JP2012221773A - 固体電池及び固体電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】付与された外力に起因する破損を抑制することが可能な、固体電池及び固体電池システムを提供する。
【解決手段】正極層及び負極層、並びに、正極層及び負極層の間に配設された固体電解質層を含む固体電池セルと、1又は2以上の固体電池セルを収容する容器とを備え、固体電池セルと容器との間に膨張収縮可能な袋を有し、該袋に気体が充填され、気体が充填されて膨張した袋を用いて固体電池セルが加圧されている固体電池とし、該固体電池と、袋に充填された気体の圧力を調整可能な圧力調整手段と、固体電池セルに対する危険度を判断可能な制御手段とを備え、制御手段で判断された危険度に応じて、圧力調整手段の動作が制御される固体電池システムとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、一対の電極層と、該一対の電極層の間に配設された固体状の電解質を含む固体電解質層と、を備える固体電池、及び、該固体電池を備える固体電池システムに関する。
リチウムイオン二次電池(以下において、「リチウム電池」ということがある。)は、他の二次電池よりもエネルギー密度が高く、高電圧での動作が可能という特徴を有している。そのため、小型軽量化を図りやすい二次電池として携帯電話等の情報機器に使用されており、近年、電気自動車やハイブリッド自動車用等、大型の動力用としての需要も高まっている。
リチウムイオン二次電池には、正極層及び負極層と、これらの間に配置される電解質層とが備えられ、電解質層に備えられる電解質としては、例えば非水系の液体状や固体状の物質が用いられる。液体状の電解質(以下において、「電解液」という。)が用いられる場合には、電解液が正極層や負極層の内部へと浸透しやすい。そのため、正極層や負極層に含有されている活物質と電解液との界面が形成されやすく、性能を向上させやすい。ところが、広く用いられている電解液は可燃性であるため、安全性を確保するためのシステムを搭載する必要がある。一方、固体状の電解質(以下において、「固体電解質」という。)は不燃性であるため、上記システムを簡素化できる。それゆえ、不燃性である固体電解質を含有する層(以下において、「固体電解質層」という。)が備えられる形態のリチウムイオン二次電池(以下において、「固体電池」という。)が提案されている。
このような電池に関する技術又は上記電池に応用可能な技術として、例えば特許文献1には、燃料電池用ケースの内部に収容される収容部品として、単セルを積層してなる燃料電池スタックと、当該燃料電池スタックに付随する部品と、を少なくとも含み、移動体の状態に応じて膨張するエアバッグを内部に更に備え、エアバッグが、膨張時に上記収容部品に接触するように構成された、燃料電池用ケースが開示されている。また、特許文献2には、電気的に接続された複数個の円筒型電池からなる電池群と、この電池群を収納する上下のケースと、電池群と一方のケースとの間の空間に位置して円筒型電池の外径形状に応じた凹部を備え、この凹部で各電池を拘束する電池保持部材とからなる電池パックが開示されている。また、特許文献3には、素電池ケース外で組電池ケース内の空間に気体、液体若しくは固体粉末の少なくとも1種類、又はそれらの混合物質を充填することで組電池ケース内に生じる静水圧を用いて素電池を加圧するリチウム二次電池が開示されている。
特開2008−230519号公報 特開平10−92401号公報 特開平10−214638号公報
特許文献1に開示されている技術によれば、衝突を検出した衝突センサから送られた信号に基づいて、又は、他の方法によりケースに衝撃や大きな慣性力をもたらすような移動体の状態変化を検出して膨張させたエアバッグを用いて、収容部品の損傷を抑制することが可能になると考えられる。しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、例えば車両が衝突せずに走行している間(車両走行中)の外力が電池セルへと伝達され難くするための対策が施されていない。それゆえ、特許文献1に開示されている技術を固体電池に適用しても、車両走行中に付与された外力に起因する電池の破損を抑制できない虞があった。