JP2012220593A - 楽音生成装置および楽音生成プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 オーディオデータを自動伴奏として再生する際に、演奏者の鍵操作に応じて適切なオーディオデータの読み出しを実現する。
【解決手段】 CPU21は、鍵の押鍵タイミングが、曲データに規定される発音タイミングより早かったと判断された場合に、オーディオデータにおいて、鍵の押鍵タイミングから時系列的に未来でかつ直近の第1のゼロクロスポイントを見出す。また、上記押鍵操作にかかる曲データにおける正規の発音タイミングに基づき、正規の発音タイミングから時系列的に未来でかつ直近の第2のゼロクロスポイントを見出す。オーディオデータ再生部29は、第1のゼロクロスポイントから第2のゼロクロスポイントに、オーディオデータの読み出しをジャンプさせ、それ以降、通常のオーディオデータの読み出しを継続する。
【選択図】 図2
Description
並列に配置され演奏操作子の操作に基づいて、所定の楽音の楽音データを生成する楽音データ生成手段と、
前記曲データに含まれる時間情報に基づく経過時間にしたがって、前記オーディオデータを読み出すオーディオデータ再生手段と、を備えた楽音生成装置であって、
前記複数の演奏操作子の何れかの演奏操作子の操作タイミングが、前記曲データに示す音高および発音タイミングに一致するかを判断する操作判断手段と、
前記操作判断手段により、前記演奏操作子の操作タイミングが、前記発音タイミングより早かったと判断された場合に、前記オーディオデータにおいて、前記演奏操作子の操作タイミングから時系列的に一方向にある直近でかつ所定の位相の第1のゼロクロスポイントを見出すジャンプ元検出手段と、
前記演奏操作子の操作にかかる曲データにおける正規の発音タイミングに基づき、当該正規の発音タイミングから時系列的に一方向にある直近でかつ所定の位相の第2のゼロクロスポイントを見出すジャンプ先検出手段と、を備え、
前記オーディオデータ再生手段が、前記ジャンプ元検出手段にて検出された第1のゼロクロスポイントから前記ジャンプ先検出手段にて検出された第2のゼロクロスポイントに、オーディオデータの読み出しをジャンプさせ、それ以降、通常のオーディオデータの読み出しを継続するように構成されたことを特徴とする楽音生成装置により達成される。
請求項1に記載された発明は、楽曲を構成する楽音の音高および発音タイミングを示す時間情報を含む曲データ、および、前記曲データにかかる楽曲の伴奏データであるオーディオデータを格納した記憶手段と、
並列に配置され演奏操作子の操作に基づいて、所定の楽音の楽音データを生成する楽音データ生成手段と、
前記曲データに含まれる時間情報に基づく経過時間にしたがって、前記オーディオデータを読み出すオーディオデータ再生手段と、を備えた楽音生成装置であって、
前記複数の演奏操作子の何れかの演奏操作子の操作タイミングが、前記曲データに示す音高および発音タイミングに一致するかを判断する操作判断手段と、
前記操作判断手段により、前記演奏操作子の操作タイミングが、前記発音タイミングより早かったと判断された場合に、前記オーディオデータにおいて、前記演奏操作子の操作タイミングから時系列的に一方向にある直近でかつ所定の位相の第1のゼロクロスポイントを見出すジャンプ元検出手段と、
前記演奏操作子の操作にかかる曲データにおける正規の発音タイミングに基づき、当該正規の発音タイミングから時系列的に一方向にある直近でかつ所定の位相の第2のゼロクロスポイントを見出すジャンプ先検出手段と、を備え、
前記オーディオデータ再生手段が、前記ジャンプ元検出手段にて検出された第1のゼロクロスポイントから前記ジャンプ先検出手段にて検出された第2のゼロクロスポイントに、オーディオデータの読み出しをジャンプさせ、それ以降、通常のオーディオデータの読み出しを継続するように構成された楽音生成装置である。
前記ジャンプ先検出手段が、前記正規の発音タイミングに基づき、当該正規の発音タイミングから時系列的に未来でかつ直近の第2のゼロクロスポイントを見出すように構成された楽音生成装置である。
前記ジャンプ先検出手段が、前記正規の発音タイミングに対応する所定の位相の第2のゼロクロスポイントを検出するように構成された楽音生成装置である。
前記複数の演奏操作子の何れかの演奏操作子の操作タイミングが、前記曲データに示す音高および発音タイミングに一致するかを判断する操作判断ステップと、
前記操作判断ステップにおいて、前記演奏操作子の操作タイミングが、前記発音タイミングより早かったと判断された場合に、前記オーディオデータにおいて、前記演奏操作子の操作タイミングから時系列的に一方向にある直近でかつ所定の位相の第1のゼロクロスポイントを見出すジャンプ元検出ステップと、
前記演奏操作子の操作にかかる曲データにおける正規の発音タイミングに基づき、当該正規の発音タイミングから時系列的に一方向にある直近でかつ所定の位相の第2のゼロクロスポイントを見出すジャンプ先検出ステップと、を実行させ、
