JP2012510032A

JP2012510032A - 磁気ロック

Info

Publication number: JP2012510032A
Application number: JP2011537826A
Authority: JP
Inventors: 王桂生
Original assignee: 王桂生
Priority date: 2008-11-28
Filing date: 2009-10-21
Publication date: 2012-04-26
Anticipated expiration: 2029-10-21
Also published as: EP2351498A4; US8434201B2; EP2351498A1; WO2010060325A1; JP5413925B2; US20110214260A1; EP2351498B1

Abstract

互いに配合する第１のロック体（２）および第２のロック体（４）を含み、該第１のロック体（２）は、その両端面を貫通する貫通孔（２２２）が設けられ、第１の磁性体（２２）と、貫通孔（２２２）内に移動可能に収容された係合体（２４）とを備え、この係合体（２４）は、本体（２４１）と、本体（２４１）の一方の端に位置するインターフェイス部（２４２）と、幾つかの本体の他方の端から外向きに伸びる弾性アーム（２４３）とを備え、このインターフェイス部（２４２）は、貫通孔（２２２）から突き抜け、その弾性アーム（２４３）間には収容スペース（２４４）が設けられ、弾性アーム（２４３）の自由端の内側にフック部（２４５）がそれぞれ設けられ、第２のロック体（４）は、第２の磁性体（４２）と、第２の磁性体（４２）に連結されたフック体（４４）とを備え、フック体（４４）には当接係合部（４４２）が設けられ、この当接係合部（４４２）を係合体（２４）の収容スペース（２４４）に挿し込むことにより、また第１および第２の磁性体（２２，４２）の対向する両端面の磁極を吸引させて貼り合わせて、係合体（２４）の弾性アーム（２４３）に弾性変形が発生し、フック部（２４５）を当接係合部（４４２）と当接し係合させ、この第１および第２のロック体（２，４）を係合する磁気ロック。
【選択図】図１

Description

本発明は、連結装置に関し、特に、磁気ロックに関する。

連結装置は、２つの物体の連結または１つの物体の両端の連結に用いられ、また様々な製品に広く用いられ、且つ、様々な異なる製品の異なるニーズに基づいて、様々な異なる構造や、連結方式の連結装置を組み合わせて使用する場合がある。例えば、ネックレスの両端を連結する連結装置は、１つのクローズドループと１つの活動バックルとを含み、この活動バックルをオープンすることにより、それをクローズドループと連結させて、身に付けやすくなるようにネックレスの両端を連結することができ、そして、この活動バックルをオープンすることにより、それをクローズドループから分離させて、格納させやすくなるようにネックレスの両端の連結を解消する。このような連結装置は、構造が比較的に単一であり、その使用も便利ではなく、複数回に使用した後に、変形しやすくて連結性能に影響を与えることになる。

しかしながら、人間の生活水準の高まりに従って、連結装置に対する要求も益々増加し、一般の機能面のニーズを満足させることができるばかりでなく、より便利に使用でき、より堅実で、より耐久性がよく、さらにより趣味性を持っており、且つより多くの人込みと異なる環境に適用できる必要がある。従って、従来の連結装置はやはりさらに改良する必要があり、或いは幾つかの全新な連結装置を提供する必要がある。
本発明は、第１および第２の磁性体による吸着によって第１のロック体と第２のロック体を連結し、使いやすくて、より確実に連結し、折りにくくて耐久性のよい磁気ロックを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、吸着した第１および第２の磁性体を分離することによって、第１のロック体と第２のロック体を分離させ、使いやすく、耐久性のよい磁気ロックを提供することにある。

