JP2012245900A - スクータ型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】足載せ部下における電装品及びそれに接続する配線の収納性を高め、さらには蓋の変形を防げるようにする。
【解決手段】車幅方向中央で前後に延びるダウンチューブ1を備え、ハンドルバーと着座シートとの間が下方に凹み、ダウンチューブ1の上方に足載せ部が構成されるスクータ型自動二輪車であって、足載せ部を構成するフットボード18に凹形状の収納部20が形成され、収納部20のうち車幅方向の一方の側のスペース20Rにインバータ103が収納され、他方の側のスペース20Lにインバータ103を他の電装品に接続する配線110、111が収納される。収納部20はメンテナンスリッドと称される取り外し可能な蓋26により閉塞されるが、収納するスペース20Lの底面には上向きに突出する突起22が設けられており、蓋26に荷重が加わったときに蓋26が変形する(凹む)のを防いでいる。
【選択図】図4

Description

本発明は、足載せ部下に電装品を収納したスクータ型車両に関する。
スクータ型車両では、ハンドルバーと着座シートとの間が下方に凹んで足載せ部が構成されており、腰掛けスタイルで走行できるようになっている。この種のスクータ型車両に関して、例えば特許文献1には、ステップフロアの中央部分に、バッテリー等の電装品を収納する上方に開口した凹部の電装品収納室が設けられ、この電装品収納室がメンテナンス用リッドにより閉塞されることが開示されている。
特許第3348587号公報
スクータ型車両において、足載せ部となるステップフロアの下方では、車幅方向中央でダウンチューブが前後に延びる。そのため、特許文献1にあるようにステップフロアの中央部分に凹部の電動品収納室を設ける場合、その深さはダウンチューブに干渉しない深さに制限されてしまうことになる。
また、近年では環境保護等の観点から、電動モータを駆動源とする電動式車両が開発されるに至っている。電動式車両とする場合は、多くの電装品を搭載する必要があり、電装品に接続する配線も太く、本数も多くなる。したがって、電装品そのものを収納するスペースに加えて、配線を収納するスペースも必要となるが、特許文献1にはそのような構成についての開示はない。
また、電装品収納室を広くしようとすると、その分リッドの面積も大きくなり、リッドに荷重が加わったときに変形しやすくなる。電装品収納室に例えば比較的強度の高いバッテリを収納する場合、リッドに加わる荷重をバッテリで受けて蓋を支持することができるが、配線を収納するスペースではリッドの支えとなるものがない。したがって、リッドの変形に対してなんらかの対策を採る必要があるが、特許文献1にはそのような対策についての開示はない。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、足載せ部下における電装品及びそれに接続する配線の収納性を高め、さらには蓋の変形を防げるようにすることを目的とする。
本発明のスクータ型車両は、車幅方向中央で前後に延びるダウンチューブを備え、ハンドルバーと着座シートとの間が下方に凹み、前記ダウンチューブの上方に足載せ部が構成されるスクータ型車両であって、前記足載せ部を構成するフットボードに凹形状の収納部が形成され、前記収納部のうち車幅方向の一方の側のスペースに電装品が収納され、他方の側のスペースに前記電装品を他の電装品に接続する配線が収納されることを特徴とする。
また、本発明のスクータ型車両の他の特徴とするところは、前記収納部を閉塞して前記足載せ部を構成する取り外し可能な蓋を備え、前記収納部のうち前記配線を収納するスペースの底面には上向きに突出する突起が設けられている点にある。
また、本発明のスクータ型車両の他の特徴とするところは、前記蓋を取り付けたときに前記突起が前記蓋の裏面に当接する点にある。
また、本発明のスクータ型車両の他の特徴とするところは、前記フットボードの前記収納部の底が、アース線端子を締め付けるボルトにより、前記ダウンチューブに或いは前記ダウンチューブに設けられたブラケットに固定される点にある。
また、本発明のスクータ型車両の他の特徴とするところは、前記電装品の側部には前記配線を接続するための端子部が設けられており、前記電装品を前記車幅方向の一方の側のスペースに収納したときに、前記端子部が前記収納部の車幅方向中央に位置する点にある。
また、本発明のスクータ型車両の他の特徴とするところは、駆動輪を駆動する電動モータと、前記電動モータに電力を供給する電力供給源であるバッテリと、前記バッテリから前記電動モータへの電源供給を制御するコントローラと、前記電動モータ及び前記コントローラに接続するインバータとを備えた電動式車両であり、前記収納部のうち車幅方向の一方の側のスペースには前記インバータが収納される点にある。
