JP2012242722A - 重合トナー用フィルター - Google Patents
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Abstract
【課題】コピー機、プリンター、多機能OA機、POD印刷機等の電子機器に組み込んで、前記機器の排気中に含まれるトナー等の粉塵捕集を目的とした難燃性を有する重合トナー用のフィルターを提供することを目的とする。
【解決手段】限界酸素指数が20以上である短繊維を80重量%以上含む短繊維不織布であって、該短繊維不織布の目付が10〜400g/m2、見掛け密度が0.007〜0.04g/cm3、不織布構成短繊維の平均繊維径15〜25μmである重合トナー用フィルター。
【選択図】なし
【解決手段】限界酸素指数が20以上である短繊維を80重量%以上含む短繊維不織布であって、該短繊維不織布の目付が10〜400g/m2、見掛け密度が0.007〜0.04g/cm3、不織布構成短繊維の平均繊維径15〜25μmである重合トナー用フィルター。
【選択図】なし
Description
本発明は、コピー機、プリンター、多機能OA機、POD印刷機等の電子機器に組み込んで、前記機器の排気中に含まれるトナー等の粉塵捕集を目的とした難燃性を有する重合トナー用のフィルターに関する。
コピー機、プリンター機の画像形成機器は、まず、帯電された感光耐ドラム上に露光相を形成し、さらに、このトナー像を用紙に転写する形態をとっている。その際に、供給したトナーが全て用紙等に転写されるわけではなく、装置内部には浮遊トナーが発生し、排気と共に外部に排出される。近年、環境問題への意識の高まりから、トナー等の粉塵に関して、排気規制が行われるようになっており、その規制をクリアするために、トナー等を効率良く捕集できるフィルターが望まれている。また、前記フィルターは電子機器内部に設置されるために、難燃性に優れていることが望まれている。
静電複写印刷機に用いられるトナーの捕集を目的としたトナーフィルターとしては、例えば、特許文献1に記載の少なくとも2層構造のサーマルボンド不織布からなる濾材を使用したトナーフィルターが知られている。特許文献1には、上流側の不織布が、ハロゲン系以外の難燃剤をもって難燃処理を施したポリプロピレン繊維を芯として鞘部をポリエチレンとした芯鞘構造熱融着線をもって構成されていて、上流側および下流側の不織布層同士が熱融着性繊維の熱融着をもって積層一体化されていると共に、不織布層全体にエレクトレット化処理を施していることを特徴とする濾材を用いたトナーフィルターが開示されている。しかしながら、特許文献1は、トナーフィルターを構成している濾材の充填密度が高い為、十分に高いトナー捕集量が得られないという問題があった。
また、高捕集・高寿命及び難燃性を有するフィルターとしては、例えば特許文献2では、繊維の交点周りに塩化ビニル基からなる重合体等の難燃性樹脂が接着された不織布が提案されている。しかし、かかる従来技術は、難燃性樹脂が環境に悪影響を与える問題がある点と難燃性樹脂を付着させることで、フィルターの空隙率が低くなり圧力損失が高くなる問題があった。また、難燃性樹脂を付与する工程において、浸漬及び絞り加工又は難燃性樹脂を付与したあとにサクション工程にて難燃性樹脂を吸引する方法があるものの、不織布の厚みが減少することで、トナーを捕集する繊維表面積が減少し、捕集効率の低下と寿命が低下する問題があった。
更に、トナーの種類が破砕トナーから重合トナーに変わり、粒径の均一性が向上し離型性又は帯電荷も均一となり、トナー粒子同士が凝集する事が無く、トナー粒子の上にトナー粒子が堆積しない為、フィルターの捕集効率が低下する問題があった。
更に、トナーの種類が破砕トナーから重合トナーに変わり、粒径の均一性が向上し離型性又は帯電荷も均一となり、トナー粒子同士が凝集する事が無く、トナー粒子の上にトナー粒子が堆積しない為、フィルターの捕集効率が低下する問題があった。
本発明は、かかる従来技術の課題を背景になされたものである。すなわち、本発明の目的は、コピー機、プリンター、多機能OA機、POD印刷機等の電子機器に組み込んで、前記機器の排気中に含まれるトナー等の粉塵捕集を目的とした難燃性を有する重合トナー用のフィルターを提供することを目的とする。
本発明者らは鋭意検討した結果、以下に示す手段により、上記課題を解決できることを見出し、本発明に到達した。すなわち、本発明は、以下の構成からなる。
1.限界酸素指数が20以上である短繊維を80重量%以上含む短繊維不織布であって、該短繊維不織布の目付が10〜400g/m2、見掛け密度が0.007〜0.04g/cm3、不織布構成短繊維の平均繊維径15〜25μmである重合トナー用フィルター。
2.短繊維不織布が、限界酸素指数が20以上である芯鞘型複合熱接着短繊維と、限界酸素指数が20以上である被接着短繊維からなる上記1に記載の重合トナー用フィルター。
3.熱接着短繊維の鞘成分を構成する樹脂と、被接着短繊維を構成する樹脂の融点の差が80℃以上である上記2に記載の重合トナー用フィルター。
4.熱接着短繊維と被接着短繊維の混繊比率が60:40〜95:5である上記2または3に記載の重合トナー用フィルター。
1.限界酸素指数が20以上である短繊維を80重量%以上含む短繊維不織布であって、該短繊維不織布の目付が10〜400g/m2、見掛け密度が0.007〜0.04g/cm3、不織布構成短繊維の平均繊維径15〜25μmである重合トナー用フィルター。
2.短繊維不織布が、限界酸素指数が20以上である芯鞘型複合熱接着短繊維と、限界酸素指数が20以上である被接着短繊維からなる上記1に記載の重合トナー用フィルター。
