JP2012214636A - ポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法およびポリエステル系樹脂発泡成形体 - Google Patents
ポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法およびポリエステル系樹脂発泡成形体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012214636A JP2012214636A JP2011081007A JP2011081007A JP2012214636A JP 2012214636 A JP2012214636 A JP 2012214636A JP 2011081007 A JP2011081007 A JP 2011081007A JP 2011081007 A JP2011081007 A JP 2011081007A JP 2012214636 A JP2012214636 A JP 2012214636A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polylactic acid
- mold
- resin
- polyester
- based resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
【解決手段】一対の発泡成形用金型を閉鎖して形成される成形キャビティ内のポリエステル系樹脂発泡粒子を、次の工程:(1)前記一対の発泡成形用金型および前記成形キャビティ内を減圧した後に、水蒸気を一方の金型から前記成形キャビティ内に導入し、他方の金型から前記成形キャビティ内を減圧しつつ、他方の金型へ前記成形キャビティ内を通過させる一方加熱工程;および(2)水蒸気を前記工程(1)において減圧を行った金型から前記成形キャビティ内に導入し、他方の金型から前記成形キャビティ内を減圧しつつ、他方の金型へ前記成形キャビティ内を通過させる逆一方加熱工程を含む加熱方法を用いて発泡成形することを特徴とするポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法により課題を解決する。
【選択図】図3
Description
さらに詳しくは、本発明は、ポリエステル系樹脂発泡成形体を効率良く安定に製造することができるポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法に関する。
また、前記の製造方法により得られる樹脂発泡粒子同士の融着性、外観および機械的強度に優れたポリエステル系樹脂発泡成形体にも関する。
(1)前記一対の発泡成形用金型および前記成形キャビティ内を減圧した後に、水蒸気を一方の金型から前記成形キャビティ内に導入し、他方の金型から前記成形キャビティ内を減圧しつつ、他方の金型へ前記成形キャビティ内を通過させる一方加熱工程;および
(2)水蒸気を前記工程(1)において減圧を行った金型から前記成形キャビティ内に導入し、他方の金型から前記成形キャビティ内を減圧しつつ、他方の金型へ前記成形キャビティ内を通過させる逆一方加熱工程
を含む加熱方法を用いて発泡成形することを特徴とするポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法が提供される。
0%≦X−Y≦50% (I)
(式中、Xは発泡成形体の表層融着率(%)であり、Yは発泡成形体の内部融着率(%)である)
を満たすポリエステル系樹脂発泡成形体も提供される。
(3)水蒸気を両方の金型から成形キャビティ内に導入する両面加熱工程
を含む場合、より均一に発泡成形を行うことができるため、前記のようなポリエステル系樹脂発泡成形体をより効率良く安定に製造することができる。
(1)前記一対の発泡成形用金型および前記成形キャビティ内を減圧した後に、水蒸気を一方の金型から前記成形キャビティ内に導入し、他方の金型から前記成形キャビティ内を減圧しつつ、他方の金型へ前記成形キャビティ内を通過させる一方加熱工程;および
(2)水蒸気を前記工程(1)において減圧を行った金型から前記成形キャビティ内に導入し、他方の金型から前記成形キャビティ内を減圧しつつ、他方の金型へ前記成形キャビティ内を通過させる逆一方加熱工程
を含む加熱方法を用いて発泡成形するポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法である。
以下、本発明のポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法および本発明の製造方法により得られるポリエステル系樹脂発泡成形体について詳説する。
本発明のポリエステル系樹脂発泡成形体はポリエステル系樹脂発泡粒子を発泡成形することによって得ることができる。また、本発明のポリエステル系樹脂発泡成形体は、樹脂成分として公知のポリエステル系樹脂を含むことができる。ポリエステル系樹脂としては、アルコール成分とカルボン酸成分との縮重合ないし共縮重合によって得られるものであれば使用することができる。
