JP2007282938A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】寿命による交換が必要となる部品を有する電子機器において、確実に部品の交換が実施されるようにし、寿命が過ぎた部品を使用し続けることによる機器の性能低下や故障被害の拡大を防止する。
【解決手段】電子機器の動作を制御手段1により制御するとともに、動作に関する情報を表示手段2により表示し、使用される機構部品や電子部品の部品寿命により機器の性能低下や故障の原因となる可能性がある部品の寿命の値を部品寿命記憶手段3に記憶させておき、使用頻度カウント手段4によってカウントされた電子機器の使用頻度を使用頻度記憶手段5に記憶する。制御手段1は、使用頻度記憶手段5に記憶されている値が部品寿命記憶手段3に記憶されている値に到達すると、電子機器の動作を停止させるとともに表示手段2に部品寿命のため動作停止状態になったことを表示するよう構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、寿命による交換が必要となる部品を有する電子機器に関するものである。
従来、この種の電子機器には、リレーやコンデンサなどの寿命を有する部品が含まれており、これらの部品が寿命に達すると部品の機能が低下することにより部品本来の機能が果たせなくなり、その結果、電子機器の性能の低下や故障に至る場合があった。
そこで、例えば、炊飯器などでは炊飯回数をカウントし、部品の寿命に基づいて定められた炊飯回数に到達すると使用者にファンモータなどの定期交換部品の交換時期が来ていることを使用者に報知することにより、性能の低下や故障を未然に防止するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−344223号公報
しかしながら、このような従来の機器では、使用者に定期交換部品の交換時期を認識させることが可能ではあるが、実際に部品交換を実施するかどうかについては使用者次第であり、仮に部品交換を実施せずそのまま使用し続けた場合には、部品の機能が低下した状態で機器を使用することになり、それにより本来交換する必要がなかった部品までも故障し、機器の使用中に動作を停止してしまう可能性があるという問題があった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、使用している部品の寿命に到達すると電子機器の動作を停止させることにより、確実に部品の交換が実施されるようにし、寿命が過ぎた部品を使用し続けることによる機器の性能低下や故障被害の拡大を防止することを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、電子機器の動作を制御手段により制御するとともに、電子機器の動作に関する情報を表示手段により表示し、電子機器に使用される機構部品や電子部品の部品寿命により機器の性能低下や故障の原因となる可能性がある部品の寿命の値を部品寿命記憶手段にあらかじめ記憶させておき、電子機器の使用頻度をカウントする使用頻度カウント手段によってカウントされた使用頻度を使用頻度記憶手段に記憶するよう構成し、制御手段は、使用頻度記憶手段に記憶されている値が部品寿命記憶手段に記憶されている値に到達すると、電子機器の動作を停止させるとともに表示手段に電子機器が部品寿命のため動作停止状態になったことを表示するよう構成したものである。
これによって、使用者は電子機器に含まれる部品が寿命に達したことを確実に認識できるとともに、部品が寿命に達した状態で機器を使用し続けることが不可能となるので、確実に寿命到達部品の交換が実施されるようになり、寿命が過ぎた部品を使用し続けることによる機器の性能低下や故障被害の拡大を防ぐことができる。
本発明の電子機器は、電子機器に含まれる部品が寿命に達したことを使用者が確実に認識できるとともに、部品が寿命に達した状態で機器を使用し続けることが不可能となるので、確実に寿命到達部品の交換が実施されるようになり、寿命が過ぎた部品を使用し続けることによる機器の性能低下や故障被害の拡大を防ぐことができる。
