JP2012232770A - 粉末封入装置及び容器製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】粉末封入装置1000は、一端部251が開口し内部に粉末が充填されている容器(例えば組付体2)を収容した状態で密閉されるチャンバ401を有する。粉末封入装置1000は、更に、チャンバ401内及び容器内を脱気する脱気部と、チャンバ401内及び容器内に所定のガスを充填するガス充填部と、チャンバ401内で一端部251に栓40を嵌合させることにより装着する栓装着部450を有する。
【選択図】図2
Description
前記チャンバ内及び前記容器内を脱気する脱気部と、
前記チャンバ内及び前記容器内に所定のガスを充填するガス充填部と、
前記チャンバ内で前記一端部に栓を嵌合させることにより装着する栓装着部と、
を有することを特徴とする粉末封入装置を提供する。
前記チャンバ内及び前記容器内を脱気する工程と、
前記チャンバ内及び前記容器内に所定のガスを充填する工程と、
前記チャンバ内で前記一端部に栓を嵌合させることにより装着する工程と、
をこの順に行うことを特徴とする容器製造方法を提供する。
ボトルキャップ10は、粉末1の容器(組付体2)と、この容器に装着された栓40と、を有する。
ボトル本体210は、例えば、いわゆるペットボトルの本体部であり、内部に清水などの飲料媒体が収容されている。
図13に示すように、ボトルキャップ10は、ボトル本体210の一端に形成されたボトル口部220に装着されて、該ボトル口部220を閉塞する。
内筒部材20、外筒部材30および栓40は、リサイクル性の観点から同種のポリマーを母材とするとよい。具体的には、内筒部材20、外筒部材30および栓40は、ポリプロピレン系などの熱可塑性硬質樹脂を主成分とし、射出成形にて作製される。
これにより、図17に示すように粉末1が収容部24の外部へ放散され、粉末1と飲料媒体とが混合されることにより、飲料が得られる。なお、粉末1は、例えば、粉茶などである。
なお、口蓋部23の開栓の際に、バンド部50は、ラッチ爪302、54どうしの係合によって外筒部材30に対する回転が規制されるため、脆弱なブリッジ52が破断することにより口蓋部23と分離し、首部301に残置されるので、口蓋部23の開栓を容易に確認できる。
組付体2は、上述した内筒部22を有し、内筒部22内には、粉末1を収容する収容部24が形成されている。すなわち、組付体2は、粉末1の容器として機能する。
粉末封入装置1000は、例えば、内筒部材20と外筒部材30とを巻き締めて組付体2を作成する組付装置100と、組付体2の除塵を行うイオンエア除塵装置200と、組付体2の収容部24へ粉末1を充填する粉末充填装置300と、内筒部22に栓40を装着してボトルキャップ10を作成する栓装着装置400と、ボトルキャップ10の除塵を行うイオンエア除塵装置500と、ボトルキャップ10の収容部24の密封状態の検査を圧力検知により行うリーク検査装置600と、ボトルキャップ10の収容部24の密封状態の検査を画像認識により行う画像検査装置700と、粉末1の充填重量を検査する重量検査装置800と、を有している。
先ず、組付装置100が、内筒部材20と外筒部材30とを巻き締めて組付体2を作成する(ステップS1)。
次に、組付体2は、後述する台座60上に搭載される(ステップS2)。
次に、イオンエア除塵装置200がイオンエアにより組付体2の除塵を行う(ステップS3)。
次に、粉末充填装置300が組付体2の収容部24内に所定重量の粉末1を充填する(ステップS4)。
次に、栓装着装置400が、収容部24内の脱気(ステップS5)と、収容部24内への所定のガス(例えば窒素ガス)の充填(ステップS6)と、収容部24への栓40の装着(ステップS7)と、を行うことによりボトルキャップ10を作成する。
次に、イオンエア除塵装置500がイオンエアによりボトルキャップ10の除塵を行う(ステップS8)。
次に、リーク検査装置600が圧力検知により収容部24の密封状態の検査を行う(ステップS9)。
次に、画像検査装置700が画像認識により収容部24の密封状態の検査を行う(ステップS10)。
次に、重量検査装置800が粉末1の充填重量の検査を行う(ステップS11)。
こうして、所定重量の粉末1が収容部24内に充填されたボトルキャップ10を作成することができる。
作成された組付体2は、引き続き、組付装置100により、図11に示すような台座60上に個別に搭載される。
組付体2は、内筒部22の一端部251の開口端が上向きとなるように、台座60に載置され、台座60上で位置決めされる。
例えば、台座60の下部62は、台座60の上部63よりも平面寸法が小さい。
図1に示すように、イオンエア除塵装置200は、コンベア70上で搬送される組付体2に向けてプラスイオン(H+)とマイナスイオン(O2 −)とを含む空気(イオンエア)を吹き付ける吹付部(第2イオンエア供給部)210と、組付体2の周囲の雰囲気を吸引する吸引部280と、を有する。
吹付部270は、例えば、コンベア70の上方位置に、コンベア70による搬送方向に沿って複数設けられている。吸引部280は、例えば、各吹付部270の下流側に配置されている。つまり、例えば、コンベア70による搬送方向に沿って、吹付部270と吸引部280とが交互に配置されている。
