JP2012503136A - 風力発電機のピッチ制御装置及びシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、風力発電機のピッチ制御装置及びそのシステムを提供する。
【解決手段】本発明によるピッチ制御装置は、風力発電システムの動作による発電機測定信号と発電機基準信号との差に基づいて誤差信号を算出する発電機比較部と、誤差信号を用いて基準ピッチ値を算出する基準ピッチ値算出部と、風力発電システムの誤差値を用いて補償ピッチ値を算出する補償ピッチ値算出部と、基準ピッチ値、補償ピッチ値を用いてピッチ値を算出するピッチ値算出部と、を含み、誤差値は、風力発電システムの電力変換部に含まれた直流キャパシタの誤差電圧値、風力発電システムの系統連係点の誤差電圧値、風力発電システムの回転子の誤差速度値、風力発電システムの系統連係点の誤差周波数値のうちのいずれか1つであることを特徴とする。

Description

本発明は、風力発電機のピッチ制御装置及びシステムに関し、より詳細には、系統低電圧発生時に補償ピッチ値を生成して風力発電機のピッチ値を制御する風力発電機のピッチ制御装置及びシステムに関する。
風力発電は、どこにでも散在している無公害、無制限の風を用いるため、環境に影響を及ぼすことがほとんどなく、国土を効率的に用いることができる。
また、風力発電は、大規模発電団地の場合には、発電単価も既存発電方式と競争可能な水準の新エネルギー発電技術である。
最近、エネルギー費用が上昇するにつれて、風力発電のように需用家地域に分散設置される分散電源の市場拡大が加速化しつつある。分散電源の場合、発電システムを効率的に運営するために分散電源をそれぞれ制御することが非常に重要である。
従来、風力発電システムに適用する電圧制御方法は、無効電力補償装置(capacitor bank)を用いた力率制御(Qref)に基づいている。
風力発電システムは、既存の商用電力系統に連係して電力を供給するが、この場合、系統連係の安定性及び効率性を実現することが非常に重要である。
しかし、従来の風力発電システムは、電力事故のとき、商用系統に連係して運転されていた、特に分散型電源を用いる発電機が同時に遮断されるが、この場合、系統の電圧や周波数の変動をもたらして電力系の安定度に深刻な問題をもたらす。
また、従来の風力発電システムの方法を用いると大容量の風力発電により系統安定化に好ましくない状況をもたらすことがあり、近年強化している分散電源を用いた発電システムの商用系統連係条件を保障し難くなる問題点があった。
本発明によるピッチ制御装置10、補償ピッチ値算出部40及び風力発電システムの関係を示す図面である。 本発明の一実施例によるピッチ制御装置10を示す構成図である。 本発明の一実施例による補償ピッチ値算出部40の構成図である。 本発明の他の実施例による補償ピッチ値算出部40の構成図である。 本発明の他の実施例による補償ピッチ値算出部40の構成図である。 本発明の一実施例による補償ピッチ値生成方法を示す流れ図である。 本発明の他の実施例による補償ピッチ値生成方法を示す流れ図である。 本発明の他の実施例による補償ピッチ値生成方法を示す流れ図である。 本発明の他の実施例によるピッチ制御装置10、補償ピッチ値算出装置50及び風力発電システムの関係を示す図面である。 本発明の他の実施例による風力発電システムの構成図である。 本発明の他の実施例によるピッチ制御システムを示す構成図である。 本発明の他の実施例による補償ピッチ値算出装置50のブロック図である。 本発明の他の実施例による補償ピッチ値算出装置50の構成図である。 本発明の他の実施例による補償ピッチ値算出装置50の補償ピッチ値の算出方法を説明するための流れ図である。
以下、本発明の実施例を添付した図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本発明によるピッチ制御装置10、補償ピッチ値算出部40及び風力発電システムの関係を示す図面である。
風力発電システムは、通常ピッチ値を制御するピッチ制御装置10を備えている。ここで、ピッチ制御装置10は、風力発電機の駆動速度、出力などの変動を感知し、変動量に応じてピッチ値を制御する。
本発明による補償ピッチ値算出部40は、風力発電機の誤差値に相応する補償ピッチ値を生成してピッチ制御装置10に伝達することにより、風力発電機のピッチ値を制御することができる。ここで、誤差値とは、基準値と測定値との差であって、系統連係点4の電圧、または、周波数、発電機1の回転子速度、直流キャパシタ3の電圧などの変動により生成される。
図1を参照すると、風力発電システムは、発電機1と、発電機1に接続され、発電機1で生産された電力を変換する電力変換部2と、系統連係点4とを含むことができる。ここで、電力変換部2は、直流キャパシタ3を含んでもよい。
本発明の一実施例による補償ピッチ値算出部40は、風力発電システムの系統連係点4の周波数を測定し、測定周波数の変動による補償ピッチ値を算出してピッチ制御装置10に伝達することにより、風力発電システムのピッチ値を制御することができる。系統連係点4の周波数は、系統低電圧発生時に定格周波数以上に誘導されることがある。
また、本発明の他の実施例による補償ピッチ値算出部40は、風力発電システムの直流キャパシタ3の電圧を測定し、測定電圧の変動による補償ピッチ値を算出してピッチ制御装置10に伝達することにより、風力発電システムのピッチ値を制御することができる。直流キャパシタ3は、系統低電圧発生時に過電流が流入されて過電圧が発生することがある。
また、本発明の他の実施例による補償ピッチ値算出部40は、風力発電システムの系統連係点4で電圧を測定し、測定電圧の変動による補償ピッチ値を算出することにより、風力発電システムのピッチ値を制御することができる。系統連係点4の電圧は、系統低電圧発生時に定格電圧以上に誘導されることがある。
また、本発明の他の実施例による補償ピッチ値算出部40は、風力発電機の回転子速度を測定し、測定速度の変動による補償ピッチ値を算出して風力発電機のピッチ値を制御することができる。風力発電機の回転子は、系統低電圧時に速度が増加することがある。
すなわち、本発明による補償ピッチ値算出部40は、系統低電圧により発生する風力発電システムの誤差値を用いて補償ピッチ値を生成することができる。
図2は、本発明の一実施例によるピッチ制御装置10を示す構成図である。より詳細には、図2は、本発明の一実施例による補償ピッチ値算出部40を含むピッチ制御装置10を示す構成図である。ここで、本発明の実施例による補償ピッチ値算出部40は、ピッチ制御装置10内に含まれてもよく、ピッチ制御装置10に接続されている外部装置で実現されてもよい。
