JP2012501576A - 音漏れ耐性を有するイヤースピーカ、それに関連する携帯型電子機器およびその制御方法 - Google Patents

音漏れ耐性を有するイヤースピーカ、それに関連する携帯型電子機器およびその制御方法 Download PDF

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Abstract

携帯型電子機器が、ハウジングと、前記ハウジングに位置する第1および第2の音声トランスデューサと、を含んで提供される。前記第1および第2の音声トランスデューサは前記ハウジングに支持され、前記携帯型電子機器からの音漏れ耐性を有する出力を付与するように互いにずれた位相で駆動される。関連するイヤースピーカと携帯型電子機器を制御する方法も提供される。

Description

本発明は、通信、特に携帯型電子機器に用いるイヤースピーカに関する。
携帯型電子機器のイヤースピーカのバランスのとれた周波数特性は、音の明瞭さ、識別性、あるいは聞き取る音質にとって重要である。例えば、600Hzを下回る周波数が大幅に減衰されたとすると、携帯型電子機器のユーザは、遠隔にいる相手が話したあらゆることが理解でき、つまり明瞭さが高いであろうが、遠隔にいる相手が誰なのかその声では聞き分けられない、つまり識別性が低いであろう、また、携帯型電子機器の音質が低下したことを感じさせるであろう。反対に、600Hzを下回る周波数が、相対的に高い周波数に大幅に増幅されたとすると、携帯型電子機器のユーザは、こもった音、つまり悪い音質を持つと感じるであろう、そして、遠隔にいる相手が話したあらゆることが理解できない、つまり明瞭さが低下するであろう。
実質的にシールされた容積部を持つ単一のイヤースピーカの周波数特性は、携帯型電子機器と耳の間の距離が変化するにつれて、大きく変動する。そのため、イヤースピーカの周波数特性が、携帯型電子機器がユーザの耳にシールされた状態で最適化されたとすると、ユーザは、携帯型電子機器が耳から離れるにつれて、識別性や音質が落ちたと感じるであろう。反対に、イヤースピーカの周波数特性が、携帯型電子機器がユーザの耳にシールされていない状態で最適化されたとすると、ユーザは、携帯型電子機器が耳に近づくにつれて、明瞭さや音質において低下したと感じるであろう。このように、シールされた容積部を持つ従来のイヤースピーカでは、いずれにおいても最適な条件とはいえない。
携帯型電子機器のユーザは、様々な理由で携帯型電子機器のイヤースピーカと耳の間の距離を変化させうる。例えば、ユーザが遠隔にいる相手の声を聞くことを妨げるような騒音環境にある場合、ユーザは無意識に携帯型電子機器を自分の耳に押し当て外の騒音を遮断しようとする。長い通話の後では、ユーザの耳が痛くなり、そのために、ユーザは無意識に、耳に触れないように携帯型電子機器を保持するであろう。イヤースピーカの音が不快に大きくなった場合、ユーザは、音の大きさが快適となるまで携帯型電子機器を自分の耳から離れるように移動させるであろう。ユーザの多くは、遠隔にいる異なる相手の異なる音の大きさのレベルを相殺し、歩行中の動的な周囲の騒音を相殺するように、単に音量のコントロールを最大にセットすると共に、携帯型電子機器と耳の間の距離を調整するはずである。
上記シール若しくは非シールの状態を両立させる周波数特性を実現し、様々な耳と携帯型電子機器の間の距離を実現するイヤースピーカを、”音漏れ耐性を有する”イヤースピーカと呼ぶことにする。従来の音漏れ耐性の解決策は、単一のトランスデューサの前方の起伏と後方の起伏の両方を耳に向けて開口することである。耳に対するシールや距離にかかわらず、距離と相互の圧力抵抗を避けるような、前方の起伏から後方の起伏への経路が有効である。
図1に、プリント回路基板(PCB)160上に単一のトランスデューサ107を含む従来の携帯型電子機器190の側面図が描かれている。図1に描かれているように、前方と後方の起伏の両方を耳に向けて開口することで、約6.0から8.0dBまでの感度を低減しうる。換言すると、2つの孔137,142を用いるトランスデューサ107を前面と後面の容積部から開口することは、感度を低減させうる。携帯型電子機器が以前のものより薄くかつ小さくなるにつれて、上述した音漏れ耐性の対策は、十分な/競争力のある音の大きさを生成し得ない。そのため、従来の携帯型電子機器は、音の大きさを維持するために、音漏れ耐性を犠牲にする。
