JP2012251683A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】取り消しキーが無くてもタイマ設定を取り消すことができ、タイマ設定がしやすく操作性を向上すること。
【解決手段】タイマ設定モード12への移行とタイマ時間を設定する加熱部を選択する機能を兼ねた選択キー8でタイマ設定を取り消す加熱部が選択された状態で、タイマアップキー17またはタイマダウンキー18で時間が設定された後にタイマ設定モード12移行直後でタイマ時間が設定されていない未設定時間モード13に設定された場合は、所定時間経過後、タイマ設定モード12を解除し、かつ未選択で未設定時間モード13に設定されている前記加熱部も同時にタイマ設定モード12を解除すること。
【選択図】図1
【解決手段】タイマ設定モード12への移行とタイマ時間を設定する加熱部を選択する機能を兼ねた選択キー8でタイマ設定を取り消す加熱部が選択された状態で、タイマアップキー17またはタイマダウンキー18で時間が設定された後にタイマ設定モード12移行直後でタイマ時間が設定されていない未設定時間モード13に設定された場合は、所定時間経過後、タイマ設定モード12を解除し、かつ未選択で未設定時間モード13に設定されている前記加熱部も同時にタイマ設定モード12を解除すること。
【選択図】図1
Description
本発明は、一般家庭や業務用に使用される加熱調理器に関するものである。
従来、加熱調理器では、調理メニューを選択する選択キーと、タイマ時間を増加させる分キーと、メニュー選択の取り消しとタイマ時間の取り消しを兼ねた取り消しキーを操作部に備えている。時間を設定する際には分キーを押して、使用者が設定したい時間に設定する。タイマ時間は増加させることしかできないため、タイマ設定時間を越えてしまった場合は、分キーを押し0分にして1分から再度設定するか、取り消しで0分に戻して1分から再度設定するといった方法で時間を設定し直していた(例えば、特許文献1参照)。
また、操作部のスペースから、各バーナーにタイマキーを配置することができない場合は、各バーナーのタイマキーを共用にしている加熱調理器もある。この場合は選択キーでバーナーを選択し、分キーでタイマ時間を増加させ、取り消しキーでタイマ設定取り消す仕様になっており、選択キーを操作することで加熱しているバーナーはすべてタイマ設定できるモードに移行し、選択キーを再度押すことによって次のバーナーへ移行し、それぞれ時間が設定できるようにしていた。
しかしながら、従来の構成では、選択キーと分キーと取り消しキーの3つから構成される場合に、分キーがタイマ時間を増加させることしかできないため、設定したい時間を越えてしまった場合に、分キーを押して0分にして1分から再度設定するか、取り消しで0分に戻して1分から再度設定する必要があり、タイマ機能の操作性がよくなかった。
さらに、タイマ設定を取り消すバーナーを選択する選択キーと、タイマ時間を増加させる分キーと、タイマ設定を取り消すための取り消しキーの3つで構成しすべてのバーナーのタイマ機能を共用する場合に、選択キーを操作すると、加熱しているすべてのバーナーがタイマ設定可能なモード移行するため、誤って別のバーナーのタイマ設定を行ってしまうという課題を有していた。
本発明は、従来あった取り消しキーの代わりに、タイマ時間を減少させるタイマダウンキーを設け、タイマ設定を取り消すために、タイマ設定可能なモードに移行した直後のタイマ未設定状態からタイマ時間が設定され、それから再度タイマ未設定状態に戻された場合には、取り消しと判断しタイマ設定可能なモードを解除するようにすることで、取り消しキーが無くてもタイマが取り消せてタイマ設定が短時間で可能となり、使い勝手のよい加熱調理器を提供することを目的とする。
さらに複数のバーナーがタイマ設定可能な状態で、かつタイマ未設定状態である場合に使用者がタイマ設定を取り消すのと同時に、タイマ未設定状態のバーナーも同時にタイマ設定可能なモードを解除することで、使用者が誤って他のバーナーにタイマを設定してしまうことを防ぎ、使い勝手のよい加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、複数の加熱部と、前記加熱部を制御する制御部と、前記制御部にタイマ時間を設定できるタイマ設定モードと、前記タイマ設定モードへの移行とタイマ時間を設定する加熱部を選択する機能を兼ねた選択キーと、前記タイマ設定モードでタイマ時間を増加させるタイマアップキーと、前記タイマ設定モードでタイマ時間を減少させるタイマダウンキーと、タイマ設定モード移行直後でタイマ時間が設定されていない未設定時間モードとを備え、前記選択キーでタイマ設定を取り消す前記加熱部が選択された状態で、前記タイマアップキーまたは前記タイマダウンキーで時間が設定された後に前記未設定時間モードに設定された場合は、所定時間経過後タイマ設定モードを解除し、かつ未選択で未設定時間モードに設定されている前記加熱部も同時にタイマ設定モードを解除するようにすることで、取り消しキーが無くてもタイマ設定を取り消すことができ、タイマダウンキーが設けられたことで、タイマ設定を誤って長く設定しても、短くすることが可能となり、使い勝手が向上する。また選択されている加熱部のタイマ設定モード解除と同時に、その他の加熱部で未設定時間モードに設定されているものは、タイマ設定モードを解除するため、使用者が誤って他の加熱部にタイマ設定することを防ぐことができる。
