JP2012252721A - 情報共有システム - Google Patents
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Abstract
テムを提供する。
【解決手段】情報提供手段251は、登録ユーザ(例えばユーザA)からある店舗の検索
要求を受け取ると、受け取った検索要求に見合った店舗を特定するとともに、特定した店
舗に対して該登録ユーザとフレンド関係にある登録ユーザ(例えばユーザB)がコメント
しているか否か判断する(ステップS500)。フレンド関係にある登録ユーザ(フレン
ドユーザ)がコメントしている場合には、店舗情報とともにフレンドユーザがコメントし
た内容(すなわちコメント情報)を、検索要求のあった登録ユーザに返す(ステップS5
00→ステップS510→ステップS520)。
【選択図】図10
Description
。
情報雑誌などで調べていたある店舗の情報を、インターネット上の検索サイト等を利用す
ることで簡易に調べることができる。このような検索システムにおいては、ユーザは、通
信端末を利用して検索サイトにアクセスした後、例えば希望する飲食店を探すために店舗
名などのキーワードを入力する。検索サイトは、入力されてきたキーワード(電話番号や
名前など)をキーとして保有している店舗情報の検索を行い、検索結果を通信端末に返す
。ユーザは、通信端末に表示される検索結果を確認することで、所望の店舗情報(例えば
、住所や店のオススメメニュー、評価など)を得ることができる(例えば特許文献1参照
)。
ーラ(ロボット・スパイダー)を用いて収集される情報であり、その情報の正確性などは
一切検証されない。
例えば、店舗に対して悪意を有する者が、その店舗を不当に低く評価する旨のコメント
を残した場合、そのコメントを見たユーザは、真実ではない店舗情報(ここでは、不当に
低い評価)を信じてしまう可能性がある。
さらに、店舗に対する評価には評価者の主観が入るため、価値観が自分と合うかどうか
もわからない見ず知らずの者がコメントした内容を見ても、ユーザは、このようなコメン
トを正しい評価とすべきか、判断に窮するという問題もあった。
店舗情報などを共有することが可能な情報共有システムを提供することを目的とする。
通信端末からの要求に応じて店舗情報を提供する情報管理・提供システムであって、管理
下にある前記複数の通信端末の各ユーザについて、オーナー情報を記憶する第1記憶手段
と、前記オーナー情報の開示を相互に許可するフレンド関係にあるユーザを特定するフレ
ンド関係情報を記憶する第2記憶手段と、店舗ごとに、店舗の内容をあらわす店舗情報と
、該店舗に対するコメント内容をあらわすコメント情報と、コメントしたユーザを特定す
るユーザIDとを対応づけて記憶する第3記憶手段と、検索元となるユーザの通信端末か
らある店舗の検索要求を受けた場合に、対応する店舗の店舗情報を前記第3記憶手段から
取得する第1取得手段と、前記フレンド関係情報を参照することにより、前記検索元とな
るユーザとフレンド関係にあるフレンドユーザを特定する第1特定手段と、取得した店舗
情報に対応するユーザIDから、該店舗にコメントしたユーザを特定する第2特定手段と
、前記各特定手段によって特定されるユーザを比較することで、前記店舗につき前記フレ
ンドユーザによりコメントされているか否かを判断する判断手段と、前記フレンドユーザ
によりコメントされている場合には、該フレンドユーザのユーザIDに対応付けて登録さ
れているコメント情報を前記第3記憶手段から取得する第2取得手段と、前記各取得手段
によって取得された前記店舗情報と前記コメント情報を、前記検索元となるユーザの通信
端末に送信する送信手段とを具備する。
とができるとともに、該店舗について見ず知らずの者のコメントではなく、自身が信頼で
きるフレンドユーザのコメント情報を得ることができる。よって、店舗を検索するユーザ
は、従来の検索システムに比べて、自分の趣向に沿った信憑性の高い情報を得ることが可
能となる。
有することが可能となる。
明では、情報共有システム100を利用してフレンド関係(後述)にある登録ユーザの間
で、飲食店などの店舗情報を共有する場合を例示して説明する。
(1)実施形態の構成
図1は、本実施形態に係る情報共有システム100のアーキテクチャを示す図である。
