JP2012241425A - 開口閉塞カバーおよび該開口閉塞カバーを備えた建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】管体が挿通された開口部を十分に遮断することができる開口閉塞カバーおよび該開口閉塞カバーを備えた建設機械を提供する。
【解決手段】開口閉塞カバー41は、可撓性をもった材料からなり前仕切板16Aの開口部16A1を閉塞して取付けられる板体42と、該板体42の厚さ方向に貫通して設けられ第2のケーブル38、第3のケーブル39、ホース40が挿通される挿通孔43と、板体42の上端部から挿通孔43にわたって形成されたスリット44とにより構成する。そして、板体42の上端部であってスリット44の切込端44Aと異なる位置には、取付孔45を設け、該取付孔45を用いて板体42を前仕切板16Aの開口部16A1に取付ける構成とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば油圧ショベル、ホイールローダ等に好適に用いられる開口閉塞カバーおよび該開口閉塞カバーを備えた建設機械に関する。
一般に、建設機械の代表例としての油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体とにより基体としての車体が構成され、上部旋回体の前部側には、掘削作業等を行う作業装置が取付けられている。
また、上部旋回体は、支持構造体をなす旋回フレームと、該旋回フレームの左前部に配設され運転室を画成するキャブと、旋回フレームの後端部に配設され作業装置との重量バランスをとるカウンタウエイトと、該カウンタウエイトの前側に配設されたエンジン、油圧ポンプ、熱交換器、電気機器等の搭載機器と、これらエンジン等の搭載機器を収容する建屋カバーとにより大略構成されている。
ここで、上部旋回体には、旋回フレーム上に位置して複数個の室が設けられている。例えば、カウンタウエイトの前側に位置してエンジン、油圧ポンプ、熱交換器等が配置される機械室、該機械室とキャブとの間に位置して電気機器等が配置されるユーティリティ室等が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、例えば機械室とユーティリティ室との間等、2つの室の間にケーブル、ホース等の管体を配設する必要がある場合、2つの室を仕切る仕切板に開口部を設け、該開口部内に管体を挿通することにより、2つの室の間に管体を配設することが考えられる。ただし、管体に対して開口部の開口面積が大きいと、開口部を通じて2つの室の間を空気が流れる虞がある。そして、この空気の流れを遮断する必要がある場合には、開口部内に管体を挿通することを許容しつつ開口部を閉塞することのできるカバーを用いて該開口部を閉塞する必要がある。
一方、開口部(窓孔)を閉塞するためのカバー(シート部材)として、可撓性をもった板体に複数のスリットを設けることにより暖簾状に構成したものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−170129号公報 特開平11−123227号公報
管体が挿通された開口部を、特許文献2による暖簾状のカバーによって閉塞することが考えられる。ただし、単にそのまま暖簾状のカバーを開口部に取付けるだけでは、板体を構成する複数の短冊状部、即ち、先端側が自由端となった舌片状部(襞状部)が捲れる等により、2つの室の間の空気の流れを十分に遮断することができない虞がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、管体が挿通された開口部を十分に遮断することができる開口閉塞カバーおよび該開口閉塞カバーを備えた建設機械を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、請求項1の発明は、平板状で変形可能な可撓性をもった材料からなり相手方部材の開口部を閉塞して取付けられる板体と、該板体の厚さ方向に貫通して設けられケーブル、ホースを含む管体が挿通される挿通孔と、前記板体の一方の端部から前記挿通孔にわたって該板体の平面方向に切込むことにより形成されたスリットとを備えてなる開口閉塞カバーに適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記板体の一方の端部であって前記スリットの切込端と異なる位置には、取付孔を設け、前記板体は、前記取付孔を用いて前記相手方部材の開口部に取付ける構成としたことにある。