まず、2価または3価以上のアルコール成分としては、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−ブテンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールおよびポリテトラメチレングリコールのようなジオール類;
ビスフェノールA、水素添加ビスフェノールA、ポリオキシエチレン化ビスフェノールAおよびポリオキシプロピレン化ビスフェノールAのようなビスフェノール類;
ソルビトール、1,2,3,6−ヘキサンテトロール、1,4−ソルビタン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、トリペンタエリスリトール、1,2,4−ブタントリオール、1,2,5−ペンタントリオール、グリセロール、ジグリセロール、2−メチルプロパントリオール、2−メチル−1,2,4−ブタントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパンおよび1,3,5−トリヒドロキシメチルベンゼンのような3価以上のアルコール類
等が例示される。
具体的には、マレイン酸、フマール酸、シトラコン酸、イタコン酸、グルタコン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、セバチン酸、アゼライン酸、マロン酸、あるいはn−ブチルコハク酸、n−ブテニルコハク酸、イソブチルコハク酸、イソブテニルコハク酸、n−オクチルコハク酸、n−オクテニルコハク酸、n−ドデシルコハク酸、n−ドデセニルコハク酸、イソドデシルコハク酸およびイソドデセニルコハク酸等のアルキルまたはアルケニルコハク酸のような2価カルボン酸;
1,2,4−ベンゼントリカルボン酸(トリメリット酸)、1,2,5−ベンゼントリカルボン酸、2,5,7−ナフタレントリカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン酸、1,2,4−ブタントリカルボン酸、1,2,5−ヘキサントリカルボン酸、1,3−ジカルボキシル−2−メチル−2−メチレンカルボキシプロパン、1,2,4−シクロヘキサントリカルボン酸、テトラ(メチレンカルボキシル)メタン、1,2,7,8−オクタンテトラカルボン酸、ピロメリット酸およびエンポール3量体酸のような3価以上のカルボン酸等が例示される。
D体成分量(モル%)=100×{クロロホルム溶液の比旋光度−(−156)}
/{156−(−156)}
L体成分量(モル%)=100−(D体成分量)
(ポリ乳酸系樹脂の融点(mp)−40℃)
≦(交点における温度T)≦ポリ乳酸系樹脂の融点(mp)
≦交点における温度T≦ポリ乳酸系樹脂の融点(mp)
以下、ポリエステル系樹脂発泡粒子およびポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法等を、樹脂成分としてポリ乳酸系樹脂を使用したものについて説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。
(1)公知の要領で製造されたポリ乳酸系樹脂粒子に発泡剤を含浸させて発泡性ポリ乳酸系樹脂粒子を製造し、このポリ乳酸系樹脂粒子を加熱、発泡させてポリ乳酸系樹脂発泡粒子を製造する製造方法;
(2)ポリ乳酸系樹脂を押出機に供給して発泡剤の存在下にて溶融混練して押出機から押出発泡して得られたポリ乳酸系樹脂押出発泡体をその後にあるいは押出発泡直後に粒子状に切断加工してポリ乳酸系樹脂発泡粒子を製造する製造方法
等が挙げられる。ポリ乳酸系樹脂発泡粒子の結晶化度を制御し易いことから、前記(2)のポリ乳酸系樹脂発泡粒子の製造方法が好ましい。
アゾジカルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、ヒドラゾイルジカルボンアミド、重炭酸ナトリウム等の化学発泡剤;
プロパン、ノルマルブタン、イソブタン、ノルマルペンタン、イソペンタン、ヘキサン等の飽和脂肪族炭化水素、ジメチルエーテル等のエーテル類、塩化メチル、1,1,1,2−テトラフルオロエタン、1,1−ジフルオロエタン、モノクロロジフルオロメタン等のフロン、二酸化炭素、窒素、アルゴン等の物理発泡剤
等が挙げられる。物理発泡剤としては、ジメチルエーテル、プロパン、ノルマルブタン、イソブタン、二酸化炭素が好ましく、プロパン、ノルマルブタン、イソブタンがより好ましく、ノルマルブタン、イソブタンが特に好ましい。
剪断速度(秒-1)=4×Q/(πr3)
但し、Qは、ポリ乳酸系樹脂の体積押出量(cm3/秒)であり(Qを質量押出量(g/秒)から算出する場合は、ポリ乳酸系樹脂の密度は1.0g/cm3とする)、rは、ノズルの半径(cm)である。
ポリ乳酸系樹脂発泡粒子の嵩密度(g/cm3)
=〔試料を入れたメスシリンダーの質量(g)−メスシリンダーの質量(g)〕
