JP4846450B2 - インバータ電源制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力系統にインバータ電源を接続する際の安定運転を可能とするインバータ電源制御装置に関する。
一般に、インバータ電源は、太陽電池や燃料電池などの直流電源から発生した直流電力をインバータで交流電力に変換して電力系統に連系されるが、従来、この種のインバータ電源を制御する制御装置は、インバータ電源の出力電圧をできるだけ電力系統に追随させることを目的とした制御方法が採用されている。
例えば、特許文献1に記載されている技術では、系統電圧およびインバータの出力電圧を共に検出し、その検出出力に基づいて位相・周波数同期回路によって系統電圧の位相・周波数に同期させるとともに、振幅調整回路によって系統電圧の振幅と一致させるようにした制御方式が提案されている。
特許第3255797号公報
このように、従来のインバータ電源の制御装置は、特許文献1に記載されているように、電力系統の電圧にできるだけ高速に追従することを目的とした制御であって、その技術の前提として、電力系統側に自立的に周波数を維持する同期発電機などの機器が存在するとを想定している。換言すれば、従来のインバータ電源は、この周波数を維持する機器に対して盲目的に追従して運転することを前提としたものであって、インバータ電源側には自立的に周波数を維持する能力を持たないことを意味している。
しかし、電力系統において自立的に周波数を維持する機器の比率が少なくなると、その影響を受けて本来その周波数を維持すべき能力が電力系統側で相対的に低下することとなる。その対策として、電力系統に存在すべき同期発電機の運転比率を多くするなどの方策が考えられるが、莫大なコストが必要である。このような問題は、特にマイクログリッド等の小規模電力系統の場合に発生し易くなる。また、大規模電力系統においても、インバータ電源などの分散型電源が大量に普及してくると、同様の課題が発生する。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、電力系統に周波数を維持する強固な電源が存在しなくても、電力系統に接続される個々のインバータ電源が自律分散制御によって所定の電力、周波数を維持した運転を行うことが可能なインバータ電源制御装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のインバータ電源制御装置にあっては、次の構成を採用している。
すなわち、本発明では、電力系統に接続されたインバータ電源を制御する装置であって、上記インバータ電源の電力系統との接続点における系統電圧と系統電流とを検出する系統電圧電流検出手段と、この系統電圧電流検出手段の検出出力に基づいて有効電力を算出する有効電力算出手段と、上記インバータ電源の有効電力の目標値を設定する出力目標値設定手段と、上記インバータ電源の出力電圧の振幅目標値を設定する振幅目標値設定手段と、上記有効電力計算手段で算出された有効電力と上記出力目標値設定手段で設定された出力目標値との偏差を積分し、この積分結果をフィードバックすることでダンパ特性をもたせるととともに、さらに上記積分結果を積分して電圧位相補正値を算出する電圧位相補正値算出手段と、上記系統電圧電流検出手段で検出された系統電圧、上記振幅目標値設定手段で設定された電圧振幅目標値、および上記電圧位相補正値算出手段で算出された電圧位相補正値に基づいて上記インバータ電源に対する制御用の目標電圧を作成する目標電圧作成手段と、を備えることを特徴としている。
本発明によれば、電力系統にインバータ電源を接続する際、電力系統において自立的に周波数を維持する機器の比率が少ない場合や、周波数を維持する同期発電機等の強固な電源が存在しない場合であっても、各インバータ電源は電力系統との接続点の情報のみで同一の周波数に到達することができる。このため、電力系統に接続される個々のインバータ電源が自律分散制御によって所定の周波数を維持した安定運転を常に行うことが可能となる。
