JP2012236564A - ハイブリッド自動車の制御装置、ハイブリッド自動車およびハイブリッド自動車の制御方法、並びにプログラム - Google Patents

ハイブリッド自動車の制御装置、ハイブリッド自動車およびハイブリッド自動車の制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】暖機運転を行いながらも燃費の向上に寄与すること。
【解決手段】エンジン10と電動機13と電動機13に電力を供給するバッテリ15とを有し、エンジン10もしくは電動機13により走行可能であり、またはエンジン10と電動機13とが協働して走行可能であり、エンジン10を暖機運転させる暖機運転スイッチ23を有し、暖機運転スイッチ23がON状態のときにはエンジン10の負荷として排気ブレーキ20を動作させるハイブリッド自動車1のハイブリッドECU18において、バッテリ15のSOCが所定のSOC以下のときには、暖機運転スイッチ23がON状態になるとエンジン10の負荷として排気ブレーキ20の動作に代えて、電動機13をバッテリ15に充電を行うように発電機として動作させる構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハイブリッド自動車の制御装置、ハイブリッド自動車およびハイブリッド自動車の制御方法、並びにプログラムに関する。
エンジンの暖機を素早く終了させるために、排気ブレーキを動作させ、エンジンを高負荷で運転させる制御が行われている(たとえば特許文献1参照)。
特開2003−269181号公報
上述したような暖機運転のための制御は、ハイブリッド自動車においても行われているが、燃費の改善を目指しているハイブリッド自動車において、暖機を素早く終了させるためだけにエンジンを高負荷で運転させることは、燃費の改善の観点からみると相反するものである。
本発明は、このような背景の下に行われたものであって、暖機を素早く終了させるための暖機運転を行いながらも燃費の向上に寄与することができるハイブリッド自動車の制御装置、ハイブリッド自動車およびハイブリッド自動車の制御方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
本発明のひとつの観点は、ハイブリッド自動車の制御装置としての観点である。本発明のハイブリッド自動車の制御装置は、エンジンと電動機と電動機に電力を供給するバッテリとを有し、エンジンもしくは電動機により走行可能であり、またはエンジンと電動機とが協働して走行可能であり、エンジンを暖機運転させる暖機運転スイッチを有し、暖機運転スイッチがON状態のときにはエンジンの負荷として排気ブレーキを動作させるハイブリッド自動車の制御装置において、バッテリの充電容量を表す値が所定の値以下のときには、暖機運転スイッチがON状態になるとエンジンの負荷として排気ブレーキの動作に代えて、電動機をバッテリに充電を行うように発電機として動作させる制御手段を有するものである。
本発明の他の観点は、ハイブリッド自動車としての観点である。本発明のハイブリッド自動車は、本発明のハイブリッド自動車の制御装置を有するものである。
本発明のさらに他の観点は、ハイブリッド自動車の制御方法である。本発明のハイブリッド自動車の制御方法は、エンジンと電動機と電動機に電力を供給するバッテリとを有し、エンジンもしくは電動機により走行可能であり、またはエンジンと電動機とが協働して走行可能であり、エンジンを暖機運転させる暖機運転スイッチを有し、暖機運転スイッチがON状態のときにはエンジンの負荷として排気ブレーキを動作させるハイブリッド自動車の制御方法において、バッテリの充電容量を表す値が所定の値以下のときには、暖機運転スイッチがON状態になるとエンジンの負荷として排気ブレーキの動作に代えて、電動機をバッテリに充電を行うように発電機として動作させる制御ステップを有するものである。
本発明のさらに他の観点は、プログラムとしての観点である。本発明のプログラムは、コンピュータ装置に、エンジンと電動機と電動機に電力を供給するバッテリとを有し、エンジンもしくは電動機により走行可能であり、またはエンジンと電動機とが協働して走行可能であり、エンジンを暖機運転させる暖機運転スイッチを有し、暖機運転スイッチがON状態のときにはエンジンの負荷として排気ブレーキを動作させるハイブリッド自動車の制御機能を実現させるプログラムにおいて、バッテリの充電容量を表す値が所定の値以下のときには、暖機運転スイッチがON状態になるとエンジンの負荷として排気ブレーキの動作に代えて、電動機をバッテリに充電を行うように発電機として動作させる制御機能を実現させるものである。
本発明によれば、暖機を素早く終了させるための暖機運転を行いながらも燃費の向上に寄与することができる。
