JP2012501483A - 立体映像ディスプレイ装置および立体映像ディスプレイシステム - Google Patents

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Abstract

本発明は、立体映像ディスプレイ装置および立体映像ディスプレイシステムに係り、さらに具体的には、ディスプレイに含まれる偏光フィルムとパネルを分離せずに製作することにより色感および視野角の低下がない立体映像ディスプレイ装置、および前記立体映像ディスプレイ装置を用いて、使用者が偏光眼鏡を着用しても立体映像および平面映像を両眼で同時に観察することが可能な立体映像ディスプレイシステムに関する。
【選択図】図3

Description

本発明は、立体映像ディスプレイ装置および立体映像ディスプレイシステムに係り、さらに具体的には、ディスプレイに含まれる偏光フィルムとパネルを分離せずに製作することにより色感および視野角の低下がない立体映像ディスプレイ装置、および前記立体映像ディスプレイ装置を用いて、使用者が偏光眼鏡を着用しても立体映像および平面映像を両眼で同時に観察することのできる立体映像ディスプレイシステムに関する。
偏光方式の立体映像ディスプレイ装置は、互いに異なる偏光を持つ左眼映像および右眼映像に対して、偏光眼鏡を用いて、前記左眼映像は観察者の左眼だけで見、前記右眼映像は観察者の右眼だけで見るようにすることにより、観察者が立体映像を観察するようにするディスプレイ装置である。
図1は従来の立体映像ディスプレイ装置を示す図、図2は従来の立体映像ディスプレイ装置を製作する方法を説明するための図である。
これらの図を参照すると、従来の立体映像ディスプレイ装置10は、左眼映像ディスプレイ11、右眼映像ディスプレイ12およびハーフミラー13を含んでなる。
また、前記左眼映像ディスプレイ11と前記右眼映像ディスプレイ12は、それぞれの下部の端を基準として互いに90度の角度で設置され、それぞれ左眼映像11cと右眼映像12cを出力する。
また、前記ディスプレイ11、12は、それぞれ前記映像11c、12cを生成するパネル11a、12aと、前記映像11c、12cが一定の偏光11d、12dを持つようにする偏光フィルム11b、12bとを含んでなる。
すなわち、前記映像11c、12cはそれぞれ一定の偏光11d、12dをもって出力される。
また、前記ハーフミラー13は、前記ディスプレイ11、12に対してそれぞれ45度の角度で前記ディスプレイ11、12同士の間に設置される。前記ハーフミラー13は、前記左眼映像11cは反射し、右眼映像12cは透過させることにより、最終的に前記映像11c、12cを前面に同時に出力する。
また、前記ハーフミラー13を経て最終的に出力される映像11c、12cの偏光11d、12dは、互いに90度を成して出力される。
したがって、観察者は、互いに90度の偏光角の差を有する偏光フィルター14a、14bからなる偏光眼鏡を着用し、前記左眼映像11cは左眼だけで見、前記右眼映像12cは右眼だけで見ることにより、立体感を感じることができる。
一方、前記映像11c、12cが有する偏光11d、12dは前記ディスプレイ11、12の種類によって異なる。現在、前記ディスプレイ11、12は、0度、90度または45度の偏光を持つ映像を出力するように製作されている。
また、前記ディスプレイ11、12の種類は、国家別、製造会社別または技術別に互いに異なる基準に基づいて製作されている。
一方、前記ハーフミラー13は、一面に透過する偏光はそのまま透過させ、他面に反射する偏光は反転して出力する特性がある。
言い換えれば、前記ハーフミラー13に対して45度の偏光を反射する場合、前記45度の偏光は135度の偏光に反転する特性がある。
ところが、0度または90度の偏光の場合、前記ハーフミラー13によって反射して反転しても、実質的にそのまま0度または90度を維持する。
このような原理によれば、仮想の垂直線または水平線を基準として0度、90度または45度の偏光を線対称にしたときのそれぞれの対称偏光は0度、90度または135度に反転する形態のものと理解できる。
すなわち、0度の偏光を持つ映像を出力する2つのディスプレイ11、12’を用いて立体映像ディスプレイ装置を製作する場合、前記ハーフミラー13に対して反射または透過する映像11c、12cの偏光が互いに0度と同一なので、使用者が着用する偏光眼鏡のいずれか一つの偏光フィルターには映像が透過しないので、使用者は立体感を感じることができない。
したがって、それぞれ0度の偏光または90度の偏光を持つディスプレイを用いて立体映像ディスプレイ装置を製作する場合、いずれか一つの映像の偏光を90度回転させて出力しなければならないという問題点がある。
従来では、前記いずれか一つの映像12cの偏光12d’を90度回転させるためには、前記ディスプレイ11、12のうちいずれか一つのディスプレイ12’のパネル12aと偏光フィルム12b’を互いに分離し、前記偏光フィルム12b’を90度回転させた後、さらに前記パネル12aに貼る方法を使用した。
ところが、このような従来の方法は、ディスプレイの色感または視野角を低下させる問題点を抱えており、前記偏光フィルム12b’を分離してさらに貼るのには多くの技術的、時間的問題点がある。
一方、45度の偏光を持つ映像を出力する2つのディスプレイ(図示せず)を用いて立体映像ディスプレイ装置を製作する場合、いずれか一つのディスプレイから出力される映像の偏光は前記ハーフミラー13によって反転して135度の偏光を持つので、前記偏光フィルム12’を分離してさらに貼る過程が不要である。
ところが、前記45度の偏光と135度の偏光を同時に出力する立体映像ディスプレイ装置は、他の45度の偏光を持つ平面映像を出力する平面映像ディスプレイと同一の場所に設置される場合、互いに45度および135度の偏光角を持つ偏光フィルターからなる偏光眼鏡を着用すると、前記立体映像ディスプレイから出力される立体映像は観察することができるが、前記平面映像ディスプレイから出力される平面映像は前記偏光眼鏡のいずれか一つの偏光フィルターのみを通過するので、使用者はいずれか片方の目だけで前記平面映像を観察することができるという問題点がある。
図7および図8は従来の立体映像ディスプレイシステムを示す図である。
これらの図を参照すると、従来の立体映像ディスプレイシステムは、立体映像ディスプレイ装置10、10aおよび平面映像ディスプレイ装置30、30aを含んでなる。
前記立体映像ディスプレイ装置10、10aは、図1および図2を参照して説明した立体映像ディスプレイ装置と実質的に同様なので、その説明を省略し、同一の符号を参照する。
前記平面映像ディスプレイ装置30、30aは、平面映像を出力するが、前記立体映像ディスプレイ装置10、10aから出力される左眼映像11cまたは右眼映像12cの偏光と同じ角度の偏光を持つ平面映像を出力する。
