JP2012247099A - 貯湯式給湯装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】貯湯タンク1の出湯管11に設けられ、かつ出湯管11内を流通する湯水と入水管10に分岐接続された分岐管13内を流通する湯水とを混合可能な湯水混合弁V1と、出湯管11のうち、湯水混合弁V1よりも上流位置に分岐接続され、かつ開閉動作が可能な排水弁V2を備えており、この排水弁V2が開状態とされたときに貯湯タンク1内の湯水を外部に排水することが可能な排水管部12と、を備えている、貯湯式給湯装置WHであって、排水管部12の全体または一部は、この排水管部12を利用した湯水の排水が行なわれるときに、出湯管11から排水管部12に流れ込む湯水の流量を絞ることが可能な流量絞り構造部17として構成されている。
【選択図】 図1
Description
特許文献1では、貯湯タンク内の湯水を外部に排出して湯水の入れ替えを図るための手段として、たとえば図7に示すような配管構造が採用されている。この配管構造では、貯湯タンク8の上部に接続された出湯管80には、開閉弁としての排水弁V10を備えた排水管部81が分岐接続されている。出湯管80には、開閉弁V11および湯水混合弁V12が設けられており、湯水混合弁V12には、貯湯タンク8内の下部に入水を行なわせるための入水管82に分岐接続された分岐管83が接続されている。
このような構造によれば、貯湯タンク8内の湯水の入れ替え動作を行なう際には、開閉弁V11を閉状態とし、かつ排水弁V10を開状態とすればよく、このことにより排水管部81から排水を行なわせつつ、貯湯タンク8内には入水管82を介して新たな湯水を供給することができる。この場合、湯水混合弁V12については、水側全開状態としておくことにより、分岐管83内の水を出湯口80aに送ることができる。したがって、湯水の入れ替え動作が実行されている際に出湯口80aからの出湯動作が中断される不具合を生じないようにすることができる。
貯湯タンク1内の下部に供給可能である。貯湯タンク1内の上部には、出湯管11の先端開口部11bが位置しており、貯湯タンク1内からの出湯は、この出湯管11を介して行なわれる。
ている。補助熱源機4の出湯口には、たとえばカラン60が設けられた配管部61が接続されており、カラン60が開けられると、入水口10aに常時作用している給水圧により、貯湯タンク1からの出湯が可能である。補助熱源機4は、センサScで検出される通水量が所定の最小通水量以上であることを条件として運転状態となる仕様である。
いずれにおいても、所定温度(たとえば、60℃以上)が検出されている場合には、制御部2は、湯水入れ替えのための制御を実行しない(S1:NO)。貯湯タンク1内の湯水全体が60℃以上の高温であれば、レジオネラ菌などの雑菌が繁殖する可能性はないと考えられ、貯湯タンク1内の湯水の衛生さは保たれているからである。
であると判断する。ここで、ΣQは、96時間内における貯湯タンク1からの積算出湯量であり、アドレスa1〜a48に書き込まれた積算出湯量Q1〜Q48の合計値である。積算出湯量ΣQが貯湯タンク1の容量TC未満であれば、貯湯タンク1内の湯水の全量が96時間内において入れ替わっていないものと考えることが可能である。貯湯タンク1の容量TCが200Lであって、積算出湯量ΣQが、150Lの場合、それらの差分の50Lは、貯湯タンク1内の滞留時間が96時間に達したものと判断することができる。なお、積算出湯量ΣQが貯湯タンク1の容量以上であり、(TC−ΣQ)の値がゼロ、または負となる場合には、滞留時間が96時間に達した湯水は貯湯タンク1内に存在しないものと判断される(S6:NO,S12)。
湯水を衛生的なものとすることができる。また、貯湯タンク1内の湯水の入れ替え量は、滞留時間が96時間に達した湯水の量、またはこれに余裕を加えた量であって、貯湯タンク1内の湯水の全量が入れ替えられるものではないために、大幅な節水を図り、水資源を大切にすることもできる。さらに、本実施形態では、先に述べたように、貯湯タンク1内の湯水の入れ替え時において、貯湯タンク1内が大きく攪拌されて滞留時間が短い湯水と長い湯水とが混合することは適切に抑制され、滞留時間が長い湯水を効率良く排水することができるために、節水をより的確に図ることが可能である。
V1 湯水混合弁
V2 排水弁
V2’排水弁(流量絞り構造部)
1 貯湯タンク
2 制御部(制御手段)
4 補助熱源機(加熱用熱源機)
10 入水管
11 出湯管
11a 出湯口
12 排水管部
12a 排水口
13 分岐管
17 オリフィス(流量絞り構造部)
Claims (5)
- 入水管および出湯管が接続されている貯湯タンクと、
前記出湯管に設けられ、かつ前記出湯管内を流通する湯水と前記入水管に分岐接続された分岐管内を流通する湯水とを混合可能な湯水混合弁と、
前記出湯管のうち、前記湯水混合弁よりも上流位置に分岐接続され、かつ開閉動作が可能な排水弁を備えており、この排水弁が開状態とされたときに前記貯湯タンク内の湯水を外部に排水することが可能な排水管部と、
を備えている、貯湯式給湯装置であって、
前記排水管部の全体または一部は、この排水管部を利用した湯水の排水が行なわれるときに、前記出湯管から前記排水管部に流れ込む湯水の流量を絞ることが可能な流量絞り構造部として構成されていることを特徴とする、貯湯式給湯装置。 - 請求項1に記載の貯湯式給湯装置であって、
前記排水管部には、流路断面積が前記出湯管の最小流路断面積よりも小さいオリフィスが設けられている、貯湯式給湯装置。 - 請求項2に記載の貯湯式給湯装置であって、
前記オリフィスは、前記排水弁よりも排水方向上流側に設けられている、貯湯式給湯装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の貯湯式給湯装置であって、
前記出湯口に配管接続されて前記出湯口から湯水供給を受け、かつこの湯水の通水量が所定の最小通水量以上であることを条件として湯水加熱動作を実行する湯水加熱用熱源機を、さらに備えている、貯湯式給湯装置。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の貯湯式給湯装置であって、
前記貯湯タンクは、前記入水管から内部への湯水供給が下部から行なわれ、かつ前記出湯管を介しての外部への出湯が上部から行なわれる構成とされ、
前記貯湯タンク内における湯水の滞留時間を判断し、かつこの滞留時間が所定の制限時間に達したものと判断したときには、この制限時間に達した湯水の量を判断し、この湯水の量またはこれに余裕を加えた量の湯水を前記貯湯タンクから前記排水管部を介して外部に排出させるように前記排水弁の開閉制御を実行する制御手段を、さらに備えている、貯湯式給湯装置。
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