3.熱接着短繊維の鞘成分を構成する樹脂と、被接着短繊維を構成する樹脂の融点の差が80℃以上である上記2に記載の重合トナー用フィルター。
4.熱接着短繊維と被接着短繊維の混繊比率が60:40〜95:5である上記2または3に記載の重合トナー用フィルター。
本発明の重合トナー用捕集フィルターは、密度が低いことより高い捕集効率を有し、かつUL94 HF−1を合格する難燃性を有している利点がある。
以下、本発明を詳述する。本発明の難燃性を有する嵩高なフィルターは、少なくとも芯鞘型複合熱接着短繊維と被接着短繊維からなり、熱接着短繊維の鞘成分が溶融することで、被接着繊維と接着する短繊維不織布からなる。
芯鞘型複合熱接着短繊維は、鞘部分が低融点樹脂であって、芯部分が高融点樹脂である芯鞘型の複合繊維とすることで、被接着短繊維と良好に接着することができる。芯鞘型複合短繊維以外のサイドバイサイド型複合短繊維等の場合は、外表面に存在する高融点樹脂が溶融せず接着に寄与しないため、繊維交点の接着力不足が発生し、短繊維不織布の毛羽や剛性不足といった問題が生じる。
芯鞘型複合熱接着短繊維は、鞘部分が低融点樹脂であって、芯部分が高融点樹脂である芯鞘型の複合繊維とすることで、被接着短繊維と良好に接着することができる。芯鞘型複合短繊維以外のサイドバイサイド型複合短繊維等の場合は、外表面に存在する高融点樹脂が溶融せず接着に寄与しないため、繊維交点の接着力不足が発生し、短繊維不織布の毛羽や剛性不足といった問題が生じる。
本発明のフィルターを構成する短繊維不織布の芯鞘型複合熱接着短繊維の芯成分樹脂と鞘成分樹脂の融点の差は、80℃以上あることが好ましい。80℃以上融点の差がない場合、不織布製造時の熱接着工程において、熱接着短繊維の鞘成分樹脂の融点以上の温度の熱風にて、鞘成分を溶融することにより熱接着させる際に、芯成分樹脂が軟化又は溶融する場合がり、その場合熱風の風圧により得られる短繊維不織布の厚みが極端に減少してしまう。
本発明の短繊維不織布を構成する短繊維は、限界酸素指数(以下LOI値と示す)が20以上である短繊維が80重量%以上含有されている必要がある。80%重量未満の場合は、燃焼し易い状況になり、UL94発泡材料水平燃焼試験(ASTM D4986)の難燃性試験において、HF−1の基準をクリアできなくなる。
本発明の短繊維不織布を構成する短繊維のうちの芯鞘型複合熱接着短繊維は、LOI値が20以上であることが好ましく、特に限定はしないが鞘成分が低融点ポリエステル、芯成分が高融点ポリエステルからなる芯鞘型複合繊維が好ましい。一般的に知られているポリエチレン(鞘)/ポリプロピレン(芯)、ポリエチレン(鞘)/ポリエステル(芯)で構成される芯鞘型複合熱接着短繊維では、不織布の難燃性が不十分となるためである。
本発明の短繊維不織布を構成する短繊維のうちの被接着短繊維も、LOI値が20以上であることが好ましく、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、アラミド繊維、ポリフェニレンサルファイド繊維等の繊維が挙げられる。特に限定はされないが、被接着短繊維は、芯鞘型複合熱接着短繊維に鞘成分が低融点ポリエステル、芯成分が高融点ポリエステルからなる繊維を使用した場合、繊維交点の接着性、リサイクル性の面より高融点ポリエステル繊維を使用することが好ましい。
本発明のフィルターの目付は10〜400g/m2であり、好ましくは15〜300g/m2である。目付が10g/m2未満の場合はフィルターの効果を発現し難く、目付け400g/m2を超える場合は、フィルターとして初期圧力損失が高くなり設置する環境が限定される問題がある。
本発明のフィルターの見掛け密度は、0.007〜0.04g/cm3であり、好ましくは、0.01〜0.03g/cm3である。見掛け密度が0.007g/cm3未満の場合は、必要とするトナー捕集性と寿命を満足するために、フィルターの厚みが増加してしまい取り扱い性が低下する。見掛け密度が0.04g/cm3を超える場合は、UL94発泡材料水平燃焼試験(ASTM D4986)の難燃性試験において、HF−1の基準をクリアできなくなる。さらに密度が0.04g/cm3を超える場合は繊維の接着交点及び接着面が大きくなることにより、繊維表面積の低下につながりトナーの捕集性能が低下する。
本発明のフィルターを構成する短繊維不織布の製造方法は、短繊維を通常のカード工程に通して開繊したウエブを、レイヤー工程で積層し、低融点繊維の融点以上及び高融点繊維の融点以下の温度の熱風をウエブに吹きつけ繊維交点を熱接着させる。本発明の不織の製造方法は、繊維を交絡させるニードルパンチ加工及び水流交絡法はウエブの厚みが減少するために実施しない。
本発明のフィルターは、嵩高性を必要とするため、熱接着工程において熱風の風圧を下げてウエブの厚みが小さくならないように熱接着させる必要がある。厚みの減少を抑制するために、短繊維不織布を構成する短繊維の平均繊維径が15〜25μmである。平均繊維径が15μm未満の場合、通気抵抗が大きくなり、熱接着工程にてウエブの厚みが小さくなり、25μmを超える場合は繊維重量当りの繊維表面積が小さくなりトナー捕集性が低くなる。
短繊維不織布を構成する短繊維の平均繊維径を上記範囲にするため、構成繊維の繊維径が5〜20dtexの太繊度の繊維を10%〜50%混綿することが好ましい。より好ましくは繊度が6〜10dtex、構成比率が20%〜40%である。太繊度の繊維の構成比率が10%未満の場合、ウエブ通気抵抗の低下の効果を発現し難く、50%を越える場合、繊維重量当りの繊維表面積が小さくなりトナー捕集性が低くなる。
