JP2012217598A - 内視鏡装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内視鏡装置において、回路基板の小型化による断線リスクを低減する。
【解決手段】挿入部の先端内部に、撮像素子と、第1の回路基板50と、第2の回路基板とが設けられ、第1の回路基板50に配線を半田付けにより接続する複数の接続パッド51a〜51dが挿入部の横断方向に延びる2以上の列をなすように設置され、それらの複数の接続パッドが、基板間を繋ぐ配線が接続される接続パッド51aおよび各接続パッド列の両端部に位置する接続パッド51b、51cからなる第1のパッド群G1と、それ以外のパッド51dからなる第2のパッド群G2とに分けられ、第2のパッド群G2に属する接続パッド51dの列方向の幅がd(Dd)であり、接続パッド51dの列方向における配列ピッチがpであるとき、第1のパッド群G1に属する各パッド51a〜51cの列方向の幅D(Da〜Dc)がp以上d+p以下となるように構成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、体内に挿入される挿入部を備えた内視鏡装置に関するものであり、特に、挿入部の先端内部の配線接続構造に関するものである。
従来、体腔内の組織を観察する内視鏡装置が広く知られており、体腔内の被観察部を撮像素子によって撮像して画像を得、その画像をモニタ画面上に表示する電子式内視鏡装置が広く実用化されている。
上述した内視鏡装置は、体内に挿入される挿入部を備えている。そして、その挿入部の先端近傍には湾曲部が設けられており、この湾曲部は、内視鏡本体の手元の操作部に設けられた操作ノブを回転操作することで上下左右方向に湾曲する。これにより患者の体内への挿入性をスムーズにし、また、挿入部先端を体腔内の所望の方向に向けることができ、所望の被観察部の画像を撮像することができる。
そして、挿入部の先端内部には、撮像素子と、撮像素子に電気的に接続された回路基板などが設けられ、回路基板には、挿入部内に延設された多芯ケーブル内の各信号線が半田付けなどにより接続される接続パッドの配列パターンが設けられている。
なお、このような内視鏡装置には、挿入部を体内に挿入する際の患者の苦痛を軽減するため、その先端部をより一層細径化することが求められている。そこで、たとえば、特許文献1には、上記配列パターンを形成する複数の接続パッドを1列ではなく2列以上の列をなすように配置することにより、挿入部の先端内部に搭載される回路基板の横幅を小さくしたものが提案されている。また、特許文献2においては、回路基板のパッド配列を形成する複数の接続パッドを千鳥配置にすることにより、1列目の接続パッドに接続される配線どうしの間に2列目の接続パッドに接続される配線が通るようにし、配線の積み上げ高を小さくしたものが提案されている。
特開2007−202921号公報 特開2010−258582号公報
ところで、上述したように挿入部の先端部は湾曲部の湾曲動作によって種々の方向に向けられるが、このとき多芯ケーブルが操作部側に向けて引っ張れられ、特に挿入部の横断方向に延びる列をなすように配置されている各接続パッド列の両端部において、多芯ケーブル内の信号配線と回路基板との接続部分に力が加わり、接続パッドから配線が外れてしまうという問題がある。
また、上述したような内視鏡装置には、挿入部の先端内部の空き空間を有効に活用するため、補助回路基板を、挿入部の横断方向に上記回路基板(以下、主回路基板という)とは離れた位置において、主回路基板と横断方向から見て少なくとも一部が重なるように配置し、その補助回路基板に搭載された補助回路により撮影素子からの出力信号を処理したり、撮影素子を駆動制御したりするように構成したものがある。しかし、この場合、補助回路基板と主回路基板に設けられている接続パッドどうしを繋ぐ配線は、上記主回路基板に多数接続されている多芯ケーブルの信号配線とはある意味交差する形で配置され、湾曲部の湾曲動作によって多芯ケーブルの信号配線に力が加わると、その基板間を繋ぐ配線の接続部分にも力が加わり、接続パッドから配線が外れやすくなるという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、挿入部の先端内部に撮像素子およびその撮像素子が接続される回路基板が設けられた内視鏡装置において、回路基板の小型化による断線リスクを低減することができる内視鏡装置を提供することを目的とする。