各吹付部270は、例えば、イオンエアを常時吹き出しており、組付体2が各吹付部270の下を通過する際に、組付体2の内筒部22の上向きの開口より、収容部24に向けて、イオンエアが吹き付けられる。樹脂製の組付体2は帯電しやすいため、組付体2にはパーティクルが付着しやすい。例えば、組付体2がプラスに帯電している場合には、イオンエアに含まれるマイナスイオンにより、この帯電が相殺され、それまで組付体2に付着していたパーティクルが容易に組付体2と分離する。更に、このように組付体2から分離したパーティクルを含む雰囲気を吸引部280によって吸引することにより、組付体2へのパーティクルの再付着を抑制し、組付体2を清浄にすることができる。
図9に示すように、粉末充填部310は、粉末1を内部に貯留するタンク(貯留部)311を有する。このタンク311は、粉末1を外部に排出する排出口312を下端部に有している。タンク311は、例えば、本体部320と、本体部320の下端に着脱可能に設けられる先端部330と、を有している。
本体部320は、内部空間の横断面寸法が下方に向けて小さくなるように形成されている。
先端部330も、内部空間の横断面寸法が下方に向けて小さくなるように形成されている。具体的には、先端部330は、下方に向けてテーパー状に縮径する第1テーパー部331と、筒状の第1筒状部332と、下方に向けてテーパー状に縮径する第2テーパー部333と、筒状の第2筒状部334と、上からこの順に有している。
第1テーパー部331の上端の内径は、本体部320の下端の内径と等しく、第1テーパー部331の上端部が本体部320の下端に連結されている。
第1テーパー部331の下端の内径は、第1筒状部332の内径と等しい。
第2テーパー部333の上端の内径は、第1筒状部332の内径と等しい。
第2テーパー部333の下端の内径は、第2筒状部334の内径と等しい。
第2筒状部334の下端は開口し、排出口312を構成している。
このように、先端部330の内径が下方に向けて段階的に縮径していることにより、先端部330の内径とスクリュー340の外径との差が、下方に向けて徐々に小さくなっている。
スクリュー340は、直線的な棒状に形成され上下方向に延在する第1棒状部341と、第1棒状部341よりも大径で、第1棒状部341と同軸上に位置する直線的な棒状の第2棒状部342と、第1棒状部341と同軸上に、第1棒状部341と第2棒状部342との間に位置し、第1棒状部341と第2棒状部342とを連結するテーパー状部343と、を有する。
第1棒状部341の外面には、螺旋状の突条部344が形成されている。
なお、スクリュー340のピッチ、すなわち突条部344のピッチは、狭いほど、排出量を高精度に設定でき、広いほど、排出速度を高めることができる。
攪拌部材350は、例えば、第2棒状部342の上部の周囲を覆う筒状部351と、この筒状部351の外周面に設けられた攪拌板状部352と、筒状部351の下端より下方に延出する攪拌片353と、を有している。
攪拌片353は、例えば、タンク311の本体部320の下部のテーパー形状に沿って延在し、スクリュー340と本体部320下部の内壁との間に位置する。この攪拌片353は、回転軸及び筒状部351の回転に伴い、スクリュー340の周囲を公転するように移動し、タンク311内の粉末1を攪拌する。これにより、タンク311内の粉末1の嵩密度を均一化する効果が得られる。
攪拌板状部352は、筒状部351の外周面に、例えば、複数個取り付けられ、筒状部351が回転するのに伴って移動する。図10に示すように、攪拌板状部352は、その下部が回転方向前側、上部が回転方向後側となるような角度で、筒状部351に固定されている。このため、攪拌板状部352は、筒状部351の周囲の粉末1を上に持ち上げるような攪拌動作を行う。この攪拌動作によっても、タンク311内の粉末1の嵩密度を均一化する効果が得られる。
イオンエア除塵装置200による除塵後の組付体2は、台座60上に保持されたままコンベア70により搬送されて、粉末充填装置300へ搬入される。粉末充填装置300は、図示しない移載装置とステージとを有し、このステージの上方には、タンク311の排出口312が配置されている。
コンベア70により搬送されてきた台座60は、先ず、移載装置によりステージ上に移載され、且つ、ステージ上の所定位置に位置決めされる。次に、ステージが上昇することにより、台座60上の組付体2の収容部24の開口へタンク311の排出口312が近接する。
この状態で、スクリュー340を所定量だけ回転駆動させることにより、タンク311内の粉末1が所定量だけ排出口312を介して収容部24内へ投入される。
その後、ステージが下降する。次に、台座60は、図示しない移載装置により、例えば、搬入用のコンベア70とは別の、搬出用のコンベア70へと移載される。そして、このコンベア70は、台座60を栓装着装置400へ向けて搬送する。
すなわち、一端部251が開口し内部に粉末1が充填されている容器としての組付体2を、個別に台座60上に保持した状態で、栓装着装置400へ搬送する。
