JP2012223120A - 水耕栽培用定植板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水耕栽培用定植板1は、複数の植え穴2…が、水平二次元方向に分散状態に備えられ、該植え穴2…間の板部に切込み5が入れられ、該植え穴2…間の板部を、V字状に屈折させて重ね合わせ状にすると共に切込み5を通じて重なり状にすることにより、水平二次元方向において、植え穴2…間の間隔寸法を小さく変更することができるようになされている。
【選択図】 図1
Description
前記植え穴間の間隔寸法を大きく、又は、小さく、変更することができるようになされていることを特徴とする水耕栽培用定植板によって解決される(第1発明)。
該植え穴間の板部に切込みが入れられ、
該植え穴間の板部を、V字状に屈折させて重ね合わせ状にすると共に前記切込みを通じて重なり状にすることにより、水平二次元方向において、植え穴間の間隔寸法を小さく変更することができるようになされているとよい(第2発明)。
該植え穴間の板部に切欠き部が設けられると共に、該切欠き部は柔軟な膜材にて塞がれており、
植え穴間の板部をV字状に屈折させて重ね合わせ状にすると共に、前記膜材を変形させて切欠き部を縮小することにより、水平二次元方向において、植え穴間の間隔寸法を小さく変更することができるようになされているのもよい(第4発明)。
・ 横方向に延びる植え穴2…の列間の板部全体をV字状に屈折させて重ね合わせ状にすることができるようにする屈折線としての折目線3…が設けられる一方、
・ 縦方向に延びる植え穴2…の列間の板部は、
・ 横方向において隣り合う植え穴間において、V字状に屈折させて重ね合わせ状にすることができるようにする屈折線としての丁番型回動軸部4…が設けられると共に、
・ それらの間には、H字状の切込み5が入れられ、
それにより、植え穴2…間の間隔寸法がAのように大きい図1(イ)に示す状態から、植え穴2…間の板部を、図1(ハ)に示すように、V字状に屈折させて重ね合わせ状にすると共に、切込み5…を通じて重なり状にすることにより、図1(ロ)に示すように、水平二次元方向において、植え穴2…間の間隔寸法をaのように小さく変更することができるようになされており、逆にすれば、植え穴2…間の間隔寸法を図1(イ)に示すようにAのように大きく変更することができるようになされている。
・ 横方向に延びる植え穴2…の列間の板部は、
・ 縦方向において隣り合う植え穴間において、V字状に屈折させて重ね合わせ状にすることができるようにする屈折線としての丁番型回動軸部4…が設けられ、
・ それらの間には切欠き部8が設けられると共に、該切欠き部8は、非透光性の柔軟な膜材9にて塞がれており、
・ 縦方向に延びる植え穴2…の列間の板部は、
・ 横方向において隣り合う植え穴間において、V字状に屈折させて重ね合わせ状にすることができるようにする屈折線としての丁番型回動軸部4…が設けられ、
・ それらの間には、上記の、膜材9にて塞がれた切欠き部8が存在しており、
それにより、植え穴2…間の間隔寸法がAのように大きい図3(イ)に示す状態から、植え穴2…間の板部を、V字状に屈折させて重ね合わせ状にすると共に、前記膜材9…を変形させて切欠き部8を縮小することにより、図3(ロ)に示すように、水平二次元方向において、植え穴2…間の間隔寸法をaのように小さく変更することができるようになされており、逆にすれば、植え穴2…間の間隔寸法を図3(イ)に示すようにAのように大きく変更することができるようになされている。なお、膜材9は、例えば、シリコンなどからなっている。また、中間の丁番型回動軸部4…を挟む一方の辺の長さ寸法ともう一方の辺の長さ寸法とは同じに設計されている。その他は、第1実施形態とほぼ同様である。
植え穴2…間の間隔寸法を小さくした状態においても、大きくした状態においても、切欠き部8は柔軟な膜材9によって塞がれた状態を維持しており、それにより、水耕栽培において、切欠き部8を通じて下の養液中に差し込む光は、わずかであるか、あるいは、なく、そのため、養液中での苔などの繁殖を防いで、掃除の手間を軽くする、あるいは、なくすことができ、また、養液中の栄養が苔などに奪われるのを防ぐことができる。
2…植え穴
3…折目線(屈折線)
4…丁番型回動軸部(屈折線)
5…切込み
8…切欠き部
9…膜材
Claims (4)
- 植物定植用の貫通の植え穴が複数、設けられた水耕栽培用定植板であって、
前記植え穴間の間隔寸法を大きく、又は、小さく、変更することができるようになされていることを特徴とする水耕栽培用定植板。 - 前記植え穴が、水平二次元方向に分散状態に備えられ、
該植え穴間の板部に切込みが入れられ、
該植え穴間の板部を、V字状に屈折させて重ね合わせ状にすると共に前記切込みを通じて重なり状にすることにより、水平二次元方向において、植え穴間の間隔寸法を小さく変更することができるようになされている請求項1に記載の水耕栽培用定植板。 - V字状中間屈折線を挟む一方の辺ともう一方の辺の長さ寸法が異ならされており、それにより、前記切込みを通じて重ね合わされる板部同士が上下に位置をずらせている請求項2に記載の水耕栽培用定植板。
- 前記植え穴が、水平二次元方向に分散状態に備えられ、
該植え穴間の板部に切欠き部が設けられると共に、該切欠き部は柔軟な膜材にて塞がれており、
植え穴間の板部をV字状に屈折させて重ね合わせ状にすると共に、前記膜材を変形させて切欠き部を縮小することにより、水平二次元方向において、植え穴間の間隔寸法を小さく変更することができるようになされている請求項1に記載の水耕栽培用定植板。
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