また、本発明によるピッチ制御装置10は、風のエネルギーから最大出力が得られるピッチ値を制御する装置である。本発明によるピッチ制御装置10を含む発電システムは、風力発電システムに適用することが好ましいが、その他にもピッチ制御を必要とする発電システムに適用することができることは、当業者にとって自明なことである。
図2を参照すると、ピッチ制御装置10は、基準ピッチ値算出部20と、基準ピッチ値算出部20に接続され、基準ピッチ値算出部20で生成された基準ピッチ値により動作するピッチサーボ部30とを含むことができる。
また、ピッチ制御装置10は、図1で説明したように、補償ピッチ値算出部40をさらに含むことができる。
以下では、ピッチ制御装置10が補償ピッチ値算出部40を含むと仮定して発明を説明する。
以下、図2に基づいてピッチ制御装置10を詳細に説明する。
基準ピッチ値算出部入力(e=Xref−X)は、基準ピッチ値算出部20に入力される誤差信号である。ここで、誤差信号は、発電機駆動速度差、発電機出力差などであって、使用者により予め設定されることができる。すなわち、Xは、発電機動作による測定信号であり、XreFは、指定された基準信号であってもよい。
発電機駆動速度は、発電機駆動軸の回転速度であってもよく、発電機の出力に比例するということは、当業者にとって自明なことである。
例えば、ピッチ制御機入力が発電機駆動速度差であると仮定すると、Xは、発電機駆動速度を測定した値であり、XreFは、使用者により予め設定された発電機速度の基準値である。そのため、発電機速度の誤差信号(e)は、発電機速度の測定値(X)と発電機速度の基準値(Xref)とを用いて算出することが可能である。
次に、基準ピッチ値算出部20は、入力された誤差信号(e=Xref−X)に相応する基準ピッチ値を算出する。ここで、基準ピッチ値算出部20は、線形制御機で構成されてもよい。線形制御機は、比例制御機、比例微分制御機、比例積分制御機または、比例積分微分制御機を含むことができる。
例えば、基準ピッチ値算出部20が比例積分制御機で構成された場合、次のような数式1により基準ピッチ値を算出することができる。
式中、Fは、比例積分制御機であると仮定する。tは、時間で、単位は、秒(second)であり、制御機の比例値が1、積分値が5、単位は、degree/rpmであり、入力値である誤差速度が5rpmである場合、時間0.2秒での出力値である基準ピッチ値は、5degreeとなる。すなわち、次のように演算されることができる。
基準ピッチ値算出部20は、誤差信号が入力されると該誤差信号に相応する値であって誤差信号を補償する値を算出するが、このように算出された値が基準ピッチ値となる。
ここで、基準ピッチ値は、予め設定された基準値(Xref)と測定値(X)との差を補償するために基準ピッチ値算出部20により算出されたピッチ値であって、ピッチサーボ部30への入力値となる。
次に、ピッチサーボ部30は、基準ピッチ値算出部20から基準ピッチ値の入力を受け、補償ピッチ値算出部40から補償ピッチ値の入力を受けてピッチ値を算出する。 ここで、ピッチ値は、フィードバック(feedback)でピッチサーボ部30へ入力される。
例えば、ピッチサーボ部30は、次の数式3によりピッチ値を算出することができる。
式中、Fは、ピッチサーボであって、1次システムであると仮定する。tは、時間(単位は、秒)であり、基準ピッチ値、補償ピッチ値及びフィードバックされたピッチ値の単位は、角度(degree)である。入力値として基準ピッチ値が2.2degree、補償ピッチ値が3degree、フィードバックされたピッチ値が4degree、システム定数が5、単位は、1/秒である場合、時間0.2秒であるときの出力値であるピッチ値は、0.92degreeとなる。すなわち、次のように演算されることができる。
図3は、本発明の一実施例による補償ピッチ値算出部40の構成図である。
図3を参照すると、補償ピッチ値算出部40は、直流キャパシタ3で測定された測定電圧と予め設定された直流キャパシタ3基準電圧とを比較して誤差電圧を算出する電圧比較部41と、補償ピッチ値を算出する補償ピッチ値算出機48とを含むことができる。
先ず、電圧比較部41は、直流キャパシタ3で測定された測定電圧(V)と直流キャパシタ3の基準電圧(Vref)とを比較して電圧差の誤差電圧(e)を算出する。
ここで、基準電圧(Vref)は、系統の安定的な運用や電力を安定的に供給するための電圧であって、測定電圧(V)に相応して運用者により予め設定されることができる。
次に、補償ピッチ値算出機48は、電圧比較部41から入力された誤差電圧(e)に相応する補償ピッチ値を算出する。すなわち、補償ピッチ値算出機48は、積分器を用いて最終的に誤差電圧値がゼロとなるようにする補償ピッチ値を算出する。
例えば、補償ピッチ値算出機48は、次のように数式5により補償ピッチ値を算出することができる。
式中、Fは、比例積分制御機であると仮定する。tは、時間であって単位は、秒(second)であり、制御機の比例値が1、積分値が5、単位は、degree/Vであり、入力値である誤差電圧が5Vである場合、時間0.2秒での出力値である補償ピッチ値は、5degreeとなる。すなわち、次のように演算されることができる。
すなわち、補償ピッチ値算出機48における入力は、誤差電圧であり、出力は、補償ピッチ値となる。ここで、補償ピッチ値は、ピッチ制御装置10のピッチサーボ部30への入力値として用いられる。また、補償ピッチ値算出機48としては、比例制御機、比例微分制御機、比例積分制御機または、比例積分微分制御機のうちのいずれか1つまたは、混用してもよく、線形制御を行う。
本発明の他の実施例による補償ピッチ値算出部40は、補償有効電力を算出する補償有効電力算出機46をさらに含むことができる。すなわち、本発明の他の実施例による補償ピッチ値算出部40は、系統連係点4で測定された測定電圧と予め設定された系統連係点の基準電圧とを比較して誤差電圧を算出する電圧比較部41と、補償有効電力値を算出する補償有効電力算出機46と、補償ピッチ値を算出する補償ピッチ値算出機48とを含むことができる。
ここで、補償有効電力算出機46は、電圧比較部41から入力された誤差電圧を用いて誤差電圧を補償する有効電力値を算出する。算出された有効電力値は、補償ピッチ値算出機48に伝達される。
例えば、補償有効電力算出機46は、次のように数式7により補償有効電力値を算出することができる。
式中、Fは、比例積分制御機であると仮定する。tは、時間であって単位は、秒(second)である。制御機比例値が1、積分値が5、単位は、Watt/Vであり、入力値である誤差電圧が0.5Vである場合、出力値である補償有効電力値は、0.55ワット(watt)となる。すなわち、次のように演算されることができる。
そして、補償ピッチ値算出機48は、上記数式7により補償ピッチ値を算出することが可能である。