本発明のフィルターを構成する短繊維不織布の芯鞘型複合熱接着短繊維と被接着短繊維の混繊比率は、60:40〜95:5であることが好ましい。熱接着短繊維の混繊比率が5%未満の場合は、不織布製造時の熱接着工程において、ウエブの嵩高性を維持することが困難となる。熱接着短繊維の混繊比率が60%を越える場合は、接着交点が減少することによって、不織布の毛羽や剛性不足の問題が発生することがある。
本発明のフィルターを構成する短繊維不織布に使用する短繊維の繊維長は、特に定めないが30〜130mmであることが好ましい。30mm未満の場合、もしくは、130mmを超える場合は、不織布を作成する際の加工性が悪くなるという問題が生じる。
本発明における重合トナー用フィルターは、その形状を特に定めないが、単板形状やプリーツ形状が好ましい。なおプリーツ加工は、一般的なひだ折機を使用することができる。例えば、レシプロ方式や、ロータリー方式の折機を使用することができる。
以下本発明を実施例によって更に詳細に説明するが、下記実施例は本発明を限定する性質のものではなく、前・後記の趣旨に沿って設計変更することはいずれも本発明の技術的範囲に含まれるものである。実施例、比較例中のフィルター性能特性は以下に示す方法にて評価をおこなった。
[見掛け密度]
150mm×150mmサイズの試料にて不織布重量を測定し、目付(1m2当たりの重量)を算出した。次に該試料の中心部分3箇所の厚みを荷重2.55g/cm2、測定圧子直径50mmにて測定し、その平均を厚みとした。見掛け密度は目付を厚みで割り、単位容積あたりの重量を算出した。
[難燃性]
UL94発泡材料水平燃焼試験(ASTM D4986)の難燃性試験の規格に準じて合否判断を行った。HF−1合格レベルを○として、それ以外を×と判定した。
[不織布表面毛羽観察]
150mm×150mmの試料にて不織布の表面状態を観察し、表面より5mm以上突出している繊維を毛羽としてその本数をカウントした。毛羽の本数が10個以上を不合格(×)、5個以下を合格(○)、5〜10個を△として判断した。
[平均繊維径]
重合トナー用フィルターの繊維径の算出は、本発明で得られたフィルター表面及び断面を走査型電子顕微鏡にてランダムに写真撮影した画像の繊維径をノギスにて1/100mm単位まで実測し、撮影した画像の倍率で除算して繊維径を算出し、算出して得られたn=100の平均値を平均繊維径とする。
[トナー捕集特性]
試験条件は、試料サイズ150mm×150mm、風速0.3m/sec、粉塵濃度0.5g/m3のトナー粉塵(トナー:リコー製IPSIO SPトナー・イエロー C810)20gを負荷させた。トナー捕集効率は、フィルターで捕集したトナー重量をトナー負荷量20gで除算した値として算出した。また、トナー20g負荷時のフィルター前後の圧力損失を計測した。
[平均トナー粒子径]
トナーの粒子径は、上記に示した平均繊維径の測定と同じ様にトナーを走査型電子顕微鏡にてランダムに写真撮影した画像にてノギスにて1/100mmの測定精度で粒子径を実測し、撮影した画像の倍率で除算してトナー粒子径を算出し、得られたn=100の平均値を平均トナー粒子径とし、最大値を最大トナー粒子径、最小値を最小トナー粒子径とした。
上記記載のトナー粉塵(トナー:リコー製IPSIO SPトナー・イエロー C810)の平均トナー粒子径は、6.84μmであり、最大トナー粒子径は8.48μm、最小トナー粒子径は4.01μmであった。
150mm×150mmサイズの試料にて不織布重量を測定し、目付(1m2当たりの重量)を算出した。次に該試料の中心部分3箇所の厚みを荷重2.55g/cm2、測定圧子直径50mmにて測定し、その平均を厚みとした。見掛け密度は目付を厚みで割り、単位容積あたりの重量を算出した。
[難燃性]
UL94発泡材料水平燃焼試験(ASTM D4986)の難燃性試験の規格に準じて合否判断を行った。HF−1合格レベルを○として、それ以外を×と判定した。
[不織布表面毛羽観察]
150mm×150mmの試料にて不織布の表面状態を観察し、表面より5mm以上突出している繊維を毛羽としてその本数をカウントした。毛羽の本数が10個以上を不合格(×)、5個以下を合格(○)、5〜10個を△として判断した。
[平均繊維径]
重合トナー用フィルターの繊維径の算出は、本発明で得られたフィルター表面及び断面を走査型電子顕微鏡にてランダムに写真撮影した画像の繊維径をノギスにて1/100mm単位まで実測し、撮影した画像の倍率で除算して繊維径を算出し、算出して得られたn=100の平均値を平均繊維径とする。
[トナー捕集特性]
試験条件は、試料サイズ150mm×150mm、風速0.3m/sec、粉塵濃度0.5g/m3のトナー粉塵(トナー:リコー製IPSIO SPトナー・イエロー C810)20gを負荷させた。トナー捕集効率は、フィルターで捕集したトナー重量をトナー負荷量20gで除算した値として算出した。また、トナー20g負荷時のフィルター前後の圧力損失を計測した。
[平均トナー粒子径]
トナーの粒子径は、上記に示した平均繊維径の測定と同じ様にトナーを走査型電子顕微鏡にてランダムに写真撮影した画像にてノギスにて1/100mmの測定精度で粒子径を実測し、撮影した画像の倍率で除算してトナー粒子径を算出し、得られたn=100の平均値を平均トナー粒子径とし、最大値を最大トナー粒子径、最小値を最小トナー粒子径とした。
上記記載のトナー粉塵(トナー:リコー製IPSIO SPトナー・イエロー C810)の平均トナー粒子径は、6.84μmであり、最大トナー粒子径は8.48μm、最小トナー粒子径は4.01μmであった。