更に、特許文献1に開示されている技術では、膨張させたエアバッグを元に戻す技術が開示されておらず、衝突可能性が一時的に高くなる等の変動する状況への対応が困難になる虞があった。また、特許文献2に開示されているように、衝撃を緩衝するスポンジ状の合成樹脂や合成ゴム(以下において、「衝撃緩衝材」という。)を電池セルに常時接触させておくと、時間が経過するにつれて衝撃緩衝材の柔軟性が低下し、衝撃緩衝材と電池セルとの間に隙間が生じやすくなる結果、電池使用時に付与された外力を吸収し難くなる虞があった。また、特許文献3に開示されている技術では、電池使用時に付与された外力を吸収する構成について考慮していない。それゆえ、特許文献1及び特許文献2に開示されている技術と特許文献3に開示されている技術とを組み合わせても、付与された外力に起因する破損を抑制できない虞があった。
そこで本発明は、付与された外力に起因する破損を抑制することが可能な、固体電池及び固体電池システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段をとる。すなわち、
本発明の第1の態様は、正極層及び負極層、並びに、正極層及び負極層の間に配設された固体電解質層を含む固体電池セルと、1又は2以上の固体電池セルを収容する容器と、を備え、固体電池セルと容器との間に、膨張収縮可能な袋を有し、該袋に気体が充填され、気体が充填されて膨張した袋を用いて固体電池セルが加圧されていることを特徴とする、固体電池である。
本発明の第1の態様では、固体電池セルと容器との間に配置された袋に気体が充填され、気体を充填されて膨張した袋を用いて固体電池セルが加圧される。固体電池セルと容器との間に配置された膨張した袋を用いて固体電池セルを加圧する形態とすることにより、膨張した袋で固体電池セルを支持しながら、固体電池セルに力を付与することができる。固体電池セルを膨張した袋で支持する形態とすることにより、容器の外側から振動や衝撃等の外力が付与された場合であっても、この外力を膨張した袋で吸収することが可能になるので、容器の外側から付与された力が固体電池セルへと伝わり難くなり、その結果、固体電池セルの破損を抑制することが可能になる。したがって、本発明の第1の態様によれば、付与された外力に起因する破損を抑制することが可能な、固体電池を提供することができる。
また、上記本発明の第1の態様において、袋が複数備えられていることが好ましい。かかる形態とすることにより、気体を充填して膨張させた複数の袋で固体電池セルを支持することができる。膨張させた複数の袋で固体電池セルを支持することにより、容器の外側から付与された力が固体電池セルへより一層伝わり難くなる。したがって、かかる形態とすることにより、付与された外力に起因する破損を抑制することが容易になる。
また、袋が複数備えられている上記本発明の第1の態様において、気体が充填されて膨張した複数の袋は、固体電池セルの異なる表面部位とそれぞれ接触していることが好ましい。
ここに、「気体が充填されて膨張した複数の袋は、固体電池セルの異なる表面部位とそれぞれ接触している」とは、例えば、袋が2つの場合には固体電池セルを挟むように、袋が3つ以上の場合には、固体電池セルを囲むように、膨張した複数の袋が固体電池セルの表面に接触していることをいう。かかる形態とすることにより、容器の外側から付与された力が固体電池セルへ伝わり難くなるので、付与された外力に起因する破損を抑制することが容易になる。
本発明の第2の態様は、上記本発明の第1の態様にかかる固体電池と、袋に充填された気体の圧力を調整可能な圧力調整手段と、固体電池セルに対する危険度を判断可能な制御手段と、を備え、制御手段で判断された危険度に応じて圧力調整手段の動作が制御されることを特徴とする、固体電池システムである。
