JP2012508551A - 電動機器 - Google Patents

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Abstract

第1数の相互に離間した極を備えた第1部分を含む整流子又は回転子/走行子である第1部品と、第1部分の極との磁気相互作用により電気エネルギーと機械エネルギーとを変換するために配置された第2数の相互に離間した極を備えた、第1部分と実質的に同じ長さの第2部分を含む回転子/走行子又は整流子である第2部品と、第1部品又は第2部品内の永久磁石とを含む電動機器であり、第2数が、運動方向の磁気干渉力を実質的に低減するように、1つだけ第1数と異なり、各部品の極の間の間隙の間隙深さが、各部品の本体と他の部品の極との間の磁気相互作用を実質的に減衰させるのに十分に深いことにより、第1部品と第2部品との間の磁気干渉力が低減され、各部品が、運動方向に対して垂直に作用する磁力を実質的に打ち消すように、第1部品と第2部品との間の運動方向に対して横手の、且つ、部品の深さを通り抜ける方向に対称である。

Description

本発明は、電動機器に関し、特に、磁気干渉力を低減するように配置された永久磁石を備えた電動機器に関する。
永久磁石を備えた機器を含む既存の機器では、磁気干渉力が、望ましくないエネルギー損失、機器の消耗及び/又は滑らかな動作の中断に寄与する。電気機器とも呼ばれる電動機器は、直線型モータ及び回転式モータ及び発電機を含む。磁気干渉力(トルクを含む)は、電気エネルギーと機械エネルギーとの間の効率的な変換を妨げるか又は少なくとも寄与しない磁気相互作用により生じる力を含み、従って、電動機器の効率及び/又は滑らかな動作が低減される。磁気干渉力は、運動とは反対の力(例えば、回転機器内の脈動トルク)と、機器の軸受上の摩擦、スティクション及び力に寄与し得る移動部品間の(例えば、回転子と整流子との間の)引力とを含む場合がある。例えば、機器部分の運動経路上に、運動とは逆方向に作用する反対の力を含む磁気干渉力が機器の効率を低減するように作用する、特定の位置があり得る。この反対の力を克服するために、追加の電力が、機器を始動する際に特に問題となり得る電動機器に供給されなければならない。
既存の電動機器では、永久磁石が、整流子極のほぼ近くの整流子本体の周囲に沿って離間しているので、整流子極と回転子との間に磁力が生じ得る。電磁石を備えた電動機器では、整流子極が回転子鉄芯のすぐ近くにあるので、電磁石にエネルギーが与えられる際に、整流子極と回転子本体との間に望ましくない磁力が生じ得る。既存の電動機器では、磁性材料内に磁石を埋め込むことで、磁石の効率が減少し得る。
電動機器は、電力源により制御され、電力を動力に変換する。既存の電動モータは、制御回路が非効率である場合があり、特に、随時動作する磁界を高い動作周波数で生成する電気コイルに、電力を与えるように処理される。
既存の電動機器に関連する1つ以上の不利な点又は制約に対処すること若しくはそれらを改善することが、或いは、有用な代用案を少なくとも与えることが望ましい。
本発明により提供されるのは、
第1数の相互に離間した極を備えた第1部分を含む整流子又は回転子/走行子である第1部品と、
第1部分の極との磁気相互作用により電気エネルギーと機械エネルギーとを変換するために配置された第2数の相互に離間した極を備えた、第1部分と実質的に同じ長さの第2部分を含む回転子/走行子又は整流子である第2部品と、
第1部品又は第2部品内の永久磁石と
を含む電動機器であり、
第2数が、運動方向の磁気干渉力を実質的に低減するように、1つだけ第1数と異なり、
各部品の極の間の間隙の間隙深さが、各部品の本体と他の部品の極との間の磁気相互作用を実質的に減衰させるのに十分に深いことにより、第1部品と第2部品との間の磁気干渉力が低減され、
各部品が、運動方向に対して垂直に作用する磁力を実質的に打ち消すように、第1部品と第2部品との間の運動方向に対して横手の、且つ、部品の深さを通り抜ける方向に対称である。
実施形態では、機器の動作中に、第2部品は、第1部品に対して移動し、磁気干渉力は、力と脈動トルク等のトルクとを含む。各部品は、他の部品上の磁極(永久磁石又は電磁化極)に磁気的に引き付けられ得る軟磁性材料の本体を有する。一方の部品の極と他方の部品の本体との間で距離を大きく保つことで、それらの間の引力(それにより、運動方向に垂直な望ましくない力)が低減される。第1部品の間隙の最小限の深さは、一方の部品に利用される永久磁石の厚さに実質的に等しい、即ち、磁極面から本体までの間隙深さの全体は、磁石の厚さの2倍に等しい。
永久磁石を備えた部品の間隙深さが、いずれの永久磁石(PM)の厚さも除いて、少なくともPMの厚さにほぼ等しくてもよく、好ましくは、部品の極幅の20%、10%、又は5%以内、又は前記極幅に実質的に等しくてもよい。
各部品の極は、各部品上の極幅の約20%、10%、又は5%以内であるか、若しくは、前記極幅に実質的に等しい極間の間隙で、各部品上で実質的に等しく離間され得る。
各部品の極を、運動方向に垂直な軸に対称に配置することで、運動方向に垂直な逆方向で等量の磁気干渉力を直接与え、従って、運動方向に直交する力を実質的に打ち消すことができる。
第1部品の極は、電気コイルを含んでもよく、第2部品の極は、永久磁石を含んでもよい。代わりに、第1部品の極は、永久磁石を含んでもよく、第2部品の極は、電気コイルを含んでもよい。
永久磁石の極面は、隣接する極で交互に変わり得る。例えば、一方の部品の永久磁石の極面は、部品全体に沿って、交互に、北−南−北−南−北−南に変わる。
電動機器は、回転機器であってもよく、その場合、各部分の度量は、角度である。第1部品が、回転子であってもよく、第2部品が、整流子であってもよい(その逆もあり得る)。第1部分は、回転機器の第1部品の第1半部分を形成することができ、第2部分は、回転機器の第2部品の第1半部分を形成することができる。これは、半径方向の磁気干渉力を低減することを可能にし得る。代わりに、電動機器は、直線型機器であってもよく、その場合、各部分の度量は、距離である。第1部品は、走行子又は移動子であってもよく、第2部品は、整流子であってもよい(その逆もあり得る)。
