JP2012514207A - 金属線材をモニタする装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、タイヤ(14)の細線(42a,42b;100;102)をモニタする査装置(18)であって、細線(42a,42b;100;102)中に磁束(P1,P2;P)を誘導する部材(68,70)と、誘導部材(68,70)を保持すると共に磁束(P)を細線(42a,42b;100;102)中に導くアーム(82,84)を備えた全体としてU字形のホルダ(67)とを有し、アームは、装置の位置合わせ方向を定め、装置は、アーム相互間に設けられていて、細線(42a,42b;100;102)を通って流れる磁束(P1,P2;P)を受け取る少なくとも1つの部材(74)を更に有することを特徴とする装置(18)に関する。受け取り部材は、細線(42a,42b;100;102)を通って流れる磁束だけを測定するよう寸法決めされ、作動中、位置決め方向は、細線(42a,42b;100;102)に平行である。

Description

本発明は、タイヤの技術分野に関する。
タイヤは、互いに重ね合わされた数個のゴム異形要素及びこれら異形要素の幾つかのゴム中に埋め込まれた補強細線又は線材を有する。「細線」又は「線材」という用語は、本明細書においては、一般的な意味に解されるべきである。以下、例えば、モノフィラメント細線、マルチフィラメント細線、コード又はもろより糸を細線又は線材と称する。細線は、表面処理されていても良く、表面処理されなくていなくても良い。これら細線は、プライを形成し、同一プライ内に互いに実質的に平行に布設される。細線は、タイヤを補強してその強度及び頑丈さを向上させる。これら細線の何割かは、特に重車両型の車両用タイヤでは磁性材料、例えばスチールで作られる。埋め込み状態の細線は、プライを形成する。特にタイヤが摩耗した場合にタイヤの状態をモニタし又は検査するために、各補強細線を検査することが推奨される。その目的は、タイヤの健全性又は一体性を損なう場合のある欠陥を持つ補強細線が存在しないことを確かめることにある。「欠陥」という用語は、本明細書においては、細線中の不規則性を意味するものと解されるべきである。この不規則性は、特に、切れ目、撚り合わせの解け又は変形例として、細線の摩耗、腐食又は酸化の結果としての細線の断面の相当な減少の場合がある。
先行技術は、X線検査を用いた検査設備を開示している。しかしながら、このような設備は、比較的費用が高く付き、しかも、高レベルの投資を必要とする。
また、米国特許第6,005,388号明細書は、タイヤを検査する装置を開示している。この装置は、2つの誘導部材から生じた磁束を受け取るレシーバ部材を有する。磁束は、レシーバ部材の内部に、レシーバ部材に向いた細線を表す状態信号を生じさせる。
米国特許第6,005,388号明細書
しかしながら、このような装置は、欠陥のある細線を含む場合のある多数本の細線を収容した領域を大まかに識別することができるが、どの細線が欠陥のある細線かということを正確に識別することができない。
本発明の目的は、タイヤの各細線に存在している恐れのある欠陥があるかどうかについて検査すると共に/或いは検出し、そして、もしあれば、どの細線が欠陥を持っているかを突き止め、そして比較的低コストでこのような検査を実施することができるようにすることにある。本発明のもう1つの目的は、細線がタイヤの周方向に対して異なる角度をなしているプライの検査を可能にすることにある。
この目的のため、本発明の一要旨は、タイヤ補強細線を検査する装置において、
検査されるべき細線中に磁束を誘導する少なくとも1つの誘導部材を有し、
誘導部材を支持する磁性材料で作られた支持体を有し、支持体は、Uの全体的形状を有し、支持体は、磁束を検査のための細線中に導く第1及び第2の脚部を有し、磁束を検査のための細線中に導く第1及び第2の脚部の端部は、装置の位置合わせ方向を定め、
第1及び第2の脚部相互間に設けられていて、検査のための細線を通って流れる磁束を受け取る少なくとも1つのレシーバ部材を有する、装置において、
レシーバ部材の寸法は、作動中、装置の位置合わせ方向が検査のための細線の走行方向に実質的に平行である場合、検査のための細線を通って流れる磁束だけを測定するよう設定されていることを特徴とする装置にある。
換言すると、レシーバ部材の寸法は、作動中、装置の位置合わせが細線の方向に平行に差し向けられている場合に検査のための細線を通って流れる磁束のみを測定するよう設計されている。
本発明の装置により、先行技術の装置とは異なり、欠陥があればこれを細線ごとに検出し、欠陥の位置を正確に示すことができる。欠陥を示している各細線を計数すると共に正確に識別することができる。具体的に説明すると、全体としてUの形状により、本発明の装置を位置合わせ方向が検査のための細線の方向に実質的に差し向けられるように差し向け可能である。誘導部材により生じた磁束は、脚部と一線をなして位置した細線だけを通過する。レシーバ部材を用いてこの1本の細線だけを検査することができ、このレシーバ部材は、脚部相互間に配置されることにより、検査中の細線に隣接して位置する他の細線が検査を妨害することなく、磁気漏れが生じていればこれを検出する。