<実施例1>
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度2.2dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂からなる繊度6.6dtex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合した後、カード加工を実施する。次に、140℃のエアースルの熱処理によって、熱接着短繊維を溶融し、被接着短繊維と接着させることで、短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付149g/m2、密度は0.017g/cm3となった。
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度2.2dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂からなる繊度6.6dtex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合した後、カード加工を実施する。次に、140℃のエアースルの熱処理によって、熱接着短繊維を溶融し、被接着短繊維と接着させることで、短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付149g/m2、密度は0.017g/cm3となった。
<実施例2>
実施例1と同じ繊維構成、作製方法にて目付380g/m2、密度は0.021g/cm3の短繊維不織布を得た。
実施例1と同じ繊維構成、作製方法にて目付380g/m2、密度は0.021g/cm3の短繊維不織布を得た。
<実施例3>
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度2.2dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が165℃のポリプロピレン樹脂からなる繊度6.6dtex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合した後、カード加工を実施する。次に、140℃のエアースルの熱処理によって、熱接着短繊維を溶融し、被接着短繊維と接着させることで、短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付152g/m2、密度は0.022g/cm3となった。
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度2.2dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が165℃のポリプロピレン樹脂からなる繊度6.6dtex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合した後、カード加工を実施する。次に、140℃のエアースルの熱処理によって、熱接着短繊維を溶融し、被接着短繊維と接着させることで、短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付152g/m2、密度は0.022g/cm3となった。
<実施例4>
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度2.2dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂からなる繊度6.6dtex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合した後、カード加工を実施する。次に、140℃のエアースルの熱処理をエアースルの風量を実施例1の風量より低下させ、熱接着短繊維を溶融し、被接着短繊維と接着させることで、低密度の短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付149g/m2、密度は0.008g/cm3となった。
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度2.2dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂からなる繊度6.6dtex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合した後、カード加工を実施する。次に、140℃のエアースルの熱処理をエアースルの風量を実施例1の風量より低下させ、熱接着短繊維を溶融し、被接着短繊維と接着させることで、低密度の短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付149g/m2、密度は0.008g/cm3となった。
<実施例5>
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度2.2dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂からなる繊度6.6dtex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合した後、カード加工を実施する。次に、140℃のエアースルの熱処理をエアースルの風量を実施例1の風量より上げて、熱接着短繊維を溶融し、被接着短繊維と接着させることで、高密度の短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付149g/m2、密度は0.035g/cm3となった。