一方、請求項2の発明は、作業装置が取付けられた基体と、該基体に設けられ圧力差のある2つの室を仕切る仕切板と、該仕切板に設けられた開口部と、該開口部に挿通され前記2つの室間にわたって配設されたケーブル、ホースを含む管体と、前記仕切板に前記開口部を閉塞して取付けられる開口閉塞カバーとを備えてなる建設機械に適用される。
そして、請求項2の発明が採用する構成の特徴は、前記開口閉塞カバーは、平板状で変形可能な可撓性をもった材料からなり前記仕切板の開口部に取付けられる板体と、該板体の厚さ方向に貫通して設けられ前記管体が挿通される挿通孔と、前記板体の一方の端部から前記挿通孔にわたって該板体の平面方向に切込むことにより形成されたスリットとにより構成し、前記板体の一方の端部であって前記スリットの切込端と異なる位置には、取付孔を設け、前記板体は、前記取付孔を用いて前記仕切板の開口部に取付ける構成としたことにある。
請求項3の発明は、前記開口閉塞カバーは、前記圧力差のある2つの室のうち高圧側の室に位置して前記仕切板の開口部に取付ける構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、板体の一方の端部であってスリットの切込端と異なる位置に取付孔を設ける構成としているので、該取付孔を用いて板体を取付けた状態で、該板体のうちスリットを挟んでその両側に位置する短冊状部(舌片状部、襞状部)の先端側は、相手方部材の開口部の端縁部位に押さえ付けられる。このため、板体の短冊状部を捲れにくくすることができ、管体が挿通された開口部を十分に遮断(遮蔽)することができる。これにより、例えば相手方部材を挟んでそれぞれ設けられる2つの室の間の遮断性、密閉性を高めることができる。
請求項2の発明によれば、仕切板の開口部を閉塞する開口閉塞カバーは、板体の一方の端部であってスリットの切込端と異なる位置に取付孔を設ける構成としているので、該取付孔を用いて板体を取付けた状態で、該板体のうちスリットを挟んでその両側に位置する短冊状部(舌片状部、襞状部)の先端側は、仕切板の開口部の端縁部位に押さえ付けられる。このため、板体の短冊状部を捲れにくくすることができ、管体が挿通された開口部を十分に遮断することができる。これにより、仕切板で仕切られた圧力差のある2つの室の間の遮断性、密閉性を高めることができ、建設機械の信頼性を向上することができる。
請求項3の発明によれば、開口閉塞カバーを圧力差のある2つの室のうち高圧側の室に取付ける構成としているので、2つの室の圧力差に基づいて開口閉塞カバーに加わる圧力(相対圧力)は、板体の外周縁部位を仕切板の開口部の周縁部位に押さえ付ける方向の圧力となる。これにより、板体の短冊状部をより一層捲れにくくすることができ、2つの室の間の遮断性、密閉性をさらに高めることができる。
本発明の実施の形態による油圧ショベルを示す正面図である。 上部旋回体を前側ドアと後側ドアとを取外した状態で示す斜視図である。 上部旋回体を建屋カバー等を省略して示す平面図である。 旋回フレーム上に旋回装置、仕切板、開口閉塞カバー等を取付けた状態を示す斜視図である。 仕切板、開口閉塞カバー等を示す図4中の(V)部に相当する斜視図である。 開口閉塞カバーを単体で示す正面図である。 本発明の第1の変形例による開口閉塞カバーを単体で示す正面図である。 本発明の第2の変形例による開口閉塞カバーを単体で示す正面図である。 本発明の第3の変形例による開口閉塞カバーを単体で示す正面図である。
以下、本発明に係る開口閉塞カバーおよび該開口閉塞カバーを備えた建設機械の実施の形態を、油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、図1ないし図6を参照しつつ詳細に説明する。
図中、1は建設機械の代表例としての油圧ショベルで、該油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3とにより基体としての車体が構成されている。そして、上部旋回体3の前部側には作業装置4が俯仰動可能に取付けられ、この作業装置4によって土砂の掘削作業等を行うものである。
5は上部旋回体3のベースとなる旋回フレームで、該旋回フレーム5は、図3に示すように、厚肉な平板状に形成され前,後方向に延びた底板6と、該底板6上に立設され左,右方向で対面しつつ前,後方向に延びた左縦板7及び右縦板8と、左縦板7から左側方に張出して設けられた左張出しビーム9と、右縦板8から右側方に張出して設けられた右張出しビーム10と、各左張出しビーム9の先端側に固着され前,後方向に延びた左サイドフレーム11と、各右張出しビーム10の先端側に固着され前,後方向に延びた右サイドフレーム12とにより大略構成され、強固な支持構造体をなしている。
