMeOH(5mL)溶液に、3mLの水中のLiOH(0.52g、21.93mmol)を加え、撹拌した。反応混合物を70〜75℃で7〜8時間加熱した。反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を水に溶解し、酢酸エチルで抽出した。水層をKHSO4溶液(pH1)で酸性化し、酢酸エチルで抽出した。抽出した有機層をNa2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、所望の生成物(0.3g)を白色の固体として得た。1H NMR (CDCl3) δ ppm: 0.67(s, 3H), 0.79(s, 3H), 0.92 (s, 3H), 1.03-1.17(m, 2H), 1.26-1.39(m, 1H), 1.40-1.48(m, 1H), 1.56-1.64(m, 2H), 1.71-1.83(m, 1H), 1.84-1.89(m, 1H), 2.63-2.67(m, 1H), 4.07 (t, J=8, 2H), 7.87(s, 1H), 8.43(s, 1H), 11.90 (bs, 1H). m/z (M+H) 266.
ステップ10:(1S,3S)−2,2,3−トリメチル−3−[3−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]シクロペンタンカルボキサミドの合成
Figure 2012514630
ステップの中間体(0.3g、1.13mmol)およびトリエチルアミン(0.173g、1.24mmol)のTHF(7mL)溶液に、クロロギ酸エチル(0.118mL、1.24mmol)を0℃にて加えた。反応混合物を0℃にて30分間撹拌した。この反応混合物に、23%アンモニア水(9mL)を滴下で添加し、一晩撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで抽出し、Na2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、所望の生成物(0.23g)をオフホワイトの固体として得た。1H NMR (CDCl3) δ ppm: 0.63(s, 3H), 0.80(s, 3H), 0.90(s, 3H), 1.12-1.18(m, 3H), 1.27-1.38(m, 1H), 1.42-1.53(m, 2H), 1.58-1.75(m, 1H), 1.77-1.85(m, 1H), 1.87-1.97(m, 1H), 4.14(t, J=8 Hz, 2H), 6.73(bs, 1H), 6.97(bs, 1H), 7.95(s, 1H), 8.50(s, 1H). m/z (M+H) 265.
ステップ11:(1S,3R)−2,2,3−トリメチル−3−[3−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]シクロペンタンアミン
Figure 2012514630
ステップ10の中間体(0.24g、1.016mmol)を、アセトニトリル(3mL)、酢酸エチル(3mL)、水(1.5mL)の溶媒混合物に溶解した。これに、PIFA(0.547g、1.272mmol)を加え、10℃で40分間撹拌した。その後、温度を50℃に7時間維持した。反応物を室温でさらに8時間撹拌した。反応混合物を70℃に10分間加熱し、減圧下で濃縮し、KHSO4溶液(pH1)で酸性化し、ジクロロメタンで抽出した。水層をNaOH溶液で塩基性化し、ジクロロメタンで抽出した。有機層を濃縮し、高真空下にて乾燥させた。化合物をアルミナカラムクロマトグラフィーによって精製し、所望の生成物(0.1g)を薄茶色の粘着性の塊として得た。m/z(M+1):237。
ステップ12:(2S,4S)−1−(2−((1S,3R)−3−(3−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル)−2,2,3−トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)−4−フルオロピロリジン−2−カルボニトリル
Figure 2012514630
ステップ11の中間体(0.095g、0.40mmol)の懸濁液に、DMSO(1mL)中のK2CO3(0.167g、1.207mmol)およびKI(3mg)を室温で撹拌した。これに、中間体20(0.06g、0.32mmol)を加え、3.5時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。有機層をNa2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、真空下で乾燥させた。化合物をシリカカラムクロマトグラフィーによって精製し、所望の生成物(0.023g)を薄茶色の固体として得た。M.P152〜154℃。1H NMR (CDCl3) δ ppm: 0.77(s, 3H), 0.88(s, 3H), 0.88(s, 3H), 1.19-1.31(m, 3H), 1.39-1.47(m, 1H), 1.50-1.71(m, 1H), 1.72-1.89(m, 1H), 1.90-2.16(m, 2H), 2.30-2.43(m, 1H), 2.68-2.89(m, 1H), 2.91-2.97(m, 1H), 3.37-3.55(m, 1H), 3.62-3.77(m, 2H), 3.89-4.02(m, 1H), 4.14(t, J=8 Hz, 2H), 4.95(d, J=11.2 Hz. 0.8H), 5.11(d, J=11.2 Hz, 0.2H), 5.35(d, J=51.2 Hz, 0.2H), 5.48(d, J=51.2 Hz, 0.8H), 7.94(s, 1H), 8.05(s, 1H). m/z (M+1) 391.2.