言い換えれば、前記立体映像ディスプレイ装置10、10aとして、それぞれ0度および90度の偏光11d、12dを持つ左眼映像および右眼映像を出力する立体映像ディスプレイ装置10を備える場合、前記平面映像ディスプレイ装置30、30aとしては、0度または90度の偏光31を持つ平面映像を出力する平面映像ディスプレイ装置30を備える。
また、前記立体映像ディスプレイ装置10、10aとして、それぞれ45度および135度の偏光11dd、12ddを持つ左眼映像および右眼映像を出力する立体映像ディスプレイ装置10aを備える場合、前記平面映像ディスプレイ装置30としては、45度または135度の偏光31aを持つ平面映像を出力する平面映像ディスプレイ装置30aを備える。
その理由は、前述したように、国家別、製造会社別または技術別に互いに異なる基準に基づいてディスプレイが製作されているためである。
すなわち、前記立体映像ディスプレイ装置10、10aから出力される映像を、使用者が偏光眼鏡14、14aを着用した状態で観察しながら、前記平面映像ディスプレイ装置30、30aから出力される平面映像を見る場合、前記偏光眼鏡14、14aのいずれか一つの偏光フィルター14b、14bbには平面映像が通過することができないという問題点が発生する。
本発明者は、色感および視野角の低下がない立体映像ディスプレイ装置、および偏光眼鏡を着用しても両眼で同時に立体映像および平面映像を観察することが可能な立体映像ディスプレイシステムを開発しようと研究努力した結果、ディスプレイに含まれる偏光フィルムとパネルを分離せずに製作することにより色感および視野角の低下がなく、偏光フィルムを用いて、偏光眼鏡を着用しても立体映像および平面映像を両眼で同時に観察することのできる技術的構成を開発し、本発明を完成するに至った。
そこで、本発明の目的は、ディスプレイに含まれる偏光フィルムとパネルを分離せずに製作することにより色感および視野角の低下がない立体映像ディスプレイ装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、立体映像ディスプレイ装置と平面映像ディスプレイ装置が共存する立体映像ディスプレイシステムにおいて、前記立体映像ディスプレイ装置または平面映像ディスプレイ装置から出力される映像の偏光を補正することにより、偏光眼鏡を着用した状態でも立体映像を観察することができると同時に両眼で平面映像を観察することができる、立体映像ディスプレイシステムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1実施例によれば、一定の角度の第1初期偏光を持つ左眼映像を出力する左眼映像ディスプレイと、前面が前記左眼映像ディスプレイの前面と一定の角度を成して設置され、一定の角度の第2初期偏光を持つ右眼映像を出力する右眼映像ディスプレイと、前記ディスプレイ同士の間に設けられ、前記映像のうちいずれか一つの映像は透過させ、もう一つの映像は反射して前記映像を同一の面へ出力するハーフミラーと、前記ディスプレイのうちいずれか一つのディスプレイの前面に貼られ、そのディスプレイから出力される映像の初期偏光の角度を一定の角度で回転させて補正偏光を持たせるが、前記ハーフミラーによって出力される映像の偏光が互いに90度を成すように補正偏光を持たせる偏光補正手段とを含んでなる、立体映像ディスプレイ装置を提供する。
好ましい実施例において、前記初期偏光の角度はそれぞれ0度および0度、または90度および90度であり、前記偏光補正手段は前記初期偏光のうちいずれか一つの初期偏光を+90度または−90度だけ回転させて前記初期偏光のうちいずれか一つの初期偏光の角度を補正する。
好ましい実施例において、前記偏光補正手段は位相差フィルムである。
好ましい実施例において、前記位相差フィルムは、λ/2フィルムであり、前記λ/2フィルムの光軸を+45度または−45度回転させて貼る。
また、本発明の第2実施例によれば、一定の角度の第1初期偏光を持つ左眼映像を出力する左眼映像ディスプレイと、前面が前記左眼映像ディスプレイの前面と一定の角度を成して設置され、一定の角度の第2初期偏光を持つ右眼映像を出力する右眼映像ディスプレイと、前記ディスプレイ同士の間に設けられ、前記映像のうちいずれか一つの映像は透過させ、もう一つの映像は反射して前記映像を同一の面へ出力するハーフミラーと、前記左眼映像ディスプレイの前面に設けられ、前記第1初期偏光を一定の角度で回転させて第1補正偏光を持たせる第1偏光補正手段と、前記右眼映像ディスプレイの前面に設けられ、前記第2初期偏光を一定の角度で回転させて第2補正偏光を持たせる第2偏光補正手段とを含んでなり、前記偏光補正手段は前記ハーフミラーによって出力される映像の偏光が互いに90度を成すように前記初期偏光をそれぞれ回転させる、立体映像ディスプレイ装置を提供する。
好ましい実施例において、前記初期偏光の角度はそれぞれ0度および0度、または90度および90度であり、前記偏光補正手段は前記初期偏光の角度をそれぞれ+45度または−45度だけ回転させる。
好ましい実施例において、前記偏光補正手段はそれぞれ第1位相差フィルムおよび第2位相差フィルムである。
好ましい実施例において、前記位相差フィルムは、それぞれ第1λ/2フィルムおよび第2λ/2フィルムであり、前記第1λ/2フィルムおよび第2λ/2フィルムの光軸を+22.5または−22.5度回転させて貼る。
また、本発明の第3実施例によれば、前記第2実施例による立体映像ディスプレイ装置と比較して、前記ディスプレイ装置から出力される初期偏光の角度はそれぞれ45度および45度であり、前記偏光補正手段は前記初期偏光をそれぞれ+45度および−45度、または−45および+45度だけ回転させる、立体映像ディスプレイ装置を提供する。
好ましい実施例において、前記偏光補正手段はそれぞれ第1位相差フィルムおよび第2位相差フィルムである。
好ましい実施例において、前記位相差フィルムは、それぞれ第1λ/2フィルムおよび第2λ/2フィルムであり、前記第1λ/2フィルムおよび第2λ/2フィルムの光軸をそれぞれ+22.5度および−22.5度、または−22.5度および+22.5度回転させて貼る。
また、本発明の第4実施例によれば、一定の角度の第1初期偏光を持つ左眼映像を出力する左眼映像ディスプレイと、前面が前記左眼映像ディスプレイの前面と一定の角度を成して設置され、一定の角度の第2初期偏光を持つ右眼映像を出力する右眼映像ディスプレイと、前記ディスプレイ同士の間に設けられ、前記映像のうちいずれか一つの映像は透過させ、もう一つの映像は反射して前記映像を同一の面へ出力するハーフミラーと、前記左眼映像ディスプレイの前面に設けられ、前記第1初期偏光を一定の方向に回転させて第1補正円偏光を持たせる第1円偏光補正手段と、前記右眼映像ディスプレイの前面に設けられ、前記第2初期偏光を一定の方向に回転させて第2補正円偏光を持たせる第2円偏光補正手段とを含んでなり、前記偏光補正手段は前記ハーフミラーによって出力される映像の偏光が互いに反対方向に回転するように前記初期偏光をそれぞれ回転させる、立体映像ディスプレイ装置を提供する。