本発明のいくつかの実施形態は、ハウジングと、前記ハウジングに位置する第1および第2の音声トランスデューサと、を含んでいる携帯型電子機器を提供する。前記第1および第2の音声トランスデューサは前記ハウジングに支持され、前記携帯型電子機器から音漏れ耐性を有する出力を付与するポートを含んでいる。
本発明のさらなる実施形態では、前記第1および第2の音声トランスデューサは、前記携帯型電子機器のイヤースピーカを提供する。
本発明のさらなる実施形態では、前記第1および第2の音声トランスデューサは、第1および第2のイヤースピーカトランスデューサを含み、それぞれは前記携帯型電子機器のイヤーピースに向けて開口する前記携帯型電子機器のハウジングにて関連付けられた単一の孔を有する。ある実施形態では、前記携帯型電子機器のイヤーピースに向けて開口する前記単一の孔は、口径が約1.0mmから3.0mm、および/または総面積が約1.0mm2から10.0mm2を有する。ある実施形態では、前記携帯型電子機器のイヤーピースに向けて開口する前記単一の孔は、約0.5mmから1.0mmの深さを有する。
本発明のいくつかの実施形態では、前記第1および第2の音声トランスデューサは、極性が反転されて並列に接続される。
本発明のさらなる実施形態では、前記第1および第2のトランスデューサは、32オームのトランスデューサである。
本発明のさらなる実施形態では、前記第1および第2のトランスデューサは、前記携帯型電子機器から音漏れ耐性を有する出力を付与するために互いにずれた位相で駆動される。
本発明のいくつかの実施形態は、携帯型電子機器に用いるイヤースピーカを提供する。前記イヤースピーカは、前記携帯型電子機器から音漏れ耐性を有する出力を付与するために互いにずれた位相で駆動される、第1および第2の音声トランスデューサを含む。
本発明のさらなる実施形態は、ハウジングと、前記ハウジングに位置するイヤースピーカとを含んでいる携帯型電子機器を提供する。前記イヤースピーカは、第1および第2の音声トランスデューサを含む。前記ハウジングは、前記第1および第2のトランスデューサを、前記携帯型電子機器のイヤーピースに向けて開口する、前記第1および第2のトランスデューサと関連付けられた少なくとも1つの孔と、前記第1および第2のトランスデューサを前記携帯型電子機器のイヤーピースに漏出する前記第1および第2のトランスデューサから離間した少なくとも1つの孔と、を含む。
本発明のさらなる実施形態では、前記第1および第2のトランスデューサに関連付けられた、前記ハウジングにおける前記少なくとも1つの孔は、前記ハウジングにおける第1および第2の孔を含む。前記ハウジングにおける第1の孔は、前記第1のトランスデューサに関連付けられ、前記第1のトランスデューサの第1の前面の容積部を前記携帯型電子機器の前記イヤーピースに向けて開口するように構成されている。前記ハウジングにおける第2の孔は、前記第2のトランスデューサに関連付けられ、前記第1の前面の容積部と分離した、前記第2のトランスデューサの第2の前面の容積部を前記携帯型電子機器の前記イヤーピースに向けて開口するように構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、前記第1および第2のトランスデューサに関連付けられた、前記ハウジングにおける前記少なくとも1つの孔は、前記第1および第2のトランスデューサの共通の前面の容積部を前記携帯型電子機器の前記イヤーピースに向けて開口するように構成されている。
本発明のさらなる実施形態は、第1および第2のトランスデューサを有するイヤースピーカを含んでいる携帯型電子機器を制御する方法を提供する。前記方法は、前記第1および第2のトランスデューサを、前記携帯型電子機器から音漏れ耐性を有する出力を付与するために互いにずれた位相で駆動することを含む。
単一のトランスデューサを含む従来の携帯型電子機器の断面図。 本発明のいくつかの実施形態に係るイヤースピーカを含む携帯型電子機器の断面図。 本発明のいくつかの実施形態に係る携帯型電子機器のブロック図。 図2に描かれた本発明の実施形態に係る第1および第2のトランスデューサの接続を描いた接続図。 本発明のいくつかの実施形態に係る携帯型電子機器と携帯電話通信システムを描いた模式的ブロック図。 本発明の様々な実施形態に係る制御を描いたフローチャート。 本発明のいくつかの実施形態に係るイヤースピーカを含む携帯型電子機器の断面図。 本発明のいくつかの実施形態に係るイヤースピーカを含む携帯型電子機器の断面図。 本発明のいくつかの実施形態に係る携帯型電子機器のブロック図。 本発明のいくつかの実施形態に係る携帯型電子機器のブロック図。