本発明の内視鏡装置は、体内に挿入される挿入部を備えた内視鏡装置において、挿入部の先端内部に、撮像素子と、撮像素子と電気的に接続された第1の回路基板と、挿入部の横断方向に第1の回路基板とは離れた位置において、第1の回路基板と横断方向から見て少なくとも一部が重なるように配置された第2の回路基板とが設けられ、第1の回路基板に配線を半田付けにより接続する複数の接続パッドが挿入部の横断方向に延びる2以上の列をなすように設置されるとともに、第2の回路基板に配線を半田付けにより接続する複数の接続パッドが設置され、第1の回路基板に設置された複数の接続パッドが、第2の回路基板に設置された複数の接続パッドのいずれかに接続されている配線が接続される全ての接続パッドおよび/または各列の両端部に位置する全ての接続パッドからなる第1のパッド群と、第1のパッド群以外の接続パッドからなる第2のパッド群とに分けられ、第2のパッド群に属する接続パッドの列方向の幅がdであり、第2のパッド群に属する接続パッドの列方向における配列ピッチがpであるとき、第1のパッド群に属する各パッドの列方向の幅Dが、下記式(1)の条件を満たすことを特徴とするものである。
p ≦ D ≦ d+p (1)
ここで、「第2のパッド群に属する接続パッドの列方向の幅がdである」とは、第2のパッド群に属する全ての接続パッドの列方向の幅がほぼ同じ大きさdであることを意味する。なお、接続パッドごとの列方向の幅に大小がある場合、その平均値をdとすることができる。
また、「第2のパッド群に属する接続パッドの列方向における配列ピッチがpである」とは、第2のパッド群に属する接続パッドが隣り合って配列されている部分において、第2のパッド群に属する接続パッドがほぼ同じ長さpのピッチで配列されていることを意味する。
また、上記内視鏡装置において、第1の回路基板に設置された各接続パッドの列方向に直交する方向の幅qは、下記式(2)の条件を満たすものであってもよい。
2d ≦ q ≦ 2d+p (2)
また、上記内視鏡装置において、第1の回路基板に設置された複数の接続パッドは、全体的に千鳥状に配置されているものであってもよい。
ここで、千鳥状に配置されているとは、挿入部の長手方向から見て、隣り合う列の接続パッドが交互に並ぶように配置されていることを意味し、全体的に千鳥状に配置されているとは、ほとんど全ての接続パッドが千鳥状に配置されていることを意味し、全ての接続パッドが千鳥状に配置されている場合に限らず、一部例外的に千鳥状に配置されていない接続パッドが存在する場合が含まれる。
本発明の内視鏡装置は、体内に挿入される挿入部を備えた内視鏡装置において、挿入部の先端内部に、撮像素子と、撮像素子と電気的に接続された第1の回路基板と、挿入部の横断方向に第1の回路基板とは離れた位置において、第1の回路基板と横断方向から見て少なくとも一部が重なるように配置された第2の回路基板とが設けられ、第1の回路基板に配線を半田付けにより接続する複数の接続パッドが挿入部の横断方向に延びる2以上の列をなすように設置されるとともに、第2の回路基板に配線を半田付けにより接続する複数の接続パッドが設置され、第1の回路基板に設置された複数の接続パッドが、第2の回路基板に設置された複数の接続パッドのいずれかに接続されている配線が接続される全ての接続パッドおよび/または各列の両端部に位置する全ての接続パッドからなる第1のパッド群と、第1のパッド群以外の接続パッドからなる第2のパッド群とに分けられ、第2のパッド群に属する接続パッドの列方向の幅がdであり、第2のパッド群に属する接続パッドの列方向における配列ピッチがpであるとき、第1のパッド群に属する各パッドの列方向の幅Dが、上記式(1)の条件を満たすようにしたので、上述したように断線が起こりやすい接続パッド、すなわち、各接続パッド列の両端部に位置する接続パッドと基板間を繋ぐ配線が接続される接続パッドの両方またはいずれか一方における配線の半田接続面積を大きくして接続強度を確保することができ、断線の発生を低減することができる。
なお、第1のパッド群に属する各パッドの列方向の幅Dが、pよりも小さい場合は、充分な配線の接続強度が確保できず、d+pよりも大きい場合には、個々の接続パッドの配置スペースが大きくなり、第1の回路基板上に配設可能な接続パッドの数が減少してしまう。
また、上記内視鏡装置において、第1の回路基板に設置された各接続パッドの列方向に直交する方向の幅qが、上記式(2)の条件を満たすようにした場合には、各接続パッドが挿入部の長手方向に長い形状となるため、その長辺方向を配線の延設方向と一致させることができ、接続パッドが挿入部の断面方向に長い形状である場合に比べ、配線との接続強度を強くすることができる。