すなわち、補償ピッチ値算出機48の入力値である補償有効電力が0.55Wattである場合、出力値である補償ピッチ値は、1.1degreeとなる。ここで、制御機比例値が1、積分値が5、単位は、degree/Wattである。すなわち、次のように演算されることができる。
このように有効電力値を算出するのは、電圧と有効電力が密接な関係を有し、有効電力の変化により電圧が変化するからである。
すなわち、補償有効電力算出機46は、誤差電圧に相応する値で誤差電圧を補償する補償有効電力値を算出する。
補償有効電力算出機46及び補償ピッチ値算出機48は、一つの制御機で実現されることができる。よって、一つで実現された制御機における入力は、誤差電圧であり、出力は、補償ピッチ値となることができる。
また、補償有効電力算出機46及び補償ピッチ値算出機48としては、比例制御機、比例微分制御機、比例積分制御機または、比例積分微分制御機のうちのいずれか1つまたは、混用してもよく、線形制御を行う。
図4は、本発明の他の実施例による補償ピッチ値算出部40の構成図である。
図4を参照すると、補償ピッチ値算出部40は、系統連係点で測定された測定周波数と予め設定された系統連係点の基準周波数とを比較して誤差周波数を算出する周波数比較部42と、誤差周波数限界を定める誤差周波数制限部44と、補償有効電力値を算出する補償有効電力算出機46と、補償ピッチ値を算出する補償ピッチ値算出機48とを含むことができる。
先ず、周波数比較部42は、系統連係点で測定された測定周波数(f)と系統連係点の基準周波数(fref)とを比較して周波数差である誤差周波数(e)を算出する。
ここで、基準周波数(fref)は、系統周波数の安定的な運用や電力を安定的に供給するための周波数であって、測定周波数(f)に相応して運用者により予め設定されることができる。
次に、誤差周波数制限部44は、使用者により予め設定された最大周波数(fmax)及び最小周波数(fmin)を用いて誤差周波数限界を定める。
すなわち、誤差周波数制限部44は、入力された誤差周波数のうち最大周波数(fmax)及び最小周波数(fmin)の範囲内に含まれる許容誤差周波数のみを通過させる。
例えば、図4で、最小周波数(fmin)が0Hz、最大周波数(fmax)が1Hzである場合、誤差周波数(e)が2Hzであれば、図4は、動作をしないので、補償ピッチ値は、0degreeとなる。誤差周波数(e)が0.5Hzであれば、許容誤差周波数は、0.5Hzとなる。
ここで、入力される誤差周波数限界を定める理由は、発電機のピッチ値が過度に変更されて発電機が停止してしまい電力系に大きな衝撃を与えることを防止し、ピッチ値が一度にあまりにも大きく変更されることを防止するためである。
次に、補償有効電力算出機46は、誤差周波数制限部44を通じて入力された許容誤差周波数を用いて誤差周波数を補償する有効電力値を算出する。
ここで、有効電力値を算出するのは、周波数と有効電力とは、密接な関係を有し、有効電力の変化により周波数が変化するからである。
すなわち、補償有効電力算出機46は、許容誤差周波数に相応する値で誤差周波数を補償する補償有効電力値を算出する。
例えば、補償有効電力算出機46は、次のような数式10により補償有効電力値を算出することができる。
式中、Fは、比例積分制御機であると仮定する。tは、時間であって単位は、秒(second)である。制御機比例値が1、積分値が5、単位は、Watt/Hzであり、 入力値の許容誤差周波数が0.5Hzである場合、出力値である補償有効電力値は、0.55ワットとなる。すなわち、次のように演算されることができる。
次に、補償ピッチ値算出機48は、補償有効電力算出機46から入力された補償有効電力値に相応する補償ピッチ値を算出する。すなわち、補償ピッチ値算出機48は、積分器を用いて最終的に誤差周波数値がゼロとなるようにする補償ピッチ値を算出する。
例えば、補償ピッチ値算出機48は、次のような数式12により補償ピッチ値を算出することができる。
式中、Fは、比例積分制御機であると仮定する。tは、時間であって単位は、秒(second)であり、制御機の比例値が1、積分値が5、単位は、degree/Wattであり、入力値の補償有効電力が0.55wattである場合、出力値である補償ピッチ値は、1.1degreeとなる。すなわち、次のように演算されることができる。
図5は、本発明の他の実施例による補償ピッチ値算出部40の構成図である。
図5を参照すると、補償ピッチ値算出部40は、発電機1の回転子で測定された測定速度と予め設定された発電機回転子の基準速度とを比較して誤差速度を算出する速度比較器43と、補償ピッチ値を算出する補償ピッチ値算出機48とを含むことができる。
先ず、速度比較器43は、直流発電機の回転子で測定された測定速度(W)と発電機回転子の基準速度(Wref)とを比較して速度差である誤差速度(e)を算出する。
ここで、基準速度(Wref)は、系統の安定的な運用や電力を安定的に供給するための発電機回転子の速度であり、測定速度(W)に相応して運用者により予め設定されることができる。
次に、補償ピッチ値算出機48は、速度比較器43から入力された誤差速度(e)に相応する補償ピッチ値を算出する。すなわち、補償ピッチ値算出機48は、積分器を用いて最終的に誤差速度値がゼロとなるようにする補償ピッチ値を算出する。
例えば、補償ピッチ値算出機48は、次のような数式14により補償ピッチ値を算出することができる。
式中、Fは、比例積分制御機であると仮定する。tは、時間であって単位は、秒(second)であり、制御機の比例値が1、積分値が5、単位は、degree/rpmであり、入力値である誤差速度が5rpmである場合、出力値である補償ピッチ値は、5degreeとなる。すなわち、次のように演算されることができる。
図6は、本発明の一実施例による補償ピッチ値生成方法を示す流れ図である。より詳細に、図6は、本発明の一実施例によるピッチ制御方法を行うための補償ピッチ値の生成方法を示す流れ図である。
以下では、図3を参照して説明した各構成の機能が本発明の実施例による補償ピッチ値算出部40内で処理されるので、本発明の理解を容易にするために補償ピッチ値算出部40を中心に説明する。
図6を参照すると、補償ピッチ値算出部40は、直流キャパシタ3で電圧を測定する(S610)。また、補償ピッチ値算出部40は、他の実施例で、系統連係点で電圧を測定することができる。
次いで、補償ピッチ値算出部40は、直流キャパシタ3の測定電圧と基準電圧とを用いて誤差電圧を算出する(S620)。また、補償ピッチ値算出部40は、系統連係点の測定電圧と基準電圧とを用いて誤差電圧を算出することができる。ここで、基準電圧は、測定電圧に相応して使用者により予め設定されることができる。
次いで、補償ピッチ値算出部40は、誤差電圧を用いて誤差電圧に相応する補償ピッチ値を算出する(S630)。また、補償ピッチ値算出部40は、他の実施例で、誤差電圧に相応する補償有効電力値を算出し、補償有効電力値を用いて補償有効電力値に相応する補償ピッチ値を算出することができる。