ここで、本発明の実施形態が示される添付の図面を参照して、より十分に本発明を説明する。しかしながら、この発明は、多くの代替形で実施可能であり、ここに説明される実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではない。
したがって、本発明は、様々な変更や代替の余地があるものの、その特定の実施形態が図面に例示され、以下に詳細に記述される。しかしながら、本発明は開示された特定の形態に限定する意図はないけれども、反対に、本発明は、特許請求の範囲に規定される本発明の趣旨及び範囲から逸脱しない、すべての変更物、等価物、代替物を包含するものであると、理解すべきである。図面の記述を通して、同様の番号は同様の構成要素を指す。
ここで使用される用語は、特定の実施形態の記述の目的のみのためにあり、本発明を限定する意図ではない。ここで使用されているように、文脈が別様に明示していない限り、単数形を示す「a」、「an」及び「the」は複数形も同様に含むことを意図するものである。「を備える(comprises)」、「を備えている(comprising)」及び/又は「含んでいる(including)」という用語はこの明細書で使用される場合に、記述した特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成部分の存在を特定するが、1又はそれ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成部分、および/またはそれらの群の存在又は追加を除外するものではない。さらには、ある要素が別の要素に「対応している(responsive)」或いは「接続される(connected)」と言及される場合、それが他の要素と直接的に対応している或いは接続されることもありうるし、あるいは、介在する要素も存在しうる。これに対して、要素が別の要素と「直接的に対応している」あるいは「直接的に接続される」と言及される場合は、介在する要素は存在しない。ここで使用されているように、「and/or]という用語は、1以上の関連付けられ、リストされた項目のうちの任意の、および、すべての組み合わせを含み、「/」と省略される。
第1、第2などの用語は、ここでは様々な要素を記述するために使用されているけれども、これらの要素が、これらの用語によって限定されるものではないと、理解すべきである。これらの用語は、1つの要素と別の要素とを区別するためだけに使用される。例えば、開示の内容を超えなければ、第1の要素は、第2の要素と称することもでき、同様に、第2の要素は、第1の要素と称することもできる。いくつかの線図は、主要な方向の通信を示す通信経路の矢印を含んでいるけれども、描かれた矢印と相反する方向への通信も起こりうる。
いくつかの実施形態は、各ブロックが特定の論理機能を実行するための1又はそれ以上の実行命令からなる回路要素、モジュールまたはコード部分を表しているフローチャートを参照して記述されている。なお、別の実施形態では、上記ブロックに記載の機能は、記載された順序どおりでなくとも実現しうる。例えば、連続する2つのブロックは、実際には、関連した機能性に依存して、実質的に同時に実行され、あるいは上記ブロックがときに逆の順序で実行される。
上述したように、携帯型電子機器が小型かつ薄型になるほど、従来の音漏れ耐性の対策は十分な/競争力のある音の大きさを生成できない。ゆえに、本発明のいくつかの実施形態は、十分な音の大きさを維持しつつ小型/薄型の携帯型電子機器における音漏れ耐性を達成する機器および方法を提供する。特に、本発明のいつくかの実施形態は、図2ないし図10を参照して以下に詳述されるように、ずれた位相で駆動される2つのトランスデューサを含む携帯型電子機器に使用されるイヤースピーカを提供する。