本発明の加熱調理器は、取り消しキーが無くてもタイマ設定を取り消すことができ、タイマダウンキーが設けられたことで、タイマ設定を誤って長く設定しても、短くすることが可能となり、使い勝手が向上する。また選択されている加熱部のタイマ設定モード解除と同時に、その他の加熱部で未設定時間モードに設定されているものは、タイマ設定モードを解除するため、使用者が誤って他の加熱部にタイマ設定することを防ぐことができる。
第1の発明は、複数の加熱部と、前記加熱部を制御する制御部と、前記制御部にタイマ時間を設定できるタイマ設定モードと、前記タイマ設定モードへの移行とタイマ時間を設定する加熱部を選択する機能を兼ねた選択キーと、前記タイマ設定モードでタイマ時間を増加させるタイマアップキーと、前記タイマ設定モードでタイマ時間を減少させるタイマダウンキーと、タイマ設定モード移行直後でタイマ時間が設定されていない未設定時間モードとを備え、前記選択キーでタイマ設定を取り消す前記加熱部が選択された状態で、前記タイマアップキーまたは前記タイマダウンキーで時間が設定された後に前記未設定時間
モードに設定された場合は、所定時間経過後タイマ設定モードを解除し、かつ未選択で未設定時間モードに設定されている前記加熱部も同時にタイマ設定モードを解除することで、取り消しキーが無くてもタイマ設定を取り消すことができ、タイマダウンキーが設けられたことで、タイマ設定を誤って長く設定しても、短くすることが可能となり、使い勝手が向上する。また選択されている加熱部のタイマ設定モード解除と同時に、その他の加熱部で未設定時間モードに設定されているものも、タイマ設定モードを解除するため、使用者が誤って他の加熱部にタイマ設定することを防ぐことができる。
モードに設定された場合は、所定時間経過後タイマ設定モードを解除し、かつ未選択で未設定時間モードに設定されている前記加熱部も同時にタイマ設定モードを解除することで、取り消しキーが無くてもタイマ設定を取り消すことができ、タイマダウンキーが設けられたことで、タイマ設定を誤って長く設定しても、短くすることが可能となり、使い勝手が向上する。また選択されている加熱部のタイマ設定モード解除と同時に、その他の加熱部で未設定時間モードに設定されているものも、タイマ設定モードを解除するため、使用者が誤って他の加熱部にタイマ設定することを防ぐことができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記タイマ設定モードでタイマ時間が設定した場合に、未選択の前記加熱部で未設定時間モードに設定されている前記加熱部は、所定時間経過後タイマ設定モードを解除することで、使用者が選択した加熱部にタイマが設定された場合に、その他の未設定時間モードの加熱部もタイマ設定モードが解除されるため、現在タイマが設定されている加熱部がどれかわかりやすくなり、誤って他の加熱部にタイマを設定してしまうことを防ぐことができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、報知手段を備え、タイマ設定モード解除時に前記報知手段により使用者に解除したことを報知することで、タイマ設定モードが解除されたことを使用者が認識できるため、操作性が向上する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照にしながら説明する。なお、この実施の形態によって、本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態における加熱調理器の構成を示すものである。
図1は、本発明の実施の形態における加熱調理器の構成を示すものである。