/〔メスシリンダーの容量(cm3)〕
E=A+(C−D)
連続気泡率(%)=100×(E−B)/E
また、前記ポリ乳酸系樹脂発泡粒子にさらに不活性ガスを含浸させて、ポリ乳酸系樹脂発泡粒子の発泡力を向上させてもよい。このようにポリ乳酸系樹脂発泡粒子の発泡力を向上させることにより、型内発泡成形時にポリ乳酸系樹脂発泡粒子同士の融着性が向上し、得られるポリ乳酸系樹脂発泡成形体はさらに優れた機械的強度を有する。なお、前記不活性ガスとしては、例えば、二酸化炭素、窒素、ヘリウム、アルゴン等が挙げられる。
本発明のポリエステル系樹脂発泡成形体は、一対の発泡成形用金型を閉鎖して形成される成形キャビティ内にポリエステル系樹脂発泡粒子を供給し、次いで発泡成形することによって得ることができる。本発明では、発泡成形用金型(本発明においては、雌雄両金型とも称する)から同時または別々に減圧する必要があるため、型内発泡成形機には真空ポンプ等の減圧装置を取り付けることが好ましい。減圧装置は型内発泡成形機毎に取り付けても良く、複数台の型内発泡成形機で共有した設備として取り付けても良い。また、金型内を速やかに効率良く減圧できるよう、予め大容量の減圧状態を作っておく真空タンクを設けても良い。
(1)水蒸気を一方の金型から前記成形キャビティ内に導入し、他方の金型から前記成形キャビティ内を減圧しつつ、他方の金型へ前記成形キャビティ内を通過させる一方加熱工程;および
(2)水蒸気を工程(1)において減圧を行った金型から前記成形キャビティ内に導入し、他方の金型から前記成形キャビティ内を減圧しつつ、他方の金型へ前記成形キャビティ内を通過させる逆一方加熱工程
により、型内成形することによって得ることができる。
(3)水蒸気を両方の金型から成形キャビティ内に導入する両面加熱工程
を含むことが好ましい。
また、工程(1)における蒸気の導入により工程(2)における蒸気導入側の減圧が不十分となっている場合には、蒸気導入前に両金型を減圧しても良い。
(1)金型を50℃以下の雰囲気中に放置する方法;
(2)金型に50℃以下の水または空気を吹き付ける方法;
(3)金型を50℃以下の水中に浸漬させる方法
が挙げられる。複雑な形状の金型であっても金型全体を均一に冷却することができることから、前記(2)あるいは(3)の冷却方法が好ましい。なお、冷却時間は、冷却方法や金型の大きさ等に応じて適宜、調整されればよく、例えば、50℃以下の水中に金型を浸漬させる場合には、1〜10分が好ましい。また、水により冷却した後に、真空ポンプを用いてチャンバー内を減圧状態とし、水の蒸発潜熱により金型を冷却してもよい。
0%≦X−Y≦50% (I)
を満たし、好ましくは下記式(II):
0%≦X−Y≦40% (II)
を満たし、好ましくは下記式(III):
0%≦X−Y≦30% (III)
を満たす。このことは、発泡成形体の表層と内部の強度が大きく異ならないことを示している。
(ポリ乳酸系樹脂のD体またはL体の乳酸含有量)
ポリ乳酸系樹脂中におけるD体またはL体の乳酸含有量は以下の方法によって測定することができる。
ポリ乳酸系樹脂を凍結粉砕し、ポリ乳酸系樹脂の粉末200mgを三角フラスコ内に供給した後、三角フラスコ内に1Nの水酸化ナトリウム水溶液30mLを加える。そして、三角フラスコを振りながら65℃に加熱してポリ乳酸系樹脂を完全に溶解させる。しかる後に、1N塩酸を三角フラスコ内に供給して中和し、pHが4〜7の分解溶液を作製し、メスフラスコを用いて所定の体積とする。次に、分解溶液を0.45μmのメンブレンフィルタで濾過した後、液体クロマトグラフィを用いて分析し、得られるチャートに基づいてD体およびL体由来のピーク面積から面積比を存在比としてD体量およびL体量を算出する。そして、前記と同様の要領を5回繰り返して行い、得られるD体量およびL体量をそれぞれ相加平均して、ポリ乳酸系樹脂のD体量およびL体量とする。
HPLC装置(液体クロマトグラフィ):日本分光社製 製品名PU−2085 Plus型システム
カラム:住友分析センター社製 製品名SUMICHIRAL OA5000(4.6mmφ×250mm)
カラム温度:25℃
移動相:2mM CuSO4水溶液と2−プロパノールとの混合液(CuSO4水溶液:2−プロパノール(体積比)=95:5)
移動相流量:1.0mL/分
検出器:UV 254nm
注入量:20μL
各実施例および比較例において発泡剤を用いないこと以外は同様の要領にてポリ乳酸系樹脂粒子を作製し、得られるポリ乳酸系樹脂粒子約30mgをクロロホルム10mLに溶解し、非水系0.45μmクロマトディスクでろ過後、HPLC装置(液体クロマトグラフ)(Water社製 製品名「Detector484、Pump510」)を用いてポリスチレン換算重量平均分子量を測定する。
なお、測定条件としては、
カラム:昭和電工社製 製品名「Shodex GPC K−806L」(φ8.0mm×300mm)2本
カラム温度:40℃
移動相:クロロホルム
移動相流量:1.2mL/分
注入・ポンプ温度:室温
検出:UV254nm