このため、マイクログリッド等の小規模電力系統において、系統設備を柔軟に構築することが可能となり、電力系統側で自立的に周波数を維持する機器の存在を必要とせず、また、複数のインバータ電源のいずれを周波数維持用のマスタ電源とするかといった情報通信設備も不要であるため、設備コストの削減を図ることができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1におけるインバータ電源制御装置の構成図である。
同図中、符号1は電力系統、2はインバータ電源、3は本発明に係るインバータ電源制御装置である。
そして、電力系統1とインバータ電源2とは平滑リアクトル4を介して接続されている。また、インバータ電源制御装置3は、このインバータ電源2の運転動作を制御するものであって、インバータ電源2の目標電圧Voを作成する。なお、平滑リアクトル4は、インバータ電源2の至近端で系統事故が発生した際、インバータ電源2の出力する自己電流が大きい場合にこれを抑制するために挿入されている。
上記のインバータ電源制御装置3は、電圧電流検出器5、有効電力算出器6、出力目標値設定器7、振幅目標値設定器8、電圧位相補正値算出器9、および目標電圧作成器10を備えている。
ここに、電圧電流検出器5は、インバータ電源2の電力系統1との接続点近傍における端子電圧Vと端子電流Iとを検出するものであって、例えば、変流器(CT)や変圧器(PT)からなる。また、有効電力算出器6は、系統電圧電流検出器5の検出出力、すなわち、検出された端子電圧Vおよび端子電流Iに基づいてインバータ電源2の有効電力Pを算出するものである。
出力目標値設定器7は、インバータ電源2が出力すべき有効電力の目標値Prefを設定するものであり、また、振幅目標値設定器8は、インバータ電源2が出力すべき電圧の大きさ、すなわち振幅目標値|Vref|を設定するものである。
電圧位相補正値算出器9は、有効電力算出器6で算出された有効電力Pと、出力目標値設定器7で設定された出力目標値Prefとの差分ΔPに基づいて電圧位相補正値δを算出するものであって、差分器9a、第1積分器9b、第2積分器9c、およびダンパ9dからなる。
上記の差分器9aは、出力目標値設定器7で設定された出力目標値Prefと、有効電力算出器6で算出された有効電力Pと、後述のダンパ9dの出力Pdとの差分ΔP(=Pref−P−Pd)を算出するものである。第1積分器9bは、この差分器9aの出力ΔPを積分するものであって、その積分結果∫ΔPはインバータ電源2が出力すべき電圧の位相の変化分Δδであり、同期発電機のロータアングルの変化分Δδに相当する値である。なお、第1積分器9bに記載の係数Mは、発電機の慣性に相当し、インバータ電源制御装置3の応答速度を決定するものであって、係数Mを大きくすれば応答速度は遅くなり、係数Mを小さくすれば応答速度は速くなる。
第2積分器9cは、第1積分器9bで算出された演算結果Δδを積分するものであって、その積分結果∫Δδは発電機のロータアングルδに相当する。そして、この積分結果∫Δδは、電圧電流検出器5で検出された端子電圧Vとインバータ電源2が出力すべき電圧の位相差として利用される。また、ダンパ9dは、第1積分器9bの出力の振動を抑制し、目標電圧作成器10から出力される目標電圧Voを安定化して定常的な状態に速やかに推移させるためのものである。
目標電圧作成器10は、端子電圧電流検出器5で検出された端子電圧V、振幅目標値設定器8で設定された電圧振幅目標値|Vref|、および電圧位相補正値算出器9で算出された電圧位相補正値δに基づいてインバータ電源2に対する制御用の目標電圧Voを作成するものであって、図2に示すように、位相検出器10a、差分器10b、正弦波発生器10c、および乗算器10dからなる。
ここに、位相検出器10aは、電圧電流検出器5で検出された端子電圧波形の位相ωtを検出するものであり、また、差分器10bは、この位相検出器10aで検出された位相ωtと電圧位相補正値算出器9で算出された電圧位相補正値δとの差分(ωt−δ)を算出するものである。正弦波発生器10cは、この位相(ωt−δ)をもつ正弦波信号sin(ωt−δ)を発生するものであり、また、乗算器10dは、この正弦波信号sin(ωt−δ)に対して振幅目標値設定器8で設定された振幅|Vref|の値を掛けて、これを目標電圧Voとして出力するものである。よって、目標電圧作成器10から出力される目標電圧Voは、