図7は、本発明の他の実施例による補償ピッチ値の生成方法を示す流れ図である。
以下では、図4を参照して説明した各構成の機能が本発明の他の実施例による補償ピッチ値算出部40内で処理されるので、本発明の理解を容易にするために、補償ピッチ値算出部40を中心に説明する。
図7を参照すると、補償ピッチ値算出部40は、系統連係点で周波数を測定する(S710)。
次いで、補償ピッチ値算出部40は、系統連係点の測定周波数と基準周波数とを用いて誤差周波数を算出する(S720)。ここで、基準周波数は、使用者により予め設定されることができる。また、誤差周波数は、基準周波数と測定周波数との差である。
次いで、補償ピッチ値算出部40は、誤差周波数の許容限界点を定める(S730)。ここで、許容限界点を定めることは、予め設定された最大及び最小周波数を用いて誤差周波数のうち最大及び最小周波数の範囲内に含まれる許容誤差周波数のみを通過させることにより行われる。
次いで、補償ピッチ値算出部40は、限界点が定められた許容誤差周波数に相応する補償有効電力値を算出する(S740)。
次いで、補償ピッチ値算出部40は、補償有効電力値を用いて補償有効電力値に相応する補償ピッチ値を算出する(S750)。
図8は、本発明の他の実施例による補償ピッチ値の生成方法を示す流れ図である。
以下では、図5を参照して説明した各構成の機能が本発明の他の実施例による補償ピッチ値算出部40内で処理されるので、本発明の理解を容易にするために補償ピッチ値算出部40を中心に説明する。
図8を参照すると、補償ピッチ値算出部40は、発電機回転子で速度を測定する(S810)。
次いで、補償ピッチ値算出部40は、発電機回転子の測定速度と基準速度とを用いて誤差速度を算出する(S820)。ここで、基準速度は、使用者により予め設定されることができる。
次いで、補償ピッチ値算出部40は、誤差速度を用いて誤差速度に相応する補償ピッチ値を算出する(S830)。
図9は、本発明の他の実施例によるピッチ制御装置10、補償ピッチ値算出装置50及び風力発電システムの関係を示す図面である。より詳細には、図9は、複数の風力発電システムにおけるピッチ制御装置10、補償ピッチ値算出装置50及び風力発電システムの関係を示す図面である。
図9を参照すると、複数の風力発電システムは、複数のピッチ制御装置10及び各ピッチ制御装置10に補償ピッチ値を伝達する補償ピッチ値算出装置50を含む。補償ピッチ値算出装置50は、複数の風力発電システムの系統連係点4の周波数を測定し、測定周波数の変動による補償ピッチ値を算出してピッチ制御装置10に伝達することにより、風力発電システムのピッチ値を制御することができる。系統連係点4の周波数は、系統低電圧発生時に定格周波数以上に誘導されることができる。
また、本発明の他の実施例による補償ピッチ値算出装置50は、複数の風力発電システムの系統連係点4で電圧を測定し、測定電圧の変動による補償ピッチ値を算出することにより、風力発電システムのピッチ値を制御することができる。系統連係点4の電圧は、系統低電圧発生時に定格電圧以上に誘導されることができる。
すなわち、補償ピッチ値算出装置50は、複数の風力発電システムの系統連係点4での誤差値を用いて補償ピッチ値を生成することができる。
以下の説明では、発明の理解と説明の便宜上、誤差値が系統連係点4の誤差周波数である場合を仮定して説明する。しかし、本発明は、これに限定されず、本発明による補償ピッチ値算出装置50の誤差値が系統低電圧により発生する風力発電システムの誤差値であれば何ら制限なしで適用することができることは、自明なことである。ここで、風力発電システムの誤差値は、上述した系統連係点の誤差周波数または、誤差電圧であることができる。
図10は、本発明の他の実施例による風力発電システムの構成図である。
図10を参照すると、本発明による風力発電システムは、複数のピッチ制御装置10と、複数の単位発電システム60が接続される系統連係点4と、ピッチ制御装置10ごとに接続され、系統連係点4の誤差周波数(e)を算出し、これを用いてピッチ制御装置10に分配補償ピッチ値を入力する補償ピッチ値算出装置50と、単位発電システム60とを含むことができる。より詳細には、風力発電システムは、n個(nは、自然数)の単位発電システム60及びピッチ制御装置10で構成されることができる。
以下、本発明による補償ピッチ値算出装置50は、風力発電システムの補償ピッチ値算出装置として好ましいが、その他にもピッチ制御装置10を用いた発電システムに適用できることは、当業者にとって自明なことである。
補償ピッチ値算出装置50は、系統連係点4で誤差周波数を算出するための周波数比較部52と、誤差周波数に相応する補償ピッチ値を算出するための補償ピッチ値算出部54と、分配補償ピッチ値を算出してピッチ制御装置10へ入力する分配補償ピッチ値算出部55とを含むことができる。
本発明による補償ピッチ値算出装置50は、後述する図11乃至図13で詳細に説明する。
単位発電システム60は、ピッチ制御装置10とともに運営される電力発生装置(図示せず)を含むことができる。ここで、電力発生装置は、発電機であってもよい。発電機は、かご形誘導発電機または、永久磁石発電機であってもよく、発電機として用いることができるものであれば適用できることは、当業者にとって自明なことである。
ピッチ制御装置10は、風力発電機が風のエネルギーから最大出力が得られるピッチ値を制御する装置である。本発明によるピッチ制御装置10を含む発電システムは、風力発電システムに適用することが好ましいが、その他にも自然力を用いる発電システムに適用できることは、当業者にとって自明なことである。
また、本発明によるピッチ制御システムは、補償ピッチ値算出装置50を含んで実現されてもよく、ピッチ制御装置10に接続される外部装置で実現されてもよいことは、当業者にとって自明なことである。
本発明によるピッチ制御装置10は、後述する図11で詳細に説明する。
系統連係点4は、実際に電力が使用者に供給されるために商用電力系網(図示せず)と発電システムとが接続する地点である。系統連係点4の周波数は、本発明による補償ピッチ値算出装置50により生成される補償ピッチ値を用いて制御される。
図11は、本発明の他の実施例によるピッチ制御システムを示す構成図である。より詳細に、図11は、本実施例による補償ピッチ値算出装置50及びピッチ制御装置10を含むピッチ制御システムを示す構成図である。本発明によるピッチ制御システムは、複数のピッチ制御装置10と1つの補償ピッチ値算出装置50で構成されることが可能である。すなわち、本実施例による補償ピッチ値算出装置50は、複数の単位発電システム60のピッチ値を制御する複数のピッチ制御装置10にそれぞれ補償ピッチ値を伝達することができる。
図11を参照すると、ピッチ制御システムは、ピッチ制御装置10及び補償ピッチ値算出装置50を含むことができる。