好ましい実施例において、前記初期偏光の角度はそれぞれ0度および0度、90度および90度、または45度および45度であり、前記円偏光補正手段は前記初期偏光を同一の方向に回転させる。
好ましい実施例において、前記円偏光補正手段はそれぞれ第1位相差フィルムおよび第2位相差フィルムである。
好ましい実施例において、前記位相差フィルムは、それぞれ第1λ/4フィルムおよび第2λ/4フィルムであり、前記λ/4フィルムの光軸をそれぞれ前記初期偏光の角度と一致させて貼る。
また、本発明の第5実施例によれば、それぞれ一定の角度の初期偏光を持つ左眼映像および右眼映像を前面に同時に出力するが、前記初期偏光が互いに90度を成すように前記映像を出力する立体映像ディスプレイ装置と、前記各映像の初期偏光を任意の角度で同一の方向に回転させて前記各映像が一定の角度の補正偏光を持つようにする立体偏光補正手段と、前記映像の補正偏光の角度とそれぞれ同一の偏光角を持つ左眼偏光フィルターおよび右眼偏光フィルターからなる偏光眼鏡とを含んでなる、立体映像ディスプレイシステムを提供する。
好ましい実施例において、前記初期偏光のうちいずれか一つの初期偏光と同じ角度の偏光を持つ平面映像を出力する平面映像ディスプレイ装置をさらに含み、前記左眼映像は前記左眼偏光フィルターに透過し、前記右眼映像は前記右眼偏光フィルターに透過し、前記平面映像は前記左眼偏光フィルターおよび前記右眼偏光フィルターに同時に透過する。
好ましい実施例において、前記初期偏光の角度はそれぞれ45度および135度である。
好ましい実施例において、前記補正偏光の角度は、それぞれ前記初期偏光の角度から45度、135度、225度または315度回転した角度である。
好ましい実施例において、前記立体偏光補正手段は、前記立体映像ディスプレイ装置の前面に貼られる位相差フィルムである。
好ましい実施例において、前記位相差フィルムは、λ/2フィルムであり、前記λ/2フィルムの光軸を22.5度、67.5度、112.5度または157.5度回転させて前記立体映像ディスプレイ装置の前面に貼る。
また、本発明の第6実施例によれば、前記本発明の第5実施例に係る立体映像ディスプレイシステムと比較して、立体映像ディスプレイ装置がそれぞれ0度および90度の初期偏光を有し、他の構成要素に対しては実質的に同一である立体映像ディスプレイシステムを提供する。
また、本発明の第7実施例によれば、それぞれ一定の角度の偏光を持つ左眼映像および右眼映像を前面に同時に出力するが、前記偏光が互いに90度を成すように前記映像を出力する立体映像ディスプレイ装置と、前記偏光のうちいずれか一つの偏光と同じ角度の初期偏光を持つ平面映像を出力する平面映像ディスプレイ装置と、前記平面映像の初期偏光を任意の角度で回転させ、前記平面映像が一定の角度の補正偏光を持つようにする平面偏光補正手段と、前記左眼映像および右眼映像の偏光とそれぞれ同一の偏光角を持つ左眼偏光フィルターおよび右眼偏光フィルターからなる偏光眼鏡とを含んでなる、立体映像ディスプレイシステムを提供する。
好ましい実施例において、前記左眼映像および右眼映像の偏光はそれぞれ45度および135度であり、前記平面映像の初期偏光は45度または135度である。
好ましい実施例において、前記左眼映像および右眼映像の偏光はそれぞれ0度および90度であり、前記平面映像の初期偏光は0度または90度であってもよい。
好ましい実施例において、前記補正偏光の角度は、前記初期偏光の角度から45度、135度、225度または315度回転した角度である。
好ましい実施例において、前記平面偏光補正手段は、前記平面映像ディスプレイ装置の前面に貼られる位相差フィルムである。
好ましい実施例において、前記位相差フィルムは、λ/2フィルムであり、前記λ/2フィルムの光軸を22.5度、67.5度、112.5度または157.5度回転させて前記平面映像ディスプレイ装置の前面に貼る。
また、本発明の第8実施例によれば、それぞれ一定の角度の偏光を持つ左眼映像および右眼映像を前面に同時に出力するが、前記偏光が互いに90度を成すように前記映像を出力する立体映像ディスプレイ装置と、前記偏光のうちいずれか一つの偏光と同じ角度の初期偏光を持つ平面映像を出力する平面映像ディスプレイ装置と、前記平面映像の初期偏光を拡散させ、前記平面映像がランダム偏光を持つようにするランダム偏光補正手段と、前記左眼映像および右眼映像の偏光とそれぞれ同じ偏光角を持つ左眼偏光フィルターおよび右眼偏光フィルターからなる偏光眼鏡とを含んでなる、立体映像ディスプレイシステムを提供する。
好ましい実施例において、前記ランダム偏光補正手段は、拡散フィルム(Diffusion film)またはすりガラスを含むランダム化フィルムである。
本発明は、次の優れた効果を有する。
まず、本発明の立体映像ディスプレイ装置によれば、ディスプレイに含まれる偏光フィルムとパネルを分離せず、左眼映像ディスプレイまたは右眼映像ディスプレイの前面に位相差フィルムを貼って製作することにより色感および視野角の低下がない、立体映像ディスプレイ装置を提供することができる。
また、本発明の立体映像ディスプレイ装置によれば、ハーフミラーに対して透過または反射する映像の偏光が0度または90度の場合、偏光ビームスプリッターを用いて光の効率を非常に向上させることができる。
また、本発明の立体映像ディスプレイシステムによれば、立体映像ディスプレイ装置と平面映像ディスプレイ装置が共存する環境で、前記立体映像ディスプレイ装置または平面映像ディスプレイ装置から出力される映像の偏光を位相差フィルムまたはランダム化フィルムを用いて補正することにより、使用者が偏光眼鏡を着用した状態で立体映像を観察することができるとともに両眼で平面映像を観察することができる、立体映像ディスプレイシステムを提供することができる。
従来の立体映像ディスプレイ装置を示す図である。 従来の立体映像ディスプレイ装置を製作する方法を説明するための図である。 本発明の第1実施例に係る立体映像ディスプレイ装置を示す図である。 本発明の第2実施例に係る立体映像ディスプレイ装置を示す図である。 本発明の第3実施例に係る立体映像ディスプレイ装置を示す図である。 本発明の第4実施例に係る立体映像ディスプレイ装置を示す図である。 従来の立体映像ディスプレイシステムを示す図である。 従来の立体映像ディスプレイシステムを示す図である。 本発明の第5実施例に係る立体映像ディスプレイシステムを示す図である。 本発明の第6実施例に係る立体映像ディスプレイシステムを示す図である。 本発明の第7実施例に係る立体映像ディスプレイシステムを示す図である。 本発明の第8実施例に係る立体映像ディスプレイシステムを示す図である。本発明に係る図面において、実質的に同一の構成および機能を有する構成要素については同一の参照符号を使用する。
本発明で使用される用語は、なるべく現在広く使用される一般な用語を選択したが、特定の場合には出願人が任意に選定した用語もある。この場合は、単純な用語の名称としてではなく、発明の詳細な部分に記載または使用された意味を考慮してその意味を把握すべきであろう。
