JP2012509844A - 板ガラス安定化システム、ガラス製造システム、および板ガラスの製造方法 - Google Patents

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Abstract

下方に移動する板ガラスの湾曲した輪郭を補強する安定化システムを本明細書に記載し、安定化システムは板ガラス内での応力の発生を低減するのに役立つ。別の実施形態では、安定化システムは板ガラス内に剛性域も形成し、これは、板ガラスの切線加工および分離によって生じる板ガラスの乱れ(動き)が板ガラスの上方まで伝わることを阻止または抑制する。さらに別の実施形態では、安定化システムは、また、板ガラスを切線加工および分離する前に板ガラスを平坦化してもよいが、これは、レーザ切線加工機構で板ガラスを要求されたエッジ真直度で切断することを可能にし、別の精密切断プロセスを実施する必要が回避されるため望ましい。

Description

優先権
本出願は、2008年11月26日に出願され、「Glass Sheet Stabilizing System,glass manufacturing System and Method For Making A Glass Sheet」と題された米国特許出願第12/324,459号明細書の優先権を主張する。
本発明は、一般に、ガラス製造分野に関し、特に、下方に移動する板ガラスの湾曲した輪郭を補強し、板ガラスの湾曲した輪郭が変化することを防止し、それによって板ガラスを安定化させ、安定な一貫した板ガラス形状を維持する安定化システムに関する。
Corning Incorporatedは、フラットパネルディスプレイ(例えば、フラットパネル液晶ディスプレイ)のような様々な装置に使用できる高品質の薄板ガラスを成形するためのフュージョン法として知られる方法(例えば、ダウンドロー法)を開発してきた。フュージョン法によって製造される板ガラスは、他の方法で製造される板ガラスと比較して、表面の平坦性および平滑性に優れるため、フュージョン法はフラトパネルディスプレイに使用される板ガラスの製造に好ましい技術である。フュージョン法については、図1(従来技術)に関して簡単に後述するが、フュージョン法に関するより詳細な記載については、本願と同一の譲受人に譲渡された特許文献1および特許文献2を参照されたい。これらの文献の内容は、参照により本明細書に援用される。
図1(従来技術)を参照すると、フュージョン法を使用して板ガラス138を製造する、例示的なガラス製造システム100の概略図が示されている。図示されるように、例示的なガラス製造システム100は、溶融槽102、清澄槽104、混合槽106(例えば、撹拌室106)、供給槽108(例えば、ボウル125)、フュージョンドロー装置(FDM)110、および移動アンビル装置(TAM)112を含む。通常、構成要素104、106、および108は、白金または白金含有金属(白金−ロジウム、白金−イリジウム、およびこれらの組み合わせなど)から製造されるが、それらは、モリブデン、パラジウム、レニウム、タンタル、チタン、タングステン、またはこれらの合金などの他の耐火金属を含んでもよい。
溶融槽102では、矢印114で示すようにガラスバッチ原料を導入し、溶融して溶融ガラス116にする。溶融槽102は、溶融槽−清澄槽接続管113によって清澄槽104(例えば、清澄管104)に接続されている。清澄槽104は、溶融槽102から溶融ガラス116(この箇所には図示せず)を受け入れる高温処理領域を有し、高温処理領域で溶融ガラス116から気泡を除去する。清澄槽104は、清澄室−攪拌室接続管118によって混合槽106(例えば、攪拌室106)に接続されている。混合槽106は、攪拌室−ボウル接続管120によって供給槽108に接続されている。供給槽108は溶融ガラス116を、下降管122を通してFDM110に供給し、FDM110は流入口124、成形槽126(例えば、アイソパイプ126)、および引張りロールアセンブリ128を含む。
図示されるように、溶融ガラス116は下降管122から流入口124に流入し、これは成形槽126(例えば、アイソパイプ126)に繋がっているが、成形槽126は、通常、セラミックまたはガラス−セラミック耐火材料から製造されている。成形槽126は溶融ガラス116を受け入れる開口部130を含み、溶融ガラス116はトラフ132に流入した後、オーバーフローして2つの長手方向側面134(一方の側面のみを示す)を流下し、その後、ルート136として知られるところで融合する。ルート136では、2つの長手方向側面134が合わさり、オーバーフローした溶融ガラス116の2つの壁が再結合(例えば、再融合)して板ガラス138となり、その後、板ガラス138は引張りロールアセンブリ128によって下方に引き出される。引張りロールアセンブリ128は引き出された板ガラス138を供給し、板ガラス138は、プロセスのこの箇所では実質的に平坦であるが、プロセスの後の箇所では、通常、板ガラス138全体にわたって僅かに曲がった/湾曲した形状となる。板ガラス138にこの湾曲した形状がTAM112までずっと残り得る。TAM112は、機械的切線加工装置146(例えば、スコアリングホイール146)およびノージング(nosing)装置148を有し、これらは、引き出された板ガラス138を個々の板ガラス片142に切断できるように、引き出された板ガラス138に機械的に切線を入れるのに使用される。TAM112は、本明細書ではドロー装置の底部140(BOD140)と称される領域に配置される。