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度2.2dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂からなる繊度6.6dtex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合した後、カード加工を実施する。次に、140℃のエアースルの熱処理をエアースルの風量を実施例1の風量より上げて、熱接着短繊維を溶融し、被接着短繊維と接着させることで、高密度の短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付149g/m2、密度は0.035g/cm3となった。
<実施例6>
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度1.7dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂からなる繊度6.6dtex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合した後、カード加工を実施する。次に、140℃のエアースルの熱処理によって、熱接着短繊維を溶融し、被接着短繊維と接着させることで、短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付153g/m2、密度は0.019g/cm3となった。
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度1.7dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂からなる繊度6.6dtex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合した後、カード加工を実施する。次に、140℃のエアースルの熱処理によって、熱接着短繊維を溶融し、被接着短繊維と接着させることで、短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付153g/m2、密度は0.019g/cm3となった。
<実施例7>
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度4.4dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂からなる繊度6.6dtex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合した後、カード加工を実施する。次に、140℃のエアースルの熱処理によって、熱接着短繊維を溶融し、被接着短繊維と接着させることで、短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付157g/m2、密度は0.016g/cm3となった。
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度4.4dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂からなる繊度6.6dtex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合した後、カード加工を実施する。次に、140℃のエアースルの熱処理によって、熱接着短繊維を溶融し、被接着短繊維と接着させることで、短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付157g/m2、密度は0.016g/cm3となった。
<比較例1>
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度2.2dtex、繊維長51mmの短繊維を75重量%と、被接着短繊維として、融点が165℃のポリプロピレン樹脂からなる繊度6.6dtex、繊維長51mmの短繊維を25重量%混合した後、カード加工を実施する。次に、140℃のエアースルの熱処理によって、熱接着短繊維を溶融し、被接着短繊維と接着させることで、短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付149g/m2、密度は0.024g/cm3となった。
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度2.2dtex、繊維長51mmの短繊維を75重量%と、被接着短繊維として、融点が165℃のポリプロピレン樹脂からなる繊度6.6dtex、繊維長51mmの短繊維を25重量%混合した後、カード加工を実施する。次に、140℃のエアースルの熱処理によって、熱接着短繊維を溶融し、被接着短繊維と接着させることで、短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付149g/m2、密度は0.024g/cm3となった。
<比較例2>