なお、組付体2を栓装着装置400へ搬送する前に、組付体2を振動(例えば台座60とともに振動)させて、収容部24内の粉末1の嵩密度を高める(粉末1間の空気を減少させ、収容部24内の残存酸素量を低減させる(脱気する))ことも好ましい。
具体的には、例えば、コンベア70の搬送ガイド(進行方向の左右両側に位置し、台座60を搬送方向にガイドする部分)に振動装置(図示略)を取り付け、台座60を粉末充填装置300から栓装着装置400へ搬送する過程で、この振動装置によって、台座60ごと組付体2を振動させることが挙げられる。なお、この振動装置は、台座60の搬送方向に沿って、複数箇所(例えば3箇所)に設けることができる。このような加振による脱気の程度は、台座60及び組付体2を振動させながら移動させる時間の長さを調節することにより、調節することができる。
先ず、台座60がステージ471(図2)上に配置される(ステップS21)。
次に、ステージ471の上昇が開始される(ステップS22)。
次に、台座60とチャンバ本体との気密が確保されることにより、チャンバ401が構成される(ステップS23)とともに、ステージ471の上昇が停止する(ステップS24)。
次に、チャンバ401内を脱気することにより、収容部24も脱気する(ステップS25)。
次に、チャンバ401内に所定のガス(例えば窒素ガス)を充填することにより、収容部24内にも所定のガスを充填する(ステップS26)。
次に、収容部24の一端部251に栓40を装着する(ステップS27)。
次に、チャンバ401内を大気圧に降圧する(ステップS28)。
次に、ステージ471の下降を開始し(ステップS29)、チャンバ401を大気開放する(ステップS30)。
次に、ステージ471の下降が停止する(ステップS31)。
チャンバ401は、例えば、第1筒状部410と、第1筒状部410内に配置される第2筒状部420と、上記の台座60と、により構成される。すなわち、チャンバ401は、第1及び第2筒状部410、420により構成されるチャンバ本体と、組付体2の底部(飲料用ボトル3の状態では上端部となる部分)を保持及び位置決めし、シールリング411を介してチャンバ本体と密封される台座(容器台座部)60と、を含んで構成される。
第2筒状部420も、軸方向が上下方向に延在する筒状に形成され、第1筒状部410内において第1筒状部410と同軸上に配置されている。第2筒状部420の外周面には、Oリング保持溝425が形成され、このOリング保持溝425には、Oリング426が嵌着されている。このOリング426により、第2筒状部420の外周面と第1筒状部410の内周面との気密が確保されている。
各栓保持部材431には、第2筒状部420に形成された係合凹部423に係合される係合突起432と、栓40を保持する栓保持突起433と、Oリング固定凹部434と、が形成されている。係合突起432及び栓保持突起433は、第2筒状部420の軸心側に向けて(内向きに)突出している。
ここで、係合突起432は、Oリング固定凹部434よりも上方に位置し、栓保持突起433は、Oリング固定凹部434よりも下方に位置する。
また、第2筒状部420の下端部において、Oリング固定凹部434と対応する上下位置には、Oリング固定凹部424(図3)が形成されている。
そして、これら栓保持突起433の協働により、図2に示すように栓40を保持できるようになっている。
栓装着部450は、第2筒状部420内に、第2筒状部420と同軸上に配置されている。
この栓装着部450は、例えば、直線状の棒状体451と、この棒状体451の下端に設けられた押込部452と、を有する。
棒状体451の外周面には、Oリング固定溝453が形成され、このOリング固定溝453には、Oリング454が嵌着されている。そして、このOリング454により、棒状体451と、第2筒状部420の内周と、の気密が確保されている。
押込部452は、例えば、棒状体451の径よりも大径の平板な形状に形成されている。例えば、押込部452の平面形状は円形である。
栓装着部450の棒状体451は、栓装着用シリンダ456(図6)に連結され、この栓装着用シリンダ456によって、栓装着部450が上下に移動されるようになっている。栓装着用シリンダ456は、栓装着装置400の制御部403(図6)の制御下で動作する。
棒状体451は、Oリング454を介して第2筒状部420との気密が維持されたままの状態で、第2筒状部420に対して相対的に上下動する(この上下動の際に、Oリング454は第2筒状部420の内周面に対して摺動する)。
棒状体451が栓装着用シリンダ456により下降されることによって、押込部452は、栓保持部430により保持されている栓40を、収容部24の一端部251へ近づく方向(下方)に押し込む。その結果、栓40は、栓保持部430から脱離する。
そして、栓装着部450が栓40を一端部251へ近づく方向に押し込むことにより、係合突起432と第2筒状部420の係合凹部423との係合が維持された状態のまま、各栓保持突起433が互いに離間する方向へと、複数の栓保持部材431がそれぞれ徐々に傾動する。この結果、栓40は、栓保持突起433から下方に離脱する。ここで、各栓保持突起433が互いに離間する方向へと、複数の栓保持部材431が傾動する際に、Oリング440は、複数の栓保持部材431により周囲に押し広げられて僅かに伸長する。この際の挙動は、テコの原理による挙動であり、係合突起432の先端部(係合突起432と係合凹部423との接触部)が支点、栓40と栓保持突起433との接触部が力点、Oリング固定凹部434とOリング440との接触部が作用点となる。この際、各栓保持部材431は、例えば、実質的に剛体として挙動する。