TAM112の切線加工および分離プロセスによって、BOD140で板ガラス138に動きが生じ、これは、FDM110の近傍に位置する成形領域で板ガラス138内に望ましくない応力、位置および形状のばらつきが生じる一因となる。例えば、切線加工および分離プロセス中、一般に板ガラス138が5mmより大きく前後に動くことが見られた。BOD140における板ガラスの分離(切線加工、曲げ、分離等)プロセス中に生じる板ガラスの形状、位置および動きの変化により板ガラス138が歪むまたは反るときに必ず起こり得る幾つかの問題がある。例えば、板ガラスの形状、位置および動きの変化は、FDM110での成形プロセスに悪影響を及ぼし得る。この理由は、FDM110内のガラスの状態が、成形プロセス中、放射および伝導加熱または冷却要素などの要素、ならびに接触式および非接触式位置決めおよび引き出し機構を使用して、一定した状態になるように厳密に制御されるからである。従って、板ガラス138の位置または形状が許容可能な限界を超えて変化すると、この厳密な制御に混乱をきたし、ガラスの状態が変化してFDM100におけるガラス成形は許容できない状態になる可能性がある。さらに、得られる板ガラス138の形状が板ガラスごとに異なるのは、顧客にとって望ましい状況ではない。さらに、板ガラス138に適切に切線を入れるためには、BOD140の切線加工装置146は、板ガラス138の曲り/湾曲に追従しなければならない。従って、板ガラスの形状が許容可能な限界を超えて変化すると、BOD140内で複雑で費用の掛かる板ガラス形状検出装置や経路−動きが可変の切線加工機器を使用することなく、切線加工装置146で板ガラス138に適切に切線を入れることができない。従って、板ガラス138を安定化させ、FDM110とBOD140の両方で板ガラス138の正確な位置、形状、および動きの制御を維持する装置が必要とされている。このような装置の影響は、Gen7以上のものなどの背の高いドロー装置または大型のプラットフォーム(この場合、FDM110とTAM140との距離が比較的大きいか、または板ガラス138の幅が比較的大きい)では、とりわけ顕著になる。本発明の安定化システム、ガラス製造システム、および製造方法によって、前述の必要性および他の必要性が満たされる。
米国特許第3,338,696号明細書 米国特許第3,682,609号明細書
本発明は、下方に移動する板ガラスの湾曲した輪郭を補強するための安定化システムを含み、安定化システムは、(a)第1のエッジガイドロール対と;(b)第2のエッジガイドロール対と;を含み、(c)板ガラスの第1の縁部が第1のエッジガイドロール対と連動する2本の水平傾斜ロールの間を通して引き出され、板ガラスの対向する第2の縁部が第2のエッジガイドロール対と連動する2本の水平傾斜ロールの間を通して引き出され;(d)第1のエッジガイドロール対と連動する2本の水平傾斜ロールは、板ガラスの湾曲した輪郭を補強するように、板ガラスの第1の縁部と類似の向きを有するように傾斜し、第2のエッジガイドロール対と連動する2本の水平傾斜ロールは、板ガラスの湾曲した輪郭を補強するように、板ガラスの第2の縁部と類似の向きを有するように傾斜する。さらに、安定化システムは、また、板ガラス内に剛性域を形成するのに役立つエッジスクイズロールを有してもよく、それは、BODでの操作によって生じる板ガラスの乱れ(動き)がFDM内に位置する板ガラスまで伝わることを阻止または抑制する。さらに、安定化システムは、板ガラスがTAMに入る前に板ガラスを平坦化するエッジロールを有してもよく、これは、レーザ切線加工機構または機械的切線加工機構のいずれかで、平坦化された板ガラスを要求されたエッジ真直度で切断することを可能にし、別の精密切断プロセスを実施する必要が回避されるため望ましい。最後に、本発明は、ガラス製造システム、および、板ガラスの製造時に安定化システムを使用する方法を提供する。
フュージョン法を使用して板ガラスを製造する、例示的な従来のガラス製造システムの概略図である(従来技術)。 本発明の一実施形態による、フュージョン法および安定化システムを使用して板ガラスを製造する例示的なガラス製造システムの概略図である。 本発明の一実施形態による図2のガラス製造システムで製造した場合に板ガラスが有し得る、好ましい凸状の鐘形に湾曲した形状および他のいくつかの湾曲した形状の一例を示すプロットである。 本発明の一実施形態による板ガラスの湾曲した形状(例えば、凸状の鐘形)を補強するのに使用される、安定化システムの様々な構成要素をより詳細に示す図である。 本発明の一実施形態による板ガラスの湾曲した形状(例えば、凸状の鐘形)を補強するのに使用される、安定化システムの様々な構成要素をより詳細に示す図である。 本発明の一実施形態による板ガラスの湾曲した形状(例えば、凸状の鐘形)を補強するのに使用される、安定化システムの様々な構成要素をより詳細に示す図である。 本発明の一実施形態による板ガラスの湾曲した形状(例えば、凸状の鐘形)を補強するのに使用される、安定化システムの様々な構成要素をより詳細に示す図である。 本発明の一実施形態による板ガラスの湾曲した形状(例えば、凸状の鐘形)を補強するのに使用される、安定化システムの様々な構成要素をより詳細に示す図である。 本発明の一実施形態による板ガラスの湾曲した形状(例えば、凸状の鐘形)を補強するのに使用される、安定化システムの様々な構成要素をより詳細に示す図である。 本発明の一実施形態による、任意選択のエッジスクイズロールを有する安定化システムの使用に関連するモデルシミュレーションを説明するのに使用される図である。 本発明の一実施形態による、任意選択のエッジスクイズロールを有する安定化システムの使用に関連するモデリングの結果を示すのに使用されるプロットである。 本発明の一実施形態による、任意選択のエッジスクイズロールを有する安定化システムの使用に関連するモデリングの結果を示すのに使用されるプロットである。
添付の図面と共に以下の詳細な説明を参照することにより、本発明をより完全に理解することができる。
図2を参照すると、本発明の一実施形態による、板ガラス238の湾曲した輪郭を補強する安定化システム201を使用する例示的なガラス製造システム200の概略図が示されており、安定化システム201は、FDM210での成形プロセスの安定性を改善し、板ガラス238内での応力の発生を低減し、板ガラスの形状、位置および動きのばらつきを低減する。安定化システム201を詳細に説明する前に、まず、フュージョン法を使用して板ガラス238を製造する例示的なガラス製造システム200について簡単に論じる。本明細書に記載のガラス製造システム200はフュージョン法を使用して板ガラス238を製造するが、安定化システム201は、どのような種類のガラス製造システムにも組み込まれ、使用され得ることを理解されたい。例えば、安定化システム201は、フュージョンドロー法、スロットドロー法、ダウンドロー法、ならびに、連続的板ガラス成形および分離プロセスを有する他の板ガラス成形法と組み合わせて使用することができる。従って、本発明の安定化システム201は、限定的に解釈されるべきではない。
