JP2012211728A - 同時給排形換気扇取付装置 - Google Patents

同時給排形換気扇取付装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、同時給排形換気扇取付装置を取り付ける建物の梁の位置等のレイアウトに応じて枠体の排気ダクト接続口と給気ダクト接続口を設ける面を変更する必要がなく、生産工数および生産コストを下げることを目的とするものである。
【解決手段】同時給排形換気扇取付装置1は、枠体3と、排気吸込口7および給気吐出口6と、排気ダクト接続口9および給気ダクト接続口8と、排気吸込口7と前記排気ダクト接続口9とを連通する排気風路11と、給気吐出口6と前記給気ダクト接続口8とを連通する給気風路10と、排気風路11と給気風路10を仕切る仕切板13とを備え、排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8は、枠体3の右側面14、左側面15、上面16、下面17のいずれか2以上の面に設けられ、排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8の近傍に排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8を選択的に閉成する閉成板18を設けたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の壁面に形成された既存の貫通口に同時給排形換気扇を後付けで取り付けることを目的とする同時給排形換気扇取付装置に関するものである。
従来、この種の同時給排形換気扇取付装置は、以下のような構成となっていた。
すなわち、建物の室内側の壁面に設けられる箱状の枠体と、この枠体の換気扇取付面に取り付けた同時給排形換気扇の排気部および給気部と各々連通するように枠体の換気扇取付面に設けた排気吸込口および給気吐出口と、前記枠体に設けた排気ダクト接続口および給気ダクト接続口と、前記排気吸込口と前記排気ダクト接続口とを連通する排気風路と、前記給気吐出口と前記給気ダクト接続口とを連通する給気風路と、前記排気風路と給気風路を仕切る仕切板と、を備える構成となっていた。
このような同時給排形換気扇取付装置を用いて取付ける同時給排形換気扇の先行文献として下記特許文献1がある。また、換気扇取付装置の先行文献として下記特許文献2がある。
特開平9−4902号公報 特開2006−284113号公報
上記従来例における課題は、同時給排形換気扇取付装置を取り付ける際は、ダクトを建物の梁を避けて屋内の壁面に沿って設置する必要があるため、建物の梁等のレイアウトに応じて、枠体の排気ダクト接続口と給気ダクト接続口を設ける面を変更する必要があり、生産工数および生産コストが多くかかるという課題があった。また、建物の梁の寸法や位置を測定する際に測定誤りが生じることもあり、誤った測定結果に基づいて同時給排形換気扇取付装置の枠体の排気ダクト接続口と給気ダクト接続口を設ける面を変更した場合、設置する建物の梁等のレイアウトに適合しないという課題があった。
そこで本発明は、同時給排形換気扇取付装置を取り付ける建物の梁の位置等のレイアウトに応じて枠体の排気ダクト接続口と給気ダクト接続口を設ける面を変更する必要がなく、生産工数および生産コストを下げることができる同時給排形換気扇取付装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、建物の室内側の壁面に設けられる箱状の枠体と、この枠体の換気扇取付面に取り付けた同時給排形換気扇の排気部および給気部と各々連通するように枠体の換気扇取付面に設けた排気吸込口および給気吐出口と、前記枠体に設けた排気ダクト接続口および給気ダクト接続口と、前記排気吸込口と前記排気ダクト接続口とを連通する排気風路と、前記給気吐出口と前記給気ダクト接続口とを連通する給気風路と、前記排気風路と給気風路を仕切る仕切板と、を備え、前記排気ダクト接続口と給気ダクト接続口は、前記枠体の右側面、左側面、上面、下面のいずれか2以上の面に設けられ、前記排気ダクト接続口と給気ダクト接続口の近傍に排気ダクト接続口と給気ダクト接続口を選択的に閉成する閉成板を設けたものであり、これにより初期