ピッチ制御装置10は、基準ピッチ値算出部20と、基準ピッチ値算出部20で生成された基準ピッチ値を用いてピッチ値を算出するピッチサーボ部30とを含むことができる。
ピッチ制御システムは、図10で説明した補償ピッチ値算出装置50を含む。ここで、補償ピッチ値算出装置50は、系統連係点4の誤差周波数信号に相応する補償ピッチ値をピッチサーボ部30に出力する制御機を含むことができる。
補償ピッチ値算出装置50は、後述する図12及び図13を参照して詳細に説明する。
以下、ピッチ制御装置10の構成部については、図2で説明したので、その詳細な説明は、省略する。
図12は、本発明の他の実施例による補償ピッチ値算出装置50のブロック図であり、図13は、本発明の他の実施例による補償ピッチ値算出装置50の構成図である。
図12及び図13を参照すると、補償ピッチ値算出装置50は、周波数比較部52と、誤差周波数制限部53と、補償ピッチ値算出部54と、分配補償ピッチ値算出部55と、補償ピッチ値比較部56と、累積防止部57と、を含むことができる。
周波数比較部52は、系統連係点4で測定された測定周波数(f)と系統連係点4での基準周波数(f)との差に基づいて周波数差である誤差周波数(e)を算出する。ここで、基準周波数(f)は、電力を安定的に供給するための周波数であって運用者により予め設定されることができる。
周波数比較部52は、誤差値に応じて変更され得る。例えば、誤差値が誤差電圧である場合、電圧比較部(図示せず)が適用されることができる。
次に、誤差周波数制限部53は、使用者により予め設定された最大周波数(fmax)及び最小周波数(fmin)を用いて誤差周波数限界を定める。
すなわち、誤差周波数制限部53は、入力された誤差周波数のうち最大周波数(fmax)及び最小周波数(fmin)の範囲内に含まれる許容誤差周波数のみを通過させる。
例えば、最小周波数(fmin)が0Hz、最大周波数(fmax)が1Hzで設定され、入力される誤差周波数(e)が2Hzである場合、誤差周波数制限部53は、誤差周波数(e)を通過させない。これにより、補償ピッチ値算出装置50は、作動をしないので、補償ピッチ値は、0degreeとなる。また、誤差周波数(e)が0.5Hzであれば許容誤差周波数は、0.5Hzとなる。
入力される誤差周波数限界を定める理由は、発電システムのピッチ値が過度に変更されて発電システムが停止してしまい電力系統に大きい衝撃を与えることを防止し、ピッチ値が一度にあまりにも大きく変更されることを防止するためである。
誤差周波数制限部53は、誤差値に応じて変更され得る。例えば、誤差値が誤差電圧である場合、誤差電圧制限部(図示せず)が適用されることができる。
補償ピッチ値算出部54は、誤差周波数(e)に対して線形制御を行い、系統連係点の周波数制御のために必要とされる補償ピッチ値(U)を算出する。
分配補償ピッチ値算出部55は、補償ピッチ値算出部54により算出された補償ピッチ値(U)をn個(nは、自然数)に分配する補償ピッチ値分配器552と、それぞれの補償ピッチ値(U)の分配値とピッチ値変動限界値(Umax)とを比較して分配補償ピッチ値(Usetj、s)を算出する分配補償ピッチ値算出機554とを含む。
補償ピッチ値比較部56は、偏差信号(e)を算出し、累積防止部57は、補償ピッチ値算出部54の累積現象(saturation)を防止する。
以下、本発明による周波数を用いた補償ピッチ値算出装置50は、図13を参照してより詳細に説明する。
先ず、補償ピッチ値算出部54は、出力値をフィードバックして制御する制御機である比例積分(PI)制御機、比例微分(PD)制御機または、比例積分微分(PID)制御機のうちのいずれか1つであってもよいが、好ましくは、図13のように比例制御機(P)、定常状態応答を改善する積分制御機(I)及び応答速度を改善する微分制御機(D)の長所をすべて有する比例積分微分(PID)制御機で構成されることができる。
累積防止部57は、分配補償ピッチ値算出部55の補償ピッチ値比較部56からフィードバックされる偏差信号(e)に基づいて補償ピッチ値算出部54の累積現象を防止する。
累積防止部57は、比例積分(PI)制御機または、比例積分微分(PID)制御機のような積分制御機(I)を含む制御機の動作時に入力端と出力端との差による累積現象を防止する。ここで、累積現象は、過渡応答特性と定常状態応答特性とを低下させて補償ピッチ値算出部54の性能を低下させる。
したがって、本発明では、累積防止(anti−windup)のための累積防止部57をさらに構成して累積防止機能を付与することにより積分制御機を含む補償ピッチ値算出部54の誤動作を防止することができる。
累積防止部57は、補償ピッチ値算出部54の出力が設定値変化量を超過しないようにする設定値制限方式、サンプリング瞬間ごとに制御信号の増分を計算して補償ピッチ値算出部54の動作を制御する増分型アルゴリズム方式、または、補償ピッチ値算出部54の出力と分配補償ピッチ値算出機554の出力との差をフィードバックして積分器を制御する追跡型方式のうちのいずれか1つを用いて補償ピッチ値算出部54の累積現象を防止することができる。
以下では、累積防止部57についてより詳細に説明する。
先ず、累積防止部57は、偏差信号(e)に追跡時定数(Tracking Time Constant:kt)を掛ける。ここで、偏差信号(e)は、補償ピッチ値分配器552により分配された補償ピッチ値(U)の和と分配補償ピッチ値算出機554の出力の和とを比較して算出される。累積防止部57は、追跡時定数を掛けた偏差信号(e)を誤差周波数値に加えて補償ピッチ値算出部54の積分制御機(I)に入力する。
したがって、累積防止部57は、分配補償ピッチ値算出部55の飽和がない場合の偏差信号(e)は、0であるので、分配補償ピッチ値算出部55の飽和が発生しない範囲で正常な動作に全く影響を与えない。
これに対して、累積防止部57は、分配補償ピッチ値算出部55が飽和されると偏差信号(e≠0)が発生し、フィードバック経路により補償ピッチ値算出部54の積分制御機(I)の入力を低下させて累積を防止することができる。
本発明による分配補償ピッチ値算出部55は、補償ピッチ値分配器552と、分配補償ピッチ値算出機554と、補償ピッチ値比較部56と、を含むことができる。
先ず、補償ピッチ値分配器552は、補償ピッチ値算出部54の出力である補償ピッチ値(U)を分配して分配補償ピッチ値算出機554に供給する。ここで、分配補償ピッチ値算出機554は、複数のピッチ制御装置10ごとに備えられたピッチサーボ部30に制御信号を提供する。
次に、分配補償ピッチ値算出機554は、ピッチ値変動限界値(Umax)と補償ピッチ値分配器552から伝達される分配された補償ピッチ値(U)とを比較する過程を通じてそれぞれのピッチサーボ部30に該当する分配補償ピッチ値

