JP2012205564A - 脱穀装置用の扱胴 - Google Patents
脱穀装置用の扱胴 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012205564A JP2012205564A JP2011074904A JP2011074904A JP2012205564A JP 2012205564 A JP2012205564 A JP 2012205564A JP 2011074904 A JP2011074904 A JP 2011074904A JP 2011074904 A JP2011074904 A JP 2011074904A JP 2012205564 A JP2012205564 A JP 2012205564A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- threshing
- rod
- handling
- end side
- tooth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】駆動回転されることにより扱室14に供給された穀稈を脱穀処理するように構成されるとともに、回転軸芯方向に沿う姿勢で且つ周方向に間隔を隔てて並ぶ状態で複数の棒状部材47が備えられ、各棒状部材47の夫々に径方向外方に向けて突出する状態で且つ回転軸芯に沿う方向に間隔を隔てて並ぶ状態で複数の扱歯48が取り付けられ、扱歯48が棒状部材47の表面に溶接固定する状態で取り付けられている。
【選択図】図5
Description
一方、脱穀処理物の移送終端側に対応する箇所では、多くの穀稈が既に脱粒しているものの、この脱粒した穀粒が脱粒茎稈等の処理物の間にササリ込む状態で存在することがあり、このようなササリ籾は打撃回数を多くしなければ分離し難いものとなる。
図1には、稲や麦などを収穫対象とする全稈投入形コンバインの全体側面が示されており、このコンバインは、車体フレーム1にエンジン2や図外の変速装置などを搭載し、車体フレーム1の下部に、変速装置などを介して伝達されるエンジン2からの動力で駆動される左右一対のクローラ式走行装置3を装備し、車体フレーム1の前部に、収穫対象の植立穀稈を刈り取って後方に向けて搬送する刈取搬送装置4を昇降揺動可能に連結し、車体フレーム1の左半部に、刈取搬送装置4からの刈取穀稈に対して脱穀処理を施すとともに、その脱穀処理で得られた処理物に対して選別処理を施す脱穀装置5を搭載し、車体フレーム1の右半部に、脱穀装置5からの穀粒を貯留するとともにその貯留した穀粒の袋詰めを可能にする袋詰装置6を搭載し、車体フレーム1における袋詰装置6の前方箇所に搭乗運転部7を備えて構成されている。
受網17の下方には、受網17から漏下した処理物の選別を行う揺動選別機構19、選別用の風を送風する唐箕20、揺動選別機構19にて選別された穀粒を回収する一番回収部21、枝梗付き穀粒やワラ屑などの混在物である二番物を回収する二番回収部22等が備えられ、揺動選別機構19の機体後方側には吹き飛ばされた細かなワラ屑等を機外に排出するための排出口23が形成されている。
このように構成することで、多くの穀粒が着粒状態となっている搬送始端側では間隔を広めにして扱歯48の個数をできるだけ少なくして、構成の簡素化並びに駆動負荷の軽減を図りながら、多くの穀粒が既に脱粒している搬送終端側では、扱歯48の間隔を狭くして扱歯48による打撃作用の頻度を高めて、脱粒茎稈等の処理物の間にササリ込む穀粒を分離させて良好な脱穀作用を発揮できるようにしている。
このように構成することで、揺動端側が予め少し斜め上方に位置するように構成されており、側部カバー50を閉じるときに、枢支部分のガタや自重による片持ち荷重に起因して揺動端側が少し下方に傾斜することを防止して、適正な位置で閉じることができるようになっている。
4個の受網構成体17A,17B,17C,17Dは同一形状であり、図6に示すように、円周方向の両側部に設けられた断面略L字形の基枠53Aに、帯状板からなる複数の縦桟53Bを、扱胴16の周方向に一定間隔を隔てる状態で前後向きに整列配備し、円弧状に湾曲形成した帯状板からなる複数の第1横桟53Cを、扱胴16の支軸方向となる前後方向に所定間隔を隔てる状態で左右向きに整列配備し、円弧状に湾曲形成した丸棒の線材からなる複数の第2横桟53Dを、隣接する第1横桟53Cの間において、前後方向に一定間隔を隔てる状態で左右向きに整列配備して、その網目が、扱胴16の周方向に沿う方向の長さが前後方向に沿う方向の長さよりも長くなる横長の矩形に形成されている。
図7に示すように、受網17の機体前部側箇所には、供給口25を備えるとともに受網17と揺動選別機構19との間の隙間を覆うように構成された前部側仕切り板56が、左右両側の第1支持フレーム51及び第2支持フレーム54に亘って連結される状態で備えられており、この前部側仕切り板56に複数のガイドレール52のうちの機体前部側の受網支持用のガイドレール52Aが溶接固定されている。
又、奥側の受網構成体17A,17Bの縦桟53Bが、中継用支持体58の上側水平面部58Bの上面部に載置支持されており、手前側の受網構成体17C,17Dにおける基枠53Aの外方延設部分の先端が、中継用支持体58の下側水平面部58Cの上面部に載置支持される構成となっている。
そして、奥側の隙間埋め部材63Aの開口側端部が中継用支持体58の断面形状に沿うように切欠形成されており、その端縁が縦板部58Aと上側水平面部58Bとに接当する状態で支持されている。又、手前側の隙間埋め部材63Bも同様に、奥側の端縁が縦板部58Aと下側水平面部58Cとに接当する状態で支持されている。
又、隙間埋め部材63は、扱胴16の軸芯方向視(前後方向視)で後部側仕切り板57と同じような形状となっており、外周側は複数の直線部分からなる折れ線形状に構成されている。
(1)上記実施形態では、棒状部材47が角形の角パイプ状に構成されるものを示したが、このような構成に代えて、例えば、図9(a),(b)に示すように、断面形状がチャンネル形のものやH形のものでもよい。又、図示はしないが断面形状がL字形のもの、断面形状が丸パイプ状のものを部分的に平坦面にプレス加工したもの等でもよい。又、表面が平坦面に形成されるものに限らず、図9(c)に示すように丸パイプ状のものとしてもよい。但し、この場合には、扱歯48として丸パイプ状の棒状部材47の表面に沿うように折り曲げたものを用いることになる。
17 受網
47 棒状部材
47A 表面
48 扱歯
Claims (4)
- 駆動回転されることにより扱室に供給された穀稈を脱穀処理するように構成されるとともに、回転軸芯方向に沿う姿勢で且つ周方向に間隔を隔てて並ぶ状態で複数の棒状部材が備えられ、前記各棒状部材の夫々に径方向外方に向けて突出する状態で且つ前記回転軸芯に沿う方向に間隔を隔てて並ぶ状態で複数の扱歯が取り付けられている脱穀装置用の扱胴であって、
前記扱歯が前記棒状部材の表面に溶接固定する状態で取り付けられている脱穀装置用の扱胴。 - 前記棒状部材の表面が平坦面に形成されている請求項1記載の脱穀装置用の扱胴。
- 前記扱歯が前記棒状部材における回転方向下手側に位置する表面に溶接固定する状態で取り付けられている請求項1又は2記載の脱穀装置用の扱胴。