電動機器は、電気的周期を有するコントローラにより駆動されるモータであってもよい。幾つかの実施形態では、各コイルは、電気的周期の第1半期中に、単一スイッチを介して、コントローラから電力を受け取る。他の実施形態では、各コイルは、電気的周期の第1半期中に、コントローラから正の電力を受け取り、電気的周期の第2半期中に、負の電力を受け取る。各コイルは、Hブリッジ構成では4つのスイッチを介して、又は、半ブリッジ構成では2つのスイッチを介して、電力を受け取ることができる。
各コイルは、電気的周期のほぼ4分の1にわたり、電力を受け取ることができる。
機器は、回転子又は走行子を介して動力入力を受け取る発電機であってもよく、各コイルの端子は、電力出力を与えることができる。コイルの第1組みは、電力を受け取ることができるのに対し、コイルの第2組みは、電力出力を与えることができる。これにより、機器は、モータ及び発電機として同時に機能することができる。第一部品は、回転式発電機内の回転子、又は、直線型発電機内の走行子であってもよい。
電動機器は、第1電動機器と第2電動機器とを含んでもよい。第1電動機器及び第2電動機器は、それらの各々の部品上に同数の極を有し、共通の駆動軸を共有する。第1電動機器の極は、磁気干渉力を低減するように、第2電動機器の極の中心から外して置かれる。中心を外して配置された極を備えた同軸の回転子を有することで、個別の機器のうちの1つの力がゼロではない位置で、磁気干渉力を取り消すことにより、脈動トルク等の磁気干渉力を更に低減することができる。
電動機器は、電力システムの一部であってもよい。
実施形態では、電動機器の幾何形状は、既存の電動機器と比較して、多くの(直線型機器に対して)並進位置又は(回転機器に対して)回転位置に、磁気干渉力の打ち消し又は低減又は釣り合いを与える。機器の2つの部品の間の、(回転機器内の)整流子と回転子との間の、又は、(直線型機器内の)整流子と走行子との間の磁気相互作用により、磁気干渉力が生じる。磁気干渉力は、機器の運動方向に(回転機器内の接線方向の力及びトルク、例えば、脈動トルク)又は直接的に2つの部品の間に(回転機器内の半径方向の力)あり得る。磁気干渉力の低減により、電動機器(モータ及び/又は発電機)内に運動を与えるのに必要とされる電力が低減され、従って、その動作効率及び/又は滑らかさが増す。
好ましい実施形態が、単に例として、縮尺が定められていない付属の図面を参照しつつ、以下に更に記載される。
電動機器の第1部品の第1部分と電動機器の第2部品の第2部分の模範図である。 永久磁石極を含む第1部分と電磁石極を含む第2部分の模範図である。 電磁石極を含む第1部分と永久磁石極を含む第2部分の概略図である。 図4aは、運動方向の横手方向に互いに整列して配置される、第1部分の極と第2部分の極の概略図である。図4bは、運動方向において、第1部品の2つの極の間の途中に配置される第2部品の極の概略図である。図4cは、運動方向において、第1部品の2つの極と対称に配置される第2部品の2つの極の概略図である。図4dは、運動方向において、第2部品の2つの極の間の途中に配置される第1部品の極の概略図である。 複数の部分と永久磁石極とを含む整流子を有する、直線型電動機器の概略図である。 複数の部分と電磁石とを含む整流子を有する、直線型電動機器の概略図である。 各々が複数の部分を含む回転子及び整流子を有する、電動回転機器の概略図である。 図7aは、ゼロ度の位置での電動回転機器の概略図である。図7bは、18度の位置での回転機器の概略図である。図7cは、36度の位置での回転機器の概略図である。図7dは、54度の位置での回転機器の概略図である。 電動機器用のスイッチコントローラの概略的ブロック図である。 低周波数で動作するスイッチコントローラにより駆動される電動モータのタイミング図である。 高周波数で動作するスイッチコントローラにより駆動される電動モータのタイミング図である。 電動モータ用のHブリッジコントローラの概略的ブロック図である。 HブリッジコントローラのHブリッジ回路のブロック図である。 低周波数でHブリッジコントローラにより駆動される電動モータのタイミング図である。 高周波数でHブリッジコントローラにより駆動される電動モータのタイミング図である。 半ブリッジコントローラのブロック図である。 半ブリッジコントローラの半ブリッジ回路のブロック図である。 低周波数で動作する半ブリッジコントローラにより制御される電動モータのタイミング図である。 高周波数で動作する半ブリッジコントローラにより制御される電動モータのタイミング図である。
本明細書に記載されるのは、磁気相互作用により電気エネルギーと機械エネルギーとを変換するために配置される2つの部品を備えた電動モータ(例えば、回転式モータ、回転式発電機、直線型モータ又は直線型発電機)である。2つの部品は、例えば、(回転機器内の)整流子及び回転子、又は、(直線型機器内の)整流子及び走行子である。各部品は、整数個の等しい長さ(回転機器では角度量、又は、直線型機器では直線量)の部分を含む。
機器構成
図1に示されるように、部分は、例えば、第1部分102及び第2部分104は、各々が、本体106、108と1つ以上の極110、112とを含む。2つの部分102、104は、動作中に、互いに対して、極110、112の横列と整列する運動方向114に移動する。極110、112内に含まれる磁石により生成される磁界のために、2つの部分102、104は、磁気的に相互作用する。磁石により、第1部分102の極面116を第2部分104の隣接する極面118に主に連結する磁界が生じる。これらの磁界により磁力が生じるので、電動モータでは、部分102、104が、運動方向114に移動する。発電機では、極、例えば、第2部分104の極112の周りに巻かれるコイル内に、これらの磁界の動きにより電流が生成されるので、部分102、104が互いに対して運動方向114に移動する際に、電気が生成される。