本発明によれば、足載せ部を構成するフットボードに凹形状の収納部を形成して、その収納部のうち車幅方向の一方の側のスペースに電装品を収納し、他方の側のスペースに前記電装品に接続する配線を収納するようにしたので、ダウンチューブによりスペースが制限されることなく、足載せ部下における電装品及びそれに接続する配線の収納性を高めることができる。この場合に、収納部のうち配線を収納するスペースの底面に上向きに突出する突起を設けることにより、蓋を支持して蓋の変形を防ぐことができる。
本実施形態に係るスクータ型自動二輪車の側面図である。 収納ボックスの上方斜視図である。 収納ボックスの下方斜視図である。 足載せ部まわりの構成を示す分解斜視図である。 足載せ部まわりの構成を示す平面図である。 フットボードに形成された収納部の一部を示す斜視図である。 図5のVII-VII線の断面図である。 図5のVIII-VIII線の断面図である。
以下、図面に基づき、本発明によるスクータ型車両における好適な実施の形態を説明する。図1は本実施形態に係るスクータ型自動二輪車の側面図である。本実施形態に係るスクータ型自動二輪車は電動式車両であり、先ず、図1を用いて、スクータ型自動二輪車の全体構成について説明する。なお、図1を含め、以下の説明で用いる図においては、必要に応じて車両の前方を矢印Frにより、車両の後方を矢印Rrにより示し、また、車両の側方右側を矢印Rにより、車両の側方左側を矢印Lにより示す。
図1に示すように、スクータ型自動二輪車の車体フレームは、不図示のヘッドパイプと、ヘッドパイプから下方に延び、途中から後方に向かって略水平に延設されるダウンチューブ1と、ダウンチューブ1の後端部から後上方に延設される左右のリアフレーム2とを含んで構成される。また、ダウンチューブ1の下部から左右の補助フレーム19が延設され、それぞれリアフレーム2に連結する(図4を参照のこと)。左右の補助フレーム19は、ダウンチューブ1から左右に略水平に延びてから後方に湾曲し、ダウンチューブ1と略平行に延びた後、後上がりに延びて、それぞれリアフレーム2に連結する。
不図示のヘッドパイプによって左右2本のフロントフォーク3が左右に回動可能に支持される。フロントフォーク3の下部には前輪4が回転自在に支持されており、ハンドルバー5により前輪4が左右に操舵される。
左右のリアフレーム2の下部のブラケット6にスイングアーム7の前端がピボット軸を介して軸支されて上下に揺動可能に設けられる。スイングアーム7は、車両の左側でのみアーム部7aが後方に延伸する片持ち式のスイングアームであり、アーム部7aの後端部とリアフレーム2との間にリアサスペンション8が装架される。また、アーム部7aの途中にはスタンド9が装着される。
スイングアーム7のアーム部7aの後端部には、駆動輪である後輪10と、後輪10を駆動する電動モータを含むパワーユニット11とが支持され、電動モータの出力軸の回転が減速機を介して後輪10に伝えられる。
車体フレームは樹脂製の車体カバーにより覆われ、車両の外観を構成する。車体カバーは、レッグシールドとしてのフロントレッグシールド12及びリアレッグシールド13、ロアカバー14並びにリアフレームカバー15等を組み合わせることにより構成される。フロントレッグシールド12は、車体前部を覆うように配置され、フロントフェンダも構成する。リアレッグシールド13は、フロントレッグシールド12の後面を構成するように配置され、収納用のポケット部16が形成される。ロアカバー14は、フロントレッグシールド12に連設され、着座シート17の最下方を覆うように配置され、ライダーが足を載せるフットボード18を構成する。即ち、ハンドルバー5と着座シート17との間が下方に凹み、車幅方向中央で前後に延びるダウンチューブ1の上方に低床の足載せ部が構成される。リアフレームカバー15は、着座シート17の下方でリアフレーム2を覆うように配置される。
着座シート17の下方で左右一対のリアフレーム2間には、電動モータに電力を供給する電力供給源であるバッテリ101を含む電装品を収納する収納ボックス100が配設される。着座シート17は前部のヒンジ機構を支点として上下に回動自在に支持されて開閉可能とされ、収納ボックス100の蓋を兼ねる。このように開閉可能とした着座シート17の下方に収納ボックス100が配置されるので、収納された電装品の着脱作業を容易に行うことができる。