検査中の細線の直径に対してレシーバ部材の寸法が小さければ小さいほど、欠陥のある細線の位置を正確に示すことができる精度がそれだけ一層高くなる。
1つ又は複数の誘導部材の寸法は、レシーバ部材の寸法よりも大きいのが良い。誘導部材は、細線ごとの検査(細線の個別検査)を阻止しないで、多数本の細線、例えば3本〜4本の細線に及ぶことができ又は「照明」することができる。具体的に説明すると、作業中、装置が配置される仕方に鑑みて、レシーバ部材は、これが一線をなして位置決めされている1本の細線だけからの潜在的な磁束漏れを検出し、このように、この1本の細線が位置合わせされていない他の細線からの潜在的な磁束漏れを全く検出することはない。
検査中の細線の方向とは異なる方向に延びている隣接の細線と一線をなして枝部が位置決めされたとすれば、この隣接の細線を通って流れる磁束は、他方の脚部で閉路されることはなく、このことは、この隣接の細線からの寄生磁束が検査されるようになった細線の検査を妨害することができないということを意味している。
したがって、細線ごとの検査は、磁束を脚部の少なくとも一方によって各細線中に誘導し、この磁束を1つ又は複数の磁束を受け取るレシーバ部材によって検出するという物理的原理を利用している。
さらに、脚部相互間の間隔が密であればあるほど、検査領域がそれだけ一層狭くなる。装置を各細線に沿って動かすことにより各細線中の欠陥の位置を容易に正確に示すことができる。レシーバ部材のヘッドは、例えば、検査されるべき2つの連続して位置する細線相互間の距離又は間隔に対して適当である寸法を有する。したがって、この装置は、検査中の細線と連続して並んで又は隣接して位置する細線の1本に欠陥があるかないかとは無関係に、細線中に欠陥があればその存在を検出する。
さらに、このような装置は、タイヤ又は補強プライの非破壊検査を可能にするという利点を有する。
好ましくは、レシーバ部材は、磁束レシーバヘッドを有し、磁束レシーバヘッドは、位置合わせ方向に垂直な方向に、細線の直径よりも実質的に小さく又はこれに等しい寸法を有する。レシーバヘッドの幅は、レシーバ部材のセンサを形成する部分の寸法を意味している。この部分は、センサの各形式に固有である。レシーバヘッドが細線の直径以下の寸法を有するので、検出信号は、これが検査中の細線の上方に配置すると最大値を取り、細線は、当然のことながら、互いに接触しておらずしかも空間により隔てられている。
有利には、位置合わせ方向に垂直な方向におけるレシーバヘッドの寸法は、5mm以下又はそれどころか3mm、好ましくは2mmである。
一般に、検査のための細線は、5mm未満の直径を有し、これら細線の大部分は、1〜2mmの直径を有すると共に少なくとも1mmの間隔だけ離されている。それ故、実際には、レシーバヘッドの寸法は、有益には、多種多様なタイヤを検査することができるよう2〜3mmであるのが良い。
好ましくは、レシーバ部材は、第1及び第2の脚部から等距離のところに位置している。これにより、SN比が向上する。
一実施形態では、レシーバ部材は、従来通り、誘導型のものであり、レシーバコイルから成る。レシーバ部材は、磁気抵抗センサ型、磁気インピーダンスセンサ型又はホール効果型の磁気センサから成る。オプションとして、レシーバ部材は、磁気センサ、例えば異方性磁気抵抗センサ、巨大磁気抵抗センサ又は巨大磁気インピーダンスセンサから成っていても良い。
誘導部材それ自体は、AC又はDC源により電力供給される誘導形式のものであるのが良い。オプションとして、レシーバ部材が静的モードで動作する場合、レシーバ部材は、1つ又は2つ以上の永久磁石で構成されても良い。
この装置は、各細線中に磁界又は対応の磁束を誘導することができる。欠陥がある場合、検査された各細線の磁気抵抗は、変化し、この結果、誘導された磁界及び磁束に変化が生じる。
別の実施形態では、支持体は、第1及び第2の誘導部材を支持し、第1及び第2の誘導部材は、磁気支持体及び細線中に第1及び第2の磁束を誘導する。レシーバ部材は、第1の誘導部材と第2の誘導部材との間に配置され、その結果、第1及び第2の磁束は、レシーバ部材中に信号を生じさせることができるようになっている。
この信号は、例えば、検出部材の形式に応じて、起電力、電圧又は抵抗の変化であるのが良い。
第1及び第2の誘導部材は各々、有利には、ほぼ同じ強度を持ち、しかも磁束がレシーバ部材のところで少なくとも打ち消されるような方向を持つ磁束を生じさせる。
起電力の場合であって欠陥が存在する場合、この装置は、起電力の基準値に対する測定起電力の変化を検出することができる。
他のオプションとしての特徴によれば、