図2に示される例示的なガラス製造システム200は、溶融槽202、清澄槽204、混合槽206(例えば、撹拌室206)、供給槽208(例えば、ボウル208)、FDM210、安定化システム201、およびTAM212を含む。通常、構成要素204、206、および208は、白金または白金含有金属(白金−ロジウム、白金−イリジウム、およびこれらの組み合わせなど)から製造されるが、それらは、モリブデン、パラジウム、レニウム、タンタル、チタン、タングステン、またはこれらの合金などの他の耐火金属を含んでもよい。
溶融槽202では、矢印214で示すように、ガラスバッチ原料を導入し、溶融して溶融ガラス216にする。溶融槽202は、溶融槽−清澄槽接続管213によって清澄槽204(例えば、清澄管204)に接続されている。清澄槽204は、溶融槽202から溶融ガラス216(この箇所には図示せず)を受け入れる高温処理領域を有し、高温処理領域で溶融ガラス216から気泡を除去する。清澄槽204は、清澄室−攪拌室接続管218によって混合槽206(例えば、攪拌室206)に接続されている。混合槽206は、攪拌室−ボウル接続管220によって供給槽208に接続されている。供給槽208は溶融ガラス216を、下降管222を通してFDM210に供給し、FDM210は、流入口224、成形槽226(例えば、アイソパイプ226)、および引張りロールアセンブリ228を含む。
図示されるように、溶融ガラス216は下降管222から流入口224に流入し、これは成形槽226(例えば、アイソパイプ226)に繋がっており、成形槽226は、通常、セラミックまたはガラス−セラミック耐火材料から製造されている。成形槽226は溶融ガラス216を受け入れる開口部230を含み、溶融ガラス216はトラフ232に流入した後、オーバーフローして2つの長手方向側面234(一方の側面のみを示す)を流下し、その後、ルート236として知られるところで融合する。ルート236では、2つの長手方向側面234が合わさり、オーバーフローした溶融ガラス216の2つの壁が再結合(例えば、再融合)して板ガラス238となり、その後、板ガラス238は引張りロールアセンブリ228によって下方に引き出される。引張りロールアセンブリ228は、引き出された板ガラス238(プロセスのこの箇所で、板ガラス238は曲がった/湾曲した形状を有する)をTAM212に供給する。TAM212は、機械的切線加工装置246(例えば、スコアリングホイール246)およびノージング装置248を有し、これらは、引き出された板ガラス238を個々の板ガラス片242に切断できるように、引き出された板ガラス238に機械的に切線を入れるのに使用される。TAM212は、本明細書ではドロー装置の底部240(BOD240)と称される領域に配置される。
対処がなされていない場合、TAM212の切線加工および分離プロセスによって、BOD140で板ガラス238に動きが生じることになり、それは、FDM110近傍の板ガラス238内に望ましくない応力のばらつき、ならびに板ガラスの形状、位置および動きのばらつきが生じることに繋がる。安定化装置201は、板ガラス238を安定化させ、FDM210とBOD240の両方で板ガラス238の正確な位置制御を維持することにより、この問題に対処する。安定化システム212でこの問題を解決する方法についての説明を助けるために、まず、安定化装置212がない場合、板ガラス238は図3のプロットに示す5つの例示的な湾曲した形状、または図示していない他の形状のいずれかを有し得ることについて説明する。このプロットでは、x軸は、板ガラス238の中心(例えば、図5Aの中心線504は0mm)に対する板ガラス238の横方向の位置(例えば、図4Aの線414aまたは414bの1つに沿った位置)をミリメートル(mm)で表したものであり、y軸は、Z方向における板ガラスの歪み、変位、または湾曲の程度をミリメートル(mm)で表したものであり、次の番号方式は、5つの湾曲した形状のそれぞれを識別するのに使用される:
1.凸状の鐘形
2.凹状の鐘形
3.W字形
4.M字形
5.S字形
ほとんどの場合、板ガラス238は凸状の鐘形であり、それは水平方向と垂直(移動)方向の両方で略湾曲している(例えば、面外に)。この凸状の鐘状に湾曲した形状(および他の湾曲した形状)は、板ガラス238内部の温度のばらつきおよび熱応力によって生じる板ガラス238内部の応力分布によるものと考えられる。板ガラス238の湾曲した形状は、所与の固化(set−up)プラットフォームで変わり、さらには変動するであろう。ほとんどの固化プラットフォームでは、板ガラス238は最大の湾曲、例えば、板ガラス238全体にわたるZ方向での板ガラス238の位置の最大の変化が約25mmであることが分かったが、幾つかの大型のドロー装置、例えば、Gen7より大きいものでは、板ガラス238は最大50mmの湾曲を有し得る。観察された最小の湾曲は約15mmであった。実際、FDM成形またはBODプロセスが不安定な場合、板ガラス238の中心における湾曲の方向は、製造プロセス中に逆転するまたは「湾曲が急に変化する(bow pop)」ことが分かった。起こる可能性が最も高いのは、凸状の鐘形と凹状の鐘形との間と、M字形、W字形およびS字形から凸状または凹状の鐘形のどちらか一方への湾曲の急な変化である。板ガラスの形状、位置および動きが変わりやすいのは望ましくないということに関して前述したように、この「湾曲の急な変化」は望ましくない。
安定化システム201は、湾曲した形状の板ガラス238を念頭において設計されたが、実際、安定化システム201は、必要に応じて、板ガラス238に(例えば)凸状の鐘形のような特定の湾曲した形状が生じることを助けるように設計されており、板ガラス238の特定の湾曲した形状(または湾曲した輪郭)を補強して維持し、板ガラス238の正確な位置制御を安定化させて維持するようになっている。次に、本発明の一実施形態による板ガラスの湾曲した形状を補強して維持するように構成された例示的な安定化システム201を、図4A〜図4Fに関して説明する。