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、建物の室内側の壁面に設けられる箱状の枠体と、この枠体の換気扇取付面に取り付けた同時給排形換気扇の排気部および給気部と各々連通するように枠体の換気扇取付面に設けた排気吸込口および給気吐出口と、前記枠体に設けた排気ダクト接続口および給気ダクト接続口と、前記排気吸込口と前記排気ダクト接続口とを連通する排気風路と、前記給気吐出口と前記給気ダクト接続口とを連通する給気風路と、前記排気風路と給気風路を仕切る仕切板と、を備え、前記排気ダクト接続口と給気ダクト接続口は、前記枠体の右側面、左側面、上面、下面のいずれか2以上の面に設けられ、前記排気ダクト接続口と給気ダクト接続口の近傍に排気ダクト接続口と給気ダクト接続口を選択的に閉成する閉成板を設けたものであり、これにより、同時給排形換気扇取付装置を取り付ける建物の梁の位置等のレイアウトに応じて枠体の排気ダクト接続口と給気ダクト接続口を設ける面を変更する必要がなく、生産工数および生産コストを下げることができるものである。
すなわち、本発明によれば、取り付ける建物の梁の位置等のレイアウトに応じて、枠体の右側面、左側面、上面、下面のいずれか2以上の面に設けた排気ダクト接続口と給気ダクト接続口を選択して、排気ダクトと給気ダクトをその選択した排気ダクト接続口と給気ダクト接続口に各々差し込んで接続することができ、不要な排気ダクト接続口と給気ダクト接続口は接続口の近傍に設けた閉成板により閉成するので、同時給排形換気扇取付装置を取り付ける建物の梁の位置等のレイアウトに応じて枠体の排気ダクト接続口と給気ダクト接続口を設ける面を変更する必要がなく、生産工数および生産コストを下げることができるのである。
実施の形態1における同時給排形換気扇取付装置を示す図 実施の形態1における同時給排形換気扇取付装置を示す図 実施の形態1における同時給排形換気扇取付装置を示す図 実施の形態2における同時給排形換気扇取付装置を示す図 実施の形態3における同時給排形換気扇取付装置を示す図 実施の形態3における同時給排形換気扇取付装置を示す図
本発明の請求項1記載の同時給排形換気扇取付装置は、建物の室内側の壁面に設けられる箱状の枠体と、この枠体の換気扇取付面に取り付けた同時給排形換気扇の排気部および給気部と各々連通するように枠体の換気扇取付面に設けた排気吸込口および給気吐出口と、前記枠体に設けた排気ダクト接続口および給気ダクト接続口と、前記排気吸込口と前記排気ダクト接続口とを連通する排気風路と、前記給気吐出口と前記給気ダクト接続口とを連通する給気風路と、前記排気風路と給気風路を仕切る仕切板と、を備え、前記排気ダクト接続口と給気ダクト接続口は、前記枠体の右側面、左側面、上面、下面のいずれか2以上の面に設けられ、前記排気ダクト接続口と給気ダクト接続口の近傍に排気ダクト接続口と給気ダクト接続口を選択的に閉成する閉成板を設けたものである。
これにより、取り付ける建物の梁の位置等のレイアウトに応じて、枠体の右側面、左側面、上面、下面のいずれか2以上の面に設けた排気ダクト接続口と給気ダクト接続口を選択して、排気ダクトと給気ダクトをその選択した排気ダクト接続口と給気ダクト接続口に各々差し込んで接続することができ、不要な排気ダクト接続口と給気ダクト接続口は接続口の近傍に設けた閉成板により閉成するので、同時給排形換気扇取付装置を取り付ける建物の梁の位置等のレイアウトに応じて枠体の排気ダクト接続口と給気ダクト接続口を設ける面を変更する必要がなく、生産工数および生産コストを下げることができるという効果を奏する。
本発明の請求項2記載の同時給排形換気扇取付装置は、排気ダクト接続口と給気ダクト接続口は、枠体の右側面、左側面、上面、下面のいずれかの同一面に隣接して設けられ、取り付ける壁面と平行な面または壁面と直交する面により仕切られたものである。
従って、排気ダクト接続口と給気ダクト接続口は、同一面に隣接して設けられるため、給気風路と排気風路とが平行一対状に並設され、分離壁部を介して分離された給排気一体型ダクトを用いて、同時給排形換気扇取付装置に給気および排気することができる。