以下、添付図面に示した好適な実施例を参照して本発明の技術的構成を詳細に説明する。
ところが、本発明は、ここで説明される実施例に限定されず、他の形態にも具体化できる。明細書全体にわたって、同一の参照番号は同一の構成要素を示す。
[第1実施例]
図3は本発明の第1実施例に係る立体映像ディスプレイ装置を示す図である。
図3を参照すると、本発明の第1実施例に係る立体映像ディスプレイ装置100は、左眼映像ディスプレイ110、右眼映像ディスプレイ120、ハーフミラー130および偏光補正手段140を含んでなる。
前記左眼映像ディスプレイ110は、一定の角度の第1初期偏光110bを持つ左眼映像110aを出力する。
また、前記左眼映像ディスプレイ110は、出力される映像が偏光を持つLCDディスプレイからなる。ところが、前記左眼映像ディスプレイ110は、出力される映像が偏光を持つディスプレイであれば、いずれのディスプレイでもよい。
前記右眼映像ディスプレイ120は、前面が前記左眼映像ディスプレイ110の前面と一定の角度を成して設置され、一定の角度の第2初期偏光120bを持つ右眼映像120aを出力する。
さらに詳しくは、前記右眼映像ディスプレイ120は、前記左眼映像ディスプレイ110に対して90度の角度で設置される。
ところが、前記ディスプレイ110、120は、90度〜150度の角度を成して設置でき、設置される角度に応じて、後述するハーフミラー130によって最終的に出力される映像110a、120aの出力方向または出力サイズを決定することができる。
また、前記右眼映像ディスプレイ120はLCDディスプレイからなる。ところが、前記右眼映像ディスプレイ120は、前記左眼映像ディスプレイ110と同様に、偏光を持つ映像を出力することが可能なディスプレイであれば、いずれのディスプレイでもよい。
また、前記ディスプレイ110、120から出力される映像110a、120aは、それぞれ互いに同じ角度の初期偏光110b、120bを持つ。
例えば、前記初期偏光110b、120bは0度および0度、または90度および90度であってもよい。すなわち、前記ディスプレイ110、120は同じ種類のディスプレイからなる。
また、前記初期偏光110b、120bは、水平線hを基準として一定の角度で振動する線偏光である。
一方、前記左眼映像110aと前記右眼映像120aは、互いに一定の視差(disparity)を有する映像として出力され、使用者が左眼では前記左眼映像110aのみを見、右眼では前記右眼映像120aのみを見たときに立体感を感じることのできる映像である。
前記ハーフミラー130は、前記ディスプレイ110、120同士の間に設けられ、前記映像のうちいずれか一つの映像120aは透過させ、もう一つの映像110aは反射して、前記ディスプレイ110、120から出力される映像110a、120aを同一の面へ出力する。
また、前記ハーフミラー130は、ビームスプリッター(Beam Splitter)ともいい、一面に入射する光は透過させ、他面に入射する光は反射する特性がある。
また、前記ビームスプリッターとしては、好ましくは入射する映像の偏光が0度または90度の場合、透過する映像は全て透過させ、反射する映像は全て反射する偏光ビームスプリッター(PBS:Polarizing Beam Splitter)からなる。
したがって、光の透過および反射効率を高めることができるという利点がある。
一方、前記偏光ビームスプリッターは、厚さが厚いという欠点があるが、本発明の第1実施例では前記偏光ビームスプリッターとして線格子偏光子(WGP:Wire Grid Polarizer)を備え、前記ハーフミラー130が一般なビームスプリッターの厚さだけ薄い厚さを持つようにした。
また、前記ハーフミラー130は、前記ディスプレイ110、120が成す角度を二等分し、前記ディスプレイ110、120同士の間に設けられる。
したがって、本発明の実施例では、前記ハーフミラー130は前記ディスプレイ110、120に対してそれぞれ45度を成すように設置される。ところが、前記ハーフミラー130の設置角度は前記ディスプレイ110、120の設置角度に応じて変化できる。
すなわち、前記ハーフミラー130は、使用者が前記映像110a、120aを同一の面から観察することができるようにする。
前記偏光補正手段1410は、前記ディスプレイ110、120のうちいずれか一つのディスプレイ120の前面に貼られ、そのディスプレイから出力される映像の初期偏光120bを一定の角度で回転させて補正偏光120b’を持つようにする。
本発明の実施例では、前記偏光補正手段140は、前記右眼映像ディスプレイ120の前面に貼られ、前記第2初期偏光120bを一定の角度で回転させて前記右眼映像120aが一定の角度の補正偏光120b’を持つようにする。
ところが、前記偏光補正手段140は、前記左眼映像ディスプレイ110の前面に貼られ、前記第1初期偏光110bを一定の角度で回転させることもできる。
また、前記偏光補正手段140は、前記ハーフミラー130によって出力される映像110a、120aの偏光110b、120b’が互いに90度を成すように前記第2初期偏光120bを前記補正偏光120b’に補正する。
すなわち、前記偏光補正手段140は、前記ハーフミラー130によって出力される映像110a、120aの偏光110b、120b’が互いに90度を成すように出力することができれば、前記ディスプレイ110、120のうちいずれのディスプレイにも貼ることが可能である。
また、前記偏光補正手段140は位相差フィルムであり、さらに詳しくは、前記位相差フィルムはλ/2フィルムである。
また、前記λ/2フィルムの光軸140aを+45度または−45度回転させて前記右眼映像ディスプレイ120の前面に貼ることにより、前記第2初期偏光120bを+90度または−90度だけ回転させる。
すなわち、前記初期偏光110b、120bの角度が0度および0度、または90度および90度の場合、前記偏光補正手段140によって、前記ハーフミラー130から最終的に出力される偏光110b、120bはそれぞれ0度および90度、または90度および0度で出力される。
したがって、従来の立体映像ディスプレイ装置10と比較して、パネル121と偏光フィルム122を分離せずに立体映像ディスプレイ装置を製作することができるので、立体映像ディスプレイ装置の色感および視野角の低下を防止することができる。
[第2実施例]
図4は本発明の第2実施例に係る立体映像ディスプレイ装置を示す図である。
以下では、本発明の第1実施例に係る立体映像ディスプレイ装置と実質的に同一の構成要素については説明を省略し、同一の符号を参照する。
図4を参照すると、本発明の第2実施例に係る立体映像ディスプレイ装置200は、左眼映像ディスプレイ110、右眼映像ディスプレイ120、ハーフミラー130、第1偏光補正手段140および第2偏光補正手段210を含んでなる。
すなわち、本発明の第1実施例に係る立体映像ディスプレイ装置100と比較して、前記偏光補正手段140は第1および第2の2つの偏光補正手段140、210からなる。