図4A〜図4Fを参照すると、本発明の一実施形態による例示的な安定化システム201の様々な図がある。図4A〜図4Bには、それぞれFDM210(アイソパイプ226および引張りロールアセンブリ228を含む)、安定化装置201、およびTAM212(切線加工装置246およびノージング装置248を含む)の斜視図および正面図が示されている。最上部から始まる安定化装置201は2つのエッジガイドロール対402aおよび402b(これより多くすることも可能である)を含み、これらの目的は、板ガラス238の既存の形状に適合し、引張りロールアセンブリ228から出る板ガラス238に滑らかな移行箇所を提供することである。エッジガイドロール対402aは2本のロール403aおよび403a’を含み、これらを通して板ガラス238の第1の縁部410aが引き出される。エッジガイドロール対402bは2本のロール403bおよび403b’を含み、これらを通して板ガラス238の対向する第2の縁部410bが引き出される。ロール403a、403a’、403bおよび403b’は、モータ駆動式であっても、または自由回転式であってもよい。モータ駆動オプションは、自由回転オプションより複雑である。しかし、トルク制御を備えたモータ駆動ロール403a、403a’、403bおよび403b’または受動回転ロール403a、403a’、403bおよび403b’を使用して、製造プロセス中の板ガラスの長さの変化、およびFDM210における板ガラス238のルート236へのロボットの間欠的な下向きの力による板ガラスの重量のばらつきの影響を最小限に抑えることができ、これは、板ガラス成形プロセスの安定性およびルビコンリカバリ(Rubicon recovery)を助けることができる。図4Cを参照すると、2つのエッジガイドロール対402aおよび402bの断面平面図があり、それは、この箇所で板ガラス238が湾曲した輪郭を有しておらず、代わりに板ガラス238は比較的平坦であることを示している。板ガラス238は引張りロールアセンブリ228によって引き出された直後は比較的平坦であるため、エッジガイドロール対402および402bは、通常、水平面で傾斜していない。
安定化装置201は、また、2つのエッジガイドロール対402aおよび402bの下に配置される4つのエッジガイドロール対404a、404b、404cおよび404d(これより多くまたは少なくすることも可能である)を含む。エッジガイドロール対404aは2本の水平傾斜ロール405aおよび405a’を含み、これらを通して板ガラス238の第1の縁部410aが引き出される。エッジガイドロール対404bは2本の水平傾斜ロール405bおよび405b’を含み、これらを通して板ガラス238の対向する第2の縁部410bが引き出される。エッジガイドロール対404cは2本の水平傾斜ロール405cおよび405c’を含み、これらを通して板ガラス238の第1の縁部410aが引き出される。エッジガイドロール対404dは2本の水平傾斜ロール405dおよび405d’を含み、これらを通して板ガラス238の対向する第2の縁部410bが引き出される。水平傾斜ロール405a、405a’、405b、405b’、405c、405c’、405dおよび405d’は、モータ駆動式(トルク制御)であっても、または自由回転式であってもよい。
図4Dを参照すると、2つのエッジガイドロール対404aおよび404bの断面平面図があり、それは、これらのエッジガイドロール対404aおよび404b(ならびに、下部エッジガイドロール対404cおよび404d)が板ガラス238の縁部410aおよび410bと類似の向きを有するように水平面で傾斜していることを示しており、それは板ガラス238の湾曲した輪郭を維持し補強するのに役立つ。この箇所で板ガラス238は湾曲した輪郭を有しているが、それは、この特定の実施例では凸状の鐘形になっている。分かるように、水平傾斜エッジガイドロール対404a、404b、404cおよび404dは板ガラス238の湾曲した輪郭を補強し、それは板ガラス238の位置の制御を安定化させ維持するのに役立ち、それはまた板ガラス238内の応力の低減に役立つ。
図4Eを参照すると、本発明の一実施形態による、水平傾斜ロール405a、405a’、405b、405b’、405c、405c’、405dおよび405d’の角度調節の範囲を示すプロットがある(注:水平傾斜ロール405a、405a’、405bおよび405b’のみを示す)。このプロットでは、x軸は、板ガラス238の中心(例えば、図5Aの中心線504は0mm)に対する板ガラス238の横方向の位置(例えば、図4Aの線414aまたは414bの1つに沿った位置)をミリメートル(mm)で表したものであり、y軸は、Z方向における板ガラス238の歪み、変位、または湾曲の程度をミリメートル(mm)で表したものである。この実施例では、板ガラス238は凸状の鐘形を有することが分かる。一実施形態では、水平傾斜ロール405a、405a’、405b、405b’、405c、405c’、405dおよび405d’は、好ましくは機器により約±5°内の角度調節(α)を有し、必要に応じて、ロールは±10°の調節能力を有し得る。水平傾斜ロール405a、405a’、405b、405b’、405c、405c’、405dおよび405d’と板ガラス238との係合はそれらの角度調節と共に、手動式であっても、または電動式であってもよい。大型のドロー装置(例えば、Gen7以上のサイズの板ガラス238)では、水平傾斜エッジガイドロール405a、405a’、405b、405b’、405c、405c’、405dおよび405d’の高さが比較的高く(空間で3〜4メートルまで)、環境が高温であることを考慮すると、電動式の係合および調節の方が実際的である。