注入量:50mL
検量線用標準ポリスチレン:
昭和電工社製 製品名「Shodex」重量平均分子量1030000
東ソー社製 重量平均分子量5480000、3840000、355000、102000、37900、9100、2630、495
ポリ乳酸系樹脂の結晶化度測定は、ポリ乳酸系樹脂発泡粒子3粒を、示差走査熱量計(DSC)を用いてJIS K7121に記載の測定方法に準拠して10℃/分の昇温速度にて昇温しながら測定される1mg当たりの発熱量および1mg当たりの融解熱量に基づいて下記式により算出する。
発泡成形体の密度は、発泡成形体から直方体を切り出し、ノギスを用いて縦、横、高さを測定して体積を算出し、そのサンプルの重量を体積で除して算出する(g/cm3)。
樹脂発泡成形体を折り曲げて所定箇所から切断する。
(全体融着率)
樹脂発泡成形体の切断面に露出している発泡粒子の全粒子数N1を目視により数えると共に、材料破壊した発泡粒子、即ち、分割された発泡粒子の粒子数N2を目視により数え、下記式に基づいて発泡成形体全体の融着率を算出することができる。
全体融着率(%)=100×材料破壊した発泡粒子の粒子数N2/発泡粒子の全粒子数N1
(表層融着率)
上記発泡成形体の表皮から成形体厚みの20%内側までの範囲で、全体融着率と同様の測定を行い、発泡成形体表層の融着率を算出することができる。ただし、発泡成形体の厚みに対し発泡粒子径が大きく、一粒で成形体厚みの20%を超える場合には、発泡粒子一粒分の厚みをその発泡成形体の表層として算出する。
(内部融着率)
上記発泡成形体の表裏二つの表層に挟まれた範囲で、全体融着率と同様の測定を行い、発泡成形体内部の融着率を算出することができる。
(1)60%以上の場合:合格(○)
(2)60%未満の場合:不合格(×)
と判定する。
JIS K 7211に準拠し、所定の倍数の発泡成形体から切り出した215mm(長さ)×40mm(幅)×20mm(厚さ)の試験片を支点間の間隔150mmの上に載置して、321gの剛球を落とし、落球衝撃強度、即ち、50%破壊高さを次の計算式により算出する。なお、試験片は、6面とも表皮はないものとする。
H50=Hi+d[Σ(i・ni)/N±0.5]
H50:50%破壊高さ(cm)
Hi:高さ水準(i)が0のときの試験高さ(cm)であり、試験片が破壊することが予測される高さ
d:試験高さを上下させるときの高さ間隔(cm)
i:Hiのときを0とし、1つずつ増減する高さ水準
(i=…−3、−2、−1、0、1、2、3…)
ni:各水準において破壊した(または破壊しなかった)試験片の数
N:破壊した(または破壊しなかった)試験片の総数(N=Σni)(いずれか多いほうのデータを使用する。なお、同数の場合はどちらを使用してもよい)
±0.5:破壊したデータを使用するときは負を、破壊しなかったデータを使用するときは正をとる。
(1)10cm以上の場合:合格(○)
(2)10cm未満の場合:不合格(×)
また、発泡成形体の密度が0.08g/cm3以上のとき
(1)12cm以上の場合:合格(○)
(2)12cm未満の場合:不合格(×)
と判定する。
本発明においては、発泡成形体表面の発泡粒子間の伸びおよび発泡粒子の収縮について目視にて判定を行う。
(1)表面伸びおよび収縮が共に見られない場合:合格(○)
(2)表面伸びおよび収縮の一方でも見られる場合:不合格(×)
と判定する。
図1および図2に示した製造装置を用いて型内発泡成形用ポリ乳酸系樹脂発泡粒子を製造した。まず、結晶性のポリ乳酸系樹脂(ユニチカ社製 商品名「TERRAMAC HV−6250H」、融点(mp):169.1℃、D体比率:1.2モル%、L体比率:98.8モル%、動的粘弾性測定にて得られた、貯蔵弾性率曲線と損失弾性率曲線との交点における温度T:138.8℃)100質量部および気泡調整剤としてポリテトラフルオロエチレン粉末(旭硝子社製 商品名「フルオンL169J」)0.1質量部を口径が65mmの単軸押出機に供給して溶融混練した。なお、単軸押出機内において、ポリ乳酸系樹脂を始めは190℃にて溶融混練した後に220℃まで昇温させながら溶融混練した。
しかる後、溶融状態のポリ乳酸系樹脂を冷却した後、単軸押出機の前端に取り付けたマルチノズル金型の各ノズルから剪断速度7639秒-1でポリ乳酸系樹脂を押出発泡させた。なお、マルチノズル金型は、出口部11の直径が1.0mmのノズルを10個有しており、ノズルの出口部11は全て、マルチノズル金型の前端面1aに想定した、直径が139.5mmの仮想円A上に等間隔毎に配設されていた。マルチノズル金型は200℃に保持されていた。
さらに、冷却部材4は、正面円形状の前部41aと、この前部41aの外周縁から後方に向かって延設されかつ内径が315mmの円筒状の周壁部41bとからなる冷却ドラム41を備えていた。そして、供給管41dおよびドラム41の供給口41cを通じて冷却ドラム41内に冷却水42が供給されており、周壁部41bの内面全面には、この内面に沿って20℃の冷却水42が前方に向かって螺旋状に流れていた。