そして、押込部452により更に栓40を下方に押し込むことにより、栓40は、収容部24の一端部251に嵌合されて、装着される。
ここで、栓保持突起433が互いに離間する方向へと、複数の栓保持部材431が徐々に傾動することにより、栓保持突起433から栓40が急激に脱落してしまうことが抑制され、栓40と一端部251との接触時の衝撃、栓40が栓保持突起433から離脱する際の衝撃、並びに、栓40が一端部251に嵌合する際の衝撃が緩和される。すなわち、栓40は一端部251に対してソフトに接触するため、収容部24内の粉末1が舞い上がってしまうことが抑制される。
また、栓保持突起433から栓40が離脱する前の段階で、栓40の一部分(例えば蓋部42)が収容部24により(例えば収容部24の内周により)支持され始める動作となるように、栓保持部430と収容部24との位置関係、及び、栓保持部430と第2筒状部420の内周とのクリアランスが設定されていることも好ましい。このようにすることにより、栓40が栓保持突起433から離脱する際の衝撃、並びに、栓40が一端部251に嵌合する際の衝撃が一層緩和される。
なお、係合突起432が係合凹部423に係合した状態において、係合突起432と係合凹部423の内面との間には、このような栓保持部材431の傾動を許容させるクリアランスが存在する。すなわち、例えば、図2に示すように、係合突起432の下面と係合凹部423の底部との間にクリアランスが存在する。
ここで、栓装着部450が栓40を一端部251へ近づく方向に押し込むことにより、栓保持突起433が下方に弾性変形するようにしても良い。そして、栓装着部450が栓40を一端部251へ近づく方向に押し込む際に、複数の栓保持部材431がOリング固定凹部434において屈曲し、各栓保持部材431の下部(Oリング固定凹部434よりも下の部分)が徐々に傾動するようになっていても良い。
ここで、栓保持部430は、栓40を緩く保持しており、複数の栓保持部材431の間において、栓40は、栓装着部450の移動方向と交差する方向において(例えば水平面内において)移動可能となっている。
そして、栓装着部450が収容部24の一端部251へ近づく方向に移動する際に、凸部455が凹部49に嵌入することにより、栓40を栓装着部450の移動方向と交差する方向において(例えば水平面内において)一端部251に対して位置合わせするようになっている。
すなわち、第1筒状部410において、Oリング440の配置領域よりも下、且つ、シールリング411よりも上の部分の側壁には、排気口412が形成されている。この排気口412は、図示しない排気配管を介して、排気ポンプ413(図6)に接続されている。また、この排気配管には排気バルブ414(図6)が設けられている。この排気バルブ414を開くと、排気配管及び排気口412を介して、排気ポンプ413とチャンバ401の内部空間とが連通する。この連通状態で排気ポンプ413を稼働させることで、チャンバ401内を脱気できるようになっている。
このように、排気ポンプ413、排気配管、排気バルブ414、排気口412などにより、チャンバ401内及び組付体2の収容部24内を脱気する脱気部が構成されている。
なお、制御部403は、排気ポンプ413及び排気バルブ414の動作制御を行う。
すなわち、第1筒状部410において、Oリング440の配置領域よりも下、且つ、シールリング411よりも上の部分の側壁には、ガス導入口415が形成されている。このガス導入口415は、図示しないガス導入配管を介して、窒素ガスタンク416(図6)に接続されている。また、このガス導入配管には、図示しない減圧弁とガス供給バルブ417(図6)とが設けられている。ガス供給バルブ417を開くと、ガス導入配管及びガス導入口415を介して、窒素ガスタンク416とチャンバ401の内部空間とが連通し、減圧弁により減圧された窒素ガスがチャンバ401内に導入されるようになっている。
このように、窒素ガスタンク416、ガス導入配管、ガス供給バルブ417、ガス導入口415などにより、チャンバ401内及び組付体2の収容部24内に所定のガスを充填するガス充填部が構成されている。
なお、制御部403は、ガス供給バルブ417の動作制御を行う。
栓保持部430の栓40を収容部24の一端部251に装着することにより、栓保持部430の栓40が無くなった後で、栓セット部460が第2筒状部420の下方より栓40を上昇させて、栓保持部430に新しい栓40を補充する。この補充の際には、栓セット部460が栓40を上昇させることにより、複数の栓保持突起433が互いに離間する方向へと、複数の栓保持部材431が徐々に傾動する結果、栓40は、栓保持突起433の上方の空間に押し込まれ、複数の栓保持突起433により栓40が保持された状態となる。
栓セット部460の昇降動作は、例えば、栓セット用シリンダ462(図6)により行う。
なお、制御部403は、栓セット用シリンダ462の動作制御を行う。