必要に応じて、安定化システム201は、板ガラス238の形状(湾曲した輪郭)および/または縁410aおよび410bにおける板ガラスの傾斜角度を測定する1つの測定装置409(それより多くすることも可能である)を有する制御システム407を含んでもよい。制御システム407はまた、プロセッサ411と、プロセッサで実行可能な指示を記憶するメモリ413とを含んでもよく、プロセッサ411はメモリ413と接続して、プロセッサで実行可能な指示を実行し、以下:(a)板ガラス形状−傾斜角度測定装置409から信号を受信すること;(b)信号を解析して、板ガラス239の湾曲した輪郭または板ガラス238の縁部410aおよび410bの傾斜角度に関する情報を得ること;および(c)板ガラス238の湾曲した輪郭または縁部410aおよび410bの傾斜角度に基づいて、エッジガイドロール405a、405a’、405b、405b’、405c、405c’、405dおよび405d’の全部または一部の水平面での傾斜を調節し、板ガラス238の湾曲した輪郭を補強するようにそれらを配置することを可能にする。本発明の説明を不明瞭にしないようにするため、エッジガイドロール対402a、402b、404a、404b、404cおよび404dに関連するモータ、ブラケット、支持体、および他の機械的構成要素は示さなかったことを理解されたい。
安定化システム201は、板ガラス238に所望の湾曲した輪郭(例えば、凸状の鐘形)を形成するのに役立つように板ガラス238の中心領域またはその近傍に配置することができる1つ以上の非接触式エアベアリング408a、408bおよび408c(3つを図示する)含んでもよい。非接触式エアベアリング408a、408bおよび408cは、加熱ガス(空気)の噴流を放出して、板ガラス238の中心領域を押圧し、板ガラス238に所望の湾曲した輪郭を形成するのに役立つ。あるいは、非接触式エアベアリング408a、408bおよび408cの代わりに、非接触式ノズルまたは非接触式機械装置を使用することもできる。エッジガイドロール405a、405a’、405b、405b’、405c、405c’、405dおよび405d’が板ガラス238に力を加え、板ガラス238に所望の湾曲した輪郭を形成するのに役立つように、必要に応じて、水平面におけるエッジガイドローラ405a、405a’、405b、405b’、405c、405c’、405dおよび405d’の傾斜角度(図4Eの角度αを参照)を、検出された板ガラス238の角度を超えて増加させることもできる。
さらに、安定化システム201は、4本のエッジスクイズロール411a、411b、411cおよび411d(それより多くまたは少なくすることも可能である)を有してもよく、これらはそれぞれ4つのエッジガイドロール対405a、405b、405c、および405dの近傍に配置されて4つの3ロールアセンブリを形成してもよく、またはロール対404a、404b、404cおよび404dの間に所望の水平間隔を有するように配置されてもよい。このオプションを実施する場合、エッジスクイズロール411aおよび411cは、それぞれ板ガラス238の第1の縁412aに横方向の押圧力を加えることになる。エッジスクイズロール411bおよび411dはそれぞれ板ガラス238の対向する第2の縁412bに横方向の押圧力を加え、板ガラス238に所望の湾曲形状を形成するおよび/または維持するのに役立つ。同時に、板ガラス238を補強するまたはそれに適合するだけではなく、板ガラス238に圧力を加えて、板ガラス238に所望の湾曲を形成し横方向のスチフネスを変化させるのに役立つように、必要に応じて4つのエッジガイドロール対404a、404b、404cおよび404dの水平面での傾斜を調節する(徐々に調節する)ことができる。または、板ガラス238に圧力を加えるように、4つのエッジガイドロール対404a、404b、404cおよび404dを所望の水平面での傾斜を有するように設定することができる。もちろん、湾曲した板ガラス238は実質的に平坦なまたは平面状の板ガラス238と比較してスチフネスまたは剛性が高いため、スクイズロール411a、411b、411cおよび411d、ならびに4つのエッジガイドロール対404a、404b、404cおよび404dの水平面での傾斜角度の増大は、板ガラス238の安定性を助ける可能性がある。
エッジスクイズロール411aおよび411cとその対向するエッジスクイズロール411bおよび411dとの間の力、ならびに、必要に応じて、4つのエッジガイドロール対404a、404b、404cおよび404dの水平面での傾斜によって生じる力により、板ガラス238は2つの領域414aおよび414bで板ガラス238の幅全体にわたって効果的に座屈する(曲がる/湾曲する)(図4Bおよび5Aを参照)ため、4本のエッジスクイズロール411a、411b、411cおよび411dが望ましい。BOD240における板ガラス242の切線加工および切り離しにより板ガラス238中に生じる応力または波などの板ガラス238中の乱れがFDM210の方の板ガラス238まで進む場合でも、領域414aおよび414bでの板ガラス全体にわたるこの座屈−湾曲形状を維持することができる。スクイズロール411a、411b、411cおよび411d、ならびに、必要に応じて、エッジガイドロール対404a、404b、404cおよび404dによって板ガラス238の幅が広がり平坦化してしまうことが防止されるため、板ガラス238の座屈−湾曲が維持される。換言すれば、座屈−湾曲形状は、板ガラス238内の領域416(剛性域416)の横方向のスチフネスを高める。剛性域416は、BOD240に配置されたTAM212によって実施される切線加工操作および分離操作(ロボットによる接触および曲げ)によって生じる板ガラス238中の乱れがFDM210の板ガラス238まで伝わることを阻止または抑制するのに役立つ。従って、エッジガイドロール対404a、404b、404cおよび404dは、任意選択の4本のスクイズロール411a、411b、411cおよび411dと共に、板ガラス238の湾曲した輪郭を補強するだけでなく、板ガラス238中に剛性域416も作り出し、これはBOD240内の板ガラス238に生じる破壊的力からFDM210を隔離する役割を果たす。これは、FDM210内の板ガラス238の位置制御を安定化させて維持するのに役立ち、それはまたFDM210内およびBOD240内の板ガラス238、ならびに得られるガラス142の応力、ならびに形状、位置および動きのばらつきを低減するのに役立つ。必要に応じて、板ガラス238における座屈を徐々に制御するために、2つのエッジガイドロール対404aおよび404bの水平面での傾斜を2つのエッジガイドロール対404cおよび404dより小さくしてもよい。あるいは、2本のスクイズロール411aおよび411bと共に2つのエッジガイドロール対404aおよび404bだけを使用して、板ガラス238中に小さい剛性域416を形成することもできる。分かるように、エッジスクイズロール411a、411b、411cおよび411dは板ガラス238を圧縮して、剛性域416に関連する横方向のスチフネスを効率的、簡単、且つ低コストで達成する。必要に応じて、複数のエッジガイドロールおよび/またはスクイズロール対を、本明細書に記載され図示されるものより多い数で、水平面での傾斜およびスクイズロール間隔/圧力の程度を徐々に増加/減少させて使用し、FDM210からBOD240まで確実に板ガラスの湾曲が滑らかに変化することを助けてもよい。