Vo=|Vref|・sin(ωt−δ) (1)
となる。つまり、目標電圧Voは、振幅が|Vref|で、電圧電流検出器5で検出された端子電圧Vに対して位相がδだけ遅れた正弦波となる。
次に、上記構成を備えたインバータ電源制御装置3の制御動作について説明する。
電圧電流検出器5により検出されるインバータ電源2の電力系統1との接続点近傍における端子電圧Vと端子電流Iの値は有効電力算出器6に与えられる。また、端子電圧Vの値は目標電圧作成器10にも与えられる。
有効電力算出器6は、この検出された端子電圧Vおよび端子電流Iに基づいてインバータ電源2から出力されている有効電力Pを算出し、この有効電力Pの値を電圧位相補正値算出器9に出力する。
電圧位相補正値算出器9を構成する差分器9aは、出力目標値設定器7で設定された出力目標値Prefと有効電力算出器6で算出された有効電力Pと、ダンパの出力Pdとの差分ΔP(=Pref−P−Pd)を算出する。次いで、第1積分器9bは、この差分器の出力ΔPを積分する。その積分結果∫ΔPは、インバータ電源2が出力すべき電圧の位相の変化分Δδとなる。引き続いて、第2積分器9cは、第1積分器9bで算出された演算結果Δδを積分する。その積分結果∫Δδは、電圧電流検出器5で検出された端子電圧Vとインバータ電源2が出力すべき電圧の位相差δとして、次段の目標電圧作成器10に与えられる。
目標電圧作成器10を構成する位相検出器10aは、電圧電流検出器5で検出された端子電圧波形の位相ωtを検出する。また、差分器10bは、この位相検出器10aで検出された位相ωtと電圧位相補正値算出器9で算出された電圧位相補正値δとの差分(ωt−δ)を算出する。この差分(ωt−δ)の値が正弦波発生器10cに与えられるので、正弦波発生器10cは、この位相(ωt−δ)をもつ正弦波信号sin(ωt−δ)を発生する。次いで、乗算器10dは、この正弦波信号sin(ωt−δ)に対して振幅目標値設定器8で設定された振幅|Vref|の値を掛けて、これをインバータ電源2に対する制御用の目標電圧Voとして出力する。したがって、目標電圧作成器10から出力される目標電圧Voは、前述の(1)式に示したように、振幅が|Vref|で、電圧電流検出器5で検出された端子電圧Vに対して位相がδだけ遅れた正弦波となる。そして、目標電圧作成器10の目標電圧Voによってインバータ電源2の出力電圧が制御される。
このように、この実施の形態1では、インバータ電源2の出力電圧の位相がインバータ電源2から出力される有効電力Pと有効出力目標値Prefと、ダンパの出力Pdとの差分ΔP(=Pref−P−Pd)に基づいて制御される。したがって、
(a) P+Pd>Prefの場合には、電圧位相補正値算出器9で得られる電圧位相補正値δ(負)が増加するため、(1)式の関係からインバータ電源2の電圧位相が電力系統に対して進んで行く。これに伴い、インバータ電源2の有効出力が徐々に減少し、P+Pd≦Prefとなるまで位相を進める動作(=有効出力の減少)を継続する。
(b)これとは逆に、P+Pd<Prefの場合には、電圧位相補正値算出器9で得られる電圧位相補正値δ(負)が増加するため、(1)式の関係から、インバータ電源の電圧位相が電力系統に対して遅れて行く。これに伴い、インバータ電源の有効出力が徐々に増加し、上記(a)の場合とは逆に、P+Pd≧Prefとなるまで位相を遅らせる動作(=有効出力の増加)を継続する。
この場合、上記(a)と(b)の動作が持続することで振動が繰り返されるので、ダンパ9dによってその振動が次第に減衰される。これにより比較的短時間の内に定常的な状態に推移される。
