JP2012237361A - 配管内の剥離フィルム除去装置及び除去方法 - Google Patents

配管内の剥離フィルム除去装置及び除去方法 Download PDF

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昇 波多野
Nobunari Kobayashi
伸成 小林
Shigeru Kubota
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Abstract

【課題】配管内の剥離した内層フィルムを容易に除去することができる、配管内の剥離フィルム除去装置を提供する。
【解決手段】剥離フィルム除去装置60は、回転駆動手段61と、配管内の剥離フィルムに回転しながら接触することにより該剥離フィルムを巻き取るフィルム巻取手段62と、一端が回転駆動手段61に接続され、他端がフィルム巻取手段62に接続された回転軸63とを備え、回転駆動手段61を駆動させることにより回転軸63を介してフィルム巻取手段62が回転することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、配管内の剥離フィルムを除去するのに用いられる剥離フィルム除去装置及び該装置を用いて配管内の剥離フィルムを除去する剥離フィルム除去方法に関する。
例えば浴槽等に湯水を供給するための配管設備としては、サヤ管と呼ばれる保護管の中に、湯水供給用の配管を挿通配置せしめた構成のものが知られている。配管が経年により劣化等した場合には、保護管内の経年配管を新しい配管に交換する(保護管内から経年配管を引き抜いた後に該保護管内に新しい配管を挿通配置する)。
既設保護管内に新しい配管を挿通配置する方法としては、コネクターの一面側のインナーコア部(外周面にスクリューねじが刻設されている)に湯水供給用パイプを外嵌すると共に該コネクターの他面側の凸部に案内用パイプ(既設保護管内に挿通された状態の案内用パイプ)の一端部を装着し、コネクターのインナーコア部の先端部から案内用パイプの先端部(他端部)まで貫通させた芯線によりコネクターと案内用パイプとを連結させることによって、湯水供給用パイプに案内用パイプを連結せしめ、次いで案内用パイプの他端部を牽引することによって新しい湯水供給用パイプを既設保護管内に引き込んで挿通配置する方法が知られている(特許文献1参照)。
特許第3424051号公報
ところで、浴槽等に湯水を供給するための配管設備としては、保護管を使用することなく供給用配管をそのまま地面下や床下に配設している場合がある(即ち保護管の中に供給用配管が挿通配置された2重管構造を採用していない場合がある)。また、前記2重管構造を採用していても、経年により供給用配管を交換する際に該配管の硬化や膨張変形等により、保護管内から経年配管を引き抜く(取り出す)ことができないことがある。
従来は、上記いずれの場合も、新しい配管を設置するためには、地面を掘り起こして経年配管を除去して新配管を配設したり、床を剥がして床下の経年配管を除去して新配管を配設しなければならず、非常に大掛かりな工事を要して工期が長くなる上に高コストであるという問題があった。
そこで、本発明者は、地面下や床下等を掘り起こして新たに再施工をするのではなく、経年配管の内部に新しい配管を挿通配置する手法を着想した。このような着想に基づいて、経年既設配管の内部に新しい配管を挿通配置することを試みたところ、ワイヤーで牽引して挿通している新配管が経年既設配管内の途中で止まってしまいそれ以上挿通前進できなくなるという問題を生じることがわかった。
新配管の経年既設配管内への挿通が途中で停止する原因を調べたところ、通常、配管の内面には水密性を維持するための内層フィルムが積層されているが、該内層フィルムが経年により既設配管の内面から部分的に剥離しており、このように既設配管の内部に存在する剥離した内層フィルムが、経年既設配管内への新配管の挿通移動を妨げていることがわかった。
本発明は、かかる技術的背景に鑑みてなされたものであって、配管内の剥離内層フィルムを容易に除去することができる、配管内の剥離フィルム除去装置及び除去方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
[1]回転駆動手段と、
配管内の剥離フィルムに回転しながら接触することにより該剥離フィルムを巻き取るフィルム巻取手段と、
一端が前記回転駆動手段に接続され、他端が前記フィルム巻取手段に接続された回転軸とを備え、
前記回転駆動手段を駆動させることにより前記回転軸を介して前記フィルム巻取手段が回転することを特徴とする配管内の剥離フィルム除去装置。
[2]回転駆動手段と、
配管内の剥離フィルムに回転しながら接触することにより該剥離フィルムを巻き取るフィルム巻取手段と、
一端が前記回転駆動手段に接続され、他端が前記フィルム巻取手段に接続された回転軸と、
長尺の牽引案内手段とを備え、
前記フィルム巻取手段は、前記牽引案内手段に連結するための連結部を有し、
前記回転駆動手段を駆動させることにより前記回転軸を介して前記フィルム巻取手段が回転することを特徴とする配管内の剥離フィルム除去装置。
[3]前記フィルム巻取手段と前記牽引案内手段とを互いに自由に回転できる態様で連結するより戻し手段を更に備える前項2に記載の配管内の剥離フィルム除去装置。
[4]前記連結部は、前記フィルム巻取手段の先端側に設けられた連結用孔である前項2または3に記載の配管内の剥離フィルム除去装置。
[5]前記牽引案内手段がワイヤーである前項2〜4のいずれか1項に記載の配管内の剥離フィルム除去装置。
[6]前記フィルム巻取手段は、先端部の左右両側に、基端側から先端側に向けて内方に傾斜するテーパー側面が形成された略板状体を備えている前項1〜5のいずれか1項に記載の配管内の剥離フィルム除去装置。
[7]回転駆動手段と、配管内の剥離フィルムに回転しながら接触することにより該剥離フィルムを巻き取るフィルム巻取手段と、一端が前記回転駆動手段に接続され、他端が前記フィルム巻取手段に接続された回転軸と、長尺の牽引案内手段とを備え、前記フィルム巻取手段は前記牽引案内手段に連結するための連結部を有してなる剥離フィルム除去装置を用いて、配管内の剥離フィルムを除去する方法であって、