- 前記扱歯が、回転軸芯方向の一端側から他端側に移送される脱穀処理物の移送終端側に対応する箇所では、移送始端側に対応する箇所よりも前記回転軸芯に沿う方向での間隔が狭い状態で前記各棒状部材に取り付けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の脱穀装置用の扱胴。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011074904A JP5584644B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | 脱穀装置用の扱胴 |
CN 201220129989 CN202587887U (zh) | 2011-03-30 | 2012-03-30 | 脱粒装置用脱粒筒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011074904A JP5584644B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | 脱穀装置用の扱胴 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012205564A true JP2012205564A (ja) | 2012-10-25 |
JP5584644B2 JP5584644B2 (ja) | 2014-09-03 |
Family
ID=47185951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011074904A Expired - Fee Related JP5584644B2 (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | 脱穀装置用の扱胴 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5584644B2 (ja) |
CN (1) | CN202587887U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014193140A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-09 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 脱穀部の扱胴構造 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021020497A1 (ja) * | 2019-07-31 | 2021-02-04 | 株式会社クボタ | コンバイン及び脱穀装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1118558A (ja) * | 1997-07-09 | 1999-01-26 | Kubota Corp | 脱穀装置の扱胴構造 |
JP2008178417A (ja) * | 2008-03-14 | 2008-08-07 | Kubota Corp | 脱穀装置の扱胴構造 |
-
2011
- 2011-03-30 JP JP2011074904A patent/JP5584644B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2012
- 2012-03-30 CN CN 201220129989 patent/CN202587887U/zh not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1118558A (ja) * | 1997-07-09 | 1999-01-26 | Kubota Corp | 脱穀装置の扱胴構造 |
JP2008178417A (ja) * | 2008-03-14 | 2008-08-07 | Kubota Corp | 脱穀装置の扱胴構造 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014193140A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-09 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 脱穀部の扱胴構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5584644B2 (ja) | 2014-09-03 |
CN202587887U (zh) | 2012-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4484779B2 (ja) | 脱穀装置の扱胴構造 | |
CN108207289B (zh) | 联合收割机 | |
JP5739709B2 (ja) | 脱穀装置 | |
JP2010233475A (ja) | コンバインの脱穀装置 | |
JP2020048474A (ja) | コンバイン | |
JP5584644B2 (ja) | 脱穀装置用の扱胴 | |
JP6270689B2 (ja) | 脱穀装置 | |
JP5943620B2 (ja) | 脱穀装置 | |
JP5797940B2 (ja) | コンバインの扱胴 | |
JP4484956B2 (ja) | 全稈投入型コンバインの脱穀装置の扱胴構造 | |
JP4956576B2 (ja) | コンバイン | |
JP6013552B2 (ja) | 脱穀装置 | |
JP2013201964A (ja) | 脱穀装置及びこの脱穀装置を備えたコンバイン | |
JP5081193B2 (ja) | コンバインにおけるチャフシーブ構造 | |
JP6016491B2 (ja) | 普通型コンバインの脱穀装置 | |
JP5174059B2 (ja) | 全稈投入型コンバインの脱粒穀稈排出構造 | |
JP2015154779A5 (ja) | ||
JP2019208389A (ja) | 脱穀装置 | |
WO2022019073A1 (ja) | 脱穀装置及び収穫機 | |
JP2022021781A (ja) | 脱穀装置 | |
JP4769312B2 (ja) | コンバインにおけるチャフシーブ構造 | |
JP6619276B2 (ja) | コンバイン | |
JP5797952B2 (ja) | コンバインの扱胴 | |
JP5406977B2 (ja) | 全稈投入型コンバインの脱穀装置 | |
JP2015100339A (ja) | 脱穀装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130325 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130709 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130718 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130912 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140619 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140718 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5584644 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |