JP2012242006A - ショーケース - Google Patents
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Abstract
【課題】冷凍ユニットを搭載する内蔵型ショーケースでは、機械室のスペースが十分に確保でない場合があり、素子収納ボックスや凝縮器、送風機などの大きさも制限されるため、機械室内の凝縮器や素子収納ボックスから発する熱を効率良く機械室外あるいはショーケースの機体の外に排気することが必要となる。
【解決手段】ショーケース内の機械室1の凝縮器2と送風機4と送風機の風を凝縮器へ導く凝縮器連通風路3に圧縮機7と圧縮機7を駆動制御する素子を備える素子収納ボックス5を備え、送風機4の風を素子収納ボックス5へ導く素子収納ボックス連通風路6と凝縮器連通風路3と素子収納ボックス連通風路6に分流風路9または分流板8を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】ショーケース内の機械室1の凝縮器2と送風機4と送風機の風を凝縮器へ導く凝縮器連通風路3に圧縮機7と圧縮機7を駆動制御する素子を備える素子収納ボックス5を備え、送風機4の風を素子収納ボックス5へ導く素子収納ボックス連通風路6と凝縮器連通風路3と素子収納ボックス連通風路6に分流風路9または分流板8を備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、圧縮機や凝縮器など有する冷凍ユニットを搭載するショーケースの機械室内の冷却構造に関するものである。
ところで、素子収納ボックス内の送風機や圧縮機駆動素子は、送風機や圧縮機の運転に伴い発熱するため、部品耐熱温度や部品寿命の観点から放熱することが必要となる。その放熱は、放熱フィンの一端を素子外郭に接触させ、放熱フィンの他端をボックス外部に露出させて行っている。
また、冷凍ユニットを搭載する内蔵型ショーケースでは、ショーケース本体下方に機械室を設け、冷凍ユニットを納めることが一般的であるが、ショーケースの大きさによっては機械室のスペースが十分に確保でない場合があり、そのため素子収納ボックスや凝縮器、送風機などの大きさも制限されることとなる。
そのため、機械室内の凝縮器や素子収納ボックスから発する熱を効率良く機械室外あるいはショーケースの機体外に排気することが必要である。
上記と課題を解決する先行技術として、特開2009−24921号公報(特許文献1)に記載の発明では、冷蔵庫の真空断熱材を立体形状に曲げて放熱パイプと制御基板,電源基板等の電気部品に跨って配置することにより、放熱パイプの放熱性の向上と、放熱パイプと電気部品による庫内への熱漏洩を大幅に低減する手段が記載されている。
しかし、特許文献1に記載の冷蔵庫のように、真空断熱材を立体形状に曲げて放熱パイプを設けることにより、断熱材の量や部品数が増える上、断熱材の成型加工が複雑なものとなるため、ショーケースの製造費用も上昇することが新たな課題として生じることになる。
本発明は、素子収納ボックス内の送風機、圧縮機駆動素子の発熱量が多い場合でも、専用の冷却ファン等の特別な冷却装置を用いずに凝縮器や圧縮機駆動素子などの発熱する素子収納ボックスからの熱を効率よく排出できる配置構造を有す冷凍ユニットを搭載するショーケースを提供するものである。
前記課題を解決するために、本願の発明は第1にショーケース内の機械室に凝縮器と送風機と送風機の風を凝縮器へ導く凝縮器連通風路と圧縮機と圧縮機を駆動制御する素子を備える素子収納ボックスと、送風機の風を素子収納ボックスへ導く素子収納ボックス連通風路と凝縮器連通風路と素子収納ボックス連通風路を分流風路または分流板を備えたことを特徴としている。
また、第2に、前記分流板は、送風機の近傍の側壁を折り曲げて、素子収納ボックス連通風路に分流することを特徴としている。
そして本発明は第3に、ショーケース内の機械室に凝縮器と送風機と送風機の風を凝縮器へ導く凝縮器連通風路と圧縮機と圧縮機を駆動制御する素子を備える素子収納ボックスと送風機の風を素子収納ボックスへ導く素子収納ボックス連通風路を備え、送風機からの送風風路の先に凝縮器連通風路と素子収納ボックス連通風路を概ね並列に配置したことを特徴とするものである。
第4に、ショーケース内の機械室に凝縮器と送風機と送風機の風を凝縮器へ導く凝縮器連通風路と圧縮機と圧縮機を駆動制御する素子を備える素子収納ボックスと送風機の風を素子収納ボックスへ導く素子収納ボックス連通風路を備え、凝縮器と素子収納ボックスを送風機の背後側に配置するとともに凝縮器連通風路と素子収納ボックス連通風路を概ね並列に配置したことを特徴とするものである。
第5に、凝縮器連通風路を通過した高温の空気が流入しないよう、凝縮器連通風路と素子収納ボックス連通風路に仕切りを設けたこと、そして第6に素子収納ボックス連通風路を通過した空気をドレン蒸発装置に導く風路を備えたことを特徴とするものである。
上記のとおり本願発明は、素子収納ボックス内の送風機や圧縮機駆動素子の発熱量が多い場合でも、専用の冷却ファンを用いずに、各素子が放熱した空気を、容易な手段で安価で効率よくショーケースの機体外へと排出できるとの効果が期待できるものである。
図1は、本発明の第1実施形態を示す、冷凍ユニットを納めるショーケースの機械室の上面図であり、断熱筺体を支える台枠の上に、機械室1を配置しており、その機械室1には図で示してはいないが、外気導入口があり、外部の低温空気を送風機4が取り込んで凝縮器2へと送風する。また、送風機4から先の風路には、凝縮器連通風路3と素子収納ボックス連通風路6を設け、これらを通じてれ凝縮器2及び素子収納ボックス5へ送風する。
前記のように風路の下流に設けた凝縮器連通風路3は、風路側壁が折れ曲がっており、送風機からの風を分流する分流板8として機能し、素子収納ボックス連通風路6の一部を形成している。
そして、凝縮器2および素子収納ボックス連通風路6を通過し、凝縮器2及び素子収納ボックス5の放熱により温まった空気は、凝縮器2及び素子収納ボックス5の風路下流側に配置されているドレン蒸発装置10や圧縮機7を通過した後に機械室1あるいはショーケースの機体の外へ排出される。
図2は、本発明の第2実施形態を示すショーケースにある機械室1の上面図である。