前記配管の内部空間に該配管の一端側から他端側にかけて前記牽引案内手段を挿通配置する工程(牽引案内手段挿通工程)と、
前記牽引案内手段の一端部をフィルム巻取手段の連結部に連結する工程(連結工程)と、
前記牽引案内手段の他端部を前記配管から離れる方向に牽引することにより、前記配管内に前記フィルム巻取手段を挿通前進させる前進工程と、
前記配管内に前記フィルム巻取手段を挿通前進させている際に前記牽引案内手段を牽引するのに抵抗を感じた時にその位置で前記牽引を停止する停止工程と、
前記回転駆動手段を駆動させて前記回転軸を介して前記フィルム巻取手段を回転させることによって、該巻取手段に、前記配管内の剥離フィルムの一部を巻き付ける巻付工程と、
前記回転軸を前記配管から離れる方向に後退させることにより、前記配管内において、前記フィルム巻取手段に巻き付けた剥離フィルムを切断分離した後、前記配管の外部において、該フィルム巻取手段から剥離フィルムを除去する分離除去工程とを包含し、
前記前進工程、前記停止工程、前記巻付工程、前記分離除去工程からなる単位操作をさらに1ないし複数回繰り返し行うことによって、前記配管内の剥離フィルムを除去することを特徴とする配管内の剥離フィルム除去方法。
[8]回転駆動手段と、配管内の剥離フィルムに回転しながら接触することにより該剥離フィルムを巻き取るフィルム巻取手段と、一端が前記回転駆動手段に接続され、他端が前記フィルム巻取手段に接続された回転軸と、を備えてなる剥離フィルム除去装置を用いて、配管内の剥離フィルムを除去する方法であって、
前記回転軸を前記配管に近づく方向に前進させることにより、前記配管内に前記フィルム巻取手段を挿通前進させる前進工程と、
前記配管内に前記フィルム巻取手段を挿通前進させている際に前記回転軸を前進させるのに抵抗を感じた時にその位置で前記回転軸の前進を停止する停止工程と、
前記回転駆動手段を駆動させて前記回転軸を介して前記フィルム巻取手段を回転させることによって、該巻取手段に、前記配管内の剥離フィルムの一部を巻き付ける巻付工程と、
前記回転軸を前記配管から離れる方向に後退させることにより、前記配管内において、前記フィルム巻取手段に巻き付けた剥離フィルムを切断分離した後、前記配管の外部において、該フィルム巻取手段から剥離フィルムを除去する分離除去工程とを包含し、
前記前進工程、前記停止工程、前記巻付工程、前記分離除去工程からなる単位操作をさらに1ないし複数回繰り返し行うことによって、前記配管内の剥離フィルムを除去することを特徴とする配管内の剥離フィルム除去方法。
[9]回転駆動手段と、既設配管内の剥離フィルムに回転しながら接触することにより該剥離フィルムを巻き取るフィルム巻取手段と、一端が前記回転駆動手段に接続され、他端が前記フィルム巻取手段に接続された回転軸と、前記フィルム巻取手段に連結された長尺の第1牽引案内手段とを備えてなる剥離フィルム除去装置を用いて、既設配管内の剥離フィルムを除去した後に、
長尺の第2牽引案内手段と、設置対象の新配管の外径と同一の又は該新配管の外径より小さい外径を有した円筒状のスリーブと、一端側に前記新配管の端部の内部空間に挿入嵌合される挿嵌部を有すると共に他端側に前記第2牽引案内手段に連結するための連結部を有した連結手段と、を備えてなる配管牽引用治具を用いて、前記新配管を前記既設配管内に配設する方法であって、
前記既設配管の内部空間に該配管の一端側から他端側にかけて前記第1牽引案内手段を挿通配置する工程と、
前記第1牽引案内手段の一端部をフィルム巻取手段の連結部に連結する工程と、
前記第1牽引案内手段の他端部を前記既設配管から離れる方向に牽引することにより、前記既設配管内に前記フィルム巻取手段を挿通前進させる前進工程と、
前記既設配管内に前記フィルム巻取手段を挿通前進させている際に前記第1牽引案内手段を牽引するのに抵抗を感じた時にその位置で前記牽引を停止する停止工程と、
前記回転駆動手段を駆動させて前記回転軸を介して前記フィルム巻取手段を回転させることによって、該巻取手段に、前記既設配管内の剥離フィルムの一部を巻き付ける巻付工程と、
前記回転軸を前記既設配管から離れる方向に後退させることにより、前記既設配管内において、前記フィルム巻取手段に巻き付けた剥離フィルムを切断分離した後、前記既設配管の外部において、該フィルム巻取手段から剥離フィルムを除去する分離除去工程と、
前記前進工程、前記停止工程、前記巻付工程、前記分離除去工程からなる単位操作をさらに1ないし複数回繰り返し行うことによって、前記既設配管内の剥離フィルムを除去する工程と、
前記新配管の一端部に該新配管の略軸線方向に沿って切り込みを形成した後、該新配管の一端部の外径を縮径させ、この縮径状態にある一端部の外周面に、前記スリーブを外嵌する工程と、
前記新配管におけるスリーブが外嵌された一端部の内部空間に前記連結手段の挿嵌部を挿入嵌合する工程と、
前記既設配管の内部空間に該既設配管の一端側から他端側にかけて前記第2牽引案内手段を挿通配置する工程と、
前記第2牽引案内手段の一端部を前記連結手段の連結部に連結する工程と、
前記第2牽引案内手段の他端部を牽引することによって、前記既設配管の内部空間に前記新配管を挿通配置する工程と、を含むことを特徴とする新配管を既設配管内に配設する方法。
[10]回転駆動手段と、既設配管内の剥離フィルムに回転しながら接触することにより該剥離フィルムを巻き取るフィルム巻取手段と、一端が前記回転駆動手段に接続され、他端が前記フィルム巻取手段に接続された回転軸とを備えてなる剥離フィルム除去装置を用いて、既設配管内の剥離フィルムを除去した後に、
長尺の牽引案内手段と、設置対象の新配管の外径と同一の又は該新配管の外径より小さい外径を有した円筒状のスリーブと、一端側に前記新配管の端部の内部空間に挿入嵌合される挿嵌部を有すると共に他端側に前記牽引案内手段に連結するための連結部を有した連結手段と、を備えてなる配管牽引用治具を用いて、前記新配管を前記既設配管内に配設する方法であって、
前記回転軸を前記既設配管に近づく方向に前進させることにより、前記既設配管内に前記フィルム巻取手段を挿通前進させる前進工程と、
前記既設配管内に前記フィルム巻取手段を挿通前進させている際に前記回転軸を前進させるのに抵抗を感じた時にその位置で前記回転軸の前進を停止する停止工程と、
前記回転駆動手段を駆動させて前記回転軸を介して前記フィルム巻取手段を回転させることによって、該巻取手段に、前記既設配管内の剥離フィルムの一部を巻き付ける巻付工程と、
前記回転軸を前記既設配管から離れる方向に後退させることにより、前記既設配管内において、前記フィルム巻取手段に巻き付けた剥離フィルムを切断分離した後、前記既設配管の外部において、該フィルム巻取手段から剥離フィルムを除去する分離除去工程と、
前記前進工程、前記停止工程、前記巻付工程、前記分離除去工程からなる単位操作をさらに1ないし複数回繰り返し行うことによって、前記既設配管内の剥離フィルムを除去する工程と、
前記新配管の一端部に該新配管の略軸線方向に沿って切り込みを形成した後、該新配管の一端部の外径を縮径させ、この縮径状態にある一端部の外周面に、前記スリーブを外嵌する工程と、
前記新配管におけるスリーブが外嵌された一端部の内部空間に前記連結手段の挿嵌部を挿入嵌合する工程と、
前記既設配管の内部空間に該既設配管の一端側から他端側にかけて前記牽引案内手段を挿通配置する工程と、
前記牽引案内手段の一端部を前記連結手段の連結部に連結する工程と、
前記牽引案内手段の他端部を牽引することによって、前記既設配管の内部空間に前記新配管を挿通配置する工程と、を含むことを特徴とする新配管を既設配管内に配設する方法。
[1]の発明では、配管内にフィルム巻取手段を挿通前進させると共に回転駆動手段を駆動させて回転軸を介してフィルム巻取手段を回転させることにより該巻取手段に配管内の剥離フィルムの一部を巻き付けることができ、しかる後、回転軸を配管から離れる方向に後退させることにより剥離フィルムを切断分離して剥離フィルムを除去することができる。
[2]の発明では、フィルム巻取手段の連結部に牽引案内手段を連結して牽引することにより、配管内にフィルム巻取手段を挿通前進させることができると共に、回転駆動手段を駆動させて回転軸を介してフィルム巻取手段を回転させることにより該巻取手段に配管内の剥離フィルムの一部を巻き付けることができ、しかる後、回転軸を配管から離れる方向に後退させることにより剥離フィルムを切断分離して剥離フィルムを除去することができる。
[3]の発明では、フィルム巻取手段と牽引案内手段とをより戻し手段で連結することにより、フィルム巻取手段と牽引案内手段とを互いに自由に回転できる態様で連結できるので、フィルム巻取手段を回転させて該巻取手段に剥離フィルムを巻き付ける操作を行っても、配管内で牽引案内手段が回転、ねじれ等を生じて支障を来すことを十分に防止できる。
[4]の発明では、フィルム巻取手段の先端側に設けられた連結用孔で連結部が構成されているから、このフィルム巻取手段と牽引案内手段との連結力を向上させることができる。
[5]の発明では、牽引案内手段としてワイヤーが用いられているから、配管に曲がり部や狭小部が存在する場合であっても、配管内にフィルム巻取手段をよりスムーズに引き込むことができる。
[6]の発明では、フィルム巻取手段は、先端部の左右両側に、基端側から先端側に向けて内方に傾斜するテーパー側面が形成された略板状体を備えているから、フィルム巻取手段を、配管内の剥離フィルムの内側に容易に挿通することができると共に、フィルム巻取手段による剥離フィルムの巻き取り性能も向上させることができる。
[7]及び[8]の発明に係る、配管内の剥離フィルム除去方法によれば、前進工程、停止工程、前記工程、分離除去工程からなる単位操作を繰り返し行うことによって、配管内の剥離フィルムを容易にかつ十分に除去することができる。
なお、[7]の発明において、牽引案内手段挿通工程と連結工程の互いの実施の前後関係は、特に限定されず、牽引案内手段挿通工程を実施した後に連結工程を実施してもよいし、連結工程を実施した後に牽引案内手段挿通工程を実施してもよい。
[9]の発明に係る、新配管を既設配管内に配設する方法によれば、前半の既設配管内の剥離フィルム除去手法により前進工程、停止工程、前記工程、分離除去工程からなる単位操作を繰り返し行うことによって、既設配管内の剥離フィルムを容易にかつ十分に除去することができる。
次に、新配管の一端部に該新配管の略軸線方向に沿って切り込みを形成した後、該新配管の一端部の外径を縮径させ、この縮径状態にある一端部の外周面に、新配管の外径と同一の又は該新配管の外径より小さい外径を有した円筒状のスリーブを外嵌し、次いで新配管におけるスリーブが外嵌された一端部の内部空間に連結手段の挿嵌部を挿入嵌合して連結するので、新配管が径大に変形膨張することを防止できると共に新配管と連結手段とを強固に連結できる(配管牽引中に新配管から連結手段が離脱しない)。従って、既設配管内に挿通配置した第2牽引案内手段の一端部を連結手段の連結部に連結した状態で該第2牽引案内手段の他端部を牽引することによって、既設配管内に新配管をスムーズに挿通配置することができる。
なお、[9]の発明において、剥離フィルム除去装置の第1牽引案内手段と、配管牽引用治具の第2牽引案内手段としては、同一のもの(1つの部材)を共用するようにしてもよいし、それぞれ別体のもの(同一構造であってもよいし異なる構造であってもよい)を用いるようにしてもよい。
[10]の発明に係る、新配管を既設配管内に配設する方法によれば、前半の既設配管内の剥離フィルム除去手法により前進工程、停止工程、前記工程、分離除去工程からなる単位操作を繰り返し行うことによって、既設配管内の剥離フィルムを容易にかつ十分に除去することができる。
次に、新配管の一端部に該新配管の略軸線方向に沿って切り込みを形成した後、該新配管の一端部の外径を縮径させ、この縮径状態にある一端部の外周面に、新配管の外径と同一の又は該新配管の外径より小さい外径を有した円筒状のスリーブを外嵌し、次いで新配管におけるスリーブが外嵌された一端部の内部空間に連結手段の挿嵌部を挿入嵌合して連結するので、新配管が径大に変形膨張することを防止できると共に新配管と連結手段とを強固に連結できる(配管牽引中に新配管から連結手段が離脱しない)。従って、既設配管内に挿通配置した牽引案内手段の一端部を連結手段の連結部に連結した状態で該牽引案内手段の他端部を牽引することによって、既設配管内に新配管をスムーズに挿通配置することができる。
