JP2012212011A - 光学シートの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材層11と、該基材層の面に沿った方向に所定の間隔を有して複数並列され、光を透過可能に形成された光透過部13、及び光透過部間に光を吸収可能に形成された光吸収部14を備えて基材層に積層される光学機能層12と、を有する第一積層シートに、剥離可能である剥離シート18と、該剥離シート上に積層された粘着剤17と、を含む第二積層シートを貼り合わせる工程を有し、貼り合わせる工程は、第一積層シートの光学機能層上に第二積層シートの粘着剤を貼り合わせることによりおこなわれ、第一積層シートと第二積層シートとの平均伸び量比率を求め、該平均伸び量比率に基づき、貼り合わせ時の張力を設定する。
【選択図】図1
Description
0.6・C≦F≦C
となるように張力を設定する光学シートの製造方法である。
さらに、粘着剤層17の粘着剤の貯蔵弾性率は0.1MPa以上0.8MPa以下であることが望ましい。これより大きいと、凸凹への追従性が落ちて、気泡を巻き込む不具合が発生し、これより小さいと軟らかくて粘着剤組成物のはみ出しによる汚れの不具合が発生易い等の取り扱いの不便を生じる虞がある。
バインダ構成組成物として用いられるものは特に限定されないが、例えば、光硬化型プレポリマー(P2)、と反応性希釈モノマー(M2)とを配合した光硬化型樹脂組成物が好ましく用いられる。
第一積層シート50’、及び第二積層シート51’の幅1100mm換算で引っ張り力n(N)=60、80、100、120、140、160、180、200における伸び量(mm)An、Bnをそれぞれ求めておく。ここで添え字nは引っ張り力を表す。すなわち、例えばA60は引っ張り力60(N)における第一積層シート50’の伸び量(mm)を表し、同様にB60は、引っ張り力60(N)における第二積層シート51’の伸び量である。
次に、各引っ張り力ごとにBn/Anで表される伸び量比を求める。例えばB60/A60である。そして、全ての伸び量比の平均値である平均伸び量比Cを得る。
0.6・C≦F≦C (1)
電磁波遮蔽層は、プラズマディスプレイテレビ等の表示装置の映像源として用いられ、プラズマディスプレイパネルから発生した電磁波を遮蔽する機能を有する。電磁波遮蔽層としては、公知の各種形態のものがあるが、導電体メッシュ層を有する形態の他、銀、ITO(酸化インジウム錫)、ATO(アンチモンドープ酸化錫)、IZO(酸化インジウム亜鉛)等の透明な連続体(メッシュ開口部非形成の)薄膜がある。ただし、透明性と電磁波遮蔽性を両立させる観点から、金属等の導電体メッシュ層が用いられることが多い。ここでは導電体メッシュ層を有する電磁波遮蔽層について説明する。
上記平均伸び量比Cの結果に基づいて上記図5を参照しつつ説明したように第一積層シートと第二積層シートとを積層して光学シートを作製した。このとき、第一積層シート側の巻き出し張力Dを100N、第二積層シート側の巻き出し張力Eを40Nとした。従って張力比FはD/E=2.5であり、F=1.0・Cである。
実施例2では第一積層シート側の巻き出し張力を100N、第二積層シート側の巻き出し張力を50Nとし、それ以外は実施例1と同じとした。従って張力比Fは2.0であり、F=0.8・Cである。
実施例3では第一積層シート側の巻き出し張力を100N、第二積層シート側の巻き出し張力を55Nとし、それ以外は実施例1と同じとした。従って張力比Fは1.8であり、F=0.7・Cである。
実施例4では第一積層シート側の巻き出し張力を100N、第二積層シート側の巻き出し張力を60Nとし、それ以外は実施例1と同じとした。従って張力比Fは1.7であり、F=0.7・Cである。
実施例5では第一積層シート側の巻き出し張力を100N、第二積層シート側の巻き出し張力を66Nとし、それ以外は実施例1と同じとした。従って張力比Fは1.5であり、F=0.6・Cである
比較例1では第一積層シート側の巻き出し張力を100N、第二積層シート側の巻き出し張力を140Nとし、それ以外は実施例1と同じとした。従って張力比Fは0.7であり、F=0.3・Cである。
比較例2では第一積層シート側の巻き出し張力を100N、第二積層シート側の巻き出し張力を180Nとし、それ以外は実施例1と同じとした。従って張力比Fは0.6であり、F=0.2・Cである。
また、実施例1〜5では86枚、比較例1、2では84枚の光学シートを測定した。
表2に結果を示す。
11 基材層
12 光学機能層
13 光透過部
14 光吸収部
17 粘着剤層
18 剥離シート(2次剥離シート)
Claims (3)
- 複数の層が積層されて形成される光学シートを製造する方法であって、
基材層と、該基材層の面に沿った方向に所定の間隔を有して複数並列され、光を透過可能に形成された光透過部、及び前記光透過部間に光を吸収可能に形成された光吸収部を備えて前記基材層に積層される光学機能層と、を有する第一積層シートに、
剥離可能である剥離シートと、該剥離シート上に積層された粘着剤と、を含む第二積層シートを貼り合わせる工程を有し、
前記貼り合わせる工程は、前記第一積層シートの前記光学機能層上に前記第二積層シートの粘着剤を貼り合わせることによりおこなわれ、
幅1100(mm)換算でn(N)の引っ張り力を与えたときの第一積層シートの伸び量をAn(mm)、第二積層シートの伸び量をBn(mm)とし、Bn/Anを伸び量比としたとき、nが60、80、100、120、140、160、180、200のときにおける伸び量比を平均して平均伸び量比Cを求め、
前記第一積層シートと前記第二積層シートとを貼り合わせるときの前記第一積層シートの張力をD(N)、前記第二積層シートの張力をE(N)とし、D/Eを張力比Fとしたとき、
0.6・C≦F≦C
となるように張力を設定する光学シートの製造方法。 - 前記第一積層シートが巻かれて形成された第一積層シートコイルと、前記第二積層シートが巻かれて形成された第二積層シートコイルと、がそれぞれ巻き出されつつ前記第一積層シートと前記第二積層シートとの前記貼り合わせがおこなわれ、前記張力は巻き出し張力であることを特徴とする請求項1に記載の光学シートの製造方法。
- さらに前記粘着剤に電磁波遮蔽層を積層する工程を含む請求項1又は2に記載の光学シートの製造方法。
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