JP2012250624A5 - - Google Patents

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(1)本発明に係る鞍乗り型車両は、前後方向に延びるように形成された車体フレームと、車体フレームの前端に設けられるヘッドパイプと、ヘッドパイプの軸心に関して回転可能に設けられるフロントフォークと、フロントフォークに回転可能に支持される前輪と、ヘッドパイプよりも前方に突出するように車体フレームに固定される衝撃検出用フレームと、衝撃検出用フレームに設けられ、衝撃検出フレームに加わる衝撃を検出する複数の衝撃検出器と、複数の衝撃検出器の検出結果に基づいて展開されるエアバッグを含むエアバッグ装置とを備え、衝撃検出用フレームは、車体フレームの前後方向の前端に位置する前端部と、車体フレームの前後方向に関して両側方に位置する第1および第2の側部とを有し、複数の検出器は、第1および第2の側部にそれぞれ設けられる第1および第2の検出器と、衝撃検出用フレームの前端部に配置される第3の検出器とを含むものである。
この鞍乗り型車両においては、衝撃検出用フレームが車体フレームに固定される。衝撃検出用フレームの第1および第2の側部ならびに前端部には、それぞれ第1、第2および第3の検出器が設けられる。斜め前方から衝撃検出フレームに加わる衝撃が主に第1または第2の検出器により検出される。前方から衝撃検出フレームに加わる衝撃が主に第3の検出器により検出される。第1、第2または3の検出器の検出結果に基づいてエアバッグ装置のエアバッグが展開される。
この場合、衝撃検出用フレームは、ヘッドパイプよりも前方に突出するので、第1、第2および第3の検出器は、衝撃検出フレームに加わる衝撃を迅速に検出することができる。また、鞍乗り型車両が物体から衝撃を受ける直前に運転者が物体との衝突を回避しようとしてハンドルを瞬間的に操作することがある。それにより、フロントフォークおよび前輪の向きが瞬間的に車両の進行方向と異なる。このような場合でも、衝撃検出フレームが車体フレームに固定されているので、車両の進行方向に関して第1、第2および第3の検出器の位置が変化することがない。そのため、運転者のハンドル操作にかかわらず、車両の進行方向に関して前方および斜め前方からの衝撃を検出することができる。これらの結果、加速度センサの感度の低下を低減することができる。したがって、種々の状況において瞬時にかつ確実にエアバッグを展開することが可能になる。
この場合、前輪が物体に衝突する瞬間または直前に主に第3の検出器が前方からの衝撃を検出することができる。したがって、より早いタイミングでエアバッグを展開することができる
(6)衝撃検出フレームは、前端部から第1および第2の側部に連続するように一体的に形成されてもよい。
この場合、衝撃検出フレームが衝撃を受けることにより破損することなく一体的に変形しやすい。それにより、衝撃検出フレームが衝撃を吸収するように機能する。したがって、衝撃検出用フレームが衝撃を受けてから運転者に前方への慣性力が作用するまでのタイミングが遅延する。その間にエアバッグが十分に展開されるので、エアバッグにより運転者に伝わる衝撃が十分に低減される。
この場合、第1および第2の検出器は、主に斜め前方から衝撃検出フレームに加わる衝撃をより確実に検出することができる。
本発明の一実施の形態に係る自動二輪車を示す模式的側面図である。 図1の自動二輪車の模式的上面図である。 図1の自動二輪車の内部の主要部の構成を示す模式的側面図である。 自動二輪車の前端部の拡大側面図である。 自動二輪車の前端部の拡大上面図である。 衝撃検出フレームの斜視図である。
ヘッドパイプ510よりも前方に突出するように、衝撃検出フレーム600が設けられる。衝撃検出フレーム600の詳細な構成については後述する。
車体フレーム500の前部および衝撃検出フレーム600は、フロントカウル410により覆われる。車体フレーム500の後部は、リアカウル420により覆われる。車体フレーム500の中央部は、サイドカバー430により覆われる。