本発明に係る剥離フィルム除去装置の一実施形態を示す斜視図である。 回転軸に接続されたフィルム巻取手段を示す図であって、(a)は側面図、(b)は上面図である。 フィルム巻取手段と牽引案内手段との連結態様の一例を示す側面図である。 内部に剥離フィルムが存在する既設配管の断面図である。 (a)は既設配管の内部に牽引案内手段を挿通配置した状態を示す断面図、(b)は牽引案内手段の一端部にフィルム巻取手段を連結した状態を示す断面図、(c)は牽引案内手段を牽引して既設配管内にフィルム巻取手段を挿通前進させている状態を示す断面図、(d)は挿通前進中に牽引案内手段を牽引するのに抵抗を感じて牽引を停止した状態を示す断面図である。 (a)はフィルム巻取手段を回転させて該巻取手段に既設配管内の剥離フィルムの一部を巻き付けた状態を示す断面図、(b)は回転軸を既設配管から後退させることによりフィルム巻取手段に巻き付けた剥離フィルムを切断分離した状態を示す断面図、(c)はフィルム巻取手段から剥離フィルムを除去した後の状態を示す断面図である。 配管牽引用治具の構成部材を示す図であって、(a)は連結手段の一実施形態を示す斜視図、(b)はスリーブの一実施形態を示す斜視図である。 配管牽引用治具の構成部材である牽引案内手段の一実施形態を示す斜視図である。 (a)は新配管の一端部に切り込みを形成した状態を示す側面図、(b)は該新配管の一端部を縮径させた状態を示す側面図、(c)新配管における縮径状態の端部にスリーブを外嵌した状態を示す側面図、(d)は(c)におけるX−X線の断面を拡大して示す断面図である。 (a)は新配管におけるスリーブが外嵌された一端部内に連結手段の挿嵌部を挿入嵌合している途中状態を示す側面図、(b)は挿入嵌合して新配管に連結手段を連結した状態を示す側面図、(c)は新配管に連結された連結手段の連結部に牽引案内手段の一端部を連結した状態を示す側面図である。 (a)は連結手段の他の実施形態を示す側面図、(b)は該連結手段の挿嵌部を、新配管におけるスリーブが外嵌された一端部内に挿入嵌合した状態を示す側面図である。 連結手段のさらに他の実施形態を示す側面図である。
本発明に係る剥離フィルム除去装置60の一実施形態を図1に示す。本発明の剥離フィルム除去装置60は、回転駆動手段61と、フィルム巻取手段62と、長尺の回転軸63と、長尺の牽引案内手段64と、を備える(図1参照)。
前記回転駆動手段61に長尺の回転軸63の一端が接続されており(図1参照)、前記回転駆動手段61を駆動させることによって前記回転軸63を回転させることができる。前記回転軸63は可撓性を有している。
前記回転軸63の他端にフィルム巻取手段62が接続されている(図1参照)。前記フィルム巻取手段62は、図2に示すように、略円柱形状の基部67と、該基部67の先端側に連接された略板状体66とを備えている。前記基部67の基端側(回転軸側)には雄ねじ部(図示しない)が突設されており、該雄ねじ部が、前記回転軸63の他端(先端)に接合されたナット68の螺合孔に螺合されることによって、前記回転軸63の他端(先端)にフィルム巻取手段62が接続されている(図2参照)。しかして、回転駆動手段61を駆動させることによって回転軸63(の回転)を介してフィルム巻取手段62を回転させることができる。このフィルム巻取手段62が、既設配管91内の剥離フィルム92に回転しながら接触することにより、該剥離フィルム92をフィルム巻取手段62に巻き取ることができる。
前記略板状体66は、その先端部の左右両側に、基端側から先端側に向けて内方に傾斜するテーパー側面66a、66bが形成されている。前記略板状体66の先端側に連結用孔(連結部)66cが設けられている。即ち、前記フィルム巻取手段62の先端側に連結用孔(連結部)66cが形成されている(図2参照)。前記連結部66cは、該フィルム巻取手段62に前記牽引案内手段64を連結するのに用いられる。
前記牽引案内手段64としては、既設配管91内に容易に挿通できる可撓性の細線体であれば特に限定されず、例えば金属ワイヤー等のワイヤーを例示できる。本実施形態では、前記牽引案内手段64として、金属ワイヤーが用いられている(図1参照)。前記金属ワイヤーは、樹脂製の被覆材で被覆されていてもよいし、被覆材で被覆されていない構成であってもよい。
前記牽引案内手段64の一端部に、連結用孔を有した連結部70が形成されている(図1参照)。この連結部70は、前記フィルム巻取手段62と連結するのに用いられる。
本実施形態では、剥離フィルム除去装置60は、更に、より戻し手段(猿環)65を備えている。前記より戻し手段65は、猿環とも呼称されているものであり、中央の保持体65aの一端部に第1リング体65bが自由に回転できる態様で連結されると共に、前記保持体65aの他端部に第2リング体65cが自由に回転できる態様で連結されてなる(図3参照)。前記より戻し手段65は、フィルム巻取手段62と牽引案内手段64とを互いに自由に回転できる態様で連結するために用いられる。
次に、前記剥離フィルム除去装置60を用いて既設配管(地面下、床下等に既に設置されている経年既設配管等)91内の剥離フィルム92を除去する方法の一例について説明する。
前記既設配管91は、例えば湯水供給用配管(浴槽への湯水供給用配管等)として用いられていたものであり、該既設配管91の内面に積層されていた内層フィルム(フッ素樹脂フィルム等)92が経年により内面から少なくとも部分的に剥離した状態にある(図4参照)。このように既設配管91の内部に剥離フィルム92が存在すると、既設配管91内への新配管90の挿通操作が妨げられることから、本発明に係る配管内の剥離フィルム除去方法を適用する。
後述する牽引案内手段挿通配置工程に入る前に次のような予備的操作を行っておくのが好ましい。即ち、まず、既設配管91内の剥離フィルム92の内側にエアホースを挿通して該エアホースの先端から空気を送出(送流)することによって、既設配管91の内部に溜まっている水を除去する。
次に、図5(a)に示すように、既設配管91の内部空間に該配管91の一端側から他端側にかけて牽引案内手段64を挿通配置する(牽引案内手段挿通配置工程)。この時、既設配管91の内部を内視鏡で確認しながら既設配管91の内部に牽引案内手段64を挿通せしめるのがよい。即ち、牽引案内手段64が既設配管91内の剥離フィルム92の内側(内側の空間)に挿通されているかを内視鏡で確認しながら牽引案内手段64の挿通配置を行うのがよい。
次いで、牽引案内手段64の一端の連結部70をフィルム巻取手段62の連結部66cに連結する(連結工程)。即ち、図5(b)に示すように、より戻し手段(猿環)65の第1リング体65bに針金72の一端を挿通して折り返すと共に、フィルム巻取手段62の連結用孔66cに前記針金72の他端を挿通して折り返した後、針金72の両端同士をよじり合わせ、更により戻し手段(猿環)65の第2リング体65cに他の針金73の一端を挿通して折り返すと共に、牽引案内手段64の連結部70の連結用孔に前記針金73の他端を挿通して折り返した後、針金73の両端同士をよじり合わせることによって、牽引案内手段64とフィルム巻取手段62とを連結する。なお、図5(b)に示すように、よじり合わせた針金72、73の先端を既設配管91とは反対側に(フィルム巻取手段62側に)向けて倒しておくのが好ましい。また、針金の両端同士のよじり合わせは、図5(b)に示すように、複数周(例えば6周)とするのが好ましい。
なお、前記実施形態では、牽引案内手段挿通配置工程を実施した後に連結工程を実施しているが、特にこの順序に限定されるものではなく、連結工程を実施した後に牽引案内手段挿通配置工程を実施するようにしてもよい。
次に、図5(c)に示すように、牽引案内手段64の他端部71を既設配管91から離れる方向に牽引することにより、既設配管91内にフィルム巻取手段62を挿通前進させる(前進工程)。
このように既設配管91内にフィルム巻取手段62を挿通前進させている際に、牽引案内手段64を牽引するのに抵抗を感じた時にその位置で牽引を停止する(図5(d)参照)(停止工程)。
次いで、図6(a)に示すように、回転駆動手段61を駆動させて回転軸63(の回転)を介してフィルム巻取手段62を回転させることによって、該巻取手段62に、既設配管91内の剥離フィルム92の一部を巻き付ける(巻付工程)。
しかる後、図6(b)に示すように、回転軸63を既設配管91から離れる方向に後退させる(例えば回転軸63を手で持って引っ張って後退させる)ことによって、既設配管91内において、フィルム巻取手段62に巻き付けた剥離フィルム92を切断分離し、次いで既設配管91の外部において、該フィルム巻取手段62から、巻き付いている状態の剥離フィルムを除去する(図6(c)参照)(分離除去工程)。
こうして既設配管91内の剥離フィルム92の一端側の一部を分離除去することができる。
図6(c)に示すように、既設配管91の内部には剥離フィルム92が残存しているので、この状態から、前記前進工程、前記停止工程、前記巻付工程、前記分離除去工程からなる単位操作をさらに1ないし複数回繰り返し行うことによって、既設配管91内の剥離フィルム92を全て除去する。
次いで、既設配管91内に内視鏡を挿通して既設配管91内の剥離フィルム92が除去された状態を確認する。部分的に剥離フィルム92が除去されずに残っていた場合には、該残存剥離フィルム92に対して前記前進工程、前記停止工程、前記巻付工程、前記分離除去工程からなる単位操作を再度実施することによって残存剥離フィルム92を除去する。或いはエアブロー(空気送流)や高圧洗浄機による送水等により残存剥離フィルム92を除去してもよい。
なお、前記実施形態では、剥離フィルム除去装置60としては、牽引案内手段64を備えた構成を採用しているが、特にこのような構成に限定されるものではなく、牽引案内手段64を有しない構成を採用することもできる。この場合には、本発明の剥離フィルム除去方法の前進工程において、回転軸を配管91に近づく方向に前進させることで配管91内にフィルム巻取手段62を挿通前進させればよい。即ち、前項で記載した[8]の発明に係る配管内の剥離フィルム除去方法を採用すればよい。但し、回転軸を配管91に近づく方向に前進させても配管91内にフィルム巻取手段62を挿通前進させるのが容易でない場合には、前記実施形態に係る剥離フィルム除去装置(牽引案内手段を備えた装置)60を用いて配管内の剥離フィルムを除去するのが好ましい。
次に、内部の剥離フィルム92が除去された前記既設配管91内に新配管90を配設する方法について説明する。
まず、新配管90を既設配管91内に配設するのに使用する配管牽引用治具1について説明する。
配管牽引用治具1は、連結手段4と、円筒状のスリーブ3と、長尺の牽引案内手段2と、を備えてなる。前記連結手段4の一実施形態を図7(a)に示し、前記スリーブ3の一実施形態を図7(b)に示し、前記牽引案内手段2の一実施形態を図8に示す。
前記スリーブ3は、設置対象の新配管90の端部に外嵌されて使用される。前記スリーブ3の素材としては、例えば金属等の硬質材料が挙げられる。
前記スリーブ3の外径は、前記設置対象の新配管90の外径と同一に設定されている。なお、前記スリーブ3の外径は、前記設置対象の新配管90の外径より小さいものとなされていてもよい。この場合、前記スリーブ3の外径は、前記設置対象の新配管90の外径の80%以上100%未満に設定されているのが好ましい。
前記連結手段4は、前記新配管90の端部と前記牽引案内手段2の端部とを連結するのに用いられる。前記連結手段4の素材としては、例えば金属等の硬質材料が挙げられる。前記連結手段4は、一端側に前記新配管90の端部の内部空間に挿入嵌合される挿嵌部12を備え、他端側に前記牽引案内手段2に連結するための連結部13を備える。
本実施形態では、前記連結手段4は、前記挿嵌部12及び前記連結部13に加えて略円盤状板部11を備えている。即ち、本実施形態では、前記連結手段4は、図7(a)に示すように、略円盤状板部11の一方の面に前記挿嵌部12が突設され、該略円盤状板部11の他方の面に前記連結部13が突設されてなる。
前記挿嵌部12は、軸体15の外周面にねじ山16が形成されてなる。前記連結部13に連結用孔が設けられている。前記挿嵌部12及び前記連結部13は、いずれも設置対象の新配管90の外径より小さい。また、前記挿嵌部12及び前記連結部13は、いずれもスリーブ3の外径より小さいのが好ましい。