Claims (15)

  1. 式(I)の化合物、
    Figure 2012514630
    それらの誘導体、類似体、互変異性型、立体異性体、多形、水和物、溶媒和物、中間体、薬学的に許容される塩、医薬組成物、代謝物およびそのプロドラッグ
    [式中、Yは、−O−、−S(O)p−、−CH2−、−CHOH−、−CHF−または−CF2−を表し、mは1または2から選択される整数であり、nおよびpは、0、1または2から独立に選択される整数であり、Xは、結合、C1−C5アルキレンまたは−C(=O)−を表し、
    1は、水素;アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニル、アリール、アリールアルキル、アリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキニル、−N3、−S(O)p10、−NR10S(O)p11、−CN、−COOR10、−CONR1011、−OR10、−NR1011または−NR10COR11から選択される置換されていてもよい基、あるいは
    Figure 2012514630
    から選択される基を表し、
    12は、水素;またはアルキル、アルコキシ、アシル、ヒドロキシルアルキル、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、複素環、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールアルキル、カルボン酸もしくはカルボン酸誘導体(エステル、アミド、酸ハロゲン化物、ヒドロキサム酸およびヒドロキサメートから選択される)から選択される置換もしくは非置換基を表し、
    2、R3およびR4は独立に、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、アルキル、ハロアルキル、シアノ、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルキルスルホニル、アルキルチオ、フェニル−S(O)p−アルキル、アミノ、−NR1011またはフェニルアルキルを表し、前記フェニルは、1個または複数のアルキル、シクロアルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、アルキルスルホニル、アルキルチオ、−CO2アルキル、−COOH、−CONH2、−CHO、−CH2OH、ヒドロキシル、ハロアルキル、アミノ、ニトロで独立に置換されていてもよく、あるいはR2およびR4は、一緒に合わせてN、OおよびSから選択される0〜4個のヘテロ原子を有する置換されていてもよい4〜10員環を形成することができ、
    5は、水素または置換されていてもよいアルキル基を表し、
    6は、水素;またはアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシアルキル、アミノ、R9NHアルキルおよびR9NHC(NH)NHアルキルから選択される置換されていてもよい基を表し、
    7およびR9は独立に、水素、アルキルまたはヒドロキシルを表し、
    8は、水素、−CN、−COOH、またはカルボン酸のアイソスター(SO3H、B(OH)2、PO31011、SO2NR1011、テトラゾール、−COOR10、−CONR1011、−NR10COR11および−COOCOR10を含めた)であり、
    10およびR11は独立に、水素、ニトロ、ヒドロキシ、シアノ、ホルミル、アセチル、ハロゲン;またはアミノ、アルキル、アルコキシ、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル シクロアルキルアルキル、シクロアルケニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールアルキル、カルボン酸もしくはカルボン酸誘導体(エステル、アミド、酸ハロゲン化物、ヒドロキサム酸およびヒドロキサメートから選択される)から選択される置換されていてもよい基を表し、
    基R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11およびR12が置換されているとき、または「置換された」という用語が使用されるとき、置換基は、1つまたは複数であり、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、アジド、ニトロソ、オキソ(=O)、チオキソ(=S)、チオアルキル、アミノ、ヒドラジノ、ホルミル、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アリールアルコキシ、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、アリール、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、アルキルアミノ、トリル、−COORa、−C(O)Ra、−C(S)Ra、−C(O)NRab、−C(S)NRab、−NRaC(O)NRbc、−NRaC(S)NRbc、−N(Ra)SORb、−N(Ra)SO2b、−NRaC(O)ORb、−NRab、−NRaC(O)Rb、−NRaC(S)Rb、−SONRab、−SO2NRab、−ORa、−ORaC(O)ORb、−OC(O)NRab、−OC(O)Ra、−RaNRbc、−RaORb、−SRa、−SORaおよび−SO2aから選択され、置換基は、上記定義のような1個または複数の置換基でさらに置換されていてもよく、
    a、RbおよびRcは独立に、水素;またはアルキル、アルキレン、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキルおよびシクロアルケニルから選択される置換もしくは非置換基を表し、あるいはRaおよびRbは、一緒に合わせて4〜8個の原子を有する環状構造を形成することができる]。
  2. アルコキシ基が存在するとき、アルコキシ基は、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシおよびt−ブトキシから選択され、アリールオキシ基が存在するとき、アリールオキシ基は、フェノキシおよびナフチルオキシから選択され、ハロゲンが存在するとき、ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素であり、アルキル基が存在するとき、アルキル基は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチルまたはオクチルであり、アルケニル基が存在するとき、アルケニル基は、エテニル、1−プロペニル、2−プロペニル、iso−プロペニル、2−メチル−1−プロペニル、1−ブテニルまたは2−ブテニルであり、アルキニル基が存在するとき、アルキニル基は、エチニル、プロピニルまたはブチニルであり、シクロアルキル基が存在するとき、シクロアルキル基は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロオクチル、シクロヘプチル、ペルヒドロナフチル、アダマンチル、架橋環式基またはスピロ二環式基であり、シクロアルケニル基が存在するとき、シクロアルケニル基は、シクロペンテニルおよびシクロヘキセニルから選択され、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロアリール基が存在するとき、