本発明の実施の形態のハイブリッド自動車の構成の例を示すブロック図である。 図1のハイブリッドECUにおいて実現される機能の構成の例を示すブロック図である。 図2の暖機運転制御部の暖機運転制御処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態のハイブリッド自動車について、図1〜図3を参照しながら説明する。
(概要について)
ハイブリッド自動車1は、エンジン10と電動機13と電動機13に電力を供給するバッテリ15とを有し、エンジン10もしくは電動機13により走行可能であり、またはエンジン10と電動機13とが協働して走行可能であり、エンジン10によって電動機13を発電機として動作させることでバッテリ15を充電するための回生発電が可能である。そこでハイブリッド自動車1では、エンジン10を素早く暖機させるために行われる暖機運転の期間中には、エンジン10によって電動機13を動作させ、回生発電を行うことで、エンジン10の出力を電力に変換することにより有効に利用する。
(ハイブリッド自動車1の構成について)
図1は、ハイブリッド自動車1の構成の例を示すブロック図である。ハイブリッド自動車1は、車両の一例である。ハイブリッド自動車1は、エンジン10、エンジンECU(Electronic Control Unit)11、クラッチ12、電動機13、インバータ14、バッテリ15、トランスミッション16、電動機ECU17、ハイブリッドECU18(請求項でいう制御装置)、車輪19、排気ブレーキ20、キースイッチ21、シフト部22、および機運転スイッチ23を有して構成される。トランスミッション16は、半自動トランスミッションを有し、ドライブレンジ(以下では、D(Drive)レンジと記す)を有するシフト部22により操作される。なお、半自動トランスミッションとは、マニュアルトランスミッションと同じ構成を有しながら自動化されたクラッチ12と協働して変速操作を自動的に行うことができるトランスミッションである。
エンジン10は、内燃機関の一例であり、エンジンECU11によって制御され、ガソリン、軽油、CNG(Compressed Natural Gas)、LPG(Liquefied Petroleum Gas)、または代替燃料等を内部で燃焼させて、軸を回転させる動力を発生させ、発生した動力を電動機13を介してクラッチ12に伝達する。
エンジンECU11は、ハイブリッドECU18からの指示に従うことにより、電動機ECU17と連携動作するコンピュータであり、燃料噴射量やバルブタイミングなど、エンジン10を制御する。また、エンジンECU11は、ハイブリッドECU18からの指示に従うことにより、排気ブレーキ20の制御も行う。たとえば、エンジンECU11は、CPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、マイクロプロセッサ(マイクロコンピュータ)、DSP(Digital Signal Processor)などにより構成され、内部に、演算部、メモリ、およびI/O(Input/Output)ポートなどを有する。
クラッチ12は、ハイブリッドECU18からの変速指示信号に基づき電動機13の回転軸とトランスミッション16の入力軸とを接状態または断状態にするものである。なお、クラッチ12の機構自体は、運転者がクラッチペダルを操作して電動機13の回転軸とトランスミッション16の入力軸とを接状態または断状態に操作するものと同じものである。また、運転者が不図示のクラッチペダルを操作することにより、ハイブリッドECU18による制御の他に、電動機13の回転軸とトランスミッション16の入力軸とを接状態または断状態に操作できるようにしてもよい。
電動機13は、いわゆる、電動機ジェネレータであり、インバータ14から供給された電力により、軸を回転させる動力を発生させて、その軸出力をクラッチ12を介してトランスミッション16に供給するか、またはクラッチ12を介してトランスミッション16から供給された軸を回転させる動力によって発電し、その電力をインバータ14に供給する。たとえば、ハイブリッド自動車1が加速しているときまたは定速で走行しているときにおいて、電動機13は、軸を回転させる動力を発生させて、その軸出力をクラッチ12を介してトランスミッション16に供給し、エンジン10と協働してハイブリッド自動車1を走行させる。また、たとえば、電動機13がエンジン10によって駆動されているとき、またはハイブリッド自動車1が減速しているとき、もしくは下り坂を走行しているときなどにおいて、電動機13は、発電機として動作し、この場合、クラッチ12を介してトランスミッション16から供給された軸を回転させる動力によって発電して、電力をインバータ14に供給し、バッテリ15が充電される。