ここに、「固体電池セルに対する危険度」とは、例えば、容器へと付与された力、固体電池セルが搭載されている電気自動車やハイブリッド自動車に対する事故、若しくは、容器へ今後付与される力、又は、熱等をいう。本発明の第2の形態では、固体電池セルに対する危険度が所定値以上又は所定値未満である場合に、制御手段で危険と判断することができ、制御手段で危険と判断された場合には、袋に充填された気体の圧力を変更するように、圧力調整手段の動作が制御される。例えば、容器へと付与された力が所定値以上である場合に、袋に充填された気体の圧力を高めるように圧力調整手段の動作を制御する形態とすることにより、容器から固体電池セルへと伝えられる力を低減することが可能になるので、付与された外力に起因する破損を抑制しやすくなる。また、例えば、制御手段における判断を、車両に備えられている衝突被害を軽減するための制御と対応させ、衝突可能性が高くなった時にブレーキ等の出力を上げるために袋に充填された気体の圧力を高めることで一時的にブレーキの出力を上げる事や、車両衝突時に容器へ付与されると予想される力が所定値以上である場合に、袋に充填された気体の圧力を車両衝突前に予め高めておくように圧力調整手段の動作を制御する形態とすることにより、車両衝突時に固体電池セルへと伝えられる力を低減することが可能になるので、固体電池セルの破損をより効率良く抑制することが可能になる。
本発明の第1の態様によれば、付与された外力に起因する破損を抑制することが可能な固体電池を提供することができる。また、本発明の第2の態様によれば、付与された外力に起因する破損を抑制することが可能な固体電池システムを提供することができる。
固体電池10を説明する断面図である。 固体電池セル1、正極端子2、及び、負極端子3の上面図である。 固体電池セル1の断面図である。 容器5を説明する図である。 固体電池10を説明する斜視図である。 固体電池システム100を説明する図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の固体電池及び固体電池システムにリチウムイオン二次電池が用いられる場合について主に説明する。なお、以下に示す形態は本発明の例示であり、本発明は以下に示す形態に限定されるものではない。図面では、圧力計及び自動制御弁を簡略化して示す。また、見やすくするため、図面では、一部符号の記載を省略することがある。
図1は、本発明の固体電池10を説明する断面図である。図1では、固体電池セル1を簡略化して示している。図1に示すように、固体電池10は、固体電池セル1と、該固体電池セル1に接続された端子2(正極端子2)と、固体電池セル1の表面に接触するように配置された袋4、4(以下において、図1の紙面上側に配置された袋4を「袋4u」、図1の紙面下側に配置された袋4を「袋4l」ということがある。)と、固体電池セル1、袋4u、及び、袋4lを収容する容器5と、を有している。袋4u及び袋4lは、気体導入管6、6を介して不図示の気体供給手段に接続されている。袋4uに接続された気体導入管6(以下において、「気体導入管6u」という。)には、圧力計7及び自動制御弁8(以下において、それぞれ、「圧力計7u」及び「自動制御弁8u」という。)が接続されており、袋4lに接続された気体導入管6(以下において、「気体導入管6l」という。)には、圧力計7及び自動制御弁8(以下において、それぞれ、「圧力計7l」及び「自動制御弁8l」という。)が接続されている。
図2Aは固体電池セル1、正極端子2、及び、負極端子3の上面図であり、図2Bは図2AのIIB−IIB断面図である。図2A及び図2Bに示すように、固体電池セル1は、積層体1xと、該積層体1xを包むラミネートフィルム1yとを有し、ラミネートフィルム1yには、袋4uに接触する複数の圧電素子9、9、…(以下において、「圧電素子9u」ということがある。)と、袋4lに接触する複数の圧電素子9、9、…(以下において、「圧電素子9l」ということがある。)と、が設けられている。また、図2Bに示すように、積層体1xは、正極集電体1aと、該正極集電体1aに接続された正極層1bと、該正極層1bと接触するように配設された固体電解質層1cと、固体電解質層1cを中心にして正極層1bの反対側に固体電解質層1cと接触するように配設された負極層1dと、該負極層1dに接続された負極集電体1eと、を有している。正極集電体1aには正極端子2が接続されており、負極集電体1eには負極端子3が接続されている。