この装置は、第1及び第2の磁束がそれぞれ、細線の第1及び第2の部分中を流れることができるように配置され、このような部分は、それぞれ、レシーバ部材と第1の脚部か第2の脚部かのいずれかとの間に配置される。
第1及び第2の誘導部材は、それぞれ、第1及び第2の誘導コイルを有し、第1及び第2の誘導コイルは、それぞれ、第1及び第2の脚部周りに配置されている。
レシーバ部材は、コアを有し、第1及び第2の電磁束をレシーバコイルがコア周りに配置され、コアは、第1及び第2の電磁束を受け取るレシーバヘッドを形成している。
本発明のもう1つの要旨は、上述の検査装置を使用して、磁性材料で作られていてタイヤの周方向又はプライの長手方向に所与の角度をなした状態で実質的に互いに平行に布設された補強細線を有するタイヤ又はプライをモニタし又は検査する方法において、タイヤ又はプライの各細線を互いに別個独立に連続して検査することを特徴とする方法にある。
本発明の方法により、検査中の細線と連続して並んで又は隣接して位置する細線の状態とは無関係に各細線の状態を検査することができる。欠陥を示しているのがどの細線であるかを正確に突き止めることが可能である。
この方法を未加硫状態の生タイヤ、新品の加硫済みタイヤ、更生後のタイヤ又はゴムのプライに利用することができる。
有利には、検査中のタイヤ又はプライと接触状態に保たれる。
同様に、誘導部材を検査中のタイヤ又はプライと接触状態に保つことが有利であることが分かっている。
好ましくは、レシーバ部材は、磁束レシーバヘッドを有し、磁束レシーバヘッドは、位置合わせ方向に垂直な方向に、細線の直径よりも実質的に小さく又はこれに等しい寸法を有する。
オプションとしての特徴によれば、タイヤ又はプライを装置に対して動かし、装置に対するタイヤ又はプライの相対運動の関数として各細線の状態を表す信号を測定する。
一実施形態では、測定した信号の値を基準値と比較して各細線に関して欠陥があればこれを検出することができるようにする。
別の実施形態では、各細線の幾何学的特性を測定した信号の変化の関数として判定する。
変形形態では、
タイヤ又はプライをそれぞれ所与の周方向長さ又は所与の長さにわたり装置に対して周方向又は長手方向に動かし、
タイヤ又はプライの移動量の関数としての信号の変化を測定し、
次の数値、即ち、
・タイヤの周方向長さ又はプライの長さに含まれる細線の本数及び/又は
・タイヤの周方向長さ又はプライの長さに含まれる各細線相互間の間隔を求める。
一般に、タイヤは、一定間隔を置いて配置された細線を有する。したがって、信号は、周期的に変化する。装置がどのようにセットアップされているかに応じて、細線が存在しているかどうかは、例えば、信号の最小値又は最大値に対応している。この場合、このことから、タイヤの周方向長さ又はプライの長さ中に含まれる細線の本数を導き出すことが可能であり、また、タイヤ又はプライと装置の相対運動の速度を知ることにより、タイヤの周方向長さ又はプライの長さ中の各細線相互間の間隔を導き出すことができる。
別の変形形態では、
装置をタイヤの周方向表面と呼ばれる表面又はプライの長手方向表面と呼ばれる表面に実質的に垂直な軸線回りに回転させ、
装置の回転角度の関数としての信号の変化を測定し、
細線とタイヤの周方向又はプライの長手方向とのなす角度を求める。
装置のセットアップの仕方に応じて、細線が存在していれば、このことは、装置が細線に実質的に平行に差し向けられている場合、即ち、位置合わせ方向が検査中の細線に実質的に平行である場合、信号の最小値又は最大値に対応する。装置を回転させると、信号は、装置の回転角度が細線とプライの長手方向又はタイヤの周方向とのなす角度に実質的に等しい場合、信号が極値点、例えば最大値に達するまで変化する。
本発明の内容は、非限定的な例として与えられているに過ぎず、添付の図面を参照して行なわれる以下の説明を読むと良好に理解されよう。
第1の実施形態としての検査方法を実施することができる第1の実施形態としての検査装置を有する検査設備の斜視図である。 図1の設備の一部の側面図である。 図1の設備の断面図である。 図1の設備の装置を示す略図である。 図1の設備の装置を示す略図である。 図1に類似した図であり、第2の実施形態としての検査方法を実施することができる第2の実施形態としての装置を有する設備の図である。 図3に類似した図であり、図6の設備の図である。 第3の実施形態としての検査方法を実施することができる第3の実施形態としての装置を有する設備を概略的に示す図である。 第4の実施形態としての検査方法を実施することができる第4の実施形態としての装置を有する設備を概略的に示す図である。 第5の実施形態としての検査方法を実施することができる第5の実施形態としての設備の斜視図である。 図10の設備の検査装置の関節運動手段を示す図である。 図10の設備を上から見た図である。 第6の実施形態としての検査方法を示す図である。 第7の実施形態としての検査方法を示す図である。 第8の実施形態としての装置を示す図である。