前記オーディオデータ再生手段が、前記ジャンプ元検出ステップにおいて検出された第1のゼロクロスポイントから前記ジャンプ先検出手段にて検出された第2のゼロクロスポイントに、オーディオデータの読み出しをジャンプさせ、それ以降、通常のオーディオデータの読み出しを継続するように構成されたことを特徴とする楽音生成プログラムである。
11 鍵盤
12、13 スイッチ
15 表示部
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 サウンドシステム
25 スイッチ群
26 音源部
27 オーディオ回路
28 スピーカ
29 オーディオデータ再生部
Claims (5)
- 楽曲を構成する楽音の音高および発音タイミングを示す時間情報を含む曲データ、および、前記曲データにかかる楽曲の伴奏データであるオーディオデータを格納した記憶手段と、
並列に配置され演奏操作子の操作に基づいて、所定の楽音の楽音データを生成する楽音データ生成手段と、
前記曲データに含まれる時間情報に基づく経過時間にしたがって、前記オーディオデータを読み出すオーディオデータ再生手段と、を備えた楽音生成装置であって、
前記複数の演奏操作子の何れかの演奏操作子の操作タイミングが、前記曲データに示す音高および発音タイミングに一致するかを判断する操作判断手段と、
前記操作判断手段により、前記演奏操作子の操作タイミングが、前記発音タイミングより早かったと判断された場合に、前記オーディオデータにおいて、前記演奏操作子の操作タイミングから時系列的に一方向にある直近でかつ所定の位相の第1のゼロクロスポイントを見出すジャンプ元検出手段と、
前記演奏操作子の操作にかかる曲データにおける正規の発音タイミングに基づき、当該正規の発音タイミングから時系列的に一方向にある直近でかつ所定の位相の第2のゼロクロスポイントを見出すジャンプ先検出手段と、を備え、
前記オーディオデータ再生手段が、前記ジャンプ元検出手段にて検出された第1のゼロクロスポイントから前記ジャンプ先検出手段にて検出された第2のゼロクロスポイントに、オーディオデータの読み出しをジャンプさせ、それ以降、通常のオーディオデータの読み出しを継続するように構成されたことを特徴とする楽音生成装置。 - 前記オーディオデータ再生手段が、前記第1のゼロクロスポイントから、前記第2のゼロクロスポイントにオーディオデータの読み出しをジャンプさせるときに、前記正規の発音タイミングに基づく経過時間に更新し、前記更新された経過時間にしたがって、前記オーディオデータを読み出すように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の楽音生成装置。
- 前記ジャンプ元検出手段が、前記演奏操作子の操作タイミングから時系列的に未来でかつ直近の第1のゼロクロスポイントを見出すように構成され、
前記ジャンプ先検出手段が、前記正規の発音タイミングに基づき、当該正規の発音タイミングから時系列的に未来でかつ直近の第2のゼロクロスポイントを見出すように構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の楽音生成装置。 - 前記オーディオデータにおいて、前記楽音の発音タイミングに対応するタイミングにおいて、所定の位相のゼロクロスポイントが位置し、
前記ジャンプ先検出手段が、前記正規の発音タイミングに対応する所定の位相の第2のゼロクロスポイントを検出するように構成されたことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に記載の楽音生成装置。 - 楽曲を構成する楽音の音高および発音タイミングを示す時間情報を含む曲データ、および、前記曲データにかかる楽曲の伴奏データであるオーディオデータを格納した記憶手段と、並列に配置され演奏操作子の操作に基づいて、所定の楽音の楽音データを生成する楽音データ生成手段と、前記曲データに含まれる時間情報に基づく経過時間にしたがって、前記オーディオデータを読み出すオーディオデータ再生手段と、を備えたコンピュータに、
前記複数の演奏操作子の何れかの演奏操作子の操作タイミングが、前記曲データに示す音高および発音タイミングに一致するかを判断する操作判断ステップと、
前記操作判断ステップにおいて、前記演奏操作子の操作タイミングが、前記発音タイミングより早かったと判断された場合に、前記オーディオデータにおいて、前記演奏操作子の操作タイミングから時系列的に一方向にある直近でかつ所定の位相の第1のゼロクロスポイントを見出すジャンプ元検出ステップと、
前記演奏操作子の操作にかかる曲データにおける正規の発音タイミングに基づき、当該正規の発音タイミングから時系列的に一方向にある直近でかつ所定の位相の第2のゼロクロスポイントを見出すジャンプ先検出ステップと、を実行させ、
前記オーディオデータ再生手段が、前記ジャンプ元検出ステップにおいて検出された第1のゼロクロスポイントから前記ジャンプ先検出手段にて検出された第2のゼロクロスポイントに、オーディオデータの読み出しをジャンプさせ、それ以降、通常のオーディオデータの読み出しを継続するように構成されたことを特徴とする楽音生成プログラム。
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