なお、前記のポリ乳酸系樹脂発泡粒子の製造にあたっては、まず、マルチノズル金型に回転軸2を取り付けずかつ冷却部材4をマルチノズル金型から退避させておいた。この状態で、押出機からポリ乳酸系樹脂押出物を押出発泡させ、ポリ乳酸系樹脂押出物が、マルチノズル金型のノズルから押出された直後の未発泡部と、この未発泡部に連続する発泡途上の発泡部とからなることを確認した。次に、マルチノズル金型に回転軸2を取り付けかつ冷却部材4を所定位置に配設した後、回転軸2を回転させ、ポリ乳酸系樹脂押出物をノズルの出口部11の開口端において回転刃5で切断してポリ乳酸系樹脂発泡粒子を製造した。
冷却されたポリ乳酸系樹脂発泡粒子は、冷却ドラム41の排出口41eを通じて冷却水42と共に排出された後、脱水機にて冷却水42と分離された。得られたポリ乳酸系樹脂発泡粒子は、嵩密度が0.19g/cm3で、その粒径が2.2〜2.6mmであった。
前述した製造例で得られたポリ乳酸系樹脂発泡粒子を密閉容器内に入れ、この密閉容器内に二酸化炭素を1.0MPaGの圧力で圧入して常温にて6時間に亘って放置してポリ乳酸系樹脂発泡粒子に二酸化炭素を含浸した。
前記ポリ乳酸系樹脂発泡粒子を密閉容器から取り出し、ポリ乳酸系樹脂発泡粒子を60℃の乾燥した熱風で3分間に亘って加熱して発泡させ、嵩密度が0.054g/cm3、結晶化度が23.0%、連続気泡率が4.4%のポリ乳酸系樹脂高倍発泡粒子を得た。
次いで、前記ポリ乳酸系樹脂高倍発泡粒子を密閉容器内に入れ、この密閉容器内に二酸化炭素を0.3MPaGの圧力で圧入して常温にて4時間に亘って放置してポリ乳酸系樹脂発泡粒子に二酸化炭素を含浸した。
成形に用いた発泡成形用金型はアルミニウム合金製で、キャビティ金型とコア金型の雌雄一対からなり、それぞれインナープレートに取り付けられ、インナープレートと金型アダプターとバックプレートを組み合わせてなるチャンバーを有していた。なお、金型アダプターには雌雄それぞれに、水蒸気の供給配管と供給弁、冷却水の供給配管と供給弁、および排水用の配管が取り付けられていた。排水用配管にはドレンを外部に排出する排出弁と、排水用配管から分岐し真空ポンプにつながった真空弁が取り付けられていた。
次いで、二酸化炭素が含浸されたポリ乳酸系樹脂高倍発泡粒子を金型の成形キャビティ内に充填した。なお、金型は成形キャビティの形状が縦300×横400×厚み50mmの平板形状であった。また、金型に、この金型の成形キャビティ内と金型外部とを連通させるために、直径が8mmの円形状の供給口を25mm間隔毎に形成した。なお、供給口には、幅1mmのスリット部を複数、形成してあり、金型内に充填したポリ乳酸系樹脂発泡粒子がこの供給口を通じて金型外に流出しないように形成されている一方、金型の供給口を通じて金型外から成形キャビティ内に水蒸気を円滑に供給することができるように構成されていた。
十分に冷却した後に、金型を開放して平板形状のポリ乳酸系樹脂発泡成形体を得た。得られたポリ乳酸系樹脂発泡成形体は外観良好で、その密度が0.054g/cm3で、結晶化度が48.8%で、表層融着率80%、内部融着率70%、全体融着率が77%であった。
工程(1)として、真空ポンプを用いて雌雄両金型を−0.08MPaGまで10秒間で減圧した後に、金型Lの減圧は続けたままで金型Rの真空弁を閉じて減圧を止めると同時に0.015MPaGの水蒸気を20秒間導入し加熱した。加熱終了時の金型L内の圧力は−0.05MPaGであり、金型R内の圧力は−0.02MPaGであり金型Rの温度は91℃であった。
十分に冷却した後に、金型を開放して平板形状のポリ乳酸系樹脂発泡成形体を得た。得られたポリ乳酸系樹脂発泡成形体は外観良好で、その密度が0.054g/cm3で、結晶化度が48.5%で、表層融着率80%、内部融着率70%、全体融着率が77%であった。
工程(1)として、真空ポンプを用いて雌雄両金型を−0.06MPaGまで5秒間で減圧した後に、金型Lの減圧は続けたままで金型Rの真空弁を閉じて減圧を止めると同時に0.03MPaGの水蒸気を15秒間導入し加熱した。加熱終了時の金型L内の圧力は−0.04MPaGであり、金型R内の圧力は−0.01MPaGであり金型Rの温度は96℃であった。
十分に冷却した後に、金型を開放して平板形状のポリ乳酸系樹脂発泡成形体を得た。得られたポリ乳酸系樹脂発泡成形体は外観良好で、その密度が0.054g/cm3で、結晶化度が49.2%で、表層融着率70%、内部融着率60%、全体融着率が66%であった。
工程(1)および(2)で金型内を減圧しないこと以外は実施例1と同様にしてポリ乳酸系樹脂発泡成形体を得た。工程(1)および(2)における金型内温度は金型R、Lともに104℃であり、工程(3)における金型内温度は111℃であった。得られたポリ乳酸系樹脂発泡成形体は全体的に収縮し、外観も融けや発泡粒の陥没が見られ、また融着は表層から8mm程度の厚みまで融着していたが、中心部は全く融着しておらず、発泡粒子がこぼれ落ち発泡成形体の内部が空洞化した。表層融着率は20%であった。