すなわち、給排気一体型ダクトの排気風路を排気ダクト接続口に、給排気一体型ダクトの給気風路を給気ダクト接続口に、各々接続することができるので、排気ダクトと給気ダクトが一体に形成されているため、排気ダクトと給気ダクトを各々別個に設けるより外観が煩雑にならないという効果、および、容易に施工できるという効果を奏する。
本発明の請求項3記載の同時給排形換気扇取付装置は、取り付ける壁面と平行な面により仕切られた排気ダクト接続口と給気ダクト接続口と、取り付ける壁面と直交する面により仕切られた排気ダクト接続口と給気ダクト接続口と、の両方を有するものである。
これにより、建物の壁面に形成された貫通口が1つの場合および2つの場合のいずれにの場合にも、同時給排形換気扇取付装置の排気ダクト接続口と給気ダクト接続口の仕様を変更することなく取り付けることができる。
すなわち、建物の壁面に形成された貫通口が1つの場合は、取り付ける壁面と直交する面により仕切られた排気ダクト接続口と給気ダクト接続口に接続することにより、給気風路と排気風路とが、同時給排形換気扇取付装置を取付ける壁面に対して左右に平行一対状に並設された給排気一体型ダクトを用いることができるので、左右の両側面の一方に設けた給気口から給気し、他方に設けた排気口から排気する同時給排形屋外フードを用いて、給排気一体型ダクトの給気口を同時給排形屋外フードの給気口に接続し、給排気一体型ダクトの排気口を屋外フードの排気口に接続することにより、給気する空気と排気する空気とが混合することなく1つの貫通口から給気と排気を同時に行うことができる。
また、建物の壁面に形成された貫通口が2つの場合は、取り付ける壁面と平行な面により仕切られた排気ダクト接続口と給気ダクト接続口に接続することにより、給気風路と排気風路とが、同時給排形換気扇取付装置を取付ける壁面に対して近い側と遠い側に平行一対状に並設された給排気一体型ダクトを用いることができるので、2つの貫通口の一方である第一の貫通口に給気用屋外フードを設け、他方の第二の貫通口に排気用屋外フードとを各々設け、給排気一体型ダクトの給気口を給気用屋外フードの給気口に接続し、給排気一体型ダクトの排気口を排気用屋外フードの排気口に接続することにより、給気する空気と排気する空気とを混合することなく第一の貫通口から吸気、および第二の貫通口から排気、を同時に行うことができる。
本発明の請求項4記載の同時給排形換気扇取付装置は、閉成板の周縁部の厚みを薄く形成し、閉成板に衝撃を与えることにより周縁部が切断される構成としたものである。
すなわち、閉成板の周縁部をパンチで所定板厚まで半抜き状態とし、先端部が鋭い工具にて閉成板の周縁部に衝撃を与えることにより、簡単に閉成板の周縁部を切断することができるので、建物の梁等のレイアウトに応じて、必要な排気ダクト接続口と給気ダクト接続口を開口することができる。その結果、容易に加工することができ、閉成板を部品数を増加することなく設けられるという効果を奏する。
(実施の形態1)
以下、本発明の一実施形態を添付図面を用いて説明する。
図1および図2に示すごとく、本実施の形態の同時給排形換気扇取付装置1は、建物の室内側の壁面2に設けられる箱状の枠体3と、この枠体3の換気扇取付面4に取り付けた同時給排形換気扇50の排気部51および給気部52と各々連通するように枠体3の換気扇取付面4に設けた排気吸込口7および給気吐出口6と、前記枠体3に設けた排気ダクト接続口9および給気ダクト接続口8と、前記排気吸込口7と前記排気ダクト接続口9とを連通する排気風路11と、前記給気吐出口6と前記給気ダクト接続口8とを連通する給気風路10と、前記排気風路11と給気風路10を仕切る仕切板13と、を備え、前記排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8は、同時給排形換気扇取付装置1を取付ける室内側の壁面2に向う方向を基準として、前記枠体3の右側面14、左側面15、上面16、下面17のいずれか2以上の面に設けられ、前記排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8の近傍に排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8を選択的に閉成する閉成板18を設けている。