図1〜図3は、第1の実施形態としての全体が参照符号10で示された検査装置を有する設備を示している。
設備10は、タイヤ14の支持フレーム12を有している。変形例として、フレーム12は、未加硫状態の生タイヤ14を支持しても良い。設備10は、タイヤ14を回転させる手段16を更に有している。設備10は、タイヤ14を検査する装置18及び装置18を案内する手段19を有している。
タイヤ14は、回転軸線Xに関して実質的に回転対称を示している。タイヤ14は、これを画定する第1及び第2の半径方向内側の捕捉縁部を有している。タイヤ14は、第1及び第2のサイドウォール24,26及びトレッド28を有している。トレッド28は、ショルダと呼ばれている第1及び第2の端部30,32により軸方向に画定されている。
タイヤ14は、周方向と呼ばれている半径方向外側の踏み面(トレッド表面)34及び半径方向内側の表面36を更に有している。タイヤ14は、軸線Xと実質的に同軸の第1及び第2の円形ビードワイヤ38,40を更に有している。最後に、タイヤ14は、磁性材料面、例えば金属材料、この場合、スチールで作られた補強細線又は線材42a,42bを有している。トレッド28の下に位置する補強細線42aは、クラウン補強ベルトを形成している。第1のビードワイヤ38と第2のビードワイヤ40との間に延びる補強細線42bは、カーカス補強プライを形成している。線材42a,42bは、種々のプライの中に互いに束ねられると共に同一プライ内に互いに実質的に平行に配置されている。
回転手段16は、タイヤ14を駆動する駆動手段44及びタイヤ14を案内する案内手段46を含む。手段44は、軸線Xに実質的に平行な軸線X1,X2回りに回転すると共にタイヤ14を回転させるようトレッド28と接触状態に位置決めされる2つの電動ローラ48を含む。手段42は、タイヤ14の軸方向、半径方向及び周方向の案内のための案内手段50,52,54を更に含む。軸方向案内手段50は、案内ローラ56a,56bの第1の対56及び案内ローラ58a,58bの第2の対58を含む。第1及び第2の対56,58は、タイヤ14の軸方向中間平面に関して実質的に対称に位置決めされている。案内ローラ56a,56b及び案内ローラ58a,58bは、それぞれ、第1のサイドウォール24及び第2のサイドウォール26と接触状態に位置決めされている。半径方向案内手段52は、第1の縁部20及び第2の縁部22とそれぞれ接触状態に位置決めされた第1の案内ローラ60及び第2のローラ62を含む。周方向案内手段54は、軸線Xに実質的に平行な軸線X3回りに自由に回転することができ、タイヤ14を転動させるローラ64を含む。
装置18の案内手段19は、装置18を案内手段19に沿って動かしているときに装置18が半径方向内面36の輪郭を辿るよう配置されている。案内手段19は、レール66を形成する案内を含む。案内66は、全体として逆U字形のものである。
図4及び図5を参照すると、装置18は、渦流型のものである。装置18は、第1及び第2の誘導部材68,70を支持した磁性材料を作られている支持体67を有し、第1及び第2の誘導部材68,70は、それぞれ、支持体67及び各細線42a,42b中にそれぞれ第1及び第2の磁束P1,P2を生じさせる第1及び第2の電磁界B1,B2を誘導する。さらに、装置18は、第1及び第2の磁束P1,P2を受け取るレシーバ部材74を有している。レシーバ部材74は、第1及び第2の電磁界B1,B2が各細線42a,42bの状態を表す信号をレシーバ部材74中に生じさせることができるよう第1の誘導部材68と第2の誘導部材70との間に配置されている。電磁界B1,B2は、信号をレシーバ部材74中に生じさせ、この信号の性状は、上述したようにレシーバの形式で決まる。以下において便宜上、問題の各細線の状態を表す信号は、Eで示された起電力であると考えることにする。
レシーバ部材74は、部材68,70及び脚部82,84から等距離を置いたところに位置している。装置18は、次のようにセットアップされており、即ち、電磁界B1,B2の代数値は、細線が対称を示す場合、信号(起電力E)の値が最小値を取り、或いは、それどころかゼロであり、欠陥がないことを示すようなものである。この場合、信号(起電力E)の値が、信号の最小の大きさに見合った値に向かう傾向があるようにしようとして電磁界B1,B2の大きさ及び位相を変更することが可能である。
変形例として、レシーバ部材74は、部材68,70の一方に他方よりも近くに位置しても良い。装置18は、信号(起電力E)を測定する手段76及び信号(起電力E)を基準値(起電力E0)と比較する手段78を更に有している。
各誘導部材68,70は、誘導コイル80を有している。支持体67は、第1及び第2の磁気脚部82,84を有する全体として十字形のものであり、第1及び第2の磁気脚部82,84は、それぞれ、各細線42a,42b中に第1及び第2の磁束P1,P2を誘導する。支持体は、脚部82,84を互いに連結するクロスバー85を更に有している。各誘導コイル80は、各脚部82,84の周りに配置されている。