第1の発明は、電子機器の動作を制御する制御手段と、電子機器の動作に関する情報を表示する表示手段と、電子機器に使用される機構部品や電子部品の部品寿命により機器の性能低下や故障の原因となる可能性がある部品の寿命の値をあらかじめ記憶させておく部品寿命記憶手段と、電子機器の使用頻度をカウントする使用頻度カウント手段と、前記使用頻度カウント手段によってカウントされた使用頻度を記憶する使用頻度記憶手段とを備え、前記制御手段は、前記使用頻度記憶手段に記憶されている値が前記部品寿命記憶手段に記憶されている値に到達すると、電子機器の動作を停止させるとともに前記表示手段に電子機器が部品寿命のため動作停止状態になったことを表示するよう構成したものであり、使用者は電子機器に含まれる部品が寿命に達したことを確実に認識できるとともに、部品が寿命に達した状態で機器を使用し続けることが不可能となるので、確実に寿命到達部品の交換が実施されるようになり、寿命が過ぎた部品を使用し続けることによる機器の性能低下や故障被害の拡大を防ぐことができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、部品寿命記憶手段に記憶されている値よりも小さい値を記憶する部品寿命事前通知タイミング記憶手段を備え、制御手段は、使用頻度記憶手段に記憶されている値が前記部品寿命事前通知タイミング記憶手段に記憶されている値に到達すると、電子機器に使用されている部品の寿命が近づいていることを表示手段に表示するようにしたものであり、使用者は部品の寿命が近づいていることを認識することが可能となるので、機器が使用不可能になる前に部品交換の準備を行うことができる。
第3の発明は、上記第2の発明において、制御手段は、使用頻度記憶手段に記憶されている値が部品寿命事前通知タイミング記憶手段に記憶されている値に到達した以降は、電子機器を使用するたびに部品寿命記憶手段に記憶されている値から前記使用頻度記憶手段に記憶されている値を減算した値を表示手段に表示するようにしたものであり、使用者は機器を使用するたびに部品の寿命の残りがどの程度であるのかを認識することができ、より正確に部品交換の計画を立てることができる。
第4の発明は、上記第1〜3のいずれか1つの発明において、使用頻度記憶手段は、不揮発性メモリで構成したものであり、仮に電子機器がメモリの内容を保持するために必要な電源供給が遮断された場合でも、機器の使用頻度を保持することができるので、正確に部品の寿命を判断することができる。
第5の発明は、上記第4の発明において、使用頻度記憶手段に記憶された値を初期化する使用頻度初期化手段を備え、制御手段は前記使用頻度初期化手段による入力があると、前記使用頻度記憶手段に記憶された値をゼロに初期化するようにしたものであり、部品を交換したときに使用頻度初期化手段によって使用頻度記憶手段に記憶された値をゼロに初期化することができるので、交換後の部品の寿命を正確に判断することができる。
以下、本発明の実施の形態について、電子機器の例として炊飯器について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における炊飯器(電子機器)のブロック図を示すものである。
図1に示すように、鍋101は内部に米と水を入れ、加熱手段102によって加熱される。鍋温度検知手段103は鍋101の温度を検知し、制御手段1に入力する。計時手段104は炊飯中の各炊飯工程(例えば吸水工程)や保温中の各保温工程(例えば高温温調工程)での経過時間を計測し、計測した時間を制御手段1に入力する。シーケンス記憶手段106は制御手段1が炊飯時に使用する炊飯シーケンスおよび保温時に使用する保温シーケンスを記憶するものである。
操作手段105は使用者が炊飯メニューを選択したり、炊飯を開始したりする際に使用するボタンであり、操作手段105による操作情報は制御手段1に入力される。表示手段2は使用者に各種情報を表示するもので、LCDで構成しており、例えば操作手段105によって使用者が炊飯メニュー変更操作を行うと、制御手段1は表示手段2に表示している現在選択中の炊飯メニューを変更する。使用者は表示手段2に表示される炊飯メニュー選択情報を見ながら操作手段105を用いて炊飯メニューを決定し、炊飯を開始する。
炊飯が開始されると制御手段1は操作手段105を用いて使用者が選択した炊飯メニューに対応した炊飯シーケンスをシーケンス記憶手段106に記憶されている炊飯シーケンスの中から選択して、選択した炊飯シーケンスと鍋温度検知手段103により検知した鍋101の温度と計時手段104により計測した各炊飯工程での経過時間に基づいて加熱手段2を制御して炊飯を行う。
部品寿命記憶手段3は、炊飯器に使用される機構部品や電子部品の部品寿命により機器の性能低下や故障の原因となる可能性がある部品の寿命の値をあらかじめ記憶させておくもので、部品が寿命を迎えるまでの炊飯回数C0を記憶させておく。使用頻度カウント手段4は炊飯器の使用頻度をカウントするもので、使用頻度記憶手段5は使用頻度カウント手段によってカウントされた使用頻度を記憶するものであり、使用頻度カウント手段4は炊飯が実施されると、使用頻度記憶手段5に記憶されている累積炊飯回数C1を1加算する。
ここで、制御手段1は、使用頻度記憶手段5に記憶されている値が部品寿命記憶手段3に記憶されている値に到達すると、炊飯器の動作を停止させるとともに表示手段2に炊飯器が部品寿命のため動作停止状態になったことを表示するよう構成している。