前記略円盤状板部11の周側面は、前記挿嵌部12が設けられた側から前記連結部13が設けられた側に向けて内向きに傾斜した傾斜面に形成されている。また、前記傾斜面は外方に向けて膨らむ曲面に形成されている。前記略円盤状板部11の外径は、前記スリーブ3の外径と同一である。即ち、前記略円盤状板部11の挿嵌部12が設けられた一方の面の外径は、前記スリーブ3の外径と同一である。前記挿嵌部12及び前記連結部13は、前記略円盤状板部11の外径より小さい。
前記牽引案内手段2としては、既設配管内に容易に挿通できる可撓性の細線体であれば特に限定されず、例えば金属ワイヤー等のワイヤーを例示できる。本実施形態では、前記牽引案内手段2として、金属ワイヤーが用いられている(図8参照)。前記金属ワイヤーは、樹脂製の被覆材で被覆されていてもよいし、被覆材で被覆されていない構成であってもよい。
前記牽引案内手段2の一端部に、連結用孔を有した連結部50が形成されている。この連結部50は、前記連結手段4と連結するのに用いられる。
次に、前記配管牽引用治具1を用いて新配管(設置対象の配管)90を既設配管(地面下、床下等に既に設置されている経年既設配管等)91内に配設する方法の一例について説明する。
設置対象の新配管90は、例えば湯水供給用配管(浴槽への湯水供給用配管等)として用いられるものであり、前記既設配管91の内部に挿通配置されて使用される。例えば、前記既設配管が経年劣化等した際に本配設方法を適用することができる。
前記新配管90の外径は、通常は、既設配管91の内径より小さいが該内径に近似した大きさに設定される。中でも、前記新配管90の外径は、既設配管91の内径より1mm〜2mm小さい大きさに設定されるのが好ましい。この場合には、より大きな流量を確保できる。
図9(a)に示すように、新配管90の一端部に該新配管90の略軸線方向に沿って切り込み31を形成する。この切り込み31の長さは、前記スリーブ3の長さ(軸線方向の長さ)よりも大きくする。中でも、前記切り込み31の長さは、前記スリーブ3の長さ(軸線方向の長さ)よりも1〜20mm長くするのが好ましい。なお、前記新配管90としては、通常は、可撓性を有する配管が用いられる。前記可撓性を有する配管としては、特に限定されるものではないが、例えばフッ素系樹脂製配管等を例示できる。
しかる後、図9(b)に示すように、切り込み31を利用して新配管90の一端部において管壁に重なり部32を形成せしめることによって、新配管90の一端部の外径を縮径させた状態にする(新配管90の一端部の外径を新配管90の他端部の外径よりも縮径させた状態にする)。前記重なり部32は、例えば、新配管90の一端部(切り込み31が形成された端部)を人の手の指で強く挟み込むことによって形成させることができる。
次いで、図9(c)(d)に示すように、新配管90の縮径状態にある一端部の外周面に、スリーブ3を外嵌する。この時、新配管90の先端面とスリーブ3の先端面を略一致させるのが好ましい。
次に、図10(a)に示すように、新配管90におけるスリーブ3が外嵌された一端部の内部に、連結手段4の挿嵌部12を挿入して螺合していく。
前記挿嵌部12の挿入螺合を更に進めることによって、図10(b)に示すように、新配管90におけるスリーブ3が外嵌された一端部の内部に連結手段4の挿嵌部12を挿入嵌合して、スリーブ3の先端面全体を連結手段4の略円盤状板部11で覆う。この時、連結手段4の略円盤状板部11の周縁部がスリーブ3の先端に当接するように(図10(b)参照)又は近接するように挿入嵌合するのが好ましい。
このように新配管90におけるスリーブ(新配管の外径と同一の又は該新配管の外径より小さい外径を有したスリーブ)3が外嵌された一端部の内部に連結手段4の挿嵌部12を挿入嵌合するので、新配管90が径大に変形膨張することを防止できると共に新配管90と連結手段4とを強固に連結できる。
次に、既設配管の内部空間に該既設配管の一端側から他端側にかけて牽引案内手段2を挿通配置する。なお、この牽引案内手段2の挿通配置の前に、既設配管の内面にシリコーンオイル等の潤滑剤を塗布しておくのがよい。例えばシリコーンオイル塗布用ホースをその先端からシリコーンオイルを放出させながら既設配管の内部を一端側から他端側にかけて挿通させることによってシリコーンオイルを塗布することができる。
次いで、図10(c)に示すように、牽引案内手段2(既設配管の内部に挿通配置した状態にある牽引案内手段2)の一端の連結部50を連結手段4の連結部13に連結する。即ち、連結手段4の連結部13の連結用孔に針金40の一端を挿通して折り返すと共に、牽引案内手段2の連結部50の連結用孔に前記針金40の他端を挿通して折り返すことによって、連結手段4と牽引案内手段2とを連結する。
しかる後、既設配管の他端開口部から出ている牽引案内手段2の他端部51を既設配管から離れる方向に牽引することにより、既設配管91の内部に新配管90をスムーズに引き込んで既設配管91内に新配管90を挿通配置せしめることができる。
上記実施形態では、スリーブ3の先端面全体を連結手段4の略円盤状板部11で適合状態に覆った状態になっているから、既設配管内に新配管90を引き込んで該新配管90が既設配管の曲がり部を通過する際にスリーブ3の先端周縁が該曲がり部の内周面に引っ掛かることを十分に防止できて既設配管内に新配管90をよりスムーズに挿通させることができると共に、既設配管内に新配管90を引き込み挿通している時に新配管90の内部に異物等が侵入するのを十分に防止できる。
上記実施形態では、連結手段4は、挿嵌部12、連結部13及び略円盤状板部11を備えた構成が採用されているが、特にこのような構成に限定されるものではなく、例えば図11(a)に示すような構成を採用することもできる。
図11(a)に示す連結手段4は、挿嵌部22及び連結部23を備えた構成である。即ち、この連結手段4は、軸体25の外周面にねじ山26が形成されてなる挿嵌部22と、該挿嵌部22の基端に連接された連結部23とを備える。前記連結部23に連結用孔が設けられている。この連結手段4の挿嵌部22を、新配管90における前記スリーブ3が外嵌された一端部の内部に挿入嵌合した状態を図11(b)に示す。