ここで使用されているように、「携帯型電子機器」の用語は、複数行ディスプレイ付きまたは無しのセルラー無線電話機;セルラー無線電話機にデータ処理機能、ファクシミリ機能、およびデータ通信機能を組み合わせられるパーソナル通信システム(PCS:Personal Communications System)端末;無線電話機、ポケベル、インターネット/イントラネットアクセス、Webブラウザ、システム手帳、カレンダおよび/または全地球測位システム(GPS:Global Positioning System)受信機を含むPDA(Personal Data Assistant);ゲーム機器、音声映像プレーヤ、無線電話の送受信機を含む従来のラップトップおよび/またはパームトップの携帯型コンピュータ、を含んでいる。本発明のいくつかの実施形態に係る動作が可能な任意の携帯型電子機器は、本発明の範囲を超えなければ使用されうる。
まず図2を参照すると、本発明のいつくかの実施形態に係るイヤースピーカ227を含んでいる携帯型電子機器290の側断面が記述されている。図2に描かれているように、携帯型電子機器290のハウジング200は、本発明のいつくかの実施形態に係る第1および第2の音声トランスデューサ210,220を含んでいるイヤースピーカ227を含む。第1および第2の音声トランスデューサ210,220は、ハウジング200の内部にも配置されたプリント回路基板260のハウジング200に配置されている。図2に描かれている第1および第2の音声トランスデューサ210,220は、イヤースピーカトランスデューサとして構成されている。音声トランスデューサ210,220の後方には漏出経路は形成されておらず、各トランスデューサ210,220は、音声トランスデューサを携帯型電子機器290のイヤーピース(図3の361)に向けて開口する単一の孔235,240を有する。本発明のいくつかの実施形態に係るイヤースピーカはシールされているけれども、本発明の実施形態は、この構成に限定されるものではないことが理解されるであろう。例えば、漏出経路(ポート)は、本発明の範囲を超えなければ一方または両方の音声トランスデューサに設けられる。
図3にさらに描かれているように、ポート孔335,340は、第1および第2の音声トランスデューサ210,220をそれぞれ、携帯型電子機器390のイヤーピース361に向けて開口する。本発明のいくつかの実施形態では、携帯型電子機器390のイヤーピース361に向けて開口する孔335,340は、約1.0mmから約3.0mmの口径、および/または約1.0mm2から約10.0mm2の総面積を有する。携帯型電子機器290は2つのポート孔335,340を有するように描かれているけれども、本発明の実施形態は、この構成に限定されるものではないことが理解されるであろう。2つを超える孔が、本発明の範囲を超えなければ、携帯型電子機器のイヤーピース361に設けられうる。さらに図3に描かれているように、携帯型電子機器は、さらに図5を参照して以下に記述されるように、ディスプレイ314およびマンマシンインタフェース(MMI)316をさらに含みうる。
再び図2を参照すると、布地247,248が、第1および第2のトランスデューサ210,220を、携帯型電子機器290のイヤーピース361に向けて開口する孔235,240のそれぞれに設けられている。布地247,248は、本発明のいくつかの実施形態に係る周波数特性に調整するように約20から約20MKS raylsの範囲での特定の空気抵抗(音響インピーダンス)を有する繊維により形成される。
さらに図2に描かれているように、本発明のいくつかの実施形態では、第1および第2のトランスデューサ210,220は、平行に接続され、反転された極性を有する。特に、いくつかの実施形態では、イヤースピーカ227を駆動するアンプが差動的である。そのようなアンプは、両トランスデューサを平行に接続し、反転された極性を有することによって、本発明のいくつかの実施形態に係るデュアルトランスデューサイヤースピーカに適合されうる。いくつかの実施形態では、第1および第2のトランスデューサは、たとえば、32オームのイヤースピーカであり、並列に付加した2つの32オームのイヤースピーカは一般に単一の16オームの抵抗となる。