上記構成において図2を参照しながら動作、作用を説明する。まず、ステップS1では、制御手段1は使用者が操作手段105によって炊飯開始操作を実施したかどうかを判定し、炊飯開始操作が実施されていないと判定した場合は炊飯開始操作が実施されるまでステップS1で判定を継続する。ステップS1で炊飯開始操作が実施されたと判定した場合はステップS2に進み、ステップS2では、制御手段1は使用者が操作手段105によって選択した炊飯メニューに対応した炊飯シーケンスをシーケンス記憶手段106に記憶されている炊飯シーケンスの中から選択して、その炊飯シーケンスと鍋温度検知手段103が検知した鍋101の温度と計時手段104が計測した各炊飯工程での経過時間に基づいて加熱手段2を制御して炊飯を行う。
つぎにステップS3に進み、ステップS3では、制御手段1は炊飯が終了したかどうかの判定を行う。ステップS3で炊飯が終了していないと判定した場合はステップS2に戻り炊飯制御を継続する。ステップS3で炊飯が終了したと判定した場合はステップS4に進み、ステップS4では、制御手段1は使用頻度カウント手段4に累積炊飯回数カウントの命令を出し、使用頻度カウント手段4は使用頻度記憶手段5に記憶されている累積炊飯回数C1の値を取り出し、C1の値を1加算した値を使用頻度記憶手段5に保存する。
つぎにステップS5に進み、ステップS5では、制御手段1は保温シーケンスを記憶手段106に記憶されているシーケンスの中から選択して、その保温シーケンスと鍋温度検知手段103が検知した鍋101の温度と計時手段104が計測した各保温工程での経過時間に基づいて加熱手段2を制御し保温を行う。つぎにステップS6に進み、ステップS6では、制御手段1は操作手段105によって使用者が保温終了操作を実施したかどうかを判定し、保温終了操作が実施されていないと判定した場合はステップS5に戻り保温制御を継続する。
ステップS6で保温終了操作が実施されたと判定した場合はステップS7に進み、ステップS7では、制御手段1は使用頻度記憶手段5に記憶されている累積炊飯回数C1が、部品寿命記憶手段3に記憶されている部品が寿命を迎えるまでの炊飯回数C0に到達したかどうかを判定する。ステップS7で累積炊飯回数が部品が寿命を迎えるまでの炊飯回数に到達していない(C1<C0)と判定した場合はステップS1に戻り、つぎの炊飯開始操作が実施されるのを待つ。ステップS7で累積炊飯回数が部品が寿命を迎えるまでの炊飯回数に到達した(C1≧C0)と判定した場合はステップS8に進み、ステップS8では、制御手段1はそれ以降の操作手段105による操作を受け付けないようにすることにより炊飯器を動作停止状態としてステップS9へ進み、ステップS9では、制御手段1は炊飯器が部品寿命のため動作停止状態になったことを表示手段2に表示させる。
以上のように、本実施の形態においては、使用頻度カウント手段4により使用を開始してからの累積炊飯回数C1をカウントして使用頻度記憶手段5に記憶させ、使用頻度記憶手段5に記憶されている累積炊飯回数C1が部品寿命記憶手段3にあらかじめ記憶されている部品が寿命を迎えるまでの炊飯回数C0に到達すると、炊飯器の動作を停止させるとともに表示手段2に炊飯器が部品寿命のため動作停止状態になったことを表示するようにすることにより、使用者は炊飯器に含まれる部品が寿命に達したことを確実に認識できるとともに、部品が寿命に達した状態で機器を使用し続けることが不可能となるので、確実に寿命到達部品の交換が実施されるようになり、寿命が過ぎた部品を使用し続けることによる機器の性能低下や故障被害の拡大を防ぐことができる。
なお、本実施の形態では、部品の寿命判定に機器の使用回数(炊飯回数)を用いているが、通電時間などの他の値で部品の寿命判定を行っても構わない。
また、本実施の形態では、部品の寿命判定を機器の使用の終了時に行っているが、機器の使用開始時などの別のタイミングで行っても構わない。
また、本実施の形態では、操作手段による操作を受け付けなくすることにより機器を動作停止状態にして、表示手段に部品寿命のため機器が動作停止状態となっていることを表示するようにしているが、例えば、操作手段による操作を受け付けた際に表示手段に部品寿命のため機器が動作停止状態となっていることを表示して、機器を駆動させない(例えば炊飯器の場合は加熱手段を駆動させない)ようにしても構わない。
また、本実施の形態では、表示手段としてLCDを使用しているが、例えばLEDなど他の表示手段を用いても構わない。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における炊飯器(電子機器)のブロック図を示すものである。
