JP2012231448A - 音場生成装置、音場生成システム、及び音場生成方法 - Google Patents
音場生成装置、音場生成システム、及び音場生成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012231448A JP2012231448A JP2012014952A JP2012014952A JP2012231448A JP 2012231448 A JP2012231448 A JP 2012231448A JP 2012014952 A JP2012014952 A JP 2012014952A JP 2012014952 A JP2012014952 A JP 2012014952A JP 2012231448 A JP2012231448 A JP 2012231448A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- sound
- unit
- listener
- sound field
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Stereophonic System (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Stereophonic Arrangements (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明にかかる音場生成装置2は、2チャンネル以上の音声を出力するスピーカを有し、スピーカから出力された音を反射させて聴取者60に音を伝達させる反射部40に向けて音響信号を出力するスピーカ部30と、スピーカ部30より出力され反射部40により反射されて聴取者60に到達した音響信号の音像が聴取者60の位置において仮想音源として定位されている音声信号が入力され、入力された音声信号に対して反射部により反射されて聴取者60に到達した音響信号の各チャンネル間におけるクロストークが聴取者60の位置においてキャンセルされるように演算処理を行うクロストークキャンセル部20と、を備えるものである。
【選択図】図2
Description
上記の音場生成装置において、前記クロストークキャンセル部に入力される音声信号に対して、前記聴取者に到達した音響信号の音像が前記聴取者の位置において仮想音源となるように音像の定位を加えるための音像定位演算部を、さらに備えていてもよい。
上記の音場生成装置において、前記聴取者に聴取させる音声信号をささやき声に変換するささやき声変換部をさらに備え、前記音像定位演算部は、前記スピーカ部より出力され前記反射部により反射されて前記聴取者に到達した前記ささやき声に変換された音響信号の音像が、前記聴取者の少なくとも一方の耳元に仮想音源として定位するように演算を行うようにしてもよい。
上記の音場生成装置において、クロストークキャンセル演算部が、反射部による反射を考慮した伝達関数を用いて、クロストークをキャンセルする演算を行っていてもよい。こうすることで、クロストークを確実にキャンセルすることができ、より適切に音場を生成することができる。
上記の音場生成装置が、前記スピーカ部と前記反射部の間に、前記スピーカから出力された音響信号を集束するレンズ部を、さらに備えていてもよい。これにより、聴取者の耳までの伝達経路において、反射の影響を低減することができる。よって、より適切に音場を生成することができる。
上記の音場生成装置において、前記クロストークキャンセル演算部は、前記反射部の反射面形状に対応した演算を行うことを特徴としてもよい。
上記の音場生成装置において、前記スピーカと、前記反射部が一体となって形成されていてもよい。
上記の音場生成装置において、前記反射部の反射面の角度、又は前記スピーカの角度の少なくとも一方が可変であってもよい。
上記の音場生成装置において、前記反射部の反射面の角度、又は前記スピーカの角度の少なくとも一方を変えることで、前記聴取者を切り替えてもよい。これにより、簡便に聴取者を切り替えることができる。
上記の音場生成装置が、入力信号に対して、音像の定位を加えるための音像定位演算部を、さらに備えていてもよい。
上記の音場生成装置において、前記入力された音声信号が、バイノーラル記録されたバイノーラル信号であることを特徴としてもよい。
本発明の一態様にかかる音場生成システムは、上記の音場生成装置と、前記スピーカ部からの音を前記聴取者に向けて反射する反射部と、を備えたものである。この構成を有することによって、様々な環境においても音場を適切に生成することができる。
上記の音場生成システムにおいて、前記反射部が、自動車の車体もしくは、車載機器であってもよい。
上記の音場生成システムにおいて、前記反射部が、自動車のフロントガラス、サイドガラス、及びルーフガラスの少なくとも一つとしてもよい。この構成を有することによって、遮蔽物等が存在する自動車内であっても、音場を適切に生成することができる。
上記の音場生成システムにおいて、前記2チャンネル以上のスピーカの内、1つのスピーカが、前記フロントガラスに向けて、音響信号を出力し、他のスピーカが前記サイドガラスに向けて音響信号を出力するようにしてもよい。