情報共有システム(情報管理・提供システム)100は、Web上に設けられた顧客管理
サーバ200及び店舗情報提供サーバ250と、通信ネットワーク(インターネットなど
)400を介して顧客管理サーバ200及び店舗情報提供サーバ250との間でデータを
授受することが可能な複数の通信端末300−1〜300−k(k≧2)とを備えて構成
される。なお、以下の説明では、各通信端末を特に区別する必要がない場合には、単に通
信端末300と呼ぶ。
通信端末300は、メール機能や、インターネット接続機能等を備えた携帯電話、PH
S(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistance)等であり
、CPU、メモリ、通信装置、操作ボタンなどの入力装置、LCDなどの表示装置といっ
たハードウェア資源を備えている。通信端末300は、インターネット600に接続され
た顧客管理サーバ400にアクセスしてユーザ自身の個人情報を登録することが可能とな
っている。また、通信端末300のメモリ310には電話帳が保存され、この電話帳には
、当該端末を所持するユーザ(すなわちオーナー)自身の個人情報のほか、家族や友人、
会社の同僚や付き合いのある顧客など、他人の個人情報も登録されている。なお、本実施
形態では、通信端末として携帯電話などを想定するが、インターネット等の通信ネットワ
ークを介して顧客管理サーバ200にアクセス可能なパーソナルコンピュータなどにも適
用可能である。
顧客管理サーバ200は、サーバコンピュータなどによって構成され、サーバの管理下
にある各ユーザ(すなわち、登録ユーザ)について、顧客データベース(第1記憶手段)
DB1に格納される登録ユーザ自身の個人情報(オーナー情報)とともに、顧客データベ
ース(第2記憶手段)DB1に格納される登録ユーザ同士のフレンド関係をあらわすフレ
ンド関係情報(例えば登録ユーザAと登録ユーザBはフレンド関係にあるなど;詳細は後
述)などを管理する役割、さらには自身が評価した店舗のコメント情報などを管理する役
割を担っている。
れたソフトウェアと協働して動作することにより、以下に示す顧客管理手段210、フレ
ンド関係管理手段220、コメント情報管理手段230の機能を実現する。
ワードなどアカウント情報や、本システムを利用する登録ユーザ自身の個人情報(例えば
住所、電話番号、メールアドレス、ニックネームなど)を、顧客データベースDB1に登
録・管理する手段である。
とともに、フレンド関係をあらわす情報(フレンド関係にある登録ユーザ同士の対応関係
をあらわす情報;以下、フレンド関係情報)を顧客データベースDB1に登録・管理する
手段である。なお、フレンド関係とは、自身の個人情報の開示を相互に許可する登録ユー
ザ間の関係をいう。
その店舗の評価内容をあらわすコメント情報とを対応付けた店舗コメントマップを顧客デ
ータベースDB1に登録・管理する手段である。なお、店舗IDは、一意に店舗を特定す
る情報であればどのような情報でも良く、店舗ごとにランダムに割り当てられた乱数や、
店舗の電話番号などを利用することができる。
図2に示すように、顧客データベースDB1には、登録ユーザごとに、アカウント情報
とオーナー情報とフレンド関係情報とコメントマップが対応づけられて登録されている。
なお、新規登録ユーザの場合など、未だ何れの登録ユーザともフレンド関係が構築されて
いない場合には、フレンド関係情報は顧客データベースDB1に登録されない。また、フ
レンド関係情報については、登録ユーザごとではなく、全登録ユーザのフレンド関係をあ
らわすテーブルを別途顧客データベースDB1に登録しても良い。
店舗情報提供サーバ250は、サーバコンピュータなどによって構成され、顧客管理サ
ーバ200の管理下にあるユーザ(すなわち、登録ユーザ)に提供する店舗情報(例えば
、店名、電話番号、住所、メニュー、写真など)や、各店舗のコメント情報を店舗・コメ
ントデータベースDB2に登録・管理する役割を担っている。
納されたソフトウェアと協働して動作することにより、情報提供手段251の機能を実現
する。
に対するコメント内容をあらわすコメント情報と、該コメントをした登録ユーザを特定す
るためのユーザIDとを対応づけて店舗・コメントデータベース(第3記憶手段)DB2