図2に描かれた第1および第2のトランスデューサ210,220を平行に接続することを描いた接続線図が図4に描かれている。そこに描かれているように、イヤースピーカ出力411のプラスのリード線が、トランスデューサA210のプラス入力と、トランスデューサB220のマイナス入力の両方に接続可能とされている。同様に、イヤースピーカ出力411のマイナスのリード線が、トランスデューサA210のマイナス入力と、トランスデューサB220のプラス入力の両方に接続可能とされている。
ここで、図2ないし図4を参照すると、本発明のいくつかの実施形態では、イヤースピーカ227は、音漏れ耐性を解決する手段を創出するずれた位相で駆動される第1および第2の音声トランスデューサ210,220を含む。特に、規格外のトランスデューサは、たとえば、図1を参照して記述したイヤースピーカ107と同様のイヤースピーカの薄さと口直径を有する先の音漏れ耐性を解決する手段に関連して約6.0dBまで感度/音の大きさを増加させる。このため、本発明のいくつかの実施形態によれば、従来の携帯型電子機器の感度/音の大きさを達成しうるだけでなく、音漏れ耐性も提供しうる。上述したように、ここで記述した本発明の実施形態は、シールされたボックス型トランスデューサを含むが、本発明の実施形態は、この構成に限定されるものではない。
さらに図2に描かれたように、第1および第2の音声トランスデューサ210,220はPCB260に設けられ、分離した容積部、たとえば、各トランスデューサ210,220が分離したシールされた容積部を有する。第1および第2の音声トランスデューサ210,220は、孔335,340のそれぞれを通じて、携帯型電子機器のイヤーピース361に向けて開口する。前面の容積部236,241、布地247,248およびポートは、工業規格、たとえば、3gppテンプレートを満足する周波数特性に調整するために使用される。それゆえ、特定のポートサイズおよび布地の密度がここに記述されているけれども、本発明の実施形態は、この構成に限定されるものではない。異なるポートサイズおよび布地の密度が本発明の範囲を超えなければ設定されうる。
本発明のいくつかの実施形態に係る第1および第2のトランスデューサ210,220を含んでいるイヤーピーススピーカが、図5に描かれた携帯型電子機器590に類似する携帯型電子機器において使用されうる。ここで図5を参照すると、本発明のいくつかの実施形態に係る携帯型電子機器590に関連する詳細が記述されている。図5に描かれているように、携帯型電子機器590は携帯型ハウジング500を含み、いずれもがプロセッサ595と通信可能なディスプレイ514およびマンマシンインタフェース(MMI)516、スピーカ/マイク517、ウェブブラウザ518、送信機512およびメモリ580を含みうる。プロセッサ595は市販され、あるいは専用マイクロプロセッサにできる。
さらに図5に描かれているように、携帯型電子機器590は、本発明のいくつかの実施形態に係る移動型スイッチングセンタ(MSC)535に接続された基地局送受信機530と通信する。送受信機512は一般に、それぞれ発信無線周波数信号を基地局送受信機530へ送信し、アンテナ505を介して基地局送受信機530から、音声およびデータ信号などの着信無線周波数信号を受信する、送信回路と受信回路を含む。アンテナ505は、埋め込み型アンテナ、格納式アンテナや本発明の範囲を超えなければ当業者に周知の任意のアンテナにできうる。携帯型電子機器590と基地局送受信機530の間で送信される無線周波数信号は、別の相手や宛先との通信を確立し、維持するために使用される、通信信号と制御信号(すなわち、着信用のページング信号/メッセージ)を含む。プロセッサ595は、ここでさらに記述するように本発明のいくつかの実施形態に係る機能を含む、携帯型電子機器の様々な機能をサポートする。
本発明のいくつかの実施形態では、送受信機512は短距離送受信機であることが理解されるであろう。短距離送受信機は、たとえば、比較的短距離でデータの高い転送レートを許容する、Bluetooth送受信機である。本発明のいくつかの実施形態に係る携帯型電子機器590は、無線送受信機や短距離の送受信機/送信機を含みうることがさらに理解されるであろう。
本発明のいくつかの実施形態では、基地局送受信機530は、携帯電話ネットワークにおける個別のセルを規定する無線送受信機を含み、携帯型電子機器590や無線リンクプロトコルを用いるセルにおける別の携帯型電子機器と通信する。単一の基地局送受信機530だけが示されているが、多くの基地局送受信機が、たとえば移動型スイッチングセンタ535や無線通信ネットワークを規定する別の機器を通じて接続されうることが理解されるであろう。