また、上記実施形態では、連結手段4の挿嵌部12に形成されたねじ山16、26は、1重(1条)に構成されているが(図7(a)、図11(a)参照)、特にこのような構成に限定されるものではなく、例えば2重(2条)に構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、連結手段4における挿嵌部12は、軸体15の外周面にねじ山16が形成されてなる構成であるが、前記挿嵌部は、特にこのような螺合しうる構成に限定されるものではない。例えば図12に示すように、連結手段4の挿嵌部34として、軸体35の外周面に1ないし複数本の突条36が設けられた構成を採用してもよい。この場合には、新配管90における前記スリーブ3が外嵌された一端部の内部空間に、該連結手段4の挿嵌部34の突条36をハンマー等を用いた叩き込みによって挿入嵌合すればよい。なお、図12において、33は、連結部(牽引案内手段2に連結するための連結部)である。
なお、上記剥離フィルム除去方法は、その例を説明したものに過ぎず、本発明に係る配管内の剥離フィルム除去方法は、上記手法に特に限定されるものではない。また、上記配設方法は、その例を説明したものに過ぎず、本発明に係る新配管を既設配管内に配設する方法は、上記手法に特に限定されるものではない。
本発明に係る剥離フィルム除去装置は、経年既設配管内の剥離内層フィルムを除去するのに好適に用いられるが、特にこのような用途に限定されるものではない。また、本発明に係る剥離フィルム除去方法は、経年既設配管内の剥離内層フィルムを除去するのに好適に用いられるが、特にこのような用途に限定されるものではない。
1…配管牽引用治具
2…牽引案内手段
3…スリーブ
4…連結手段
11…略円盤状板部
12、22、34…挿嵌部
13、23、33…連結部
15、25…軸体
16、26…ねじ山
31…切り込み
50…連結部(牽引案内手段)
51…他端部(牽引案内手段)
60…配管内の剥離フィルム除去装置
61…回転駆動手段
62…フィルム巻取手段
63…回転軸
64…牽引案内手段
65…より戻し手段
66…略板状体
66a…テーパー側面
66b…テーパー側面
66c…連結用孔(連結部)
70…連結部(牽引案内手段)
71…他端部(牽引案内手段)
90…新配管
91…既設配管
92…剥離フィルム

Claims (10)

  1. 回転駆動手段と、
    配管内の剥離フィルムに回転しながら接触することにより該剥離フィルムを巻き取るフィルム巻取手段と、
    一端が前記回転駆動手段に接続され、他端が前記フィルム巻取手段に接続された回転軸とを備え、
    前記回転駆動手段を駆動させることにより前記回転軸を介して前記フィルム巻取手段が回転することを特徴とする配管内の剥離フィルム除去装置。
  2. 回転駆動手段と、
    配管内の剥離フィルムに回転しながら接触することにより該剥離フィルムを巻き取るフィルム巻取手段と、
    一端が前記回転駆動手段に接続され、他端が前記フィルム巻取手段に接続された回転軸と、
    長尺の牽引案内手段とを備え、
    前記フィルム巻取手段は、前記牽引案内手段に連結するための連結部を有し、
    前記回転駆動手段を駆動させることにより前記回転軸を介して前記フィルム巻取手段が回転することを特徴とする配管内の剥離フィルム除去装置。
  3. 前記フィルム巻取手段と前記牽引案内手段とを互いに自由に回転できる態様で連結するより戻し手段を更に備える請求項2に記載の配管内の剥離フィルム除去装置。
  4. 前記連結部は、前記フィルム巻取手段の先端側に設けられた連結用孔である請求項2または3に記載の配管内の剥離フィルム除去装置。
  5. 前記牽引案内手段がワイヤーである請求項2〜4のいずれか1項に記載の配管内の剥離フィルム除去装置。
  6. 前記フィルム巻取手段は、先端部の左右両側に、基端側から先端側に向けて内方に傾斜するテーパー側面が形成された略板状体を備えている請求項1〜5のいずれか1項に記載の配管内の剥離フィルム除去装置。
  7. 回転駆動手段と、配管内の剥離フィルムに回転しながら接触することにより該剥離フィルムを巻き取るフィルム巻取手段と、一端が前記回転駆動手段に接続され、他端が前記フィルム巻取手段に接続された回転軸と、長尺の牽引案内手段とを備え、前記フィルム巻取手段は前記牽引案内手段に連結するための連結部を有してなる剥離フィルム除去装置を用いて、配管内の剥離フィルムを除去する方法であって、
    前記配管の内部空間に該配管の一端側から他端側にかけて前記牽引案内手段を挿通配置する工程と、
    前記牽引案内手段の一端部をフィルム巻取手段の連結部に連結する工程と、
    前記牽引案内手段の他端部を前記配管から離れる方向に牽引することにより、前記配管内に前記フィルム巻取手段を挿通前進させる前進工程と、
    前記配管内に前記フィルム巻取手段を挿通前進させている際に前記牽引案内手段を牽引するのに抵抗を感じた時にその位置で前記牽引を停止する停止工程と、
    前記回転駆動手段を駆動させて前記回転軸を介して前記フィルム巻取手段を回転させることによって、該巻取手段に、前記配管内の剥離フィルムの一部を巻き付ける巻付工程と、
    前記回転軸を前記配管から離れる方向に後退させることにより、前記配管内において、前記フィルム巻取手段に巻き付けた剥離フィルムを切断分離した後、前記配管の外部において、該フィルム巻取手段から剥離フィルムを除去する分離除去工程とを包含し、
    前記前進工程、前記停止工程、前記巻付工程、前記分離除去工程からなる単位操作をさらに1ないし複数回繰り返し行うことによって、前記配管内の剥離フィルムを除去することを特徴とする配管内の剥離フィルム除去方法。
  8. 回転駆動手段と、配管内の剥離フィルムに回転しながら接触することにより該剥離フィルムを巻き取るフィルム巻取手段と、一端が前記回転駆動手段に接続され、他端が前記フィルム巻取手段に接続された回転軸と、を備えてなる剥離フィルム除去装置を用いて、配管内の剥離フィルムを除去する方法であって、
    前記回転軸を前記配管に近づく方向に前進させることにより、前記配管内に前記フィルム巻取手段を挿通前進させる前進工程と、