に登録・管理する。
図3に示すように、店舗・コメントデータベースDB2には、例えば店舗情報として店
名、電話番号、住所、メニュー、写真、地図など、店舗を特定する情報が登録され、その
店舗に対するコメント情報として「この店の○×は抜群!」などの文字メッセージや、そ
の店のランクを「☆☆☆」など星の数で表すランクスタンプや、その店を友人に対してオ
ススメする旨の「GOOD!」などのオススメスタンプ(マーク)などが登録され、ユー
ザIDとして、例えばユーザに割り当てられたユニークなIDや電話番号、ニックネーム
などが登録されている。
索要求を受け取ると、受け取った検索要求に見合った店舗を特定するとともに、特定した
店舗に対して該登録ユーザとフレンド関係にある登録ユーザ(例えばユーザB)がコメン
トしているか否か判断する。フレンド関係にある登録ユーザ(以下、フレンドユーザ)が
コメントしている場合には、店舗情報とともにフレンドユーザがコメントした内容(すな
わちコメント情報)を、検索要求のあった登録ユーザに返す。
について見ず知らずの者のコメントではなく、自身が信頼できるユーザ(すなわち、フレ
ンドユーザ)のコメント情報を得ることができる。よって、店舗を検索するユーザは、従
来の検索システムに比べて、自分の趣向に沿った信憑性の高い情報を得ることが可能とな
る。
以下、顧客管理システム100を利用するために新規ユーザが顧客管理サーバ200に
登録する処理(以下、ユーザ登録処理)、登録ユーザ間でフレンド関係を構築する処理(
フレンド関係構築処理)、登録ユーザがコメントした場合の処理(コメント登録処理)、
店舗の検索要求に応じて店舗情報やコメント情報を提供する処理(情報提供処理)につい
て、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明で「アクセスする」とは、メールな
どによる通知も含む概念をあらわすものとする。
図4は、ユーザ登録処理のシーケンスを示す図である。
顧客管理システム100の利用を所望するユーザAは、自身の通信端末300−1に顧
客管理サーバ200のアドレスなどを入力することで顧客管理サーバ200にアクセスし
、ユーザ登録の要求を行う(ステップS10)。顧客管理サーバ200は、かかる要求を
受けとると、ユーザ登録に必要な情報を入力すべき指示を通信端末300−1に送る(ス
テップS20)。
ユーザは、図3に示す入力画面に指示に従ってIDやパスワードなど、登録ユーザの認
証に必要なアカウント情報を設定するとともに、名前、住所、電話番号、メールアドレス
、ニックネームなど、ユーザ自身の個人情報(以下、オーナー情報)を設定する(ステッ
プS30)。なお、オーナー情報は、ユーザ自身の個人情報をあらわすものであれば、ど
のような情報であっても良く、その種類や数も特に限定されない。
モリ310に格納するとともに、顧客管理サーバ200へ送信する(ステップS40)。
顧客管理サーバ200の顧客管理手段210は、通信端末300−1からアカウント情報
及びオーナー情報を受け取ると、受け取ったアカウント情報及びオーナー情報をユーザご
とに、顧客データベースDB1に格納する(ステップS50)。
報の登録が終了すると、通信端末300−1に新規ユーザ登録が終了した旨を通知し(ス
テップS60)、ユーザ登録処理を終了する。ここで、顧客データベースDB1には、登
録ユーザごとに、アカウント情報と登録ユーザの個人情報(すなわちオーナー情報)とフ
レンド情報とコメントマップが登録され、登録ユーザの電話帳に記録されている他人の個
人情報については顧客データベースDB1に登録されない。別言すれば、自分以外の他の
ユーザ(未登録、既登録を問わず)の個人情報については、顧客データベースDB1に登
録されないため、顧客管理サーバ200への不正アクセスにより、他のユーザの個人情報
が流出してしまうといった問題を未然に防止することが可能となる。
以下、既登録ユーザA、Bがフレンド関係を構築する場合について説明する。なお、ユ
ーザA、Bの電話帳には、それぞれお互いの個人情報が登録(すなわち、ユーザAの電話
帳;ユーザB登録済、ユーザBの電話帳;ユーザA登録済)されている場合を想定する。
まず、ユーザAは、自身の通信端末300−1を操作し、アカウント情報を入力するな