本発明の一態様に係る音場生成方法は、音像が定位された音響信号をスピーカから出力した場合に生じる音のクロストークをキャンセルする処理を行うステップと、スピーカ部に設けられた2チャンネル以上の音声を出力するスピーカから、前記クロストークがキャンセルされた音響信号を反射部に向けて出力するステップと、前記反射部が前記聴取者に向けて音響信号を反射して、前記聴取者に対して音場を生成するステップと、を備えるものである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態1に係る音場生成システムの構成を示すブロック図である。図2は音場生成システムの全体構成を模式的に示す図である。音場生成システム1は、音像定位演算部10、クロストークキャンセル演算部20、スピーカ部30、反射部40と、を有している。音像定位演算部10、クロストークキャンセル演算部20、スピーカ部30、が音場生成装置2を構成する。本実施の形態では、音場生成システム1におけるスピーカ部30は、近接配置された2つのスピーカを有している。すなわち、スピーカ部30は、左スピーカ31と右スピーカ32とを有している。
フィルタ22:a22/(a11・a22−a12・a21)
遅延器23:a12/a11
遅延器24:a21/a22
Lsp=(Ls・a11−Rs・a21)/(a11・a22−a12・a21)
Rsp=(Rs・a22−Ls・a12)/(a11・a22−a12・a21)
上記の音場生成システム1の設置例1について、図5および図6に基づき説明する。図5は音場生成システム1を設置した状態を示す図であり、自動車100の主要部を上から見た図である。図5において、紙面の上側が自動車100の前方となっている。図6は、スピーカ部30と反射部40の配置を示す図であり、設置状態を側面から見た図である。図6において、紙面の左側が自動車100の前方となっている。自動車100には、フロントガラス101、右サイドガラス102、左サイドガラス103、運転席106が設けられている。なお、図5、6では、自動車100の一部の構成について、省略している。
次に、設置例2について図7を用いて説明する。図7は音場生成システム1を設置した状態を示す図であり、自動車100を上から見た図である。なお、設置例2において、設置例1と同様の構成については適宜説明を省略する。設置例2では、左スピーカ31と右スピーカ32が、ダッシュボード109に左右に並んで設置されている。右サイドガラス102と左サイドガラス103をそれぞれ右反射部42、左反射部41としている。たとえば、右スピーカ32は、右サイドガラス102に向けて音響信号を出力することにより、右反射部42である右サイドガラス102は、右スピーカ32からの音響信号を、運転席106に搭乗した聴取者60の右耳62に向けて反射する。左スピーカ31は、左サイドガラス103に向けて音響信号を出力することにより、左反射部41である左サイドガラス103は、左スピーカ31からの音響信号を、聴取者60の左耳61に向けて反射する。このような設置例とすることで、上記の各設置例と同様の効果を得ることができる。
次に、設置例3について図8を用いて説明する。図8は音場生成システム1を設置した状態を示す図であり、自動車100を上から見た図である。なお、設置例3において、上記設置例と同様の構成については適宜説明を省略する。自動車100の天井には、サンルーフとなるルーフガラス104が設けられている。ルーフガラス104は、運転席106の直上に設けられている。設置例3では、このルーフガラス104を反射部40としている。たとえば、左スピーカ31と右スピーカ32が、ダッシュボード109に、左右に並んで設置されており、左スピーカ31、右スピーカ32は、ルーフガラス104に向けて音響信号を出力することにより、反射部40であるルーフガラス104は、左スピーカ31、右スピーカ32からの音響信号を、運転席106に搭乗した聴取者60の左耳61、右耳62に向けて反射する。このような設置例とすることで、上記の各設置例と同様の効果を得ることができる。
次に、設置例4について図9を用いて説明する。図9は音場生成システム1を設置した状態を示す図であり、自動車100を上から見た図である。なお、設置例4において、上記設置例と同様の構成については適宜説明を省略する。自動車100の天井には、サンルーフとなるルーフガラス104が設けられている。設置例1〜3では、運転席106に搭乗した運転手が聴取者60となっていたが、本設置例4では、後部座席107に搭乗した同乗者が聴取者60となっている。設置例4では、ルーフガラス104を反射部40としている。たとえば、左スピーカ31と右スピーカ32が、ダッシュボード109に左右に並んで設置されており、左スピーカ31、右スピーカ32は、ルーフガラス104に向けて音響信号を出力する。反射部40であるルーフガラス104は、左スピーカ31、右スピーカ32からの音響信号を、聴取者60の左耳61、右耳62に向けて反射する。このような設置例とすることで、上記の各設置例と同様の効果を得ることができる。
次に、設置例5について図10を用いて説明する。図10は音場生成システム1を設置した状態を示す図であり、自動車100を上から見た図である。なお、設置例5において、上記設置例と同様の構成については適宜説明を省略する。本設置例5では、設置例1〜3と同様に、運転席106に搭乗した運転手が聴取者60となっている。設置例5では、左スピーカ31と右スピーカ32がダッシュボード109に左右に並んで設置されており、フロントガラス101と右サイドガラス102を反射部40としている。左スピーカ31は、フロントガラス101に向けて音響信号を出力することにより、反射部40であるフロントガラス101は、左スピーカ31からの音響信号を、聴取者60の左耳61に向けて反射する。右スピーカ32は、右サイドガラス102に向けて音響信号を出力することにより、反射部40である右サイドガラス102は、右スピーカ32からの音響信号を、運転席106に搭乗した聴取者60の右耳62に向けて反射する。このような設置例とすることで、上記の各設置例と同様の効果を得ることができる。