第1及び第2の脚部は各々、検査中の細線中に各磁束P1,P2を誘導するための端部を備えている。これら端部は、位置合わせ方向を定める。第1及び第2の誘導部材68,70及びレシーバ部材74も又、位置合わせ方向に実質的に位置合わせされる。位置合わせ方向は、検査されるべき各細線が延びる方向に実質的に平行である。この装置は、作動中、位置合わせ方向が検査中の細線の走行方向に実質的に平行に差し向けられている場合、検査されるべき細線を通って流れる磁束だけを測定するよう構成されている。
レシーバ部材74は、レシーバヘッド86、この場合、コアを有し磁束P1,P2を受け取るコイル88がこのコア周りに配置されている。脚部82,84、クロスバー85及びコア86は、フェライトで作られている。ヘッド86は、タイヤ14の表面34と一致して位置決めされるようになっており、このヘッドは、装置を検査のための2本の連続して並んで又は隣接して位置する細線42a,42bを隔てる間隔に等しい距離にわたりタイヤ14に対して動かすと、レシーバ部材が磁束の変化を検出することができるよう磁束P1,P2を受け取るのに適した寸法を有している。ヘッド86は、直径が実質的に1mmに等しく、長さが約33mmの実質的に円筒形の形をしている。コイル88は、コア86回りに巻かれた電線の数回のターンから成っている。電線の直径は、1mm未満であり、この特定の場合、0.6mmである。コイル88は、4つの重ね合わされた層上に分布して設けられた100回かそこらのターンを有し、具体的には、103個のターンから成っている。コイル88は、コア86の上に2mmの高さにわたって延びている。図示の例では、レシーバ部材74の共振振動数は、960kHzである。さらに、部材74は、インダクタンスが115μHの場合に100KHzで73Ωのインピーダンスを有する。この種のコイルは、上述の装置が検査のための2本の隣接して位置する細線を隔てる間隔を横切っているときに磁束の変化を検出することができる。
この装置は、コア86を表面36と接触状態に保つための手段90を更に有している。これら手段90は、特に、ばね91を含む。
図4及び図5を参照すると、細線42aは、第1の部分42a1及び第2の部分42a2を有している。第1の部分42a1は、部材74と誘導部材68の間に位置している。第2の部分42a2は、部材74と誘導部材70との間に位置している。装置18は、第1及び第2の磁束P1,P2がそれぞれ、細線42aの第1の部分42a1及び第2の部分42a2を通って流れることができるように構成されている。
細線42に欠陥がない場合(図4)、レシーバ部材74を通過する2つの磁束P1,P2は、点線で示されている2つの閉じられた磁気回路C1,C2に対応した基準信号と呼ばれる信号(起電力E0)を生じさせる。誘導部材68,70が厳密に互いに同一である場合、磁束P1,P2を生じさせる電圧の移送が正確に調整されると、基準信号(起電力E0)の値は、0に等しい。変形例として、部材68,70は、基準信号(起電力E0)の値が0とは異なるように互いに異なる特性を有する。
細線42に欠陥がある場合(図5)、この場合、第2の部分42a2に欠陥があると、2つの磁束P1,P2は、レシーバ部材74を通過し、起電力E′を生じさせ、この起電力E′は、図示の例では、閉じられた磁気回路C1及び図4の磁気回路C2よりも高い磁気抵抗を示す磁気回路C2に対応している。測定信号(起電力E′)の値は、基準信号(起電力E0)の値とは異なっている。
設備10は、第1の実施形態としての検査方法を実施することができ、本発明と関連したこの方法の重要な段階について以下に説明する。
タイヤ14を設備10内に位置決めする。第1及び第2の捕捉縁部20,22をそれぞれ第1及び第2の案内ローラ60,62上に位置決めし、第1及び第2のサイドウォール24,26をそれぞれ案内ローラ56a,56b及び案内ローラ58a,58bに当てて位置決めする。
次に、ローラ48をしっかりと踏み面34に押し付ける。
次に、タイヤ14の細線42a,42bに潜在的な欠陥があればこのような欠陥を検出することを目的としてタイヤ14を検査する。各細線42a,42bを互いに独立して連続的に検査する。
このようにするために、第1及び第2の誘導部材68,70をタイヤ14に向けた状態に位置決めし、コア86を半径方向内面86と接触状態に保つ。誘導部材68,70も又、半径方向内面36と接触状態に保つのが良い。
次に、ローラ48を用いてタイヤ14を軸線X回りに回転させ、装置18に対するタイヤ14の相対運動の関数としてレシーバ部材78中に生じた信号(起電力E)の値を測定する。コア86を内面36と接触状態に保つ。タイヤ14を1回転させる。変形例として、潜在的な欠陥の検出を確実にするために、タイヤ14を何回も回転させる。この測定中、各細線について測定された信号(起電力E)の各値を基準信号(起電力E0)の値と比較し、各細線42a,42bに欠陥があればこれを検出することができるようになっている。