どして顧客管理サーバ200にアクセスすることで、通信端末300−1と顧客管理サー
バ200との間の通信を確立する(ステップS110→ステップS120)。そして、ユ
ーザAは通信端末300−1を操作することにより、メモリ310に登録されている電話
帳を表示画面に表示し、ユーザBの個人情報を特定する。ユーザAは、通信端末300−
1を利用してユーザBとのフレンド関係の構築を希望する旨(以下、フレンド申請情報)
の入力操作を行う(ステップS130)。なお、フレンド申請情報には、フレンド対象と
なるユーザBを特定するための情報(例えば、名前や電話番号など;以下、フレンド対象
情報)が含まれる。
管理サーバ200へ送信される。顧客管理サーバ200のフレンド関係管理手段220は
、通信端末300−1からのユーザAのフレンド申請情報を検索キーとして、顧客データ
ベースDB1を検索する(ステップS140)。具体的には、フレンド関係管理手段22
0は、ユーザAのフレンド申請情報に含まれるフレンド対象情報(ここでは、例えばユー
ザBの名前や電話番号、メールアドレスなど)を検索キーとして、顧客データベースDB
1を検索することにより、顧客データベースDB1にフレンド申請先のユーザBのオーナ
ー情報が登録されているか否かを判断する(ステップS150)。
ことから、フレンド関係管理手段220は、フレンド対象情報によって特定されるユーザ
(ここではユーザB)が、すでに顧客データベースDB1に登録されていると判断する(
ステップS150;YES)。
ユーザBのオーナー情報を読み取り、ユーザBの通信端末300−2にアクセスし、顧客
管理サーバ200とユーザBの通信端末300−2との間の通信を確立する(ステップS
160→ステップS170)。そして、フレンド関係管理手段220は、ユーザBの通信
端末300−2のメモリ310にアクセスし、ユーザBの電話帳に登録されている他人(
家族や友人、同僚など)の個人情報を吸い上げ(ステップS180)、吸い上げた個人情
報と顧客データベースDB1に登録されている各オーナー情報とのつきあわせ(照合)を
行う(ステップS190)。
録されていることから、フレンド関係管理手段220は、ユーザAについて照合が一致す
ることを確認する(ステップS200;YES)。フレンド関係管理手段220は、ユー
ザBの電話帳にユーザAの個人情報が登録されていることを確認すると、ユーザAからフ
レンド申請があった旨(例えば、「ユーザBさん、ユーザAさんからフレンド申請の要求
がありました。承諾しますか?」)およびフレンド申請を受け付けるか否かの入力を促す
メッセージ(例えば、「承諾する場合には「YES」、許否する場合には「NO」を入力
してください。」)を、通信端末300−2へ送信する(ステップS210)。
のフレンド申請の要求を承諾する旨の入力操作を行う(ステップS220)。かかる操作
がなされると、通信端末300−2は、顧客管理サーバ200にフレンド申請の要求を承
諾する旨の応答を返す。
答を受け取ると、通信端末300−1に対してフレンド申請が受け付けられた旨のメッセ
ージ(例えば「ユーザAさん、ユーザBさんによってフレンド申請は承諾されました。」
)を送る(ステップS230)。さらに、フレンド関係管理手段220は、ステップS2
40に進み、顧客データベースDB1にアクセスし、登録ユーザAのフレンド関係情報と
して「登録ユーザB」、登録ユーザBのフレンド関係情報として「登録ユーザA」をそれ
ぞれ登録する(図7A→図7B参照)。
ド関係の構築方法については、上記例に限る趣旨ではなく、種々の方法を採用することが
できる。また、フレンド関係は1対1に限らず、1対多数(例えばユーザA対ユーザB、
ユーザC、ユーザD・・・など)の場合にも適用可能である。
以下、登録ユーザBが通信端末300−2を利用して店舗Aについてコメントする場合
を例に説明する。
登録ユーザBは、ある店舗(以下では店舗Aを想定)の評価を行うべく、自身の通信端
末300−2を利用して店舗Aの店名や電話番号など(以下、検索キーワード)を入力す
る(ステップS300)。入力された店舗Aの検索キーワードは、通信端末300−2か
ら店舗情報提供サーバ250へ送信される。
をキーとして店舗・コメントデータベースDB2を検索する(ステップS310)。情報
