JP2012225573A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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和也 谷本
Koichi Sakai
浩一 酒井
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Abstract

【課題】送風性能を向上させた空気調和機の室内機を提供する。
【解決手段】本発明の空気調和機の室内機は、吹き出し口の上部を形成する平面部を有するスタビライザと、室内へ送風するクロスフローファンとを備え、平面部からクロスフローファンの方向へ仮想的に延長した仮想平面部よりも上側にクロスフローファンの円周縁が位置するように構成し、スタビライザの舌部に溝形状13を複数設ける。
【選択図】図5

Description

本発明は、空気調和機の室内機に関する。
図6は、従来の空気調和機の室内機の断面図である。図6に示すように、室内機のスタビライザの舌部に溝形状601を設け、翼ピッチ音の周波数が分散し、耳障りな翼ピッチ音を低減させていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−80533号公報
しかしながら、前記従来の構成では、騒音を低減することが出来るものの、送風性能を向上させることはできないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、送風性能を向上させた空気調和機の室内機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明は、吹き出し口の上部を形成する平面部を有するスタビライザと、室内へ送風するクロスフローファンとを備え、平面部からクロスフローファンの方向へ仮想的に延長した仮想平面よりも上側にクロスフローファンの円周縁が位置するように構成し、スタビライザの舌部に溝形状を複数設けたことにより、クロスフローファンを駆動することによって発生する風が舌部に衝突することによってよどみ領域が発生し、その結果、よどみ領域に衝突する風にエアークッション作用が働き、クロスフローファンからの送風を円滑にすることができる。
本発明は、送風性能を向上させた空気調和機の室内機を提供することができる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機の断面図 同実施の形態1における空気調和機の室内機の要部断面図 同実施の形態1における空気調和機の室内機の要部拡大断面図 同実施の形態1におけるスタビライザの外観斜視図 同実施の形態1におけるスタビライザの外観拡大斜視図 従来の空気調和機の室内機の断面図
第1の発明の空気調和機の室内機は、吹き出し口の上部を形成する平面部を有するスタビライザと、室内へ送風するクロスフローファンとを備え、平面部からクロスフローファンの方向へ仮想的に延長した仮想平面よりも上側にクロスフローファンの円周縁が位置するように構成し、スタビライザの舌部に溝形状を複数設けたことにより、クロスフローファンを駆動することによって発生する風が舌部に衝突することによってよどみ領域が発生し、その結果、よどみ領域に衝突する風にエアークッション作用が働き、クロスフローフ
ァンからの送風を円滑にすることができる。
第2の発明の空気調和機の室内機は、特に第1の発明において、溝形状の幅よりも隣り合う溝形状の間に形成される凸部の幅が大きいことにより、よどみ領域を形成しやすくなり、エアークッション作用を高めることができ、さらに送風性能を向上させることができる。
第3の発明の空気調和機の室内機は、特に第1または第2の発明において、溝形状同士の幅はすべて等しく、かつ、隣り合う溝形状の間に形成される凸部同士の幅はすべて等しくすることにより、クロスフローファンからスタビライザへ向かう流れに関して、クロスフローファンの長手方向に速度分布を均一にすることができ、送風性能を向上させることができる。
第4の発明の空気調和機の室内機は、特に第1から第3の発明において、溝形状同士の深さはすべて等しいことにより、クロスフローファンの長手方向に、よどみ領域を均一に形成することができ、送風性能を向上させることができる。
第5の発明の空気調和機の室内機は、特に第1から第4の発明において、溝形状の底面の形状は平面であることにより、よどみ領域を保持することができ、送風性能を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機の断面図を示すものである。図1に示すように、本実施の形態における空気調和機の室内機100には、室内空気と冷媒とが熱交換を行う室内熱交換器1と、室内へ送風を行うクロスフローファン2と、クロスフローファン2の前側には吹き出し口5とを有している。
また、吹き出し口5の上部はスタビライザ3の一部で形成され、吹き出し口5の下部はリアガイダ4の一部で形成されている。また、スタビライザ3は、吹き出し口5の上部を形成する平面部3aと、平面部3aに連続し略円弧形状をなす舌部3bと、舌部3bに連続しクロスフローファンの円周縁に沿って湾曲する湾曲部3cで構成されている。