本発明は、携帯型電子機器590などの、通信機器やシステムにおいて実現されているけれども、本発明はそのような機器および/またはシステムに限定されるものではない。むしろ、本発明は、本発明のいくつかの実施形態に係る制御をするように構成された任意の装置において実現されうる。
ここで、本発明の様々な実施形態に係る制御が、図6のフローチャートを参照して記述されている。図6に描かれているように、本発明のいくつかの実施形態に係る第1および第2のトランスデューサを含んでいるイヤースピーカを含んでいる携帯型電子機器の動作が、携帯型電子機器から音漏れ耐性を有する出力を付与するように、互いにずれた位相で第1および第2のトランスデューサを駆動するブロック600である。ずれた位相で駆動される第1および第2のトランスデューサの両方を用いて、適切な音の大きさの出力がユーザの耳に付与される(ブロック640)。
ここで、本発明のさらなる実施形態が、図7ないし図10を参照して記述されている。全体を通して同様の要素には同様の符号を参照することが理解されるでろう、ゆえに先に全て述べた要素に関する詳細はここでは全て繰り返さない。図7ないし図10を参照して記述された実施形態によれると、イヤースピーカが第1および第2の音声トランスデューサを含んで設けられている。携帯型電子機器のハウジングは、第1および第2のトランスデューサを携帯型電子機器のイヤーピースに向けて開口する第1および第2のトランスデューサに関連付けられた少なくとも1つの孔と、第1および第2のトランスデューサを携帯型電子機器のイヤーピースに漏出する第1および第2のトランスデューサから離間した少なくとも1つの孔と、を含む。
図7を参照すると、本発明のいつくかの実施形態に係るイヤースピーカ727を含む携帯型電子機器790の側断面が記述されている。図7に描かれているように、携帯型電子機器790のハウジング700は、本発明のいつくかの実施形態に係る第1および第2の音声トランスデューサ710,720を含んでいるイヤースピーカ227を含む。第1および第2の音声トランスデューサ710,720は、ハウジング700の内部にも配置されたプリント回路基板760のハウジング700に配置されている。図7に描かれているように、第1および第2のトランスデューサ710,720はそれぞれ、第1および第2のトランスデューサ710,720を携帯型電子機器790のイヤーピース(図9の961)に向けて開口するように構成された、関連付けられた第1および第2の孔787,789を有する。さらにハウジング700は、第1および第2のトランスデューサを携帯型電子機器のイヤーピース(図9の961)に漏出するように構成された第1および第2のトランスデューサから離間した少なくとも1つの孔783、を含む。
さらに図7に描かれているように、ハウジング787の第1の孔は第1のトランスデューサ710に関連付けられている。第1の孔787は、第1のトランスデューサ710の第1の前面容積部736を、携帯型電子機器のイヤーピース(図9の961)に向けて開口するように構成されている。同様に、ハウジング700の第2の孔789は、第2のトランスデューサ720に関連付けられている。第2の孔789は、第1の前面容積部736から分離した、第2のトランスデューサ720の第2の前面容積部741を、携帯型電子機器のイヤーピース(図9の961)に向けて開口するように構成されている。孔783を通じて音声トランスデューサ710,720に追加される漏出経路は、第1および第2ののトランスデューサ710,720から離間している。
さらに図9に描かれているように、ポート孔987,989は、第1および第2の音声トランスデューサ710,720をそれぞれ、携帯型電子機器990のイヤーピース961に向けて開口する。本発明のいくつかの実施形態では、携帯型電子機器1090のイヤーピース961に向けて開口する孔987,989は、約1.0mmから約3.0mmの口径、および/または約1.0mm2から約10.0mm2の総面積を有する。さらに図9に描かれているように、携帯型電子機器990は、第1および第2のトランスデューサ710,720から離間した漏出孔983を含み、第1および第2のトランスデューサ710,720を携帯型電子機器のイヤーピース961に漏出するように構成されている。携帯型電子機器は、さらに図5を参照して上述されたように、ディスプレイ914およびマンマシンインタフェース(MMI)916をさらに含みうる。
