JP2002369633A - 移動分散型果樹簡易水耕栽培システム - Google Patents
移動分散型果樹簡易水耕栽培システムInfo
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Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Hydroponics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】果樹の水耕栽培は，一般に大型であり，果樹と
果樹と間隔を必要としているので，１本の果樹に対し，
防水性プラスチックなどの容器入り水耕栽培溶液１個と
するように全体を設計した。 【解決手段】図−１のハウス式栽培施設内１において，
防水性プラスチック容器２，および鉢３のなかに，水．
液肥．ミネラル液を適量混合した水耕栽培溶液４を入れ
て，土壌５に埋め込み，エアレーション１０を行い，上
部を水分蒸発防止・遮光シート１１で覆い，キュウビッ
クロックウール１３に，植え付けられた果樹苗（マンゴ
・アセロラ・ネクタリン・レモン・パパイヤ・パイナッ
プル・コーヒーなど）１４をいれ，果樹苗１６を固定し
１７，一定の間隔で設置された，移動・分散の容易な果
樹簡易水耕栽培システム。
果樹と間隔を必要としているので，１本の果樹に対し，
防水性プラスチックなどの容器入り水耕栽培溶液１個と
するように全体を設計した。 【解決手段】図−１のハウス式栽培施設内１において，
防水性プラスチック容器２，および鉢３のなかに，水．
液肥．ミネラル液を適量混合した水耕栽培溶液４を入れ
て，土壌５に埋め込み，エアレーション１０を行い，上
部を水分蒸発防止・遮光シート１１で覆い，キュウビッ
クロックウール１３に，植え付けられた果樹苗（マンゴ
・アセロラ・ネクタリン・レモン・パパイヤ・パイナッ
プル・コーヒーなど）１４をいれ，果樹苗１６を固定し
１７，一定の間隔で設置された，移動・分散の容易な果
樹簡易水耕栽培システム。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，農業用及び施設園
芸用の果樹水耕栽培装置の改良に関する。
芸用の果樹水耕栽培装置の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術水耕栽培装は，野菜・トマト
・イチゴなどの果物にみられるように，比較的小形なも
のが中心であり，果樹の水耕栽培は，一般に大型であ
り，果樹と果樹と間隔を必要としているので果樹の水耕
栽培は経営採算が取れず困難とされていた。
・イチゴなどの果物にみられるように，比較的小形なも
のが中心であり，果樹の水耕栽培は，一般に大型であ
り，果樹と果樹と間隔を必要としているので果樹の水耕
栽培は経営採算が取れず困難とされていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】果樹の水耕栽培は，一
般に大型であり，果樹と果樹と間隔を必要とし，成長に
一定の年月がかかる，また，亜熱帯果果樹を寒帯出水耕
栽培することは採算が取れないなど多くの課題があっ
た。
般に大型であり，果樹と果樹と間隔を必要とし，成長に
一定の年月がかかる，また，亜熱帯果果樹を寒帯出水耕
栽培することは採算が取れないなど多くの課題があっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】果樹と果樹と間隔を必要
としているので，１本の果樹に対し，防水性プラスチッ
クなどの容器入り水耕栽培溶液１個とするように設計し
た。
としているので，１本の果樹に対し，防水性プラスチッ
クなどの容器入り水耕栽培溶液１個とするように設計し
た。
【０００５】果樹の水耕栽培には，成長に一定の年月が
かかるので，収穫までの費用がかかりすぎ自然ものと比
べ採算が採れないなどの課題があったが，果樹の水耕栽
培を試験してみると育苗期間が大幅に短縮され成長・成
熟が早くなり，収穫量が増大するものがみられた。
かかるので，収穫までの費用がかかりすぎ自然ものと比
べ採算が採れないなどの課題があったが，果樹の水耕栽
培を試験してみると育苗期間が大幅に短縮され成長・成
熟が早くなり，収穫量が増大するものがみられた。
【０００６】亜熱帯果果樹を寒帯で水耕栽培すること