図1に示すように、本実施の形態における加熱調理器は、発熱体等から構成される第1加熱部1、第2加熱部2、第3加熱部3と、それぞれの加熱部の加熱を制御するためマイクロコンピュータ(マイコン)や検知回路が実装された制御基板等から構成させる制御部4と、使用者が操作する操作部5と、現在の動作状況を表示するために液晶表示素子やLED等から構成される表示部6と、スピーカーやブザー等から構成され使用者に知らせる報知手段7を備えている。操作部5には、タイマを設定する加熱部を選択するための選択キー8と、表示部6には第1〜3加熱部1、2、3ごとに第1加熱部選択表示部9、第2加熱部選択表示部10、第3加熱部選択表示部11が設けられており、選択キー8が押されると制御部4は、タイマ時間が設定可能となるタイマ設定モード12へ移行し、加熱しており選択中であれば選択制御部は点滅、未選択であれば点灯、加熱していないまたは通常加熱モードであれば消灯で表示する。タイマ設定モード12に移行直後は、タイマ設定可能状態で時間が設定されていない未設定時間モード13であり、表示部6に設けられたタイマ時間を表示するための十桁表示部と一桁表示部で構成される時間表示部14のセグメントa15とセグメントb16の点灯させるセグメントを選択して「−−」と表示させる。未設定時間モード13から、操作部5に設けられたタイマ設定時間を増加させるタイマアップキー17と減少させるタイマダウンキー18を押すことによって、タイマ時間を設定することができ、設定時間を時間表示部14に表示する。
以上のように構成された加熱調理器について、以下にその動作、作用を説明する。
図2に本発明の第1の実施の形態におけるタイマ取り消し動作図を示す。図2は第1加熱部1と第3加熱部3がそれぞれ加熱しており、第1加熱部1のタイマを取り消す動作を説明するが、実際には図2の第3加熱部のタイマ表示は表示されない。
図2(a)のように加熱開始時は、時間表示部14や選択表示部は消灯している。選択
キー8が押されると、タイマ設定モード12へ移行するため、図2(b)のように選択されている第1加熱部選択表示部9が点滅し、第3加熱部選択表示部11は点灯する。移行直後で、未設定時間モード13のため、時間表示部14は「−−」となる。第1加熱部1のタイマを取り消すために、図2(c)のようにタイマアップキー17を操作し、時間を設定する(図2(c)の例示ではタイマアップキーを2回押し2分に設定)。その後、タイマダウンキー18を押して図2(d)のように未設定時間モード13に設定する(図2(d)では、タイマダウンキーを2回押す)。その状態で所定時間経過するとタイマ設定モードが解除され、図2(e)のように、第1加熱部1のタイマ設定モード12を解除し、さらに第3加熱部3はタイマが設定されていないため、タイマ設定しないと判断し、同時にタイマ設定モードを解除する。解除時に報知手段7により取り消したことを報知する。
キー8が押されると、タイマ設定モード12へ移行するため、図2(b)のように選択されている第1加熱部選択表示部9が点滅し、第3加熱部選択表示部11は点灯する。移行直後で、未設定時間モード13のため、時間表示部14は「−−」となる。第1加熱部1のタイマを取り消すために、図2(c)のようにタイマアップキー17を操作し、時間を設定する(図2(c)の例示ではタイマアップキーを2回押し2分に設定)。その後、タイマダウンキー18を押して図2(d)のように未設定時間モード13に設定する(図2(d)では、タイマダウンキーを2回押す)。その状態で所定時間経過するとタイマ設定モードが解除され、図2(e)のように、第1加熱部1のタイマ設定モード12を解除し、さらに第3加熱部3はタイマが設定されていないため、タイマ設定しないと判断し、同時にタイマ設定モードを解除する。解除時に報知手段7により取り消したことを報知する。
以上のようにすることで、取り消しキーが無くてもタイマ設定を取り消すことができ、タイマダウンキー18が設けられたことで、タイマ設定を誤って長く設定しても、短くすることが可能となり、使い勝手が向上する。また選択されている加熱部のタイマ設定モード12解除時と同時に、その他の加熱部で未設定時間モード13に設定されているものも、タイマ設定モード12を解除するため、使用者が誤って他の加熱部を設定することを防ぐことができる。
なお、タイマ設定モード12でタイマ時間を設定した場合に、未選択の前記加熱部で未設定時間モード13に設定されている前記加熱部はすべて、所定時間経過後、タイマ設定モード12を解除するようにしてもよい。図3を用いて動作を説明する。タイマ設定モード12へ移行するため、図3(b)のように選択されている第1加熱部選択表示部9が点滅し、第3加熱部選択表示部11は点灯する。第1加熱部1のタイマを2分に設定するために、図3(c)のようにタイマが第1加熱部1に設定される。この状態のまま、所定時間経過すると、第3加熱部3にはタイマを設定しないと判断し、タイマ設定モード12を解除する。そのため図3(d)のようになる。このようにすることで、第3加熱部3にタイマが設定されていると誤って使用者に認識させてしまうことを防ぐことができる。