ここで図8を参照すると、本発明のいつくかの実施形態に係るイヤースピーカ827を含む携帯型電子機器890の側断面が記述されている。図8に描かれているように、携帯型電子機器890のハウジング800は、本発明のいつくかの実施形態に係る第1および第2の音声トランスデューサ810,820を含むイヤースピーカ827を含んでいる。第1および第2の音声トランスデューサ810,820は、ハウジング800の内部にも配置されたプリント回路基板860のハウジング000に配置されている。図8に描かれているように、第1および第2のトランスデューサ810,820は、第1および第2のトランスデューサ810,820を携帯型電子機器1090のイヤーピース(図10の1061)に向けて開口するように構成された、単一の孔885を有する。さらにハウジング800は、第1および第2のトランスデューサを携帯型電子機器のイヤーピース(図10の1061)に漏出するように構成された第1および第2のトランスデューサから離間した少なくとも1つの孔883、を含む。
さらに図8に描かれているように、単一の孔885は、第1および第2のトランスデューサ810,820に関連付けられている。単一の孔885は、第1および第2のトランスデューサ810,820の共通の前面容積部837を携帯型電子機器のイヤーピース(図10の1061)に向けて開口するように構成されている。孔883を通じて音声トランスデューサ810,820に追加される漏出経路は、第1および第2ののトランスデューサ810,820から離間している。
さらに図10に描かれているように、ポート孔1085は、第1および第2の音声トランスデューサ810,820をそれぞれ、携帯型電子機器1090のイヤーピース1061に向けて開口する。本発明のいくつかの実施形態では、携帯型電子機器1090のイヤーピース1061に向けて開口する孔1085は、約1.0mmから約3.0mmの口径、および/または約1.0mm2から約10.0mm2の総面積を有する。さらに図10に描かれているように、携帯型電子機器1090は、第1および第2のトランスデューサ810,820から離間した漏出孔1083を含み、第1および第2のトランスデューサ810,820を携帯型電子機器のイヤーピース1061に漏出するように構成されている。携帯型電子機器は、さらに図5を参照して上述されたように、ディスプレイ1014およびマンマシンインタフェース(MMI)1016をさらに含みうる。
図2ないし図10を参照して上で簡単に述べているように、2つのトランスデューサを含むイヤースピーカは帯域の状況に対して音質を改善し、長時間の通話がより実用的となりうる。本発明の実施形態では、長時間の通話が使用時間を増加させ、本技術を有さない競合社の操作者と比べて改良された提案が提供できるため、操作者にとって有益となる。本発明のいくつかの実施形態に応じたイヤースピーカを含む携帯型電子機器を使用することは、顧客満足度や売上を増加する方向に導き、携帯型電子機器が、異なる条件でシミュレーションされた耳の付属品のパラメータを用いて操作者による周波数特性制限をさらに容易にパスすることが可能となる。
図面及び明細書において本発明の例示的な実施形態を開示した。しかしながら、本発明の趣旨から実質的に逸脱することなく、これらの実施形態に対して多くの変更や変形がなし得る。したがって、本明細書では特定の用語が採用されているが、それらはあくまで一般的かつ記述的な意味においてのみ使用されており、発明を限定する意図はない。本発明の範囲は以下の特許請求の範囲に記載されているとおりである。

Claims (19)

  1. 携帯型電子機器であって、
    ハウジングと、
    前記ハウジングに位置する第1および第2の音声トランスデューサと、を有し、
    前記第1および第2の音声トランスデューサは、前記携帯型電子機器から音漏れ耐性を有する出力を付与するポートを有する前記ハウジングに支持される携帯型電子機器。
  2. 前記第1および第2の音声トランスデューサは、前記携帯型電子機器のイヤースピーカを提供する、請求項1に記載の携帯型電子機器。