固体電池10では、気体導入管6uを介して気体を充填されることにより膨張した袋4uと、気体導入管6lを介して気体を充填されることにより膨張した袋4lとによって固体電池セル1が挟まれており、袋4u、固体電池セル1、及び、袋4lが容器5に収容されている。このように構成される固体電池10によれば、膨張した袋4u及び袋4lを介して固体電池セル10が加圧されるので、固体電池セル1全体をムラなく定圧拘束することができる。固体電池セル1全体をムラなく定圧拘束することにより、固体電池セル1の内部における性能のばらつきを抑制することができるので、固体電池セル1の長寿命化を図ることが可能になる。
加えて、固体電池10において、固体電池セル1は、膨張した袋4u及び袋4lを介して容器5と接触している。固体電池セル1と容器5との間に、膨張した袋4u及び袋4lを介在させることにより、膨張した袋4u及び袋4lで固体電池セル1を支持することができる。かかる形態とすることにより、容器5の外側から外力が付与された場合であっても、膨張した袋4u及び袋4lでこの外力を吸収することが可能になるので、固体電池セル1の破損を抑制することが可能になる。また、大きな外力が付与された時にのみエアバッグが作動して電池の破損を抑制する従来技術とは異なり、膨張している袋4u及び袋4lを固体電池セル1と容器5との間に常時配置することにより、固体電池10を備える車両が衝突せずに走行している間に固体電池セル1へと伝えられる振動や衝撃等も抑制することができるので、車両走行中に付与された外力に起因する電池の破損も抑制することができる。ここで、樹脂やゴム等の緩衝材を容器と固体電池セルとの間に介在させる形態では、長期間に亘って固体電池セル及び容器と緩衝材とを接触させることによって、緩衝材の柔軟性が低下し、緩衝材による衝撃吸収能の低下が懸念される。ところが、固体電池10では、袋4u及び袋4lに充填する気体の圧力を調整することで、外力を吸収する袋4u及び袋4lの機能を調整することが可能になるので、長期間に亘って外力を吸収することが可能になる。具体的には、圧力計7u及び圧力計7lを用いて検出された気体の圧力を調整して、袋4u及び袋4lから固体電池セル1へと付与される圧力を調整することにより、外力を吸収する袋4u及び袋4lの機能を調整することが可能になる。したがって、固体電池10によれば、付与された外力に起因する破損を抑制することができる。なお、袋4u及び袋4lから固体電池セル1へと付与される圧力は、圧電素子9u及び圧電素子9lを用いて測定することができる。
さらにまた、固体電池10は、圧力計7u及び圧力計7lによって検出された気体の圧力や、圧電素子9u及び圧電素子9lによって検出された圧力を監視することにより、気温変化、高度変化、及び、経時変化等によって固体電池セル1を拘束する圧力が変動しても、当該変動を抑制するように袋4u及び袋4lへ気体を供給することにより、固体電池セル1へと付与すべき力を一定に保つことが容易になる。
さらに、固体電池10は、気体を充填して膨張させた袋4u及び袋4lを用いて固体電池セル1を拘束するので、固体電池セル1を拘束するために必要とされる治具の数を低減することができる。したがって、固体電池10によれば、軽量化及び省スペース化を図ることが容易になり、重量エネルギー密度や体積エネルギー密度を高めることが容易になる。
これらの特徴を有する固体電池10は、固体電池セル1を作製する工程と、作製した固体電池セル1を袋4u及び袋4lで挟む工程と、袋4u及び袋4lに挟まれた固体電池セル1を容器5に収容する工程と、容器5に収容された袋4u及び袋4lに気体を供給して袋4u及び袋4lを膨張させる工程と、を経て製造することができる。
固体電池セル1を作製する工程は、積層体1xを作製するステップと、作製した積層体1xをラミネートフィルム1yで包んで密封するステップと、に大別することができる。
積層体1xを作製するには、例えば、少なくとも正極活物質及び固体電解質を溶媒に分散して作製した正極スラリーを、正極端子2が接続された正極集電体1aの表面に塗布する過程を経て、正極集電体1aの表面に正極層1bを形成する。また、少なくとも負極活物質及び固体電解質を溶媒に分散して作製した負極スラリーを、負極端子3が接続された負極集電体1eの表面に塗布する過程を経て、負極集電体1eの表面に負極層1dを形成する。そして、固体電解質を溶媒に分散して作製した電解質スラリーを、例えば負極層1dの表面に塗布する過程を経て固体電解質層1cを形成した後、固体電解質層1cが正極層1b及び負極層1dで挟まれるように、負極層1dの表面に形成された固体電解質層1cの上に、正極集電体1aの表面に形成された正極層1bを配置する。その後、正極集電体1a、正極層1b、固体電解質層1c、負極層1d、及び、負極集電体1eの積層方向の両端側から圧縮力を付与することにより、積層体1xを作製することができる。
ラミネートフィルム1yは、正極層1b側に位置すべき表面に圧電素子9uを、負極層1d側に位置すべき表面に圧電素子9lを、それぞれ設けた後、正極端子2及び負極端子3の全部を収容しないようにしながら、積層体1xを包む。そして、積層体1xが収容されているラミネートフィルム1yの内側を減圧しながら、積層体1xの周りに位置しているラミネートフィルム1yを加熱し熱溶着することにより、積層体1xと該積層体1xを包むラミネートフィルム1yとを有する固体電池セル1を作製することができる。
固体電池セル1を作製したら、作製した固体電池セル1を袋4u及び袋4lで挟む。このとき、袋4uには気体導入管6uを接続しておき、袋4lには気体導入管6lを接続しておく。
固体電池セル1を袋4u及び袋4lで挟んだら、袋4u及び袋4lに挟まれた固体電池セル1を容器5に収容する。容器5は、例えば図3に示すように、固体電池セル1や袋4u及び袋4lを挿入可能な開口部5xaを有する四角柱形状の筐体5x、及び、開口部5xaを塞ぐ筐体蓋5yを有する形態とする。筐体蓋5yには、正極端子2が通される孔5yaと、負極端子3が通される孔5ybと、気体導入管6uが通される孔5ycと、気体導入管6lが通される孔5ydと、が設けられている。袋4u及び袋4lに挟まれた固体電池セル1を容器5に収容する際には、まず、袋4u及び袋4lに挟まれた固体電池セル1を筐体5xに収容する。次いで、孔5yaに正極端子2を通し、孔5ybに負極端子3を通し、孔5ycに気体導入管6uを通し、孔5ydに気体導入管6lを通した後、筐体5xと筐体蓋5yとを接触させ、ネジを用いて筐体5xと筐体蓋5yとを固定する。その後、気体導入管6uに圧力計7u及び自動制御弁8uを接続し、気体導入管6lに圧力計7l及び自動制御弁8lを接続する。かかる手順を経ることにより、袋4u及び袋4lに挟まれた固体電池セル1を容器5に収容して図4に示す形態とすることができる。
袋4u及び袋4lに挟まれた固体電池セル1を容器5に収容したら、不図示の気体供給手段(コンプレッサ)から、気体導入管6uを介して袋4uに気体を供給し、気体導入管6lを介して袋4lに気体を供給する。そして、圧電素子9u及び圧電素子9lを用いて特定した圧力値、並びに、圧力計7uで検出した袋4u内の圧力及び圧力計7lで検出した袋4l内の圧力を確認して、膨張した袋4u及び袋4lによって固体電池セル1を均一の目標圧力で拘束・保持できていることを確認した後に、気体の供給を停止する。例えば以上の工程を経ることにより、固体電池10を製造することができる。固体電池10の使用時には、圧力計8u及び圧力計8lの値を確認し、圧力計8u及び圧力計8lの値が同一になるように、気体の圧力を調整する。
固体電池10において、正極集電体1aや負極集電体1eは、リチウムイオン二次電池の正極集電体や負極集電体として使用可能な公知の導電性材料によって構成することができる。そのような導電性材料としては、Cu、Ni、Al、V、Au、Pt、Mg、Fe、Ti、Co、Cr、Zn、Ge、Inからなる群から選択される一又は二以上の元素を含む金属材料を例示することができる。また、正極集電体1a及び負極集電体1eは、例えば、金属箔や金属メッシュ等の形状にすることができる。
また、正極層1bに含有させる正極活物質としては、リチウムイオン二次電池の正極層に含有させることが可能な公知の活物質を適宜用いることができる。そのような正極活物質としては、コバルト酸リチウム(LiCoO)等を例示することができる。また、正極層1bに含有させる固体電解質としては、リチウムイオン二次電池の正極層に含有させることが可能な公知の固体電解質を適宜用いることができる。そのような固体電解質としては、LiPO等の酸化物系固体電解質のほか、LiPSや、LiS:P=50:50〜100:0となるようにLiS及びPを混合して作製した硫化物系固体電解質(例えば、質量比で、LiS:P=75:25となるようにLiS及びPを混合して作製した硫化物固体電解質)等を例示することができる。このほか、正極層1bには、正極活物質や固体電解質を結着させるバインダーや導電性を向上させる導電材が含有されていてもよい。正極層1bに含有させることが可能なバインダーとしては、ブチレンゴム等を例示することができ、正極層1bに含有させることが可能な導電材としては、カーボンブラック等を例示することができる。また、正極層1bを作製する際に用いる溶媒としては、リチウムイオン二次電池の正極層作製時に用いるスラリーを調整する際に使用可能な公知の溶媒を適宜用いることができる。そのような溶媒としては、ヘプタン等を例示することができる。
また、固体電解質層1cに含有させる固体電解質としては、正極層1bに含有させることが可能な上記固体電解質等を例示することができる。また、固体電解質層1cを作製する際に用いる溶媒としては、正極層1bを作製する際に使用可能な上記溶媒等を例示することができる。
また、負極層1dに含有させる負極活物質としては、リチウムイオン二次電池の負極層に含有させることが可能な公知の活物質を適宜用いることができる。そのような活物質としては、グラファイト等を例示することができる。また、負極層1dに含有させる固体電解質としては、リチウムイオン二次電池の負極層に含有させることが可能な公知の固体電解質を適宜用いることができる。そのような固体電解質としては、正極層1bに含有させることが可能な上記固体電解質等を例示することができる。このほか、負極層1dには、負極活物質や固体電解質を結着させるバインダーや導電性を向上させる導電材が含有されていてもよい。負極層1dに含有させることが可能なバインダーや導電材としては、正極層1bに含有させることが可能な上記バインダーや導電材等を例示することができる。また、負極層1dを作製する際に用いる溶媒としては、正極層1bを作製する際に使用可能な上記溶媒等を例示することができる。
また、ラミネートフィルム1yは、リチウムイオン二次電池の使用時の環境に耐えることができ、気体や液体を透過させない性質を有し、且つ、密封することができるフィルムを、特に限定されることなく用いることができる。そのようなフィルムの構成材料としては、ポリエチレン、ポリフッ化ビニルやポリ塩化ビニリデン等の樹脂フィルムのほか、これらの表面にアルミニウム等の金属を蒸着させた金属蒸着フィルム等を例示することができる。
また、正極端子2及び負極端子3は、固体電池10の使用時の環境に耐え得る良好な電子伝導性を有する材料によって構成することができ、固体電池10の使用時に付与される力にも対応可能な強度及び柔軟性を有する材料によって構成することが好ましい。そのような材料としては、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)等に代表される炭素繊維等を例示することができる。
また、袋4u及び袋4lは、固体電池10の使用時の環境に耐えることができ、且つ、固体電池セル1に所定の圧力を付与する高圧気体を充填することが可能な公知の材料を用いて作製することができる。そのような材料としては、エアバッグやパラシュート等に使用される材料のほか、気密性向上させるために、これらの材料にシリコーンゴム等を含浸・コーティングしたものや、ラミネートフィルム1yを構成し得る上記材料等を例示することができる。
また、袋4u及び袋4lに充填される気体は、特に限定されるものではなく、例えば空気や不活性ガス等を例示することができる。さらに、袋4u及び袋4lに充填される気体の圧力は、固体電池セル1へと付与すべき拘束圧力に応じて適宜決定することができ、例えば、0.1MPa(abs.)以上1.1MPa(abs.)以下程度(abs:絶対圧基準であることを示す用語)とすることができる。
また、容器5は、固体電池10の使用時の環境に耐えることができ、且つ、袋4u及び袋4lを介して付与される力に耐える強度を有する公知の材料によって構成することができる。そのような材料としては、アルミニウムやステンレス鋼等の金属のほか、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等に代表される熱硬化性樹脂等を例示することができる。