本発明は、上記した目的を実現するために、互いに配合する第１のロック体および第２のロック体を含み、該第１のロック体は、その両端面を貫通する貫通孔が設けられ、第１の磁性体と、貫通孔内に移動可能に収容された係合体とを備え、この係合体は、本体と、本体の一方の端に位置するインターフェイス部と、幾つかの本体の他方の端から外向きに伸びる弾性アームとを備え、このインターフェイス部は、貫通孔から突き抜け、その弾性アーム間には収容スペースが設けられ、弾性アームの自由端の内側にフック部がそれぞれ設けられ、第２のロック体は、第２の磁性体と、第２の磁性体に連結されたフック体とを備え、フック体には当接係合部が設けられ、この当接係合部を係合体の収容スペースに挿し込むことにより、また第１および第２の磁性体の対向する両端面の磁極を吸引させて貼り合わせて、係合体の弾性アームに弾性変形が発生し、フック部を当接係合部と当接し係合させ、この第１および第２のロック体を係合する磁気ロックを提供している。
また、前記インターフェイス部は、本体と一体に設けられ、貫通孔から突き抜けており、本体の端部に設けられ、連結孔または本体の端部に取り付けた対向接合部材であり、或いは、該インターフェイス部は、本体の径方向に沿って本体側に突出した調整部を設け、このインターフェイス部および調整部が磁石で引き付けられる材料から製造される。
また、前記インターフェイス部と本体とは別体に設けられ、該インターフェイス部は、第１のフック体と、抵抗部と、第１のフック体と抵抗部との間に連結された連結部とを含み、該抵抗部は連結部と共にＴ形をなし、該第１のフック体はリング状をなし、係合体の本体にはスルーホールが設けられ、該インターフェイス部の抵抗部は係合体の本体に当接され、該第１のフック体は、インターフェイス部が貫通孔から離れることを防止するように第１の磁性体の端面に当接されている。
また、前記第１の磁性体の貫通孔内には、肩部が設けられ、スリーブリングが収容され、前記弾性アームの自由端の外側には、フック部を当接係合部に当接し係合するようにスリーブリングの側壁に当接された突起が設けられている。
さらに、本体には位置決め部が設けられ、前記係合体は、本体に当接された弾性装置をさらに含み、該弾性装置の一方の端がスリーブリングの肩部に当接され、他方の端が位置決め部に当接されている。
また、前記第２の磁性体には、その両端面を貫通した実装孔が設けられ、フック体は、当接係合部を連結する頚部と、頚部を連結する実装部と、実装部を連結する対向接合部とをさらに含み、実装部は実装孔内に収容され、フック体は第２の磁性体に固定連結され、該当接係合部は、頚部の径方向に沿って、頚部よりも広く、リング状をなしている。
また、前記インターフェイス部と弾性アームとの間には、収容スペース内に収容され、磁石で引き付けられる材料から製造された円球状をなす可動部材が設けられている。
さらに、前記可動部材とインターフェイス部との間には、インターフェイス部と連結されるか、可動部材と連結されるか、或いは、インターフェイス部および可動部材のいずれかにも連結されない円球状または円柱状をなす分離部材が設けられている。
また、フック部の端面に対する前記第１の磁性体と、当接係合部の端面に対する第２の磁性体の磁極のそれぞれは、Ｓ極およびＮ極またはＮ極およびＳ極、或いは、該第１の磁性体と第２の磁性体の対向端面には、いずれもＮ極およびＳ極がそれぞれ設けられている。
また、前記第１の磁性体には、第１のケースが覆設され、第２の磁性体には第２のケースが覆設され、或いは、第１の磁性体には、第３のケースが覆設され、該第３のケースの一方の端には第１の磁性体から外向きへ伸びる開口部が設けられ、この開口部の開口径は、第２の磁性体の直径よりほぼ大きく、該第２の磁性体は、係合状態で第３のケース内に挿し込まれる。

本発明の磁気ロックは、磁力だけで連結を実現することができ、使いやすく、確実に係合される。且つ、本発明の磁気ロックは、分解しやすく、つまり第１および第２の磁性体との間の磁力のみを克服すると、外すことが実現でき、このような分解方法は第１および第２のロック体を損傷することなく、耐久性に有利である。
本発明のさらなる特徴および技術内容を理解するために、以下の本発明に係る詳しい説明および図面を参照されたいが、その添付した図面は参照および説明するために過ぎず、本発明を限定するものではない。