以上のように、この実施の形態1のインバータ電源制御装置3は、目標電圧Voの位相がインバータ電源2の有効電力Pと出力目標値Prefの偏差ΔPによって調整され、インバータ電源2の出力電圧の位相が徐々に電力系統1に同期し、いわば同期発電機に備わる同期化力と同等の制御特性を持つことになる。これにより、インバータ電源2の出力電圧が徐々に出力目標値Prefに対応した系統電圧に追従するように作用するため、各インバータ電源2が自律分散制御によって電力系統1の周波数を維持することができる。また、この制御は慣性Mに応じた応答速度で徐々に系統電圧1に追随するため、インバータ電源2の電力系統1への周波数変動に対する応答速度を自由に設定することができる。
したがって、電力系統1にインバータ電源2を接続する際、電力系統1において自立的に周波数を維持する機器の比率が少ない場合や、周波数を維持する同期発電機等の強固な電源が存在しない場合など、いずれの場合にも各インバータ電源2は電力系統1との接続点の情報のみで同一の周波数に到達できるようになり、電力系統1に接続される個々のインバータ電源2が自律分散制御によって所定の周波数を維持した安定運転を常に行うことが可能となる。
その結果、マイクログリッド等の小規模電力系統において、インバータ電源2のみで交流電力系統を構成できるなど、系統設備を柔軟に構築することができ、電力系統1側で自立的に周波数を維持する機器の存在を必要とせず、また、いずれのインバータ電源2を周波数維持用のマスタ電源とするかといった情報通信設備も不要であるため、設備コストの削減を図ることができる。
実施の形態2.
図3は本発明の実施の形態2におけるインバータ電源制御装置の構成図であり、図1に示した実施の形態1の構成と対応または相当する部分には同一の符号を付す。
上記の実施の形態1では、出力目標値設定器7で設定される有効電力の出力目標値Prefは一旦設定された後は固定としているが、この実施の形態2では、電力系統の周波数に応じて有効電力の出力目標値Prefを調整できるようにしたものである。
すなわち、この実施の形態2では、図1に示した構成に加えて、電力系統の周波数Fを検出する周波数検出器11、インバータ電源2が出力すべき電圧周波数の目標値Frefを設定する周波数目標値設定器12、および周波数検出器11で検出された周波数Fと周波数目標値設定器12で設定された周波数目標値Frefとの偏差ΔFに基づいて出力目標値設定器7で設定される出力目標値Prefを補正する出力目標値補正手段13が設けられている。
この場合の出力目標値補正手段13は、差分器13a、調定器13b、および加算器13cからなる。差分器13aは、周波数検出器11で検出された周波数Fと周波数目標値設定器12で設定された周波数目標値Frefとの偏差ΔF(=Fref−F)を算出するものであり、調定器13bは、偏差ΔFを予め設定された調定率K2分だけ増幅して有効電力に対する出力補正量Pc(=K2・ΔF)を生成するものである。また、加算器13cは、この出力補正量Pcを出力目標値設定器7で設定される出力目標値Prefに加算することで出力目標値を補正する役目を果たしている。
次に、上記構成のインバータ電源制御装置における制御動作について説明する。
出力目標値補正手段13の差分器13aにより、周波数検出器11で検出された周波数Fと周波数目標値設定器12で設定された周波数目標値Frefとの偏差ΔF(=Fref−F)が算出され、その偏差ΔFが調定器13bによって予め設定された調定率K2分だけ増幅されて有効電力に対する出力補正量Pc(=K2・ΔF)が生成される。次いで、加算器13cによって、この出力補正量Pcが出力目標値設定器7で設定される出力目標値Prefに加算されることにより、出力目標値Prefが出力補正量Pcによって補正される。
したがって、電力系統の周波数Fが周波数目標値Frefよりも低下した場合には、偏差ΔF(正)が増加し、有効電力の出力目標値Prefと出力補正値Pcとの和が増加する。つまり、電圧位相補正値算出器9に加わる実質的な出力目標値が増加する。その結果、電圧位相補正値算出器9で得られる電圧位相補正値δも増加するので、インバータ電源2の出力電圧の周波数が電力系統1の周波数に追従する。