ここで、底板6の前,後方向の中間部位には、左,右の縦板7,8間に位置して後述の旋回装置31が設けられている。一方、左,右の縦板7,8の前端側には作業装置4が取付けられ、左,右の縦板7,8の後端側には後述のカウンタウエイト20が取付けられる構成となっている。
13はカウンタウエイト20の前側に位置して旋回フレーム5の後部側に配設された原動機としてのエンジンで、該エンジン13は、旋回フレーム5の左,右の縦板7,8上を左,右方向に延びる横置き状態に配置されている。そして、エンジン13の左端側には、冷却ファン13Aが取付けられ、エンジン13の右端側には、油圧ショベル1に搭載された各種の油圧アクチュエータに作動用の圧油を供給する油圧ポンプ14が取付けられている。
15はエンジン13の左側に位置して旋回フレーム5上に搭載された熱交換器で、該熱交換器15は、支持枠体16および該支持枠体16に支持されたラジエータ17、オイルクーラ18等からなる1つのユニットとして形成され、旋回フレーム5に着脱可能に取付けられるものである。
ここで、熱交換器15の支持枠体16は、後述する前仕切カバー25(図2参照)とユーティリティ室29を挟んで対面するように旋回フレーム5上に設けられた仕切板としての前仕切板16Aと、カウンタウエイト20の前側に設けられた後仕切板16Bと、これら前仕切板16Aと後仕切板16Bの上端側を連結する連結板16Cとにより大略構成されている。そして、支持枠体16は、エンジン冷却水を冷却するラジエータ17、作動油を冷却するオイルクーラ18等を支持している。
支持枠体16を構成する前仕切板16Aは、圧力差のあるユーティリティ室29と機械室28(熱交換器前室28B)とを仕切るもので、前仕切板16Aの左下端側には、図4に示すように、略矩形状の開口部16A1が設けられている。この開口部16A1は、ユーティリティ室29と機械室28(熱交換器前室28B)との間にわたって配設される2本のケーブル38,39と1本のホース40が挿通された状態で、後述の開口閉塞カバー41によって閉塞されている。
19は旋回フレーム5の前部左側に設けられたキャブを示し、該キャブ19は運転室を画成するものである。20は旋回フレーム5の後端側に設けられたカウンタウエイトで、該カウンタウエイト20は作業装置4との重量バランスをとるものである。21は旋回フレーム5の前部右側に設けられた作動油タンクで、該作動油タンク21は各種の油圧アクチュエータに供給される作動油を貯溜するものである。
次に、22はカウンタウエイト20の前側に位置して旋回フレーム5上に設けられた建屋カバーを示し、該建屋カバー22は、旋回フレーム5上に搭載されるエンジン13、油圧ポンプ14、熱交換器15等を覆うものである。ここで、建屋カバー22は、上面板23、ボンネット24、熱交換器15の支持枠体16、後述の前仕切カバー25、左前側ドア26、左後側ドア27等を含んで構成されている。
そして、建屋カバー22の上側は、上面板23とボンネット24とによって仕切られ、建屋カバー22の左側は、左前側ドア26と左後側ドア27とによって仕切られ、建屋カバー22の右側は、右側ドア(図示せず)によって仕切られている。また、建屋カバー22の前側は、作動油タンク21と前仕切カバー25とによって仕切られ、建屋カバー22の後側は、熱交換器15の支持枠体16を構成する後仕切板16Bとカウンタウエイト20とによって仕切られる構成となっている。
25はキャブ19と熱交換器15との間に設けられた前仕切カバー(図2参照)で、該前仕切カバー25は、建屋カバー22の一部を構成するものである。ここで、前仕切カバー25は、熱交換器15の支持枠体16(前仕切板16A)と前,後方向で間隔をもって対面し、建屋カバー22の左前側を仕切るものである。
26は前仕切カバー25に開,閉可能に取付けられた左前側ドア(図1参照)を示し、該左前側ドア26は、ヒンジ部材を介して前仕切カバー25に回動可能に支持されている。そして、左前側ドア26は、前仕切カバー25の位置を中心として前,後方向に回動することにより、後述のユーティリティ室29を開,閉するものである。
27は左前側ドア26の後側に設けられた左後側ドア(図1参照)で、該左後側ドア27は、熱交換器15の支持枠体16を構成する後仕切板16Bにヒンジ部材を介して回動可能に支持されている。そして、左後側ドア27は、後仕切板16Bの位置を中心として前,後方向に回動することにより、後述の熱交換器前室28Bを開,閉するものである。
28は旋回フレーム5上に位置して建屋カバー22内に形成された機械室で、該機械室28は、建屋カバー22を構成する上面板23、ボンネット24、左後側ドア27および右側ドア(図示せず)と、カウンタウエイト20と、作動油タンク21とによって画成されている。この機械室28は、熱交換器15を挟んで隣接するエンジン室28Aと熱交換器前室28Bとからなっている。
ここで、エンジン13、油圧ポンプ14等が収容されたエンジン室28Aは、建屋カバー22の上面板23、ボンネット24および右側ドア(図示せず)と、熱交換器15の支持枠体16と、カウンタウエイト20と、作動油タンク21とによって画成されている。
一方、熱交換器15を挟んでエンジン室28Aとは反対側に形成された熱交換器前室28Bは、建屋カバー22を構成する上面板23および左後側ドア27と、熱交換器15とによって画成され、左後側ドア27によって開,閉される構成となっている。ここで、熱交換器前室28Bは、エンジン13により回転駆動される冷却ファン13Aによって左後側ドア27の流入口(図示せず)から空気(外気)が流入し、該熱交換器前室28Bに流入した空気は、冷却風となってラジエータ17、オイルクーラ18等に供給される。このため、熱交換器前室28Bは、その内部の気圧(圧力)が大気圧よりも低くなっている。
29は機械室28と共に建屋カバー22内に形成されたユーティリティ室で、該ユーティリティ室29は、建屋カバー22を構成する上面板23および左前側ドア26と、熱交換器15の支持枠体16を構成する前仕切板16Aとによって画成されている。ここで、ユーティリティ室29内には、エンジン13に吸込まれる吸気を清浄化するエアクリーナ30が配置されている。また、ユーティリティ室29は、その内部の気圧(圧力)がほぼ大気圧と同じであるため、大気圧よりも低圧となる熱交換器前室28Bに対して高圧側の室となっている。
次に、31は旋回フレーム5に搭載された旋回装置を示している。この旋回装置31は、旋回フレーム5を構成する左,右の縦板7,8間に位置して底板6の中央部に立設されている。ここで、旋回装置31は、下部走行体2上に支持された上部旋回体3を旋回させるもので、旋回フレーム5の底板6に取付けられた減速機32と、該減速機32の上端部に取付けられた交流型の電動モータ33と、該電動モータ33の上端側に取付けられた油圧モータ34とにより大略構成されている。そして、旋回装置31は、電動モータ33と油圧モータ34とが協働して上部旋回体3を旋回駆動する、いわゆるハイブリッド型の旋回装置となっている。
35はユーティリティ室29内に配設された第1の電気機器で、該第1の電気機器35は、後述する第1のケーブル37を用いて電動モータ33に接続されるものである。ここで、第1の電気機器35は、箱体35Aを備え、該箱体35A内には、電動モータ33に供給される駆動電流を直流電流から交流電流に変換するためのインバータ回路、および昇圧、降圧用のチョッパ回路等の電気部品(図示せず)が収容されている。
第1の電気機器35の箱体35Aの内部には、ウォータジャケット(図示省略)が設けられ、箱体35Aの左側面には、該ウォータジャケットに冷却水を導入するための入口側接続部35Bと、ウォータジャケットから冷却水を排出するための出口側接続部35Cとが設けられている。入口側接続部35Bには、後述のホース40が接続され、該ホース40を通じてラジエータ(図示せず)からの冷却水が供給される構成となっている。一方、出口側接続部35Cにも、図示しないホースが接続され、該ホースを通じてウォータジャケットから冷却水をラジエータに戻す(冷却水を循環させる)ことができるように構成されている。
箱体35Aの上面には、コネクタ取付突起35Dが設けられ、該コネクタ取付突起35Dの前面には、第1,第2の機器側コネクタ35E,35Fが設けられている。これら第1,第2の機器側コネクタ35E,35Fは、箱体35A内に収容されたインバータ回路等の電気部品に接続されている。そして、第1の機器側コネクタ35Eには後述のケーブル側コネクタ37Aが接続され、第2の機器側コネクタ35Fには後述のケーブル側コネクタ38Aが接続される構成となっている。
36は熱交換器前室28B内に配置された第2の電気機器を示し、該第2の電気機器36は、後述する第2のケーブル38を用いて第1の電気機器35に接続されるものである。ここで、第2の電気機器36は、箱体36Aと、該箱体36A内に収容され電動モータ33を駆動する電気エネルギを蓄えるため、キャパシタまたはバッテリ等の蓄電器を含む電気部品(図示せず)とにより大略構成されている。第2の電気機器36内のキャパシタは、電動モータ33の制動時に、該電動モータ33によって発電される回生エネルギを電気エネルギとして充電すると共に、この電気エネルギを電動モータ33に向けて放電するものである。なお、第2の電気機器36は、複数個のキャパシタを接続することにより構成されている。
第2の電気機器36の箱体36Aの上面には、コネクタ取付突起36Bが設けられ、該コネクタ取付突起36Bの前面には、第3の機器側コネクタ36Cが設けられている。この第3の機器側コネクタ36Cは、箱体36A内に収容された電気部品に接続されている。そして、第3の機器側コネクタ36Cには後述のケーブル側コネクタ38Bが接続されるものである。
37は電動モータ33と第1の電気機器35との間を電気的に接続する第1のケーブルを示している。この第1のケーブル37のうち第1の電気機器35側の端部には、内部に接続端子(図示せず)が配設されたケーブル側コネクタ37Aが設けられている。そして、第1のケーブル37のケーブル側コネクタ37Aは、第1の電気機器35のコネクタ取付突起35Dに取付けられた第1の機器側コネクタ35Eに接続される構成となっている。
38は第1の電気機器35と第2の電気機器36との間を電気的に接続する管体としての第2のケーブルで、該第2のケーブル38は、ユーティリティ室29と熱交換前室28Bとの間を仕切る前仕切板16Aの開口部16A1に挿通され、これらユーティリティ室29と熱交換前室28Bとの間にわたって配設されている。ここで、第2のケーブル38の両端部には、内部に接続端子(図示せず)が配設されたケーブル側コネクタ38A,38Bが設けられている。そして、一端側のケーブル側コネクタ38Aは、第1の電気機器35のコネクタ取付突起35Dに取付けられた第2の機器側コネクタ35Fに接続され、他端側のケーブル側コネクタ38Bは、第2の電気機器36のコネクタ取付突起36Bに取付けられた第3の機器側コネクタ36Cに接続される構成となっている。
従って、電動モータ33と第1の電気機器35との間は第1のケーブル37を介して電気的に接続され、第1の電気機器35と第2の電気機器36との間は第2のケーブル38を介して電気的に接続されている。これにより、旋回装置31を作動させるときには、第2の電気機器36から放電された電気エネルギが第1の電気機器35を介して交流電流として電動モータ33に供給され、該電動モータ33を回転駆動する。一方、旋回装置31を制動させるときには、電動モータ33の慣性回転によって発生した回生エネルギが第2の電気機器36に蓄えられる構成となっている。
39は第1の電気機器35をアース(接地)するための管体としての第3のケーブルで、該第3のケーブル39は、上述の第2のケーブル38と同様に、ユーティリティ室29と熱交換前室28Bとの間を仕切る前仕切板16Aの開口部16A1に挿通され、これらユーティリティ室29と熱交換前室28Bとの間にわたって配設されている。
40は第1の電気機器35に冷却水を供給するための管体としてのホースで、該ホース40は、上述の第2のケーブル38、第3のケーブル39と同様に、ユーティリティ室29と熱交換前室28Bとの間を仕切る前仕切板16Aの開口部16A1に挿通され、これらユーティリティ室29と熱交換前室28Bとの間にわたって配設されている。このホース40は、第1の電気機器35の箱体35Aの内部に設けられたウォータジャケットに冷却水を供給するため、箱体35Aの入口側接続部35Bと熱交換前室28B側に設けられたラジエータ(図示省略)との間を接続するものである。
次に、前仕切板16Aの開口部16A1を閉塞する開口閉塞カバー41について説明する。
即ち、41は前仕切板16Aに開口部16A1を閉塞して取付けられる開口閉塞カバーで、該開口閉塞カバー41は、圧力差のあるユーティリティ室29と熱交換前室28Bのうち高圧側となるユーティリティ室29側に位置して前仕切板16Aの開口部16A1に取付けられている。ここで、開口閉塞カバー41は、図5および図6に示すように、後述の板体42と、挿通孔43と、複数本(2本)のスリット44と、取付孔45とにより大略構成されている。
42は前仕切板16Aの開口部16A1を閉塞して取付けられる板体で、該板体42は、平板状で変形可能な可撓性をもったゴム(例えば、NBR:ニトリルブタジエンゴム、ウレタンゴム等)のごときエラストマー等の材料からなるものである。ここで、板体42は、後述するスリット44を挟んでその両側にそれぞれ位置する複数個(3個)の短冊状部(舌片状部、襞状部)42Aと、該短冊状部42Aの基端側(下端側)を連結する基部42Bとにより構成されている。
43は板体42の厚さ方向に貫通して設けられた複数個(3個)の挿通孔で、該各挿通孔43は、それぞれ第2のケーブル38、第3のケーブル39、ホース40が挿通(嵌着)されるものである。ここで、第2のケーブル38が挿通される挿通孔43とホース40が挿通される挿通孔43は、上,下方向に重畳するように配置されている。また、第3のケーブル39が挿通される挿通孔43は、第2のケーブル38が挿通される挿通孔43とホース40が挿通される挿通孔43に対して、左,右方向にずれた位置に設けられている。
各挿通孔43は、それぞれ第2のケーブル38、第3のケーブル39、ホース40の外径とほぼ同じ内径を有する円形の孔として形成されている。これにより、各挿通孔43は、その内周面にほぼ隙間ができない状態で、第2のケーブル38、第3のケーブル39、ホース40を挿通(嵌着)することができる。これにより、板体42を構成する各短冊状部42Aが、第2のケーブル38、第3のケーブル39、ホース40によって捲れるのを抑制しつつ、熱交換器前室28Bとユーティリティ室29との間の遮断性、密閉性を高めることができる。
44は板体42の一方の端部である上端部から各挿通孔43にわたって該板体42の平面方向に切込むことにより形成された複数本(2本)のスリット44を示している。これら各スリット44は、第2のケーブル38、第3のケーブル39、ホース40を各挿通孔43内に挿通(嵌着)するときに、スリット44の切込端44A側から第2のケーブル38、第3のケーブル39、ホース40を通過させることにより、第2のケーブル38、第3のケーブル39、ホース40を各挿通孔43内に挿通(嵌着)させることができる。
45は板体42を構成する短冊状部42Aの先端側に設けられた複数個(3個)の取付孔で、該各取付孔45は、板体42の一方の端部である上端部であってスリット44の各切込端44Aと異なる位置(各切込端44Aから左,右方向に外れた位置)に設けられている。これら各取付孔45には、前仕切板16Aの開口部16A1の端縁に設けられたねじ穴(図示せず)に螺合されるねじ46がそれぞれ挿通され、板体42は、取付孔45とねじ46とを用いて、前仕切板16Aの開口部16A1に取付ける構成となっている。
このように取付孔45を用いて板体42を取付けた状態で、板体42のうちスリット44を挟んでその両側に位置する各短冊状部42Aの先端側は、ねじ46によって前仕切板16Aの開口部16A1の端縁部位に押さえ付けられる。このため、板体42の短冊状部42Aを捲れにくくすることができ、第2のケーブル38、第3のケーブル39、ホース40が挿通された開口部16A1を十分に遮断することができる。
47は第2の電気機器36の箱体36Aに取付けられたカバーを示している。このカバー47は、断面L字型に折曲げられた板体からなり、コネクタ取付突起36Bに取付けられた第3の機器側コネクタ36Cと、該第3の機器側コネクタ36Cに接続された第2のケーブル38のケーブル側コネクタ38Bとを覆っている。
本実施の形態による油圧ショベル1は上述の如き構成を有するもので、この油圧ショベル1は、下部走行体2によって作業現場まで自走し、旋回装置31によって上部旋回体3を旋回させつつ、作業装置4を用いて土砂の掘削作業を行う。
この場合、油圧ショベル1の作動時には、エンジン13の駆動に伴って冷却ファン13Aが回転し、熱交換器前室28Bには、左後側ドア27の流入口から空気(外気)が流入する。そして、該熱交換器前室28Bに流入した空気は、冷却風となってラジエータ17、オイルクーラ18等に供給される。これにより、熱交換器前室28Bは、その内部の気圧(圧力)が大気圧よりも低くなり、内部の圧力が大気圧であるユーティリティ室29に対して低圧になるため、熱交換器前室28Bとユーティリティ室29との間に圧力差を生じる。
ここで、本実施の形態によれば、熱交換器前室28Bとユーティリティ室29とを仕切る前仕切板16Aの開口部16A1には、開口閉塞カバー41が設けられている。このため、熱交換器前室28Bとユーティリティ室29との圧力差に拘わらず、開口閉塞カバー41によって、ユーティリティ室29から熱交換器前室28Bに空気が流れることを阻止することができる。これにより、第一の電気機器35が発する熱によって暖められたユーティリティ室29の空気(熱気)が、熱交換器前室28Bに流れることを防止することができる。この結果、熱交換器15のラジエータ17、オイルクーラ18等の冷却効率が低下することを抑制することができ、熱交換器15、延いては、油圧ショベル1の性能、信頼性を向上することができる。