本発明に係る磁気ロックの一実施例の立体分解図である。図１の組合せ図である。図２の３−３方向に沿う断面図であり、本発明に係る磁気ロックのロッキング状態を示している。図３に類似した断面図であり、本発明に係る磁気ロックの分離状態を示している。図３に類似した断面図であり、磁気ロックの選択的実施例を示している。図３に類似した断面図であり、磁気ロックの選択的実施例を示している。図３に類似した断面図であり、磁気ロックの選択的実施例を示している。図３に類似した断面図であり、磁気ロックの選択的実施例を示している。図３に類似した断面図であり、本発明に係る磁気ロックのさらに他の実施例を示している。図９におけるスリーブリングの立体模式図である。図９における係合体の立体模式図であり、その位置決め部を示している。図９における係合体の立体模式図であり、その位置決め部を示している。図３に類似した断面図であり、本発明に係る磁気ロックの他の実施例を示している。図２に類似した立体図であり、本発明に係る磁気ロックの他の実施例を示している。図３に類似した断面図であり、本発明に係る磁気ロックさらに他の実施例を示している。本発明に係る磁気ロックのさらに他の実施例の立体分解図である。図１６に沿う組合せ断面図であり、本発明に係る磁気ロックのロッキング状態を示している。図１７に類似した断面図であり、本発明に係る磁気ロックの分離状態を示している。本発明に係る磁気ロックのさらに他の実施例の立体模式図である。本発明に係る磁気ロックのさらに他の実施例の立体模式図である。図３に類似した断面図であり、本発明に係る磁気ロックのロッキング状態を示している。図２１に類似した断面図であり、本発明に係る磁気ロックの分離状態を示している。