次に、設置例6について図11を用いて説明する。図11は音場生成システム1を設置した状態を示す図であり、自動車100を上から見た図である。なお、設置例6において、設置例1と同様の構成については適宜説明を省略する。設置例6では、左スピーカ31と右スピーカ32が、ダッシュボード109に前後に並んで設置されている。具体例としては、左スピーカ31が前側、すなわちダッシュボード109の奥側に配置され、右スピーカ32が後側、すなわちダッシュボード109の手前側に配置されており、右サイドガラス102を反射部40としている。右スピーカ32は、右サイドガラス102に向けて音響信号を出力することにより、右反射部42である右サイドガラス102は、右スピーカ32からの音響信号を、運転席106に搭乗した聴取者60の右耳62に向けて反射する。左スピーカ31は、右サイドガラス102に向けて音響信号を出力することにより、左反射部41である右サイドガラス102は、左スピーカ31からの音響信号を、聴取者60の左耳61に向けて反射する。このような設置例とすることで、上記の各設置例と同様の効果を得ることができる。
次に、設置例7について図12及び図13を用いて説明する。図12は、左スピーカ31と左反射部41とを示す斜視図である。図13は音場生成システム1を設置した状態を示す図であり、自動車100を上から見た図である。本設置例7では、自動車100の各種ガラスを反射部40として利用しておらず、ダッシュボード109に反射部40を別途設置している。反射部40は、図12に示すように左反射部41の反射面の角度が可変となっており、左反射部41の取り付け角度を調整することで、左スピーカ31から出力された音響信号の反射方向を変更することができる。また、右反射部42についても同様に反射面の角度を可変としている。
次に、設置例8について図14を用いて説明する。図14は音場生成システム1を設置した左スピーカ31、右スピーカ32、左反射部41、及び右反射部42を示す図である。本設置例では、左スピーカ31、右スピーカ32、左反射部41、及び右反射部42が、ダッシュボード109に埋め込まれている。すなわち、ダッシュボード109には、2つの埋め込みが設けられ、一方の埋め込みに、左スピーカ31と左反射部41とが一体的に配置され、他方の埋め込みに右スピーカ32と右反射部42とが一体的に配置される。よって、ダッシュボード109に設けられた埋め込み部分の壁が、左反射部41、及び右反射部42として機能する。換言すると、本設置例では、反射部40として、フロントガラス101、右サイドガラス102、左サイドガラス103、及びルーフガラス104を用いていない。このようにすることで、音場生成装置2を容易に設置することができる。もちろん、1つの埋め込みに、左スピーカ31、右スピーカ32、左反射部41、及び右反射部42を全て配置しても良い。
次に、設置例9について図16を用いて説明する。図16は音場生成システム1を設置した左スピーカ31、右スピーカ32、カーナビゲーション本体110および、カーナビゲーション表示面111を示す図である。本設置例では、左スピーカ31、右スピーカ32、カーナビゲーション本体110が、ダッシュボード109に埋め込まれている。すなわち、ダッシュボード109には、3つの埋め込みが設けられ、1つはカーナビゲーション本体110を埋め込むために使用され、残り2つは、カーナビゲーション表示面111の後方に存在しており、左スピーカ31と右スピーカ32を埋め込むために使用される。そして、左スピーカ31の音響信号をカーナビゲーション表示面111を反射面として、聴取者60の左耳61に向けて反射する。同様に、右スピーカ32の音響信号をカーナビゲーション表示面111を反射面として、聴取者60の右耳62に向けて反射する。このような設置例とすることで、上記の設置例と同様の効果を得ることができる。
本実施の形態では、入力信号として、バイノーラル録音された音源に基づくステレオ信号Ls、Rsを用いている。実施の形態2にかかる音場生成システム1は、図18、及び図19に示すような構成となる。実施の形態1の構成に比べて、音像定位演算部10が省略されている。換言すると、クロストークキャンセル演算部20には音像が定位されたステレオ信号Ls、Rsが直接入力される。図20に示すような収録現場において、実音源P(t)からの音響信号をダミーヘッド70に設けられた左耳71と右耳72のマイク73で録音する。こうすることで、実音源P(t)からダミーヘッド70までの伝達関数が加わったステレオ信号Ls、Rsを得ることができる。このため、ダミーヘッド70に対する実音源P(t)74の位置が仮想音源p'(t)として音像が定位される。従って、実音源P(t)74がいずれの位置にあっても、その位置に対応する仮想音源p'(t)として聴取者60に対し、音像を定位させることができる。なお、その他の処理及び設置例については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。このような構成であっても、上記の各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
本実施の形態に係る音場生成システム1では、スピーカ部30と反射部40とが一体となっている。従って、図21に示すように、スピーカ部30と反射部40とが一体となったスピーカユニット部90が設けられる。なお、図21は、音場生成装置1の一部の構成を示すブロック部である。具体的には、左スピーカ31と左反射部41が一体となった左スピーカユニットと、右スピーカ32と右反射部42が一体となった右スピーカユニットとが設けられている。左スピーカユニットと右スピーカユニットは、同様の構成を有している。また、本実施の形態では、反射部40は、音場生成装置の一部となる。その他の構成については、実施の形態1、2と同様であるため、説明を省略する。