枠体3は、横長の箱状であり、その前面は、同時給排形換気扇50を取付けるための換気扇取付面4となっている。枠体3の背面は、同時給排形換気扇取付装置1を壁に取り付けるための壁取付面5となっている。換気扇取付面4には、同時給排形換気扇50から排出される排気を吸込むための排気吸込口7と、同時給排形換気扇50に供給される給気を吐出するための給気吐出口6と、が設けられている。枠体3の排気吸込口7は、同時給排形換気扇50の排気部51と連通するように接続され、枠体3の給気吐出口6は、同時給排形換気扇50の給気部52と連通するように接続される。
排気の流れについて説明する。同時給排形換気扇50の排気部51から排出された排気は、同時給排形換気扇50の排気部51、同時給排形換気扇取付装置1の排気吸込口7、排気風路11、排気ダクト接続口9から、排気ダクト、排気ダクトが接続された壁の第二の貫通口62、第二の貫通口62に設けた排気用屋外フード90の排気口91から、屋外に排出される。
給気の流れについて説明する。給気用屋外フード80の給気口81から吸込まれた給気は、給気用屋外フード80が設けられた壁の第一の貫通口61、第一の貫通口61に接続された給気ダクト、給気ダクトが接続された同時給排形換気扇取付装置1の給気ダクト接続口8、給気風路10、給気吐出口6、同時給排形換気扇50の給気部52から同時給排形換気扇50に給気される。
同時給排形換気扇取付装置1の排気ダクト接続口9と、給気ダクト接続口8は、枠体3の右側面14、左側面15、上面16、下面17のいずれか2以上の面に、設けられる。本実施形態では、右側面14と、下面17とに、排気ダクト接続口9と、給気ダクト接続口8を設けている。
これにより、図1および図2に示すように、取り付ける建物の梁の位置等のレイアウトに応じて、枠体3の右側面14、左側面15、上面16、下面17のいずれか2以上の面に設けた排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8を選択して、排気ダクトと給気ダクトをその選択した排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8に各々差し込んで接続することができる。
同時給排形換気扇取付装置1の排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8の近傍に、排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8を選択的に閉成する閉成板18を設けている。
これにより、不要な排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8は接続口の近傍に設けた閉成板18により閉成するので、同時給排形換気扇取付装置1を取り付ける建物の梁の位置等のレイアウトに応じて枠体3の排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8を設ける面を変更する必要がなく、生産工数および生産コストを下げることができるという効果を奏する。
本実施の形態では、図1および図2に示すように、排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8は、枠体3の右側面14と、下面17の同一面に隣接して設けられ、取り付ける壁面と平行な面19により仕切られたものである。
これにより、給気風路42と排気風路43とが平行一対状に並設され、分離壁部41を介して分離された給排気一体型ダクト40を用いて、同時給排形換気扇取付装置1に給気および排気することができる。
すなわち、給排気一体型ダクト40の排気風路43を排気ダクト接続口9に、給排気一体型ダクト40の給気風路42を給気ダクト接続口8に、各々接続することができるので、排気ダクトと給気ダクトが一体に形成されているため、排気ダクトと給気ダクトを各々別個に設けるより外観が煩雑にならないという効果、および、容易に施工できるという効果を奏する。
また、図3に示すように、排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8は、取り付ける壁面と直交する面20により仕切られたものでもよい。
(実施の形態2)