ステージ471は平板状に形成され、水平に配置されている。
コンベア70によって栓装着装置400に搬入された台座60は、図示しない移載装置によってステージ471上に供給され、且つ、位置決めアーム473により位置決めされる。位置決めアーム473は、例えば、平面形状が弧状に形成され、台座60の下部62の側面を位置決めする。
また、一組の第1及び第2筒状部410、420、栓装着部450、栓保持部430、およびそれらの気密を確保するためのOリングなどにより、栓装着ユニット402が構成される。
更に、図6に示すように、栓装着装置400は、下側回転ホルダ480を回転駆動させる下側ホルダ回転モータ481と、上側回転ホルダ490を回転駆動させる上側ホルダ回転モータ491と、を有する。
なお、制御部403は、下側ホルダ回転モータ481及び上側ホルダ回転モータ491の動作制御を行う。また、制御部403は、下側回転ホルダ480及び上側回転ホルダ490の回転位相を認識するようになっている。
図7(a)に示すように、各台座支持ユニット470の支持棒472は、下側回転ホルダ480の上面より上方に出没可能となるように、下側回転ホルダ480により保持されている。各支持棒472の下端は、下側回転ホルダ480内に配置されたカム部材482の上面により支持されている。ここで、カム部材482は、下側回転ホルダ480とは独立して固定的に設けられ、下側回転ホルダ480の回転動作に伴って移動はしない。カム部材482の上面における図7(a)の手前側の部分は、回転方向に向けて上り坂となるような傾斜形状に形成されており、下側回転ホルダ480の回転方向に各支持棒472が移動すると、図7(a)に示すように、回転方向における前側に位置する支持棒472から順に、カム部材482の傾斜に従って上昇するようになっている。同様に、カム部材482の上面における図7(a)の奥側の部分は、回転方向に向けて下り坂となる傾斜形状に形成されており、下側回転ホルダ480の回転方向に各支持棒472が移動すると、回転方向における前側に位置する支持棒472から順に、カム部材482の傾斜に従って下降するようになっている。このように、各支持棒472、ひいては、支持棒472を含む各台座支持ユニット470は、あたかも回転木馬のように列をなして周回しながら昇降を繰り返す。
各栓装着ユニット402は、上側回転ホルダ490の外周に、等間隔に設けられている。
また、各台座支持ユニット470の直上の位置にそれぞれ1つずつの栓装着ユニット402が位置するように、各台座支持ユニット470及び各栓装着ユニット402が配置され、且つ、上側回転ホルダ490及び下側回転ホルダ480の回転位相と回転速度が設定される。すなわち、上側回転ホルダ490及び下側回転ホルダ480は互いに同期して回転し、常に、各台座支持ユニット470の直上の位置にそれぞれ1つずつの栓装着ユニット402が位置するようになっている。
台座60、第1及び第2筒状部410、420により密閉状態のチャンバ401が構成されている状態において、台座60上に保持されている組付体2(一端部251が開口し内部に粉末1が充填されている容器)は、チャンバ401内に密封状態で収容される。なお、チャンバ401内に組付体2を密封する前の段階で、予め、栓保持部430に栓40がセットされている。
その後、栓装着ユニット402と台座60とが一体的に、且つ、互いに同期して周回する過程で、すなわち、台座支持ユニット470が最高位置に位置して周回する過程で、栓装着装置400は、チャンバ401内及び組付体2の収容部24内を脱気する工程と、チャンバ401内及び収容部24内に所定のガスを充填する工程と、チャンバ401内で一端部251に栓40を装着することによりボトルキャップ10を作成する工程と、チャンバ401内を大気圧に降圧する工程と、をこの順に行う。
その後、台座支持ユニット470が下降することにより、図4に示すように、栓装着ユニット402と台座60とが分離し、チャンバ401からボトルキャップ10が取り出される。そして、台座支持ユニット470が再び最低位置まで下降し、図7(b)に矢印Cで示されるように台座60がコンベア上に移載される。そして、台座60及び台座60上のボトルキャップ10は、コンベアにより、後工程のイオンエア除塵装置500に向けて搬送される。
なお、台座支持ユニット470が最低位置に位置して周回する過程で、栓セット部460により新しい栓40が栓保持部430に補充される。
その後、台座60が上昇して、密閉状態のチャンバ401が構成されたタイミングT1より、チャンバ401内の脱気が開始される。ここで、タイミングT1は、下側回転ホルダ480及び上側回転ホルダ490の回転位相に基づいて決定される。すなわち、下側回転ホルダ480及び上側回転ホルダ490の回転位相が所定の回転いそうとなったタイミングで、チャンバ401内の脱気が開始される。この脱気は、チャンバ401内が所定の減圧圧力(例えば、0.5atm)となったタイミングT2で終了する。このため、栓装着装置400は、チャンバ401内の圧力を検出する圧力センサ(圧力検出部)404(図6)を有している。圧力センサ404による検出値は制御部403に入力され、制御部403は、この検出値を監視する。そして、脱気の開始後に、この検出値が上記の所定の減圧圧力となった場合に、制御部403は、脱気を終了させる。