を算出する。分配補償ピッチ値算出機554は、算出された補償ピッチ値

を複数のピッチサーボ部30ごとに制御信号として提供する。ここで、分配補償ピッチ値

は、系統連係点4の誤差周波数を補償する補償ピッチ値(U)を分配した値であって、各ピッチ制御装置10に印加され、次の数式19を用いて計算されることができる。
式中、上記

は、分配補償ピッチ値算出部55によりj番目ピッチ制御装置10に提供される制御信号としての補償ピッチ値であり、上記Pj、cは、系統連係点4側で測定されたj番目単位発電システム60の有効電力値であり、
上記

は、系統連係点4側で測定された1からj番目までの単位発電システム60の有効電力値の和であり、上記Umaxは、ピッチ値変動限界値である。
上記数式19において、min{a、b}は、aとbのうち小さい値をとることを意味し、下添え字jは、1,2、3...、nで、ピッチ制御装置10の数を意味する自然数であり、上添え字maxは、最大値を意味する。
次に、補償ピッチ値比較部56は、補償ピッチ値分配器552により分配された補償ピッチ値(U)の和と分配補償ピッチ値算出機554の出力である補償ピッチ値

の和とを比較して偏差信号(e)を算出し、累積防止部57にフィードバックさせる。
上記のように構成された本発明による補償ピッチ値算出装置50に対する補償ピッチ値算出方法は、図14で詳細に説明する。
図14は、本発明の他の実施例による補償ピッチ値算出装置50の補償ピッチ値算出方法を説明するための流れ図である。
ステップS1410で、周波数比較部52は、系統連係点4の周波数を測定して測定周波数(f)を得る。
ステップS1420で、周波数比較部52は、測定された測定周波数(f)と系統連係点の基準周波数(f)との差に基づいて誤差周波数(e)を算出する。
ステップS1430で、補償ピッチ値算出部54は、周波数比較部52から算出された誤差周波数(e)を受信し、補償ピッチ値算出部54内に備えられた制御機で線形制御を行い、補償ピッチ値(U)を算出する。すなわち、補償ピッチ値算出部54は、誤差周波数(e)が比例制御機(P)に入力され、誤差周波数(e)に比例利得(kp)を掛ける過程を行う。また、補償ピッチ値算出部54は、誤差周波数(e)が積分制御機(I)に入力され、誤差周波数(e)を積分し積分利得(ki)を掛ける過程を行う。
これと同時に、補償ピッチ値算出部54は、系統連係点4で測定された測定周波数(fm)が微分制御機(D)に入力され、測定周波数(f)を微分し微分利得(kd)を掛ける過程を行う。
次いで、補償ピッチ値算出部54は、比例制御機(P)、積分制御機(I)及び微分制御機(D)のそれぞれの出力値を合算して補償ピッチ値(U)を算出する。
ステップS1440で、分配補償ピッチ値算出部55は、補償ピッチ値(U)とピッチ値変動限界値(Umax)とを用いて分配補償ピッチ値

を算出する。補償ピッチ値分配器552は、補償ピッチ値算出部54で算出された補償ピッチ値(U)の入力を受けてn個(nは、自然数)に分配する。分配補償ピッチ値算出機554は、補償ピッチ値(U)の分配値の伝達を受けて複数のピッチ制御装置10に制御信号として補償ピッチ値を印加する。ここで、分配補償ピッチ値算出機554は、ピッチ値変動限界値(Umax)と補償ピッチ値分配器552で分配されて伝達された分配補償ピッチ値とを用いて上述した数式19を行い、複数のピッチサーボ部30ごとに該当する分配補償ピッチ値

を算出する。
ステップS1450で、分配補償ピッチ値算出機554は、算出された分配補償ピッチ値

をピッチ制御装置10に印加することにより、ピッチ制御装置10を制御する。補償ピッチ値算出装置50は、ピッチ制御装置10を制御することにより、本発明による風力発電システムの駆動を安定かつ容易に制御することができる。
次いで、ステップS1460で、補償ピッチ値比較部56は、分配補償ピッチ値

の和と補償ピッチ値分配器552を通じて分配された補償ピッチ値(U)の和との差に基づいて偏差信号(e)を算出する。
次いで、ステップS1470で累積防止部57は、偏差信号(e)に追跡時定数を掛けて出力された値を誤差周波数(e)に加えて補償ピッチ値算出部54の積分制御機(I)に入力する。
ここで、累積防止部57は、フィードバック経路により積分制御機(I)入力を低下させて補償ピッチ値算出部54の累積現象を防止することができる。
したがって、累積防止部57は、分配補償ピッチ値算出部55の飽和がない場合の偏差信号(e)は、0であるので、分配補償ピッチ値算出部55の飽和が発生しない範囲で正常な動作に全く影響を与えない。
これに対して、累積防止部57は、分配補償ピッチ値算出部55が飽和されて偏差信号(e≠0)が発生すると、累積防止部57の追跡時定数を通じるフィードバック経路により積分制御機(I)入力を低下させて累積を防止することができる。
以上では、本発明の好ましい実施例を参照して説明したが、当該技術分野で通常の知識を有する者であれば下記の特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び領域から逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変更させることができることを理解できよう。
本発明は、系統低電圧発生時に発電機に接続された電力変換部の直流キャパシタに定格電圧以上に誘導される過電圧を感知して風力発電機のピッチ値を制御することにより、風力発電機の系統低電圧の克服能力を向上させることができる効果がある。
また、本発明は、系統連係点で電圧または、周波数変動時に定格電圧または、定格周波数以上に誘導される電圧または、周波数を感知して風力発電機のピッチ値を制御することにより、系統連係点の電圧または、周波数を基準範囲内で持続的に維持できる効果がある。
また、本発明は、系統連係点の低電圧発生時に発電機回転子の変動速度を感知及び制御することにより、系統低電圧による発電機回転子の速度増加を防止できる効果がある。
また、本発明は、複数の風力発電機の系統連係点で電圧または、周波数変動時に定格電圧または、定格周波数以上に誘導される電圧または、周波数を感知して風力発電機のピッチ値を制御することにより、系統連係点の電圧または、周波数を基準範囲内で持続的に維持できる効果がある。
また、本発明は、複数の風力発電機のピッチ制御装置に補償ピッチ値算出装置を付加することにより、追加される装備や工程なしで信頼性がありかつ効率的な発電システムを実現して安定的な電力品質及び系統運営の信頼性を得ることができる効果がある。
10 ピッチ制御装置、
20 基準ピッチ値算出部、
30 ピッチサーボ部、
40 補償ピッチ値算出部、
50 補償ピッチ値算出装置。

Claims (22)