提供手段251は、店舗識別情報に示される店舗(ここでは店舗A)を発見すると(ステ
ップS320)、この店舗Aの店舗情報を抽出し、これを通信端末300−2宛てに返送
する(ステップS330)。
、コメント欄など)を受け取ると、これを表示装置に表示する(図9A参照;ステップS
340)。ユーザBは、表示装置に表示される店舗Aの店舗情報を参照しながら、コメン
ト欄に店舗Aに対する評価を書き込む。具体的には、図9Bに示す「この店の○×は抜群
!」などの文字メッセージのほか、その店のランクを「☆☆☆」など星の数で表すランク
スタンプなど、様々なコメントを書き込む(入力する)ことができる。通信端末300−
2は、ユーザBによる店舗Aのコメントを受け取ると、コメントしたユーザを識別するた
めのユーザID(例えば、ユーザBの電話番号など)とともに、このコメント内容をあら
わすコメント情報(「この店の○×は抜群!」などの文字メッセージ)を店舗情報提供サ
ーバ250へ送る(ステップS360)。
取ると、店舗Aの店舗情報に対応づけて、店舗Aのコメント情報と、コメント情報に示さ
れるコメントをした登録ユーザBを特定するためのユーザIDとを店舗・コメントデータ
ベースDB2に登録する(ステップS370)。
舗Aを識別するための店舗IDを顧客管理サーバ200に転送する(ステップS380)
。顧客管理サーバ200のフレンド関係管理手段220は、受け取ったユーザIDから登
録ユーザ(ここではユーザB)を特定すると、特定した登録ユーザBのオーナー情報やフ
レンド関係情報に対応づけて、コメント情報と店舗IDを含むコメントマップを顧客デー
タベースDB1に登録し(ステップS390)、処理を終了する。
以下、登録ユーザAが通信端末300−1を利用して店舗Aの検索要求を行い、この検
索要求に応じて情報提供サーバ251が店舗Aの店舗情報とともにフレンドユーザのコメ
ント情報を返す場合について説明する。
検索元となる登録ユーザAは、ある店舗Aの店舗情報を得るために、通信端末300−
1を利用して店舗Aの検索キーワード(検索要求)を入力する(ステップS400)。入
力された検索キーワードは、ユーザAを識別するユーザIDとともに通信端末300−1
から店舗情報提供サーバ250へ送信される(ステップS410)。
・コメントデータベースDB2を検索する(ステップS420)。情報提供手段(第1取
得手段)251は、店舗識別情報に示される店舗(ここでは店舗A)を発見すると(ステ
ップS430)、この店舗Aの店舗情報を取得する。さらに、情報提供手段(第2特定手
段)251は、店舗・コメントデータベースDB2を参照することで、店舗Aの店舗情報
に対応づけて登録されているコメント情報と、このコメント情報を登録したユーザのユー
ザIDとを特定する(ステップS440)。
ザBとユーザCとユーザDのコメント情報が登録されている。よって、この場合、情報提
供手段251は、店舗AについてコメントしたのはユーザB、ユーザC、ユーザDである
と判断する。
ーザを把握するべく、ユーザAを識別するユーザIDを顧客管理サーバ200に転送する
(ステップS450)。
Dを検索キーとして顧客データベースDB1を検索する(ステップS460)。フレンド
関係管理手段(第1特定手段)220は、顧客データベースDB1に登録されているユー
ザA(検索元となるユーザ)のフレンド関係情報を参照することで、ユーザAとフレンド
関係にある登録ユーザを把握する(ステップS470)。
)としてユーザBが登録されていた場合、フレンド関係管理手段220は、ユーザAのフ
レンドユーザとしてユーザBが登録されていることを把握させるために、ユーザBのユー
ザIDを店舗情報提供サーバ250に返す(ステップS480)。
Dを受け取ることで(ステップS490)、ユーザAのフレンドユーザとしてユーザBが
登録されていることを確認すると、店舗・コメントデータベースDB2を参照し、店舗A
について登録されているコメントの中に、ユーザAとフレンド関係にあるユーザのコメン
トの有無を判断する(ステップS500)。
コメント情報が登録されていることから(ステップS500;YES)、情報提供手段(
第2取得手段)251は、ユーザBのコメント情報(「この店の○×は抜群!」などの文
字メッセージ;図3参照)を店舗・コメントデータベースDB2から取得する(ステップ