工程(1)で金型内を減圧しないこと以外は実施例1と同様にしてポリ乳酸系樹脂発泡成形体を得た。工程(1)における金型R内温度は104℃であり、(2)における金型L内温度は98℃であり、工程(3)における金型内温度は109℃であった。得られたポリ乳酸系樹脂発泡成形体は、外観は、金型L側は良好であったが、金型R側は発泡成形体の表面に融けや収縮が見られた。また融着に関しては、金型L側は表層から10mm程度の厚みまで融着していたが、金型L側は表面の発泡粒子だけしか融着しておらず中心部は全く融着しておらず、発泡粒子がこぼれ落ち発泡成形体の内部が空洞化した。表層融着率は30%であった。
工程(2)で金型内を減圧しないこと以外は実施例1と同様にしてポリ乳酸系樹脂発泡成形体を得た。工程(1)における金型R内温度は93℃であり、(2)における金型L内温度は102℃であり、工程(3)における金型内温度は108℃であった。得られたポリ乳酸系樹脂発泡成形体は、外観は、金型R側は良好であったが、金型L側は発泡成形体の表面に融けや収縮が見られた。また融着に関しては、金型R側は表層から20mm程度の厚みまで融着していたが、金型L側は表面の発泡粒子だけしか融着しておらず中心部は全く融着しておらず、発泡粒子がこぼれ落ち発泡成形体の内部が空洞化した。表層融着率は40%であった。
1a ノズル金型の前端面
2 回転軸
3 駆動部材
4 冷却部材
5 回転刃
11 ノズルの出口部
41 冷却ドラム
41a 冷却ドラムの前部
41b 冷却ドラムの周壁部
41c 冷却ドラムの供給口
41d 冷却ドラムの供給管
41e 冷却ドラムの排出口
41f 冷却ドラムの排出管
42 冷却ドラムの冷却液
A 回転刃フォルダー
a2 金型L
a3 蒸気チャンバーL
a4 ドレン弁L
a5 蒸気弁R
a6 金型R
a7 蒸気チャンバーR
a8 成形キャビティ
a9 真空弁L
a10 真空弁R
a11 真空ポンプ
a12 ドレン弁R
Claims (10)
- 一対の発泡成形用金型を閉鎖して形成される成形キャビティ内のポリエステル系樹脂発泡粒子を、次の工程:
(1)前記一対の発泡成形用金型および前記成形キャビティ内を減圧した後に、水蒸気を一方の金型から前記成形キャビティ内に導入し、他方の金型から前記成形キャビティ内を減圧しつつ、他方の金型へ前記成形キャビティ内を通過させる一方加熱工程;および
(2)水蒸気を前記工程(1)において減圧を行った金型から前記成形キャビティ内に導入し、他方の金型から前記成形キャビティ内を減圧しつつ、他方の金型へ前記成形キャビティ内を通過させる逆一方加熱工程
を含む加熱方法を用いて発泡成形することを特徴とするポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法。 - 前記工程(1)および(2)が、60〜99℃の温度で行われる請求項1に記載のポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法。
- 前記工程(1)および(2)が、0MPaG未満の圧力下で行われる請求項1または2に記載のポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法。
- 前記製造方法が、さらに、次の工程:
(3)水蒸気を両方の金型から成形キャビティ内に導入する両面加熱工程
を含む請求項1〜3のいずれか1つに記載のポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法。 - 前記工程(3)が、90〜120℃の温度で行われる請求項4に記載のポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法。
- 前記ポリエステル系樹脂が、ポリ乳酸系樹脂である請求項1〜5のいずれか1つに記載のポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法。
- 前記ポリ乳酸系樹脂が、構成単量体成分としてD体およびL体の双方の光学異性体を含有しかつD体またはL体のうちの少ない方の光学異性体の含有量が5モル%未満であるか、あるいは、構成単量体成分としてD体またはL体のうちのいずれか一方の光学異性体のみを含有している請求項6に記載のポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法。
- 20〜100mmの厚みおよび50〜100%の内部融着率を有し、下記式(I):
0%≦X−Y≦50% (I)
(式中、Xは発泡成形体の表層融着率(%)であり、Yは発泡成形体の内部融着率(%)である)
を満たすポリエステル系樹脂発泡成形体。 - 前記ポリエステル系樹脂が、ポリ乳酸系樹脂である請求項8に記載のポリエステル系樹脂発泡成形体。