各部分102、104の本体106、108は、珪素鉄、コバルト鉄、ニッケル合金、低炭素鋼、磁性ステンレス鋼等のような軟磁性材料により主に形成される。
第1部分102の極110は、軟磁性材料で形成され、図2に示されるような永久磁石202、又は、図3に示される電磁石302であり得る磁石を含む。第1部分102の各極110は、実質的に等しい第1極幅120で形成される。第1部分102の隣接する極110間で、第1部分102の磁性材料内の間隙122は、本体106及び極110の中よりも磁界を連結するのが難しい高透磁率の領域を作り出すように形成される。各間隙122は、極面116の面上のいずれの永久磁石も除いた、極面116と本体106との間の間隙124を有する(間隙深さ124は、「極の高さ」としても知られている)。各間隙122は、その上、間隙幅126が、極幅120に実質的に等しい。間隙126は、回転機器では角度幅である。
機器内の空気摩擦(「風損」)を低減するために、間隙122及び/又は128内に、アルミニウム、銅、プラスチック等のような非磁性材料を挿入することができる。
第2部分104の各極112は、第2部分104内で隣接する極118から、高さ130と幅132とを同様に有する間隙128により分離される。それは、対応して、第1部分102の間隙122、間隙高さ124及び間隙幅126と同じである。
第2部分104の極112は、極幅134が、第1部分102の極幅120と同じであり、間隙幅132に実質的に等しい。第2部分の各極122は、軟磁性材料で形成され、図2に示されるような電磁石204、又は、図3に示されるような永久磁石304であり得る磁石を含む。各電磁石204は、銅線等の磁気配線のコイルを含む。
各部分102、104は、長さLが等しい(回転機器では角度量であり得る)が、図1、2及び3に示されるように、極110,114の数が等しくない。一方の部分には、第1数の極があり(例えば、第1部分102には、3つの極110があり)、他方の部分には、第2数の極がある(例えば、第2部分には、2つの極112がある)。第2数の極は、第1数の極と1だけ異なる(即ち、第2数は、第1数よりも大きく又は小さくなり得る)。言い換えると、一方の部分は、極数nを有し、他方の部分は、極数n+1を有する。2つの部分の間のこの極数比、n:n+1により、磁気干渉力を、特に、脈動トルク等の、回転機器の動きとは反対の運動方向114に作用する磁気干渉力を低減することができる。
極比率n:(n+1)を有することで、極110、112の磁化により運動方向114に生じる磁力は、運動方向114で互いに対して、2つの部分102、104の複数の位置で実質的に打ち消される。例えば、図4aに示されるような、電動機器の第1部品104の極110と第2部品404の直接隣接する極112の直接的な整列では、2つの極110、112間の磁力は、運動方向114にいずれの成分も含まない。同様に、図4bに示されるような、運動方向114において第1部品402の2つの極110の間の途中に配置される第2部品404の極112では、極110、112の間の磁力が運動方向114において釣り合うので、この配置では、極110、112の間で運動方向114に作用する正味の力がゼロである。同様に、図4cに示されるような、第2部品404の極112の対と対称に配置される第1部品402の極110の対では、極110、112の間の力がこの位置において実質的に釣り合うので、運動方向114の力はない。同様に、図4dに示されるような、運動方向114において第2部品404の2つの極112の間の途中に配置される第1部品402の極110では、運動方向114の力は釣り合う。極110、112が、電動機器の各部品402、404内の等しい長さの整数個の部分102、104の中に配置されることで、2つの部品402、404が運動方向114で互いに対して移動する際に、極110、112は、(図4a、4b、4c及び4dに示されるような)運動方向114においてゼロ力の位置に、複数の位置/時間点で配置されることになる。この配置により、運動方向114の磁気相互作用力を実質的に低減することができる。
nの値が高くなれば、磁気干渉力の打ち消しが起こる位置の数は多くなる。打ち消しが存在する点の間の位置では、運動方向114のその結果得られる力は、ゼロではないが、大きなn値に対して、例えば、3よりも大きなnに対して、又は、実施し得る程度の大きさのnに対して大きくはない。一般に、n及び(n+1)を有する部分の協働する対は、部分長L当たり、2×n×(n+1)の位置を有することになり、その結果得られる運動方向114の力は、実質的にゼロである。2n(n+1)の高い値により、運動方向の磁気干渉力は、大きく低減される。
例えば、図5に示される直線型電動機器500は、直線型整流子502の形の第1部品と、走行子504の形の第2部品とを含む。直線型整流子502は、各々が複数の整流子極508と本体510とを有する、複数の直線型整流子部分506を含む。各整流子極508は、各極面で永久磁石511を含む。整流子極508は、極508自体と等しい幅(即ち、極幅と等しい間隙幅)の極508間の間隙で、等しく離間される。走行子504は、電磁石を含む走行子極512と、本体514とを含む。走行子504は、各々が2つの極512を含んで同じ本体514を共有する、2つの走行子部分516を含む。
直線型電動機器500では、走行子504が、1つの走行子部分516の長さを有し、前記走行子部分は、2つの走行子極512を含む。直線型整流子502は、複数の直線型整流子部分506を含み、前記直線型整流子部分の各々は、長さが走行子部分516と同じであり、3つの整流子極508を含む。このように、走行子部分516は、nの極数を有し、直線型整流子部分506は、n+1の極数を有する。