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度2.2dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂からなる繊度6.6dtex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合した後、カード加工を実施する。次に、得られたカードウエブにニードルパンチ加工を行い繊維を交絡し、その後、140℃のエアースルの熱処理によって、熱接着短繊維を溶融し接着し、被接着短繊維と接着させることで、高密度の短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付151g/m2、密度は0.042g/cm3となった。
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度2.2dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂からなる繊度6.6dtex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合した後、カード加工を実施する。次に、得られたカードウエブにニードルパンチ加工を行い繊維を交絡し、その後、140℃のエアースルの熱処理によって、熱接着短繊維を溶融し接着し、被接着短繊維と接着させることで、高密度の短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付151g/m2、密度は0.042g/cm3となった。
<比較例3>
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度2.2dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂からなる繊度6.6dtex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合した後、カード加工を実施する。次に、140℃のエアースルの熱処理をエアースルの風量を実施例4の風量より低下させ、熱接着短繊維を溶融し、被接着短繊維と接着させることで、低密度の短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付151g/m2、密度は0.005g/cm3となった。
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度2.2dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂からなる繊度6.6dtex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合した後、カード加工を実施する。次に、140℃のエアースルの熱処理をエアースルの風量を実施例4の風量より低下させ、熱接着短繊維を溶融し、被接着短繊維と接着させることで、低密度の短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付151g/m2、密度は0.005g/cm3となった。
<比較例4>
サイドバイサイド型複合熱接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂50重量%と、融点が110℃の低融点のポリエステル樹脂50重量%からなる繊維径2.2dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂からなる繊維径6.6dtex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合する以外は実施例1と同様に作製し、目付159g/m2、密度は0.019g/cm3の不織布を得た。
サイドバイサイド型複合熱接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂50重量%と、融点が110℃の低融点のポリエステル樹脂50重量%からなる繊維径2.2dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂からなる繊維径6.6dtex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合する以外は実施例1と同様に作製し、目付159g/m2、密度は0.019g/cm3の不織布を得た。
<比較例5>
実施例1と同じ繊維構成、作製方法にて目付420g/m2、密度は0.024g/cm3の短繊維不織布を得た。
実施例1と同じ繊維構成、作製方法にて目付420g/m2、密度は0.024g/cm3の短繊維不織布を得た。
<比較例6>
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度1.7dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂からなる繊度2.2dtex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合する以外は実施例1と同じ方法にて短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付153g/m2、密度は0.022g/cm3となった。
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度1.7dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂からなる繊度2.2dtex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合する以外は実施例1と同じ方法にて短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付153g/m2、密度は0.022g/cm3となった。