また、上記内視鏡装置において、第1の回路基板に設置された複数の接続パッドが、全体的に千鳥状に配置されている場合には、各列の接続パッドに接続された配線どうしの間に隣列の接続パッドに接続される配線が通るようにすることができ、配線の積み上げ高を小さくすることができる。
なお、第1の回路基板に設置された複数の接続パッドが千鳥状に配置されているか格子状に配置されているかに関わらず、上述したように第1のパッド群に属する各パッドの列方向の幅Dが上記式(1)の条件を満たす場合には、第1のパッド群に属する接続パッドと第2のパッド群に属する接続パッドとが隣列において隣り合って配置されている部分において、接続パッドどうしが長手方向から見て重ならない部分が生じるため、少なくともその部分においては、各パッドに接続される配線の接続位置を列方向多少ずらすことができ、上述したような千鳥配置をした場合と同様に、配線の積み上げ高を小さくできるという効果が得られる。
内視鏡システムの概略構成を示す外観図 挿入部の可撓管部の内部を示す断面図 挿入部の先端の構成を示す図 挿入部の先端の内部を示す断面図 図4に示す接続パッドの配列パターンを矢印X方向から見た図 本発明の接続パッドの配列パターンのその他の実施形態を示す図 本発明の接続パッドの配列パターンのその他の実施形態を示す図
以下、図面を参照して本発明の内視鏡装置の一実施形態を用いた内視鏡システムについて詳細に説明する。本実施形態は、体内に挿入される挿入部の先端内部の配線接続構造に特徴を有するものであるが、まずは、そのシステム全体の構成から説明する。図1は、本実施形態の内視鏡システムの概略構成を示す外観図である。
本実施形態の内視鏡システムは、図1に示すように、内視鏡本体10と、内視鏡本体10に一端が接続されるユニバーサルケーブル13と、ユニバーサルケーブル13の他端が接続されるプロセッサ装置18および光源装置19と、プロセッサ装置18から出力された画像信号に基づいて画像を表示するモニタ20とを備えている。
内視鏡本体10は、体内に挿入される挿入部11と、操作者の所定の操作を受け付ける操作部12とを備えている。挿入部11は管状に形成されたものであり、具体的には、図1に示すように、先端から順に、先端硬質部14と湾曲部15と可撓管部16とを備えている
先端硬質部14は、硬質な金属材料などから形成されるものであり、可撓管部16は、操作部12と湾曲部15との間を細径で長尺状に繋ぐ部分であり、可撓性を有するものである。湾曲部15は、操作部12に設けられたアングルノブ12aの操作に連動して挿入部11内に挿設されたアングルワイヤが押し引きされることによって湾曲動作するものである。これにより先端硬質部14が体内の所望の方向に向けられ、先端硬質部14内に設けられた後述する撮像素子によって所望の被観察部が撮像される。また、操作部12には、処置具が挿通される鉗子口21が設けられており、この鉗子口21は挿入部11内に配される後述する鉗子チューブ26に接続される。
可撓管部16は、図2に示すように、可撓性管23の内部に、先端硬質部14の照明用レンズに照明光を導くためのライトガイド24,25、鉗子チューブ26、送気・送水チューブ27、多芯ケーブル28、およびジェット噴射用チューブ29などの複数本の内容物を遊挿した構成になっている。多芯ケーブル28は、主に、プロセッサ装置18から撮像素子を駆動するための制御信号を送るための制御信号配線や、撮影素子によって撮像された画像信号をプロセッサ装置18に送るための画像信号配線をまとめたものであり、これらの複数の信号配線を保護被膜で覆ったものである。なお、符号30は、湾曲部15を操作するためのアングルワイヤであり、密着コイルパイプ30aの中に挿通されている。
先端硬質部14の先端面14aには、図3に示すように、観察窓31、照明窓32,33、ジェット噴射用噴射口34、鉗子出口35、送気・送水ノズル36などが設けられている。観察窓31には、体内の被観察部位の像光を取り込むための対物光学系の一部が配されている。照明窓32,33は、照明用レンズの一部が組み込まれており、光源装置19から発せられ、ライトガイド24,25によって導光された照明光を体内の被観察部位に照射するものである。鉗子出口35は、鉗子チューブ26を介して操作部12に設けた鉗子口21と連通されるものである。送気・送水ノズル36は、操作部12に設けた送気・送水ボタンを操作することによって観察窓31の汚れを落とすための洗浄水やエアーを噴射するものである。ジェット噴射用噴射口34は、送気装置から供給される流体、例えば空気や二酸化炭素ガスなどを被観察部位に向けて噴射するものである。