インバータ14は、電動機ECU17によって制御され、バッテリ15からの直流電圧を交流電圧に変換するか、または電動機13からの交流電圧を直流電圧に変換する。電動機13が動力を発生させる場合、インバータ14は、バッテリ15の直流電圧を交流電圧に変換して、電動機13に電力を供給する。電動機13が発電する場合、インバータ14は、電動機13からの交流電圧を直流電圧に変換する。すなわち、この場合、インバータ14は、バッテリ15に直流電圧を供給するための整流器および電圧調整装置としての役割を果たす。
バッテリ15は、充放電可能な二次電池であり、電動機13が動力を発生させるとき、電動機13にインバータ14を介して電力を供給するか、または電動機13が発電しているとき、電動機13が発電する電力によって充電される。
トランスミッション16は、ハイブリッドECU18からの変速指示信号に従って、複数のギア比(変速比)のいずれかを選択する半自動トランスミッション(図示せず)を有し、変速比を切り換えて、変速されたエンジン10の動力および/または電動機13の動力を車輪19に伝達する。また、減速しているとき、もしくは下り坂を走行しているときなど、トランスミッション16は、車輪19からの動力をクラッチ12を介して電動機13に伝達する。また、トランスミッション16が変速する際には、クラッチ12がいったん断状態に制御される。このように、ハイブリッドECU18は、トランスミッション16とクラッチ12とを協働させてハイブリッド自動車1の自動変速を実施する。なお、半自動トランスミッションは、運転者がシフト部22を操作して手動で任意のギア段にギア位置を変更することもできる。
電動機ECU17は、ハイブリッドECU18からの指示に従うことにより、エンジンECU11と連携動作するコンピュータであり、インバータ14を制御することによって電動機13を制御する。たとえば、電動機ECU17は、CPU、ASIC、マイクロプロセッサ(マイクロコンピュータ)、DSPなどにより構成され、内部に、演算部、メモリ、およびI/Oポートなどを有する。
ハイブリッドECU18は、コンピュータの一例であり、ハイブリッド走行のために、アクセル開度情報、ブレーキ操作情報、車速情報、ギア位置情報、エンジン回転速度情報、エンジン10の冷却水の水温(これを冷却水温と称する)の情報である冷却水温情報、および充電状態(以下では、SOC:State of Chargeという)情報を取得する。取得したこれらの情報に基づいて、ハイブリッドECU18は、変速指示信号を供給することでクラッチ12およびトランスミッション16を制御し、電動機ECU17に対して電動機13およびインバータ14の制御指示を与え、エンジンECU11に対してエンジン10の制御指示を与える。さらにハイブリッドECU18は、冷却水温情報および暖機運転スイッチ23の操作情報に基づき「暖機運転」の処理を実行するための指示をエンジンECU11および電動機ECU17に行う。たとえば、ハイブリッドECU18は、CPU、ASIC、マイクロプロセッサ(マイクロコンピュータ)、DSPなどにより構成され、内部に、演算部、メモリ、およびI/Oポートなどを有する。
なお、ハイブリッドECU18によって実行されるプログラムは、ハイブリッドECU18の内部の不揮発性のメモリにあらかじめ記憶しておくことで、コンピュータであるハイブリッドECU18にあらかじめインストールしておくことができる。
エンジンECU11、電動機ECU17、およびハイブリッドECU18は、CAN(Control Area Network)などの規格に準拠したバスなどにより相互に接続されている。
車輪19は、路面に駆動力を伝達する駆動輪である。なお、図1において、1つの車輪19のみが図示されているが、実際には、ハイブリッド自動車1は、複数の車輪19を有する。
排気ブレーキ20は、エンジン10の排気管に設けられており、排気ブレーキ20が動作すると排気ガスが外に排気される際の抵抗が高まる。これによってエンジン10のフリクションを増大させてエンジンブレーキの効果を増大させることができる。また、エンジン10のフリクションが増大するのでエンジン10を高負荷で運転することができる。なお、排気ブレーキ20を動作させるということは、排気ブレーキ20の内部にある電磁弁(不図示)を閉じることである。
キースイッチ21は、運転を開始するときにユーザにより、たとえばキーが差し込まれてON/OFFされるスイッチであり、これがON状態になることによってハイブリッド自動車1の各部は起動し、キースイッチ21がOFF状態になることによってハイブリッド自動車1の各部は停止する。