また、室内機100の前面側には室内空気の吸込み口9を設け、吸込み口9の裏側には塵埃を捕集するエアフィルタ8を有している。さらに、吹き出し口5には、上下方向へ風向を変更する上下風向変更羽根を備えており、本実施の形態では上羽根6と下羽根7とで構成される。なお、本実施の形態では上下風向変更羽根は上羽根6と下羽根7の二枚を設けたが、これに限定することはなく、一枚であっても何ら問題は無い。また、吹き出し口5には、左右方向へ風向を変更する左右風向変更羽15を備えている。
そしてクロスフローファン2が回転駆動することによって、吸込み口9から室内空気を吸込み、室内熱交換器1で室内空気と冷媒とが熱交換を行い、熱交換した後の暖風または冷風を吹き出し口5から送風する。
以上のように構成された空気調和機の室内機について、以下、スタビライザ3の構成および作用について説明する。
図2、図3は、本発明の実施の形態1におけるスタビライザ3の拡大斜視図であり、図
4はスタビライザ3の外観斜視図、図5はスタビライザの溝形状の拡大図である。図2〜図5に示すように、スタビライザ3の舌部3bには溝形状13が複数形成されている。そして、スタビライザ3の舌部3bに溝形状13を等間隔に複数設けたことで、隣り合う溝形状13同士の間には凸部12が形成される。
また、平面部3aからクロスフローファン2の方向へ仮想的に延長した仮想平面部3dを図2に点線にて示す。また、図2には模式的に風の流れの方向を矢印にて示す。図2に示すように、点線で表した仮想平面部3dよりも上側にクロスフローファン2の円周縁2aが位置するように構成されている。このように構成することによって、クロスフローファン2を回転させたときに発生する風が、スタビライザ3の舌部3bへ衝突しやすくなる。
そして、クロスフローファン2を駆動させることによって発生する風が、舌部3bへ衝突し、舌部3b付近によどみ領域が発生する。その結果、よどみ領域によってエアークッションの働きをすることにより、舌部3bでの送風ロスを低減させることができ、送風性能を向上させることができる。
また、図5に点線矢印で溝形状13の溝方向を示している。図5に示すように、溝形状13の溝方向は、スタビライザの長手方向に直角となるように形成されるのが好ましい。このように溝方向をスタビライザの長手方向に対して直角となるように溝形状13を形成することで、スタビライザの長手方向に均一な速度分布で室内に送風することができる。ただし、製造誤差等により1度から2度程度ずれていたとしても問題は無い。
また、図3に示すように、溝形状13の底面の形状は平面としている。これによって溝形状13の近傍によどみ領域を保持しやすく、送風性能を向上することができる。なお、溝形状13の底面を、前述の先行技術文献に記載の技術のような曲面にすると、よどみ領域が保持しにくく剥離しやすくなってしまう。その結果、送風性能を向上させることができなくなってしまう。
また、図3に示すように、溝形状13の深さDは、すべての溝形状において同じ深さとしており、その結果、スタビライザ3の長手方向に沿って、よどみ領域を均一に形成させることができる。よって、クロスフローファン2の長手方向に、ほぼ等しい厚みをもった凹凸の少ないよどみ領域を形成することができ送風性能を改善することができる。
また、図5に示すように、溝形状13の幅Wbを、隣り合う溝形状13の間に形成される凸部12の幅Waよりも短くすることによって、舌部3bにおける送風抵抗の増加を抑えながら、舌部3bによどみ領域を形成することができる。
また、図4に示すように、スタビライザ3の長手方向に沿って、溝形状13が複数形成されているが、すべての溝形状13の幅は同じ長さとしている。さらに、溝形状13同士の間に形成される凸部12の幅はすべて同じ長さとしている。このように溝形状13を形成することによって、クロスフローファンからスタビライザへ向かう流れに関して、クロスフローファンの長手方向に速度分布を均一にすることができ、送風性能を向上させることができる。
以上のように本発明は、空気調和機の室内機に適用でき、一台の室外機に一台の室内機を接続する空気調和機や、一台の室外機に複数台の室内機を接続する多室型の空気調和機にも適用することができる。
1 室内熱交換器
2 クロスフローファン
3 スタビライザ
3a 平面部
3b 舌部
3c 湾曲部
3d 仮想平面部
12 凸部
13 溝形状

Claims (5)

  1. 吹き出し口の上部を形成する平面部を有するスタビライザと、室内へ送風するクロスフローファンとを備え、前記平面部から前記クロスフローファンの方向へ仮想的に延長した仮想平面よりも上側に前記クロスフローファンの円周縁が位置するように構成し、前記スタビライザの舌部に溝形状を複数設けたことを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記溝形状の幅よりも隣り合う溝形状の間に形成される凸部の幅が大きいことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記溝形状同士の幅はすべて等しく、かつ、隣り合う溝形状の間に形成される凸部同士の幅はすべて等しくすることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記溝形状同士の深さはすべて等しいことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記溝形状の底面の形状は平面であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
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