は， 採算が取れないなど多くの課題があったが，ハウ
ス式果樹簡易水耕栽培システムを採用することで，周年
を通じて新鮮な果実を収穫し供給できる。
は， 採算が取れないなど多くの課題があったが，ハウ
ス式果樹簡易水耕栽培システムを採用することで，周年
を通じて新鮮な果実を収穫し供給できる。
【０００７】
【発明実施の形態】発明実施の形態を実施例に基づいて
図面を参照して説明する。果樹の水耕栽培は，一般に大
型であり，果樹と果樹と間隔を必要としているので，１
本の果樹に対し，防水性プラスチックなどの容器入り水
耕栽培溶液１個とするように全体を設計した。すなわ
ち，図−１のハウス式栽培施設内において，防水性プラ
スチック容器（バケツ型．防水シート型．発泡スチロー
ル型．ポリタンクを含む）１，および鉢２のなかに，
水．液肥．ミネラル液を適量混合した水耕栽培溶液３を
入れて，土壌４に埋め込み，エアレーションポンプ５よ
り塩化ビニール管６によって送り込まれた分岐ホース７
より酸素分散器８を通じてエアレーション９を行い，防
水性プラスチック容器及び鉢上部を水分蒸発防止・遮光
シート１０で覆い，キュウビック固定棚１１に固定され
たキュウビックロックウール１２に，植え付けられた果
樹苗（マンゴ・アセロラ・ネクタリン・レモン・パパイ
ヤ・パイナップル・コーヒー・イチジク・イエローガバ
・パッションフルーツ・キュウイフルーツ・スターフル
ーツ・アンズ）１３をいれ，隣接して固定された支柱１
４と，成長しつつある果樹苗１５を幹１６及び上棚１７
に固定し，一定の間隔で設置された，移動・分散の容易
な果樹簡易水耕栽培システムである。
図面を参照して説明する。果樹の水耕栽培は，一般に大
型であり，果樹と果樹と間隔を必要としているので，１
本の果樹に対し，防水性プラスチックなどの容器入り水
耕栽培溶液１個とするように全体を設計した。すなわ
ち，図−１のハウス式栽培施設内において，防水性プラ
スチック容器（バケツ型．防水シート型．発泡スチロー
ル型．ポリタンクを含む）１，および鉢２のなかに，
水．液肥．ミネラル液を適量混合した水耕栽培溶液３を
入れて，土壌４に埋め込み，エアレーションポンプ５よ
り塩化ビニール管６によって送り込まれた分岐ホース７
より酸素分散器８を通じてエアレーション９を行い，防
水性プラスチック容器及び鉢上部を水分蒸発防止・遮光
シート１０で覆い，キュウビック固定棚１１に固定され
たキュウビックロックウール１２に，植え付けられた果
樹苗（マンゴ・アセロラ・ネクタリン・レモン・パパイ
ヤ・パイナップル・コーヒー・イチジク・イエローガバ
・パッションフルーツ・キュウイフルーツ・スターフル
ーツ・アンズ）１３をいれ，隣接して固定された支柱１
４と，成長しつつある果樹苗１５を幹１６及び上棚１７
に固定し，一定の間隔で設置された，移動・分散の容易
な果樹簡易水耕栽培システムである。
【０００８】ハウス式栽培施設外において，請求項１と
同様の方法を用いて実施した場合において，キュウビッ
クロックウール１３に，異なる植え付けられた果樹苗
（ナシ・リンゴ・モモ）を用い移動分散型果 樹簡易水
耕栽培システムを実施することができる。
同様の方法を用いて実施した場合において，キュウビッ
クロックウール１３に，異なる植え付けられた果樹苗
（ナシ・リンゴ・モモ）を用い移動分散型果 樹簡易水
耕栽培システムを実施することができる。
【０００９】
【発明の効果】移動分散型果樹簡易水耕栽培システムを
実施することによって亜熱帯果樹（マンゴ・アセロラ・
ネクタリン・レモン．パパイヤ・パイナップル・コーヒ
ー・イチジク・イエローガバ・パッションフルーツ・キ
ュウイフルーツ・スターフルーツ・アンズ）を寒帯地域
においても周年栽培でき，新鮮な果樹を収穫し市場に供
給できる。
実施することによって亜熱帯果樹（マンゴ・アセロラ・
ネクタリン・レモン．パパイヤ・パイナップル・コーヒ
ー・イチジク・イエローガバ・パッションフルーツ・キ
ュウイフルーツ・スターフルーツ・アンズ）を寒帯地域
においても周年栽培でき，新鮮な果樹を収穫し市場に供
給できる。
【００１０】自然の亜熱帯果樹と比べて，育苗期間が短
縮され，成長，成熟が早く，収穫量が増大する場合が多
い。たとえば，パッションフルーツ・イチジクなどは，
苗木の状態で果実が収穫できる。
縮され，成長，成熟が早く，収穫量が増大する場合が多
い。たとえば，パッションフルーツ・イチジクなどは，
苗木の状態で果実が収穫できる。
【００１１】移動分散型果樹簡易水耕栽培システムなの
で，成長に従って移動・分散ができるので管理が容易で
ある。
で，成長に従って移動・分散ができるので管理が容易で
ある。
【００１２】一般の水耕栽培と比べて、小型であり、費
用も安い。
用も安い。
【００１３】ハウス施設外の土地においても、イチジク
などに移動分散型果樹簡易水耕栽培システムを採用する
メリットとして果実を実らせる期間を約半分に短縮出来
た。
などに移動分散型果樹簡易水耕栽培システムを採用する
メリットとして果実を実らせる期間を約半分に短縮出来
た。
【図１】ハウス内移動分散型果樹簡易水耕栽培システム
透視図である。
透視図である。
１ 防水性プラスチック容器（バケツ型．防水シート
型．発泡スチロール型．ポリタンクを含む） ２ 鉢 ３ 水．液肥．ミネラル液を適量混合した水耕栽培溶液 ４ 土壌 ５ エアレーションポンプ ６ 塩化ビニール管 ７ 分岐ホース ８ 酸素分散器 ９ エアレーション １０ 水分蒸発防止・遮光シート １１ キュウビック固定棚１ １２ キュウビックロックウール １３ 植え付けられた果樹苗（マンゴ・アセロラ・ネク
タリン・レモン・パパイヤ・パイナップル・コーヒー・
イチジク・イエローガバ・パッションフルーツ・キュウ
イフルーツ・スターフルーツ・アンズ） １４ 隣接して固定された支柱 １５ 成長しつつある果樹苗 １６ 幹 １７ 上棚
型．発泡スチロール型．ポリタンクを含む） ２ 鉢 ３ 水．液肥．ミネラル液を適量混合した水耕栽培溶液 ４ 土壌 ５ エアレーションポンプ ６ 塩化ビニール管 ７ 分岐ホース ８ 酸素分散器 ９ エアレーション １０ 水分蒸発防止・遮光シート １１ キュウビック固定棚１ １２ キュウビックロックウール １３ 植え付けられた果樹苗（マンゴ・アセロラ・ネク
タリン・レモン・パパイヤ・パイナップル・コーヒー・
イチジク・イエローガバ・パッションフルーツ・キュウ
イフルーツ・スターフルーツ・アンズ） １４ 隣接して固定された支柱 １５ 成長しつつある果樹苗 １６ 幹 １７ 上棚
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１３年８月３０日（２００１．８．３
０）
０）
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
Claims (2)
- 【請求項１】果樹の水耕栽培は，一般に大型であり，果
樹と果樹と間隔を必要としているので，１本の果樹に対
し，防水性プラスチックなどの容器入り水耕栽培溶液１
個とするように，ハウス式栽培施設内において，防水性
プラスチック容器（バケツ型．防水シート型．発泡スチ
ロール型．ポリタンクを含む）１，および鉢２のなか
に，水．液肥．ミネラル液を適量混合した水耕栽培溶液
３を入れて，土壌４に埋め込み，エアレーションポンプ
５より塩化ビニール管６によって送り込まれた分岐ホー
ス７より酸素分散器８を通じてエアレーション９を行
い，防水性プラスチック容器及び鉢上部を水分蒸発防止
・遮光シート１０で覆い，キュウビック固定棚１１に固
定されたキュウビックロックウール１２に，植え付けら
れた果樹苗（マンゴ・アセロラ・ネクタリン・レモン・
パパイヤ・パイナップル・コーヒー・イチジク・イエロ
ーガバ・パッションフルーツ・キュウイフルーツ・スタ
ーフルーツ・アンズ）１３をいれ，隣接して固定された
支柱１４と，成長しつつある果樹苗１５を幹１６及び上
棚１７に固定し，一定の間隔で設置された，移動・分散
の容易な果樹簡易水耕栽培システム。 - 【請求項２】ハウス式栽培施設外において，請求項１と
同様の方法を用いて実施した場合において，キュウビッ
クロックウール１３に，異なる植え付けられた果樹苗
（ナシ・リンゴ・モモ）を用い移動分散型果樹簡易水耕