シフト部22は、既に説明したように、トランスミッション16の半自動トランスミッションに運転者からの指示を与えるものであり、シフト部22がDレンジにあるときには、半自動トランスミッションの変速操作が自動化される。
暖機運転スイッチ23は、運転者がハイブリッド自動車1を暖機運転させたいときに操作するスイッチであり、不図示の運転室に備えられている。
図2は、プログラムを実行するハイブリッドECU18において実現される機能の構成の例を示すブロック図である。すなわち、ハイブリッドECU18がプログラムを実行すると、暖機運転制御部30(請求項でいう制御手段)の機能が実現される。
暖機運転制御部30は、暖機運転スイッチ23の操作情報、SOC情報、および冷却水温情報を入力し、エンジンECU11および電動機ECU17に対し、エンジン制御指示、回生制御指示、および排気ブレーキ制御指示を出力する。
次に、図3のフローチャートを参照して、プログラムを実行するハイブリッドECU18において行われる、暖機運転制御部30の暖機運転制御の処理を説明する。なお、図3のフローチャートにおける「START」から「END」までの処理は、1周期分の処理であり、キースイッチ21がON状態である限り、繰り返し実行される。
図3の「START」では、ハイブリッド自動車1は停車中(すなわち発進待機の状態)であるがキースイッチ21が操作されてエンジン10が始動している状態であり、ハイブリッドECU18がプログラムを実行し、ハイブリッドECU18に暖機運転制御部30が実現されている状態であり、手続きはステップS1に進む。
ステップS1において、暖機運転制御部30は、暖機運転スイッチ23がON状態に操作されているか否かを判定する。暖機運転スイッチ23がON状態であると判定されると手続きはステップS2に進む。一方、暖機運転スイッチ23がOFF状態であると処理を終了する(END)。これにより、通常の暖機運転によりエンジン10の暖機が行われることになる。
ステップS2において、暖機運転制御部30は、冷却水温は所定の温度以下か否かを判定する。冷却水温が所定の温度以下であると判定されると、手続きはステップS3に進む。一方、冷却水温が所定の温度を超えていると判定されると、処理を終了する(END)。なお、ここで「所定の温度」は、たとえば冷却水温が不図示のラジエタにおけるサーモスタットを動作させる下限の温度である。
ステップS3において、暖機運転制御部30は、SOCが所定のSOC以下か否かを判定する。SOCが所定のSOC以下であると判定されると、手続きはステップS4に進む。一方、SOCが所定のSOCを超えていると判定されると、手続きはステップS5に進む。なお、ここで所定のSOCは、たとえばバッテリ15が過充電にならない上限のSOCである。
ステップS4において、暖機運転制御部30は、発電制御を実施してステップS6の手続きに進む。
ステップS5において、暖機運転制御部30は、排気ブレーキ20を動作させてステップS6の手続きに進む。
ステップS6において、暖機運転制御部30は、冷却水温は所定の温度以上か否かを判定する。冷却水温が所定の温度以上であると判定されると、処理を終了する(END)。一方、冷却水温が所定の温度未満であると判定されると、手続きはステップS3に戻る。なお、ステップS6における「所定の温度」は、ステップS2における「所定の温度」とは異なり、ステップS6における「所定の温度」は、エンジン10が十分に暖機されたと判断できる温度である。
(効果について)
停車中のハイブリッド自動車1において、暖機運転スイッチ23がON状態となったときには、エンジン10の出力を用いて電動機13により発電を行うことにより、暖機中のエンジン10の出力を電力に変換することで有効利用することができる。これにより、ハイブリッド自動車1は、暖機運転を行うことにより、バッテリ15のSOCを高く保つことができる。これによれば、ハイブリッド自動車1において、エンジン10のトルクを電動機13のトルクでアシストする際の電力が豊富になるので、エンジン10の燃料消費を抑えることができる。すなわち、ハイブリッド自動車1は、暖機を素早く終了させるための暖機運転を行いながらも燃費の向上に寄与することができる。
なお、バッテリ15のSOCが高い場合には、従来のように、排気ブレーキ21を動作させた状態での暖機を行うので、バッテリ15のSOCが高くても暖機運転を行うことができる。
(その他の実施の形態)
上述の実施の形態では、SOCが高く、暖機を素早く終了させるための暖機運転中に電動機13による発電が行えない場合に、排気ブレーキ21を動作させて暖機運転を行うと説明したが、暖機時間をさらに短縮させたい場合に、電動機13による発電を行いつつ、排気ブレーキ21を動作させて暖機運転を行ってもよい。なお、暖機運転時間をさらに短縮するか否かは、暖機時間の更なる短縮指示を運転者が暖機運転制御部30に対して行うことで決定してもよいし、あるいは、図3のフローチャートの暖機運転実行中に、暖機運転が所定時間以上経過しても終了しないことを暖機運転制御部30が検出すると暖機時間の更なる短縮を自動的に行うようにしてもよい。