そして、図4に示すように、観察窓31に対向する位置に対物光学系37が配置されている。照明窓32,33から発せられる照明光は、被観察部位を反射して観察窓31に入射する。観察窓31から入射した被観察部の像は、対物光学系37を通ってプリズム38に入射し、プリズム38の内部で屈曲することによって撮像素子39の撮像面に結像される。撮像素子39としては、例えばCCDセンサや、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサなどが用いられるが、本実施形態においてはパッケージングが行われていないベアチップの形態になっており、ワイヤボンディング、TAB(tape automated bonding)、フリップチップなどの方法によりチップ上の電極が接続線41を介して主回路基板50(第1の回路基板に相当)上の配線パターンに接続されている。
主回路基板50は、挿入部11の長手方向に平行に配設されるものであり、先端硬質部14の内部で固定されている。そして、主回路基板50には、前記配線パターンと接触するとともに、多芯ケーブル28の配線71や、補助回路基板60(第2の回路基板に相当)から延出する配線72(以下、これらをまとめて配線という)が半田付けにより接続される複数の接続パッド51が2次元状に配設されている。この接続パッド51は、各配線71、72に対してそれぞれ設けられるものであり、金属などの導体から形成されている。これにより、配線71、72は、接続パッド51を介して主回路基板50の配線パターンに電気的に接続される。
補助回路基板60は、撮影素子39からの出力信号を処理する回路、撮影素子39を駆動制御する回路等の補助回路を搭載した基板であって、挿入部11の横断方向に主回路基板50とは離れた位置(プリズム38の後方、かつ主回路基板50の上方)において、主回路基板50と矢印X方向から見て少なくとも一部が重なるように配設されている。また、補助回路基板60には、前記補助回路の配線パターンと接触するとともに、主回路基板50とを繋ぐ配線72が半田などで接続される接続パッド61が設けられている。
湾曲部15の内部には、合成樹脂性のフレキシブル管44が配されている。フレキシブル管44の一端には鉗子チューブ26が接続されており、他端には先端硬質部14の内部に配した硬質管45が接続されている。この硬質管45は、先端硬質部14の内部で固定されており、先端が鉗子出口35に接続されている。
ここで、接続パッド51の詳細な構成について、図5から図7を参照しながら説明する。図5は、図4に示す接続パッド51の配列パターンを矢印X方向から見た図である。図5に示すように、主回路基板50には、複数の接続パッド51(51a〜51d)が、挿入部11の横断方向に延びる3つの列をなすように、かつ、千鳥状(長手方向から見て隣り合う列の接続パッドが交互に並ぶように)に配置されている。
本実施形態の内視鏡システムにおいては、図5に示すように、複数の接続パッド51を、主回路基板50と補助回路基板60を繋ぐ配線72が接続される接続パッド51aと、各接続パッド列の両端部に位置する接続パッド51b、51cと、それ以外のパッド51dに分けて、さらに、それらの接続パッド51a〜51dを、接続パッド51a〜51cからなる第1のパッド群G1と、接続パッド51dからなる第2のパッド群G2とに分けている。そして、第2のパッド群G2に属する全ての接続パッド51dの列方向(挿入部11の横断方向)の幅がほぼ同じ大きさd(Dd)となるように設定し、各接続パッド列の接続パッド51dどうしが隣り合って配列されている部分において、接続パッド51dがほぼ同じ長さpのピッチで配置されるよう設定するとともに、それらの接続パッド列を1列ごとに半ピッチずらした千鳥配列としている。また、第1のパッド群G1に属する各パッド51a〜51cの列方向の幅D(Da〜Dc)が下記式(1)の条件を満たすようにしている。具体的には、接続パッド51aの幅Daは、d+0.5pとし、接続パッド51bの幅Dbは、d+0.5pとし、接続パッド51cの幅Dcは、d+pとしている。
p ≦ D ≦ d+p (1)
さらに、各接続パッド51a〜51dの前記列方向に直交する方向の幅qが、下記式(2)の条件を満たすようにしている。
2d ≦ q ≦ 2d+p (2)