ショーケースの本体の断熱筺体を支える台枠の上に、機械室ベースを配置し、その機械室1の上に外気導入口に近接して凝縮器2および素子収納ボックス5を概ね並列に配置し、そのそれぞれの風路下流に送風機連通風路6を設けている。
ショーケースの本体の断熱筺体を支える台枠の上に、機械室ベースを配置し、その機械室1の上に外気導入口に近接して凝縮器2および素子収納ボックス5を概ね並列に配置し、そのそれぞれの風路下流に送風機連通風路6を設けている。
送風機連通風路6の下流には送風機4を配置し、機械室外の低温空気を凝縮器2および素子収納ボックス5へ引き込んでいる。送風機4の下流側には、断熱筺体内のドレン水を蒸発させるドレン蒸発装置10や圧縮機7が配置され、それらを通過した後に機械室1あるいはショーケースの機体の外へ空気を排出する。
図3は本発明の第3実施形態を示すショーケース内の機械室1の上面図である。
凝縮器2とドレン水蒸発装置10の間に送風機4を配置し、送風機4の背後側に素子収納ボックス5と素子収納ボックス連通風路6を配置し、凝縮器連通風路3と素子収納ボックス連通風路6を概ね並列に配置したものである。
凝縮器2とドレン水蒸発装置10の間に送風機4を配置し、送風機4の背後側に素子収納ボックス5と素子収納ボックス連通風路6を配置し、凝縮器連通風路3と素子収納ボックス連通風路6を概ね並列に配置したものである。
また、凝縮器連通風路3を通過した高温の空気が素子収納ボックス5の付近に流入しないよう、凝縮器連通風路3と素子収納ボックス連通風路6には仕切り11を設けており、さらに素子収納ボックス連通風路6を通過した空気をドレン蒸発装置10に導く風路を備えている。
なお、素子収納ボックス連通風路6を通過した温かい空気をドレン蒸発装置10に導くことにより、ドレン蒸発装置に対して効率の良いドレン処理をもたらすことができるため、図1〜図3に記載するいずれの配置においても素子収納ボックス連通風路6からドレン蒸発装置10へ連津する風路を設けることが望ましい。
1機械室
2凝縮器
3凝縮器連通風路
4送風機
5素子収納ボックス
6素子収納ボックス連通風路
7圧縮機
8分流板
9分流風路
10ドレン蒸発装置
11仕切り
2凝縮器
3凝縮器連通風路
4送風機
5素子収納ボックス
6素子収納ボックス連通風路
7圧縮機
8分流板
9分流風路
10ドレン蒸発装置
11仕切り
Claims (6)
- ショーケース内の機械室に凝縮器と送風機と送風機の風を凝縮器へ導く凝縮器連通風路と圧縮機と圧縮機を駆動制御する素子を備える素子収納ボックスと、送風機の風を素子収納ボックスへ導く素子収納ボックス連通風路と凝縮器連通風路と素子収納ボックス連通風路を分流風路または分流板を備えたことを特徴とするショーケース。
- 前記分流板は、送風機の近傍の側壁を折り曲げて、素子収納ボックス連通風路に分流することを特徴とする請求項1記載のショーケース。
- ショーケース内の機械室に凝縮器と送風機と送風機の風を凝縮器へ導く凝縮器連通風路と
圧縮機と圧縮機を駆動制御する素子を備える素子収納ボックスと送風機の風を素子収納ボックスへ導く素子収納ボックス連通風路を備え、送風機からの送風風路の先に凝縮器連通風路と素子収納ボックス連通風路を概ね並列に配置したことを特徴とするショーケース。 - ショーケース内の機械室に凝縮器と送風機と送風機の風を凝縮器へ導く凝縮器連通風路と圧縮機と圧縮機を駆動制御する素子を備える素子収納ボックスと送風機の風を素子収納ボックスへ導く素子収納ボックス連通風路を備え、凝縮器と素子収納ボックスを送風機の背後側に配置するとともに凝縮器連通風路と素子収納ボックス連通風路を概ね並列に配置したことを特徴とするショーケース。
- 凝縮器連通風路を通過した高温の空気が流入しないよう、凝縮器連通風路と素子収納ボックス連通風路に仕切りを設けたことを特徴とする請求項4記載のショーケース。
- 素子収納ボックス連通風路を通過した空気をドレン蒸発装置に導く風路を備えたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか記載のショーケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011113563A JP2012242006A (ja) | 2011-05-20 | 2011-05-20 | ショーケース |
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Family Applications (1)
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JP2011113563A Pending JP2012242006A (ja) | 2011-05-20 | 2011-05-20 | ショーケース |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63226572A (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-21 | 三洋電機株式会社 | 熱交換ユニツト |
JP2001235269A (ja) * | 2000-02-22 | 2001-08-31 | Sanyo Electric Co Ltd | ショーケース |
JP2003343967A (ja) * | 2002-05-28 | 2003-12-03 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷却貯蔵庫 |
JP2004205061A (ja) * | 2002-12-24 | 2004-07-22 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 冷凍装置 |
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2011
- 2011-05-20 JP JP2011113563A patent/JP2012242006A/ja active Pending
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