図2及び図3は収納ボックス100の具体的な例を示している。収納ボックス100は合成樹脂材料で一体成形され、着座シート17の上下回動動作に対応して開閉される上部開口100aを有している。この上部開口100aは平面視で、着座シート17下方の空間に対応するように概して前後に長く、その前端部が前窄まりに形成される。収納ボックス100の略中央部付近にて、車両取付時に略上下方向となるように上部開口100aから深く凹んだ収納部104及び104Aが前後に隣接配置される。これらの収納部104及び104Aにはそれぞれバッテリ101及びスペアバッテリ101Aが収納される。
なお、車両搭載時には、図1に示すように、収納部104及び104Aに収納されたバッテリ101及びスペアバッテリ101Aが、後方に適度に傾斜するように傾きを持つようになっている。つまり、バッテリ101及びスペアバッテリ101Aの挿脱方向が、着座シート17前部のヒンジ機構の回動支点とは反対方向へ逃げるように傾斜し、これにより挿脱の際の取扱い或いは操作性を向上している。
バッテリ101及びスペアバッテリ101Aの筐体は概略箱状を呈し、厚さが比較的薄い箱型、即ち直方体の形態となっている。そして、その厚さ方向で互いに隣接し合うように収納ボックス100に収納される。また、図示は省略するが、バッテリ101はその箱型の一側面に放電端子部が突出形成され、この放電端子部に後述するコントローラ102の接続端子と接続する複数の接続端子が列設されている。
コントローラ102の筐体もまた概略箱状を呈し、厚さが比較的薄い箱型の形態となっている。収納ボックス100の側壁外周、特に前部側壁は平坦状に形成されており、図3に示すようにその前部側壁にコントローラ102が取り付けられる。また、コントローラ102はその箱型の一端側、車両搭載時には上側に複数の接続端子106が列設されており、これら接続端子106がバッテリ101の不図示の放電端子部の接続端子と接続する。コントローラ102の接続端子106の両側並びに接続端子106とは反対端側には、収納ボックス100に取り付けるための複数の取付ブラケット107が突設されている。そして、ボルト等を用いてこれらの取付ブラケット107を介してコントローラ102を収納ボックス100に締着固定するようになっている。なお、収納ボックス100にはそれらのボルト等を螺着させるためのボス108が設けられている。
本実施形態に係るスクータ型自動二輪車では、足載せ部を構成するフットボード18に凹形状の収納部20が形成されており、その収納部20に電力変換装置であるインバータ103が収納される。図4は本実施形態に係るスクータ型自動二輪車の足載せ部まわりの構成を示す分解斜視図、図5は平面図である。また、図6は収納部の一部を示す斜視図である。また、図7は図5のVII-VII線の断面図、図8は図5のVIII-VIII線の断面図である。
フットボード18に形成される凹形状の収納部20は、平面視において略矩形状を呈する。収納部20は、車幅方向においては図7及び図8に示すように左右の補助フレーム19の間際まで至り、また、前後方向においては車体前後の立ち上がり部近傍まで至り、フットボード18の広い面積を占める。
また、図7及び図8に示すように、ダウンチューブ1の真上及び車幅方向右側の範囲では、収納部20の底20aがダウンチューブ1の上方に位置している。一方、車幅方向左側の範囲では、収納部20の一部が深く形成され、収納部20の底20aの一部がダウンチューブ1の上面より低く位置している。
このようにした収納部20には、ダウンチューブ1を挟んで車幅方向右側のスペース20Rにインバータ103が収納され、車幅方向左側のスペース20Lにインバータ103を他の電装品に接続する配線110、111が収納される。インバータ103を収納するスペース20Rの底には開口部21が形成されている。
インバータ103は金属製の筐体に収められており、その筐体は概略箱状を呈し、厚さが比較的薄い箱型、即ち直方体の形態となっている。インバータ103の底面には、前後に延伸する薄板形状の複数枚の冷却フィン103aが一体形成される。複数枚の冷却フィン103aは、車幅方向に所定のピッチで平行に並べられ、車両の走行時には走行風が冷却フィン103a間を通って後方に流れるようになっている。
インバータ103を収納部20のスペース20Rに収納すると、インバータ103の底面によって開口部21が閉塞されるとともに、インバータ103の底面の冷却フィン103aが開口部21から下方に突出して外部に臨む。この場合に、開口部21の周縁とインバータ103の底面の縁部との間に、クッション材やシール材等して機能する弾性部材を介在させるようにしてもよい。