本実施の形態の同時給排形換気扇取付装置は、図4に示すように、取り付ける壁面と平行な面19により仕切られた排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8と、取り付ける壁面と直交する面20により仕切られた排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8と、の両方を有するものである。
これにより、建物の壁面2に貫通口60が1つ形成されている場合および建物の壁面2に2つ貫通口(第一の貫通口61、第二の貫通口62)が形成されている場合のいずれにも、施工することができる。
すなわち、建物の壁面2に貫通口60が1つ形成されている場合は、取り付ける壁面と直交する面20により仕切られた排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8に接続することにより、給気風路42と排気風路43とが、同時給排形換気扇取付装置1を取付ける壁面2に対して左右に平行一対状に並設された給排気一体型ダクト40を用いて、同時給排形換気扇取付装置1に給気および排気する。建物の壁面2に形成された貫通口60の屋外側には、同時給排形屋外フード70を設ける。雨水や風が、屋外から貫通口60を介して屋内に浸入するのを防ぐためである。給排気一体型ダクト40に用いる同時給排形屋外フード70は、同時給排形屋外フード70の左右の両側面の一方に設けた給気口71から給気し、他方に設けた排気口72から排気する。同時給排形屋外フード70の同一面に給気口71と排気口72を設けると、給気と排気が混合してしまうため、同時給排形屋外フード70の左右の側面に別個に給気口71と排気口72を設けて、給気と排気が混合することを防止する。また、同時給排形屋外フード70の上下の側面に給気口71と排気口72を設けると、同時給排形屋外フード70の上の側面が開口するので、ここから雨水が浸入しやすくなるため、同時給排形屋外フード70の左右の側面に給気口71と排気口72を設けて、雨水が浸入することを防止する。従って、給排気一体型ダクト40の給気風路42と排気風路43とは、同時給排形換気扇取付装置1を取付ける壁面2に対して左右に平行一対状に並設されていると、同時給排形屋外フード70の左右の側面に設けた給気口71と排気口72に、給気風路42と排気風路43とを各々接続して施工することができる。
一方、建物の壁面2に貫通口(第一の貫通口61、第二の貫通口62)が2つ形成されている場合は、取り付ける壁面と平行な面19により仕切られた排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8に接続することにより、給気風路42と排気風路43とが、同時給排形換気扇取付装置1を取付ける壁面2に対して近い側と遠い側に平行一対状に並設された給排気一体型ダクト40を用いる。建物の壁面2に形成された第一の貫通口61、第二の貫通口62の一方の屋外側には、給気用屋外フード80を、他方の屋外側には、排気用屋外フード90を設ける。雨水や風が、屋外から第一の貫通口61、第二の貫通口62を介して屋内に浸入するのを防ぐためである。給排気一体型ダクト40の給気風路42と排気風路43とを屋内側で分岐し、第一の貫通口61、第二の貫通口62の一方を給排気一体型ダクト40の給気風路42に、他方を給排気一体型ダクト40の排気風路43に、各々接続する。
このように、取り付ける壁面と平行な面19により仕切られた排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8と、取り付ける壁面と直交する面20により仕切られた排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8と、の両方を有することにより、建物の壁面2に貫通口60が1つ形成されている場合と、建物の壁面2に貫通口(第一の貫通口61、第二の貫通口62)が2つ形成されている場合のいずれにも、対応することができる。
(実施の形態3)
本実施の形態の同時給排形換気扇取付装置1は、図5および図6に示すように、閉成板18の周縁部21の厚みを薄く形成し、閉成板18に先端部が鋭い工具にて衝撃を与えることにより周縁部21が切断される構成としたものである。すなわち、閉成板18の周縁部21をパンチで半抜き状態とし、先端部が鋭い工具にて閉成板の周縁部21に衝撃を与えることにより、簡単に閉成板18の周縁部21を切断することができるので、建物の梁等のレイアウトに応じて、必要な排気ダクト接続口9と給気ダクト接続口8を開口することができる。その結果、容易に加工することができ、閉成板18を部品数を増加することなく設けられるという効果を奏する。