また、前記第1偏光補正手段140は、前記右眼映像120aの第2初期偏光120bを一定の角度回転させて前記右眼映像120bが一定の角度の第2補正偏光120b’を持つようにし、本発明の第1実施例に係る立体映像ディスプレイ装置200の偏光補正手段140と実質的に同一である。
前記第2偏光補正手段210は、前記左眼映像ディスプレイ110の前面に貼られ、前記左眼映像ディスプレイ110から出力される左眼映像110aの第1初期偏光110bを一定の角度で回転させて前記左眼映像110aが一定の角度の第1補正偏光120’を持つようにする。
また、前記第2偏光補正手段210は、前記ハーフミラー130によって出力される映像110a、120aの偏光110b、120b’が互いに90度を成すように前記第1初期偏光110bを前記第1補正偏光110b’に回転させる。
言い換えれば、前記第2偏光補正手段210は、前記ハーフミラー130によって反射する前記第1補正偏光110b”と、前記ハーフミラー130によって透過する第2補正偏光120’とが互いに90度を成して出力されるように、前記第1初期偏光110bを前記第1補正偏光110b’に回転させる。
また、前記第2偏光補正手段210は位相差フィルムであり、さらに詳しくは前記位相差フィルムはλ/2フィルムからなる。
また、前記λ/2フィルムの光軸210aを+22.5度または−22.5度回転させて前記左眼映像ディスプレイ110の前面に貼られ、前記第1初期偏光110bの角度を+45度または−45度だけ回転させる。
また、前記第1偏光補正手段140は、光軸140aを+22.5度または−22.5度回転させて前記右眼映像ディスプレイ120の前面に貼られ、前記第2初期偏光120bの角度を+45度または−45度だけ回転させる。
すなわち、前記偏光補正手段140、210は、前記初期偏光110b、120bを同一の方向に45度または−45度だけ回転させ、前記左眼映像110aおよび右眼映像120aが、45度または135度の同じ角度を有する補正偏光120b’、110b’を持つようにする。
よって、前記左眼映像110aの第1補正偏光110b’は、前記ハーフミラー130から反射し、前記第1補正偏光110b’の角度が45度の場合には135度に反転し、前記第1補正偏光110b’の角度が135度の場合には45度に反転するので、最終的に前記ハーフミラー130によって出力される第1補正偏光110b”および第2補正偏光120’はそれぞれ45度および135度、または135度および45度であって互いに90度を成して出力される。
一方、本発明の第2実施例では、前記ハーフミラー130は一般なビームスプリッターを使用した。
その理由は、本発明の第1実施例で適用した偏光ビームスプリッターの場合、入射または反射する映像の偏光が0度または90度の場合にのみ適用することができるためである。
[第3実施例]
図5は本発明の第3実施例に係る立体映像ディスプレイ装置を示す図である。
以下では、本発明の第2実施例に係る立体映像ディスプレイ装置と実質的に同一の構成要素については説明を省略し、同一の符号を参照する。
図5を参照すると、本発明の第3実施例に係る立体映像ディスプレイ装置300は、本発明の第2実施例に係る立体映像ディスプレイ装置300と比較して、前記ディスプレイ110、120として、それぞれ45度の初期偏光110b、120bを持つ映像110a、120aを出力するディスプレイ110’、120’を備える。
すなわち、前記偏光補正手段140、210は、前記45度の初期偏光110b、120bをそれぞれ+45度および−45度、または−45度および+45度回転させ、それぞれ90度および0度、または0度および90度の補正偏光110b’、120b’を持つ映像に補正することにより、前記ハーフミラー130から最終的に出力される映像の偏光がそれぞれ90度および0度、または0度および90度であって互いに90度を成して出力されるようにする。
また、前記ハーフミラー130としては、本発明の第1実施例と同様に偏光ビームスプリッター(PBS:Polarizing Beam Splitter)を備える。
したがって、光の透過および反射効率を高めることができるという利点がある。
一方、前記偏光ビームスプリッターは、厚さが厚いという欠点があるが、本発明の第1実施例では前記偏光ビームスプリッターとして線格子偏光子(WGP:Wire Grid Polarizer)を備えて、前記ハーフミラー130が一般なビームスプリッターの厚さだけ薄い厚さを持つようにした。
[第4実施例]
図6は本発明の第4実施例に係る立体映像ディスプレイ装置を示す図である。
以下では、本発明の第2実施例に係る立体映像ディスプレイ装置と実質的に同一の構成要素については説明を省略し、同一の符号を参照する。
図6を参照すると、本発明の第4実施例に係る立体映像ディスプレイ装置400は、本発明の第2実施例に係る立体映像ディスプレイ装置200と比較して、前記偏光補正手段210、140として、前記左眼映像110aおよび右眼映像110bの初期偏光110b、120bを同一の方向に回転させ、それぞれ回転する円偏光たる補正円偏光110bb、120bbに補正する円偏光補正手段210’、140’を備える。
また、前記初期偏光110b、120bの角度はそれぞれ0度および0度、90度および90度、または45度および45度である。
ところが、前記初期偏光110b、120bの角度は互いに同一の角度であれば十分である。
また、前記円偏光補正手段210’、140’は、前記左眼映像ディスプレイ110の前面に貼られる第1円偏光補正手段210’、および前記右眼映像ディスプレイ120の前面に貼られる第2円偏光補正手段140’からなる。
また、前記円偏光補正手段210’、140’としてはそれぞれ第1位相差フィルムおよび第2位相差フィルムを備え、さらに詳しくは、前記位相差フィルムはそれぞれ第1λ/4フィルムおよび第2λ/4フィルムである。
また、前記λ/4フィルム210’、140’は、光軸210’、140a’がそれぞれ前記初期偏光110b、120bの角度と一致するように貼る。
すなわち、前記円偏光補正手段210’、140’は、前記初期偏光110b、120bを同一の方向に回転する補正円偏光110bb、120bbに補正する。
例えば、前記映像110a、120aの初期偏光110b、120bが、前記円偏光補正手段210’、140’によって、それぞれ反時計方向に回転する補正円偏光110bb、120bbに補正された場合、前記右眼映像120aの補正円偏光120bbは前記ハーフミラー130を透過してそのまま反時計方向に回転し、前記左眼映像110aの補正円偏光110bbは前記ハーフミラー130によって反射して時計方向に反転し、最終的に前記立体映像ディスプレイ装置400は偏光が互いに反対方向に回転する映像110a、120aを出力する。