直線型電動機器500内の直線型整流子502は、運動方向114に垂直な、且つ、部品の深さを通り抜ける(例えば、頂部と底部との間の、又は、2つの対向する側面の間の)磁力を打ち消すように、走行子504の対向側に配置される。各部品の深さは、図5の頁に示される大きさに沿った深さである。直線型整流子502及び走行子504である機器の2つの部品は、運動方向114に垂直な方向に対称であり、これにより、運動方向114に対して垂直に作用する磁気干渉力を実質的に低減することができる。例えば、一方の側面のみ、例えば、直線整流子502の一方の側面502Aを形成する直線型整流子部分506と、走行子504の同じ対応する側面504Aを形成する走行子部分516が、共に動作している場合、部品502A、504Aの間で運動方向114に対して垂直に作用する磁力は、運動方向114に垂直な大きな力を受けることになり、前記力は、機械的手段、例えば、誘導レールを用いて相殺される必要がある。相互作用する極の組みの各対に対称的な鏡面像を与えることにより、運動方向114に垂直な磁気干渉力は、実質的に低減される。これらの力を低減することにより、電動機器の動作は、より滑らかになり、より効率的になり得る。
図5Aに示されるような直線型電動機器500Aは、直線型整流子552の形の第1部品と、各極面で永久磁石511を備えた走行子554の形の第2部品とを含む。直線型電動機器500Aの配置は、直線型整流子552が永久磁石を備えた極を含み、走行子554が電磁石511を備えた極を含むことを除いて、上述の直線型電動機器500の配置に対応する。直線型電動機器500Aの動作は、対応して、直線型電動機器500の動作と同じである。
動作(即ち、随時動作期)中の電動機器の能率を最適にするために、永久磁石(PM)を備えた各極の高さは、PMの厚さを除いて、少なくともPMの厚さであり、好ましくは、部品の極幅の20%、10%、又は5%以内であるか、若しくは、前記極幅に実質的に等しい。これにより、極磁石と本体の軟磁性材料との間のいずれの引力も実質的に低減される。これにより、ほとんど全ての磁界線を、両部品の本体に向けてではなく、異なる部品上の隣接する極の間に向けることもできる。このように、これらの磁界線は、主に、有用な力/トルクの生成に寄与していることになる。
間隙幅126、132の値/寸法は、磁石の高さと、利用される磁石の種類(ネオジウム・鉄・硼素、サマリウムコバルト、セラミック、又はアルニコ)に依存し、他の部品の隣接する極又は次に隣接する極と相互に作用する磁石の末端での磁気外縁部場を実質的に低減する。間隙幅126、132の値は、各々の極の周りの電磁コイル巻線のための十分な空間を与えるように、極の高さ(又は、間隙深さ)と組み合わせて選択される。例えば、各部品の極は、各部品上の極の極幅の約20%、10%、又は5%以内であるか、若しくは、前記極幅に実質的に等しい極間の間隙で、各部品上で実質的に等しく離間され得る。
電動機器は、図6に示されるような、回転式整流子602と回転子604とを含む電動回転機器600であり得る。回転式整流子602は、軟磁性材料の本体606と、隣接する整流子極608の間の等しい間隙609で回転式整流子602の周りに等しく離間した複数の整流子極608とを含む。整流子間隙609は、角度幅が、整流子極608に実質的に等しい。各整流子極608は、極608の周りの巻線により形成される電磁石の形態の磁石を含む。回転子604は、本体610と、回転子極612に実質的に等しい角度幅の回転子間隙614により回転子604の周りに等しく離間した複数の回転子極612とを含む。各回転子極612は、極面上に、永久磁石の形態の磁石を含み、電動回転機器600内で機械エネルギーと電気エネルギーとの間の変換を与える極608、612間の磁気相互作用のために、整流子極608と向き合う。回転子604は、回転子604の中心の軸616の周りで、運動方向114に回転する。回転式整流子602は、各々がn個の整流子極608を有する複数の整流子部分を含み、整流子部分は、角度量が、(n+1)個の回転子極612を含む対応する回転子部分と等しい。回転子電動機器600は、回転式整流子602及び回転子604の各々の中に少なくとも2つの部分を有するように配置されており、一般に、運動方向114に垂直な、且つ、回転子604及び整流子602の深さを通り抜ける線に沿って対称であり、半径方向(即ち、運動軸616の輻状方向)の磁気干渉力を実質的に打ち消すことができ、それは、直線型電動機器500を参照しつつ上に記載された横手方向の磁気干渉力の打ち消しと等価である。回転子604及び整流子602の深さは、機器の、その回転軸に沿った深さである。
電動回転機器600では、n=4であり、回転子604は、その5つの極612の各々に取り付けられた永久磁石を備えた一方の部分と、同様に5つの極612を備えた直径方向に対向する部分とで構成される。回転式整流子602は、その4つの極608の各々の上に(コイルから形成される)電磁石を備えた一方の部分と、同様に4つの極608を備えた直径方向に対向する部分とで構成される。回転子部分が向き合う角度は、180度である。整流子部分が向き合う角度は、同様に、180度である。各部品の直径方向に対向する部分が、図6の点線618の反対側に示される。
電動機器600は、全ての回転極612が極面を有し、極性が交互に変わる、即ち、図7aに示されるように北/南/北/南/等である、磁石で構成され得る。
電動機器600を回転式モータとして利用して、回転子極612上の永久磁石と整流子極608上の電磁石との間の磁気相互作用により、電気エネルギーを機械エネルギーに変換する(つまり、回転子604が回転する)ことができる。電源からの電流は、電磁石のコイル(巻線)に通され、それにより、回転子604の永久磁石極に力を与える磁界が生成される。各整流子極608の磁界は、電磁石内の電流により、強度と方向の両方で制御される。