<比較例7>
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度4.4dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂からなる繊度20tex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合する以外は実施例1と同じ方法にて短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付148g/m2、密度は0.018g/cm3となった。
芯鞘型複合熱接着短繊維として、芯成分に融点が255℃のポリエステル樹脂、鞘成分に融点110℃のポリエステル樹脂を用いた、繊度4.4dtex、繊維長51mmの短繊維を80重量%と、被接着短繊維として、融点が255℃のポリエステル樹脂からなる繊度20tex、繊維長51mmの短繊維を20重量%混合する以外は実施例1と同じ方法にて短繊維不織布を作製した。
作製した不織布は、目付148g/m2、密度は0.018g/cm3となった。
実施例1〜7、比較例1〜7で得られた短繊維不織布について、フィルター構成繊維径の測定、難燃性、毛羽、トナー20g供給時捕集効率及び圧力損失を測定した。その結果を表1に示す。
実施例1〜7は、トナー捕集効率が高く、圧力損失も低く抑えられており、また難燃性及び毛羽も良好であることより重合トナー用フィルターとして優れた特性を得ることができている。
それに対し、比較例1は、LOI値20%以上の繊維が75重量%であり、難燃性がUL94 HF−1を不合格となっている。
比較例2は、ニードルパンチ加工を実施することで、繊維が交絡し密度が高くなることで、捕集効率が低下している。
比較例3は、密度が低すぎるため、繊維同士の接点が少なくなり、毛羽が多く、また取り扱い性が悪い。
比較例4は、複合熱接着短繊維にサイドバイサイド型複合繊維を使用していることで、繊維の融着が不十分となり毛羽が問題となる。
比較例5は目付が420g/m2であり、トナー捕集効率は優れるものの、圧力損失が高くなっている。
比較例6は、平均繊維径が、12.9μmであり、繊維表面積が大きくなりトナー捕集面積が大きくなるものの、空隙率が大きくなるため、トナーが捕集されない確率が大きくなり、結果としてトナー捕集効率が低下している。
比較例7は、平均繊維径が、26.4μmであり、繊維径が大きくなることで、単位重量当りの繊維表面積が小さくなることで、トナー捕集効率が低下している。
それに対し、比較例1は、LOI値20%以上の繊維が75重量%であり、難燃性がUL94 HF−1を不合格となっている。
比較例2は、ニードルパンチ加工を実施することで、繊維が交絡し密度が高くなることで、捕集効率が低下している。
比較例3は、密度が低すぎるため、繊維同士の接点が少なくなり、毛羽が多く、また取り扱い性が悪い。
比較例4は、複合熱接着短繊維にサイドバイサイド型複合繊維を使用していることで、繊維の融着が不十分となり毛羽が問題となる。
比較例5は目付が420g/m2であり、トナー捕集効率は優れるものの、圧力損失が高くなっている。
比較例6は、平均繊維径が、12.9μmであり、繊維表面積が大きくなりトナー捕集面積が大きくなるものの、空隙率が大きくなるため、トナーが捕集されない確率が大きくなり、結果としてトナー捕集効率が低下している。
比較例7は、平均繊維径が、26.4μmであり、繊維径が大きくなることで、単位重量当りの繊維表面積が小さくなることで、トナー捕集効率が低下している。
本発明の重合トナー用捕集フィルターは、見掛け密度が低いことにより高い捕集効率を有し、かつUL94 HF−1を合格する難燃性を有していることにより、コピー機、プリンター、多機能OA機、POD印刷機等の電子機器に組み込んで、前記機器の排気中に含まれる重合トナー等の粉塵を捕集するフィルターに使用できる。
Claims (4)
- 限界酸素指数が20以上である短繊維を80重量%以上含む短繊維不織布であって、該短繊維不織布の目付が10〜400g/m2、見掛け密度が0.007〜0.04g/cm3、不織布構成短繊維の平均繊維径15〜25μmである重合トナー用フィルター。
- 短繊維不織布が、限界酸素指数が20以上である芯鞘型複合熱接着短繊維と、限界酸素指数が20以上である被接着短繊維からなる請求項1に記載の重合トナー用フィルター。
- 熱接着短繊維の鞘成分を構成する樹脂と、被接着短繊維を構成する樹脂の融点の差が80℃以上である請求項2に記載の重合トナー用フィルター。
- 熱接着短繊維と被接着短繊維の混繊比率が60:40〜95:5である請求項2または3に記載の重合トナー用フィルター。
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JP2011114501A JP2012242722A (ja) | 2011-05-23 | 2011-05-23 | 重合トナー用フィルター |
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- 2011-05-23 JP JP2011114501A patent/JP2012242722A/ja active Pending
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