- 前記ポリ乳酸系樹脂が、構成単量体成分としてD体およびL体の双方の光学異性体を含有しかつD体またはL体のうちの少ない方の光学異性体の含有量が5モル%未満であるか、あるいは、構成単量体成分としてD体またはL体のうちのいずれか一方の光学異性体のみを含有している請求項9に記載のポリエステル系樹脂発泡成形体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011081007A JP2012214636A (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | ポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法およびポリエステル系樹脂発泡成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011081007A JP2012214636A (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | ポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法およびポリエステル系樹脂発泡成形体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012214636A true JP2012214636A (ja) | 2012-11-08 |
Family
ID=47267762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011081007A Pending JP2012214636A (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | ポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法およびポリエステル系樹脂発泡成形体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012214636A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021142747A (ja) * | 2020-02-07 | 2021-09-24 | アディダス アーゲー | 発泡体構成要素を作製する方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000035650A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-02-02 | Eastman Kodak Co | イエロ―着色マゼンタ色素形成マスキングカプラ―を含むカラ―写真要素 |
JP2001269960A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-10-02 | Sekisui Plastics Co Ltd | 芳香族ポリエステル系樹脂による型内発泡成形体の製造方法 |
JP2005120341A (ja) * | 2003-09-26 | 2005-05-12 | Toray Ind Inc | 発泡成形体 |
JP2007100025A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Sekisui Plastics Co Ltd | ポリ乳酸系樹脂発泡成形体 |
JP2010208091A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Sekisui Plastics Co Ltd | ポリ乳酸系樹脂発泡成形体の製造方法 |
JP2010235835A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Kaneka Corp | 厚みのある脂肪族ポリエステル系樹脂発泡成形体とその製造方法 |
-
2011
- 2011-03-31 JP JP2011081007A patent/JP2012214636A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000035650A (ja) * | 1998-06-26 | 2000-02-02 | Eastman Kodak Co | イエロ―着色マゼンタ色素形成マスキングカプラ―を含むカラ―写真要素 |
JP2001269960A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-10-02 | Sekisui Plastics Co Ltd | 芳香族ポリエステル系樹脂による型内発泡成形体の製造方法 |
JP2005120341A (ja) * | 2003-09-26 | 2005-05-12 | Toray Ind Inc | 発泡成形体 |
JP2007100025A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Sekisui Plastics Co Ltd | ポリ乳酸系樹脂発泡成形体 |