同様に、チャンバ401を所定の充填圧力(例えば、上述のように2atm)にできない場合、栓装着ユニット402は、その後の栓40の装着動作を行わない。このため、栓40が装着されていない組付体2及びその台座60が、栓装着装置400から搬出される。そして、不良品投入部405は、制御部403の制御下で、栓40が装着されていない組付体2を保持している台座60を、不良品用のコンベアへ投入する。
このため、良品の搬送用のコンベアには、栓40が装着されたボトルキャップ10及びその台座60が搬出され、このコンベアにより、次工程のイオンエア除塵装置500へ向けて搬送される。
図1に示すように、イオンエア除塵装置500は、イオンエア除塵装置200の吹付部270と同様の吹付部(第3イオンエア供給部)510と、ボトルキャップ10の周囲の雰囲気を吸引する吸引部520と、を有する。
吹付部510は、例えば、コンベア70の上方位置に、コンベア70による搬送方向に沿って複数設けられている。吸引部520は、例えば、各吹付部510の下流側に配置されている。つまり、例えば、コンベア70による搬送方向に沿って、吹付部510と吸引部520とが交互に配置されている。
各吹付部510は、例えば、イオンエアを常時吹き出しており、ボトルキャップ10が各吹付部510の下を通過する際に、ボトルキャップ10及び台座60に向けて、イオンエアが吹き付けられる。樹脂製のボトルキャップ10は帯電しやすいため、樹脂製のボトルキャップ10にはパーティクルが付着しやすい。例えば、ボトルキャップ10がプラスに帯電している場合には、イオンエアに含まれるマイナスイオンにより、この帯電が相殺され、それまでボトルキャップ10に付着していたパーティクルが容易にボトルキャップ10と分離する。更に、このようにボトルキャップ10から分離したパーティクルを含む雰囲気を吸引部520によって吸引することにより、ボトルキャップ10へのパーティクルの再付着を抑制し、ボトルキャップ10を清浄にすることができる。このため、仮に、ボトルキャップ10に粉末1が僅かに付着していても、この粉末を好適に除去することができる。
昇降ステージ670は、ボトルキャップ10を保持した台座60を支持して昇降する。ここで、昇降ステージ670の上に位置する検出用収容部610には、下向きに開口する中空部611が形成されており、昇降ステージ670により上昇されたボトルキャップ10の内筒部22の一端部及び栓40は中空部611内に入り込む。また、検出用収容部610の下端面には、図示しないシールリングが設けられており、このシールリングが、例えば、ボトルキャップ10の外筒部材30の装着部36の一端(図19での上端)に密着する。これにより、ボトルキャップ10の内筒部22の一端部及び栓40は、中空部611内に密封状態で収容された状態となる。
次に、ポンプ620により中空部611の脱気を行い、中空部611内に負圧を発生させる。例えば、ポンプ620は、中空部611内を0.5atm程度まで減圧したところで停止する。次に、圧力判定部640は、中空部611内に設けられた圧力センサ630による検出結果に基づいて、内筒部22の密封状態(内筒部22に栓40が正常に装着されているか否か)を判定する。ここで、圧力センサ630による検出結果が経時変化する(時間経過に伴い圧力が上昇する)場合、圧力判定部640は、内筒部22の密封状態が異常である(内筒部22に栓40が正常に装着されていない)と判定する。一方、圧力センサ630による検出結果が経時変化しない場合、圧力判定部640は、内筒部22の密封状態が正常である(内筒部22に栓40が正常に装着されている)と判定する。
その後、昇降ステージ670が下降することにより、ボトルキャップ10の内筒部22の一端部及び栓40が検出用収容部610の外に出る。
移載装置は、内筒部22の密封状態が正常であると圧力判定部640により判定されたボトルキャップ10及びその台座60を、リーク検査装置600から画像検査装置700へと台座60を搬送するコンベア70に移載する。
また、不良品投入部650は、内筒部22の密封状態が異常であると圧力判定部640により判定されたボトルキャップ10及びその台座60を、不良品用のコンベアへ投入する。
このため、内筒部22の密封状態が正常であると圧力判定部640により判定されたボトルキャップ10及びその台座60だけが、リーク検査装置600から画像検査装置700へと搬送され、異常と判定されたボトルキャップ10及びその台座60については画像検査装置700には搬送されない。
移載装置840は、前工程から搬送されてきたボトルキャップ10を台座60上からボトルキャップ10の重量計測用のコンベアに移載する。重量計測部810は、このコンベア上を搬送されるボトルキャップ10の重量を計測する。重量判定部820は、重量計測部810による計測結果が所定の基準内であるか否かを判定する。不良品投入部830は、重量が基準外であると判定されたボトルキャップ10を不良品用のコンベアへ投入する。よって、重量が基準内のボトルキャップ10のみが次工程に搬送される。
こうして、所定量の粉末1が充填された収容部24が栓40により密封されたボトルキャップ10が得られる。