本実施の形態にかかる音場生成システムについて、図27及び図28を用いて説明する。図27は、音場生成システム1におけるフローを示すブロック図である。図28は、音場生成システム1の全体構成を模式的に示す図である。本実施の形態では、実施の形態1の構成に加えてレンズ部50が設けられている。レンズ部50は、スピーカ部30から出力された音響信号を集束するための音響レンズであり、レンズ部50で集束された音響信号は、反射部40で反射される。なお、レンズ部50以外の構成については上記の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
本実施の形態にかかる音場生成システム、及び音場生成方法について、図29、及び図30を用いて説明する。図29は、音場生成システムにおけるフローを示すブロック図である。図30は、音場生成システムの全体構成を模式的に示す図である。本実施の形態では、実施の形態2の構成に加えて、レンズ部50が設けられている。レンズ部50は、実施の形態4のレンズ部50と同様であり、スピーカ部30から出力された音響信号を集束する。そして、レンズ部50で集束された音響信号は、反射部40で反射される。なお、レンズ部50以外の構成については、上記の実施形態2、4と同様であるため、説明を省略する。このような構成であっても、実施の形態4と同様の効果を得ることができる。
また、オートバイや自転車等のフードを反射部とした音場生成環境とすることも可能である。さらには、閉鎖空間である音場生成環境に、音場生成システム1を搭載することが好ましい。例えば、ショベルカーなどの重機における運転室や操作室、パチンコ店などの遊技場における遊技機など、騒音が大きい音場生成環境に設置することで、例えば、騒音の大きい環境であっても危険な方向から警告音を聴取者の耳元に到達させることができる。さらには、アミューズメントパークのアトラクション用の乗物に搭載しても良い。こうすることで、より臨場感のある音場の生成が可能となる。
また、反射部40またはスピーカ部30の動作による聴取者の切り替えは、聴取者による操作に基づき切り替え動作が行われる形態に限らず、着座センサ等による聴取者の検出に基づき切り替えられてもよい。
さらには、聴取者の位置に応じて、反射部40として用いるガラス面を適宜変更可能としてもよい。
本実施の形態6に係る音場生成システム3について、図34、図35を用いて説明する。図34は、本実施の形態6に係る音場生成システム3の構成を示すブロック図である。図35は、音場生成システム3の全体構成を模式的に示す図である。実施の形態1の構成に比べて、ささやき声変換部70が追加されている。ささやき声変換部70は、通常の音声をささやき声に変換する。具体的には、有声音である通常音声を、無声音化するが、この方法として、特開昭58−168098号の雑音波形と周期的な音源波形の振幅を制御する方法や、特開2008−139573号の線形予測法を用いて声道の伝達関数を求め、原音波形から減算した残差信号との振幅比を用いて白色雑音に乗算する方法、特開2006−234969号のフォルマント成分を除去する方法、他にも混合正規分布モデル(GMM:Gaussian Mixture Model)に基づいて、スペクトル系列等の特徴量を変換する特徴量変換法(例えば、A. Kain and M.W.Macon," Spectral voice conversion for text-to-speechsynthesis" Proc.ICASSP,pp.285-288, Seattle, U.S.A. May,1998.参照)で実現でき、あらゆる公知の手法を用いることが可能である。
bl(t)=0 ・・・ 式(1)
たたみ込み演算部12の伝達関数br(t)を、以下の式(2)の通り設定してもよい。
br(t)=A(t=t1) Aは定数(振幅)、t1はt1≧0の所定値
br(t)=0(t≠t1) ・・・ 式(2)
なお、左耳元に提供する場合、上記の伝達関数の値が左右で逆となる。
クロストークキャンセル演算以降の手順は実施の形態1と同様である。
2 音場生成装置
3 音場生成システム
10 音像定位演算部
11 たたみ込み演算部
12 たたみ込み演算部
20 クロストークキャンセル演算部
30 スピーカ部
31 左スピーカ
32 右スピーカ
40 反射部
41 左反射部
42 右反射部
50 レンズ部
51 左レンズ
52 右レンズ
60 聴取者
61 左耳
62 右耳
70 ささやき声変換部
80 仮想聴取者
90 スピーカユニット部
91 左スピーカユニット
92 右スピーカユニット
93 ケース
94 蓋
95 溝
100 自動車
101 フロントガラス
102 右サイドガラス
103 左サイドガラス
104 ルーフガラス
105 ハンドル
106 運転席
107 後部座席
108 助手席
109 ダッシュボード
110 カーナビゲーション本体
111 カーナビゲーション表示面
Claims (15)
- 2チャンネル以上の音声を出力するスピーカを有し、前記スピーカから出力された音を反射させて聴取者に音を伝達させる反射部に向けて音響信号を出力するスピーカ部と、
前記スピーカ部より出力され前記反射部により反射されて前記聴取者に到達した音響信号の音像が前記聴取者の位置において仮想音源として定位されている音声信号が入力され、前記入力された音声信号に対して前記反射部により反射されて前記聴取者に到達した音響信号の各チャンネル間におけるクロストークが前記聴取者の位置においてキャンセルされるように演算処理を行うクロストークキャンセル部と、
を備えることを特徴とする音場生成装置。 - 前記クロストークキャンセル部に入力される音声信号に対して、前記聴取者に到達した音響信号の音像が前記聴取者の位置において仮想音源となるように音像の定位を加えるための音像定位演算部を、さらに備える請求項1に記載の音場生成装置。
- 前記聴取者に聴取させる音声信号をささやき声に変換するささやき声変換部をさらに備え、