よって、観察者は、それぞれ互いに異なる方向に回転する円偏光フィルターを備えた偏光眼鏡を着用し、左眼では前記左眼映像110aのみを見、右眼では前記右眼映像110bのみを見ることにより、立体映像を観察することができる。
[第5実施例]
図9は本発明の第5実施例に係る立体映像ディスプレイシステムを示す図である。
図9を参照すると、本発明の第5実施例に係る立体映像ディスプレイシステム500は、立体映像ディスプレイ装置510、立体偏光補正手段530、偏光眼鏡14、および平面映像ディスプレイ装置520を含んでなる。
前記立体映像ディスプレイ装置510は、それぞれ一定の角度の初期偏光511、512を持つ左眼映像および右眼映像を前面に同時に出力するが、前記初期偏光511、512が互いに90度を成すように前記映像を出力する。
また、本発明の実施例では、前記立体映像ディスプレイ装置510から出力される初期偏光511、512の角度がそれぞれ45度および135度である。
ところが、前記初期偏光511、512の角度は互いに90度をなせば十分である。
前記立体偏光補正手段530は、前記各映像の初期偏光511、512を任意の角度で同一の方向に回転させ、前記各映像が一定の角度の補正偏光511a、512aを持つようにする。
また、本発明の実施例では、前記立体偏光補正手段530は、前記初期偏光511、512を45度、135度、225度または315度回転させて前記初期偏光511、512としてそれぞれ0度および90度、または90度および0度の補正偏光511a、512aが生成されるようにした。
また、前記立体偏光補正手段530としては、前記立体映像ディスプレイ装置510の前面に貼られる位相差フィルムを備え、さらに詳しくは、前記位相差フィルムはλ/2フィルムである。
また、前記λ/2フィルムは、前記初期偏光511、512を45度、135度、225度または315度の角度で回転させるために前記λ/2フィルムの光軸531を22.5度、67.5度、112.5度または157.5度回転させて前記立体映像ディスプレイ装置の前面に貼る。
前記偏光眼鏡14は、前記映像の補正偏光511a、512aとそれぞれ同一の偏光角を持つ左眼偏光フィルター14aと右眼偏光フィルター14bを含み、前記左眼偏光フィルター14aには前記左眼映像のみを透過させ、前記右眼偏光フィルター14bには前記右眼映像のみを透過させる。
すなわち、前記偏光眼鏡14は、観察者が左眼では前記左眼映像のみを観察するようにし、右眼では前記右眼映像のみを観察するようにすることにより、利他イ影像を観察することができるようにする。
前記平面影像ディスプレイ装置520は、前記立体影像ディスプレイ装置510の初期偏光511、512のうちいずれか一つの初期偏光512と同じ角度の偏光521を持つ平面影像を出力する。すなわち、前記平面影像ディスプレイ装置520は、45度または135度の偏光521を持つ平面影像を出力する。
したがって、前記平面影像の偏光521は、前記補正偏光511a、512aとそれぞれ45度の角度差を有する一方、前記偏光眼鏡14を構成する偏光フィルター14a、14bの偏光角ともそれぞれ45度の角度差を有する。
よって、前記平面影像は、前記左眼偏光フィルター14aおよび前記右眼偏光フィルター14bに同時に透過する。
一方、前記偏光フィルター14a、14bは、入射する影像の偏光の角度が前記偏光フィルター14a、14bの偏光角と互いに直交しなければ、影像を透過させる性質を有する。
さらに詳しくは、前記偏光フィルター14a、14bは、その偏光角が入射する影像の偏光の角度と直交する場合には前記入射する影像が全く透過せず、その偏光角が前記入射する影像の偏光の角度と一致する場合には影像が完全に透過し、その偏光角が前記入射する影像の偏光の角度に対して45度を成す場合には半分の明るさで影像が透過する。
すなわち、使用者は、前記偏光眼鏡14を着用しても、前記立体影像ディスプレイ装置510から出力される立体影像を観察することができる一方で、前記平面影像ディスプレイ装置520から出力される平面影像を両眼で同時に全て観察することができる。
[第6実施例]
図10は本発明の第6実施例に係る立体影像ディスプレイシステムを示す図である。
以下では、本発明の第5実施例に係る立体影像ディスプレイシステムと実質的に同一の構成要素についての説明は省略し、同一の符号を参照する。
図10を参照すると、本発明の第6実施例に係る立体影像ディスプレイシステム600は、立体影像ディスプレイ装置510、立体偏光補正手段530、偏光眼鏡14aおよび平面影像ディスプレイ装置520を含んでなる。
また、本発明の第6実施例に係る立体影像ディスプレイシステム600と比較して、前記立体影像ディスプレイ装置510から出力される左眼影像および右眼影像の初期偏光511a、512aが0度および90度の影像として出力され、前記平面影像ディスプレイ装置520から出力される平面影像は0度の偏光521aをもって出力される。
ところが、前記平面影像の偏光521aは、90度を成すことができ、前記左眼影像および右眼影像の初期偏光511a、512aのうちいずれか一つの初期偏光の角度と同一の角度であれば十分である。
また、前記偏光眼鏡14aを構成する偏光フィルター14aa、14bbの偏光角はそれぞれ0度および90度である。
よって、使用者は、前記偏光眼鏡14aを着用しても、前記左眼影像および右眼影像をそれぞれ左眼および右眼で観察するとともに、前記平面影像を両眼で同時に観察することができる。
[第7実施例]
図11は本発明の第7実施例に係る立体影像ディスプレイシステムを示す図である。
以下では、本発明の第5実施例および第6実施例に係る立体影像ディスプレイシステム500、600と実質的に同一の構成要素については説明を省略し、同一の符号を参照する。
図11を参照すると、本発明の第7実施例に係る立体影像ディスプレイシステム700は、立体影像ディスプレイ装置510、平面偏光補正手段710、偏光眼鏡14aおよび平面影像ディスプレイ装置520を含んでなる。
また、本発明の第7実施例に係る立体影像ディスプレイシステム700は、本発明の第5実施例および第6実施例に係る立体影像ディスプレイシステム500、600と比較して、前記立体影像ディスプレイ装置510の偏光511、512を補正する立体偏光補正手段530の代わりに、前記平面影像ディスプレイ装置520の初期偏光521を補正する平面偏光補正手段710を含んでなる。
また、前記平面偏光補正手段710は、前記平面影像ディスプレイ装置520から出力される平面影像の初期偏光521を45度、135度、225度または315度回転させ、前記平面影像が前記立体影像ディスプレイ装置510から出力される左眼影像および右眼影像の偏光511、512とそれぞれ45度の角度差を有する補正偏光711を持つようにする。
また、前記偏光眼鏡14aは、前記立体影像ディスプレイ装置510から出力される影像の偏光511、512とそれぞれ同一の偏光角を持つ偏光フィルター14aa、14bbを備える。