安定化装置201は、また、2つの底部エッジガイドロール対418aおよび418bを含んでもよく、これらの目的は、TAM212で切線加工および分離プロセスを経る前に、板ガラス238が確実に所望の形状(例えば、平坦な形状、湾曲した形状)を有するようにすることである。底部エッジガイドロール対418aは2本のロール419aおよび419a’を含み、それらを通して板ガラス238の第1の縁部410aが引き出される。底部エッジガイドロール対418bは2本のロール419bおよび419b’を含み、それらを通して板ガラス238の対向する第2の縁部410bが引き出される。ロール419a、419a’、419bおよび419b’はモータ駆動式であっても、または自由回転式であってもよい。
図4Fを参照すると、2つの底部エッジガイドロール対418aおよび418bの断面平面図があり、それは、この箇所で板ガラス238が湾曲しておらず、代わりに比較的平坦であることを示している。平坦化された板ガラス238は、レーザ−機械的切線加工機構246で板ガラス238を要求されたエッジ真直度で切断することを可能にし、別の精密切断プロセスを実施する必要が回避されるため望ましく、それは材料および設備費用を節約する大きな機会となる。板ガラス238中に剛性域416が存在することにより、板ガラス238の平坦化によって生じる動きがFDM210の湾曲した板ガラス238まで伝達されることが防止される。
あるいは、2つの底部エッジガイドロール対418aおよび418bは、板ガラス238がTAM212(図4Aおよび図4Bを参照)内で切線加工および分離プロセスを経る前に、板ガラス238が所望の湾曲した形状および位置を維持することを確実にすることができる。これは、通常、任意選択のエッジスクイズロール410a、410b、410cおよび410dが使用されず、剛性域416がない場合、即ち、動きがFDM210内の板ガラス238まで伝達されるため板ガラス238の平坦化が望ましくない場合に存在する。例示的な切線加工機構246は、2008年1月15日に出願された、本出願人に譲渡された米国特許出願第12/008,949号明細書に記載されている(その内容は、参照により本明細書に援用される)。例示的な適合ノージング機構248は、2008年10月15日に出願された本出願人に譲渡された米国特許出願第11/801,213号明細書に記載されている(その内容は、参照により本明細書に援用される)。
図5A〜図5Cを参照すると、本発明の一実施形態による安定化システム201の使用に関連するモデルシミュレーションを説明し、モデリングの結果を示すのに使用される図および2つのプロットがあり、安定化システム201は水平傾斜エッジガイドロール対404a、404b、404cおよび404d、ならびに、板ガラス238中に剛性域416(曲げ414aおよび414bによって画定される)を作り出すのに使用される任意選択のエッジスクイズロール410a、410b、410cおよび410dを含む。任意選択のエッジスクイズロール410a、410b、410cおよび410dの有用性を検証するために、ベースライン条件と制御された縁押し曲げ(controlled edge−squeeze)条件で、板ガラス238のためのANSYSを使用して有限要素解析(FEA)モデリングを実施した。図5Aに示すように、切線506の高さで幅4mの板ガラス238の中心線504上の直径100mmの円形領域502の板ガラス238に、摂動として前向きの力F=1lbを加えた。このシミュレーションでは、YZ面に関する対称を利用して、板ガラス238の半分だけをモデル化した。図5Bには、押し曲げられていないベースライン板ガラス238(実線)と制御して縁を押し曲げた板ガラス238(破線)の両方について、モデル化された板ガラス238の底部508から最上部510まで中心線504に沿って得られたZ変位(Uz、板ガラス238の面に垂直)を示すプロットがある(注:x軸は、板ガラス238の中心線経路504に沿った位置をメートル(m)で表したものであり、y軸は、ガラスのZ変位Uzをメートル(m)で表したものである)。分かるように、制御して縁を押し曲げた板ガラス238(破線)の上部の変位は、押し曲げられていないベースライン板ガラス238(実線)の変位よりずっと小さい(指示「A」を参照)。図5Cは、押し曲げられていないベースライン板ガラス238(実線)と制御して縁を押し曲げた板ガラス238(破線)の両方の中心線504に沿ったUzの絶対値を比較するプロットである(注:x軸は、板ガラス238の中心線経路504に沿った位置をメートル(m)で表したものであり、y軸は、ガラスのZ変位の絶対値|Uz|をメートル(m)で表したものである)。ここでも、制御して縁を押し曲げた板ガラス238(破線)の上部の変位は、押し曲げられていないベースライン板ガラス238(実線)の上部の変位よりずっと小さい(指示「A」を参照)ことが分かる。従って、エッジスクイズロール410a、410b、410cおよび410dはBOD240からFDM210まで板ガラス238の横方向のスチフネスを効果的に増大させ、FDM210における板ガラス238の変位を著しく低減する。