2 組付体
3 飲料用ボトル
10 ボトルキャップ
20 内筒部材
22 内筒部
23 口蓋部
23a 本体部
24 収容部
25 環状突起
26 外周部
27 保持溝
28 雌ネジ部
30 外筒部材
32 外筒部
33 一端
34 他端
35 雄ネジ部
36 装着部
39 端面
40 栓
41 環状凹溝
42 蓋部
43 環状突起
44 外周壁
45 環状突起
47 膨出部
49 凹部
50 バンド部
52 ブリッジ
54 ラッチ爪
60 台座
60a 上面
61 凹部
61a 導入部
61b テーパー部
61c 位置決め部
62 下部
63 上部
70 コンベア
100 組付装置
200 イオンエア除塵装置
210 ボトル本体
220 ボトル口部
222 雄ネジ部
224 ラッチリング
251 一端部
261 端縁
270 吹付部
280 吸引部
300 粉末充填装置
301 首部
302 ラッチ爪
310 粉末充填部
311 タンク
312 排出口
320 本体部
330 先端部
331 第1テーパー部
332 第1筒状部
333 第2テーパー部
334 第2筒状部
340 スクリュー
341 第1棒状部
342 第2棒状部
343 テーパー状部
344 突条部
350 攪拌部材
351 筒状部
352 攪拌板状部
353 攪拌片
371 雌ネジ部
372 ラッチ部
380 イオンエア吹付部
400 栓装着装置
401 チャンバ
402 栓装着ユニット
403 制御部
404 圧力センサ
405 不良品投入部
410 第1筒状部
411 シールリング
412 排気口
413 排気ポンプ
414 排気バルブ
415 ガス導入口
416 窒素ガスタンク
417 ガス供給バルブ
420 第2筒状部
421 内周壁
422 テーパー部
423 嵌入凹部
424 リング固定凹部
425 リング保持溝
426 Oリング
430 栓保持部
431 栓保持部材
432 嵌入凸部
433 栓受部
434 リング固定凹部
440 Oリング
450 栓装着部
451 棒状体
452 押込部
453 リング固定溝
454 Oリング
455 凸部
456 栓装着用シリンダ
460 栓セット部
461 栓支持部
462 栓セット用シリンダ
470 台座支持ユニット
471 ステージ
472 支持棒
473 位置決めアーム
480 下側回転ホルダ
481 下側ホルダ回転モータ
482 カム部材
490 上側回転ホルダ
491 上側ホルダ回転モータ
492 連結部
500 イオンエア除塵装置
510 吹付部
520 吸引部
600 リーク検査装置
610 検出用収容部
611 中空部
620 ポンプ
630 圧力センサ
640 圧力判定部
650 不良品投入部
670 昇降ステージ
700 画像検査装置
710 撮像部
720 撮像部
730 画像判定部
740 不良品投入部
800 重量検査装置
810 重量計測部
820 重量判定部
830 不良品投入部
840 移載装置
1000 粉末封入装置
Claims (16)
- 一端部が開口し内部に粉末が充填されている容器を収容した状態で密閉されるチャンバと、
前記チャンバ内及び前記容器内を脱気する脱気部と、
前記チャンバ内及び前記容器内に所定のガスを充填するガス充填部と、
前記チャンバ内で前記一端部に栓を嵌合させることにより装着する栓装着部と、
を有することを特徴とする粉末封入装置。 - 前記一端部と前記栓とが相対する位置で、前記栓を係脱自在に保持する栓保持部を更に有し、
前記栓装着部は、前記一端部へ近づく方向に前記栓を押し込むことにより、前記栓を前記栓保持部から脱離させ、且つ、前記一端部に装着することを特徴とする請求項1に記載の粉末封入装置。 - 前記チャンバは、
第1筒状部と、第1筒状部内に配置される第2筒状部と、を有し、
前記栓装着部は、前記第2筒状部内に配置され、
前記栓保持部は、
前記栓を係脱自在に保持する複数の栓保持部材を有し、
当該粉末封入装置は、更に、前記複数の前記栓保持部材を結束して前記第2筒状部に装着し、且つ、前記第2筒状部及び前記複数の前記栓保持部材と、前記第1筒状部の内面と、の気密を保持する栓保持部材シールリングを有し、
前記栓保持部材は、
前記栓保持部材において前記栓保持部材シールリングにより結束される部分よりも上方に位置し、前記第2筒状部に係合する係合突起と、
前記栓保持部材において前記栓保持部材シールリングにより結束される部分よりも下方に位置し、前記栓を保持する栓保持突起と、
を有し、
前記栓装着部が前記一端部へ近づく方向に前記栓を押し込むことにより、前記係合突起と前記第2筒状部との係合が維持された状態で、前記栓保持突起が互いに離間する方向へ前記複数の栓保持部材が傾動し、前記栓が前記栓保持突起から脱離することを特徴とする請求項2に記載の粉末封入装置。 - 前記栓装着部には、前記栓の外面に形成された凹部に嵌入する凸部が形成され、
前記栓装着部が前記一端部へ近づく方向に移動する際に、前記凸部が前記凹部に嵌入することにより、前記栓を前記栓装着部の移動方向と交差する方向において前記一端部に対して位置合わせすることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の粉末封入装置。 - 前記チャンバは、