以下、本発明について、図面を参照して詳しく説明する。
図１〜４を同時に参照すると、本発明の第１の実施例として、本発明に係る磁気ロックは、互いに配合する第１のロック体２および第２のロック体４を含んでいる。該第１のロック体２は、第１の磁性体２２と係合体２４とを備えている。該第１の磁性体２２には、その両端面を貫通する貫通孔２２２が設けられ、この貫通孔２２２は、１階段の貫通孔（図３に示すよう）でも、ストレート貫通孔（図９に示すよう）でもよく、且つ、該貫通孔内には肩部２２６が設けられ、スリーブリング２２４（図１０に示すように）をさらに収容してもよい。
係合体２４は、本体２４１と、本体２４１の一方の端に位置するインターフェイス部２４２と、幾つかの本体２４１の他方の端から外向きに伸びる弾性アーム２４３とを備えている。該係合体２４の本体２４１とインターフェイス部２４２は一体的に設けられ、本実施例において、本体２４１は実体柱体である。なお、その他の実施例において、本体２４１は、中央にスルーホール２４１２が設けられ、柱体（図５に示すように）であってもよい。該係合体２４は、移動可能に貫通孔２２２内に収容され、インターフェイス部２４２は貫通孔２２２から突き抜けられている。弾性アーム２４３との間には収容スペース２４４が形成され、弾性アーム２４３の自由端の内側にはフック部２４５がそれぞれ設けられている。本発明に係る係合体の弾性アーム２４３は、２つまたはそれ以上であってよく、均一に分布されることが好ましく、３つであることがさらに好ましい。本実施例において、インターフェイス部２４２は、本体２４１の端部に設けられ、連結孔である。また、その他の実施例において、インターフェイス部は、本体２４１の端部に連結される対向接合部材（図６に示すように）であり、且つ、磁石で引き付けられる材料から製造されてもよい。選択的実施例として、インターフェイス部２４２は、本体２４１の径方向に沿って本体２４１側に突出した調整部２４７をさらに設け、このインターフェイス部２４２および調整部２４７は、磁石で引き付けられる材料から製造され（図７に示すように）、第１および第２のロック体が閉じない場合に、インターフェイス部２４２および調整部２４７は、第１の磁性体２２により引き付けられ、弾性アーム２４３を外向きに広がせ、係合体２４への一定の推力を発生して、より簡単にロックを解除させる。
第２のロック体４は、第２の磁性体４２と、第２の磁性体４２に連結されたフック体４４とを備え、フック体４４は、第２の磁性体４２に固定連結されることが好ましい。該第２の磁性体４２には、その両端面を貫通する実装孔４２２が設けられ、フック体４４は、当接係合部４４２を連結する頚部４４３と、頚部４４３を連結する実装部４４４と、実装部４４４を連結する対向接合部４４５とをさらに備え、実装部４４４は実装孔４２２内に収容され、フック体４４は、第２の磁性体４２に固定連結され、該当接係合部４４２は、頚部４４３の径方向に沿って頚部４４３よりも広く、該対向接合部４４５はリング状をなしている。
また、本実施例において、フック部２４５の該第１の磁性体２２に対する端面および当接係合部４４２の第２の磁性体４２に対する端面の磁極は、それぞれにＳ極およびＮ極であり、第１および第２のロック体２、４をロッキングさせようとする場合、第１のロック体２のフック部２４５と第２のロック体４の当接係合部４４２を互いに近接する方向に移動させ、この当接係合部４４２を係合体２４の収容スペース２４４に挿し込ませた後、第１および第２の磁性体２２、４２の対向する両端面が磁極の吸引し合うことで貼り付けられ、係合体２４の弾性アーム２４３に弾性変形が発生し、第１の磁性体２２のスリーブリング２２４内に収容され、該突起２４６はスリーブリング２２４の側壁に当接してフック部２４５を当接係合部４４２と当接し係合させ、これによって、この第１および第２のロック体２、４を係合させる。第１の磁性体２２と第２の磁性体４２が吸引し合った状態で、当接係合部４４２がフック部２４５とよく当接し係合しなくと、調整部２４７にて弾性アーム２４３が軽く広がるように制御することにより、当接係合部４４２をスムーズに収容スペース２４４に入れてフック部２４５と当接し係合させる。本発明に係る磁気ロックは、磁力だけで連結を実現でき、使いやすく、確実に係合される。
同じ理由により、第１および第２のロック体２、４を分解しようとする場合、第１の磁性体２２を係合体２４の本体２４１に沿ってインターフェイス部２４２の方向へ移動させて、弾性アーム２４３のフック部２４５を第１の磁性体２２の貫通孔２２２に露出させることにより、フック部２４５と当接係合部４４２の係合を解除させる。よって、第１および第２のロック体２、４の連結を解除する。そのため、本発明に係る磁気ロックは分解しやすく、つまり、第１および第２の磁性体との間の吸力を克服するだけで分解を実現でき、且つ、このような分解方式は、第１および第２のロック体を損傷することなく、耐久性に有利である。
図８〜１０に示すように、本発明の好ましい実施の形態として、前記弾性アーム２４３の自由端の外側に突起２４６を設け、この突起２４６は、スリーブリング２２４の側壁に当接されてフック部と当接係合部とを当接し係合させる。本体には、位置決め部２４８が設けられ、本発明の選択的実施例として、この位置決め部２４８は、本体に設けられ、リング状の凸リブ（図１１に示すよう）であってもよい。なお、その他の実施例において、この位置決め部２４８は、本体に設けられ、幾つかの凸点（図１２に示すよう）であってもよい。
図１３に示すように、本発明のその他の好ましい実施の形態として、該係合体２４は、弾性装置２４９をさらに備え、本実施例において、該弾性装置は、本体２４１に当接され、一方の端がスリーブリングの肩部２２６に当接可能であり、他方の端が位置決め部２４８に当接可能なばね２４９である。第１および第２のロック体が分離する際に、弾性装置２４９は、弾性アームを貫通孔の外側へ広がるように機能して、分離しやすく、または次の係合の操作を容易にする。
