JP2012249196A - 通信装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通信装置は、回線からの呼出信号の受信に応じて、通常よりも高いインピーダンスを有する電圧−電流特性で回線を捕捉し、呼出信号の発生が終了すると、通常のインピーダンスを有する電圧−電流特性で回線を捕捉する。
【選択図】図1
Description
<ファクシミリ装置の全体構成>
以下では、図1乃至図7を参照して、本発明における第1の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態に係る通信装置(ここでは、ファクシミリ装置を一例に説明する。)100のブロック構成について説明する。システム・オン・チップ(SOC)101は、ファクシミリ装置100のシステム全体を統括的に制御する。ファクシミリ装置100におけるCPUは、SOC101上に実装されている。SOC101に接続されたメモリ140は、主記憶装置であり、SOC101のCPUのシステムワークメモリ、本発明に係る処理を実行するための制御プログラムを格納するメモリとして機能する。また、メモリ140は、ファクシミリ送信又はファクシミリ受信等の際に、画像データや各種情報を一時的に記憶するためのメモリとしても機能する。また、メモリ140は、ユーザが設定した情報を格納する。
次に、図2及び図3を参照して、ファクシミリ通信をするために選択される直流捕捉を行う場合の直流の電圧−電流特性を表わすDC−VI特性カーブについて説明する。各グラフは、縦軸に電圧値を示し、横軸に電流値を示す。図2の201は、回線電流が少ない時にはインピーダンスが高く、回線電流が大きい時にはインピーダンスが低くなるDC−VI特性例である。例えば、回線電流が20mAの時には、直流抵抗は、見かけ上約900Ωになるが、回線電流が120mAの時には、見かけ上の直流抵抗は約167Ωになる。202は、直流抵抗が、回線電流の大小にかかわらず、約300ΩにしたDC−VI特性例である。
次に、図4を参照して、本実施形態に係るファクシミリ装置の回線捕捉制御に関する処理手順について説明する。以下で説明する処理は、SOC101がメモリ140に格納された制御プログラムを読み出して実行することにより実現される。なお、以下では、CI信号を受信した際に回線を捕捉したにもかかわらず、その後も受信する残留CI信号に対する制御について説明する。
次に、図8及び図9を参照して、第2の実施形態に係る回線捕捉制御について説明する。図8は、後述する図9のフローチャートのS1101の判定で、VoIPアダプタに接続されている場合に、回線インピーダンスをハイインピーダンスのままに設定する様子を示している。即ち、本実施形態では、ファクシミリ装置がVoIPアダプタに接続されているか否かを確認し、接続されていれば、残留CI信号が発生しなくなった後でも、ハイインピーダンスを維持する。
次に、図10を参照して、第3の実施形態に係る回線捕捉制御について説明する。本実施形態は、上記第2の実施形態で説明した図9のS611を抜けた後に回線捕捉を再び行う、いわゆるリトライするようにした場合の実施例である。なお、図10において、S1201はS601と同等、S1203乃至S1220は、図9のS603乃至S620と同等である。したがって、以下では、S1202について説明する。なお、以下で説明する処理は、SOC101がメモリ140に格納された制御プログラムを読み出して実行することにより実現される。
次に、図11を参照して、第4の実施形態に係る回線捕捉制御について説明する。本実施形態は、上記第2の実施形態で説明した図9のS620を抜けた後に回線捕捉を再び行う、いわゆるリトライするようにした場合の実施例である。なお、図11において、S1302が、図10と違うのみで、その他は、図10のフローチャートと同等である。S602で選択したハイインピーダンスが、十分に高くなく、残留CI信号によりダメージを受ける可能性がある場合に、それを、補正するようにしたものである。なお、以下で説明する処理は、SOC101がメモリ140に格納された制御プログラムを読み出して実行することにより実現される。
次に、図12を参照して、第5の実施形態に係る回線捕捉制御について説明する。本実施形態では、図9のS610の回線開放を行わずに、S609から遷移するS1402でインピーダンスを変えて、回線捕捉制御する。図12において、S601乃至S620は、図9と同等、S1403乃至S1420は、図9のS604乃至S620と同等である。なお、以下で説明する処理は、SOC101がメモリ140に格納された制御プログラムを読み出して実行することにより実現される。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (10)
- 回線からの呼出信号を受信すると、該回線を捕捉する通信装置であって、