前記音像定位演算部は、前記スピーカ部より出力され前記反射部により反射されて前記聴取者に到達した前記ささやき声に変換された音響信号の音像が、前記聴取者の少なくとも一方の耳元に仮想音源として定位するように演算を行うことを特徴とする、請求項2に記載の音場生成装置。 - 前記クロストークキャンセル演算部が、前記反射部による反射を考慮した伝達関数を用いて、クロストークをキャンセルする演算を行っている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の音場生成装置。
- 前記スピーカ部と前記反射部の間に、前記スピーカから出力された音響信号を集束するレンズ部を、さらに備える請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の音場生成装置。
- 前記クロストークキャンセル演算部は、前記反射部の反射面形状に対応した演算を行うことを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の音場生成装置。
- 前記スピーカと、前記反射部が一体となって形成されている請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の音場生成装置。
- 前記反射部の反射面の角度、又は前記スピーカの角度の少なくとも一方が可変であることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の音場生成装置。
- 前記反射部の反射面の角度、又は前記スピーカの角度の少なくとも一方を変えることで、前記聴取者を切り替える請求項8に記載の音場生成装置。
- 前記入力された音声信号が、バイノーラル記録されたバイノーラル信号であることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の音場生成装置。
- 請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の音場生成装置と、
前記スピーカ部からの音を前記聴取者に向けて反射する反射部と、を備えた音場生成システム。 - 前記反射部が、自動車の車体もしくは、車載機器であることを特徴とする請求項11に記載の音場生成システム。
- 前記反射部が、自動車のフロントガラス、サイドガラス、及びルーフガラスの少なくとも一つである請求項11に記載の音場生成システム。
- 前記2チャンネル以上のスピーカの内、1つのスピーカが、前記フロントガラスに向けて、音響信号を出力し、他のスピーカが前記サイドガラスに向けて音響信号を出力する請求項13に記載の音場生成システム。
- 2チャンネル以上の音声を出力するスピーカを有するスピーカ部より出力され反射部により反射されて聴取者に到達した音響信号の音像が前記聴取者の位置において仮想音源として定位されている音声信号を入力するステップと、
前記入力された音声信号に対して前記反射部により反射されて前記聴取者に到達した音響信号の各チャンネル間におけるクロストークが前記聴取者の位置においてキャンセルされるように演算処理を行うステップと、
前記スピーカ部から出力された音を反射させて聴取者に音を伝達させる反射部に向けて音響信号を出力するステップと、
を備えることを特徴とする音場生成方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012014952A JP5786732B2 (ja) | 2011-04-14 | 2012-01-27 | 音場生成装置、音場生成システム、及び音場生成方法 |
PCT/JP2012/059244 WO2012141057A1 (ja) | 2011-04-14 | 2012-04-04 | 音場生成装置、音場生成システム、及び音場生成方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011089915 | 2011-04-14 | ||
JP2011089915 | 2011-04-14 | ||
JP2012014952A JP5786732B2 (ja) | 2011-04-14 | 2012-01-27 | 音場生成装置、音場生成システム、及び音場生成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012231448A true JP2012231448A (ja) | 2012-11-22 |
JP5786732B2 JP5786732B2 (ja) | 2015-09-30 |
Family
ID=47432583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012014952A Active JP5786732B2 (ja) | 2011-04-14 | 2012-01-27 | 音場生成装置、音場生成システム、及び音場生成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5786732B2 (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013173430A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Denso Corp | 車両用音出力装置 |
JP2014187685A (ja) * | 2013-01-24 | 2014-10-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 収音装置 |
KR101500150B1 (ko) * | 2013-09-25 | 2015-03-06 | 현대자동차주식회사 | 차량의 음향 제어 장치 및 방법 |