    前記配管内に前記フィルム巻取手段を挿通前進させている際に前記回転軸を前進させるのに抵抗を感じた時にその位置で前記回転軸の前進を停止する停止工程と、
    前記回転駆動手段を駆動させて前記回転軸を介して前記フィルム巻取手段を回転させることによって、該巻取手段に、前記配管内の剥離フィルムの一部を巻き付ける巻付工程と、
    前記回転軸を前記配管から離れる方向に後退させることにより、前記配管内において、前記フィルム巻取手段に巻き付けた剥離フィルムを切断分離した後、前記配管の外部において、該フィルム巻取手段から剥離フィルムを除去する分離除去工程とを包含し、
    前記前進工程、前記停止工程、前記巻付工程、前記分離除去工程からなる単位操作をさらに1ないし複数回繰り返し行うことによって、前記配管内の剥離フィルムを除去することを特徴とする配管内の剥離フィルム除去方法。
  9. 回転駆動手段と、既設配管内の剥離フィルムに回転しながら接触することにより該剥離フィルムを巻き取るフィルム巻取手段と、一端が前記回転駆動手段に接続され、他端が前記フィルム巻取手段に接続された回転軸と、前記フィルム巻取手段に連結された長尺の第1牽引案内手段とを備えてなる剥離フィルム除去装置を用いて、既設配管内の剥離フィルムを除去した後に、
    長尺の第2牽引案内手段と、設置対象の新配管の外径と同一の又は該新配管の外径より小さい外径を有した円筒状のスリーブと、一端側に前記新配管の端部の内部空間に挿入嵌合される挿嵌部を有すると共に他端側に前記第2牽引案内手段に連結するための連結部を有した連結手段と、を備えてなる配管牽引用治具を用いて、前記新配管を前記既設配管内に配設する方法であって、
    前記既設配管の内部空間に該配管の一端側から他端側にかけて前記第1牽引案内手段を挿通配置する工程と、
    前記第1牽引案内手段の一端部をフィルム巻取手段の連結部に連結する工程と、
    前記第1牽引案内手段の他端部を前記既設配管から離れる方向に牽引することにより、前記既設配管内に前記フィルム巻取手段を挿通前進させる前進工程と、
    前記既設配管内に前記フィルム巻取手段を挿通前進させている際に前記第1牽引案内手段を牽引するのに抵抗を感じた時にその位置で前記牽引を停止する停止工程と、
    前記回転駆動手段を駆動させて前記回転軸を介して前記フィルム巻取手段を回転させることによって、該巻取手段に、前記既設配管内の剥離フィルムの一部を巻き付ける巻付工程と、
    前記回転軸を前記既設配管から離れる方向に後退させることにより、前記既設配管内において、前記フィルム巻取手段に巻き付けた剥離フィルムを切断分離した後、前記既設配管の外部において、該フィルム巻取手段から剥離フィルムを除去する分離除去工程と、
    前記前進工程、前記停止工程、前記巻付工程、前記分離除去工程からなる単位操作をさらに1ないし複数回繰り返し行うことによって、前記既設配管内の剥離フィルムを除去する工程と、
    前記新配管の一端部に該新配管の略軸線方向に沿って切り込みを形成した後、該新配管の一端部の外径を縮径させ、この縮径状態にある一端部の外周面に、前記スリーブを外嵌する工程と、
    前記新配管におけるスリーブが外嵌された一端部の内部空間に前記連結手段の挿嵌部を挿入嵌合する工程と、
    前記既設配管の内部空間に該既設配管の一端側から他端側にかけて前記第2牽引案内手段を挿通配置する工程と、
    前記第2牽引案内手段の一端部を前記連結手段の連結部に連結する工程と、
    前記第2牽引案内手段の他端部を牽引することによって、前記既設配管の内部空間に前記新配管を挿通配置する工程と、を含むことを特徴とする新配管を既設配管内に配設する方法。
  10. 回転駆動手段と、既設配管内の剥離フィルムに回転しながら接触することにより該剥離フィルムを巻き取るフィルム巻取手段と、一端が前記回転駆動手段に接続され、他端が前記フィルム巻取手段に接続された回転軸とを備えてなる剥離フィルム除去装置を用いて、既設配管内の剥離フィルムを除去した後に、
    長尺の牽引案内手段と、設置対象の新配管の外径と同一の又は該新配管の外径より小さい外径を有した円筒状のスリーブと、一端側に前記新配管の端部の内部空間に挿入嵌合される挿嵌部を有すると共に他端側に前記牽引案内手段に連結するための連結部を有した連結手段と、を備えてなる配管牽引用治具を用いて、前記新配管を前記既設配管内に配設する方法であって、
    前記回転軸を前記既設配管に近づく方向に前進させることにより、前記既設配管内に前記フィルム巻取手段を挿通前進させる前進工程と、
    前記既設配管内に前記フィルム巻取手段を挿通前進させている際に前記回転軸を前進させるのに抵抗を感じた時にその位置で前記回転軸の前進を停止する停止工程と、
    前記回転駆動手段を駆動させて前記回転軸を介して前記フィルム巻取手段を回転させることによって、該巻取手段に、前記既設配管内の剥離フィルムの一部を巻き付ける巻付工程と、
    前記回転軸を前記既設配管から離れる方向に後退させることにより、前記既設配管内において、前記フィルム巻取手段に巻き付けた剥離フィルムを切断分離した後、前記既設配管の外部において、該フィルム巻取手段から剥離フィルムを除去する分離除去工程と、
    前記前進工程、前記停止工程、前記巻付工程、前記分離除去工程からなる単位操作をさらに1ないし複数回繰り返し行うことによって、前記既設配管内の剥離フィルムを除去する工程と、
    前記新配管の一端部に該新配管の略軸線方向に沿って切り込みを形成した後、該新配管の一端部の外径を縮径させ、この縮径状態にある一端部の外周面に、前記スリーブを外嵌する工程と、
    前記新配管におけるスリーブが外嵌された一端部の内部空間に前記連結手段の挿嵌部を挿入嵌合する工程と、
    前記既設配管の内部空間に該既設配管の一端側から他端側にかけて前記牽引案内手段を挿通配置する工程と、
    前記牽引案内手段の一端部を前記連結手段の連結部に連結する工程と、
    前記牽引案内手段の他端部を牽引することによって、前記既設配管の内部空間に前記新配管を挿通配置する工程と、を含むことを特徴とする新配管を既設配管内に配設する方法。
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