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロアリール基は、アゼチジニル、アクリジニル、ベンゾジオキソリル、ベンゾジオキサニル、ベンゾフラニル、カルバゾリル、シンノリニル、ジオキソラニル、インドリジニル、ナフチリジニル、ペルヒドロアゼピニル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサジニル、フタラジニル、ピリジル、プテリジニル、プリニル、キナゾリニル、キノキサリニル、キノリニル、イソキノリニル、テトラゾリル、イミダゾリル、テトラヒドロイソキノリニル、2−オキソアゼピニル、アゼピニル、ピロリル、ピペロニル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラゾリル、オキサゾリル、オキサゾリニル、トリアゾリル、インダニル、イソオキサゾリル、イソオキサゾリジニル、チアゾリル、チアゾリニル、チアゾリジニル、チエニル、イソチアゾリル、キヌクリジニル、イソチアゾリジニル、インドリル、イソインドリル、インドリニル、イソインドリニル、オクタヒドロインドリル、オクタヒドロイソインドリル、デカヒドロイソキノリル、ベンゾイミダゾリル、チアジアゾリル、ベンゾピラニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチアジアソリル、ベンゾオキサジアゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサゾリル、オキサジアゾリル、ベンゾインダゾリル、インダゾリル、フェニルピペリジニル、フリル、テトラヒドロフリル、テトラヒドロピラニル、ピペラジニル、ホモピペラジニル、ピペリジル、ピペリドピペリジル、モルホリニル、チオモルホリニル、ピペリドニル、2−オキソピペラジニル、2−オキソピペリジニル、ピロリジニル、2−オキソピロリジニル、オキサゾリジニル、クロマニル、イソクロマニル、オキサビシクロ[3.2.1]オクタン、3−オキサビシクロ[3.2.1]オクタノン、3−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−2,4−ジオンおよび3−アザビシクロ[3.2.1]オクタンから選択されるヘテロシクリル基であり、アリール基が存在するとき、アリール基は、フェニル、ナフチル、アントラセニル、インダニルまたはビフェニルであり、アルキレン基が存在するとき、アルキレン基は、メチレン、エチレン、プロピレンまたはブチレンであり、ヒドロキシアルキル基が存在するとき、ヒドロキシアルキル基は、ヒドロキシメチルまたはヒドロキシエチルであり、ハロアルキル基が存在するとき、ハロアルキル基は、トリフルオロメチル、トリブロモメチルまたはトリクロロメチルであり、ハロアルコキシ基が存在するとき、ハロアルコキシ基は、クロロメトキシ、クロロエトキシ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロエトキシおよびトリクロロメトキシから選択され、ヘテロシクリルアルキル基が存在するとき、ヘテロシクリルアルキル基は、オキサジアゾリルメチル、トリアゾリルメチル、テトラゾリルメチル、モルホリニルメチル、ピロリジニルメチル、ピペリジニルメチル、1,2−チアジナン1,1−ジオキシド−イルメチルおよびイソチアゾリジン1,1−ジオキシド−イルメチルから選択され、ヘテロアリールアルケニル基が存在するとき、ヘテロアリールアルケニル基は、ピリジニルエテニル、チエニルエテニルおよびトリアゾリルエテニルから選択され、ヘテロアリールアルキニル基が存在するとき、ヘテロアリールアルキニル基は、ピリジニルエチニルおよびチエニルエチニルから選択される、請求項1に記載の化合物。
  3. 1.(2S,4S)-1-(2-((1R,3S)-3-((1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)-4-フルオロピロリジン-2-カルボニトリル;
    2.(2S,4R)-1-(2-((1R,3S)-3-((1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)-4-フルオロピロリジン-2-カルボニトリルメタンスルホネート;
    3.(2S,4S)-1-(2-((1S,3R)-3-((1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)-4-フルオロピロリジン-2-カルボニトリル;
    4.(2S,4S)-1-(2-((1S,3R)-3-((1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)-4-フルオロピロリジン-2-カルボニトリルメタンスルホネート;
    5.(2S,4R)-1-(2-((1S,3R)-3-((1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)-4-フルオロピロリジン-2-カルボニトリルメタンスルホネート;
    6.(S)-1-(2-((1S,3R)-3-((1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    7.(S)-1-(2-((1S,3R)-3-((1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリルメタンスルホネート;
    8.(S)-1-(2-((1R,3S)-3-((1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    9.(S)-1-(2-((1R,3S)-3-((1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリルメタンスルホネート;
    10.(2S,4S)-1-(2-((1R,3S)-3-((2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)-4-フルオロピロリジン-2-カルボニトリル;
    11.(2S,4S)-1-(2-((1R,3S)-3-((1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)-4-フルオロピロリジン-2-カルボニトリル;
    12.(2S,4S)-1-(2-((1S,3R)-3-((2H-1,2,3-トリアゾール-2-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)-4-フルオロピロリジン-2-カルボニトリル;
    13.(2S,4S)-1-(2-((1S,3R)-3-((1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)-4-フルオロピロリジン-2-カルボニトリルメタンスルホネート;
    14.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1R,3S)-1,2,2-トリメチル-3-(ピペリジン-1-カルボニル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    15.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1R,3S)-3-((4-(ヒドロキシメチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    16.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3R)-3-((4-(ヒドロキシメチル)-1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    17.N-(((1S,3R)-3-(2-((2S,4S)-2-シアノ-4-フルオロピロリジン-1-イル)-2-オキソエチルアミノ)-2,2,3-トリメチルシクロペンチル)メチル)メタンスルホンアミド;