なお、第1加熱部1と第2加熱部2を未設定時間モード13、第3加熱部3にタイマ時間を設定した場合に、第1加熱部1を取り消すと、第1加熱部1と第2加熱部2のタイマ設定モード12が解除される。同時にタイマ設定の選択を第3加熱部3に移行させてもよい。タイマ設定されている加熱部がどれか使用者が認識しやすくなる。
以上のように、本発明にかかわる加熱調理器は、複数の加熱部のタイマを共用させる場合に、操作性を向上させることができるため、家庭用に限らず業務用の加熱調理器にも適用することができる。
1 第1加熱部
2 第2加熱部
3 第3加熱部
4 制御部
5 操作部
6 表示部
7 報知手段
8 選択キー
9 第1加熱部選択表示部
10 第2加熱部選択表示部
11 第3加熱部選択表示部
12 タイマ設定モード
13 未設定時間モード
14 時間表示部
15 セグメントa
16 セグメントb
17 タイマアップキー
18 タイマダウンキー
2 第2加熱部
3 第3加熱部
4 制御部
5 操作部
6 表示部
7 報知手段
8 選択キー
9 第1加熱部選択表示部
10 第2加熱部選択表示部
11 第3加熱部選択表示部
12 タイマ設定モード
13 未設定時間モード
14 時間表示部
15 セグメントa
16 セグメントb
17 タイマアップキー
18 タイマダウンキー
Claims (3)
- 複数の加熱部と、前記加熱部を制御する制御部と、前記制御部にタイマ時間を設定できるタイマ設定モードと、前記タイマ設定モードへの移行とタイマ時間を設定する加熱部を選択する機能を兼ねた選択キーと、前記タイマ設定モードでタイマ時間を増加させるタイマアップキーと、前記タイマ設定モードでタイマ時間を減少させるタイマダウンキーと、前記タイマ設定モードへの移行直後でタイマ時間が設定されていない未設定時間モードとを備え、前記選択キーでタイマ設定を取り消す前記加熱部が選択された状態で、前記タイマアップキーまたは前記タイマダウンキーで時間が設定された後に前記未設定時間モードに設定された場合は、所定時間経過後タイマ設定モードを解除し、かつ未選択で未設定時間モードに設定されている前記加熱部も同時にタイマ設定モードを解除するようにした加熱調理器。
- タイマ設定モードでタイマ時間を設定した場合に、未選択の加熱部で未設定時間モードに設定されている前記加熱部は、所定時間経過後タイマ設定モードを解除するようにした請求項1に記載の加熱調理器。
- 報知手段を備え、タイマ設定モード解除時に前記報知手段により使用者に解除したことを報知するようした請求項1または2に記載の加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011123113A JP2012251683A (ja) | 2011-06-01 | 2011-06-01 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011123113A JP2012251683A (ja) | 2011-06-01 | 2011-06-01 | 加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012251683A true JP2012251683A (ja) | 2012-12-20 |
Family
ID=47524663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011123113A Withdrawn JP2012251683A (ja) | 2011-06-01 | 2011-06-01 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012251683A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019505125A (ja) * | 2016-02-02 | 2019-02-21 | フェニックス コンタクト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトPhoenix Contact GmbH & Co.KG | 自動化装置 |
-
2011
- 2011-06-01 JP JP2011123113A patent/JP2012251683A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019505125A (ja) * | 2016-02-02 | 2019-02-21 | フェニックス コンタクト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトPhoenix Contact GmbH & Co.KG | 自動化装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20140805 |