栽培システムを実施することができる。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001218836A JP2002369633A (ja) | 2001-06-14 | 2001-06-14 | 移動分散型果樹簡易水耕栽培システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001218836A JP2002369633A (ja) | 2001-06-14 | 2001-06-14 | 移動分散型果樹簡易水耕栽培システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002369633A true JP2002369633A (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=19052950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001218836A Pending JP2002369633A (ja) | 2001-06-14 | 2001-06-14 | 移動分散型果樹簡易水耕栽培システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002369633A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2869758A1 (fr) * | 2004-05-10 | 2005-11-11 | Patrick Marcel Strzyzewski | Procede de culture biologique des grenadilles et des racines de toutes les varietes de passiflore pour elaboration de produits medicinaux et medicamenteux, ainsi que la culture d'arbres fruitiers a noyaux |
| WO2008102040A1 (es) | 2007-02-23 | 2008-08-28 | Jorge Labrador Agustin | Sistema de riego hidroponico adaptado a cultivos arboreos plurianuales y arbustivos |
| CN103858723A (zh) * | 2014-03-21 | 2014-06-18 | 重庆晟鑫农业科技综合开发有限公司 | 一种果树幼苗的栽培方法 |
| CN105309272A (zh) * | 2015-11-17 | 2016-02-10 | 浦北南国水果种植农民专业合作社 | 一种百香果种植方法 |
| CN112056067A (zh) * | 2020-09-15 | 2020-12-11 | 海南大学 | 一种适用于芒果节肥增效的全生育期组合施肥方法 |
| DE202021106821U1 (de) | 2021-12-15 | 2022-01-14 | Puneet Kumar Aggarwal | Intelligentes System zur Erkennung von Mangokrankheiten mit maschinellem Lernen und IOT-Sensoren |
| CN114158471A (zh) * | 2021-11-26 | 2022-03-11 | 西北农林科技大学 | 一种苹果属植物水培快速生根和促进根系生长的方法 |
| CN114208536A (zh) * | 2021-11-03 | 2022-03-22 | 山东农业大学 | 用于番茄砧木苗期的耐旱性能试验装置和方法 |
-
2001
- 2001-06-14 JP JP2001218836A patent/JP2002369633A/ja active Pending
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| DE202021106821U1 (de) | 2021-12-15 | 2022-01-14 | Puneet Kumar Aggarwal | Intelligentes System zur Erkennung von Mangokrankheiten mit maschinellem Lernen und IOT-Sensoren |
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