    18.N-(((1R,3S)-3-(2-((2S,4S)-2-シアノ-4-フルオロピロリジン-1-イル)-2-オキソエチルアミノ)-2,2,3-トリメチルシクロペンチル)メチル)メタンスルホンアミド;
    19.N-(((1S,3R)-3-(2-((2S,4S)-2-シアノ-4-フルオロピロリジン-1-イル)-2-オキソエチルアミノ)-2,2,3-トリメチルシクロペンチル)メチル)-4-フルオロベンゼンスルホンアミド;
    20.N-(((1R,3S)-3-(2-((2S,4S)-2-シアノ-4-フルオロピロリジン-1-イル)-2-オキソエチルアミノ)-2,2,3-トリメチルシクロペンチル)メチル)-4-フルオロベンゼンスルホンアミド;
    21.N-(((1S,3R)-3-(2-((2S,4S)-2-シアノ-4-フルオロピロリジン-1-イル)-2-オキソエチルアミノ)-2,2,3-トリメチルシクロペンチル)メチル)-2-フルオロベンズアミド;
    22.N-(((1S,3R)-3-(2-((2S,4S)-2-シアノ-4-フルオロピロリジン-1-イル)-2-オキソエチルアミノ)-2,2,3-トリメチルシクロペンチル)メチル)-4,4-ジフルオロシクロヘキサンカルボキサミド;
    23.N-(((1R,3S)-3-(2-((2S,4S)-2-シアノ-4-フルオロピロリジン-1-イル)-2-オキソエチルアミノ)-2,2,3-トリメチルシクロペンチル)メチル)-4,4-ジフルオロシクロヘキサンカルボキサミド;
    24.6-(((1S,3R)-3-(2-((2S,4S)-2-シアノ-4-フルオロピロリジン-1-イル)-2-オキソエチルアミノ)-2,2,3-トリメチルシクロペンチル)メチルアミノ)ニコチノニトリル;
    25.6-(((1R,3S)-3-(2-((2S,4S)-2-シアノ-4-フルオロピロリジン-1-イル)-2-オキソエチルアミノ)-2,2,3-トリメチルシクロペンチル)メチルアミノ)ニコチノニトリル;
    26.2-(((1S,3R)-3-(2-((2S,4S)-2-シアノ-4-フルオロピロリジン-1-イル)-2-オキソエチルアミノ)-2,2,3-トリメチルシクロペンチル)メチルアミノ)ニコチノニトリル;
    27.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1R,3S)-1,2,2-トリメチル-3-((5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イルアミノ)メチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    28.(2S,4S)-1-(2-((1R,3S)-3-[(1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-2-イル)メチル]-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)-4-フルオロピロリジン-2-カルボニトリル;
    29.(2S,4S)-1-(2-((1S,3R)-3-[(1,1-ジオキシドイソチアゾリジン-2-イル)メチル]-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)-4-フルオロピロリジン-2-カルボニトリル;
    30.(2S,4S)-1-(2-((1S,3R)-3-[(1,1-ジオキシド-1,2-チアジナン-2-イル)メチル]-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)-4-フルオロピロリジン-2-カルボニトリル;
    31.(2S,4S)-1-(2-((1R,3S)-3-((1H-テトラゾール-1-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)-4-フルオロピロリジン-2-カルボニトリルメタンスルホネート;
    32.(2S,4S)-1-(2-((1S,3R)-3-((1H-テトラゾール-1-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)-4-フルオロピロリジン-2-カルボニトリル;
    33.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1R,3S)-1,2,2-トリメチル-3-(モルホリノメチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    34.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3R)-1,2,2-トリメチル-3-(モルホリノメチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    35.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3R)-1,2,2-トリメチル-3-(モルホリノメチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリルジメタンスルホネート;
    36.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1R,3S)-1,2,2-トリメチル-3-(ピロリジン-1-イルメチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    37.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3R)-1,2,2-トリメチル-3-(ピロリジン-1-イルメチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    38.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1R,3S)-3-(((R)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    39.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1R,3S)-1,2,2-トリメチル-3-(ピペリジン-1-イルメチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    40.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3R)-1,2,2-トリメチル-3-(ピペリジン-1-イルメチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    41.