第1及び第2の誘導部材68,70に向いたタイヤ14の第1の部分をこのようにして検査する。この部分は、幅が第1の誘導部材68と第2の誘導部材70との間の距離に実質的に等しい円形バンドを形成する。
次に、装置18を表面36の輪郭に沿って軸方向且つ/或いは半径方向に動かし、タイヤ14をもう一度軸線X回りに回転させる。第1の部分に隣接して位置する第2の円形バンドをこのようにして検査する。
各部分に関し、欠陥が検出されると、基準1に対する軸線X回りのタイヤ14の位置を測定する。この特定の場合、基準角度位置に対するタイヤ14の角度位置を求める。図示の実施形態では、欠陥が検出された場合に案内手段19内における装置18の位置もまた記録してどの円形バンドが欠陥を持っているかを判定する。連続反復法の実施によりタイヤ14全体を検査する。
図6及び図7は、第2の実施形態としての設備を示している。先の図に示された要素とほぼ類似した要素は、同一の参照符号で示されている。
第1の実施形態の場合とは異なり、設備10は、装置18を案内する案内手段19を備えていない。第1及び第2の誘導部材68,70は、タイヤ14に対して軸方向に固定され、レシーバ部材74は、タイヤ14に対して半径方向に固定されている。
この実施形態では、部材74は、実質的にタイヤ14の軸方向中間平面内に位置決めされ、ヘッド86は、内面36と接触状態に位置決めされている。
図6及び図7の設備10は、第2の実施形態としての検査方法を実施することができる。
この実施形態では、第1及び第2の誘導部材68,70は、それぞれ、第1及び第2のビードワイヤ38,40に軸方向に実質的に向いた状態で位置決めされている。コア86は、第1のビードワイヤ38と第2のビードワイヤ40との間に延びる各細線42bに欠陥があればこれを検出することができるよう内面36と接触状態に保たれている。
図8及び図9は、第3及び第4の実施形態としての設備を示している。先の図に示された要素に類似した要素は、同一参照符号で示されている。
図8の設備10は、第3の実施形態としての検査方法を実施することができる。
この実施形態では、第1の誘導部材は、端部30,32に軸方向に向いた状態で位置決めされ、第2の誘導部材は、ビードワイヤ38,40に軸方向に向いた状態で位置決めされている。ヘッド86をサイドウォール24,26と接触状態に保ち、タイヤ14を回転させ、各サイドウォール24,26をサイドウォールと呼ばれる領域に位置したカーカス補強プライ中に位置していて、端部30,32とビードワイヤ38,40との間に延びる各細線42bに欠陥があればこれを検出することができるよう検査する。
図9の設備10は、第2の実施形態としての検査方法を実施することができる。
この実施形態では、第1及び第2の誘導部材は、それぞれ、トレッド28の第1の軸方向端部30及び第2の軸方向端部32に軸方向に実質的に向いた状態で位置決めされている。ヘッド86をトレッド28の外面34と接触状態に保ち、タイヤ14を回転させてカーカス補強プライの1つの各細線42bに欠陥があればこれを検出することができるようにする。
図10〜図12は、第5の実施形態としての設備を示している。先の図に示された要素に類似した要素は、同一の参照符号で示されている。
設備10は、装置18をタイヤ14に対して関節運動させる手段92を更に有している。関節運動手段92は、タイヤの回転軸線Xに実質的に垂直であり且つ周方向表面34に垂直な半径方向軸線R回りに支持体67を回転的に関節運動させる手段を形成している。関節運動手段92は、装置18が回転継手96によって取り付けられているアーム94を含む。
図10〜図12の設備Gは、第5の実施形態としての検査方法を実施することができる。
実質的に半径方向に延びるカーカス補強プライの細線42bを検査する先の実施形態の場合とは異なり、第5の実施形態では、検査されるのは、クラウン補強プライの細線42aである。
細線42aは、タイヤ14の周方向に対して90°未満の角度をなす方向に延びている。図10〜図12に示された特定の場合、この方向は、タイヤ14の周方向と±45°という角度±αをなしている。
装置18を軸線R回りに角度±α、この場合±45°だけ回動させ、タイヤ14を第1の実施形態について上述した仕方と類似した仕方で検査する。
図13は、第6の実施形態としての装置を概略的に示している。先の図に示された要素に類似した要素は、同一の参照符号で示されている。
第6の実施形態としての装置18は、補強プライ98を検査するために使用可能である。プライ98は、ゴムコンパウンドで被覆されていて、実質的に互いに平行に延びると共にプライ98の長手方向に対して所与の角度をなす金属細線100を有する。第5の実施形態としての設備とは異なり、第6の実施形態としての設備10は、タイヤ14を回転させる手段16を備えておらず、補強プライ98を動かす手段(図示せず)を有している。細線100は、図13に示されたカーカスプライと同様なカーカス補強プライと同様なカーカス補強プライの場合、補強プライ98の長手方向に実質的に垂直に配置されている。
図13の設備10は、第6の実施形態としての検査方法を実施することができる。
補強プライ98を装置18に対して動かす。補強プライ98を補強プライ98の長手方向に実質的に平行な方向に所与の長さLにわたり並進的に移動させる。補強プライ98の移動量の関数としての信号の(起電力の)値の変化を測定する。この場合、補強プライ98の移動速度は既知なので、細線100の幾何学的特性は、測定信号(起電力)の値の変化の関数として求められる。この特定の場合、求められるのは、補強プライ98の移動長さ内の細線100の本数である。変形例として、求められるのは、補強プライ98の移動長さ中の細線100相互間の間隔である。
変形例として、タイヤ14を検査する。この変形例では、所与の周方向長さにわたり装置18に対してそれぞれ軸線X回りの周方向回転を生じさせ、タイヤ14の移動量の関数としての信号の変化を測定する。このようにすると、タイヤ14の周方向長さ中の細線の本数及び/又はタイヤ14の周方向長さ中の細線100相互間の間隔が求められる。
図14は、第7の実施形態としての装置を示している。先の図に示された要素に類似した要素は、同一の参照符号で示されている。
第6の実施形態の補強プライ98とは異なり、補強プライ98は、図14に示されているクラウン補強プライの場合と同様に、プライの長手方向と90°未満の角度±αをなす方向に延びる細線102を有している。この場合、角度αは、±45°にほぼ等しい。
第5の実施形態としての設備と同様な仕方で、第7の実施形態としての設備10は、装置18を補強プライ98に対して補強プライ98の長手方向表面104に実質的に垂直であり且つヘッド86を通る軸線R回りに回転的に関節運動させる手段(図示せず)を有している。
図14の設備10もまた、第7の実施形態としての検査方法を実施することができる。
各細線102の向きを互いに別個独立に連続的に検査する。装置18を軸線R回りに回転移動させる。軸線R回りの装置18を回転角度の関数としての信号(起電力)の値を測定する。次に、各細線100とプライ98の長手方向とのなす角度を求める。
変形例として、タイヤ14を検査する。この変形例では、装置をタイヤ14の表面34に実質的に垂直な軸線R回りに回転移動させ、装置の回転角度の関数としての信号の変化を測定する。次に、各細線102とタイヤ14の周方向とのなす角度を求める。
図15は、第8の実施形態としての装置を示している。先の図で示されている要素に類似した要素は、同一の参照符号で示されている。
装置18は、磁束Pを各細線42a,42b中に誘導する誘導部材68を有している。装置18は、磁束Pを受け取るレシーバ部材74を更に有している。装置18は、磁性材料で作られていて、誘導部材68を支持する支持体67を更に有している。支持体67は、全体的にU字形のものであり、この支持体は、磁束Pを各細線42a,42b中に導く第1及び第2の脚部82,84を有している。レシーバ部材74は、脚部82,84相互間に配置され、このレシーバ部材は、磁気センサ、この場合、磁気抵抗センサから成っている。一例として、NVE社により供給されているMSOP8型のハウジング内に封入された同社製の磁気抵抗センサ参照モデルAAH004を使用するとうまくいった。
変形例として、部材74は、ホール効果センサ、磁気インピーダンスセンサ又は磁界を検出することができる任意他のセンサから成る。

Claims (15)

  1. タイヤ補強細線(42a,42b;100;102)を検査する装置(18)において、
    検査されるべき前記細線(42a,42b;100;102)中に磁束(P1,P2;P)を誘導する少なくとも1つの誘導部材(68,70)と、
    前記誘導部材(68,70)を支持する磁性材料で作られた支持体(67)であって、Uの全体的形状を有し、前記磁束(P)を検査のための前記細線(42a,42b;100;102)中に導く第1及び第2の脚部(82,84)を有し、前記磁束(P)を検査のための前記細線(42a,42b;100;102)中に導く前記第1及び第2の脚部(82,84)の端部が前記装置の位置合わせ方向を定める支持体(67)と、
    前記第1及び第2の脚部(82,84)相互間に設けられ、検査のための前記細線(42a,42b;100;102)を通って流れる前記磁束(P1,P2;P)を受け取る少なくとも1つのレシーバ部材(74)と、を備えている装置(18)において、
    前記レシーバ部材の寸法は、作動中、前記装置(18)の前記位置合わせ方向が検査の前記細線(42a,42b;100;102)の走行方向に実質的に平行である場合、検査の前記細線(42a,42b;100;102)を通って流れる磁束だけを測定するよう設定されている、
    ことを特徴とする装置(18)。