チャンバ本体と、
前記容器の底部を保持及び位置決めし、シールリングを介して前記チャンバ本体と密封される容器台座部と、
を含んで構成されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の粉末封入装置。 - 前記チャンバ内の圧力を検出する圧力検出部と、
前記脱気部、前記ガス充填部及び前記栓装着部の動作制御を行う制御部と、
を有し、
前記制御部は、
前記チャンバが密封されると、前記脱気部に前記脱気を開始させ、
前記圧力検出部により前記チャンバ内が所定の圧力に減圧されたことが検出されると、前記ガス充填部に前記ガスの充填を開始させ、
前記圧力検出部により前記チャンバ内が所定の圧力となるまで前記ガスが充填されたことが検出されると、前記栓装着部に前記栓の装着を行わせることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の粉末封入装置。 - 前記チャンバ内に収容される前の前記容器に前記粉末を充填する粉末充填部を有し、
前記粉末充填部は、
前記粉末を外部に排出する排出口を有し、前記粉末を内部に貯留する貯留部と、
前記貯留部内に配置され、回転駆動されることにより前記貯留部内の前記粉末を前記排出口を介して外部に排出させるスクリューと、
を有することを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の粉末封入装置。 - 前記スクリューの先端は、前記排出口内に位置し、
前記排出口の内径は、前記スクリューの先端の外径と略等しいことを特徴とする請求項7に記載の粉末封入装置。 - 前記スクリューと一体的に動作し、前記貯留部内の前記粉末を攪拌する攪拌部材を有することを特徴とする請求項7又は8に記載の粉末封入装置。
- 前記排出口にイオンエアを供給するイオンエア供給部を更に有することを特徴とする請求項7乃至9の何れか一項に記載の粉末封入装置。
- 前記粉末充填部により前記粉末が充填される前の前記容器にイオンエアを供給する第2イオンエア供給部を更に有することを特徴とする請求項7乃至10の何れか一項に記載の粉末封入装置。
- 前記栓が装着された後の前記容器にイオンエアを供給する第3イオンエア供給部を更に有することを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の粉末封入装置。
- 前記栓が装着された後の前記容器の前記一端部及び前記栓を密封状態で収容する検出用収容部と、
前記検出用収容部内に負圧を発生させる負圧発生部と、
前記検出用収容部内の圧力変化を検出する圧力変化検出部と、
前記圧力変化検出部による検出結果に基づいて、前記容器の密封状態を判定する圧力判定部と、
を有することを特徴とする請求項1乃至12の何れか一項に記載の粉末封入装置。 - 前記栓が装着された後の前記容器を撮像する撮像部と、
前記撮像部により撮像された画像に基づいて、前記容器と前記栓との相対位置関係を検出し、その検出結果に応じて前記容器への前記栓の装着状態を判定する画像判定部と、
を有することを特徴とする請求項1乃至13の何れか一項に記載の粉末封入装置。 - 前記容器は、
ボトルの口部に装着される第1部材と、
前記栓が装着される前記一端部を有し、前記第1部材に装着される第2部材と、
を有し、
前記第1部材は、
当該第1部分が前記口部に装着された状態で前記ボトルの内外を連通させる連通部を有し、
前記第2部分は、
前記連通部の一端側から他端側へ貫通するように前記連通部内に挿入される挿入部と、
前記挿入部の一端に形成され、前記第1部材において前記ボトルの外部に位置する部分に装着されることで、前記連通部の一端を閉塞して前記ボトルの口蓋を構成する口蓋部と、
前記挿入部内に設けられ前記粉末を収容する収容部と、
を有し、
前記挿入部の他端は、前記栓が装着される前記一端部であり、
前記第2部材を前記第1部材に装着し、且つ、前記栓を前記一端部に装着した状態から、前記第2部材を前記栓から遠ざかる方向へ前記第1部材に対して移動させることにより、前記一端部が開放することを特徴とする請求項1乃至13の何れか一項に記載の粉末封入装置。 - 一端部が開口し内部に粉末が充填された容器をチャンバ内に収容し、前記チャンバを密閉する工程と、
前記チャンバ内及び前記容器内を脱気する工程と、
前記チャンバ内及び前記容器内に所定のガスを充填する工程と、
前記チャンバ内で前記一端部に栓を嵌合させることにより装着する工程と、
をこの順に行うことを特徴とする容器製造方法。
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CN115973483A (zh) * | 2023-01-30 | 2023-04-18 | 安徽弘源化工科技股份有限公司 | 一种粉末制剂生产用装箱设备 |
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2011
- 2011-04-28 JP JP2011101884A patent/JP5779391B2/ja active Active
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