すなわち、本発明の第7実施例に係る立体影像ディスプレイシステム700は、本発明の第5実施例および第6実施例に係る立体影像ディスプレイシステム500、600と比較して、前記立体偏光補正手段530が前記平面影像ディスプレイ装置520の前面に貼られて前記平面影像の初期偏光521を補正する形態に製作される。
[第8実施例]
図12は本発明の第8実施例に係る立体影像ディスプレイシステムを示す図である。
以下では、本発明の第7実施例に係る立体影像ディスプレイシステム700と実質的に同一の構成要素についての説明は省略し、同一の符号を参照する。
図12を参照すると、本発明の第8実施例に係る立体影像ディスプレイシステム800は、立体影像ディスプレイ装置510、ランダム偏光補正手段810、偏光眼鏡14aおよび平面影像ディスプレイ装置520を含んでなる。
すなわち、本発明の第8実施例に係る立体影像ディスプレイシステム800は、本発明の第7実施例に係る立体影像ディスプレイシステム700と比較して、平面偏光補正手段710の代わりにランダム偏光補正手段810を備える。
前記ランダム偏光補正手段810は、前記平面影像ディスプレイ装置520から出力される平面影像の初期偏光521を拡散させ、前記平面影像の初期偏光521を一つの偏光ではなく多数のランダムな偏光を持つランダム偏光811に補正する。
言い換えれば、前記ランダム偏光補正手段810は、一定の角度を有する線偏光を回転させて、他の角度を有する線偏光に補正するのではなく、一定の角度を有する線偏光を拡散させて、ランダムな角度を有する線偏光811に補正する。
また、前記ランダム偏光補正手段810としては、拡散フィルムまたはすりガラスを含むランダム化フィルムを備える。
したがって、前記偏光眼鏡14aの偏光フィルター14aa、14bbの偏光角を問わず、前記平面影像は前記偏光眼鏡14aの偏光フィルター14aa、14bbを全て通過することができる。
以上、本発明は、好適な実施例を挙げて図示し説明したが、前述した実施例に限定されず、本発明の精神から外れない範囲内で、当該発明の属する技術分野における通常の知識を有する者によって多様な変更と修正が可能であろう。
本発明の実施例に係る立体影像ディスプレイ装置およびそのシステムは、偏光眼鏡を着用する全ての偏光方式の立体影像ディスプレイ装置、偏光方式の立体影像ディスプレイおよび平面影像ディスプレイを同時に備える環境でも利用が可能である。
100、200、300、400、510:立体映像ディスプレイ装置
110:左眼映像ディスプレイ
120:右眼映像ディスプレイ
130:ハーフミラー
140:偏光補正手段
210:第2偏光補正手段
500、600、700、800:立体映像ディスプレイシステム
520:平面映像ディスプレイ装置
530:立体偏光補正手段
710:平面偏光補正手段
810:ランダム偏光補正手段

Claims (33)

  1. 一定の角度の第1初期偏光を持つ左眼映像を出力する左眼映像ディスプレイと、
    前面が前記左眼映像ディスプレイの前面と一定の角度を成して設置され、一定の角度の第2初期偏光を持つ右眼映像を出力する右眼映像ディスプレイと、
    前記ディスプレイ同士の間に設けられ、前記映像のうちいずれか一つの映像は透過させ、もう一つのイ映像は反射して前記映像を同一の面へ出力するハーフミラーと、
    前記ディスプレイのうちいずれか一つのディスプレイの前面に貼られ、そのディスプレイから出力される映像の初期偏光を一定の角度で回転させて補正偏光を持たせるが、前記ハーフミラーによって出力される映像の偏光が互いに90度を成すように補正偏光を持たせる偏光補正手段とを含んでなることを特徴とする、立体映像ディスプレイ装置。
  2. 前記初期偏光の角度はそれぞれ0度および0度、または90度および90度であり、
    前記偏光補正手段は前記初期偏光のうちいずれか一つの初期偏光の角度を+90度または−90度だけ回転させることを特徴とする、請求項1に記載の立体影像ディスプレイ装置。
  3. 前記偏光補正手段は位相差フィルムであることを特徴とする、請求項2に記載の立体影像ディスプレイ装置。
  4. 前記位相差フィルムは、λ/2フィルムであり、前記λ/2フィルムの光軸を+45度または−45度回転させて貼ることを特徴とする、請求項3に記載の立体影像ディスプレイ装置。
  5. 前記ハーフミラーは偏光ビームスプリッター(PBS:Polarizing Beam Splitter)であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の立体影像ディスプレイ装置。
  6. 前記偏光ビームスプリッターは線格子偏光子(WGP:Wire Grid Polarizer)であることを特徴とする、請求項5に記載の立体影像ディスプレイ装置。
  7. 一定の角度の第1初期偏光を持つ左眼映像を出力する左眼映像ディスプレイと、
    前面が前記左眼映像ディスプレイの前面と一定の角度を成して設置され、一定の角度の第2初期偏光を持つ右眼映像を出力する右眼映像ディスプレイと、
    前記ディスプレイ同士の間に設けられ、前記映像のうちいずれか一つの映像は透過させ、もう一つの映像は反射して前記映像を同一の面へ出力するハーフミラーと、
    前記左眼映像ディスプレイの前面に設けられ、前記第1初期偏光の角度を一定の角度で回転させて第1補正偏光を持たせる第1偏光補正手段と、
    前記右眼映像ディスプレイの前面に設けられ、前記第2初期偏光の角度を一定の角度で回転させて第2補正偏光を持たせる第2偏光補正手段とを含んでなり、
    前記偏光補正手段は、前記ハーフミラーによって出力される映像の偏光が互いに90度を成すように、前記初期偏光をそれぞれ回転させることを特徴とする、立体映像ディスプレイ装置。
  8. 前記初期偏光の角度はそれぞれ0度および0度、または90度および90度であり、
    前記偏光補正手段は前記初期偏光の角度をそれぞれ+45度または−45度だけ回転させることを特徴とする、請求項7に記載の立体影像ディスプレイ装置。
  9. 前記偏光補正手段はそれぞれ第1位相差フィルムおよび第2位相差フィルムであることを特徴とする、請求項8に記載の立体影像ディスプレイ装置。
  10. 前記位相差フィルムは、それぞれ第1λ/2フィルムおよび第2λ/2フィルムであり、前記第1λ/2フィルムおよび第2λ/2フィルムの光軸を+22.5または−22.5度回転させて貼ることを特徴とする、請求項9に記載の立体影像ディスプレイ装置。
  11. 前記初期偏光の角度はそれぞれ45度および45度であり、
    前記偏光補正手段は前記初期偏光をそれぞれ+45度および−45度、または−45および+45度だけ回転させることを特徴とする、請求項7に記載の立体映像ディスプレイ装置。
  12. 前記偏光補正手段はそれぞれ第1位相差フィルムおよび第2位相差フィルムであることを特徴とする、請求項11に記載の立体影像ディスプレイ装置。
  13. 前記位相差フィルムは、それぞれ第1λ/2フィルムおよび第2λ/2フィルムであり、前記第1λ/2フィルムおよび第2λ/2フィルムの光軸をそれぞれ+22.5度および−22.5度、または−22.5度および+22.5度回転させて貼ることを特徴とする、請求項12に記載の立体影像ディスプレイ装置。