JP2015147516A (ja) * | 2014-02-07 | 2015-08-20 | 日産自動車株式会社 | 車両の付加音量算出方法および付加音量算出装置 |
WO2019059004A1 (ja) * | 2017-09-19 | 2019-03-28 | 株式会社東海理化電機製作所 | 音響装置 |
WO2019058896A1 (ja) * | 2017-09-19 | 2019-03-28 | 株式会社東海理化電機製作所 | タッチ入力装置 |
WO2019059005A1 (ja) * | 2017-09-19 | 2019-03-28 | 株式会社東海理化電機製作所 | 音響装置 |
JPWO2019044568A1 (ja) * | 2017-08-29 | 2020-08-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 仮想音像制御システム、照明器具、厨房装置、天井部材、及びテーブル |
JP2021013089A (ja) * | 2019-07-05 | 2021-02-04 | 清水建設株式会社 | 局所的音場支援用音響反射体及び局所的音場支援装置 |
CN114157959A (zh) * | 2020-09-09 | 2022-03-08 | 英属开曼群岛商迪芬尼环球股份有限公司 | 用于汽车的音频系统与具有音频系统的汽车 |
CN115315401A (zh) * | 2020-03-13 | 2022-11-08 | 三菱电机株式会社 | 电梯用音响系统 |
WO2024087904A1 (zh) * | 2022-10-27 | 2024-05-02 | 华为技术有限公司 | 音频模组及车辆 |
Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0377500A (ja) * | 1989-08-19 | 1991-04-03 | Sanyo Electric Co Ltd | 音場補正装置 |
JPH0672253A (ja) * | 1992-08-27 | 1994-03-15 | Kenwood Corp | 車室内音響再生装置 |
JPH06181596A (ja) * | 1992-12-14 | 1994-06-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 車載用スピーカシステム |
JPH08308000A (ja) * | 1995-04-28 | 1996-11-22 | Yamaha Corp | ステレオ音場拡大装置 |
JP2005519549A (ja) * | 2002-03-05 | 2005-06-30 | オーディオ プロダクツ インターナショナル コーポレイション | 整形された音場をもつスピーカ |
JP2006013903A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Seiko Epson Corp | 音響レンズ及びこれを用いた超音波スピーカ |
JP2006128870A (ja) * | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Victor Co Of Japan Ltd | 音響シミュレーション装置、音響シミュレーション方法、および音響シミュレーションプログラム |
JP2006140595A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-01 | Sony Corp | 情報変換装置及び情報変換方法、並びに通信装置及び通信方法 |
JP2006190193A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Toyota Motor Corp | 車両用警報装置 |
WO2006095688A1 (ja) * | 2005-03-11 | 2006-09-14 | Pioneer Corporation | 情報再生装置、情報再生方法、情報再生プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体 |
JP2007143008A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Victor Co Of Japan Ltd | 収音切り替え装置及び収音切り替え方法 |
JP2008213754A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Honda Motor Co Ltd | 車両用能動型音響制御システム |
JP2010184586A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Nissan Motor Co Ltd | 騒音低減装置及び方法 |
-
2012
- 2012-01-27 JP JP2012014952A patent/JP5786732B2/ja active Active
Patent Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0377500A (ja) * | 1989-08-19 | 1991-04-03 | Sanyo Electric Co Ltd | 音場補正装置 |
JPH0672253A (ja) * | 1992-08-27 | 1994-03-15 | Kenwood Corp | 車室内音響再生装置 |
JPH06181596A (ja) * | 1992-12-14 | 1994-06-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 車載用スピーカシステム |