また、気体導入管6の構成材料は、固体電池10の使用時の環境に耐え得る材料であれば特に限定されず、例えば金属製とすることができる。さらに、気体導入管6の径や長さも特に限定されず、固体電池10の大きさに応じて適宜設定することができる。
また、圧力計7は、固体電池10の使用時の環境に耐えることができ、且つ、袋4u及び袋4lに充填される気体の圧力を検出可能な公知の圧力計を適宜用いることができる。さらに、自動制御弁8及び圧電素子9は、固体電池10の使用時の環境に耐え得る公知の自動制御弁及び圧電素子を適宜用いることができる。
図5は、本発明の固体電池システム100を説明する図である。図5では、固体電池10を簡略化して示しており、容器5に収容された各構成要素の記載を省略している。以下、固体電池システム100が車両に搭載されている場合について、説明する。
図5に示すように、固体電池システム100は、固体電池10と、圧力調整手段として機能する自動制御弁8u及び自動制御弁8lと、固体電池セル1に対する危険度を判断可能な制御手段20と、を有している。圧力計7u及び圧力計7l、並びに、圧電素子9u及び圧電素子9lによって検出された圧力に関する情報や、車両の衝突に関連する情報等に代表される固体電池セル1に対する危険度を判断する基になる情報は、制御手段20へと送られ、自動制御弁8u及び自動制御弁8lの動作は制御手段20によって制御される。
制御手段20は、自動制御弁8u及び自動制御弁8lの動作制御を実行可能なCPU21と、該CPU21に対する記憶装置とが設けられている。CPU21は、マイクロプロセッサユニット及びその動作に必要な各種周辺回路を組み合わせて構成され、CPU21に対する記憶装置は、例えば、自動制御弁8u及び自動制御弁8lの動作制御に必要なプログラムや各種データを記憶するROM22と、CPU21の作業領域として機能するRAM23等を組み合わせて構成される。当該構成に加えて、さらに、CPU21が、ROM22に記憶されたソフトウエアと組み合わされることにより、固体電池システム100における制御手段20が機能する。
圧力計7u及び圧力計7l、並びに、圧電素子9u及び圧電素子9lによって検出された圧力に関する情報(出力信号)や、車両の衝突に関連する情報等に代表される固体電池セル1に対する危険度を判断する基になる情報(出力信号)は、制御手段20の入力ポート24を介して、入力信号としてCPU21へと到達する。CPU21は、入力信号及びROM22に記憶されたプログラムに基づいて、自動制御弁8u及び自動制御弁8lに対する動作指令を決定し、決定された動作指令は、出力ポート25を介して自動制御弁8u及び自動制御弁8lへと出力され、自動制御弁8u及び自動制御弁8lの動作が制御される。
固体電池システム100では、例えば、圧力計7u及び圧力計7l、並びに、圧電素子9u及び圧電素子9lによって検出された圧力が閾値未満であるとCPU21によって判断された場合に、袋4u及び袋4lに充填されている気体の圧力を高めるように、自動制御弁8u及び自動制御弁8lの動作が制御手段20によって制御される。自動制御弁8u及び自動制御弁8lの動作をこのように制御することにより、高地で使用されたり寒冷地で使用されたりして気圧や外気温等が変動し、その結果、袋4uや袋4lに充填された気体の圧力が変動しても、自動制御弁8uや自動制御弁8lを用いて袋4uや袋4l内の気体の圧力を最適値に制御することができる。袋4uや袋4l内の気体の圧力を最適値に制御することにより、固体電池セル1の破損を抑制しやすくなり、固体電池セル1の性能を高めることも可能になる。