図１４に示すように、本発明の更なる好ましい実施の形態として、該第１の磁性体２２と第２の磁性体４２の側面のそれぞれにはリング状の凸起５１が設けられ、手と磁性体との間の摩擦力を増加することができ、使用者のロックの解除が便利になる。このリング状の凸起５１は、第１の磁性体および第２の磁性体に固定連結される。その他の実施例において、第１の磁性体２２および第２の磁性体４２には、２個または２個以上のリング状の凸起を設けることができ、さらに、リング状の凸起は、第１の磁性体または第２の磁性体と一体的に成形し製作することができる。
図１５を参照すると、本発明のその他の実施例であって、該第１の磁性体２２’および第２の磁性体４２’の対向端面にはいずれも同時にＮ極およびＳ極が設けられ、この様にして、第１の磁性体と第２の磁性体の磁極の異極が吸引し合うときに、第１のロック体２’と第２のロック体４’の連結を実現でき、第１の磁性体２２’および第２の磁性体４２’の同極が反発するときに、第１のロック体２’と第２のロック体４’の分解を実現でき、操作面で、第１の磁性体２２’または第２の磁性体４２’を回転することにより、第１の磁性体２２’と第２の磁性体４２’との間の磁極の同じまたは異なりを実現でき、このような回転操作方式は、本発明に係る磁気ロックの操作をさらに簡単にする。
図１６〜１８に示すように、本発明に係る磁気ロックの第３の実施例の模式図であり、本発明の第１の実施例との区別は、前記係合体２４’の本体２４１’とインターフェイス部２４２’が別体的に設けられ、該インターフェイス部２４２’は、第１のフック体２５２と、抵抗部２５４と、第１のフック体２５２と抵抗部２５４との間に連結された連結部２５６とを備え、該抵抗部２５４が連結部２５６と共にＴ形をなし、該第１のフック体２５２がリング状をなし、係合体２４’の本体２４１’にはスルーホール２４１４’が設けられ、該インターフェイス部２４２’の抵抗部２５４は、係合体２４’の本体２４１’に当接され、該第１のフック体２５２は、インターフェイス部２４２’が貫通孔２２２’から離れることを防止するように、第１の磁性体２２’の端面に当接される。
この実施例において、第１のロック体２’を取り込む際に、まず該係合体２４’の第１のフック体２５２を形成せず、この第１のフック体２５２がスルーホール２４１４’、および第１の磁性体２２’の貫通孔２２２’を貫通させようにし、そして、このリング状の第１のフック体２５２を形成する。該インターフェイス部２４２’の抵抗部２５４は、本体２４１’の基部２４１１’に当接され、該インターフェイス部２４２’の連結部２５６は、スルーホール２４１４’内でスライドすることができる。この第１のフック体２５２は、インターフェイス部２４２’がスルーホール２４１４’から離れることを防止するように、第１の磁性体２２’の端面に当接される。図１９を参照すると、この係合体２４’は自然状態で、その本体２４１’と弾性アーム２４３’が第１の磁性体２２’内に収容され、フック部２４５’は第１の磁性体２２’の外側に露出され、この対向フック部２４５’との間の距離は、貫通孔２２２’の孔径よりも大きい。図１８に示すように、この本体２４１’は外力が印加されると、第１の磁性体２２’内に完全に収容され、その弾性アーム２４３’のフック部２４５’は、第１の磁性体２２’の貫通孔２２２’の側壁に当接される。
図１９に示すように、１つの選択的実施の形態として、本発明の第１の磁性体２２には第１のケース３２が覆設され、第２の磁性体４２には第２のケース３４が覆設される。
また、図２０に示すように、他の選択的実施の形態として、本発明の第１の磁性体２２には第３のケース３６が覆設され、この第３のケース３６の一方の端には第１の磁性体２２から外向きに伸びる開口部３６２が設けられ、この開口部３６２の開口径は、第２の磁性体４２の直径よりもほぼ大きく、この第２の磁性体４２は係合状態で、第３のケース３６内に挿設される。
さらに、図２１〜２２に示すように、本発明に係る磁気ロックの他の選択的実施例の模式図であり、この実施例と上記実施例の区別は、本体２４１が磁石で吸引し合わない材料で製造され、インターフェイス部２４２が半田付け、接着または干渉等の方式で本体２４１の端部の対向接合部材に連結され、インターフェイス部２４２と弾性アーム２４３との間には可動部材２５７が設けられ、この可動部材２５７は円球状をなし、収容スペース２４４に収容され、磁石で引き付けられる材料で製造され、可動部材２５７と対向接合部材との間には分離部材２５８が設けられ、この分離部材２５８は円球状または円柱状をなし、インターフェイス部２４２と連結され、或いは可動部材２５７と連結され、或いはインターフェイス部２４２および可動部材２５７のいずれかにも連結されず、可動部材２５７と対向接合部材が磁力で連結されないように、それは磁石で引き付けない材料により製造されていることにある。第１および第２のロック体を分離する際に、インターフェイス部２４２は、第１の磁性体２２のフック部に近く一方の端部の磁極により引き付けられ、可動部材２５７は、第１の磁性体２２の他方の端部の磁極により引き付けられ、この２つの磁気吸力が弾性アーム２４３を貫通孔からより容易に伸び、第１のロック体および第２のロック体の分離を実現する。同時に、第１および第２のロック体を分離する際に、この可動部材２４７はフック部２４５の内側に確実に係止されることによって、フック部２４５が縮み貫通孔内に戻ることによる次の係合での不便を有効に防止でき、フック部２４５を再びに貫通孔へ入れる場合には、外力で可動部材を内部へ移動させねばならず、係止した部位を放し、よって第２のロック体が第１のロック体の係合体に挿し込むことにより、可動部材を押し付けて内部へ移動させ、さらに係合が実現される。
以上、本発明に係る磁気ロックは、視力不良者や、指機能の不良者であっても使いやすく、見なくても連結または分解を行うことができ、使いやすいものである。
なお、当業者であれば、本発明の技術案および技術的発想によって、他の様々な対応する変更および変形を行うことができるが、それらの変更および変形はいずれも本発明の添付した請求の範囲に属するものである。