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1R,3S)-3-((4-ヒドロキシピペリジン-1-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    42.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1R,3S)-1,2,2-トリメチル-3-((4-(メチルスルホニル)フェニルスルホニル)メチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    43.(2S,4R)-4-フルオロ-1-(2-((1R,3S)-1,2,2-トリメチル-3-((4-(メチルスルホニル)フェニルスルホニル)メチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    44.(S)-1-(2-((1R,3S)-1,2,2-トリメチル-3-((4-(メチルスルホニル)フェニルスルホニル)メチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    45.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3R)-1,2,2-トリメチル-3-((4-(メチルスルホニル)フェニルスルホニル)メチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    46.(S)-1-(2-((1S,3R)-1,2,2-トリメチル-3-((4-(メチルスルホニル)フェニルスルホニル)メチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    47.(2S,4R)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3R)-1,2,2-トリメチル-3-((4-(メチルスルホニル)フェニルスルホニル)メチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    48.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1R,3S)-3-(3-(4-フルオロフェニル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    49.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3R)-3-(3-(4-フルオロフェニル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    50.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1R,3S)-1,2,2-トリメチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    51.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3R)-1,2,2-トリメチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    52.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1R,3S)-3-(3-イソプロピル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    53.(2S,4S)-1-(2-((1R,3R)-3-(シアノメチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)-4-フルオロピロリジン-2-カルボニトリル;
    54.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1R,3R)-1,2,2-トリメチル-3-((5-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)メチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    55.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3S)-1,2,2-トリメチル-3-((5-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)メチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    56.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3S)-1,2,2-トリメチル-3-((5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)メチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    57.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3S)-1,2,2-トリメチル-3-((5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)メチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリルメタンスルホネート;
    58.(2S,4S)-1-(2-((1S,3S)-3-((5-tert-ブチル-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)-4-フルオロピロリジン-2-カルボニトリル;
    59.(2S,4S)-1-(2-((1S,3S)-3-((5-シクロヘキシル-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)-4-フルオロピロリジン-2-カルボニトリル;
    60.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3S)-3-((5-(ヒドロキシメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    61.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3S)-3-((5-イソプロピル-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリルメタンスルホネート;
    62.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3S)-3-((5-(4-フルオロフェニル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)メチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    63.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3S)-1,2,2-トリメチル-3-((5-(ピリジン-4-イル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)メチル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    64.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1R,3S)-3-(3-(4-フルオロフェニル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)-2,2,3-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル
    65.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3R)-3-(3-(4-フルオロフェニル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)-2,2,3-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    66.(S)-1-(2-((1S,3R)-3-(3-(4-フルオロフェニル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)-2,2,3-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリルメタンスルホネート;
    67.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3R)-3-(3-イソプロピル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)-2,2,3-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    68.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3R)-2,2,3-トリメチル-3-(3-(ピリジン-3-イル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    69.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1R,3S)-2,2,3-トリメチル-3-(3-(ピリジン-3-イル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    70.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3R)-2,2,3-トリメチル-3-(3-(ピリジン-4-イル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    71.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1R,3S)-2,2,3-トリメチル-3-(3-(ピリジン-4-イル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    72.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3R)-2,2,3-トリメチル-3-(3-(ピラジン-2-イル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    73.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1R,3S)-2,2,3-トリメチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    74.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,3R)-2,2,3-トリメチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)シクロペンチルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    75.(S)-1-(2-((1R,5R)-3,5,8,8-テトラメチル-2,4-ジオキソ-3-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-1-イルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    76.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1R,5R)-3,5,8,8-テトラメチル-3-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-1-イルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    77.(2S,4R)-4-フルオロ-1-(2-((1R,5R)-3,5,8,8-テトラメチル-3-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-1-イルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    78.(S)-1-(2-((1R,5R)-3,5,8,8-テトラメチル-3-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-1-イルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    79.(S)-1-(2-((1R,5R)-5,8,8-トリメチル-2-オキソ-3-オキサビシクロ[3.2.1]オクタン-1-イルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    80.(S)-1-(2-((1R,5R)-5,8,8-トリメチル-3-オキサビシクロ[3.2.1]オクタン-1-イルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    81.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1R,5R)-5,8,8-トリメチル-3-オキサビシクロ[3.2.1]オクタン-1-イルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;
    82.(2S,4S)-4-フルオロ-1-(2-((1S,5S)-5,8,8-トリメチル-3-オキサビシクロ[3.2.1]オクタン-1-イルアミノ)アセチル)ピロリジン-2-カルボニトリル;および
    83.(2S,4S)-1-(2-((1S,3R)-3-(3-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロピル)-2,2,3-トリメチルシクロペンチルアミノ)アセチル)-4-フルオロピロリジン-2-カルボニトリル
    から選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物。
  4. その遊離、塩または保護された形態である式(II)の化合物と、式(III)の化合物とをカップリングすることを含む、請求項1に記載の式(I)の化合物の調製方法
    Figure 2012514630