次に、前仕切板16Aの開口部16A1に開口閉塞カバー41を取付ける手順について説明する。
まず、前仕切板16Aの開口部16A1に第2のケーブル38、第3のケーブル39、ホース40を挿通し、これら第2のケーブル38、第3のケーブル39、ホース40を熱交換器前室28Bとユーティリティ室29と間にわたって配設する。そして、各ケーブル38,39およびホース40の下側から、開口閉塞カバー41を、その切込端44A側が上側となる状態で上方に移動しつつ、開口閉塞カバー41のスリット44に第2のケーブル38、第3のケーブル39、ホース40を通し、開口閉塞カバー41の各挿通孔43に第2のケーブル38、第3のケーブル39、ホース40を挿通(嵌着)する。
開口閉塞カバー41の各挿通孔43に第2のケーブル38、第3のケーブル39、ホース40を挿通(嵌着)したならば、開口閉塞カバー41の各取付孔45と前仕切板16Aのねじ孔とを一致させ、ねじ46を、取付孔45に挿通しつつ前仕切板16Aのねじ孔に螺合する。これにより、開口閉塞カバー41を前仕切板16Aの開口部16A1に取付けることができる。
本実施の形態によれば、前仕切板16Aの開口部16A1を閉塞する開口閉塞カバー41は、板体42の上端部であってスリット44の切込端44Aと異なる位置に取付孔45を設ける構成としているので、該取付孔45を用いて板体42を取付けた状態で、板体42の各短冊状部42Aの先端側は、取付孔45に挿通されるねじ46によって前仕切板16Aの開口部16A1の端縁部位に押さえ付けられる。このため、熱交換器前室28Bとユーティリティ室29との間の圧力差に拘わらず、板体42の各短冊状部42Aを捲れにくくすることができ、第2のケーブル38、第3のケーブル39、ホース40が挿通された開口部16A1を十分に遮断(遮蔽)することができる。これにより、仕切板16Aで仕切られた圧力差のある熱交換器前室28Bとユーティリティ室29との間の遮断性、密閉性(気密性)を高めることができ、油圧ショベル1の信頼性を向上することができる。
また、本実施の形態によれば、開口閉塞カバー41を圧力差のある熱交換器前室28Bとユーティリティ室29とのうちの高圧側の室であるユーティリティ室29に取付ける構成としているので、熱交換器前室28Bとユーティリティ室29との圧力差に基づいて開口閉塞カバー41に加わる圧力(相対圧力)は、板体42の外周縁部位を前仕切板16Aの開口部16A1の周縁部位に押さえ付ける方向の圧力となる。即ち、板体42の各短冊状部42Aの先端側は、ねじ46だけでなく圧力差によっても、開口部16A1の周縁部位に押さえ付けることができる。これにより、板体42の各短冊状部42Aをより一層捲れにくくすることができ、熱交換器前室28Bとユーティリティ室29との間の遮断性、密閉性をさらに高めることができる。
なお、上述した実施の形態では、開口閉塞カバー41を構成する板体42に3個の挿通孔43を設ける構成とした場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば開口部16A1に挿通するケーブル、ホースの本数や開口部16A1の大きさ等に応じて、例えば図7に示す第1の変形例のように構成してもよい。
即ち、開口閉塞カバー51を構成する板体52に例えば6個の挿通孔53を設ける等により、3個以上の挿通孔53を設ける構成としてもよい。この場合、板体52には、該板体52の一方の端部である上端部から各挿通孔53にわたって6本のスリット54を設ける。これにより、板体52は、各スリット54を挟んでその両側にそれぞれ位置する7個の短冊状部52Aと、該短冊状部52Aの基端側(下端側)を連結する基部52Bとにより構成することができる。そして、板体52を構成する各短冊状部52Aの先端側、即ち、板体42の上端部であってスリット54の各切込端54Aと異なる位置には、板体52を前仕切板16Aの開口部16A1に取付けるための取付孔55を設ける。
また、上述した実施の形態および第1の変形例では、板体42,52を構成する各短冊状部42A,52Aの全てに取付孔45,55を設ける構成とした場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば図8に示す第2の変形例のように、各短冊状部52Aの先端側に1個置きで取付孔55を設ける等、総ての短冊状部52Aに対応して取付孔55を設けない構成としてもよい(一部の短冊状部52Aの先端側が自由端となるように構成してもよい)。