以上のように本発明にかかる同時給排形換気扇取付装置は、建物の室内側の壁面に設けられる箱状の枠体と、この枠体の換気扇取付面に取り付けた同時給排形換気扇の排気部および給気部と各々連通するように枠体の換気扇取付面に設けた排気吸込口および給気吐出口と、前記枠体に設けた排気ダクト接続口および給気ダクト接続口と、前記排気吸込口と前記排気ダクト接続口とを連通する排気風路と、前記給気吐出口と前記給気ダクト接続口とを連通する給気風路と、前記排気風路と給気風路を仕切る仕切板と、を備え、前記排気ダクト接続口と給気ダクト接続口は、前記枠体の右側面、左側面、上面、下面のいずれか2以上の面に設けられ、前記排気ダクト接続口と給気ダクト接続口の近傍に排気ダクト接続口と給気ダクト接続口を選択的に閉成する閉成板を設けたことにより、同時給排形換気扇取付装置を取り付ける建物の梁の位置等のレイアウトに応じて枠体の排気ダクト接続口と給気ダクト接続口を設ける面を変更する必要がなく、生産工数および生産コストを下げることができるものであるので、同時給排形換気扇取付装置等として有用である。
1 同時給排形換気扇取付装置
2 壁面
3 枠体
4 換気扇取付面
5 壁取付面
6 給気吐出口
7 排気吸込口
8 給気ダクト接続口
9 排気ダクト接続口
10 給気風路
11 排気風路
13 仕切板
14 右側面
15 左側面
16 上面
17 下面
18 閉成板
19 壁面と平行な面
20 壁面と直交する面
21 周縁部
40 給排気一体型ダクト
41 分離壁部
42 給気風路
43 排気風路
50 同時給排形換気扇
51 排気部
52 給気部
60 貫通口
61 第一の貫通口
62 第二の貫通口
70 同時給排形屋外フード
71 給気口
72 排気口
73 2層ダクト
80 給気用屋外フード
81 給気口
90 排気用屋外フード
91 排気口

Claims (4)

  1. 建物の室内側の壁面に設けられる箱状の枠体と、この枠体の換気扇取付面に取り付けた同時給排形換気扇の排気部および給気部と各々連通するように枠体の換気扇取付面に設けた排気吸込口および給気吐出口と、前記枠体に設けた排気ダクト接続口および給気ダクト接続口と、前記排気吸込口と前記排気ダクト接続口とを連通する排気風路と、前記給気吐出口と前記給気ダクト接続口とを連通する給気風路と、前記排気風路と給気風路を仕切る仕切板と、を備え、前記排気ダクト接続口と給気ダクト接続口は、前記枠体の右側面、左側面、上面、下面のいずれか2以上の面に設けられ、前記排気ダクト接続口と給気ダクト接続口の近傍に排気ダクト接続口と給気ダクト接続口を選択的に閉成する閉成板を設けた同時給排形換気扇取付装置。
  2. 排気ダクト接続口と給気ダクト接続口は、枠体の右側面、左側面、上面、下面のいずれかの同一面に隣接して設けられ、取り付ける壁面と平行な面または壁面と直交する面により仕切られた請求項1記載の同時給排形換気扇取付装置。
  3. 取り付ける壁面と平行な面により仕切られた排気ダクト接続口と給気ダクト接続口と、取り付ける壁面と直交する面により仕切られた排気ダクト接続口と給気ダクト接続口の両方を有する請求項1または2記載の同時給排形換気扇取付装置。
  4. 閉成板の周縁部の厚みを薄く形成し、閉成板に衝撃を与えることにより周縁部が切断される構成とした請求項1〜3のいずれか一つに記載の同時給排形換気扇取付装置。
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JP2016038104A (ja) * 2014-08-05 2016-03-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 換気用ダクト
JPWO2017163387A1 (ja) * 2016-03-24 2018-06-28 三菱電機株式会社 熱交換換気扇

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