Claims

磁気ロックであって、互いに配合する第１のロック体および第２のロック体を含み、該第１のロック体は、その両端面を貫通する貫通孔が設けられ、第１の磁性体と、貫通孔内に移動可能に収容された係合体とを備え、この係合体は、本体と、本体の一方の端に位置するインターフェイス部と、幾つかの本体の他方の端から外向きに伸びる弾性アームとを備え、このインターフェイス部は、貫通孔から突き抜け、その弾性アーム間には収容スペースが設けられ、弾性アームの自由端の内側にフック部がそれぞれ設けられ、第２のロック体は、第２の磁性体と、第２の磁性体に連結されたフック体とを備え、フック体には当接係合部が設けられ、この当接係合部を係合体の収容スペースに挿し込むことにより、また第１および第２の磁性体の対向する両端面の磁極を吸引させて貼り合わせて、係合体の弾性アームに弾性変形が発生し、フック部を当接係合部と当接し係合させ、この第１および第２のロック体を係合することを特徴とうる磁気ロック。
前記インターフェイス部は、本体と一体に設けられ、貫通孔から突き抜けており、本体の端部に設けられ、連結孔または本体の端部に取り付けた対向接合部材であり、或いは、該インターフェイス部は、本体の径方向に沿って本体側に突出した調整部を設け、このインターフェイス部および調整部が磁石で引き付けられる材料から製造されていることを特徴とする請求項１に記載の磁気ロック。
前記インターフェイス部と本体とは別体に設けられ、該インターフェイス部は、第１のフック体と、抵抗部と、第１のフック体と抵抗部との間に連結された連結部とを含み、該抵抗部は連結部と共にＴ形をなし、該第１のフック体はリング状をなし、係合体の本体にはスルーホールが設けられ、該インターフェイス部の抵抗部は係合体の本体に当接され、該第１のフック体は、インターフェイス部が貫通孔から離れることを防止するように第１の磁性体の端面に当接されていることを特徴とする請求項１に記載の磁気ロック。
前記第１の磁性体の貫通孔内には、肩部が設けられ、スリーブリングが収容され、前記弾性アームの自由端の外側には、フック部を当接係合部に当接し係合するようにスリーブリングの側壁に当接された突起が設けられていることを特徴とする請求項１に記載の磁気ロック。
本体には位置決め部が設けられ、前記係合体は、本体に当接された弾性装置をさらに含み、該弾性装置の一方の端がスリーブリングの肩部に当接され、他方の端が位置決め部に当接されていることを特徴とする請求項４に記載の磁気ロック。
前記第２の磁性体には、その両端面を貫通した実装孔が設けられ、フック体は、当接係合部を連結する頚部と、頚部を連結する実装部と、実装部を連結する対向接合部とをさらに含み、実装部は実装孔内に収容され、フック体は第２の磁性体に固定連結され、該当接係合部は、頚部の径方向に沿って、頚部よりも広く、リング状をなしていることを特徴とする請求項１に記載の磁気ロック。
前記インターフェイス部と弾性アームとの間には、収容スペース内に収容され、磁石で引き付けられる材料から製造された円球状をなす可動部材が設けられていることを特徴とする請求項１に記載の磁気ロック。
前記可動部材とインターフェイス部との間には、インターフェイス部と連結されるか、可動部材と連結されるか、或いは、インターフェイス部および可動部材のいずれかにも連結されない、磁石で引き付けない材料から製造された円球状または円柱状をなす分離部材が設けられていることを特徴とする請求項７に記載の磁気ロック。
フック部の端面に対する前記第１の磁性体と、当接係合部の端面に対する第２の磁性体の磁極のそれぞれは、Ｓ極およびＮ極またはＮ極およびＳ極、或いは、該第１の磁性体と第２の磁性体の対向端面には、いずれもＮ極およびＳ極がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項１に記載の磁気ロック。
前記第１の磁性体には、第１のケースが覆設され、第２の磁性体には第２のケースが覆設され、或いは、第１の磁性体には、第３のケースが覆設され、該第３のケースの一方の端には第１の磁性体から外向きへ伸びる開口部が設けられ、この開口部の開口径は、第２の磁性体の直径よりほぼ大きく、該第２の磁性体は、係合状態で第３のケース内に挿し込まれていることを特徴とする請求項１に記載の磁気ロック。