このほか、固体電池システム100では、例えば、不図示の検知手段から情報を送られたCPU21によって車両が衝突する可能性が高くなったと判断された場合、衝突前に袋4u及び袋4lに充填されている気体の圧力を高めるように、制御手段20によって自動制御弁8u及び自動制御弁8lの動作を制御することができる。一方で、CPU21が、車両が衝突する可能性が低くなったと判断した場合は、袋4u及び袋4lに充填されている気体の圧力を元に戻すように制御手段20は自動制御弁8u及び自動制御弁8lの動作を制御することもできる。自動制御弁8u及び自動制御弁8lの動作をこのように制御することにより、車両衝突時に固体電池セル1へと伝えられる力を低減することや、気体の圧力を高めて電池の出力を上げることで衝突回避操作の支援を行ない、衝突回避操作終了後は気体の圧力を元に戻すことが可能になるので、固体電池セル1の破損をより効率良く抑制することが可能になる。
本発明に関する上記説明では、容器5に収容された固体電池セル1の周りに2つの袋4u、4lが備えられている形態を例示したが、本発明は当該形態に限定されない。本発明では、1つの袋を用いる形態とすることも可能であり、3つ以上の袋を用いる形態とすることも可能である。ただし、固体電池セルの破損を抑制しやすい形態にする観点から、固体電池セルを挟むように、又は、固体電池セルを囲むように、気体が充填される袋を配置することが好ましい。固体電池セルを挟むように複数の袋を配置する場合には、例えば、固体電池セルの上側及び下側に袋を配置する形態とすることができ、固体電池セルを囲むように袋を配置する場合には、固体電池セルの上下左右に袋をそれぞれ配置する形態とすることができる。
また、本発明に関する上記説明では、容器5に1つの固体電池セル1が収容されている形態を例示したが、本発明は当該形態に限定されない。本発明では、1つの容器に2以上の固体電池セルが収容されていても良い。1つの容器に2以上の固体電池セルを収容する場合には、すべての固体電池セルの破損を抑制しやすくする観点から、複数の固体電池セルの両端に配置される固体電池セルと容器との間、及び、隣接する固体電池セルの間に、気体が充填される袋を配置することが好ましい。
また、本発明に関する上記説明では、略直方体形状の固体電池セル1を例示したが、本発明に備えられる固体電池セルは当該形状に限定されない。固体電池セルは円柱形状や六角柱形状等、他の形状とすることも可能である。
また、本発明に関する上記説明では、リチウムイオン二次電池である固体電池セル1が備えられる形態を例示したが、本発明は当該形態に限定されない。本発明に備えられる固体電池セルは、正極層と負極層との間を、リチウムイオン以外のイオンが移動する形態とすることも可能である。そのようなイオンとしては、ナトリウムイオンやカリウムイオン等を例示することができる。リチウムイオン以外のイオンが移動する形態とする場合、正極活物質、固体電解質、及び、負極活物質は、移動するイオンに応じて適宜選択すれば良い。
1…固体電池セル
1a…正極集電体
1b…正極層
1c…固体電解質層
1d…負極層
1e…負極集電体
1x…積層体
1y…ラミネートフィルム
2…正極端子
3…負極端子
4…袋
5…容器
6…気体導入管
7…圧力計
8…自動制御弁(圧力調整手段)
9…圧電素子
10…固体電池
20…制御手段
100…固体電池システム

Claims (4)

  1. 正極層及び負極層、並びに、前記正極層及び前記負極層の間に配設された固体電解質層を含む固体電池セルと、1又は2以上の前記固体電池セルを収容する容器と、を備え、
    前記固体電池セルと前記容器との間に、膨張収縮可能な袋を有し、
    前記袋に気体が充填され、
    前記気体が充填されて膨張した前記袋を用いて前記固体電池セルが加圧されていることを特徴とする、固体電池。
  2. 前記袋が複数備えられていることを特徴とする、請求項1に記載の固体電池。
  3. 気体が充填されて膨張した複数の前記袋は、前記固体電池セルの異なる表面部位とそれぞれ接触していることを特徴とする、請求項2に記載の固体電池。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体電池と、前記袋に充填された前記気体の圧力を調整可能な圧力調整手段と、前記固体電池セルに対する危険度を判断可能な制御手段と、を備え、
    前記制御手段で判断された危険度に応じて、前記圧力調整手段の動作が制御されることを特徴とする、固体電池システム。
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