これとは逆に、電力系統の周波数Fが周波数目標値Frefよりも上昇した場合には、偏差ΔF(負)が増加し、有効電力の出力目標値Prefと出力補正値Pcとの和が減少する。つまり、電圧位相補正値算出器9に加わる実質的な出力目標値が減少する。その結果、電圧位相補正値算出器9で得られる電圧位相補正値δが減少するので、インバータ電源2の出力電圧の周波数が電力系統1の周波数に追従する。
以上のように、この実施の形態2では、電力系統1の周波数Fを計測し、目標周波数Frefとの偏差ΔF(=Fref−F)によって有効電力の出力目標値Prefを補正することで、インバータ電源制御装置3は電力系統1の周波数の維持に寄与する特性を持たせることができる。つまり、電力系統1の周波数を周波数目標値に完全に一致させるのではなく、いわば、同期発電機が備える調速機の垂下特性と同様な特性を持たせることができるので、電力系統1にインバータ電源2が複数台存在する場合でも、周波数の偏差ΔFに応じて、各々のインバータ電源2の有効電力の出力分担を調定率Kにより自律分散制御で容易に割り振ることができる。
その他の構成、および作用効果は実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
実施の形態3.
図4は本発明の実施の形態3におけるインバータ電源制御装置の構成図であり、図1に示した実施の形態1の構成と対応または相当する部分には同一の符号を付す。
上記の実施の形態1では、振幅目標値設定器8で設定されるインバータ電源1の振幅目標値|Vref|は一旦設定された後は固定としているが、この実施の形態3では、インバータ電源2の無効電力の出力に応じて振幅目標値|Vref|を調整できるようにしたものである。
すなわち、この実施の形態3では、図1に示した構成に加えて、電圧電流検出器5で検出される端子電圧Vおよび端子電流Iに基づいて無効電力Qを算出する無効電力算出器14と、インバータ電源2の無効電力の目標値Qrefを設定する無効電力目標値設定器15と、無効電力算出器14で算出された無効電力Qと無効電力目標値設定器15で設定された無効電力目標値Qrefとの偏差ΔQ(=Qref−Q)を算出する無効電力偏差算出手段としての差分器16が設けられている。そして、振幅目標値設定器8は、この差分器16で算出された偏差ΔQに基づいてインバータ電源2の出力電圧の振幅目標値|Vref|を設定するようになっている。
すなわち、振幅目標値設定器8は、次式から振幅目標値|Vref|を設定する。
|Vref|=|Va+K3・ΔQ| (2)
ここに、Vaは自己のもつ電圧振幅基準値、K3は調定率である。
次に、上記構成のインバータ電源制御装置における制御動作について説明する。
差分器16により、無効電力算出器14で算出された無効電力Qと無効電力目標値設定器15で設定された無効電力目標値Qrefとの偏差ΔQ(=Qref−Q)が算出され、その偏差ΔQが振幅目標値設定器8に与えられる。振幅目標値設定器8は、上記の(2)式に基づいて振幅目標値|Vref|を設定し、この振幅目標値|Vref|を目標電圧作成器10に与える。
したがって、インバータ電源2から出力される無効電力Qが無効電力目標値Qrefよりも低下した場合には、偏差ΔQ(正)が増加し、これに伴って振幅目標値|Vref|が増加する。その結果、目標電圧作成器10から出力される目標電圧Voの大きさが増加して、インバータ電源2の無効電力出力が増加するように補正される。
これとは逆に、インバータ電源2から出力される無効電力Qが無効電力目標値Qrefよりも上昇した場合には、偏差ΔQ(負)が増加し、これに伴って振幅目標値|Vref|が減少する。その結果、目標電圧作成器10から出力される目標電圧Voの大きさが減少して、インバータ電源2の無効電力出力が減少するように補正される。
以上のように、この実施の形態3では、インバータ電源2の無効電力Qを計測し、無効電力目標値Qrefとの偏差ΔQ(=Qref−Q)によってインバータ電源2の振幅目標値|Vref|を調整することができるので、インバータ電源2の無効電力の出力を無効電力目標値Qrefに基づいて制御することが可能となる。
その他の構成、および作用効果は実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
実施の形態4.