    [式中、Lは、クロロ、ブロモ、ヨード、トシレート、メシレートおよびトリフレートから選択される脱離基を表し、PGは、水素、またはアセチル、トリフルオロアセチル、アリールスルホニル、ノシル、トシル、−Bocもしくは−CBzを含む保護基を表し、n、R1、R2、R3、R4、R5 6 7 8 、YおよびXは、請求項1と同様に定義される]。
  5. その遊離、塩または保護された形態である、請求項4に記載の式(II)の化合物
    Figure 2012514630
    [式中、R1、R2、R3、R4 、R 5 、PGおよびXは、上記で定義した通りである]。
  6. 式(II−1)、(II−2)および(II−3)の化合物から選択される、請求項5に記載の式(II)の化合物
    Figure 2012514630
    [式中、 1 は、SO 2 又はCOであり、基n、R1、R12およびPGは、上記で定義した通りである]。
  7. 式(II−4)、(II−5)、(II−6)、(II−7)、(II−8)、(II−9)、(II−10)、(II−11)の化合物から選択される、請求項5に記載の式(II)の化合物
    Figure 2012514630
    [式中、基R1、R12およびPGは、上記で定義した通りである]。
  8. 1.(1S,3R)-メチル3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2,2,3-トリメチルシクロペンタンカルボキシレート;
    2.tert-ブチル(1R,3S)-3-(ヒドロキシメチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルカルバメート;
    3.((1S,3R)-3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2,2,3-トリメチルシクロペンチル)メタンスルホン酸メチル;
    4.tert-ブチル(1R,3S)-3-(アジドメチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチルカルバメート;
    5.tert-ブチル[(1R,3S)-3-(アミノメチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチル]カルバメート;
    6.(1S,3R)-3-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-2,2,3-トリメチルシクロペンタンカルボン酸;
    7.tert-ブチル[(1S,3S)-3-(シアノメチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチル]カルバメート;
    8.メチル(1R,3S)-3-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-2,2,3-トリメチルシクロペンタンカルボキシレート;
    9.tert-ブチル[(1S,3R)-3-(ヒドロキシメチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチル]カルバメート;
    10.メタンスルホン酸(1R,3S)-3-t-ブトキシカルボニルアミノ-2,2,3-トリメチル-1-シクロペンチルメチルエステル;
    11.tert-ブチル[(1S,3R)-3-(アジドメチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチル]カルバメート;
    12.tert-ブチル[(1S,3R)-3-(アミノメチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチル]カルバメート;
    13.(1R,3S)-3-[(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]-2,2,3-トリメチルシクロペンタンカルボン酸;
    14.tert-ブチル[(1S,3S)-3-(シアノメチル)-1,2,2-トリメチルシクロペンチル]カルバメート;
    15.(1R,5R)-1-アミノ-3,5,8,8-テトラメチル-3-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-2,4-ジオン;
    16.(1R,5R)-3,5,8,8-テトラメチル-3-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-1-アミン
    17.(1R,5R)-1-アミノ-5,8,8-トリメチル-3-オキサビシクロ[3.2.1]オクタン-2-オン;
    18.(1R,5R)-5,8,8-トリメチル-3-オキサビシクロ[3.2.1]オクタン-1-アミンおよび
    19.(1S,5S)-5,8,8-トリメチル-3-オキサビシクロ[3.2.1]オクタン-1-アミン。
    から選択される、請求項5に記載の式(II)の化合物。
  9. 活性成分として、請求項1もしくは3に記載の式(I)の化合物、または薬学的に許容されるその塩を、薬学的に許容される担体、希釈剤、賦形剤または溶媒和物と共に含む、医薬組成物。
  10. 錠剤、カプセル剤、散剤、シロップ剤、溶液剤、エアゾール剤または懸濁剤の形態の、請求項9に記載の医薬組成物。
  11. 糖尿病または糖尿病性合併症を治療または予防するための医薬組成物を調製するための、請求項1もしくは3に記載の式(I)の化合物、その薬学的に許容される塩、または薬学的に許容される溶媒和物の使用
  12. 代謝性障害;II型糖尿病;耐糖能異常;インスリン抵抗性;食物摂取障害;肥満症;空腹時血糖異常;異脂肪血症;高コレステロール血症または糖尿病性合併症(脳卒中、冠動脈疾患、高血圧症、末梢血管疾患、ニューロパシー、網膜症、非アルコール性脂肪性肝疾患および非アルコール性脂肪性肝炎を含む);神経変性疾患;認知障害、抗不安疾患を治療するための医薬組成物を調製するための、請求項1もしくは3に記載の式Iの化合物、その薬学的に許容される塩、またはその薬学的に許容される溶媒和物の使用
  13. (i)高血糖症を予防または治療し、(ii)体重を減少させ、(iii)創傷治癒し、(iv)免疫調節し、(v)疼痛を減少させるための医薬組成物を調製するための、請求項1もしくは3に記載の式Iの化合物、その薬学的に許容される塩、またはその薬学的に許容される溶媒和物の使用
  14. DPP−IVの阻害によってレギュレートまたは正常化される疾患を治療するための医薬組成物を調製するための、請求項1もしくは3に記載の式Iの化合物、その薬学的に許容される塩、またはその薬学的に許容される溶媒和物の使用
  15. 請求項1もしくは3に記載の式Iの化合物、その薬学的に許容される塩、またはその薬学的に許容される溶媒和物を含む、(i)代謝性障害;II型糖尿病;耐糖能異常;インスリン抵抗性;食物摂取障害;肥満症;空腹時血糖異常;異脂肪血症;高コレステロール血症または糖尿病性合併症(脳卒中、冠動脈疾患、高血圧症、末梢血管疾患、ニューロパシー、網膜症、非アルコール性脂肪性肝疾患および非アルコール性脂肪性肝炎を含む);神経変性疾患;認知障害、抗不安疾患及びDPP−IVの阻害によってレギュレートまたは正常化される疾患を治療し、(ii)高血糖症を予防または治療し、(iii)体重を減少させ、(iv)創傷治癒し、(v)免疫調節し、(vi)疼痛を減少させるための医薬組成物。
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