図4は、自動二輪車1の前端部の拡大側面図である。図5は、自動二輪車1の前端部の拡大上面図である。図6は、衝撃検出フレーム600の斜視図である。図5に示すように、衝撃検出フレーム600は、前端部601、一対の連結側部602,603、一対の主側部604,605および一対の上支持部606,607により構成される。前端部601は、車体の左右方向に延びる。一対の連結側部602,603は、前端部601の両端から斜め後方に広がるように延びる。一対の主側部604,605は、一対の連結側部602,603の後端から車体の前後方向において後方に延びる。前端部601および連結側部602,603は、水平面内に配置される。主側部604,605は、図4および図6に示すように、連結側部602,603の後端から斜め下方に屈曲する。一対の上支持部606,607は、連結側部602,603から上方に湾曲するように延びる。連結側部602と主側部604とにより側部608が形成される。連結側部603と主側部605とにより側部609が形成される。
主側部604,605の後端は、連結部材611,612により図4の下部メインフレーム50に連結される。下部メインフレーム502の前端には、ヘッドパイプ510の前方に突出するように連結部材613が取り付けられる。連結部材613に連結部材614により略楕円形状の支持部材615が取り付けられる。上支持部606,607の上端は、支持部材615に連結される。このようにして、衝撃検出フレーム600は車体フレーム500に固定される。
衝撃検出フレーム600は、前端部601から連結側部602,603および主側部604,605に連続するように一体的に形成されている。そのため、衝撃検出フレーム600が衝撃を受けることにより破損することなく一体的に変形しやすい。それにより、衝撃検出フレーム600が衝撃を吸収するように機能する。したがって、衝撃検出用フレーム600が衝撃を受けてから運転者に前方への慣性力が作用するまでのタイミングが遅延する。その間にエアバッグ820が十分に展開されるので、エアバッグ820により運転者に伝わる衝撃が十分に低減される。
図4〜図6に示すように、衝撃検出フレーム600の連結側部602と主側部604との境界部には、衝撃検出フレーム600に加わる衝撃を検出する衝撃センサS1が設けられる。また、衝撃検出フレーム600の連結側部603と主側部605との境界部には、衝撃検出フレーム600に加わる衝撃を検出する衝撃センサS2が設けられる。さらに、衝撃検出フレーム600の前端部601には、衝撃検出フレーム600に加わる衝撃を検出する衝撃センサS3が設けられる。衝撃センサS1,S2,S3としては、例えば加速度センサが用いられる。
図4に示すように、連結側部602と主側部604との境界部は、車体フレーム500の前後方向において前輪530の前端と後端との間の範囲R内に位置する。また、連結側部603と主側部605との境界部は、車体フレーム500の前後方向において前輪530の前端と後端との間の範囲R内に位置する。図5に示すように、衝撃検出フレーム600の主側部604,605間の距離L2は、前輪530の幅方向におけるフロントフォーク520の幅L1よりも大きい。
本実施の形態では、衝撃検出フレーム600の前端部601は、車体フレーム500の前後方向において前輪530の前端と同じ位置に配置される。衝撃センサS3は、車体フレーム500の前後方向において前輪530の前端と同じ位置に配置される。この場合、前輪530が物体に衝突する瞬間に衝撃センサS3が前方からの衝撃を検出することができる。それにより、より早いタイミングでエアバッグを展開することができる
衝撃検出フレーム600の前端部601が車体フレーム500の前後方向において前輪530の前端よりも前方に配置され、衝撃センサS3が車体フレーム500の前後方向において前輪530の前端よりも前方に配置されてもよい。この場合、前輪530が物体に衝突する直前に衝撃センサS3が前方からの衝撃を検出することができる。それにより、さらに早いタイミングでエアバッグを展開することができる
(2)効果
本実施の形態に係る自動二輪車1において、衝撃検出フレーム600は、ヘッドパイプ510よりも前方に突出するので、衝撃センサS1,S2,S3は、衝撃検出フレーム600に加わる衝撃を迅速に検出することができる。
また、自動二輪車1が物体から衝撃を受ける直前に運転者が物体との衝突を回避しようとしてハンドル540を瞬間的に操作することがある。それにより、フロントフォーク520および前輪530の向きが瞬間的に車両の進行方向と異なる。このような場合でも、衝撃検出フレーム600が車体フレーム500に固定されているので、自動二輪車1の進行方向に関して衝撃センサS1,S2,S3の位置が変化することがない。
(3−3)上記実施の形態では、衝撃検出フレーム600に3つの衝撃センサS1,S2,S3が取り付けられているが、衝撃検出フレーム600に4つ以上の衝撃センサが取り付けられてもよい。