図5は本発明の実施の形態4におけるインバータ電源制御装置の構成図であり、図1に示した実施の形態1の構成と対応または相当する部分には同一の符号を付す。
上記の実施の形態1では、振幅目標値設定器8で設定されるインバータ電源1の振幅目標値|Vref|は一旦設定された後は固定としているが、この実施の形態4では、インバータ電源2の端子電圧Vの大きさに応じて振幅目標値|Vref|を調整できるようにしたものである。
すなわち、この実施の形態4では、図1に示した構成に加えて、インバータ電源2の電力系統1との接続点近傍における端子電圧の目標値Vtrefを設定する端子電圧目標値設定器17と、この端子電圧目標値設定器17で設定された端子電圧目標値Vtrefと電圧電流検出器5で検出された端子電圧Vとの偏差ΔV(=Vtref−V)を算出する端子電圧偏差算出手段としての差分器18が設けられている。そして、振幅目標値設定器8は、この差分器18で算出された偏差ΔVに基づいてインバータ電源2の出力電圧の振幅目標値|Vref|を設定するようになっている。
すなわち、振幅目標値設定器8は、次式から振幅目標値|Vref|を設定する。
|Vref|=|Vb+K4・ΔV| (3)
ここに、Vbは自己のもつ電圧振幅基準値、K4は調定率である。
次に、上記構成のインバータ電源制御装置における制御動作について説明する。
差分器18により、端子電圧目標値設定器17で設定された端子電圧目標値Vtrefと電圧電流検出器5で検出された端子電圧Vとの偏差ΔV(=Vtref−V)が算出され、その偏差ΔVが振幅目標値設定器8に与えられる。振幅目標値設定器8は、上記の(3)式に基づいて振幅目標値|Vref|を設定し、この振幅目標値|Vref|を目標電圧作成器10に与える。
したがって、インバータ電源2の端子電圧Vが端子電圧目標値Vtrefよりも低下した場合には、偏差ΔV(正)が増加し、これに伴って振幅目標値|Vref|が増加する。その結果、目標電圧作成器10から出力される目標電圧Voの大きさが増加して、インバータ電源2の端子電圧が増加するように補正される。
これとは逆に、インバータ電源2の端子電圧Vが端子電圧目標値Vrefよりも上昇した場合には、偏差ΔV(負)が増加し、これに伴って振幅目標値|Vref|が減少する。その結果、目標電圧作成器10から出力される目標電圧Voの大きさが減少して、インバータ電源2の端子電圧が減少するように補正される。
以上のように、この実施の形態4では、電力系統1との接続点近傍の端子電圧Vを計測し、端子電圧目標値Vtrefとの偏差ΔV(=Vtref−V)によってインバータ電源2の振幅目標値|Vref|を調整することができるので、インバータ電源2の出力電圧を端子電圧目標値Vtrefに基づいて制御することが可能となる。
その他の構成、および作用効果は実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
本発明は上記の実施の形態1〜4の構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において各種の変形を加えることができる。例えば、図3に示した実施の形態2の構成と図4に示した実施の形態3の構成の組み合わせることで、インバータ電源制御装置3が電力系統1の周波数の維持に寄与する特性を持たせると同時に、インバータ電源2の無効電力を無効電力目標値Qrefに基づいて制御するようにしてもよい。あるいは、図3に示した実施の形態2の構成と図5に示した実施の形態4の構成との組み合わせることで、インバータ電源制御装置3が電力系統1の周波数の維持に寄与する特性を持たせると同時に、インバータ電源2の出力電圧を端子電圧目標値Vtrefに基づいて制御するようにしてもよい。