S510)。
ともに、ステップS510で取得したユーザAのフレンドユーザBのコメント情報を、通
信端末300−1に送る(ステップS520)。
電話番号、メニュー、写真、地図など)とともにユーザAのフレンドユーザCのコメント
情報(「この店の○×は抜群!」などの文字メッセージ)を表示装置に表示し(ステップ
S530)、処理を終了する。
を得ることができるとともに、該店舗Aについて見ず知らずの者のコメントではなく、自
身が信頼できるユーザ(すなわち、フレンドユーザB)のコメント情報を得ることができ
る。よって、店舗を検索するユーザは、従来の検索システムに比べて、自分の趣向に沿っ
た信憑性の高い情報を得ることが可能となる。
ない場合には(ステップS500;NO)、情報提供手段(送信手段)251は、ステッ
プS440で特定した店舗Aの店舗情報のみを通信端末300−1に送る(ステップS5
40)。この場合、ユーザAの通信端末300−1は、受信した店舗Aの店舗情報(例え
ば、名前、住所、電話番号、メニュー、写真、地図など)を表示装置に表示し(ステップ
S530)、処理を終了する。
<変形例1>
上述した本実施形態では、店舗AについてコメントしたユーザAのフレンドユーザは、
ユーザBのみであったが、複数人のフレンドユーザ(例えば、ユーザB、ユーザF、ユー
ザYなど)であっても良いのは勿論である。また、検索要求があった通信端末300に返
す情報は、対象店舗の店舗情報と該店舗のフレンドユーザのコメント情報だけでなく、こ
れに加えて(あるいは代えて)、該店舗についてコメントしたフレンドユーザの数をあら
わすフレンド数情報であっても良い。
また、店舗Aについてコメントしたフレンドユーザの数ではなく、自身の通信端末30
0の電話帳に当該店舗Aの電話番号を登録したフレンドユーザの数を、店舗情報とともに
検索要求があった通信端末300に返しても良い。
この場合、店舗・コメントデータベースDB2には、店舗ごとに、店舗情報と各店舗の
電話番号を登録したユーザ(電話帳登録ユーザ)のユーザIDとが対応付けて登録される
。各通信端末300は、自身の電話帳に新たな店舗の電話番号が登録されると、当該店舗
の電話番号と当該ユーザ(例えば、ユーザA)のユーザIDとを情報提供サーバ250に
送る。情報提供サーバ250は、受け取った店舗(例えば店舗A)の電話番号を検索キー
として店舗・コメントデータベースDB2を検索し、対応する店舗Aを確認する。対応す
る店舗Aを確認すると、情報提供サーバ250は、店舗Aの店舗情報に対応づけてユーザ
AのユーザIDを登録する。
なお、この後の動作については、本実施形態と同様のロジックにより説明することがで
きるため、これ以上の説明は割愛する。
上述した本実施形態では、店舗Aの店舗情報を得るために、登録ユーザAが店舗Aの検
索キーワードを入力した場合について説明したが、これに限定する趣旨ではない。例えば
、GPS(Global Positioning System)など、通信端末300に位置情報を取得する機
能が搭載されており、通信端末300−1を所持するユーザAが当該店舗Aの前などにい
る場合には、通信端末300−1の位置情報を利用して店舗Aを検索する。具体的には、
GPSなどを利用して通信端末300−1の位置情報(緯度;○×°,経度;△□°など
)を取得すると、通信端末300−1は、取得した位置情報を情報提供サーバ250に送
る。情報提供サーバ250の情報提供手段251は、得られる位置情報と、各店舗の住所
や地図情報を利用して店舗Aを特定する。かかる構成によれば、検索キーワード等を入力
せずに所望の店舗を検索することが可能となる。
上述した本実施形態では、店舗を検索する場合について例示したが、例えば公共施設や
レジャー施設など、あらゆる建物に適用可能である。もちろん、建物に限る趣旨ではなく
、例えば食べ物やゲーム、スポーツ選手など、コメントの付与が可能なあらゆる情報に適
用可能である。
上述した本実施形態では、顧客管理サーバ200と店舗情報提供サーバ250が別体構
成である場合について説明したが、顧客管理サーバ200と店舗情報提供サーバ250の
機能を1つにまとめたサーバを構成しても良い。かかる場合には、顧客データベースDB
1と店舗・コメントデータベースDB2を一体構成としても良い。