図3のフローチャートの説明において、「未満」を「以下」とし、「以上」を「超える」とするなど、判定の境界値については様々に変更してよい。
エンジン10は、内燃機関であると説明したが、外燃機関を含む熱機関であってもよい。
また、ハイブリッドECU18によって実行されるプログラムは、ハイブリッドECU18にあらかじめインストールされると説明したが、プログラムが記録されている(プログラムを記憶している)リムーバブルメディアを図示せぬドライブなどに装着し、リムーバブルメディアから読み出したプログラムをハイブリッドECU18の内部の不揮発性のメモリに記憶することにより、または、有線または無線の伝送媒体を介して送信されてきたプログラムを、図示せぬ通信部で受信し、ハイブリッドECU18の内部の不揮発性のメモリに記憶することで、コンピュータであるハイブリッドECU18にインストールすることができる。
また、各ECUは、これらを1つにまとめたECUにより実現してもよいし、あるいは、各ECUの機能をさらに細分化したECUを新たに設けてもよい。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであってもよいし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであってもよい。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1…ハイブリッド自動車、10…エンジン、11…エンジンECU、13…電動機、14…インバータ、15…バッテリ、16…トランスミッション、17…電動機ECU、18…ハイブリッドECU(制御装置)、19…車輪、20…排気ブレーキ、23…暖機運転スイッチ

Claims (4)

  1. エンジンと電動機と前記電動機に電力を供給するバッテリとを有し、前記エンジンもしくは前記電動機により走行可能であり、または前記エンジンと前記電動機とが協働して走行可能であり、前記エンジンを暖機運転させる暖機運転スイッチを有し、前記暖機運転スイッチがON状態のときには前記エンジンの負荷として排気ブレーキを動作させるハイブリッド自動車の制御装置において、
    前記バッテリの充電容量を表す値が所定の値以下のときには、前記暖機運転スイッチがON状態になると前記エンジンの負荷として、前記排気ブレーキの動作に代えて、前記電動機を前記バッテリに充電を行うように発電機として動作させる制御手段を有する、
    ことを特徴とするハイブリッド自動車の制御装置。
  2. 請求項1記載のハイブリッド自動車の制御装置を有することを特徴とするハイブリッド自動車。
  3. エンジンと電動機と前記電動機に電力を供給するバッテリとを有し、前記エンジンもしくは前記電動機により走行可能であり、または前記エンジンと前記電動機とが協働して走行可能であり、前記エンジンを暖機運転させる暖機運転スイッチを有し、前記暖機運転スイッチがON状態のときには前記エンジンの負荷として排気ブレーキを動作させるハイブリッド自動車の制御方法において、
    前記バッテリの充電容量を表す値が所定の値以下のときには、前記暖機運転スイッチがON状態になると前記エンジンの負荷として、前記排気ブレーキの動作に代えて、前記電動機を前記バッテリに充電を行うように発電機として動作させる制御ステップを有する、
    ことを特徴とするハイブリッド自動車の制御方法。
  4. コンピュータ装置に、
    エンジンと電動機と前記電動機に電力を供給するバッテリとを有し、前記エンジンもしくは前記電動機により走行可能であり、または前記エンジンと前記電動機とが協働して走行可能であり、前記エンジンを暖機運転させる暖機運転スイッチを有し、前記暖機運転スイッチがON状態のときには前記エンジンの負荷として排気ブレーキを動作させるハイブリッド自動車の制御機能を実現させるプログラムにおいて、
    前記バッテリの充電容量を表す値が所定の値以下のときには、前記暖機運転スイッチがON状態になると前記エンジンの負荷として前記排気ブレーキの動作に代えて、前記電動機を前記バッテリに充電を行うように発電機として動作させる制御機能を実現させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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