図3に示すように、部品寿命事前通知タイミング記憶手段6は、部品寿命に到達する前に使用者に部品寿命が近いことを通知するタイミングをあらかじめ記憶させておくためのもので、部品寿命記憶手段3に記憶されている値C0よりも小さい値C2が記憶されている。制御手段1は、使用頻度記憶手段5に記憶されている値C1が部品寿命事前通知タイミング記憶手段6に記憶されている値C2に到達すると、機器に使用されている部品の寿命が近づいていることを表示手段2に表示し、さらに部品寿命記憶手段3に記憶されている値C0に到達すると、機器を動作停止状態として、部品寿命のため機器が動作停止状態となっていることを表示手段2に表示するようにしている。他の構成は上記実施の形態1と同じであるので、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において図4を参照しながら動作、作用を説明する。なお、ステップS1からステップS6、ステップS8からステップS9までの動作は、上記実施の形態1の動作と同じであるので説明を省略する。
ステップS7で累積炊飯回数が部品が寿命を迎えるまでの炊飯回数に到達していない(C1<C0)と判定した場合はステップS11へ進み、ステップS11では、制御手段1は使用頻度記憶手段5に記憶されている累積炊飯回数C1が、部品寿命事前通知タイミング記憶手段6に記憶されている部品寿命事前通知炊飯回数C2に到達したかどうかを判定する。ステップS11で累積炊飯回数が部品寿命事前通知炊飯回数に到達した(C1≧C2)と判定した場合はステップS12に進み、ステップS12では、制御手段1は部品寿命が近づいていることを表示手段2に表示してステップS1へ戻る。一方、ステップS11で累積炊飯回数が部品寿命事前通知炊飯回数に到達していない(C1<C2)と判定した場合はそのままステップS1へ戻る。
以上のように、本実施の形態においては、制御手段1は、使用頻度記憶手段5に記憶されている値C1が部品寿命事前通知タイミング記憶手段6に記憶されている値C2に到達すると、部品の寿命が近づいていることを表示手段2に表示するようにすることにより、使用者は部品の寿命が近づいていることを認識することが可能となるので、機器が使用不可能になる前に部品交換の準備を行うことができる。
なお、本実施の形態では、累積炊飯回数が部品寿命事前通知炊飯回数に到達した以降は、機器を使用するたびに部品の寿命が近づいていることを表示手段2に表示するようにしているが、例えば、所定の回数の機器の使用毎に表示するなど、表示を行う頻度を変更しても構わない。
(実施の形態3)
図3における制御手段1は、使用頻度記憶手段5に記憶されている値C1が部品寿命事前通知タイミング記憶手段6に記憶されている値C2に到達した以降は、機器を使用するたびに、部品寿命記憶手段3に記憶されている値C0から使用頻度記憶手段5に記憶されている値C1を減算した値を表示手段2に表示するように構成している。他の構成は上記実施の形態2と同じである。
上記構成において図5を参照しながら動作、作用を説明する。なお、ステップS1からステップS9までの動作は、上記実施の形態2の動作と同じであるので説明を省略する。
ステップS11で累積炊飯回数が部品寿命事前通知炊飯回数に到達した(C1≧C2)と判定した場合はステップS21に進み、ステップS21では、制御手段1は使用されている部品が寿命を迎えるまでの残り炊飯回数(C3=C0−C1)を算出してステップS22に進む。ステップS22では、制御手段1はステップS21で算出した使用されている部品が寿命を迎えるまでの残り炊飯回数C3を表示手段2に表示する。
以上のように、本実施の形態においては、制御手段1は、使用頻度記憶手段5に記憶されている値C1が部品寿命事前通知タイミング記憶手段6に記憶されている値C2に到達した以降は、機器を使用するたびに、部品寿命記憶手段3に記憶されている値C0から使用頻度記憶手段5に記憶されている値C1を減算した値C3を表示手段2に表示するようにすることにより、使用者は機器を使用するたびに部品の寿命の残りがどの程度であるのかを認識することができ、より正確に部品交換の計画を立てることができる。
(実施の形態4)
図1における使用頻度記憶手段5は、EEPROMなどの不揮発性メモリによって構成している。他の構成は上記実施の形態1と同じである。
以上のように構成することにより、仮に機器がメモリの内容を保持するために必要な電源供給が遮断された場合(例えばバックアップ用電池が切れた場合)でも、機器の使用頻度を保持することができるので、正確に部品の寿命を判断することができる。
(実施の形態5)
図6は、本発明の実施の形態5における炊飯器(電子機器)のブロック図を示すものである。