電気的コントローラ
モータとして構成される電動機器では、電動機器は、モータに電流を供給する電気的コントローラを含み、駆動モータと呼ばれるモータを制御する切替装置(又は、「切替方式」)を有し得る。駆動モータは、その整流子極の上に電磁石を備えた回転式電動モータ、その回転子極の上に電磁石を備えた回転式電動モータ、又は、その整流子極又は走行子極の上に電磁石を備えた直線型電動モータであり得る。駆動モータは、n個の回転子/走行子極、又はn個の整流子極を有し得る。例えば、駆動モータは、回転機器600の形態のものであり得る。
電気的コントローラは、電動機器のコイルへの電流の供給を制御するように構成され、それにより、駆動モータの好ましい動きとは反対の磁界は、実質的に防止されるか、又は、少なくとも最小限にされる。例えば、図10、14及び18を参照しつつ以下に記載される駆動モータの高周波動作でさえも、その結果得られる生成された磁化が一般的に、好ましいモータの向きに駆動モータが動くのに有利である(即ち、対応する)場合のみに、電気的コントローラは、駆動モータの電磁石のコイルに電力を実質的に与える。このように、各コイルは、駆動モータの好ましい動きとは一般に反対の(他方の部品の極に関連する)磁気干渉力を生成する、いずれかの実質的な磁界を生成するようには駆動されない。
電気的コントローラは、周期Teで周期的に、各コイルに電流を与える回路を含む。以後に記載される例示のタイミング配置(即ち、時間領域配置)では、駆動電流は、各周期Teで繰り返される。タイミング配置(例えば、図9、10、13、14、17及び18内で)は、四分周期、即ち、Te/4を参照して記載され得る。各周期の開始は、「点A」と呼ばれ、第1四分周期の終端は、「点B」と呼ばれ、半周期の終端は、「点C」と呼ばれ、第3四分周期の終端は、「点D」と呼ばれ、周期の終端(これは、次の周期の開始に対応する)は、「点E」と呼ばれる。回転式駆動モータでは、これらの点は、(固定整流子に対する)回転子の角度変位に対応する(逆も又同様である)。様々な機器では、モータの四分電気的周期運動に対応するこれらの角度変位点は、nの異なる値に対して、値が異なる。
回転機器600の形態の例示の駆動モータでは、電磁石の各コイル内の電流は、各電磁石に対して、回転子604の角度位置に基づいてタイミング配置を有する例示の電気的コントローラにより制御される。例示の回転機器600の四分周期点は、以下である:(A)図7aに示されるように、第1回転子極612Aが第1整流子極608Aと真っ直ぐに整列される、電気的周期Teの開始でのゼロ度の第1角度位置(「点A」と呼ばれる)、(B)図7bに示されるように、第1回転子極612Aが第1整流子極608Aから運動方向において18度の角度だけ回転された、Teの1/4での18度の位置(「点B」と呼ばれる)、(C)図7cに示されるように、第1回転子極612Aが第1整流子極608Aから36度の角度へ回転された、Teの1/2での36度の位置(「点Cと呼ばれる」)、(D)図7dに示されるように、第1回転子極612Aが第1整流子極608Aから54度の角度へ回転された、Teの3/4での54度の位置(「点Dと呼ばれる」)。点Dから更に18度の角度だけ回転することにより、回転子604は、ゼロ度の点(即ち、図7aに示される点A、「点E」とも呼ばれる)へ再び移動し、第3回転子極612Cが、第1整流子極608Aと真っ直ぐに整列するように移動し、それにより、サイクルを繰り返す(第3回転子極612Cは、磁気極性が第1回転子極612Aと同じである)。この実施例で与えられる特定の角度は、回転機器600での2つの部品の互いに対する四分部分移動に関する。
駆動モータは、回転子が一回転を通して回転するのにかかる時間を指す機械的周期Tmを有する。機械的周期Tmと電気的周期Teとの間の関係は、異なる例示の駆動モータに対して、特に、n及びn+1の異なる値に対して異なる。例えば、回転機器600の形態の駆動モータでは、(n+1)=5であり、電気的周期(Te)は、機械的周期(Tm)の1/5である。
図8に示されるような、例示の電気的スイッチコントローラ800では、各電磁石は、スイッチにより駆動される。交流電流対直流電流(AC/DC)コンバータ又はバッテリーバンク等の直流電流(DC)電源802は、電力エレクトロニクススイッチ810、810を利用して、駆動モータ(例えば、例示の機器600)内の電磁石のモータコイル812、812(「Mコイル」又は「MC」とも呼ばれる)にDC電流を供給する。直流電流対直流電流(DC/DC)コンバータ804は、DC電力源802からのDC電力を、位置センサ806及びコントローラ回路808を動作させるのに適切なDC電圧に変換する。位置センサ806は、整流子502、602に対する走行子504又は回転子604の位置を定め、コントローラ回路808のための位置信号を生成する。コントローラ回路808は、位置信号に基づいて前記位置信号と同期され、正確に選択された時間で、スイッチ810、810を同時に切り替える(オン/オフにする)。各スイッチは、実質的に導通している場合にオン状態にあり、実質的に導通していない場合にオフ状態にある。コントローラ回路808は、入力コントローラ、又は、事前に設定された若しくは事前に選択された速度値に基づいて、走行子504又は回転子604の速度(即ち、モータの速度)も制御する。
機器内で直径方向に対向している整合コイル812及び812の対並びにそれらの各々のスイッチ810、810は、同期電流が、運動方向に垂直な(又は、「横手方向の」)潜在的な磁気干渉力を含む反対の磁力を差し引き、実質的に打ち消す(又は、少なくとも低減する)ように制御される。一般に、運動方向に対して横手方向の又は垂直な磁気干渉力を低減する又は実質的に打ち消すことにより、モータ軸受等からの望まれない摩擦を低減することができ、従って、モータの効率及び寿命が増す。