前述の説明に鑑みて、本発明の例示的なガラス製造システム200および製造方法は、以下:(a)バッチ原料を溶融して溶融ガラスにするための少なくとも1つの槽202、204,206および208(工程1);(b)溶融ガラスを受け入れ、移動する板ガラス238を成形するための成形装置226(工程2);(c)移動する板ガラス238を引き出すための任意選択の引張りロールアセンブリ238(工程3);(d)板ガラス238の湾曲した輪郭を補強するための安定化システム201(工程4)(図4A〜図4Fを参照);および(e)板ガラス238を個々の板ガラス242に分離できるように、板ガラス238を切線加工するためのTAM212(工程5);を含み得ることを理解されたい。安定化システム201は、幾つかの望ましい特徴を有する(例えば):(1)板ガラス238の湾曲した輪郭を維持し補強すること;(2)TAM212によって生じる板ガラス238の乱れ(動き)がFDM210内に位置する板ガラス238まで伝わることを阻止または抑制する剛性域416を板ガラス238内に形成すること;および(3)任意選択により、TAM212に入る前に板ガラス238を平坦化すること(これは、レーザ切線加工機構404で板ガラス238を要求されたエッジ真直度で切断することを可能にし、別の精密切断プロセスを実施する必要が回避されるため望ましい)。さらに、安定化システム201は、次のようなさらに幾つかの利点を有する(例えば):
・板ガラス238の安定で一貫した形状を支持し、板ガラス238の中心で湾曲方向が逆転することを防止し、板ガラスの応力、板ガラスの形状のばらつき、および成形プロセスの乱れを低減すること。
・板ガラス238の品質ゾーンに接触するリスクを伴わずに板ガラス238を安定化すること。
・必要に応じて、トルク制御を備えたモータ駆動式または受動回転式ロール402a、402b、404a、404b、404c、404d、411a、411b、411c、411d、418aおよび/または418bを使用して、製造プロセス中の板ガラスの長さの変化、および、FDM210における板ガラス238のルート236へのロボットの間欠的な下向きの力による板ガラスの重量のばらつきの影響を最小限に抑え、板ガラス成形プロセスの安定性を助けることができること。
・品質領域に接触することなく、大型の板ガラスを水平方向に移送するのに適用可能であること。特に、大きい板ガラスを水平方向に移動させなければならず、板ガラスの縁領域の内側に接触してはならない場合、本発明を使用して板ガラス238を座屈させ、板ガラスを移送するのに十分な剛性を有するようにすることができること。
・BOD240で必要な板ガラス238の形状を作り出すことによって、適合ノージングまたはレーザ切線加工プロセスを可能にすること。
・低コストの方法であり、既存のドロー装置ならびに新規ラインで容易に実施できること。
上記の詳細な説明において、本発明が十分に理解されるように、具体的な詳細を開示する例示的実施形態を記載してきたが、それらは説明の目的で記載したものであり、本発明を限定するものではない。しかし、本発明の開示の利益を享受した当業者には、本発明が本明細書に開示した具体的詳細から逸脱する他の実施形態でも実施され得ることが明らかになるであろう。さらに、本発明の説明を不明瞭にしないようにするため、周知の装置、方法および材料の説明は省略され得る。最後に、本明細書では該当する場合は必ず、同様の参照番号は同様の要素を指すのに使用した。
本発明の幾つかの実施形態を添付の図面に示すと共に前述の詳細な説明に記載してきたが、本発明は開示された実施形態に限定されるものではなく、以下の特許請求の範囲に記載され定義される本発明の精神から逸脱することなく、多くの再構成、変更および置換が可能であることを理解されたい。

Claims (10)

  1. 下方に移動する板ガラスの湾曲した輪郭を補強するための安定化システムであって、
    第1のエッジガイドロール対と;
    第2のエッジガイドロール対と;
    を含み、
    前記板ガラスの第1の縁部が、前記第1のエッジガイドロール対と連動する2本の水平傾斜ロールの間を通して引き出され、板ガラスの対向する第2の縁部が前記第2のエッジガイドロール対と連動する2本の水平傾斜ロールの間を通して引き出され、
    前記第1のエッジガイドロール対と連動する前記2本の水平傾斜ロールが、前記板ガラスの湾曲した輪郭を補強するように、前記板ガラスの第1の縁部と類似の向きを有するように傾斜し、前記第2のエッジガイドロール対と連動する前記2本の水平傾斜ロールが、前記板ガラスの湾曲した輪郭を補強するように、前記板ガラスの第2の縁部と類似の向きを有するように傾斜する、
    ことを特徴とする、安定化システム。
  2. 前記第1のエッジガイドロール対に隣接して配置される第1のエッジスクイズロールであって、前記板ガラスの第1の縁に横方向の押圧力を加える第1のエッジスクイズロールと;
    前記第2のエッジガイドロール対に隣接して配置される第2のエッジスクイズロールであって、前記板ガラスの第2の縁に横方向の押圧力を加える第2のエッジスクイズロールと;
    を含み、
    前記第1のエッジスクイズロールと前記第2のエッジスクイズロールが、前記板ガラスを座屈させてその中に剛性域を作り出し、前記剛性域の下に位置する前記板ガラスに加えられた動きが、前記剛性域を通って上方に、前記剛性域の上に位置する板ガラスまで伝播しないようにする、
    ことをさらに特徴とする、請求項1に記載の安定化システム。
  3. 第1の底部エッジガイドロール対であって、前記第1のエッジガイドロール対の下に配置される第1の底部エッジガイドロール対と;
    第2の底部エッジガイドロール対であって、前記第2のエッジガイドロール対の下に配置される第2の底部エッジガイドロール対と;
    を含み、
    前記板ガラスの第1の縁部が、前記第1の底部エッジガイドロール対と連動する2本のロールの間を通して引き出され、前記板ガラスの第2の縁部が前記第2の底部エッジガイドロール対と連動する2本のロールの間を通して引き出され、
    前記第1の底部エッジガイドロール対と連動する前記2本のロールが、前記板ガラスを実質的に平坦化するように水平面で傾斜せず、前記第2の底部エッジガイドロール対と連動する前記2本のロールが前記板ガラスを実質的に平坦化するように水平面で傾斜しない、
    ことをさらに特徴とする、請求項1に記載の安定化システム。
  4. (a)前記板ガラスの中心領域近傍に配置される少なくとも1つの非接触式装置であって、前記板ガラスの湾曲した輪郭を形成するために使用される少なくとも1つの非接触式装置を含み、
    (b)前記第1のエッジガイドロール対と連動する前記2本の水平傾斜ロールが約±5°傾斜し、前記第2のエッジガイドロール対と連動する前記2本の水平傾斜ロールが約±5°傾斜する、