上述した本実施形態では、コメント情報として文字メッセージやマークなど、表示装置
に表示可能な情報を例示したが、例えば音声メッセージなどをコメント情報としても良い
。
また、本実施形態では、自身の個人情報の開示を相互に許可するフレンド関係にあるユ
ーザ(フレンドユーザ)のみを対象として、検索対象となる店舗(例えば、店舗A)のコ
メント情報を抽出し、これを検索元のユーザの通信端末300に返信する構成としたが、
当該店舗のコメント情報の抽出対象を、フレンドのフレンド関係にあるユーザにまで広げ
ても良い。一例を挙げて説明すると、自分とフレンド関係にあるユーザがユーザAである
場合、さらにこのユーザAとフレンド関係にあるユーザ(ただし自分を除く)をいう。こ
のように、コメント情報の抽出対象を、フレンドのフレンド関係にあるユーザにまで広げ
ても良い。特に、フレンド関係にあるユーザのみでは、当該店舗について得られるコメン
トが少ない場合などに有効である。もちろん、コメント情報の抽出対象を広げる範囲は、
フレンドのフレンド関係にあるユーザに限らず、フレンドのフレンドのフレンド関係にあ
るユーザにまで広げても良く、どの範囲まで広げるかは、システム設計などに応じて適宜
設定・変更可能である。
また、店舗情報とともに配信されるコメント情報に対して、コメントしたフレンドユー
ザの履歴情報を付加しても良い。例えば、ある店舗(ここでは店舗A)について、ランク
スタンプで三ツ星「☆☆☆」のコメントを出したフレンドユーザが1人で、ランクスタン
プで一ッ星「☆」のコメントを出したフレンドユーザが5人の場合、全体としてみれば、
一ッ星「☆」のコメントを出したユーザの数が多いのだから、当該店舗Aは低く評価する
のが一般的である。しかしながら、コメントを出したフレンドユーザの行動履歴によって
は、当該店舗Aに対する評価は変わり得る。例えば、三ツ星「☆☆☆」のコメントを出し
たフレンドユーザは、これまでに20回、店に予約の電話をかけた「超常連顧客」である
のに対し、一ツ星「☆」のコメントを出したフレンドユーザは、いずれも1回(もしくは
0回)、店に電話をかけた「一般顧客」であったとする。このような状況であれば、たと
え三ツ星「☆☆☆」のコメントを出したフレンドユーザの数が少なくとも、当該フレンド
ユーザはその店の超常連顧客であるから、信頼度は高いと判断し、ユーザは当該店舗Aに
ついて高い評価を与えると考えられる。
このような判断を可能とするため、検索元のユーザの通信端末300に店舗情報とコメ
ント情報を送信するだけでなく、コメントしたユーザの行動履歴をあらわす行動履歴情報
も含めて送信しても良い。このような行動履歴情報は、例えば通信端末300から当該店
舗に電話をかけるたびにその回数をカウントし、予約回数履歴情報として当該通信端末3
00に登録しておく。そして、通信端末300に登録した予約回数履歴情報は、図8に示
すコメント登録処理の際に、通信端末300から店舗情報提供サーバ250へ送信する。
店舗情報提供サーバ250は、受け取った予約回数履歴情報について、店舗ごとに、店舗
情報とコメント情報とユーザIDに加えて予約回数履歴情報を対応付けて店舗・コメント
データベースDB2に登録する。なお、本実施例では、行動履歴情報として当該店舗に電
話をかけた回数を例示したが、例えばそのユーザの行動パターンを分析し、どのような分
野に精通しているかをあらわす精通度情報(例えば、特定ジャンルの店の電話番号を電話
帳に多数登録している場合には、そのジャンルについて「マスター」の称号を与え、精通
度を高い値に設定するなど)を設定しても良い。
生じない範囲で任意に順番を変更して又は並列に実行することができる。さらに本明細書
等において、手段とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その手段が有する機能
をソフトウェアによって実現する場合も含む。さらにまた、1つの手段が有する機能が2
つ以上の物理的手段により実現されても、2つ以上の手段の機能が1つの物理的手段によ
り実現されてもよい。また、本発明に係るソフトウェアの開発支援プログラムは、CD−
ROMやDVD−ROM等の光学ディスク、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種の記