このように1個置きで取付孔55を設ける構成としても、例えば短冊状部52Aの先端側には、熱交換器前室28Bとユーティリティ室29との圧力差に基づいて前仕切板16Aの開口部16A1の端縁部位に押さえ付ける方向の圧力が加わる。このため、取付孔55が設けられていない短冊状部52A(先端側が自由端の短冊状部52A)に関しても、圧力差に基づいて加わる力(圧力)によって捲れにくくすることができ、開口部16A1を十分に遮断することができる。
また、上述した第1の変形例および第2の変形例では、1個のスリット54に対して1個の挿通孔53を設ける構成とした場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば図9に示す第3の変形例のように、1個のスリット54に対して2個の挿通孔53を設ける等、1個のスリットに対して複数の挿通孔を設ける構成としてもよい。
また、上述した実施の形態および各変形例では、熱交換器前室28Bとユーティリティ室29との間を仕切る仕切板16Aの開口部16A1に開口閉塞カバー41,51を設ける構成とした場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば、エンジン室と該エンジン室に隣接するコントロール室を仕切る仕切板の開口部等、他の2つの室間を仕切る仕切板の開口部に設けることもできる。この場合、エンジン室は、冷却ファンによって冷却風が供給されることにより大気圧よりも大きくなるため、該エンジン室と大気圧となるコントロール室との間を仕切る仕切板の開口部を閉塞する場合には、高圧側の室となるエンジン室側に開口閉塞カバーを取付けることができる。
さらに、上述した実施の形態では、建設機械として、クローラ式の下部走行体2を備えた油圧ショベル1を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えばホイール式の下部走行体を備えた油圧ショベルに適用してもよい。それ以外にも、ホイールローダ、ダンプトラック、リフトトラック等の他の建設機械にも広く適用することができる。
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体(基体)
3 上部旋回体(基体)
16A 前仕切板(仕切板)
16A1 開口部
28A 熱交換器前室(低圧側の室)
29 ユーティリティ室(高圧側の室)
38 第2のケーブル(管体)
39 第3のケーブル(管体)
40 ホース(管体)
41,51 開口閉塞カバー
42,52 板体
43,53 挿通孔
44,54 スリット
44A,54A 切込端
45,55 取付孔

Claims (3)

  1. 平板状で変形可能な可撓性をもった材料からなり相手方部材の開口部を閉塞して取付けられる板体と、該板体の厚さ方向に貫通して設けられケーブル、ホースを含む管体が挿通される挿通孔と、前記板体の一方の端部から前記挿通孔にわたって該板体の平面方向に切込むことにより形成されたスリットとを備えてなる開口閉塞カバーにおいて、
    前記板体の一方の端部であって前記スリットの切込端と異なる位置には、取付孔を設け、
    前記板体は、前記取付孔を用いて前記相手方部材の開口部に取付ける構成としたことを特徴とする開口閉塞カバー。
  2. 作業装置が取付けられた基体と、該基体に設けられ圧力差のある2つの室を仕切る仕切板と、該仕切板に設けられた開口部と、該開口部に挿通され前記2つの室間にわたって配設されたケーブル、ホースを含む管体と、前記仕切板に前記開口部を閉塞して取付けられる開口閉塞カバーとを備えてなる建設機械において、
    前記開口閉塞カバーは、平板状で変形可能な可撓性をもった材料からなり前記仕切板の開口部に取付けられる板体と、該板体の厚さ方向に貫通して設けられ前記管体が挿通される挿通孔と、前記板体の一方の端部から前記挿通孔にわたって該板体の平面方向に切込むことにより形成されたスリットとにより構成し、
    前記板体の一方の端部であって前記スリットの切込端と異なる位置には、取付孔を設け、前記板体は、前記取付孔を用いて前記仕切板の開口部に取付ける構成としたことを特徴とする建設機械。
  3. 前記開口閉塞カバーは、前記圧力差のある2つの室のうち高圧側の室に位置して前記仕切板の開口部に取付ける構成としてなる請求項2に記載の建設機械。
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