JPH08308000A (ja) * | 1995-04-28 | 1996-11-22 | Yamaha Corp | ステレオ音場拡大装置 |
JP2005519549A (ja) * | 2002-03-05 | 2005-06-30 | オーディオ プロダクツ インターナショナル コーポレイション | 整形された音場をもつスピーカ |
JP2006013903A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Seiko Epson Corp | 音響レンズ及びこれを用いた超音波スピーカ |
JP2006128870A (ja) * | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Victor Co Of Japan Ltd | 音響シミュレーション装置、音響シミュレーション方法、および音響シミュレーションプログラム |
JP2006140595A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-01 | Sony Corp | 情報変換装置及び情報変換方法、並びに通信装置及び通信方法 |
JP2006190193A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Toyota Motor Corp | 車両用警報装置 |
WO2006095688A1 (ja) * | 2005-03-11 | 2006-09-14 | Pioneer Corporation | 情報再生装置、情報再生方法、情報再生プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体 |
JP2007143008A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Victor Co Of Japan Ltd | 収音切り替え装置及び収音切り替え方法 |
JP2008213754A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Honda Motor Co Ltd | 車両用能動型音響制御システム |
JP2010184586A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Nissan Motor Co Ltd | 騒音低減装置及び方法 |
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013173430A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Denso Corp | 車両用音出力装置 |
JP2014187685A (ja) * | 2013-01-24 | 2014-10-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 収音装置 |
KR101500150B1 (ko) * | 2013-09-25 | 2015-03-06 | 현대자동차주식회사 | 차량의 음향 제어 장치 및 방법 |
CN104442622A (zh) * | 2013-09-25 | 2015-03-25 | 现代自动车株式会社 | 用于车辆的声音控制系统和方法 |
JP2015147516A (ja) * | 2014-02-07 | 2015-08-20 | 日産自動車株式会社 | 車両の付加音量算出方法および付加音量算出装置 |
JPWO2019044568A1 (ja) * | 2017-08-29 | 2020-08-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 仮想音像制御システム、照明器具、厨房装置、天井部材、及びテーブル |
US11678119B2 (en) | 2017-08-29 | 2023-06-13 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Virtual sound image control system, ceiling member, and table |
JP7065414B2 (ja) | 2017-08-29 | 2022-05-12 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 仮想音像制御システム、照明器具、厨房装置、天井部材、及びテーブル |
US11228839B2 (en) | 2017-08-29 | 2022-01-18 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Virtual sound image control system, light fixture, kitchen system, ceiling member, and table |
WO2019059004A1 (ja) * | 2017-09-19 | 2019-03-28 | 株式会社東海理化電機製作所 | 音響装置 |
CN111095946B (zh) * | 2017-09-19 | 2021-05-11 | 株式会社东海理化电机制作所 | 音响装置 |
US11051104B2 (en) | 2017-09-19 | 2021-06-29 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Acoustic device |
CN111095946A (zh) * | 2017-09-19 | 2020-05-01 | 株式会社东海理化电机制作所 | 音响装置 |