低周波数で動作するスイッチコントローラ800により駆動される例示の駆動モータの各コイルに対する電気入力波形及び機械出力波形は、図9に示されるように関連している。図9(a)は、コイル電流を有することが、点Aと点Cとの間での効率的な動きに有利である時を示す。図7a及び図7bに示されるような例示の機器606では、第1整流子極608Aと第1回転子極612Aが点Aで整列し、点Bに約Te/4だけ回転するまで、前記第1整流子極の磁化が前記第1回転子極と同じ磁気極性を有するように、コイル電流の方向が制御される。このように、第1整流子極608Aは、第1回転子極612Aに反撥し、第1回転子極612Aとは反対の磁気極性を有する第2回転子極612Bを引きつける。図9(b)は、スイッチ810が(従って、同期したスイッチ810も)、点Aと点Bとの間でオン状態であることを示す。スイッチ810を(従って、同期したスイッチ810も)オフにすることにより、図9(a)に示されるように、コイル電流を有することが不利になる際に、コイル電流は、降下時間tfのために減衰し、点Cでゼロに達することができる。図9(c)は、電流上昇時間(tr)と下降時間(tf)とを含むコイル電流波形を示す。tr及びtfは、コイルインダクタンスの、そのDC抵抗に対する比であるコイルの時定数に依存している。低周波数動作では、上昇時間及び下降時間は、周期Teの実質的な部分ではない。図9(d)は、供給電圧(Vdc)、切替状態(Ss)及びコイル電流(I)の積、又は、Pe=Vdc×Ss×Iである電気入力(Pe)の瞬時電力を示す。図9(e)は、コイル電流のために現れたトルクの波形を示す。最大トルクは、点Bである。図9(f)は、トルク(Tq)と回転子の角速度(ω)との積、又は、Pm=Tq×ωである機械出力(Pm)の瞬時電力を示す。
各コイルが高周波数で動作するスイッチコントローラ800により駆動される際の、例示の駆動モータの各コイルに対する電気入力波形及び機械出力波形は、図10に示されるように関連している。図10(a)及び図10(b)に示されるような、コイル電流及び制御されたスイッチ状態に有利な時間は、低周波数動作の場合と実質的に同じであるが、高周波数では、Teは、更に短く、従って、電流上昇時間(tr)及び降下時間(tf)は、図10(c)に示されるように、Teの1/2まで占める。スイッチコントローラ800が図9の波形の場合よりも高い周波数で動作しているので、図10の波形は、コイル電流の最大値及び最小値が上昇時間(tr)及び下降時間(tf)により限定されることを示す。図10(d)は、三角形を有してTeの約1/4を占める、電気入力(Pe)の瞬時電力を示す。図10(e)は、コイル電流のために現れるトルクの波形を示す。トルクは、点Bで最大である。図10(f)は、Teの約1/2を占める機械出力(Pm)の瞬時電力を示す。
図10(c)に示されるように、高い動作周波数では、インダクタンス及び抵抗を含む駆動モータの設定された特性により限定される割合で上昇するコイル電流は、周期Teの少なくとも四分期の後にのみ、その最小値からその最大値へ増加し、同様に、周期Teの少なくとも第2四分期後にのみ、その最大値からその最小値へ減少する。その時間の後、図10(a)に示されるように、コイル電流が「有利に」存在する期間は通り過ぎる:従って、オン状態にあるスイッチの継続時間は、実質的に周期の四分期であるように選択され、周期Teの第2四分期での「不利な」電流の時間が開始される前に、コイル電流がまだ可能な限り長くにわたりオンに保たれている間に、コイル電流を、その最小値(即ち、図10(c)では、ゼロ)に低くすることができる。このように、コイルに対応する極は、駆動モータの好ましい動きとは反対の力、「磁気干渉力」の形態を生成するいずれの大きな磁界も生成しないことになる。
例示の電気的Hブリッジコントローラ1100では、各コイルMC1、MC1、...、MCn、MCnは、図11に示されるHブリッジ回路1200、1200により駆動される。4つのスイッチ1202(S1、S2、S3及びS4)を含むHブリッジ回路1200により、(+Vdcを供給する)単極DC源802からの電流は、図12に示されるように、両方向でコイルを通過することができる。
Hブリッジコントローラ1100により駆動され、低周波数で動作する例示の駆動モータの各コイルに対する電気入力波形及び機械出力波形は、図13に示されるように関連している。図13(a)は、Teの第1半期中に正であり、Teの第2半期中に負(又は逆)である、理想的なコイル電流の波形を示す。図13(b)は、4つのスイッチ状態の波形を示す。S1及びS4は、正の電流がコイルを通過するのを可能にするスイッチの対を形成する(S1及びS4は、点Aでオンにされ、次に、S1は、点Bでオフにされ、S4は、点Cでオフにされる)。S3及びS2は、負の電流がコイルを通過するのを可能にするスイッチの対を形成する(S3及びS2は、点Cでオンにされ、次に、S3は、点Dでオフにされ、S2は、点Eでオフにされる)。図13(c)は、電流が、一般に点Aと点Cとの間で正であり、点Cと点Eとの間で負である、コイル電流波形を示す。図13(d)は、電気入力(Pe)の瞬時電力を示し、電力は、点A〜点Bで及び点C〜点Dで電源から引かれる。図13(e)は、コイル電流のために現れるトルクの波形を示す。最大トルクは、点Bと点Dにある。図13(f)は、機械出力(Pm)の瞬時電力を示す。
Hブリッジコントローラ1100を備え、高周波数で動作する例示の駆動モータの各コイルに対する電気入力波形及び機械出力波形は、図14に示されるように関連している。Teに対する、図14(a)に示されるような理想的なコイル電流のタイミングと、図14(b)に示されるような切替タイミングは、低周波数動作の場合と同じであるが、コイル電流は、図14(c)に示されるように、点Aと点Cとの間でのみ正であり、点Cと点Eとの間でのみ負である。