インバータ103の左側部には端子部である端子台105が設けられており、インバータ103をスペース20Rに収納したときに、端子台105が収納部20の車幅方向中央、即ちダウンチューブ1の上方に位置する。図5に示すように、端子台105の前側には車幅方向に延びる溝部106が3つ並設され、各溝部106に接続端子107が配置される。同様に、端子台105の後側には車幅方向に延びる溝部108が2つ並設され、各溝部108に接続端子109が配置される。前側の3つの接続端子107にはパワーユニット11の電動モータへの配線110が接続される。また、後側の2つの接続端子109にはコントローラ102への配線111が接続される。
配線110、111を接続する際は、溝部106、108に沿わせるように配線110、111を差し入れて、配線110、111の先端のリング端子を接続端子107、109にネジ止めする。これにより、配線110、111は車幅方向左側に向けて導出されるので、スペース20Lを利用して配線110、111を後方に湾曲させて収納部20の外に導出し、配線110をパワーユニット11側に、配線111をコントローラ102側に導くことができる。この場合に、上述したようにスペース20Lは比較的深く形成されているので、図5に示すように、パワーユニット11に導く配線110が下側に、コントローラ102に導く配線111が上側となるように上下にずらすこともできる。このように配線110、111を無理に曲げることなくパワーユニット11やコントローラ102に導くことができる。なお、配線110、111を接続端子107、109に接続した状態で、端子台105には蓋112が被せられる(図4を参照のこと)。
配線110、111を収納するスペース20Lの中央部分の底面には、上向きに突出する柱状或いは円錐台状の突起22が設けられている。突起22は配線110と配線111との間に位置し、これにより特に配線110を収納部20の左側端面付近までガイドして、滑らかに湾曲させることができる。本実施形態では、突起22がフットボード18に一体成形されている例を示すが、突起22を別体としてフットボード18に固定するような形態でもよい。
フットボード18は収納部20の底20aでダウンチューブ1に固定される。図8に示すように、ダウンチューブ1の上面には着座シート17に近い位置でブラケット23が固定されており、そのブラケット23の上面に収納部20の底20aが載るようになっている。これにより、フットボード18の荷重をダウンチューブ1で受けることができる。ブラケット23の上面にはナット24が溶接されており、収納部20の底20aを貫通するボルト25をナット24に締め付けてフットボード18を固定する。
ここで、図6に示すように、このボルト25は、コントローラ102のアース線端子113及びインバータ103(図6では不図示)のアース線端子114を締め付けるボルトも兼ねる。即ち、フットボード18の収納部20の底20aが、ボルト25により、アース線端子113、114と共締めするかたちでブラケット23に固定される。本実施形態では、ダウンチューブ1にブラケット23を設けた例を示したが、収納部20の底20aがダウンチューブ1の上面に直接固定されるような形態でもよい。また、ナット24及びボルト25を説明したが、その構成は限定されるものではなく、例えばブラケット23の上面にスタッドボルトが固定されており、そのスタッドボルトとナットとにより、収納部20の底20aをアース線端子113、114と共締めするような形態でもよい。
インバータ103及び配線110、111が収納された収納部20は、メンテナンスリッドと称される取り外し可能な蓋26により閉塞される。この蓋26は、フットボード18と略面一となって足載せ部を構成する。蓋26及びフットボード18の表面には滑り止め用の凹凸が形成されており、足の滑りを防止するとともに外観意匠の向上を図っている。
図7及び図8に示すように、フットボード18には収納部20の周縁に沿って溝27が形成されており、その溝27で蓋26の縁部を支持する。また、蓋26の裏面にはリブ28が立設されており、蓋26を取り付けたときに、リブ28がインバータ103の上面に当接する。これにより、蓋26に荷重が加わったときに蓋26が変形する(凹む)のを防ぐとともに、インバータ103を押え付けてがたつきを防止することができる。
さらに、蓋26を取り付けたときに、突起22が蓋26の裏面の肉厚部29に当接する。これにより、配線110、111を収納するスペース20L側においても、蓋26に荷重が加わったときに蓋26が変形する(凹む)のを防ぐことができる。したがって、蓋26が配線や端子部、結線用のカプラ等に接触するのを防ぐことができる。
本実施形態では、蓋26を取り付けたときに、突起22が蓋26の裏面に当接する形態を説明したが、突起22と蓋26の裏面との間に隙間を設けておき、蓋26に荷重が加わったときだけ突起22に当接するような形態でもよい。また、突起22と蓋26の裏面との間にゴムクッション等の別部品を介在させるような形態でもよい。ところで、蓋26の裏面に下向きに突出する突起を設け、その突起が収納部20の底面に当接することにより蓋26の変形を防ぐ形態も考えられる。しかしながら、蓋26を収納部20に取り付ける際に、その突起により配線110、111を挟み込む可能性が生じる。したがって、本実施形態のように収納部20の底面に上向きに突出する突起22を設けるのが好適である。
以上のように、フットボード18の収納部20のうち車幅方向右側のスペース20Rにインバータ103を収納し、左側のスペース20Lに配線110、111を収納するようにしたので、ダウンチューブ1によりスペース20R、20Lが制限されることがない。したがって、本実施形態のようにインバータ103の冷却フィン103aを下方に突出させて外部に臨ませたり、収納部20の底20aの一部をダウンチューブ1の上面より低く位置させたりすることが可能となる。これにより、足載せ部下における電装品及びそれに接続する配線の収納性を高めることができる。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。例えば上記実施形態では電動式のスクータ型自動二輪車を説明したが、エンジン式のスクータ型自動二輪車において足載せ部下に電装品を収納する場合にも本発明は適用可能である。また、足載せ部下に収納する電装品はインバータに限られず、他の電装品、例えばコントローラやバッテリでもよい。また、二輪車に限られず、三輪車でもよい。
1:ヘッドパイプ、5:ハンドルバー、7:スイングアーム、10:後輪、11:パワーユニット、17:着座シート、18:フットボード、20:収納部、20a:底、20R、20L:スペース、21:開口部、22:突起、23:ブラケット、24:ナット、25:ボルト、26:蓋、27:溝、28:リブ、29:肉厚部、100:収納ボックス、101:バッテリ、101A:スペアバッテリ、102:コントローラ、103:インバータ、103a:冷却フィン、105:端子台、110、111:配線、112:蓋、113、114:アース線端子

Claims (6)

  1. 車幅方向中央で前後に延びるダウンチューブを備え、ハンドルバーと着座シートとの間が下方に凹み、前記ダウンチューブの上方に足載せ部が構成されるスクータ型車両であって、
    前記足載せ部を構成するフットボードに凹形状の収納部が形成され、前記収納部のうち車幅方向の一方の側のスペースに電装品が収納され、他方の側のスペースに前記電装品を他の電装品に接続する配線が収納されることを特徴とするスクータ型車両。
  2. 前記収納部を閉塞して前記足載せ部を構成する取り外し可能な蓋を備え、
    前記収納部のうち前記配線を収納するスペースの底面には上向きに突出する突起が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスクータ型車両。
  3. 前記蓋を取り付けたときに前記突起が前記蓋の裏面に当接することを特徴とする請求項2に記載のスクータ型車両。
  4. 前記フットボードの前記収納部の底が、アース線端子を締め付けるボルトにより、前記ダウンチューブに或いは前記ダウンチューブに設けられたブラケットに固定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスクータ型車両。
  5. 前記電装品の側部には前記配線を接続するための端子部が設けられており、前記電装品を前記車幅方向の一方の側のスペースに収納したときに、前記端子部が前記収納部の車幅方向中央に位置することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のスクータ型車両。
  6. 駆動輪を駆動する電動モータと、前記電動モータに電力を供給する電力供給源であるバッテリと、前記バッテリから前記電動モータへの電源供給を制御するコントローラと、前記電動モータ及び前記コントローラに接続するインバータとを備えた電動式車両であり、前記収納部のうち車幅方向の一方の側のスペースには前記インバータが収納されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のスクータ型車両。
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