JP2010208091A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Sekisui Plastics Co Ltd | ポリ乳酸系樹脂発泡成形体の製造方法 |
JP2010235835A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Kaneka Corp | 厚みのある脂肪族ポリエステル系樹脂発泡成形体とその製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021142747A (ja) * | 2020-02-07 | 2021-09-24 | アディダス アーゲー | 発泡体構成要素を作製する方法 |
JP7186252B2 (ja) | 2020-02-07 | 2022-12-08 | アディダス アーゲー | 発泡体構成要素を作製する方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4213200B2 (ja) | 型内発泡成形用ポリ乳酸系樹脂発泡粒子及びその製造方法、並びに、ポリ乳酸系樹脂発泡成形体の製造方法 | |
JP5974010B2 (ja) | 型内発泡成形用芳香族ポリエステル系樹脂発泡粒子及びその製造方法、型内発泡成形体、複合構造部材、並びに、自動車用部材 | |
JP6253839B1 (ja) | エステル系エラストマー発泡成形体、その用途及びエステル系エラストマー発泡粒子 | |
JP6227202B1 (ja) | エステル系エラストマー発泡成形体、その用途及びエステル系エラストマー発泡粒子 | |
JP5188232B2 (ja) | 型内発泡成形用ポリ乳酸系樹脂発泡粒子の製造方法 | |
JP2007169394A (ja) | 型内発泡成形用ポリ乳酸系樹脂発泡粒子の製造方法 | |
JP4773870B2 (ja) | ポリ乳酸系樹脂発泡成形体の製造方法 | |
JP3619154B2 (ja) | 結晶性芳香族ポリエステル系樹脂予備発泡粒子とそれを用いた型内発泡成形体および発泡積層体 | |
JP5216619B2 (ja) | 型内発泡成形用ポリ乳酸系樹脂発泡粒子の製造方法 | |
JP2012214636A (ja) | ポリエステル系樹脂発泡成形体の製造方法およびポリエステル系樹脂発泡成形体 | |
JP4761917B2 (ja) | ポリ乳酸系樹脂予備発泡粒子の製造方法 | |
JP5502778B2 (ja) | ポリ乳酸系樹脂発泡体及びその製造方法 | |
JP2021054959A (ja) | ポリカーボネート樹脂発泡粒子の製造方法 | |
JP2010023333A (ja) | 容器成形用ポリ乳酸系樹脂発泡粒子及びその製造方法、並びに、容器成形用ポリ乳酸系樹脂発泡粒子を用いたポリ乳酸系樹脂発泡容器の製造方法 | |
JP5306137B2 (ja) | 型内発泡成形用ポリ乳酸系樹脂発泡粒子の製造方法 | |
JP2012201818A (ja) | 乳酸−アクリル−スチレン系樹脂発泡体および乳酸−アクリル−スチレン系樹脂発泡成形体 | |
JP2011213906A (ja) | ポリ乳酸系樹脂発泡粒子、その製造方法および発泡成形体 | |
WO2022196473A1 (ja) | 芳香族ポリエステル系樹脂発泡粒子及びその製造方法、発泡成形体、並びに自動車用部材 | |
JP2011111615A (ja) | 型内発泡成形用ポリ乳酸系樹脂発泡粒子、二次発泡粒子及びポリ乳酸系樹脂発泡成形体 | |
JP2011213893A (ja) | 自動車用内装材及びその製造方法 | |
JP2011213905A (ja) | ポリ乳酸系樹脂発泡粒子、その製造方法および発泡成形体 | |
JP2012077178A (ja) | 車両用構成部材 | |
JP5636310B2 (ja) | ポリ乳酸系樹脂発泡体の製造方法、ポリ乳酸系樹脂発泡体およびポリ乳酸系樹脂発泡成形体 | |
TW482798B (en) | Crystal aromatic polyester resin pre-foamed particles | |
JP3631940B2 (ja) | 芳香族ポリエステル系樹脂予備発泡粒子とそれを用いた発泡成形体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131009 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140514 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140527 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140715 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20141125 |