    ことをさらに特徴とする、請求項1に記載の安定化システム。
  5. 板ガラスと接続する測定装置と、
    プロセッサと、
    プロセッサで実行可能な指示を記憶するメモリと、
    を含む制御システムであって、前記プロセッサがメモリと接続して、前記プロセッサで実行可能な指示を実行し、以下:
    前記測定装置から信号を受信すること;
    前記信号を解析して前記板ガラスの湾曲した輪郭または前記板ガラスの縁部の傾斜角度に関する情報を得ること;および
    前記板ガラスの湾曲した輪郭または前記板ガラスの縁部の傾斜角度に基づいて、前記第1のエッジガイドロール対および前記第2のエッジガイドロール対と連動する前記水平傾斜ロールの水平面での傾斜を調節し、前記板ガラスの湾曲した輪郭を補強するように前記水平傾斜ロールを配置すること;
    を可能にする制御システム、
    をさらに特徴とする、請求項1に記載の安定化システム。
  6. バッチ原料を溶融して溶融ガラスにするための少なくとも1つの槽;
    前記溶融ガラスを受け入れ、板ガラスを成形するための成形槽;
    前記板ガラスを引き出すためのフュージョンドロー装置;
    前記板ガラスの湾曲した輪郭を補強するための安定化システムであって、
    第1のエッジガイドロール対と;
    第2のエッジガイドロール対と;
    を含み、
    前記板ガラスの第1の縁部が、前記第1のエッジガイドロール対と連動する2本の水平傾斜ロールの間を通して引き出され、前記板ガラスの対向する第2の縁部が前記第2のエッジガイドロール対と連動する2本の水平傾斜ロールの間を通して引き出され、
    前記第1のエッジガイドロール対と連動する前記2本の水平傾斜ロールが、前記板ガラスの湾曲した輪郭を補強するように、前記板ガラスの第1の縁部と類似の向きを有するように傾斜し、前記第2のエッジガイドロール対と連動する前記2本の水平傾斜ロールが、前記板ガラスの湾曲した輪郭を補強するように、前記板ガラスの第2の縁部と類似の向きを有するように傾斜する安定化システム、および
    前記板ガラスを個々の板ガラスに分離するように前記板ガラスに切線を入れるために、前記安定化システムの下に配置される移動アンビル装置、
    を特徴とする、ガラス製造システム。
  7. 前記安定化システムが、
    前記第1のエッジガイドロール対に隣接して配置される第1のエッジスクイズロールであって、前記板ガラスの第1の縁に横方向の押圧力を加える第1のエッジスクイズロールと;
    前記第2のエッジガイドロール対に隣接して配置される第2のエッジスクイズロールであって、前記板ガラスの第2の縁に横方向の押圧力を加える第2のエッジスクイズロールと;
    を含み、
    前記第1のエッジスクイズロールと前記第2のエッジスクイズロールが、前記板ガラスを座屈させてその中に剛性域を作り出し、前記剛性域の下に位置する前記板ガラスに加えられた動きが、前記剛性域を通って上方に、前記剛性域の上に位置する板ガラスまで伝播しないようにする、
    ことをさらに特徴とする、請求項6に記載のガラス製造システム。
  8. 板ガラスの製造方法であって、
    バッチ原料を溶融して溶融ガラスにする工程;
    前記溶融ガラスを処理して、前記板ガラスを成形する工程;
    前記板ガラスを引き出す工程;
    安定化システムを使用して前記板ガラスの湾曲した輪郭を補強する工程あって、前記安定化システムが、
    第1のエッジガイドロール対と;
    第2のエッジガイドロール対と;
    を含み、
    前記板ガラスの第1の縁部が、前記第1のエッジガイドロール対と連動する2本の水平傾斜ロールの間を通して引き出され、前記板ガラスの対向する第2の縁部が前記第2のエッジガイドロール対と連動する2本の水平傾斜ロールの間を通して引き出され、
    前記第1のエッジガイドロール対と連動する前記2本の水平傾斜ロールが、前記板ガラスの湾曲した輪郭を補強するように、前記板ガラスの第1の縁部と類似の向きを有するように傾斜し、前記第2のエッジガイドロール対と連動する前記2本の水平傾斜ロールが、前記板ガラスの湾曲した輪郭を補強するように、前記板ガラスの第2の縁部と類似の向きを有するように傾斜する工程、および
    前記板ガラスを切線加工する工程、
    を特徴とする、製造方法。
  9. 前記安定化システムが、
    前記第1のエッジガイドロール対に隣接して配置される第1のエッジスクイズロールであって、前記板ガラスの第1の縁に横方向の押圧力を加える第1のエッジスクイズロールと;
    前記第2のエッジガイドロール対に隣接して配置される第2のエッジスクイズロールであって、前記板ガラスの第2の縁に横方向の押圧力を加える第2のエッジスクイズロールと;
    を含み、
    前記第1のエッジスクイズロールと前記第2のエッジスクイズロールが、前記板ガラスを座屈させてその中に剛性域を作り出し、前記剛性域の下に位置する前記板ガラスに加えられた動きが、前記剛性域を通って上方に、前記剛性域の上に位置する板ガラスまで伝播しないようにする、
    ことをさらに特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 前記板ガラスの中心領域の近傍に配置される少なくとも1つの非接触式装置を用いて、前記板ガラスに湾曲輪郭を形成する工程、および
    前記板ガラスの湾曲した輪郭を検出し、前記検出された湾曲輪郭に基づいて、前記第1のエッジガイドロール対および前記第2のエッジガイドロール対と連動する前記水平傾斜ロールの水平面での傾斜を調節し、前記板ガラスの所望の湾曲した輪郭を補強するように前記水平傾斜ロールを配置することにより、前記板ガラスの湾曲輪郭を調節する工程、
    をさらに特徴とする、請求項9に記載の方法。
JP2011538661A 2008-11-26 2009-11-24 板ガラス安定化システム、ガラス製造システム、および板ガラスの製造方法 Expired - Fee Related JP5416783B2 (ja)

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