録媒体を通じて、又は通信ネットワークなどを介してダウンロードすることにより、コン
ピュータにインストール又はロードすることができる。
フレンド関係管理手段、250…情報提供サーバ、251…情報提供手段、DB1…顧客
データベース、DB2…店舗・コメントデータベース、300…通信端末、310…メモ
リ。
Claims (5)
- 複数の通信端末を管理するとともに、前記各通信端末からの要求に応じて店舗情報を提
供する情報管理・提供システムであって、
管理下にある前記複数の通信端末の各ユーザについて、オーナー情報を記憶する第1記
憶手段と、
前記オーナー情報の開示を相互に許可するフレンド関係にあるユーザを特定するフレン
ド関係情報を記憶する第2記憶手段と、
店舗ごとに、店舗の内容をあらわす店舗情報と、該店舗に対するコメント内容をあらわ
すコメント情報と、コメントしたユーザを特定するユーザIDとを対応づけて記憶する第
3記憶手段と、
検索元となるユーザの通信端末からある店舗の検索要求を受けた場合に、対応する店舗
の店舗情報を前記第3記憶手段から取得する第1取得手段と、
前記フレンド関係情報を参照することにより、前記検索元となるユーザとフレンド関係
にあるフレンドユーザを特定する第1特定手段と、
取得した店舗情報に対応するユーザIDから、該店舗にコメントしたユーザを特定する
第2特定手段と、
前記各特定手段によって特定されるユーザを比較することで、前記店舗につき前記フレ
ンドユーザによりコメントされているか否かを判断する判断手段と、
前記フレンドユーザによりコメントされている場合には、該フレンドユーザのユーザI
Dに対応付けて登録されているコメント情報を前記第3記憶手段から取得する第2取得手
段と
前記各取得手段によって取得された前記店舗情報と前記コメント情報を、前記検索元と
なるユーザの通信端末に送信する送信手段と
を具備する、情報管理・提供システム。 - 前記送信手段は、前記フレンドユーザによってコメントされていないと判断された場合
には、前記第1取得手段によって取得された前記店舗情報を、前記検索元となるユーザの
通信端末に送信する、請求項1に記載の情報管理・提供システム。 - 前記コメント情報は、文字メッセージまたは当該店舗の評価指標をあらわすマークであ
る、請求項1または2に記載の情報管理・提供システム。 - 前記検索要求には前記店舗を特定するための検索キーワードが含まれ、
前記店舗情報には前記検索キーワードから該店舗を特定するための情報が含まれ、
前記第1取得手段は、検索元となるユーザの通信端末からある店舗の検索要求を受けた
場合に、該検索要求に含まれる検索キーワードに基づいて検索対象となる店舗を特定し、
特定した店舗の店舗情報を前記第3記憶手段から取得する、請求項1〜3のいずれか1の
請求項に記載の情報管理・提供システム。 - 複数の通信端末を管理するとともに、前記各通信端末からの要求に応じて店舗情報を提
供する情報管理・提供システムであって、
管理下にある前記複数の通信端末の各ユーザについて、オーナー情報を記憶する第1記
憶手段と、
前記オーナー情報の開示を相互に許可するフレンド関係にあるユーザを特定するフレン
ド関係情報を記憶する第2記憶手段と、
店舗ごとに、店舗の内容をあらわす店舗情報と、自身の通信端末の電話帳に該店舗の識
別情報を登録したユーザを特定するユーザIDとを対応づけて記憶する第3記憶手段と、
検索元となるユーザの通信端末からある店舗の検索要求を受けた場合に、対応する店舗
の店舗情報を前記第3記憶手段から取得する第1取得手段と、
前記フレンド関係情報を参照することにより、前記検索元となるユーザとフレンド関係
にあるフレンドユーザを特定する第1特定手段と、
取得した店舗情報に対応するユーザIDから、該店舗の識別情報を電話帳に登録したユ
ーザを特定する第2特定手段と、
前記各特定手段によって特定されるユーザを比較することで、前記店舗の識別情報を電
話帳に登録したフレンドユーザの数を求める第2取得手段と
前記各取得手段によって取得された前記店舗情報と前記電話帳に登録したフレンドユー
ザの数をあらわす登録ユーザ数情報を、前記検索元となるユーザの通信端末に送信する送
信手段と
を具備する、情報管理・提供システム。
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