Hブリッジコントローラ1100が、図13での波形の場合よりも高い周波数で動作しているので、図14での波形は、コイル電流の最大値及び最小値が上昇時間(tr)と下降時間(tf)により限定されることを示す。各Hブリッジ回路1200をオンにする(即ち、電流を流す)好ましい時間は、このように、最大動作周波数で約1/4Teである。図14(d)は、電気入力(Pe)の瞬時電力を示し、電力は、点A〜点Bで及び点C〜点Dで電源から引かれる。図14(e)は、コイル電流のために現れるトルクの波形を示す。最大トルクは、点B及び点Dにある。図14(f)は、機械出力(Pm)の瞬時電力を示す。
例示の電動半ブリッジコントローラ1500では、各コイルMC1、MC1、...、MCn、MCnは、図15に示されるように、半ブリッジ回路1600、1600により駆動される。2つのスイッチ1602(S1及びS2)を含む半ブリッジ回路1600により、(+Vdcと−Vdcの両方を供給する)双極DC源802から電流は、図16に示されるように、各々のコイルを両方向で通過する。各コイルMC1、MC1、...、MCn、MCnは、その各々の半ブリッジ1600、1600と電気的接地との間に接続される。
半ブリッジコントローラ1600により駆動され、低周波数で動作する例示の駆動モータの各コイルに対する電気入力波形及び機械出力波形は、図17に示されるように、関連している。図17(a)は、Teの第1半期中に正であり、Teの第2半期中に負(又は、逆)である、理想的なコイル電流の波形を示す。図17(b)は、2ついの切替状態の波形を示す。スイッチS1により、正の電流がコイルを通過することができる(S1は、点Aでオンにされ、次に、点Bでオフにされる)。スイッチS2により、負の電流がコイルを通過することができる(S2は、点Cでオンにされ、次に、点Dでオフにされる)。各スイッチは、各周期の1/4にわたりオンである。図17(c)は、電流が点A〜点Cで正であり、点C〜点Fで負である、コイル電流波形を示す。図17(d)は、点A〜点Bで及び点C〜点Dで電力が電源から引かれる、電気入力(Pe)の瞬時電力を示す。図17(e)は、コイル電流のために現れるトルクの波形を示す。最大トルクは、点B及び点Dにある。図17(f)は、機械出力(Pm)の瞬時電力を示す。
半ブリッジコントローラ1600により駆動され、高周波数で動作する例示の駆動モータの各コイルに対する電気入力波形及び機械入力波形は、図18に示されるように、関連している。理想的な電流及び切替タイミングは、図18(a)及び図18(b)に示されるように、Teに対して低周波数動作の場合と同じである。図18(c)は、電流が、点A〜点Cで正であり、点C〜点Eで負である、コイル電流波形を示す。半ブリッジコントローラ1600が、図17の波形の場合よりも高い周波数で動作しているので、図18の波形は、コイル電流の最大値及び最小値が上昇時間(tr)及び下降時間(tf)により限定されることを示す。最大周波数でのモータの動作では、各スイッチS1、S2をオンにする好ましい時間は、このように、図18に示されるように約1/4Teである。図18(d)は、点A〜点Bで及び点C〜点Dで電力が電源から引かれる、電気入力(Pe)の瞬時電力を示す。図18(e)は、コイル電流のために現れるトルクの波形を示す。最大トルクは、点B及び点Dにある。図18(f)は、機械出力(Pm)の瞬時電力を示す。
好ましくは、コントローラ回路を含むコントローラ(スイッチコントローラ800、Hブリッジコントローラ1100、又は半ブリッジ1500等)は、各コイルに対してスイッチ(単一スイッチ、Hブリッジスイッチ又は半ブリッジスイッチ)を含むことにより、且つ、電源(直流DC源等)からコイルへ並列に電流を与えることにより、各コイル内へ個別に電流を与える(又は、「注入する」)ように構成される。直列ではなく並列にコイルに電力を供給することにより、1つのコイルのみの電気抵抗がDC源の電圧を被る(直列のコイルに対する複数のコイルの電気抵抗ではない)ので、各コイル内の電流の流れが、より大きくなる。コイル内の電流が、(コイル導線の性能限界内で)より高ければ、電動機器内の電磁力は、より高くなる。
電動機器は、機械部品が共有された複数の個別の電動機器と等価な複数の移動性の磁気部品を含む複数部品の機器であり得る。例えば、複数部品の機器は、各々の部品上の極数が同じであって共通の駆動軸を共有する、第1電動機器及び第2電動機器を含んでもよい。第1電動機器の極は、好ましくは、磁気干渉力を更に低減するように、第2電動機器の極の中心から外して置かれる。例えば、中心を外して置かれた極を有する同軸の回転子を有することで、個別の機器のうちの1つの力がゼロではない位置で、磁気干渉力を打ち消すことにより、脈動トルク等の磁気干渉力を低減することができる。
電動機器は、様々な用途及びシステムに利用することができる。電動機器は、拡大縮小可能である、即ち、様々な寸法及び電力規格に作製され得る。回転式モータとして、前記電動機器は、様々な機器、電動工具、電気自動車等の中に組み込むことができる。回転式電動発電機として、前記電動機器は、風力発電機、水力発電機、ハイブリッドカー等に利用することができる。直線型電動モータとして、前記電動機器は、例えば、電磁式鉄道及び磁気式列車に利用することができる。
実施例
コンピュータで模擬試験された試作では、電動機器は、n=4である(図5Aに示されるような、n=2である機器と同じである)直線型機器の形である。例示の機器は、部分当たり5つの極を有する整流子を含む(複数の整流子部分がある)。整流子の極幅は、35mmであり、整流子の極間隙は、35mmであり、整流子の間隙深さは、35mmである。整流子本体は、珪素鋼の軟磁性材料を含む。直線型機器は、部分当たり4つの極を有する走行子を含む(2つの走行子部分が対称にある)。走行子の極幅は、44mmであり、走行子の間隙幅は、44mmであり、走行子の間隙深さは、44mmである。走行子の磁性材料は、低炭素鋼である。走行子は、ネオジウム鉄硼素から作製される、幅が35mm、厚さが10mmの永久磁石(PMs)を含む。整流子は、コイル当たり100巻きの銅線のコイルを含む。5mmの空隙は、整流子極面と走行子極面とを分離する。機器の深さ、即ち、部品の深さは、運動方向を通過し、図5Aの頁では、従って、整流子、走行子及びPMの深さであるが、100mmである。