  1. 風力発電システムのピッチ値を制御するピッチ制御装置であって、
    前記風力発電システムの動作による発電機測定信号と発電機基準信号との差に基づいて誤差信号を算出する発電機比較部と、
    前記誤差信号を用いて基準ピッチ値を算出する基準ピッチ値算出部と、
    前記風力発電システムの誤差値を用いて補償ピッチ値を算出する補償ピッチ値算出部と、
    前記基準ピッチ値、前記補償ピッチ値を用いてピッチ値を算出するピッチ値算出部と、を含み、
    前記誤差値は、前記風力発電システムの電力変換部に含まれた直流キャパシタの誤差電圧値、前記風力発電システムの系統連係点の誤差電圧値、前記風力発電システムの回転子の誤差速度値及び前記風力発電システムの系統連係点の誤差周波数値のうちのいずれか1つである
    ことを特徴とするピッチ制御装置。
  2. 前記発電機測定信号は、発電機駆動軸の回転速度または、発電機の出力に対する測定信号であり、前記発電機基準信号は、前記発電機測定信号に相応して予め設定された基準信号である
    ことを特徴とする請求項1に記載のピッチ制御装置。
  3. 前記誤差電圧値は、
    前記風力発電システムの電力変換部に含まれた直流キャパシタで測定された電圧と前記測定された電圧に相応して予め設定された基準電圧との差に基づいて算出されるか、前記風力発電システムの系統連係点で測定された電圧と前記測定された電圧に相応して予め設定された基準電圧との差に基づいて算出される
    ことを特徴とする請求項1に記載のピッチ制御装置。
  4. 前記誤差周波数値は、
    前記風力発電システムの系統連係点で測定された測定周波数と前記測定周波数に相応して予め設定された基準周波数との差に基づいて算出される
    ことを特徴とする請求項1に記載のピッチ制御装置。
  5. 前記誤差速度値は、
    前記風力発電システムの回転子で測定された測定速度と前記測定速度に相応して予め設定された基準速度との差に基づいて算出される
    ことを特徴とする請求項1に記載のピッチ制御装置。
  6. 前記補償ピッチ値算出部は、
    前記誤差電圧値を用いて補償有効電力値を算出する補償有効電力算出機と、
    前記補償有効電力値を用いて補償ピッチ値を算出する補償ピッチ値算出機とを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のピッチ制御装置。
  7. 前記補償ピッチ値算出部は、
    前記誤差周波数値を用いて補償有効電力値を算出する補償有効電力算出機と、
    前記算出された補償有効電力値を用いて補償ピッチ値を算出する補償ピッチ値算出機とを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のピッチ制御装置。
  8. 前記補償ピッチ値算出部は、
    前記誤差速度値を用いて補償有効電力値を算出する補償有効電力算出機と、
    前記算出された補償有効電力値を用いて補償ピッチ値を算出する補償ピッチ値算出機とを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のピッチ制御装置。
  9. 前記補償ピッチ値算出部は、
    前記誤差電圧値を算出する比較器と、
    前記誤差電圧値が予め設定された電圧範囲を逸脱した場合に前記誤差電圧値を前記予め設定された電圧範囲の許容誤差電圧値に変更する誤差制限機とをさらに含む
    ことを特徴とする請求項6に記載のピッチ制御装置。
  10. 前記補償ピッチ値算出部は、
    前記誤差周波数値を算出する比較器と、
    前記誤差周波数値が予め設定された周波数範囲を逸脱した場合に前記誤差周波数値を前記予め設定された周波数範囲の許容誤差周波数値に変更する誤差制限機をさらに含む
    ことを特徴とする請求項7に記載のピッチ制御装置。
  11. 前記補償ピッチ値算出部は、
    前記誤差速度値を算出する比較器と、
    前記誤差速度値が予め設定された速度範囲を逸脱した場合に前記誤差速度値を前記予め設定された速度範囲の許容誤差速度値に変更する誤差制限機をさらに含む
    ことを特徴とする請求項8に記載のピッチ制御装置。
  12. 複数の風力発電システムのピッチ値を制御するピッチ制御システムであって、
    前記風力発電システムの動作による発電機測定信号と発電機基準信号との差に基づいて誤差信号を算出する発電機比較部と、
    前記誤差信号を用いて基準ピッチ値を算出する基準ピッチ値算出部と、
    前記基準ピッチ値と補償ピッチ値算出装置から算出された分配補償ピッチ値とを用いてピッチ値を算出するピッチ値算出部を含む複数のピッチ制御装置と、
    前記複数の風力発電システムが接続される系統連係点で算出された誤差電圧値または、誤差周波数値を用いて前記分配補償ピッチ値を算出する補償ピッチ値算出装置と、
    を含む
    ことを特徴とするピッチ制御システム。
  13. 前記発電機測定信号は、発電機駆動軸の回転速度または、発電機の出力に対する測定信号であり、前記発電機基準信号は、前記発電機測定信号に相応して予め設定された基準信号である
    ことを特徴とする請求項12に記載のピッチ制御システム。
  14. 前記誤差電圧値は、
    前記風力発電システムの系統連係点で測定された電圧と前記測定された電圧に相応して予め設定された基準電圧との差に基づいて算出される
    ことを特徴とする請求項12に記載のピッチ制御システム。
  15. 前記誤差周波数値は、
    前記風力発電システムの系統連係点で測定された測定周波数と前記測定周波数に相応して予め設定された基準周波数との差に基づいて算出される
    ことを特徴とする請求項12に記載のピッチ制御システム。
  16. 前記補償ピッチ値算出装置は、
    前記誤差電圧値または、前記誤差周波数値を用いて補償ピッチ値を算出する補償ピッチ値算出部と、
    前記補償ピッチ値と予め設定されたピッチ変動限界値とを用いて前記ピッチ制御装置に印加する複数の分配補償ピッチ値を算出する分配補償ピッチ値算出部とを含む
    ことを特徴とする請求項12に記載のピッチ制御システム。
  17. 前記分配補償ピッチ値算出部は、
    前記補償ピッチ値を分配して複数の第1分配補償ピッチ値を算出する補償ピッチ値分配器と、
    前記複数の第1分配補償ピッチ値と予め設定されたピッチ変動限界値とを用いて前記ピッチ制御装置に印加する複数の第2分配補償ピッチ値を算出する分配補償ピッチ値算出機とを含む
    ことを特徴とする請求項16に記載のピッチ制御システム。
  18. 前記分配補償ピッチ値算出部は、
    前記ピッチ変動限界値内に含まれる前記第1分配補償ピッチ値を通過させて前記第2分配補償ピッチ値を算出する
    ことを特徴とする請求項17に記載のピッチ制御システム。
  19. 前記補償ピッチ値算出装置は、
    前記誤差電圧値または、前記誤差周波数値を算出する比較部と、
    前記誤差電圧値または、前記誤差周波数値が予め設定された電圧または、周波数範囲を逸脱した場合に、前記誤差電圧値または、前記誤差周波数値を予め設定された電圧または、周波数範囲の許容誤差電圧値または、許容誤差周波数値に変更する誤差制限部とをさらに含む
    ことを特徴とする請求項16に記載のピッチ制御システム。
  20. 前記補償ピッチ値算出装置は、
    第1分配補償ピッチ値の和と第2分配補償ピッチ値の和とを用いて偏差信号を算出する補償ピッチ値比較部と、
    前記偏差信号と前記誤差電圧値または、前記誤差周波数値とを用いて前記補償ピッチ値算出部の累積を防止する累積防止部とをさらに含む
    ことを特徴とする請求項16に記載のピッチ制御システム。
  21. 前記累積防止部は、前記偏差信号に追跡時定数(Tracking Time Constant:kt)を掛けた値を前記誤差電圧値または、前記誤差周波数値に加えて前記補償ピッチ値算出部に入力する
    ことを特徴とする請求項20に記載のピッチ制御システム。
  22. 風力発電システムは、j(jは、自然数)個であり、j個のピッチ制御装置が前記風力発電システムにそれぞれ接続され、前記第2分配補償ピッチ値は、下記の数式により算出される
    ことを特徴とする請求項17に記載のピッチ制御システム。

    式中、前記

    は、補償ピッチ値算出装置の分配補償ピッチ値算出部によりj番目ピッチ制御装置に提供される制御信号である分配補償ピッチ値であり、
    前記Pj、cは、j番目単位風力発電機の有効電力値であり、
    前記

    は、1からj番目までの単位風力発電システムの有効電力値の和であり、前記Umaxは、ピッチ変動限界値である。
    前記数式中、min{a、b}は、aとbのうち小さい値をとることを意味し、下添え字jは、1,2,3...、nで、ピッチ制御装置の数を意味する自然数であり、上添え字maxは、最大値を意味する。
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