  2. 前記レシーバ部材(74)は、磁束レシーバヘッド(86)を有し、前記磁束レシーバヘッド(86)は、前記位置合わせ方向に垂直な方向に、前記細線(42a,42b;100;102)の直径よりも実質的に小さく又はこれに等しい寸法を有する、
    請求項1記載の装置(18)。
  3. 前記位置合わせ方向に垂直な方向における前記レシーバヘッド(86)の寸法は、5mm以下又はそれどころか3mm、好ましくは2mmである、
    請求項2記載の装置(18)。
  4. 前記レシーバ部材(74)は、前記第1及び前記第2の脚部(82,84)から等距離に位置している、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記レシーバ部材(74)は、磁気抵抗センサ型、磁気インピーダンスセンサ型、又はホール効果型の磁気センサから成る、
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の装置(18)。
  6. 前記支持体は、第1及び第2の誘導部材(68,70)を支持し、前記第1及び前記第2の誘導部材(68,70)は、前記磁気支持体(67)及び前記細線(42a,42b;100;102)中に第1及び第2の磁束(P1,P2)を誘導する、
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の装置(18)。
  7. 前記第1及び前記第2の誘導部材(68,70)は、それぞれ、第1及び第2の誘導コイル(80)を有し、前記第1及び前記第2の誘導コイル(80)は、それぞれ、前記第1及び前記第2の脚部(82,84)周りに配置されている、
    請求項6記載の装置(18)。
  8. 前記レシーバ部材(74)は、コア(86)を有し、前記第1及び前記第2の電磁束(P1,P2)をレシーバコイル(80)が前記コア(86)周りに配置され、前記コア(86)は、前記第1及び前記第2の電磁束(P1,P2)を受け取る前記レシーバヘッドを形成している、
    請求項6又は7記載の装置(18)。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の検査装置(18)を使用して、磁性材料で作られていてタイヤ(14)の周方向又はプライ(98)の長手方向に所与の角度をなした状態で実質的に互いに平行に布設された補強細線(42a,42;100;102)を有するタイヤ又はプライをモニタし又は検査する方法において、前記タイヤ(14)又は前記プライ(98)の各細線(42a,42b;100;102)を互いに別個独立に連続して検査する、
    ことを特徴とする方法。
  10. 前記レシーバ部材(74)は、磁束レシーバヘッド(86)を有し、前記磁束レシーバヘッド(86)は、前記位置合わせ方向に垂直な方向に、前記細線(42a,42b;100;102)の直径よりも実質的に小さく又はこれに等しい寸法を有する、
    請求項9記載の方法。
  11. 前記タイヤ(14)又は前記プライ(98)を前記装置(18)に対して動かし、前記装置(18)に対する前記タイヤ(14)又は前記プライ(98)の相対運動の関数として各細線(42a,42b;100;102)の状態を表す信号を測定する、
    請求項9又は10記載の方法。
  12. 測定した前記信号の値(E)を基準値(E0)と比較して各細線(42a,42b;100;102)に関して欠陥があればこれを検出することができるようにする、
    請求項11記載の方法。
  13. 各細線(42a,42b;100;102)の幾何学的特性を測定した前記信号の変化(E)の関数として判定する、
    請求項12記載の方法。
  14. 前記タイヤ(14)又は前記プライ(98)をそれぞれ所与の周方向長さ又は所与の長さにわたり前記装置(18)に対して周方向又は長手方向に動かし、
    前記タイヤ(14)又は前記プライ(98)の移動量の関数としての前記信号の変化(E)を測定し、
    次の数値、即ち、
    ・前記タイヤ(14)の周方向長さ又は前記プライ(98)の長さに含まれる細線(42a,42b;100;102)の本数及び/又は
    ・前記タイヤ(14)の周方向長さ又は前記プライ(98)の長さに含まれる各細線(42a,42b;100;102)相互間の間隔を求める、
    請求項13記載の方法。
  15. 前記装置(18)を前記タイヤ(14)の周方向表面と呼ばれる表面又は前記プライ(98)の長手方向表面と呼ばれる表面に実質的に垂直な軸線回りに回転させ、
    前記装置(18)の回転角度(α)の関数としての前記信号の変化(E)を測定し、
    前記細線(42a,42b;100;102)と前記タイヤ(14)の周方向又は前記プライ(98)の長手方向とのなす角度を求める、
    請求項13記載の方法。
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