模擬試験された試作機器のシミュレーションでは、運動方向のゼロではない磁気干渉力のピーク値は、約26Nであった。電気入力ピーク電流は、コイル当たり約50Aである。運動方向に作り出される力のピーク値は、エネルギーを帯びたコイル当たり約510Nであった。
解釈
多くの変更は、本発明の範囲を逸脱することなく、当業者に明らかである。
本明細書内の、あらゆる先行文献(又は、その文献から導出される情報)、又は、周知のいずれの印刷物の参照は、その従来技術の文献(又は、その文献から導出される情報)又は周知の出版物が、本明細書が関連する試みの範囲内で共通の一般的知識の一部分を成しているという、容認又は承認又は示唆のいずれの形態でもなく、そのように解釈されるべきではない。

Claims (20)

  1. 第1数の相互に離間した極を備えた第1部分を含む整流子又は回転子/走行子である第1部品と、
    前記第1部分の極との磁気相互作用により電気エネルギーと機械エネルギーとを変換するために配置された第2数の相互に離間した極を備えた、前記第1部分と実質的に同じ長さの第2部分を含む回転子/走行子又は整流子である第2部品と、
    前記第1部品又は前記第2部品内の永久磁石と
    を含む電動機器であって、
    前記第2数が、運動方向の磁気干渉力を実質的に低減するように、1つだけ前記第1数と異なり、
    各部品の極の間の間隙の間隙深さが、各部品の本体と他の部品の極との間の磁気相互作用を実質的に減衰させるのに十分に深いことにより、前記第1部品と前記第2部品との間の磁気干渉力が低減され、
    各部品が、運動方向に対して垂直に作用する磁力を実質的に打ち消すように、前記第1部品と前記第2部品との間の運動方向に対して横手の、且つ、部品の深さを通り抜ける方向に対称である、電動機器。
  2. 前記永久磁石を備えた前記部品の前記間隙深さが、いずれの永久磁石(PM)の厚さも除いて、前記PMの厚さに少なくとも等しい、請求項1に記載の電動機器。
  3. 前記永久磁石を備えた前記部品の前記間隙深さが、いずれのPMの厚さも除いて、前記部品の前記極幅にほぼ等しい、請求項2に記載の電動機器。
  4. 前記第1部品の前記極及び前記第2部品の前記極が、前記極の間の前記間隙で、各部品上で実質的に等しく離間する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動機器。
  5. 前記極の間の前記間隙が、各部品上の前記極の極幅に実質的に等しい、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動機器。
  6. 前記第1部分の前記極が電気コイルを含み、前記第2部品の前記極が前記電磁石を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電動機器。
  7. 前記第1部品の前記極が前記永久磁石を含み、前記第2部品の前記極が電気コイルを含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電動機器。
  8. 前記永久磁石の極面が、隣接する極で交互に変わる、請求項6又は7に記載の電動機器。
  9. 前記機器が、電気的周期を有するコントローラにより駆動されるモータであり、各コイルが、前記電気的周期の第1半期中に、単一のスイッチを介して、前記コントローラから電力を受け取る、請求項6〜8のいずれか1項に記載の電動機器。
  10. 前記機器が、電気的周期を有するコントローラにより駆動されるモータであり、各コイルが、前記電気的周期の第1半期中に、前記コントローラから正の電力を受け取り、前記電気的周期の第2半期中に、負の電力を受け取る、請求項6〜8のいずれか1項に記載の電動機器。
  11. 各コイルが、Hブリッジ構成では4つのスイッチを介して前記電力を受け取る、請求項10に記載の電動機器。
  12. 各コイルが、半ブリッジ構成では2つのスイッチを介して前記電力を受け取る、請求項10に記載の電動機器。
  13. 各コイルが、前記電気的周期の約四分期にわたり前記電力を受け取る、請求項6〜12のいずれか1項に記載の電動機器。
  14. 前記機器が、回転子又は走行子を介して動力入力を受け取る発電機であり、各コイルの端子が電力出力を与える、請求項6〜8のいずれか1項に記載の電動機器。
  15. 前記コイルの第1組みが、電力を受け取り、前記コイルの第2組みが、電力出力を与える、請求項6〜8のいずれか1項に記載の電動機器。
  16. 前記機器が直線型機器であり、各部分の度量が距離である、請求項1〜15のいずれか1項に記載の電動機器。
  17. 前記機器が回転機器であり、各部分の度量が角度である、請求項1〜15のいずれか1項に記載の電動機器。
  18. 前記第1部分が、前記回転機器の前記第1部品の第1半部分を形成し、前記第2部分が、前記回転機器の前記第2部品の第1半部分を形成する、請求項17に記載の電動機器。
  19. 請求項17又は18のうちの1項に記載の第1電動機器と、
    請求項17又は18のうちの1項に記載の第2電動機器と
    を含む電動機器であって、
    前記第1電動機器及び前記第2電動機器が、それらの各々の部品上に同数の極を有し、共通の駆動軸を共有し、
    前記第1電動機器の前記極が、磁気干渉力を低減するように、前記第2電動機器の前記極の中心から外して置かれる、電動機器。
  20. 先行する請求項のいずれか1項に記載の電動機器を含む、電力システム。
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