  3. 前記第1および第2の音声トランスデューサは、第1および第2のイヤースピーカトランスデューサを備え、当該第1および第2のイヤースピーカは、前記携帯型電子機器のイヤーピースに向けて開口する前記携帯型電子機器のハウジングにて関連付けられた単一の孔を有する、請求項1に記載の携帯型電子機器。
  4. 前記携帯型電子機器のイヤーピースに向けて開口する前記単一の孔は、口径が約1.0mmから3.0mm、および/または総面積が約1.0mm2から10.0mm2を有する、請求項3に記載の携帯型電子機器。
  5. 前記携帯型電子機器のイヤーピースに向けて開口する前記単一の孔は、約0.5mmから1.0mmの深さを有する、請求項3に記載の携帯型電子機器。
  6. 前記第1および第2の音声トランスデューサは、極性が反転されて並列に接続される、請求項1に記載の携帯型電子機器。
  7. 前記第1および第2の音声トランスデューサは、32オームのトランスデューサを備える、請求項1に記載の携帯型電子機器。
  8. 前記第1および第2の音声トランスデューサは、前記携帯型電子機器から音漏れ耐性を有する出力を付与するために互いにずれた位相で駆動される、請求項1に記載の携帯型電子機器。
  9. 請求項1の前記携帯型電子機器を制御する方法。
  10. 携帯型電子機器に用いるイヤースピーカであって、
    前記携帯型電子機器から音漏れ耐性を有する出力を付与するために互いにずれた位相で駆動される、第1および第2の音声トランスデューサを備える、イヤースピーカ。
  11. 前記第1および第2のトランスデューサは、第1および第2のイヤースピーカトランスデューサを備え、当該第1および第2のイヤースピーカは、前記携帯型電子機器のイヤーピースに向けて開口する単一の孔を有する、請求項10に記載のイヤースピーカ。
  12. 前記携帯型電子機器のイヤーピースに向けて開口する前記単一の孔は、直径が約1.0mmから3.0mm、および/または総面積が約1.0mm2から10.0mm2を有する、請求項11に記載のイヤースピーカ。
  13. 前記携帯型電子機器のイヤーピースに向けて開口する前記単一の孔は、約0.5mmから1.0mmの深さを有する、請求項11に記載のイヤースピーカ。
  14. 前記第1および第2の音声トランスデューサは、極性が反転されて並列に接続される、請求項11に記載のイヤースピーカ。
  15. 前記第1および第2のトランスデューサは、32オームのトランスデューサを備える、請求項10に記載のイヤースピーカ。
  16. 請求項9の前記携帯型電子機器を制御する方法。
  17. 携帯型電子機器であって、
    ハウジングと、
    前記ハウジングに位置し、第1および第2の音声トランスデューサを含むイヤースピーカと、を有し、
    前記ハウジングは、前記第1および第2のトランスデューサを前記携帯型電子機器のイヤーピースに向けて開口する前記第1および第2のトランスデューサに関連付けられた少なくとも1つの孔と、前記第1および第2のトランスデューサを前記携帯型電子機器のイヤーピースに漏出する前記第1および第2のトランスデューサから離間した少なくとも1つの孔と、を含む携帯型電子機器。
  18. 前記第1および第2のトランスデューサに関連付けられた、前記ハウジングにおける前記少なくとも1つの孔は、
    前記第1のトランスデューサに関連付けられ、前記第1のトランスデューサの第1の前面の容積部を前記携帯型電子機器の前記イヤーピースに向けて開口するように構成された、前記ハウジングにおける第1の孔と、
    前記第2のトランスデューサに関連付けられ、前記第1の前面の容積部と分離した、前記第2のトランスデューサの第2の前面の容積部を前記携帯型電子機器の前記イヤーピースに向けて開口するように構成された、前記ハウジングにおける第2の孔と、を備える、請求項17に記載の携帯型電子機器。
  19. 前記第1および第2のトランスデューサに関連付けられた、前記ハウジングにおける前記少なくとも1つの孔は、前記第1および第2のトランスデューサの共通の前面の容積部を前記携帯型電子機器の前記イヤーピースに向けて開口するように構成された、前記ハウジングにおける単一の孔を備える、請求項17に記載の携帯型電子機器。
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