回線を捕捉する際の直流の電圧−電流特性として第1インピーダンスを有する電圧−電流特性で回線を捕捉する捕捉手段と、
前記呼出信号の発生が終了したか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記呼出信号の発生が終了したと判定されると、前記捕捉手段によって前記第1インピーダンスよりも低い第2インピーダンスを有する電圧−電流特性で回線を捕捉させる制御手段と
を備えることを特徴とする通信装置。 - 前記捕捉手段によって回線を捕捉してからの経過時間を計時する計時手段と、
捕捉した回線の回線電流又は回線電圧を検知する検知手段と
をさらに備え、
前記判定手段は、
前記検知手段によって検知された前記回線電流又は前記回線電圧が第1閾値以下となる状態が一定時間を超えると、前記呼出信号の発生が終了したと判定することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記制御手段は、
前記判定手段によって一定時間内に前記呼出信号の発生が終了しなかったと判定されると、前記捕捉手段によって捕捉している回線を開放させることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 前記制御手段は、
前記検知手段によって前記第1閾値よりも高い第2閾値以上の前記回線電流又は前記回線電圧を検知すると、前記捕捉手段によって捕捉している回線を開放させることを特徴とする請求項2又は3に記載の通信装置。 - 前記捕捉手段は、
前回の回線捕捉において前記判定手段によって一定時間内に前記呼出信号の発生が終了しなかった場合に、前記呼出信号の受信に応じて、前記第1インピーダンスと、前記第2インピーダンスとの間の第3インピーダンスを有する電圧−電流特性で回線を捕捉することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。 - 前記捕捉手段は、
前回の回線捕捉において前記検知手段によって前記第1閾値よりも高い第2閾値以上の前記回線電流又は前記回線電圧を検知した場合に、前記呼出信号の受信に応じて、前記第1インピーダンスよりも高い第4インピーダンスを有する電圧−電流特性で回線を捕捉することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。 - 前記制御手段は、
前記判定手段によって一定時間内に前記呼出信号の発生が終了しなかったと判定されると、前記捕捉手段によって前記第1インピーダンスと、前記第2インピーダンスとの間の値である第3インピーダンスを有する電圧−電流特性で回線を捕捉させることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 前記通信装置は、ファクシミリ装置であり、
前記制御手段は、
前記ファクシミリ装置が公衆回線ではなく、VoIPアダプタに接続されている場合に、前記判定手段によって前記呼出信号の発生が終了したと判定された場合であっても、前記第1インピーダンスを有する電圧−電流特性を維持することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の通信装置。 - 回線からの呼出信号を受信すると、該回線を捕捉する通信装置の制御方法であって、
捕捉手段が、第1インピーダンスを有する電圧−電流特性で回線を捕捉する捕捉ステップと、
判定手段が、前記呼出信号の発生が終了したか否かを判定する判定ステップと、
制御手段が、前記判定ステップにおいて前記呼出信号の発生が終了したと判定されると、前記捕捉手段によって前記第1インピーダンスよりも低い第2インピーダンスを有する電圧−電流特性で回線を捕捉させる制御ステップと
を実行することを特徴とする通信装置の制御方法。 - 請求項9に記載の通信装置の制御方法における各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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JP2014216959A (ja) * | 2013-04-26 | 2014-11-17 | キヤノン株式会社 | 通信装置、その制御方法、プログラム、及び通信システム |
US9992329B2 (en) | 2015-09-18 | 2018-06-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Communication apparatus, control method for communication apparatus, and storage medium |
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