接続パッド51a〜51dを上述したように構成することによって、湾曲部15の湾曲動作によって断線が起こりやすい接続パッド、すなわち、各接続パッド列の両端部に位置する接続パッドと基板間を繋ぐ配線が接続される接続パッドにおける配線の半田接続面積を大きくして接続強度を確保することができ、断線の発生を低減することができる。
また、上記実施形態においては、接続パッド51を、接続パッド51a〜51cからなる第1のパッド群G1と、接続パッド51dからなる第2のパッド群G2とに分けた上で、各接続パッドの構成を規定するようにしたが、これに限らず、たとえば、図6に示すように、接続パッド51aからなる第1のパッド群G1と、接続パッド51b〜51dからなる第2のパッド群G2とに分けて規定するようにしてもよい。すなわち、第2のパッド群G2に属する全ての接続パッド51b〜51dの列方向の幅がほぼ同じ大きさd(Db〜Dd)となるように設定し、第2のパッド群G2に属する接続パッド51b〜51dどうしが隣り合って配列されている部分において、接続パッド51b〜51dがほぼ同じ長さpのピッチで配置されるよう設定するとともに、第1のパッド群G1に属する各パッド51aの列方向の幅D(Da)が上記式(1)の条件を満たすようにすることができる。接続パッド51a〜51dをこのように構成した場合には、少なくとも基板間を繋ぐ配線が接続される接続パッドにおける断線の発生を低減することができる。
または、図7に示すように、接続パッド51b、51cからなる第1のパッド群G1と、接続パッド51a、51dからなる第2のパッド群G2とに分けて規定するようにしてもよい。すなわち、第2のパッド群G2に属する全ての接続パッド51a、51dの列方向の幅がほぼ同じ大きさd(Da、Dd)となるように設定し、第2のパッド群G2に属する接続パッド51a、51dどうしが隣り合って配列されている部分において、接続パッド51a、51dがほぼ同じ長さpのピッチで配置されるよう設定するとともに、第1のパッド群G1に属する各パッド51b、51cの列方向の幅D(Db、Dc)が上記式(1)の条件を満たすようにすることができる。接続パッド51a〜51dをこのように構成した場合には、少なくとも各接続パッド列の両端部に位置する接続パッドにおける断線の発生を低減することができる。
10 内視鏡本体
11 挿入部
12 操作部
14 先端硬質部
15 湾曲部
16 可撓管部
28 多芯ケーブル
31 観察窓
37 対物光学系
38 プリズム
39 撮像素子
50 主回路基板
51 接続パッド
60 補助回路基板
61 接続パッド
71 多芯ケーブルの配線
72 基板間を繋ぐ配線

Claims (3)

  1. 体内に挿入される挿入部を備えた内視鏡装置において、
    前記挿入部の先端内部に、撮像素子と、該撮像素子と電気的に接続された第1の回路基板と、前記挿入部の横断方向に該第1の回路基板とは離れた位置において、前記第1の回路基板と前記横断方向から見て少なくとも一部が重なるように配置された第2の回路基板とが設けられ、
    前記第1の回路基板に配線を半田付けにより接続する複数の接続パッドが前記挿入部の横断方向に延びる2以上の列をなすように設置されるとともに、前記第2の回路基板に配線を半田付けにより接続する複数の接続パッドが設置され、
    前記第1の回路基板に設置された複数の接続パッドが、前記第2の回路基板に設置された複数の接続パッドのいずれかに接続されている配線が接続される全ての接続パッドおよび/または前記各列の両端部に位置する全ての接続パッドからなる第1のパッド群と、該第1のパッド群以外の接続パッドからなる第2のパッド群とに分けられ、
    前記第2のパッド群に属する接続パッドの前記列方向の幅がdであり、前記第2のパッド群に属する接続パッドの前記列方向における配列ピッチがpであるとき、前記第1のパッド群に属する各パッドの前記列方向の幅Dが、下記式(1)の条件を満たすことを特徴とする内視鏡装置。
    p ≦ D ≦ d+p (1)
  2. 前記第1の回路基板に設置された各接続パッドの前記列方向に直交する方向の幅qが、下記式(2)の条件を満たすことを特徴とする請求項1記載の内視鏡装置。
    2d ≦ q ≦ 2d+p (2)
  3. 前記第1の回路基板に設置された複数の接続パッドが、全体的に千鳥状に配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の内視鏡装置。
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