本発明の実施の形態1におけるインバータ電源制御装置の構成図である。 同装置の目標電圧作成器の一例を示す構成図である。 本発明の実施の形態2におけるインバータ電源制御装置の構成図である。 本発明の実施の形態3におけるインバータ電源制御装置の構成図である。 本発明の実施の形態4におけるインバータ電源制御装置の構成図である。
符号の説明
1 電力系統、2 インバータ電源、3 インバータ電源制御装置、
5 電圧電流検出器(電圧電流検出手段)、6 有効電力算出器(有効電力算出手段)、7 出力目標値設定器(出力目標値設定手段)、
8 振幅目標値設定器(振幅目標値設手段)、
9 電圧位相補正値算出器(電圧位相補正値算出手段)、
10 目標電圧作成器(目標電圧作成手段)、11 周波数検出器(周波数検出手段)、12 周波数目標値設定器(周波数目標値設定手段)、13 出力目標値補正手段、
14 無効電力算出器(無効電力算出手段)、
15 無効電力目標値設定器(無効電力目標値設定手段)、
16 差分器(無効電力偏差算出手段)、
17 端子電圧目標値設定器(端子電圧目標値設定手段)、
18 差分器(端子電圧偏差算出手段)。

Claims (4)

  1. 電力系統に接続されたインバータ電源を制御する装置であって、上記インバータ電源の電力系統との接続点近傍における端子電圧と端子電流とを検出する電圧電流検出手段と、この電圧電流検出手段の検出出力に基づいて有効電力を算出する有効電力算出手段と、上記インバータ電源の有効電力の目標値を設定する出力目標値設定手段と、上記インバータ電源の出力電圧の振幅目標値を設定する振幅目標値設定手段と、上記有効電力計算手段で算出された有効電力と上記出力目標値設定手段で設定された出力目標値との偏差を積分し、この積分結果をフィードバックすることでダンパ特性をもたせるととともに、さらに上記積分結果を積分して電圧位相補正値を算出する電圧位相補正値算出手段と、上記電圧電流検出手段で検出された端子電圧、上記振幅目標値設定手段で設定された電圧振幅目標値、および上記電圧位相補正値算出手段で算出された電圧位相補正値に基づいて上記インバータ電源に対する制御用の目標電圧を作成する目標電圧作成手段と、を備えることを特徴とするインバータ電源制御装置。
  2. 上記電力系統の周波数を検出する周波数検出手段と、上記インバータ電源の周波数の目標値を設定する周波数目標値設定手段と、上記周波数検出手段で検出された周波数と上記周波数目標値設定手段で設定された周波数目標値との偏差に基づいて上記出力目標値設定手段で設定される出力目標値を補正する出力目標値補正手段と、を備えることを特徴とする請求項1記載のインバータ電源制御装置。
  3. 上記電圧電流検出手段の検出出力に基づいて無効電力を算出する無効電力算出手段と、上記インバータ電源の無効電力の目標値を設定する無効電力目標値設定手段と、上記無効電力算出手段で算出された無効電力と上記無効電力目標値設定手段で設定された無効電力目標値との偏差を算出する無効電力偏差算出手段とを備え、上記振幅目標値設定手段は、上記無効電力偏差算出手段で算出された偏差に基づいてインバータ電源の出力電圧の振幅目標値を設定するものであることを特徴とする請求項1または請求項2記載のインバータ電源制御装置。
  4. 上記インバータ電源の電力系統との接続点近傍における端子電圧の目標値を設定する端子電圧目標値設定手段と、この端子電圧目標値設定手段で設定された端子電圧目標値と上記電圧電流検出手段で検出された端子電圧との偏差を算出する端子電圧偏差算出手段とを備え、上記振幅目標値設定手段は、上記端子電圧偏差算出手段で算出された偏差に基づいてインバータ電源の出力電圧の振幅目標値を設定するものであることを特徴とする請求項1または請求項2記載のインバータ電源制御装置。
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