(3−4)衝撃検出フレーム600の形状は、上記実施の形態の形状に限定されない。例えば、衝撃検出フレーム600の前端部601、連結側部602,603および主側部604,605が円弧状等の他の形状に形成されてもよい。
上記実施の形態においては、車体フレーム500が車体フレームの例であり、ヘッドパイプ510がヘッドパイプの例であり、フロントフォーク520がフロントフォークの例であり、前輪530が前輪の例であり、衝撃検出フレーム600が衝撃検出用フレームの例である。
1 自動二輪車
410 フロントカウル
420 リアカウル
430 サイドカバー
500 車体フレーム
501 上部メインフレーム
502 下部メインフレーム
503 リアフレーム
504〜509 連結部材
510 ヘッドパイプ
520 フロントフォーク
530 前輪
540 ハンドル
550 リアスイングアーム
560 リアクッションユニット
570 後輪
580 エンジン
590 シート
600 衝撃検出フレーム
601 前端部
602,603 連結側部
604,605 主側部
606,607 上支持部
608,609 側部
611〜614 連結部材
615 支持部材
700 ECU
800 エアバッグ収納部
810 エアバッグ装置
820 エアバッグ
S1〜S3 衝撃センサ

Claims (7)

  1. 前後方向に延びるように形成された車体フレームと、
    前記車体フレームの前端に設けられるヘッドパイプと、
    前記ヘッドパイプの軸心に関して回転可能に設けられるフロントフォークと、
    前記フロントフォークに回転可能に支持される前輪と、
    前記ヘッドパイプよりも前方に突出するように前記車体フレームに固定される衝撃検出用フレームと、
    前記衝撃検出用フレームに設けられ、前記衝撃検出フレームに加わる衝撃を検出する複数の衝撃検出器と、
    前記複数の検出器の検出結果に基づいて展開されるエアバッグを含むエアバッグ装置とを備え、
    前記衝撃検出用フレームは、前記車体フレームの前後方向の前端に位置する前端部と、前記車体フレームの前後方向において両側方に位置する第1および第2の側部とを有し、
    前記複数の検出器は、前記第1および第2の側部にそれぞれ設けられる第1および第2の検出器と、前記衝撃検出用フレームの前記前端部に配置される第3の検出器とを含むことを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記衝撃検出用フレームの前記第1および第2の検出器間の距離は、前記前輪の幅方向における前記フロントフォークの幅よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記車体フレームに設けられるシートをさらに備え、
    前記エアバッグ装置は、前記シートと前記ヘッドパイプとの間に配置されることを特徴とする請求項1または2記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記第3の検出器は、前記車体フレームの前後方向において前記前輪の前端と同じ位置または前記前輪の前端よりも前方に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記第1および第2の検出器は、前記車体フレームの前後方向において前記前輪の前端と後端との間に配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記衝撃検出フレームは、前記前端部から前記第1および第2の側部に連続するように一体的に形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記第1の側部は、
    第1の主側部、および
    前記前端部と前記第1の主側部とを連結する第1の連結側部を含み、
    前記第2の側部は、
    第2の主側部、および
    前記前端部と前記第2の主側部とを連結する第2の連結側部を含み、
    前記第1の検出器は、前記第1の主側部および前記第1の連結側部の少なくとも一方に配置され、
    前記第2の検出器は、前記第2の主側部および前記第2の連結側部の少なくとも一方に配置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
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