図6に示すように、使用頻度初期化手段7は使用頻度記憶手段5に記憶されている値を初期化するものであり、操作手段105を構成しているメニュー選択や炊飯開始操作を行うためのボタンの内、所定のボタンの同時押しによって入力を行うように構成している。制御手段1は使用頻度初期化手段7による入力があると、使用頻度記憶手段5に記憶された値をゼロに初期化するようにしている。他の構成は上記実施の形態1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において図7を参照しながら動作、作用を説明する。なお、ステップS1からからステップS9までの動作は、上記実施の形態1の動作と同じであるので説明を省略する。
ステップS31では、制御手段1は使用頻度初期化手段7による入力があったかどうかを判定し、入力がなかったと判定した場合はステップS1へ進み、入力があったと判定した場合はステップS32へ進む。ステップS32では、制御手段1は使用頻度記憶手段5に記憶されている累積炊飯回数C1をゼロに初期化してステップS1に進む。
以上のように、本実施の形態においては、使用頻度初期化手段7による入力があると、制御手段1は使用頻度記憶手段5に記憶された値をゼロに初期化するようにすることにより、部品を交換したときに使用頻度初期化手段7によって使用頻度記憶手段5に記憶された値をゼロに初期化することができるので、交換後の部品の寿命を正確に判断することができる。
なお、上記各実施の形態では、電子機器の例として炊飯器について説明したが、炊飯器のような家庭用電子機器以外にも車載用や業務用等のその他の電子機器にも適用できる。
以上のように、本発明にかかる電子機器は、電子機器に含まれる部品が寿命に達したことを使用者が確実に認識できるとともに、部品が寿命に達した状態で機器を使用し続けることが不可能となるため、確実に寿命到達部品の交換が実施されるようになり、寿命が過ぎた部品を使用し続けることによる機器の性能低下や故障被害の拡大を防ぐことができるので、寿命による交換が必要となる部品を有する電子機器として有用である。
本発明の実施の形態1における電子機器としての炊飯器のブロック図 同炊飯器の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における電子機器としての炊飯器のブロック図 同炊飯器の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3における電子機器としての炊飯器の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態5における電子機器としての炊飯器のブロック図 同炊飯器の動作を示すフローチャート
符号の説明
1 制御手段
2 表示手段
3 部品寿命記憶手段
4 使用頻度カウント手段
5 使用頻度記憶手段

Claims (5)

  1. 電子機器の動作を制御する制御手段と、電子機器の動作に関する情報を表示する表示手段と、電子機器に使用される機構部品や電子部品の部品寿命により機器の性能低下や故障の原因となる可能性がある部品の寿命の値をあらかじめ記憶させておく部品寿命記憶手段と、電子機器の使用頻度をカウントする使用頻度カウント手段と、前記使用頻度カウント手段によってカウントされた使用頻度を記憶する使用頻度記憶手段とを備え、前記制御手段は、前記使用頻度記憶手段に記憶されている値が前記部品寿命記憶手段に記憶されている値に到達すると、電子機器の動作を停止させるとともに前記表示手段に電子機器が部品寿命のため動作停止状態になったことを表示するよう構成した電子機器。
  2. 部品寿命記憶手段に記憶されている値よりも小さい値を記憶する部品寿命事前通知タイミング記憶手段を備え、制御手段は、使用頻度記憶手段に記憶されている値が前記部品寿命事前通知タイミング記憶手段に記憶されている値に到達すると、電子機器に使用されている部品の寿命が近づいていることを表示手段に表示するようにした請求項1記載の電子機器。
  3. 制御手段は、使用頻度記憶手段に記憶されている値が部品寿命事前通知タイミング記憶手段に記憶されている値に到達した以降は、電子機器を使用するたびに部品寿命記憶手段に記憶されている値から前記使用頻度記憶手段に記憶されている値を減算した値を表示手段に表示するようにした請求項2記載の電子機器。
  4. 使用頻度記憶手段は、不揮発性メモリで構成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 使用頻度記憶手段に記憶された値を初期化する使用頻度初期化手段を備え、制御手段は前記使用頻度初期化手段による入力があると、前記使用頻度記憶手段に記憶された値をゼロに初期化するようにした請求項4記載の電子機器。
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