  14. 前記ハーフミラーは偏光ビームスプリッター(PBS:Polarizing Beam Splitter)であることを特徴とする、請求項11〜13のいずれか1項に記載の立体影像ディスプレイ装置。
  15. 前記偏光ビームスプリッターは線格子偏光子(WGP:Wire Grid Polarizer)であることを特徴とする、請求項14に記載の立体影像ディスプレイ装置。
  16. 一定の角度の第1初期偏光を持つ左眼映像を出力する左眼映像ディスプレイと、
    前面が前記左眼映像ディスプレイの前面と一定の角度を成して設置され、一定の角度の第2初期偏光を持つ右眼映像を出力する右眼映像ディスプレイと、
    前記ディスプレイ同士の間に設けられ、前記映像のうちいずれか一つの映像は透過させ、もう一つの映像は反射して前記映像を同一の面へ出力するハーフミラーと、
    前記左眼映像ディスプレイの前面に設けられ、前記第1初期偏光を一定の方向に回転させて第1補正円偏光を持たせる第1円偏光補正手段と、
    前記右眼映像ディスプレイの前面に設けられ、前記第2初期偏光を一定の方向に回転させて第2補正円偏光を持たせる第2円偏光補正手段とを含んでなり、
    前記偏光補正手段は、前記ハーフミラーによって出力される映像の偏光が互いに反対方向に回転するように、前記初期偏光をそれぞれ回転させることを特徴とする、立体映像ディスプレイ装置。
  17. 前記初期偏光の角度はそれぞれ0度および0度、90度および90度、または45度および45度であり、
    前記円偏光補正手段は前記初期偏光を同一の方向に回転させることを特徴とする、請求項16に記載の立体影像ディスプレイ装置。
  18. 前記円偏光補正手段はそれぞれ第1位相差フィルムおよび第2位相差フィルムであることを特徴とする、請求項17に記載の立体影像ディスプレイ装置。
  19. 前記位相差フィルムは、それぞれ第1λ/4フィルムおよび第2λ/4フィルムであり、前記λ/4フィルムの光軸をそれぞれ前記初期偏光の角度と一致させて貼ることを特徴とする、請求項18に記載の立体影像ディスプレイ装置。
  20. それぞれ一定の角度の初期偏光を持つ左眼映像および右眼映像を前面に同時に出力するが、前記初期偏光が互いに90度を成すように前記映像を出力する立体映像ディスプレイ装置と、
    前記それぞれ映像の初期偏光を任意の角度で同一の方向に回転させ、前記各映像が一定の角度の補正偏光を持つようにする立体偏光補正手段と、
    前記映像の補正偏光の角度とそれぞれ同一の偏光角を持つ左眼偏光フィルターおよび右眼偏光フィルターからなる偏光眼鏡とを含んでなることを特徴とする、立体映像ディスプレイシステム。
  21. 前記初期偏光のうちいずれか一つの初期偏光と同じ角度の偏光を持つ平面映像を出力する平面映像ディスプレイ装置をさらに含み、
    前記左眼映像は前記左眼偏光フィルターに透過し、前記右眼映像は前記右眼偏光フィルターに透過し、前記平面映像は前記左眼偏光フィルターおよび前記右眼偏光フィルターに同時に透過することを特徴とする、請求項20に記載の立体影像ディスプレイシステム。
  22. 前記初期偏光の角度はそれぞれ45度および135度、または0度および90度であることを特徴とする、請求項21に記載の立体影像ディスプレイシステム。
  23. 前記補正偏光の角度はそれぞれ前記初期偏光の角度から45度、135度、225度または315度回転させた角度であることを特徴とする、請求項20〜22のいずれか1項に記載の立体影像ディスプレイシステム。
  24. 前記立体偏光補正手段は前記立体映像ディスプレイ装置の前面に貼られる位相差フィルムであることを特徴とする、請求項23に記載の立体影像ディスプレイシステム。
  25. 前記位相差フィルムは、λ/2フィルムであり、前記λ/2フィルムの光軸を22.5度、67.5度、112.5度または157.5回転させて前記立体映像ディスプレイ装置の前面に貼ることを特徴とする、請求項24に記載の立体影像ディスプレイシステム。
  26. それぞれ一定の角度の偏光を持つ左眼映像および右眼映像を前面に同時に出力するが、前記偏光が互いに90度を成すように前記映像を出力する立体映像ディスプレイ装置と、
    前記偏光のうちいずれか一つの偏光と同じ角度の初期偏光を持つ平面映像を出力する平面映像ディスプレイ装置と、
    前記平面映像の初期偏光を任意の角度で回転させ、前記平面映像が一定の角度の補正偏光を持つようにする平面偏光補正手段と、
    前記左眼映像および右眼映像の偏光とそれぞれ同一の偏光角を持つ左眼偏光フィルターおよび右眼偏光フィルターからなる偏光眼鏡とを含んでなることを特徴とする、立体映像ディスプレイシステム。
  27. 前記左眼映像および右眼映像の偏光はそれぞれ45度および135度であり、前記平面映像の初期偏光は45度または135度であることを特徴とする、請求項26に記載の立体映像ディスプレイシステム。
  28. 前記左眼映像および右眼映像の偏光はそれぞれ0度および90度であり、前記平面映像の初期偏光は0度または90度であることを特徴とする、請求項26に記載の立体映像ディスプレイシステム。
  29. 前記補正偏光の角度は前記初期偏光の角度から45度、135度、225度または315度回転させた角度であることを特徴とする、請求項26〜28のいずれか1項に記載の立体映像ディスプレイシステム。
  30. 前記平面偏光補正手段は前記平面映像ディスプレイ装置の前面に貼られる位相差フィルムであることを特徴とする、請求項29に記載の立体影像ディスプレイシステム。
  31. 前記位相差フィルムは、λ/2フィルムであり、前記λ/2フィルムの光軸を22.5度、67.5度、112.5度または157.5度回転させて前記平面映像ディスプレイ装置の前面に貼ることを特徴とする、請求項30に記載の立体影像ディスプレイシステム。
  32. それぞれ一定の角度の偏光を持つ左眼映像および右眼映像を前面に同時に出力するが、前記偏光が互いに90度を成すように前記映像を出力する立体映像ディスプレイ装置と、
    前記偏光のうちいずれか一つの偏光と同じ角度の初期偏光を持つ平面映像を出力する平面映像ディスプレイ装置と、
    前記平面映像の初期偏光を拡散させ、前記平面映像がランダム偏光を持つようにするランダム偏光補正手段と、
    前記左眼映像および右眼映像の偏光とそれぞれ同一の偏光角を持つ左眼偏光フィルターおよび右眼偏光フィルターからなる偏光眼鏡とを含んでなることを特徴とする、立体映像ディスプレイシステム。
  33. 前記ランダム偏光補正手段は拡散フィルムまたはすりガラスを含むランダム化フィルムであることを特徴とする、請求項31に記載の立体影像ディスプレイシステム。
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