WO2019059005A1 (ja) * | 2017-09-19 | 2019-03-28 | 株式会社東海理化電機製作所 | 音響装置 |
WO2019058896A1 (ja) * | 2017-09-19 | 2019-03-28 | 株式会社東海理化電機製作所 | タッチ入力装置 |
JP2021013089A (ja) * | 2019-07-05 | 2021-02-04 | 清水建設株式会社 | 局所的音場支援用音響反射体及び局所的音場支援装置 |
JP7341755B2 (ja) | 2019-07-05 | 2023-09-11 | 清水建設株式会社 | 局所的音場支援用音響反射体及び局所的音場支援装置 |
CN115315401A (zh) * | 2020-03-13 | 2022-11-08 | 三菱电机株式会社 | 电梯用音响系统 |
CN115315401B (zh) * | 2020-03-13 | 2023-08-11 | 三菱电机株式会社 | 电梯用音响系统 |
CN114157959A (zh) * | 2020-09-09 | 2022-03-08 | 英属开曼群岛商迪芬尼环球股份有限公司 | 用于汽车的音频系统与具有音频系统的汽车 |
CN114157959B (zh) * | 2020-09-09 | 2024-05-28 | 英属开曼群岛商迪芬尼环球股份有限公司 | 用于汽车的音频系统与具有音频系统的汽车 |
WO2024087904A1 (zh) * | 2022-10-27 | 2024-05-02 | 华为技术有限公司 | 音频模组及车辆 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5786732B2 (ja) | 2015-09-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5786732B2 (ja) | 音場生成装置、音場生成システム、及び音場生成方法 | |
JP5722689B2 (ja) | ヘッドレスト組み込みスピーカを有する車両オーディオシステム | |
JP5015611B2 (ja) | 音像定位制御装置 | |
JP6286583B2 (ja) | ラウドスピーカシステム | |
JP2013013042A (ja) | 立体音響装置 | |
JP4722878B2 (ja) | ノイズ低減装置および音響再生装置 | |
US9578438B2 (en) | Apparatus and method for driving loudspeakers of a sound system in a vehicle | |
EP1978776B1 (en) | Directional loudspeaker to reduce direct sound | |
WO2012141057A1 (ja) | 音場生成装置、音場生成システム、及び音場生成方法 | |
JP2007003994A (ja) | 音響システム | |
JP2010526484A (ja) | 車両における音の有指向放射(directionallyradiatingsoundinavehicle) | |
WO2002098171A1 (en) | Vehicle-mounted stereophonic sound field reproducer/silencer | |
JP2009159120A (ja) | 自動車用スピーカー | |
JP5678942B2 (ja) | 運転サポート装置 | |
JP2013034122A (ja) | 車両用立体音響装置 | |
CN108737930A (zh) | 车辆导航系统中的可听提示 | |
JP5543106B2 (ja) | 空間オーディオ信号再生装置及び空間オーディオ信号再生方法 | |
JP2007116365A (ja) | マルチチャンネル音響システム及びバーチャルスピーカ音声生成方法 | |
KR20180103476A (ko) | 차량 내부의 소음 제어 시스템 및 그 제어 방법 | |
JP2012231449A (ja) | 音場生成装置、音場生成システム、及び音場生成方法 | |
Pinardi et al. | Direction specific analysis of psychoacoustics parameters inside car cockpit: A novel tool for NVH and sound quality | |
WO2014087605A1 (ja) | 立体音響装置 | |
JP2010272911A (ja) | 音情報提供装置及び音情報提供方法 | |
WO2010095620A1 (ja) | 音場創生装置 | |
JP2007143008A (ja) | 収音切り替え装置及び収音切り替え方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140731 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141118 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150114 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150630 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150713 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5786732 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |